沼津市議会の一般質問・議案/市の計画 沼津市政アーカイブ

沼津市議会の議事録を市民向けに構造化。
一般質問=議員が問うたこと/議案・議決=議会が決めたこと/市の計画=市が目指していることを、横断して見られます(第1回〜第12回定例会・2023.6–2026.2)。

久保田吉光 議員

議員久保田吉光

志政会3期根古屋地区

所属委員会: 建設水道危機管理委員会・特別会計企業会計予算決算委員会(委員長)

登壇 2回 ・ 論点 3件 ・ 質問細目 21件 ・ 代表質問 1回

副議長

令和5年5月22日〜令和6年5月27日

第1〜4回定例会は副議長職のため、一般質問に登壇できませんでした。

選挙公報の公約を見る沼津のポテンシャルを引き出します!! / ~活力ある沼津を取り戻す!!~

掲載名: 久保田よしみつ / 自民党公認 保護司 行政書士 不動産会社経営 / 64歳(掲載時)

産業・経済の活性化⇒企業誘致と雇用の創出

  • 沼津駅鉄道高架事業の強力な推進とそれに伴うまちづくり
  • 東駿河湾環状道路をはじめとする交通インフラの整備促進
  • 革新的農林水産業の創出と地産地消のしくみづくり・AOI-PARCとの連携・有機農業の推進
  • 興国寺城等の歴史的文化遺産を活用したまちづくり

子育てしやすい教育環境の整備

  • 子供の貧困対策
  • 少人数学級の実現
  • 待機児童の削減
  • 保育士の待遇改善
  • 情操教育の充実
  • 食育の推進
  • インクルーシブ教育の推進

健康と高齢者福祉、障がい者福祉の充実

  • 統合医療をはじめとする予防医療・介護予防による心身ともに健康なまちづくり
  • コミュニティと地域包括ケアシステムの充実による健康寿命の延伸

スポーツとにぎわいのまちづくり

  • スポーツに親しみやすい環境の整備
  • スポーツツーリズム・サイクルツーリズムの推進
  • アスルクラロ沼津の支援
  • eスポーツの研究と活用

安心安全の街づくり

  • 地震・津波・治水を主とした防災対策の推進
  • 地域防犯対策の推進

浮島小・中、沼津東高、明治大学法学部卒。(有)オフィスクボタ代表取締役・行政書士・保護司。

※ この内容は2023年4月23日執行 沼津市議会議員選挙の選挙公報(沼津市選挙管理委員会発行・画像PDF)をAIが文字起こししたものです。情報提供を目的とした掲載で、候補者間の比較・評価のためではありません。誤読や省略の可能性があるため、正確な内容は沼津市選挙管理委員会の選挙公報(1ページ目・公式サイトのPDF。新しいタブで開きます)↗でご確認ください。

第6回2024-09-25

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき質問をいたします。

最初に、本市ホームページにおける情報発信について伺います。

自治体の広報の手段には様々なものがありますが、インターネットが日進月歩で発達する現在では、広報紙と並ぶ大きな媒体としてホームページがあります。本市ホームページのトップ画面を見ましても、様々な情報のコンテンツの窓口として多くのテーマごとに検索機能を持たせております。また、LINE、Instagram、FacebookやXなどのSNS、YouTubeや、また、直近ではチャットGPTなどとのひもづけなど、情報の検索機能によって得られる情報量は膨大であります。最もこれらの機能を全ての市民が活用しているわけではありませんが、ツールとして備えていくことは、広報戦略としても必要なことであると思います。ところで、一般に様々な情報を検索する場合には、ホームページのトップページから入り、各テーマのサイトに案内され、連絡先、PDFなどの文書データや画像データを取得することになります。そのような情報の取得が適している分野、あるいは情報の羅列に向いている分野もあるかと思います。それに対して、電子地図情報を活用すると極めて直接的にまた瞬時に情報を提供することのできる分野も数多くあります。電子地図情報は、地理情報システムGISにより提供されるものですが、このGISデータを活用すれば、必要な情報をそれに載せることができます。ちなみに、他自治体の導入事例を見ますと、函南町のかんなみわが街マップのサイトは非常によくできていると評価しております。函南町の公式ホームページとは別にリンクされており、そのトップ画面の窓口にあるくらしの欄から入ると、選挙投票所の場所、自治会の区域図、ごみ置場の場所、バス路線、防犯灯や広報施設の場所など、生活に密着した情報が電子地図上で表示され、一目で確認することができます。防災の欄ではハザードマップはもちろんですが、浸水被害の履歴まで電子地図上に詳細に表示されます。単にPDFデータの表示ではなく、データが電子地図上に載せられているため、拡大縮小や移動も自由にでき、検索者の位置関係も表示されます。子育て・教育の欄では子育て・教育施設の場所のほか、小中学校の校区が色分けされて表示されています。医療・福祉の欄では病院・福祉施設の場所、AEDの設置場所や民生委員担当地区などまでが表示されます。また、インフラ関係では、水道配管図、下水道台帳図や公共下水道認可区域までが表示されます。ちなみに、本市においては、上下水道配管図は、水道部の窓口に赴き申請しなければ取得できません。以上のように、電子地図情報を利用した情報は検索者の位置情報と必要とする情報にリンクされるため、瞬時に必要な情報を得ることができます。これらの事例を見ますと電子地図を活用すれば、市民生活に必要な情報をかなり広範囲にわたり公開できることが分かります。また、当然のことながら、個人情報に抵触するような情報もなく、公益的情報の提供という観点からは何ら問題はないと思われます。

そこで質問いたします。

函南町のほかに富士市のふじタウンマップや静岡市の静岡市地図情報インターネットサービスなど、GISを利用したサイトを設置して情報発信している自治体が複数ありますが、その認識と評価をお尋ねいたします。

以上のような電子地図情報を活用した情報発信は、現状、市民が必要な情報を入手するために様々な部署を訪ねたりする手間を省くことから、市民の利便性向上に大きく寄与するものと考えますし、当局職員の業務の負担軽減にもつながると思われます。DXを推進する本市においては、速やかに導入すべきと考えますが、導入の可能性についてお尋ねいたします。

次に、盛土規制についてお尋ねいたします。

先月、新聞紙上で本市の条例に違反して不適切盛土行った業者のうち、改善命令に従わなかった事業者が公表されました。不適切盛土といいましても、許可された規模や高さを大きく超えて土砂を搬入する盛土もありますが、公共工事により出る盛土や産業廃棄物、汚染土壌を含む盛土もあります。大きく分けて、前者のような盛土は災害防止を目的とする規制が必要となると言えます。また、後者の場合には、生活環境の保全を目的とする規制が必要と考えますが、まず、これらの盛土の現状と認識についてお尋ねいたします。

ところで、県の盛土条例は令和3年に発生した熱海の土石流災害により多くの犠牲者が出たことを受け、速やかな実効性ある盛土規制に取り組むために、国に先行して、令和4年7月、県下一律に規制をかけたものと認識しています。本市の盛土等の規制に関する条例は、県の盛土条例を受けて、令和5年10月1日に施行されています。ここでは、論点を絞るために、災害防止を目的とする許可された規模や高さを超えた盛土について質問していきます。

本市の盛土等の規制に関する条例が施行されたのは、令和5年10月でありますが、前述した改善命令に従わなかった事業者は、それ以前から長期間にわたると考えられる不適切盛土を行っていたと思われます。そこで、それまでの条例と令和5年10月改正後の条例では、規制内容がどのように改正されたのでしょうか。また、その効果をお尋ねいたします。

私が実際に経験した案件ですが、極端な高さに盛られた不適切盛土により隣接した農地の水路が押し上げられて損壊し、排水不能となり水田の耕作ができなくなったことから、耕作者や部農会役員らとともに、その事業者に対し直接改善の申入れをしたことがありました。しかしながら、行政指導など紙切れ程度にしか思っておらず、違法性の認識も持たない事業者の態度を見て、条例に一体どれほどの強制力や実効性があるのだろうかと大変歯がゆい思いをしたことがあります。本市の所管の担当者も違反業者への対応は、大変苦慮されてることは承知しておりますが、法律や条例などの法令を駆使して手後れになる前に早期に違反を取り締まっていくことが肝要であると思います。

関連して、国により令和5年5月26日に施行された盛土規制法についてお伺いします。

この法律は、正式には宅地造成法及び特定盛土等規制法と言いますが、市として、災害の防止を目的につくられたと認識しております。それに基づいて、いずれは県条例も改正されると思いますが、その際、盛土規制法と県条例による規制が重複しないために、県条例は必要な見直しをする方向であるとも伺っております。また、盛土規制法は令和7年5月までの2年間の経過措置期間を置き、基礎調査を踏まえて関係市町村から意見聴取するものとされています。県では、盛土を一律に規制するのではなく、土地利用を目的とする開発型盛土と処分型盛土とに分けて、開発型盛土を適用除外とするような検討を進めるとも伺っているところです。そこで、盛土規制法が施行されたことによる本市への影響をお尋ねいたします。

また、県による基礎調査の結果と、それを受けた本市の対応をお尋ねして、私の質問を終わります。

本市ホームページにおける情報発信について

行財政・行政運営

要旨議員は函南町・富士市・静岡市などのGISを活用した電子地図情報公開サービスを例示し、沼津市でも市民の利便性向上と業務効率化のため速やかに導入すべきと問うた。市は他市町の取り組みを利便性向上に寄与するものと評価した上で、災害情報システムで電子地図公開を予定しており、統合型GISの次期システム更新に合わせて公開機能の導入を検討すると答えた。

背景インターネットの発達により自治体ホームページが主要な広報媒体となる中、従来のPDF・テキスト形式では得にくい位置情報と連動した直感的・視覚的な情報提供手段として、近隣自治体でGIS活用が広がっているという状況がある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 電子地図情報を活用した情報発信について
  • 他市町の事例の認識とその評価
政策推進部長電子地図情報を活用した情報発信についてお答えします。 初めに、他市町の事例の認識とその評価についてですが、電子地図情報の公開は、様々な情報を任意の地点・区域で表示し、地図上で確認できるもので、他市町においては自治会区域など暮らしに関する情報…答弁の全文を読む

電子地図情報を活用した情報発信についてお答えします。

初めに、他市町の事例の認識とその評価についてですが、電子地図情報の公開は、様々な情報を任意の地点・区域で表示し、地図上で確認できるもので、他市町においては自治会区域など暮らしに関する情報、各種ハザードマップなど防災に関する情報、教育施設など子育て・教育に関する情報などの発信に活用されており、情報の直感的な検索及び視覚的な把握が可能であることから、市民の利便性向上に寄与するものと認識しております。

次に、導入の可能性についてですが、災害情報につきましては、現在、一元的に情報を共有するシステムの構築を行っており、これにより各種ハザードマップ、避難所の位置や開設状況、道路の通行止め情報などを電子地図情報として公開する予定であります。また、本市では、業務の効率化・高度化を図るため、庁内に保有する地図資源を一元管理する統合型地理情報システムを導入しております。現在のシステムには、外部に公開する機能が搭載されておりませんが、統合型地理情報システムの活用は、沼津市情報化推進・官民データ活用推進計画の個別施策に位置づけ、公開型のシステムの導入についても取り組むこととしていることから、次期のシステム更新に合わせ、公開機能の導入を検討してまいります。

盛土規制について

防災・減災

要旨議員は、市内の不適切盛土の現状・条例改正の内容・盛土規制法の影響・静岡県の基礎調査結果と市の対応について質問した。市は、35か所中17か所の是正が完了し残りも指導強化中であること、令和5年10月施行の改正条例で市内全域に規制を拡大・罰則強化したこと、県の基礎調査で示された市内全域の規制区域案に賛同する予定であることを答えた。

背景令和3年の熱海土石流災害を契機に国・県・市で盛土規制が強化される中、市内でも複数の不適切盛土事案が発生し、改善命令に従わない事業者が公表される事態となったことが質問の背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 本市における不適切盛土
  • 災害防止及び生活環境保全の2つの目的に係る不適切盛土の現状と認識
  • 盛土条例の改正内容と効果
  • 令和5年5月26日施行の盛土規制法
  • 盛土規制法が施行されたことによる本市への影響
  • 規制区域指定に向けた静岡県による基礎調査の結果と本市の対応
都市計画部長災害防止及び生活環境保全の2つの目的に係る不適切盛土の現状と認識についてお答えします。 市内の不適切盛土につきましては、市が監視及び是正指導をしている全35か所のうち、令和6年8月末時点で17か所の是正が完了しております。残る箇所につきまし…答弁の全文を読む

災害防止及び生活環境保全の2つの目的に係る不適切盛土の現状と認識についてお答えします。

市内の不適切盛土につきましては、市が監視及び是正指導をしている全35か所のうち、令和6年8月末時点で17か所の是正が完了しております。残る箇所につきましても、市民の安全・安心な暮らしを確保するため、本市盛土条例に基づく改善措置命令を発出するなど、指導を強化するとともに、命令に従わない事業者については、違反事実の公表を進めており、本年8月に6件公表したところであります。また、引き続き静岡県警察や静岡県、近隣自治体と連携を図りながら、情報交換や定期的なパトロールなどを実施することで、違反盛土行為の早期発見、抑制・防止に努めてまいります。

次に、盛土条例の改正内容と効果についてお答えします。

本市盛土条例は、盛土等に関する規制内容を強化するため、旧条例である沼津市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の全部を改正し、令和5年10月1日に施行いたしました。主な改正点としましては、県盛土条例の規制の及ばない小規模な盛土を規制するとともに、条例の適用範囲を旧条例の市街化調整区域から市内全域へと拡大したことや、周辺地域の住民等に対する事業内容の周知の義務化、土地所有者に対する改善措置勧告の規定のほか、罰則を地方自治法の上限である罰金100万円、懲役2年以下まで引き上げたことであります。これにより、盛土規制の及ばない区域がなくなり、市内全域において不適切盛土の防止・是正に対する指導体制が強化されました。

次に、盛土規制法が施行されたことによる本市への影響についてお答えします。

盛土規制法は、盛土等による災害から国民の生命、身体を守るため、盛土等を行う土地の用途やその目的にかかわらず、危険な盛土等を全国一律の基準で包括的に規制するものであります。今後静岡県により規制区域が指定された後の適用となりますが、重い罰則規定の対象となることから、不適切盛土対策がより強化されるものと考えております。

次に、規制区域指定に向けた静岡県による基礎調査の結果と本市の対応についてお答えします。

盛土規制法に基づく規制区域を定めるために、静岡県が実施した基礎調査の結果として、市内全域を規制区域の候補とする案が本年3月に示されました。本市としましても、不適切盛土は山間地や平たん地など場所に限らず危険なものであり、現条例の規制区域と変わらないことから、静岡県が示した区域案に賛同する予定であります。

第10回2025-09-24

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づいて、興国寺城跡の整備について質問をしていきたいと思います。興国寺城については一般的には北条早雲こと、伊勢宗瑞がこの城を足がかりとして、掘越公方を倒して、勢力を伸ばしていき、後にその時代が戦国時代の幕開けとして伝えられていることは有名な話であります。興国寺城跡は、平成7年3月に、国の史跡として指定されて以来30年、指定区域の用地取得と発掘調査が連綿と続けられてきていることは周知のとおりであります。その工程の中で、発掘調査のたびに、現地説明会が開催され、得られた学術的な知見が報告されてきました。歴史を検証し、文化的価値を明らかにして保存していくという、大変貴重な活動でありますし、考古学ファンにとっても大きな関心の的となっていることは想像に難くありません。約11万平方メートルという広大な指定地であると同時に、最後の天野康景公の時代に廃城になるまで、約500年間にわたり、北条、今川、武田、徳川などの歴代大名の支配下によって、10人の城主の変遷があったと言われていることから、発掘調査とその分析などの作業は極めて複雑で、多岐にわたることは容易に想像できます。また、学術的・歴史的価値を踏まえた本質的価値を明確にする必要からも、そのための作業には相当な時間と労力を要することは理解できます。ところで、現在進行中の興国寺城跡の保存整備計画については、第5次沼津市総合計画を最上位計画として、令和4年3月に策定された史跡興国寺城跡保存活用計画に基づき進められていると承知しておりますが、この計画は、令和4年から令和14年を前期計画、令和15年から令和24年までを後期計画として定めており、大変長期にわたる遠大な計画であります。そのため、現状においては、保存整備後の全体構想といいますか、グランドデザインというものがどういうものなのか、なかなかイメージがつかみにくいように感じられます。市民の中には、城郭そのものの復元を想像する方もいらっしゃいますし、私は壮大な歴史文化の薫りを伝えながらも、市民の憩いの場所となるような史跡公園のようなものを想像しております。そこで、第5次沼津市総合計画の関連計画でもある第2次沼津市緑の基本計画においてはどのように位置づけられているのかお尋ねいたします。

また、第2次沼津市緑の基本計画は、史跡興国寺城跡保存活用計画とともに、第5次沼津市総合計画の一部分を構成するものと思いますが、両計画の整合性についてもお伺いいたします。

続いて、史跡興国寺城跡保存活用計画について質問いたします。

用地取得の進捗率は、令和4年の段階で95%、令和5年の段階で95.7%と過去の答弁で伺っておりますが、令和7年の現在までの進捗はどこまで進んでいるのでしょうか。また、発掘調査とそれに伴う分析作業の進捗状況もお伺いいたします。

次に、史跡興国寺城跡保存活用計画と整備基本計画というものがあるんですが、その関係とともに、全体計画における現在地と今後の方針について伺います。

続いて、整備基本計画について伺います。

整備基本計画の現在の策定状況と取組内容を教えてください。

毎年の発掘調査は、間断なく続けられていると思いますが、発掘後の埋め戻された土地やそのほかの指定区域内に生えている雑草木の成長の早さにはいつも驚かされています。興国寺城保存整備計画において令和7年予算の取組内容において、調査分析に要する費用と、雑草木の除去作業に要する予算を教えてください。

ところで、現地を訪れる来場者は年間1万人を超えると言われています。仄聞するに、日本の100名城及び続日本の100名城を合わせた中でもかなり上位の人気を誇ると聞き及びます。来場の記念スタンプまたは案内リーフレットは現地または浮島地区センターに設置されておりますが、全国の城めぐりをされているファンのためにも今後、現地に訪問ノートを設置することを考えていただきたいと思います。それによって、より正確な来訪者の人数を把握することができますし、来場者の目的、感想、出身地なども集計でき、これからの整備計画に生かすことができます。ぜひ検討していただきたいと思います。

続いて、便益施設について質問をいたします。

私見ではありますが、現状の遺構は、本丸、二の丸、北のくるわ、三の丸土塁など十分に城郭の形状を残しており、整備後に現れるであろう外形上の姿と大きく変わるものではないように想像しております。現状でもその魅力は来場者の見学に十分耐え得るものと思われます。それゆえに、多くの来場者が全国から引きも切らずに訪れているのではないでしょうか。しかしながら、来場者にとって最も困っている問題はトイレと言われています。現在は根古屋自治会が設置している地元のイベント用の仮設トイレしかありません。それは、いつまでも設置し続けられるものでもありません。それがもしなくなったら衛生問題はどうするのでしょうか。11万平方メートルの緑豊かな広大な史跡の中には、人が隠れるほどの草木は十分にありますからと言えるのでしょうか。それでは、せっかくぬまづの宝100選にも登録されている史跡が、宝の持ち腐れになるように思います。保存活用計画の中で、指定区域内においてはトイレの設置は難しいと言われていますが、もしそうであるとすると、恒久的なトイレの設置は計画が終了する20年近く先になってしまうことになりませんか。保存活用計画の遂行に支障を来さない必要最小限の便益施設としてのトイレを先行して整備することができれば、来場者が衛生的にも快適な環境の中で見学ができるのではないでしょうか。また、駐車場は、指定区域内の場所に、現在のように暫定的に利用することができるようですが、史跡の価値を認識してもらうためにほかの史跡にもよく設置されているガイダンス施設も必要ではないかと考えます。本格的な建物は現段階では難しいとしましても、暫定的な案内表示板等の設置の検討はできないでしょうか。いずれの案件も文化庁との今後の協議に期待したいと思います。

そこで質問しますが、保存活用計画ではこれらの便益施設は、指定区域外、つまり外堀において整備するとされています。便益施設を保存活用計画に並行して、または先行して整備することはできないのでしょうか。または、規則の中にそのような縛りがあるのか、今後の取組について伺います。

地元浮島地区または市内において、興国寺城に関する研究会等の民間団体が数団体立ち上がっていると聞きます。これまでにも、地元自治会で指定区域内において、各種イベントの実施が許可されてきましたが、今後、整備が進むにつれて、指定区域内の利用も制限されていくのではないかとの危惧もあります。地元と一体になり、地元の宝をまちづくりに生かすために、調査に支障のない範囲で可能な限りの協力が求められていくだろうと思われます。市民が興国寺城と歴代城主についての様々な言い伝えについて学習し、歴史的知見を磨いていくことは大変すばらしいことと思いますが、今後このような団体との連携をどのように進めていくのかお尋ねして、私の質問を終わります。

興国寺城跡整備について

観光・文化・スポーツ

要旨議員は、国史跡指定から30年を迎える興国寺城跡について、整備後のグランドデザイン・用地取得と発掘調査の進捗・整備基本計画の策定状況・トイレ等便益施設の整備・民間団体との連携を質問した。市は、将来的に「歴史公園」として整備する方針を示し、用地取得率約95.7%・整備基本計画を今年度末までに策定予定・トイレについては国と協議していく・民間団体との連携強化を図ると答弁した。

背景興国寺城跡は平成7年の国史跡指定から30年にわたり用地取得・発掘調査が続いており、年間来場者が1万人を超える一方、現地にトイレ等の便益施設が整備されていないことが課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 整備後のグランドデザイン
  • 第2次沼津市緑の基本計画における位置づけ
  • 史跡興国寺城跡保存活用計画
  • 用地取得の進捗状況
  • 発掘調査と分析作業の進捗状況
  • 計画全体における現在地と今後の方針
  • 整備基本計画との違い
  • 整備基本計画
  • 整備基本計画の策定の状況
  • 計画の取組内容
  • 興国寺城保存整備事業に支出する年間予算の内訳
  • ガイダンス施設、トイレ・駐車場等の便益施設の必要性に対する認識と今後の取組
  • 地域で立ち上がっている歴史研究会等の民間団体との連携
教育次長興国寺城跡整備についてお答えします。 初めに、整備後のグランドデザインについてですが、第2次沼津市緑の基本計画の位置づけにつきましては、本市を特徴づける緑の保全と活用として、史跡・名勝・天然記念物等の保全と活用が取り上げられており、興国寺城…答弁の全文を読む

興国寺城跡整備についてお答えします。

初めに、整備後のグランドデザインについてですが、第2次沼津市緑の基本計画の位置づけにつきましては、本市を特徴づける緑の保全と活用として、史跡・名勝・天然記念物等の保全と活用が取り上げられており、興国寺城跡は、調査成果を踏まえた保存活用計画や復元整備計画の策定を推進し、市民に親しまれる歴史公園としての整備を目指すこととしております。

また、緑の基本計画との整合性についてですが、興国寺城跡を将来的に歴史公園とすることを踏まえ、令和4年3月に史跡興国寺城跡保存活用計画を策定しております。

次に、同保存活用計画についてですが、用地取得につきましてはこれまでに多くの方々に御理解、御協力をいただき、令和7年8月末の用地取得率は約95.7%、発掘調査は平成30年度までに史跡全域を実施しており、整理作業の後、順次、調査報告書を取りまとめているところであります。全体計画としましては、同保存計画で示した整備方針を具現化するため、今年度末までに整備基本計画を策定する予定であり、策定後は、基本設計・実施設計を経て、工事に着手することとしております。

次に、整備基本計画についてですが、現在、有識者や文化庁、静岡県、地元自治会により組織される興国寺城跡整備調査委員会等に意見を伺いながら、原案の作成に取り組んでいるところであります。また、興国寺城跡は多くの方に興味関心をいただいている史跡であることから、市内外の方から意見を聞くことも検討しております。

今年度予算の主な内容につきましては、整備基本計画の策定支援業務委託、発掘調査整理作業、史跡の維持管理費や案内板の整備等、約1,320万円を計上しております。

次に、ガイダンス施設やトイレ等の便益施設の設置につきましては、文化財保護法等により原則、史跡外となっておりますが、興国寺城跡は広大であることから、例外的に史跡内に設置が認められているトイレについては、今後、国等と協議してまいります。

次に、地元で立ち上がっている興国寺城跡に関わる民間団体との連携についてですが、興国寺城跡は、本市が誇る歴史文化資産であり、地域の宝であると認識しております。地域の宝を守り生かし、地域の活性化を図るためには、官民一体、総がかりで歴史文化資産の保存・活用に取り組む必要があると考えておりますので、今後は様々な機会を捉え、関係団体等との連携強化を図ってまいります。

代表質問(会派代表として登壇)

以下は会派を代表して行った代表質問です。個人の一般質問とは異なり、会派として作成・調整した質問です。要旨・背景・答弁は一般質問と同じ形式で掲載しています。

第8回2025-02-27無所属を代表

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問をいたします。

本市の農業政策についてお尋ねをいたします。

従来の農業、いわゆる慣行農業については、既に1番議員や17番議員が質問をしておりますので、私は切り口を変えて質問をさせていただきます。

現在農業は、昨今の記録的な気象変動がもたらす豪雨や台風、高温による作物の収量や品質の低下という重大なリスクの中にあります。そのような中、SDGsにあるように世界の趨勢は安心・安全で、持続可能な農業が求められていると言っていいと思います。また、それは、環境と調和の取れた農業とも言えるのではないでしょうか。本市においても、採算が取れなかったり、後継者不足により耕作ができなくなることにより、耕作放棄地は増え続け、本来、なりわいを支え、生きるための糧としてあった多くの農地が荒廃していく。このような状況を誰が想像できたでしょうか。既に令和3年に農林水産省で策定されております、みどりの食料システム戦略は、世界で拡大する有機農法、いわゆるオーガニックを見据えて、持続可能な食料システムの構築を目指したものと思われます。まさに世界の趨勢を政策に落とし込んだものとして評価されていると思います。その中の大きな目標の1つは、耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を2050年までに25%まで拡大するというものであります。2020年の段階で約0.3%の耕地面積でありますので、遠大な目標であることには違いありませんが、国内の取組面積は少ないながらも、過去10年間で約40%拡大しているとのことであります。有機農業の定義ですが、我が国では、科学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業と定義されております。また、有機JASマークは、国際機関であるコーデックス委員会のガイドラインに準拠して生産された有機農産物のみが使用できるものとされ、大変ハードルが高いものとなっております。

そこで質問です。

従来の慣行農業への取組が必要であることは当然でありますが、国の推進するみどりの食料システム戦略に即した本市の取組があればお伺いをいたします。

ところで、みどりの食料システム戦略における国の取組の一環として、オーガニックビレッジというものがあります。オーガニックビレッジとは、農林水産省が推進する事業ですが、有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず、事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組を進める市町村と定義されております。県内では、既に掛川市、藤枝市、川根本町などが取り組んでおり、新たに静岡市、富士宮市、島田市、伊豆の国市が加わり、昨年までに全国では131市町村がオーガニックビレッジ宣言を行っております。また、伊豆の国市や三島市においては、以前より本格的な有機農法の実験農場や取組の事例があります。本市においても、小規模ではありますが、有機農法に取り組んでいる方々も少なからずおられます。そのような中、オーガニック給食を採用している保育園や小学校においてはアトピーが改善したり、インフルエンザの欠席が減ったり、給食の完食率が上がり残菜が減ったりするなど、いい効果が見られているとの報告があります。また、千葉県いすみ市においては、市長が先導して、有機米100%や8品目の有機野菜の給食を実施していますが、その結果、このまちに住みたい、子育てをしたいという移住者が増え、農業者が有機農業に移行したり、有機農業を始める新規就農者が増えたりという、予想外の効果を生み出しております。もちろん自治体の規模や環境など諸事情もありますので、一足飛びに有機農法の比率を増やすというのは現実的ではないと思いますが、従来の慣行農業と並行して小さな卵からでも育てていくことは流れをとめることができない世界の趨勢や、時代の要請からしても必要なことではないでしょうか。とりわけオーガニックに造詣の深い賴重市長でありますので、御共感をいただけるのではないでしょうか。現実問題として、収量や効率を追求するために、農薬や化学肥料を使用する従来の慣行農業と比較すると、有機農法は病害虫の管理や土壌管理に労力を要しますし、収量も安定しません。経営の安定を図るには、簡単でないことは想像に難くありません。しかしながら、慣行農業の農産物に比べて高い価格帯にもかかわらず、有機農産物を購入する健康志向の高い消費者は確実に存在し、増えております。また、有機農業分野のスマート農業技術においても、除草ロボット、AIを使った土壌の診断システム、低コストで有機肥料を製造する技術なども開発されており、導入の余地は多方面にわたってあります。そこで、有機農法の拡大のためには、未来を見据えた見地から何が課題であるかを伺います。

次に、新規就農者の発掘について伺います。

新規就農者確保のために、新たに就農フェアに出展するとのことですが、いつの時代も、どの場所でも、その業界やその仕事に魅力がなければ人は集まりません。農業の魅力とは何か。自然と関わり、食べ物を育てる喜び、就農を考える人にはそれぞれの思いはあると思いますが、それ以外になりわいとして成り立つような根本的な問題をどのようにして解決するかは、取組農家の個別の事情の差があるとしても、業界として大きな課題と思われます。ちなみに、農業を始めようとする人の約9割が有機農法に興味を持っているとのアンケート調査の結果があるそうであります。化学肥料や農薬を使用しないことや、環境問題への意識の高い若年層の間で、新たな農業の形として有機農業への関心が高まっていることもあり、市場拡大への期待は高まっていると言われております。最後に、有機農法も含めた新規就農者の発掘のために、どのようなアプローチをされるかお尋ねして、私の質問を終わります。

本市の農業政策について

産業・経済・雇用

要旨議員は、耕作放棄地増加と気象変動対策として、国の「みどりの食料システム戦略」に基づいた有機農業拡大と新規就農者確保に向けた本市の取組を問うた。市側は環境配慮型農業の補助事業新設とJA等との連携による有機農業者支援・新規就農者確保に努めると答弁した。

背景慣行農業の採算性低下と後継者不足により耕作放棄地が増え続ける中、国が有機農業を含む持続可能な農業への転換を推進しており、県内でもオーガニックビレッジ宣言をする市町村が増えている状況がある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 未来を見据えた農業政策の推進13番
  • 国が推進する「みどりの食料システム戦略」久 保 田 吉 光 の取組※ 会 派 「 志 政 会 」 の
  • 有機農法拡大のための課題発 言 時 間 を 使 用
  • 新規就農者の発掘
市長未来を見据えた農業政策の推進についてお答えいたします。 初めに、国が推進するみどりの食料システム戦略の取組についてですが、本戦略は令和3年5月に農林水産省が策定したもので、農業が抱える担い手不足などの課題を解決するとともに、環境負荷の低減に…答弁の全文を読む

未来を見据えた農業政策の推進についてお答えいたします。

初めに、国が推進するみどりの食料システム戦略の取組についてですが、本戦略は令和3年5月に農林水産省が策定したもので、農業が抱える担い手不足などの課題を解決するとともに、環境負荷の低減による持続的で安定した生産基盤の構築などを目的としております。SDGsや環境への関心が高まる中、本市においても、環境に配慮した持続可能な農業への取組が重要であるという考えの下、本年度に環境に優しい土に帰る生分解性プラスチックを利用する農業資材や有機質肥料の使用に対する資源循環型農業推進事業補助金を新設したところであり、2月末までで30人の補助を予定しております。

次に、有機農法拡大のための課題についてお答えいたします。

有機農業につきましては、議員も日頃の活動の中におきまして、様々な取組を通じ、その深い知見をお持ちであると認識しているところでございますが、化学肥料や化学農薬を使う農業手法と比較して、有機質肥料による栽培であったり、無農薬の害虫駆除など、手間がかかる上に高コストとなること、さらに、有機農産物の市場価格が残念ながら安定しておらず、収益性の確保にも課題があるところでございます。加えてJAS法に基づく厳しい基準をクリアする必要があり、認証プロセスが煩雑であることなど、生産者の負担が大きく、有機農業を実践する農業者が少ないというのが、本市を含む全国的な状況であります。しかしながら、環境に配慮した持続可能な農業への取組は大変重要でございますし、私ども沼津市内においても、例えばオーガニックフェスのような、有機農法により生産された農産品を扱うイベント等がかなり開催されているということと、若い世代の方々に大変関心の高いイベントとなっているような事例もあります。このようなことから、今後につきましても、JAや関係団体と連携を図りながら、有機農業に取り組んでいる、また取り組んでみたいと考えている農業者の情報収集を行うとともに、そうした農業者に必要な支援を実施してまいります。

次に、新規就農者の発掘についてお答えいたします。

これまで、JAや関係機関などで構成する受入れ連絡会を通じて、新規就農者の就農支援等を実施してまいりましたが、令和7年度においては、新たな取組として、8番議員、1番議員にもお答えさせていただきましたが、新規就農者の確保を目的といたしました新農業人フェアに出展し、本市で新規就農した先輩農家による就業相談を実施することで、有機農業も含めた本市農業従事者の確保に努めてまいります。