沼津市議会の一般質問・議案/市の計画 沼津市政アーカイブ

沼津市議会の議事録を市民向けに構造化。
一般質問=議員が問うたこと/議案・議決=議会が決めたこと/市の計画=市が目指していることを、横断して見られます(第1回〜第12回定例会・2023.6–2026.2)。

大川敬太郎 議員

議員大川敬太郎

沼津志帥会1期西浦久連地区

所属委員会: 総務経済委員会(副委員長)・特別会計企業会計予算決算委員会

登壇 4回 ・ 論点 11件 ・ 質問細目 29件

選挙公報の公約を見る地域の魅力を磨き上げ 元気で活力ある沼津を!!

掲載名: 大川けいたろう / 無所属 / 47歳(掲載時)

産業の活性化を支援

農業の振興を強力に推進

南部地区から元気を発信

防災対策の強化と改善

子育て支援と福祉の充実

昭和50年生まれ、みかん農家。西浦小・長井崎中・伊豆中央高・東京農業大卒。沼津商工会議所に23年間勤務、経営指導員歴15年。

※ この内容は2023年4月23日執行 沼津市議会議員選挙の選挙公報(沼津市選挙管理委員会発行・画像PDF)をAIが文字起こししたものです。情報提供を目的とした掲載で、候補者間の比較・評価のためではありません。誤読や省略の可能性があるため、正確な内容は沼津市選挙管理委員会の選挙公報(3ページ目・公式サイトのPDF。新しいタブで開きます)↗でご確認ください。

質問一覧(11件)

第2回2023-09-25

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

それでは、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。

初めに、高齢化、人口減少時代における農業振興についてお伺いします。

本市においては、皆さん御承知のとおり、豊かな自然環境の中で様々な産業が行われています。その中で温暖な気候と地理的・地形的な特性を生かした農業も盛んに行われ、寿太郎みかん、あしたか牛、沼津茶など沼津市を代表する名産品も数多くあります。特にその中で寿太郎みかんは、昭和50年に本市西浦の山田寿太郎氏が発見し、三浦地区を中心に、今では年間約2,500トンが生産され、約330軒の農家の皆さんが携わる沼津市発祥の全国に誇れる名産品となっています。また、昭和58年、平成8年、平成28年の3度にわたり皇室献上茶となった沼津茶や、生産面から厳しい基準をクリアした地元産のブランド米であるするがの極、風味豊かで柔らかい肉質と評価の高いあしたか牛などのブランド力を持つ農産品が生産されています。このような背景の中、創立1周年を迎え、全国でも有数の規模を誇り、格段の機能強化・体質強化が図られたJA富士伊豆を中心に、沼津ねがた白ねぎや西浦レモネードなど、新たな名産品となり得る農産品の開発や生産支援、普及・啓発など、農業生産の拡大に向けた取組が進められています。しかしながら、少子高齢化・人口減少が加速する中、あらゆる業種同様、特に農業においては、全国的な課題として後継者不在・担い手不足が深刻な状況となっており、労働力の確保や担い手の育成、安定的な経営などが難しくなり、それに伴い農地の荒廃や耕作放棄地の拡大が進むといった悪循環の下、農業を取り巻く環境は厳しさを増す一方であり、本市もその例外ではありません。私は、これまでの沼津市政100年の発展を支えてきたのは、第一次産業、第二次産業、第三次産業がそれぞれバランスよく発展し、時々の不況の波をはね返してきた沼津の産業構造と、それを力強く守ってきた市民の努力の積み重ねだと考えています。賴重市長は、本年度の施政方針の中で重点的に取り組む4つの視点を掲げ、その一つとして、産業が元気なまちづくりを推進すると述べられています。そこでは、まちの活性化に向け産業構造の変化も見据えた業務の効率化、農林水産業における六次産業化などの推進、地産地消や農水産物のブランド化などを推進していくと、大変頼もしく明確に施策の方針を打ち出されています。

そこでお伺いします。

産業振興について強い意欲で取り組まれる賴重市長ですが、本市の農業の現状、農業振興の現状をどのように把握し、どのような認識をお持ちか、まずお伺いします。

また、これからの100年に向けては、賴重市長がおっしゃるとおり、地産地消や農産品のブランド化の推進など、これまで以上に実効性のあるものとして進めていくことが重要となってくると思いますが、本市としては、生産者をはじめ関係機関とどのようにスクラムを組み、どのような支援策などをもって取り組もうとされているのか、考えをお伺いします。

次に、鳥獣被害への対策についてお伺いします。

本市南部三浦地区を中心に、西浦みかん、寿太郎みかんの生産が行われている中で、イノシシや鹿による被害が長年懸念事項となっています。近年では生息域が変化し、今まで被害のなかった地区・園地にも被害が広がっています。また、愛鷹山麓や香貫山周辺、千本松原でもイノシシの目撃情報が多くある中で、住居地域が近く、猟銃による駆除ができないという状況であり、市全域で農地だけでなく市民の身体への被害も懸念されます。農業における鳥獣害対策は、各農家において電柵等を設置するなどし対応しておりますが、実情として、ミカン生産においては、一本の木の幹が鹿に被害を受けた場合、その木は枯れてしまいます。柵を設置して防御を図るという以前に、何年も育て、これから収穫期を迎える木を切らなければならないという状況になり、柵の設置を行えないことや園地自体の再生を断念し、耕作放棄地にしてしまうところも発生しています。また、産地としても、本市としても、名産品を守るという視点からすると、柵の設置では、対策をされた農地から、されていない農地に有害鳥獣が移動するだけで、抜本的な解決にはつながりません。産地・名産品を守るためには、有害鳥獣の個体数を減らさなければなりません。本市としても有害鳥獣対策を進められてはおりますが、これまでの対策では決して十分とは言えず、地域の実感、農家の実感としては、被害が減少しているとはとても思えないのが現実です。

そこでお伺いします。

本市としては、鳥獣被害の現状についてどのように認識しているのでしょうか。

また、抜本的な取組として個体数を減らすことが重要であると申し上げましたが、その取組として個体捕獲対策に係る補助事業の拡充や貸出しも含むわな設置の拡充、猟友会など関係機関との連携強化なども有効ではないでしょうか。今後の鳥獣被害対策についての本市の考えをお伺いします。

次に、農業における設備投資促進策についてお伺いします。

農業経営においては、近年、スマート農業などの新しい形が求められる一方で、労働力不足を補うための設備投資や鳥獣被害対策に対する継続した設備投資が必要となっています。商工業者では、国・県において、3分の2補助、上限50万円の小規模事業者持続化補助金や、経営力向上補助金、同じく3分の2補助で上限750万円から1,250万円のものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金や補助上限2,000万円から7,000万円の事業再構築補助金など、商工業者であれば広く使える補助制度が毎年ある一方で、農業者向けの補助金は、令和2年度に農林水産省が実施した経営継続補助金も単年で終了してしまい現在は行われていないなど、制度自体が少ないのが現状です。農業における設備投資に対しては、現在、JAふじ伊豆や本市でも補助制度があります。しかし、10%、15万円の補助率・補助金額の上限や、補助対象者も認定農業者や新規就農者に限られるなど、商工業者の補助金と比較して、補助率・補助金額の面で同等、もしくはそれ以上と言える制度はなく、商工業者のように幅広く使え、投資意欲が湧くような制度はありません。投資意欲を促進するためには50%、50万円以上の補助率・補助金額を望む声を伺っています。設備投資に対する補助金は、作業の効率化や品質の向上だけでなく設備購入先の売上げにもつながり、また、設備の内容や投資の効果によっては、労働力の代替や雇用の創出などのメリットも見込まれます。生産者の高齢化や地域コミュニティの衰退、温暖化や大規模自然災害などの課題に直面する中、農業者は毎年の収入が安定せず、大きな借入れにも足踏みをする経営環境にあります。これからの農業や地域の将来を見据えた力強い産業基盤を構築していくためには、生産力の向上と持続性の両立を図るイノベーションが不可欠であり、前向きに取り組む農業事業者のみならず、日々汗を流しながら地道に取り組む農業者に対しても、生産意欲とチャレンジ意欲を湧き立てられるような補助拡充が必要であると考えます。

そこでお伺いします。

産業が元気なまちづくりを推進する本市として、商工業分野に後れを取ることのないよう、農業振興を図るために農業分野における設備投資に対する独自の補助制度の創設などが必要と考えますが、いかがでしょうか。当局のお考えをお伺いします。

次に、女性の起業支援の拡充についてお伺いします。

農業経営において労働力不足、担い手不足というお話をしましたが、その中で、女性の能力を労働力として活用することが不可欠となっています。一方で、特に郊外の地区においては、子供の学校や習い事への送迎を考えると、子育て世代の女性は就業時間で制約を受ける企業等はハードルが高く、思うように働けない状況があります。そのような中で、自身の今までの経験や趣味、家業である農業を生かして自らが起業し、収入を得たいという声があります。子育て世代の妻・母が自宅や自宅の近くで事業を行うということは、自分や子供の都合に合わせることもでき、また、その知識は顧客獲得などの経営全般や確定申告などで他の家族に対するメリットもあり、非常に有効な手段であると考えます。本市においては、創業支援策として、国の産業競争力強化法に基づく創業支援等事業計画の認定を受けており、その中で、沼津商工会議所が行っている創業応援塾は特定創業支援等事業に位置づけられており、要件を満たした受講者に対しては、市内での法人設立時の登録免許税の軽減や創業融資の貸付利率の引下げ、小規模事業者持続化補助金の創業枠200万円の利用が可能になるなどのメリットがあります。一方で、本市は女性の起業希望者向けの支援策として、Woman’s起業応援スクールを実施していますが、こちらは、国の産業競争力強化法に基づく創業支援等事業計画にも、特定創業支援等事業にも位置づけがなく、受講者には創業応援塾のような支援メニューは設定されておりません。

そこでお伺いいたします。

賴重市長は、これまでも女性の活躍や労働参画に深い御理解を示されておりますが、女性の起業に対する本市の取組や実績について、どのように認識されているのか。

また、Woman’起業応援スクールの創業支援等事業計画への位置づけや受講者への支援策など、今後の女性起業支援についてどのようにお考えかお伺いし、1回目の質問とさせていただきます。

発言 2 / 2

農業振興については、賴重市長、担当部長より、今後の取組に対し様々な力強い御答弁をいただきました。今後もさらなる成果を期待いたします。女性の起業支援の拡充に係る2回目の質問をさせていただきます。

特定創業支援等事業は起業者にとってメリットが多いことから、起業者のニーズも高いものとなっております。他の自治体の状況として静岡市や浜松市では、特定創業支援等事業を複数位置づけるなど、起業を志す方のニーズに応じた使い分けができる環境となっております。本市においては、創業応援塾の1事業のみとなっておりますが、今後、特定創業支援等事業の拡充についてどのように考えているかお伺いし、私の質問を終了します。

高齢化、人口減少時代における農業振興について

産業・経済・雇用

要旨議員は、少子高齢化・人口減少の中で本市の農業産出額や従事者が減少している現状認識と、西浦みかんなど名産品のブランド化をいかに推進するかを問うた。市は、農業産出額減少と従事者減少・高齢化を課題と認識し、高価値品種への改植支援や沼津茶愛飲運動、新産品の市場調査など、関係団体との連携によるブランド化対策を進めていると答弁した。

背景沼津市は寿太郎みかん、沼津茶などの全国有数の名産品を有するが、全国的な農業課題として後継者不足・担い手不足が深刻化し、農地荒廃や耕作放棄地の拡大が進んでいる。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 本市の農業の現状認識
  • 農産品のブランド化への認識とその支援策
市長本市の農業の現状認識についてお答えいたします。 農林水産省の統計によると、令和3年の本市の農業産出額は61億4000万円で、平成27年に比べ6億1000万円の減少となっております。また、令和2年の農業従事者数は2,167人で、平成27年との…答弁の全文を読む

本市の農業の現状認識についてお答えいたします。

農林水産省の統計によると、令和3年の本市の農業産出額は61億4000万円で、平成27年に比べ6億1000万円の減少となっております。また、令和2年の農業従事者数は2,167人で、平成27年との比較においては618人減少するとともに、平均年齢については令和2年は63.81歳で、平成27年に比べ2.61歳上昇しております。このことから、農業産出額の減少をはじめ、農業従事者の減少や高齢化の進行などの課題を抱えているものと認識しております。

次に、農産物のブランド化への認識とその支援策についてお答えいたします。

農産物のブランド化につきましては、競合商品との差別化をはじめ知名度や価格の向上により農業者の収入増や地域の活性化につながることから、積極的に推進していく必要があるものと認識しております。そうした中、本市の基幹作物でありますミカンにつきまして、地理的表示産品、こちらGIということでございますけれど、登録された西浦みかん寿太郎やゆら早生などの市場価値の高い品種への改植を支援するとともに、お茶については、富士伊豆農業協同組合等と連携して沼津茶愛飲運動を展開しており、沼津茶応援大使を活用したPR活動や煎茶パックの配布、茶摘み体験など知名度の向上及び消費拡大に努めているところであります。また、南駿地域のブランド米、するがの極につきましては、関係市町やJAで組織するブランド米推進協議会において普及活動や作付面積の拡大に関する取組を行うほか、沼津ねがた白ねぎや西浦レモネードなど、新たな産品のブランド化に向けた市場調査等に着手しております。今後におきましても、関係団体等と連携し、様々な産品のブランド化に積極的に取り組んでまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

鳥獣被害への対策について

産業・経済・雇用

要旨議員は、イノシシ・鹿による農業被害が深刻で防護柵だけでは抜本的解決にならず、個体数削減が重要だと主張。市は昨年度855アール、約2,000万円の被害を報告し、実施隊による138頭の捕獲実績と防護柵補助などを紹介し、今後も関係団体と連携すると答えた。

背景本市の寿太郎みかんなど農産品は有名産地だが、近年イノシシ・鹿の被害が生息域の変化に伴い拡大し、ミカン樹が枯れる被害で農家の耕作放棄が進む一方、愛鷹山麓など住居地域での目撃情報も増えて銃による駆除が困難になっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 鳥獣被害の現状認識
  • 今後の鳥獣被害対策
  • 個体数を減らす政策
産業振興部長鳥獣被害の現状認識についてお答えします。 昨年度、農業者から申告があった鳥獣被害については、被害面積855アール、被害金額約2,000万円となっており、こうした被害により農業者の営農意欲の減退や耕作放棄の拡大が懸念されることから、鳥獣被害対…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

鳥獣被害の現状認識についてお答えします。

昨年度、農業者から申告があった鳥獣被害については、被害面積855アール、被害金額約2,000万円となっており、こうした被害により農業者の営農意欲の減退や耕作放棄の拡大が懸念されることから、鳥獣被害対策を講じ、農産物への被害の軽減に努めていく必要があると考えております。個体数を減らす対策といたしましては、本市では、平成29年度から民間の捕獲実務者と市職員で構成する沼津市鳥獣被害対策実施隊を組織し、令和4年度はイノシシ等138頭の捕獲を行ったところであります。また、有害鳥獣の捕獲活動を行う駿東猟友会沼津支部に対し報酬を支出するほか、農業者による有害鳥獣防護柵の設置や狩猟免許の取得への補助などを行っております。今後も関係団体等と連携し、有害鳥獣の個体数減少に向けて取り組んでまいります。

次に、農業分野における独自の補助メニュー創設についてお答えします。

本市では、これまで農業における施設整備については、国の産地生産基盤パワーアップ事業費補助金を活用し、沼津市西部におけるホウレンソウ工場の施設整備に補助金を交付したほか、国・県の経営発展支援事業費補助金を活用し、新規就農者が農業用設備や機械を購入する資金に補助を行うなど、設備投資に関する補助を行ってまいりました。また、本年度は、農業経営安定化を図るため、JAが行う農業機械購入事業に対し上乗せ補助を実施しております。農業機械購入に係る独自の補助メニューにつきましては、国・県の補助メニューの調査研究を行うとともに、他市の事例や他産業の補助制度等も参考にしながら、必要な支援策を検討してまいります。

次に、女性起業に対する実績と現状認識についてお答えします。

産業競争力強化法に基づく創業支援等事業計画における令和4年度の女性起業の実績といたしましては、市内の創業者数79名のうち女性は27名で、34%となっております。起業セミナーの女性参加者の意向として、生活との両立や趣味を生かした起業を目指す方が多く、女性が起業しやすい環境づくりとしては、必要な実務知識の提供をはじめ、家族の理解や仲間づくりが重要であると認識しております。

次に、Woman’s起業応援スクールの創業支援等事業計画における位置づけですが、特定創業支援等事業が起業の具体的な準備段階にある方を対象としているのに対し、現在、本スクールは、起業に興味を持つ女性を対象とした起業への第1ステップの内容であり、事業の性格が異なるものであります。今後、本スクールがより実践的な女性の起業支援につながるよう、特定創業等事業の要件等を踏まえ、本スクールの在り方を検討してまいりたいと考えております。また、今後の女性起業支援についてですが、女性の起業は本市の経済活性化に不可欠であり、第5次沼津市男女共同参画基本計画に掲げる令和7年度の女性起業割合50%という数値目標に向け、沼津商工会議所や沼津市商工会などの創業支援に携わる関係者との緊密な連携を図りながら、起業を目指す方の様々なニーズに沿った効果的な施策を展開してまいります。

農業における設備投資促進策について

産業・経済・雇用

要旨議員は、少子高齢化による担い手不足と鳥獣被害に対応するため、農業分野における独自の補助メニュー創設と個体数削減を中心とした抜本的な鳥獣対策の強化を提案した。市は国・県の補助制度を活用し本年度は機械購入事業への上乗せ補助を実施していること、また鳥獣対策実施隊の設置と補助制度で対応していることを答弁し、独自補助メニューについては他市事例を参考にしながら検討していくと述べた。

背景沼津市では寿太郎みかんや沼津茶などのブランド農産品を生産しているが、少子高齢化・人口減少により後継者不足と担い手不足が深刻化し、農地荒廃や耕作放棄地の拡大が進んでいる。また、イノシシや鹿による鳥獣被害(昨年度被害面積855アール、被害金額約2,000万円)が農業者の営農意欲を減退させている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 農業分野における独自の補助メニュー創設
産業振興部長鳥獣被害の現状認識についてお答えします。 昨年度、農業者から申告があった鳥獣被害については、被害面積855アール、被害金額約2,000万円となっており、こうした被害により農業者の営農意欲の減退や耕作放棄の拡大が懸念されることから、鳥獣被害対…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

鳥獣被害の現状認識についてお答えします。

昨年度、農業者から申告があった鳥獣被害については、被害面積855アール、被害金額約2,000万円となっており、こうした被害により農業者の営農意欲の減退や耕作放棄の拡大が懸念されることから、鳥獣被害対策を講じ、農産物への被害の軽減に努めていく必要があると考えております。個体数を減らす対策といたしましては、本市では、平成29年度から民間の捕獲実務者と市職員で構成する沼津市鳥獣被害対策実施隊を組織し、令和4年度はイノシシ等138頭の捕獲を行ったところであります。また、有害鳥獣の捕獲活動を行う駿東猟友会沼津支部に対し報酬を支出するほか、農業者による有害鳥獣防護柵の設置や狩猟免許の取得への補助などを行っております。今後も関係団体等と連携し、有害鳥獣の個体数減少に向けて取り組んでまいります。

次に、農業分野における独自の補助メニュー創設についてお答えします。

本市では、これまで農業における施設整備については、国の産地生産基盤パワーアップ事業費補助金を活用し、沼津市西部におけるホウレンソウ工場の施設整備に補助金を交付したほか、国・県の経営発展支援事業費補助金を活用し、新規就農者が農業用設備や機械を購入する資金に補助を行うなど、設備投資に関する補助を行ってまいりました。また、本年度は、農業経営安定化を図るため、JAが行う農業機械購入事業に対し上乗せ補助を実施しております。農業機械購入に係る独自の補助メニューにつきましては、国・県の補助メニューの調査研究を行うとともに、他市の事例や他産業の補助制度等も参考にしながら、必要な支援策を検討してまいります。

次に、女性起業に対する実績と現状認識についてお答えします。

産業競争力強化法に基づく創業支援等事業計画における令和4年度の女性起業の実績といたしましては、市内の創業者数79名のうち女性は27名で、34%となっております。起業セミナーの女性参加者の意向として、生活との両立や趣味を生かした起業を目指す方が多く、女性が起業しやすい環境づくりとしては、必要な実務知識の提供をはじめ、家族の理解や仲間づくりが重要であると認識しております。

次に、Woman’s起業応援スクールの創業支援等事業計画における位置づけですが、特定創業支援等事業が起業の具体的な準備段階にある方を対象としているのに対し、現在、本スクールは、起業に興味を持つ女性を対象とした起業への第1ステップの内容であり、事業の性格が異なるものであります。今後、本スクールがより実践的な女性の起業支援につながるよう、特定創業等事業の要件等を踏まえ、本スクールの在り方を検討してまいりたいと考えております。また、今後の女性起業支援についてですが、女性の起業は本市の経済活性化に不可欠であり、第5次沼津市男女共同参画基本計画に掲げる令和7年度の女性起業割合50%という数値目標に向け、沼津商工会議所や沼津市商工会などの創業支援に携わる関係者との緊密な連携を図りながら、起業を目指す方の様々なニーズに沿った効果的な施策を展開してまいります。

女性の起業支援の拡充

産業・経済・雇用

要旨議員は女性の起業支援の拡充とWoman's起業応援スクールの創業支援事業計画における位置づけについて質問し、市は副業起業やセカンドキャリアなど多様化する起業環境に対応するため、支援機関と連携して特定創業支援等事業の拡充を検討すると答えた。

背景副業起業やセカンドキャリアでの起業など、起業を取り巻く環境が多様化する中で、従来の起業支援では対応しきれない新しいニーズが生まれている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 女性の起業実績と現状認識
  • Woman’s起業応援スクールの創業支援等事業計画における位置づけ
産業振興部長特定創業支援等事業の拡充についてお答えします。 特定創業支援等事業は、創業者としての経営・財務・人材育成・販路開拓の全ての知識を習得するために、1か月以上かつ4回以上の継続的な支援を行うことが主な要件となっております。現在、本市では、沼津商…答弁の全文を読む

特定創業支援等事業の拡充についてお答えします。

特定創業支援等事業は、創業者としての経営・財務・人材育成・販路開拓の全ての知識を習得するために、1か月以上かつ4回以上の継続的な支援を行うことが主な要件となっております。現在、本市では、沼津商工会議所主催の創業応援塾のみを特定創業支援等事業として位置づけておりますが、近年は副業起業やセカンドキャリアでの起業など、起業を取り巻く環境が多様化しております。そのため、市といたしましては、沼津商工会議所や沼津市商工会などの支援機関と連携し、特定創業支援等事業の拡充も含め、起業を志す方の個々のニーズに応じた効果的な起業支援の在り方を検討してまいります。

第7回2024-12-02

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

まず、農地を含む山間部の通信環境整備についてお伺いします。

農業の設備投資に対する補助金につきまして、昨年9月の定例会にて質問をさせていただきましたが、本年度、沼津市スマート農業導入支援事業補助金として補助制度が新設され、その実績・効果については、先ほど9番議員が質問し、回答を伺いました。本補助金の対象設備となる農林水産省のスマート農業技術カタログを見ると、農地に設置したセンサーから環境データを収集するもの、PC・モバイル端末等を使用して遠隔で映像データを使用するもの、農作業の現場から作業データをクラウドに入力・蓄積するもの、有害鳥獣を発見して発信信号を遠方の機器に送信するものなど、通信環境があることを前提とした設備が多数あります。私も、本補助金を地元自治会や部農会、西浦柑橘出荷部会、JA青壮年部等でPRし、その後のフォロー等で話を伺ったときに、申請をちゅうちょした方の中で、山間部の通信環境が悪いことで検討している機器が使用できないという声がありました。実際に私自身の農地もある西浦地区のミカン生産を行う農地の中には、携帯電話の通信環境が悪く、通話だけでなく、テキストのみのデータ量の少ないメールですら受信できない場所も多くあり、場所によっては圏外となるところも実在します。この件については、自民党静岡県連の政調会から、静岡県に対する要望の中で、戸田支部から真城山近辺での通信環境の悪さが、交通事故等の際の連絡時にも問題となっている件で改善要望が上がり、西浦の農地も併せて県と意見交換を行ったところです。

そこで質問いたします。

今後の本市農業においても、緊急時の対策においても、現在の農地を含む山間部における通信環境の現状認識と、スマート農業を推進していくための通信環境整備に対する認識を伺います。

次に、農業用の重機等も含めた補助制度の創設やさらなる拡大についてお伺いします。

本市では、農業経営基盤強化促進法に基づく地域計画が作成され、その中では、農地の整理・集約による作業の効率化が求められており、それに沿った計画が市内各地区でつくられていることと思います。その計画の実施には、単なる農地の交換だけでなく、現在耕作放棄地となっている場所の開拓・整備も必要となってきますが、経営基盤が脆弱で、労働力が不足している現在の農家を見ると、大きく農地を変更するなど、計画に沿った作業の実施は簡単ではないと推測できます。このような中で、スマート農業のような将来の経営効率・生産性の向上だけでなく、小型重機や農地整備に必要な機器・器具の導入も必須の状況で、計画の効果的な推進には、行政等の支援が必要であると考えます。特に小型のユンボやダンプ、ブルドーザーのような重機等が農家・農地に配備されることや、重機を操作できるオペレーターを通常の業務の中で育成できることは、農地整理・整備・拡大などの農業振興に資することはもちろんとして、農業が行われている本市郊外部における防災力の強化、迅速な災害復旧にもつながるものと考えます。実際に、本年1月1日に発生した能登半島地震では、穴水町で田んぼに置いてあったユンボ2台を所有者の許可を得て、免許を所有する地元住民が操作して復旧作業を行い、孤立状態を解消したとの報道もありました。昨年度まで実施されていたJAふじ伊豆のあぐりサポート事業のうち、農業機械導入促進対策として実施している補助金の上乗せ事業は、市内の農業者からも好評であったと認識していますが、本年度はこの補助金は終了しています。

そこで質問いたします。

農業用の重機等も含めた補助制度の創設やさらなる拡大についてどのように考えるか、当局の考えを伺います。

次に、本市発注の土木工事における建設発生土の処分場の確保についてお伺いします。

静岡県では、令和3年7月に熱海市伊豆山地区で起きた土石流災害を受け、令和4年7月1日より静岡県盛土等の規制に関する条例、通称県盛土条例が施行され、それに加え、令和5年5月26日より、国の宅地造成及び特定盛土等規制法、通称盛土規制法が施行されました。このことにより、二重の規制となることや、条例に基づく土壌調査の内容が厳し過ぎるなどの指摘が業界団体から上がったことを受け、県議会では、特別委員会が設置され、条例の改正や廃止を含め検討が進められています。本件については、さきの定例会で同僚議員が質問し、沼津市盛土等の規制に関する条例、通称市盛土条例における不適切盛土の現状、盛土条例の改正内容と効果、盛土規制法の本市への影響等について答弁がされています。そのような中で、建設工事等で発生した土砂が他の地域に搬出され、山間部の谷地の埋立て、宅地や農地の造成やかさ上げ等に使われること、また単純に投棄された結果、土砂の流出や崩壊だけでなく、自然生態系への影響などの問題の発生が懸念されております。国もこの事態を受け、再生資源利用促進計画制度の強化と公共工事発注者に対しても、建設発生土の指定利用の原則実施を要請し、建設発生土の搬出先を定めることを標準化するなどを明確化するとしています。本市では、先日、11月21日に着工式が行われた新車両基地を含む鉄道高架事業や、現在工事が進められている沼川新放水路、東駿河湾環状道路の西側区間など、大規模な土木工事を伴う大型プロジェクトが控えており、国や県が実施主体とはいえ、市内もしくは近隣に大規模な建設発生土の捨場・置場が必要なことは言うまでもありません。このような状況を踏まえ、本市発注の土木建設工事における建設発生土の処分について3点お伺いします。

1つ目に、市内の土木建設業者が建設発生土の有効利用も踏まえた中で、市外に搬送処分している状況があると伺っております。本市で出た残土等は市内で処理することを考えるべきと思いますが、当局の考えを伺います。

2つ目に、現段階で県盛土条例と市盛土条例との2つの規制がある状況に加え、静岡県で来年5月から運用される見込みである盛土規制法も対象となる市内土木建設業者への影響をどのように考えるか、当局の考えを伺います。

3つ目に、工事費等の抑制や建設発生土の有効利用、将来の有効な土地利用を図るためにも、官民を挙げての協力体制の構築が必要と考えます。建設発生土の適正処分、そして市民の安心・安全の確保を図るためにも、本市が発注者として主導する処分場が必要であり、建設関連団体とよい方策を協議すべきと考えますが、当局の考えを伺います。

次に、本市の子育て支援事業のうち、産後ケアについてお伺いします。

私自身、7月に子どもが生まれ、特に乳幼児期の子育ての大変さを改めて実感しているところです。子どもを産んだばかりの母親は、昨今の真夏の暑さは生まれたばかりの子どもを外に連れ出すことができず、秋・春のちょうどよい気温・気候の日もほとんどなくなり、自身の身支度も満足にできない中、買物にも行かなければならない。病院にも行かなければいけないといった中で、何度も起こる豪雨やいつ来るかも分からない大規模災害など、今までにない不安やストレスを抱えている方は多いと思います。産後ケア事業は、令和元年の母子保健法の改正により、令和3年度からの実施が市区町村の努力義務とされており、本市でも幾つかの産後ケア事業が実施されています。私も妻と市役所からいただいた子育て支援の冊子、パンフレットに目を通し、家庭内でこれは使ってみたい、これに興味があるなど、意見を交換しました。このような中で、今回、会派での視察で伺った島根県松江市では、幾つかある産後ケア事業の一部で、民間の温泉施設と協働し、退院後の母子、特に母親の心身のケア事業として、非常に好評を得ている旨の説明を受けました。

そこで質問いたします。

本市の行っている産後ケア事業について、どのようなメニューがあり、それぞれがどのような目的で実施されているのか、お伺いします。

次に、本市の産後ケア事業についても実施が努力義務となってから数年が経過し、多くの方が利用してきたことと思います。そのような中、本年度より、本市における母子保健と児童福祉の一元的な相談窓口となるこども家庭センターが設置され、より相談しやすい体制づくりが行われていることと思います。

そこで質問いたします。

産後ケア事業のこれまでの実績と利用者の評価について、当局としてどのように認識しているのかお伺いします。

次に、産後ケア事業の実施に当たっては、一般的に助産師や保健師が関わり、実施するメニューの内容により外部機関の協力を得ながら進める形が多いようですが、宿泊型のメニュー等については、運営を産科・婦人科のある医療機関などに委託し実施しているものもあると伺っています。

そこで質問いたします。

事業の実施に当たっての組織的・人的な体制についてお伺いします。

次に、先ほど視察で伺った島根県松江市の事例を述べましたが、産後ケア事業を含む妊娠から子育て期のサポートについては、各市町でその地域の特色に合わせたものや、独自のメニューなど工夫したメニューが実施されていることと思います。本市としても、こども家庭センターが妊娠・出産や子育て、子どもに関して一体的に相談支援を行う機関として、子育て期全体のサポートの中心として機能を果たし、ニーズの吸い上げも行われていくことと思います。

そこで質問いたします。

他市町の支援メニューも踏まえて、改善策の検討や新たなメニューを取り入れることについて、どのように考えるかお伺いして、私の質問といたします。

農地を含む山間部の通信環境整備について

産業・経済・雇用

要旨議員は、スマート農業補助金の活用が通信環境不良で妨げられている現状を踏まえ、農地を含む山間部の通信環境の現状認識とスマート農業推進のための整備方針を市に問うた。市側の答弁は提供された資料に含まれていない。

背景西浦地区など沼津市の山間農地では携帯通信が圏外となる場所が存在し、市が新設したスマート農業導入支援補助金の対象機器の多くが通信環境を前提とするため、補助金申請をためらう農業者が生じている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

LLM補助裁定: 山間部通信環境への答弁が収録に見当たらない(収録外の可能性)

農業用の重機等を含めた補助制度の創設やさらなる拡大について

産業・経済・雇用

要旨議員は農業振興・農地整備・災害復旧への貢献を踏まえ、小型ユンボ等の重機を含む農業機械購入補助制度の創設・拡大を求めた。市はJAや農業者の意向確認、国・県の補助メニューや他市事例の調査研究を進めると答えた。

背景農業経営基盤強化促進法に基づく地域計画の実施には耕作放棄地の開拓・整備が必要だが、経営基盤が脆弱で労働力不足の農家には重機導入が難しく、昨年度まで行われていたJAの農業機械導入補助の上乗せ事業が本年度終了したことが背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

産業振興部長農地を含む山間部の通信環境の現状認識についてお答えします。 農林水産省が示す農業農村における情報通信環境整備のガイドラインによりますと、我が国では、これまでに光ファイバー等の情報通信基盤の整備が進められてきた一方、人が住まない農地やその周辺…答弁の全文を読む

農地を含む山間部の通信環境の現状認識についてお答えします。

農林水産省が示す農業農村における情報通信環境整備のガイドラインによりますと、我が国では、これまでに光ファイバー等の情報通信基盤の整備が進められてきた一方、人が住まない農地やその周辺エリアでは情報通信環境が十分整備されていないエリアも存在しているとされております。そのような中、本市西浦地区等、農地を含む山間部においては、周囲を高い木々や山に遮られた箇所等、通信環境が十分ではないエリアが存在するものと認識しております。

次に、スマート農業を推進していくための通信環境整備に関する認識についてお答えします。

議員御指摘のとおり、一部のスマート農業機器においては、情報通信環境の充足を前提としているものの、山間部における通信環境整備には事業効果の発現、投資効果を勘案した事業実施の妥当性の検討が必要なほか、市街地の既存通信施設から離れていることによる整備の大規模化や通信施設を設置する土地の確保、複数通信事業者との調整等の課題があると認識しております。スマート農業に係る通信環境整備については、農業者等から意見を伺い、農作業上の課題や必要とされる整備内容を確認するとともに、JA等と連携し、国・県の事業メニュー及び他自治体先進事例の調査研究を進めてまいります。

次に、農業用の重機等を含めた補助制度の創設やさらなる拡大についてお答えします。

本市では農業機械への補助について、これまで国・県の経営発展支援事業補助金を活用し補助を行うほか、昨年度、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、JAが行う農業機械購入事業に対し上乗せ補助を実施いたしました。議員御指摘の土工事用の重機を含めた農業機械購入に係る補助の創設等につきましては、JAや農業者の意向の確認をはじめ、国・県の補助メニューや他市の事例等を調査研究してまいります。

本市発注の建設工事における建設発生土の処分場の確保について

防災・減災

要旨議員は、市発注工事で生じる建設発生土の市内処理の認識、県・市の盛土条例と盛土規制法が重なる状況での市内業者への影響、および建設関連団体との協議の必要性を問うた。市は、発生土の現場内再利用や工事間流用を優先しつつ民間処分場や市外搬出も活用しており、盛土規制の二重化については県条例改正の動向を踏まえ市条例の改正も検討すると答弁した。

背景令和3年の熱海市土石流災害を契機に静岡県盛土条例・市盛土条例・国の盛土規制法が相次いで施行・運用開始となり、規制の重複や土壌調査基準の厳格化が業界団体から指摘されていたこと、また民間処分場の確保が年々困難になっていることが背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 建設発生土等を市内で処理することについての認識
  • 「県盛土条例」と「市盛土条例」がある状況に加え、「盛土規制法」が運用されたときの市内土木建設業者への影響
  • 建設関連団体等、民間団体との協議の必要性
建設部長建設発生土の処理についてお答えします。 国では、資源有効利用促進法政省令を改正し、建設発生土の搬出先の明確化や再生資源利用促進計画書の作成対象工事を拡大するなど、建設発生土の有効利用と管理強化を徹底しているところであります。また、県では処理…答弁の全文を読む

建設発生土の処理についてお答えします。

国では、資源有効利用促進法政省令を改正し、建設発生土の搬出先の明確化や再生資源利用促進計画書の作成対象工事を拡大するなど、建設発生土の有効利用と管理強化を徹底しているところであります。また、県では処理に関する基本方針を示し、発生抑制・利活用促進・適正処分に取り組むこととしています。本市においても、国・県と同様に積極的に推進すべきことと認識しております。本市が発注する公共工事の発生土については、発注時に当該現場内で埋め戻し材としての再利用や、本市発注の複数の工事現場間での流用を検討しています。次に、国土交通省の建設発生土情報交換システム等のマッチングシステムを利用するなど、運搬する距離や費用も含め、市外への搬出についても検討しております。他現場での利活用等を検討した上でも、有効利用できない建設発生土については、県や市が指定する民間処分場に搬出し、埋め戻し材への改良等を図っております。県や市が指定する民間処分場は、盛土条例等の法的許可を受け、流出や崩壊対策等も検討された上で運営されています。これらの処理場は伊豆市や富士市等の周辺市町にも存在するため、工事箇所に応じて搬出先を選択できることは、請負業者の運搬に係る負担が軽減されることから、市外へ搬出することも有効であると考えております。

次に、建設関連団体等、民間団体との協議の必要性についてお答えします。

建設発生土の処理や管理については、新たな民間処分場の確保が年々厳しい状況になっていることが課題であります。県内でも同様の課題があることから、県では、令和5年度からストックヤードのモデル事業を長泉町地内など、県内3か所で実施しています。それらモデル事業の結果等を踏まえ、建設発生土の適正利用のためのストックヤード設置・運営の手引が本年10月に公表されたところであります。本市では、本年9月から、近隣市とストックヤード整備に関する勉強会を開始したところでありますが、今後は、県の手引等を参考に、周辺市町や建設関連団体などと連携し、実情に即した効果的な建設発生土の有効利用を検討してまいりたいと考えております。

都市計画部長県盛土条例と市盛土条例がある状況に加え、盛土規制法が運用されたときの市内土木建設業者への影響についてお答えします。 現在静岡県が施行している県盛土条例と、本市が施行している市盛土条例は、盛土等事業の区域面積や盛土量といった事業規模によってす…答弁の全文を読む

県盛土条例と市盛土条例がある状況に加え、盛土規制法が運用されたときの市内土木建設業者への影響についてお答えします。

現在静岡県が施行している県盛土条例と、本市が施行している市盛土条例は、盛土等事業の区域面積や盛土量といった事業規模によってすみ分けをしており、相互を補完する関係となっております。このような中、盛土規制法が令和7年5月から本格運用されることを受け、静岡県では、本年9月19日に静岡県議会盛土等の規制に関する条例等検証特別委員会が、静岡県議会議長に県盛土条例の課題及び県土の適正な開発に向けた規制の在り方に関する提言を提出しております。この提言には、県盛土条例の見直しについて、生活環境の保全の規制は維持する一方、土砂災害の防止の規定は、盛土規制法と重なるため、条例から外すといったことや、土地利用のための造成を目的とする開発型盛土は、他法令の規制対象であるため、盛土条例の適用除外や手続の簡略化を検討するといった内容が盛り込まれております。現在静岡県において、県盛土条例改正に向けた手続が進められているところですが、この提言の内容が県盛土条例の改正に反映されれば、二重の規制とはならず、市内の土木建設業者への影響は比較的限定されるものと認識しております。また、市盛土条例につきましても、県盛土条例の改正内容を見据えた上で、市内土木建設業者への影響も考慮し改正を検討してまいります。

産後ケア事業について

医療・健康

要旨議員は産後ケア事業の取組内容・実績・実施体制・今後の方針を問い、市はショートステイ・デイケア・育児支援の3メニューを医療機関や助産師会に委託して実施しており、コロナ禍以降に利用が増加傾向にあることから受入先の拡充を図るとともに新たなメニューについては他市町の事例を研究すると答えた。

背景コロナ禍以降、産後ケアの利用者が増加傾向にある中、家族等から十分な支援を受けられない母子へのケア体制の充実が求められており、受入先の確保やサービス内容の改善が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 取組と目的
  • 実績と評価に対する認識
  • 現在の体制
  • 今後の取組
福祉事務所長産後ケア事業のメニューと目的についてお答えします。 産後ケア事業につきましては、母親の心身の回復や安定を促進するとともに、愛着を持って健やかな育児ができるよう、母子及び家庭を支援することを目的としています。具体的には、家族等から十分な育児の…答弁の全文を読む

産後ケア事業のメニューと目的についてお答えします。

産後ケア事業につきましては、母親の心身の回復や安定を促進するとともに、愛着を持って健やかな育児ができるよう、母子及び家庭を支援することを目的としています。具体的には、家族等から十分な育児の支援を受けられない出産後の母子を対象に、医療機関や助産所での宿泊や日帰りにより母子のケアを行うショートステイやデイケア、助産師が居宅を訪問して、授乳や沐浴などの技術指導や心理的ケアなどを行う育児支援を実施しております。

次に、利用状況と利用者の評価ですが、令和5年度においてショートステイは14人で延べ50泊、デイケアは2人で3日、育児支援は21人で34回の利用でしたが、コロナ禍以降は増加傾向となっており、令和6年度は、ショートステイとデイケアにおいては昨年度の上半期を超える実績で推移しております。利用者からは、退院後も出産病院に継続して宿泊することで、授乳方法などを長めに教えてもらい、安心して帰宅できた。育児支援を利用したことで家族が大変さを認識してくれて、積極的に育児に携わってくれるようになったなど好評をいただいており、本事業の目的を達成することができているものと認識しております。

次に、産後ケア事業の実施体制ですが、国のガイドラインでは、医療機関や助産所、自宅などで助産師などの看護職が中心となって母子の支援を行うこととされており、中でもショートステイについては、看護職を24時間体制で配置することとされています。事業については、適正な実施ができる団体等に委託が可能となっていることから、安全かつ適切に産後ケアを実施するため、母子の受入れについて必要な設備、人員体制等が整っている医療機関や、看護職の派遣体制が整っている助産師会などに委託しており、利用者の意向を踏まえ、受託者と連携を図りながら取り組んでいるところです。支援メニューの改善や新たなメニューを取り入れることにつきましては、今年度受託先に新たな病院が加わり、本事業の利用者も増加傾向にありますが、事業目的の達成のためには、母子の安全に配慮した十分な体制を確保した上でのサービス提供が必要不可欠と考えております。サービス利用者の意向に対しては、可能な限り希望日時に沿えるよう、受託先と日程調整等を行いながら実施しておりますが、まずは本事業を必要とする方に不便なく利用いただけるよう、十分な受入れ体制を有する医療機関等に本事業を受託していただくなど、受入先の拡充を図ってまいりたいと考えております。メニューの改善につきましては、引き続き利用者のニーズ把握に努めるとともに、新たなメニューを取り入れることにつきましては、利用者の安全確保と母子の健やかな育児を支援するという両面を意識した仕組みづくりなど、多くの検討課題があると考えており、今後、他市町の事例等を研究してまいります。

第9回2025-06-16

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

本市においても、全国の傾向と同様に農業を取り巻く状況は非常に厳しく、以前にも増して農業振興を図っていく必要があると強く思っております。本市の主要な農作物は、ミカン・米・お茶でありますが、このうち、米づくり、米作と茶業の振興に関して何点か伺います。

まずは米作農業に関して伺います。

御承知のとおり、昨年来、米の小売価格が高騰し、国民生活を圧迫しています。現在の米の価格高騰については、小泉農林水産大臣の指揮の下、農林水産省などの御尽力により、政府備蓄米の小売価格を5キロ2,000円前後で販売し、複雑な米の流通の中で、これまでの価格高騰に一石を投じることができ、今後の価格低下・安定に期待がされています。一方で、米の小売価格が上がっても、農家の収入はさほど増えず、米農家の経営は依然厳しい状況が続いています。振り返ると、米の価格高騰前の一昨年までは米離れが叫ばれ、本市でも、近隣市町やJAふじ伊豆と共同でブランド米推進協議会を運営し、そこでは、米食の普及・拡大に尽力していたと思います。本市では、大平地区や愛鷹地区、原地区、浮島地区などを中心に米作農業が行われており、その中でも高温に強い静岡県の推奨品種である、きぬむすめを栽培管理し、食味値の高い一等米をするがの極としてブランド化し、米食普及に取り組んでおります。

そこで、本市の米作農業について質問いたします。

まず、本市米作農業の現状とそれに対する当局の認識をお伺いします。

今回の米の価格高騰が落ち着き、以前の状況に戻るといった状況になればよいのですが、政府の介入の効果が一時的であったり、米食離れが進んで以前より米が売れなくなるといったことも懸念材料としてあり、それも踏まえて、政府は難しいかじ取りを迫られている状況であると認識しています。本市では、先ほど申し上げた地域を中心に米作が行われていますが、近年の気候変動や頻発する豪雨災害など、今までとは違う品種や耕作方法が求められている状況であると認識しています。このような中で、今後、中長期的に見た本市米作農業に対する支援や方向性をお伺いします。

続きまして、茶業振興について伺います。

沼津茶は愛鷹山麓の地形と気候、土壌が織りなす独特の風味を持つ高品質なお茶として知られており、本市の代表的な作物です。また、歴史的・文化的な側面から見ても、本市に強くゆかりのある江原素六が愛鷹山の払下げや本市で茶を栽培し輸出事業に取り組んだことなどを踏まえると、沼津茶を後世に伝えていくことは、本市としての責務であると感じています。近年、茶業を取り巻く環境は、ほかの農作物同様に厳しいものとなっており、価格の低迷、消費量の減少、茶業者の高齢化、後継者不足などの問題を抱えております。茶の消費量減少の原因は、食生活の変化や人口減少などの様々な要因が考えられますが、近年では、急須でお茶を飲む機会が減っていることが大きな要因であると思います。本市の主な農作物である茶業の振興を図る観点から質問します。

まず、本市の沼津茶に対するこれまでの取組についてお伺いします。

次の質問です。

茶業を取り巻く環境は今後も厳しい時期が続くと思われます。市も懸命に茶業振興に取り組んでいると思いますが、先人の努力で培ってきた沼津を代表する農作物である沼津茶を衰退させないよう今後も持続的な取組が必要であると考えます。

そこで質問します。

本市の沼津茶に対する今後の取組についてお伺いします。

次に、富士箱根伊豆国立公園に指定されている本市の区域に関する現状と今後の対応について質問いたします。

本市南部の一部地域、特に内浦地区・西浦地区・戸田地区の海岸線を中心とした多くのエリアは富士箱根伊豆国立公園に指定されております。富士山・箱根・伊豆という日本有数の自然景観を要する地域を包括する富士箱根伊豆国立公園は1936年に日本で最初に指定された国立公園の一つであり、その壮大な景観、豊かな生態系、そして温泉や観光地としての魅力から、長年にわたり国内外から多くの観光客を引きつけてきました。本市の指定地域は、その一部として駿河湾と富士山の織りなす風景は、まさに本市の象徴的な資源の一つと言えます。国立公園の指定は、風光明媚な自然環境と貴重な生態系を守るために設けられたものであり、本市としても全国的な自然資源を有する都市として、名誉と責任を持って対応しているところと認識しております。このような国立公園への指定は地域の自然環境の保全を目的としつつ、観光振興や地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。しかしながら、こうした国立公園の指定が市民生活や地域の経済活動に与える影響についても、現場からの声を無視することはできません。とりわけ、本市の指定地域の多くが市街化調整区域にも該当しており、住宅建設や老朽化した事業用施設の移設・更新において、環境省への事前協議や手続、さらには制約が課されることに対しては二重規制の状況であり、地元自治会等から見直しを求める声も聞こえております。近年では国立公園をナショナルパークツーリズムの視点から再評価する動きが進んでおり、環境保護と観光振興の両立を図る新たな施策や支援制度が国レベルでも展開されています。こうした時代の中で、本市としても国立公園指定区域としての価値を再確認し、その活用方法や将来的な展望について改めて整理していくことが重要であると考えます。

そこで、以下3点について質問いたします。

まず1つ目に、本市における富士箱根伊豆国立公園の指定状況と規制内容についてお伺いします。

2つ目として、地域区分の見直しに向けたこれまでの取組についてお伺いします。

最後3つ目として、地域区分の見直しに向けた今後の対応についてお伺いします。

以上3点をお伺いし、私からの質問といたします。

米作と茶業の振興について

産業・経済・雇用

要旨議員は、本市の米作農業と沼津茶業の現状認識および中長期的な振興策を質問した。市は、ブランド米『するがの極』とスマート農業技術で米作振興、沼津茶愛飲運動と食育・海外販売支援で茶業振興に取り組むと答弁した。

背景全国的に農業環境が厳しく、米農家の経営が依然困難である一方、沼津茶も消費量減少と後継者不足で衰退の危機にあり、本市の主要農作物を守る持続的な取組が必要となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 本市米作農業の現状に対する認識
  • 中長期的に見た本市米作農業への支援と方向性
  • 沼津茶の普及に向けた今後の取組
市長本市米作農業の現状に対する認識についてお答えいたします。 米作農業につきましては、食生活の多様化に伴う米需要の減少をはじめ、気候変動による品質の低下や燃料・資機材の価格高騰など大変厳しい状況に置かれており、農業者に対し、ソフト・ハード両面で…答弁の全文を読む

本市米作農業の現状に対する認識についてお答えいたします。

米作農業につきましては、食生活の多様化に伴う米需要の減少をはじめ、気候変動による品質の低下や燃料・資機材の価格高騰など大変厳しい状況に置かれており、農業者に対し、ソフト・ハード両面での支援が必要であると認識しております。

次に、中長期的に見た本市米作農業への支援と方向性についてお答えいたします。

これまで優良農地を確保するため、本市西部地区において、米作農家の皆様と力を合わせ、土地改良事業により大規模圃場を整備するとともに、農道・農業用水路・揚水機場などの基盤の整備、維持管理に努めてまいりました。また、田植機等の農業用機器購入や環境に配慮した肥料購入への補助を行うなど、持続可能な米作農業を支援してまいりました。そのような中、先ほども大川議員から御紹介いただいたとおりでございますが、令和元年度には他産地との差別化を図るためJAふじ伊豆、近隣市町等で立ち上げ、私も顧問に就任しておりますブランド米推進協議会においてブランド米するがの極の生産・販売の拡大に取り組んでいるところであります。このするがの極の生産においては、GIS、地理情報システムにより園地管理が行われるなど、スマート農業技術が導入されているところであり、データに基づく施肥の効率化といった栽培管理方法の研究にも取り組んでおります。今後においてもこうした取組の強化・充実に加え、本市スマート農業として昨年度開始いたしましたドローンによる農薬散布事業の知見を生かした先端農業の取組を進めることで、農作業の効率化・軽労化・高品質化に取り組んでまいります。

次に、沼津茶の普及に係るこれまでの取組についてお答えいたします。

近年、茶業を取り巻く環境は若い世代を中心とした茶消費量の減少や価格の低下、農業者の高齢化や後継者不足などの課題を抱え、厳しい状況となっております。本市では、これまで茶業経営の効率化を目的に、農業委員の皆様に御尽力いただき実施した現地調査の結果を踏まえ、地域の実情に応じた茶園の集積に取り組むとともに、摘採機等の農業用機器購入や茶樹改良等への補助を行ってまいりました。また、沼津茶の魅力発信や普及・消費拡大を目的に、例えばJA等と連携し、燦々ぬまづ大使やアスルクラロ沼津の監督・選手の皆様にも御協力いただく中、令和5年度から沼津茶愛飲運動を展開し、私自らお茶を振る舞った呈茶サービスをはじめ、新茶の手摘み体験や小学生向けの沼津茶検定など多様なイベントを実施してまいりました。さらに昨年度には、ふるさと納税として、駿河湾を一望できる愛鷹山での茶園見学とお茶の飲み比べをセットにした体験型返礼品を用意し、市外への沼津茶の魅力発信にも取り組んでいるところであります。今後におきましても、沼津茶のさらなる振興を図るため、これまでの取組の強化・充実を図るとともに、小学生がお茶生産現場を訪問し、農業体験を行う食育体験ツアーを開催するなど、若い世代に重点を置いた沼津茶への理解・普及促進に努めてまいります。また、海外で高まる茶の需要を受け、本年度県において新たに茶の輸出に取り組む農業者等を支援いたします静岡茶海外戦略展開支援事業が立ち上げられており、本事業の活用により本市の茶農家の海外販路開拓を後押しするなど、関係機関等との連携を密にし、沼津茶の知名度向上・消費拡大に取り組んでまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

富士箱根伊豆国立公園に指定された地域の現状と今後の対応について

まちづくり・都市基盤

要旨議員は、富士箱根伊豆国立公園の指定地域(西浦・戸田・内浦地区)における規制内容と、第2種特別地域から普通地域への地域区分見直しの必要性を質問した。市は、許可要件17項目を説明し、環境省・県との協議を進めており、区分見直しには数年を要するが、引き続き地域と国・県をつなぐ役割を果たすと答弁した。

背景指定地域が市街化調整区域に重なることで、市民生活や経済活動が制限されており、西浦地区連合自治会から規制緩和を求める要望が繰り返し提出されている。駿河湾と富士山の風景は本市の象徴的資源である一方で、保全と利用のバランスが課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 本市における富士箱根伊豆国立公園の指定状況と規制内容
  • 地域区分の見直しに向けたこれまでの取組
  • 地域区分の見直しに向けた今後の対応
都市計画部長富士箱根伊豆国立公園に指定された地域の現状と今後の対応についてお答えします。 まず、本市における富士箱根伊豆国立公園の指定状況と規制内容についてですが、市内には第2種特別地域、第3種特別地域、普通地域があり、その中で、西浦地区及び戸田地区の…答弁の全文を読む

富士箱根伊豆国立公園に指定された地域の現状と今後の対応についてお答えします。

まず、本市における富士箱根伊豆国立公園の指定状況と規制内容についてですが、市内には第2種特別地域、第3種特別地域、普通地域があり、その中で、西浦地区及び戸田地区の県道沼津土肥線沿線や内浦地区の一部などが第2種特別地域に指定されております。第2種特別地域とは、自然環境の保全と特に農林・漁業活動について努めて調整を図ることが必要な地域であり、家屋などの工作物の新築・増改築や屋根・壁面等の色彩の変更、樹木の伐採、土地の形状変更など17項目の行為について、環境省や県から事前に許可を受けることが必要となっております。

次に、地域区分の見直しに向けたこれまでの取組についてお答えします。

本市におきましては、県が行う自然公園法に関する法定受託事務のうち、許可申請の受付事務が権限移譲され、環境省や県と連携・調整を行う役割を担っており、これまでも、西浦地区連合自治会より、第2種特別地域から普通地域への緩和などを求める要望書が市に提出され、その都度環境省や県と内容を共有し、協議を重ねてまいりました。令和6年7月には、改めて要望書が市に提出されたことを受け、富士箱根伊豆国立公園 国・県・関係市町定例会において本要望を議題に上げるとともに、11月には変更権限を有する環境省の担当者と西浦地区連合自治会が直接意見交換を行い、環境大臣宛ての要望書を自治会が提出する場を設けるなど、地域の声が迅速かつ的確に届くよう取り組んできたところであります。

次に、地域区分の見直しに向けた今後の対応についてお答えします。

国立公園の地域区分を見直す際には、環境省が伊豆半島地域全域の土地利用状況などを現地調査し、その結果を基に自然景観への影響等の確認や検討作業、各市町などにヒアリングを実施した後に、自然環境保全審議会に諮り方針が決定するため、公園区域や計画が変更されるまでには数年の期間を要すると伺っております。今後も国立公園の地域区分が適切に設定されるよう、環境省や県と協議・連携するとともに、引き続き地元自治会と国・県をつなぐ立場として密な情報共有等を図ってまいります。

第11回2025-12-02

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

本市保有の資産・設備のさらなる活用についてというテーマで伺っていきたいと思います。性質上、防災用・災害復旧用の用途の事例・質問が多くなりますが、大きく資産全体に対する考えを伺ってまいります。

本市はこれまで、防災・減災に向けた設備整備や公共施設の管理、インフラの維持など、行政が保有する多様な資産を適切に運用し、市民生活の安全・安心の確保に努めてこられました。こうした行政財産は、災害時に必ず稼働しなければならない重要な装備である一方で、災害対応用の資産は平時にはほとんど使われず、結果として活用されていないと感じられる場面もあります。このような中、本年身近であった事例として、2点紹介したいと思います。本年8月、記録的な猛暑に加え、7月後半から雨が全く降らないという日が続いている中、本市大平地区において、名産品である地元のブランド米、するがの極も作っている田んぼに水が回っていないという事態が発生しました。通常使用している揚水ポンプに不具合があったことも要因ではありますが、ポンプ小屋は国交省の堤防工事予定地と隣接している関係から、抜本的な修繕ができないという状況にありました。そこで地元から本市が所有する水害発生時用の排水ポンプを活用し、狩野川から水を上げられないかという話がありましたが、そもそも目的外使用となるため、万が一の際の責任の所在等の問題がある中で、活用に向けて調整し、担当課が現地を確認した結果、ポンプの形状やホースの長さの都合上、今回の場所では対応が困難であったこともあり、残念ながら本ポンプを活用することはできませんでした。結果としては、担当課にも協力をいただきながら、地元水利組合が専門業者に仮設のバイパス設置工事を発注することで、水路に水を送ることができ、本年のするがの極を含む新米は例年並みの品質・収量のものができたと伺っています。もう一つは近隣市町、お隣の長泉町の事例です。本年9月、台風が本市にも接近したときのことです。畜産と野菜栽培等に使用している用水路の揚水ポンプに落雷によるものと見られる故障が発生し、特に畜産、牛の飲料用の水が枯渇するという事態が発生しました。以前に不具合が発生したときにはすぐに復旧ができたそうですが、このときは復旧ができず、農業・畜産業への影響、牛の命が心配される中、町長からの指示により、すぐに町所有の災害用給水車を出動させ、水路に水を流すことができたというお話を伺っています。全国に目を向けますと、行政が保有する資産を防災に限定せず、平時にも積極的に活用するという取組が徐々に広がっています。例えば、兵庫県猪名川町や愛知県東郷町では、災害用の非常用キッチンカーを地域イベントや食育事業で平時利用し、食品ロス削減にもつなげています。兵庫県西宮市では、津波避難タワーを学校教育や防災学習の場として活用し、維持管理・点検の質向上にも寄与しています。また、徳島県神山町では、普通財産となった廃校や旧施設を地域企業のサテライトオフィスとして活用し、交流人口や雇用創出に結びつけています。こうした事例に共通するのは、行政が保有する財産をコストではなく、地域の資源(リソース)として捉え直す視点であります。そして、この資産をどう位置づけるかという議論には、もう一つ重要な意味合いがあると思います。それは行政内部の業務の横断、横の連携という課題です。行政という組織は本市に限らず、多くの自治体で縦割りになりがちであり、所管の違いによって制度運用や判断基準が異なることが、時に柔軟な対応を阻害する要因となっています。防災部局、産業部局、農林水産部局、教育委員会、さらには財務・管財部門など、資産の所管が細かく分かれていることで、潜在的に生かせるはずの行政財産が部局間の調整の不足によって、十分に活用されていないケースもあり得ると考えます。一方で本市におきましては、行政財産・普通財産などといった区分により、取得の経緯や活用範囲、目的外使用の可否、寄附や売却の制限などが異なり、活用検討に際して一定の制約があると伺っています。しかし市民からは、農業・水産業・商工業の現場で市の機材や空間が使えたら助かる。公共が持つ資産をもっと地域のために活用できないかという声も少なくありません。災害復旧用資産・設備の平時稼働は、点検・維持管理の質向上にもつながるだけでなく、地域産業の支援や新たな交流人口の創出といった地域振興にも資する可能性があります。また、市有地・廃校・旧施設跡地などの普通財産についても、活用余地があれば、地域ビジネスや市民活動の活性化に寄与できる余白を持っています。

そこで今回は本市の行政財産・普通財産などの現状と活用状況を改めて整理し、防災と地域振興の双方の視点から、市有財産をより柔軟かつ横断的に生かす方策という観点から質問をさせていただきます。

まず大きく一つ目に、市有財産の利活用の状況と課題を伺います。

市有財産の目的外使用・貸付け等の具体的な活用事例についてということで、目的外使用をはじめ、未利用市有地や旧施設の普通財産の貸付けや売却など、既に行っている具体的な活用事例をお示しください。

二つ目に、平時活用するためのルールと手続について伺います。

行政財産の目的外使用許可の基準や手続、使用料徴収、長期的・継続的な活用など、制度面でどのような改善が必要と考えるか伺います。

三つ目に、行政財産の用途廃止及び普通財産への引継ぎに係るルールと手続について伺います。

用途廃止に当たり、必要な内部基準、判断ルール、議会の議決の必要性、第三者提案、民間活用提案の整合など幅広い利活用を進める上で検討すべき事項をお示しください。

次に大きく二つ目として、災害用として整備された市有財産の平時における利活用の可能性について伺ってまいります。

事例にも挙げたような排水ポンプ、津波避難タワー、防災倉庫にある発電機や外部照明、チェーンソーなどの機器、他市町で行われているキッチンカーなど、現在導入していないものも含め、災害時用の市有財産は防災目的に加えて、農業・漁業振興、観光・商工振興、地域行事、教育など幅広い分野での活用が可能であると考えますが、どのような可能性があると当局として考えるか伺います。

次に、災害用の設備等を平時利用する場合、点検・維持管理の質向上、技術者育成、地域との協働、市民防災力の強化などの副次的な効果についても、併せてどのように考えるかお示しください。

最後に、地域等で活用するための協定や保険加入等リスク分担についてお伺いします。

平時利用中に災害が発生した場合の速やかな返還、復旧ルール、代替機材の確保、民間との協力等のバックアップ策、平時利用が災害対応の妨げにならないための工夫など災害対応と平時の利活用を両立するための考え方を伺い、1回目の質問を終わります。

発言 2 / 2

答弁ありがとうございます。

本市所有の設備・資産についての詳細並びに当局の考え方について理解できました。そもそも、公共施設を含む市有財産は、市役所の持ち物ではなく、市民の財産であるという考えが必要であり、その上で、行政財産や普通財産を特定の目的だけの資産としてではなく、地域の価値を生み出す資源として最大限生かしていく方針が必要ではないかと考えます。また、地域振興・産業振興等も目的に加えながら資産を活用することに関して、今後導入する設備に対しても組織横断的な体制で活用方法を検討し、実際に市民のために使用していくことが重要であると感じています。今後、この件に対してどのようなお考えをお持ちかお伺いし、私の質問を終わります。

本市保有の資産・設備のさらなる活用について

産業・経済・雇用

要旨議員は、防災用を含む市有財産が平時にほとんど活用されていない現状を指摘し、農林水産業支援や地域振興への柔軟な活用・横断的運用を求めた。市は、防災用財産の平時利用は原則想定していないとしつつ、法令の範囲内で可能な限り柔軟な活用を検討していくと答えた。

背景2024年夏の記録的猛暑・干ばつで大平地区のブランド米「するがの極」の水田が水不足に陥った際、市所有の排水ポンプの目的外使用が検討されたが活用できなかった事例や、隣接する長泉町が災害用給水車を畜産用水確保に転用した事例を受け、行政財産の柔軟活用と部局横断的な運用体制の必要性が問われた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 市有財産の利活用状況と課題
  • 市有財産の目的外使用・貸付け等の具体的な
  • 市有財産を平時活用するためのルールと手続
  • 行政財産の用途廃止及び普通財産への引継ぎに係るルールと手続
  • 災害用として整備された市有財産の平時における利活用の可能性
  • 農林水産業をはじめとした地域産業の振興や地域活性化に向けた活用策
  • 平時における利活用で得られる副次的な効果
  • 平時における利活用をするための協定や保険加入等のリスク分担
財務部長市有財産の利活用状況と課題についてお答えします。 初めに、市有財産の目的外使用・貸付け等の具体的な活用事例についてですが、行政財産の目的外使用の具体例としましては、余剰スペースの有効活用を図るため、多くの施設で飲料の自動販売機を設置している…答弁の全文を読む

市有財産の利活用状況と課題についてお答えします。

初めに、市有財産の目的外使用・貸付け等の具体的な活用事例についてですが、行政財産の目的外使用の具体例としましては、余剰スペースの有効活用を図るため、多くの施設で飲料の自動販売機を設置しているほか、市庁舎では金融機関や福祉団体の店舗などに活用しております。また、普通財産の活用事例としては、現在、旧内浦小学校の屋外プールを活用した海ぶどうの養殖事業や、国民宿舎伊豆戸田荘跡地で計画中のミュージアムなど、提案型公民連携制度による民間主体の新たな事業展開を図っております。そのほか、行政目的による活用を終えた普通財産の土地や不要となった自動車等の備品で資産価値の残るものは入札による売却処分も行っております。

次に、市有財産を平時活用するためのルールと手続についてですが、行政財産の目的外使用許可は、その用途または目的を妨げない限度において許可しており、許可の期間は原則として1年以内とし、使用料は固定資産税評価額などに基づく適正な額を算出して定めております。許可の期間満了後も再度申請して許可を得れば、継続的な使用が可能であり、また、使用料の減免については、公共的団体等が公益事業の用に供する場合などは対象となります。使用許可に当たっては、地方自治法や沼津市行政財産の目的外使用に関する条例に基づき適切に運用しており、法令の範囲内において、空きスペース等のさらなる有効活用に努めております。

次に、行政財産の用途廃止及び普通財産への引継ぎに係るルールと手続についてですが、市道は道路法、また、学校や公園などの重要な公の施設は、沼津市議会の議決に付すべき公の施設の廃止または長期かつ独占的利用に関する条例で、それぞれ議会の議決を経るなどの廃止手続を規定しております。また、里道や水路敷はそれぞれの所管部署で内部基準を設け、その機能を失った場合などには、用途廃止の事務手続を行っております。用途廃止後の普通財産は、庁内他部署で利用意向を確認し、利用が見込まれない場合には売却や貸付けを行うことになりますが、一定規模の財産については、提案型公民連携制度による対話型市場調査で幅広い提案を受け付け、地域の発展に寄与する活用を進めているところであります。

危機管理監災害用として整備された市有財産の平時における利活用の可能性についてお答えします。 初めに、農林水産業をはじめとした地域産業の振興や地域活性化に向けた活用についてですが、防災用の市有財産は、災害時の確実な稼働を最優先として整備しており、故障に…答弁の全文を読む

災害用として整備された市有財産の平時における利活用の可能性についてお答えします。

初めに、農林水産業をはじめとした地域産業の振興や地域活性化に向けた活用についてですが、防災用の市有財産は、災害時の確実な稼働を最優先として整備しており、故障による支障は避けなければならず、原則として平時利用は想定しておりません。

一方で、防災倉庫内の資機材につきましては、防災訓練等を通じて住民の皆様に実際に触れていただき、用途や使い方を理解していただくために活用されております。また、津波避難タワーや築山につきましては、住民や観光客の皆様が景観やウオーキングを楽しむ場として利用されております。

次に、平時における利活用で得られる副次的な効果についてですが、防災倉庫の資機材を訓練時に活用することで、故障の早期発見や自主防災組織等の人材育成に寄与することが考えられます。また、津波避難タワーや築山につきましては、日常的に利用することで住民が避難場所や動線を認識し、災害時の迅速避難につながるものと考えております。

次に、平時における利活用をするための協定や保険加入等のリスク分担についてですが、訓練等は、保険加入の下、安全に配慮して実施しておりますが、現時点では、平時利用を前提とした協定や保険加入は行っておりません。今後、平時利用を検討する場合には、災害対応の妨げにならないよう、整理すべき課題がありますので、他市町の事例も参考にしながら調査研究してまいります。

市長本市保有の資産・設備の活用方針についてお答えいたします。 市有財産につきましては、おのおのの目的を持って保有しているものであり、その目的や法令に基づいた運用が求められております。一方で、市有財産を新たな価値を生み出す資源として、市民の皆様の…答弁の全文を読む

本市保有の資産・設備の活用方針についてお答えいたします。

市有財産につきましては、おのおのの目的を持って保有しているものであり、その目的や法令に基づいた運用が求められております。一方で、市有財産を新たな価値を生み出す資源として、市民の皆様のために有効活用していくことは、重要なことであると考えているところでございます。先ほども議員からお話をいただきましたように、大平地区におきます、我々沼津市にとっては大切な地域のブランド米であります、するがの極の育成を守るためのアイデア・取組であったり、長泉町における実例もある意味においては、柔軟な活用方法の一つであると考えているところでございます。このようなことから、市有財産については本来の目的を果たしつつ、法令の範囲で可能な限り柔軟な活用方法を検討し、市民の皆様が有効かつ効果的に活用できるように努めてまいります。