沼津市議会の一般質問・議案/市の計画 沼津市政アーカイブ

沼津市議会の議事録を市民向けに構造化。
一般質問=議員が問うたこと/議案・議決=議会が決めたこと/市の計画=市が目指していることを、横断して見られます(第1回〜第12回定例会・2023.6–2026.2)。

渡邉博夫 議員

議員渡邉博夫

志政会4期岡一色地区

所属委員会: 民生病院教育委員会(委員長)・一般会計予算決算委員会

登壇 6回 ・ 論点 13件 ・ 質問細目 105件 ・ 代表質問 2回

選挙公報の公約を見る「ありがとう」を合言葉に、「生きる」を大切に、沼津の「明日」をつくる

掲載名: 渡辺ひろお / 元日本大学三島高等学校教諭

3つの約束

  • 3世代にやさしいまちを
  • 未来を担うちからの発掘
  • 沼津の自然、伝統、文化を大切に

5つの施策

  • 子育て支援、医療・介護の充実
  • 環境保全、安心・安全の確保(誰一人とり残さないSDGsにも取り組んでいます)
  • 学び・文化・スポーツを応援
  • 産業振興と都市機能の拡充
  • 物価高騰対策、新型コロナ感染対策

元日本大学三島高等学校教諭。沼津市議会第97代副議長。

※ この内容は2023年4月23日執行 沼津市議会議員選挙の選挙公報(沼津市選挙管理委員会発行・画像PDF)をAIが文字起こししたものです。情報提供を目的とした掲載で、候補者間の比較・評価のためではありません。誤読や省略の可能性があるため、正確な内容は沼津市選挙管理委員会の選挙公報(2ページ目・公式サイトのPDF。新しいタブで開きます)↗でご確認ください。

質問一覧(13件)

第2回2023-09-25

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき、本市の行政運営の現状と課題等について一般質問をいたします。

まずは、本市の国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進に向けた取組について伺います。

既に皆様御存じの持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年9月国連サミットにおいて全会一致で採択された2030年までに達成すべき国際目標であり、持続可能な世界を実現するための包括的な17の開発目標(ゴール)と169のターゲットで構成されています。これらのゴールとターゲットは、国のみならず産業界や一般市民など多様な主体が一丸となって連携・協力しなければ達成することが困難であることから、市民生活に密着し、地域の歴史、文化や社会、経済など、実態に即した実効性の高い施策を推進する自治体行政の責任と役割が重要視されています。今月19日の某新聞紙上に、記録的猛暑世界の脅威と題して、今年の夏は観測史上、最も暑かった。米国では一部地域で気温が50度を超え、欧州や中国でも史上最高気温を記録した。現状の気候変動対策は気温上昇を止めるには足りず、状況は悪化の一途をたどる。暑さによる死者の増加のほか、大気汚染や感染症拡大など健康への懸念を指摘する研究報告が相次ぎ発表された。我が国でも、気象庁による1898年の統計開始以来、最も暑くなった。今年5月から今月10日まで熱中症で搬送されたのは、日本全国で約8万5000人。猛暑だった昨年の25%増だったとの記事である。昨今の風水害・気温上昇などの異常気象は、深刻化が実感として現れ、まさに日常生活において危機感を持つまでに来ており、この社会を持続可能なものとして、かけがえのないこの地球を子や孫に安心して引き継いでいくためには、さらなる取組と誰一人取り残さない持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現に向けて、全ての国が、経済・社会・環境の課題に統合的に取り組むことが求められます。このことから、私はSDGsの推進に向け、令和元年第3回定例会及び令和3年第9回定例会の一般質問にて取り上げ、全市的な推進に向け各種計画へのSDGsの理念の反映や行政内部における連携・推進体制について問い、本市の取組を確認したところであります。今日、世界や日本各地でSDGsの目標達成に向けた進展が見られますが、その目標年次である2030年までには取組のスピードを早め、その輪をさらに広げる必要があり、国連では、2020年1月から地球規模で最大の課題である貧困、ジェンダー平等、気候変動に対して持続可能な解決をもたらすための行動の10年をスタートさせています。また、国内においても、日本経済新聞社が2年に1回実施する全国の自治体を対象とした経済・社会・環境の3分野におけるSDGs先進度調査が実施されるなど、各自治体が行うSDGsの取組に注目が集まっています。2015年にスタートしたこのSDGsは、2030年を前に2023年において折り返し点を通過したことから、持続可能な社会を目指し様々な地域課題に対応していくためには、17の開発目標(ゴール)全てを積極的に推進することが必要ではありますが、今回の質問では、以下9つの開発目標(ゴール)にとどめ、具体的な取組と行政の果たし得る役割について伺います。あらゆる場所、あらゆる形態の貧困を終わらせることを目指すゴール1、あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進するゴール3、全ての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進するゴール4、ジェンダー平等を達成し、全ての女性及び女児のエンパワーメントを行うことを目指すゴール5、全ての人々の安価かつ信頼できる持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを確保することを目指すゴール7、包摂的で安全かつ強靭で持続可能な都市及び人間居住を実現するゴール11、気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じるゴール13、持続可能な開発のために、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用することを目指すゴール14、持続可能な開発のため、平和で包摂的な社会を促進し、全ての人々に司法へのアクセスを提供することを目指すゴール16であり、これらに対する本市がこれまで実施している具体的な取組と行政の果たし得る役割について伺います。

また、SDGsの理念は、喫緊の課題である気候変動など、世界が直面する重要な問題を解決するための2030年に向けた道しるべであり、市民が大いに期待するSDGsの推進は、市が先頭に立って取り組み、その効果が目に見えて発揮されることが大変重要であります。

そこで、取組の効果と課題への認識を伺います。

次に、2030年に向けた今後の取組について伺います。

本市を含めた多くの自治体が将来にわたって成長力を確保するためには、人々が安心して暮らせる持続可能なまちづくりと地域活性化が重要であります。持続可能なまちづくりに向けては、SDGsの理念に沿って進めることで政策全体の最適化、地域の課題解決を加速化する効果が期待でき、地方創生の取組の一層の充実、進化につなげることができるものと思います。SDGsの目標達成には、市、市民、民間事業者等の連携した取組が求められ、市民や民間事業者など、様々なステークホルダーの活動や日々の生活がSDGsの17の目標と関連していることに気づき、当事者意識を持つことで、SDGs推進を市内全域を挙げて目指すことができるものと考えます。

そこで、市民、事業者等との連携・協働に向けた本市の具体的な取組について伺います。

また、SDGsの浸透については、いまだ必ずしも十分とは言えず、今後においても、市民、事業者等に向けた啓発・啓蒙がより必要と考えますが、本市の取組を伺います。

続いて、本市製造業の活性化と企業誘致に係る取組について伺います。

産業、特に製造業は、経済や社会において非常に重要な役割を果たしています。それは経済的貢献、雇用の創出、技術とイノベーション、サプライチェーンの中心的存在であったり、地域社会への貢献等、多方面で重要な役割を果たしています。そのため、国や地域は、製造業の振興や発展を支援し競争力を維持・向上させるため、様々な政策を実施していますが、本市にとっても持続的な成長に向け、市内産業の活性化は必須であります。市内産業の活性化は、雇用の創出につながり、定住人口や交流人口の増加が見込まれるだけでなく、若者の地元定着につながっていくことから、地方創生の取組として最重要課題として推進すべきものであると考えます。市内産業の活性化に当たり、本市の製造業においては、製造品出荷額や事業所数、従業者数などの状況から本市の経済を牽引する重要な業種であるものと認識しております。これまで製造業については、安価な労働力の確保や為替レートの影響などの課題に対応するため、市内事業者においても、海外に製造拠点を移すなど、事業拡大に向けた取組が進んできたところです。しかしながら、コロナ禍を通じ海外工場の操業停止や、輸送制限による原材料や部品確保に係る問題、ウクライナ問題や米中貿易摩擦による輸入製品の価格高騰など、海外依存による経営上のリスクが注目されるようになり、国を挙げて製造拠点の国内回帰に向けた取組が進んでいるところであります。さらに、製造拠点の国内回帰の動きに併せ、高速道路のインターチェンジ周辺など広域交通の結節点を中心に新たな物流拠点の整備も進みつつあることから、製造業や物流業等の企業誘致に向け、多くの自治体が積極的な取組を進めているものと認識しております。また、経済産業省が公表している工場立地動向調査結果では、平成29年度から令和3年度までの企業立地件数は、その累計において静岡県が345件と全国1位となっており、企業の拠点整備に当たり、この地域のポテンシャルの高さが確認できます。本市においては、第5次沼津市総合計画の柱として力強い産業を牽引するまちを掲げ、企業の誘致・定着の推進に努めていくことが示されているとともに、沼津市商工業振興ビジョンでは、東名沼津インターチェンジ周辺から愛鷹スマートインターチェンジ周辺に当たる片浜池田線沿道ゾーンを企業の受入先として取り組んでいく方針が示されていることから、今後、新たな企業の進出を期待しているところであります。

そこで、以下4点について質問をいたします。

1点目、本市製造業における事業所数、従業者数、製造品出荷額などの統計結果から、製造業における現状についてどのような御認識かを伺います。

2点目、コロナ禍における物価高騰の影響による製造業の景況感を踏まえ、現状の課題と対応策について伺います。

3点目、製造業をはじめ、市外事業者の市内進出や市内事業者の事業拡大に伴う拠点新設について、令和4年度の相談状況についてその実績をお答えください。

最後に、企業誘致をより推進していくに当たっての課題と対応策について伺います。

現在、地域間競争ともなっている企業誘致は、本市産業の活性化に不可欠であり、今後さらなる充実が求められるものと認識しております。

1回目の質問を終わります。

発言 2 / 2

御答弁をいただきました中でSDGsの推進に向けた取組については、17の目標ゴールのうち9項目について実践報告をいただきましたが、このほかの目標ゴールを含め、目標年度2030年に向けて、さらなる成果を御期待申し上げます。特に市・市民・事業者等との連携の取組として、沼津市SDGs推進パートナー登録制度を立ち上げたとのことでございます。その成果を一刻の猶予なく期待をいたします。また、ゴール13は、気候変動に具体的な政策をであり、気候変動問題は年々深刻化している中で、地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した。今年の7月が観測史上最も暑くなる見通しが明らかになった7月27日、国連のグテーレス事務総長は、こんな強烈な言葉で人間が引き起した気候変動の重大性を指摘。各国政府や企業のリーダーに対策強化を求め、さらに、彼はニューヨークでの国連総会に併せ、今月20日に開かれました気候野心サミットの席上で、人類は地獄の扉を開けてしまったと、災害の多発に危機感を表明したことが痛く心に残ります。

ここで、製造業の現状の課題と対策について2回目の質問をいたします。

本市としては、これまで市内事業者の生産性の向上を図り、経営基盤の強化に努めているとのことでしたが、そのほか具体的にどのような支援に取り組んでいるのかをお答えください。また、企業誘致について、需要の高いエリアについて用地確保に向けた調査・検討をしているとの答弁でしたが、市としては具体的にどのような調査・検討をしていくのか御答弁を求めます。質問を終わります。

本市の行政運営の現状と課題等について

産業・経済・雇用

要旨議員は沼津市のSDGs推進に関する具体的な取組状況、効果、課題、および2030年に向けた市・市民・事業者との連携について質問しました。市は、総合計画に基づき各施策をSDGsと関連づけて推進しており、ジェンダー平等やエネルギー転換などで成果が出ていること、また新たに立ち上げたSDGs推進パートナー登録制度により企業・団体・市民との連携を強化していく方針を答弁しました。

背景世界で記録的猛暑が続き、日本国内でも熱中症搬送者が前年比25%増加するなど異常気象による健康被害が深刻化している状況があります。2030年がSDGsの目標年次かつ市の総合計画の目標年度であり、持続可能な社会実現に向けてスピードアップが求められています。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 本市の国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進に向けた取組について
  • ア 開発目標に対する本市の取組と行政の果たし得る役割㋐ 1 貧困をなくそう㋑ 3 すべての人に健康と福祉を㋒ 4 質の高い教育をみんなに㋓ 5 ジェンダー平等を実現しよう㋔ 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに㋕ 11 住み続けられるまちづくりを㋖ 13 気候変動に具体的な対策を㋗ 14 海の豊かさを守ろう㋘ 16 平和と公正をすべての人に
  • イ その効果と課題への認識
  • 2030年に向けた今後の取組
  • ア 市、市民、事業者等との連携
  • イ 市民、事業者等への啓発・啓蒙
  • 本市製造業の活性化と企業誘致に係る取組について
  • 統計資料等を踏まえた本市製造業の現状認識
  • コロナ禍における物価高騰の影響による製造業の景況感を踏まえた課題と対応策
  • 市外事業者の市内進出や市内事業者の事業拡大に伴う拠点新設の令和4年度の相談状況の実績
  • 企業誘致をより推進していくための課題と対応策
市長開発目標に対する本市の取組と行政の果たし得る役割についてお答えいたします。 SDGsは、誰一人取り残さない、持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標であり、本市では、第5次沼津市総合計画をはじめとする様々な計画においてSDGsの目…答弁の全文を読む

開発目標に対する本市の取組と行政の果たし得る役割についてお答えいたします。

SDGsは、誰一人取り残さない、持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標であり、本市では、第5次沼津市総合計画をはじめとする様々な計画においてSDGsの目標と各施策を関連づけ、総合的に取り組むことによりSDGsの推進を図っております。2030年は第5次沼津市総合計画の目標年度でもあることから、総合計画の8つの柱に基づく各施策をSDGsと関連づけて推進することで、17の目標の推進につなげるとともに、持続可能なまちづくりを進めてまいります。また、本市が市民・事業者の牽引役となり、SDGsの取組が全市に広がっていくよう、機運の醸成を図っていくことも重要であると考えております。

残余につきましては、各担当部長から答弁をいたします。

政策推進部長開発目標に対する本市の取組についてお答えします。 初めに、本市の主な取組についてですが、1 貧困をなくそうにつきましては、沼津市自立相談支援センターや関係機関・団体などが連携して、困窮者の自立の支援を行うとともに、子供の貧困対策として、子供…答弁の全文を読む

開発目標に対する本市の取組についてお答えします。

初めに、本市の主な取組についてですが、1 貧困をなくそうにつきましては、沼津市自立相談支援センターや関係機関・団体などが連携して、困窮者の自立の支援を行うとともに、子供の貧困対策として、子供の居場所づくりの支援など、低所得の子育て家庭の生活支援や経済的支援を行っております。3 すべての人に健康と福祉をにつきましては、地域の健康づくり推進員の育成を行うとともに、市民のスポーツ・健康づくりの新たな拠点として、香陵アリーナを建設したほか、フレイル予防啓発などによる高齢者のフレイル対策を推進しております。4 質の高い教育をみんなににつきましては、各市立小中学校が独自に実施する地域資源、人材を活用した学習及びキャリア教育に取り組んだほか、1人1台端末を活用したICT活用教育を推進しております。5 ジェンダー平等を実現しようにつきましては、男女共同参画推進事業所の認定促進に取り組むなど、沼津市男女共同参画基本計画に基づく施策を推進しております。7 エネルギーをみんなにそしてクリーンににつきましては、ゼロカーボンシティNUMAZU2050を宣言するとともに、その実現に向け、沼津市再生可能エネルギー導入目標及び脱炭素ロードマップを策定し、太陽光など再生可能エネルギーの利活用の推進を図っております。11 住み続けられるまちづくりをにつきましては、鉄道高架事業をはじめとする沼津駅周辺総合整備事業を推進するとともに、空き物件等を活用した公民連携リノベーションまちづくりの推進に取り組んでおります。13 気候変動に具体的な対策をにつきましては、市民・事業者の省エネ機器・設備設置補助等の支援を行ったほか、環境教室等、市民・事業者の行動変容を促すための各種啓発事業を実施しております。14 海の豊かさを守ろうにつきましては、水質汚濁対策を推進したほか、下水道の効率的な整備に努め、普及率の向上を図っております。16 平和と公正をすべての人ににつきましては、市民、事業者及び市が協働し、市全体で防犯まちづくり活動の充実を図ったほか、市政情報の積極的な公開と発信を進め、市政の透明性の確保と市民参画の推進に取り組んでおります。

次に、取組の効果と課題への認識についてお答えいたします。

17の開発目標の推進に向けた取組の実施により、ジェンダー平等に取り組む男女共同参画推進事業所の増加、再生可能エネルギーの年間発電容量の増加及び温室効果ガスの排出量削減などの効果が表れているものと考えております。SDGsの目標の推進のためには、本市全体でSDGsの理念等に関する関心、理解の向上につながる活動を実施し、市のみならず、市民及び事業者の具体的な取組を促進することが必要であると考えております。

次に、2030年に向けた今後の取組についてお答えします。

初めに、市、市民、事業者等との連携についてですが、本市では、本年8月1日から新たに沼津市SDGs推進パートナー登録制度を立ち上げたところであります。本制度は、市内企業や団体等の具体的な取組を見える化して推進することによりSDGsの普及を促進するものであり、現在17の企業・団体から御登録をいただいております。今後、より多くの企業・団体に御登録いただけるよう、特別講演会や登録者同士の交流会などを開催し、SDGsの推進に向けた取組の輪をさらに広げてまいります。

次に、市民、事業者等への啓発等についてですが、市内企業や団体等が公開講座や社内研修を開催する際、本市と包括連携協定を締結した企業から講師を派遣し、専門的見地からSDGsの概要、企業や団体等との親和性及び成功事例などについて講演をいただいております。また、将来の社会を担う児童生徒の理解促進のため、小中高等学校にてSDGsとは何かについて学ぶ出前講座を開催するなどの活動を行っております。さらに、SDGsに係る様々な取組を広報ぬまづや市ホームページ、SNS等で広報するほか、報道機関にも積極的に情報提供を行うなど広く市民に向けた情報発信も行っているところであります。今後とも、市民・事業者等のSDGsに対する理解と連携をさらに深めていくため、啓発に努めてまいりたいと考えております。

産業振興部長本市の製造業の現状についてお答えします。 国が公表している令和3年経済センサスによりますと、本市製造業における従業者4人以上の事業所におきまして、事業所数は465社で前年比44社の減、従業員数は1万8034人で前年比755人の減、製造品出荷…答弁の全文を読む

本市の製造業の現状についてお答えします。

国が公表している令和3年経済センサスによりますと、本市製造業における従業者4人以上の事業所におきまして、事業所数は465社で前年比44社の減、従業員数は1万8034人で前年比755人の減、製造品出荷額は約6231億4300万円で前年比約216億2600万円の増となっております。事業所数、従業員数におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受け減少となっている一方、製造品出荷額につきましては、大規模工場における生産施設の増設や各事業所において生産性向上が図られたことから、増加となったものと考えております。

次に、製造業の景況感を踏まえた現状の課題と対応策についてお答えします。

沼津商工会議所が公表している中小企業景況調査によりますと、令和5年4月から6月期における製造業の業況DIは24.2ポイントで、前回のマイナス18.2ポイントから42.4ポイント増となっております。これは、仕入価格をはじめ電気代や燃料費などの物価高騰の影響はあるものの、個人消費や設備投資の持ち直しにより景気回復が図られていることから、大きく改善したものと考えております。このような中、本市製造業が持続的に発展していくためには、地域経済の変化に迅速かつ的確に対応し、企業の経営基盤強化に努めていく必要があります。そのため本市におきましては、利子補給制度による資金調達の支援を行うとともに、専門家による経営改善のサポートや支援機関と連携した相談会の開催、さらに新技術や新製品の開発、販路拡大、先端設備導入への支援など生産性の向上につながる支援策に取り組み、意欲ある事業者の経営基盤の強化を進めているところです。

次に、令和4年度の拠点新設における相談実績及び企業誘致推進に当たっての課題と対応策についてお答えします。

令和4年度における拠点新設に伴う事業所からの相談は14件で、近年の相談内容や企業の進出動向につきましては、拠点集積による生産性向上などを目的とし、規模の大きな事業用地を求める傾向となっており、東名及び新東名高速道路のインターチェンジ周辺の交通利便性の高い地域への需要が高くなっております。このような中、本市への企業進出を推進していくためには、進出需要に合った用地の確保に努めるとともに事業者の進出時期や目的など、個々の事業者の事情に合わせた支援に取り組み、地域間競争に勝ち抜くことが必要であると考えております。そのため、各種補助制度による資金援助に加え、宅地建物取引業協会と連携し、進出可能用地を把握するとともに、事業者訪問により進出計画や進出条件を共有し、迅速できめ細やかな支援に努めております。また、インターチェンジ周辺など需要の高い地区につきましては、より多くの事業者の要望に対応できるよう、用地確保に向け調査・検討を続けているところです。今後におきましても、継続的な情報収集や効果的な支援策を検討し、労働人材の確保や地域の活性化に寄与する企業立地を積極的に推進してまいります。

第3回2023-12-04

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告により一般質問をいたします。

初めに、本市の学校教育について、令和5年度全国学力・学習状況調査の結果等について伺います。

本年4月、全国の小学6年生を対象に国語・算数、中学3年生を対象に国語・数学・英語の教科に関する調査と、小中学校ともに学習意欲や学習方法、学習環境、生活の諸側面等に関する質問紙調査が実施されました。7月に公表された調査結果によりますと、政令市を含む静岡県内公立校では、小学校6年生は2教科ともに全国平均をやや下回り、中学3年生は3教科全てで全国平均を上回ったとの結果でございます。

そこで、本市の学力調査の結果とその認識や今後の対応について伺います。

次に、学習状況調査は、教科の調査では把握が困難な児童生徒の関心や意欲、授業での学習方法、家庭における生活状況等の把握ができるものと認識しています。

そこで、学力調査と同様に、本市の学習状況調査の結果とその認識や今後の対応について伺います。加えて、学力向上への取組について伺います。

文部科学省によりますと、調査問題は、学習指導要領で育成を目指す知識及び技能や思考力・判断力・表現力等を問う問題が出題されており、さらに主体的・対話的で深い学びの視点を入れた授業改善へのメッセージであるとの説明です。また、調査結果の活用として、教育委員会及び学校において多面的な分析を行い、自らの教育及び教育施策の成果と課題を把握・検証し、保護者や地域住民の理解と協力の下に、適切に連携を図りながら教育及び教育施策の改善に取り組むこととなっており、私はこの点が最も重要であると考えます。

そこで、本調査の実施趣旨に基づき、これまでの施策の検証や改善に努め、子供たちの学力の向上のために、本市において学校・教職員に向けて、また、家庭・保護者に向けてどのような取組を行っているのか伺います。

次に、市立小中学校におけるいじめ・不登校の状況について伺います。

平成25年にいじめ防止対策推進法が策定されてからちょうど10年がたちました。御存じのとおり、滋賀県大津市で起きたいじめによる悲しい出来事を契機に、いじめへの対応と防止策等について、学校や行政の責務を定めたものであります。本年10月に文部科学省から公表された令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果によりますと、全国の小中学校、高等学校、特別支援学校におけるいじめの認知件数が、約68万2000件で過去最多。国立、公立、私立の小中学校の不登校児童生徒数が約29万9000件で、これも過去最多となっており、大変衝撃的な数字と受け止めております。

そこで、本市のいじめ・不登校の現状について伺います。

次に、その原因について伺います。

文部科学省の発表によりますと、いじめの認知件数及び不登校の増加要因として、令和4年度は部活動や学校行事など様々な活動が再開されたことから、接触機会が増加したことや、コロナ禍の生活環境の変化により生活リズムが乱れやすい状況が続いたことなどが挙げられています。私も新型コロナウイルス感染症の影響は大変大きな要因と考えますが、本市におけるいじめ・不登校の原因に対する認識を伺います。

いじめや不登校を生まない、児童生徒が安全・安心して学校生活を送り、保護者も安心して子供を送り出せる環境づくりに学校現場の先生方も日々努力しておられることは重々承知をしております。私たち沼津市議会も、振り返れば平成24年度にいじめ及び虐待の根絶を期する決議をいたしました。しかしながら悲しいことに、広く現在の学校現場では、前述のとおり過去最多のいじめ・不登校件数が発生しているのが現状です。こうした状況下で、いじめや不登校の未然防止、早期発見・早期対応が何よりも重要と考えます。

そこで、本市のいじめや不登校における未然防止、早期発見・早期対応に係る対応・対策を伺います。

次に、本市における子どもの貧困対策と子どもの居場所づくりについて伺います。

本年7月に厚生労働省が発表した2022(令和4)年国民生活基礎調査では、1世帯当たりの平均所得金額が545万7000円で、コロナ禍前の2019年、令和元年の552万3000円に比べ6万6000円の減額となっています。全体としての平均所得は下がっている一方、児童のいる世帯の平均所得金額は785万円で、39万1000円の増額、母子世帯の平均所得金額も328万2000円で、22万2000円の増額となっています。また、子供の貧困率も11.5%と、2019年の14.0%に比べ2.5ポイントを改善している結果となっています。さらに、生活意識においても、生活が苦しいと回答した児童のいる世帯は全体で51.3%で、2019年の54.4%に比べ3.1ポイントを改善しています。そのうち、児童のいる世帯で生活が苦しいと回答した世帯は54.7%で、5.7ポイント改善、母子世帯では75.2%で、11.5ポイントを改善しているとの結果が見て取れます。調査では、子供の相対的な貧困率や子育て世帯の生活意識は改善の傾向が見られるとはいえ、生活が苦しいと回答した割合が、子育て世帯も母子世帯も依然として高い水準にあります。また、2022年の国民生活基礎調査が実施された後、コロナ禍からは回復傾向にあるものの、ロシア・ウクライナ情勢等を背景に、食料品などの物価の上昇やエネルギー価格の高騰等が続き、家計を圧迫しています。このことは、子育て世帯、特にひとり親世帯や所得の低い世帯の生活をさらに厳しいものとさせていることは明白であり、子供の貧困が深刻化しているのではないかと危惧しております。さて、本市では、平成31年3月に沼津市子どもの貧困対策推進計画を策定しております。同計画は、子どもが生まれ育った環境によって左右されることなく、夢と希望を持って健やかに成長していける社会の実現を目指し、子供の貧困対策を総合的に推進するとうたっています。同計画の策定から4年が経過いたしました。計画に示されている施策について、これまでの実績と評価について、当局のお考えをお示しください。

また、現在、第2期の沼津市子どもの貧困対策推進計画の策定作業を行っていると伺っております。第2期の計画がどのような計画となり、今後、本市の子供の貧困対策をどのようにするとお考えか、今後の取組をお答えください。

次に、子供の居場所づくりについて質問いたします。

子供にとって自分の居場所があることは、その子の成長・発達にとって非常に大切な意味を持つことは言うまでもありません。しかしながら、時代の変遷や社会情勢の変化などにより、家庭や学校にさえ自分の居場所がないと感じている子供が増えているのではないかと考えます。こうした状況の背景に、近年、保護者の経済的事情により十分に食事が取れなかったり、学習機会が確保できない子供たちに対し、貧困対策という側面から食事を提供したり、学習支援を行ったりする子供の居場所が増えてきております。本年5月の静岡新聞の記事によりますと、静岡県と静岡県社会福祉協議会が行った調査で、県内にある子供の居場所は2022年9月現在で201か所あり、1年前に比べ6割増加し、そのうち本市は12か所とのことです。

そこで質問いたします。

子供の居場所づくりについて、これまで本市がどのような取組を行ってきたか。また、それによって現状はどうであるかをお聞かせください。

先ほど申しましたが、子供の居場所が求められる社会的背景は、子供の貧困がクローズアップされてきたという要因が大きく、核家族化や少子化、さらには子供を狙う犯罪に対する懸念などから、子供同士が集まったり、遊んだりすることは避けたほうがいいとする社会全体の風潮があると考えます。子供たちが安心して利用できる子供の居場所を充実するために、子供の居場所を運営している方々、自治会を中心とする地域の皆さん、社会福祉協議会などの関係機関の皆さん、そして行政との連携が何よりも重要であると考えます。この点について伺います。

また、子供の居場所づくりの今後の取組についてもお答えください。

続いて、消費者教育及び高齢者・障がい者に係る消費者安全確保について伺います。

私は、平成26年6月議会において平成24年の消費者教育の推進に関する法律の施行を受け、消費者教育の体系的推進のための取組について伺った経緯があります。その後9年が経過し、高齢化の一層の進展、成人年齢の引下げ、コロナ禍やウクライナ情勢等による物価高騰、SNSやウェブが購買行動に与える影響の増大等々、私たち消費者を取り巻く社会経済情勢は大きな変動を続けております。今後は、こうした変動に的確に対応した実効性のある消費者教育の推進が求められると考えますが、本市における消費者教育推進に向けた取組の状況と今後の対応について伺います。

次に、高齢者・障がい者に係る消費者安全確保について伺います。

高齢者が被害者となる消費者トラブルは高止まりを見せる中、被害回復、被害拡大防止のための取組は、消費者教育の推進と併せ、安全・安心なまちづくりに向けて不可欠なものとなっています。さらに、外出の機会の少ない高齢者、契約内容の理解に支援が必要な認知症高齢者及び障がい者については、消費者トラブルに関する情報が届きにくく、理解が不十分等の理由から、実際にトラブルが発生してからの対応となりがちです。そこで、高齢者・障がい者の消費者安全確保に向けた取組から、現状及び今後の課題について伺います。

最後に、消費者安全確保地域協議会の設置について伺います。

複雑な事情を抱える高齢者・障がい者にとっては、関係機関同士の個人情報の提供が壁となり、消費者トラブルの拡大・被害回復が進みにくいという課題があると考えます。一方で、消費者安全法は、認知症高齢者等、本人同意が得られない場合であっても、関係機関同士で必要な情報提供が可能となる消費者安全確保地域協議会の設置ができるとされており、県内自治体でも、これまで静岡県や富士市、御殿場市や東伊豆町及び南伊豆町に設置されています。そこで、いまだ設置のない本市の消費者安全確保地域協議会の設置に向けた取組について伺い、私の一般質問を終わります。

本市の学校教育について

子育て・教育

要旨議員は全国学力調査結果に基づき本市の学力向上策とともに、全国で過去最多となったいじめ・不登校への対応を質問した。市は小中一貫教育とICT活用による学力向上、コミュニティスクール導入による地域連携の成果を報告し、いじめ・不登校の増加原因をコロナ禍の影響と積極的認知体制の強化と答弁した。

背景全国でいじめ認知件数が過去最多となり、いじめ防止対策推進法の制定から10年が経過する中での対応が問われている。沼津市議会も平成24年度にいじめ・虐待根絶決議をしており、その実現状況が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 令和5年度全国学力・学習状況調査の結果等について
  • 学習状況調査の結果とその認識及び今後の対応
  • 学力向上への取組
  • ア 学校・教職員に向けて
  • イ 家庭・保護者に向けて
  • 市立小中学校におけるいじめ・不登校の状況について
  • 現状
  • 原因に対する認識
  • 対応・対策
教育長令和5年度全国学力・学習状況調査の結果等についてお答えします。 初めに、学力調査の結果とその認識及び今後の対応についてですが、教科ごとの平均正答率を見ますと、小学校では、県及び全国と比較して国語はやや低く、算数は低いという結果でした。また、…答弁の全文を読む

令和5年度全国学力・学習状況調査の結果等についてお答えします。

初めに、学力調査の結果とその認識及び今後の対応についてですが、教科ごとの平均正答率を見ますと、小学校では、県及び全国と比較して国語はやや低く、算数は低いという結果でした。また、中学校では、国語は県と比較して同等、全国よりはやや高いという結果でした。数学は県や全国よりもやや高く、英語は県よりやや低く、全国との比較では同等という結果でした。本市の傾向としましては、小学校で課題とされている内容や領域が、中学校では逆に成果として表れております。例えば、国語の言葉の特徴や使い方に関する事項につきましては、小学校では例年課題として挙げられていますが、中学校では全国より高い結果であり、成果が見られます。また、算数におきましても、小学校では例年の課題として挙げられるデータの活用の領域が、中学校では全国よりも高い結果であり、成果が見られます。これは、本市が全市的に進めている小中一貫教育において、9年間の連続した学びを意識して丁寧に指導してきた成果であると考えております。今後における対応ですが、小中学校において学びの系統性を意識した授業をどの教科でも実践していくこと。小学校で例年挙げられる課題につきましては、重点的に取り上げ、様々な場面で活用できる力を育むよう、教科等横断的に取り組んでまいりたいと考えております。

次に、学習状況調査の結果とその認識及び今後の対応についてお答えします。

地域や社会をよくするために何かしてみたいと思うや、地域の行事に参加しているという質問では、全国と比べ高いという結果でした。これは、全中学校区にコミュニティスクールを導入し、地域と共にある学校を目指す取組や、総合学習の時間を活用して、地域の文化や歴史、偉人などについて学び、郷土を愛する心を醸成する取組の成果であると考えております。また、授業においてICT機器を使用する頻度が高いとの質問では、全国と比較して小中学校ともに高いという結果でした。さらに、学習の中でICT機器を使うことは勉強に役立つとの質問では、小中学生ともに約95%が肯定的な回答をしており、利便性や効率性など、ICTを活用した学びのよさを実感していることが分かります。今後におきましても、より一層の地域学習の充実や情報活用能力を高める取組の推進を図ってまいります。

次に、学力向上への取組についてお答えします。

本市では検証改善委員会を開催し、調査結果の成果と課題の分析を進めるとともに、今後の対策を検討しており、それをまとめた報告書やリーフレット、授業改善に向けた動画を作成しております。学校及び教職員には、これらを校内研修で有効活用し、授業改善に役立てるよう働きかけております。家庭や保護者に対しましては、本市作成のリーフレットや各学校が作成した分析資料、児童生徒個々の調査結果を報告しており、学校と家庭とが連携しながら子供たちを育んでいけるよう働きかけております。全国学力・学習状況調査の結果を有効に活用して本市の子供のよさや課題を見つめ直し、各学校の授業や教育活動のさらなる改善につなげてまいります。今後におきましても、子供たちが安心して学べる環境を充実させて、子供主体の授業づくりを進め、学力向上を目指してまいります。

次に、市立小中学校における、いじめ・不登校の状況についてお答えします。

初めに、いじめの現状ですが、令和4年度の調査によりますと、いじめの認知件数は小中学校全体では1,172件であり、令和3年度の1,064件と比べ10.2%増加しております。その内訳ですが、小学校は令和3年度から9.5%増加の740件、中学校は11.3%増加の432件となっております。静岡県全体では、小学校で18.6%の増加、中学校で7.4%の増加となっており、本市においては県と比べ中学校で増加率が上回っているものの、小学校では増加率は下回っている状況であります。

次に、不登校の現状ですが、小中学校全体では517人であり、令和3年度の410人と比べ26.1%増加しております。その内訳ですが、小学校は令和3年度から42.1%増加の189人、中学校は18.4%増加の328人となっております。静岡県全体の小学校では25.7%の増加、中学校では13.7%の増加となっており、県と比べ増加率は高いものの、傾向としては同じ表れと考えております。

次に、原因に対する認識についてですが、いじめの認知件数の増加原因としましては、コロナ禍等の影響により、ストレスや悩みを抱える児童生徒が顕在化しており、そのことが要因の一つであると考えております。しかしながら、最も大きな要因としましては、児童生徒が少しでも嫌な思いをした、苦痛だと感じたなどの行為について、積極的にいじめとして認知するよう努めた結果であると認識しております。不登校の原因につきましては、コロナ禍等の影響によるストレスや悩みに起因しているものと考えております。家庭で抱える問題や学校生活における人間関係、学業のつまずきや身体の不調など様々なもののほか、学校に依存しないという考えも芽生えるなど、要因が解明できないものもあると捉えております。

次に、対応・対策についてですが、本市ではいじめ防止対策推進法に基づき、いじめの未然防止や早期発見・早期対応、関係機関との連携を基本的な考え方とする沼津市いじめ防止等のための基本的な方針を定め、警察や児童相談所等との情報共有を図れるよう体制を整備しております。各学校におきましては、校内いじめ対策委員会において常に情報共有を図るとともに、未然防止のための道徳教育や情報モラル教育を通じて子供自らがいじめについて考える場や機会を設けるなど、互いに安心してコミュニケーションが取れる集団づくりに努めております。児童生徒の相談窓口としましては、1人1台端末の画面上から教育委員会直通の専用相談ウェブサイトにつながるアイコンを設置するなど、いつでも相談できるチャンネルを増やしたことで、未然防止につなげられるよう対応しております。教職員におきましては、心理・福祉の専門家等を招いた研修などを活用して、資質や対応力の向上を図っております。不登校への対応ですが、学校や関係機関と連携して様々な原因に対する解決策を粘り強く模索し、児童生徒一人一人に寄り添いながら学びの継続が図れるよう努めております。さらに、子供たちがストレスや困難な悩みを抱えたときに、誰かに相談し助けを求める、いわゆるSOSを出すことと、それを受け止める周囲の体制が重要であります。助けを出すことへの抵抗感が軽減できるよう、意識の醸成を図ることを目的として、今年度は新たに各小中学校で児童生徒向けのストレスマネジメント講座を開催することといたしました。こうした取組を継続しながら、子供たちが毎日を楽しく過ごせる学校、保護者も安心して通わせることができる学校、そのような学校づくりに努めてまいります。

本市における子どもの貧困対策と子どもの居場所づくりについて

福祉・高齢者・障がい

要旨議員は本市の子どもの貧困対策と子どもの居場所づくりの現状および今後の取組を質問した。市は、子どもの貧困率が9.5%に改善していることと第2期計画の策定方針、また子どもの居場所づくりコーディネート事業により現在19か所が運営されており地域との連携を強化する方針を答弁した。

背景厚生労働省の2022年国民生活基礎調査で子どもの貧困率が改善している統計が示される一方で、児童のいる世帯の51.3%が生活が苦しいと回答している状況が報告され、本市での貧困対策と居場所づくりの充実が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 子どもの貧困対策の現状と今後の取組について
  • 沼津市子どもの貧困対策推進計画における施策の実績とその評価
  • 今後の取組
  • 子どもの居場所づくりの現状と今後の取組について
  • これまでの取組と現状
  • 地域等との連携
  • 今後の取組
福祉事務所長子どもの貧困対策の現状と今後の取組についてお答えします。 初めに、沼津市子どもの貧困対策推進計画における施策の実績とその評価につきましては、本計画策定前の平成29年度に調査した本市の子供の貧困率は10.0%でしたが、計画策定から4年が経過し…答弁の全文を読む

子どもの貧困対策の現状と今後の取組についてお答えします。

初めに、沼津市子どもの貧困対策推進計画における施策の実績とその評価につきましては、本計画策定前の平成29年度に調査した本市の子供の貧困率は10.0%でしたが、計画策定から4年が経過した昨年度の調査では9.5%と、やや改善した状況が見られます。また、本計画では4つの指標を設定し、年度ごとに検証しております。昨年度は、生活保護世帯やひとり親世帯など経済的基盤の弱い世帯に属する子供の割合や、大学進学率などが改善した一方で、児童扶養手当受給者の就業率は伸びませんでした。このことから、本市の子供の貧困の状況はおおむね改善の傾向は見られますが、社会情勢や景気動向等の影響を受けやすい世帯の経済状況など、十分な改善に至っていないものもあると考えております。

次に、第2期計画の内容と今後の取組につきましては、第2期計画は現在の計画の基本理念や重点施策などを継承するとともに、こども基本法の施行により、子供の貧困対策や少子化対策等の子供施策を一体的に進めるために策定される国のこども大綱を勘案することとしております。このことから、第2期計画を策定し本市の子供の貧困対策の事業を一層推進することにより、改善を進めるとともに、子供に関する他の施策との連携や一体化等をより深めていくことが重要であると考えております。

次に、子どもの居場所づくりの現状と今後の取組についてお答えします。

初めに、これまでの取組と現状につきましては、令和4年度に子供の居場所を全市的に広めるために、主にスタートアップ支援を目的として子どもの居場所づくりコーディネート事業を立ち上げました。本事業では相談窓口を設け、新たに子供の居場所を設置しようとする方々や現在運営している方々などに対し、助言や情報提供などを実施しております。また、食材等の寄附の配布や運営者や関係者を集めたセミナー及び情報交換会等を行い、市内の子供の居場所の運営支援とともに、運営者や関係者のネットワークづくりも行っております。本事業により令和4年度に新たに9か所の子供の居場所が開設され、本年11月末現在、市内に19か所の子供の居場所が運営されております。

次に、地域等との連携につきましては、現在、子供の居場所の運営者として当該地域の有志の方はもとより、地域のコミュニティ活動をされている方や民生委員・児童委員など、様々な方々に関わっていただいております。また、沼津市社会福祉協議会が本事業を受託し、運営者や関係者のプラットフォーム的役割を果たしており、よりよい連携が生まれてきていると考えております。

次に、今後の取組につきましては、それぞれの子供の居場所がそれぞれの地域のニーズに応じ、できる範囲で運営していただき、その活動が持続できるよう引き続き本事業を推進してまいります。市内の各地域において、子供たちや地域の人たちが安心して気軽に立ち寄ることができる距離に子供の居場所が運営されている状況となるよう、運営者や関係者の皆様と連携して取り組んでまいります。

消費者教育及び高齢者・障がい者に係る消費者安全確保について

福祉・高齢者・障がい

要旨議員は消費者教育推進と高齢者・障がい者の消費者安全確保について市の現状と課題、対策を質問し、市は出前講座やあっせん支援、個人情報共有を可能にする消費者安全確保地域協議会の設置により対応すると答えた。

背景インターネットトラブルの増加、成年年齢の引下げ、スマートフォンの普及の低年齢化が進む中、各年齢層に応じた消費者教育と、トラブル解決が困難な高齢者・障がい者への支援強化が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 消費者教育推進に向けた取組と今後の対応について
  • 高齢者・障がい者に係る消費者安全確保について
  • 現状と課題
  • 消費者安全確保地域協議会の設置
市長高齢者・障がい者に係る消費者安全確保についてお答えします。 初めに、現状と課題についてですが、本市では、消費者教育の推進と併せて消費生活相談員により、消費者に代わり事業者と交渉するあっせんやトラブルの解決方法について助言等を行うほか、悪質な…答弁の全文を読む

高齢者・障がい者に係る消費者安全確保についてお答えします。

初めに、現状と課題についてですが、本市では、消費者教育の推進と併せて消費生活相談員により、消費者に代わり事業者と交渉するあっせんやトラブルの解決方法について助言等を行うほか、悪質な勧誘電話等による被害を防止するため、悪質電話対応機能付電話機の購入費補助にも取り組んでいるところであります。しかしながら、高齢者や障がい者の中には、トラブルや被害事例に関する情報が取得しにくい方や、契約等の理解に支援が必要な方もおり、トラブルや被害が深刻化しやすいことやヘルパー等の支援者・団体がトラブル等に気づくものの、個人情報の共有について本人の同意を得られず、消費生活センターにつなぎにくいことなどが課題となっております。

次に、消費者安全確保地域協議会の設置についてお答えいたします。

消費者安全確保地域協議会は消費者安全法に基づき、消費者安全確保のための取組を効果的かつ円滑に行うため、地方公共団体や福祉関係団体等により構成される組織であります。本協議会の設置により、本人の同意を得られない場合であっても、構成委員間において個人情報の共有が可能となることから、庁外の関係機関や福祉関係団体等との連携がさらに図られ、高齢者や障がい者の消費者トラブルの解決、被害の拡大防止に向けて迅速な対応が可能になるものと考えております。

こうしたことから、安全・安心なまちづくりをより一層進めるため、消費者安全確保地域協議会の設置に向けて取り組んでまいります。

残余につきましては、教育長等から答弁いたします。

政策推進部長消費者教育推進に向けた取組と今後の対応についてお答えします。 本市では、沼津市消費者教育推進計画に基づき、市及び関係団体等で組織する沼津市消費者教育推進地域協議会を設置し、構成員相互の情報交換等を図りながら消費者教育を推進しております。近年…答弁の全文を読む

消費者教育推進に向けた取組と今後の対応についてお答えします。

本市では、沼津市消費者教育推進計画に基づき、市及び関係団体等で組織する沼津市消費者教育推進地域協議会を設置し、構成員相互の情報交換等を図りながら消費者教育を推進しております。近年では、インターネットに関するトラブルが増加していることや、成年年齢の引下げ等に応じた若年層への対応の必要性が高まっていることなどが課題となっております。こうした中、本市では、最新の事例に即した出前講座を高齢者や高校生など対象者の年齢層に応じた内容で開催するほか、広報ぬまづ、SNS、消費生活展等により情報発信を行うなど、積極的に消費者教育に取り組んでおります。さらに、スマートフォンの普及の低年齢化や成年年齢の引下げ等を背景に、より早期からの消費者教育が必要となることから、中学生を対象とした出前講座も開始しており、今後さらに取組を強化してまいりたいと考えております。今後におきましても、沼津市消費者教育推進地域協議会を構成する各種団体の相互連携や情報交換等を図りながら、各年齢層に応じた体系的な消費者教育の推進に取り組んでまいります。

第5回2024-06-12

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問をいたします。

本市の広報戦略とシティプロモーションについて伺います。

昨年度、市制施行100周年の記念すべき節目の年を迎えた本市では、多くの記念行事が展開され、そこで目にしたのは、市長が施政方針で述べられていたように、市民や沼津を愛する人たちがまちを楽しみ、まちに誇りと愛着を深める姿でありました。市民と行政の一体感から、次の100年への期待を抱いたものです。そこで、この質問の動機は、市制100周年を契機に、これから本市が持続可能なまちづくりと地域活性化を図っていくために不可欠な市民と行政とのコミュニケーション手段である広報について伺ってまいります。

まずは広報戦略から伺います。

自治体の広報は、地域経営に当たって、行政と市民をつなぐ最も基本的な機能であると言えます。その目的は、市からのお知らせにとどまるものだけではなく、市民との信頼関係の構築、市政への市民参加の促進、地域ブランディング、市民の安全・安心の確保など、実に多岐にわたります。また広報は、全体を大局的に捉えた戦略の下で、それぞれの目的達成のための戦術が展開されるべきものと考えます。そこで、本市の広報に対する基本的な戦略、考え方について伺います。また、具体的な手法としては、昔も今も広報ぬまづが市政情報を届ける中心的な役割を担っています。しかしながら、時代と情報技術の進展は著しく、今やメディアの種類も膨大であり、市民は使いやすいメディアを自由に選択し、情報取得の手段としています。こうした中で、偏ったメディアによる情報発信では、せっかくの情報が行き届かないことが考えられます。本市においても従来の紙媒体に加え、ウェブやデジタルツールの活用が図られていることは承知しておりますが、広報の目的、その情報の受け手に応じ、ふさわしいメディアの選択、あるいは組み合わせて情報発信することが重要であります。そこで、広報の目的、情報の受け手に応じたメディアの使い分けについてのお考えを伺います。

また、広報が行政からの一方的な情報発信にとどまるとステークホルダーのニーズと合致しないことが起こり得ます。広報の効果を最大化するためには、情報の受け手である地域住民目線に立つことが何よりも大切であり、住民ニーズの汲み上げや意見聴取も必要であると考え、情報の受け手からの意見聴取をどのように行っているのか伺います。

さらに、自治体広報には誰にも等しく情報が届くよう、きめ細かな配慮が求められます。そこで、外国人や障がいのある人に対する広報の手法についても伺います。

次に、シティプロモーションの役割と推進体制について伺います。

昨年度展開された一連の市制100周年記念事業は、市民の本市に対する誇りと愛着の醸成、市外へのPRに大いに寄与したと評価しており、本市のシティプロモーションとして大きな成果を上げたものと捉え、シティプロモーションは広報という大きな概念の中の一要素であり、直訳すれば、都市の販売促進、営業活動であります。営業すべき商品は本市の様々な地域資源や魅力であり、その果実は外に向ければ、本市の知名度向上と、呼び込む人・物・資金・情報の増加であり、内に向ければ市民の我がまちに対する誇りや愛着であり、市民参加であろうと思います。このようにシティプロモーションは、地域外・地域内に大別できるものと考え、地域内に向けたシティプロモーション、地域外に向けたシティプロモーション、それぞれの役割に対するお考えを伺います。

現在、本市では広報課にシティプロモーション係を設置しておりますが、シティプロモーションの範囲は、人口対策や交流促進、産業振興、市民協働など多岐にわたり、庁内の関係部署が連携して取り組むべきものと考えます。さらに庁内にとどまらず、多様なステークホルダーとの連携も必要でありましょう。本市のシティプロモーションの推進体制について伺います。

今や数多くの自治体がシティプロモーションに力を入れており、都市間競争の様相を呈しています。こうした中、昨年度の市制100周年の節目を生かし、本市の都市イメージは大いに向上したものと評価しており、次の100年に向け、この流れを止めることなく、積極的なプロモーションを仕掛けていくことを期待いたします。

そこで、本市のシティプロモーションの今後の具体的な展開について4点質問をいたします。

1点目は、最も大切な市民が、自分たちの住むこの沼津市に誇りと愛着を持つための地域内に向けたシティプロモーションであります。

2点目は、既に実績を示しつつある沼津へのさらなる移住定住を推進するために、移住の候補地としての本市のポテンシャルをアピールし、移住先として選択してもらうためのシティプロモーションについて。

3点目は、移住定住と同様に、観光地としての本市の魅力を国内外に訴求し、観光誘客を図るためのシティプロモーションについて。

4点目は、本市の立地の優位性や企業誘致に係る各種支援施策などを訴求し、本市に意味ある投資を呼び込むためのシティプロモーションについてです。

この質問の結びに、本市が新たな100年への一歩を踏み出す本年度に、これからの100年に向け、市長が言う誇り高い沼津を次世代に継承するためのシティプロモーションについて、市民に向けてその意気込みを伺います。

続いて、本市の脱炭素社会実現に向けた取組について伺います。

2015年に開催された国連気候変動枠組条約第24回締約国会議、いわゆるCOP24が採択され、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量削減に向け、先進国・発展途上国の区別なく、国ごとに目標を定め目標達成に向けたパリ協定が2016年11月に発行いたしました。我が国でも2016年5月、地球温暖化対策計画を策定、また、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする脱炭素社会の実現を目指すことを表明しております。折しも、今月6月5日は世界環境デー、本市においても6月を環境月間とし、各種施策が展開されております。脱炭素とは、温室効果ガスの中で最も大きな割合を占める二酸化炭素の排出量を削減し、実質ゼロにすることを意味し、これを目指す社会が脱炭素社会であります。脱炭素社会の実現のためには、排出量の4割以上を占める電力部門での脱炭素化を進めることが欠かせません。そのためには何としてもクリーンエネルギーによる発電比率を高める必要があります。クリーンエネルギーとは、皆様御存じのとおり、環境に対する負荷が少なく、化石燃料などの有害な排出物が生じないエネルギーであり、太陽光・風力・地熱など、資源が枯渇しない再生可能エネルギーや、次世代エネルギーとも言われる水素エネルギーなど様々なものがあり、こうした再生可能エネルギーについては、どのようなエネルギー導入が可能であるか、地域の特性からポテンシャルの状況把握が不可欠であります。そこで、本市における再生可能エネルギー導入ポテンシャルの状況を伺います。

また、技術分野でのイノベーションによって二酸化炭素を大幅に削減できる方法の実用化及び普及が必要となり、その結果、再生可能エネルギーとして製造された水素はグリーン水素とも呼ばれ、二酸化炭素を排出しないものとして扱われ、幅広い活用が期待され、燃料電池自動車や家庭用燃料電池、水素発電などの利用が推進されます。さらにその活用の意義は、環境負荷の軽減はもとより、産業の活性化、災害への備え、エネルギーセキュリティの向上など、次世代のエネルギーとして注目されています。そこで、今後、水素エネルギーの活用について、当局の認識を伺います。

地域の温室効果ガスの排出削減には、自治体の役割が非常に大きく、主な役割として、温室効果ガス関連のデータの可視化、再生可能エネルギーや省エネの設備導入、金融機関・商工会議所等との協力による脱炭素投資の拡大、国や他の自治体との連携などが考えられます。環境省は、2050年までに二酸化炭素を実質ゼロにすると宣言した自治体をゼロカーボンシティと認定し、年々、ゼロカーボンシティを宣言する自治体は増え、今年3月時点で1,078自治体となっています。本市においても、2022年沼津市議会2月定例会において、恵み豊かな自然環境を守るため、市民、事業者、行政が一体となって、2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指す、ゼロカーボンシティNUMAZU2050を表明いたしました。表明から2年以上が経過したことから、二酸化炭素排出量実質ゼロに向けた具体的な取組と進捗を伺います。

脱炭素社会実現の推進には、市民及び事業者それぞれの積極的な取組が欠かせません。脱炭素社会実現に向け、2050年までの長期間にわたり、積極的な取組を進めるに当たり、市民及び市内事業者のリアクションについて伺い、また、脱炭素社会実現のため、県内では掛川市など、全国では10以上の市区町で制定されている状況を例に、市と市民及び事業者それぞれの役割を定める条例の必要性を強く思いますが、条例の制定に向けた本市の認識を伺います。

環境教育について伺います。

脱炭素社会の実現に向けた自治体の役割の中で最も重要なのが、環境教育による脱炭素関連の知見を有する人材の育成であります。脱炭素社会の実現には、市民及び事業者それぞれの役割の認識深化が重要であり、様々な場所や機会において、環境教育の積極的な実施が求められる、事業所との連携により、事業者の教育及び教育事業の充実も図られます。改めて環境教育に対する認識と併せ、事業者との協働についての認識を伺います。

さらに、広報活動もまた環境教育の一環として積極的に展開する必要がありますが、今後の取組について伺います。

思うに、環境問題の中で、地球温暖化は、私たちが直面する最大の危機であり試練であると今こそ認識すべきです。そして、今私たちに何ができるだろうかと、各人が考えることが何よりも大切だと言えようかと思います。

それでは、続いて高齢者の介護予防に対する積極的支援の必要性について伺います。

このほど、第10次沼津市高齢者保健福祉計画が策定され、公表されました。本市の高齢者施策の柱の一つとして、特に力を入れているフレイル対策は、高齢者にフレイルチェックを拡大していくことで、市内各地域で意識の醸成を図り、健康寿命の延伸を目指す取組と認識しております。そこで、健康意識の高い方々には、フレイル対策事業の効果が最大限に発揮されると思う一方で、今後、介護予防をあまり意識することなく過ごしてきた方々やある程度フレイル状態にある方々に対し、将来想定される要介護状態を回避するため、さらに一歩踏み込んだ取組が必要であると考えます。一例として、山口県防府市は、再びできるようになるという意味のリエイブルメントという考え方を施策の中心に据え、その内容は対象者の希望をヒアリングし、目標設定を一緒に考えモチベーションを高めるなど、個々の状況に寄り添ったオーダーメードの支援であり、まさにヘルパーに頼らずとも身の回りのことが以前のようにできるようになるというリエイブルメントを目指すものです。その効果は、事業費において約2割削減、アドバイスを受けた6割以上の方が以前の生活を取り戻したと伺っています。高齢者人口の増加に伴い、今後増大する介護給付費抑制を含め、今こそ防府市のように積極的に対象者に関わっていく取組が必要と考えますが、本市の高齢者に対する最善の介護予防の取組について、お伺いをいたします。

まず、増加する高齢化率とともに上昇が見込まれる介護給付費に対する認識について。

次に、現在取り組んでいる各種介護予防事業における成果と課題について状況をお答えください。

最後に、前述の先進事例のように、相談の初期段階から専門家が積極的に対象者の生活改善に関わっていく取組についての認識を伺い、質問を終わります。

本市の広報戦略とシティプロモーションについて

行財政・行政運営

要旨議員は市制100周年を契機に、広報戦略の基本方針・メディア選択・意見聴取・多様な受け手への配慮、およびシティプロモーションの地域内外の役割と推進体制について問いただした。市は、マーケティング手法を取り入れた柔軟な広報と、SNS・多言語・点字等を活用したきめ細かな情報発信を行っており、シティプロモーションでは市民のシビックプライド醸成と市外への積極的な魅力発信を両輪に、市長自ら先頭に立って取り組むと答弁した。

背景市制施行100周年記念事業が市民の誇りと愛着を高める成果を上げた一方、情報技術の進展とメディアの多様化により従来の広報手法だけでは情報が行き届かなくなっており、持続可能なまちづくりと地域活性化に向けて戦略的な広報・シティプロモーションの再整理が求められている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 広報戦略
  • 基本的な考え方
  • 情報の受け手からの意見聴取
  • 外国人や障がいのある人への広報
  • シティプロモーションの役割と推進体制
  • 地域内に向けたシティプロモーション
  • 地域外に向けたシティプロモーション
  • 推進体制
  • 目的別に見たシティプロモーションの今後の展開
  • 市民の愛着を育むためのシティプロモーション
  • 移住推進のためのシティプロモーション
  • 観光誘客のためのシティプロモーション
  • 投資を呼び込むためのシティプロモーション
  • これからの100年に向けたシティプロモーション
市長これからの100年に向けたシティプロモーションについてお答えします。 子どもたちから御高齢の皆様方、実に幅広い年齢層にわたり、多くの市民の皆様方、事業者並びに各種団体等の皆様方、そして、沼津を愛してやまない多くの皆様方とともに取り組んだ一連…答弁の全文を読む

これからの100年に向けたシティプロモーションについてお答えします。

子どもたちから御高齢の皆様方、実に幅広い年齢層にわたり、多くの市民の皆様方、事業者並びに各種団体等の皆様方、そして、沼津を愛してやまない多くの皆様方とともに取り組んだ一連の市制100周年記念事業により、議員からも御指摘をいただきましたように、多くの方々に本市に対する誇りと愛着を育むことができた。そのこととあわせて、市民一人一人が能動的に市政に関わる土壌というレガシーが形成されたものと考えております。このレガシーを礎に、本市が持続的に発展し、誇り高い沼津を次世代に継承していくため、まちづくりの主役である市民一人一人がまちに対する誇りと愛着を深め、市政に参画する姿を発信し、市内外に本市の魅力を伝えるシティプロモーションに対し、私自ら先頭に立って積極的に取り組んでまいります。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

政策推進部長広報戦略についてお答えします。 初めに、基本的な考え方についてですが、市の様々な取組を発信し市民の皆様に知っていただくことは、市政に対する理解や信頼の醸成、行政サービスの的確な活用及び市政への自発的な参画等につながるものと考えております。ま…答弁の全文を読む

広報戦略についてお答えします。

初めに、基本的な考え方についてですが、市の様々な取組を発信し市民の皆様に知っていただくことは、市政に対する理解や信頼の醸成、行政サービスの的確な活用及び市政への自発的な参画等につながるものと考えております。また、市内外に沼津の魅力をお伝えし、本市のイメージ向上を図ることは、本市を訪れたい、住みたい、住み続けたいという思いにつながることから、広報の果たすべき役割は極めて重要であると考えております。また、近年の情報技術の進展や、広報媒体の多様化に対応するため、マーケティング手法を取り入れるなど、従来の自治体広報の枠に捉われず、柔軟な発想で広報に取り組んでいく必要があると考えております。

次に、目的に応じたメディアの使い分けについてですが、市民の皆様に市政情報をお知らせするための最も基本的な媒体は広報ぬまづであり、その内容をより広くお届けするため、FMぬまづやCATV、各種SNSも活用しているほか、市ホームページとも連動して、より詳細な情報にアクセスできるよう努めております。また、市ホームページは、広く市内外に対して情報を発信する媒体として運用しており、インターネット上における本市の総合的なポータルとして活用しております。近年ではスマートフォンの急速な普及に伴い、SNSが日常的に使用されていることから、即時性の高い情報を届けする際には、LINEやXなど、本市の魅力を視覚的にお伝えしたいときには、InstagramやYouTubeを活用するなど、お伝えしたい情報に応じて最適な媒体を選択し、情報発信に努めております。

次に、情報の受け手からの意見聴取についてですが、市では市民意識調査において、広報ぬまづやホームページの内容、市政情報の入手方法などについて伺っているほか、広報ぬまづ等市民パートナー会議を設置し、本市の情報発信について御意見を伺っております。これらの御意見を広報行政に生かし、より効果的かつ情報の受け手の目線に立った情報発信に努めております。

次に、外国人や障がいのある人への広報についてですが、市では広報ぬまづを4か国語に翻訳して配付しているほか、視覚に障がいのある人のために、点字や音声でも広報ぬまづをお届けしております。また、市ホームページに翻訳機能や文字拡大機能、読み上げ機能なども装備し、配慮を必要とする情報の受け手に対してもきめ細かに情報を届けするよう努めております。

次に、シティプロモーションの役割と推進体制についてお答えします。

初めに、地域内に向けたシティプロモーションについてですが、市民の皆様が本市の魅力を発見、再認識することにより、誇りと愛着を持って沼津に住み続けたいと思っていただくことが必要であると考えております。こうしたことから、本市の豊かな地域資源を顕在化したぬまづの宝100選やProud NUMAZUに関連する取組などを通じて、本市の魅力を再認識していただき、シビックプライドの醸成を図っております。

次に、地域外に向けたシティプロモーションについてですが、その目的は本市の魅力を積極的に発信することにより、都市イメージの向上と人・物・金・情報などの資源の地域内の流入を促すものです。市外の方に対しては、まずは本市に興味関心を持っていただくこと、訪れてみたい、ふるさと納税などを通して応援したい。さらには住みたいと思っていただけることが必要であると考えており、これらの情報発信全てがシティプロモーションにつながるものと考えております。

次に、シティプロモーションの推進体制についてですが、広報課シティプロモーション係では、主に市民に向けたインナープロモーションの強化やシビックプライドの醸成に係る沼津の魅力発信推進事業を推進し、ぬまづの宝100選をはじめ、ホームページやSNSを活用した情報発信、ドローンを用いたシティプロモーションなどに取り組んでおります。また、観光戦略課が交流人口の拡大を図る沼津の魅力満喫事業により本市の魅力をPRし、政策企画課移住定住推進室が移住相談や移住支援制度などの情報発信を行い、産業政策課ふるさと納税推進室が本市の魅力ある返礼品を広くPRするなど、各担当部署がそれぞれの施策ごとのシティプロモーションを展開しており、これらが相互に連携しながら本市の魅力の発信に努めております。さらに本年度は、広報アドバイザーを導入し、専門的な見地からのアドバイスや職員研修を実施することにより、本市全体の広報力強化に努めてまいります。また、観光交流人口の拡大や地域経済の活性化を促すため、市内の観光協会や商工会議所、商工会などの関係団体とも密に連携し、シティプロモーションに関する取組を推進しております。

次に、目的別に見たシティプロモーションの今後の展開についてお答えします。

初めに、市民の愛着を育むためのシティプロモーションについてですが、市制100周年を機に、市民の皆様とともに改選したぬまづの宝100選を中心に、シビックプライドの醸成を図ってまいります。具体的には、本市が多くの宝が身近にある魅力あふれるまちであることを知っていただくため、市内の商業施設や地区センターを会場とした巡回パネル展や広報ぬまづにおけるぬまづの宝100選さんぽの連載などを実施してまいります。また、本年度の新たな取組として、ぬまづの宝100選を巡るバスツアーを実施し、市民が実際に地域の魅力に触れる機会を創出するほか、小中学生が使用するChromebookのスタート画面で、ぬまづの宝100選を紹介するなど、幅広い年代に対して、さらなる誇りと愛着の醸成を図ってまいります。

次に、移住推進のためのシティプロモーションについてですが、移住希望者に対しては、主に首都圏における移住相談会や移住・定住ポータルサイトぬまづ暮らしにより、本市の豊かな自然、交通アクセスの利便性、買物環境や仕事の紹介など、暮らしに必要な情報を提供しております。また本年度は、移住して3年以内の方を対象とした移住者同士のミーティングにより、移住後の悩みや本市の暮らしぶりなどを共有することで、安心して長く本市に居住していただくための環境を創出してまいります。ミーティングでの御意見等については、移住者のリアルな声として、移住・定住ポータルサイトぬまづ暮らしで紹介するなど、移住希望者へ積極的に発信していきたいと考えております。さらに、これまで実施してきた移住関連の施策に加え、移住支援を行っているぬまづ暮らしオススメ隊と連携し、移住希望者の仕事探しや居住関係の体験を支援するお試し移住に取り組んでおります。今後とも積極的に本市の持つポテンシャルや移住定住の各施策について情報発信し、移住先として選択していただけるよう取り組んでまいります。

産業振興部長観光誘客のためのシティプロモーションについてお答えします。 観光誘客を図るため、豊かな自然環境や歴史・文化・アニメといった本市の誇る地域資源を国内外に発信することは大変重要なことから、これまでも観光パンフレットやPR動画の作成のほか、観光ポ…答弁の全文を読む

観光誘客のためのシティプロモーションについてお答えします。

観光誘客を図るため、豊かな自然環境や歴史・文化・アニメといった本市の誇る地域資源を国内外に発信することは大変重要なことから、これまでも観光パンフレットやPR動画の作成のほか、観光ポータルサイトやSNS等も活用し、積極的な情報発信に努めてまいりました。そうした中、本年度、首都圏における情報発信拠点である東京デスクの取組を拡充し、食を切り口に、沼津の名を全国へ拡散させるため、インフルエンサーと連携し、本市の特色ある食材を活用した料理のブランディングや試食会イベントの開催など、奥深い本市の食の魅力をより強く発信してまいります。また、旺盛なインバウンド需要を好機と捉え、誘客施策の強化を図るため、台湾の旅行会社のホームページに本市の特設サイトを開設し、海越しの富士山や豊富な食資源、アニメ等、本市ならではの観光資源を海外に向けてPRするなど、積極的かつ継続的なプロモーションに取り組んでまいります。今後も様々なPR手法により、沼津の魅力や日々の旬な話題をタイムリーに発信するとともに、市長によるトップセールスやメディアも活用して訴求力を高め、さらなる誘客を図ってまいります。

次に、投資を呼び込むシティプロモーションについてお答えします。

企業立地や設備導入による新たな投資は雇用やビジネスチャンスを創出するなど、経済活動を活性化し、本市の発展に大きく寄与することから、投資を呼び込むためのシティプロモーションに積極的に取り組んでいく必要があると考えております。こうした中、本市におきましては、ホームページやSNSにより補助金による資金援助など、投資における支援について広く情報を発信するとともに、産業関連イベントへの参加や市内外の企業訪問などにより、投資を呼び込むシティプロモーションを行ってまいりました。今後におきましても、首都圏で開催される産業関連イベントへの参加や静岡県と連携し、東京・大阪・名古屋地区の企業への戸別訪問を行うなど、企業が集積する大都市へのアプローチに力を入れるとともに、本市への進出の可能性がある企業に対しましては、全国どこにでも赴き交渉を行ってまいります。また、今年度実施予定の首都圏IT企業向け市内体験型視察ツアーのように業種を絞り、実際に本市の企業立地環境や就業・生活環境を体感していただくなど様々な取組により、多くの投資を呼び込むよう積極的なシティプロモーションに努めてまいります。

本市の脱炭素社会実現に向けた取組について

環境・エネルギー

要旨議員は再生可能エネルギーの導入ポテンシャル・水素エネルギーの可能性・「ゼロカーボンシティNUMAZU2050」の進捗・条例制定・環境教育の充実について問い、市は太陽光発電が導入ポテンシャルの約61%を占めること、補助制度の拡充やロードマップ策定を進めていること、条例制定は他自治体の状況を調査研究中であると答えた。

背景2022年3月に「ゼロカーボンシティNUMAZU2050」を表明した一方、物価高騰・人手不足で中小企業の経営環境が厳しく、事業者向け脱炭素補助の利用が伸び悩んでいる状況を背景に、市の取組の実効性と今後の推進方針が問われた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 再生可能エネルギーの導入ポテンシャル及び水素エネルギーの可能性
  • 導入ポテンシャルの現状
  • 水素エネルギーに対する認識
  • 「ゼロカーボンシティNUMAZU2050」の取組
  • 具体的な取組とその進捗
  • 取組に対する市民及び事業者のリアクション
  • 脱炭素社会実現に向けた条例の制定
  • 環境教育及び周知活動
  • 環境教育に対する認識
  • 事業者との協働
  • 広報活動
生活環境部長再生可能エネルギーの導入ポテンシャル及び水素エネルギーの活用についてお答えします。 本市における熱利用を含めた再生可能エネルギーの導入ポテンシャルといたしましては、地中熱・太陽光・風力が主なものとなっております。このうち、発電の導入ポテンシ…答弁の全文を読む

再生可能エネルギーの導入ポテンシャル及び水素エネルギーの活用についてお答えします。

本市における熱利用を含めた再生可能エネルギーの導入ポテンシャルといたしましては、地中熱・太陽光・風力が主なものとなっております。このうち、発電の導入ポテンシャルは太陽光が最も高く、全体の約60.8%を占めております。水素につきましては、水・下水汚泥・廃プラスチックなど様々なものからつくり出すことができ、貯蔵・運搬も可能であることから、エネルギー自給率が低い我が国においては有効なエネルギー資源であると認識をしております。現在、県内に燃料電池自動車に水素を供給する水素ステーションは6か所あり、その一つは本市に設置されているところであります。また、昨年11月には静岡市で県内初となる水素を活用した燃料電池バスが運行されたところであり、本市といたしましては、国・県の水素の利活用の動向を注視してまいります。

次に、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組についてお答えします。

本市の具体的な取組とその進捗につきましては、再エネ・省エネ設備の設置促進を図ることを目的に、中小企業者地球温暖化対策事業費補助金や住宅用新エネ・省エネ機器設置費及び省エネリフォーム費補助金等の補助を実施し事業者の省エネ設備や一般家庭の太陽光発電設備設置の導入支援を行っております。また、昨年4月、本市は、環境省が進める重点対策加速化事業が採択されたところであり、今年度は新築の事業所や住宅の再エネ・省エネ設備導入等に対する新たな補助制度を設けるなど、支援の拡充を図っております。取組に対する市民・事業者のリアクションといたしましては、令和4年3月にゼロカーボンシティNUMAZU2050を表明して以降、昨年4月には、沼津商工会議所に脱炭素推進特別委員会が設置されるなど事業所を中心とした民間の関心・取組も高まっているところであります。一方で、中小企業の経営環境は、物価高騰や人手不足の影響を受けて、依然厳しい状況にあり、初期投資を行って脱炭素に取り組むメリットを見いだしにくいことから、特に事業所向け補助については、利用が伸び悩んでいるところであります。

次に、脱炭素社会実現に向けた条例制定についてですが、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の実現に向け、市民・事業者・行政などの各主体による取組を総合的かつ計画的に推進する必要があることから、昨年8月に沼津市再生可能エネルギー導入目標及び脱炭素ロードマップを策定いたしました。令和3年に策定した沼津市環境基本計画や第2次沼津市地球温暖化対策実行計画の中間見直しを令和7年度に実施することから、改めて2050年温室効果ガス排出実質ゼロを明記するとともに、再生可能エネルギーの利活用や環境意識を高めるため、情報発信を積極的に行うなど、周知・啓発に努めてまいります。また、条例につきましては、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の実現に向け、様々な施策に取り組むに当たり、条例制定の有効性について、既に制定している自治体の状況等、調査研究に努めてまいります。

次に、環境教育及び周知活動についてお答えします。

環境教育に対する認識といたしましては、脱炭素社会の実現に向け、市民・事業者のより一層の理解と主体的な取組を促進するため、環境教育の拡充が重要であると認識をしております。本市では、小学校と連携し、子どもが家庭でエコリーダーになって、地球温暖化防止に取り組むアース・キッズ事業や、親子環境教室、出前の環境教室のほか、事業者向け省エネルギー講習会等を継続して実施しており、今年度、環境教育の拡充を図るため、出前の環境教育や親子環境教室のメニューを新設いたします。

次に、事業者との協働につきましては、X-Tech NUMAZU環境エネルギー部会において、株式会社明電舎と連携し、市内小学校での環境を大切にする人づくりを目的とした教室を継続して実施するほか、沼津商工会議所に設置された脱炭素推進特別委員会と連携し、事業所に向けた脱炭素に対する取組の周知・啓発を実施しているところです。また、広報活動といたしましては、こうした取組について、広報ぬまづ、市ホームページ、各種SNS等、既存のツールを活用して継続的に情報発信を行っておりますが、大型商業施設等でのイベント開催やブース出展など、PRの場を広げるなど、より積極的な周知・啓発に努めてまいります。

本市の高齢者の介護予防に対する積極的支援の必要性について

福祉・高齢者・障がい

要旨議員は、高齢化率の上昇に伴う介護給付費増大への認識・現行の介護予防事業の成果と課題・「リエイブルメント」の視点を取り入れた新たな取組の必要性を問いた。市は、高齢化率が2050年度に44%へ上昇し介護給付費も増加見込みであることを認めつつ、フレイル対策事業を着実に推進しており、今後は支援が必要な方に早期からプッシュ型で専門職が関わる取組も先進事例を参考に検討していくと答えた。

背景本市の高齢化率はすでに32.5%(令和5年度)に達しており、要支援・要介護認定者数と介護給付費のさらなる増加が推計されている中、現行の介護予防策だけでは重度化リスクの高い個人への早期・個別的な対応が不十分であるという地域課題が背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 増加する高齢者と共に上昇する介護給付費に対する認識
  • 介護予防に関する取組の成果と課題
  • 先進地に見る「リエイブルメント」の視点からの新たな取組の必要性
福祉事務所長高齢者の介護予防に対する積極的支援の必要性についてお答えします。 初めに、増加する高齢者とともに上昇する介護給付費に対する認識につきましては、第10次沼津市高齢者保健福祉計画では、本市の人口に占める65歳以上の割合を示す高齢化率を令和5年度…答弁の全文を読む

高齢者の介護予防に対する積極的支援の必要性についてお答えします。

初めに、増加する高齢者とともに上昇する介護給付費に対する認識につきましては、第10次沼津市高齢者保健福祉計画では、本市の人口に占める65歳以上の割合を示す高齢化率を令和5年度の32.5%に対し、令和22年度に40.4%、令和32年度に44%へと上昇していくと推計しております。また、要支援・要介護認定者数は、令和5年度の9,867人に対し、令和22年度に1万1112人まで増加し、その後、総人口の減少に伴い、令和32年度には9,968人へと減少していくと推計しております。このため、介護給付費は今後しばらく増加していくものと考えており、また、この給付費の抑制には、介護予防の取組の推進が特に重要であると考えております。

次に、本市の介護予防に関する現在の取組の成果と課題についてお答えします。

本市では、令和元年度からフレイル対策事業を開始し、令和5年度末までに延べ1,100人の方がフレイルチェックを受けております。また、幅広い年齢層の方を対象としたフレイル予防講座には、令和2年度から令和5年度までに延べ479人が参加されるなど、本市の介護予防の取組は着実に浸透してきているものと考えております。しかしながら、今後、高齢化率の上昇が確実な状況では、介護度の重度化リスクの高い方一人一人に対し、早くから介護予防の取組を展開していくことが課題であると考えております。

次に、相談の初期段階から専門職が積極的に生活改善に関わる取組の必要性についてお答えします。

フレイルと呼ばれる段階では、適切な運動と社会的交流を習慣化することで、健常な状態に戻ることができるとされています。そのため、対象者が初期段階で、望ましい生活習慣を身につけられるよう、プッシュ型で適切なアドバイスを実施することは大変有効な取組と考えます。本市といたしましても、現在実施しているフレイル対策事業等の推進とともに、他市の先進的な取組も参考にすることで、効果的な介護予防を実施してまいります。

第6回2024-09-24

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告により一般質問いたします。

初めに、人間力を育む教育環境に関する質問です。

本市では、御承知のとおり、令和3年に策定された沼津市教育基本構想に基づき、人間力を磨く教育と地域総がかりで取り組む教育を推進して、誇り高い沼津を創造する貴き志を持つ人づくりを目指しております。その中から、次世代を担う子どもたちの教育環境の整備とその活用が極めて重要であると認識しております。そこで、この観点から質問をいたします。

まず、学校規模・学校配置の適正化の取組についてです。

文部科学省が先月発表した令和5年度学校規模の適正化及び少子化に対応した学校教育の充実策に関する実態調査によれば、全国で83%、県内では90%の市町が問題解決に取り組んでいることが明らかになり、これはまさに時代の要請と言えます。本市でも、平成29年に策定された基本方針に基づき取組が進められています。その成果として、静浦をはじめ戸田・長井崎において施設一体型の小中一貫学校が開校するなど、時代の変化に合わせた再編が進み、とりわけ静浦小中一貫学校においては、開校から10年を経て、児童生徒の社会性の向上や学力の向上など、その成果が上がっているものと評価・認識しております。一方で、第一・第二中学校区では、令和3年度に一度決定した統合方針を廃止することとなり、全体が順調に進んでいるとは言い難い状況にあり、大変危惧しております。夢や希望に満ちあふれ、著しい成長・発達段階にある子どもたちにとって、学校で過ごす時間は大変貴重であり、そこで培われる知的・身体的・社会的発達等々は、やがて社会を生き抜く礎となることから、何としても個々の児童生徒に最適な教育やサポートが提供されるべきであり、教育委員会には最大限の尽力を期待する次第です。

そこで伺います。

現在、浮島中学校区、大平中学校区、第二中学校区において、学校の未来を考える会が設置され、保護者や地域住民など関係者による協議が進められているとのことですが、それぞれの校区における取組の進捗状況と今後の展望をお聞かせください。

次に、学校の未来を考える会では、多様な立場からの意見が出されることで議論が散漫になりがちで、教育委員会としても意見集約に苦慮されていることと思います。文部科学省の実態調査では、保護者や地域住民との合意形成が最も難しい課題とされています。

そこで、現在進められている協議において、どのような視点を重視し、会議を進めているのか伺います。

次に、少子化が進行する中で、教育の質を確保するために、適正化の取組を精力的に進める必要があります。特に第二中学校区では、令和3年度に方針が廃止された影響もあり、また、今年度から千本小学校で複式学級が編制されるなど、対応が急務となっております。そこで注目されるのは、第二中学校区での取組における課題の認識と今後の対応についてです。御答弁ください。

次に、GIGAスクールについて伺います。

文部科学省が多様な子どもたちを誰1人取り残すことなく、公正に個別最適化された資質・能力が一層確実に育成される教育ICT環境を実現するGIGAスクール構想を令和元年度に打ち出し、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、令和2年度には全国的に1人1台端末が導入されました。本市においても、令和3年度から本格的に活用を始め、既に3年が経過しております。

そこで質問いたします。

本市が導入した1人1台端末を使う児童生徒が学校や日常生活でどのように使用しているのか、広く市民の現状認識のために伺います。

次に、GIGAスクール構想が本格的に始まって以降は、学習の基本である読み書きを大切にしつつ、デジタル教材などを活用した個別学習や共同学習のさらなる推進により、事業の柔軟性が向上し、学習スタイルが多様化していると実感しております。そこで、ICT機器が導入されたことにより、授業がどのように変化し、児童生徒の学習環境にどのようなプラスの成果と評価を与えたのか具体的に伺います。

次に、国では導入された1人1台端末の更新が迫る中、計画的な更新とその費用について、前回同様の支援を行うこととしております。誰もが使いやすいデジタル環境の整備に向け、本市においても端末の更新に向け準備を進めていることと思いますが、ただ更新するというだけでは授業の質も児童生徒の情報活用能力も向上しないと考えます。

そこで伺います。

今後のICT機器等のさらなる活用に向けた取組はどのようなものか、次期更新のスケジュールも含めて伺います。

次に、認知症基本法を踏まえた高齢者福祉について伺います。

初めに、団塊の世代が75歳以上となる2025年を間近に控え、本格的な超高齢社会を迎えている今、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていくための施策は大変重要です。とりわけ認知症については、国においては本年1月に、いわゆる認知症基本法が施行され、共生社会の実現を目指しているところです。そして先頃、国の推進基本計画案が公表され、認知症及び軽度認知障害の有病率が調査を行った2022年以降も一定と仮定するならば、2040年にはその人数は約1,200万人、高齢者の約3.3人に1人の見込みと記されており、また、働き盛り世代に発症する若年性認知症についても、大変憂慮するところであります。認知症基本法では、地方公共団体が講ずるべき施策の中に、認知症当事者やその家族に対し、社会参加の確保や意思決定の支援及び権利利益の保護等の支援の方向性が挙げられております。そこで、事の重大性と広く基本的認識のために、まず、本市において認知症のある高齢者等とその家族への支援にこれまでどのように取り組んできたのか、お伺いをいたします。

また、認知症の人に対する周囲の理解増進に係る施策の関係についても挙げられております。そこで本市において、認知症の人の尊厳ある暮らしを守るため、喫緊の課題でもあり、最も大事とする認知症への理解を深める普及・啓発についての取組を伺います。

次に、国は、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的の下、地域の支援体制である地域包括ケアシステムを推進しています。この推進には、医療や介護サービス、社会福祉協議会などの地域の様々な資源や組織を高度に連携させていくことが肝要であると考えます。そこで、高齢者を支える仕組みにおいて、支援の中心的役割を担っているのが地域包括支援センターであると認識しています。本市では、市内に10か所の地域包括支援センターを設置し、地域で日々生じている多様な高齢者問題に関わっておられます。重責を担うセンター職員の尽力に敬意を表します。そこで、広く基本的理解と認識のために、市内の地域包括支援センターにおけるこれまでの相談件数の推移と相談内容の傾向、変化について伺います。

また、増加を続けていく後期高齢者の支援を滞りなく進めていくためには、最も大事とする地域包括支援センターの体制強化及び職員の資質向上についてどのように取り組んでいくのか、併せて伺います。

次に、高齢者を取り巻く諸問題は、年々多様化・複雑化しており、高齢者が高齢者を介護する老老介護、親族との関係性の希薄化による独居高齢者、高齢者が自立できない子どもを支える8050問題など、昨今では、高齢者一人一人に対する支援では解決できない問題が増えているものと推察いたします。ついては、高齢者世帯において複数の要因・問題が混在する世帯への支援の取組について、その状況と対応を伺います。

先週16日の敬老の日にちなみ、総務省が公表した人口推計では、65歳以上の高齢者は前年比2万人増の3,625万人と過去最多を更新したとの発表です。今回私が認知症対応や地域包括支援センターについて質問したのは、こうした背景の中でSDGsの目標11に位置づけられている住み続けられるまちづくりにのっとり、誰も取り残さない持続可能な共生社会の実現を願ってのことであります。関係者各位のさらなる活躍を心から願っています。

1回目の質問を終わります。

発言 2 / 2

御答弁をいただきました中から、2回目の質問をいたします。

学校規模・学校配置の適正化の取組状況について御答弁をいただきました。子どもの減少は、学校に設置される教員数の減少にも直結し、学校運営上厳しい状況を引き起こすことを意味します。したがってこの取組は、単なる物理的な環境整備のみに終わることなく、地域住民や保護者との密なるコミュニケーションと、何としても信頼の協力体制の構築が不可欠であると考えます。そこで、教育委員会として地域社会との連携体制の強化に向けてどのように取り組むのか伺います。

浮島中学校区ではこの秋に、第二中学校区では年明けに、方針決定が予定されているとのことです。特に第二中学校区では、既に先ほどもお話をいたしましたが千本小学校で複式学級が編制されている。こういうことから、緊急を要する状況にあるんだということ、あわせて、その対応は待ったなしと考えます。教育委員会として、児童生徒及び保護者の不安を払拭し、児童生徒が希望ある学校生活を確保するために、再度その決意と御所見を伺います。

GIGAスクールについて2回目の質問をいたします。

御答弁から、現在の子どもたちにとって1人1台端末は特別なものではなく、学習ツールとして欠かせないものとなっていることは私も実感しております。しかしながら、幾つかの問題や影響が指摘されています。その中から子どもたちへの直接的な影響として、ネットいじめやセキュリティーリスク、児童生徒のICT機器への依存症や使用時間のコントロールの難しさなどが挙げられています。そこで、こうした問題への実践的指導対策を伺います。

最後になりますが、認知症への対応について、2回目の質問です。

例えば、特殊詐欺や消費者トラブルから認知症高齢者を守る取組や、在宅生活が困難になってきた際に、本人が希望する施設への入所手続が円滑に進むようにする取組など、認知症の人が基本的人権を有する個人として、自らの意思によって日常生活及び社会生活を営むことができるよう、認知症の人への意思決定の適切な支援と権利・利益の保護について、本市の考え方をお伺いし、私の質問を終わります。

人間力を磨く教育に資する教育環境について

子育て・教育

要旨議員は、学校規模適正化(特に第二中学校区の複式学級問題)とGIGAスクール端末の活用・更新について市の取組と今後の方針を問い、市は令和7年早々に第二中学校区の方針を決定予定であること、端末活用で約95%の児童生徒が学習に役立つと回答しており次期更新とデジタル教科書導入を準備中であると答えた。

背景少子化進行による学校の小規模化(千本小学校で複式学級が編制)と、令和3年度に一度廃止された統合方針の影響で第二中学校区の再編が遅れている地域課題、およびGIGAスクール構想の端末が本格活用から3年を経て更新時期を迎えていることが背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 学校規模・学校配置の適正化の取組
  • 教育環境の整備と質のさらなる充実に向けた
  • 「学校の未来を考える会」で重視している視点
  • 第二中学校区での取組における課題の認識と今後の対応
  • GIGAスクールの成果と今後の取組
  • 「令和の日本型学校教育」実現に向けた1人1台端末の活用状況
  • 学校教育における端末等ICT機器導入の成果と評価
  • 「誰でも使いやすいデジタル環境」構築に向けた今後の取組
教育長学校規模・学校配置の適正化の取組についてお答えします。 初めに、浮島、大平、第二の中学校区における取組状況と今後の展望についてですが、令和5年度、それぞれの校区での地域住民説明会を経て、保護者や地域住民、学校関係者などから意見を伺う学校の未…答弁の全文を読む

学校規模・学校配置の適正化の取組についてお答えします。

初めに、浮島、大平、第二の中学校区における取組状況と今後の展望についてですが、令和5年度、それぞれの校区での地域住民説明会を経て、保護者や地域住民、学校関係者などから意見を伺う学校の未来を考える会を設置し、継続的に協議を行っております。浮島中学校区では、5回にわたる考える会を終え、8月に報告書が提出されたことを受け、今月、教育委員会として、改めて地域住民説明会を開催しました。今後、保護者への意識調査を実施した上で、11月の教育委員会定例会において、方針を決定する予定であります。大平中学校区では、考える会の3回目を今月開催し、次回の開催を年明けに予定しております。引き続き、関係者と協議を進めてまいります。第二中学校区では、最終回となる6回目の考える会を9月27日に予定しております。会での意見・報告を踏まえて、地域住民説明会や保護者への意識調査を実施し、令和7年の早々には教育委員会定例会で方針を決定する予定であります。

次に、協議を進めるに当たり、どのような視点を重視しているかについてですが、考える会では、保護者の声を尊重し、子どもの利益を最優先することを主軸に考えております。また、学校が地域コミュニティの維持・活性化に寄与することを考慮しながら、制度的・政策的に実現可能であることも重視しております。具体的には、児童生徒数の現状や地域コミュニティの状況を踏まえ、教育の質の確保はもとより、地域社会の維持も視野に入れた、多岐にわたる観点から、意見交換を実施しております。

次に、第二中学校区での取組における課題の認識と今後の対応についてですが、令和3年度の方針廃止後、地域での意見集約を待った上で、令和5年度から第二中学校区内で本格的な協議を開始しました。この間に千本小学校では児童数の減少が進み、令和6年度には1年生が4人、2年生が3人となり、複式学級が編制されました。支援員の配置により対応しておりますが、複式学級解消による子どもたちの教育の質の確保に向け、迅速かつ丁寧な説明により多くの方々から理解を得ることが課題であると考えております。今後の対応につきましては、説明会や意識調査を通してより多くの意見を収集し、令和7年早々の教育委員会定例会での方針決定に向けて、確実な推進を図ってまいります。

次に、GIGAスクールの成果と今後の取組についてお答えします。

初めに、令和の日本型学校教育の実現に向けた1人1台端末の活用状況についてですが、令和2年度に端末や高速大容量通信ネットワークなどのICT環境を整備し、授業においてインターネット等を用いた情報収集、カメラ機能による観察・実験などの学習の記録、共同編集機能によるお互いの意見や考えを共有した活発な意見交換など、ICT機器の特徴を生かした活用を行っております。また、授業以外にも健康観察や部活動の連絡、生徒会活動やオンライン会議、地域と連携した自然観察会など、積極的な活用を図っております。

次に、学校教育における端末等ICT機器導入の成果と評価についてお答えします。

これまでも学びを実感する子ども主体の授業を目指して、教材研究やペア学習等による授業形態を工夫して実践してまいりました。1人1台端末の導入後は、インターネットの活用等により、効率的な調べ学習やグループ学習が可能となり、個別最適な学び、協働的な学びにつながる授業へと変化してまいりました。また、やむを得ず登校できない児童生徒には、端末を活用したオンライン授業を配信し、学びの継続や学びの保障を実現するための取組を行っております。毎年行われています全国学力・学習状況調査の児童生徒質問紙調査では、学習の中でパソコン・タブレットなどのICT機器を使うのは、勉強の役に立つと思いますかの質問において、約95%の児童生徒が役に立つと思う、または、どちらかといえば役に立つと思う等の肯定的な回答をしております。このことから、児童生徒は自分が学習してきた内容が身につくという実感や学習意欲が高まり、情報収集能力などのスキルアップにもつながっているものと評価しております。

次に、「誰でも使いやすいデジタル環境」構築に向けた今後の取組についてですが、令和3年度以降、ICT環境を活用した授業は日々行われており、端末は児童生徒にとって特別なツールではなく、学習に欠かせないものとなってまいりました。しかしながら、一定数こうした機器の扱いが苦手な児童生徒もおります。今後は引き続きこのような児童生徒にも目を向けながら支援の充実を図り、誰でも使いやすいデジタル環境を実現するとともに、来年度から始まる全国学力・学習状況調査での端末を活用した試験への対応や、デジタル教科書やデジタル教材の導入を進めるなど、さらなる活用を図ってまいります。また、1人1台端末の更新のスケジュールについてですが、活用が進んだことによる故障や経年劣化を考慮し、早期の更新に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。

教育長地域社会との連携体制の強化についてお答えします。 学校規模・学校配置の適正化の取組は、施設面での整備にとどまらず、子どもたちを取り巻く環境の質を高めていくことが重要であると深く認識しております。そのためには、保護者や地域住民も学校を支える重…答弁の全文を読む

地域社会との連携体制の強化についてお答えします。

学校規模・学校配置の適正化の取組は、施設面での整備にとどまらず、子どもたちを取り巻く環境の質を高めていくことが重要であると深く認識しております。そのためには、保護者や地域住民も学校を支える重要な存在として、連携を図る必要があります。本市では、令和5年度末までに市内全中学校区でコミュニティ・スクールの設置を完了いたしました。これにより、学校と地域が様々な活動を通じて、互いにウィン・ウィンの関係を築き、共に発展していくことを目指しております。具体的には、住民をゲストティーチャーとした授業のサポートや学校行事と地域のイベントの共同開催、地域の特性を生かした教育プログラムの開発など、多岐にわたる活動を推進しております。今後とも、各地域の実態を踏まえた連携体制を強化していくことにより、子どもたちの教育環境の充実と地域への愛着の醸成につなげてまいります。

次に、第二中学校区の方針決定に向けた認識についてですが、先ほどの答弁でも述べたとおり、9月末に学校の未来を考える会を終了し、地域住民説明会や保護者への意識調査を経て、令和7年早々の教育委員会定例会において方針を決定する予定です。教育委員会といたしましては、加速度的に変化する先行き不透明な時代であっても、未来を担う子どもたちが心豊かに安心して学べる教育環境を全力で築いてまいります。そして、本市が目指す誇り高い沼津を創造する貴き志を持った人づくりの実現に向け、着実に取り組んでまいります。

次に、ICT機器の使用に関する問題点等への実践的指導対策についてお答えします。

本市におきましても、ICT機器の使用には様々な課題があると認識していることから、ICTの活用において、児童生徒・教職員が情報モラルや情報リテラシーに対し、十分な知識を持つことが重要であると考えております。そのため、沼津市学校教育におけるICT活用方針を定め、児童生徒は、個人情報の取扱いやプライバシーの尊重等の情報モラルを題材とした教材を通して学習し、教職員は、各校の情報担当者を集めた研修会で指導方法を共有するなど、その知識向上に努めております。また、発達段階に応じた使用時間の制限を設けるなど、過度な依存とならない対策も行っております。今後は、これまでの取組を継続し、児童生徒・教職員のみならず、保護者に対しましても、情報モラル等への関心や理解が深まるよう働きかけ、学校と家庭が一緒になって、適切な活用に取り組んでまいりたいと考えております。

認知症基本法を踏まえた高齢者福祉について

福祉・高齢者・障がい

要旨議員は、認知症基本法を踏まえ、認知症高齢者の支援体制・普及啓発・地域包括支援センターの運営状況・多様化する高齢者世帯への対応について質問した。市は、認知症カフェや初期集中支援チーム、サポーター養成講座、見守りシール等の取組を説明するとともに、相談件数が令和元年度の4,571件から令和5年度の5,316件へ増加していることを報告した。

背景団塊の世代が75歳以上となる2025年を間近に控えた超高齢社会の進行を背景に、住み慣れた地域で認知症高齢者が安心して暮らせるまちづくりへの対応が急務となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 認知症のある高齢者等が安心して暮らせるまちづくり
  • 認知症高齢者等に対する取組
  • 認知症への理解を深めるための普及・啓発の取組
  • 地域包括ケアシステムを支える地域包括支援センター
  • 相談の件数の推移と相談内容の傾向
  • 地域包括支援センターの体制及び職員の資質向上
  • 多様化する高齢者世帯への取組
福祉事務所長認知症高齢者等に対する取組についてお答えします。 本市では、平成29年から認知症の人やその家族が気軽に参加して、地域の方との交流を深めるとともに医療や介護といった専門的な相談もできる認知症カフェを開催してきました。また、認知症の人に対して支…答弁の全文を読む

認知症高齢者等に対する取組についてお答えします。

本市では、平成29年から認知症の人やその家族が気軽に参加して、地域の方との交流を深めるとともに医療や介護といった専門的な相談もできる認知症カフェを開催してきました。また、認知症の人に対して支援が迅速に行われるよう、医師や介護支援専門員等が連携して必要な情報提供を行う認知症初期集中支援チームや、認知症に関する幅広い相談ができる認知症地域支援推進員を配置し、各地域包括支援センターで支援しております。症状が進行した認知症高齢者等に対しては、行方不明となった際に保護した方が介護者と連絡が取れる見守りシールの配付や現在地を特定する徘回高齢者探索システムの利用支援を行っています。また、本人による意思決定を支援し、権利利益を守る取組として、成年後見制度の利用促進にも努めております。さらに、このような認知症に関する様々な取組を分かりやすくまとめた認知症ケアパスを市のホームページや冊子で提供することで、適切な支援が必要とされている方に届くよう努めているところです。

次に、認知症への理解を深めるための普及・啓発の取組についてお答えします。

市では、地域包括支援センターとともに、企業の従業員や小中高等学校の児童生徒等を対象とした認知症サポーター養成講座を継続的に開催することで、認知症に関する正しい知識と適切な接し方の拡大を図っています。また、誰もが認知症当事者となり得るという考えの下、当事者や御家族が抱える悩みや問題を知り、自分事として考える契機としていただく認知症講演会を毎年開催しております。このほか、9月21日の世界アルツハイマーデーの時期には、市内各所で認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色を基調としたパネル展示や、アスルクラロ沼津のホームゲームにおけるブース展示などにより普及・啓発に努めております。さらに、民間事業者の協力による高齢者安心サポート店や高齢者安心見守りネットワーク協力事業所の拡大を進めることで、認知症高齢者等が安心して暮らせる環境づくりにも取り組んでおります。今後は、認知症当事者や家族がともに支え合うピアサポート活動の支援などを通じて、認知症へのさらなる理解促進を図ってまいります。

次に、地域包括ケアシステムを支える地域包括支援センターについてお答えします。

初めに、相談件数の推移についてですが、市役所内にある基幹型地域包括支援センターを含めた相談件数は、令和元年度に4,571件でしたが、年々増え続け、令和5年度には5,316件となっています。相談内容について、最も多いのは、高齢者本人等から寄せられる食事・入浴・移動といった日常生活上の困り事への対応方法で、全体の約27%を占めております。次に、認知症介護に関する家族からの相談が約10%、在宅での身体介護に関する家族からの相談が約5%と続きます。以下、介護サービスの利用に係る相談、病院を退院した後の生活全般に係る相談、成年後見制度など権利擁護に関する相談、家族間や近隣の人間関係に関する相談などが寄せられておりますが、相談内容には目立った変化は見られません。

次に、地域包括支援センターの体制及び職員の資質向上についてお答えします。

地域包括支援センターの体制については、委託先となる運営法人の選定に当たり、必要となる有資格者の確保の安定性について評価しております。また、職員の資質向上については、静岡県や民間法人などが実施する各種研修会への受講を促すほか、市内の地域包括支援センターで構成する運営会議において、情報共有を徹底するとともに、年2回の事業所ヒアリングにより運営状況の点検と助言、指導を行うことで、職員の資質の向上を図っております。今後とも様々な機会を捉えて、地域包括支援センターに対し情報共有や助言・指導を行うとともに、各種研修会への受講を促し、資質向上を図ってまいります。

次に、多様化する高齢者世帯への取組についてお答えします。

市役所内にある基幹型地域包括支援センターには、各地域包括支援センターから対応が困難な事案に関する相談が寄せられてきます。多くの場合、高齢者本人の要因に加えて、同居する家族や世帯を取り巻く環境が問題を複雑にしている状況が見られます。このような場合、基幹型地域包括支援センターから、市の関係課や庁外の関係機関に働きかけ連携を図ることで、個々の事案に即した対応を行っております。基幹型を含む地域包括支援センターでは、過去の対応困難事例に関する蓄積があり、今後も定期的に事例研修を行うことで、様々な問題に対応できるよう努めてまいります。

第7回2024-12-02

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき一般質問をいたします。

初めに、文化芸術を活用したまちづくりについて伺います。

文化芸術を活用したまちづくりは、地域の魅力を高め、住民の生活の質の向上を目的として重要な施策であります。その方策を俯瞰すると、地域の伝統や文化を紹介し、地域の活性化と交流を促進すること、文化施設の整備、子どもから大人まで幅広い年齢層を対象にした文化芸術の教育プログラムの充実、アーティストの支援と活用、市街地や公共空間にパブリックアートの導入、文化芸術を観光資源として活用すること、そして何よりも大切なのは、地域住民の参加と文化芸術への理解と関心を高めることであります。そこで、こうしたことを念頭に、以下、本市の文化芸術を活用したまちづくりについて伺います。

本市の第5次沼津市総合計画のまちづくりの柱6、笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまちの施策に、スポーツ・芸術文化の振興とあります。スポーツに関しては、御存じのとおり、総合体育館がオープンし、市民の健康増進や新たなスポーツの殿堂としてのプロスポーツの誘致など、スポーツによるまちづくりが盛んに行われておりますが、文化芸術も同様にして、市民が健康で心豊かに暮らしていくために必要にして大事な要素と考えます。本市は豊かな自然に恵まれ、風光明媚で気候温暖な土地柄により、若山牧水、芹沢光治良、山口源など多くの文人・墨客が沼津を拠点として活躍し、文化芸術の功績を残しており、これまで培われてきた文化・風土を生かし、次世代に継承するとともに、新たな文化の創造に向けた文化芸術活動への支援や環境づくりが何よりも大切であります。令和5年度は市制100周年を記念したイベントとして、本市出身で、国内外において活躍している若手アーティストと沼津市芸術祭参加者によるジャンルを超えた特別公演スペシャルアートステージや一般公募により構成された市民合唱団による市民が祝う第九の演奏会を開催するなど、市民が主体となって本市の文化芸術を盛り上げたことは周知のとおりであります。また、国史跡の興国寺城跡や長浜城跡、重要文化財の松城家住宅等、様々な歴史的遺産があり、本年10月11日には、新たに高尾山古墳が国史跡に指定され、その文化的意義は大きく、古墳の保存と道路整備の両立を図る、全国的に注目される取組であると認識しています。そこで、本市の新たな100年に向けた文化芸術を活用したまちづくりについて、これまでの取組と評価について伺います。

次に、沼津市芸術祭について伺います。

何といっても市民の文化芸術活動をはかる指標となるのは、沼津市芸術祭であります。市民による市民のための芸術祭として昭和49年に始まったこの芸術祭は、昨年度記念すべき第50回を迎え、今年も約2か月間にわたり、盛大に開催されました。50年以上の長きにわたり開催されることは、開催に関わっていただいた実行委員、参加者、それぞれの皆様の努力のたまものであります。しかし、50年の歴史がある反面、実行委員の高齢化や内容のマンネリ化があるのではないかと懸念しております。人口減少や生活スタイルの多様化に伴い、芸術祭も変化する時期に来ているものと思います。そこで、今後も文化芸術の発表の場として、市民が主体的に芸術祭を続けていくためにどのような取組や支援をしていくのか、当局のお考えを伺います。

次に、市民の文化芸術環境の充実について伺います。

令和3年に文部科学省から発表された子ども時代の体験が成長に影響を及ぼすとの調査結果から、子どもたちが置かれている環境に左右されることなく、体験の機会を十分に得られるよう、地域・学校・家庭が協働し、成長を支える環境づくりがよりよい社会づくりにつながると示されています。また、本市の教育基本構想にも市民の芸術文化環境の充実が掲げられています。コロナ禍を経験し個人の考え方やライフスタイルの多様化が進み、文化芸術活動も多様化する中、人々の心を癒やし、潤いを与え、質の高い生活空間をつくるために、文化芸術の振興が大切であることは万人の認識であり、希望であります。人生100年時代と言われる現代社会において、子どもから高齢者までの世代間交流とともに、歴史や文化資源、芸術に触れ親しむことができる場は豊かな心の育成と生涯を通じた学びとなります。そこで、市民が文化芸術に触れ、親しむことができる環境の充実に向けた当局の考えと取組を伺います。

続いて、文化芸術を活用したまちづくりの拠点としての沼津市民文化センターの活用について伺います。

沼津市民文化センターは、多くの市民から寄せられた意見・要望を基に、英知を結集し、大小のホールを中心に各種会議室や展示室を備え、ホールの舞台・音響・照明などは、当時は最高の技術と最新の設備を取り入れ、文化の殿堂として昭和57年に開館されました。本市の文化芸術活動が盛んであったことの裏づけとして、当時の開館記念事業の一環として、160余りの文化団体が一堂に会して手作りの市民フェスティバルが盛大に開催されたとの記録が残っています。以来、芸術祭や市内の学校コンクールのほか、伝統芸能や各種コンサートを開催するなど、市民に支えられ、一定の役割を果たし今日を迎えています。しかし、時代の流れとともに、設備の老朽化や市民ニーズの変化により、開館当初のようなにぎわいは薄れているのではないかとの認識であります。施設それ自体は単に場を提供するにしかず、最も大事なことはそこで何が催され、どのように活用していくのかであります。そこで、今年度、市民文化センターを拠点とした本市の文化芸術等のさらなる振興を図るため、文化振興課に市民文化センター整備活用担当が新設されたことを含め、これまでの状況と今後の方向性について伺います。

続いて、将来に向けた文化芸術の活用について伺います。

国の文化芸術推進基本計画の前文に、文化芸術は人々の創造性を育み、豊かな人間性を涵養するとともに、人と人との心のつながりを強め、心豊かで多様性と活力のある社会を形成する源泉となるものであるとあります。まちづくりにとって、もちろんハード面の整備は大事でありますが、その環境で暮らし、活動するのは人であり、市民であります。市民が心身ともに健康で豊かな心があってこそ、人と人がつながり、安全・安心な地域社会と誇り高い沼津をつくり上げることができるのであります。広く文化とは、人々の生活から育まれたものであり、その生活に潤いを持たせるものであることから、まちづくりに必要不可欠であります。そこで、将来に向けた文化芸術の活用について、市民に向けた確固たる当局の決意のほどを伺います。

次に、本市の安全・安心のまちづくりについて伺います。

昨今、我が国では、長期にわたる経済の停滞や格差の拡大が、貧困やこれに関連する社会問題、場合によっては犯罪の増加に影響していると指摘されています。特に若年層や高齢者を中心とした貧困問題が深刻化しており、社会的な不安が犯罪の発生に関わっている可能性を懸念しております。私たちが日々目にする新聞記事や報道番組では、事件・事故のニュースが絶えることなく、またそうした事件・事故が年々凶悪化・複雑化しているとの報道に不安を感じる市民が多いのではないかと大変危惧しております。事件・事故がないこと、それは私たちのかけがえのない生命・財産が守られ、日々の営みが充実し、持続可能な社会を築く上での大前提であります。このことから、市政においては、地域や関係団体、関係機関とも連携し、その実現に向け、最大限の尽力を期待するものであります。また、御承知のとおり、住宅を狙った凶悪な強盗犯罪が首都圏において多発し、大きな問題となっております。首都圏に隣接する本市においても、同様の犯罪の発生が懸念されるところであります。また、特殊詐欺の被害発生は、新聞等々で毎日のように報道されています。犯罪の取締りは警察の所管事項とはいえ、凶悪な犯罪から市民を守るため、市としても積極的な取組をすべきであります。そこで防犯対策について、まず、本市の犯罪の発生状況と現状認識について伺います。

次に、市内において、強盗犯罪やその手口からオレオレ詐欺、預貯金詐欺、架空料金請求詐欺等々の特殊詐欺を防止するために、市民に対する啓発はもとより、地域における見守りの強化、警察署をはじめとする関係機関・団体との連携が大変重要であります。そこで、強盗・特殊詐欺の被害から市民を守る具体的な取組について伺います。

また、最近の強盗事件は、SNS上の勧誘等で闇バイトであることを知らずに集められた若者たちが、その実行役となる事例が多くなっています。若者たち市民がこうした犯罪の加害者にならないよう周知していくことは、防犯まちづくりや消費者教育の推進の観点から、市としても積極的に取り組む必要があると考えます。闇バイトから市民を守る取組について伺います。

次に、交通対策について伺います。

県内において、令和6年10月31日から11月6日までの7日間に6件の交通死亡事故が発生したため、静岡県から11月7日から16日までの10日間、交通死亡事故多発警報が発令されました。幸いにして本市においては、8月29日以降、交通死亡事故は発生しておりません。しかしながら、安全で快適な交通社会の実現は、防犯をはじめとした市民の安全・安心の確保とともに、安全・安心なまちづくりの柱の一つであります。そこで、交通死亡事故多発警報の発令を受け、本市においてどのような対応を行ったのか、また、交通安全の確保に向けてどのような認識の下、どのような対策を行っていくのか伺います。

また、交通死亡事故多発警報の発令に前後して、道路交通法の改正により、11月1日から自転車使用時の罰則が強化されました。このことを踏まえ、市としても自転車のスマートフォンを注視しながらの運転禁止、酒気帯び運転の根絶等々、一層の啓発が必要と考えますが、その認識・対応を伺います。

1回目の質問を終わります。

発言 2 / 2

御答弁をいただいた中から、2回目の質問をいたします。

本市では、これまでスポーツのまちづくりを積極的に進めてまいりましたが、次は、芸術・歴史・文学などに力を入れ、第5次沼津市総合計画で本市が目指す将来都市像、人・まち・自然が調和し、躍動するまち、誇り高い沼津を目指しての実現に向けた、提案でございますが、庁内の部局横断的な体制を構築し、強い決意を持って取り組んでいただきたいと思います。そこで、将来に向けた文化芸術の活用について、その目的達成のための庁内の部局横断的な体制の構築についてのお考えを伺います。

防犯対策について伺います。

安全・安心なまちの実現に向け、防犯グループを本市に寄せつけない、市民が強盗や特殊詐欺の被害を受けない、さらに、市民が闇バイトを通じて加害者にならないようにするために、市を挙げて、市長が防犯に対しリーダーシップを持って積極的に取り組んでいただきたく、その強い姿勢をお示しすることも一つの有効な手段であると考えます。そこで、恐縮ですが、改めて市長の御認識と市民に向けた御決意のほどを伺い、私の質問を終わります。

本市の文化芸術を活用したまちづくりについて

観光・文化・スポーツ

要旨議員は、文化芸術を活用したまちづくりについて、これまでの取組評価・沼津市芸術祭の継続策・市民文化センターの拠点活用・将来の方向性の4点を問い、市は文学祭・茶会・博物館企画展等の取組を評価しつつ、芸術祭の担い手育成・地域への出向による鑑賞機会創出・市民文化センターの改修期間を活用した活性化などに取り組む方針を示した。

背景市制100周年を経て新たな100年に向かう中、沼津市芸術祭の実行委員の高齢化・内容のマンネリ化が懸念される一方、スポーツ振興に比べて文化芸術施策の具体的な展開が遅れているとの問題意識と、子どもから高齢者まで文化芸術に触れられる環境整備の必要性が背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • これまでの取組と評価
  • 沼津市芸術祭
  • 市民文化センターの拠点としての活用
  • 将来に向けた文化芸術の活用
教育次長本市の文化芸術を活用したまちづくりについてお答えいたします。 初めに、これまでの取組と評価についてですが、本市は、地域特有の文化・風土を活用し、沼津文学祭や沼津茶会などの取組を行ってまいりました。また、市民文化センターにおける質の高い音楽や…答弁の全文を読む

本市の文化芸術を活用したまちづくりについてお答えいたします。

初めに、これまでの取組と評価についてですが、本市は、地域特有の文化・風土を活用し、沼津文学祭や沼津茶会などの取組を行ってまいりました。また、市民文化センターにおける質の高い音楽や舞台芸術を鑑賞する機会を提供し、博物館や美術館では、それぞれの個性を生かした企画展やイベントの開催、国指定史跡である高尾山古墳や興国寺城跡での現地説明会など、様々な文化芸術に触れる機会を提供してまいりました。これらは市民と連携し、文化芸術を活用したまちづくりに向けて様々な取組を進めてきた結果であり、本市の文化芸術の振興に寄与したものと認識しております。

次に、沼津市芸術祭についてですが、継続させていくためには、担い手の育成と組織の在り方が重要であると認識しております。今後は、持続可能な組織体制に向けて、これまで沼津市芸術祭を支えてこられた皆様と連携し、若手指導者の育成や新しい分野で活動する人たちの活躍する場を提供してまいりたいと考えております。

次に、市民の文化芸術環境の充実についてですが、幼少期から親子で文化芸術に触れる機会を持つことは大切であると考えます。誰もが年を重ねながら心豊かに潤いのある人生を過ごせるよう、議員御提案の年齢・性別問わず、文化芸術に触れることができる交流の場について検討してまいります。また、地域活性化の一助となるように、各地域に出向くことで、鑑賞したり体験したりする機会を提供し、市民に寄り添った文化芸術環境の充実を推進してまいります。

次に、市民文化センターの拠点としての活用についてですが、今年度の取組状況としましては、指定管理者や芸術祭の実行団体等との意見交換、静岡県官民連携実践塾を活用した民間企業への聞き取りなどを行いました。また、高尾山古墳などの発掘調査による出土品の展示や勾玉作り、弓矢体験ができるイベントを実施するなど、利活用に取り組んでおります。今後の方向性としましては、整備改修期間に合わせて様々な視点から意見交換や新たな試みを行い、文化芸術の拠点として価値の向上と活性化につなげてまいります。

次に、将来に向けた文化芸術の活用についてですが、これまで以上に市民の皆様と連携し、古典から現代における多様な文化芸術活動に親しみ、鑑賞したり、体験したりする機会を創出してまいります。そして、文化の殿堂である市民文化センターを拠点とし、市内全域で文化芸術のまちづくりを推進してまいります。

教育長将来に向けた文化芸術の活用についてお答えします。 文化芸術は豊かな人間性を涵養し、想像力と感性を育むなど、人間が人間らしく生きるための糧となるものであります。本市のまちづくりにおきましては、これまで培われてきた文化・風土を生かし、次世代に継…答弁の全文を読む

将来に向けた文化芸術の活用についてお答えします。

文化芸術は豊かな人間性を涵養し、想像力と感性を育むなど、人間が人間らしく生きるための糧となるものであります。本市のまちづくりにおきましては、これまで培われてきた文化・風土を生かし、次世代に継承するとともに、新たな文化の創造に向けた支援や環境づくりが重要であると考えております。人・まち・自然が調和し、躍動するまちの実現に向けましては、議員御指摘のとおり、庁内部局横断的に取り組むことが欠かせません。教育委員会といたしましては、スポーツのみならず、市民の心に豊かさと潤いを与え、さらなる郷土への誇りと愛情を深めていただけるよう、本市の文化芸術の振興に邁進してまいります。

本市の安全・安心のまちづくりについて

まちづくり・都市基盤

要旨議員は、特殊詐欺・強盗・闇バイト等の犯罪被害状況と市の対策、交通死亡事故多発警報への対応、自転車罰則強化への対応について質問した。市は、特殊詐欺被害が前年比増加のため警察・自治会と連携した啓発を強化していること、交通安全は警報発令時に一斉放送・街頭指導を実施したこと、自転車の改正道交法施行を契機に安全運転啓発に取り組むことを答えた。

背景首都圏で匿名・流動型犯罪グループによる強盗事件が相次ぐ中、沼津市内でも特殊詐欺被害が前年比14件増加しており、闇バイトを通じた若者の犯罪加担も社会問題化していた。また、静岡県が交通死亡事故多発警報を発令し、11月には自転車の罰則を強化する改正道路交通法が施行されるタイミングでもあった。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 防犯対策
  • 犯罪の発生状況と現状認識
  • 強盗・特殊詐欺の被害から市民を守る取組
  • いわゆる「闇バイト」から市民を守る取組
  • 交通対策
  • 交通死亡事故多発警報への対応
  • 自転車使用時の罰則強化への対応
政策推進部長防犯対策についてお答えします。 初めに、犯罪の発生状況と現状認識についてですが、沼津市と清水町を管轄とする沼津警察署管内の本年1月から10月までの刑法犯認知件数は1,061件で、前年の同期間の1,090件と比べて29件減少しております。一方…答弁の全文を読む

防犯対策についてお答えします。

初めに、犯罪の発生状況と現状認識についてですが、沼津市と清水町を管轄とする沼津警察署管内の本年1月から10月までの刑法犯認知件数は1,061件で、前年の同期間の1,090件と比べて29件減少しております。一方、同期間の特殊詐欺被害の認知件数は40件で、前年の26件と比べて14件増加しております。前年に比べ刑法犯全体の認知件数は減少しているものの、特殊詐欺被害の認知件数は増加している状況にあることから、本市における犯罪被害をなくすよう、警察や地域の皆様と連携し、町ぐるみでの防犯意識を高めていくための取組、特に特殊詐欺に対する対策について、一層強化していく必要があると考えております。

次に、強盗・特殊詐欺の被害から市民を守る取組についてお答えします。

警察によりますと、現在首都圏で相次ぐ強盗事件は、SNS等でつながっている匿名・流動型犯罪グループの犯行と考えられるとのことであります。このような凶悪な強盗事件は幸いにして本市では発生しておりませんが、本市で発生している特殊詐欺事件も匿名・流動型犯罪グループによる犯行と見られることから、同様のグループによる強盗事件が市内でも発生することが懸念されます。そのため、各自治会、ながら見守りの登録・連携事業者、消費者安全確保地域協議会の構成団体等に沼津警察署が作成した啓発チラシを配布し、市民に対する見守りの強化や注意喚起への協力を依頼しました。さらに本年11月5日には、沼津警察署管内の沼津市長と清水町長及び沼津警察署長が一堂に会し、住民の皆様に対し、強盗・特殊詐欺への注意を喚起するメッセージの録音及び動画の撮影を行いました。録音したメッセージは、市の広報車や自治会の放送施設を通じ放送するとともに、撮影した動画は、市ホームページ、SNS、沼津駅前や大型商業施設のモニター等で放映しております。引き続き、様々なチャンネルを通じた注意喚起・啓発、地域における見守り、関係機関・団体の連携による犯罪発生情報の共有等を一層強化することにより、市内における強盗・特殊詐欺被害の防止に取り組んでまいります。

次に、いわゆる「闇バイト」から市民を守る取組についてお答えします。

警察によりますと、SNS上で闇バイトと知らずに応募した若者等が、犯人グループに個人情報を収集されたため、途中でグループから抜けることができず、強盗事件や特殊詐欺の実行役として犯行に及んでしまうケースが多いとされています。このことから、若者等に対し、闇バイトは強盗・特殊詐欺に加担することになるため、少しでも怪しいと思った求人情報には絶対に応募しないこと、応募してしまった後に、闇バイトと気づいた場合や不安に感じることがある場合には、ためらわず警察に相談するなどの啓発を徹底していく必要があると考えております。そのため、闇バイトへの応募をしないように呼びかける沼津警察署長のメッセージの録音と撮影を行い、その発信を始めました。さらに、コーストFMにおいても、闇バイトに加担しないよう注意喚起するスポットCMを放送しました。引き続き、若者等が闇バイトに引き込まれることのないよう、沼津警察署をはじめ、関係機関と連携し取り組んでまいります。

次に、交通対策についてお答えします。

初めに、交通死亡事故多発警報への対応についてですが、本市では、本年11月7日、静岡県が交通死亡事故多発警報を発令したことを受け、同日、市内一斉に同報無線による放送を行うとともに、市ホームページ及びSNSを通じ、事故防止の注意喚起を行いました。また、警報の発令期間中、沼津警察署と連携した街頭指導や市役所玄関前でののぼり旗の掲揚、看板の設置を実施いたしました。交通安全の確保につきましては、市内では、本年1月から10月までの人身事故件数及び死亡者数は前年の同期間に比べ、ともに減少しております。市といたしましては、さらに交通事故を減らすための対策をあらゆる手段を通じて継続的に実施していくことが重要であると考えております。引き続き、沼津警察署、静岡県交通安全協会沼津地区支部等と連携しながら、年4回の交通安全運動に合わせた街頭指導、65歳以上の高齢者の運転免許証自主返納の促進等、交通事故防止対策に積極的に取り組んでまいります。

次に、自転車使用時の罰則強化への対応についてお答えします。

自転車使用時におけるスマートフォンを注視しながらの運転や、酒気帯び運転等に対し、罰則を適用する改正道路交通法が本年11月1日に施行されました。市といたしましては、今回の改正を契機として、自転車も自動車やオートバイ等と同様、交通事故時には人を傷つけ、死に至らしめる凶器となり得ることの自覚を促す等、安全運転啓発のための取組が大変重要であると考えております。そのため、通学での自転車使用が多い高校生に対し、沼津市高校生自転車マナー向上委員会を通じた指導・啓発を行うほか、一般の市民の皆様に対しても、広報ぬまづや沼津警察署と連携した街頭指導等を通じ、継続的に啓発を行ってまいります。

市長防犯対策についてお答えします。 強盗事件や特殊詐欺の被害に遭わないようにするためには、電話で安易に個人情報を伝えない、在宅時でも必ず施錠する、不審な来訪者には直接対面しない、SNS上の不審な誘いにだまされないなど、自己防衛をしていただくため…答弁の全文を読む

防犯対策についてお答えします。

強盗事件や特殊詐欺の被害に遭わないようにするためには、電話で安易に個人情報を伝えない、在宅時でも必ず施錠する、不審な来訪者には直接対面しない、SNS上の不審な誘いにだまされないなど、自己防衛をしていただくための啓発・情報発信を積極的に行うとともに、警察や地域の皆様方と協力し、見守り活動を充実することなど、地域の防犯力を強化することが大変重要であると考えております。さらには、こうした活動に市を挙げて取り組んでいることを内外にしっかりとアピールすることが、犯罪に対する抑止力となることを専門的見地のある方々から、今までも聞いていたところでございます。そのようなことから、先ほども1回目の答弁の中でも触れましたが、沼津警察署長及び清水町長の御協力をいただき、私自ら注意喚起のメッセージを発信しているところでございます。引き続き、本市が犯罪被害のない安全・安心なまちとなるよう、防犯まちづくりの施策に積極的に取り組んでまいります。

第11回2025-12-01

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき一般質問をいたします。

我が国では、少子高齢化と人口減少に伴う税収縮小が自治体の財政基盤を揺るがし、限られた予算の中で、行政サービスの維持・向上が喫緊の課題となっています。本市では、第5次沼津市総合計画において、目指す都市像を人・まち・自然が調和し、躍動するまちと掲げ、その実現に向け、様々な分野で施策を進めておりますが、それを具現化するためには、何よりも効率的な行政運営が不可欠であると考えます。しかるにその効率的な行政運営の根幹をなす要素はひとえに人にほかなりません。本市職員一人一人の能力・熱意・創意工夫が組織全体の活力となり、政策の迅速かつ的確な実施や適切な資源配分を可能にする原動力となります。したがって、人事管理こそが行政運営の核となるものであり、これがしっかりと機能することで、初めて行政は効率的に動き、質の高いサービスを市民に提供できるものと確信しております。

そこで、本市の市民サービスにおける効率的な行政運営を目指す人事管理について、どのような方針と具体策を講じているのかを明らかにいたしたく、以下に伺います。

まず、職員配置の最適化と業務効率化の取組について伺います。

本市においては、定員管理方針に基づき、住民福祉の増進に努め、最小の経費で最大の効果を上げるという地方自治の基本理念の下、積極的に行財政改革を推進し、簡素で効率的・効果的な組織体制を整備していく中で、業務量等と市民ニーズ等を踏まえつつ、持続可能な行政運営の確立を図っているものと認識しております。一方、市役所における事務量は年々増加傾向にあり、少子高齢化による福祉サービス需要の拡大、大規模災害への備蓄・復旧体制整備、AIやDXによるデジタル行政の稼働と人員再配置の必要性など前例のない課題が山積しています。組織による職員の偏在は業務負担の集中を生み出し、業務負担の集中は業務の品質の低下や事業の滞り、精神的不調による休職者の発生など、様々な弊害が生じるおそれがあります。こうした背景の下、本市としては庁内組織の見直しや職員配置の最適化などを含め、限られた人員と予算で事務の効率化とサービスの充実を図る必要があるものと思います。

そこで伺います。

まずは、人口減少や財政制約の中での適正な定員管理の考え方と具体策について伺います。

次に、AI・DX導入による事務効率化と人員再配置の認識と課題について伺います。

さらに、庁内組織の見直しと職員配置の最適化についてもお伺いいたします。

次に、職員の能力開発とモチベーション向上について伺います。

市民サービスの効率的な行政運営を進めていくための要は人材であり、人事管理の強化こそが最優先課題であると考えます。特に若手・中堅職員の育成は単なる人材補充ではなく、重要な投資であり、実践力や課題解決力、連携力を計画的に育て、キャリアパス、フィードバック体制を整えることが職員の定着率や組織活力の向上につながります。研修は座学に限らず、OJTやメンター制度、実務プロジェクトなどを組み合わせ、成果を職務配分や昇進に反映させることが学びの動機づけになります。失敗から学べる風土を醸成すれば、イノベーションや業務改善が促進されます。また、テレワークやフレックスタイム等の柔軟な勤務制度は、ライフステージや家庭事情に合わせた就業継続や採用力の向上、BCPや生産性向上にも寄与いたしますが、運用のルール、成果主義の評価、情報セキュリティー対策、労務管理の整備が不可欠であり、対面業務とのバランスや公平性の確保、ICT研修や設備投資など実務的な準備が必要です。そして、これまでの評価を通じて、住民サービスの維持と職員の働きがいの両立を図ることが重要です。さらに、評価・登用制度は透明で公正であるとともに、登用や処遇に反映させることが必要です。性別・年齢・勤務形態等による不利益を排し、評価者研修や多様な登用経路の整備、評価データに基づく継続的見直しで、職員の意欲と能力を引き出し、質の高い行政サービスの提供につなげることができると考えます。

そこでお伺いします。

まずは、本市の若手・中堅職員の人材育成方針と研修体系の成果について伺います。

次に、本市におけるテレワーク・フレックスタイム等の柔軟な勤務制度の現状認識について伺います。

さらに、本市における職員の意欲を引き出すための評価・登用制度の改善についてもお伺いいたします。

次に、市民サービスと行政効率の両立に向けた取組について伺います。

少子高齢化と財政逼迫が進む中、市民は迅速かつ高品質なサービスを求め、行政はサービスの質を保ちつつ、効率化が迫られています。窓口は、住民との信頼関係の根幹である一方、デジタル化による業務効率や情報共有が高速化し、待ち時間短縮や24時間対応が可能になります。また、アウトソーシングは、専門的業務を外部に委託し、内部リソースの最適配分とコスト削減を実現する手段として注目されています。これらの長所を最大限に生かし、デジタル化とアウトソーシングのバランスを取りながら、持続可能な行政サービス供給体制を構築することが本市の将来に不可欠です。

そこで伺います。

まずは、市民ニーズを考慮した人事配置と業務改善の取組について伺います。

次に、窓口業務・デジタル化・アウトソーシングのバランスと具体策をお伺いいたします。

続いて、水道事業の経営健全化と持続可能な事業経営について伺います。

水道は改めて申し上げるまでもなく、市民生活を支える極めて重要な社会基盤であり、私たちの暮らしや産業活動に欠くことのできない、言わば命の水を支えるライフラインであります。安全で安定した水の供給は市民の健康、そして生活の質を大きく左右するものであり、その安定的な運営を支えることは、行政にとって最も重要な責務の一つであると考えます。本市の水道事業においては、昭和20年代に給水を開始して以来、これまで70年以上にわたり、市民の暮らしと地域経済を支えてまいりました。しかしながら近年は、全国的な人口減少をはじめ、施設の老朽化や人材不足といった構造的な課題に直面し、加えてエネルギー価格や資材費の高騰といった外的要因も重なっている状況にあります。こうしたことを背景に、本市は昨年度水道料金の改定を実施したところでありますが、料金改定は単なる財政的な措置ではなく、今後も安全で安定した水の供給を続けていくための重要な選択であったと理解をしております。しかし、市民生活への負担を最小限に抑えつつ、健全で持続可能な事業経営をどのように実現していくのかは、将来に向けて大きな課題であると捉えております。これまでも同僚議員から上水道に関する質問を何度もしてきておりますが、市民生活に直結するこの重要なテーマについて、私からは長期的な視点を持って伺ってまいりたいと思います。

そこで、初めに、水道事業の健全経営と経営課題について伺います。

本市が昨年度に行った料金改定を踏まえ、本市の水道事業経営の現状と今後の見通しについて伺います。

また、水道事業を取り巻く社会環境の変化を踏まえ、安定した水道事業を維持し、将来にわたって持続可能な経営を実現していくための具体的な施策について、併せて伺います。

次に、水道施設の老朽化対策と整備方針について伺います。

現在は総延長1,000キロメートルを超える水道管が埋設されておりますが、老朽化している管路の更新には相当な時間と費用が必要とされると認識しております。全国的にも老朽管が原因の漏水事故が相次いでおり、今年度に入ってからも4月に京都市で漏水事故が発生し、道路冠水による交通規制や住居への漏水被害等があったと記憶しております。本市においても道路上での小規模な漏水が度々発生していると伺っておりますが、水道管の老朽化は漏水や断水などの事故に結びつき、市民生活に影響が出る深刻な課題と捉えております。こうした状況を踏まえ、本市の水道施設における現状と課題、そして、安全・安心に水を供給し続けるための今後の整備方針を伺います。

次に、災害・気候変動等のリスクへの対応について伺います。

近年、地震や気候変動による台風の大型化、線状降水帯の頻発化など、自然災害が全国各地で相次いでおり、水道施設についても被害リスクは高まっていると感じております。本市においても、大規模災害への備えは喫緊の課題であります。こうした中、今年10月に日本水道協会中部地方支部管内の静岡・新潟・岐阜の3県による合同防災訓練を本市で実施し、災害発生時の初動対応や広域連携体制の検証がなされたものと伺っております。災害時における市民への応急給水と水道施設の応急復旧体制の確保は、市民生活を守る上で極めて重要であります。本市の現在の応急給水・応急復旧体制はどのようになっているのか、また今回の合同防災訓練で得られた成果を今後どのように水道の防災対策に生かしていくのか伺います。

最後に、水道法改正に伴う良質な水質確保への対応について伺います。

本市の水道水は、富士山の雪解け水を地下からくみ上げた良質でおいしい水であります。全国に誇れる大切な財産でもあります。一方で、近年人体への影響が考えられる化学物質の拡散が深刻化し、規制強化の動きが加速しております。このため、令和8年4月に水道法が改正され、水質検査項目として有機フッ素化合物、PFOS等が追加されると伺っておりますが、本市での現在における取組状況について伺います。また、新たな検査項目が加わる中、化学物質を含む水質の監視をどのように実施していくのか当局の見解を伺って、1回目の質問を終わります。

発言 2 / 2

御答弁ありがとうございました。それでは、御答弁いただいた中から、2回目の質問をいたします。

先ほど御答弁をいただいた職員配置の適正化の中で、精神的不調による休職者が発生した際の取組について御説明をいただきましたが、精神的不調による休職者に対するケアと対策はどのように行っているのか伺います。

次に、本市が在宅勤務やモバイルワーク、選択的週休3日制を含むフレックスタイム制度を導入し、働き方の柔軟化を推進していることは高く評価するものでございます。制度導入の目的として、職員のワーク・ライフ・バランスの向上を図るという視点での答弁がありました。これらの制度によって、通勤負担の軽減や勤務時間の弾力化が図られれば、休職中の職員が体調に合わせて段階的に職場復帰する、その選択肢を広げるとともに、障がいのある職員が持続的に就労できる環境づくりに資するプラスの効果として期待されるのではないかと考えます。そこで、市としてこれらの柔軟な勤務制度がもたらすポジティブな効果をどのように御認識でありましょうか。その認識を伺って私の質問を終わります。

市民サービスにおける効率的な行政運営を目指す人事管理について

行財政・行政運営

要旨議員は少子高齢化・財政制約・AI/DX進展を踏まえ、定員管理・組織見直し・人材育成・柔軟勤務制度・評価登用制度など人事管理全般の方針と具体策を問い、市は数値目標を設けず類似団体と比較しながら選択と集中で人員再配置を図るとともに、フレックスタイム制導入や人事評価改定などを通じて職員の能力発揮と市民サービス充実を両立させていくと答えた。

背景少子高齢化による税収縮小と福祉需要の拡大、AI・DXによる業務変革が重なり、限られた人員と予算で行政サービスの質を維持するための人事管理のあり方が問われている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 職員配置の最適化と業務効率化の取組の考え方と具体策
  • AI・DX導入による事務効率化と人員再配置の認識と課題
  • 庁内組織の見直しと職員配置の最適化
  • 職員の能力開発とモチベーション向上
  • 若手・中堅職員の人材育成方針と研修体系の成果
  • テレワーク・フレックスタイム等の柔軟な勤務制度の現状認識
  • 職員の意欲を引き出す評価・登用制度の改善
  • 市民サービスと行政効率の両立に向けた取組
  • 市民ニーズを考慮した人事配置と業務改善の取組
  • 窓口業務・デジタル化・アウトソーシングのバランスと具体策
市長市民サービスにおける効率的な行政運営を目指す人事管理についてお答えします。 人口減少や財政制約の中での適正な定員管理の考え方と具体策についてですが、沼津市定員管理方針では、必要な職員数については数値目標を定めず、総合的視点から配置することと…答弁の全文を読む

市民サービスにおける効率的な行政運営を目指す人事管理についてお答えします。

人口減少や財政制約の中での適正な定員管理の考え方と具体策についてですが、沼津市定員管理方針では、必要な職員数については数値目標を定めず、総合的視点から配置することとするとともに、人口減少や財政制約による業務量の変化、市民ニーズの多様化を踏まえ、都市規模が類似する団体と比較し、必要に応じ職員数の見直しを図っていくものとしております。具体策といたしましては、行政需要の変化に応じ、新規事業を始めるための既存事業の見直し、選択と集中を徹底し、人員を内部で再配分することで限られた財源で市民サービスの質を維持することを目指しております。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

総務部長AI・DX導入による事務効率化と人員再配置の認識と課題についてお答えします。 沼津市定員管理方針における行政事務のデジタル化の推進に基づき、AIやRPA等による定型事務の自動化が進むことにより、文書作成補助やオンライン申請、電子決裁などによ…答弁の全文を読む

AI・DX導入による事務効率化と人員再配置の認識と課題についてお答えします。

沼津市定員管理方針における行政事務のデジタル化の推進に基づき、AIやRPA等による定型事務の自動化が進むことにより、文書作成補助やオンライン申請、電子決裁などによって業務時間を削減し、削減した時間や人員を市民対応、施策立案等へ再配置するなど職員がより高度な行政運営や市民対応に注力できる環境となると認識しております。一方、課題といたしましては、職員間のデジタルスキル差やシステム統合の調整、事務フローの再設計が考えられることから、この対策として定期的な研修の実施や事務分担の明確化によるフォローアップを行うことで、適切な人材配置を進めてまいりたいと考えております。

次に、庁内組織の見直しと職員配置の最適化についてですが、沼津市定員管理方針における組織体制の見直しに基づき、原則としてポストやセクションの増設・細分化を控え、適正な職員配置を行うことにより組織肥大化を防ぎつつ、既存組織のポテンシャルを最大限有効活用するよう努めております。また、所属職員による育児休業取得の際には、所属長と取得予定の職員とで休業中の業務遂行計画書を作成したり、精神的不調による休職者が発生した際には、所属内において業務の細分化と再配分を図るなど職員の偏在による業務負担の集中が生じないよう調整しております。

次に、若手・中堅職員の人材育成方針と研修体系の成果についてですが、若手・中堅職員の育成は、人材育成基本方針に沿い、市民視点でのまちづくり、行政の継続性確保、確実な成果の両立、コンプライアンスを徹底する中で、市民ニーズとこのように働きたいという職員自身のビジョンを結びつけることを目標としております。職員研修は計画的なジョブローテーションや自己申告制度、人事評価システムを能力開発の基礎としながら、自己啓発・職場研修・研修所研修により進めております。また、研修後の成果検証やフォローアップを通じて、研修内容が実務に生かされるとともに、若手職員による積極的な業務改革提案につながるなど一定の成果が現れているものと認識しております。今後も、時代の潮流と実務に即した選択研修の拡充や運用改善による研修効果向上を図り、育成目標の達成に取り組んでまいります。

次に、テレワーク・フレックスタイム等の柔軟な勤務制度の現状認識についてですが、本市は、働き方改革の一環として、在宅勤務・モバイルワーク等のテレワークを推進し、本年4月には、週休日のほかに勤務時間を割り振らない日を設けること及び1日につき7時間45分以外の勤務時間を割り振ることを可能とする選択的週休3日制を含むフレックスタイム制度を県内で初めて導入いたしました。結婚・育児・介護・地域活動など、多様な生活に対応し、職員のワーク・ライフ・バランス、業務効率の向上を図ることで、市民サービスの充実を目指しており、運用面においては、公務に支障がないことを前提に、所属長の事前承認による部署単位の業務調整や制度趣旨・手続・法令遵守のマニュアルなどを整備することで、職員が安心して制度を利用できる体制が構築できているものと認識しております。

次に、職員の意欲を引き出す評価・登用制度の改善についてですが、本市は、職員の意欲喚起と組織力強化を目的に、令和6年4月1日から人事評価制度の改定を行い、評価シートを見直して、目標設定とフィードバックの精度を高めるとともに、人事評価結果を勤勉手当に反映しております。また、評価者研修や運用ルールの整備、評価結果を反映した任用・昇給・研修配分により、能力開発と公正な処遇を両立させております。今後も定期的な検証で透明性・納得性の向上を図り、職員の成長と組織の発展につなげてまいります。

次に、市民ニーズを考慮した人事配置と業務改善の取組についてですが、毎年度、市民ニーズを反映した組織改正を行っており、その組織が的確に動き出せるよう、職員の能力・実績を適切に把握した上での人事配置に努めております。また、業務改善の取組といたしましては、職員のスキルアップに向けた研修等を強化することで、より質の高い市民サービスの提供を目指しております。

次に、窓口業務・デジタル化・アウトソーシングのバランスと具体策についてですが、市民サービスの効率化を進めるに当たり、窓口業務におけるデジタル化とアウトソーシングにより、事務処理や単純作業の効率化を図ることで、職員が市民対応や政策実務に注力できる体制を整える一方で、対面での対応と適切なバランスが重要であると考えております。具体策としましては、窓口における頻度の高い手続についてはオンライン申請の導入などのデジタル化を進める一方で、対面での相談が必要な業務については窓口対応職員を十分に配置し、きめ細やかな対応を可能とする体制を確保するなど、市民サービスにおける効率化と質の向上の両立を図ってまいりたいと考えております。

総務部長精神的不調による休職者に対するケアと対策についてお答えします。 まず、精神的な不調で休職に至る原因についてですが、業務上の問題や私生活の状況、同僚や家族との人間関係、さらには本人の健康状態など様々であります。精神的不調による休職者のケアにつ…答弁の全文を読む

精神的不調による休職者に対するケアと対策についてお答えします。

まず、精神的な不調で休職に至る原因についてですが、業務上の問題や私生活の状況、同僚や家族との人間関係、さらには本人の健康状態など様々であります。精神的不調による休職者のケアにつきましては、主治医による診断結果を踏まえつつ、産業医との面談による職場復帰に向けた生活リズムの改善、運動習慣、軽作業による適切な負荷のかけ方などについて、専門的な見地からの助言をいただいております。また、職場復帰する際には、勤務時間や業務内容を考慮した段階的な職場復帰制度である職場復帰プログラムを実施しており、所属長をはじめとした所属職員との連携による総合的なサポートに努めております。

次に、柔軟な勤務制度がもたらすポジティブな効果への認識についてですが、御指摘のとおり、在宅勤務やモバイルワーク、選択的週休3日制を含むフレックスタイム、通勤負担の軽減や勤務弾力化を通じて、休職中の段階的復職の選択肢拡大や障がいのある職員の就労継続に大きな効果をもたらしております。また、柔軟な勤務制度が可能となったことにより、優秀な人材の確保、職員のワーク・ライフ・バランスの改善及び効率的な時間配分による業務効率化と生産性の増大等に伴い、市民サービスの向上につながる効果があると認識しております。

水道事業の経営健全化と持続可能な事業経営について

まちづくり・都市基盤

要旨議員は水道事業の料金改定後の経営状況、老朽施設の更新方針、災害対応体制、水道法改正への対応について質問した。市は令和6年度に純利益約3億円を計上し経営基盤を一定強化できたとしつつ、人口減少による給水収益の減少と施設老朽化に伴うコスト増加により今後も厳しい経営環境が続く見通しを示し、広域連携・DX活用・管路更新(年間約1%目標)など多角的な施策で持続可能な事業経営を目指すと答えた。

背景少子高齢化による人口減少と節水意識の浸透で水需要が年々減少する一方、市内約1,080kmの管路のうち約390kmが法定耐用年数を超えており、老朽化対策費用と資材・労務費の上昇が重なる中で、水道事業の財政基盤と安定供給体制をどう維持するかが地域課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 水道事業の健全経営と経営課題
  • 料金改定を踏まえた水道事業経営の現状と今後の見通し
  • 将来にわたり持続可能な事業経営のための施策
  • 水道施設の老朽化対策と整備方針
  • 水道施設における現状と課題
  • 今後の整備方針
  • 災害・気候変動等のリスクへの対応
  • 災害時における応急給水・応急復旧体制
  • 日本水道協会中部地方支部合同防災訓練の成果を踏まえた水道の防災対策
  • 水道法改正に伴う良質な水質確保への対応
水道部長料金改定を踏まえた水道事業経営の現状と今後の見通しについてお答えします。 本市においては、健全な事業経営を確保するため、昨年度、水道料金を改定いたしました。その結果、令和6年度決算では経常収支比率及び料金回収率はいずれも100%を超え、また…答弁の全文を読む

料金改定を踏まえた水道事業経営の現状と今後の見通しについてお答えします。

本市においては、健全な事業経営を確保するため、昨年度、水道料金を改定いたしました。その結果、令和6年度決算では経常収支比率及び料金回収率はいずれも100%を超え、また、純利益は前年度比約2億4000万円増の約3億円を計上できたことなどから、施設更新や安定的な事業運営に向けて、一定の経営基盤の強化が図られたものと考えております。しかしながら、人口減少の進行や節水意識の浸透等により、水需要は年々減少傾向で推移しており、令和8年度以降には徐々に給水収益が減少することが見込まれます。また、水道施設の老朽化は着実に進行し、その更新や耐震化等にかかる費用は令和6年度決算で約21億円を要しており、今後、社会情勢の変化に伴う資材費や労務単価等の上昇とともに、施設整備の投資額はさらに増加していくことが想定されます。このため、水道事業経営は引き続き厳しさを増していくことが見込まれる状況であります。

次に、将来にわたり持続可能な事業経営のための施策についてですが、水道は市民生活や地域経済を支える最も重要な社会基盤の一つであり、将来世代へ確実に引き継ぐとともに、災害時においてもその機能を維持し、市民の生命と生活を守る使命を担っております。このため、厳しい経営環境や限られた財源の中にあっても収支の均衡を図りつつ、社会経済情勢の変化に的確に対応しながら、納付指導の徹底による収益確保や効率的な施設稼働、水需要の変化に応じた施設規模の見直し等による経費削減に引き続き取り組んでまいります。また、先進都市の事例も参考に、近隣事業体との広域連携による資機材の共同調達や災害時の応援体制の強化、最新のデジタル技術を活用した管路調査や検針業務等によるコスト縮減効果の検証など、様々な施策を多角的に組み合わせながら、今後も安全・安心で持続的な事業経営に努めてまいります。

次に、水道施設における現状と課題についてお答えします。

初めに、現状につきましては、本市の水道事業は沼津市と清水町にまたがる給水区域となっており、水源地は清水町にあります泉水源地など17か所、配水池は岡宮配水池など39か所を保有しております。また、令和6年度末において管路は総延長約1,080キロメートルが整備されている状況であり、日夜、安全で安定した水道水供給のため、適切な管理運営に努めております。課題といたしましては、管路の総延長に対して約390キロメートルが法定耐用年数を超えており、管路の老朽化に伴い、道路上などでの漏水が発生することが懸念され、また、直接有収率の低下につながる原因となり、効率よく更新することが必要であると捉えております。

次に、今後の整備方針についてですが、耐用年数を過ぎた老朽管の更新は、沼津市水道事業ビジョンに基づき、管路の更新を行う布設替工事を計画的に実施しております。この布設替工事を行う箇所の選定につきましては、管路の重要度や既設管路の竣工時期、漏水頻度の高い管種や路線などを踏まえて優先順位を決定し、管路更新の指標となる更新率を年間で総延長の約1%を整備する目標に取り組み、令和6年度の実績は約10キロメートルの布設替えを行い、目標を達成いたしました。今後につきましても、他事業との連携によるコスト削減や同時施工による工事期間の短縮で周辺住民への負担の低減などに加え、人口減少に伴う施設の適正化も検討しながら、継続的に更新事業を進め、有収率の向上にも努めてまいります。

次に、災害時における応急給水・応急復旧体制についてお答えします。

本市では、大規模災害が発生した場合、沼津市地域防災計画等に基づき、直ちに水道部内に災害対策本部を設置し、飲料水の確保や供給等を行う給水班と、上水道の緊急措置や施設の早期復旧等を行う復旧班を編成し、それぞれ初動活動に着手いたします。また、災害協定を締結している沼津市指定給水工事店協同組合との応援体制や公益社団法人日本水道協会を通じて、県内外の水道事業体を受け入れる広域連携体制を整えながら災害対応に当たることとしております。

次に、日本水道協会中部地方支部合同防災訓練の成果を踏まえた水道の防災対策についてですが、本訓練では災害対策本部の運営や応急給水・応急復旧活動について、広域連携による対応手順等を共有するとともに、給水車による貯水槽への給水や水道管の漏水修理等の実践的な訓練を通じて災害対応力を高め、知識・技能の習得を図ったところであります。今後におきましては、本訓練で得られた様々な知識・技能等を本市職員間で共有するとともに、現状の災害対応体制の点検や関係機関とのさらなる連携強化等を図りながら災害に備えてまいります。

次に、水道法改正に伴う良質な水質確保への対応についてですが、本市では、水道法に基づき水質検査を定期的に実施しており、これまで水質基準の範囲内で安全に供給しております。また、令和8年4月から新たな検査項目として追加される有機フッ素化合物PFOS及びPFOAにつきましては、法改正に先立ち、令和2年度から検査を実施し、全ての配水区域で、国の目標値である1リットル当たり50ナノグラム以下であることを確認したところであります。今後におきましても、水質検査の結果について監視を継続するとともに、国の動向に注視しながら、富士山の恵みによる良質な水を安全・安心に供給できるよう努めてまいります。

代表質問(会派代表として登壇)

以下は会派を代表して行った代表質問です。個人の一般質問とは異なり、会派として作成・調整した質問です。要旨・背景・答弁は一般質問と同じ形式で掲載しています。

第8回2025-02-27志政会を代表

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告により会派志政会の代表質問をいたします。

さきに表明された賴重市長の令和7年度施政方針に鑑み、以下、潤いと安心の市民生活の向上を目指してと題して質問をいたします。

最初に、さらなるスポーツ振興策の中から、パラスポーツの振興について伺います。

施政方針の冒頭、基本的な考え方の一節に、パリ2024オリンピック・パラリンピックにおいて、本市でフェンシングの合宿を行った選手たちによる5つの金メダル。また、本市出身選手による車椅子ラグビーでの金メダルの獲得をたたえられ、スポーツを生かしたまちづくりが着実に進み、まちに活力を与えているとの記述に加え、新年度の主な取組の柱6の笑顔があふれ健康で豊かに暮らせるまちにおいても、新たなスポーツ大会の支援やストリートスポーツパークの施設の拡張整備など、さらなるスポーツが掲げられていることに関連して、パラスポーツの振興について、以下、市長のお考えをお聞かせください。

昨年12月25日、賴重市長が発表された令和6年10大ニュースにおいても、スポーツ分野ではパリ2024オリンピック・パラリンピック、フェンシングのまち沼津の躍動、そして若山英史選手への沼津市民栄誉賞授与を挙げられ、スポーツを活用したまちづくりが着実に進んでいることが示されました。特に、パリ2024パラリンピック車椅子ラグビーで金メダルを獲得された若山英史選手の活躍は、多くの市民に大きな夢と活力を与え、パラスポーツへの関心を高める大きな契機となりました。また、本年度は本市ゆかりのパラアスリートが多く活躍され、1月30日には沼津市スポーツ賞の授与も行われました。私は、この機会を逃さず、令和7年度は特にパラスポーツ振興に重点を置いた施策を推進すべきと考えます。東京2020オリンピック・パラリンピックや、今回のパリ2024オリンピック・パラリンピックでは、日本代表選手たちの活躍が全国に歓喜をもたらし、多くの人々に勇気を与えるとともに、社会全体の連帯感を醸成しました。スポーツは、する、観る、支えるという形で交流を促進し、地域社会に活力をもたらす力を持っています。こうした力は、大規模な国際大会だけではなく、地域のスポーツ振興においても重要な役割を果たします。公益財団法人日本パラスポーツ協会は、パラスポーツをもう一つのスポーツとして位置づけ、一般スポーツをベースに、障がいの種類や程度に応じてルールや用具を工夫したスポーツ、障がいのある人のために考案されたスポーツ、障がいの有無にかかわらず共に楽しめるスポーツと定義をしております。ブラインドサッカー、ゴールボール、ボッチャなど多様な競技が存在し、それぞれが多様性を認め合い、共生社会を実現する力を持っています。また、競技者が自身の可能性に挑戦する姿は、障がい者の生活の質を向上させる上でも重要な意義を持っています。令和6年度から10年間を計画期間とする沼津市スポーツ推進基本計画では、障がい者のスポーツ機会の拡充やパラスポーツ体験機会の提供が掲げられています。しかし、令和7年度の施政方針には、パラスポーツ振興に関する具体的な施策が十分に盛り込まれていない印象を受けます。他の自治体では、例えば浜松市がインクルーシブスポーツの推進を掲げ、障がいの有無や年齢、性別、国籍を問わず、誰もがスポーツを楽しむ環境づくりを進めています。本市においてもこうした先進事例を参考に、より具体的な施策を講じる必要があると考えます。そこで、本市における施設整備と環境づくりの方針について、市長の御見解をお聞かせください。

また、パラスポーツの振興には、行政・企業・地域住民が一体となって支援体制を構築することが不可欠です。地域社会全体で協力することで、持続可能なパラスポーツ支援環境を整備し、地域全体の活力向上にもつながるものと考えます。こうした取組を通じて、地域社会全体でパラスポーツへの理解を深め、共生社会の実現に向けた基盤を築くべきです。本市には、フェンシングのまち沼津やアスルクラロ沼津ホームタウン支援など、市民を巻き込んだスポーツの振興の成功例があります。これらの経験や知見をパラスポーツ振興に活用することで、地域社会の包括性や健康増進をさらに推進できるのではないでしょうか。また、パラスポーツ推進には障がいのある方に配慮した施設整備やプログラムの充実、市民への啓発活動が重要です。そこで、啓発活動の推進と市民参加の促進についてどのように取り組んでいくのか、お伺いをいたします。

さらに選手の育成支援や情報発信体制の構築も欠かせません。こうした取組を通じて市民が質の高いまちづくりを実感できる環境を整えていただきたいと考えております。そこで、人材発掘、育成のための支援策や情報発信体制づくりにどのように取り組んでいくのかお聞かせください。

もう一つのスポーツと言われるパラスポーツの振興を通じて、市民生活に潤いと安心をもたらし、全ての市民が充実した生活を送れるよう、パラスポーツに取り組む決意と、令和7年度からの具体的な施策とその推進方針について、市長の御見解をお伺いいたします。

続いて、能登半島地震の教訓から「災害関連死」の防止対策について伺います。

施政方針の新年度の主な取組、柱7、安全・安心のまちについて、防災・減災対策が様々挙げられており、住み続けられる環境を確保し、地域の持続可能性を確保することへのさらなる取組を評価いたします。しかしながら、一歩踏み込んで被災された方々への対応についての言及はあまりされていないようにも感じます。そこで、災害のたびに注目される災害関連死についてお伺いをいたします。

令和6年1月1日に発生した能登半島地震から1年余が経過いたしました。近年我が国では、地震や台風、大雨による風水害など、様々な自然災害が毎年のように発生し、そのたびに多くの尊い命が奪われています。そのような中、災害関連死が深刻な課題となっています。災害関連死とは、地震・津波・台風など自然災害による直接的な災害による犠牲だけではなく、災害後の環境の変化や精神的・肉体的負担によって亡くなることを言い、例えば避難生活でのストレスや体調・持病の悪化、保健医療体制の不備・崩壊、あるいは災害後の孤独死などにより引き起こされます。さきの能登半島地震による災害関連死は1月6日現在276人で、建物倒壊等による直接死を上回り、石川県では関連死申請が200人を超え、さらに増える可能性があると言われております。その要因には、避難所生活における苛酷な環境や医療支援体制の不足、高齢者や要配慮者への対応の遅れなど、様々な課題が指摘されています。こうした中、政府も災害関連死防止に向けて課題意識を高め、昨年の首相の所信表明演説においても、防災・減災に向けた取組をさらに強化し、避難所の環境改善や要配慮者支援の体制構築、地域コミュニティの連携強化など総合的な対策を進める必要性が示されました。これらは災害関連死を防ぐために極めて重要な視点であり、本市においても積極的に議論を深めるべきテーマであると考えます。

そこで、次の5点について、本市の認識や現状の取組について伺います。

1つ目は、避難所の環境改善です。

避難所における衛生環境やプライバシーの確保が不十分な場合、心身に負担を与え、災害関連死のリスクが高まることが懸念されます。本市ではこうした避難所環境の改善について、どのように認識し、取り組んでいるのかお答えください。

2つ目は保健医療体制です。

大規模災害の発生直後においては、重症者に対する一刻も早い手当てが重要である一方、数週間が経過して、避難生活が長くなるにつれ、感染症やエコノミークラス症候群、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などによる災害関連死の防止が求められ、その役割はシフトしていくものと考えます。保健師等が定期的に健康チェックを行うこと、保健医療体制の充実が欠かせません。具体的な災害関連死防止にどのように取り組むのか伺います。

3つ目は、避難行動の多様化への対応についてです。

避難所は原則として、住居での生活が困難な方に向けたものである上、能登半島地震においても、車中等の自宅以外で避難所生活を選択される方もいらっしゃいました。このような避難行動の多様化にどう対応し、それを市民にどのように周知するのか伺います。

4つ目は、事前準備と啓発です。

災害関連死を未然に防ぐためには、市民自身の防災意識を高めることが重要です。本市ではどのような防災教育や事前準備の啓発活動を行い、市民の命を守るための意識づけを図っているのでしょうか。お答えください。

5つ目は、地域コミュニティの活用についてです。

言うまでもなく、災害時には地域住民同士の助け合いや連携が極めて重要となります。本市では、地域コミュニティの防災力をどのように強化し、住民が協力して災害に立ち向かうための体制を築いているのか伺います。

災害関連死には、日頃からの対策と支援充実が不可欠です。私たちの準備次第で防げるものと考えます。また、災害関連死の問題は、人は人生を全うする権利を持ち、尊重されるべき存在であることから、生命への尊厳が十分に守られていないことを示すものであり、深刻な課題であります。この点からさらなる防災・減災対策を重く受け止めていただきたいことを申し添えます。

次に、第二中学校区の学校規模・学校配置の適正化について伺います。

施政方針の新年度の主な取組、柱5、安心して子どもを産み育てられるまちに未来を担う子どもたちの教育環境の質の充実を図るため、学習環境の充実や安全で安心して学べる環境づくりが掲げられていることを踏まえ、第二中学校区の学校規模・学校配置の適正化についてお尋ねいたします。

昨年市議会9月定例会において、私からの質問に対し、御答弁のとおり、令和7年2月4日に第二中学校区の学校規模・学校配置の適正化の方針が決定されました。第二中学校区での学校統合問題については、令和3年度に方針が廃止された経緯から、その後の動向が沼津市議会でも大変注目されていたところであり、先日決定した新たな方針については、新聞報道でも大きく取り上げられました。今回の質問は、こうした経緯を踏まえ、市議会として、教育委員会の考えを改めて確認する必要があるとの見地から、以下、質問をいたします。

このたびの決定は、小規模化が進行する第二中学校区の学校と第一中学校区の学校を統合するものであり、これは何よりも児童生徒の教育環境を最優先に考えた英断であるとも考えております。義務教育は、単に学力向上のみを目的とするものではなく、成長・発達の過程において、児童生徒が社会で生き抜くための礎となる確かな知性や健全な社会性、あるいは豊かな協調性を涵養する場であります。しかしながら、近年の急速な少子化の進展に伴う学校の小規模化により、こうした能力の育成に大きな影響を及ぼす可能性があります。したがいまして、この統合方針の決定は、沼津市総合計画に掲げられた、安心して子どもを産み育てられるまちの実現に資する極めて意義深いものであり、未来を担う子どもたちの教育環境の充実に向けた大きな一歩と評価するものであります。一方で、新たな学校の開校時期については、小学校が令和8年4月、中学校が令和9年4月と、異なっていることに加え、特に小学校の開校までの準備期間が限られていることに不安を抱かれる方もおられるのではないかと推測をいたします。さらに、この決定に至るまでの道のりは決して平たんなものではなく、様々な議論と調整、そして時には紆余曲折を経たことは周知のとおりであります。これまで地域住民や保護者の皆様の多様な声に耳を傾け、慎重に議論を重ねてきた教育委員会の皆様の御尽力に対し、改めて敬意を表するとともに、今後の円滑な開校に向けて、さらなる丁寧な説明と周知徹底が必要と考えます。

そこでお伺いいたします。

まずは第二中学校区の学校規模・学校配置の適正化として決定された今回の方針について、その決定理由を改めて伺います。

次に、その決定に至るまでに、教育委員会として進めてきた取組について、どのように評価されているのか伺います。

さらに、この決定方針を踏まえた令和7年度における具体的な取組とその後の対応について、教育委員会としての決意も含め、お聞かせください。

次に、高尾山古墳の整備について伺います。

施政方針の新年度の主な取組、柱4、地域の宝を活かすまちに、歴史・文化資源の活用に関し本市ならではのまちの強みや地域資源を生かすとあります。高尾山古墳は、令和6年10月11日に国史跡に指定され、まさに旬な歴史的地域資源であります。同古墳は、本市としては平成7年3月の興国寺城跡の指定以来約30年ぶりであり、4件目の国史跡の指定であります。振り返れば、都市計画道路沼津南一色線の建設に伴い、平成20年度から実施した発掘調査において古墳の存在が判明し、これまでの調査研究の成果により、学術的な価値が認められ、国史跡の指定につながったものと推察し、ここで改めて高尾山古墳の価値と評価についてどのように認識をお持ちなのか伺います。

次に、古墳保存と道路整備両立の新年度事業について伺います。

都市計画道路沼津南一色線は、中心市街地と国道1号、国道246号や高速道路とを連絡する重要な幹線道路の整備であり、周辺の渋滞解消や通学路の安全対策など、様々な道路の整備効果が発現するものと認識しております。そのような中、国道1号江原公園交差点から沼津インター線までの約1.8キロメートルについて、高尾山古墳を東側に回避して整備する橋梁の利用により、暫定2車線の道路を令和8年度には供用開始すると発表しています。古墳と同じ空間に一体的に広域幹線道路を整備するという文化財保存と都市計画を両立させる先進的な取組であり、その過程において道路と古墳を含む周辺までを一体的な空間として設計し、質の高い意匠等を施すことで、良好な環境形成を図るという目的を掲げて、デザインコンペを実施するなど、多くの関係者から注目を集めていると伺っております。地元といたしましても大きな期待を抱いていることから、整備の意義と令和7年度の事業内容について伺います。

次に、将来に向けた整備活用について伺います。

本市には旧石器時代から人が移り住み、現代まで途切れることなく連綿と人が住み、活動の場として歴史を重ね、繁栄してきたことは、数々の古墳や遺跡の発掘やその調査結果から明らかな事実であります。特に高尾山古墳については、古墳そのものの価値に加え、都市計画との両立において、また、出土品から推察される広域に及ぶ他地域との交流の歴史等、未来に継承すべきストーリーが豊富に存在しているものと考えますが、これらを踏まえ、将来に向けどのように整備活用を考えておられるのか伺います。

古墳は単なる遺跡ではなく、日本の歴史、文化、地域社会にとって不可欠な遺産であり、歴史的・文化的価値の保全や考古学研究の対象、観光資源に加え、教育・文化継承の場であります。それゆえ、保存活動は私たちにとって、過去の遺産を未来につなげる、貴重にして重要な役割であり、人はこうした環境の中に日々の営みがあることを忘れてはならないと強く思いつつ、私の質問を終わります。

潤いと安心の市民生活の向上を目指して

防災・減災

要旨会派は若山英史選手のパラリンピック金メダル獲得を契機にパラスポーツ振興の具体的施策と、能登半島地震の教訓を踏まえた災害関連死防止対策を求めた。市は県との連携によるバリアフリー化検討と情報発信強化、避難所環境改善と保健医療体制充実を答弁した。

背景パリ2024パラリンピックで本市出身の若山英史選手が車椅子ラグビーで金メダルを獲得し市民のパラスポーツへの関心が高まったこと、及び能登半島地震での経験から災害時対応の改善が課題となったことが背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • パラスポーツの振興について25番
  • 施設整備と環境づくり渡 邉 博 夫
  • 啓発活動と市民参加の促進
  • 人材の発掘・育成
  • 情報発信の体制づくり
  • 施策の具体化と推進
  • 能登半島地震の教訓から「災害関連死」の防止対策について
  • 避難所の環境改善
  • 保健医療体制の充実
  • 避難行動の多様化への対応
  • 事前準備と啓発
  • 地域コミュニティの活用
  • 第二中学校区の学校規模・学校配置の適正化について
  • 決定した方針の理由
  • 方針決定に至る取組とその評価
  • 令和7年度の取組とその後の対応
  • 高尾山古墳の整備について
  • 高尾山古墳の価値と評価
  • 古墳保存と道路整備両立の新年度事業
  • 将来に向けた整備活用
市長パラスポーツの振興についてお答えいたします。 初めに、議員からも御指摘がありましたように、パリ2024パラリンピックの車椅子ラグビーで金メダルを獲得された本市出身の若山英史選手の御活躍は、本市にとって大きな誇りであり、市民に感動と勇気を与え…答弁の全文を読む

パラスポーツの振興についてお答えいたします。

初めに、議員からも御指摘がありましたように、パリ2024パラリンピックの車椅子ラグビーで金メダルを獲得された本市出身の若山英史選手の御活躍は、本市にとって大きな誇りであり、市民に感動と勇気を与え、パラスポーツへの関心を高める契機となりました。さらに、令和6年度は若山選手のみならず、本市ゆかりのパラスポーツ選手や指導者の方々が大きく活躍された年でもありました。パリ2024パラリンピックの水泳競技で入賞を果たされた芹澤美希香選手、日本デフ陸上競技選手権大会で優勝された高橋渚選手、第5回世界デフ陸上競技選手権大会日本代表監督の高橋啓太氏、そして、パリ2024パラリンピックでボッチャ日本代表コーチを務めた内藤由美子氏に対し、先月、沼津市スポーツ賞を授与し、その功績をたたえたところであります。こうした選手などの活躍、すばらしい成果を本市のパラスポーツ振興の新たなスタートの一つとして位置づけ、市民、関係団体等と共に、さらなる取組を進めてまいる所存であります。

さて、本年11月に耳が聞こえない、聞こえにくい方々が競う国際大会、東京2025デフリンピック競技大会が開催されます。県内では唯一、伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで自転車競技が予定されている中、昨年11月には、ららぽーと沼津を会場として、1年前イベントが開催され、本市在住のデフアスリート高橋渚選手が参加したトークショーやパネル展示を通じ、多くの市民がパラスポーツの魅力に触れる貴重な機会となったところであります。今後においても、市民がパラスポーツに親しみ、関心を持っていただくため、静岡県が令和5年に設立したふじのくにパラスポーツ情報センターと連携し、競技の紹介をはじめ、競技団体やクラブ、大会・イベントといったパラスポーツに関する様々な情報について、ホームページ、SNSを活用した情報発信、体制づくりに努めてまいります。また、同センターと連携し、障がいのある方のスポーツ活動に関する個別相談をはじめ、地域と連携し、パラスポーツに触れることができるプログラムの充実など、啓発活動と市民参加の促進を図ってまいります。パラスポーツの振興のための施設整備と環境づくりといたしましては、スポーツ施設のバリアフリー化や障がい者に配慮した設備の充実について、他自治体の事例を参考に検討を進めるとともに、パラスポーツ競技について、県が設立したふじのくにパラスポーツ推進コンソーシアムとも連携し、競技体験会の開催などを通じ、人材の発掘・育成にも力を入れてまいります。こうしたパラスポーツの振興に係る施策の具体化と推進を通じ、沼津市スポーツ推進基本計画に掲げる、スポーツを通じた多様性への理解と互いに支え合う地域コミュニティの形成を目指してまいります。

次に、保健医療体制の充実についてお答えいたします。

大規模災害時における医師や保健師等の主な業務については、沼津医師会や沼津市歯科医師会、沼津薬剤師会などの皆様と連携した発災直後の救護所の開設・運営のほか、その後の被災者への健康支援活動がありますが、災害関連死の防止を図る上では、健康支援活動が重要な役割を果たすものと考えております。具体的な取組といたしましては、保健師等が避難所等を巡回し、被災者の一人一人の心身の状態を見ることで、心身のケアのほか、感染症予防や持病・障がいの悪化の防止、エコノミークラス症候群の予防などを行うものであります。特に被災者の心のケアは大変重要であり、つらい体験の後には、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や鬱病など、心理的影響を及ぼすことが想定されることから、保健師等が健康支援活動を行う際には心の健康を含めた支援を行い、必要な方には専門チームによる医療ケアにつなげ、適切なケアが受けられるよう対応を行います。このような取組が被災者の健康の維持や疾病の早期発見、治療中患者への医療の継続などにつながり、災害関連死の防止に寄与するものと考えております。

残余につきましては、教育長等から答弁いたします。

危機管理監能登半島地震の教訓から、「災害関連死」の防止対策についてお答えします。 まず、避難所の環境改善についてですが、避難所における劣悪な環境が災害関連死の一因とされていることから、本市では、高齢者や要配慮者の健康に配慮して、避難所ごとに段ボールベ…答弁の全文を読む

能登半島地震の教訓から、「災害関連死」の防止対策についてお答えします。

まず、避難所の環境改善についてですが、避難所における劣悪な環境が災害関連死の一因とされていることから、本市では、高齢者や要配慮者の健康に配慮して、避難所ごとに段ボールベッドや間仕切りパーティションを計画的に整備してまいりました。また、能登半島地震では、迅速なトイレ設置が避難所生活の衛生面に大きな影響を与えていたことから、本年度においては、容易に取り扱える簡易・携帯トイレの備蓄を拡充するとともに、市民の皆様に災害時のトイレの重要性や使用方法について周知・啓発を図っております。避難所環境につきましては、避難所運営に携わる自主防災組織と協力しながら、引き続き改善に努めてまいります。

次に、避難行動の多様化への対応についてお答えします。

近年の災害では、指定した避難場所への避難だけでなく、他の避難者との関係を避けて、在宅や車中泊といった多様な避難行動が取られるようになりました。こうした状況を踏まえ、本市では、避難所外避難者向けの備蓄を強化しているほか、新年度においては、普及に努めているわたしの避難計画やマイ・タイムラインを家族や知人間で確認するよう周知するなど、避難行動の多様化に対応してまいります。

次に、災害関連死を防ぐための事前準備と啓発についてお答えします。

災害関連死は、長期避難生活によるストレスや持病の悪化が主な要因とされ、亡くなられる方は、高齢者や持病のある方が多いことから、持病薬や処方箋、お薬手帳など必要物資の携行について啓発しているところであります。さらに、福祉施設と連携した避難計画の策定支援を進めており、今後もこうした事前準備や啓発に継続して取り組んでまいります。

次に、地域コミュニティの活用についてお答えします。

地域防災の体制としては、連合自治会ごとに防災指導員、単位自治会ごとに自主防災会が存在し、災害時には連携して対応することとなっております。こうした地域の防災組織は、それぞれが主体となって防災訓練を実施しているほか、学校管理者や自治会関係者とともに防災教育連絡会議を開催し、高齢者や要配慮者に配慮した避難生活への準備を進めているところであります。今後におきましても、災害時における安全・安心の地域づくりが進められるよう、地域コミュニティとの連携を図ってまいります。

教育長第二中学校区の学校規模・学校配置の適正化についてお答えします。 初めに、今回の方針の決定理由についてお答えします。 今回の方針決定に当たりましては、未来を担う子どもの利益を最優先に、教育環境の改善効果や保護者・地域住民への影響、方針の実現可…答弁の全文を読む

第二中学校区の学校規模・学校配置の適正化についてお答えします。

初めに、今回の方針の決定理由についてお答えします。

今回の方針決定に当たりましては、未来を担う子どもの利益を最優先に、教育環境の改善効果や保護者・地域住民への影響、方針の実現可能性も含めて総合的に判断したものであります。方針決定の主な理由についてですが、1つ目は、クラス替えのできる学年規模を確保し、多様な交流を通して児童生徒が切磋琢磨できる教育環境を実現するためです。このことにより、思考力や判断力、表現力、問題解決能力などをより一層身につけ、学びを充実させることが可能となります。意識調査では、そうした環境を望む声が、多くの保護者や大半の教職員から伺うことができました。2つ目に、小規模校化に伴う課題の解消が急務であることです。千本小学校では、複式学級が発生していることを踏まえ、教育機会の制約や複式学級のさらなる発生を防がなくてはなりません。このような中、千本小学校においては、令和8年度に4つの学年にわたる複式学級の発生が見込まれることから、小学校の統合は令和8年4月の開校を目指すこととしたものであります。3つ目は、学校施設の効率的な利用と適正な配置を図るためであります。児童生徒数の減少が続く中、学校施設の経過年数を踏まえた有効な活用や児童生徒の発達段階に応じた通学距離を考慮し、これらを鑑みて、現在の第一小学校と第一中学校の施設を使用することといたしました。こうした理由により決定した今回の方針は、未来を担う子どもたちの成長を支え、教育環境をよりよいものにする選択であると考えております。

次に、これまでの取組に対する教育委員会としての評価の認識についてですが、令和3年度に方針を廃止した後、令和4年度以降、地域や保護者の皆様と丁寧な対話を重ねてまいりました。児童生徒の将来を見据え、小規模校化による教育的な課題や学校運営上の課題について説明を行い、望ましい教育環境について幅広い意見を伺うことに努めてきたところです。保護者、住民に対する説明会や学校の未来を考える会はもとより、求めに応じてPTAの会議にも出席したほか、児童生徒が自ら考え、意見を述べるワークショップ型事業の実施や保護者・教職員に意識調査を行い、多様な意見を伺う機会を設けました。これらの取組につきましては、地域住民や保護者にお知らせをするとともに、市ホームページ等を通じて情報を公開し、透明性を確保してまいりました。こうしたことから、今回の方針決定は、教育委員会として可能な限りの意見収集や協議を重ねてきた成果を反映したものであると認識しております。

次に、令和7年度以降の取組についてでありますが、本年4月以降、第一中学校区の保護者や地域住民を含めた地区推進委員会を設置します。この会での意見を受け止めながら、子どもたちが安心して学べる環境づくりを着実に進め、開校準備に努めてまいります。また、小学校については令和8年4月、中学校については令和9年4月の開校を目指しており、限られた時間の中で着実に準備を進める必要があります。通学路の安全確保や学校施設の環境整備につきましては、子どもたちが安心して通学でき、快適に学べる環境づくりに万全を期してまいります。教員の配置についても、円滑な学校統合への対応に向け、教員の加配を県に強く要望してまいります。さらに、統合後の新しい学校生活へスムーズに適応できるよう、学校間での交流活動を通じて、子ども同士が信頼やつながりを深めていけるように取り組んでまいります。また、統合に向け、児童生徒や保護者の不安を軽減するため、学校と連携しながら、開校に向けた取組の進捗について情報共有を行い、相談にも随時対応してまいります。教育委員会といたしましては、将来を担う子どもたちのためによりよい教育環境を整備し、地域の未来を輝かしいものとすることが重要な責務であると認識しております。第一校区との統合により、子どもたちが多様な価値観に触れ、互いに学び合うことで、創造性や協調性を育む教育環境を整備してまいります。そして、子どもたちの可能性を最大限に伸ばせるよう努めてまいります。さらに、こうした教育環境の充実にとどまらず、子どもたちに未来を切り開く力を養い、地域への愛着や誇りを育むことが教育委員会として果たすべき使命であると考えます。このため、地域の歴史や文化に触れる授業、体験活動の実施、地域の方々との交流の充実などに取り組んでまいります。また、こうした取組を支えるためには、保護者や地域の皆様、そして教職員との緊密な連携と協働が欠かせません。校区を越えて、地域が総がかりでつくり上げる新しい学校は、地域に根差した誇り高い沼津を創造する貴き志を持った人を育むためのかけがえのない基盤となるものと確信しております。この統合により、子どもたちが可能性を開花させるだけでなく、保護者や地域の皆様をはじめとする多くの方々に、統合して本当によかったと感じていただけるよう全力を尽くしてまいります。

教育次長高尾山古墳の整備についてお答えします。 初めに、高尾山古墳の価値と評価についてですが、高尾山古墳は東日本最古級、かつ古墳時代初期においては最大級の前方後方墳であり、国の文化審議会が文部科学大臣に答申した内容にある古墳文化の東日本への広がりや…答弁の全文を読む

高尾山古墳の整備についてお答えします。

初めに、高尾山古墳の価値と評価についてですが、高尾山古墳は東日本最古級、かつ古墳時代初期においては最大級の前方後方墳であり、国の文化審議会が文部科学大臣に答申した内容にある古墳文化の東日本への広がりや、ヤマト政権成立期における政治的・社会的情勢を知る上で重要であるという価値を有しており、また、国史跡指定にふさわしいと評価されたものであると認識しております。古墳保存と道路整備の両立についてですが、高尾山古墳は国道1号と国道246号、東名、新東名高速道路や近隣市町をつなぐ本市の都市構造にとって重要な南北路線である都市計画道路沼津南一色線と空間的に重複する場所に位置しております。地域の歴史的価値の保存と都市機能の拡充を図るため、道路と古墳を含む周辺までを一体的な空間として設計し、良好な景観の形成を目指すこの事業は、全国の土木や考古学の関係者が注目する画期的な事業であり、都市計画並びに文化財の歴史に残る意味深いものであると認識しております。新年度事業の内容といたしましては、橋梁本体工事に着手するほか、古墳の保護工事を実施する予定であります。加えて、史跡内の用地取得を進めるとともに専門家等の意見を伺いながら、保存活用計画の策定に着手いたします。

次に、将来に向けた整備活用についてですが、道路整備との連携を図りつつ、古墳文化を代表する遺跡として、その本質的価値を顕在化できるよう整備活用を検討してまいります。完了までに期間を要しますが、本事業のプロセスやその意義を次世代に継承し、郷土愛の醸成はもとより、全国に誇る本市の宝として積極的に周知し、そしてまちづくりに生かしてまいります。

第12回2026-02-26志政会を代表

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき、代表質問をいたします。

複合リスク時代における本市の全庁的リスクマネジメント体制について伺います。

近年私たちを取り巻く社会経済環境は大きく変化しており、かつてないほど不透明さを増しています。国際情勢の不安定化や地政学的リスクの高まり、エネルギー価格や物価の上昇を通じて、市民生活や地域経済に直接影響を及ぼしています。また、国内では、少子高齢化と人口減少に伴う労働力や地域コミュニティの脆弱化、財政制約の深刻化、社会保障制度の持続可能性といった課題が顕在化しています。加えて、物価高騰は市民の将来不安を一層強めております。さらに、気候変動に伴う自然災害の激甚化・頻発化、感染症リスクや急激なデジタル化、技術革新などの要因が複合的に絡み合い、行政運営の前提を大きく揺るがしています。これらは単独であらわれるものではなく、同時多発的・連鎖的に発生する複合リスクとして、市民生活と地域経済に直接的な影響を及ぼすものであり、従来の個別施策にとどまらない、市政全体を俯瞰した全庁的なリスクマネジメント体制がこれまで以上に重要になるものと考えます。さらに推進については、理念だけでは機能いたしません。制度や計画以上にトップの認識と判断が市政の質を左右いたします。市政にはこれまで以上に的確な状況認識と将来を見据えた持続可能な施策の展開が求められます。

そこで、令和8年度を将来リスクに備える年とする考えはおありでしょうか。施政方針に込めた市長の覚悟とともに、以下、分野別に伺ってまいります。

初めに、本市が複合リスク時代にどのような認識を持ち、どのような体制で市民の安全・安心を守ろうとしているのか、全庁的リスクマネジメント体制の位置づけについて伺います。

自然災害リスクについて伺います。

複合リスクの中で、市民の生命・財産に直結するのが自然災害リスクです。本市は地理的・地形的な条件から津波、河川氾濫など様々な災害リスクを抱えています。これらの災害リスクは単独で発生する場合もあれば、複合的に発生する場合もあるため、想定外を前提とした災害に対し、防災・減災・復旧体制を平時から整えることが重要と考えます。

まず、ハザードマップ及び避難計画についてお尋ねします。

これらは高齢者や要配慮者に限らず、全ての市民が自らの居住地や生活圏のリスクを理解し、主体的に避難行動を考えるための共通基盤であると考えます。国・県による被害想定の見直しや法改正が進む中で、ハザードマップや避難計画をどのように最新化し、市民の具体的な行動につながる形で活用していくかが大事であり、市のお考えをお聞かせください。また、災害対応の迅速化と的確化を図る上で、防災分野におけるデジタル技術の活用は重要な要素であります。本市が進めている防災DXについて、被災者支援や情報共有の分野において、どのような取組を進め、災害対応力の向上につなげているのか、その導入状況を伺います。

さらに、災害時には公助に限界があることを踏まえ、地域における自助・共助の力をいかに高めていくかが重要であります。自治会や自主防災組織、学校、関係団体と連携しながら、市民全体の防災意識と行動力を高めるために、本市がどのような取組を進めているのか伺います。

気候変動・環境リスクについて伺います。

近年の気候変動の影響により、台風や局所的な豪雨など、水災害が激甚化し、全国的に頻発しています。これらは市民生活への影響にとどまらず、インフラ・産業・財政運営にも深刻なリスクをもたらしています。こうした気候変動や環境リスクを都市インフラの視点でどのようなリスクとして認識し、今後対応していくのか伺います。

気候変動の影響が、私たちの生活を脅かし、環境リスクを高める一因として、温室効果ガスの排出があります。このリスクを回避するためには、温室効果ガスの削減すなわち脱炭素化の取組が不可欠であります。しかし一方で、地元企業にとっては、脱炭素化に伴う設備投資などの経費負担が経営上の重荷となっている現実があります。言わば、脱炭素化の推進そのものが、コスト面において地域経済へのリスクとなっている側面も否定できません。本市として、この温室効果ガス削減への対応と地域経済への影響という二つの課題について、リスクマネジメントの視点から、どのように捉え、両立していくのか伺います。

人口減少・財政リスクについて伺います。

全国的に少子高齢化・人口減少が進展する中、本市も例外なくその傾向が顕著になっています。人口は都市的活力の源であり、市歳入の根幹をなす市税収入の税収基盤を縮小させる要因ともなります。高齢化が進む中、社会保障費は右肩上がりの状況が続いており、これらは本市の財政運営において大きなリスクであると捉えているが、当局はどのように評価し、対応していくのか伺います。

限りある財源の中、市民サービスを維持し、持続可能な施設運営を行うためには、公共施設の適正な在り方を見直す取組を一層進展させていかなければなりません。本市においても、少子高齢化や人口減少が進む中、公共施設の利用状況や需要に見合った必要な施設の数や規模、機能の最適化についてどのように取り組んでいくのか。また最適化の取組による財政負担の縮減についての認識を併せて伺います。

複合リスクを要因としたニーズの変化に対応していくためには、常に各施策の有効性を評価するとともに、ニーズに合わせた見直しや新規施策によるリスク回避を迅速に行っていく事業経営が求められます。複合リスク時代において、どのような事業経営によりリスクに対応していくのか伺います。

医療・福祉・感染症リスクについて伺います。

まず、災害時における医療救護体制の強靱化について伺います。

地震や大雨などの大規模災害が発生した場合には、医療機関自体が被災する可能性がある中で、限られた医療資源を最大限に活用し、いかに迅速かつ効果的に医療救護体制を立ち上げ、市民の生命と健康を守るかが大きな課題となります。災害時においては、平時の医療提供体制とは異なる緊急かつ特別な対応が求められることから、本市と医師会をはじめとする関係機関との連携強化や、実践的な訓練の積み重ねが、医療救護体制の強靱化には不可欠であると考えます。そこで、本市では、大規模災害の発生を想定した医療救護体制についてどのような考え方で整備を進め、また実効性を高めるため平時からどのような取組を行っているのか、市の見解を伺います。

感染症拡大への対応について伺います。

新型コロナウイルス感染症への対応を通じて、感染症対策は単なる保健医療分野の課題にとどまらず、市民生活や地域経済、行政運営全体に影響を及ぼす重大なリスクであることが明らかになりました。今後も新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症の再流行や未知の感染症の発生が危惧される中、感染症拡大に対する危機管理の在り方が市のリスクマネジメントの観点から改めて問われていると考えます。そこで、感染症拡大を市のリスクとしてどのように捉え、発生初期から拡大期に至るまで、どのような考え方で対応していくのか、本市の基本的認識を伺います。

高齢化に伴う介護・地域包括ケア体制の維持強化への対応について伺います。

本市の高齢者を取り巻く環境は、2030年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、介護ニーズが増大する一方で、少子化の進行に伴う介護人材不足など、非常に大きな課題に直面しております。国においては、この少子高齢化による超高齢化社会を見据え、地域包括ケアシステムの推進や医療・介護の連携強化を政策の柱に据えています。

そこで伺います。

高齢化に伴うこのようなリスクに対し、本市においても介護提供体制や地域包括ケア体制の維持強化が必要と考えますが、市の認識を伺います。

デジタル化・サイバーセキュリティリスクについて伺います。

国が推進する自治体DXは、住民サービスの向上と業務効率化を目的としていますが、通信回線を介したサービス拡大や職員のデジタルリテラシー格差など、新たなリスクが生じています。本市は、沼津市情報化推進・官民データ活用推進計画に基づき、オンライン手続やRPA導入などを進めていますが、自治体DX推進に伴う新たなリスクに対し、どのような対策を講じているのか。通信回線を通じた技術的リスクへの具体的な対策と職務に応じた職員の育成・支援策について伺います。

行政サービス停止に伴うリスクについて伺います。

デジタル化により利便性は向上する一方、サイバー攻撃や停電、火災等で窓口、電話、オンラインを含む行政サービスが停止する懸念があります。自治体を標的とした攻撃、ランサムウエア被害も増加しており、個人情報漏えいや業務停止のリスクが現実化しています。本市はこうした物理的なリスクとサイバー攻撃の双方を想定して、どのような備えを整えているのか。特にサイバー攻撃については、技術的対策とランサムウエア対策、職員の意識向上の取組、今後の方針について具体的に伺います。

地域経済・産業リスクについて伺います。

本市は恵まれた交通アクセスを生かし、複数の工業団地が形成されているほか、市内各所には多種多様な工場や企業が立地し、雇用創出や地域経済の活性化に大きく貢献しております。豊かな自然環境と深海魚をはじめとする新鮮な海の幸、そしてラブライブ!サンシャイン!!の聖地巡礼といった独自の魅力により、観光地としても高い人気を誇っています。こうした産業が景気低迷に陥った場合、地域経済全体に与える影響は計り知れないことから、潜在的なリスクを的確に把握し、その影響を最小限に抑えるために実効性のあるリスクマネジメント体制を構築することが重要と考えます。そこで、物価高騰・円安・供給網分断による市内企業への影響分析について伺います。

月例経済報告では、景気は、米国の通商政策による影響が自動車産業を中心にみられるものの、緩やかに回復しているとの認識が示されているものの、日本経済はウクライナ情勢に端を発する資源価格の高騰、急速な円安、そして昨今はレアアースの供給網分断問題といった複合的かつ深刻な要因により依然として不安定な状況が続いています。これらの影響は大企業のみならず、本市に拠点を置く中小企業にとっても、その経営基盤を揺るがしかねない重大なリスクとなっていると認識しております。

ついては、これらのリスクが本市の企業、特に中小企業に与える影響についてどのように分析、認識されているのか、そして本市が市内企業に対して講じている支援策について伺います。

観光振興は、平時の交流人口の拡大による地域活性化はもとより、災害発生時においても、観光客の安全確保に加え、地域経済への影響を最小限に抑え、早期回復を可能にするよう、強靱な地域づくりの一環であるという認識を持って取り組むことが大事であります。観光と防災を両立させた持続可能な地域経営に向け、平時から受入れ体制を整備し、危機発生時には、安全確保と情報発信を迅速に行うことが必要と考えますが、観光振興と災害対応に対する認識とその取組を伺います。

市民生活・コミュニティのリスクについて伺います。

本市において、近年、市民が抱える孤独・孤立といった問題が、市民生活や地域コミュニティの維持・発展にとって、無視できないリスクとなりつつあるものと認識しております。本市の全世帯に占める単身世帯の割合は年々増加傾向にあり、令和2年の国勢調査では36.3%に達しました。これにより地域における日常的な人間関係や近所同士の助け合いといった、これまで地域コミュニティを支えてきた基盤が徐々に弱まっている懸念があります。特に高齢者世帯や若年単身者においては、社会的なつながりが稀薄になりやすく、孤立につながるリスクが高まっているものと認識しております。令和5年5月に孤独・孤立対策推進法が成立し、令和6年4月に施行されるなど、全国的に孤独・孤立リスクへの対応の機運が高まっているところであります。そこでこうした状況を踏まえ、本市における孤独・孤立リスクへの対応について、認識と対応に対する今後の取組を伺います。

子どもたちは、これからの社会、未来を担うかけがえのない存在であり、その成長過程において心身ともに健やかに、そして何よりも安全・安心に過ごせる環境を整えてあげることは、私たち大人にとって、そして行政に課せられた最も重要な責務であります。しかしながら、現代の子どもたちは毎日通う学校、その通学路においての交通事故や声かけ等の犯罪、毎日使うインターネットを介したSNSや消費者トラブルなど、様々なリスクにさらされています。こうしたことから子どもたちを守るためには、家庭だけではなく、学校、警察、市役所、教育委員会、さらには地域住民との緊密な連携と協働が不可欠であります。

そこで伺います。

子どもたちを取り巻く様々なリスク、とりわけ日々の生活に密接に関わる登下校時の交通事故、声かけ等の犯罪及びネットトラブルに対し、どのような対策を行っているのか伺います。

次に、共同親権に関する制度変更への対応について伺います。

本年4月から離婚後の親権について、従来の単独親権に加え、父母が共に親権を持つ共同親権を選択できるようになります。親権の決定は父母の協議を基本とし、合意できない場合は家庭裁判所が判断いたしますが、最大の基準は子どもの利益であり、DVや虐待のおそれがある場合には、共同親権は認められません。養育費や面会交流の実効性を高め、子どもが両親から安定した愛情を受けられる環境づくりが制度変更の大きな目的です。私は、単に制度改正に追いつくことが目的ではなく、こどもまんなかの視点で子どもの利益をどのように守るのかという理念をみんなで共有することこそが重要であると考えます。

そこで質問いたします。

家庭裁判所や国任せにするのではなく、相談体制の整備やDV、虐待リスクへの対応、子どもの意思表明の場の確保について、市としてどのようにこの法改正に取り組むのか伺います。

次に、学校・保育園・市役所での各種手続において、どこまでを父母双方の同意事項とするのかの線引きが難しくなります。転校、進学、予防接種、パスポート申請などで一方の同意だけで足りるのかという確認作業が増えるわけです。学校や福祉、各種受付や相談窓口等で現場に混乱が生じることも懸念されますが、その備えはあるのかそれぞれ伺います。また、情報提供、職員研修、関係機関連携について、具体的にどのような変化に対する対応を考えているのか伺います。

最後に、共同親権によって得られるとされる子どもの利益の考え方と制度の周知をどのように考えているのか伺い、私の質問を終わります。

複合リスク時代における本市の全庁的リスクマネジメント体制について

産業・経済・雇用

要旨議員は、物価高騰や人口減少、自然災害の激甚化など複合的なリスクに対し、市全体で統一的に対応するリスク管理体制の構築を求めた。市は危機管理監直下に防災幹を配置する組織強化、交付税制度による財政補填、公共施設最適化により対応すると答えた。

背景国際情勢の不安定化、物価高騰、少子高齢化・人口減少、気候変動による自然災害の激甚化が同時に発生し、市民生活と地域経済に影響を与えている。本市は津波・河川氾濫などの自然災害リスクに加え、人口減少に伴う税収減と社会保障費増加に直面している。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 自然災害リスク
  • ハザードマップ・避難計画の最新化
  • 防災DXの導入状況
  • 地域防災力の強化策
  • 気候変動・環境リスク
  • 都市インフラの適応策
  • 温室効果ガス削減への対応と地域経済への影響
  • 人口減少・財政リスク
  • 人口減少による税収減及び社会保障費増への対応
  • 公共施設の最適化と財政負担の縮減
  • 事業経営のリスク評価
  • 医療・福祉・感染症リスク
  • 災害時における医療救護体制の強靭化
  • 感染症拡大への対応
  • 高齢化に伴う介護・地域包括ケア体制の維持強化
  • デジタル化・サイバーセキュリティリスク
  • 自治体DX推進に伴うリスク対策
  • 行政サービス停止リスク対策
  • 地域経済・産業リスク
  • 物価高騰・円安・供給網分断による市内企業への影響分析
  • 観光振興と災害への対応と対策
  • 市民生活・コミュニティのリスク
  • 孤独・孤立リスクへの対応
  • 子どもを取り巻くリスクへの対策
市長志政会、渡邉博夫議員の代表質問に対してお答えします。 複合リスクマネジメントに対する認識についてお答えいたします。 地方自治体を取り巻く環境は、深刻な少子高齢化による人口減少、物価高騰、自然災害の激甚化など、刻一刻と変化し、変革と対応が求め…答弁の全文を読む

志政会、渡邉博夫議員の代表質問に対してお答えします。

複合リスクマネジメントに対する認識についてお答えいたします。

地方自治体を取り巻く環境は、深刻な少子高齢化による人口減少、物価高騰、自然災害の激甚化など、刻一刻と変化し、変革と対応が求められる時代となっております。このため、市政運営に当たっては、このような時代の変化や課題などを捉えた上で、複合リスクマネジメントの視点を持って対応していくことが必要であると認識しております。全庁的リスクマネジメントの体制の位置づけについてですが、社会経済情勢や市民ニーズ等を踏まえ、緊急性や重要性、費用対効果などを考慮した事業の選択と集中により、重点的かつ効率的な取組を進めていく必要があります。このため、第5次沼津市総合計画に示しました施策の推進に当たっては、プロセスマネジメントにより、進捗状況等を検証し、PDCAサイクルの徹底を図るとともに、組織体制などに反映していくこととしております。特に本市においては、災害に強いまちづくりを進めていく必要があり、様々な危機事象などにも即座に対応できる管理体制の充実が求められております。このため新年度においては、危機管理監直下に防災幹を置き、災害対応体制を強化し、組織全体の災害対応力の向上を目指してまいります。このように、時代の変化や課題を踏まえ、柔軟かつ組織横断的な視点を持って、事業の見直しや組織体制などに反映していくことで、複合リスクに対応してまいりたいと考えております。

次に、人口減少による税収減及び社会保障費増への対応についてお答えいたします。

市税収入は、経済情勢や税制改正による影響を強く受ける傾向にありますが、人口減少を長期的に見た場合、特に個人市民税においては、課税対象の減少となるなど、市税収入への影響が想定されているところであります。市税収入の減少に対しましては、普通交付税の算定において、基準財政収入額に反映され、また、税制改正による減少には地方特例交付金により国から補填される制度があるなど、直ちに本市の財政運営に大きな影響を与えるものではありませんが、その動向について注視してまいります。また、社会保障経費については、国の制度に基づく経費の4分の3は国・県の支出金が、残る地方負担についても普通交付税の需要に算入されるなど、本市の財政運営に直接的に大きな影響を与えるものではありません。高齢化の進行などによる社会保障経費の増加は全国的な課題でありますが、本市においては、これまでにフレイルや認知症予防等の施策に力を入れてきたところであり、引き続き市民の健康寿命の延伸に努めてまいります。また人口減少についても同様に、全国的な課題ではありますが、各産業分野に対する支援のほか、企業立地の促進や企業立地を誘導するための都市基盤整備などの施策により、就労の場をしっかりと確保するとともに、結婚を望む世代や子育て世帯への支援、移住定住施策にも取り組み、本市の人口減少の抑制に努めてまいります。

次に、公共施設の最適化と財政負担の縮減についてお答えいたします。

本市では、平成28年度に沼津市公共施設マネジメント計画を策定し、社会情勢の変化に合わせた公共施設の最適化に取り組んでいます。また、少子高齢化や人口減少の進展により、今まで以上に効率的な財政運営が求められる中、公共施設の最適化は、財政負担の縮減にもつながるものであり、加えて、最適化により未利用となる資産の売却や貸付けを進めることにより、財源の確保にもつながるものと認識しております。公共施設の最適化について、本市ではこれまで小中一貫学校化などの学校規模・学校配置の適正化、複数の体育館施設を統合した新総合体育館の整備、地区センターを中心とした施設の複合化など、様々な取組を進めてまいりました。あわせて本市では、デジタル技術を活用した市民サービスの新たな取組を進めているところであり、これら新技術の進展も踏まえ、引き続き、公共施設の質と量及びサービスの最適化に取り組んでまいります。

次に、事業経営のリスク評価についてお答えします。

本市では、プロセスマネジメントによる進捗管理や市民ニーズとの整合性等の確認を行うとともに、予算編成等に合わせ、事業効果の検証を行うなど常に施策の有効性を確認しながら、市政運営に努めております。これらの過程において、社会情勢や時代のニーズを踏まえ、事業の見直しを進めるとともに、新たな課題やニーズには新規事業を検討するなど、複合するリスクに対応した施策を推進してまいります。

次に、物価高騰などによる市内企業への影響分析についてお答えいたします。

沼津商工会議所が本年1月に公表した令和8年経済見通しアンケートによりますと、景気の見通しといたしまして、上向きが35%、不変が46%、下降が19%となっており、前年度と比較すると上向きの回答が13ポイント増加しております。また積極的に取り組むべき政策課題といたしましては、物価高騰対策が53%、少子高齢化への対応が39%、雇用対策が24%となっており、原材料費やエネルギーコストの高騰が収益を圧迫する状況が続いていることへの懸念や、少子化による労働力人口の減少による将来の人材確保に対する不安の高まりが表れていると捉えているところであります。これらの課題に対し、本市におきましては、各種利子補給や販路拡大等に係る資金面での支援のほか、沼津ビジネスサポート連絡会を通じ、沼津商工会議所などの各支援機関が強みを生かしたセミナーの開催や、専門のアドバイザー派遣など、各支援機関等との連携による支援に取り組んでまいります。そうした中、新年度におきましては、多様化する相談に迅速かつ的確に対応するため、新たに本市が運営を支援いたします、沼津地域中小企業支援センターの開所日を週3日から週5日に拡大し、相談体制の強化を図ることで、個々の企業に寄り添い、各企業の事業継続及び着実な成長を後押ししてまいります。

次に、観光振興と災害への対応と対策についてお答えします。

観光振興を図る上で、観光客や観光産業に大きな影響を及ぼす災害危機に備えることは重要な取組の一つであります。現在本市におきましては、観光客の安全確保に向け、観光施設でのハザードマップ等の掲示により、津波避難ビルや避難経路、避難地などをお示しするとともに、観光協会等と平時から連絡体制を確保するなど、緊急事態に備えているところであります。発災時においては、本市のBCP、これは業務継続計画でございますが、こちらに基づき、観光客に対し、まずは避難、安否確認を行い、安全に帰宅を促した上で、帰宅困難者に対しましては、一時滞在施設であります、プラサヴェルデの施設管理者と作成いたしました運営マニュアルに基づき、昨年4月にJR東海を交えた駅滞留旅客避難誘導訓練を行い、運営手順や役割について確認したところであります。昨年7月に発生しました、カムチャツカ半島付近の地震の際には、津波注意報の発令に伴い、直ちに全ての海水浴場を閉鎖し、遊泳者を退避させるとともに、沼津港においては、魚市場等の関係者への状況確認及び大型展望水門と陸閘を閉鎖し、不測の事態に備えたところであります。また、発災後の業務の継続と円滑な復旧を図るため、商工会議所等と連携し、観光事業者に対し、BCPの作成支援を行うなど、観光の強靱性を高め、災害危機に強い、誰もが安心して観光を楽しめる持続可能な観光都市づくりを進めてまいります。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

危機管理監自然災害リスクについてお答えします。 初めに、ハザードマップ・避難計画の最新化についてですが、本市は地形的な特性から、様々な災害リスクを抱えており、これらリスクを可視化することで、迅速な避難につなげ、被害を最小限に抑えるため、各種ハザードマ…答弁の全文を読む

自然災害リスクについてお答えします。

初めに、ハザードマップ・避難計画の最新化についてですが、本市は地形的な特性から、様々な災害リスクを抱えており、これらリスクを可視化することで、迅速な避難につなげ、被害を最小限に抑えるため、各種ハザードマップを作成しております。津波につきましては、静岡県が第5次地震被害想定を令和8年度中に策定することとしており、県が公表後、速やかに被害想定の比較分析やハザードマップの改訂を含む対策の見直しに着手してまいります。また、風水害につきましては、洪水や高潮の浸水想定区域が県により追加・新設されたことに伴い、令和8年度にハザードマップを更新・作成してまいります。こうしたハザードマップにつきましては、広報ぬまづや各種訓練等を通じて、市民への周知・啓発を図っており、引き続き、わたしの避難計画やマイ・タイムラインの更新を支援しながら、市民一人一人の具体的な避難行動につなげてまいります。

次に、防災DXの導入状況についてお答えします。

本市では、令和4年度に被災者支援業務の効率化を図るため、被災者生活再建支援システムを導入するとともに、令和7年度には、被害状況や対応状況を庁内でリアルタイムに共有できる、災害情報共有システムの運用を開始し、本年1月には、このシステムを初めて活用し、県市合同で災害対策本部運営訓練を実施いたしました。防災DXの活用は、災害時だけでなく、事前防災や発災後の復旧復興にも有効であるため、全庁的な連携を図りながら、災害対応力の向上に努めてまいります。

次に、地域防災力の強化策についてお答えします。

大規模災害の発生時には、公助による支援が十分に行き届かないことも想定されるため、自助、共助の取組が重要であると認識しております。このため、地域や学校での出前講座や防災指導員を通じて、市民の防災意識の向上や防災リーダーの育成に取り組んでおります。また、自主防災組織が中心となって実施する防災訓練では、救護所の開設や避難所運営など、災害時を想定した訓練に取り組む地域も増えていることから、こうした取組を他地域に共有し、市全体の防災力向上につながるよう支援してまいります。近年の自然災害は激甚化・頻発化し、複合的な災害リスクが高まっていることを踏まえ、平時から地域や防災関係機関との連携を深め、地域防災力の強化に取り組んでまいります。

建設部長都市インフラの適応策についてお答えします。 近年の気候変動による台風や局所的豪雨は各地で甚大な水災害を引き起こし、市民の暮らしや経済の安全・安心に対する脅威を拡大しているものと認識しております。市民の安全・安心を確保することは、インフラの重…答弁の全文を読む

都市インフラの適応策についてお答えします。

近年の気候変動による台風や局所的豪雨は各地で甚大な水災害を引き起こし、市民の暮らしや経済の安全・安心に対する脅威を拡大しているものと認識しております。市民の安全・安心を確保することは、インフラの重要な使命であり、特に河川と道路においては、ハード面・ソフト面を適切に組み合わせて、災害が起こる前に、被災時の人的・経済的被害を最小限にするよう、総合的な対策を講ずる必要があります。河川においては、流域全体のあらゆる関係者が主体的に取り組む、流域治水を計画的に推進しています。そのうち、ハード対策は引き続き、常襲浸水地域の大平江川排水機場、沼川・高橋川流域の井戸川及び中尾川の雨水貯留池の整備を進めるとともに、河川のしゅんせつを計画的に行うなど、浸水被害の軽減を図ってまいります。ソフト対策は、水防法の改正により、洪水浸水想定区域の指定河川が拡大したことから、狩野川・黄瀬川、沼川・高橋川、市内南部の各地域の内水及び洪水ハザードマップを更新し、周辺住民に積極的に周知し、防災意識の向上に取り組んでまいります。

次に、道路インフラにおいては、頻繁に道路冠水が発生する三つ目ガードの対策として、狢川の浸水対策事業に着手するとともに、市内各地に浸水センサーを設置し、リアルタイムに浸水状況を把握でき、迅速な交通規制や情報周知に努めてまいります。

生活環境部長温室効果ガス削減への対応と地域経済への影響についてお答えします。 本市では、市民、事業者、行政が一体となり、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするゼロカーボンシティNUMAZU2050を掲げ、再生可能エネルギーを導入するため、…答弁の全文を読む

温室効果ガス削減への対応と地域経済への影響についてお答えします。

本市では、市民、事業者、行政が一体となり、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするゼロカーボンシティNUMAZU2050を掲げ、再生可能エネルギーを導入するため、衛生プラントや南部浄化センターに太陽光発電設備を設置し、また事業者に対しては、その設置費を補助するなど、脱炭素化に向けた様々な取組を進めております。このような中で、特に市内中小企業の事業者においては、脱炭素化への取組が多額な設備投資などの負担となり、経営上のリスクとして挙げております。その一方で、脱炭素化を推進することは、エネルギーコストの削減による経営基盤の強化や環境配慮型企業としての信用獲得による競争力の向上、エネルギーの地産地消による地域経済の活性化などにつながるものと考えております。このため、再生可能エネルギーや省エネルギー設備の導入補助を継続して実施していくほか、事業活動における消費エネルギーの可視化を行う、事業者向け省エネルギー講習会の開催やX-Tech NUMAZU環境・エネルギー部会及び商工会議所の脱炭素推進特別委員会と協働した再生可能エネルギーの普及に取り組んでまいります。また、県が進める金融機関や大学、行政機関等で構成する、しずおかカーボンニュートラル金融コンソーシアムに参画し、事業者のCO₂排出量を可視化する指標、カーボンフットプリントの算定・表示の支援などを行い、中小企業の脱炭素化の取組を促進してまいります。

市民福祉部長災害時における医療救護体制の強靱化についてお答えします。 災害時における医療救護体制の確保は、市民の生命を守る上で極めて重要であり、通常の医療提供体制の維持が難しくなる中、発災直後は直ちに医療救護活動を開始することが求められます。本市では、…答弁の全文を読む

災害時における医療救護体制の強靱化についてお答えします。

災害時における医療救護体制の確保は、市民の生命を守る上で極めて重要であり、通常の医療提供体制の維持が難しくなる中、発災直後は直ちに医療救護活動を開始することが求められます。本市では、大規模災害の発生に備え、沼津市地域防災計画に基づき、医師会をはじめとする関係機関と連携し、平時から救護所の設置や運営を想定した医療救護体制の強化に取り組んでおります。具体的には、医師会等の関係機関と医療救護体制に関する意見交換や情報共有を行うため、災害医療対策会議を定期的に開催し、災害発生時に想定される課題や対応について検討しております。さらに、昨年11月には、保健センター、第三地区センター及び金岡地区センターを会場として、医師会等と連携した救護所運営訓練を実施し、医療従事者や関係職員が実際の災害時を想定した役割分担や連携手順を確認することで、実践的な対応力の向上を図っております。今後も関係機関との会議や訓練を継続的に実施し、さらなる連携を図ることで、より迅速かつ的確な医療救護を提供できる体制の強化に努めてまいります。

次に、感染症拡大への対応についてお答えします。

感染症の拡大は、市民の生命や健康に直接的な影響を及ぼすとともに、市民生活や地域経済、行政運営全体に広範な影響を及ぼす重大なリスクであると考えております。本市では、こうした感染症リスクに対応するため、平成26年度に沼津市新型インフルエンザ等対策行動計画を策定し、感染症対策を進めてきましたが、新型コロナウイルス感染症への対応を通じて、平時の備えや発生初期における体制、関係機関との連携の在り方など、様々な課題が浮き彫りになりました。このため、現在改定作業中の同行動計画では、新型インフルエンザや新型コロナウイルスに限らず、未知の感染症も含めた幅広い感染症リスクを念頭に置き、準備期・初動期・対応期の各段階に応じた対応を整理するとともに、平時の備えを充実させることで、実効性の高い計画といたします。今後は改定した行動計画に基づき、平時からの訓練や検証を重ねることで、感染症拡大時においても、迅速かつ的確に対応できる体制づくりを進めてまいります。

福祉事務所長高齢化に伴う介護・地域包括ケア体制の維持強化についてお答えします。 介護提供体制について、本市では、今後予想される介護ニーズの増加や公平で適正なサービスに対応するため、近隣自治体に先駆けて、全ての地域包括支援センターにAIによるケアプラン作…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

高齢化に伴う介護・地域包括ケア体制の維持強化についてお答えします。

介護提供体制について、本市では、今後予想される介護ニーズの増加や公平で適正なサービスに対応するため、近隣自治体に先駆けて、全ての地域包括支援センターにAIによるケアプラン作成支援システムを導入済みであり、ケアマネジメントの体制強化を図っているところです。また、人材不足という課題に対しては、介護業務の大切さや魅力を担い手となる世代に伝える取組として、これまでも小中高等学校や大学等への出前講座や現場研修等の支援を行ってまいりましたが、本年度は、より多くの方々に発信すべく、大型商業施設において、市内の高校生と医療・介護従事者が福祉について語り合うイベントを開催し、日頃関わることのない医療・介護業務の一端を知ることができたなど、御好評をいただいたところです。新年度では、参加団体を拡大させるとともに、より多くの皆様に関心を持っていただける企画・内容となるよう検討してまいります。さらに、介護現場の環境改善のため、国は従来からICT技術や機械化による生産性向上を進めており、新年度には介護報酬の臨時改定も予定されております。そのため本市としましては、管内の事業所に対し、情報提供等を適切に行ってまいります。地域包括ケア体制につきましては、引き続き、実際の支援業務を通して、関係機関相互の連携を図るとともに、重層的支援体制整備事業を新年度から本格実施することで、複雑な課題を抱えた方への相談支援体制も一層手厚くしてまいります。さらに、健康寿命を延ばし、介護を受ける期間を短くする視点も重要なことから、本市が推進しているフレイルや認知症対策等についても、より若い世代にも広めてまいります。これらの施策を着実に進め、介護提供体制並びに地域包括ケア体制の維持強化を図ってまいります。

次に、市民生活・コミュニティのリスクについてお答えします。

孤独・孤立リスクに対する当局の認識についてでありますが、今日の単身世帯の増加をはじめ、インターネットの普及や働き方の多様化等により、社会構造が大きく変化し、人とのつながりが希薄となり、孤独・孤立の問題がより深刻化しております。また、議員御指摘のとおり、この問題は、心身の健康の保持やコミュニティ活動の推進等を阻害するものであります。このため、今年度策定する第5次地域福祉計画では、孤独・孤立対策の推進体制の構築を明記し、その取組を進めることとしております。具体的には、来年度から本格的に実施する重層的支援体制整備事業において、関係機関による情報交換・支援方針を検討するための会議の開催、自宅等を訪問し、相談や支援を行うアウトリーチの実施、世代や属性を超えて交流できる場・居場所づくりの推進等により、孤独・孤立の解消に向け取り組んでまいります。

次に、共同親権に関する制度変更に対する取組についてお答えします。

法改正により、離婚後の親権に関する制度が変わることに対し、市としましても、市民が適切な情報や支援を得られる体制の整備が重要であると考えております。このため、離婚や親権、DVに関する相談は、引き続き、ひとり親家庭専用相談窓口、こども家庭センター、女性相談窓口において制度説明や支援を行うほか、スクールカウンセラー等との連携により、子どもが安心して相談できる環境の維持に努めてまいります。また、市民相談センター等の弁護士による法律相談の活用案内や、法テラス、県のひとり親サポートセンターの紹介などにも努めてまいります。さらに、離婚後のひとり親家庭の生活の安定と自立を促進するために、国庫補助金を活用し、新年度から養育費の取決めや支払い履行確保に対する支援を実施してまいります。

次に、本制度改正に関わる窓口等での備えについてお答えします。

現時点では、国の関係省庁から、学校・保育所等における対応についての詳細は示されておりませんが、法務省が行政手続等の基本的な対応を解説した資料を公表しております。その資料には、共同親権下における申請等の手続や提出書類の構成は、子どもの最善の利益や実務の負担を考慮して行うべきものであるとの考え方などが示されていることから、今後の国の通知等も注視しながら、窓口等で混乱が生じないよう努めてまいります。情報提供、職員研修、関係機関連携につきましては、保育施設・学校・福祉・市民課窓口等において、共同親権制度に係る資料や国の通知等を共有し、制度の趣旨や留意点に対する職員の理解を深めてまいります。また、児童相談所や警察、支援団体等と連携するなど、子どもの最善の利益が損なわれることのないよう対応してまいります。

次に、新たな子どもの利益の考え方と新制度の趣旨についてお答えします。

今回の法改正の目的は、親の離婚が子の養育や成長に大きな影響を与える中、子どもの心身の健全な発達を図るために、子どもの人格を尊重しつつ、親権や婚姻関係の有無にかかわらず、共同で子どもの養育に責任を果たし、子どもの利益につなげることと認識しております。現在、市民課窓口で未成年の子を持つ親が離婚届を取りに来た際、法改正に関するパンフレットも併せてお渡ししております。今後は、市ホームページや広報ぬまづ、相談窓口において制度概要や注意点を分かりやすく説明するなど、制度の周知に努めてまいります。

政策推進部長デジタル化・サイバーセキュリティリスクについてお答えします。 初めに、自治体DX推進に伴うリスク対策についてですが、通信回線を介した技術的リスクにつきましては、静岡県自治体情報セキュリティクラウドを活用し、県と市町でインターネット接続口を集…答弁の全文を読む

デジタル化・サイバーセキュリティリスクについてお答えします。

初めに、自治体DX推進に伴うリスク対策についてですが、通信回線を介した技術的リスクにつきましては、静岡県自治体情報セキュリティクラウドを活用し、県と市町でインターネット接続口を集約することで、侵入防止、スパム対策、メール無害化等の対策をより高度なレベルで行うとともに、リアルタイム監視体制を講じており、通信回線を通じた侵入や情報漏えいのリスクを低減させております。職務に応じた職員の育成・支援策につきましては、一般職員にはデジタルリテラシー向上や情報セキュリティの研修を実施し、ICT推進課職員には、より高度な専門知識や技術を習得するための専門研修を行うなど、職務内容や習熟度に応じ、段階的な人材育成を進めております。今後も県等と緊密に連携し、最新の知見を共有しながら、リスクの最小化と市民サービスの向上を両立させるDXを推進してまいります。

次に、行政サービス停止リスク対策についてですが、物理的リスクへの対策につきましては、BCPに基づき、初動対応、関係部署・委託先との連絡体制、復旧手順等を整理し、窓口業務の一部は手作業受付や後日処理などの代替手段を確保し、影響の最小化に努めております。さらに新年度には、庁内ネットワークのサーバーや保存装置を仮想化基盤により構築し、今後、段階的に集約管理を図ってまいります。このことにより、ハードウェア障害発生時の迅速な復旧や、障害の影響範囲を限定することが可能となり、止まりにくく、復旧しやすい基盤を導入することで、行政サービスの継続性を確保してまいります。委託先やクラウド利用に際しては、障害時の連絡・報告、復旧目標、バックアップ、セキュリティ要件等を契約・運用で明確化し、定期的な点検を実施することで、予防と影響の最小化に努めております。サイバー攻撃リスクへの対策につきましては、技術的対策としては、静岡県自治体情報セキュリティクラウドにより、不正サイト遮断、メールのウイルスチェックと無害化、不正アクセスの検知・遮断を24時間365日実施しております。また、個人情報を扱うネットワークと一般事務系ネットワークを物理的・論理的に分離し、ファイアウオールやアクセス制御を複数配置する多層防御を構築しており、外部からの不正アクセスや内部からの意図しない情報漏えいを防ぐ体制を構築しております。ランサムウエア対策としては、クラウド化されていないデータは定期バックアップを行い、本庁舎とは別の場所に保管しており、万が一、ランサムウエア攻撃によりデータが暗号化された場合でも、被害前の状態への迅速な復旧と早期のサービス再開が可能な体制を整えております。さらに、主要なシステムについては、クラウド化を推進し、外部データセンターの活用により、安定稼働と事業継続性の向上を図っております。職員の意識向上としては、全職員に対し、標的型攻撃メールへの対応方法や不審なメール・URLへの注意喚起を継続的に実施しております。ICT推進課職員には、サイバー攻撃の最新動向や有事発生時の迅速かつ的確な対応能力を強化するための専門研修を実施しており、組織全体の対応力を向上させております。今後も国の地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインを参考に、最新の技術動向や攻撃手法に対応した対策を継続的に取り入れ、技術的・人的両面から対策を徹底し、個人情報保護の徹底と市民の皆様への安定した行政サービス提供に努めてまいります。

教育次長子どもを取り巻くリスクへの対策についてお答えします。 まず、登下校時の交通事故のリスクに対しては、本市では、警察や道路管理者等から成る沼津市子供の移動経路安全推進協議会を設置しており、危険箇所の抽出や対策を検討し、グリーンベルトや歩道と車道…答弁の全文を読む

子どもを取り巻くリスクへの対策についてお答えします。

まず、登下校時の交通事故のリスクに対しては、本市では、警察や道路管理者等から成る沼津市子供の移動経路安全推進協議会を設置しており、危険箇所の抽出や対策を検討し、グリーンベルトや歩道と車道の分離のためのコーン等を設置するなど、交通事故防止を図っております。不審者による声かけ等の犯罪のリスクに対しては、毎日の登下校時において、各地区の交通指導員や交通安全地区委員、地域安全推進員の皆様をはじめ、様々な団体に見守り活動を行っていただいていることに加え、防犯灯や防犯カメラも設置するなど、多角的に子どもたちを見守る体制を構築しております。また、ハード面での安全対策のみならず、各学校では、交通安全教室や交通安全リーダーと語る会等において、警察や地域の方々から、交通安全について学び、子どもたち自身の交通安全意識の向上に努めております。

次に、ネットトラブルのリスクへの対策についてですが、各学校においては、SNS等、インターネットを介したトラブルに子どもたちが巻き込まれないために、情報活用能力を育むことはもとより、警察の担当者を招いて、ケータイスマホ教室を開催したり、学級担任等が情報モラル教材を用いた授業を行ったりするなど、子どもたちの発達段階に応じた内容で実施しております。また、ネットを介した子どもの消費者トラブルも増加していることから、消費者教育を授業で扱うなど、消費者としての意識の醸成も図っております。こうした取組は学校だけではなく、家庭においても重要であると考えていることから、保護者に対し、子どもの指導・見守り等について、改めて働きかけし、地域全体で子どもたちを様々なリスクから守るよう努めてまいります。

共同親権に関する制度変更について

子育て・教育

要旨会派は民法改正による共同親権制度の導入に対し、市民への情報提供、相談体制の整備、窓口対応、関係機関との連携をどのように進めるかを質問した。市は相談窓口・法律相談の案内、養育費支援、職員研修、関係機関との連携を通じて市民支援と子どもの最善の利益確保に取り組むと答弁した。

背景民法改正により離婚後の親権に関する制度が変わることで、市民の生活や子どもの養育に直接的な影響が生じるため、市の適切な対応体制が求められている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 民法改正に対する市の取組
  • 本制度改正に関わる市の現場対応や他組織との連携
  • 新たな子どもの利益の考え方と新制度の周知
福祉事務所長高齢化に伴う介護・地域包括ケア体制の維持強化についてお答えします。 介護提供体制について、本市では、今後予想される介護ニーズの増加や公平で適正なサービスに対応するため、近隣自治体に先駆けて、全ての地域包括支援センターにAIによるケアプラン作…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

高齢化に伴う介護・地域包括ケア体制の維持強化についてお答えします。

介護提供体制について、本市では、今後予想される介護ニーズの増加や公平で適正なサービスに対応するため、近隣自治体に先駆けて、全ての地域包括支援センターにAIによるケアプラン作成支援システムを導入済みであり、ケアマネジメントの体制強化を図っているところです。また、人材不足という課題に対しては、介護業務の大切さや魅力を担い手となる世代に伝える取組として、これまでも小中高等学校や大学等への出前講座や現場研修等の支援を行ってまいりましたが、本年度は、より多くの方々に発信すべく、大型商業施設において、市内の高校生と医療・介護従事者が福祉について語り合うイベントを開催し、日頃関わることのない医療・介護業務の一端を知ることができたなど、御好評をいただいたところです。新年度では、参加団体を拡大させるとともに、より多くの皆様に関心を持っていただける企画・内容となるよう検討してまいります。さらに、介護現場の環境改善のため、国は従来からICT技術や機械化による生産性向上を進めており、新年度には介護報酬の臨時改定も予定されております。そのため本市としましては、管内の事業所に対し、情報提供等を適切に行ってまいります。地域包括ケア体制につきましては、引き続き、実際の支援業務を通して、関係機関相互の連携を図るとともに、重層的支援体制整備事業を新年度から本格実施することで、複雑な課題を抱えた方への相談支援体制も一層手厚くしてまいります。さらに、健康寿命を延ばし、介護を受ける期間を短くする視点も重要なことから、本市が推進しているフレイルや認知症対策等についても、より若い世代にも広めてまいります。これらの施策を着実に進め、介護提供体制並びに地域包括ケア体制の維持強化を図ってまいります。

次に、市民生活・コミュニティのリスクについてお答えします。

孤独・孤立リスクに対する当局の認識についてでありますが、今日の単身世帯の増加をはじめ、インターネットの普及や働き方の多様化等により、社会構造が大きく変化し、人とのつながりが希薄となり、孤独・孤立の問題がより深刻化しております。また、議員御指摘のとおり、この問題は、心身の健康の保持やコミュニティ活動の推進等を阻害するものであります。このため、今年度策定する第5次地域福祉計画では、孤独・孤立対策の推進体制の構築を明記し、その取組を進めることとしております。具体的には、来年度から本格的に実施する重層的支援体制整備事業において、関係機関による情報交換・支援方針を検討するための会議の開催、自宅等を訪問し、相談や支援を行うアウトリーチの実施、世代や属性を超えて交流できる場・居場所づくりの推進等により、孤独・孤立の解消に向け取り組んでまいります。

次に、共同親権に関する制度変更に対する取組についてお答えします。

法改正により、離婚後の親権に関する制度が変わることに対し、市としましても、市民が適切な情報や支援を得られる体制の整備が重要であると考えております。このため、離婚や親権、DVに関する相談は、引き続き、ひとり親家庭専用相談窓口、こども家庭センター、女性相談窓口において制度説明や支援を行うほか、スクールカウンセラー等との連携により、子どもが安心して相談できる環境の維持に努めてまいります。また、市民相談センター等の弁護士による法律相談の活用案内や、法テラス、県のひとり親サポートセンターの紹介などにも努めてまいります。さらに、離婚後のひとり親家庭の生活の安定と自立を促進するために、国庫補助金を活用し、新年度から養育費の取決めや支払い履行確保に対する支援を実施してまいります。

次に、本制度改正に関わる窓口等での備えについてお答えします。

現時点では、国の関係省庁から、学校・保育所等における対応についての詳細は示されておりませんが、法務省が行政手続等の基本的な対応を解説した資料を公表しております。その資料には、共同親権下における申請等の手続や提出書類の構成は、子どもの最善の利益や実務の負担を考慮して行うべきものであるとの考え方などが示されていることから、今後の国の通知等も注視しながら、窓口等で混乱が生じないよう努めてまいります。情報提供、職員研修、関係機関連携につきましては、保育施設・学校・福祉・市民課窓口等において、共同親権制度に係る資料や国の通知等を共有し、制度の趣旨や留意点に対する職員の理解を深めてまいります。また、児童相談所や警察、支援団体等と連携するなど、子どもの最善の利益が損なわれることのないよう対応してまいります。

次に、新たな子どもの利益の考え方と新制度の趣旨についてお答えします。

今回の法改正の目的は、親の離婚が子の養育や成長に大きな影響を与える中、子どもの心身の健全な発達を図るために、子どもの人格を尊重しつつ、親権や婚姻関係の有無にかかわらず、共同で子どもの養育に責任を果たし、子どもの利益につなげることと認識しております。現在、市民課窓口で未成年の子を持つ親が離婚届を取りに来た際、法改正に関するパンフレットも併せてお渡ししております。今後は、市ホームページや広報ぬまづ、相談窓口において制度概要や注意点を分かりやすく説明するなど、制度の周知に努めてまいります。