沼津市議会の一般質問・議案/市の計画 沼津市政アーカイブ

沼津市議会の議事録を市民向けに構造化。
一般質問=議員が問うたこと/議案・議決=議会が決めたこと/市の計画=市が目指していることを、横断して見られます(第1回〜第12回定例会・2023.6–2026.2)。

堤飛鳥 議員

議員堤飛鳥

沼津志帥会1期戸田地区

所属委員会: 民生病院教育委員会・一般会計予算決算委員会

登壇 4回 ・ 論点 8件 ・ 質問細目 31件

選挙公報の公約を見る新しい風 住みよい街づくり 輝く未来のために / 魅力ある沼津のために 地域の力で活気ある街づくり

掲載名: 堤あすか / 無所属・新人

子育て世代へのサポート

高齢者の憩いの場の拡充

地元の宝に誇りを

無所属・新人。3つの標語を掲げるシンプルな紙面構成。

※ この内容は2023年4月23日執行 沼津市議会議員選挙の選挙公報(沼津市選挙管理委員会発行・画像PDF)をAIが文字起こししたものです。情報提供を目的とした掲載で、候補者間の比較・評価のためではありません。誤読や省略の可能性があるため、正確な内容は沼津市選挙管理委員会の選挙公報(2ページ目・公式サイトのPDF。新しいタブで開きます)↗でご確認ください。

質問一覧(8件)

第3回2023-12-04

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

初めに、本市における災害時の情報発信手段について伺います。

昨今の地球温暖化により、気候変動に起因する大型台風やゲリラ豪雨など大きな被害をもたらす風水害の頻発化や、いつ起こるか分からない巨大地震や津波など、全世界においてあらゆる自然災害が危惧されており、本市は豊かな自然環境に恵まれる一方、自然災害の脅威とも隣り合わせとなっている状況にあります。沼津市では地震・津波はもとより、度々被害が発生する風水害等に対して様々な対策を施してはおりますが、令和3年3月には富士山火山の被害想定が見直され、噴火口の箇所によっては、一部の地域において溶岩流による被害が見込まれるなど、想定される自然災害が増加したところです。発災時には、自治体がいかに早く、いかに広く情報を伝達するかが自助・共助を円滑に進め、人的・物的被害を最小限に食い止めるための重要な鍵となります。情報伝達において、国にあっては、早くから国土交通省や気象庁などがデジタル技術を活用した情報発信に取り組んでおり、また、静岡県でも、サイポスレーダー等の情報発信に力を入れる中、公共機関だけではなく、民間でも気象情報等の発信に参画し、SNSによる情報発信や投稿、デジタル機器を用いた気象アプリも多くあり、災害時の情報取得手段も日々進化しております。本市においても、令和2年度に策定された第5次沼津市総合計画で、まちづくりの柱である安全・安心のまちにおいて、分かりやすい防災情報の発信として、迅速かつ適切な災害関連情報の提供に努めることを重点目標と位置づけており、防災アプリや危機管理情報メールをはじめ、SNSを活用して情報発信するほか、デジタル機器の扱いに不慣れな方に対しても、48時間遡っての同報無線自動応答システム、自動架電システムによってカバーされていると把握しているところであります。これらを本市のホームページや広報ぬまづのほか、自治会単位では回覧板等で周知しているところではありますが、市からの情報を確認できる良いシステムでありながら、まだまだ市民全体への浸透には至っていないという印象を持っております。また、ホームページ上で、防災情報を掲載しておりますが、これらの情報の取得に当たっては、トップページの危機管理情報のバナーからアクセスし、さらに防災関連の項目から選択するという形になっており、他の項目が並ぶ中で、分かりにくい部分もあると感じております。

そこで、まず1つ目として、本市における現在のSNSを利用した防災や災害についての情報を発信する際、どの媒体にどのような情報を発信しているか、お伺いします。

2つ目として、本市に特化した情報をいち早く発信できる防災アプリ、沼津市メール、自動架電システム等を多くの方に利用していただくため、ホームページ内でのアクセス向上に努めるなど周知方法も引き続き重要になってくると思われますが、本市としての今後の取組についてお伺いします。

次に、市内同報無線についてお伺いします。

先ほど上げた情報発信手段に加え、同報無線による注意喚起や情報発信、サイレン等が市民の安全を守るための重要な手段の一つとしてと考えております。先日、ハワイのマウイ島で発生した火災においても、もしサイレンが正常に起動し聞こえていたら多くの方が避難でき、犠牲者を減らすことができたのではないかとの報道もありました。しかしながら、同報無線はスピーカーの向きや設置場所が限られることに加え、気密性の高い住宅構造や暴風雨時には雨音にかき消されるなど、市内全域をカバーすることは非常に困難であるものの、市内をはじめ、全国的にも聞こえない、聞こえにくいといった声が多く上がっていることは、同報無線に頼る方が多数いることの表れではないでしょうか。

そこで、まず一つ目として、本市の同報無線に対する有効性の認識についてお伺いします。

また、同報無線が聞き取りにくい部分を解消するため、各自治体においては、戸別受信機や防災ラジオの設置により家庭で受信できるような対策がされてきましたが、同報無線のデジタル化への移行やスマートフォン等の普及に伴い、今まで使用していた戸別受信機が使用できなくなることから、廃止されてきております。そのような中、浜松市では条件付になるものの、無償での戸別受信機の貸出しや、湖西市においてはデジタル化に対応した戸別受信機を購入する際、補助金制度を設けるなどといった施策をする自治体も出てきております。防災意識の向上はもちろんのこと、スマートフォン等に不慣れな方にとっても情報を得ることができ、安心して暮らせるための対策であると考えるところであります。

そこで、2つ目として、デジタル化に対応した戸別受信機の導入に関する今後の対応について当局の考えをお伺いします。

次に、本市における買物弱者への対応についてお伺いします。

超高齢化社会を迎えている我が国において、高齢者の自動車運転による重大事故の数々は皆様も御承知のことと思います。そして、このような重大事故を背景として、運転免許証の自主返納を求める社会の流れは強くなっていくばかりであろうと認識しております。本市では、運転免許証の自主返納を行った方に対し、限定的ではありますが、公共交通を利用する際の費用助成を行い、一定の効果を上げていることは承知しているところです。一方、公共交通に関しては、人口減少や社会経済活動の変化に伴う担い手不足等を背景として、特に地方都市において路線バスの減便、タクシー運転手の減少などによる縮小が見られ、本市においてもこの状況は今後さらに進むものと危惧しているところです。国においては、ライドシェアの実用化について議論が始まっておりますが、日常の移動手段を持たない高齢者が今後さらに増加してくることで様々な問題が考えられるところです。移動手段を持たない高齢者の身近な問題の一つとして買物弱者問題があります。今や買物は、大型店舗に自家用車で出かけるようなスタイルが主流となっており、中心市街地や大型店舗が集まる幹線道路の近くに住む方の場合、気づきにくいと思いますが、中心部から離れた地域では身近に買物をする商店がないといった現実があります。このような状況において、幸い今年から民間の大手スーパーによる移動販売サービスが開始されました。利用されている高齢者にお話を伺うと、身近な場所に多様な商品を持ってきてくれるので助かっているという声や、希望する商品のリクエストを聞いてくれるといった声が聞かれました。その一方で、移動販売が来る場所は限られており、さらなる利便性を求める声も聞かれます。

そこで質問いたします。

1つ目として、今年から市内各地で民間大手スーパーによる移動販売が開始され、販売車の巡回によって利便性を感じている方が多数存在する一方、巡回先である地域の拠点から離れて暮らす方からは、まだまだ不満の声も聞こえてくる中で、本市における高齢者の買物支援に対する現状認識を伺います。

2つ目として、民間企業による移動販売事業は、営業収益の状況によって、その事業実施の要否が判断されるであろうと考えますが、移動販売事業に対する本市としての今後の取組についての考えをお伺いし、一般質問といたします。

本市における災害時の情報発信手段について

防災・減災

要旨議員は、頻発する災害に備えるため、防災情報発信手段(SNS・アプリ・メール)の周知強化とデジタル対応の戸別受信機導入を求めた。市は複数の情報発信手段を組み合わせた対応と、戸別受信機は費用対効果を見極めて慎重に検討すると答弁した。

背景地球温暖化による大型台風やゲリラ豪雨の頻発化、南海トラフ巨大地震の切迫性の高まり、令和3年3月の富士山火山被害想定の見直しなど、沼津市が直面する自然災害リスクの増加に対応する必要性。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 防災情報システム
  • SNS等による防災に関する情報発信の現状
  • 市内同報無線について
  • 同報無線の有効性
  • デジタル化に対応した戸別受信機の導入
危機管理監災害時の情報発信手段についてお答えします。 本市においては、激甚化・頻発化する風水害や南海トラフ巨大地震の発生の切迫性が叫ばれる中、市民の生命・財産を守るため、迅速かつ正確な情報発信は極めて重要であると認識しております。そのため本市では、当…答弁の全文を読む

災害時の情報発信手段についてお答えします。

本市においては、激甚化・頻発化する風水害や南海トラフ巨大地震の発生の切迫性が叫ばれる中、市民の生命・財産を守るため、迅速かつ正確な情報発信は極めて重要であると認識しております。そのため本市では、当初は同報無線を中心とした防災情報の提供から、通信手段の多様化や高度化に伴い情報発信ツールの拡充に努めてまいりました。具体的には、緊急情報Xや沼津市公式LINEなど、SNS等を活用した情報発信に取り組んでおります。また、SNS以外にも沼津市公式防災アプリやYahoo!防災などを通じ、避難情報・通行止め等の道路情報のほか、気象台から発表される警報などの緊急情報を配信しております。

次に、防災に関する情報配信に当たっては、市ホームページや広報ぬまづへの掲載、防災訓練や防災イベントなどにおけるチラシの配布や、高齢者に向けたスマートフォンへの登録支援など、様々な機会を捉え多くの方々に御利用いただけるよう取り組んでまいりました。ホームページでのアクセスにつきましては、災害発生時にはトップページに大きなバナーを掲載するほか、項目別に表示するなど、見た目にも分かりやすい工夫を行っているところであります。なお、今後につきましても様々な情報伝達手段の組合せにより、市民に災害情報が確実に届く仕組みづくりに引き続き取り組んでまいります。

次に、市内同報無線についてお答えいたします。

同報無線に関しましては、市民や本市を訪れる方の生命を守る手段として、避難情報や注意喚起、緊急サイレン等を即時に市内一斉に配信するもので、迅速に正確な情報を伝える手段の一つとして重要であると考えております。このため、平成30年度から同報無線のデジタル化を推進しており、令和4年度までに市内284基の全てが整備済みとなっております。これに伴い、従前のアナログ方式と比較し、ノイズが少なく混線もしにくいため、音質が改善されているものと認識しております。しかしながら、同報無線は依然として建物や気象状況によっては聞き取りにくいといった声もあることから、スマートフォンなどにおいて危機管理情報メールや防災アプリなどの導入により、情報発信の一層の強化に努めております。さらに、高齢者など情報機器の利用が難しい方々に対しましては、エフエムぬまづなどとの連携による災害時の情報発信、固定電話を活用した同報無線の自動応答システムを導入するなど、多様な媒体を通じて様々な防災情報の発信に取り組んでおります。

戸別受信機の導入につきましては、1台当たりの価格が高価で、受信環境によっては新たなアンテナの設置が必要になるなど、費用と期間がかかることから、災害拠点となる地区センターや学校などの公共施設に整備することを基本としてきたところであります。このようなことから、住民に対する情報伝達手段の多様化について引き続き研究していく中で、本市における戸別受信機設置の有効性を見極め、慎重に検討してまいります。

本市における買物弱者への対応について

福祉・高齢者・障がい

要旨議員が高齢者の買物支援の現状認識と移動販売事業の今後の取組について質問した。市は市内約130か所での移動販売開始により支援が進展しているものの、さらなる対応が必要として、移動販売先の拡大と新事業者の参入促進に取り組むと答弁した。

背景自宅近くの商店の減少と自家用車などの移動手段を持たない高齢者世帯の増加に伴い、買物に困難を抱える高齢者が市内各地で増えている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 高齢者の買物支援に対する現状認識
  • 移動販売事業に対する本市としての今後の取組
福祉事務所長本市における買物弱者への対応についてお答えします。 初めに、高齢者の買物支援に対する現状認識につきましては、市では、地域で抱える課題を住民と生活支援コーディネーター及び地域包括支援センターとの協働で解決を図る、生活支援体制整備事業を進める中…答弁の全文を読む

本市における買物弱者への対応についてお答えします。

初めに、高齢者の買物支援に対する現状認識につきましては、市では、地域で抱える課題を住民と生活支援コーディネーター及び地域包括支援センターとの協働で解決を図る、生活支援体制整備事業を進める中で、本年6月から市内約130か所において事業者による移動販売が開始されたことにより、高齢者の買物支援が進展したものと考えております。しかしながら、自宅近くの商店等が減少している地域のほか、自家用車等の移動手段を持たない世帯や高齢者世帯の増加などにより、買物に困難を抱える高齢者は市内各地において増えていくことが想定され、今後さらなる支援が必要になると考えております。

次に、移動販売事業に対する本市の今後の取組につきましては、生活支援体制整備事業による連携を引き続き図る中で、移動販売先の拡大などの地域要望について事業者と協議を図るとともに、本事例を先進事例として新たな事業者の参入を促すなど、高齢者の買物問題のさらなる改善に努めてまいります。

第6回2024-09-24

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

初めに、本市における災害廃棄物の対応について伺います。

昨今、自然災害が多発する中、年始には最大震度7を観測した能登半島地震をはじめ、先日の日向灘を震源とする震度6弱の地震、関東地方においても震度5弱の地震が発生するなど、不安な状況が続いております。8月8日の日向灘を震源とする地震においては、南海トラフ地震臨時情報として、巨大地震注意の情報が発表され、初めてのことに多くの国民、市民の皆様が不安になったことと思います。静岡県においては、以前より東海地震がいつ来てもおかしくないと言われている地域でありながら、今回の注意情報により、住民の皆さんの防災意識はさらに高まったのではないでしょうか。実際に南海トラフ地震がどれくらいの規模の地震になるのか。また、その他の自然災害についても、いつどこでどのような被害が発生するかは、予測が難しいところではありますが、当局には可能な限りあらゆる状況を想定した対応策を講じていただきたいと思います。さて、能登半島地震においては、道路やライフラインが寸断され、日常生活の回復に時間を要したと伺っております。また、地震に限らず、風水害も頻発している中、被災後の生活について不安を抱く市民も多いことでしょう。中でも、災害により生じた家庭ごみ、いわゆる災害廃棄物の処理については、今年6月に大平地区で床上浸水の被害に遭われた方々も、少しでも早くふだんの生活を取り戻すため、災害廃棄物の処理対応が迅速に行われることを希望されたと伺っております。本市の災害廃棄物処理に関しては、平成29年3月に策定、令和4年3月に改定した沼津市災害廃棄物処理計画に基づき対応に当たると認識しているところであります。

そこでまず一つ目として、実際に災害が発生した際の本市の初動対応についてお伺いします。

次に、能登半島での復旧作業が報道される中で、災害廃棄物の仮置場について取り上げられ、仮置場に災害廃棄物があふれる光景に加え、作業で疲れている中、搬入時の渋滞で何時間も待っている市民の姿が印象に残っています。あらゆるごみが搬入されてくることで、長時間列に並んでも、その日分の受入れ量に達してしまい、搬入できない。仮置場の搬入量を上回り、廃棄物を搬入できなかったと困っているとの声も取り上げられております。災害規模により災害廃棄物の量の想定をすることは大変困難でありますが、多くの災害廃棄物が出ることは予測できることではないでしょうか。また、仮置場の候補地などは、事前に目星をつけておくことも重要になってくると感じております。報道で取り上げられるようなケースを考えると、大きなところへの集約も必要でありながら、各地区に分散型の仮置場を設置することによる搬入の負担軽減や渋滞を緩和させるなどといった対策も必要になってくるのではないかと考えます。そこで、2つ目として、現在どのような場所を仮置場として想定しているかお伺いします。

次に、私の住む戸田地区においては、仮置場の候補地の一つとして、御浜岬が想定されていると把握しております。仮置場としての利用価値はあるものの、地震による災害が発生した場合を想定すると、海に近いところへの運搬により、心理的な不安要素が増え、さらには、仮置場への道路は海沿いに面し、片側は急傾斜地、もう片方は民家が並んでいることを考えれば、津波による被害や土砂崩れ、民家の倒壊を含め運搬経路として困難であることも予測できます。災害の規模は予想できずともリスク回避を考えれば、津波の想定区域外に仮置場を設置するなどといった考慮も必要ではないでしょうか。そこで、今後の災害廃棄物仮置場の選定や設置場所の見直しについて、本市の考えを伺います。

次に、災害の規模によりますが、災害廃棄物が大量に発生した場合、その処理に当たっては困難が伴うものと認識しております。2022年に線状降水帯によって、水害で大きな被害が出た静岡市清水区では、市で定めた仮置場への搬入が分別されず、乱雑に積み上げられたことなどから、処理に時間を要したと伺っております。また、空き地や道路脇に廃棄物が自然発生的に置かれ、収集運搬に支障が出たと伺っており、臨時集積所や仮置場の管理、収集運搬の円滑化が大変重要であると認識しております。これらの管理については、当局のみでの対応は非常に困難であり、自治会や産業廃棄物業者等との連携・協力が不可欠であるものと考えております。

そこでお伺いします。

仮置場などの設置に関し、自治会や産業廃棄物業者等との連携の必要性について本市の考えをお伺いします。

次に、本市における粗大ごみのリユースについて伺います。

リユース、リデュース、リサイクル、いわゆる3Rに関して、近年関心が高まるとともに、私たちの日常生活にもなじんできているところであります。フリマサイトも多数存在するようになり、気軽に出店できることに加え、家具等を安価に購入しリメイクして使用する、物価高に伴いリユース品を見つけて購入するなど、消費者のニーズも変わりつつあります。昨今では、自治体においても、ごみの減量への取組として、回収した粗大ごみの中から使用できるものをリユースし販売するケースなども増えてきたと感じているところです。近隣では、三島市が民間企業と連携し販売したり、富士市の新環境クリーンセンターを見学した際には、リユースしたものが展示され、入札形式で市民の方に販売するといったユニークな取組を見ることができました。実際にサイトを利用している私の知り合いでも新品を買うまでではないが、探していたものを安価に購入できる上、自治体から出品されていることで、安心して購入でき、満足しているといった話を伺っております。本市においても、日頃から多くの粗大ごみが搬入されていると推測します。私の地区においては、空き家が増えていることにより、御家族が手放す際に、片づけによって廃棄される家具等の粗大ごみに加え、営んでいた民宿をやめる際や、高齢により使用しなくなった食器類等を多数処分するといったケースなど、集積所に出ているごみの中にはまだ使用できるものが多く捨てられている現状もあり、このような光景は、市内各所で見受けられるのではないでしょうか。皆様も御存じのように、本市は1975年から全国でいち早くごみの分別収集を始め、この分別収集の仕組みは沼津方式と呼ばれるようになり、環境を守る手本として広まりました。分別収集の先駆けである本市が、リユースに関しても率先して取り組んでいくことも重要であると考えますが、近隣の他市町に比べ遅れていると感じているところです。そこでまず、本市のリユースに対する認識と現状についてお伺いします。

次に、本市は現在、新中間処理施設の整備に向けて動き出しているところでもあり、焼却時の熱エネルギー利用をはじめとする環境に配慮した対策が講じられると期待しております。ごみの分別3Rに対する市民の意識が向上してくる中で、ごみの削減等に向けた取組をさらに加速することも重要です。リユースは、製品の使用年数、製品寿命を伸ばし、ごみの削減につながるとともに、製品の製造・廃棄の際に排出するCO₂の削減にもつながります。また、微々たるものではありますが、リユース品の販売により収益も見込まれると考えます。これらのことを踏まえ、本市の今後のリユースに関しての対応と課題をお伺いし、1回目の質問といたします。

発言 2 / 2

御答弁いただきありがとうございます。

当局としても、災害時においては、最大限対応に当たっていただけると思いますので、市民の皆様の不安が少しでも解消されることを願っております。また、リユースに関しては、重要な取組として認識をいただいておりますので、ぜひ今後の取組についてもいろいろ検討していただきたいと思います。さて、災害廃棄物に関しては、自治会や産業廃棄物業者等との連携が不可欠であるとの答弁がありました。近年増加傾向にある自然災害への対応を兼ねて、隣の富士市では、風水害を想定したものではありますが、災害ごみの仮置場候補地での家庭ごみの自己搬入の受入れ訓練が実施されているとのことです。災害時への備えとして、住民や自治会とともに、本市の災害廃棄物仮置場の候補地等を利用した訓練などを実施することも重要になってくると思います。そこで、本市の訓練に対する当局の考えをお伺いします。

次に、リユースについて、本市の現状の中で、フリーマーケットフェスティバルを開催し、リユースの促進に取り組んできたとの答弁がありました。しかしながら、令和2年度以降、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、中止しているとのことであります。昨今の物価高騰も踏まえ、フリマサイトを利用する方が増えてきていると推測しますが、実際に現物を見て購入したい方も多いのではないでしょうか。さらなる3R促進の面からも、フェスティバル等の開催はよい機会であると考えますが、今後の開催について、当局の考えをお伺いします。

また、フリマサイト等の民間事業者サービスを利用した際に関して、事務量や経費の増加が見込まれるとの答弁がありました。事務量の増加等、諸所の課題があることは認識いたしますが、その一方で、フリマサイトの利用を開始している自治体の中で、三島市においては販売数・販売金額ともにランキングの上位となるなど、一定の効果が出ている自治体もあります。もちろんメリットだけではありませんが、費用対効果等を踏まえ、検討する価値があるのではないでしょうか。民間事業者サービスの利用について当局の考えをお伺いし、質問を終わりにいたします。

本市における災害廃棄物の対応について

防災・減災

要旨議員は、災害廃棄物の初動対応・仮置場の選定(特に戸田地区・御浜岬のリスク)・自治会や産業廃棄物業者との連携について質問した。市は、災害廃棄物処理計画に基づき臨時集積所と仮置場を設置し、民間事業者との協定締結による仮置場候補地の拡充や、沼津市環境衛生自治推進協会・民間事業者との連携体制を進めると答弁した。

背景能登半島地震や日向灘地震など自然災害が頻発し、南海トラフ地震臨時情報も初めて発表される中、市内でも令和6年6月に大平地区で床上浸水被害が発生し、災害廃棄物の迅速処理への関心が高まった。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 災害廃棄物に対する本市の認識
  • 災害時の初動対応
  • 今後の災害廃棄物仮置場の選定と見直し
  • 災害時における自治会や産業廃棄物業者等との連携
市長災害廃棄物に対する本市の認識についてお答えします。 大規模災害時の初動対応につきましては、議員にも先ほど御指摘いただいたとおり、沼津市災害廃棄物処理計画に基づき、被害状況を把握し、瓦礫類や津波堆積物等の災害廃棄物を適正に処理することとしてお…答弁の全文を読む

災害廃棄物に対する本市の認識についてお答えします。

大規模災害時の初動対応につきましては、議員にも先ほど御指摘いただいたとおり、沼津市災害廃棄物処理計画に基づき、被害状況を把握し、瓦礫類や津波堆積物等の災害廃棄物を適正に処理することとしております。具体的な初動対応といたしましては、災害廃棄物処理についてのフローに基づき、各地域における臨時集積所及び仮置場の設置、災害廃棄物の収集・運搬、焼却等の中間処理や協力体制の整備等を行います。

次に、現在の災害廃棄物の仮置場についてお答えいたします。

現在、災害廃棄物の仮置場は、沼津市災害廃棄物処理計画に基づき、災害廃棄物の一時的な保管用地として、市内の一般廃棄物処理施設や公園などの公有地を優先し、候補地を選定しております。あわせて、市民の皆様方の仮置場への自己搬入に伴う時間や労力等の負担軽減のため、中継地として、市民生活の場により近い各地域に臨時集積所を設置し、その後、仮置場に運搬し粗分別や破砕処理等の適正な処理を行うこととしております。

次に、今後の災害廃棄物仮置場の選定と見直しにつきましては、様々な災害に対応し、より安定的な処理体制を確保するため、民間事業者との災害時における災害廃棄物の仮置場の提供に関する協定の締結を進め、新たな仮置場の候補地を選定するなどの見直しを図り、発災時の適切かつ迅速な災害廃棄物処理に備えてまいります。

次に、災害時における自治会や災害廃棄物業者等との連携についてお答えいたします。

本市が被災地となった状況下においては、県や県内自治体、民間事業者をはじめ、市民生活に密着した自治会との連携・協力が必要不可欠であると考えております。災害廃棄物の迅速な収集運搬につきましては、各地域における臨時集積所の早期の選定・開設と臨時集積所における分別が不可欠なことから、平時から各地区の単位自治会により構成されました沼津市環境衛生自治推進協会と連携・協力体制の構築に努めております。また、災害廃棄物の収集運搬や処理につきましては、県内自治体との相互援助のほか、民間事業者と収集運搬や処理、避難所等のし尿処理に関する協定を締結しております。今後も引き続き、発災時の迅速な災害廃棄物の処理を行うため、関係機関との連携・協力体制の構築を進めてまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

生活環境部長災害廃棄物仮置場の運営訓練についてお答えします。 仮置場の運営は、発災時に市が主体となって執り行うものであり、一日も早い生活再建や復興に資するため、平時より被害想定に基づく訓練を実施することが重要と考えております。現在、市は仮置場運営に関す…答弁の全文を読む

災害廃棄物仮置場の運営訓練についてお答えします。

仮置場の運営は、発災時に市が主体となって執り行うものであり、一日も早い生活再建や復興に資するため、平時より被害想定に基づく訓練を実施することが重要と考えております。現在、市は仮置場運営に関する訓練として、県や公益社団法人静岡県産業廃棄物協会が実施する研修への参加のほか、収集運搬等に関する協定締結先との図上訓練を実施しております。今後におきましても、災害廃棄物処理に起因する混乱を未然に防ぐため、仮置場候補地において運搬車両を使用した搬入出経路や粗分別、保管レイアウトの確認等の実地訓練を行い、迅速、適正な災害廃棄物の処理に備えてまいります。

次に、フリーマーケットフェスティバルの今後の開催についてお答えします。

平成元年から開催しておりますフリーマーケットフェスティバルは、多くの市民の参加をいただき、ごみ減量・資源化推進の周知・啓発に一定の成果があったものと考えております。令和2年度以降、新型コロナウイルス感染症の影響で開催しておりませんが、参加者は、平成29年度は2万4000人、平成30年度は2万1000人、令和元年度は2万人と減少傾向にあり、これは市民のリサイクル意識が高まり、フリマアプリや中古市場の利用が拡大したことも一因であると考えております。このため、フリーマーケットフェスティバルにつきましては、民間事業者が運営するリユースサービスを含め、多様化するリユースの取組や市民ニーズ、費用対効果等、総合的に判断し、今後の在り方について検討してまいります。

次に、フリマサイト等、民間事業者のリユースサービスの利用についてお答えします。

民間事業者が運営するリユースサービスを利用した取組については、経費のかからないものもあることから、実施に向け準備を進めてまいります。

本市における粗大ごみのリユースについて

環境・エネルギー

要旨議員は粗大ごみのリユースに対する市の認識と今後の対応を問い、市は清掃プラントに搬入される粗大ごみからリユース可能な資源を選別・販売する取組の実施に向けて検討していくと答えた。

背景リデュース・リユース・リサイクルの3Rへの関心が社会全体で高まる中、循環型社会の形成が急務となっており、本市でも以前実施していたフリーマーケットフェスティバルが新型コロナウイルス感染症の影響で令和2年度以降中止となっている状況を踏まえて質問がなされた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 本市のリユースに対する認識と現状
  • 今後の対応と課題
生活環境部長リユースに対する現状と認識についてお答えします。 現在、大量生産・大量消費・大量廃棄型経済社会から脱却し、資源の消費を抑制し、環境への負荷を軽減する循環型社会の形成が急務となっております。廃棄物の発生を抑制し、資源を循環させる仕組みをつくり…答弁の全文を読む

リユースに対する現状と認識についてお答えします。

現在、大量生産・大量消費・大量廃棄型経済社会から脱却し、資源の消費を抑制し、環境への負荷を軽減する循環型社会の形成が急務となっております。廃棄物の発生を抑制し、資源を循環させる仕組みをつくり、環境への負荷を最小限に抑えた社会の実現を目的とした循環型社会形成推進基本法では、廃棄物等の発生を抑制するリデュース、製品や部品を繰り返し使用するリユース、廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用するリサイクル、これら3Rの推進が求められております。このうちリユースは、製品の使用年数を伸ばし、天然資源の消費やごみの削減につながるとともに、製造・廃棄の際に排出するCO₂の削減にもつながることから、循環型社会形成推進のためにも、重要な取組であると認識しております。

次に、本市の現状ですが、本市では、以前フリーマーケットフェスティバルをキラメッセぬまづを会場に開催し、リユースの促進に取り組んでまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、感染防止のため、令和2年度以降中止しております。令和5年度からは、屋外開催である子どもの遊び王国in沼津において、リユース陶器市を開催し、廃棄物の削減に取り組んでおります。

次に、リユースに関しての今後の対応と課題についてお答えします。

近年、民間事業者によるリユースを仲介するサービスが提供されており、その取組は、全国の自治体に広がっております。本市といたしましても、清掃プラントに搬入、持ち込まれる粗大ごみを選別し、リユース可能な資源を販売することで、ごみの減量、循環型社会の実現につながることから、実施に向け検討してまいります。また、本市が率先してリユースに取り組むことで、市民のもったいないという意識の向上、リユース意識の向上にもつながるものと考えております。課題といたしましては、民間事業者のサービスを利用し、商品の売払い等を行った場合、手続等に要する事務量及び経費の増加が見込まれます。

第9回2025-06-16

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

初めに、市内の児童生徒に対する学校健康診断についてお伺いいたします。

学校における健康診断は、子どもたちの健やかな成長と発達を支えるために不可欠な制度であり、疾病の早期発見や健康課題の把握につながる重要な機会です。沼津市においては学校保健会を中心とした体制の下、定期的な健康診断や保健指導が実施されており、就学児健康診断をはじめ、内科健診、眼科・耳鼻科健診、視力・聴力検査、心電図検査、尿検査など幅広い項目が計画的に行われているものと認識しております。しかしながら、これはあくまでも登校している児童生徒を対象とした集団健診であり、様々な事情により登校できない、特に不登校の児童生徒にとっては、健康診断の機会を逃してしまう可能性があります。不登校の背景は非常に多様であり、心理的要因や家庭環境、病気や障がい、対人関係の悩みなど、複雑な事情が絡み合っています。そうした子どもたちには、心身の健康面においても特別な配慮が必要となるケースが少なくありません。このようなケースについては、子どもの居場所づくりのボランティア活動の中で、不登校の児童生徒の保護者を対象に開催したお話会でも話題となりました。保護者の方々からは、健康診断を受けさせたいと思っても学校での受診がかなわず、個別に受診するとなると経済的・心理的な負担が生じてしまう、生活環境も含め、保護者にとって負担なく健康診断を受けさせられる体制を整えてほしいとの声が寄せられております。

そこでまず1点目として、小中学校における健康診断の実施内容と受診状況について伺います。

毎年新学期が始まると、全学年を対象に健康診断が実施されます。学校健診によって弱視、2型糖尿病、運動器疾患、虫歯などの早期発見・早期治療につながったという研究もあり、子どもたちの健康を守る上で非常に重要な役割を果たしています。成長期にある子どもたちにとって健康診断は、医療へのアクセスという意味でも大変重大な機会であります。現在沼津市においては、どのような検査項目が実施されているのか、また実際に受診している児童生徒の人数及び受診率、さらに、未受診となっている児童生徒の人数について現状をお聞かせください。

次に、2点目として未受診となった児童生徒への対応についてお伺いいたします。

未受診の理由としては、当日の体調不良、障がいや心理的要因による検査への不安、そして継続的な不登校など様々な背景が考えられます。子どもの権利条約第24条では、子どもが健康を享受する権利が明記されており、こども基本法においても、成長段階を通じて切れ目のない支援を行うことが社会全体の責務とされており、文部科学省からも令和6年1月22日付で、児童生徒等のプライバシーや心情に配慮した健康診断実施のための環境整備についてという通知が発出されており、その中の項目として、特に配慮が必要な児童生徒等については、検査・健診の時間や場所を工夫するなど個別の対応を行う、また、当日の欠席や長期欠席など個別の事情により健康診断を受けられなかった場合の対応については、保護者に事前に周知するとも記載されております。また、各学校における学校医との共通認識が十分に図られるよう、都道府県においては都道府県医師会と、市町村においては地域の医師会と検査・健診時の服装を含め、具体的な検査・健診の方法等について協議し周知するとの通知もされております。

そこでお伺いします。

現在沼津市では未受診となった児童生徒や不登校の児童生徒に対して、どのような対応や配慮を行っているのかお聞かせください。

3点目として、本市の今後の取組について伺います。

登校が困難な子どもたちに対して、健康診断の機会をどのように保障していくのかは、子どもの健康権を守る上でも喫緊の課題であると考えます。特に不登校状態にある児童生徒の中には、心身に不調を抱えているケースも少なくありません。実際に、不登校により健康診断を受けていなかったお子さんについて、家庭での生活の中で保護者が異変に気づき、病院を受診したところ、視力が大きく低下していたことが判明したという事例も伺っております。もし、定期的に健康診断を受けられる環境が整っていれば、こうした異変にも早期に対応できた可能性があるのではないでしょうか。健康診断を受けられないことで、必要な支援に結びつかないという事態も懸念されます。健康診断は疾患の早期発見につながる重要な医療的機会であり、特に不登校の児童生徒にとってはその必要性が一層高いと言えます。未受診が続くことで見過ごされる疾患や支援の遅れにつながるおそれもある中、学校という場に限定せず、実情に応じた柔軟な対応が求められています。

そこで伺います。

近隣自治体として、富士市では受診できなかった児童生徒に対して、学校から家庭へ必要書類を送付し、個別予約で校医による健診を無料で実施したり、また、熱海市では、養護教員と相談の上で、学校医へ予約をして無料で個別健診が可能となっていると伺っておりますが、今後沼津市として、例えば個別受診の体制整備、地域の医療機関との連携強化など、より柔軟な仕組みの構築や保護者に対しても学校や担任によって対応に差が生じることがないよう、市内全校での方針の統一と周知徹底も重要であり、健康診断の重要性や受診方法について丁寧な情報提供を行い、安心して相談できる窓口体制を整備することも必要になってくると考えます。沼津市としても、こうした事例を基に、学校に行きづらい、あるいは長期間にわたり登校していない児童生徒に対しても事前にスケジュールを伝えるなど、少しでも健康診断を受けやすくするための配慮が必要です。希望する全ての子どもが健康診断を受けられる仕組みを早期に整えていくことが求められると考えますが、本市として今後どのように取り組んでいくのかお伺いします。

次に、本市のスマートシティのさらなる推進について伺います。

近年、全国各地の自治体において、ICTやAI、IoTといった先端技術を活用したスマートシティの取組が加速しています。人口減少・少子高齢化・災害対策など地方都市が直面する複雑な課題に対し、こうした技術を地域の実情に応じて適切に取り入れていくことが、持続可能な地域社会を実現する上で不可欠であると考えております。デジタル庁の発足以降、マイナンバーカードの普及をはじめ、国を挙げたデジタル化の推進により、全国の自治体では、行政手続のオンライン化や業務の効率化など、市民サービスの向上に向けたデジタル化の取組が進められています。沼津市においても、令和2年度にはX-Tech NUMAZU、令和3年度には沼津市情報化推進・官民データ活用計画を策定し、デジタル技術を活用したまちづくりを進めてきました。これらの計画がいずれも折り返し地点、あるいは最終年度を迎えるに当たり、こうした取組が地域課題の解決にどう寄与し、市民生活にどのような影響を与えてきたのかについてお伺いしていきます。

まず、沼津市情報化推進・官民データ活用計画の取組について伺います。

この計画は令和7年度が最終年度となっておりますが、今回はその中でもオープンデータの活用について焦点を当てて伺います。

同計画において、オープンデータ推進の目的は官民協働を通じた地域課題の解決や経済の活性化とされています。オープンデータを活用した情報提供には大きな価値があると考えており、例えば、さきの定例会で高校生から提出された請願にあった、AED設置場所の情報や同僚議員が指摘した防災井戸の情報などは、アプリ等に取り込むことで市民の安心・安全の向上に役立てることが可能です。このように使い方次第で様々な利点をもたらすオープンデータですが、本市においては、官民協働を通じた地域課題の解決や経済の活性化に向けて、市民や事業者によってどのように活用され、具体的にどのような成果や効果があったのかをお伺いします。

次に、民間でのオープンデータ利活用を拡大する施策について伺います。

オープンデータの活用をより広げていくためには、公開することにとどまらず、誰もが使いやすく、実際のサービスや事業につながる仕組みを整えることが不可欠です。例えば、データ形式や提供方法の工夫、利活用の事例の発信、民間との共同プロジェクトの推進などが考えられます。また、地元企業が参画しやすい環境づくりも重要なポイントです。そこで、本市として、今後民間でのオープンデータ活用を促進するため、どのような施策を検討しているのか、具体的な支援策や連携の在り方についてのお考えをお聞かせください。

次に、今後の情報化推進に対する考えについて伺います。

現行の情報化推進計画が令和7年度をもって終了することを受け、今後は新たな計画の策定が進められるものと認識しております。これらの情報化推進においては、単なるデジタル化の推進にとどまらず、収集したデータを政策立案に活用していく姿勢が求められます。EBPM、Evidence Based Policy Making、すなわちエビデンスに基づいた政策形成を通じて、行政の透明性や信頼性を高めていく取組が地方自治体においても重要になってきます。

そこでお伺いします。

本市として今後の情報化推進においてどのようなビジョンを描き、どのような重点施策を掲げていくお考えなのか、その方向性についてお聞かせください。

続いて、次のフェーズに向けたX-Tech NUMAZUの取組について伺います。

当初の目標に対する成果と市民の受け止めに対する認識について、X-Tech NUMAZUは、地域課題をテクノロジーで解決し、新たな価値を創出する取組として沼津市の総合計画の中でも象徴的なプロジェクトの一つです。教育・交通・防災・観光・福祉などあらゆる分野でのICT活用が期待されており、これまでの取組によってどのような成果が得られたのかは、市民の理解を深める上でも重要な情報です。また、実際に取り組まれたプロジェクトに対する市民の関心や反応についても、次のステップに向けた貴重な材料になると考えます。

そこで伺います。

X-Tech NUMAZUにおけるこれまでの実績や成果について、当初の目標と照らして、本市としてはどのように評価しているのでしょうか。あわせて、市民の皆様の受け止めや反応について、どのように認識しているのかお伺いします。

次に、地元企業・学校及び市民の参画状況について伺います。

スマートシティの実現には行政だけではなく、地域の企業、教育機関、市民といった多様な主体の参画が不可欠です。特に地元企業や若者たちの創造的な発想は、地域の課題の解決に新たな可能性をもたらすと期待されます。X-Tech NUMAZUビジョンの中でも産学官連携による共創型スマートシティ、そして市民の主体的な参画との記載がありますが、実際に市内の企業や大学・高校など教育機関、市民がどのようにX-Tech NUMAZUに関わってきたのか、その参画状況や取組、今後さらに参画を促進するための仕組みや課題についてお伺いします。

続いて、地方創生人材支援制度を活用しての推進体制強化に対する考えについて伺います。

現在、国では地方創生人材支援制度により、デジタルやDXに精通した民間人材の地方自治体への派遣が進められています。こうした専門人材を活用することで、より実効性のある施策の推進が可能になると考えられます。私たち沼津志帥会では、本年3月に山形県長井市のスマートシティ施策について視察を行ってまいりました。同市では、民間企業から登用された非常勤の職員がデジタル推進室長として実質的なリーダーシップを発揮し、多くの施策を具体的な事業へと展開していました。また、補助金の獲得や行政視察の有償化など、財政面においても大きな成果を上げたことが印象的でした。注目すべきは、単なるアドバイザーとしてではなく、職員の一員として、ほかの職員と議論を重ね、自治体の状況に合った政策を立案・実行した点です。さらに市民のニーズを的確に捉えた取組が成果につながったと感じたところです。本市においても、こうした制度の活用によってX-Tech NUMAZUをはじめとするスマートシティ施策を一層推進していくための体制強化が期待されます。

そこでお伺いします。

本市として今後このような制度を活用し、デジタル分野の専門人材を庁内に招聘してスマートシティの取組を内側から推進するとともに、X-Tech NUMAZUの体制強化を図る考えがあるのか、当局の認識をお伺いし一般質問といたします。

本市における児童生徒の学校健康診断について

子育て・教育

要旨議員は、不登校など登校困難な児童生徒が健康診断を受ける機会を失う問題について、実施状況と未受診者への対応を質問した。市は受診率96.2%を報告し、学校医の医療機関における個別健康診断制度の創設に向けて医師会と協議を進めることを答えた。

背景不登校児童生徒の保護者から、学校での受診ができない場合の個別受診における経済的・心理的負担が大きく、健康診断が受けられないことで疾患の早期発見機会が失われる懸念が寄せられていたこと。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 実施内容と受診状況
  • 不登校児童生徒など未受診者への対応
教育長本市における児童生徒の学校健康診断についてお答えします。 初めに、実施内容についてですが、学校保健安全法等に基づき、身長及び体重、視力・聴力、歯及び口腔の疾病、心臓の疾病、尿などの検査を実施しております。本市の受診率ですが、令和6年度の内科…答弁の全文を読む

本市における児童生徒の学校健康診断についてお答えします。

初めに、実施内容についてですが、学校保健安全法等に基づき、身長及び体重、視力・聴力、歯及び口腔の疾病、心臓の疾病、尿などの検査を実施しております。本市の受診率ですが、令和6年度の内科健診では、1万1229人の受診対象者のうち1万798人が受診、受診率は96.2%であり、未受診者は431人でした。その他、耳鼻科や眼科、歯科の健診におきましても、95%を超える受診率となっております。

次に、不登校児童生徒など未受診者への対応についてお答えします。

現在各学校におきましては、集団健診が難しいなど、様々な事情のある児童生徒のために診察時間の変更や支援員を配置するなど、個別の対応を行っており、健康診断の着実な実施に努めているところであります。しかしながら、当日の体調不良や長期欠席など、やむを得ない理由により未受診者となった場合におきましては、他学年や他校の健診日を案内し、受診勧奨を行っております。

次に、今後の取組についてですが、不登校など長期欠席の児童生徒に対しましては、そもそも学校現場での受診が困難な状況であることも考えられます。本市では、未受診者への新たな対応としまして、学校医の所属する医療機関において、保護者の経済的な負担もなく個別に健康診断が受けられる制度の創設に向けて、沼津医師会等の関係機関に御協力いただけるよう協議を進めているところであります。学校における健康診断は毎年6月末までの実施となっていることから、7月以降に今年度の未受診者に対し、対応できるよう迅速に進めてまいりたいと考えております。

スマートシティのさらなる推進について

デジタル・DX

要旨議員が沼津市の情報化推進・官民データ活用計画とX-Tech NUMAZUの取組について、オープンデータの利活用拡大や市民参画の状況を質問したのに対し、市は電子申請・スマート窓口導入などで市民利便性を向上させ、227件のオープンデータセットを公開していること、および市民認知度向上と企業・学校の参画拡大に今後取り組むことを答弁した。

背景労働力減少下で効率的な行政サービスを維持する必要があり、沼津市がAI・RPA等の先端技術とオープンデータを活用したスマートシティ推進を進めている状況がある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 沼津市情報化推進・官民データ活用計画の取組
  • オープンデータ化の実績及びその利活用と効果
  • 民間でのオープンデータ利活用を拡大する施策
  • 今後の情報化推進に対する考え
  • 次のフェーズに向けたX-Tech NUMAZUの取組
  • 取組の成果と市民の受け止めに対する認識
  • 地元企業・学校及び市民の参画状況
  • 地方創生人材支援制度を活用しての推進体制強化に対する考え
市長次のフェーズに向けたX-Tech NUMAZUの取組についてお答えします。 初めに、取組の成果と市民の受け止めに対する認識についてですが、市役所の手続において、書かない・待たない・迷わない窓口を実現したスマート窓口の導入や自宅などで、いつで…答弁の全文を読む

次のフェーズに向けたX-Tech NUMAZUの取組についてお答えします。

初めに、取組の成果と市民の受け止めに対する認識についてですが、市役所の手続において、書かない・待たない・迷わない窓口を実現したスマート窓口の導入や自宅などで、いつでもどこでも申請可能な電子申請の推進により、市民の利便性向上を実現してまいりました。また、AIチャットボット、RPAの活用などにより、行政運営の効率化を推進してまいりました。さらに、沼津駅・沼津港間で電気バスを自動化した自動運転実証運行を毎年度レベルアップして継続的に実施したほか、新たにドローンを活用したミカン園地における農薬散布やAIを活用したフレイル対策に取り組むなど、様々な分野において着実に沼津版スマートシティの成果が表れております。また、X-Tech NUMAZU協議会がブースを出展した沼津産業フェア、ぬまづ未来博2023では、次世代を担う高校生から新しい技術が社会の未来を変える可能性を感じた、日常生活が便利になりそうでわくわくするなどの感想が寄せられております。さらに、昨年度の高専祭におけるアンケート調査におきましても、来場者の約90%の方からX-Tech NUMAZUについてもっと知りたいと思った、取組内容を知ることができてよかったと、高い関心を得られました。一方で、X-Tech NUMAZUを初めて知った、市内の企業がこのような取組をしていることを知らなかったなど、まだまだ市民の認知度が低く、認知度を向上させる必要があるものと認識しております。今後につきましては、X-Tech NUMAZUホームページにおいてプロジェクトの進捗を随時発信していくとともに、スマートシティの取組をPRする新たな動画の作成、駅前や商業施設のビジョンにおける放映など、本取組の認知度が向上するよう、参画いただいている企業の皆様方としっかりと連携し、市民の皆様への一層の周知に積極的に取り組んでまいります。

残余につきましては、教育長等から答弁いたします。

政策推進部長沼津市情報化推進・官民データ活用計画の取組についてお答えします。 初めに、オープンデータ化の実績及びその利活用と効果についてですが、本市では、静岡県のオープンデータカタログにデータセットを掲載し公開を進めております。令和6年度末現在で、国勢…答弁の全文を読む

沼津市情報化推進・官民データ活用計画の取組についてお答えします。

初めに、オープンデータ化の実績及びその利活用と効果についてですが、本市では、静岡県のオープンデータカタログにデータセットを掲載し公開を進めております。令和6年度末現在で、国勢調査等の統計分野に関するデータセット174件、指定避難所やハザードマップなどの防災分野に関するデータセット36件など、合計227件のデータセットを公開しており、データセットに含まれるファイルは約3,400件となっております。公開したデータは誰もが自由に活用できることから、具体的な活用方法は把握できませんが、令和6年度には延べ200万件以上のファイルがダウンロードされており、多くの市民や事業者にデータが活用されているものと認識しております。

次に、民間でのオープンデータ利活用を拡大する施策についてですが、オープンデータは公開を推奨する31項目の自治体標準オープンデータセットを国が定めており、本市においても、保有するデータの公開を順次進めております。また、市ホームページ上でデータ公開のリクエストを受け付ける体制を整えております。利活用の拡大につきましては、こうした公開データの拡充のほかに県や民間企業が開催するデータ取得や分析を体験するワークショップに参画し、利活用の裾野を広げる取組を行ってまいりました。今後もオープンデータカタログの利用を推進する県と連携し、他都市の事例も参考にしながらオープンデータの利活用の拡大に向けて検討してまいります。

次に、今後の情報化推進に対する考えについてですが、全国的に働き手が減少する状況においても、将来にわたって現行の行政サービスの水準を維持していくためには、これまで以上に効率的な行政サービスを実現することが必要となります。このため、AIや定型業務を自動化するRPA等の先端技術を最大限活用することにより、効率的で持続可能な行政運営を実現し、市民一人一人の暮らしの質を高めるとともに、活力ある沼津の未来を創造していくため、さらなる本市の情報化に努めてまいります。

次に、X-Tech NUMAZUの地元企業・学校及び市民の参画状況についてお答えします。

現在、地元の企業が各部会のユニットリーダーとなりプロジェクトを推進するとともに、沼津市スマートシティエグゼクティブアドバイザーの東京大学先端科学技術研究センターの吉村有司特任准教授に支援及び助言をいただいております。また、プロジェクトの普及及び啓発、X-Tech NUMAZU協議会の活動を支援するX-Tech NUMAZUサポーター制度を令和4年8月に設置し、企業や学識経験者の方々に御登録いただいております。教育機関との連携につきましては、これまでに東京大学先端科学技術研究センター共創まちづくり部門と連携し、主に市内の高校生を対象として、本市のデータを取得・分析し、まちづくりの課題を解決する手法を考えるグループワークを実施するなど、若者がデジタル社会を生き抜く力を育む場となる取組も進めております。今後におきましても、様々な機会を捉え、企業、教育機関及び市民等にX-Tech NUMAZU協議会への参画やX-Tech NUMAZUサポーター制度の登録を促し、さらなる産学官民の連携を強化してまいります。

次に、地方創生人材支援制度を活用しての推進体制強化に対する考えについてですが、本市においては、これまでも国の地域情報化アドバイザー派遣事業を活用し、外部人材から年に数回、情報化推進に関するアドバイスをいただいております。地方創生人材支援制度は、派遣期間が原則半年から2年間と長期にわたることから、本市のスマートシティを含めたDXの推進に継続的に貢献することも考えられますが、本市の課題等を踏まえ他の制度や業務委託なども含め、調査研究していきたいと考えております。

第10回2025-09-24

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問させていただきます。

初めに、災害発生時における情報伝達等について伺ってまいります。

本市では、地震や津波、大雨などの災害が発生した際、同報無線による避難指示などの情報を市民の皆さんに周知するとともに、防災アプリや危機管理情報メールのほか、公式LINE、XなどのSNSを活用し、できるだけ早く正確な情報を届ける取組を進めています。また、災害時には市ホームページにおいて、緊急情報の表示を大きくすることで直感的にも分かりやすくしているほか、公式LINEにおいても、7月のリニューアルにより、情報検索やセグメント配信を登録できるようにするなど、機能向上が図られております。こうした様々なツールを活用することで、以前と比較して、情報伝達の環境は整備されてきているとは思いますが、先日のカムチャツカ半島沖地震に伴う津波警報の発令時には、まだまだ課題があることが明らかになりました。市民の声として、同報無線のサイレンは聞こえたが、内容までは理解できなかったといった意見が多く寄せられております。また、テレビからの情報に加え、防災アプリ・危機管理情報メール等で情報を得た方からは、複数の情報が届いたことで、どの情報を信頼したらよいか迷ったという声もありました。また、情報を理解した方の中においても、避難行動に違いが生じており、例えば、近所の方が避難するよう声をかけた際には、これから避難するのも大変なので自宅にとどまるという反応があった一方で、家族や親戚で協力して避難所まで移動したという方もいらっしゃいました。特に今回発令された津波警報は海外で発生した遠地地震に伴うものであり、地震の揺れを感じることもなく、実感できる要素が少ない状況にあったことなどから、大きな津波が来ることはない、大丈夫だろうなどの危機意識の問題もあったとは思いますが、情報の伝え方、伝わり方や市民一人一人の災害に対する意識の違いが、このような避難行動につながっているものと考えます。市民の生命と財産を守るため、これらの課題に対し、まずは情報伝達の実効性向上が必要であると感じており、私自身も、市民の皆様が確実に情報を得られるよう、本市で発行している防災チラシ、公助のレシピを配布するとともに、固定電話を活用した同報無線の自動応答システムの番号を携帯に登録してあげるなど、いつでも情報が確認できるようサポートを行っております。それでも市民の皆様からは、深夜に警報が鳴っても寝ていると気づけない、高齢の家族がいるがスマートフォンを持っておらず、情報が届かないことを考えると不安であるなどの声をいただいております。災害情報を確実に市民の皆様にお届けすることは大変重要であり、迅速な避難行動につながるものであると考えます。

そこで、まず1点目として、先日の津波警報発令に伴う情報伝達や避難行動についての総括をお伺いします。

次に、今後の情報伝達体制についてお伺いします。

災害発生時に市民が確実に避難行動を取るためには情報伝達の多重化が欠かせません。同報無線だけでなく、防災アプリ、SNS、危機管理情報メール、エフエムぬまづなど、多様な手段を組み合わせることが重要ですが、特に高齢者やスマートフォンに不慣れな方にとって、分かりやすく確実に情報を届けることも命を守る鍵となります。

そこでお伺いします。

今後、津波や風水害など災害発生時に市民が確実に避難行動を取れるよう、情報伝達体制をどのように改善していく考えか、本市としての方針をお示しください。

次に、同報無線の聞き取りにくさや情報伝達の認識についてお伺いします。

同報無線は市民の生命・財産を守るために必要な情報を得るための重要な手段の一つであり、災害情報や避難指示などの緊急情報を即時に市内一斉に放送するものです。平成30年度から令和4年度までに、市内284基全ての同報無線のデジタル化が行われ、従来のアナログ方式と比較して音質も改善されました。もちろん現状で市内全世帯をカバーできるものではないことは重々承知しておりますが、建物や気象状況によって聞き取りにくいという声は依然としてあり、さきでも挙げたように、今回の警報発令時も、市民からは重要な情報でありながら、ほとんど聞き取れなかったということで不安を感じたとの報告も上がっています。

そこでお伺いします。

本市として、同報無線の有効性をどのように認識しているのか、また、市民の声としてどのように受け止めているのかお伺いいたします。

最後に、戸別受信機の導入についてお伺いします。

戸別受信機の導入につきましては、過去の一般質問においても質問させていただきましたように、戸別受信機があれば屋内でも同報無線の放送を明瞭に聞くことができることから、全国的には貸出制度や購入補助を設ける自治体もあるなど、特に高齢者や災害弱者にとっては有効な情報源の一つであると考えます。以前の答弁では、1台当たりの価格や新たなアンテナ設置の必要性など、費用と期間の課題があることから、主に災害拠点となる公共施設への整備を基本としているとのことでしたが、今回のような状況を考えますと、高齢者など情報を必要としている方への戸別受信機の導入を案内できる体制づくりも検討が必要ではないでしょうか。戸別受信機の導入について、本市としての検討状況と今後の方針をどのように考えているのかお伺いします。

次に、特定空家等となる前の対策について伺ってまいります。

空き家についてはこれまでの定例会においても同僚議員からも質問が出ておりますが、今回は特定空家等となる前の対策の観点から質問させていただきます。

本市においても、人口減少や高齢化に伴い、今後さらに空き家の増加が見込まれています。放置された空き家が特定空家として認定されると、解体命令や行政代執行といった強制的な対応が必要となり、近隣住民の生活環境を悪化させるだけでなく、所有者不明化により固定資産税等の徴収が困難となるなど、市の財政負担にもつながってきます。こうした事態を未然に防ぐためには、特定空家に至る前の段階から適切な管理や利活用を促す仕組みを整え、早期に対応していくことが極めて重要であると考えます。

そこで、以下5点について伺ってまいります。

まず1点目として、空き家が発生する前の予防策についてお伺いします。

相続や転居、施設入所などを契機として空き家化する住宅は少なくなく、市内においても既に多く存在していると認識しております。空き家となった場合には、敷地内の手入れが行き届かず、樹木や雑草が近隣の住宅や道路にはみ出すケースをはじめ、塀や建物の老朽化により落下などの危険性が生じ、近隣住民にとって大きな不安要素となっております。さらに地域においても、所有者の所在を把握できない事例が少なくないのが現状であります。こうした事態を未然に防ぐために、本市としてどのような取組を進めているのかお聞かせください。

次に、相続や転居に伴う空き家発生への支援についてお伺いいたします。

空き家が生じる主な要因としては、所有者が遠方に居住している場合や、高齢により管理が難しい場合などが挙げられ、その結果、空き家が放置されやすい傾向にあります。本市においても、高齢の方が施設に入所された際に、後継者も既に転居しているため、管理が行き届かないといった事例が少なくありません。こうした状況を踏まえると、所有者に対する情報提供や相続相談を充実させることが必要であると考えますが、現在本市ではどのような取組を行っているのか、その実態をお伺いいたします。

続いて、空き家の利活用の促進についてお伺いします。

売却や賃貸、あるいはリノベーションなど空き家を有効に活用する方法は多様にあります。本市においては、空き家の流通や利活用を促すために様々な支援を行っていると認識しており、これまでの取組については高く評価され、行政視察としてほかの自治体からも注目を集めており、直近3年間では、年におよそ8件前後の視察を受け入れている状況にあります。こうした評価を踏まえ、今後さらに空き家の利活用を進めていくためには、どのような仕組みづくりや支援の強化を考えているのかお聞かせください。

4点目は、地域との協働についてお伺いいたします。

特定空家となる前に、地域住民や自治会がその異変を把握できる仕組みを構築することは極めて重要であります。実際に地元においては、空き家となり管理が行き届いていない場合に、親戚などをたどって所有者へ連絡しているケースも見受けられますが、個人情報の制約から所有者への連絡には限界があるのが現状です。こうした状況を踏まえ、本市として自治会や民間団体とどのように連携し、空き家の早期発見・早期対応につなげていくのか、お伺いいたします。

最後に、今後の方針についてお伺いします。

空き家が特定空家等に至る前に適切な対策を講じることは、まちの安全・安心を守る上で欠かすことができません。本市として市民の安全で快適な暮らしを守るためには、予防段階からの積極的な取組が求められます。その際には、単独の課で対応するのではなく、庁内の複数の課が連携し、一丸となって横断的に取り組んでいく体制が必要であると考えます。そこで、今後本市としてどのような方針を持ち、空き家対策を進めていくのかお伺いし、一般質問といたします。

災害発生時の情報伝達について

防災・減災

要旨議員は、津波警報発令時の情報伝達の実効性(同報無線の聞き取りにくさ、情報過多による混乱、高齢者への未達など)を問い、戸別受信機の個人宅導入を含む体制改善を求めた。市は情報伝達の多重化と共助の強化を進める方針を示すとともに、戸別受信機について個人宅での利用に向け業者と協議を進める意向を明らかにした。

背景カムチャツカ半島沖地震に伴う津波警報の発令時に、同報無線の内容が聞き取れなかったとの市民の声が多く寄せられ、深夜の警報に気づけないことやスマートフォンを持たない高齢者への情報未達を懸念する声も上がっていたことが、この質問の背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 情報伝達の現状
  • 今後の情報伝達体制
  • 戸別受信機の導入の検討
危機管理監災害発生時の情報伝達の現状についてお答えします。 本市では、同報無線放送をはじめ、メールやXといったSNS、防災アプリや防災ポータルサイト、さらにはFMラジオ放送など多様な媒体を活用して、市民の皆様に正確で分かりやすい災害情報の伝達に努めて…答弁の全文を読む

災害発生時の情報伝達の現状についてお答えします。

本市では、同報無線放送をはじめ、メールやXといったSNS、防災アプリや防災ポータルサイト、さらにはFMラジオ放送など多様な媒体を活用して、市民の皆様に正確で分かりやすい災害情報の伝達に努めているところであります。先日の津波警報発令時におきましても、これらの手段を通じて、海岸や河口付近、沿岸部に対し、緊急避難場所である避難ビルや避難地への避難を呼びかけ、多くの方が迅速な避難行動を取ることができました。また、今回の地震は海外で発生した遠地地震であったため、津波到達までに時間を要し、気温が高い環境の中で、長時間避難することとなりました。そうした状況においても、避難先の職員や施設管理者の柔軟な対応により、熱中症患者を出すことなく避難を終えることができたと認識しております。

次に、今後の情報伝達体制についてお答えします。

本市におきましては、新しいデジタル技術を積極的に取り入れながら情報伝達の多重化を進めるとともに、災害情報の取得方法について、防災講座をはじめ、様々な機会を通じて周知・啓発に努めているところであります。今後におきましては、今回の津波警報発令時に見られたような住民同士が声をかけ合い避難するなど、地域住民が互いに協力し合う共助の取組についても広く市民の皆様に周知し、災害時における共助の強化を図ってまいります。

次に、同報無線の聞き取りにくさへの認識についてお答えします。

同報無線放送は、緊急地震速報や避難指示などを、市内全域へ一斉に伝えることができるものであり、市民の安心・安全を守る上で重要な伝達手段であると認識しております。そのため、同報無線放送が聞き取りにくい場合には、放送機材の向きや音量の見直しを適宜行っております。今後におきましても、防災アプリやメールなどを活用した情報伝達の多重化をさらに進め、市民の皆様が安心して情報を得られる体制づくりに努めてまいります。

次に、戸別受信機の導入の検討についてお答えします。

戸別受信機につきましては、現在、地区センターや学校などの公共施設のほか、自治会館や老人ホームなどに設置しております。本市の同報無線放送を受信するためには、業者によるエリア設定やID付与などのシステム設定をした戸別受信機が必要となるため、これまで業者は自治体の事業に限定して戸別受信機の製造や設置を行ってまいりました。しかしながら、市民の皆様の様々なお声をいただく中で、本市としましても、戸別受信機を個人宅で利用できるよう、今後協議を進めてまいりたいと考えております。

特定空家等となる前の対策について

まちづくり・都市基盤

要旨議員は、空き家が特定空家等に至る前の予防・相続支援・利活用・地域連携・今後の方針について問い、市は空き家率が県平均を上回る中、終活セミナーや専門家相談会・空き家バンク・リノベーション支援などを展開しており、今年度改定予定の空家等対策計画にさらなる啓発強化や相談体制充実を盛り込む方針であると答えた。

背景令和5年の住宅・土地統計調査で沼津市の空き家率が17.2%と静岡県平均を上回っており、人口減少・高齢化の進行により今後も空き家増加が見込まれる中、管理不全化する前の予防的対策の必要性が高まっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 空き家予防の取組
  • 相続・管理への支援
  • 空き家の利活用の促進
  • 地域との協働
  • 今後の方針
都市計画部長特定空家等となる前の対策についてお答えします。 初めに、空き家予防の取組についてですが、本市における空き家率は、令和5年の住宅・土地統計調査で17.2%と、静岡県平均16.7%をやや上回っており、人口減少や高齢化の進行を背景に今後も空き家が…答弁の全文を読む

特定空家等となる前の対策についてお答えします。

初めに、空き家予防の取組についてですが、本市における空き家率は、令和5年の住宅・土地統計調査で17.2%と、静岡県平均16.7%をやや上回っており、人口減少や高齢化の進行を背景に今後も空き家が増加することが予想されることから、発生予防の取組は極めて重要であると考えております。このため本市では、市ホームページやSNSを通じ、市民に対し適切な管理や活用の必要性を広く周知するとともに、終活セミナーやワンストップ相談会を開催し、管理不全になる前に空き家所有者が利活用や処分を検討していただくよう、意識の啓発に取り組んでおります。また、市外から転入者が空き家を購入しやすいよう、リフォーム工事を実施する際の補助を行っております。このように、市民が早い段階から空き家化を意識し、予防的な対応を取れるよう支援しているところであります。

次に、相続・管理への支援についてお答えします。

本市の実態調査等では、空き家の所有者の約8割が60歳以上であり、空き家となっている原因として、相続や転居によるものが多いことが分かっております。本市では、空き家に関する相談窓口を設置し、建築・法律等の専門家につなげる体制を整備しているほか、専門家が一堂に会した空き家に関するワンストップ相談会を静岡県と共同して開催しております。空き家に関するアンケート調査では、賃貸人が見つからない、解体費用の工面が困難といった所有者からの課題が寄せられており、問合せに応じて補助制度や空き家バンク制度の紹介を行っているほか、遠方に住む方には、沼津市シルバー人材センターが実施する見守りサービスの紹介も行っております。一方、管理が不全な空き家につきましては、近隣住民や自治会等から情報提供を随時受け付け、現地調査を行った後、所有者等に対し、適正な管理をお願いする文書を送付するなどの対応を行っております。

次に、空き家の利活用の促進についてお答えします。

本市では、空き家バンク制度を活用し、賃貸や売買の支援を行うとともに、リノベーションまちづくり推進事業において、これまでに82件の事業を実施するなど、空き家再生を図ってまいりました。また、空き家を活用するためには残置物処分や相続登記等、各戸別の様々な課題があることから、所有者からの相談対応の充実や他市の事例を参考にした新たな支援体制等を検討し、所有者が活用に踏み出しやすい環境を整備することで、空き家の有効利用の支援を強化してまいります。

次に、地域との協働についてお答えします。

空き家問題を早期に対応していくためには、地域住民との連携が不可欠であると考えております。本市では、これまでも自治会ごとに空き家アンケート調査を依頼し、地域が把握している情報の収集を図るとともに、自治会で問題となっている空き家の情報提供を随時受け付け、対応してまいりました。これにより、市の調査だけでは捉え切れない地域内の異変を早期に把握し、行政の対応につなげております。今後も自治会だけでなく、空き家の流通や管理に取り組む民間団体等とも連携し、地域活動や見守りの中で空き家に関する情報が自然に集まりやすい仕組みづくりを検討してまいります。

次に、今後の方針についてお答えします。

本市では、空き家対策の計画において、発生予防、適正管理、利活用促進、管理不全への対応という4つの段階に整理し、それぞれに応じた施策を庁内複数の課で展開しているところであります。沼津市空家等対策計画が今年度改定予定であり、この計画の中に所有者に対する啓発の一層の強化や管理代行サービスの紹介、相談体制の充実、除却や活用への補助制度のさらなる周知に向けた対策等を盛り込んでまいります。加えて、災害時の危険防止及び地域の生活環境の保全や防犯対策等を重視し、それぞれの関係課と庁内横断的な連携をさらに強化することで、特定空家等となることを未然に防ぐとともに、市民が安心して暮らせるまちづくりを推進してまいります。