市制100周年を迎えた本市の土地利用と都市施設について
まちづくり・都市基盤要旨議員は市制100周年を機に、高齢化と人口減少に対応した土地利用の見直しと、駅周辺整備に併せたバス路線再編および周辺地域の都市施設改善を求めた。市は都市計画マスタープランと立地適正化計画に基づき、駅周辺整備と並行したバス路線再編と用途地域見直しを検討する方針を示した。
背景市制100周年に合わせて鉄道高架事業が本格化する一方で、約50年前に造成されたニュータウン地域では施設老朽化と住民高齢化が進展しており、全国の同様の大規模団地でも同じ課題が浮かび上がっていることから。
※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)
- 本市の土地利用の現状とこれからの在り方につ
- 中心市街地の土地利用と都市施設の見直しについて
- 中心市街地の用途地域の見直し
- 公共交通、特にバス路線の再編
- 金岡北部地域の用途地域の見直しと都市施設の改善について
- 用途地域の見直し
- 路線バスの増便、デマンドバス等地域公共交通の運行
- ボトルネックの解決
市長市制100周年を迎えた本市の土地利用の現状と今後の在り方についてお答えいたします。 本市は、海・山・川の豊かな自然の恵みのものと地形や地盤などの土地条件に応じて、市街地や農地等の整備・形成が進み、今の都市の姿が形づくられてまいりました。土地…答弁の全文を読む
市制100周年を迎えた本市の土地利用の現状と今後の在り方についてお答えいたします。
本市は、海・山・川の豊かな自然の恵みのものと地形や地盤などの土地条件に応じて、市街地や農地等の整備・形成が進み、今の都市の姿が形づくられてまいりました。土地利用の現状につきましては、沼津市都市計画マスタープランにおいて、1、にぎわいと活力にあふれる県東部地域の広域拠点都市の形成、2、より安全で、より快適な市街地の形成、3、自然と共生する土地利用の3つを基本方針に掲げ、自然的土地利用や都市的土地利用を図る区域、新たな交通基盤を生かした産業立地を検討する地区などの区分も設ける中で、その実現に向けた整備や機能誘導を図っております。土地利用の在り方の見直しにつきましては、平成29年に人口減少や新東名高速道路などの基盤整備、東日本大震災を踏まえた自然災害への対応など、社会経済の変化に対応していくためにマスタープランを改定したほか、平成31年には、マスタープランの高度化版と言われる立地適正化計画を策定し、持続可能なコンパクト・プラス・ネットワークのまちづくりを目指し、人口密度を維持して生活に必要なサービス等を確保する居住誘導区域と、沼津駅周辺など医療や福祉・子育て・商業等の機能を拠点に集約していく都市機能誘導区域を定め、土地利用の誘導を図っております。今後につきましても、引き続きコンパクト・プラス・ネットワークのまちづくりを推進していくとともに、社会情勢等の変化を捉えながら、マスタープラン等の見直しも検討する中で対応してまいります。
残余につきましては、担当部長から答弁いたします。
都市計画部長中心市街地の土地利用と都市施設の見直しについてお答えします。 初めに、中心市街地の用途地域の見直しについてですが、現在、沼津駅周辺総合整備事業の進展と合わせ、中心市街地を人中心の空間へと再編していくために、中心市街地まちづくり戦略を策定し、…答弁の全文を読む
中心市街地の土地利用と都市施設の見直しについてお答えします。
初めに、中心市街地の用途地域の見直しについてですが、現在、沼津駅周辺総合整備事業の進展と合わせ、中心市街地を人中心の空間へと再編していくために、中心市街地まちづくり戦略を策定し、まちづくりを進めております。まちづくり戦略では、4つの戦略のうち戦略2で、拠点機能の立地促進を定め、新たに生まれる鉄道施設跡地、とりわけ中心市街地に近接している車両基地跡地については、市役所や広域的な医療施設など、公共公益施設の立地可能性を検討することとなっております。今後、静岡東部拠点第二地区土地区画整理事業における仮換地指定作業も進む中で、公共公益施設の配置可能エリアも定まってくることから、当該事業の進捗、市民ニーズなども見極めながら、誘導機能を検討する中で既存の用途地域の変更の必要性について検討してまいります。また、戦略3のまちなか居住の促進と市街地環境の向上においては、まちのにぎわい形成に資する都市機能を含む集合住宅の立地促進などを掲げ、優良建築物等整備事業による民間建物整備支援も本年度から開始したところであります。まちなかの商業地域における建て替えが想定されておりますが、昨年度に都市空間デザインガイドラインを策定し、官民一体となって統一的なデザインの下、空間づくりを進めていくためにも地区計画等による必要な意匠や用途等の規制の必要性についても合わせて検討してまいります。
次に、公共交通、特にバス路線の再編についてですが、コンパクト・プラス・ネットワークのまちづくりを推進していく上で、公共交通の維持・確保は重要であり、とりわけ、路線バスについては運転免許証を持たない学生や高齢者にとっては身近な移動手段であり、環境負荷への低減を図る上でも重要な移動手段であると認識しております。今後、沼津駅周辺総合整備事業の進展により、南北の市街地が一体化されるとともに、都市計画道路や高架側道が整備されることで、中心市街地とその周辺地域は快適な街路空間で行き来が可能となります。このため、バス路線の再編や新たなモビリティーを活用した移動手段の充実を図り、中心市街地と各地域拠点とのネットワークを強化し、市民や来訪者の利便性の向上に努めてまいります。
次に、金岡北部地域の用途地域の見直しと都市施設の改善についてお答えします。
初めに、用途地域の見直しについてですが、金岡北部地域は、昭和40年代に組合施行による土地区画整理事業が行われ、第一種低層住居専用地域として戸建て住宅による良好な住環境の整備がなされ、地域内には南北に都市計画道路西熊堂線や東熊堂線がおおむね整備されている状況であります。その後、平成14年には岡宮北土地区画整理事業の施行に伴い、都市計画道路の沿線に沿道利用が可能となる用途地域を張りつけ、地区計画を定めるなど、基盤整備と合わせたきめ細やかな土地利用計画を定めております。用途地域につきましては、地域の特性に応じた良好な都市環境を形成することを目的に、都市計画法に規定する手続を経て定めており、その変更に当たりましては、都市計画マスタープランに定める将来像との整合や土地利用の動向、都市基盤の整備状況などを踏まえて見直すべきものと考えており、現状においては当該地域の用途地域を見直す予定はございません。
次に、路線バスの増便、デマンドバス等地域公共交通の運行についてですが、現在の駿河台地区の路線バスの運行状況は、地区の北部に愛鷹運動公園や東部運転免許センターがあることから、平成29年度からバス事業者が1日3往復に運行を拡充し、維持してきましたが、利用者は少なく運行の継続は大変厳しい状況にあると伺っております。また、バス事業者からは、物流業界における労働環境改善の動きにより、運転手の労働時間を削減していく必要があることから、運転手不足が一層深刻化しており、全市的に早朝や最終便を中心に減便せざるを得ない状況と伺っております。このため、市としましては、重複路線の解消や等間隔ダイヤへの調整など運行の効率化に取り組むとともに、運転手の確保に向けた取組をバス事業者と一緒になって検討しております。また、新たな地域公共交通としましては、大岡地区で実証運行を実施したタクシーを活用した移動サービスについて、他地域での展開を視野に入れ、住民団体への支援を進めていきたいと考えております。
建設部長金岡北部地区のボトルネックとなっている道路への対応についてお答えします。 豊町や高尾台を通る都市計画道路東熊堂線及び高砂町や駿河台を通る都市計画道路西熊堂線は、現在整備を進めている都市計画道路沼津南一色線に接続することから、令和8年度の暫定…答弁の全文を読む
金岡北部地区のボトルネックとなっている道路への対応についてお答えします。
豊町や高尾台を通る都市計画道路東熊堂線及び高砂町や駿河台を通る都市計画道路西熊堂線は、現在整備を進めている都市計画道路沼津南一色線に接続することから、令和8年度の暫定供用開始により、ボトルネックによる渋滞は解消されると考えております。また、暫定供用開始に伴い交通車両が沿線地域の生活道路へ流入することが想定されることから、地域内道路の安全を確保するため、道路標識や路面標示などによる安全対策について警察や地元自治会の御意見を伺いながら、引き続き進めてまいります。
次に、現道の部分的な横つなぎについてですが、丘陵部の地形上、急な斜面地への道路建設や橋梁の架設が必要な箇所もあることから、早急な対応は難しいと考えていますが、周辺の利用状況を勘案しつつ、利便性の向上に向け、地元自治会や関係機関と協議を行ってまいります。