沼津市議会の一般質問・議案/市の計画 沼津市政アーカイブ

沼津市議会の議事録を市民向けに構造化。
一般質問=議員が問うたこと/議案・議決=議会が決めたこと/市の計画=市が目指していることを、横断して見られます(第1回〜第12回定例会・2023.6–2026.2)。

大草満 議員

議員大草満

市民クラブ1期下香貫牛臥地区

所属委員会: 建設水道危機管理委員会(委員長)・特別会計企業会計予算決算委員会(副委員長)

登壇 8回 ・ 論点 14件 ・ 質問細目 68件 ・ 代表質問 2回

選挙公報の公約を見る人を育て まちを育て 未来を創る / 笑顔!元気!本気!

掲載名: 大草みつる / 無所属 元市内公立小学校教員

子どもたちがこれからの社会で求められる力を伸ばせる学校づくり

  • コミュニティ・スクール導入による体験学習の推進

笑顔あふれる子育て環境の整備

  • 子育て目線からの継続した子育て、子ども発達支援

安全・安心で住みやすいまちづくり

  • 学校と連携した地域防災対策の構築

スポーツ・文化・歴史遺産を活かしたまちづくり

  • 各種スポーツイベントの開催

元市内公立小学校教員。「NUMAZU Love」Tシャツでランニングする似顔絵イラストを掲載。

※ この内容は2023年4月23日執行 沼津市議会議員選挙の選挙公報(沼津市選挙管理委員会発行・画像PDF)をAIが文字起こししたものです。情報提供を目的とした掲載で、候補者間の比較・評価のためではありません。誤読や省略の可能性があるため、正確な内容は沼津市選挙管理委員会の選挙公報(3ページ目・公式サイトのPDF。新しいタブで開きます)↗でご確認ください。

質問一覧(14件)

第1回2023-06-19

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

第1に、全ての子供の成長、発達を目指す子育て支援制度の推進についてお尋ねします。

沼津市では、妊娠届出書の提出による母子健康手帳の交付から始まり、生後4か月までの赤ちゃん訪問、4か月児健康診査、7か月児健康診査、10か月児健康診査と、各家庭への相談、健康診査が進められます。また、マミーズほっとステーションぬまづの母子保健コーディネーターによる相談体制が築かれているとともに、申込制による赤ちゃんDayやステップアップ教室も開催されています。その後は、1歳6か月児健康診査、2歳児歯科健康診査、3歳児健康診査と進められます。1歳6か月児、3歳児健康診査では、健康診査票とチェックシートを使用し、身体・精神両面から子供を診ています。気になる表れがある子供には、保健師等が訪問や電話等による相談を行っています。まさしく、子育てをするなら沼津の言葉を実現すべく、各家庭への支援体制がしかれています。一般的に各家庭への支援は、相談する側と相談される側との信頼関係が基盤となって支援が可能と言えます。県内の他市町では、フィンランドで100年続いている子育て支援制度、ネウボラを良き例として、妊娠期から出産、乳幼児期、就学までを見通して、同一担当者による支援体制をしき、各家庭と担当者との信頼関係を築いている例があります。信頼関係があるからこそ、困り感や心配、不安なことがあれば、まずは顔の分かる担当者に相談という体制になっています。また、担当者による支援の最終目的は、親自身が課題を知り、自分で解決する力を身につけることにあります。ネウボラを導入した市では、同じ保健師が継続して関わることにより、スクリーニングによる支援から誰もが受ける支援に、母子中心の支援から家庭全体への支援に、集団での支援から個と個への支援に、相談先を探すからまずは担当保健師に相談という体制が築かれています。結果として、問題の早期発見・予防・介入につながり、家庭における様々な課題に対する早期支援につながっています。その基盤にあるのは、担当保健師と各家庭との信頼関係です。本市においても、担当者と各家庭との信頼関係を築く上で、参考にすべき点があると思います。

そこで、本市における切れ目のない子育て支援の充実について3点質問します。

最初に、ライフステージが変わった際における各家庭との信頼関係の構築について伺います。

妊娠・出産・育児・就学と、ライフステージが変わっていくごとに担当する課、担当者が変わっていきます。そのような中でも、各家庭との信頼関係構築は極めて重要なこととなります。現在、各家庭が抱えている課題は複雑かつ多様になってきています。自らは相談しにくい家庭、相談することさえ思いつかない家庭等、様々な御家庭が存在するのも事実です。

そこで質問します。

そのような中、ライフステージが変わる際の全ての家庭との信頼関係をどのように築いているのか、当局のお答えをお願いします。

2つ目は、子供の発達に対する家庭及び社会全体への理解促進について伺います。

各種健診や相談等により、発達に課題を持った子供への支援の必要性が認識されます。そのような場合、周りにいる大人の理解が欠かせません。子供にとって信頼できる大人が近くにいることは極めて重要になります。それは、社会生活の中での最小単位である家庭においても同様です。私が知り得る1つの例として、母親だけがその子供の個性を理解しているということがあります。子供への支援は、母親だけではなく父親、時には祖父母等の子供の発達課題に対する理解が必要です。その理解が進まなければ、母親と子供だけが苦悩する状態になりかねません。母親は自分の育て方が悪かったのだろうかと、自分を責める場合も多々あります。人一倍愛情を注いでいるにもかかわらずです。さらに、社会全体への理解も進める必要があります。街に出た際、子供の表れにより肩身の狭い思いをする母親が存在します。ですから、家庭をはじめとした社会全体への発達課題に対する理解を進める必要があります。

そこで質問します。

子供の発達課題に対する家庭及び社会全体に対する啓蒙、理解促進について当局のお答えをお願いします。また、さらなる子供の発達課題に対する理解促進策として、保育所や幼稚園等の入所、入園説明会等の機会を利用し、保護者の方が学ぶ機会を設けたらいかがと思いますが、市当局の認識を伺います。

3つ目は、子ども・子育て支援事業における切れ目のない子育て支援体制について伺います。

切れ目のない子育て支援体制には2つの視点が重要です。一つは母子の心身から見た健康、いわゆる母子保健の視点、もう一つは地域内でのネットワークづくりや家庭環境への働きかけ等の福祉の視点です。また、切れ目のない子育て支援として、就学時における円滑なつなぎは重要なポイントの一つになります。子供にとっても保護者の方にとっても、ステージが変わる段階は期待もありますが、不安もあります。特に発達に課題を持った子供とその保護者にとって、不安は大きなものとなります。したがって、ステージが変わる際の円滑な引継ぎは極めて重要になります。

そこで質問します。

母子保健及び福祉の視点から見た現在の沼津市における切れ目のない子育て支援体制の現状と、今後の方向性について当局のお答えをお願いします。

次は、乳幼児期における健康診査結果の利活用について2点質問します。

最初は、1歳6か月児健康診査、3歳児健康診査の結果の利活用について伺います。

母子保健法には検査内容として、身長や体重、身体的な健康状態のみならず、子供の精神的な発達についての項目があります。沼津市では健康診査の際に、健康診査票やチェックシートを用い、日頃の子供の様子等も当日の観察だけに頼ることなく把握するよう努めています。また、発達障害者支援法には、乳幼児健診を行うに当たり発達障害の早期発見に十分留意しなければならない旨が定められています。

そこで質問します。

子供、家庭への支援のキーワードは、早期発見・早期支援であり、1歳6か月児健康診査、3歳児健康診査は早期発見のよい機会となります。健康診査から分かった結果は、子供及び家庭への支援にどのように利活用されているのでしょうか。当局のお答えをお願いします。

2点目は、児童発達支援センターみゆきの園訪問によって発見された、発達に課題を持った児童・家庭への相談体制について伺います。

子供は幼稚園等に入園した時点で、新たなステージに入ります。それは集団での生活をスタートさせることです。その一方で、支援の連続性は図らなくてはなりません。厚生労働省から出ている児童発達支援ガイドラインでも指摘されているように、発達に課題を持った子供への支援は、子供本人が支援の輪の中心となり、様々な関係者が関与して行われる必要があります。このため、幼稚園・保育所・こども園に入園した後は、子供の発達支援の連続性を図るため、保護者の了解を得た上で入園前後の情報を関係者と情報共有し、相談体制を築くことが極めて重要になります。

そこで質問します。

児童発達支援センターみゆきの園訪問によって発見された、発達に課題を持った子供及び家庭への相談体制の現状と今後の展望について当局のお答えをお願いします。

第2に、若い力を活用した地域防災の在り方についてお尋ねします。

沼津市は自然豊かなまちです。私の居住地、牛臥から見る駿河湾・夕焼け・富士山等は、風光明媚の一言です。一方、この自然は時に災害をもたらします。自然の豊かさゆえ、沼津市にとって防災対策は切っても切り離せない課題であり、多種多様な災害に備えなくてはなりません。これらの災害による被害を軽減するためには、日頃の防災対策が不可欠であり、災害に対する備えの有無が、被害の規模を大きく左右することになります。静岡県及び沼津市では、自分の身は自分で守る自助、地域や近隣の住民相互の助け合いによる共助、市をはじめとする行政機関等による公助の考え方に基づいて、防災への対策に取り組んでいます。東日本大震災における釜石の子供たちの行動は記憶にあるかと思います。長年にわたる地道な防災教育と防災訓練を受けてきた釜石市の小中学生は、まずは高台にある避難所に自分たちだけ避難します。しかし、そこにも津波が迫ります。さらに1.6キロメートル先の高い峠を目指します。その途中では、消防団や住民が子供たちの避難に手を差し伸べます。中学生は小学校低学年、幼稚園児を補助します。さらに、子供たちが周りのお年寄りの避難を助け、避難所の清掃、避難住民の名簿づくりなど、避難生活にも貢献したことで知られています。釜石の奇跡と呼ばれているこの事例から、まずは自分で身を守り、そして助け合うことの必要性を学ぶことができます。今すぐに本市において、このような防災教育・防災訓練を行うのは難しいかと思われます。しかし、この事例からは、自助・共助の重要性と一層の推進案を学ぶことはできます。本件における自助・共助の推進策の一つとして、ふじのくにジュニア防災士養成講座があります。本講座では、小学校高学年・中学生・高校生が自然災害から身を守るとともに、家庭においては防災リーダーとなり、地域においては防災活動に積極的に参加し、将来の地域防災リーダーとしての活躍が期待されています。講座に参加した子供たちの感想からは、防災に対する意識の向上がうかがわれます。防災先進県として、防災に対する若い人たちの意識の高揚を図るすばらしい取組であると認識しています。

そこで、ふじのくにジュニア防災士養成講座の現状と今後の活用について3点質問します。

最初は、ふじのくにジュニア防災士養成講座の取組の県及び市の実態について伺います。

各学校において本講座に積極的に取り組むことは、地域における防災体制構築の面からも非常に大切なことだと認識しています。

そこで質問します。

ここ数年の沼津市内の小中学校における、ジュニア防災士養成講座への参加状況及び県全体と比較した参加割合に対する市の見解についてお答えをお願いします。

2点目は、本市のジュニア防災士資格取得者の現状について伺います。

講座の実施、地域防災訓練への参加、レポート等の提出を終えた後、認定証が交付され、子供たちはふじのくにジュニア防災士に認定されます。資格取得者のアンケートからは、有事の際には共助が大切だということが分かりました。共助をしていくために、ふだんから地域の人と挨拶をするようにして、助け合いがしやすい空気にしていきたいと思いますなどの意見があります。子供たちの防災意識の高まりを感じます。

そこで質問します。

本市のジュニア防災士に認定された子供たちの人数と活動状況、課題について当局の答えをお願いします。

3点目は、中学生・高校生の力を活用した地域防災の取組について伺います。

本講座の目的は、地域防災力の向上と次世代を担う若い世代への防災意識の啓発です。つまり地域防災に若い力を活用することの重要性を認識させる取組です。中学生や高校生が防災訓練の段階から積極的に参加することにより、地域の高齢者、避難弱者との絆を深め、人から感謝される喜び、人のために役に立つ喜びを感じ、地域への愛着と誇りを醸成する機会となります。つまり、防災を通した地域コミュニケーションづくりです。

そこで質問します。

本市としてジュニア防災士養成講座への取組への評価と今後の展望についてお答えをお願いします。

全ての子供の成長、発達を目指す子育て支援制度の推進について

子育て・教育

要旨議員は、ライフステージの変化時における家庭との信頼関係構築、発達課題に対する家庭・社会全体の理解促進、切れ目のない支援体制の確立の3点を質問し、市は地区担当保健師による継続的支援、父親・祖父母の参加促進、こども家庭センター設置検討などで対応する方針を答えた。

背景子育て家庭が抱える課題が複雑多様化し、相談しにくい家庭も存在することに加え、発達課題のある子供をめぐって母親の負担が大きく、社会全体の理解が不足している状況が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 本市における切れ目のない子育て支援の充実に
  • ライフステージの変化による家庭との信頼関係の構築
  • 子供の発達に対する家庭及び社会全体の理解促進
  • 子ども・子育て支援事業における切れ目のない子育て支援体制の確立
  • 乳幼児期における健康診査結果の利活用について
  • 1歳6か月児、3歳児健康診査結果の利活用
  • 児童発達支援センターみゆきにおける発達に課題を持った児童、家庭への相談体制
市民福祉部長本市における切れ目のない子育て支援の充実についてお答えします。 初めに、ライフステージの変化による家庭との信頼関係の構築につきましては、本市では、中学校区を基本に、市全域を17地区に分けて地区担当保健師を配置しております。妊娠届出時より出産…答弁の全文を読む

本市における切れ目のない子育て支援の充実についてお答えします。

初めに、ライフステージの変化による家庭との信頼関係の構築につきましては、本市では、中学校区を基本に、市全域を17地区に分けて地区担当保健師を配置しております。妊娠届出時より出産子育て期まで、居住地区を担当する保健師が一貫して相談や支援に関わることで、信頼関係の構築に努めております。また、職員の異動や該当児の市内転居等により担当保健師が代わる場合においても、確実な引継ぎを実施しており、今後も継続した支援に努めてまいります。

次に、子供の発達に対する家庭及び社会全体の理解促進についてお答えします。

各家庭に対する取組としましては、妊娠中から育児に対しての家族の役割を認識してもらうことを目的としたパパとママの教室に父親に参加してもらうほか、健康診査や育児教室への父親の参加や、育児相談に父親や祖父母も加わってもらう呼びかけなど、家庭における理解促進に努めているところです。また、社会全体への理解促進に向けた取組としましては、育児教室などの行事開催の周知に合わせて各種媒体で情報発信するほか、様々な機会を捉え周知に努めてまいります。さらに、幼稚園等の保護者説明会などを利用して、子供の発達課題に対する理解を深める機会を設けるよう、関係機関に働きかけてまいります。

次に、1歳6か月児、3歳児健康診査結果の利活用についてお答えします。

健康診査結果は、発達に関するチェックシートの内容とともに、子供一人一人につき作成している健康管理票及び健康管理システムに情報を積み重ねる形で管理しております。この情報を利活用することで、支援が必要と判断される子供や家庭に、早期から保健師による訪問や電話相談等、必要に応じた支援を実施しているところであります。また、保護者の同意を得た上で関係機関と情報を共有し、該当児へのより適切な支援につなげております。

福祉事務所長子ども・子育て支援事業における切れ目のない子育て支援体制の確立についてお答えします。 初めに、子育て支援体制の現状につきましては、本市では、現在、保健師が健康診査等により支援が必要と判断した子供や家庭があった場合は、こども家庭課などの関係部…答弁の全文を読む

子ども・子育て支援事業における切れ目のない子育て支援体制の確立についてお答えします。

初めに、子育て支援体制の現状につきましては、本市では、現在、保健師が健康診査等により支援が必要と判断した子供や家庭があった場合は、こども家庭課などの関係部署等と連携し、適切な指導や的確な情報提供など、母子保健と児童福祉の両面から切れ目のない支援を行っております。また、小学校就学時における保育所等からの情報提供につきましては、円滑に行われるよう関係機関に働きかけております。

次に、今後の方向性につきましては、令和4年に児童福祉法が改正され、令和6年4月から市区町村は、全ての妊産婦・子育て世帯・子供に対して、より一体的に相談支援を行う機能を有する機関であるこども家庭センターの設置に努めることが規定されました。本市といたしましても、法改正の趣旨を踏まえ、こども家庭センターの設置の検討も含め、切れ目のない支援体制のより一層の充実を目指してまいりたいと考えております。

次に、児童発達支援センターみゆきにおける発達に課題を持った児童、家庭への相談体制についてお答えします。

市内の保育所等へ通所する発達に課題のある児童につきましては、本センターが窓口となり各保育所等からの依頼を受け、臨床心理士・言語聴覚士・作業療法士等の専門職を派遣し、保護者や保育所等の職員へ助言・指導を行うフォローアップ事業を実施しております。この事業は保護者の同意を得て行っているため、地区担当の保健師が関わっているケースも多く、相談の中でフォローアップ事業を進められた保護者が保育所等へ指導を申し出るなど、継続した支援につながっております。また、園訪問の3か月後に保護者や保育所等の職員へ状況を伺うことにより、その後の対応を指導する事後のフォローを行い、対象となる児童や家庭に対しての支援を継続しております。現在も保育所等からの依頼は多く、今後も増加する状況が考えられることから、保護者が望む臨床心理士等の専門職による指導を拡充できるよう検討してまいります。

若い力を活用した地域防災の在り方について

防災・減災

要旨議員は沼津市におけるふじのくにジュニア防災士養成講座の実施状況と、若い力を活用した地域防災の課題について質問。市は受講者が年々増加している一方、コロナ禍による防災訓練の中断が実践的活動の機会を失わせているため、今後は訓練での役割付与と自治会連携による地域への浸透に取り組むと答弁した。

背景地域防災の担い手育成が必要な中で、中学生・高校生のジュニア防災士を地域防災力強化に活用する仕組みづくりが、コロナ禍による防災訓練の中止で停滞していたことが問題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • ふじのくにジュニア防災士養成講座への取組の現状と今後の活用について
  • ふじのくにジュニア防災士養成講座の県及び市の実態
  • 本市のジュニア防災士資格取得状況と活動の現状
  • 中学生、高校生の力を活用した地域防災への取組
危機管理監ふじのくにジュニア防災士養成講座の県及び市の実態についてお答えします。 本講座は、静岡県が地域防災の担い手を育てる活動の一環として、小中高校生を対象に実施しており、直近3年間で、県全体の参加校数は延べ579校、受講者数は延べ6万5985人と…答弁の全文を読む

ふじのくにジュニア防災士養成講座の県及び市の実態についてお答えします。

本講座は、静岡県が地域防災の担い手を育てる活動の一環として、小中高校生を対象に実施しており、直近3年間で、県全体の参加校数は延べ579校、受講者数は延べ6万5985人となっております。このうち、本市における参加校数は延べ25校で、県全体における本市の占める割合は4.3%となっております。また、受講者数及び同割合につきましては、延べ2,873人で4.4%となっており、年度別では、令和2年度が543人で2.3%、令和3年度が796人で3.3%、令和4年度が1,534人で5.2%と年々増加傾向にあることから、受講者のさらなる拡大に取り組んでまいります。

次に、本市のジュニア防災士の資格取得状況と活動の現状につきましては、本市における受講者のうち認定証の交付を受けた生徒は延べ2,826人で、現在、市内におけるジュニア防災士は、家庭での防災対策を率先して考える家庭の防災リーダーとしての役割を担い、活動しております。本講座をきっかけとして防災意識の高まりがある中で、将来的には地域防災の新たな担い手としての役割を期待されているものの、近年はコロナ禍で防災訓練等が実施できず、地域での実践的な活動の機会が得られなかったことが課題となっております。

次に、地域防災における中学生・高校生の力の活用につきましては、後継者の育成や地域防災力の強化に当たって必要不可欠であることから、出前講座による防災教育の推進や防災イベントなどを通じた防災意識の一層の啓発に努めております。今後につきましては、静岡県と引き続き連携しながら、ジュニア防災士養成講座のさらなる周知により受講者を増やしつつ、本格的に開催される防災訓練などにおいてジュニア防災士に一定の役割を与えるなど、地域に浸透する仕組みづくりを自治会などと検討してまいります。

第3回2023-12-05

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

第1に、本市における安全・安心なまちづくりについてお尋ねいたします。

日本では、昔から水と安全はただと言われてきました。しかし、それは過去のものとなってしまった感があります。政府の統計を基にした調査では、事件の9割は未解決、変死者数は年間15万人、年間の行方不明者数は高齢者が23万人、9歳以下の子供は1,000人以上となっています。また、社会的・国際的な情勢の変化の中で、SNSにより集められた犯罪集団、高齢者を狙った詐欺事件等、様々な治安課題が出現しています。一方、国を挙げての防犯対策の取組により、令和3年度の刑法犯認知件数は、戦後最多時の平成14年度の約5分の1になり、世論調査でも8割超の国民が日本の治安のよさを評価するなど、一定の成果を上げています。さらに、政府は令和5年度から新たに総合的な戦略を策定し、犯罪対策を推進しています。一方、沼津市に目を転じてみます。防犯まちづくり条例の下、警察や防犯協会等の防犯関係団体、地域で防犯活動を行っている方々と連携し、子供への防犯教育やまちなかでの広報活動を行っています。具体的取組としては、小学校・幼稚園・保育園での防犯教室、不審者対応訓練、特殊詐欺被害防止広報活動、自転車盗防止キャンペーン、防犯パトロール等が挙げられます。沼津市は、新しい時代に合った、安全・安心で誰もが暮らしやすい地域をつくることを基本目標とし、市民の安全を守るべく尽力されています。刑法犯認知件数は、令和4年においては32件の微増となったものの、ここ20年間は減少傾向が続いています。しかし、令和4年版の犯罪のあらましでは、沼津警察署管内の刑法犯認知件数は1,238件であり、県内ワースト2位です。また、特殊詐欺の件数は前年と同数でありながら、被害総額では約1,940万円増となる約5,600万円にも上り、依然として高水準で推移しています。また、今年10月中旬時点では昨年と比較し、犯罪件数が59件、特殊詐欺においては4件、被害額にすると220万円増との報道があります。さらに、子供たちへの不審な声かけや女性を狙ったわいせつ事案など、市民の身近で発生する犯罪が後を絶ちません。市民が安全を感じ、安心して生活できるまちづくりを今以上に推進していかなくてはなりません。

そこで、本市における安全・安心なまちづくりについて3点質問します。

最初に、犯罪機会論に基づいた防犯活動について伺います。

全国防犯啓蒙推進機構では、防犯の理論として大きく2つを取り上げています。犯罪原因論と犯罪機会論です。犯罪原因論は、人に注目し、なぜその人が犯罪行動に出たかに焦点が当てられます。犯罪機会論は場所に注目し、その場所の環境が犯罪を誘発するという考え方です。いわゆる割れ窓理論です。現在、犯罪を未然に防ぐということから、主流は犯罪機会論であると言われています。犯罪原因論はクライシス管理であり、犯罪が起こったときどう対応するかが主となります。一方、犯罪機会論はリスク管理であり、犯罪を近寄らせないことに重点があります。防犯の視点から考えた場合、現在の主流が犯罪機会論であることは理解できるかと思います。

そこで質問します。

犯罪機会論に基づいた今後の防犯活動を沼津市としてどのように取り組んでいくのか伺います。

2つ目は、防犯パトロール活動のリスク管理について伺います。

沼津市では、各自治会・ボランティアによる市内のパトロール、登下校時の見守りや交通安全指導、街頭補導などを行っています。犯罪を予防し、誰もが安全で安心して暮らすことのできるまちの実現を目指し、市民一人一人が防犯意識を高め、地域ぐるみの防犯活動を通じて犯罪抑止力を高め、人の目が行き届いた犯罪が起きにくいまちづくりに大きな効果をもたらしています。大変ありがたく思います。犯罪を目撃する可能性がある監視性、周囲の視線が犯罪に届く視認性が犯罪の抑止力になっています。しかしながら、青色パトロール、ながら見守り連携協力事業者によるパトロール、地域の街頭補導等を行っている方々は一般の市民であり、女性である場合もあります。パトロールですから、犯罪に遭遇する、巻き込まれる可能性は高いことになります。このような危険性に対し、自分の身を守るすべや対処の仕方を学ぶ定期的な研修機会が必要なはずです。

そこで質問します。

ボランティアでパトロールをされている方々の研修機会について、どのような取組をされているのか伺います。

3つ目は、防犯カメラ設置補助の拡充について伺います。

沼津市防犯まちづくり条例第10条に、犯罪の防止に配慮した公共施設の整備に努めるとあります。令和4年第12回定例会における23番議員の質問に対する回答でも、防犯カメラの設置は、地域での防犯活動が手薄になる場所や時間帯における見守りを補完・強化し、犯罪抑止につながるものと考えているとの回答でした。現在、通学路への防犯カメラ設置を希望する連合自治会等に補助金を交付しています。しかし、通学路以外にも防犯カメラを設置したいという要望があるのも事実です。例えば、ごみ集積場への不法投棄を抑止するための防犯カメラ設置要望です。過去3年間における7つの自治会からの不法投棄調査の結果では、合計30回の不法投棄がありました。平均して1つの自治会で年間4回以上です。不法投棄の時間帯は深夜が26回、早朝が3回、昼間が1回です。投棄物の主なものは、家電製品が16、引っ越し粗大ごみが14、中には仏壇もあります。調査から浮かび上がるのは、深夜誰も見ていない時間帯に車で乗りつけ捨てていく姿です。不法投棄は犯罪です。私がさらに恐れるのは、不法投棄した大人と一緒に子供がいた場合です。大人が自らルールを破り、人様に迷惑をかけて自分は逃げ去ることを教えていることになります。また、多くの子供が通学途中に不法投棄の現場を目にします。ずるをした者が得をし、真面目な者が損をする事実をです。しかも、やっているのは大人です。これこそ犯罪を誘発する温床となります。また、ほかにも防犯カメラ設置による効果はあります。徘回老人、高齢者対策、児童生徒の見守り等、大きな役割を果たします。市内全域に犯罪抑止に効果がある防犯カメラを設置するためには、各連合自治会において防犯カメラを設置促進していくことが重要であり、そのためには、設置に係る費用を市が補助する必要があると考えます。当然、個人情報・プライバシーに関わる問題がありますから、沼津市街頭防犯カメラの設置及び運用に関するガイドラインの範囲内において設置の拡充を図らなくてはなりません。

そこで質問します。

今後、防犯カメラ設置補助拡充が必要であると考えますが、市の考えを伺います。

第2に、豪雨被害への対応について質問します。

昨今、今までの経験では予測不可能な大雨が増えたと多くの人が実感しています。現に、気象庁の発表によると、大雨の年間発生回数は増加しており、強度の強い雨ほど増加率が高くなっています。特に降水量1時間80ミリ以上、3時間150ミリ以上、1日300ミリ以上などの強い雨は、1980年頃と比較し、約2倍程度に頻度が増加しています。国や県は、注意報、警報、特別警報、土砂災害警戒情報、指定河川洪水予報等、様々な防災気象情報を段階的に発表し、大雨や暴風等により引き起こされる災害への警戒を呼びかけています。防災気象情報には、市町村の避難情報の発令判断を支援する役割と、住民が主体的に避難行動を取るための参考となる状況情報の役割があります。過去に、気象庁からの注意報や警報、市町村からの避難勧告や避難指示などの情報が、住民に正しく伝わらなかったことが甚大な被害を引き起こした一因であるという事例があります。こうしたことを踏まえ、気象庁は、住民が災害発生の危険度を理解し、的確に避難行動が取れるよう、防災情報を5段階に変更し、防災アプリ、キキクルによる通知サービスを始めています。防災情報の危険度3からは市町村が発表します。危険度5では、道路冠水等で避難が困難な状況となるおそれがあるため、遅くとも警戒レベル4避難指示が出現した時点で避難の判断をすることが重要です。災害対策は自助・共助・公助が基本です。大雨等の際には、自ら市町村からの避難情報の発令に留意するとともに、防災気象情報等を用いて避難を判断し、適切な避難行動を取る自助・共助が大切になります。沼津市でも、市民の生命・財産を災害から保護するため、沼津市防災会議において沼津市地域防災計画を作成し、毎年検討を加え、必要に応じて修正しています。

そこで、豪雨被害への対応について3点質問します。

最初は、避難状況の評価について伺います。

今年6月の台風第2号による被害は記憶に新しいところです。被害状況は床上浸水129件、床下浸水90件、そのほか物件被害が28件、市道における交通被害は2か所でした。避難情報は、警戒レベル4避難指示が市内全域に、警戒レベル5緊急安全確保が市内3地区に出されました。市民が避難を決断する主な情報源は、市から出される避難情報です。今年6月の台風第2号において、それらの情報を基に避難所に避難した方は、市内全域で83世帯149人と聞いています。

そこで質問します。

この避難所への避難状況を市としてはどのように評価しているのかを伺います。

2つ目は、マイ・タイムラインの普及について伺います。

今年6月の台風第2号では、沼津市において人的被害はありませんでした。日頃からの河川の維持管理、大雨時における市からの情報提供、各自治会の日頃の訓練、助け合い等が功を奏したのではないかと思います。しかし、市内全域に避難指示、市内3地区には緊急安全確保が発令されている中での避難所への避難者数が83世帯、149名という数字は、避難所以外への避難者数を考慮しても少ないのではないかと思われます。今回の人的被害がゼロ人というのは、次の豪雨被害でも保証されるわけではありません。過去の大規模な豪雨災害において被害を拡大させた要因の一つとして指摘されるのが、避難率の低さ、すなわち逃げ遅れであります。なぜ危険が迫っていることが分かっているのに人は逃げ遅れてしまうのか。防災や災害心理学の専門家は、人の心理は正常性バイアスや同調性バイアスが働きやすいという特徴があり、それらの心理が危険度の認識を誤らせ、行動に移ることを思いとどまらせてしまうと指摘します。つまり、身の危険を感じたら安全な場所にすぐ逃げるという言葉にすれば単純なことが、実は極めて難しい現実であるということです。避難行動を起こす難しさを軽減する一つの方法が、国・県・沼津市が進めているマイ・タイムラインです。マイ・タイムラインは住民一人一人の水害時の行動計画です。防災行動のいつ・何を・誰がを明確にするものです。平常時から避難するタイミングを認識することになり、非常時には正常性・同調性バイアスのわなを回避して、決めたことだからとシステマチックに避難できる効果があると言われています。さらに、マイ・タイムライン作成を通して家族が話し合い、協力・確認しながら防災意識を高めることができるはずです。市では、実情に応じてマイ・タイムラインを作成できるように、地区ごとの概要版や記入しやすいシートを独自につくっています。

そこで質問します。

マイ・タイムラインの市民への認知度、普及の状況及びより一層市民に普及するためにどのように広報していくのか伺います。

3つ目は、アプリを活用した災害や避難の情報提供について伺います。

公式防災アプリについては、さきの定例会でも16番議員が質問していますが、本アプリについては、多くの市民から意見をいただいています。それを踏まえ、改めて質問させていただきます。

市民自らが得られる情報の1つに、国土交通省のホームページからのライブカメラによる視覚情報があります。沼津市では公式防災アプリが重要な情報源の1つです。これらの情報は避難行動を起こすための根拠となるものです。しかし、両者ともに、操作面から高齢者等には使いづらい状況にあると思われます。速やかな避難を可能にするため市が取り組むべきことは、先ほどのマイ・タイムラインの一層の普及と、正確でかつ視覚からも聴覚からも入力でき、かつ簡便に入手できるリアルタイムな情報提供です。

そこで質問します。

重要な情報源である沼津市公式防災アプリですが、まずは市民の利用状況を把握することが大切だと思います。市が把握している本アプリの利用はどのような状況にあるのか伺います。

また、アプリの機能にライブカメラによる映像と河川の危険度を視覚から獲得できる機能を付加したらどうかと思います。さらに、高齢者にも使いやすいよう、危険度が高まった場合、自動的に音声機能と画像機能でお知らせする機能にすべきであると思いますが、いかがでしょうか。市としての見解を伺い、1回目の質問を終わります。

発言 2 / 2

犯罪機会論に基づいた防犯活動について2回目の質問をさせていただきます。

答弁を伺い、地域防犯活動への支援のほか、現在、市内事業者が事業活動の中で行っている、ながら見守り活動に一般市民も参加できるよう、制度拡充の検討に取り組んでいることが分かりました。ありがとうございます。犯罪機会論では犯罪が起きにくい環境をつくることが大切であり、その一つが人の目となります。多くの方々がパトロールに尽力されていることが犯罪の抑止力になっていると思います。パトロールは大きく2つの方法があると言われています。ランダムにパトロールするランダムパトロールと、犯罪が起こりやすい場所を重点的に行うホットスポットパトロールです。両者ともにメリット・デメリットがありますが、効果の高さではホットスポットパトロールというデータがあります。例えば藤沢市では、ホットスポットパトロールの結果、犯罪の認知件数が5年で60%減少したという結果があります。さらに、限られた人数、時間でのパトロールが可能となり、パトロール隊の負担軽減にもなっているそうです。沼津市として、このホットスポットパトロールの推奨に対する考えについて伺い、私の質問を終わります。

本市における安全・安心なまちづくりについて

まちづくり・都市基盤

要旨議員は、犯罪機会論に基づいた防犯活動の推進、防犯パトロール活動に携わるボランティアの安全確保研修、防犯カメラ設置補助の拡充について質問した。市は、犯罪が起こりやすい環境をなくす施策と警察連携、防犯担当者会議での安全研修実施、通学路への防犯カメラ補助継続と通学路以外の研究を答えた。

背景沼津市の刑法犯認知件数が県内ワースト2位であり、特殊詐欺の被害額が約5,600万円と高水準、子供への不審な声かけや女性を狙った犯罪が続く中で、一般市民のボランティアが防犯パトロール活動を担う危険性が高まっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 犯罪機会論に基づいた防犯活動
  • 防犯パトロール活動におけるリスク管理
政策推進部長犯罪機会論に基づいた防犯活動についてお答えします。 本市では、犯罪が起こりやすい環境や機会の存在をなくしていくことが犯罪の抑止につながるとの考えから、防犯灯や防犯カメラの設置に対する支援をはじめ、警察などの関係機関、市民及び事業者等と連携し…答弁の全文を読む

犯罪機会論に基づいた防犯活動についてお答えします。

本市では、犯罪が起こりやすい環境や機会の存在をなくしていくことが犯罪の抑止につながるとの考えから、防犯灯や防犯カメラの設置に対する支援をはじめ、警察などの関係機関、市民及び事業者等と連携して、啓発活動や防犯パトロール等、地域防犯活動の促進に取り組んでおります。また、沼津市防犯まちづくり条例における地域の安全は地域で守るという基本理念に基づき、より多くの目が地域に行き届き犯罪の抑止につながるよう、各地区コミュニティで組織される防犯まちづくり会議等が主体となる地域防犯活動に対し、情報提供やのぼり旗の配付等により支援を行っております。さらに現在、市内事業者が事業活動の中で行う、ながら見守り活動に市民も参加できるよう、制度拡充に向けて検討してまいります。今後とも市民の皆様をはじめ、関係機関や事業者等と連携しながら、市の防犯活動の取組を進めてまいります。

次に、防犯パトロール活動におけるリスク管理についてお答えします。

防犯パトロール活動は、大勢の目による見守りが地域の犯罪抑止につながるとの考えから、各地区コミュニティが主体となり、防犯まちづくり会議等のボランティア組織を設置して地域防犯活動に取り組んでおります。こうした活動は、安全を第一に行うことが重要であることから、各地区の防犯担当者が参加する沼津市防犯担当者会議において、警察官や専門家による活動時の安全確保に係る研修会を開催しております。また、警察が策定した防犯パトロールマニュアルには、防犯活動の心構えや留意事項が示されており、これらの情報が防犯活動に携わる方々にさらに周知されるよう、啓発活動にも積極的に取り組んでまいります。

次に、防犯カメラ設置補助の拡充についてお答えします。

本市では現在、小中学生が登下校時に犯罪に巻き込まれることがないよう、各地区コミュニティ等が通学路に防犯カメラを設置する際に補助を実施しており、令和4年度末において、30台の防犯カメラが本補助制度により設置されております。防犯カメラの設置は犯罪の抑制や犯罪発生時の検挙率の向上等に大きな効果があることから、今後とも小中学生の安全確保のため、通学路への設置の支援に取り組んでまいりたいと考えております。通学路以外の防犯カメラの設置につきましては、他自治体の状況等を調査するなどし、研究してまいります。

豪雨被害への対応について

防災・減災

要旨議員は令和5年6月の豪雨時の避難状況の評価、マイ・タイムラインの普及状況、防災アプリによる災害情報提供について質問し、市は早期の避難指示発令で対応したこと、マイ・タイムラインを連合自治会や学校で普及推進していること、防災アプリの登録者が年々増加している一方でアクセス改善を進めることを答弁した。

背景令和5年6月1~3日の豪雨により市内に大雨が降り、避難所開設と避難指示が発令された。市民の逃げ遅れゼロを目指し、自助・共助による避難行動計画と正確な災害情報提供の重要性が認識されている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 令和5年6月の台風時における避難状況の評価
  • マイ・タイムラインの普及状況
  • アプリを利用した市民への災害情報の提供
危機管理監避難状況の評価についてお答えいたします。 本年6月1日から3日の午前中にかけて梅雨前線が本州付近に停滞し、前線に向かって台風周辺の湿った空気が流れ込んだため、市内に大雨を降らせました。静岡地方気象台からの情報により、県東部においては、2日の…答弁の全文を読む

避難状況の評価についてお答えいたします。

本年6月1日から3日の午前中にかけて梅雨前線が本州付近に停滞し、前線に向かって台風周辺の湿った空気が流れ込んだため、市内に大雨を降らせました。静岡地方気象台からの情報により、県東部においては、2日の夕方から夜半にかけて1時間に70ミリ以上の猛烈な雨となることが見込まれていたため、本市では同日14時30分に高齢者等避難を発令し、市内25か所の避難所を開設いたしました。さらに16時37分には洪水や土砂災害の危険性が高まったため、市内全域に避難指示を発令するなど、早め早めの指示により市民の安全確保に最大限努めてきたところであります。避難所における人数は、御案内で言いましたように全体で83世帯149人となっておりますが、避難に当たっては、市が開設した避難所のみならず親族や知人の家等への避難に加え、立ち退き避難がかえって危険である場合においての自宅における垂直避難など、個々の事情や状況により避難場所は多岐にわたると認識しております。こうしたことから、一概に避難所への参集人数のみをもって避難状況を評価することは難しいものと考えております。

次に、マイ・タイムラインの普及状況についてお答えします。

マイ・タイムラインは、市民一人一人の避難行動計画であり、地域の特性に応じて、危険な箇所を事前に確認し、いつ、どこに、どのような経路で逃げるかなどを時系列で整理し、災害時に役立てるものであります。災害発生時では、市民一人一人が自ら行う自助や共助が極めて重要であるため、本市では、台風や豪雨などの災害からの逃げ遅れゼロを目指し、令和3年度からマイ・タイムラインの普及に努めております。具体的には、市ホームページへマイ・タイムライン概要版と作成の手引を掲載し、これまで浸水想定区域を含む全ての連合自治会への説明を行い、単位自治会に対して作成支援を行うほか、学校や地域を交えた防災教育連絡会などを通じ、その周知に取り組んでまいりました。今後も防災訓練や出前講座など様々な機会を捉え、マイ・タイムラインの普及・啓発に努めてまいります。

次に、アプリを利用した災害情報の提供についてお答えします。

沼津市防災アプリは、災害時における正確な情報の取得に加え、平常時の事前準備にも活用できる様々な機能を有しております。本アプリの登録状況については、運用開始の令和元年度末は2,001人で、直近11月末時点で9,913人と年々増加傾向にあります。また、ライブカメラによる映像の配信につきましては、市ホームページを経由して国土交通省の防災ポータルサイトや静岡県のサイポスレーダーとリンクしており、それぞれの映像の確認が可能となっております。現状の防災アプリにつきましては、パッケージ仕様となっており、本市独自の新しい機能の追加や大幅な内容の変更に当たりましては、アプリ自体を刷新する必要があります。このため、まずは国や県のリンク先をホーム画面から近い位置に配置するなど、アクセスの改善に努めてまいります。今後も情報配信に当たりましては、迅速かつ適切な災害情報の提供に努めると同時に、市民自身も主体的に災害発生の可能性を予見でき、避難判断をより適切に行えるよう、見やすさ・分かりやすさの工夫に取り組んでまいります。

第5回2024-06-12

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

第1に、本市におけるスポーツまちづくりについてお尋ねいたします。

本市では、2021年度から2030年度までの10年間のまちづくりの方針を示す、第5次沼津市総合計画を策定しました。同計画の推進に当たっては、人口減少、高齢化の進行、持続可能な社会や共生社会実現への要請、地域の産業や中心市街地の活力低下など様々な地域・社会課題が顕在化する中、スポーツの持つ多様な力を生かして、それらの課題解決を図っていくことがうたわれています。つまり、地域の活性化やまちづくりの手段としてスポーツを活用する、スポーツの手段化の側面がより明確になってきていると言えます。スポーツによるまちづくりを目指し、本市では、2011年に制定されたスポーツ基本法を受け、2014年3月に沼津市スポーツ推進基本計画を策定しました。するスポーツ・みるスポーツ・ささえるスポーツ・市民ひとり1スポーツの推進を基本理念に、市民一人一人が生涯にわたってスポーツに親しむことができる環境の実現に向けて、スポーツ施策を推進し10年が経過しました。本年度、新たな沼津市スポーツ推進基本計画を策定し、スタートしています。本計画は、前計画の後継計画であるとともに、時代の潮流や本市の課題、市民意識・ニーズの変化などを踏まえ、今後の10年間を展望しつつ、計画的・体系的に本市のスポーツ施策を推進し、活力あるまちづくりを推進するためのものであると認識しています。スポーツの持つ華やかさ、ポジティブなイメージは多くの人を引きつけます。特に大きなイベントでは、スポーツというコンテンツに多くの人が集まり、まちなかの回遊性が高まり、産業集積を生む効果が期待されます。一方、本市のスポーツ推進基本計画では、経済効果や集客のコンテンツとしてのスポーツだけではなく、まちづくりへの可能性と市民エネルギーを生み出すコンテンツとしてスポーツを捉えています。また、スポーツまちづくりを進めるためには地域資源の活用が必要です。本市では、地域資源の一つにフェンシングのまちがあります。

そこで、本市の目指すスポーツまちづくりについて3点質問します。

最初に、まちの活性化を目的としたフェンシングのまち沼津の状況と今後の展望について伺います。

フェンシングによるまちづくりは、全国でも唯一の取組と認識しています。また、地域スポーツコミッションとして、フェンシングのまち沼津推進協議会を組織し、活動を推進しています。同競技は知名度が向上してきているとはいえ、まだマイナー競技から脱却し切れていないと言えます。だからこそ、沼津市が全国のトップランナーとして取り組む価値があるのではないでしょうか。本気で取り組めば、サッカーのまち清水、バスケットのまち能代、ラグビーの聖地上田と肩を並べるフェンシングのまち沼津になると信じています。まちづくりには幾つもの定義が存在し、その実践も多様ですが、まちの活性化を目的とし、持続可能な取組とするための共通項は3点であり、これを沼津市に当てはめると次のようになります。1、多くの市民がフェンシングによるまちづくりに参画している。2、まちを暮らしやすく賑わいのあるまちにするための取組である。3、賑わいや暮らしやすさをもたらすフェンシングへの取組が他のまちづくりの活動に波及している。以上の3点を踏まえた取組状況と今後の展望について伺います。

2つ目は、フェンシングのまち沼津に対する市民意識と課題を把握するための調査について伺います。

本市のスポーツ推進基本計画では、まちの活性化を目指し、フェンシングのまち沼津をブランドとして確立することがうたわれ、そのために裾野の拡大、環境整備、活動基盤の強化等を基本施策として打ち出されています。基本施策を確実に推進するためには、フェンシングのまち沼津に対する市民への浸透度、関心度、体験への意欲、観戦への興味、まちづくりへの貢献度等、どのような意識を持っているのかを把握する必要があると考えます。本市では、令和2年度に第7回市民意識調査として、フェンシングのまち沼津に対して4項目の調査を行いました。その内容は、フェンシングの経験度、フェンシングの体験希望の有無、フェンシングの観戦経験の有無、フェンシングの観戦希望の有無です。しかし、令和2年度はフェンシングのまち沼津に取り組み始めた当初であり、既に4年が経過しています。その当時と比較して、フェンシングのまち沼津に対する市の取組や市民を取り巻く環境は変化してきています。当初の調査から4年が経過した現在、改めて市民のフェンシングのまち沼津に対する意識等を調査し、そこから浮かび上がる課題を把握する必要があると思います。調査実施に向けての市の考えを伺います。

次に、する・みる・ささえるスポーツイベントとして、沼津マラソン大会の実施について伺います。

スポーツイベントの実施は、まちの活性化や市民の健康促進、地域のコミュニティの発展など様々な効果が期待されます。本市でも様々なスポーツイベントを実施しています。千本浜ファミリーマラソン大会、駅伝競走大会、町内別ソフトボール大会等が挙げられます。参加者からも、おおむね好評を博していると聞いています。一方、課題は、これらのイベントが市民全体を巻き込んでいるとは言えず、実施効果も限定されたものとなっていることが挙げられると思います。また、参加者数は、全てのイベントにおいてコロナ禍の影響前から減少傾向にあります。このままでは、スポーツイベント実施の効果がますます薄らいでしまうことが危惧されます。沼津市のスポーツ振興のキーワードは、する・みる・ささえるです。この3つのキーワードを満たすスポーツイベントとして、市内幹線道路をコースとしたフルまたはハーフの沼津マラソン大会の実施を検討したらどうでしょうか。今までのスポーツイベントは、その場所で実施する点です。点ではなく、線でつなげたいと思います。沼津市内を走るマラソン大会の実施は、市民の家の前をランナーが走ります。それも数十キロメートルにわたり沼津市民、市外、県外のランナーが走り抜けます。市民による運営、市民による応援、市民ボランティアによる給食・給水、市内企業による協賛、会場では沼津名産物の販売とPR、子どもたちが走るキッズコースもあればと思っています。また、市民アンケート、イベント実施に当たっての本市の強みでは自然環境とアクセスのよさが上位を占めています。富士山や香貫山、海、海岸線が見えるコース、そこをランナーが走ります。マラソン大会を実施している多くの自治体は、コロナ禍を乗り越え再び大会開催へと動いています。共通することは、まち全体の一体感を醸成し、経済だけでは測れない効果があり、スポーツまちづくりに寄与するものであると述べています。沼津マラソン大会は、する・みる・ささえるスポーツイベントとなり、減少傾向が続くスポーツイベントの参加人数増、全国平均よりかなり低い本市のスポーツボランティアの増加率増など、推進基本計画の計画目標達成に寄与する可能性は高いと思われます。沼津マラソン大会の実施に向けて、調査・検討を開始したらどうかと思います。市の考えを伺います。

第2に、安心して子どもを産み育てられるまちづくりについて5点質問します。

昨年の4月にこども家庭庁が創設されたことを受け、本市でも、今年4月、こども家庭センターが開設されました。沼津の子育て政策においては、国の政策や動きを捉えつつ、主体的・積極的かつ前のめりになって、子ども政策の拡充を実現していただきたいと。そのような考えの下、質問をいたします。

まず、こども家庭センター開設による改善点と、現段階で把握している課題について伺います。

改正児童福祉法において、こども家庭センターは、児童及び妊産婦の福祉並びに児童の健全育成に資する支援を行う者の確保、当該支援を行う者が相互の有機的な連携の下で支援を円滑に行うための体制の整備、その他児童及び妊産婦の福祉並びに児童の健全育成に係る支援を切れ目なく行っていくものとうたわれています。開設して3か月が経過しようとしていますが、母子保健と子育て支援が一体となったことで、どのような点が改善されたのか、また、現在把握している課題は何かを伺います。

2つ目は、地域資源開拓の方針について伺います。

こども家庭センターは民間団体と連携しながら、多様な家庭環境に関する支援体制の充実・強化を図るための地域資源の開拓を担うことで、さらなる支援の充実強化を図るものとされています。

そこで質問します。

この地域資源の把握の状況、財政支援の必要性、資源のネットワークづくり等、どのように取り組んでいくのか、本市の方針を伺います。

3つ目は、こども家庭センター、教育委員会、青少年教育センターとの連携について伺います。

こども家庭センターは保健センター及び青少年教育センターと同じ施設に開設されています。これは利用者にとっては、より相談しやすい体制になったと思います。また、機能的にも物理的にも、青少年教育センターや市内小中学校との情報共有や相談体制、支援体制が整うものと期待しています。支援が必要な家庭への対応、児童虐待、子どもの発達課題、不登校、ヤングケアラー等の問題に対し、学校や教育委員会等との連携をどのように強化していくのか。支援が必要な子どもの早期発見や支援体制の向上をどのように図っていくのか、本市の方針を伺います。

4つ目は、子どもの意見表明集約の手段と反映させる施策の範囲について伺います。

こども基本法では、子ども政策を推進するに当たり、子どもや若者の意見を尊重することが基本理念となっています。こども基本法の理念から、こども家庭センター開設後もその運営に当たっては、子どもの意見を反映させることが重要であると考えます。

そこで質問します。

今後、子どもの意見を取り上げていく手段、そして子どもの意見を反映させる施策の範囲について、本市の方針を伺います。

最後に、沼津市子ども憲章制定について伺います。

近年、少子高齢化や核家族化、さらには急速な情報化の進展など、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化してきています。変化の激しい時代、予測不可能な時代であっても、本市が安心して子どもを産み育てられるまちとして発展していくためには、次代を担う子どもたちが家族や地域に支えられ、自分に自信と誇りを持ち、たくましく生き抜く力を培い、夢と希望を持って、心豊かに未来へ向かっていくための指針が、本市として必要だと考えます。そこで、本市の子ども憲章制定を検討開始したらどうかと思います。県内でも制定している市があり、子どもを真ん中に据えた施策指針となっています。子ども憲章制定に向け、子どもたちも交えた委員会等を立ち上げ、検討を開始したらどうかと思います。市としての考えを伺います。

発言 2 / 2

フェンシングのまち沼津に対する市民意識と課題を把握するための調査について、2回目の質問をします。

先ほど、調査について実施していくとの御答弁をいただきました。そこで調査内容について質問します。

先ほども述べさせていただきましたが、令和2年度の市民意識調査の時とは、フェンシングのまち沼津に対する市の取組や、市民を取り巻く環境は変化してきています。それゆえ、アンケート内容も必然的に拡大・充実させるべきであると考えます。特に、前回の項目に加え、フェンシングのまち沼津の浸透度やフェンシングがまちづくりにどの程度寄与しているのかなどの意識についても調査したほうがよいと考えます。次期アンケート内容における市の考えを伺いまして、私の質問を終わります。

スポーツまちづくりの推進について

観光・文化・スポーツ

要旨議員は「フェンシングのまち沼津」のブランド確立に向けた取組状況・市民意識調査の必要性・沼津マラソン大会の実施を質問した。市は学校訪問や体験会・全日本選手権誘致などの成果を報告しつつ、市民意識調査は適切な時期に実施するとし、マラソン大会は交通規制等の課題を踏まえ他市事例を調査研究すると答弁した。

背景沼津市は第5次総合計画でスポーツを地域活性化の手段として位置づけ、新たなスポーツ推進基本計画をスタートさせた中、人口減少・中心市街地の活力低下といった地域課題の解決策としてスポーツまちづくりの実効性を問う必要が生じていた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 「フェンシングのまち沼津」ブランドの確立についてンシングのまち沼津」への取組状況と今後の展望
  • 「フェンシングのまち沼津」に対する市民意識と課題を把握するための調査
  • する・みる・ささえるスポーツイベントの実施について
  • 沼津マラソン大会の実施
市長フェンシングのまち沼津の取組状況と展望についてお答えいたします。 本市では、フェンシングによるまちづくりを推進するため、令和2年6月に設立されました官民連携の組織でありますフェンシングのまち沼津推進協議会を実施主体といたしまして、令和5年度…答弁の全文を読む

フェンシングのまち沼津の取組状況と展望についてお答えいたします。

本市では、フェンシングによるまちづくりを推進するため、令和2年6月に設立されました官民連携の組織でありますフェンシングのまち沼津推進協議会を実施主体といたしまして、令和5年度においては、学校訪問事業を6校で開催し、約600人の子どもたちが参加するとともに、合計15回開催したスマートフェンシング体験会には、約2,000人の方々に御参加いただいております。競技としてのフェンシングにおいては、市内の5つのクラブに約100人の選手が所属する中、多くの選手が全国レベルの大会で好成績を収めており、フェンシングのまち沼津の広がりを実感しているところであります。また、昨年9月には、国内最高峰の大会である全日本選手権を香陵アリーナで開催し、大会期間中、選手・関係者・観客を含め1,000人以上の方が本市を訪れたことにより、宿泊・飲食業を中心とした経済の活性化に大きく寄与したとともに、スマートフェンシング体験会を自治会のイベントをはじめ、商業施設やアスルクラロ沼津の試合会場においてコラボ企画として開催することにより、地域づくりや商業、フェンシング以外のスポーツ振興等、他のまちづくりにも波及効果を及ぼしているところであります。今後におきましても、フェンシングのまち沼津として、多くの市民の皆様にフェンシングを身近に感じていただける取組を進めるとともに、フェンシングを通じた交流人口の拡大、地域経済の活性化に鋭意取り組んでまいります。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

産業振興部長フェンシングのまち沼津に対する市民意識と課題把握のための調査についてお答えいたします。 市では令和2年度の市民意識調査の中で、フェンシングのまち沼津に関する調査を実施しており、その結果、9割以上の方がフェンシングを経験したことがないものの、…答弁の全文を読む

フェンシングのまち沼津に対する市民意識と課題把握のための調査についてお答えいたします。

市では令和2年度の市民意識調査の中で、フェンシングのまち沼津に関する調査を実施しており、その結果、9割以上の方がフェンシングを経験したことがないものの、約半数の方がフェンシングをやってみたい。また、半数の方が会場でのフェンシング大会の観戦に興味を持たれていることが分かりました。そのような中、本市では、フェンシングによるまちづくりを進めるため、フェンシングのまち沼津推進協議会を中心に、選手育成の拠点整備などの環境整備事業、フェンシングを日常的に楽しむ裾野拡大事業、オリンピアン輩出を目指すシンボルフェンサー育成事業、全国規模の大会等を受け入れる大会・合宿誘致事業の4つを事業の柱として取組を進めた結果、フェンシングの市民への普及、フェンシングを通じた観光交流人口の拡大、地域活性化等様々な成果を上げているものと考えております。今後さらにフェンシングを通じたまちづくりを推進するためには、事業成果や課題の把握は重要なことから、適切に機を捉え、市民の意識調査、課題把握を実施してまいります。

次に、沼津マラソン大会の実施についてお答えします。

本市ではランニングに関する大会として、市主催の千本浜ファミリーマラソン大会や沼津市駅伝競走大会のほか、スポーツ協会が主催する狩野川健康マラソン、さらには民間が主催する狩野川ハーフマラソンや千本浜トライアスロン大会、アメマナイトマラソンなど、年間を通じてランニング大会が開催されております。こうしたランニング大会は、駿河湾や香貫山、狩野川といった本市の誇る豊かな自然環境を走りながら満喫できることから、市内外から訪れる多くのランナーの皆さんに好評を博しているところです。そのような中、議員御提案の市内幹線道路をコースとしたマラソン大会は、市民が参加して走る、するスポーツ、観客として応援する、みるスポーツ、ボランティアや協賛企業として、ささえるスポーツとして、参加人数の増加やボランティアの参加率向上のほか、交流人口の拡大やまちの活性化も期待されるところです。しかしながら一方で、市内幹線道路をコースとすることで、交通規制や安全対策に係る警察との協議をはじめ、交通規制をかけることによる市民生活や地域経済活動への影響、大会運営に係る経費やボランティアスタッフの確保など課題もあることから、その実現の可能性について、他市町の事例を参考に調査研究してまいります。

安心して子どもを産み育てられるまちづくりについて

子育て・教育

要旨議員は、こども家庭センターの開設効果・課題、地域資源の開拓方針、関係機関との連携、子どもの意見反映の手段、子ども憲章の制定について質問した。市は、母子保健と児童福祉の一体的支援が強化された一方で情報周知が課題であるとし、子ども憲章については今年度中に策定するこども計画の内容を踏まえて必要性を検討すると答えた。

背景児童虐待相談件数や不登校児童数の増加など子どもを取り巻く状況が深刻化する中、令和5年4月にこども基本法が施行され、市町村にこども計画の策定努力義務が課されたことを受け、沼津市の子ども支援体制の充実を問う質問がなされた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • こども家庭センターについて
  • こども家庭センター開設による従来からの改善点と課題
  • 地域資源開拓の方針
  • こども家庭センター、教育委員会、青少年教育センターとの連携
  • 子どもの意見集約の手段と反映させる施策の範囲について
  • 子ども憲章の制定について
福祉事務所長こども家庭センター開設による改善点と課題についてお答えします。 こども家庭センターを開設したことで、妊娠、出産、子育てなどの子どもに関する相談、支援機能が一体化され、従来は物理的にも離れた別の組織で担っていた母子保健と児童福祉との情報共有や…答弁の全文を読む

こども家庭センター開設による改善点と課題についてお答えします。

こども家庭センターを開設したことで、妊娠、出産、子育てなどの子どもに関する相談、支援機能が一体化され、従来は物理的にも離れた別の組織で担っていた母子保健と児童福祉との情報共有や対象者に対する支援等の連携が、これまで以上に円滑に行うことが可能となっております。また、母子保健と福祉の実務経験を有する統括支援員を新たに配置したことで、両方の視点を持って包括的に支援内容を検討することができております。課題としましては、本当に支援を必要とする方々にいかにしてセンターの存在や支援サービスの情報等を届けられるかが重要と考えており、分かりやすい周知も含め、支援活動を行う民間団体や学校をはじめとする関係機関との連携を強化していく必要があると考えております。

次に、地域資源開拓の方針についてですが、子どもの居場所づくりや地域ボランティア、放課後等デイサービスなどの地域資源の開拓のためには、当事者や家庭によって困り事や必要とする支援ニーズも異なるため、まずは相談者に寄り添った丁寧な相談を行いながら、支援ニーズの把握に努めてまいります。現在、沼津市社会福祉協議会を中心に、子どもの居場所づくりなどを行う民間活動団体の立ち上げ支援や、活動団体同士の連携の推進などを図っております。活動団体も近年増加傾向にあると認識しておりますが、引き続き、これらの取組や地域貢献に意欲のある事業所への訪問などを通じて、支援ニーズに沿った地域資源の開拓に取り組んでまいります。

こども家庭センター、教育委員会、青少年教育センター等との連携につきましては、こども家庭センターが保健センター及び青少年教育センターと同じ施設にあることで、他のセンターに相談に来て、養育環境に支援が必要と思われるケースの際は、その場でこども家庭センターも対応することが可能となっており、妊産婦や乳幼児、就学後の児童まで、妊娠、出産、子育てに係る相談支援を切れ目なく、一体的に提供できる体制が取れていると感じております。支援が必要な子どもの早期発見には、教育現場における気づきも大変重要であると考えており、校長会において本センターの説明を行うとともに、教育委員会の協力により、タブレット端末でのヤングケアラー相談窓口の案内・周知を図ったところです。また、教職員研修センターにおいては、教職員の資質向上に向けた指導等を行っていることから、教育現場への取組の周知や、支援が必要な子どもの早期発見に向けた情報提供などについても連携を図ってまいります。

次に、こども家庭センターの運営における子どもの意見集約の手段等についてお答えします。

こども基本法においては、子どもや子育て当事者等の意見を反映させるべき子ども施策として、新生児期から大人になるまで、子どもの健やかな成長に対する支援や、就労、結婚、妊娠、出産、育児等の各段階に応じて行われる支援、子どもの養育環境の整備などが掲げられており、こども家庭センターにおける子育てや子どもに関する相談支援等においても、意見を反映させていく必要があると認識しております。このため、市内の子どもたちへのチラシ配布や、出前講座等におけるこども家庭センターの周知と併せた意見聴取の実施などについても今後検討してまいります。

子ども憲章の制定についてお答えします。

近年、少子化や人口減少、児童虐待相談件数や不登校児童数の増加など、子どもを取り巻く状況は深刻化していることから、子どもが身体的、精神的、社会的に幸せな状態で生活を送ることができるこどもまんなか社会の実現を目指すため、令和5年4月1日にこども基本法が施行され、市町村にはこども計画を策定する努力義務が課されました。このため、本市としましても、既存の沼津市子ども子育て支援事業計画や沼津市子どもの貧困対策推進計画等の要素を含んだ、沼津市こども計画を今年度中に策定いたします。計画には、子どもを対象としたアンケートやワークショップ等を開催し、そこで得られた意見も取り上げながら、こどもまんなか社会の実現に向けた基本理念や視点、ライフステージを通じた支援施策等を位置づけていく予定であります。子ども憲章につきましては、こども計画の内容やその後の施策の取組状況なども踏まえながら、その必要性について検討してまいります。

第6回2024-09-24

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

市内都市公園の整備、管理について質問します。

第1に都市公園の設置が少ない地域への開設の取組についてお尋ねいたします。

本市における都市公園に対する主な市民ニーズは、子育てがしやすい環境づくりや、大規模災害発生に対する防災機能の強化等が挙げられます。また、全国トップクラスの健康長寿県である静岡県に位置する本市は、健康長寿に寄与する食生活、運動、社会参加などに関する市民ニーズも高いと考えられます。これら子育て、防災、健康、運動、社会参加などの暮らしとの結びつきが強い市民ニーズに対しては、身近な緑である公園緑地が重要な役割を果たせると考えます。市内には、市民の憩いの場として多くの都市公園が存在しています。特に市民にとって身近な都市公園は街区、近隣、総合、風致公園などであり、これらの公園は市内152か所のうち、143か所を占め、小さな子どもからお年寄りまでが散歩、気分転換、外遊び等に利用し、市民生活にとってなくてはならない存在となっています。平成30年実施の沼津市民意識調査結果では、公園の利用目的について、全体では、散策が34.4%と最も多い結果となっています。年代別に見ると、10代は運動・遊び、20代は散策・遊び、30代は遊び、40代以上は散策が公園利用の目的としています。年代ごとに公園を利用する目的が異なることがうかがえます。幅広い世代に愛される公園として各世代の様々なニーズに配慮した公園の維持管理に努めていく必要があると言えます。さらに、今年3月の沼津市子育て支援アンケートにおいて、沼津市は子育てがしやすいですかに対して、未就学児保護者の35.5%、小学生保護者の約40%が子育てしにくいと回答しています。その理由として、未就学児保護者が公園やスポーツ施設が充実していないを第1位に挙げています。小学生保護者においても、公園やスポーツ施設が充実していないが第2位です。また、自由記述の項目には、記述した未就学児保護者301人のうち78人、約26%の方が公園の新設や一層の整備について記述し、小学生保護者は、記入者全体の約15%の方が同様な記述をしています。都市公園の適切な設置と環境整備に対する市民ニーズの高さが分かります。そのような市民ニーズに対し、本市は第2次沼津市緑の基本計画を令和3年に策定し、都市公園の整備、見直しに取り組んでいます。一方、現状は都市公園152か所という数字は、全国815自治体のうち184位です。総面積では全国229位、さらに市民1人当たりの面積になると全国566位となります。国平均、県平均を下回ります。この数字から、沼津市には数多くの都市公園は開設されていますが、その多くは小さな都市公園であることが分かります。このような状況を踏まえた上で、本市の都市公園に一層の整備が求められるところです。私は先月、市内152か所の都市公園を見て回り周辺の方々と話をしてきました。市民の森や愛鷹広域公園等の日常的には利用しない都市公園を除いた143か所の身近な存在である都市公園は、市内中心地域に集中する一方、都市公園が未設置または少ない地域が存在しています。特に、原西部、浮島、静浦、内浦、西浦地域は、この状況が顕著です。沼津市ホームページ上に、令和6年4月調査の地区別人口と市内各都市公園の面積が掲載されています。この数値を基に計算した結果、先ほどの地域は、1人当たりの公園面積が0.7平方メートル以下という状況にあります。市内で最も西に位置する公園は、西添2号公園であり、その地点から西には一つも都市公園が存在しません。また、浮島地区には都市公園が存在しません。さらに、静浦、内浦、西浦地区には、長浜城跡の一つだけです。この公園は日常的に潤いの場としての都市公園とは言えません。つまり、この地域にも都市公園は存在しないということになります。さらに、先ほど述べました沼津市子育て支援アンケートの自由記述においても、市民からの要望として原西部、浮島地域への都市公園の設置が寄せられています。これらの地域への都市公園の開設は、市民ニーズからも必要なことだと考えられます。そこで、都市公園の設置が少ない地域への開設の取組について伺います。

次に、都市公園の管理、整備の体制について4点伺います。

1点目は、都市公園の管理体制について伺います。

地域にある都市公園は、市民の憩いの場、災害時の避難所、防災の拠点等、日常と非日常、両方の役割があります。市民が最も利用するのはやはり日常の利用です。市民にとって、都市公園の環境が快適な状況にあることは大変重要なことだと言えます。市内の多くの都市公園には、ブランコ等の遊具や健康器具、砂場やトイレ、水飲み場、ベンチ等が設置されています。これらの施設の管理は、指定管理者制度以外は、市の職員や委託業者による点検整備、自治会や公園愛護会による点検、沼津まちピカ応援隊等の見回りによるものと認識しています。私が見て回った際には、きれいな状態のトイレが多く、関わっていただいている方々のありがたさを感じました。しかし、経年による施設の傷み具合が見て取れる箇所も多くあり、雑草が生い茂り、足を踏み入れることをためらう都市公園も存在しています。また、既存の施設が更新時期に来ていると思われる場合もあります。さらに、長年にわたり利用されていないと思われる都市公園もあります。私が見て回った結果では、トイレが設置されている都市公園は41か所であり、そのうち洋式トイレは男子14、女子14、共用4、多目的16か所、残るは和式という状況です。多くの高齢者から洋式にしてほしいという声を聞きます。また、雑草が多く遊具で遊べない都市公園27、砂場設置69か所のうち、使用できない砂場34、日陰がなく、雨や日光を遮るものがない都市公園8、樹木が覆い、近所の住民がその存在すら認知していないのではないかと思われる都市公園1という状況です。このような状況を市職員が全て聞き取り、把握し管理するのは困難です。だからこその業者への委託であり、自治会、各公園愛護会、沼津まちピカ応援隊等の協力によって管理している状況だと思います。しかし、現状の管理体制では、市民に快適な状況を提供することは難しい時期に来ているのではないでしょうか。自治会や愛護会も高齢化が進んでいる状況があります。今後、利用回数の極端に少ない都市公園の整理、また、委託業者による点検整備の回数増、さらには市民からのLINE報告制度の導入による都市公園の状況の把握等、管理体制について見直すことが必要だと考えます。そこで、都市公園の管理体制について市の考えを伺います。

2点目は、中核となる都市公園における施設や環境の整備について伺います。

市内には、近所の方たちが中心に利用する徒歩圏内の都市公園と、近所の方だけではなく、遠方から車等の移動手段を使用して利用する都市公園があります。後者の代表的な公園として門池公園、港口公園、片浜北公園、大岡公園、牛臥山公園、千本浜公園、高沢公園等が挙げられます。市内でも中核となる都市公園です。これらの公園は、市内外からも人が訪れるなど、利用頻度が高く、子どもから高齢者までが親しみ、活動しやすい場所であり、他の都市公園以上に整備が求められる存在です。しかし、これらの中に一層の整備が必要な都市公園が存在しています。例えば、駐車場についてです。現状は、市内152か所の都市公園のうち、13か所が駐車場設置の都市公園です。さらに、13か所のうち、市民が日常的に利用しやすい駐車場設置の都市公園は、大岡公園、門池公園、片浜北公園、千本浜公園の4か所のみとなります。他の公園は行きにくい、遊具がない公園です。沼津市子育て支援アンケートにおいても、都市公園への駐車場設置の声が多く寄せられているのも理解できます。特に高沢公園は駐車場がなく、路上駐車が問題となっています。路上駐車禁止の注意看板が掲示されているほどです。高沢公園南東部には、樹木のみのあまり活用されていない箇所があり、整地すれば、車5台程度は駐車可能だと思われます。市民ニーズからも駐車場設置は必要なことではないでしょうか。また、千本浜公園の男子小便器は、利用者が横並びで用を足す昔ながらの形です。市内外から観光客が訪れる都市公園としては、早急に改善すべきかと思います。そのほか、牛臥山公園は、ベンチの日陰の位置が悪く、猛暑や小雨等の対応に市民が苦慮されています。牛臥自治会全世帯にお願いしたアンケートの集約結果では、暑さをしのげる施設の設置を望む声が第1位です。片浜北公園西側は、私が見た時点では、雑草が伸びてしまい、小さな子どもが遊具で遊びにくい状況にありました。以上のことから、今以上に中核となる都市公園における施設の充実や環境の整備が必要であることが分かります。

そこで質問します。

中核となる都市公園における施設や環境の整備について、市の考えを伺います。

3点目は、都市公園のルール作りの見直しについてです。

本市のホームページには、公園使用についてのお願いが13項目提示されています。この13項目は、社会生活上からも道徳的にも必然な内容となっています。一方、市内の都市公園には様々なローカルルールが存在しています。ボール遊び禁止やキャッチボール程度は可とするなどのルールです。中にはボール遊びを一律禁止とせず、硬球や乳幼児が近くにいるときは控えるなどのルールも存在しています。自治会等、地域独自にルールがつくられていると認識しています。しかし、都市公園のインフラとルールに整合性がない場所が見られます。多くのルールが都市公園の開設当時につくられたまま現在に至っている場合も多く見られます。例えば、広い都市公園であっても、自転車は乗り入れ禁止となっている場合がありますが、保護者の方からは、都市公園が駄目というならば、小さな子どもが自転車に乗るための練習はどこで行えばよいのでしょうかという声を聞きます。また、ボール遊び禁止となっているが、ボール遊びこそ都市公園で行いたい。都市公園以外でボール遊びができる場所があるでしょうか。保護者同伴ならばよいのではないでしょうかという声も聞きます。都市公園のルールはその時の状況や市民の要望によって変わっていくのではないでしょうか。数年間に1回程度は都市公園を利用する地域住民等と利用のローカルルールを決めていく仕組みをつくる必要があると考えます。また、その際には、都市公園の主な利用者である子どもも当事者として関わる必要があると考えます。そこで、都市公園のルールづくりの見直しについて市の考えを伺います。

4点目は、都市公園における民間活力活用の可能性について伺います。

現在、愛鷹運動公園テニスコートや沼津御用邸記念公園は指定管理者制度を利用しています。指定管理者制度は、民間の力を活用し効率的な施設運営を目指すものですが、収入を生み出し、都市公園の施設に還元するという仕組みにはなっていません。都市公園の施設を維持するため、本市でも多くの予算を計上しています。負担を軽減する意味でも、民間の企画力や運営能力のある事業者に管理者ではなく、運営者として参加していただき、公園の魅力づくり事業収支もしっかり試算して取り組むような仕組みを構築することが重要だと考えます。都市公園における官民連携の手法について、平成29年に都市公園法が改正され、公募設置管理制度、いわゆるPark-PFIが加わりました。都市公園という資産をいかに運営するかにより、予算削減をすることが可能になると言われています。積極的に制度を活用すべきだと考えます。本市では、利用者満足度の向上や都市の魅力増進等を図る行動指針として、民間活力を生かした公園アクションプランを作成しています。今後、駅前広場・防災公園等の開設が予定されていますが、どのような都市公園が民間活力活用の可能性があると判断されているのでしょうか。市の考えを伺います。

発言 2 / 2

御答弁ありがとうございます。

都市公園の設置が少ない地域への開設の取組に対する2回目の質問をします。

先ほど原西部地区における都市公園開設について御答弁をいただきました。本市では、新貨物ターミナルに公園を開設する計画とのことですが、公園の少ない原西部地区への都市公園開設となり、一日も早い開設を希望するところです。

そこで、この都市公園開設の計画について質問します。

同公園の規模、設備内容、防災機能、今後の予定について、本市の現在の計画を伺い、私の質問を終わります。

市内都市公園の整備、管理について

まちづくり・都市基盤

要旨議員は都市公園が未設置・少ない地域(原西部・浮島・静浦・内浦・西浦)への新設、管理体制の強化、中核公園の施設整備、ルール見直し、民間活力活用の5点を問いただした。市は原西部での公園開設を目指していること、管理体制の改善(通報システム導入検討・市民連携強化)、トイレ改修の計画的実施、民間活力の有効性を認識しつつ条件次第で導入検討していくと答えた。

背景沼津市では市民1人当たりの公園面積が全国566位と国・県平均を下回り、市内西部・半島部に公園空白地域が存在するほか、子育て支援アンケートで「公園・スポーツ施設の不足」が子育てしにくい理由の上位に挙げられるなど、市民ニーズと実態のギャップが顕在化していた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 都市公園の設置が少ない地域への開設の取組について
  • 都市公園の管理体制
  • 中核となる都市公園における施設や環境の整備
  • 都市公園のルール作りの見直し
  • 都市公園における民間活力活用の可能性
都市計画部長都市公園の設置が少ない地域への開設の取組についてお答えします。 都市公園は、非常時における防災拠点となるほか、日常では、豊かな地域づくりに資する交流空間の場として大変重要な役割を果たしております。公園の整備につきましては、第2次沼津市緑の基…答弁の全文を読む

都市公園の設置が少ない地域への開設の取組についてお答えします。

都市公園は、非常時における防災拠点となるほか、日常では、豊かな地域づくりに資する交流空間の場として大変重要な役割を果たしております。公園の整備につきましては、第2次沼津市緑の基本計画において、人口減少・高齢化が進展する中で、各地域の将来人口に対する必要量や市民ニーズ等を勘案し、必要となる公園機能の充実や見直しに取り組むとの基本方針を定めております。本市では、西浦地区におきまして、地元自治会からの要望を受け、未利用地を活用した公園を整備するなど、地域の実情に沿った緑地空間の整備を行ってまいりました。また、現在、原西部地区につきましては、新貨物ターミナルの建設に併せて、緑地調整池の整備を進めており、今後、都市公園としての開設を目指しております。その他の地域におきましても、都市公園のほか、空き地等の低未利用地を活用した緑地空間の創出など、地域の社会情勢や市民ニーズ等を勘案し、検討してまいります。

次に、都市公園の管理体制についてお答えします。

管理につきましては、市による直営や民間業者への委託のほか、自治会や都市公園等愛護会などに御協力いただいておりますが、協力者の高齢化や人手不足、公園施設の老朽化などにより、近年、対応に苦慮しているところであります。今後につきましては、現状把握に努めるとともに、他市町の状況を参考に、誰もが公園の不具合を通報できる新たなシステムの導入を視野に入れるほか、市民や民間企業等との連携を強化するなど、よりよい管理体制の在り方について検討し、引き続き市民の皆様に快適な公園を提供できるよう努めてまいります。

次に、中核となる都市公園における施設や環境の整備についてお答えします。

トイレにつきましては、経過年数や劣化状況などを踏まえ、優先順位をつけた上で計画的に改修を行っており、今年度は、千本浜公園及び香貫山公園の男子小便器を改修いたします。中心市街地の公園における駐車場につきましては、目的外使用による駐車が想定されることから設置は難しいと考えております。そのような中、高沢公園につきましては、公園の利用状況などの把握に努めるとともに地元自治会等の意見を伺いながら、今後の在り方について検討してまいります。貴重な親水公園として、地域や近隣市町の住民から多く利用されている門池公園におきましては、門池の水質改善の方策を検討するなど、貴重な水辺空間を生かすための環境整備に取り組むとともに、今後も地域コミュニティ等と連携し地域の魅力増進につながる利活用を図ってまいります。また、その他の中核となる都市公園におきましても、地元自治会や公園利用者の意見を伺い、公園の特色や地域の特性を考慮し、誰もが利用しやすい公園の整備に努めてまいります。

次に、都市公園のルールづくりの見直しについてお答えします。

市民が公園を快適に利用できるよう、市では一般的なマナーを提示しているほか、各公園の利用状況や周辺環境を考慮した独自ルールもあり、地元自治会や公園利用者の意見等を踏まえ設定したものであります。今後につきましては、毎年開催される都市公園等愛護会総会で意見を伺うなど、機会を捉え、より幅広い意見等を取り入れて精査し、必要な場合には見直しを行うことによって、現状に即したルールがつくれるよう努めてまいります。

次に、都市公園における民間活力活用の可能性についてお答えします。

現在、愛鷹運動公園テニスコート、御用邸記念公園で指定管理者制度を採用し、また、愛鷹運動公園内にある少年自然の家跡地では、設置管理許可制度により民間事業者が宿泊及びカフェ事業を運営するほか、公園の芝生広場におけるイベントの実施など、これまでになかった愛鷹運動公園の利活用が図られ、魅力ある公園として、利用者の増加につながっております。また、現在再整備事業を進めている中央公園におきましても、同様に民間事業者の参入を予定しております。民間活力の導入は、公園の抱える課題を解決する手法として有効であると考えますが、これまでの民間事業者に対するヒアリングや全国的な事例から、公園の広さや立地、集客性など一定の条件を満たし、民間事業者にメリットがある公園において、民間活力の導入が可能であると認識しております。今後も民間事業者側と利用者側のニーズを調査した上で、民間活力の導入を検討してまいります。

第7回2024-12-02

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

防災・減災対策の重要な要素である市民の迅速な避難について質問します。

静岡県第4次地震被害想定では、南海トラフ巨大地震が発生した場合、沼津市では最大1万3000人の死者、6,000棟の建物の全壊・焼失と、甚大な被害が想定されています。いつ起こるか分からない地震・津波に対し、市民の命を守るため効果的な対策を体系的に実施していくことが必要です。特に、津波・洪水等の場合は、迅速な避難が命を守る上で重要な要素となります。様々な避難方法がある中で、市が取り組むべきこととして、避難の情報提供、避難経路の周知、指定緊急避難場所、指定避難所の確保・整備等が挙げられます。指定緊急避難場所は、危険が切迫した状況において、生命の安全の確保を目的として住民等が緊急に避難する施設、または場所を位置づけるものであり、指定避難所は、避難した住民等を災害の危険性がなくなるまでの必要な期間の滞在と災害により家に戻れなくなった住民等を一時的に滞在させることを目的とした施設となっています。

そこで第1に、指定避難所、指定緊急避難場所における近隣市町との連携について質問します。

内閣府から出されている指定緊急避難場所の指定に関する手引きでは、当該市町村内に十分な避難場所を確保できない場合や、居住者等が近隣の市町村へ避難するほうが妥当と判断される場合には、近隣市町村・施設管理者との協議の下、指定緊急避難場所を近隣の市町村に指定することも差し支えない。そして、災害の想定等により、近隣の市町村の協力を得て、指定緊急避難場所を近隣市町村に設けることで、より効率的な避難が可能となる場合もあることから、地域の実情に応じ、近隣市町村への指定についても検討することとされています。本市においても指定緊急避難場所が隣の市のほうが近い場合があり、より効率的で迅速な避難が可能となる地域があります。私はそのような地域を実際に歩いて計測してみました。浮島地区の富士市との境にお住まいの方の場合、指定緊急避難場所の浮島小学校まで徒歩で21分ほどかかります。しかし、富士市の指定緊急避難場所の富士東小学校までは徒歩で11分です。この差は、道路に様々な障害物があると思われる災害時にはさらに大きな差となるでしょう。また、歩みに時間のかかる高齢者にとってこの10分の差は大きな負担となります。また、沼津市外原地区では清水町の指定緊急避難場所である清水南中学校が目の前のお宅もあります。今挙げた指定緊急避難場所は指定避難所も兼ね、緊急避難から避難所生活に移行し、しばらく避難所生活を送ることも想定されます。さらに、逆に沼津市が他市の方々を受け入れる地域もあると思われます。以上のことから、指定緊急避難場所だけではなく指定避難所における連携も重要なことだと考えます。迅速避難を可能とする他市町との連携について本市の現状と今後の取組を伺います。

次に、迅速避難を実現するための避難路の掲示、案内について質問します。

指定緊急避難場所等は、地震発生から津波到達までの時間的猶予や地形的条件等の理由により、津波からの避難が特に困難と想定される地域に対して適用される緊急的・一時的な避難施設です。重要な点は、緊急的・一時的であろうと津波から生命を守る可能性の高い手段を地域内に少しでも多く確保しておくという点であり、どこに指定緊急避難場所があるのかを市民が日頃から把握していることが重要であると思います。指定緊急避難場所を市民に周知するためには、日頃から市民の目に触れることが重要であり、標識掲示が有効であると言えます。指定緊急避難場所の指定に関する手引きの居住者等に対する周知のための措置等では、居住者等の指定緊急避難場所への円滑な避難誘導や、当該避難場所の存在の周知・啓発のためには、そこへ至る避難経路も含めて、標識を設置することが有効である。指定緊急避難場所については、観光客をはじめとする滞在者を含めた居住者等に対し、その避難場所がどの災害に対応しているか一目で分かるようにする必要があるため、平成28年3月に災害種別図記号及び避難誘導方向についての日本工業規格(JIS)が制定され、指定緊急避難場所が災害の種類によって異なることについて、居住者等が正しく理解できるよう、各市町村においては、JISに定められた図記号を用いて分かりやすい案内板等を整備するよう努める必要があると記載されています。また、令和6年度実施の沼津市民意識調査結果では、防災に関して、自治会や御近所の方々と確認・情報共有しているものは何ですかの質問に対し、約半数が避難経路、避難場所の確認と最も多く回答しており、地域での防災意識が向上していることがうかがえます。しかし一方で、確認、共有していることはないと回答した人は約4割に上ります。特に20代から40代にその傾向が強いという結果です。以上の指定緊急避難場所の指定に関する手引きや沼津市民意識調査結果から、避難経路や避難場所が日常的に目に触れる環境を創出することは大変重要であると言えます。観光客の命を守る視点からも同様なことが言えます。周知のため市の観光防災マップを作成している市町村もあります。津波浸水地域における避難経路、避難地・避難所までの距離等の掲示、案内について、本市の現状と今後の展開を伺います。

次に、避難阻害要因になり得る避難路のブロック塀の現状と改善について質問します。

本市では、平成26年に沼津市地震・津波対策アクションプランを策定しました。本プランでは、被害の要因と対策の方向を見定めるための検証を行った上で段階的な対策の進め方を示し、5つの柱と、それに基づく100の具体的なアクションを設定しています。計画の策定から約10年が経過する中、本年3月、アクションプランの進捗状況について公表されました。市と市民が協力して防災・減災対策に取り組んできた結果、100アクションのうち約8割が目標を達成できています。本市のこれまでの取組による成果でありその努力に敬意を示します。しかし、少ない数ですが達成に遅れが出ている項目も幾つか見られます。特に、津波避難路のブロック塀等の撤去・改善は達成率27%であり達成への遅れが顕著であります。過去には、ブロック塀倒壊に巻き込まれ、貴い命が失われた事例もあります。ブロック塀倒壊は大きな揺れが主な原因ではありますが、内部の鉄筋の腐食といった経年劣化等も倒壊要因の1つです。また、内部の腐食は外観では判断できない場合もあります。平成31年、国土交通省はブロック塀の安全点検のチェックポイントを公表し、避難路沿道のブロック塀等も建築物同様に耐震診断を義務づけることができるよう建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正しました。このように、起こってしまった悲劇を繰り返さないための対策が進められています。大規模災害のとき、指定緊急避難場所、指定避難所までの避難路でブロック塀などが崩れてきたり、道を塞いだりするおそれがあり、迅速な避難への妨げとなることが想定されます。また、緊急自動車の通行の妨げともなり得ます。津波避難路のブロック塀等の撤去、改善は、迅速な避難という視点から早急に達成率を上げる必要があります。

そこで質問します。

本市の避難路に面しているブロック塀で、阻害要因になり得るブロック塀の現状と今後の取組について伺います。

第2に、障害者雇用促進法改正への取組について質問します。

近年、企業で働く障がい者数の増加という点において、障がい者雇用の推進は着実に進展しています。本市でも市職員採用に当たり、ホームページに就業時間や労働日数への配慮が記載され、より応募しやすいよう対策が打たれています。また、障がいのある人のみの採用試験や特別支援学校の生徒の職場実習を始めるなど、障がい者雇用促進に向けて努力をされていることが分かります。一方、一部事業所では法定雇用率の達成が目的となってしまい、持てる能力を十分に発揮できる雇用の場が提供されているとは言えない状況もあるとの報道があります。そのため、法改正により2023年からは、雇用後のキャリア形成の支援を含めた安定した雇用につながるような施策の充実・強化が行われています。また、法定雇用率はそれまでの2.3%から2024年は2.5%、2025年からは2.7%と段階的に上がっていきます。また、該当する事業所の従業員数も40名以上、37.5名以上と変化しています。さらに、同法では国及び地方公共団体の責務として、自ら率先して障がい者を雇用するとされており、差別の禁止と合理的配慮の提供を義務としています。沼津市障がい者活躍推進計画にも、法定雇用率以上の採用を目指して積極的な採用活動を進めていく。また、会計年度任用職員についても採用活動を実施していくとの記載があります。障がい者雇用促進の第一歩は、障がい者自身が、働きたい、ここで働いてみたいと思うことが大切であり、採用試験に応募しようと思うことがスタートへの第一歩です。そしてそのためには、今以上の合理的配慮の提供が必要です。具体的には、採用試験での合理的配慮として、手話通訳や点字による受験、音声での読み上げや支援者の付添いなども必要だと考えます。

そこで質問します。

本市の採用試験での合理的配慮の現状について伺います。

次に、採用後の合理的配慮の提供について質問します。

採用後は本人と相談をしながら、障がいの特性に応じた配属先を決めるなどの合理的配慮が必要であると思われます。また、車椅子の職員が採用される場合、執務スペースなどで働く環境の改修等の配慮が必要とされる場合も想定されます。さらには、相談窓口の設定等のサポート体制も重要な点となります。

そこで質問します。

採用後の合理的配慮の提供の現状と今後の取組について伺います。

次に、障害者雇用促進法改正の趣旨及び内容の周知について質問します。

市内の一般事業所においても、障がいの有無にかかわらず、採用時も採用後も有する能力を十分に発揮できるようにするためには、事業主の理解を得ることが必要不可欠です。そのためにも、同法の趣旨及び改正内容を市内事業所に周知することが大切になります。厚生労働省の平成25年調査によると、障がいの種別にかかわらず主な離職理由は職場の雰囲気・人間関係という結果になっています。一方、職場理解に対する企業の取組状況を見ると、令和元年に厚生労働省から発表された平成30年度障害者雇用実態調査では、障がいのある従業員向けの配慮として、社内で障がい者理解のための啓発を行っている企業は、身体障がい者で14.0%、精神障がい者で18.2%という結果になっています。職場理解の取組が進んでいないことが、障がい者の職場定着に影響を与えていると予想されます。以上のことから、障がい者雇用に当たり各事業所が法改正の趣旨と改正内容を理解することが重要であると言えます。市内事業所に対し、障害者雇用促進法改正パンフレットや事例集等の配布、セミナーの開催等の取組が大切だと思います。

そこで質問します。

市内一般事業所への障害者雇用促進法改正の趣旨や内容の周知に対する現状と今後の取組について伺います。

発言 2 / 2

御答弁ありがとうございます。

障害者雇用促進法改正の趣旨や内容の周知に対する2回目の質問をします。

先ほど、静岡労働局等関係機関と連携し、障がい者雇用に対する理解と着実な実施を市内事業所に促していくとの御答弁をいただきました。障がい者の職場定着の方策として、各関係機関との連携による障がい者及び事業所へのサポートは非常に重要な要素だと考えます。そこで、各関係機関との連携や事業所への働きかけ等における具体的な取組を伺い、私の質問を終わります。

災害時における迅速避難への対策について

防災・減災

要旨議員は、浮島地区など隣市の避難場所のほうが近い地域があることを指摘し、近隣市町との避難場所連携の現状と今後の取組、および避難路の距離表示を含む案内標識の整備について質問した。市は、隣接7市町との相互応援協定に基づき被災者受入れ要請が可能であること、避難地案内看板や津波避難路看板を設置済みであることを説明し、距離表示については先進事例を参考に調査研究を進めると答弁した。

背景静岡県第4次地震被害想定で南海トラフ巨大地震による沼津市の死者が最大1万3000人と想定されるなか、市民意識調査でも約4割が避難経路・避難場所を近隣と確認・共有できていないと回答しており、迅速避難に向けた実効的な対策の必要性が高まっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 近隣市町との連携
  • 避難路の掲示、案内
危機管理監指定緊急避難場所及び指定避難所における近隣市町との連携についてお答えします。 本市の指定緊急避難場所につきましては、災害時に住民が迅速に避難でき、避難者を収容できる場所として、地震や津波、洪水、土砂災害などの災害の種類ごとに107か所を指定…答弁の全文を読む

指定緊急避難場所及び指定避難所における近隣市町との連携についてお答えします。

本市の指定緊急避難場所につきましては、災害時に住民が迅速に避難でき、避難者を収容できる場所として、地震や津波、洪水、土砂災害などの災害の種類ごとに107か所を指定しております。また、指定避難所は災害で住宅を失った場合等に一定期間避難生活を送る場所として、静岡県第4次地震被害想定による避難者数に基づき、現在市内には49か所を指定しており、各施設には避難生活に必要となる備蓄品や通信設備を整備しております。近隣市町への避難につきましては、本市に隣接する富士市や三島市、清水町など7市町に対し、相互応援に関する協定に基づき、被災者の一時受入れ施設の提供について要請できることとなっております。本年6月の大雨時には、急激な河川水位の上昇から道路が冠水し、市内の避難場所へ向かうことができない住民が近隣市町へ避難する事例が発生いたしました。近年の自然災害は激甚化の傾向があり、市域を越えた避難が発生するおそれがあるため、今後も迅速に情報共有ができるよう、近隣市町との連携強化を図ってまいります。

次に、避難経路の掲示や案内についてお答えします。

本市では、地震や津波が発生した際に、市民や来訪者が迅速に指定緊急避難場所へ避難できるよう、避難地の方向を表示した避難地案内看板を市内各所に設置しているほか、津波浸水地域では、避難路入口や経路上に津波避難路看板を設置しております。これらの看板設置の目的は、第一に避難者の迅速かつ安全な避難の確保にあり、特に津波が発生した際には、避難時間が非常に限られるため、瞬時の判断と行動ができるよう避難経路を示す必要があると考えております。そのため、掲示する看板のデザインは、ピクトグラム表示により視認性を高めて、見やすい高さに設置しているほか、静岡県津波避難標識指針に基づき多言語表記を採用することで、地域住民だけでなく観光客も迅速な判断が可能となっています。看板は日常的に市民の目に触れることで、防災意識を高める役割を果たすことから、津波・浸水深表示板看板を市内各所の電柱に巻きつけて設置するなどの工夫も行っております。また、避難地までの距離等の掲示についてですが、現在はいずれの看板にも距離表示はしていないため、表示方法や効果等について、先進事例を参考に調査研究してまいります。今後も市民等の安全を第一に考えて、案内看板の設置や津波避難路の整備、避難訓練による周知・啓発など、ハード・ソフト両面から迅速避難に向けた取組を続けてまいります。

障害者雇用促進法改正を踏まえた取組について

福祉・高齢者・障がい

要旨議員は障害者雇用促進法改正を踏まえ、採用試験・採用後における合理的配慮の内容と法改正の周知状況を問いただした。市は、点字受験や手話通訳の配置など既存の配慮措置を説明するとともに、在宅勤務の活用促進・管理職向け研修の実施・家族との連携強化を今後の取組として示し、静岡労働局との協定に基づく事業者への周知活動も継続すると答えた。

背景障害者雇用促進法の改正により合理的配慮の提供が一層明確化されたことを受け、行政自らが率先して制度を遵守・周知しているかを確認する必要性から質問がなされた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 採用試験での合理的配慮
  • 採用後の合理的配慮
  • 法改正の趣旨及び内容の周知
総務部長採用試験での合理的配慮についてお答えします。 本市では採用試験を実施する際、受験生に対し、障がいに伴う配慮を望む場合は申し出ていただくこととしております。この申出に基づき、視覚障がいのある方の学力試験における点字での受験、聴覚障がいのある方…答弁の全文を読む

採用試験での合理的配慮についてお答えします。

本市では採用試験を実施する際、受験生に対し、障がいに伴う配慮を望む場合は申し出ていただくこととしております。この申出に基づき、視覚障がいのある方の学力試験における点字での受験、聴覚障がいのある方の面接試験における手話通訳者の配置、歩行困難な方の車椅子で移動しやすい座席の指定、御家族等によるサポートを必要とする方の付添いの許可など、障がいの特性に配慮した措置を講じております。

次に、採用後の合理的配慮についてお答えします。

障がいのある方を採用した場合、障がいの特性に応じ、心身への負荷、窓口対応の多寡、業務の困難度などを調整するとともに、車椅子を使用する職員の席は通路の近くに配置し、また、視覚障がいのある職員にはパソコン用の大型モニターを提供するなど、執務環境において必要な配慮を行っております。今後は、障がいのある職員が通勤に負担を生じる場合に、在宅勤務の活用を勧めるとともに、障がいのある職員を職場に受け入れる際に配慮すべき事項について学ぶ研修を、今月課長補佐級及び係長級職員を対象に実施いたします。また、障がいのある職員の職場における情報をその御家族と共有し、勤務に係る支援をいただくなど御家族との連携をより密に図ってまいります。こうした職場と御家族の双方による支えにより、障がいのある職員がその有する能力をより発揮することができる環境づくりを推進してまいります。

産業振興部長法改正の趣旨及び内容の周知についてお答えします。 本市では静岡労働局と雇用対策協定を結び、障がい者の雇用について担当者間で定期的に情報交換を行い、労働環境の改善に関する情報の共有化を図るとともに、事業者に対する周知などに連携して取り組んでお…答弁の全文を読む

法改正の趣旨及び内容の周知についてお答えします。

本市では静岡労働局と雇用対策協定を結び、障がい者の雇用について担当者間で定期的に情報交換を行い、労働環境の改善に関する情報の共有化を図るとともに、事業者に対する周知などに連携して取り組んでおります。それぞれの具体的な取組といたしましては、静岡労働局については、障がい者への差別禁止及び合理的配慮の提供義務等についてリーフレット等で周知を行うとともに、障がい者雇用率達成指導の厳正かつ計画的な訪問指導を行っております。また本市においては、障がい者が定着して就労できるよう、市ホームページで障がい者就労に係るポイントなど、配慮すべき事項等について周知するとともに、事業者に対しては、労働環境の改善などの意識啓発セミナーを行うほか、障がい者も対象とした合同就職面接会を開催しております。今後も静岡労働局等関係機関と連携し、障がい者雇用に対する理解と着実な実施を市内事業所に促すことで、法に規定する障がい者雇用率の達成や障がい者への差別禁止及び合理的配慮の提供義務等の徹底を図ってまいります。

第9回2025-06-16

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

1つ目は、市内小中学校で実施している学校健康診断について質問します。なお、質問テーマは4番議員と重なっていますが、観点を変えて質問させていただきます。

学校健康診断の実施義務の法的根拠は、学校教育法第12条において、学校においては、別に法律で定めるところにより、幼児、児童生徒及び学生並びに職員の健康の保持増進を図るため、健康診断を行い、そのほかその保健に必要な措置を講じなければならない。学校保健安全法第13条において、学校においては、毎学年、定期に通信による教育を受ける学生を除いた児童生徒等の健康診断を行わなければならないと定めているところにあります。以上の法律を受け、沼津市では、市内小中学校の児童生徒と教職員の健康の保持・増進を図るため、学校保健会を組織し各種健康診断を実施していると認識しています。学校健康診断の目的や役割は、学校保健安全法において第1条 目的、学校における児童生徒等及び職員の健康の保持増進を図るため、学校における保健管理に関し必要な事項を定めるとともに、学校における教育活動が安全な環境において実施され、児童生徒等の安全の確保が図られるよう、学校における安全管理に関し必要な事項を定め、もって学校教育の円滑な実施とその成果の確保に資することと定められ、また、学校健康診断の役割は、文部科学省による健康診断の実施に係る留意事項において、児童生徒等が学校生活を送るに当たり支障があるかどうかについて、児童生徒等の健康状態を把握するということと、学校における健康状態を明らかにすることで、健康教育の充実に役立てることと述べられています。つまり、学校健康診断は、学校における児童生徒の健康の保持増進、健康状態の把握、安全確保、健康教育のために行われていると解釈できます。

そこで質問します。

先ほど述べた学校健康診断の目的や役割を達成するため、学校健康診断の結果が、各校の健康教育にどのように利活用されているのか伺います。

次に、個別の対応及び学校健康診断時における個人情報の取扱いについて質問します。

文部科学省から平成28年に学校健康診断マニュアル、令和6年1月には通知として、児童生徒等のプライバシーや心情に配慮した健康診断実施のための環境整備についてが出されました。健康診断実施上の留意点では、プライバシーの保護と個人情報の関連について書かれています。主に、健康診断実施の際の服装や女子児童生徒への配慮が主な内容となっています。本市では、学校健康診断マニュアルが出される以前から、健康診断実施の際の服装、女子児童生徒への配慮等の対応、また、脊柱検査では、パーティション等の仕切りを設定するなど、先進的に様々な配慮をしていると認識しています。一方、学校健康診断マニュアルでは特別な配慮が必要な児童への対応について、検査・診察の時間や場所を工夫するなど、個別の対応を行うよう記されています。学校健康診断の場面では、日常生活では見慣れぬ検査器具、検査者、さらには身体への接触、待ち時間の長さ等の理由により、混乱やパニックを起こす子どもへの個別の対応が必要になることが少なからずあります。また、学校健康診断結果は個人情報であり、個人のプライバシーです。通知では、学校健康診断時における情報が外部に漏れたりすることのないよう注意を求めています。

そこで質問します。

特別な配慮が必要な場合の個別の対応及び健康診断時における個人情報の取扱いについて伺います。

次に、学校健康診断情報の電子化について質問します。

文部科学省は学校健康診断の結果の電子化、学校健康診断パーソナルヘルスレコードを進めています。文部科学省は学校健康診断パーソナルヘルスレコードの導入のメリットとして、4点挙げています。1、児童生徒や保護者等が乳幼児健診結果、予防接種履歴、特定健診結果などと併せて、生涯を通じた健康情報を電子的に広く活用できるようになる。2、学校健診結果情報等をスマートフォン等を使って、医療従事者などに簡便に提示するなど、医療機関における円滑なコミュニケーションに役立てられる。3、統合型校務支援システム等に入力した情報を保護者等へ電子媒体で提供することが可能となる。4、健康教育への活用が期待される。以上の4点です。これら4点以外のメリットとしては、健康診断結果の適切な管理、学校現場の負担軽減につながると思われます。私は、学校健康診断結果の電子化について、市内小中学校養護教諭からアンケート調査を実施しました。市内37校のうち31校からの回答であり、集約率は約83.4%、結果は、電子化に賛成、どちらかというと賛成と答えた学校は27校、回答いただいた学校の割合では約87%が賛成です。その主な理由として挙げられたのは、事務処理の効率化が最も多く、続いて児童生徒の健康教育に役立つ、経年においた変化が見やすい、学校全体の傾向が把握しやすい等の声でした。さらに、静岡県内のほとんどの市町では、健康診断情報の電子化がなされています。学校現場からの声を大切にする意味からも本市においては、まず学校健康診断情報の校務支援ソフトと連携した電子化を積極的に導入すべきと考えます。

そこで質問します。

本市における学校健康診断情報の電子化に対する取組を伺います。

2つ目は、児童生徒の体力、運動習慣について質問します。

スポーツ庁は、令和6年度体力・運動能力、運動習慣等調査報告書を公開し、静岡県においても、全国との比較、経年の推移について発表しました。静岡県は運動やスポーツが好きという割合が増加傾向にあるという好ましい結果が出ています。一方、体力合計点においては中学生男子に向上の傾向があるものの、小学生の男女と中学生の女子が調査開始以降、過去最低となりました。また、全国の結果との比較では、中学生の男子が18位、女子が16位と、いずれも全国平均を上回っています。しかし、小学生の男子は44位、女子は33位と、いずれも全国平均を下回りました。静岡県内のここ数年の経年変化で見ますと、小中学生ともに令和元年度から低下傾向が始まった上、コロナ禍で拍車がかかった状態が続いています。今年度の調査で、女子は小中学生ともに低下が続き、小学生の男子は依然として低い状態が続いています。

そこで質問します。

県では先ほど述べたような状況にありますが、本市の児童生徒の体力・運動能力等調査の結果と課題について伺います。

次に、本市の児童生徒の体力向上の取組について質問します。

沼津市教育基本構想において、体力は人間の活動の源であり、健康の維持だけでなく、意欲や気力といった精神面の充実に大きく関わっており、生きる力を支える重要な要素となることから、市民一人一人が健やかな心身を育成することは極めて重要ですと書かれています。つまり、体力の向上は生きる力を育成する観点からも重要な要素となるということです。また、本市の児童生徒の体力調査結果から分かる課題の解決に向けた改善策が必要です。

そこで質問します。

本市における児童生徒の一層の体力向上に向けた取組について伺います。

次に、遊具・運動器具の安全管理及び今後の学校の遊具・運動器具の改修、設置について質問します。

児童生徒の体力向上を図るためには、学校における体育授業の充実が重要な視点の一つであるとともに、体育の授業以外の休み時間、放課後等の運動も非常に重要な視点です。運動遊びを日常的に実施することが健康や体力の維持増進につながることは、各種調査が数多く報告しています。特に小学校低学年においては、日常の生活の中に遊具・運動器具で遊ぶことが体を動かすことや運動好きになるきっかけの一つです。文部科学省も体力向上を図るため、外遊びを進め、そのための遊具・運動器具設置を奨励しています。先月の上旬、私は市内の全ての小学校の遊具・運動器具の状況について見てきました。その結果、市内23校の小学校において、使用禁止はブランコが5か所、滑り台が3か所、滑り台そのものがない学校が1か所、総合遊具は5か所、総合遊具そのものがない学校が4か所、鉄棒が1か所、登り棒は1か所、登り棒そのものがない学校が3か所という状況でした。使用禁止が1つもない小学校は23校中12校です。約半数の小学校において使用禁止の遊具が存在しているという状況です。しかも、中には数年にわたり使用禁止の状態が続いている遊具が少なからず存在しています。教職員からの話では、保護者や地域住民からも、いつになったら直るのかという問合せが来ているという話です。

そこで質問します。

市内小中学校における遊具・運動器具の安全管理の取組と今後の学校の遊具・運動器具の改修や設置について伺います。

次に、保護者等への結果周知、啓発について質問します。

スポーツ庁は、令和5年度のスポーツ庁発表の運動習慣調査結果から児童生徒の基本的な生活習慣を見ると、朝食欠食の割合は横ばいが続き、テレビ視聴時間やゲーム・スマートフォンの利用時間は増加傾向にあるとしています。また、この傾向が続けば、体力・運動能力の発達のみならず、健康的な生活に影響を与えることを危惧している。体力・運動能力、運動習慣調査等結果報告書は、運動習慣と生活習慣はそれぞれ関連し合っているため、引き続き、学校と家庭の連携に加え、地域が一体となって、子どもたちの生活習慣の改善と良好な運動習慣の形成に努めていかなければならないとしています。静岡県の運動習慣等調査結果においても、テレビ視聴時間やゲーム・スマートフォンの利用時間の短い児童生徒、朝食を毎日取る児童生徒の体力調査結果は高いという結果が出ています。沼津市の児童生徒の体力向上に向けて、学校だけではなく、保護者等にも広く周知し、生活習慣等も踏まえて一緒に取り組むことが重要であると言えます。

そこで質問します。

体力・運動能力、運動習慣等調査の結果を保護者等の方々にどのように周知しているのか。また、改善に向けた啓発をしているのか伺います。

市内小中学校の学校健康診断について

子育て・教育

要旨議員は学校健康診断の結果が健康教育にどう活用されているか、特別な配慮が必要な児童への対応と個人情報管理、情報の電子化について質問した。市は学校保健委員会での課題分析と健康教育への活用、個別対応と情報保護の実施、令和8年1月からのシステム導入を答弁した。

背景文部科学省が学校健康診断の電子化(パーソナルヘルスレコード)を推進しており、市では紙媒体による業務負担軽減とプライバシー保護の強化が課題となっている。市内の養護教諭87%が電子化に賛成している。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 学校健康診断実施結果の健康教育への利活用
  • 個別の対応及び学校健康診断時における個人情
  • 学校健康診断情報の電子化
教育長市内小中学校の学校健康診断についてお答えします。 初めに、診断結果の健康教育への利活用についてですが、各学校では健康づくりを推進するため、児童生徒と教職員等が運営する学校保健委員会を設置しております。その活動といたしまして、健康診断から見え…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

市内小中学校の学校健康診断についてお答えします。

初めに、診断結果の健康教育への利活用についてですが、各学校では健康づくりを推進するため、児童生徒と教職員等が運営する学校保健委員会を設置しております。その活動といたしまして、健康診断から見える課題等を話し合い、学校ホームページやお便り等により、課題解決に向けた方法等の周知を行っております。また、養護教諭等が中心となり、健康診断の結果からその傾向等を分析し、生活習慣の見直しを意識した授業や講師を招いた講演会を開催するなど児童生徒への健康意識の醸成を図っております。

次に、個別の対応及び学校健康診断時における個人情報の取扱いについてお答えします。

特別な配慮を必要とする児童生徒への診断時の個別対応につきましては、国からの通知等も踏まえ、診察時間を配慮することや支援員を配置することなど、受診環境を整えて実施しております。健康診断時における個人情報の取扱いにつきましては、表示された結果がほかの児童生徒には見えない場所に機器を配置したり、待機している児童生徒に診断結果が聞こえることのない診察場所にしたりするなど、情報の管理には細心の注意を払い、実施しております。

次に、学校健康診断情報の電子化についてですが、学校現場では、いまだ紙媒体による文書の保存が多く、教職員の業務負担軽減の課題となっております。健康診断の情報につきましては、従来から担当の養護教諭がデータ入力し、電子データによる管理も行ってきましたが、担当以外の教職員がそのデータを電子データとして活用することはできず、紙媒体による情報共有が主となっておりました。こうした課題に対応するため以前より検討を重ねてまいりましたが、令和8年1月から、電子データによる情報の共有化などが可能となる新たなシステムの導入を予定しております。今後は、養護教諭等を対象とした使用方法の研修会を開催し、より一層、校内の事務処理等の効率化が図られるよう取り組んでまいります。

次に、児童生徒の体力、運動習慣についてお答えします。

全国体力・運動能力、運動習慣等調査についてですが、毎年国が小学校5年生、中学校2年生を対象に、体力の状況把握と体力向上に係る施策の成果や課題の検証・改善を図るために実施しており、その内容は、実技に関する調査と質問紙による調査があります。実技では、小学生が握力や50メートル走、ボール投げなどの8種目、中学生は持久走を加えた9種目を行います。本市の調査結果と課題についてですが、小学生男子では握力と50メートル走、女子では50メートル走とボール投げのそれぞれ2種目が全国平均を上回り、中学生では男女とも持久走や立ち幅跳びなど、4種目が全国平均を上回る結果でありました。また、運動やスポーツをすることが好きと答えた割合は、小中学生ともに全国平均より高い結果でありました。課題といたしましては、運動能力において全国平均を下回る種目の多いことが挙げられます。しかしながら、運動が好きと感じている児童生徒や地域のスポーツクラブなどに所属している児童生徒は全国平均より高く、運動に対し積極的、また主体的な意識は高いものと考えております。今後は、生涯を通じた体力向上や健康増進も見据え、運動する機会の創出や主体的に取り組む意識のさらなる醸成に努めてまいります。

次に、体力向上に向けた取組についてですが、小中一貫教育を推進する本市におきましては、各中学校区において調査結果を分析し、授業の中で補強運動やトレーニングを取り入れるなど9年間を見通して、自校の課題解決に向けた取組を行っております。また、休み時間などでは体育委員会など児童生徒が主体となって、走力や瞬発力の向上を図る取組を行うなど、各中学校区で系統的な工夫による体力向上に努めております。

次に、遊具・運動器具の安全管理の取組及び今後の遊具・運動器具の改修、設置についてお答えします。

遊具及び運動器具による事故が発生する原因は、支柱の腐食や破損等の物的によるものと、不適切な使用等の人的によるものがあります。このため、遊具等の安全管理の取組としましては、教職員による日常点検や専門家による法令等に基づく点検を実施し、必要に応じて補修・使用停止等の措置を講じるとともに、児童生徒に対して、遊具等の本来の目的、使用方法についての指導を徹底しております。また、使用停止とした遊具等についてですが、簡易な修繕で対応できるものは早期に修繕を実施しております。大規模な修繕を要するものにつきましては、体育の授業で使用するものを最優先に修繕を実施しております。遊具等は、児童生徒にとって休み時間における友人とのコミュニケーションツールであり、体力向上や運動習慣の定着に必要なものであることから、引き続き安全管理に努めるとともに、できる限り速やかに修繕または更新していくよう努めてまいります。

次に、保護者等への結果の周知についてですが、保護者には児童生徒それぞれの調査結果を通知しております。また、児童生徒には、授業等を通じて自らの特徴を把握し、運動習慣や生活習慣について考える機会としていることから、家庭における生活習慣等の見直しにつながっているものと考えております。

本市の児童生徒の体力、運動習慣について

子育て・教育

要旨議員は学校健康診断結果の教育活用、電子化、児童生徒の体力・運動習慣の実態、遊具安全管理について質問した。市は健康診断結果を学校保健委員会で分析して活用、令和8年1月からの電子化導入、小中一貫教育による体力向上、遊具の安全管理と優先修繕に取り組んでいると答弁した。

背景文部科学省が学校健康診断のマニュアル更新とデジタル化を推進する中、学校現場では紙媒体による業務負担軽減が課題となっている。また、児童生徒の体力向上と運動習慣の定着が教育課題として認識されている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 児童生徒の体力・運動能力、運動習慣等調査の結果と課題
  • 体力向上に向けた取組
  • 遊具・運動器具の安全管理の取組及び今後の学校の遊具・運動器具の改修、設置
  • 保護者等への体力・運動能力、運動習慣等調査結果の周知と改善に向けた啓発
教育長市内小中学校の学校健康診断についてお答えします。 初めに、診断結果の健康教育への利活用についてですが、各学校では健康づくりを推進するため、児童生徒と教職員等が運営する学校保健委員会を設置しております。その活動といたしまして、健康診断から見え…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

市内小中学校の学校健康診断についてお答えします。

初めに、診断結果の健康教育への利活用についてですが、各学校では健康づくりを推進するため、児童生徒と教職員等が運営する学校保健委員会を設置しております。その活動といたしまして、健康診断から見える課題等を話し合い、学校ホームページやお便り等により、課題解決に向けた方法等の周知を行っております。また、養護教諭等が中心となり、健康診断の結果からその傾向等を分析し、生活習慣の見直しを意識した授業や講師を招いた講演会を開催するなど児童生徒への健康意識の醸成を図っております。

次に、個別の対応及び学校健康診断時における個人情報の取扱いについてお答えします。

特別な配慮を必要とする児童生徒への診断時の個別対応につきましては、国からの通知等も踏まえ、診察時間を配慮することや支援員を配置することなど、受診環境を整えて実施しております。健康診断時における個人情報の取扱いにつきましては、表示された結果がほかの児童生徒には見えない場所に機器を配置したり、待機している児童生徒に診断結果が聞こえることのない診察場所にしたりするなど、情報の管理には細心の注意を払い、実施しております。

次に、学校健康診断情報の電子化についてですが、学校現場では、いまだ紙媒体による文書の保存が多く、教職員の業務負担軽減の課題となっております。健康診断の情報につきましては、従来から担当の養護教諭がデータ入力し、電子データによる管理も行ってきましたが、担当以外の教職員がそのデータを電子データとして活用することはできず、紙媒体による情報共有が主となっておりました。こうした課題に対応するため以前より検討を重ねてまいりましたが、令和8年1月から、電子データによる情報の共有化などが可能となる新たなシステムの導入を予定しております。今後は、養護教諭等を対象とした使用方法の研修会を開催し、より一層、校内の事務処理等の効率化が図られるよう取り組んでまいります。

次に、児童生徒の体力、運動習慣についてお答えします。

全国体力・運動能力、運動習慣等調査についてですが、毎年国が小学校5年生、中学校2年生を対象に、体力の状況把握と体力向上に係る施策の成果や課題の検証・改善を図るために実施しており、その内容は、実技に関する調査と質問紙による調査があります。実技では、小学生が握力や50メートル走、ボール投げなどの8種目、中学生は持久走を加えた9種目を行います。本市の調査結果と課題についてですが、小学生男子では握力と50メートル走、女子では50メートル走とボール投げのそれぞれ2種目が全国平均を上回り、中学生では男女とも持久走や立ち幅跳びなど、4種目が全国平均を上回る結果でありました。また、運動やスポーツをすることが好きと答えた割合は、小中学生ともに全国平均より高い結果でありました。課題といたしましては、運動能力において全国平均を下回る種目の多いことが挙げられます。しかしながら、運動が好きと感じている児童生徒や地域のスポーツクラブなどに所属している児童生徒は全国平均より高く、運動に対し積極的、また主体的な意識は高いものと考えております。今後は、生涯を通じた体力向上や健康増進も見据え、運動する機会の創出や主体的に取り組む意識のさらなる醸成に努めてまいります。

次に、体力向上に向けた取組についてですが、小中一貫教育を推進する本市におきましては、各中学校区において調査結果を分析し、授業の中で補強運動やトレーニングを取り入れるなど9年間を見通して、自校の課題解決に向けた取組を行っております。また、休み時間などでは体育委員会など児童生徒が主体となって、走力や瞬発力の向上を図る取組を行うなど、各中学校区で系統的な工夫による体力向上に努めております。

次に、遊具・運動器具の安全管理の取組及び今後の遊具・運動器具の改修、設置についてお答えします。

遊具及び運動器具による事故が発生する原因は、支柱の腐食や破損等の物的によるものと、不適切な使用等の人的によるものがあります。このため、遊具等の安全管理の取組としましては、教職員による日常点検や専門家による法令等に基づく点検を実施し、必要に応じて補修・使用停止等の措置を講じるとともに、児童生徒に対して、遊具等の本来の目的、使用方法についての指導を徹底しております。また、使用停止とした遊具等についてですが、簡易な修繕で対応できるものは早期に修繕を実施しております。大規模な修繕を要するものにつきましては、体育の授業で使用するものを最優先に修繕を実施しております。遊具等は、児童生徒にとって休み時間における友人とのコミュニケーションツールであり、体力向上や運動習慣の定着に必要なものであることから、引き続き安全管理に努めるとともに、できる限り速やかに修繕または更新していくよう努めてまいります。

次に、保護者等への結果の周知についてですが、保護者には児童生徒それぞれの調査結果を通知しております。また、児童生徒には、授業等を通じて自らの特徴を把握し、運動習慣や生活習慣について考える機会としていることから、家庭における生活習慣等の見直しにつながっているものと考えております。

第10回2025-09-24

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

本市における読書文化の振興について質問します。

本市は、芹沢光治良先生、井上靖先生、大岡信先生を生んだ土地であり、市内には多くの文学者の歌碑や句碑が存在します。文学作品は、人が悩みや困難をどう乗り越え、一歩をどう踏み出したのかを記したものです。先人の知恵や勇気、誠実さや努力の尊さを文字として後世に残すものです。文学作品に触れる第一歩は読書です。文部科学省の文化審議会は、読書は国語力を構成している考える力、感じる力、想像する力、表す力、国語の知識等のいずれにも関わり、これらの力を育てる上で中核となるものである。特に全ての活動の基盤ともなる教養・価値観・感性等を生涯を通して身につけていくために極めて重要なものである。また、読書習慣を身につけることは国語力を向上させるばかりではなく、一生の財産として生きる力ともなり、楽しみのもとともなるものである。昨今、読書離れが叫ばれて久しいが、これからの時代を考えるとき、読書の重要性が増すことはあっても減ることはない。情報化社会の進展は、自分でものを考えずに断片的な情報を受け取るだけの受け身の姿勢を人々にもたらしやすい、自分でものを考える必要があるからこそ読書が一層必要になるのであり、自ら本に手を伸ばす子どもを育てることが切実に求められているのであると述べています。また、第3次沼津市子ども読書活動推進計画では、情報通信手段の普及・多様化が子どもの読書環境に影響を与える可能性を示唆しています。インターネットは確かに便利であり、現代社会においても、これからの社会においても必要なものです。しかし、言語脳科学者である東京大学大学院総合文化研究科教授の酒井邦嘉先生は、見たり聴いたりするものは即座に消え去ってしまう映像や音声に対して、活字を読むことは単に視覚的に脳にそれを入力するだけではなく、能動的に足りない情報を想像力で補い、曖昧な部分を解決しながら自分の言葉に置き換えるプロセスが必要となり、それが脳の発達を促すことにつながると述べています。読書の必要性は情報通信手段の普及・多様化にかかわらず重要であると言えます。一方、2024年の全国学校図書館協議会の調査結果によると、1か月間の平均読書冊数は小学生は13.8冊、中学生は4.1冊、高校生は1.7冊。1か月に読んだ本が0冊という不読者の割合は、小学生は8.5%、中学生は23.4%、高校生は48.3%となっています。学年が上がるに伴い読書をしない割合が高くなっています。文化審議会はこの点について、国語力の育成という観点から見過ごすことができない問題であるとしています。以上のことから、読書文化のより一層の振興を図る必要があることが分かります。対策の一つとして、文部科学省は高校生になるまでの読書習慣の形成を重要視しています。読書活動推進法の精神は、子どもが手を伸ばせばそこに本がある。そんな読書環境をつくろう。それを受け、令和5年、文部科学省は子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画を策定し、計画の冒頭に次のように述べています。子どもの読書活動は言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠くことのできないものであり、社会全体で積極的にそのための環境の整備を推進していくことは極めて重要であるとしています。子どもにとって、身近な読書環境が家庭、学校図書館、公共図書館です。特に学校図書館と公共図書館は、家庭の読書環境にかかわらず、どの子どもも本に手を伸ばすことが可能な場所です。そこで、本市における読書文化のより一層の振興を図るため、学校図書館及び市立図書館の活用と整備について伺います。

まず、市内の学校図書館の活用と整備について質問します。

令和4年2月策定の第3次沼津市子ども読書活動推進計画の基本方針の第1は、本に親しむ機会づくりです。全国的に書店が減少している中、学校図書館はどの子どもにも平等に本に親しむ機会を与えてくれます。沼津市は全ての学校に学校図書館を設置し、子どもや教職員が活用しています。

そこで質問します。

本市では、学校図書館の設置の意義と役割をどう捉えているのか伺います。

次に、学校図書館の活用状況とその評価について質問します。

学習指導要領の総則において、指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項として、学校図書館を計画的に利用し、その機能の活用を図り、児童生徒の主体的・意欲的な学習活動や読書活動を充実することとしています。

そこで質問します。

市内学校図書館において、子どもの学習活動・読書活動の充実に向け、どのような活用のされ方をしているのか。また、その評価についてどのように捉えているのか伺います。

次に、学校図書館図書標準に対する認識について質問します。

学校図書館図書標準は各学校図書館の蔵書数の基準となる数字であり、学級数によって決まります。各学校は毎年蔵書点検を行い、落丁・書き込み・破れはないかを確認します。また、内容的な点検も行い、特に地理や統計、科学や医学の本などは情報が古くなっていないかという点についても調べ、買い換えるもの、除籍にするものなどを見極めて、蔵書の更新を行います。新刊本を入れ、常に新しい情報を整備することが重要です。本市の令和5年度調査では、市内の学校図書館図書標準をほとんどの学校が満たしており、各学校の努力がうかがえます。一方、蔵書率150%を超えている学校もあり、学校図書館図書標準を目指すことが目的となっていることが危惧されます。

そこで質問します。

本市の学校図書館図書標準に対する認識について伺います。

次に、図書館担当・司書教諭と学校司書の連携強化を目的とした学校司書の配置について質問します。

学校司書は学校図書館法第6条第1項に各学校に置くよう努めなければならないと記され、努力義務となっています。沼津市では、全ての学校に学校司書が配置され、学校の教育活動、とりわけ図書館運営、子どもの読書環境の整備に貢献されています。学校司書の職務として、主に学校図書館の整備や学校図書館資料の発注、受入れから分類、配架等の組織化、学校図書館資料の提供、情報サービス、読書案内、広報活動など学校図書館資料と児童生徒・教職員をつなぐことが挙げられます。また、学校図書館を活用する学習活動が円滑に行われるよう、教諭や司書教諭と協力の上、学習の支援も行います。したがって図書館担当と司書教諭、学校司書の連携は学校図書館の機能を果たすためには非常に重要です。しかし、本市の現状は図書館担当及び司書教諭の多くは学級担任との兼務です。一方、学校司書は1人で3校を担当する場合もあり、週に1度、五、六時間の勤務となっています。特に、大規模校勤務の場合は、ブッカーで手いっぱいという声を聞きます。また、図書館担当や司書教諭と打合せができる放課後は、学校司書は既にいない状況であり、図書館担当・司書教諭と学校司書の打合せすらままならない状況です。学校図書館の機能を果たすためには、学校司書の各学校1人配置、もしくは勤務時間増が必要です。

そこで質問します。

本市における図書館担当・司書教諭と学校司書の連携強化を目的とした学校司書の配置についての考えを伺います。

次に、学校図書館における新聞配備について質問します。

文部科学省、第6次学校図書館整備等5か年計画において、学校図書館における新聞配備について、平成27年6月の公職選挙法等の改正による選挙権年齢の18歳以上への引下げや、令和4年度からの民法に規定する成年年齢の18歳への引下げに伴い、児童生徒が主体的に主権者として必要な資質・能力を身につけることが一層重要になっており、発達段階や地域の実情に応じた学校図書館への新聞の複数紙配備を図ると記しています。つまり新聞は、子どもが自分と社会のつながりを認識するきっかけとなり、社会生活を形成する一因であることを認識するための重要な学習教材と言えます。また、文部科学省の茂里毅総合教育政策局長は、今年5月19日の参議院決算委員会で、学校図書館への新聞配備をめぐり、各自治体の教育委員会が新聞社と直接契約する一括契約が事務手続の観点から有用との認識を示し、教職員の働き方改革にもつながるとして、取組を周知・広報し、新聞配備の充実を図っていくと述べています。本市の現状は、私の調査によると、市内小中学校に新聞が常備されている学校は半分に満たない状況です。まずは、各校の新聞配備を予算化することにより、新聞を使用した学習を推進することが重要であると考えます。

そこで質問します。

本市の学校図書館における新聞配備の考えについて伺います。

2点目として、市立図書館の活用と整備について質問します。

沼津市の市立図書館は、三枚橋町の沼津市立図書館と戸田の沼津市立戸田図書館の2館です。1993年に旧駿河図書館から現在の場所に移転し沼津市立図書館が開館、2005年に沼津市と戸田村が合併し、戸田村立図書館が沼津市立戸田図書館となりました。沼津市立図書館は、利用者が全ての図書を直接読むことができるオール開架方式を採用し、視聴覚資料の充実に力を入れていると認識しています。公共図書館は、年齢、民族性、ジェンダー、宗教、国籍、言語、あるいは社会的身分やその他のいかなる特性を問わず、全ての人が平等に利用できる施設です。沼津市においても、子どもから高齢者、障がいを持たれた方、最近では外国の方々も見かけ、市民にとってなくてはならない施設です。また、公共図書館はそのまちの文化レベルを象徴すると言われています。地方自治体として文化活動の拠点として、公共図書館をどのように位置づけていくかは非常に大切な視点です。

そこで質問します。

沼津市立図書館設置の意義と役割をどのように捉えているのか伺います。

次に、子どもの読書活動推進に対する取組について質問します。

市内のデータを利用して、市立図書館からの子どもたちの児童書貸出し冊数の推移を見ました。この集計、計算方法として、児童書を借りるのは14歳以下の子どもが多いと思われるため、仮に児童書を全て0歳から14歳の子どもたちが借りたと仮定し、集計・計算しました。1993年から2023年までの約30年間の児童書の貸出し冊数をその年度ごとの14歳以下の人口で割った数字と、14歳以下の人口比率の推移をグラフ化しました。その結果は14歳以下の子どもたちの人口比率は下がっているにもかかわらず、児童書の1人当たりの貸出し冊数は伸びていると思われるというものでした。本市の様々な取組がこのような結果をもたらしたものと思われます。子ども時代の読書は、その後の読書習慣の形成に影響します。ですから、今後もこの傾向を持続させていくことが重要だと思います。

そこで質問します。

本市における子どもの読書活動推進の取組について伺います。

次に、市立図書館の蔵書数の推移と今後の見込みについて質問します。

市立図書館の蔵書数の推移を調査した結果、総数では令和3年度まで増加傾向にありましたが、その後減少傾向にあります。令和3年度と令和6年度の蔵書数を比較すると、その差は約4万7000冊の減少です。特に、市民にとって親しみのある文学は約8,500冊、絵本等は約5,400冊の減少という結果でした。日本図書館協会の図書館システムのための数値基準を満たしているものの、ここ数年減少傾向が続いています。市民の必要とする本や資料を適切に提供するためにも蔵書数は必要な数字です。

そこで質問します。

市立図書館の蔵書数の減少の理由と今後の見込みを伺います。

次に、学校図書館・地区センターとの連携強化について質問します。

図書館法は、公共図書館と学校図書館・地区センターとの連携を推進しています。沼津市では16地区センターに図書室が設置されています。また学校の要望により、市立図書館の本が配本されるなどのサービスが行われています。しかし、地区センターの図書室の蔵書数は少ない状況にあり、学校が必要とされる本は同時期に集中し、要望したくても既に借りられている状況もあります。ですから、市内全域における今以上の連携が必要であると考えます。袋井市では公共図書館と学校図書館のシステムをつないで一元管理し、子どもたちが学校から公共図書館の本の取り寄せができる「まちじゅう図書館」の取組が始まっています。本市においても参考になる取組だと思います。

そこで質問します。

市立図書館と学校図書館・地区センター図書室との連携強化についての考えを伺います。

次に、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律の取組について質問します。

文部科学省と厚生労働省が連携し、誰もが読書をできる社会の実現を目指し、2019年に視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律、いわゆる読書バリアフリー法が制定されました。読書バリアフリー法は、視覚障がい者や発達障がい者など書籍を読むことが困難な人々が等しく読書を通じて文字・活字文化の恩恵を享受できる社会の実現を目指す法律です。この法律は、視覚障がい者等が利用しやすい書籍や電子書籍の提供を促進し、図書館や出版社の責務を明確にしています。具体的には、点字図書や音声読み上げ機能つきの書籍の普及、出版社へのテキストデータの提供促進などが含まれます。

そこで質問します。

本市の視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律への取組について伺い、私の質問を終わらせていただきます。

読書文化の振興について

観光・文化・スポーツ

要旨議員は、読書離れが進む中で学校図書館・市立図書館の活用・整備状況(蔵書数、学校司書配置、新聞配備、子ども読書活動への取組等)について質問した。市は、小学校の図書貸出数は全国平均を上回るものの中学校は下回ること、学校司書の増員予定はないこと、市立図書館では除籍増により蔵書数が減少したが適切に管理していく方針であることなどを答弁した。

背景全国的に読書離れが進み、特に中高生の不読者率が高い状況に加え、インターネット・スマートフォンの普及が子どもの読書環境に影響を与えていることが背景にある。また、沼津市が芹沢光治良・井上靖・大岡信ゆかりの文学的土地柄であることも、読書文化振興の必要性として議員が挙げた根拠となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 学校図書館の活用と整備
  • 学校図書館設置の意義と役割
  • 学校図書館図書標準に対する認識
  • 図書館担当・司書教諭と学校司書の連携強化を目的とした学校司書配置
  • 学校図書館における新聞配備
  • 市立図書館の活用と整備
  • 市立図書館設置の意義と役割
  • 子どもの読書活動推進に対する取組
  • 蔵書数の推移と今後の見込み
  • 学校図書館・地区センター図書室との連携強化
  • 視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律への取組
教育次長学校図書館の活用と整備についてお答えします。 初めに、学校図書館設置の意義と役割についてですが、学校図書館は図書館資料を収集・整理・保存し、児童生徒及び教職員の利用に供することによって、教育課程の展開に寄与するとともに、児童生徒の健全な教養…答弁の全文を読む

学校図書館の活用と整備についてお答えします。

初めに、学校図書館設置の意義と役割についてですが、学校図書館は図書館資料を収集・整理・保存し、児童生徒及び教職員の利用に供することによって、教育課程の展開に寄与するとともに、児童生徒の健全な教養を育成するために設置しているものであります。その役割としましては、児童生徒の読書活動や読書指導の場である読書センター、学習活動の支援や授業内容を豊かにし、深めるための場である学習センター、児童生徒及び教職員の情報収集・選択・活用能力の育成の場である情報センターの機能を担っているものと認識しております。

次に、学校図書館の活用状況とその評価についてですが、全ての小中学校において、年度当初に学校図書館の利用方法について指導し、授業の中で図書資料を使用した調べ学習を行う場面を設定するなど、積極的な活用を図っております。また、令和6年度の図書貸出数は、小中学校全体で約45万3000冊、児童生徒1人当たり年間41.3冊でありました。その評価としましては、直近の全国データと比較いたしますと、中学校の貸出数は全国平均を下回っているものの、小学校では全国平均を大きく上回り、多くの児童が学校図書館を活用しているものと認識しております。

次に、学校図書館図書標準に対する認識ですが、図書標準は学校図書館の蔵書数の目安と捉えております。掲載情報が明らかに古いものや著しく破損した図書などは、適切に廃棄するとともに、新たに必要な図書を購入することによる結果の数字であり、適正な蔵書数を管理しております。

次に、今後の学校司書配置についてですが、増員等の予定はありませんが、学校司書である図書館支援員には研修等を重ねる中でさらなる資質向上を図るとともに、司書教諭や図書委員会に所属する児童生徒等と連携することにより、学校図書館がさらに魅力ある読書環境となるよう努めてまいります。

次に、学校図書館における新聞配備についてですが、現在は、各学校において必要に応じ配備しております。本市では配備していない学校も含め、全ての学校では授業において1人1台端末などの情報機器を活用し、新聞記事をテーマにした討論や興味のある新聞記事から自分の考えを発表するなど、各教科において新聞を取り入れた活動を行っております。今後も学校図書館における新聞を含めた蔵書について、児童生徒の学習環境充実のため、必要となる図書の選定、情報収集に最適な図書の整備を図ってまいりたいと考えております。

続きまして、市立図書館の活用と整備についてお答えします。

初めに、市立図書館設置の意義と役割についてですが、設置の意義といたしましては、様々な情報や知識に対し誰もがアクセスできる機会を保証し、市民の生涯学習を支え、地域の文化の発展に寄与することにあります。また、役割といたしましては、郷土資料や図書などの資料を収集・保存し提供するほか、読書活動の推進や講座等の開催など、生涯学習の拠点として市民の主体的な学びを支援することにあります。

次に、子どもの読書活動推進に対する取組についてお答えします。

子どもが読書の楽しさを知り、読書習慣を身につけていくためには、発達段階に応じ、子ども自らが本に興味を持つような取組が必要であると考えております。そのため、現在、市立図書館においては幼児向けのお話し会や小学生が図書館での仕事を体験できる図書館子ども探検隊、自分のお気に入りの本を多くの友達に読みたくなるような紹介を競うビブリオバトル小中学生大会等を開催しているほか、関係課と連携し乳幼児の健康診査等の実施に合わせ絵本を配付するブックスタート及びブックステップ等の親子絵本ふれあい事業に取り組んでおります。今後も関係機関と情報共有を積極的に進めながら、これまで以上に子どもたちが本に親しむ機会を設けてまいりたいと考えております。

次に、蔵書数の推移と今後の見込みについてお答えします。

蔵書数が減少した理由につきましては、令和4年度以降、購入数を上回る除籍を行ったことによるものであります。これは、限りある書架スペースを最大限に生かし、開館以降増やしてきた図書をより利用しやすい配架とするために整理した結果であります。今後も、利用者ニーズの把握に努めながら、図書の購入と必要な除籍を行い、現状と変わらぬ蔵書数となるように、蔵書の構成を適切に管理してまいります。

次に、学校図書館・地区センター図書室との連携についてお答えします。

現在、市立図書館では、学校図書館を通じて授業等で使用する参考図書の貸出しを行っているほか、図書館支援員が参加する研修会での情報共有やブックリストなどの配布を行っております。また、児童生徒が市立図書館の図書を予約し、地区センター図書室で借りることができるようにしております。今後も学校図書館や地区センター図書室と協力し、学校や地域が求める図書を充実させながら、児童生徒にとって魅力のある地区センター図書室を目指すとともに、図書館支援員への情報提供の機会を増やすなど、さらなる連携強化に努めてまいります。

次に、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律への取組についてお答えします。

本市では、法律の施行前から、市内在住の身体障がい者等で来館が困難な方を対象に、郵送や宅配による図書等の貸出しを行っており、令和6年度の貸出冊数は郵送と宅配を合わせて約670冊であります。また、文字の大きい大活字本約2,400冊と点字図書約1,200冊の整備を行っております。法律の施行後は、令和2年度に導入した電子図書館において、音声読み上げや文字の拡大ができる電子書籍の購入を進めております。今後、点字図書等を積極的にPRしていくことに加え、障がいの有無にかかわらず全ての人が読書による文字・活字文化の恩恵を受けられるよう、利用者の意見を伺いながら取り組んでまいります。

第11回2025-12-01

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

本市における教職員の働き方改革について質問します。

令和6年8月に中央教育審議会から、「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策についての我が国の教師を取り巻く環境の現状として、次のような内容が答申されました。学校教育の成否は教師にかかっている。このことは、いかに時代や社会が変化しようとも現在において変わるものではない。教師は、子どもたちの人生に大きな影響を与え、子どもたちの成長を直接感じることができるすばらしい職業であり、教師や友人との学校生活は、卒業後も子どもたちの心の中に残り続けるものである。こうした教師の職務を支え、学校教育の質を高めていくため、近年、教師を取り巻く環境整備として、教職員の定数改善、支援スタッフの配置拡充、学校・教師が担う業務の適正化、部活動の見直し、保護者等への連絡手段のデジタル化など様々な取組が進められてきた。令和6年4月に公表された教員勤務実態調査では、一定の成果が見られる一方で、現在、子どもたちが抱える課題が複雑化・困難化するとともに、保護者や地域からの学校や教師に対する期待が高まっていることなどから、結果として業務が積み上がり、現在の教師を取り巻く環境は非常に厳しい状況にある。子どもの学びを支える教師は公教育の要であり、教師の質や量は子どもたちへの教育の質に直結するため、現在の教師を取り巻く環境を改善しなければ、我が国の教育の質の低下を招きかねないと考えられる。教師が疲労や心理的負担を過度に蓄積して、心身の健康を損なうことのないよう、量的な負担の軽減はもちろんのこと、負担感の軽減にも取り組んでいくことが必要である。現状を踏まえ、教師を取り巻く環境整備を抜本的に改革する必要がある。以上の答申を受ける形で、令和7年6月、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法、以下、給特法と言いますが、その一部が改正され、さらには関連法案、規則、指針も一部改正がなされました。改正の狙いの一つは、教職員の最も重要な業務である子どもと向き合う時間、授業充実のための教材研究の時間等の確保を目指した教職員の働き方改革の推進です。法改正において、教育委員会には、教師の服務監督権者として、業務量管理・健康確保措置実施計画の策定・公表・実行、また地域への理解を得るための周知・広報、さらに計画の総合教育会議への報告、市長部局との連携、個々の学校、教師の勤務時間のモニタリング、学校への伴走型支援等が求められています。本市においても、現在、様々な教育環境整備に取り組んでいます。しかし、答申にあるように、学校の抱える課題の複雑化・困難化が進んでいる中において、業務負担を軽減し、教育の質の向上を図るためには、教職員を取り巻く環境を見直し、時代の変化に合わせて、学校現場における業務の在り方をより一層リニューアルしていくことが重要です。ですから、今まで積み重ねてきた業務や学校運営方法が子どもたちにとって必要かどうか、また、見直しが適切かどうかを考慮しながら、より効果的・効率的な在り方を探る必要があります。また、学校における働き方改革は学校・教育委員会が連携しつつ、それぞれの立場において、教職員が教職員でなければできないことに全力投球できる環境を整備することが重要になります。

そこで、本市における教職員の働き方改革について質問します。

第1に、教職員の勤務時間数の把握方法及び月平均時間外勤務時間数について、教職員の働き方改革を進めるためには、教職員の勤務実態を正確に把握することが第一歩です。

そこで質問します。

本市の教職員の時間外勤務時間数をどのような方法で把握しているのか。また、令和6年度の月平均時間外勤務時間数と、ここ数年の推移を小中学校別に伺います。

次に、給特法の改正を踏まえて、教職員の負担軽減策と健康確保措置についてです。

給特法では、令和11年までに教職員の1か月の時間外在校時間を平均30時間程度に削減することを目標にしています。また、令和8年4月の給特法施行に向け、各教育委員会において業務量管理・健康確保措置実施計画の策定・公表・実行を求めています。また、内容及び実施方法は地域の実情に応じて決めるものとしています。

そこで質問します。

来年4月施行を踏まえ、本市の過勤務上限の運用における教職員の負担軽減策及び教職員のメンタルヘルス支援や相談体制の強化策について伺います。

次に、管理職や教職員からの意見の把握と反映です。

2023年、当時の永岡桂子文部科学大臣は、9月12日の閣議後記者会見で教職員の働き方改革を進める上で、当事者である教員の意見を反映させることは重要だとの認識を示しています。やはり、現場の意見を取り入れることは必要かつ重要です。

そこで質問します。

業務量の適正化、健康確保に関して管理職や教職員の意見を反映させていくことが重要ですが、どのように意見を把握し、反映させていくのか伺います。

第2に教職員の負担軽減による教育の質の確保について伺います。

中央教育審議会は「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について、働き方改革の目的は、教職員の勤務状況を改善し、健康な状態で自らも学ぶ時間を確保しながら、専門性を最大限に発揮して、生き生きと児童生徒への教育に邁進できるようにすることにより、学習指導要領において目指している理念の実現、それに向けてよりよい教育を行うためですと答申しています。また、文部科学省は2025年に教師が教師でなければできない業務に専念できるよう、学校と教師の業務の3分類の代表例を記しました。3分類は本来業務が6例、副次的業務として8例、本来業務ではない業務として5例が挙げられています。特に、教職員の負担軽減による教育の質の確保には極めて重要な取組と思われる本来業務ではない業務の5例は、登下校時の見守り、児童生徒の補導、学校徴収金への対応、地域学校協働活動の連絡調整、保護者等からの過剰な苦情や不当な要求への対応で、教師が本来的な業務に専念することにより教育の質を確保するための例示です。さらに文部科学省は法律相談体制の整備やスクールロイヤーの配置を進め、法的な観点からも適切に対応できる体制づくりを進め、子どもの教育に専念できる学校づくりを進めています。

そこで質問します。

教職員の負担軽減を図ることにより、持続可能で質の高い教育を構築するための本市の方策について伺います。

2点目として、自治会活動のデジタル化について質問します。

自治会活動の現状は、人と人との関わりがますます希薄になり、加入率が低下傾向にあり、かつ、役員の高齢化・固定化、さらには成り手不足と持続可能な自治会活動が危ぶまれる問題が顕在化しています。しかし、災害発生時の安否確認など行政だけでは手に負えないきめ細やかな住民サービスのためにも、自治会の存続は必要です。持続可能な自治会活動における課題解決方法の一つとして、自治会活動のデジタル化があります。令和4年4月に総務省から公表された地域コミュニティに関する研究会報告書では、地域活動のデジタル化が取組の柱の一つとして掲げられ、以下のような報告がされています。デジタル化のメリットは、情報を通知し、共有し、さらに次のアクションにつなげることができる点にある。誰一人取り残さないための取組を進めるためにも、デジタルリテラシーが比較的高い層のみをターゲットとすることなく、高齢者や障がい者等にも分かりやすい情報のバリアフリー化を意識して、住民がメリットを享受できるようにすることが求められる。地域活動のデジタル化を進めることは、紙媒体の回覧や掲示板の代替・補完をはじめとする自治会等の内部における情報共有の効率化・迅速化、市区町村と自治会との間の連絡調整の合理化といった効率的な側面にとどまらず、地域コミュニティの様々な主体の活動の見える化を通じた参加促進や、被災住民のリアルタイムでの安否確認といった地域福祉・防災分野等における新たなサービス価値を生むことも可能にする。また、行政手続のオンライン化を進める中で、利便性が向上したサービスの恩恵を受けられる住民を増すことにもつながるとの報告です。以上のことから、自治会活動のデジタル化は今後推進すべきことと認識されます。

そこで、本市の自治会活動のデジタル化について質問します。

第1に、自治会活動のデジタル化への本市の方針及び状況と課題について伺います。

まず、本市の方針についてです。

自治会運営の効率化や情報共有の仕組み等を整えるために、沼津市として先進的に取り組んでいる自治会の実践をセミナー形式で紹介するなどの取組をしています。私も受講したことがあります。市として、自治会活動のデジタル化を積極的に進めようとしていることを感じました。沼津市が自治会活動のデジタル化を進めるに当たり、まずは市の方針を定めることが必要だと考えます。

そこで質問します。

自治会活動のデジタル化に向けた本市の方針について伺います。

次に、本市における自治会活動のデジタル化の進捗状況についてです。

現在、市内の自治会活動においてLINEやメール、SNSなどによる情報発信、オンライン会議の実施などに取り組んでいる自治会が存在します。まずは、市として、市内全域における自治会活動のデジタル化の進捗状況を把握することが重要だと考えます。

そこで質問します。

現段階で市が把握している自治会活動のデジタル化の進捗状況について伺います。

次に、本市における自治会活動のデジタル化推進上の課題についてです。

先ほど述べたように、LINEやメール等を活用する自治会もある一方、紙の回覧版や口頭伝達に依存している自治会もまだまだ多いと聞いています。つまり、自治会活動のデジタル化に一歩踏み出せない自治会も存在しているということです。

そこで質問します。

市が捉えている自治会活動のデジタル化を推進する上での課題について伺います。

次に、市が把握している各自治会のニーズや特性についてです。

自治会によって、住民及び自治会役員の構成も違います。当然、デジタル化に対するニーズは異なってきます。まずは、情報発信からという自治会や、会計処理や名簿処理のデジタル化、さらにはオンライン会議という自治会もあるでしょう。一律の方法では対応し切れない部分も多く、各自治会の特性に応じた柔軟な対応策が求められていると考えます。

そこで質問します。

現段階で、本市が把握している各自治会のニーズや特性について伺います。

第2に、自治会活動のデジタル化推進策について質問します。

まず、自治会活動のデジタル化を進めるための人材育成、費用等に対する本市の支援策についてです。

自治会活動のデジタル化を進める上で、人を育てることがデジタル化推進の鍵となると考えます。地域内でICTを理解し、地域内で支援できる推進リーダーやサポーターのような人材が必要です。そのためには、市主催または連合自治会と連携したデジタル活用講座の開催やスマホ教室や出前講座などの実践的支援、地域内で人材を育成・登録する仕組みづくりといった具体的な取組が考えられます。また、デジタル化を進める上で、経済的な支援も必要です。デジタル化を進めている市内のある自治会を調べてみました。この自治会では、メール配信サイト料とインターネット料に年間約11万5000円。さらに導入当初にパソコン代、モニター代などがかかっています。自治会長さんからは、市から自治会運営費や防犯灯費、自主防災運営費等の支援はいただいているが、今後もデジタル化を進めるには、市からの補助がないと厳しいという声を聞きました。デジタル化を進めようとする自治会に対する経済的な支援が必要だと考えます。

そこで質問します。

自治会活動のデジタル化を進めるための人材育成、費用等への本市の支援策をどのように考えているのか伺います。

次に、デジタル化に不慣れな方への支援策についてです。

先ほど自治会活動のデジタル化を先進的に進めている自治会では、回覧物やお知らせ等をメール配信していますが、住民からの要望により紙媒体での回覧も行っています。デジタルに不慣れな方への配慮も当然必要であり、デジタル化を拙速に進めることはできません。しかし、デジタルに不慣れな方が情報から取り残されることを懸念する声も聞かれます。地域の誰もが安心して情報にアクセスできる環境を整えることは、自治会のデジタル化を進める上で欠かせない取組です。例えば、図書館・公民館・地区センターなどを活用した常設のデジタル相談窓口の設置、自治会行事と連携した地域密着型のデジタル講座、高校生や大学生によるスマホボランティア、民間事業者との連携による講習等が考えられます。

そこで質問します。

本市の自治会活動におけるデジタルに不慣れな方へのデジタルアクセスを確保するための支援策について伺い、1回目の質問を終わります。

発言 2 / 2

御答弁ありがとうございます。教職員の負担軽減による教育の質の確保について2回目の質問をします。

令和5年度に実施された文部科学省の調査により、公立学校の教職員における精神疾患による病気休職者数が過去最多を記録したことが明らかになりました。精神的な不調により休職を余儀なくされる教職員の増加は、教育の質の低下につながる可能性があり、子どもたちの学びにも深刻な影響を与えかねません。調査では、精神疾患による休職の主な要因の一つに、保護者等からの過度な要求や不当なクレームへの対応が挙げられています。保護者等の教育に対する関心の高まりは、本来望ましいことです。また、大切な各家庭の子どもをお預かりしている学校には、説明責任があり、それも教職員の大切な仕事だと思います。しかし、本市においても一部ではありますが、学校や教職員に対して理不尽な要求を繰り返す保護者等が存在すると聞いています。静岡県内には、法的な側面から児童生徒の健全な成長と発達を支えていくことなどを目的に、独自にスクールロイヤー活用事業に取り組み始めた市もあります。教職員が最も力を注ぐべきは、子どもたちの学びや成長であるはずです。一部の理不尽な要求への対応に多くの時間と労力を費やすことは、本来の教育活動に支障を来し、教育の質の低下につながります。本市においても、市単独でスクールロイヤーの配置を図るなどの法律相談体制の整備を進める必要があると考えます。

そこで質問します。

本市の市内小中学校における法律相談体制の整備に関する考えについて伺い、私の質問を終わります。

本市における教職員の働き方改革について

行財政・行政運営

要旨議員は、給特法改正を踏まえ、沼津市の教職員の時間外勤務の把握方法・実態、負担軽減策、現場意見の反映状況について質問した。市は、ICTシステムで勤務時間を管理しており月平均時間外勤務は小学校32時間・中学校37時間(令和6年度)と漸減傾向にあること、スクールサポートスタッフ配置や部活動の地域展開等の軽減策・ストレスチェック等の健康確保措置を実施していると答弁した。

背景令和6年の教員勤務実態調査で依然として長時間勤務が確認され、令和7年6月の給特法改正により教育委員会に業務量管理計画の策定・公表が義務付けられたことを受け、本市の対応状況を確認する必要が生じた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の改正及び関連法等に関する取
  • 教職員の勤務時間の把握方法及び月平均時間外勤務時間数と推移
  • 教職員の負担軽減策と健康確保措置
  • 管理職や教職員からの意見の把握と反映
  • 教育の質の確保
  • 教職員の負担軽減による教育の質の確保
教育次長教職員の働き方改革についてお答えします。 初めに、教職員の時間外勤務時間の把握方法につきましては、各学校において教職員の出勤・退勤時間を管理するシステムを活用し、時間外勤務時間数として把握しております。本市教職員の月平均時間外勤務時間数と、…答弁の全文を読む

教職員の働き方改革についてお答えします。

初めに、教職員の時間外勤務時間の把握方法につきましては、各学校において教職員の出勤・退勤時間を管理するシステムを活用し、時間外勤務時間数として把握しております。本市教職員の月平均時間外勤務時間数と、令和4年度から令和6年度までの推移についてですが、小学校は平均35時間、33時間、32時間、中学校は平均42時間、40時間、37時間と少しずつではありますが、着実に削減が図られております。

次に、教職員の負担軽減策と健康確保措置についてですが、教員業務支援のためのスクールサポートスタッフの配置や留守番電話対応、学校閉庁日・完全下校時刻の設定等に加え、部活動の地域展開や水泳授業の民間委託化を推進することで負担軽減を図っております。健康確保措置としましては、毎年全ての教職員に対しストレスチェックを行い、高ストレスと判断された教職員には、産業医の面談を受けることができる体制を構築しているほか、日々の業務への不安等に対しては、県による相談窓口を活用するよう周知しております。

次に、管理職や教職員の意見の反映についてであります。

本市では、毎年、県教育委員会と共に全ての学校を訪問し、管理職や教員から業務の精選や時間外勤務の削減等について意見を聴く場を設けております。この中で出された意見を基に、削減可能な業務や時間外勤務削減の手法等を他校にも共有し、教職員の負担軽減につなげております。

次に、教職員の負担軽減による教育の質の確保についてですが、本市では、先ほど答弁しました取組をはじめ、児童生徒支援員やスクールソーシャルワーカー等の専門的な知識を持った職員の配置、小学校高学年を中心とした教科担任制の導入、小中学校ともに、担任がローテーションするチーム担任制の導入など様々な負担軽減策を実施しております。今後も成果が見られる好事例を各校と共有し、教職員の負担軽減を図りながら、児童生徒と丁寧に向き合う時間を確保して、教育の質の向上に努めてまいります。

自治会活動のデジタル化について

デジタル・DX

要旨議員が自治会活動のデジタル化に関する市の方針・進捗・課題および支援策(デジタル不慣れな方への対応含む)を問い、市は「負担軽減・透明性向上・持続可能性の向上に資する」との方針を示しつつ、高齢者のリテラシー格差・費用負担・推進人材不足を課題として認め、当面は紙媒体との併用を推奨しながら啓発・事例紹介・無料アプリ活用促進を通じた支援を継続・検討していくと答えた。

背景総務省の地域コミュニティに関する研究会報告書でデジタル化の有効性が示される中、多くの自治会では依然として紙媒体の回覧板・掲示板のみで情報伝達が行われており、役員の担い手確保や共働き家庭の参加促進など自治会活動の持続可能性が課題となっている状況が背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 自治会活動のデジタル化に向けた本市の方針及び状況と課題
  • 市の方針
  • 進捗状況
  • 推進する上での課題
  • 地域ごとのニーズや特性
  • 自治会活動のデジタル化推進策
  • 自治会活動のデジタル化を進めるための支援策
  • デジタルに不慣れな方へのデジタルアクセスを確保するための支援策
市長自治会活動のデジタル化についてお答えします。 初めに、自治会活動のデジタル化に向けた本市の方針についてですが、自治会活動のデジタル化は総務省の地域コミュニティに関する研究会報告書で示されているように、住民同士及び行政・住民間の情報共有等を効…答弁の全文を読む

自治会活動のデジタル化についてお答えします。

初めに、自治会活動のデジタル化に向けた本市の方針についてですが、自治会活動のデジタル化は総務省の地域コミュニティに関する研究会報告書で示されているように、住民同士及び行政・住民間の情報共有等を効率化し、自治会の負担軽減につながるものであり、これにより役員の担い手確保や共働き家庭の方などの自治会への参加等を促進し、自治会活動の持続可能性の向上に資するものであると考えております。また、デジタルを活用した情報の発信及び共有により、自治会の活動内容や会計に係る情報を住民が時間や場所を問わず見ることが可能になるなど、自治会の透明性と信頼性の向上につながるほか、防災分野や地域福祉分野など地域コミュニティを構成する様々な団体同士の連携促進の効果も期待されております。以上の理由から、本市といたしましては自治会活動のデジタル化推進の支援に努めていきたいと考えています。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

政策推進部長自治会活動のデジタル化についてお答えします。 初めに、本市における自治会活動のデジタル化の進捗状況についてですが、現在、一部の自治会において自治会加入者を対象とした電子メールや、スマートフォンのアプリケーションを活用した情報伝達が行われてい…答弁の全文を読む

自治会活動のデジタル化についてお答えします。

初めに、本市における自治会活動のデジタル化の進捗状況についてですが、現在、一部の自治会において自治会加入者を対象とした電子メールや、スマートフォンのアプリケーションを活用した情報伝達が行われていることを把握しておりますが、紙媒体の回覧版や掲示板のみで情報伝達を行っている自治体が多く存在すると認識しております。

次に、自治会活動のデジタル化を推進する上での課題についてですが、自治会活動のデジタル化の推進に当たっては、高齢者をはじめとする住民の中には、デジタル機器の操作に不慣れな方がいること、デジタル機器の導入や維持に費用負担が発生すること、デジタル化を推進するための人材が不足していることなどが課題であると認識しております。

次に、地域ごとのニーズや特性についてお答えします。

デジタル化の進捗や取組状況は、連合自治会・単位自治会ごとに異なっているのが現状です。これは自治会ごとのデジタル化に対する考え方及び自治会役員のデジタルリテラシーの違いやデジタル化を推進するための人材の有無によるところが大きいものと考えております。そのため市としては、自治会ごとのデジタル化の進捗や取組状況に応じた支援の方法について検討する必要があり、地域担当職員を通じ、状況把握に努めているところであります。今後につきましても、各自治会のニーズの把握に努め、各地域の実情に沿った支援につなげてまいります。

次に、自治会活動のデジタル化推進策についてお答えします。

初めに、自治会活動のデジタル化を進めるための支援策についてですが、本市では、地域コミュニティ人材育成講座において、自治会活動のデジタル化をテーマとした講演や先進的にデジタル化に取り組む自治会の事例の紹介を行うなど、自治会活動のデジタル化に係る啓発を行ってまいりました。しかしながら、デジタル化の進捗は自治会ごとに差異があり、本市自治会における全体的な推進を図っていくためには、行政による様々な支援の在り方が求められるものと認識しております。このため市としては、地域コミュニティ人材育成講座での事例発表等を通じた啓発を継続するとともに、今後の支援の在り方について検討してまいります。また、デジタル化に係る自治会の費用面での課題につきましては、無料で利用できるスマートフォンアプリケーション等の活用なども促しながら、他市の事例などについても研究してまいります。

次に、デジタルに不慣れな方へのデジタルアクセスを確保するための支援策についてですが、自治会活動のデジタル化に当たっては、デジタルリテラシーにかかわらず、自治会加入者全員が使える仕組みを整えることが困難であるなど、課題があるものと認識しております。そのため現状では、多くの自治会において、一定の期間は、紙媒体とデジタルを併用しながら全ての人が恩恵を受けられる機会を提供する取組が必要であると考えます。このため、デジタルに不慣れな方も含め、多くの住民が利用しやすいスマートフォンの汎用的なアプリケーションやメール、ウェブサイトの活用などについて事例の紹介を行うなど、自治会がデジタルに不慣れな方にも適切に対応しながら、デジタル化を推進するための支援を引き続き実施したいと考えております。

代表質問(会派代表として登壇)

以下は会派を代表して行った代表質問です。個人の一般質問とは異なり、会派として作成・調整した質問です。要旨・背景・答弁は一般質問と同じ形式で掲載しています。

第8回2025-02-27市民クラブを代表

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき、会派市民クラブを代表して質問をさせていただきます。

私たち市民クラブは、会派の信念である様々な産業で働く勤労者や生活者の目線に重点を置き、それぞれの持ち場や立場からいただいた意見や要望を具現化し、例年、賴重市長に直接要望させていただいております。昨年も賴重市政における令和7年度予算編成に対する要望活動を行いましたが、その経過や内容も踏まえ、質問をいたします。

最初に、居心地がよく質の高いまちづくりについて5点質問します。

まず、中心市街地を軸としたまちづくりについて伺います。

施政方針に、沼津駅周辺における公共空間整備や中央公園の再整備などに取り組み、ヒト中心のまちづくりを推進していくと示されています。沼津駅周辺総合整備事業を契機に、中心市街地まちづくり戦略事業、市街地再開発事業、中央公園リノベーション事業等を進めています。そのような中、沼津駅周辺の市街地及びその周辺拠点をヒト中心の魅力ある場所へと再生を図っています。車中心ではなく、ヒト中心の魅力あるまちづくりのためには、沼津駅・市街地・中央公園・総合体育館・文化センター・香貫山・沼津港などの拠点施設、地域資源を結びつけ、一体的なまちづくり、回遊性を高めるまちづくりを進めることが重要であると考えます。

そこで質問します。

そのような各事業を貫くようなコンセプトについて伺います。また、まちづくりに対する考え方及びこれまでの取組と今後の取組について伺います。

さらに、地域資源や各拠点との連携を深める上で、核となる事業は、やはり中心市街地におけるまちづくりだと考えます。

そこで質問します。

中心市街地の主要事業における令和7年度の取組について伺います。

次に、民間まちづくり活動の支援について伺います。

施政方針では、市民や事業者の皆様が行う民間まちづくり活動について、まちなかの魅力づくりに寄与する取組への支援を進める旨が示されています。ここで言う民間まちづくり活動の支援は、平成28年度より民間支援まちづくりファンドとして始まり、令和6年度からは民間まちづくり活動支援事業として実施されています。いずれも助成を受けた事業が自立・自走することを目指しています。沼津市のホームページでも、将来にわたって持続的な効果が期待できる民間が主体となったまちづくり活動や、まちづくりに資する施設整備に係る経費の一部を支援することが記されているところです。

そこで質問します。

本市が行ってきた民間まちづくり活動の支援について、これまでに実施されてきた事業の自立・自走の状況について伺います。

次に、施政方針の中で、沼津市中心市街地まちづくり戦略等と連動した活動を促進するため、市民や事業者の皆様が行う民間まちづくり活動について、まちなかの魅力づくりに寄与する取組への支援を進める旨が示されています。また、予算のあらましによれば、中心市街地で実施される事業への上乗せ支援をするとのことです。また、補助率引上げなどの上乗せ支援をすることで、実施者の自己負担額が下がって事業に参入しやすくなる反面、将来的な自立・自走する際には、自己負担額の低さから、助成がなくなった途端に事業が終わってしまうことも考えられます。それは助成の趣旨に反します。

そこで質問します。

中心市街地で実施される事業への上乗せ支援の目的や内容、さらに、まちなかの魅力づくりに寄与する取組に対して上乗せ支援をすることへの自立・自走への影響について認識を伺います。

次に、OPEN NUMAZUの取組について伺います。

沼津駅周辺総合整備事業の本格展開と併せて、実施すべきまちづくりの施策の方向性を示すために、令和2年3月に策定された中心市街地まちづくり戦略の実現に向けて、まちなかの公共空間や資源を開くことで生まれる風景を日常へとつなげ、ヒト中心のまちなかをつくり出す取組をOPEN NUMAZUと題し、社会実験などを通じて、ヒト中心のまちづくりが推進されています。

そこで質問します。

このOPEN NUMAZUにおける令和4年度からの取組に関する評価を踏まえての新年度の取組の狙いや内容及び成果の測定について伺います。

2番目に、にぎわいの創出について5点質問します。

まず、インバウンドの推進について伺います。

施政方針では、本市ならではの強みや地域資源を生かし、多くの方々が訪れたい、関わってみたい、住みたいと思っていただけるまちを目指しているとあります。昨年12月の本市と高雄市との観光交流促進に関する協定締結については、昨日の質問で16番議員も触れているところであります。本市と高雄市は、協定締結以前から様々な文化イベント事業を展開しています。今回の協定締結によりその取組がさらに強化され、観光を中心にさらに交流が進むものと思われます。施政方針にも台湾からの観光客誘致に向け、ファムトリップを実施するとあります。

そこで質問します。

本市ならではの強みや地域資源をどのように捉えているのか。また、ファムトリップ実施に至る背景と内容、さらに見込める成果及び令和7年度の取組について伺います。

次に、クラフトビールの活用についてお聞きします。

施政方針に、本市のさらなるにぎわいの創出に向け、東駿河湾クラフトビール地域循環共生圏推進協議会において、地域資源であるクラフトビールを活用した本市の魅力向上と、地域循環社会の形成に取り組むとあります。クラフトビールは、消費者のビールに対する好みが多様化し、地域性を反映したユニークな味わいや品質を求めることにより、人気が向上していると認識しています。また、クラフトビールを文化やライフスタイルの一部として捉える人も増え、地域との連携など、様々な側面から人気を得ています。

そこで、クラフトビールを活用した本市のにぎわい創出について質問します。

本市の魅力、課題をどう捉えているのか、クラフトビール活用に至る背景、活用の内容、見込める成果、また、そのほかの物産に係る振興策、令和7年度の取組について伺います。

次に、沼津港のさらなる振興策について質問します。

本市では、沼津港のさらなるにぎわい創出のため、沼津港みなとまちづくり推進計画に基づいた整備推進を進め、現在、沼津港は市内有数の観光客数となっています。令和7年度は、内港浮き桟橋の利活用やびゅうおのナイトスポット化等により、昼夜ともに沼津港のさらなるにぎわい創出に取り組むとあります。今まで以上に多くの観光客が沼津港を訪れることでしょう。大いに期待したいところです。一方、観光客数増に伴い、より一層の安全確保策や渋滞緩和策が必要になります。

そこで質問します。

令和7年度の沼津港における振興策の具体と観光客数増に伴う安全確保、渋滞緩和策について伺います。

次に、香貫山周辺エリアの魅力向上について伺います。昨日、12番議員の質問がありましたが、視点を変えて伺います。

香貫山は展望台、香陵台から沼津市街地、駿河湾、富士山が眺められ、多くの観光客やハイカーなどが訪れています。また、香陵台まで車で登れる登山ルートや香陵台から周回して山頂までの周遊ルートなど、多数のハイキングルートがあり、市民が健康増進のためにウオーキングしたり、自然や景色を楽しんだりしています。多くの方が親しみ、憩いの場となっている香貫山で、ハイキングコースの整備を行うとのことですが、整備する理由について伺います。

また、狩野川については、堤防からも富士山が眺められ、サイクリングロードについても、ウオーキングやジョギングを行う市民によるにぎわいが見られます。

そこで質問します。

狩野川サイクリングロードと連携することにより、狩野川の魅力と合わせた集客が見込めると感じていますが、どのような取組を実施していくのかを伺います。

次に、スポーツ大会・イベントの開催支援についてお聞きします。

スポーツと景観・環境・文化などの地域資源を掛け合わせて戦略的に活用することで、まちづくりや地域活性化につながることから、全国各地でスポーツツーリズム、地域スポーツ大会・イベントの開催、スポーツ大会の誘致、スポーツ合宿・キャンプの誘致などの取組が進められています。施政方針では、新たなスポーツ大会を支援することが示されています。香陵アリーナなどの資産を活用して、交流人口の増加につながる全国規模のスポーツ大会やイベントの誘致を進める必要があると考えます。

そこで質問します。

新たな全国規模の大会誘致に向けた新年度の取組について伺います。さらに、大会が誘致できた場合に、市民等が香陵アリーナを利用しにくくなるなどの影響はないのか。また、大会に参加する関係者の送迎は問題なく行えるのかについて認識を伺います。

3番目に、移住・定住の促進について4点質問します。

まず、体験型バスツアーについて伺います。

本市の移住・定住の促進は、ポータルサイトぬまづ暮らしでも紹介されているとおり、本市のテレワーク環境は全国5位。また、様々な産業による就職や起業、さらには子育て環境の紹介、問合せにはイジュウチャットで相談員が答えるなど、積極的な移住や定住に向け取り組んでいると認識しています。

そこで質問します。

移住・定住の促進については、施政方針の中で、本市の魅力を体感できる体験型バスツアーを実施すると述べられておりましたが、取り組む事業の内容と背景、見込まれる効果について伺います。

次に、大学生等の就職に伴う移住支援について伺います。

文部科学省の発表によれば、東京都内には国立や私立など145の大学があり、そこで学ぶ学生の総数は約78万4700人とされています。施政方針では、移住就業支援補助金について、大学生等の就職に伴う移住を支援するため、引っ越しに係る費用を新たに補助すると述べられており、予算のあらましによれば、その対象を東京圏とし、東京都のみならず、近隣の県に通う学生が本市に移住し、対象となる中小企業等に就職することで補助の対象になるため、東京圏からの就職に伴う移住者の招聘につながるものと推察いたします。

そこで質問いたします。

大学生等の就職に伴う移住支援について、取り組む事業の内容と背景、見込まれる効果について伺います。

次に、地域資源を活用した婚活イベントについて伺います。

結婚を希望される方々を応援するために、本市では、沼津の出逢い応援課として、結婚・婚活に関する情報を積極的に発信していることと認識しております。沼津の出逢い応援課では、婚活サポーター縁結び隊の活動紹介や、出会いを創出する婚活イベントなど、様々な情報発信に取り組まれており、その結果、成婚されているカップルもおられるとのことですので、今後も大いに期待するところです。

そこで質問いたします。

施政方針において、本市の地域資源を活用した出会いの機会を創出する婚活イベントを開催すると述べられました。取り組む事業の内容と背景、見込まれる効果について伺います。

次に、結婚支援のための協議会について伺います。

県と市町が共同で運営しているふじのくに出会いサポートセンターは、しずおかマリッジという県内で結婚を希望する方に最適な出会いをつくる取組をしており、若者たちを強力にサポートしております。しずおかマリッジを活用して成婚された方に聞くと、公的な結婚支援サービスは安心感があると評価されており、今後の展開についても期待が高まるところです。

そこで質問します。

予算のあらましに、県及び県内市町等からなる協議会への参画により、結婚支援の充実を図るとありますが、取り組む事業の内容と背景、見込まれる効果について伺います。

4番目に、未来を担う子どもの育成について4点質問します。

まず、子どもたちを取り巻く環境の変化について伺います。

施政方針では、現在の教育大綱・教育基本構想が令和7年度末に終了し、令和7年度は、子どもたちを取り巻く社会の変化を踏まえ、新たな教育大綱・教育基本構想の策定に取り組む時期になるとあります。これからの社会の変化は、これまで我々が経験したことのない速さで、かつ大きなものとなると言われています。その上で、豊かな人間性など時代を超えて変わらない価値のあるものを大切にしつつ、時代の変化とともに変えていく必要があるものに的確かつ迅速に対応していくという理念の下に、教育を進めていくことが重要であると考えます。

そこで質問します。

まずは、子どもを取り巻く現代の社会の変化を本市としてどう捉えているのかを伺います。

次に、不登校対策について伺います。

文部科学省の昨年10月発表の不登校実態調査では、心理的・社会的な要因などで小中学校に年30日以上登校しない不登校児童生徒数は、過去最多の34万6482人となり、前年度から4万7434人、15.9%の増加であり、11年連続の増となっています。また、初めて30万人を超えました。この傾向は本市においても同様であり、不登校対策は最重要な課題と捉えてよいと思います。

そこで質問します。

令和7年度の本市における不登校対策について伺います。

次に、市内小中学校の水泳授業について伺います。

予算のあらましでは、学校水泳指導民間委託事業として、5176万8000円の予算が計上されています。既に水泳指導は一部学校で民間事業者との連携が進められ、好意的な意見が聞かれています。例えば、インストラクターによる専門的な指導が受けられる。また、教員の負担軽減につながるなどの声です。令和7年度はさらに連携が進むと思われます。その一方、水泳の授業は、水中で全身を使う運動のため、気温・水温・天候等に影響を受けやすい運動です。さらに、水中では呼吸ができないことから、一歩誤れば生命を失うことにもなりかねません。体調を崩した子どもへの対応や監視員の配置等、安全への配慮は最重要です。

そこで質問します。

令和7年度の民間事業者との連携における取組と狙い、効果について伺います。また、民間事業所への移動手段、安全確保の方策についてどのように考えているのか伺います。

次に、児童生徒支援員の配置について伺います。

児童生徒支援員は、チーム学校の一員として、一人一人の子どもに寄り添い、支援を継続していく上で欠かせない人材です。また、子どもだけではなく、教員の学ぶ時間や子どもに接する時間の確保等にも実績を上げています。それゆえ、子ども・保護者・教員からは非常に高い評価を受けています。

そこで質問します。

令和7年度における市内小中学校の児童生徒支援員の配置、事業内容について伺います。

5番目に、投票率向上への挑戦について2点質問します。

まず、県内上位の高投票率を目指した工夫と挑戦について伺います。

過去における本市の投票率の推移を見ると、衆議院議員総選挙の例では、昭和24年の80.86%が最高でしたが、平成17年の戸田村との合併以降を見れば、平成21年の64.98%が最も高く、直近の令和6年では52.71%と、小選挙区の県内41開票区中35位と低迷しています。また、各種選挙における直近の投票率は、令和4年の参議院議員選挙では48.56%、令和6年の県知事選挙では45.79%、平成30年の市長選挙では45.13%、令和5年の県議会議員選挙では39.16%、同年の市議会議員選挙では39.54%と、惨たんたる低投票率に甘んじており、そのことを憂い、連合静岡沼駿三田地域協議会からは、投票率が低い若年層に対する主権者教育のさらなる充実やまちづくりへの参画機会の拡大など、政治への関心を高める対策を、また、投票への利便性を高めるため、駅や商業集積地などの投票所の継続・設置もしくは移動投票所の導入を検討してほしいとの市政要望がなされております。加えて、我が会派の市政要望では、重点要望の一つとして投票率の向上策を求めており、同じ会派の21番議員が第7回定例会において一般質問で取り上げているところです。そのような最中、昨年6月に施行された衆議院議員総選挙では、一部の投票所エリアにおいて投票所入場券の印刷漏れが発生してしまい、選挙事務に関する市民からの信頼は著しく低下したことは紛れもない事実であります。

そこで質問します。

令和7年夏には参議院議員通常選挙が予定されており、令和8年4月には沼津市長選挙も控えていることから、長期に及ぶ低投票率からの脱却を図り、県内上位の高投票率を目指す好機と捉えております。そういう意味合いでも、静岡県内上位の高投票率を実現すべく、できることは何でもやるとの工夫と挑戦心が必要と考えますが、当局の考えや意気込みを御答弁願います。

次に、未来カルテを用いた未来ワークショップの導入について伺います。

施政方針の新年度の主な取組、未来を担う人づくりとのテーマで、新たな沼津市教育大綱・沼津市教育基本構想の策定が提起されております。民法改正により成人年齢が18歳になったものの、政治への関心を高め、選挙権の行使に伴う各種政策のよしあしを認識するための主権者教育の取組は、道半ばであると感じております。本市における主権者教育のメニューは、選挙管理委員会が実施している模擬投票が中心の出前講座のみと言っても過言ではないと感じています。新学習指導要領のキーワードは、個別最適で協働的な学びとされており、自ら課題を認識する力を育成する教育が求められております。児童生徒に社会的な課題を考えさせ、課題を解決するための手だてを考える機会を与える必要があるものと考えますが、残念ながら、模擬投票だけでは必要十分条件を満たしていないと考えます。そこで、千葉大学大学院社会科学研究員の倉阪教授が開発された人口・環境などの予測データ、未来カルテを使った逆算の政策づくり、いわゆる未来ワークショップを通じた社会性の育成が注目を集めています。既に静岡県、島田市、南伊豆町等では、未来ワークショップを実践されています。この実践は人口減少問題やカーボンニュートラルのテーマで、現状と2040年の我がまちの姿を見比べながら、どのような手だてを講じれば人口減少に歯止めがかけられるのか。どんな生活スタイルを変えれば、脱炭素につながるのか等の学習を進めています。自ら学び、課題を見つけ解決する力の育成に非常に有効であると思われます。

そこで質問します。

本市における主権者教育のメニューとして、主権者教育の質的向上を図れる可能性が高い未来ワークショップを導入し、全中学校及び沼津市立高校において実践すべきと考えますが、当局の考えをお答え願います。

発言 2 / 2

御答弁をいただきまして、ありがとうございます。

県内上位の高投票率を目指した工夫と挑戦との質問に対し、投票率の低下は全国的な課題であるが、本市の場合は、バリアフリー化や政令市を除けば、県内最多の期日前投票所を設置するとともに、商業施設等への期日前投票所の設置を実現すべく、環境整備に取り組んでいるとの答弁でした。これでは、何としても投票率を上げるんだ、やれることは何でもやるとの熱意が感じられないことから、県内上位の高投票率を目指した工夫と挑戦について、再度質問させていただきます。

御答弁のとおり、投票率の低下は全国的な傾向であることから、各種機関が低投票率の要因分析と投票率向上に向けた施策の提案を行っております。具体的には、総務省は平成29年に投票環境向上に向けた取組事例集を、全国都道府県県議会議長会事務局は令和6年に投票率向上に向けた課題に関する調査研究報告書を発刊し、期日前投票の在り方や移動投票所を含めた当日の投票所運営の在り方を再検討すべしとの提唱もなされています。

そこで質問します。

沼津市における投票率低下の要因分析はなされているのでしょうか。各種機関が提唱する投票率向上へ向けた施策実施を真剣に検討したことはあるのでしょうか。当局の御見解を伺い、私の質問を終わります。

居心地がよく質の高いまちづくり

まちづくり・都市基盤

要旨会派市民クラブは、中心市街地と周辺地域資源の連携強化、民間まちづくり活動の自立・自走、OPEN NUMAZUの評価について質問し、市は「ヒト中心のまちづくり」をコンセプトに駅舎デザイン基本計画策定、回遊性向上、台湾をターゲットにしたインバウンド推進で対応する方針を示した。

背景沼津駅周辺総合整備事業が本格展開される中、中心市街地と香貫山・沼津港などの周辺地域資源を結びつけた一体的なまちづくりと、助成を受けた民間活動が自立・自走する仕組みづくりが課題として認識されている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 中心市街地を軸としたまちづくり6番
  • 地域資源を結びつけた一体的なまちづくり 選 挙 管 理 委 員 会委 員 長大 草 満
  • 核となる中心市街地における取組
  • 民間まちづくり活動の支援
  • 支援を受けた事業の自立・自走
  • 「まちなかの魅力づくりに寄与する取組」に対する上乗せ支援
  • OPEN NUMAZUの取組
市長中心市街地を軸としたまちづくりについてお答えいたします。 まず、地域資源を結びつけた一体的なまちづくりについてですが、沼津駅周辺総合整備事業の本格展開を見据え、令和2年に沼津市中心市街地まちづくり戦略を策定しており、ヒト中心のまちづくりをコ…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

中心市街地を軸としたまちづくりについてお答えいたします。

まず、地域資源を結びつけた一体的なまちづくりについてですが、沼津駅周辺総合整備事業の本格展開を見据え、令和2年に沼津市中心市街地まちづくり戦略を策定しており、ヒト中心のまちづくりをコンセプトに取組を進めております。その戦略の一つとして、中心市街地と周辺の地域資源を結ぶネットワークの充実を掲げ、狩野川や香貫山、千本松原、沼津港など周辺地域資源との連携を強化し、中心市街地のにぎわいや魅力の向上につなげるための取組を推進しております。これまでに狩野川左岸堤防の自転車・歩行者ネットワークのミッシングリンクとなっていた黒瀬橋のアンダーパスの整備や、狩野川右岸堤防では照明設備など歩行環境の向上を図ってまいりました。また今年度末には、これまでのOPEN NUMAZU等の取組による交通の影響や、にぎわい創出等の効果に基づく、沼津駅南口交差点の一部地上横断化が完成し、まちなかや周辺地域への回遊性が向上するものと考えております。令和7年度は、沼津駅と香貫山との回遊性を強化するため、香貫用水の景観に配慮した歩行空間整備に着手するほか、沼津港とのさらなる連携に向け、沼津駅から沼津港間の自動運転バスの実証運行を今年度より期間を延長し実施するなど、さらなるアクセス性や回遊性の向上を目指してまいります。

次に、核となる中心市街地における取組についてお答えいたします。

令和7年度、中心市街地まちづくり戦略事業では、将来の新駅舎・駅前広場・高架下空間を質の高い一体的なデザインにするため、その基本的な考え方を示す沼津駅舎・駅前広場等デザイン基本計画の策定を市民の意見を取り入れながら進めてまいります。また、にぎわいにあふれるまちなかの創出に向け、引き続き、OPEN NUMAZUの開催やイーラde南側のパークレットの活用空間拡大、市民や民間事業者が気軽に公共空間を利用できる仕組みづくりを進め、エリア価値の向上を図ってまいります。中央公園リノベーション事業におきましては、公園の使い方や施設配置等を検証する利用実証トライアルをこれまで実施しており、その結果を基にリニューアル工事に着手し、令和7年度中に部分的に供用を開始し、令和8年度の完成を目指しております。市街地再開発事業では、地元組合による再開発事業が実施されており、町方町・通横町第一地区におきましては、今年度から実施している既存建築物の除却工事完了後に新施設の建設工事の着手が予定されております。また、大手町五丁目第一地区におきましては、事業認可に向けた資金計画の作成が予定されるなど、各事業が本格的に動き出すことから、引き続き地元組合が取り組む再開発事業を支援させていただき、まちなか居住の促進と市街地環境の向上を図ってまいります。

次に、インバウンドの推進についてお答えいたします。

まず、本市ならではのまちの強み、地域資源についてでございますが、本市は海・山・川の豊かな自然環境に恵まれ、美しい景観であったり、沼津御用邸記念公園をはじめといたします歴史・文化、海・山の恵み、スポーツなど沼津の宝と誇れる地域資源が数多くございます。また、国際的な観光地として名高い富士・箱根・伊豆の中心に位置するとともに、首都圏への近接性や広域交通への高いアクセス性などの強みを有しているところでございます。こうした恵まれた地域資源を背景に、インバウンドの推進に当たりましては、特に外国人の皆様に人気の高い海越しの富士、海の魅力を満喫できる沼津港、ラブライブ!サンシャイン!!など沼津ならではの魅力的な地域資源を活用し、沼津でしか体験できない観光コンテンツを提供することが重要であると認識しております。

次に、ファムトリップの実施ですが、令和6年の訪日外国人観光客数は年間で3,600万人を突破し、過去最多を更新する中、訪日客の宿泊先は三大都市圏で約7割を占めるなど、地方へ十分に波及していない状況であると考えます。この旺盛なインバウンド需要を好機と捉え、多くの外国人観光客を本市へ呼び込むために、昨年来、連携強化を進める台湾を主なターゲットといたしまして、積極的なインバウンド施策を実施してまいります。新年度においては、新たに台湾在住のインフルエンサーを招聘し、沼津の観光体験とその魅力をインフルエンサー独自のネットワークで広く配信していただくこととしております。また、台湾の旅行会社のツアー造成・予約・手配を行うランドオペレーターを招聘させていただき、実際に沼津の魅力を体感していただくことで、台湾の観光客に対して訴求力のある、魅力ある観光コンテンツの選定であったり、旅行商品を造成するとともに、狩野川でつながる伊豆市や伊豆の国市と合同で実施することで、各市町の特色や個々の地域資源を広域観光の相乗効果により増強させ、旅行商品の魅力や訴求力の向上に努めてまいります。

次に、インバウンド推進事業の令和7年度の計画でございますが、新年度は新たな試みといたしまして、ファムトリップを実施するほか、沼津夏まつりにおいて台湾企画展を昨年に引き続き開催するなど、高雄市との相互交流をさらに深めてまいります。また、台湾の旅行会社を活用したプロモーションや、中国向けのSNSの運用など、国外への沼津の魅力の発信に継続して取り組むとともに、Wi-Fi設備の最新の通信規格への更新のための再整備等の受入れ環境整備も進めるなど、様々な手段で観光誘致を進め、交流人口の拡大、観光消費の増大を図ってまいります。

次に、クラフトビール等の活用についてお答えさせていただきます。

近年人口減少・少子高齢化の進展により、経済規模の縮小や労働力不足が懸念される中、本市ならではのまちの強み、地域資源といった魅力を活用したさらなる地域産業の活性化や関係人口の増加によるにぎわいづくりが課題となっております。そのような中、市場規模が拡大し、県内に全国5位の35か所の醸造所を有するクラフトビールについては、その半数以上が県東部地域に集中するなど、地域に根づいた特徴的な資源となっております。そのため、県内でも、醸造所の数が多い本市及び三島市と静岡クラフトビール協同組合とで、東駿河湾クラフトビール地域循環共生圏推進協議会を設立させていただき、クラフトビールの活用により、地域の魅力向上を図るとともに、例えば、環境と社会経済の両立による持続可能な地域の形成を目指すことといたしました。本事業では、クラフトビールをつくる、活かす、楽しむ、支える、この4つを取組の柱といたしまして、クラフトビールの製造過程で排出されるモルト粕のアップサイクル化に取り組むとともに、地場産品や地域固有の環境を生かした新ビールの開発や、大瀬崎での海底熟成によるブランド化の推進、プロモーションの強化等に取り組んでまいります。三島市との広域連携により本事業を実施することで、廃棄物であるモルト粕の有効活用により、地域循環産業の構築を図るとともに、特徴的な地域資源としてのクラフトビールのブランド力を高め、新たなにぎわいと関係人口の創出につながるものと見込んでおります。なお、クラフトビール以外の本市の様々な物産品につきましては、これまで生産団体や関係機関とで組織いたします沼津市物産振興協議会において、新たな物産の開発研究や販路拡大の支援、首都圏等で開催されるイベントへの出展による商品PR活動などに取り組んできたところであり、クラフトビールの活用との連携も図りながら、引き続き本市物産の振興に取り組み、地域産業の活性化につなげてまいります。

次に、沼津港のさらなる振興策についてお答えいたします。

沼津港の振興につきましては、これまで静岡県と連携し、沼津港みなとまちづくり推進計画に基づく各種整備に加え、昨年度はSea級グルメ全国大会を開催するなど、取組を進めてまいりましたが、内港浮き桟橋の利活用や地元でのSea級グルメの普及等、さらに発展・にぎわいにつながる可能性を有しております。そのような中、内港浮き桟橋ではこれまでの陸からの誘客だけでなく、海からの誘客に取り組むため、横浜市で開催されますヨットショーにみなとオアシス沼津のPRブースを出展し、沼津港や沼津の海の魅力をPRすることで、ヨット・プレジャーボートが多い神奈川県域からの誘客を図り、将来はスーパーヨットの寄港につなげてまいりたいと考えております。また、船舶関係団体と連携して、市民向けのヨット乗船体験イベントを開催し、日頃なじみのないヨット等をより身近な存在として捉えていただくとともに、マリンレジャーの楽しさを周知することで、新たな沼津港の魅力の発掘とにぎわいの創出を図ってまいりたいと考えております。

次に、観光客増に伴う安全確保、渋滞緩和策についてでございますが、車両の集中的な流入による沼津港の交通混雑は周辺地域まで及ぶ問題となっており、これらの対応策といたしまして、現在、ショットガン方式によります大型観光バスの誘導や、地元関係団体による臨時駐車場の開設等が実施されております。また、昨日28番議員へ御答弁させていただきました乗換え案内アプリを活用することで、車両流入が分散化されるほか、市民や観光客の移動の利便性向上・最適化が図られるものと考えております。今後は、沼津港みなとまちづくり推進計画に基づく1番線の歩行者安全対策において、歩行者と車両の共存など、他市町の取組を研究しつつ、道路管理者、交通管理者及び推進計画策定者である県と協議をし、さらなる安全性の向上に努めてまいりたいと考えております。

次に、香貫山周辺エリアの魅力向上についてお答えいたします。

香貫山は中心市街地に隣接し、大平山へと続く7山7峠の稜線が沼津アルプスの愛称で呼ばれ、初級者から上級者まで、市内外から多くのハイカーが訪れております。昨今の健康志向の高まりを受け、登山を含めた様々な体験型ツアーへの需要が増大していることに加え、過去最多となった訪日外国人観光客を積極的に呼び込むために、より安全にハイキングを楽しんでいただけるよう、案内看板の多言語化を進めるとともに、日常のパトロールにより散策を妨げる倒木の除去や枝打ち等を実施するなど、良好なハイキング環境の維持に努めております。この香貫山ハイキングと狩野川サイクリングロード、さらには海を楽しむマリンレジャーなど、本市が誇る山・川・海を堪能できるアクティビティを組み合わせ、外国人観光客からの関心も高いアドベンチャーツーリズムとして長期滞在型の観光誘客に努めてまいります。

次に、新たな全国規模の大会誘致に向けた取組についてお答えいたします。

本市では、香陵アリーナ開館以降、プロスポーツのバスケットボールBリーグVELTEX静岡やバレーボールSVリーグの東レアローズ静岡の試合が開催され、いずれも2,000人を超える観客が来場し、大いに盛り上がりを見せているところでございます。また、プロスポーツの球技に限らず、全日本フェンシング選手権大会や大相撲沼津場所にも、市内外から多くの方が訪れ、スポーツを通じたにぎわいづくりが図られたものと考えております。こうした大規模大会の運営を通じて得たノウハウ等を生かし、新年度においては多くの選手・関係者が宿泊を伴って参加する新たな全国規模の大会を誘致すべく、現在関係者と大会の日程や運営方法等についての調整を進めており、開催が決定した際には、香陵アリーナの一般利用や選手等の送迎が円滑に行われるよう、開催市として適切な支援を行ってまいります。今後においても大会情報の収集等、アンテナを高くし、沼津のポテンシャルを生かした全国規模の大会誘致により、スポーツを通じた観光交流人口の拡大や地域経済の活性化を図ってまいります。

残余につきましては、教育長等から答弁いたします。

政策推進部長民間まちづくり活動の支援についてお答えいたします。 初めに、支援を受けた事業の自立・自走についてですが、本市では、民間支援まちづくりファンド事業及び民間まちづくり活動支援事業により、地域の実情に即した課題の解決に取り組む意欲ある市民等のまち…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

民間まちづくり活動の支援についてお答えいたします。

初めに、支援を受けた事業の自立・自走についてですが、本市では、民間支援まちづくりファンド事業及び民間まちづくり活動支援事業により、地域の実情に即した課題の解決に取り組む意欲ある市民等のまちづくり活動を支援してまいりました。これら支援事業においては、財政的支援には年数の上限を設定しておりますが、助言等の支援は期限を定めずに実施しております。令和5年度に実施したアンケートでは、約3割の事業者から、現在も事業を継続しているとの回答を得ていることから、一定の割合の事業者が市の支援を得て自立・自走し、自らの力でまちづくり活動を継続しており、本市の地域課題の解決に寄与しているものと認識しております。

次に、「まちなかの魅力づくりに寄与する取組」に対する上乗せ支援についてですが、本市では沼津市中心市街地まちづくり戦略により、沼津駅周辺の市街地がヒト中心の魅力ある場所へと再生し、多くの市民や来訪者が集い、交流し、住まう場所となるよう努めているところです。その実現に向けては、市民等がより主体的かつ持続的にまちづくりに参画していくことが重要であると考えます。そのため、本支援事業との連携を強化し、中心市街地におけるまちづくり活動をより活発なものとするため、補助額及び補助率においてインセンティブを付与することでチャレンジを促し、市民等のまちづくり活動のさらなる掘り起こしと後押しを進めてまいります。本取組が市民等のまちづくり参画の初めの一歩となることを期待するとともに、事業実施に当たっては事業者と課題を共有し、寄り添った支援を継続的に行うことで、将来的な自立・自走が可能となるよう努めてまいります。

体験型バスツアーについてお答えします。

令和5年度から実施している移住バスツアーは、本市における生活がイメージできるよう公園や賃貸住宅を巡り、住環境の確認をするなど、観光目線ではなく、生活目線に立ち、市内を案内してまいりました。これまでの移住相談会では本市の体験型イベントに参加したいという意見が寄せられ、また、既に移住された方からは、移住後、本市の魅力に改めて気づいた、何度か訪れていたら移住したくなったとの声も伺っていることから、従来のツアー内容に加え、本市の魅力を体験することは移住希望者の関心をさらに高め、移住への動機づけにつながるものと考えております。このことから、新年度におきましては、本市の魅力の一つである自然豊かな海を身近に感じることのできる漁船への乗船や、フェンシングのまち沼津を体感していただくスマートフェンシングの体験等、本市ならではの魅力を実感していただける体験型バスツアーを実施し、さらなる移住者の確保につなげてまいりたいと考えております。今後も各種相談会や電話・窓口・オンラインでの相談に加え、本市を直接訪れていただくための取組や支援も充実させ、多くの方に都市的魅力と海・山・川の豊かな自然を合わせ持つぬまづ暮らしに触れていただくことにより、移住希望者の移住の後押しとなるよう努めてまいります。

大学生等の就職に伴う移住支援についてお答えします。

本事業は、東京圏とされる東京都、神奈川県、千葉県及び埼玉県に在住・在学している大学生等が県内に所在する企業へ就職し、本市に移住した際の引っ越し費用を補助するものであります。東京圏からIターンやUターンにより就職する大学生等を支援することで、本市への移住を促し、若者移住者の増加や地域の活性化を図ることを目的としております。本市は東京圏に隣接し、交通利便性も高いことから、令和5年度の移住者の約半数が東京圏から移住しており、移住先としての関心も高いものと認識しております。本事業により、東京圏から県内に就職する大学生等を支援することは、本市への若者移住者の増加が図られ、ひいては地域の人材確保や少子高齢化の抑制につながっていくものと考えております。

地域資源を活用した婚活イベントについてお答えします。

本市が開催する婚活イベントのアンケートや窓口での結婚相談では、結婚を望んでいるにもかかわらず、異性との出会いの機会がない。また、不安なく気軽に異性と出会いたいという意見が寄せられております。このことから、安心して参加できる出会いの場を行政が提供することは意義があるものと考えております。本市ではこれまでも、結婚相談等を行う市公認婚活サポーター縁結び隊と連携し、出会いのためのイベントや自分磨きセミナー等を実施してまいりました。新年度においては、新たに民間事業者の専門的なノウハウを取り入れながら、豊かな自然環境やアニメ、スポーツなどの魅力的な地域資源を活用した婚活イベントを開催し、より多くの方に出会いの場を提供することで、婚姻数の増加を図ってまいります。

結婚支援のための協議会についてお答えします。

ふじのくに結婚応援協議会は、広域的な結婚支援に取り組むことを目的に令和3年11月に設立され、静岡県及び県内全ての市町が参画しております。本協議会は、マッチング、結婚相談、イベントやセミナーの開催等を行うふじのくに出会いサポートセンターの運営のほか、市町が実施する婚活事業との連携・支援などを行っております。ふじのくに出会いサポートセンターが行う婚活イベントは広域での開催となるため、規模が大きく内容も幅広くなり、多様な出会いの機会を提供することが可能となります。また、同センターが運用するマッチングシステムはAIによるビッグデータ分析を用いた相手探しが可能であるため、より広域的かつ効率的に出会いの機会を提供できるものであり、その効果は高いものと考えております。婚姻数が減少傾向にある本市においては、多様な主体により様々な結婚支援が行われることが重要であると考えており、引き続き県や縁結び隊、民間企業や団体等と連携するなど、幅広い結婚支援に努めてまいります。

都市計画部長OPEN NUMAZUの取組についてお答えします。 OPEN NUMAZUは日常に人がまちなかで過ごす風景を定着させ、中心市街地のにぎわいを創出することを目指し、令和4年度にイーラde南側の道路空間にて実施して以降、仲見世商店街やさんさん通…答弁の全文を読む

OPEN NUMAZUの取組についてお答えします。

OPEN NUMAZUは日常に人がまちなかで過ごす風景を定着させ、中心市街地のにぎわいを創出することを目指し、令和4年度にイーラde南側の道路空間にて実施して以降、仲見世商店街やさんさん通り、西武百貨店の跡地等活動の範囲を広げてまいりました。昨年11月に実施したアンケート調査におきましては、来街者の80%の方から、まちなかでの滞在時間が長くなった。また、86%の方から、以前よりまちの印象がよくなったと回答をいただいております。さらにその他の意見として、沼津駅周辺が明るくなった。近所へ散歩に行こうという気持ちになるなどの声もいただいており、市民の皆様が、まちなかで過ごす機会の増加やまちのイメージ向上につながったものと考えております。また、取組を継続する中で、店の軒先に椅子やテーブルを設置していただける沿道の店舗や公共空間を彩る植栽を提供していただいた周辺の企業、自ら催しを企画・運営する方々など、OPEN NUMAZUの趣旨に賛同し、活動に参画いただける方の輪が確実に広がっております。これらの実績を踏まえ、新年度の取組におきましては、椅子や植栽等によるくつろげる空間づくりを継続するとともに、これまでの取組による効果検証により実現した沼津駅南口交差点の地上横断化等、段階的な公共空間の再編に伴う新たな歩行者動線を踏まえた公共空間の利活用を促進してまいります。また、歩行者通行量や滞留者数を測定するほか、空間づくりへの意見やまちに対する印象の変化について、アンケート調査等を実施し、その成果を基に今後のにぎわい創出を図ってまいります。さらに、ヒト中心のまちづくりをより多くの方に浸透させ、自発的に活動する沿道の店舗や地域のプレーヤー等、賛同者の拡大を図り、市民や民間事業者が公共空間で活動しやすいよう駅周辺のエリアマネジメントを担う体制の構築を目指してまいります。

にぎわいの創出

観光・文化・スポーツ

要旨会派は沼津駅周辺を中心に各拠点(香貫山、沼津港等)を一体的に結ぶまちづくりのコンセプトや民間まちづくり活動の支援のあり方、台湾をターゲットとしたインバウンド推進について質問した。市は「ヒト中心のまちづくり」をコンセプトに、駅舎・公園整備・再開発支援、台湾からのインフルエンサー・ランドオペレーター招聘による観光振興を進めると答弁した。

背景沼津駅周辺総合整備事業の本格展開と、訪日外国人観光客が過去最多(令和6年3,600万人)を更新する中、昨年12月に台湾との観光交流協定が締結されたことで、複数地域資源の連携強化とインバウンド需要の取り込みが重要な課題になっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • インバウンドの推進
  • クラフトビール等の活用
  • 沼津港のさらなる振興策
  • 香貫山周辺エリアの魅力向上
  • スポーツ大会・イベントの開催支援
市長中心市街地を軸としたまちづくりについてお答えいたします。 まず、地域資源を結びつけた一体的なまちづくりについてですが、沼津駅周辺総合整備事業の本格展開を見据え、令和2年に沼津市中心市街地まちづくり戦略を策定しており、ヒト中心のまちづくりをコ…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

中心市街地を軸としたまちづくりについてお答えいたします。

まず、地域資源を結びつけた一体的なまちづくりについてですが、沼津駅周辺総合整備事業の本格展開を見据え、令和2年に沼津市中心市街地まちづくり戦略を策定しており、ヒト中心のまちづくりをコンセプトに取組を進めております。その戦略の一つとして、中心市街地と周辺の地域資源を結ぶネットワークの充実を掲げ、狩野川や香貫山、千本松原、沼津港など周辺地域資源との連携を強化し、中心市街地のにぎわいや魅力の向上につなげるための取組を推進しております。これまでに狩野川左岸堤防の自転車・歩行者ネットワークのミッシングリンクとなっていた黒瀬橋のアンダーパスの整備や、狩野川右岸堤防では照明設備など歩行環境の向上を図ってまいりました。また今年度末には、これまでのOPEN NUMAZU等の取組による交通の影響や、にぎわい創出等の効果に基づく、沼津駅南口交差点の一部地上横断化が完成し、まちなかや周辺地域への回遊性が向上するものと考えております。令和7年度は、沼津駅と香貫山との回遊性を強化するため、香貫用水の景観に配慮した歩行空間整備に着手するほか、沼津港とのさらなる連携に向け、沼津駅から沼津港間の自動運転バスの実証運行を今年度より期間を延長し実施するなど、さらなるアクセス性や回遊性の向上を目指してまいります。

次に、核となる中心市街地における取組についてお答えいたします。

令和7年度、中心市街地まちづくり戦略事業では、将来の新駅舎・駅前広場・高架下空間を質の高い一体的なデザインにするため、その基本的な考え方を示す沼津駅舎・駅前広場等デザイン基本計画の策定を市民の意見を取り入れながら進めてまいります。また、にぎわいにあふれるまちなかの創出に向け、引き続き、OPEN NUMAZUの開催やイーラde南側のパークレットの活用空間拡大、市民や民間事業者が気軽に公共空間を利用できる仕組みづくりを進め、エリア価値の向上を図ってまいります。中央公園リノベーション事業におきましては、公園の使い方や施設配置等を検証する利用実証トライアルをこれまで実施しており、その結果を基にリニューアル工事に着手し、令和7年度中に部分的に供用を開始し、令和8年度の完成を目指しております。市街地再開発事業では、地元組合による再開発事業が実施されており、町方町・通横町第一地区におきましては、今年度から実施している既存建築物の除却工事完了後に新施設の建設工事の着手が予定されております。また、大手町五丁目第一地区におきましては、事業認可に向けた資金計画の作成が予定されるなど、各事業が本格的に動き出すことから、引き続き地元組合が取り組む再開発事業を支援させていただき、まちなか居住の促進と市街地環境の向上を図ってまいります。

次に、インバウンドの推進についてお答えいたします。

まず、本市ならではのまちの強み、地域資源についてでございますが、本市は海・山・川の豊かな自然環境に恵まれ、美しい景観であったり、沼津御用邸記念公園をはじめといたします歴史・文化、海・山の恵み、スポーツなど沼津の宝と誇れる地域資源が数多くございます。また、国際的な観光地として名高い富士・箱根・伊豆の中心に位置するとともに、首都圏への近接性や広域交通への高いアクセス性などの強みを有しているところでございます。こうした恵まれた地域資源を背景に、インバウンドの推進に当たりましては、特に外国人の皆様に人気の高い海越しの富士、海の魅力を満喫できる沼津港、ラブライブ!サンシャイン!!など沼津ならではの魅力的な地域資源を活用し、沼津でしか体験できない観光コンテンツを提供することが重要であると認識しております。

次に、ファムトリップの実施ですが、令和6年の訪日外国人観光客数は年間で3,600万人を突破し、過去最多を更新する中、訪日客の宿泊先は三大都市圏で約7割を占めるなど、地方へ十分に波及していない状況であると考えます。この旺盛なインバウンド需要を好機と捉え、多くの外国人観光客を本市へ呼び込むために、昨年来、連携強化を進める台湾を主なターゲットといたしまして、積極的なインバウンド施策を実施してまいります。新年度においては、新たに台湾在住のインフルエンサーを招聘し、沼津の観光体験とその魅力をインフルエンサー独自のネットワークで広く配信していただくこととしております。また、台湾の旅行会社のツアー造成・予約・手配を行うランドオペレーターを招聘させていただき、実際に沼津の魅力を体感していただくことで、台湾の観光客に対して訴求力のある、魅力ある観光コンテンツの選定であったり、旅行商品を造成するとともに、狩野川でつながる伊豆市や伊豆の国市と合同で実施することで、各市町の特色や個々の地域資源を広域観光の相乗効果により増強させ、旅行商品の魅力や訴求力の向上に努めてまいります。

次に、インバウンド推進事業の令和7年度の計画でございますが、新年度は新たな試みといたしまして、ファムトリップを実施するほか、沼津夏まつりにおいて台湾企画展を昨年に引き続き開催するなど、高雄市との相互交流をさらに深めてまいります。また、台湾の旅行会社を活用したプロモーションや、中国向けのSNSの運用など、国外への沼津の魅力の発信に継続して取り組むとともに、Wi-Fi設備の最新の通信規格への更新のための再整備等の受入れ環境整備も進めるなど、様々な手段で観光誘致を進め、交流人口の拡大、観光消費の増大を図ってまいります。

次に、クラフトビール等の活用についてお答えさせていただきます。

近年人口減少・少子高齢化の進展により、経済規模の縮小や労働力不足が懸念される中、本市ならではのまちの強み、地域資源といった魅力を活用したさらなる地域産業の活性化や関係人口の増加によるにぎわいづくりが課題となっております。そのような中、市場規模が拡大し、県内に全国5位の35か所の醸造所を有するクラフトビールについては、その半数以上が県東部地域に集中するなど、地域に根づいた特徴的な資源となっております。そのため、県内でも、醸造所の数が多い本市及び三島市と静岡クラフトビール協同組合とで、東駿河湾クラフトビール地域循環共生圏推進協議会を設立させていただき、クラフトビールの活用により、地域の魅力向上を図るとともに、例えば、環境と社会経済の両立による持続可能な地域の形成を目指すことといたしました。本事業では、クラフトビールをつくる、活かす、楽しむ、支える、この4つを取組の柱といたしまして、クラフトビールの製造過程で排出されるモルト粕のアップサイクル化に取り組むとともに、地場産品や地域固有の環境を生かした新ビールの開発や、大瀬崎での海底熟成によるブランド化の推進、プロモーションの強化等に取り組んでまいります。三島市との広域連携により本事業を実施することで、廃棄物であるモルト粕の有効活用により、地域循環産業の構築を図るとともに、特徴的な地域資源としてのクラフトビールのブランド力を高め、新たなにぎわいと関係人口の創出につながるものと見込んでおります。なお、クラフトビール以外の本市の様々な物産品につきましては、これまで生産団体や関係機関とで組織いたします沼津市物産振興協議会において、新たな物産の開発研究や販路拡大の支援、首都圏等で開催されるイベントへの出展による商品PR活動などに取り組んできたところであり、クラフトビールの活用との連携も図りながら、引き続き本市物産の振興に取り組み、地域産業の活性化につなげてまいります。

次に、沼津港のさらなる振興策についてお答えいたします。

沼津港の振興につきましては、これまで静岡県と連携し、沼津港みなとまちづくり推進計画に基づく各種整備に加え、昨年度はSea級グルメ全国大会を開催するなど、取組を進めてまいりましたが、内港浮き桟橋の利活用や地元でのSea級グルメの普及等、さらに発展・にぎわいにつながる可能性を有しております。そのような中、内港浮き桟橋ではこれまでの陸からの誘客だけでなく、海からの誘客に取り組むため、横浜市で開催されますヨットショーにみなとオアシス沼津のPRブースを出展し、沼津港や沼津の海の魅力をPRすることで、ヨット・プレジャーボートが多い神奈川県域からの誘客を図り、将来はスーパーヨットの寄港につなげてまいりたいと考えております。また、船舶関係団体と連携して、市民向けのヨット乗船体験イベントを開催し、日頃なじみのないヨット等をより身近な存在として捉えていただくとともに、マリンレジャーの楽しさを周知することで、新たな沼津港の魅力の発掘とにぎわいの創出を図ってまいりたいと考えております。

次に、観光客増に伴う安全確保、渋滞緩和策についてでございますが、車両の集中的な流入による沼津港の交通混雑は周辺地域まで及ぶ問題となっており、これらの対応策といたしまして、現在、ショットガン方式によります大型観光バスの誘導や、地元関係団体による臨時駐車場の開設等が実施されております。また、昨日28番議員へ御答弁させていただきました乗換え案内アプリを活用することで、車両流入が分散化されるほか、市民や観光客の移動の利便性向上・最適化が図られるものと考えております。今後は、沼津港みなとまちづくり推進計画に基づく1番線の歩行者安全対策において、歩行者と車両の共存など、他市町の取組を研究しつつ、道路管理者、交通管理者及び推進計画策定者である県と協議をし、さらなる安全性の向上に努めてまいりたいと考えております。

次に、香貫山周辺エリアの魅力向上についてお答えいたします。

香貫山は中心市街地に隣接し、大平山へと続く7山7峠の稜線が沼津アルプスの愛称で呼ばれ、初級者から上級者まで、市内外から多くのハイカーが訪れております。昨今の健康志向の高まりを受け、登山を含めた様々な体験型ツアーへの需要が増大していることに加え、過去最多となった訪日外国人観光客を積極的に呼び込むために、より安全にハイキングを楽しんでいただけるよう、案内看板の多言語化を進めるとともに、日常のパトロールにより散策を妨げる倒木の除去や枝打ち等を実施するなど、良好なハイキング環境の維持に努めております。この香貫山ハイキングと狩野川サイクリングロード、さらには海を楽しむマリンレジャーなど、本市が誇る山・川・海を堪能できるアクティビティを組み合わせ、外国人観光客からの関心も高いアドベンチャーツーリズムとして長期滞在型の観光誘客に努めてまいります。

次に、新たな全国規模の大会誘致に向けた取組についてお答えいたします。

本市では、香陵アリーナ開館以降、プロスポーツのバスケットボールBリーグVELTEX静岡やバレーボールSVリーグの東レアローズ静岡の試合が開催され、いずれも2,000人を超える観客が来場し、大いに盛り上がりを見せているところでございます。また、プロスポーツの球技に限らず、全日本フェンシング選手権大会や大相撲沼津場所にも、市内外から多くの方が訪れ、スポーツを通じたにぎわいづくりが図られたものと考えております。こうした大規模大会の運営を通じて得たノウハウ等を生かし、新年度においては多くの選手・関係者が宿泊を伴って参加する新たな全国規模の大会を誘致すべく、現在関係者と大会の日程や運営方法等についての調整を進めており、開催が決定した際には、香陵アリーナの一般利用や選手等の送迎が円滑に行われるよう、開催市として適切な支援を行ってまいります。今後においても大会情報の収集等、アンテナを高くし、沼津のポテンシャルを生かした全国規模の大会誘致により、スポーツを通じた観光交流人口の拡大や地域経済の活性化を図ってまいります。

残余につきましては、教育長等から答弁いたします。

移住・定住の促進

まちづくり・都市基盤

要旨会派(市民クラブ)は、体験型バスツアー、大学生の就職移住支援、地域資源を活用した婚活イベント、結婚支援協議会などを通じた移住・定住促進について質問。市は、生活体験やスマートフェンシング体験を含むツアー実施、東京圏からのIターン・Uターン就職者への引っ越し費用補助、民間事業者と連携した婚活イベント開催で対応する旨を答弁。

背景沼津市は東京圏に隣接し交通利便性が高いことから移住先としての関心が高く、令和5年度の移住者の約半数が東京圏から移住している。一方、市民からは結婚を望みながら異性との出会いの機会がないという課題が寄せられている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 体験型バスツアー
  • 大学生等の就職に伴う移住支援
  • 地域資源を活用した婚活イベント
  • 結婚支援のための協議会
政策推進部長民間まちづくり活動の支援についてお答えいたします。 初めに、支援を受けた事業の自立・自走についてですが、本市では、民間支援まちづくりファンド事業及び民間まちづくり活動支援事業により、地域の実情に即した課題の解決に取り組む意欲ある市民等のまち…答弁の全文を読む確認済対応一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

民間まちづくり活動の支援についてお答えいたします。

初めに、支援を受けた事業の自立・自走についてですが、本市では、民間支援まちづくりファンド事業及び民間まちづくり活動支援事業により、地域の実情に即した課題の解決に取り組む意欲ある市民等のまちづくり活動を支援してまいりました。これら支援事業においては、財政的支援には年数の上限を設定しておりますが、助言等の支援は期限を定めずに実施しております。令和5年度に実施したアンケートでは、約3割の事業者から、現在も事業を継続しているとの回答を得ていることから、一定の割合の事業者が市の支援を得て自立・自走し、自らの力でまちづくり活動を継続しており、本市の地域課題の解決に寄与しているものと認識しております。

次に、「まちなかの魅力づくりに寄与する取組」に対する上乗せ支援についてですが、本市では沼津市中心市街地まちづくり戦略により、沼津駅周辺の市街地がヒト中心の魅力ある場所へと再生し、多くの市民や来訪者が集い、交流し、住まう場所となるよう努めているところです。その実現に向けては、市民等がより主体的かつ持続的にまちづくりに参画していくことが重要であると考えます。そのため、本支援事業との連携を強化し、中心市街地におけるまちづくり活動をより活発なものとするため、補助額及び補助率においてインセンティブを付与することでチャレンジを促し、市民等のまちづくり活動のさらなる掘り起こしと後押しを進めてまいります。本取組が市民等のまちづくり参画の初めの一歩となることを期待するとともに、事業実施に当たっては事業者と課題を共有し、寄り添った支援を継続的に行うことで、将来的な自立・自走が可能となるよう努めてまいります。

体験型バスツアーについてお答えします。

令和5年度から実施している移住バスツアーは、本市における生活がイメージできるよう公園や賃貸住宅を巡り、住環境の確認をするなど、観光目線ではなく、生活目線に立ち、市内を案内してまいりました。これまでの移住相談会では本市の体験型イベントに参加したいという意見が寄せられ、また、既に移住された方からは、移住後、本市の魅力に改めて気づいた、何度か訪れていたら移住したくなったとの声も伺っていることから、従来のツアー内容に加え、本市の魅力を体験することは移住希望者の関心をさらに高め、移住への動機づけにつながるものと考えております。このことから、新年度におきましては、本市の魅力の一つである自然豊かな海を身近に感じることのできる漁船への乗船や、フェンシングのまち沼津を体感していただくスマートフェンシングの体験等、本市ならではの魅力を実感していただける体験型バスツアーを実施し、さらなる移住者の確保につなげてまいりたいと考えております。今後も各種相談会や電話・窓口・オンラインでの相談に加え、本市を直接訪れていただくための取組や支援も充実させ、多くの方に都市的魅力と海・山・川の豊かな自然を合わせ持つぬまづ暮らしに触れていただくことにより、移住希望者の移住の後押しとなるよう努めてまいります。

大学生等の就職に伴う移住支援についてお答えします。

本事業は、東京圏とされる東京都、神奈川県、千葉県及び埼玉県に在住・在学している大学生等が県内に所在する企業へ就職し、本市に移住した際の引っ越し費用を補助するものであります。東京圏からIターンやUターンにより就職する大学生等を支援することで、本市への移住を促し、若者移住者の増加や地域の活性化を図ることを目的としております。本市は東京圏に隣接し、交通利便性も高いことから、令和5年度の移住者の約半数が東京圏から移住しており、移住先としての関心も高いものと認識しております。本事業により、東京圏から県内に就職する大学生等を支援することは、本市への若者移住者の増加が図られ、ひいては地域の人材確保や少子高齢化の抑制につながっていくものと考えております。

地域資源を活用した婚活イベントについてお答えします。

本市が開催する婚活イベントのアンケートや窓口での結婚相談では、結婚を望んでいるにもかかわらず、異性との出会いの機会がない。また、不安なく気軽に異性と出会いたいという意見が寄せられております。このことから、安心して参加できる出会いの場を行政が提供することは意義があるものと考えております。本市ではこれまでも、結婚相談等を行う市公認婚活サポーター縁結び隊と連携し、出会いのためのイベントや自分磨きセミナー等を実施してまいりました。新年度においては、新たに民間事業者の専門的なノウハウを取り入れながら、豊かな自然環境やアニメ、スポーツなどの魅力的な地域資源を活用した婚活イベントを開催し、より多くの方に出会いの場を提供することで、婚姻数の増加を図ってまいります。

結婚支援のための協議会についてお答えします。

ふじのくに結婚応援協議会は、広域的な結婚支援に取り組むことを目的に令和3年11月に設立され、静岡県及び県内全ての市町が参画しております。本協議会は、マッチング、結婚相談、イベントやセミナーの開催等を行うふじのくに出会いサポートセンターの運営のほか、市町が実施する婚活事業との連携・支援などを行っております。ふじのくに出会いサポートセンターが行う婚活イベントは広域での開催となるため、規模が大きく内容も幅広くなり、多様な出会いの機会を提供することが可能となります。また、同センターが運用するマッチングシステムはAIによるビッグデータ分析を用いた相手探しが可能であるため、より広域的かつ効率的に出会いの機会を提供できるものであり、その効果は高いものと考えております。婚姻数が減少傾向にある本市においては、多様な主体により様々な結婚支援が行われることが重要であると考えており、引き続き県や縁結び隊、民間企業や団体等と連携するなど、幅広い結婚支援に努めてまいります。

未来を担う子どもの育成

子育て・教育

要旨会派は、増加する不登校や老朽化するプール施設など、変化する子どもを取り巻く環境への対応について質問し、市は不登校対策として幼保小連携の強化やICT活用を進め、水泳授業については民間施設への委託で対応する方針を示した。

背景全国的に不登校児童が増加する傾向にあり、また市内の公立学校プールの多くが建築から40年経過して老朽化しているため、熱中症対策などの新たなニーズに対応する必要が生じている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 子どもたちを取り巻く社会の変化
  • 不登校対策
  • 公立小中学校の水泳
  • 小学校
  • 中学校
  • 児童生徒支援員の配置
教育長子どもたちを取り巻く社会の変化についてお答えします。 近年子どもたちを取り巻く環境は、社会全体の変化に伴い、かつてないほどに多様化し、複雑化しております。日本国内では、いじめや不登校、若年層の自殺の増加が深刻な問題となっています。また、親の…答弁の全文を読む

子どもたちを取り巻く社会の変化についてお答えします。

近年子どもたちを取り巻く環境は、社会全体の変化に伴い、かつてないほどに多様化し、複雑化しております。日本国内では、いじめや不登校、若年層の自殺の増加が深刻な問題となっています。また、親の経済状況が及ぼす学びの機会への影響や、特別な支援を要する児童生徒の増加も顕著であり、教育現場における対応が求められています。また、少子高齢化による地域社会の縮小は、地域が一体となり、子どもたちを育む基盤そのものに影響を与えています。さらに、世界に目を向けますと、戦争や貧困、飢餓、そして深刻化する気候変動による自然災害が多発し、多くの命が失われているという痛ましい現実があります。このような状況において、誰一人取り残さない社会の実現という理念が、私たちの教育活動の中核的な目標として、一層重要になると考えております。多様な特性を持つ子どもたち一人一人に対し、個別最適な学びを保障するとともに、協働的な学びの場を提供することによって、安心して学び、自立し、将来の社会で活躍する力を養うことが、現在の教育現場に強く求められている状況であると認識しております。

次に、不登校対策についてお答えします。

本市の不登校児童生徒数につきましては、全国的な傾向と同様、小学校・中学校ともに増加しており、特に小学校3年生までの増加が顕著となっております。その要因としましては、家庭で抱える問題や学校生活における人間関係、学業のつまずき、身体の不調など様々なもののほか、近年は学校への通学に固執しないという考えなども見られ、要因が解明できないことも多いと認識しております。こうした複雑な要因に対し、本市では早期の段階からチームでの対応を基本としており、研修会等を通じて教職員の対応力を育成するほか、スクールソーシャルワーカー等の専門家の活用を図りながら、福祉的な視点を持つことで問題を抱える児童生徒への支援を効果的に行っております。また、小学校低学年への対応としましては、従来から幼稚園・保育所・こども園と小学校との連携強化を図るなど、子どもたちの小学校生活への円滑な移行のための取組を進めてまいりました。今年度からさらに幼保園小のつながりを意識した支援が行えるよう、沼津市幼保小連携合同研修会を開催し、情報共有を図るとともに、小学校に入学した児童がスムーズに学校生活に適応するために編成したスタートカリキュラムの確実な運用を図っております。今後につきましても、不登校の未然防止と早期対応に取り組むとともに、1人1台端末を活用したオンライン学習や静岡県が実施する仮想空間を活用した学びの場、しずおかバーチャルスクールなど、ICT機器のさらなる利用により、学習機会の確保を行うとともに、青少年教育センターや校内の相談室等の居場所づくりを進めてまいります。また、不登校対策に欠かせない人員である県配置のスクールカウンセラーなどの専門家につきましても、その配置時間数の増を県に要望し、チームでの対応をさらに充実させていきたいと考えております。

次に、公立小中学校の水泳授業についてお答えします。

市内の小中学校に設置している多くのプールは、建築から既に40年が経過しており、今後の老朽化対策などを検討する必要がありました。また、近年の気温上昇による熱中症対策や、高温となるプールサイドでのやけど対策、さらには日焼けを懸念する保護者の声があるなど、新たなニーズも考慮した水泳指導の在り方を検証する必要がありました。このことから、令和4年度から実証事業として、一部の学校において水泳指導の民間委託を実施してまいりました。実証事業では、児童生徒や保護者からの新たなニーズへ対応できたこと、泳力別の指導により児童生徒の泳力が向上したこと、また、シーズン中のプール管理など教職員の負担が軽減できたことなど、多くの効果を得ることができました。このようなことから、民間事業者との連携により、児童生徒や保護者の新たなニーズへ対応するほか、コスト削減等の効果が得られるものと考えております。令和7年度は、市内にある民間施設の受入れ態勢や、移動距離及び各校のプールの建築年などを考慮した結果、小学校14校におきまして民間委託による水泳授業を実施し、そのほかの小学校については、自校プールでの指導を継続します。また、中学校におきましては、生徒や保護者の新たなニーズへの対応や、民間施設の受入れ人数の状況等から、水泳の実技指導を行わず、座学で水泳の事故防止に関する心得を指導してまいります。民間施設までの移動につきましては、徒歩での移動が可能な学校を除き、受託事業者が自ら所有するマイクロバスを使用して送迎を行います。安全対策及び事故等への対応につきましては、水泳指導を行う際に複数のインストラクター及び教員が児童を見守ることや、施設内に休憩スペース及びAEDの設置を義務づけることで、安全を第一に事故防止に努めるよう求め、事故発生時における役割などについても明確に実施してまいります。

次に、児童生徒支援員の令和7年度の配置についてお答えします。

小学校におきましては、本市では、市独自に1年生全ての学級に児童生徒支援員を配置するとともに、見守りが必要な児童のいる学級にも配置し、授業のサポートを行っております。中学校では主に相談室での生徒の悩み相談などに対応するため、全ての中学校に配置しております。全体の配置人数としましては、令和7年度は、今年度と同じ116人を予定しておりますが、静岡県が新たに1学級31人以上の学級を有する学校に対し、支援員を配置する制度を創設したことから、これまで以上に手厚く支援員を配置することが可能となります。今後も多様な困り感を抱える児童生徒が増えている傾向にあることから、教職員が子どもと向き合う時間を確保するとともに、児童生徒一人一人に寄り添った対応に努めてまいります。

次に、未来カルテを用いた主権者教育の導入についてお答えします。

未来カルテは、自治体別に現状のままの傾向で2050年まで続いた場合に、人口、産業構造、学校等の公共施設、財政などがどのように推移し、どのような社会になるのかをグラフで可視化・視覚化されたもので、気づきを持って政策を検討するためのツールの一つであると認識しております。本市の中学校では、言語科の時間や総合的な学習の時間において、人口減少や少子高齢化、地球温暖化など、様々な社会的な課題をテーマに探求学習を進めております。また、個別学習とグループワークなどの協働的な学びを一体的に行うことで、生徒自らが自分事として社会をよりよくする手法などを考える授業にも取り組んでおります。また、市立沼津高等学校におきましても、現在教科において主権者教育を取り扱っていることと併せ、今後の沼津の在り方などを調査研究していく中で、グローバルな視点を持って地域社会の創生に貢献できる生徒の育成に努めております。未来カルテは、こうした学習を進める上で複合的・大局的な視点を持って課題に取り組むための様々なデータをまとめているものであることから、今後、授業における積極的な活用方法について検討を進めてまいりたいと考えております。

投票率向上への挑戦

選挙・市民参加

要旨会派市民クラブが沼津市の低い投票率を改善するため、若年層への政治参画意識向上と投票環境整備に関する具体的な工夫と挑戦について質問した。市側は、選挙出前講座やバリアフリー化、期日前投票所の増設などの施策を推進し、県内最多の投票所確保に努めていると答弁した。

背景沼津市の投票率が全国同様に低下傾向にあり、特に若い世代の投票参加率が低いことが課題となっている。市民の政治参画意識を高め、県内上位の投票率達成を目指す必要があることから、この質問がされた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 県内上位の高投票率を目指した工夫と挑戦
  • 未来カルテを用いた未来ワークショップ(主権者教育)の導入
選挙管理委員会委員長職務代理者県内上位の高投票率を目指した工夫と挑戦についてお答えします。 投票率の低下は本市のみならず全国的に直面している課題であり、その要因としては、その時々の時代的な背景など様々な事情が考えられます。選挙管理委員会では、投票率を向上させるには有権者…答弁の全文を読む

県内上位の高投票率を目指した工夫と挑戦についてお答えします。

投票率の低下は本市のみならず全国的に直面している課題であり、その要因としては、その時々の時代的な背景など様々な事情が考えられます。選挙管理委員会では、投票率を向上させるには有権者の政治参画意識の向上と投票環境の整備が必要であると考えております。政治参画意識の向上につきましては、投票率が低い若い世代を主な対象とし、高校生等への選挙出前講座の実施、学生の選挙事務への従事募集、選挙ごとの啓発活動の実施等により進めております。これらの取組は、中長期的に投票率を向上させる効果を持つものとして、今後も積極的に行ってまいります。次に、投票環境の整備につきましては、投票所のバリアフリー化や期日前投票所の増設等により進め、政令市を除き県内最多数となるなど、利便性の向上に努めております。また新たに商業施設等への期日前投票所の設置については大型商業施設での可能性を検討し対象施設に打診を行っており、また必要なネットワーク環境の整備についても、技術的な意見を伺いながら研究しております。選挙管理委員会として、県下で低位にある投票率を少しでも上げられるよう、先進事例なども参考にしながら、今後とも努力してまいります。

選挙管理委員会委員長職務代理者投票率低下の要因分析についてお答えします。 選挙管理委員会では、選挙の執行ごとに標準的な投票率である投票区を選び、年代別の投票率を分析し、投票率向上のための方策を検討しております。本市の投票率の動向は全国と同様であることから、選挙ごとに実施…答弁の全文を読む

投票率低下の要因分析についてお答えします。

選挙管理委員会では、選挙の執行ごとに標準的な投票率である投票区を選び、年代別の投票率を分析し、投票率向上のための方策を検討しております。本市の投票率の動向は全国と同様であることから、選挙ごとに実施される公益財団法人明るい選挙推進協会の意識調査の結果と同様に、選挙にあまり関心がなかったことが、棄権の大きな理由であると捉えております。このため、投票環境の整備に加え、政治参画意識の向上のための取組も継続することが必要であると考えております。

次に、各種機関が提唱する投票率向上に向けた施策実施の検討についてお答えします。

各種機関の提唱する有権者の利便性に配慮した投票環境の向上の施策のうち、本市において有力であると考えられるものとして、現在、商業施設等への期日前投票所設置の可能性について検討しているところであります。今後も、先進的な取組事例などを参考に、より投票しやすくなる投票環境の整備に努めてまいります。

第12回2026-02-26市民クラブを代表

質問の全文を読む全1発言

発言 1

引き続き、通告に基づきまして会派市民クラブから市民サービスを支える暮らしの基盤整備と教育の充実について代表質問をさせていただきます。

施政方針に市民の目線に立ったまちづくりとして、新公共施設予約システムや公立保育所等へのキャッシュレス決済端末、さらなる市民の皆様の利便性の向上を図るとともに、DX推進本部に高度な専門知識や経験を有するCIO補佐官を置き、日々進化するデジタル技術を効果的に活用し、柔軟に各施策に取り組めるよう、迅速にDXを推進すると提起されています。このうち、CIO補佐官の役割・目的・活用等については、志政会及び沼津志帥会の代表質問で触れられていますので、違う視点から3点質問します。

予算のあらましにも記載のある窓口手続の効率化に向けた検討、キャッシュレス決済に対応した新公共施設予約システムの導入、シンクライアントシステム及び無線LAN環境の運用開始、BPR手法による業務改善等について、それぞれの事業のこれまでの課題認識について、事業の狙いについて、さらに期待する効果等について伺います。

同じく施政方針、市民の目線に立ったまちづくりのページに、マイナンバーカード手続におけるオンライン窓口や申請書作成システムの導入など、さらなる市民の皆様の利便性の向上を図るとの記載があります。一方で、市民の皆様方の手元には、マイナンバーカード・電子証明書の有効期限通知書が届いている方が多く存在します。一昨年に実施されたマイナンバーカードの取得者増を目指したマイナポイントプレゼント企画の際は、駆け込み申込者が大量に市役所へ訪れ、市民課窓口に長蛇の列ができる日々が続いたことは記憶に新しいところです。新年度は多くの市民がマイナンバーカードの更新時期を迎える中で、大混乱が予測できますことから、それらの窓口負担や市民感情を和らげられる施策でなければならないものと認識しています。

そこでマイナンバーカード手続の改善について3点質問します。

新規事業のマイナンバーカードオンライン窓口やマイナンバーカード関連申請書自動作成システムを導入するとの記載がありますが、それぞれの事業はどのような事業内容か伺います。また、本事業が未適用の場合にどのような事態を懸念されているのか伺います。また、本事業を導入し、どのような効果・成果を期待しているのか伺います。

同じく施政方針、市民の目線に立ったまちづくりについてです。さらに、働きやすく生産性の高い執務環境を試験的に具現化するパイロットオフィスを整備し、職員の働きやすさの改善を図り、市民サービスの向上につなげたい。併せて、当初予算のあらましでは、新規事業として市庁舎5階一部のパイロットオフィス改修工事と記載されています。一見すると、市役所内部に閉じた施策のように感じますが、本施策を遂行することにより、職員の働きやすさの改善を図り、市民サービスの向上につなげていきたいとの記載もあります。

そこで3点質問します。

本施策はどのような狙いで、どのような効果を期待し、その結果どのような市民サービスの向上につながるのか伺います。

次に、沼津の魅力を高めるための公園整備の推進について質問します。

まず、中央公園の再整備です。施政方針に、中心市街地に位置する中央公園のさらなる魅力増進を図るため、令和8年度末の全面供用開始に向け、広場空間の確保や民間飲食店舗などの機能強化をはじめとした再整備を進めると示されています。中央公園はまさしく市の中心部に位置し、中心市街地再開発の大きな柱とも言えます。再整備は市民からの期待も大きいと推測されます。現在整備が進められていますが、整備着工前は週末等のイベント等にも活用され、大いににぎわいを見せていました。一方、イベント開催時以外の活用はあまりされていないことが多いかと思います。再整備は日常の市民の憩いの場としての活用とイベント時の活用、双方に配慮した整備が必要だと思います。また、中央公園は三枚橋城、沼津城の本丸跡であり、城主は武田氏から水野氏と歴史的にも有名な主が務めています。その後、沼津兵学校寄宿寮が立地するなど、時代の移り変わりとともに、重要な場所として利用されてきました。このような歴史を生かした公園づくりは、歴史と文化のまち沼津としては重要な取組と思います。

そこで中央公園の再整備の取組について3点質問します。

まず、イベント時及び市民が日常的に活用する公園としての整備計画について伺います。また、歴史を生かす中央公園再整備の取組内容について伺います。さらに、令和8年度末に全面供用開始を目指した工事の進捗状況及び今後のスケジュールについて伺います。

次に、公園施設の整備について質問します。

令和8年度当初予算のあらましに、より多くの市民が快適に公園を利用できるよう施設の整備・改修を行うと示されています。都市公園は、子育て、防災、健康、運動、社会参加などの市民ニーズに対し、重要な役割を果たしています。市民の意識調査からも公園の整備充実を求める声が多いことが分かります。そこで公園施設の整備に関して2点質問します。

まず、当初予算のあらましに記載されている高沢公園の再整備計画の内容について伺います。また、経済的な整備という視点から、都市公園におけるライフサイクルコスト低減の方針について伺います。

次に、沼津御用邸記念公園の整備について質問します。

令和8年度当初予算のあらましに、国の名勝に指定されている旧沼津御用邸苑地について、文化財としての保存活用を進め、景観改善及び安全対策を行うと示されています。沼津御用邸記念公園は、四季折々の花々が咲き誇り、市内外から多くの人が訪れる公園です。市観光施設として一般公開され、散策や歴史学習の場としても親しまれています。歴史的文化財としてだけではなく、地元住民や観光客の憩いの場としての役割も担っており、沼津市にとって重要な公園と言えます。一方、園内に階段だけではなくスロープ等が設置されると、より幅広い人たちを受け入れられ、より魅力的な公園になるという声を耳にします。

そこで、沼津御用邸記念公園の整備について3点質問します。

まず、御用邸記念公園の保存活用事業の内容について伺います。また、御用邸記念公園における自然と歴史の調和への取組について伺います。さらに、御用邸記念公園におけるユニバーサルデザインへの取組について伺います。

次に、移住就業支援事業について質問します。

施政方針に東京圏から本市に移住し就業・起業する方々の支援を継続していくと記載されています。本市は富士山と海の両方を望む風光明媚な環境を有しています。また、県東部の中核都市として発展し、製造業を中心とした工業、港を生かした観光、そして、中心市街地の商業が調和した多様な産業構造を形成しています。気候も温暖であり、四季を通じて穏やかに過ごせる住みやすい環境も有し、首都圏からの交通の利便性もあります。人口減少が進む中、沼津市のよさをアピールした移住・就業を継続的に進めることは、非常に重要な取組であると認識しています。また、政府は東京一極集中の是正を進める方針を打ち出し、地方においては、この方針に対しての期待が高まっています。それゆえ、地方自治体は経済的な支援を打ち出し、移住・定住を進めています。つまり、多くの自治体で経済的な支援を行っていることになります。そのような中、本市への移住・定住を進めるには経済支援以外の優位性が重要だということになります。特に、本市の特徴を生かした移住・定住策が重要になると思います。

そこで移住就業支援事業の推進について2点質問します。

まず、本事業のこれまでの成果と課題に対する認識について伺います。

次に、本市の特徴を生かした経済的な支援以外の取組について伺います。

次に、市内全小学校における校内フリースペースの設置について質問します。

施政方針に学校や教室に行くことが困難な児童に対して、学校に安心できる居場所をつくるため、各小学校にフリースペースを設置するなど、多様な学習支援体制を整えていくと記載があります。多様な個性や特性を有する子どもが在籍している実態が顕在化している現代は、多様性を包摂し、一人一人の意欲を高め、可能性を開花させる教育の実現が喫緊の課題と言えます。本市における校内フリースペースの取組は、不登校や登校渋りの児童にとって居場所をつくることになり、多様性を包摂し、誰1人取り残さない教育の実現につながるものと認識しています。

そこで、市内全小学校における校内フリースペースの設置について3点質問します。

最初に、配置する支援員の専門性の確保について伺います。また、フリースペースならではの環境を整備するための予算の内容について伺います。さらに、教職員間及び保護者間の共通認識を図る方策について伺います。

次に、生涯学習の推進について質問します。

施政方針には、地域を支える人づくりとして、市民の皆様に選ばれる学習機会を創出することを目的に、沼津市民大学を沼津市民カレッジへリニューアルする。そして、本市の産業や歴史、文化のほか、これからのまちづくりや地域課題といった様々な視点から本市の魅力を再発見することを目的に、ProudNUMAZUコースを新設するなど、市民の皆様に選ばれる学習機会を創出していくとの記載があります。人生100年時代、超スマート社会に向けて、社会が大きな転換点を迎える中にあって、生涯学習の重要性は一層高まっていると言えます。本事業は、一人一人が生涯を通して学ぶことのできる環境の整備、多様な学習機会の提供、学習したことを生かして様々な分野で活動できるように進めるための事業だと推察します。

そこで本市における生涯学習の推進について3点質問します。

沼津市民カレッジの概要について伺います。また、沼津市民カレッジに期待する効果について伺います。さらに、本市における生涯学習の推進により目指す姿について伺います。

次に、市内小中学校の統廃合について質問します。

令和8年度予算のあらましに、第一・第二中学校区の統合に伴い、令和9年4月に開校する集明中学校に係る準備・協議を引き続き行うとともに、浮島中学校、大平中学校においても、よりよい教育環境の整備に向けた準備・協議を行うと記載されています。沼津市は、学校の適正規模・適正配置の方針に基づき、子どものよりよい教育環境の整備に努めています。令和8年度は集明小学校の開校、令和9年度は集明中学校の開校が予定されています。また、今後も統合が予定されている校区もあります。何よりも優先すべきは子どもにとってよりよい教育環境の実現であり、そのための適正規模・適正配置であると認識しています。

そこで、市内小中学校の統廃合について4点質問します。

まず、集明小学校・集明中学校への開校後、開校前の支援内容について伺います。また、浮島中学校における計画と保護者、地域の方々の理解について伺います。さらに、大平中学校区における保護者アンケートの内容と評価について伺います。最後に、他校区における今後の見通しについて伺います。

次に、市内全小中学校の端末の更新について質問します。

令和8年度予算のあらましに、子どもたちの情報活用能力を育成するため、市内小中学校のICT環境の充実を図ると記載されています。本市では、1人1台パソコン端末をはじめとする小中学校のICT環境を学校教育のあらゆる場面で活用することで、全ての児童生徒の可能性を引き出す、個別最適な学び、協働的な学び及び学びの継続を実現し、学習の基盤となる資質・能力としての情報活用能力、問題発見・解決能力等を育成することにより、Society5.0時代や先行き不透明な時代を生きる中で様々な課題に柔軟に対応できる人づくりを目指しています。端末が導入され5年が経過しました。令和7年度は市内全小学校、全小中一貫学校、令和8年度は市内全中学校の端末が更新されます。

そこで、令和8年度における市内全小中学校の端末更新について3点質問します。

まず、GIGA第1期で実施した端末設置の評価について伺います。また、端末のさらなる活用方法について伺います。さらに、端末活用を推進するための学校支援について伺います。

次に、時代の変化に合わせた市内小中学校施設の整備の在り方について質問します。

令和8年度予算のあらましに、個別実施計画に基づき、小中学校施設の建て替えや長寿命化改修等を計画的に実施することで、子どもの学びを支える教育環境の充実を図ると記載されています。未来を担う子どもたちの教育の質の充実を図るために、学習環境の充実や安心して学べる環境づくりが非常に重要です。また、学習環境の充実や安心して学べる環境は、地域社会の発展にも寄与します。

そこで市内小中学校施設の建て替えや長寿命化について3点質問します。

まず、児童生徒数の減少を見通した校舎整備の在り方について伺います。また、教育内容等の変化に対応した校舎整備の在り方について伺います。さらに、校舎の老朽化への対応に対する当局の考えについて伺います。

次に、介護予防活動の推進について2点質問します。

令和8年度予算のあらましに、年齢や心身の状況等によって、高齢者を分け隔てることなく、誰でも一緒に参加することができる介護予防活動の地域展開を目指して、住民主体の通いの場等の活動を地域の実情に応じて効果的かつ効率的に支援すると記載されています。介護予防活動は、本人の健康維持だけではなく周辺の人たちの快適な生活にも影響します。また、介護給付抑制という視点からも重要な取組であると認識しています。沼津市では、市民が住み慣れた地域で生き生きとした生活を送れることを願い、健康づくりや介護予防のための各種教室などを継続して開催しています。また、市の事業とは別に、地域住民が主体的にストレッチ教室やヨガ講座等を開いています。これらの活動は、ただ単に健康づくりだけではなく、健康高齢者の居場所づくりにもなっています。このような住民独自の教室や講座の多くは自分たちで会場や講師を見つけ、講師料等の経費を会費制で賄い、活動を続けています。年金生活を送る高齢者からは、経済的な市の支援を求める声も聞きます。

そこで、本市における介護予防活動の推進について2点質問します。

まず、本市における介護予防活動の現状と課題について伺います。

次に、本市として住民が主体的に取り組む活動への支援について伺い、私の質問を終わります。

市民サービスを支える暮らしの基盤整備と教育の充実6番

子育て・教育

要旨会派は、市民サービス向上のためのパイロットオフィス整備や公園再整備について、それぞれの狙いと期待される効果を問うた。市は、事務効率化による市民対応の質向上やイベント・日常利用の両立した公園利用の実現、既存公園の長寿命化計画に基づく対応を答弁した。

背景過去のマイナポイント企画時に市役所窓口が混乱した経験があり、市内公園の約半数が開設から40年以上経過して老朽化が進行している。中央公園も市の中心部に位置しながらイベント時以外の日常利用が限定的という現状がある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • キャッシュレス決済に対応した新公共施設予約システムの導入に対する課題認識と狙い
  • シンクライアントシステム及び無線LAN環境の運用開始に係る課題と狙い
  • BPR手法による業務改善の課題と狙い
  • マイナンバーカード手続の改善
  • マイナンバーカードオンライン窓口・マイナンバーカード関連申請書自動作成システム導入の内容
  • マイナンバー関連事務等窓口改善事業が未適用の場合に起こり得る懸念事項
  • マイナンバー関連事務等窓口改善事業導入により期待される効果
  • 執務環境改善による市民サービスの向上
  • パイロットオフィスを整備する狙い
  • パイロットオフィスを整備することで期待される効果
  • パイロットオフィスを整備することで向上が見込まれる市民サービス
  • 本市の魅力を高めるための公園整備の推進
  • 中央公園の整備
  • 公園施設の整備
  • 沼津御用邸記念公園の整備
  • 移住就業支援事業の推進
  • 本事業のこれまでの成果と課題に対する認識
  • 本市の特徴を生かした経済的な支援以外の取組
  • 市内全小学校への校内フリースペースの設置
  • 配置する支援員の専門性の確保
  • 環境を整備するための予算の内容
  • 教職員間及び保護者間の共通認識を図る方策
  • 生涯学習の推進
  • 沼津市民カレッジの概要
  • 沼津市民カレッジに期待する効果
  • 生涯学習の推進により目指す姿
  • 市内小中学校の統廃合
  • 集明小学校・集明中学校への支援内容
  • 浮島中学校区における計画と保護者、地域のの方々への理解
  • 大平中学校区における保護者アンケートの内容と評価
  • 他校区における今後の見通し
  • 市内小中学校の学習用端末の更新
  • GIGA第1期で実施した端末設置の評価
  • さらなる活用方法
  • 端末活用を推進するための学校支援
  • ⑽ 時代の変化に合わせた市内小中学校施設の整備の在り方
  • 児童生徒数の減少を見通した校舎整備の在り方
  • 教育内容等の変化に対応した校舎整備の在り方
  • 校舎の老朽化への対応に関する当局の考え⑾ 介護予防活動の推進
  • 地域における介護予防活動
  • 住民が主体的に取り組む活動への支援
市長市民クラブ、大草満議員の代表質問にお答えいたします。 執務環境改善による市民サービスの向上についてお答えいたします。 初めに、パイロットオフィスの整備する狙いについてですが、パイロットオフィスは、特定の部門で試験的に導入することで、運用にお…答弁の全文を読む

市民クラブ、大草満議員の代表質問にお答えいたします。

執務環境改善による市民サービスの向上についてお答えいたします。

初めに、パイロットオフィスの整備する狙いについてですが、パイロットオフィスは、特定の部門で試験的に導入することで、運用における効果や課題などを検証し、今後の組織全体の執務環境の改善や他部署への転換に活用することを目的としております。

次に、パイロットオフィスを整備することで期待される効果につきましては、庁舎内にパイロットオフィスを整備することにより、将来的な執務環境を職員がイメージしやすくなるとともに、職員のモチベーションアップや全庁的な取組のさらなる推進につながるものと考えております。また、パイロットオフィスを導入する産業振興部の3課につきましては、市民や事業者の訪問が多い部署であり、対外的にも高いPR効果を見込んでおります。

次に、パイロットオフィスを整備することで向上が見込まれる市民サービスにつきましては、事務作業の効率化により生まれる時間を活用し、これまで以上に市民に寄り添った対応や部署間連携の強化による複合的な視点を生かした効果的な施策の展開などが見込まれます。また、市役所内部での効果にとどまらず、市民ニーズに適合した質の高い市民サービスの提供や市民の利便性向上につながるものと考えております。

次に、中央公園の再整備についてお答えいたします。

まず、整備計画ですが、これまで広場を分断していた園路やトイレの位置を変更し、広い芝生広場を整備するほか、段差によって分断されていた南側広場を大階段でつなぎ、今までにない一体的な利用を可能とすることで、日常の多様なシーンとイベント時の使い勝手を両立する利便性の高い公園を目指しております。また、新たな公園のシンボルといたしまして、民間による飲食店の設置、店舗とトイレをつなぐ大屋根を整備することで、天候に左右されず、1年を通して利用しやすい居心地のよい空間が創出されるなど、まちなかの貴重な憩いの場としての価値を高めてまいります。

次に、歴史を生かす再整備の取組内容についてですが、議員からも御指摘いただいたように、中央公園はかつての三枚橋城、沼津城の本丸跡地であることから、歴史を後世に受け継ぐ重要な場であると認識しております。そのため、園名サインに三枚橋城で実際に使われていた石を活用するとともに、中央公園という名称のほかに、三枚橋城・沼津城本丸跡と併記するほか、新たに分かりやすい解説サインを設置するなど、歴史を生かした整備に取り組んでまいります。

次に、工事の進捗状況及び今後のスケジュールについてですが、今年度は主に芝生広場や園路、西側エリアの整備に着手しております。また、2月より民間事業者による飲食店の工事が始まっており、6月には芝生広場などの一部を供用開始する予定であります。令和8年度はトイレや大屋根の建築、大階段等の整備を行い、令和8年度末の全面供用開始を目指しております。

次に、公園施設の整備についてお答えいたします。

まず、高沢公園の再整備計画の内容についてですが、さらなる活用が望まれている南東エリアを中心に再整備を行い、利便性や魅力の向上を図ってまいります。今年度は地域住民等を対象としたシンポジウムやワークショップを開催し、その中で出された意見や景観等の専門家からのアドバイスを取り入れ、再整備基本方針を策定しているところであります。令和8年度は基本方針を基に、多世代の公園利用者などから幅広い意見を聞き取り、具体的な整備内容を検討するほか、民間活力の導入検討などを行い、再整備基本計画を策定いたします。

次に、都市公園におけるライフサイクルコストの低減方針についてですが、本市の都市公園は153か所あります。そのうちの約半数が開設から40年以上経過しており、施設の老朽化が進行するとともに、ライフサイクルコストの増加が課題であると認識しております。そのような中、施設の安全性の確保や機能保全を図りつつ、ライフサイクルコストの低減を実現するため、沼津市公園施設長寿命化計画を策定しており、当計画に基づき、定期的な施設の点検や健全度調査等を行いながら施設の改築等を実施しております。また、施設を新設する際には、耐久性や維持管理性を考慮した材料選定などを行うなど、ランニングコストを重視することで、ライフサイクルコストの低減に努めております。さらに新技術の導入も有効な手段であることから、引き続き先端技術の動向を注視してまいります。

次に、沼津御用邸記念公園の整備についてお答えいたします。

まず沼津御用邸記念公園の保存活用事業の内容についてですが、名勝としてふさわしい保存と活用を図るため、保存活用計画と整備基本計画を策定し、これらに基づき、令和2年度から黒松林の景観改善や西附属邸の耐震診断、解説サインの整備など、各種文化財整備事業を実施してまいりました。令和8年度の主な事業内容につきましては、過年度に実施した耐震診断の結果から、西附属邸の耐震対策が必要となったことから、建物の安全性を確保するため、耐震対策工事に着手いたします。

次に、自然と歴史の調和への取組についてですが、旧沼津御用邸苑地は、松林などの豊かな自然環境と御用邸時代の建物等の歴史的・文化的な遺産が共存し、互いに引き立て合うことで美しい景観を形成していることから、自然を保全する整備と建造物等を保存する整備を並行して実施しております。整備に当たっては、庭園、宮廷建築、景観等の学識経験者を中心に設置いたしました整備委員会を年3回程度開催し、専門的なアドバイスを整備内容に反映させるなど、自然と歴史の調和する景観の保全に取り組んでおります。

次に、ユニバーサルデザインへの取組についてですが、沼津御用邸記念公園は市内外から多くの来園者が訪れることから、年齢や性別、国籍などの違いにかかわらず、誰もが利用しやすいような環境を整える必要があるものと考えております。そのため解説サインを多言語表記としたほか、海岸沿いの展望地には手すり付のスロープを設置しております。また、現在旧本邸エリアで改修中のトイレにつきましては、バリアフリートイレを導入しており、今後もユニバーサルデザインを取り入れた整備に努めてまいります。

残余につきましては、教育長等から答弁いたします。

政策推進部長行政DXの推進についてお答えします。 初めに、窓口手続の効率化に向けた課題に対する認識と事業の狙いについてですが、手続に来庁される市民の皆様にとって、長い待ち時間や複雑な手続、必要書類や所要時間が分からないなどの課題があり、窓口業務の抜本的…答弁の全文を読む

行政DXの推進についてお答えします。

初めに、窓口手続の効率化に向けた課題に対する認識と事業の狙いについてですが、手続に来庁される市民の皆様にとって、長い待ち時間や複雑な手続、必要書類や所要時間が分からないなどの課題があり、窓口業務の抜本的な改革が必要であると認識しております。このため、まずは市民の皆様の利用頻度が高い市民課とこども未来創造課の本庁1階窓口を対象に、業務の現状把握と可視化を行ってまいります。その上で、サービスデザインの観点から業務プロセスを抜本的に見直し、フロントヤード及びバックヤード業務の最適な改善方針を策定いたします。これによりシステム導入の要否も含め、デジタル技術やアウトソーシング等の活用を柔軟に検討し、書かない・待たない・行かない窓口を実現することで、市民負担の最小化を図ってまいります。

次に、キャッシュレス決済に対応した新公共施設予約システムの導入に対する課題認識と狙いについてですが、現行のシステムでは使用料の支払いは窓口での現金納付が必要であり、利用者にとって手続がオンライン上で完結しないほか、窓口での職員による予約対応、現金管理に伴う職員の事務負担やリスク管理も課題であると認識しております。このため、予約から支払いまでをオンライン上で完結できるシステムを新たに導入し、市民の皆様の利便性を向上させるとともに、窓口対応時間や現金取扱業務の削減による職員の負担軽減等を図ってまいります。

次に、シンクライアントシステム及び無線LAN環境の運用開始に係る課題と狙いについてですが、現在、職員が使用している端末は情報漏えい防止の観点から、自席にセキュリティーワイヤーで固定され、通信も有線LANに限られていることから、端末を持ち運んでの業務や柔軟な席移動は物理的に不可能であり、効率的な業務環境に向けての課題となっております。このため、端末にデータを保存せず、サーバー上で処理を行う仕組みであるシンクライアントシステムを導入することで、セキュリティーワイヤーを廃止し、庁内外のどこでも安全に業務ができる環境を実現することで、効率的な業務環境を実現してまいります。これにより、場所を選ばない柔軟な働き方が可能となり、窓口や現場における即時対応により処理スピードが向上することや災害時・緊急時における行政機能の継続、急な会議の開催等の実現により、業務の効率化と市民サービスのさらなる向上を図ってまいります。

次に、BPR手法による業務改善の課題と狙いについてですが、市の業務は近年増加傾向にあるとともに、職員の確保も困難になることが見込まれます。この状況においても持続可能な行政運営を行うためには、既存の業務プロセスそのものを見直す必要があると考えております。このため、新たにBPRの手法を用い、専門家の視点を取り入れながら既存業務をゼロベースで見直してまいります。この見直しは単なるデジタル化にとどまらず、業務フローの最適化や不要なプロセスの廃止も徹底的に行うことで、持続可能で生産性の高い行政運営を実現してまいります。

次に、移住就業支援事業の推進についてお答えします。

初めに、本事業のこれまでの成果と課題に対する認識についてですが、本事業の移住・就業支援金を活用し、本市に移住された方は令和5年度が30件70人、令和6年度が20件49人、令和7年度は21件53人で3年間で計71件172人となっております。課題につきましては、大学生等の移住を促すため、沼津市就職学生支援金のさらなる周知が必要であると認識しております。今後は大学等への周知やSNS等、学生の目に触れる媒体での情報発信を強化するとともに、保護者に情報を届ける手段として広報ぬまづへの掲載等による周知に努め、移住者の増加を図ってまいります。

次に、本市の特徴を生かした経済的な支援以外の取組についてですが、本市への移住に関する特徴として、本市の風土を好む方が多く、移住した方や移住希望者からは、何度か沼津を訪れていたら住みたくなったとの声を伺っているため、移住のきっかけとして沼津を訪れていただくための支援を実施しております。具体的には、住環境を確認するための移住体験バスツアーの開催、お試し移住補助金による支援、市内無料タクシー案内の実施などに取り組んでおります。今後も本市の魅力を広く伝えるため、東京での相談会や電話、窓口、オンライン相談の充実に努めるとともに、本市の風土に直接触れていただくための取組や支援を新たな組織体制の下、継続して実施し、都市的魅力と海・山・川の豊かな自然を兼ね備えたぬまづ暮らしを多くの方に認識していただくことにより、さらなる移住者の確保に努めてまいります。

市民福祉部長マイナンバーカード手続の改善についてお答えします。 初めに、マイナンバーカードオンライン窓口及びマイナンバーカード関連申請書自動作成システムの内容についてですが、マイナンバーカードオンライン窓口は、ビデオ通話を通じて専用オペレーターが遠隔で…答弁の全文を読む

マイナンバーカード手続の改善についてお答えします。

初めに、マイナンバーカードオンライン窓口及びマイナンバーカード関連申請書自動作成システムの内容についてですが、マイナンバーカードオンライン窓口は、ビデオ通話を通じて専用オペレーターが遠隔で手続の支援を行うもので、主に新規申請または10年目の更新を迎える方のカード交付申請に係る支援のほか、マイナポータルの各種手続支援を行うものです。また、マイナンバーカード関連申請書自動作成システムは、マイナンバーカードから基本情報を読み取り、電子証明書の更新手続や暗証番号の再設定などの各種手続に係る申請書を自動で作成するものです。

次に、マイナンバーカード関連事務等窓口改善事業を行わなかった場合に起こり得る懸念事項についてお答えします。

来年度以降、カードまたは電子証明書の有効期限を迎える方が急増すると見込まれることから、窓口のさらなる混雑が懸念されます。

次に、本事業により期待される効果についてお答えします。

マイナンバーカードオンライン窓口につきましては、新たな申請窓口の設置により混雑が緩和されるとともに、保険証のひもづけなど、目的に応じた各種手続窓口とすることで、市民の利便性の向上が期待されます。また、マイナンバーカード関連申請書自動作成システムでは、手続ごとに発生する手書きの負担軽減及び待ち時間の短縮により窓口の混雑解消を期待するものです。

教育長市内全小学校への校内フリースペースの設置についてお答えします。 初めに、配置する支援員の専門性の確保についてであります。校内フリースペースに配置する支援員は、既に学校現場において児童生徒支援員として勤務していた経験豊かな支援員を配置するほか…答弁の全文を読む

市内全小学校への校内フリースペースの設置についてお答えします。

初めに、配置する支援員の専門性の確保についてであります。校内フリースペースに配置する支援員は、既に学校現場において児童生徒支援員として勤務していた経験豊かな支援員を配置するほか、改めて校内フリースペースの設置目的や活用方法等を理解するための研修も実施してまいります。また、校内フリースペースの運営は、教職員との連携も大変重要であることから、教職員に対しても同様の研修等を実施し、学校全体で子どもにとって安心できるよりよい居場所となるよう努めてまいります。

次に、環境整備についてお答えします。

校内フリースペースは、様々な事情を抱え自分のクラスに入ることができない子どもにとって、安心できる居場所となることが最も肝要であります。そのため、子どもが自身で決めた学習計画に沿って、自分のペースで学習できるスペースを確保するなど、通常の教室とは違う環境とするものです。令和8年度の予算につきましては、フロアマットやパーテーションなど居場所づくりに必要な備品を購入するための費用であります。

次に、教職員間及び保護者間の共通認識を図る方策についてお答えします。

校内フリースペースにつきましては、学習内容によっては遊んでいるのではないか、学びにつながっていないのではないかなど、勘違いされやすいことが課題であると認識しております。このため、教職員や周りの児童、保護者も含め、学校、家庭全体で校内フリースペースの設置目的や多様な子どもへの理解等が進むよう、研修や学校だより等において周知に努めてまいります。

次に、市内小中学校の統廃合について、最初に、集明小学校・集明中学校への支援内容についてであります。

令和7年2月の統合方針決定後、新しい学校づくり推進委員会を設置し、令和8年4月の小学校、令和9年4月の中学校の開校に向けて準備を進めております。小学校につきましては、新たな校名や校章を決定したほか、教室空調やプール解体に伴う駐車場等の施設整備に取り組んでおり、着々と開校準備が進んでおります。令和8年度は中学校開校に向けて推進委員会を継続開催するほか、教室や駐輪場等の施設整備に取り組んでまいります。また、人的支援として小中学校ともに統合に伴う教職員の加配措置を活用することで、円滑な開校につなげてまいります。

次に、浮島中学校区における計画と保護者、地域の方々への理解についてであります。

令和5年度に保護者や地域住民等で組織する学校の未来を考える会を設置し、意見交換を重ねてきております。令和6年11月の適正化方針決定後、令和12年4月の施設一体型小中一貫校開校を目指し、新しい学校づくり推進委員会を設置し、学校運営や校歌、制服などの検討を始めております。今後は推進委員会を定期開催するほか、コミュニティ・スクールの場で、学校や保護者、地域が中心となった話合いを促し、統合に向けた理解の浸透に努めてまいります。

次に、大平中学校区における保護者アンケートの内容と評価についてであります。

本年2月の教育委員会定例会におきまして、場所を大平小学校とした施設一体型小中一貫校の開校を令和11年4月に目指す方針を決定いたしました。方針決定に先立ち、説明会を開いた上で、保護者を対象としたアンケートを実施し、子どもにとって望ましい教育環境や適正化で重視したいこと、心配なことなどを確認しました。その結果、児童生徒一人一人にきめ細やかな指導が行われることや通学の安全性の確保など、特に重視されることが確認できました。施設一体型小中一貫校化は、教職員の配置人数が増えることできめ細やかな指導が可能となり、通学に関しても影響が少ないことから、アンケート結果に沿ったものであると認識しております。

次に、他校区における今後の見通しについてであります。

令和3年4月に小中一貫校化した長井崎中学校区において、複式学級の編制が見込まれたため、保護者向け説明会及びアンケートを実施した上で、本年2月に教育委員会定例会で現状維持の方針を決定いたしました。しかしながら、今後、複式学級のさらなる広がりが予想されるため、引き続き隣接校との統合に向けた取組についても進めてまいります。

次に、端末設置の評価についてお答えします。

端末導入後の授業では、インターネット等の活用により効率的な調べ学習や大型モニターを活用したグループ学習が可能となり、学習の質の向上が図られてきたと認識しております。また、やむを得ず登校できない児童生徒には端末を活用したオンライン授業を配信し、学びの継続や学びの保障を実現するための取組も行っております。この5年間で端末は、児童生徒にとって特別なツールではなく、文房具と同じように学習に欠かせないものになっていると考えております。

次に、端末のさらなる活用方法についてお答えします。

端末を日常的に活用する環境が整い、今後はAIドリルやデジタル教科書等のさらなる活用により、児童生徒一人一人の理解度に応じた学習の充実を図ってまいります。あわせて調べ学習や意見の共有、共同編集を通じ、探求的な学習や発表活動など児童生徒が自ら考え、表現するアウトプット型の学びを充実させ、一人一人に合った学びの質の向上につなげてまいります。また、新たな学習ツールの手段とされている生成AIにつきましても、適切な運用を図りながら文書の下書きや要約、発想の整理、振り返りの支援など、学習を補助する用途として、子どもたちの思考力・表現力・判断力の育成につながる活用を進めてまいります。

次に、端末活用を推進するための学校支援についてお答えします。

端末活用を推進するためには、様々な授業の中において、日常的に使用していく必要があると認識しております。このため、アドバイザーが各学校へ出向き、ICTを活用した授業づくり講座やアプリ活用実践研修など、要望に沿った研修を実施しております。今後も学びを実感する子ども主体の授業を目指し、個別最適な学びと協働的な学びを充実させ、ICT機器の活用を推進してまいります。

教育次長生涯学習の推進についてお答えします。 初めに、沼津市民カレッジの概要につきましては、これまでの沼津市民大学を来年度から著名な講師による多彩な教養講座のリベラルアーツコースと、本市が誇る産業や歴史をはじめ、直面している地域課題などを様々な視点…答弁の全文を読む

生涯学習の推進についてお答えします。

初めに、沼津市民カレッジの概要につきましては、これまでの沼津市民大学を来年度から著名な講師による多彩な教養講座のリベラルアーツコースと、本市が誇る産業や歴史をはじめ、直面している地域課題などを様々な視点から学ぶふるさと講座のProudNUMAZUコースにリニューアルします。また、現状の万年青大学と寿大学を高齢者向け学習講座のいきいきコースに組み入れるなど、既存の事業を生かしたコース制を設け、幅広い年代に対応した生涯学習講座として一体的に推進していきます。

次に、沼津市民カレッジに期待する効果についてであります。

コース制の導入により、受講者のニーズに合った学びの機会を提供することで、より参加しやすくなることが挙げられます。また、学びの楽しさや大切さに触れることで、生涯にわたって興味・関心を持って学び続ける市民が増えていくものと考えております。特にProudNUMAZUコースでは、若者世代が本市のよさや魅力を改めて感じ取り、将来を考える機会とすることで、本市で活躍する人材育成につながるものと考えております。

次に、生涯学習の推進により目指す姿につきましては、多様化するニーズに応じた幅広い学習機会を提供することで、市民一人一人が生涯を通じて学ぶことに喜びを感じ、人生100年時代を楽しみながら過ごすことであると考えております。

次に、時代の変化に合わせた市内小中学校施設の整備の在り方についてお答えします。

初めに、児童生徒数の減少を見通した校舎整備の在り方についてであります。

少子化が進行する中、今後、建て替えを行う校舎や長寿命化改修を行う校舎におきましては、児童生徒数に応じた適正規模の整備を行うことが非常に重要であると考えております。

次に、教育内容等の変化に対応した校舎整備の在り方についてであります。

これまでも校内フリースペース、LGBTQへの配慮、GIGAスクールや激甚化する災害への備えなど、多様に変化する教育ニーズに合わせ整備を行ってまいりました。今後も変化する新たな教育ニーズに対応した整備を着実に進めてまいります。

次に、校舎の老朽化への対応に関する本市の考えについてであります。

児童生徒の安全・安心な教育環境を維持するため、校舎の築年数や耐力度診断の結果、学校適正規模・適正配置の進捗状況などを総合的に勘案して、校舎の建て替え、または長寿命化改修を順次進めてまいります。

福祉事務所長介護予防活動の推進についてお答えします。 まず、地域における介護予防活動ですが、本市では市内各所において、地域に根差した活動組織を立ち上げるための伴走支援やボランティアの育成等を進めるとともに、定年退職後の充実した生活を考える講座の開催等に…答弁の全文を読む

介護予防活動の推進についてお答えします。

まず、地域における介護予防活動ですが、本市では市内各所において、地域に根差した活動組織を立ち上げるための伴走支援やボランティアの育成等を進めるとともに、定年退職後の充実した生活を考える講座の開催等により、地域の交流と生きがいづくりを促進しております。また、講座等に参加された方の御意見を丁寧に伺い、魅力的な内容となるよう改善に努めております。課題としましては、介護予防活動の重要性や必要性を分かりやすく周知し、理解を促すことに加え、具体的な行動や実践につなげていくことにあると考えております。そのため、新年度は屋内にいながら、テレビモニターに映し出された全国の名所を歩く気分が味わえる、足踏み運動を支援する機器、テレさんぽを導入し、市のサービス事業所等で効果を確認し、介護予防活動の活性化に取り組んでまいります。

次に、住民が主体的に取り組む活動への支援ですが、市内には通いの場など、介護予防を目的とした団体が数多くあることから、本市ではこうした場に講師として理学療法士等を無料で派遣するなど、その活動を手厚く支援しております。議員御提案の助成金による支援につきましては、他市町の事例等も参考に調査研究してまいります。

今後も市民の皆様が主体的・継続的に介護予防活動に取り組めるよう、きめ細やかな環境整備に努めてまいります。