沼津市議会の一般質問・議案/市の計画 沼津市政アーカイブ

沼津市議会の議事録を市民向けに構造化。
一般質問=議員が問うたこと/議案・議決=議会が決めたこと/市の計画=市が目指していることを、横断して見られます(第1回〜第12回定例会・2023.6–2026.2)。

計画都市計画道路整備方針

まちづくり・都市基盤

数値目標・施策の各論はAIが公式PDF本文から抽出した参考情報です。数値・名称は原文に基づきますが、抽出漏れや誤りを含む可能性があります。正確な内容は必ず公式PDFをご確認ください。図表・地図は公式PDFでご覧いただけます。

この計画はどんな計画か

街全体の交通や生活環境を支える重要な道路について、今の市の状況に合わせて、どこから優先的に整備するかを決める計画です。

市の目標昔は車が増え続けると予想して道路計画を立てていましたが、今は人口が減り、高齢化が進んでいます。そこで計画を見直して、本当に必要な道路から優先的に整備することで、限られた予算を効率よく使おうとしています。

数値目標・成果指標 14件

施策・取り組み

主要施策将来都市計画道路網の検証優先整備路線の選定見直し候補路線の整理街路空間の再構築検討評価項目による必要性検証
個別の事業をすべて見る(22件)
  • 都市計画道路整備方針の策定
  • 将来都市計画道路網の検証
  • 優先整備路線の選定
  • 見直し候補路線の整理
  • 都市計画道路計画の廃止手続き
  • 街路空間の再構築
  • 優先整備路線の整備
  • 幹線道路網の強化
  • 公共交通網の走行性向上
  • 歩行者・自転車の安全快適な道路空間形成
  • 生活道路への通過交通流入抑制
  • 自転車ネットワークの形成
  • 産業・観光拠点へのアクセス道路整備
  • 防災拠点間のネットワーク整備
  • 緊急輸送路の整備
  • 救急医療施設へのアクセス性向上
  • 見直し候補路線の整理(廃止路線決定)
  • 街路空間を活用した賑わいづくり
  • インターチェンジへのアクセス道路整備
  • 周辺市町との連携による道路整備
  • 防災拠点間ネットワークの整備
  • 自動運転に対応した道路整備

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沼津市都市計画道路の整備方針PDF 8.7MB

沼津市が長年整備していない道路について、今の時代に合わせて優先度を判断し、整備方針を定めています。複数の評価基準を使い、優先的に整備する道路と見直す道路に分けました。

背景人口減少や財政状況の悪化により、長期間整備されていない道路の必要性を改めて確認する必要がある。

  • 都市計画決定の62路線148km中、約4割が整備済み
  • 4つの基本目標:拠点形成、生活環境、広域交通、防災
  • 都市構造と役割機能の観点から11項目で評価
  • 地形整合など5項目で合理性を検証
  • 検証の結果、72区間を優先整備対象として選定
  • 優先度が低い道路は見直し候補として変更・廃止検討

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-- 1 of 32 -- 目 次 1 はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2 沼津市都市計画道路の整備方針策定の流れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 3 将来都市計画道路網の検証 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (1)将来都市計画道路網の検証の考え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (2)将来都市計画道路網の検証の進め方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 (3)検証路線・区間の抽出 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 (4)将来都市計画道路網の検証の結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 4 優先整備路線の選定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 (1)優先整備路線の選定の考え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 (2)優先整備路線の選定結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 5 見直し候補路線の整理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 (1)見直し候補路線の整理の考え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 (2)見直し候補路線の整理結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 6 整備方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 (1)整備方針における各区間の位置付け ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 (2)整備方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 7 優先整備路線の整備効果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 (1)拠点都市の形成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 (2)生活環境の向上 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 (3)広域交通ネットワークの充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25 (4)防災機能の強化 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 8 目指すべき将来都市像の実現に向けて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28 -- 2 of 32 -- -1- 1 はじめに 都市計画道路は、都市の骨格を形成し、円滑な都市交通と良好な都市環境を確保する上で重要 な都市施設として、都市計画法に基づいて定められた道路です。

本市の都市計画道路は、高度経済成長期の人口増加や市街地の拡大に伴う自動車交通量の増 大を背景に、62 路線、約 148km が都市計画決定され、これまでに約4割の整備を進め、良好 な市街地の形成や産業・経済活動の活性化等、都市の発展の一翼を担ってきました。 しかし、人口減少・少子高齢化の進展、厳しい財政状況により公共投資が減少するなど、社会 経済情勢が大きく変化しており、都市計画決定後、長期間にわたり事業が実施されていない路線 の中には、時間の経過とともに当初決定の必要性等に変化が生じている可能性があることから、 必要性等を再検証する必要があります。

このような状況を踏まえ、本市の都市計画道路の必要性や役割等を再検証し、目指すべき将来 都市像実現のための都市計画道路のあり方について検証するとともに、都市計画道路事業をよ り効率的・効果的に推進するため、「沼津市都市計画道路の整備に関する基本的な考え方」に基 づき、「沼津市都市計画道路の整備方針」を策定します。

-- 3 of 32 -- -2- 2 沼津市都市計画道路の整備方針策定の流れ 沼津市都市計画道路の整備方針策定にあたり、道路整備の4つの基本目標を踏まえ、未着手の 路線・区間を有する都市計画道路(幹線街路、区画街路、特殊街路)を対象に、「将来都市計画 道路網の検証」を実施しました。

検証においては、路線の評価項目を設定し、評価項目に該当する路線を「優先整備路線」とし て選定し、さらに優先性と実現性の検証を行いました。 また、評価項目に該当しない路線を「見直し候補路線」として選定し、そのあり方(変更、廃 止)を検討しました。 【都市計画道路の整備方針策定の流れ】 評価項目に該当しない路線・区間 優先性が高い 路 線・区 間 一 般 路 線・区 間 優先整備路線の選定 道路整備の4つの基本目標 (県東部地域の拠点都市の形成)、(快適な生活環境の創出) (広域交通ネットワークの形成)、(防災機能の強化) 将来都市計画道路網の検証 (未着手の都市計画道路について必要性を確認) 見直し候補路線の整理 短 期 的 に 事 業 着 手 長 期 的 に 事 業 着 手 都市計画手続き 計画内容再検討 評価項目に該当する路線・区間 整 備 方 針 変 更 路線・区間 計画が廃止となる 路線・区間 計画廃止の検討 長 期 的 に 事 業 着 手 計 画 廃 止 都市計画手続き -- 4 of 32 -- -3- 3 将来都市計画道路網の検証 (1)将来都市計画道路網の検証の考え方 今後の都市計画道路の整備にあたっては、上位計画に示されている将来都市像を実現するこ とや、社会経済情勢の変化等への対応が必要なことから、都市計画道路の必要性等を改めて確 認し、あるべき将来都市計画道路網を検証しました。

検証対象は、未着手の路線・区間を有する「幹線街路」、「区画街路」及び「特殊街路」とし、 都市計画道路の整備に関して設定した4つの基本目標の実現に向けて、今後も必要な都市計画 道路はどのようなものか、「都市構造からみた評価」と「都市計画道路の役割・機能からみた評 価」の2つの観点からなる 11 の評価項目によって必要性を検証しました。

また、「地形・地物との整合」等、5つの評価項目によって合理性の検証を行いました。 【基本目標と評価項目】 快 適 な 生活環境の創出 都市計画道路の役割・機能からみた評価 防災機能の強化 円滑な交通の流れの確保 救急医療施設へのアクセス性向上 県 東 部 地 域 の 拠点都市の形成 広 域 交 通 ネットワークの形成 基 本 目 標 軸の形成 都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 歩行者・自転車の走行空間の確保 住宅地の安全性向上 緑豊かな良好な景観の形成 交通結節点へのアクセス性向上 拠点の形成 評 価 項 目 公共交通走行環境の向上 都市構造からみた評価 緊急輸送路の強化 -- 5 of 32 -- -4- 表 評価項目の考え方 評価項目 考え方 都 市 構 造 か ら み た 評 価 拠点の形成 都市の拠点となる地区の都市機能や居住環境の向上 の観点から、拠点の形成に資する路線を評価します。

軸の形成 都市の拠点同士を繋ぐことによる都市機能や公共交 通の利便性向上の観点から、拠点間を結ぶ路線を評価 します。 都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 都市の骨格を形成し、移動の快適性・安全性を高め るため、広域交通や都市間交通を担う道路ネットワー クの形成に資する路線(将来的にも交通量の多い路 線)を評価します。

都 市 計 画 道 路 の 役 割 ・ 機 能 か ら み た 評 価 歩行者・自転車の走行空間の確保 歩行者・自転車利用者の安全性向上の観点から、歩 行者、自転車それぞれの安全・安心の確保に寄与する 路線を評価します。 住宅地の安全性向上 市民の日常生活における安全性向上の観点から、住 宅地内の道路交通環境の向上に寄与する道路や住宅地 から通過交通を排除する機能をもつ道路を評価しま す。

緑豊かな良好な景観の形成 美しいまち並み景観の形成の観点から、景観形成を 図るべき地区に位置する路線を評価します。 公共交通走行環境の向上 快適な公共交通の走行空間の形成の観点から、バス 路線など公共交通に大きく寄与する路線を評価しま す。 交通結節点へのアクセス性向上 公共交通の利便性向上や産業立地、観光振興の観点 から、沼津駅やインターチェンジ等の交通結節点への アクセス道路を評価します。

円滑な交通の流れの確保 渋滞解消による CO2 削減や円滑な交通の流れの確保 の観点から、ミッシングリンクやボトルネックの解消 に寄与する路線を評価します。 緊急輸送路の強化 防災機能の強化の観点から、防災拠点間ネットワー クの形成に資する緊急輸送路を評価します。 救急医療施設へのアクセス性向上 短時間で適切な医療機関への移動、搬送による市民 の安全性向上の観点から、救急医療施設へのアクセス 道路を評価します。

-- 6 of 32 -- -5- (2)将来都市計画道路網の検証の進め方 将来都市計画道路網の検証は、次の3つのSTEPにより行いました。 【将来都市計画道路網の検証フロー】 該当あり ◯歩行者・自転車の走行空間の確保 ◯住宅地の安全性向上 ◯緑豊かな良好な景観の形成 ◯公共交通走行環境の向上 ◯交通結節点へのアクセス性向上 ◯円滑な交通の流れの確保 ◯緊急輸送路の強化 ◯救急医療施設へのアクセス性向上 STEP2-3:都市計画道路の役割・機能からみた評価 該当なし 該当なし 優先整備対象路線・区間 STEP1:検証路線・区間の抽出 STEP2:必要性の検証 STEP2-2:都市構造からみた評価 見直し対象路線・区間 優先整備路線の選定 見直し候補路線の整理 ◯拠点の形成 ◯軸の形成 ◯都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 ◯未着手の路線・区間 (幹線街路、区画街路、特殊街路が対象) STEP3:合理性の検証 ◯地形・地物との整合 ◯まちづくりとの整合 ◯道路構造令との整合 ◯他事業との整合 ◯機能代替の検証 合 理 性 あ り 合理性なし STEP2-1:都市計画決定当時の必要性、役割等の確認 該当あり -- 7 of 32 -- -6- (3)検証路線・区間の抽出 「幹線街路」、「区画街路」及び「特殊街路」のうち未着手※1 の路線・区間※2 を検証路線・区 間として抽出しました。

ただし、上位計画に位置付けられている事業に該当する路線・区間、または、事業実施に向け た調査(測量設計等)に着手している路線・区間については、対象外としました。 ※1:整備状況の分類 ・整備済:都市計画道路決定どおりに完成している路線、または、用地が計画幅員どおり確保されており、一 般の通行の用に供している路線です。

・事業中:事業に着手している路線・区間です。ただし、事業認可を得ていても、20 年以上着手していない 路線・区間は事業中とはしません。 ・未着手:整備済及び事業中以外の路線です。 ※2:区間割の考え方 未着手箇所について、国道・県道・都市計画道路の交差点毎に区間割を行います。 表 検証対象路線の抽出 番号 路線名 代表幅員 (m) 総延長 (m) 検証対象 区間数 備考 1・4・ 1 東駿河湾環状線 21 8,900 - - 上位計画 1・2・ 2 第二東名自動車道 37 8,300 - - 上位計画 3・2・ 1 中央幹線 32 12,920 - - 整備済 3・3・ 5 沼津南一色線 25 5,220 - - 上位計画 3・3・ 6 沼津駅沼津港線 22 1,980 ◯ 1 - 3・4・ 8 納米里本田町線 20 3,380 ◯ 5 - 3・3・ 9 八幡原線 27 8,830 ◯ 8 - 3・3・10 沼津三島線 27 660 ◯ 1 - 3・4・11 西間門新谷線 18 3,860 - - 整備済 3・4・12 千本香貫山線 20 5,540 ◯ 3 - 3・4・14 平町三枚橋線 20 620 - - 整備済 3・3・15 三枚橋岡宮線 25 4,800 ◯ 3 上位計画(一部) 3・3・16 七通線 27 1,530 - - 上位計画 3・4・17 御成橋牛臥線 20 2,300 ◯ 3 - 3・4・18 本通線 18.6 850 - - 整備済 3・4・19 西条千本線 20 1,220 ◯ 1 - 3・4・20 市道沢田線 20 3,510 ◯ 1 上位計画(一部) 3・4・21 片浜西沢田線 18 2,640 ◯ 2 上位計画(一部) 3・3・22 片浜池田線 25 7,200 ◯ 6 - 3・4・23 沼津静浦線 17 8,530 ◯ 6 - 3・4・24 上香貫東間門線 20 1,260 - - 整備済 3・4・25 平町岡一色線 18 3,980 ◯ 2 上位計画(一部) 3・4・26 金岡浮島線 20 8,200 ◯ 4 - 3・4・28 我入道線 16 1,880 ◯ 3 - 3・4・29 八重塚田線 16 1,800 ◯ 3 - 3・4・32 下香貫我入道線 16 1,630 ◯ 3 - -- 8 of 32 -- -7- 番号 路線名 代表幅員 (m) 総延長 (m) 検証対象 区間数 備考 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 26 4,570 ◯ 4 - 3・5・36 上横橋線 15 1,100 - - 整備済 3・5・37 沼津駅北口線 15 1,000 ◯ 1 - 3・5・41 香貫山線 12 1,120 ◯ 2 - 3・5・42 西熊堂線 12 1,580 - - 事業中 3・5・43 東熊堂線 12 1,390 - - 整備済 3・5・44 平町二瀬川線 12 1,460 ◯ 2 - 3・5・46 蛇松線 15 800 ◯ 2 - 3・4・49 原青野線 20 1,850 ◯ 2 - 3・4・50 原石川線 20 1,190 ◯ 1 - 3・5・51 原駅町沖線 12 1,220 ◯ 1 - 3・4・52 岡宮西熊堂線 16 1,010 ◯ 2 - 3・4・57 添地西条線 20 340 - - 上位計画 3・4・58 下香貫志下線 18 1,610 ◯ 2 - 3・5・59 静浦長岡線 14 60 ◯ 1 - 3・4・61 添地本田町線 17 310 - - 上位計画 3・4・62 沼津駅前線 20 120 - - 上位計画 3・4・63 大手町片浜線 16 1,840 - - 上位計画 3・3・70 三枚橋錦町線 27 1,080 - - 上位計画 3・4・72 南小林線 18 1,360 ◯ 1 - 3・5・74 杉崎町線 12 230 - - 上位計画 3・5・75 富士見町線 12 270 - - 上位計画 7・7・ 1 川廓通り線 7 270 - - 整備済 7・6・ 2 高架側道1号線 8 260 - - 上位計画 7・6・ 3 高架側道2号線 9 190 - - 上位計画 7・7・ 4 高架側道3号線 6 90 - - 上位計画 7・7・ 5 高架側道4号線 6 400 - - 上位計画 7・7・ 6 高架側道5号線 6 90 - - 上位計画 7・7・ 7 高架側道6号線 6 150 - - 上位計画 7・7・ 8 高架側道7号線 6 340 - - 上位計画 7・7・ 9 高架側道8号線 6 190 - - 上位計画 7・7・10 高架側道9号線 6 260 - - 上位計画 7・7・11 高架側道 10 号線 6 90 - - 上位計画 8・7・ 1 港大橋天神洞線 6 3,590 ◯ 1 - 8・7・ 2 港大橋黄瀬川線 6 4,780 ◯ 2 - 8・7・ 3 中央公園香貫線 7 240 - - 整備済 -- 9 of 32 -- -8- -- 10 of 32 -- -9- (4)将来都市計画道路網の検証の結果 将来都市計画道路網の検証結果(優先整備対象路線・区間、見直し対象路線・区間)を以下に 示します。

1)優先整備対象路線・区間 評価項目に該当した以下の 72区間を優先整備対象路線・区間としました。 番 号 路線名 区間番号 番 号 路線名 区間番号 3・3・6 沼津駅沼津港線 1 3・4・23 沼津静浦線 6 3・4・8 納米里本田町線 1 3・4・25 平町岡一色線 1 3・4・8 納米里本田町線 2 3・4・25 平町岡一色線 2 3・4・8 納米里本田町線 3 3・4・26 金岡浮島線 1 3・4・8 納米里本田町線 4 3・4・26 金岡浮島線 2 3・4・8 納米里本田町線 5 3・4・26 金岡浮島線 3 3・3・9 八幡原線 1 3・4・26 金岡浮島線 4 3・3・9 八幡原線 2 3・4・28 我入道線 1 3・3・9 八幡原線 3 3・4・28 我入道線 2 3・3・9 八幡原線 4 3・4・28 我入道線 3 3・3・9 八幡原線 5 3・4・29 八重塚田線 1 3・3・9 八幡原線 6 3・4・29 八重塚田線 2 3・3・9 八幡原線 7 3・4・29 八重塚田線 3 3・3・9 八幡原線 8 3・4・32 下香貫我入道線 1 3・3・10 沼津三島線 1 3・4・32 下香貫我入道線 2 3・4・12 千本香貫山線 2 3・4・32 下香貫我入道線 3 3・3・15 三枚橋岡宮線 1 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 1 3・3・15 三枚橋岡宮線 2 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 2 3・3・15 三枚橋岡宮線 3 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 3 3・4・17 御成橋牛臥線 1 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 4 3・4・17 御成橋牛臥線 2 3・5・37 沼津駅北口線 1 3・4・17 御成橋牛臥線 3 3・5・41 香貫山線 1 3・4・20 市道沢田線 1 3・5・41 香貫山線 2 3・4・21 片浜西沢田線 1 3・5・44 平町二瀬川線 1 3・4・21 片浜西沢田線 2 3・5・44 平町二瀬川線 2 3・3・22 片浜池田線 1 3・4・49 原青野線 1 3・3・22 片浜池田線 2 3・4・49 原青野線 2 3・3・22 片浜池田線 3 3・4・50 原石川線 1 3・3・22 片浜池田線 4 3・5・51 原駅町沖線 1 3・3・22 片浜池田線 5 3・4・52 岡宮西熊堂線 1 3・3・22 片浜池田線 6 3・4・52 岡宮西熊堂線 2 3・4・23 沼津静浦線 1 3・4・58 下香貫志下線 1 3・4・23 沼津静浦線 2 3・5・59 静浦長岡線 1 3・4・23 沼津静浦線 3 8・7・1 港大橋天神洞線 1 3・4・23 沼津静浦線 4 8・7・2 港大橋黄瀬川線 1 3・4・23 沼津静浦線 5 8・7・2 港大橋黄瀬川線 2 -- 11 of 32 -- -10- 2)見直し対象路線・区間 評価項目に該当しない以下の7区間を見直し対象路線・区間としました。

番 号 路線名 区間番号 3・4・12 千本香貫山線 1 3・4・12 千本香貫山線 3 3・4・19 西条千本線 1 3・5・46 蛇松線 1 3・5・46 蛇松線 2 3・4・58 下香貫志下線 2 3・4・72 南小林線 1 -- 12 of 32 -- -11- 4 優先整備路線の選定 (1)優先整備路線の選定の考え方 将来都市計画道路網の検証により抽出された優先整備対象路線について、市が目指すべき将 来都市像の実現や市が抱える道路整備の課題解決に向け、優先的に整備すべき路線を選定しま した。

また、概成済区間(整備済以外の区間のうち、路線として都市計画道路と同程度の機能を 果たし得る現道を有する区間)については整備の必要性を確認した上で選定しました。 優先整備路線の選定を行い、優先性・実現性の高い路線を「優先性が高い路線・区間」、優先 性・実現性の低い路線を「一般路線・区間」として位置付けました。

【優先整備路線の選定フロー】 ※ 事業着手については、原則的に事業の施行者が市であることから、市の考えに基づき判断している。したがっ て、例外的に事業の施行者が異なる場合は、この限りではない。 STEP1:選定路線・区間の抽出 ○優先整備対象路線・区間 ◯歩行者・自転車の走行空間の確保 ◯緑豊かな良好な景観の形成 ◯交通結節点へのアクセス性向上 ◯緊急輸送路の強化 ◯住宅地の安全性向上 ◯公共交通走行環境の向上 ◯円滑な交通の流れの確保 ◯救急医療施設へのアクセス性向上 ◯施工性の検証 ◯事業の進捗率・継続性 ◯住民意見との整合性 優先性・実現性が高い 短期的に事業着手※ 長期的に事業着手※ 優先性が高い路線・区間 一般路線・区間 ◯拠点の形成 ◯軸の形成 ◯都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 STEP2:優先整備路線の選定 都市計画道路の役割・機能からみた評価 都市構造からみた評価 STEP2-1:優先性の検証 STEP2-2:実現性の検証 優先性・実現性が低い -- 13 of 32 -- -12- (2)優先整備路線の選定結果 優先整備路線の選定結果(優先性が高い路線・区間、一般路線・区間)を以下に示します。

1)優先性が高い路線・区間 優先性が高い路線・区間は以下の 8 区間となりました。 番 号 路線名 区間番号 3・3・15 三枚橋岡宮線 3 3・3・22 片浜池田線 3 3・3・22 片浜池田線 4 3・4・23 沼津静浦線 4 3・4・23 沼津静浦線 5 3・4・26 金岡浮島線 1 3・4・26 金岡浮島線 2 3・4・26 金岡浮島線 3 -- 14 of 32 -- -13- 2)一般路線・区間 一般路線・区間は以下の 64区間となりました。

番 号 路線名 区間番号 番 号 路線名 区間番号 3・3・6 沼津駅沼津港線 1 3・4・25 平町岡一色線 1 3・4・8 納米里本田町線 1 3・4・25 平町岡一色線 2 3・4・8 納米里本田町線 2 3・4・26 金岡浮島線 4 3・4・8 納米里本田町線 3 3・4・28 我入道線 1 3・4・8 納米里本田町線 4 3・4・28 我入道線 2 3・4・8 納米里本田町線 5 3・4・28 我入道線 3 3・3・9 八幡原線 1 3・4・29 八重塚田線 1 3・3・9 八幡原線 2 3・4・29 八重塚田線 2 3・3・9 八幡原線 3 3・4・29 八重塚田線 3 3・3・9 八幡原線 4 3・4・32 下香貫我入道線 1 3・3・9 八幡原線 5 3・4・32 下香貫我入道線 2 3・3・9 八幡原線 6 3・4・32 下香貫我入道線 3 3・3・9 八幡原線 7 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 1 3・3・9 八幡原線 8 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 2 3・3・10 沼津三島線 1 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 3 3・4・12 千本香貫山線 2 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 4 3・3・15 三枚橋岡宮線 1 3・5・37 沼津駅北口線 1 3・3・15 三枚橋岡宮線 2 3・5・41 香貫山線 1 3・4・17 御成橋牛臥線 1 3・5・41 香貫山線 2 3・4・17 御成橋牛臥線 2 3・5・44 平町二瀬川線 1 3・4・17 御成橋牛臥線 3 3・5・44 平町二瀬川線 2 3・4・20 市道沢田線 1 3・4・49 原青野線 1 3・4・21 片浜西沢田線 1 3・4・49 原青野線 2 3・4・21 片浜西沢田線 2 3・4・50 原石川線 1 3・3・22 片浜池田線 1 3・5・51 原駅町沖線 1 3・3・22 片浜池田線 2 3・4・52 岡宮西熊堂線 1 3・3・22 片浜池田線 5 3・4・52 岡宮西熊堂線 2 3・3・22 片浜池田線 6 3・4・58 下香貫志下線 1 3・4・23 沼津静浦線 1 3・5・59 静浦長岡線 1 3・4・23 沼津静浦線 2 8・7・1 港大橋天神洞線 1 3・4・23 沼津静浦線 3 8・7・2 港大橋黄瀬川線 1 3・4・23 沼津静浦線 6 8・7・2 港大橋黄瀬川線 2 -- 15 of 32 -- -14- 5 見直し候補路線の整理 (1)見直し候補路線の整理の考え方 将来都市計画道路網の検証の結果、見直し対象路線とされた路線・区間について、将来交通量 による将来道路ネットワークの確認を行い、見直し候補路線の整理をします。

見直し候補路線の整理にあたって、変更によって合理性があるとされるものは「変更路線・区 間」とし、それ以外のものについては「計画が廃止となる路線・区間」と位置付けました。 (2)見直し候補路線の整理結果 見直し候補路線の整理結果を以下に示します。 1)変更路線・区間 今回の検証では対象路線・区間はありませんでした。

2)計画が廃止となる路線・区間 計画が廃止となる路線・区間は以下の7区間となりました。 番 号 路線名 区間番号 廃止理由 3・4・12 千本香貫山線 1 産業交流拠点等の形成及び景観の形成(景観形成 重点地区)に資する道路であり、必要性は認められ るが、地形・地物との制約(防潮提)があるため廃 止とする。

3・4・12 千本香貫山線 3 決定からの時間の経過とともに求められる役割に 変化が生じ、必要性が認められないことから廃止と する。 3・4・19 西条千本線 1 決定からの時間の経過とともに求められる役割に 変化が生じ、必要性が認められないことから廃止と する。 3・5・46 蛇松線 1 決定からの時間の経過とともに求められる役割に 変化が生じ、必要性が認められないことから廃止と する。

3・5・46 蛇松線 2 決定からの時間の経過とともに求められる役割に 変化が生じ、必要性が認められないことから廃止と する。 3・4・58 下香貫志下線 2 決定からの時間の経過とともに求められる役割に 変化が生じ、必要性が認められないことから廃止と する。 -- 16 of 32 -- -15- 番 号 路線名 区間番号 廃止理由 3・4・72 南小林線 1 決定からの時間の経過とともに求められる役割に 変化が生じ、必要性が認められないことから廃止と する。

-- 17 of 32 -- -16- 【計画が廃止となる区間の位置】 3・4・12 千本香貫山線 (区間1) 3・5・46 蛇松線(区間1・2) 3・4・19 西条千本線 (区間1) 3・4・12 千本香貫山線 (区間3) -- 18 of 32 -- -17- 3・4・58 下香貫志下線(区間2) 3・4・72 南小林線(区間1) -- 19 of 32 -- -18- 6 整備方針 (1)整備方針における各区間の位置付け 整備方針として、1)優先性が高い路線・区間、2)一般路線・区間、3)変更路線・区間、 4)計画が廃止となる路線・区間の4種類に位置付けました。

1)優先性が高い路線・区間 必要性が高く、優先性・実現性も高いことから優先的に整備を進めていく路線・区間です。 2)一般路線・区間 必要性は確認できるが、長期的な視点で整備を進めていく路線・区間です。 3)変更路線・区間 該当ありません。 4)計画が廃止となる路線・区間 都市計画道路の計画を廃止すると判断した路線・区間です。

今後は、市民との合意形成を図っ た上で、都市計画法に基づく手続きを進めていきます。 -- 20 of 32 -- -19- (2)整備方針 整備方針を以下に示します。 番 号 路線名 区間 番号 整備方針 番 号 路線名 区間 番号 整備方針 3・3・6 沼津駅沼津港線 1 一般 3・4・23 沼津静浦線 3 一般 3・3・9 八幡原線 1 一般 3・4・23 沼津静浦線 4 優先性が高い 3・3・9 八幡原線 2 一般 3・4・23 沼津静浦線 5 優先性が高い 3・3・9 八幡原線 3 一般 3・4・23 沼津静浦線 6 一般 3・3・9 八幡原線 4 一般 3・4・25 平町岡一色線 1 一般 3・3・9 八幡原線 5 一般 3・4・25 平町岡一色線 2 一般 3・3・9 八幡原線 6 一般 3・4・26 金岡浮島線 1 優先性が高い 3・3・9 八幡原線 7 一般 3・4・26 金岡浮島線 2 優先性が高い 3・3・9 八幡原線 8 一般 3・4・26 金岡浮島線 3 優先性が高い 3・3・10 沼津三島線 1 一般 3・4・26 金岡浮島線 4 一般 3・3・15 三枚橋岡宮線 1 一般 3・4・28 我入道線 1 一般 3・3・15 三枚橋岡宮線 2 一般 3・4・28 我入道線 2 一般 3・3・15 三枚橋岡宮線 3 優先性が高い 3・4・28 我入道線 3 一般 3・3・22 片浜池田線 1 一般 3・4・29 八重塚田線 1 一般 3・3・22 片浜池田線 2 一般 3・4・29 八重塚田線 2 一般 3・3・22 片浜池田線 3 優先性が高い 3・4・29 八重塚田線 3 一般 3・3・22 片浜池田線 4 優先性が高い 3・4・32 下香貫我入道線 1 一般 3・3・22 片浜池田線 5 一般 3・4・32 下香貫我入道線 2 一般 3・3・22 片浜池田線 6 一般 3・4・32 下香貫我入道線 3 一般 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 1 一般 3・4・49 原青野線 1 一般 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 2 一般 3・4・49 原青野線 2 一般 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 3 一般 3・4・50 原石川線 1 一般 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 4 一般 3・4・52 岡宮西熊堂線 1 一般 3・4・8 納米里本田町線 1 一般 3・4・52 岡宮西熊堂線 2 一般 3・4・8 納米里本田町線 2 一般 3・4・58 下香貫志下線 1 一般 3・4・8 納米里本田町線 3 一般 3・4・58 下香貫志下線 2 廃止 3・4・8 納米里本田町線 4 一般 3・4・72 南小林線 1 廃止 3・4・8 納米里本田町線 5 一般 3・5・37 沼津駅北口線 1 一般 3・4・12 千本香貫山線 1 廃止 3・5・41 香貫山線 1 一般 3・4・12 千本香貫山線 2 一般 3・5・41 香貫山線 2 一般 3・4・12 千本香貫山線 3 廃止 3・5・44 平町二瀬川線 1 一般 3・4・17 御成橋牛臥線 1 一般 3・5・44 平町二瀬川線 2 一般 3・4・17 御成橋牛臥線 2 一般 3・5・46 蛇松線 1 廃止 3・4・17 御成橋牛臥線 3 一般 3・5・46 蛇松線 2 廃止 3・4・19 西条千本線 1 廃止 3・5・51 原駅町沖線 1 一般 3・4・20 市道沢田線 1 一般 3・5・59 静浦長岡線 1 一般 3・4・21 片浜西沢田線 1 一般 8・7・1 港大橋天神洞線 1 一般 3・4・21 片浜西沢田線 2 一般 8・7・2 港大橋黄瀬川線 1 一般 3・4・23 沼津静浦線 1 一般 8・7・2 港大橋黄瀬川線 2 一般 3・4・23 沼津静浦線 2 一般 -- 21 of 32 -- -20- -- 22 of 32 -- -21- 7 優先整備路線の整備効果 優先整備路線が完成した場合の整備効果を以下に示します。

-- 23 of 32 -- -22- (1)拠点都市の形成 1)骨格道路の形成・拠点間の連絡 優先整備路線が完成することにより、都市内、都市間の移動の快適性・安全性が高まります。 また、例えば、沼津駅周辺と地域拠点:北部地区の旅行時間が大幅に短縮されるなど、拠点間 の所要時間の短縮や拠点間の交流が促進されます。

【拠点間の移動】 拠点間の所要時間 整備前 整備後 沼津駅~下香貫地区 8 6 2 沼津港~愛鷹PA 21 15 6 沼津駅~愛鷹PA 18 11 7 沼津駅~沼津IC 12 7 5 沼津駅~(納米里経由)~沼津IC 17 9 8 沼津IC~長泉沼津IC 5 4 1 所要時間 短縮時間 -- 24 of 32 -- -23- (2)生活環境の向上 1)歩行者・自転車利用者の安全性確保 優先整備路線が完成し、歩道が整備、拡幅されることにより、歩行者の安全性が大きく向上し ます。

併せて、自転車の走行空間を整備することで、自転車利用者及び歩行者の安全性が大きく向上 します。 【歩道整備による安全性向上イメージ】 【自転車専用通行帯整備イメージ:平町岡一色線】 ※沼津市自転車ネットワーク計画 ※国土交通省 -- 25 of 32 -- -24- 3)良好な景観の確保 景観形成を図るべき地区に位置する路線の整備により、周辺と調和し、快適でうるおいのある 道路景観が形成され、良好な景観が確保されます。

【整備イメージ】 ※国土交通省 4)公共交通の快適性向上 バス路線等の公共交通に関連する路線の整備により、快適な公共交通の走行空間が形成され、 バスの旅行速度向上など公共交通の快適性が向上します。 【快適な公共交通の走行空間の形成イメージ】 整備前 整備後 沼津駅~市立病院 12 9 3 所要時間 短縮時間 -- 26 of 32 -- -25- (3)広域交通ネットワークの充実 1)交通結節点へのアクセス性向上 沼津駅、インターチェンジ等の交通結節点へのアクセス道路を整備することにより、例えば、 沼津駅~沼津 IC までの旅行時間が大幅に短縮され、周辺地域との連携が図られます。

【交通結節点へのアクセスイメージ】 【沼津駅から交通結節点への所要時間】 整備前 整備後 沼津駅~愛鷹PA 18 11 7 沼津駅~沼津IC 12 7 5 沼津駅~(納米里経由)~沼津IC 17 9 8 沼津IC~長泉沼津IC 5 4 1 所要時間 短縮時間 -- 27 of 32 -- -26- 2)円滑な交通の流れ ミッシングリンクやボトルネックの解消により、交通混雑の緩和が図られることにより、混雑 区間が 24%から 5%となるため、円滑な交通の流れが確保できます。

(混雑区間は、道路の交通容量に対する交通量の比である混雑度が 1.25 を上回る区間としてい ます。混雑度が 1.25 を上回ると、ピーク時間を中心として混雑する時間帯が加速度的に増加す る可能性が高い状態とされております。) 【混雑度 1.25 以上の区間割合の変化】 -- 28 of 32 -- -27- (4)防災機能の強化 1)緊急輸送路の充実 阪神・淡路大震災で幅員 8m未満の道路では、人や車の通行できない区間が発生しましたが、 8m以上の道路であれば、通行が確保されました。

緊急輸送路に指定された路線の中には幅員が 8m 未満となっている区間が含まれており、火 災や建物の倒壊によって閉塞されてしまう可能性があります。優先整備路線の中には緊急輸送 路に指定されている路線もあり、整備が完了することで、緊急時の応急対策活動が円滑になりま す。 【阪神・淡路大震災における幅員と道路閉塞の関係】 2)救急医療施設 救急医療施設へのアクセス道路を整備す ることにより、アクセス性が向上し、搬送 時間が短縮されます。

【救急医療施設へのアクセス性向上の例:片浜池田線】 ※都市防災実務ハンドブック編集委員会(2005)『震災に 強い都市づくり・地区まちづくりの手引き』ぎょうせい) -- 29 of 32 -- -28- 8 目指すべき将来都市像の実現に向けて 今回策定した整備方針に基づき、目指すべき将来都市像の実現に向け効率的・効果的な都市計 画道路事業の推進に取り組んでいきます。

さらに、魅力と活力ある都市形成に向けて、街路空間を有効活用した新たな賑わいづくりや、 歩行者・自転車のための空間確保、質・量を踏まえた道路構造の見直しなど、多様なニーズや地 域の実情に対応した街路空間を創出していくため、整備済みの路線を含めた道路ネットワーク 全体において、街路空間の再構築を検討していきます。

-- 30 of 32 -- 沼津市都市計画道路の整備方針 令和元年12月策定 編集・発行: 沼津市都市計画部まちづくり政策課 〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1 TEL:055-934-4760 FAX:055-933-1412 E-mail:mati-seisaku@city.numazu.lg.jp -- 31 of 32 -- -- 32 of 32 --

1 はじめにPDF 0.1MB

沼津市は、街の発展に必要な「都市計画道路」について、あらためて見直す取り組みを始めました。かつて人口増加に合わせて多くの道路を計画しましたが、現在は人口が減り、財政面の制約も増えているため、これらの道路の必要性を改めて検討し、より効率的に整備するための方針を作成しています。

背景人口減少・少子高齢化・財政制約により、長期間整備が進まない都市計画道路の必要性を改めて検証する必要が生じたため。

  • 都市計画道路は都市の骨格形成と交通・環境確保に重要な施設
  • 沼津市では62路線・約148km の道路を計画決定
  • これまで約4割の整備が完了している
  • 人口減少・少子高齢化で社会経済情勢が大きく変化
  • 公共投資が減少し、財政状況が厳しい
  • 長期間未整備の路線の必要性を再検証中

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-1- 1 はじめに 都市計画道路は、都市の骨格を形成し、円滑な都市交通と良好な都市環境を確保する上で重要 な都市施設として、都市計画法に基づいて定められた道路です。 本市の都市計画道路は、高度経済成長期の人口増加や市街地の拡大に伴う自動車交通量の増 大を背景に、62 路線、約 148km が都市計画決定され、これまでに約4割の整備を進め、良好 な市街地の形成や産業・経済活動の活性化等、都市の発展の一翼を担ってきました。

しかし、人口減少・少子高齢化の進展、厳しい財政状況により公共投資が減少するなど、社会 経済情勢が大きく変化しており、都市計画決定後、長期間にわたり事業が実施されていない路線 の中には、時間の経過とともに当初決定の必要性等に変化が生じている可能性があることから、 必要性等を再検証する必要があります。

このような状況を踏まえ、本市の都市計画道路の必要性や役割等を再検証し、目指すべき将来 都市像実現のための都市計画道路のあり方について検証するとともに、都市計画道路事業をよ り効率的・効果的に推進するため、「沼津市都市計画道路の整備に関する基本的な考え方」に基 づき、「沼津市都市計画道路の整備方針」を策定します。

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2 沼津市都市計画道路の整備方針策定の流れPDF 0.2MB

沼津市が今後整備する道路を決めるための評価プロセスを説明している。未着手の道路を評価基準で分類し、優先整備路線と見直し候補路線に分ける。優先性と実現性の検証を行う。

  • 4つの基本目標(拠点都市形成、生活環境、広域交通、防災)に基づいて評価
  • 未着手の都市計画道路を「優先整備路線」と「見直し候補路線」に分類
  • 優先整備路線は短期と長期で事業着手を区分
  • 見直し候補路線は変更または廃止を検討
  • 路線ごとの優先性と実現性を検証

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-2- 2 沼津市都市計画道路の整備方針策定の流れ 沼津市都市計画道路の整備方針策定にあたり、道路整備の4つの基本目標を踏まえ、未着手の 路線・区間を有する都市計画道路(幹線街路、区画街路、特殊街路)を対象に、「将来都市計画 道路網の検証」を実施しました。 検証においては、路線の評価項目を設定し、評価項目に該当する路線を「優先整備路線」とし て選定し、さらに優先性と実現性の検証を行いました。

また、評価項目に該当しない路線を「見直し候補路線」として選定し、そのあり方(変更、廃 止)を検討しました。 【都市計画道路の整備方針策定の流れ】 評価項目に該当しない路線・区間 優先性が高い 路 線・区 間 一 般 路 線・区 間 優先整備路線の選定 道路整備の4つの基本目標 (県東部地域の拠点都市の形成)、(快適な生活環境の創出) (広域交通ネットワークの形成)、(防災機能の強化) 将来都市計画道路網の検証 (未着手の都市計画道路について必要性を確認) 見直し候補路線の整理 短 期 的 に 事 業 着 手 長 期 的 に 事 業 着 手 都市計画手続き 計画内容再検討 評価項目に該当する路線・区間 整 備 方 針 変 更 路線・区間 計画が廃止となる 路線・区間 計画廃止の検討 長 期 的 に 事 業 着 手 計 画 廃 止 都市計画手続き -- 1 of 1 --

3 将来都市計画道路網の検証PDF 2.4MB

沼津市は、今後整備する道路を決め直すため、11の評価基準を使って未着手の道路を調査し、生活環境や交通、防災などの4つの目標に基づいて各道路の必要性を判断しました。その結果、優先的に整備する72区間と見直しが必要な7区間を特定しました。

背景将来の都市像を実現し、社会経済情勢の変化に対応するため

  • 都市構造と役割・機能の2視点、11の評価項目で必要性を判定
  • 生活環境、拠点形成、広域交通ネットワーク、防災の4つの目標
  • 未着手の道路について、必要性と合理性を3段階で検証
  • 検証対象は幹線街路や区画街路などの約30路線
  • 優先整備すべき道路72区間を特定、7区間は見直し対象

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-3- 3 将来都市計画道路網の検証 (1)将来都市計画道路網の検証の考え方 今後の都市計画道路の整備にあたっては、上位計画に示されている将来都市像を実現するこ とや、社会経済情勢の変化等への対応が必要なことから、都市計画道路の必要性等を改めて確 認し、あるべき将来都市計画道路網を検証しました。

検証対象は、未着手の路線・区間を有する「幹線街路」、「区画街路」及び「特殊街路」とし、 都市計画道路の整備に関して設定した4つの基本目標の実現に向けて、今後も必要な都市計画 道路はどのようなものか、「都市構造からみた評価」と「都市計画道路の役割・機能からみた評 価」の2つの観点からなる 11 の評価項目によって必要性を検証しました。

また、「地形・地物との整合」等、5つの評価項目によって合理性の検証を行いました。 【基本目標と評価項目】 快 適 な 生活環境の創出 都市計画道路の役割・機能からみた評価 防災機能の強化 円滑な交通の流れの確保 救急医療施設へのアクセス性向上 県 東 部 地 域 の 拠点都市の形成 広 域 交 通 ネットワークの形成 基 本 目 標 軸の形成 都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 歩行者・自転車の走行空間の確保 住宅地の安全性向上 緑豊かな良好な景観の形成 交通結節点へのアクセス性向上 拠点の形成 評 価 項 目 公共交通走行環境の向上 都市構造からみた評価 緊急輸送路の強化 -- 1 of 8 -- -4- 表 評価項目の考え方 評価項目 考え方 都 市 構 造 か ら み た 評 価 拠点の形成 都市の拠点となる地区の都市機能や居住環境の向上 の観点から、拠点の形成に資する路線を評価します。

軸の形成 都市の拠点同士を繋ぐことによる都市機能や公共交 通の利便性向上の観点から、拠点間を結ぶ路線を評価 します。 都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 都市の骨格を形成し、移動の快適性・安全性を高め るため、広域交通や都市間交通を担う道路ネットワー クの形成に資する路線(将来的にも交通量の多い路 線)を評価します。

都 市 計 画 道 路 の 役 割 ・ 機 能 か ら み た 評 価 歩行者・自転車の走行空間の確保 歩行者・自転車利用者の安全性向上の観点から、歩 行者、自転車それぞれの安全・安心の確保に寄与する 路線を評価します。 住宅地の安全性向上 市民の日常生活における安全性向上の観点から、住 宅地内の道路交通環境の向上に寄与する道路や住宅地 から通過交通を排除する機能をもつ道路を評価しま す。

緑豊かな良好な景観の形成 美しいまち並み景観の形成の観点から、景観形成を 図るべき地区に位置する路線を評価します。 公共交通走行環境の向上 快適な公共交通の走行空間の形成の観点から、バス 路線など公共交通に大きく寄与する路線を評価しま す。 交通結節点へのアクセス性向上 公共交通の利便性向上や産業立地、観光振興の観点 から、沼津駅やインターチェンジ等の交通結節点への アクセス道路を評価します。

円滑な交通の流れの確保 渋滞解消による CO2 削減や円滑な交通の流れの確保 の観点から、ミッシングリンクやボトルネックの解消 に寄与する路線を評価します。 緊急輸送路の強化 防災機能の強化の観点から、防災拠点間ネットワー クの形成に資する緊急輸送路を評価します。 救急医療施設へのアクセス性向上 短時間で適切な医療機関への移動、搬送による市民 の安全性向上の観点から、救急医療施設へのアクセス 道路を評価します。

-- 2 of 8 -- -5- (2)将来都市計画道路網の検証の進め方 将来都市計画道路網の検証は、次の3つのSTEPにより行いました。 【将来都市計画道路網の検証フロー】 該当あり ◯歩行者・自転車の走行空間の確保 ◯住宅地の安全性向上 ◯緑豊かな良好な景観の形成 ◯公共交通走行環境の向上 ◯交通結節点へのアクセス性向上 ◯円滑な交通の流れの確保 ◯緊急輸送路の強化 ◯救急医療施設へのアクセス性向上 STEP2-3:都市計画道路の役割・機能からみた評価 該当なし 該当なし 優先整備対象路線・区間 STEP1:検証路線・区間の抽出 STEP2:必要性の検証 STEP2-2:都市構造からみた評価 見直し対象路線・区間 優先整備路線の選定 見直し候補路線の整理 ◯拠点の形成 ◯軸の形成 ◯都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 ◯未着手の路線・区間 (幹線街路、区画街路、特殊街路が対象) STEP3:合理性の検証 ◯地形・地物との整合 ◯まちづくりとの整合 ◯道路構造令との整合 ◯他事業との整合 ◯機能代替の検証 合 理 性 あ り 合理性なし STEP2-1:都市計画決定当時の必要性、役割等の確認 該当あり -- 3 of 8 -- -6- (3)検証路線・区間の抽出 「幹線街路」、「区画街路」及び「特殊街路」のうち未着手※1 の路線・区間※2 を検証路線・区 間として抽出しました。

ただし、上位計画に位置付けられている事業に該当する路線・区間、または、事業実施に向け た調査(測量設計等)に着手している路線・区間については、対象外としました。 ※1:整備状況の分類 ・整備済:都市計画道路決定どおりに完成している路線、または、用地が計画幅員どおり確保されており、一 般の通行の用に供している路線です。

・事業中:事業に着手している路線・区間です。ただし、事業認可を得ていても、20 年以上着手していない 路線・区間は事業中とはしません。 ・未着手:整備済及び事業中以外の路線です。 ※2:区間割の考え方 未着手箇所について、国道・県道・都市計画道路の交差点毎に区間割を行います。 表 検証対象路線の抽出 番号 路線名 代表幅員 (m) 総延長 (m) 検証対象 区間数 備考 1・4・ 1 東駿河湾環状線 21 8,900 - - 上位計画 1・2・ 2 第二東名自動車道 37 8,300 - - 上位計画 3・2・ 1 中央幹線 32 12,920 - - 整備済 3・3・ 5 沼津南一色線 25 5,220 - - 上位計画 3・3・ 6 沼津駅沼津港線 22 1,980 ◯ 1 - 3・4・ 8 納米里本田町線 20 3,380 ◯ 5 - 3・3・ 9 八幡原線 27 8,830 ◯ 8 - 3・3・10 沼津三島線 27 660 ◯ 1 - 3・4・11 西間門新谷線 18 3,860 - - 整備済 3・4・12 千本香貫山線 20 5,540 ◯ 3 - 3・4・14 平町三枚橋線 20 620 - - 整備済 3・3・15 三枚橋岡宮線 25 4,800 ◯ 3 上位計画(一部) 3・3・16 七通線 27 1,530 - - 上位計画 3・4・17 御成橋牛臥線 20 2,300 ◯ 3 - 3・4・18 本通線 18.6 850 - - 整備済 3・4・19 西条千本線 20 1,220 ◯ 1 - 3・4・20 市道沢田線 20 3,510 ◯ 1 上位計画(一部) 3・4・21 片浜西沢田線 18 2,640 ◯ 2 上位計画(一部) 3・3・22 片浜池田線 25 7,200 ◯ 6 - 3・4・23 沼津静浦線 17 8,530 ◯ 6 - 3・4・24 上香貫東間門線 20 1,260 - - 整備済 3・4・25 平町岡一色線 18 3,980 ◯ 2 上位計画(一部) 3・4・26 金岡浮島線 20 8,200 ◯ 4 - 3・4・28 我入道線 16 1,880 ◯ 3 - 3・4・29 八重塚田線 16 1,800 ◯ 3 - 3・4・32 下香貫我入道線 16 1,630 ◯ 3 - -- 4 of 8 -- -7- 番号 路線名 代表幅員 (m) 総延長 (m) 検証対象 区間数 備考 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 26 4,570 ◯ 4 - 3・5・36 上横橋線 15 1,100 - - 整備済 3・5・37 沼津駅北口線 15 1,000 ◯ 1 - 3・5・41 香貫山線 12 1,120 ◯ 2 - 3・5・42 西熊堂線 12 1,580 - - 事業中 3・5・43 東熊堂線 12 1,390 - - 整備済 3・5・44 平町二瀬川線 12 1,460 ◯ 2 - 3・5・46 蛇松線 15 800 ◯ 2 - 3・4・49 原青野線 20 1,850 ◯ 2 - 3・4・50 原石川線 20 1,190 ◯ 1 - 3・5・51 原駅町沖線 12 1,220 ◯ 1 - 3・4・52 岡宮西熊堂線 16 1,010 ◯ 2 - 3・4・57 添地西条線 20 340 - - 上位計画 3・4・58 下香貫志下線 18 1,610 ◯ 2 - 3・5・59 静浦長岡線 14 60 ◯ 1 - 3・4・61 添地本田町線 17 310 - - 上位計画 3・4・62 沼津駅前線 20 120 - - 上位計画 3・4・63 大手町片浜線 16 1,840 - - 上位計画 3・3・70 三枚橋錦町線 27 1,080 - - 上位計画 3・4・72 南小林線 18 1,360 ◯ 1 - 3・5・74 杉崎町線 12 230 - - 上位計画 3・5・75 富士見町線 12 270 - - 上位計画 7・7・ 1 川廓通り線 7 270 - - 整備済 7・6・ 2 高架側道1号線 8 260 - - 上位計画 7・6・ 3 高架側道2号線 9 190 - - 上位計画 7・7・ 4 高架側道3号線 6 90 - - 上位計画 7・7・ 5 高架側道4号線 6 400 - - 上位計画 7・7・ 6 高架側道5号線 6 90 - - 上位計画 7・7・ 7 高架側道6号線 6 150 - - 上位計画 7・7・ 8 高架側道7号線 6 340 - - 上位計画 7・7・ 9 高架側道8号線 6 190 - - 上位計画 7・7・10 高架側道9号線 6 260 - - 上位計画 7・7・11 高架側道 10 号線 6 90 - - 上位計画 8・7・ 1 港大橋天神洞線 6 3,590 ◯ 1 - 8・7・ 2 港大橋黄瀬川線 6 4,780 ◯ 2 - 8・7・ 3 中央公園香貫線 7 240 - - 整備済 -- 5 of 8 -- -8- -- 6 of 8 -- -9- (4)将来都市計画道路網の検証の結果 将来都市計画道路網の検証結果(優先整備対象路線・区間、見直し対象路線・区間)を以下に 示します。

1)優先整備対象路線・区間 評価項目に該当した以下の 72区間を優先整備対象路線・区間としました。 番 号 路線名 区間番号 番 号 路線名 区間番号 3・3・6 沼津駅沼津港線 1 3・4・23 沼津静浦線 6 3・4・8 納米里本田町線 1 3・4・25 平町岡一色線 1 3・4・8 納米里本田町線 2 3・4・25 平町岡一色線 2 3・4・8 納米里本田町線 3 3・4・26 金岡浮島線 1 3・4・8 納米里本田町線 4 3・4・26 金岡浮島線 2 3・4・8 納米里本田町線 5 3・4・26 金岡浮島線 3 3・3・9 八幡原線 1 3・4・26 金岡浮島線 4 3・3・9 八幡原線 2 3・4・28 我入道線 1 3・3・9 八幡原線 3 3・4・28 我入道線 2 3・3・9 八幡原線 4 3・4・28 我入道線 3 3・3・9 八幡原線 5 3・4・29 八重塚田線 1 3・3・9 八幡原線 6 3・4・29 八重塚田線 2 3・3・9 八幡原線 7 3・4・29 八重塚田線 3 3・3・9 八幡原線 8 3・4・32 下香貫我入道線 1 3・3・10 沼津三島線 1 3・4・32 下香貫我入道線 2 3・4・12 千本香貫山線 2 3・4・32 下香貫我入道線 3 3・3・15 三枚橋岡宮線 1 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 1 3・3・15 三枚橋岡宮線 2 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 2 3・3・15 三枚橋岡宮線 3 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 3 3・4・17 御成橋牛臥線 1 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 4 3・4・17 御成橋牛臥線 2 3・5・37 沼津駅北口線 1 3・4・17 御成橋牛臥線 3 3・5・41 香貫山線 1 3・4・20 市道沢田線 1 3・5・41 香貫山線 2 3・4・21 片浜西沢田線 1 3・5・44 平町二瀬川線 1 3・4・21 片浜西沢田線 2 3・5・44 平町二瀬川線 2 3・3・22 片浜池田線 1 3・4・49 原青野線 1 3・3・22 片浜池田線 2 3・4・49 原青野線 2 3・3・22 片浜池田線 3 3・4・50 原石川線 1 3・3・22 片浜池田線 4 3・5・51 原駅町沖線 1 3・3・22 片浜池田線 5 3・4・52 岡宮西熊堂線 1 3・3・22 片浜池田線 6 3・4・52 岡宮西熊堂線 2 3・4・23 沼津静浦線 1 3・4・58 下香貫志下線 1 3・4・23 沼津静浦線 2 3・5・59 静浦長岡線 1 3・4・23 沼津静浦線 3 8・7・1 港大橋天神洞線 1 3・4・23 沼津静浦線 4 8・7・2 港大橋黄瀬川線 1 3・4・23 沼津静浦線 5 8・7・2 港大橋黄瀬川線 2 -- 7 of 8 -- -10- 2)見直し対象路線・区間 評価項目に該当しない以下の7区間を見直し対象路線・区間としました。

番 号 路線名 区間番号 3・4・12 千本香貫山線 1 3・4・12 千本香貫山線 3 3・4・19 西条千本線 1 3・5・46 蛇松線 1 3・5・46 蛇松線 2 3・4・58 下香貫志下線 2 3・4・72 南小林線 1 -- 8 of 8 --

4 優先整備路線の選定PDF 0.2MB

沼津市では、将来目指す都市の姿を実現させるために、これから優先して整備すべき道路を8つの路線と64の路線に分けて選定しました。優先度が高い8つの路線は短期的に整備を進め、その他の64の路線は中長期的に整備を検討することになります。選定にあたっては、歩行者や自転車の安全性、緊急輸送路の確保、救急医療施設へのアクセスなど、複数の観点から評価を行いました。

背景市が目指す将来都市像の実現と抱えている道路整備の課題解決に向けて。

  • 8つの「優先性が高い路線・区間」を短期整備対象に選定
  • 64の「一般路線・区間」を長期整備対象に位置付け
  • 優先性検証で道路の役割・機能と都市構造を評価
  • 実現性検証で施工性や事業進捗率を確認
  • 歩行者・自転車走行や緊急輸送路などを選定基準に採用

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-11- 4 優先整備路線の選定 (1)優先整備路線の選定の考え方 将来都市計画道路網の検証により抽出された優先整備対象路線について、市が目指すべき将 来都市像の実現や市が抱える道路整備の課題解決に向け、優先的に整備すべき路線を選定しま した。また、概成済区間(整備済以外の区間のうち、路線として都市計画道路と同程度の機能を 果たし得る現道を有する区間)については整備の必要性を確認した上で選定しました。

優先整備路線の選定を行い、優先性・実現性の高い路線を「優先性が高い路線・区間」、優先 性・実現性の低い路線を「一般路線・区間」として位置付けました。 【優先整備路線の選定フロー】 ※ 事業着手については、原則的に事業の施行者が市であることから、市の考えに基づき判断している。したがっ て、例外的に事業の施行者が異なる場合は、この限りではない。

STEP1:選定路線・区間の抽出 ○優先整備対象路線・区間 ◯歩行者・自転車の走行空間の確保 ◯緑豊かな良好な景観の形成 ◯交通結節点へのアクセス性向上 ◯緊急輸送路の強化 ◯住宅地の安全性向上 ◯公共交通走行環境の向上 ◯円滑な交通の流れの確保 ◯救急医療施設へのアクセス性向上 ◯施工性の検証 ◯事業の進捗率・継続性 ◯住民意見との整合性 優先性・実現性が高い 短期的に事業着手※ 長期的に事業着手※ 優先性が高い路線・区間 一般路線・区間 ◯拠点の形成 ◯軸の形成 ◯都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 STEP2:優先整備路線の選定 都市計画道路の役割・機能からみた評価 都市構造からみた評価 STEP2-1:優先性の検証 STEP2-2:実現性の検証 優先性・実現性が低い -- 1 of 3 -- -12- (2)優先整備路線の選定結果 優先整備路線の選定結果(優先性が高い路線・区間、一般路線・区間)を以下に示します。

1)優先性が高い路線・区間 優先性が高い路線・区間は以下の 8 区間となりました。 番 号 路線名 区間番号 3・3・15 三枚橋岡宮線 3 3・3・22 片浜池田線 3 3・3・22 片浜池田線 4 3・4・23 沼津静浦線 4 3・4・23 沼津静浦線 5 3・4・26 金岡浮島線 1 3・4・26 金岡浮島線 2 3・4・26 金岡浮島線 3 -- 2 of 3 -- -13- 2)一般路線・区間 一般路線・区間は以下の 64区間となりました。

番 号 路線名 区間番号 番 号 路線名 区間番号 3・3・6 沼津駅沼津港線 1 3・4・25 平町岡一色線 1 3・4・8 納米里本田町線 1 3・4・25 平町岡一色線 2 3・4・8 納米里本田町線 2 3・4・26 金岡浮島線 4 3・4・8 納米里本田町線 3 3・4・28 我入道線 1 3・4・8 納米里本田町線 4 3・4・28 我入道線 2 3・4・8 納米里本田町線 5 3・4・28 我入道線 3 3・3・9 八幡原線 1 3・4・29 八重塚田線 1 3・3・9 八幡原線 2 3・4・29 八重塚田線 2 3・3・9 八幡原線 3 3・4・29 八重塚田線 3 3・3・9 八幡原線 4 3・4・32 下香貫我入道線 1 3・3・9 八幡原線 5 3・4・32 下香貫我入道線 2 3・3・9 八幡原線 6 3・4・32 下香貫我入道線 3 3・3・9 八幡原線 7 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 1 3・3・9 八幡原線 8 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 2 3・3・10 沼津三島線 1 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 3 3・4・12 千本香貫山線 2 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 4 3・3・15 三枚橋岡宮線 1 3・5・37 沼津駅北口線 1 3・3・15 三枚橋岡宮線 2 3・5・41 香貫山線 1 3・4・17 御成橋牛臥線 1 3・5・41 香貫山線 2 3・4・17 御成橋牛臥線 2 3・5・44 平町二瀬川線 1 3・4・17 御成橋牛臥線 3 3・5・44 平町二瀬川線 2 3・4・20 市道沢田線 1 3・4・49 原青野線 1 3・4・21 片浜西沢田線 1 3・4・49 原青野線 2 3・4・21 片浜西沢田線 2 3・4・50 原石川線 1 3・3・22 片浜池田線 1 3・5・51 原駅町沖線 1 3・3・22 片浜池田線 2 3・4・52 岡宮西熊堂線 1 3・3・22 片浜池田線 5 3・4・52 岡宮西熊堂線 2 3・3・22 片浜池田線 6 3・4・58 下香貫志下線 1 3・4・23 沼津静浦線 1 3・5・59 静浦長岡線 1 3・4・23 沼津静浦線 2 8・7・1 港大橋天神洞線 1 3・4・23 沼津静浦線 3 8・7・2 港大橋黄瀬川線 1 3・4・23 沼津静浦線 6 8・7・2 港大橋黄瀬川線 2 -- 3 of 3 --

5 見直し候補路線の整理PDF 2.7MB

この章は、都市計画道路の見直しが必要な路線を整理した結果を説明しています。検証の結果、7つの道路区間について、計画を廃止することが決まりました。廃止理由は、時間の経過とともに道路の必要性が減少したこと、または環境面での課題があることです。

背景都市計画道路網の検証結果から、見直しが必要な路線を整理するため。

  • 見直し候補路線を「計画変更」と「計画廃止」に分類
  • 計画変更に該当する路線区間はなし
  • 計画廃止の対象は7つの道路区間
  • 廃止理由は時間経過による役割変化が主(6区間)
  • 千本香貫山線1区間は防潮提の地形制約で廃止

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-14- 5 見直し候補路線の整理 (1)見直し候補路線の整理の考え方 将来都市計画道路網の検証の結果、見直し対象路線とされた路線・区間について、将来交通量 による将来道路ネットワークの確認を行い、見直し候補路線の整理をします。 見直し候補路線の整理にあたって、変更によって合理性があるとされるものは「変更路線・区 間」とし、それ以外のものについては「計画が廃止となる路線・区間」と位置付けました。

(2)見直し候補路線の整理結果 見直し候補路線の整理結果を以下に示します。 1)変更路線・区間 今回の検証では対象路線・区間はありませんでした。 2)計画が廃止となる路線・区間 計画が廃止となる路線・区間は以下の7区間となりました。 番 号 路線名 区間番号 廃止理由 3・4・12 千本香貫山線 1 産業交流拠点等の形成及び景観の形成(景観形成 重点地区)に資する道路であり、必要性は認められ るが、地形・地物との制約(防潮提)があるため廃 止とする。

3・4・12 千本香貫山線 3 決定からの時間の経過とともに求められる役割に 変化が生じ、必要性が認められないことから廃止と する。 3・4・19 西条千本線 1 決定からの時間の経過とともに求められる役割に 変化が生じ、必要性が認められないことから廃止と する。 3・5・46 蛇松線 1 決定からの時間の経過とともに求められる役割に 変化が生じ、必要性が認められないことから廃止と する。

3・5・46 蛇松線 2 決定からの時間の経過とともに求められる役割に 変化が生じ、必要性が認められないことから廃止と する。 3・4・58 下香貫志下線 2 決定からの時間の経過とともに求められる役割に 変化が生じ、必要性が認められないことから廃止と する。 -- 1 of 4 -- -15- 番 号 路線名 区間番号 廃止理由 3・4・72 南小林線 1 決定からの時間の経過とともに求められる役割に 変化が生じ、必要性が認められないことから廃止と する。

-- 2 of 4 -- -16- 【計画が廃止となる区間の位置】 3・4・12 千本香貫山線 (区間1) 3・5・46 蛇松線(区間1・2) 3・4・19 西条千本線 (区間1) 3・4・12 千本香貫山線 (区間3) -- 3 of 4 -- -17- 3・4・58 下香貫志下線(区間2) 3・4・72 南小林線(区間1) -- 4 of 4 --

6 整備方針PDF 2.3MB

沼津市の都市計画道路を、整備の優先度によって4つのグループに分けて位置付けました。優先性が高い路線は急いで整備し、一般路線は長期的に進め、廃止する路線については市民との話し合いの上で手続きを進める方針を示しています。具体的にどの道路をどのグループにするか、一覧で決定内容を明記しています。

  • 道路を「優先性が高い」「一般」「廃止」の3つに分類
  • 優先性の高い路線は急ぎ整備、一般路線は長期的に進める
  • 廃止予定の路線は市民との合意後に法的手続きを進める
  • 沼津静浦線やフロート島線などが優先性の高い路線に位置付け
  • 複数の路線が廃止予定として列挙されている

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-18- 6 整備方針 (1)整備方針における各区間の位置付け 整備方針として、1)優先性が高い路線・区間、2)一般路線・区間、3)変更路線・区間、 4)計画が廃止となる路線・区間の4種類に位置付けました。 1)優先性が高い路線・区間 必要性が高く、優先性・実現性も高いことから優先的に整備を進めていく路線・区間です。

2)一般路線・区間 必要性は確認できるが、長期的な視点で整備を進めていく路線・区間です。 3)変更路線・区間 該当ありません。 4)計画が廃止となる路線・区間 都市計画道路の計画を廃止すると判断した路線・区間です。今後は、市民との合意形成を図っ た上で、都市計画法に基づく手続きを進めていきます。

-- 1 of 3 -- -19- (2)整備方針 整備方針を以下に示します。 番 号 路線名 区間 番号 整備方針 番 号 路線名 区間 番号 整備方針 3・3・6 沼津駅沼津港線 1 一般 3・4・23 沼津静浦線 3 一般 3・3・9 八幡原線 1 一般 3・4・23 沼津静浦線 4 優先性が高い 3・3・9 八幡原線 2 一般 3・4・23 沼津静浦線 5 優先性が高い 3・3・9 八幡原線 3 一般 3・4・23 沼津静浦線 6 一般 3・3・9 八幡原線 4 一般 3・4・25 平町岡一色線 1 一般 3・3・9 八幡原線 5 一般 3・4・25 平町岡一色線 2 一般 3・3・9 八幡原線 6 一般 3・4・26 金岡浮島線 1 優先性が高い 3・3・9 八幡原線 7 一般 3・4・26 金岡浮島線 2 優先性が高い 3・3・9 八幡原線 8 一般 3・4・26 金岡浮島線 3 優先性が高い 3・3・10 沼津三島線 1 一般 3・4・26 金岡浮島線 4 一般 3・3・15 三枚橋岡宮線 1 一般 3・4・28 我入道線 1 一般 3・3・15 三枚橋岡宮線 2 一般 3・4・28 我入道線 2 一般 3・3・15 三枚橋岡宮線 3 優先性が高い 3・4・28 我入道線 3 一般 3・3・22 片浜池田線 1 一般 3・4・29 八重塚田線 1 一般 3・3・22 片浜池田線 2 一般 3・4・29 八重塚田線 2 一般 3・3・22 片浜池田線 3 優先性が高い 3・4・29 八重塚田線 3 一般 3・3・22 片浜池田線 4 優先性が高い 3・4・32 下香貫我入道線 1 一般 3・3・22 片浜池田線 5 一般 3・4・32 下香貫我入道線 2 一般 3・3・22 片浜池田線 6 一般 3・4・32 下香貫我入道線 3 一般 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 1 一般 3・4・49 原青野線 1 一般 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 2 一般 3・4・49 原青野線 2 一般 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 3 一般 3・4・50 原石川線 1 一般 3・3・33 黄瀬川沼津インター線 4 一般 3・4・52 岡宮西熊堂線 1 一般 3・4・8 納米里本田町線 1 一般 3・4・52 岡宮西熊堂線 2 一般 3・4・8 納米里本田町線 2 一般 3・4・58 下香貫志下線 1 一般 3・4・8 納米里本田町線 3 一般 3・4・58 下香貫志下線 2 廃止 3・4・8 納米里本田町線 4 一般 3・4・72 南小林線 1 廃止 3・4・8 納米里本田町線 5 一般 3・5・37 沼津駅北口線 1 一般 3・4・12 千本香貫山線 1 廃止 3・5・41 香貫山線 1 一般 3・4・12 千本香貫山線 2 一般 3・5・41 香貫山線 2 一般 3・4・12 千本香貫山線 3 廃止 3・5・44 平町二瀬川線 1 一般 3・4・17 御成橋牛臥線 1 一般 3・5・44 平町二瀬川線 2 一般 3・4・17 御成橋牛臥線 2 一般 3・5・46 蛇松線 1 廃止 3・4・17 御成橋牛臥線 3 一般 3・5・46 蛇松線 2 廃止 3・4・19 西条千本線 1 廃止 3・5・51 原駅町沖線 1 一般 3・4・20 市道沢田線 1 一般 3・5・59 静浦長岡線 1 一般 3・4・21 片浜西沢田線 1 一般 8・7・1 港大橋天神洞線 1 一般 3・4・21 片浜西沢田線 2 一般 8・7・2 港大橋黄瀬川線 1 一般 3・4・23 沼津静浦線 1 一般 8・7・2 港大橋黄瀬川線 2 一般 3・4・23 沼津静浦線 2 一般 -- 2 of 3 -- -20- -- 3 of 3 --

7 優先整備路線の整備効果PDF 2.6MB

この章は、道路を整備した場合に期待できる良い効果について説明しています。具体的には、移動時間の短縮、歩行者や自転車利用者の安全向上、交通混雑の改善、防災機能の強化などの効果が示されています。

  • 沼津駅~下香貫地区の移動時間が8分から6分に短縮される
  • 歩道整備と自転車専用通行帯により、安全性が向上する
  • 交通混雑が緩和され、混雑区間が24%から5%に減少
  • 沼津駅~沼津IC間が12分から7分に短縮される
  • 幅8m以上の緊急輸送路で災害時の通行確保が可能
  • 救急医療施設へのアクセス改善で搬送時間が短縮される

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-21- 7 優先整備路線の整備効果 優先整備路線が完成した場合の整備効果を以下に示します。 -- 1 of 7 -- -22- (1)拠点都市の形成 1)骨格道路の形成・拠点間の連絡 優先整備路線が完成することにより、都市内、都市間の移動の快適性・安全性が高まります。 また、例えば、沼津駅周辺と地域拠点:北部地区の旅行時間が大幅に短縮されるなど、拠点間 の所要時間の短縮や拠点間の交流が促進されます。

【拠点間の移動】 拠点間の所要時間 整備前 整備後 沼津駅~下香貫地区 8 6 2 沼津港~愛鷹PA 21 15 6 沼津駅~愛鷹PA 18 11 7 沼津駅~沼津IC 12 7 5 沼津駅~(納米里経由)~沼津IC 17 9 8 沼津IC~長泉沼津IC 5 4 1 所要時間 短縮時間 -- 2 of 7 -- -23- (2)生活環境の向上 1)歩行者・自転車利用者の安全性確保 優先整備路線が完成し、歩道が整備、拡幅されることにより、歩行者の安全性が大きく向上し ます。

併せて、自転車の走行空間を整備することで、自転車利用者及び歩行者の安全性が大きく向上 します。 【歩道整備による安全性向上イメージ】 【自転車専用通行帯整備イメージ:平町岡一色線】 ※沼津市自転車ネットワーク計画 ※国土交通省 -- 3 of 7 -- -24- 3)良好な景観の確保 景観形成を図るべき地区に位置する路線の整備により、周辺と調和し、快適でうるおいのある 道路景観が形成され、良好な景観が確保されます。

【整備イメージ】 ※国土交通省 4)公共交通の快適性向上 バス路線等の公共交通に関連する路線の整備により、快適な公共交通の走行空間が形成され、 バスの旅行速度向上など公共交通の快適性が向上します。 【快適な公共交通の走行空間の形成イメージ】 整備前 整備後 沼津駅~市立病院 12 9 3 所要時間 短縮時間 -- 4 of 7 -- -25- (3)広域交通ネットワークの充実 1)交通結節点へのアクセス性向上 沼津駅、インターチェンジ等の交通結節点へのアクセス道路を整備することにより、例えば、 沼津駅~沼津 IC までの旅行時間が大幅に短縮され、周辺地域との連携が図られます。

【交通結節点へのアクセスイメージ】 【沼津駅から交通結節点への所要時間】 整備前 整備後 沼津駅~愛鷹PA 18 11 7 沼津駅~沼津IC 12 7 5 沼津駅~(納米里経由)~沼津IC 17 9 8 沼津IC~長泉沼津IC 5 4 1 所要時間 短縮時間 -- 5 of 7 -- -26- 2)円滑な交通の流れ ミッシングリンクやボトルネックの解消により、交通混雑の緩和が図られることにより、混雑 区間が 24%から 5%となるため、円滑な交通の流れが確保できます。

(混雑区間は、道路の交通容量に対する交通量の比である混雑度が 1.25 を上回る区間としてい ます。混雑度が 1.25 を上回ると、ピーク時間を中心として混雑する時間帯が加速度的に増加す る可能性が高い状態とされております。) 【混雑度 1.25 以上の区間割合の変化】 -- 6 of 7 -- -27- (4)防災機能の強化 1)緊急輸送路の充実 阪神・淡路大震災で幅員 8m未満の道路では、人や車の通行できない区間が発生しましたが、 8m以上の道路であれば、通行が確保されました。

緊急輸送路に指定された路線の中には幅員が 8m 未満となっている区間が含まれており、火 災や建物の倒壊によって閉塞されてしまう可能性があります。優先整備路線の中には緊急輸送 路に指定されている路線もあり、整備が完了することで、緊急時の応急対策活動が円滑になりま す。 【阪神・淡路大震災における幅員と道路閉塞の関係】 2)救急医療施設 救急医療施設へのアクセス道路を整備す ることにより、アクセス性が向上し、搬送 時間が短縮されます。

【救急医療施設へのアクセス性向上の例:片浜池田線】 ※都市防災実務ハンドブック編集委員会(2005)『震災に 強い都市づくり・地区まちづくりの手引き』ぎょうせい) -- 7 of 7 --

8 目指すべき将来都市像の実現に向けてPDF 0.1MB

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-28- 8 目指すべき将来都市像の実現に向けて 今回策定した整備方針に基づき、目指すべき将来都市像の実現に向け効率的・効果的な都市計 画道路事業の推進に取り組んでいきます。 さらに、魅力と活力ある都市形成に向けて、街路空間を有効活用した新たな賑わいづくりや、 歩行者・自転車のための空間確保、質・量を踏まえた道路構造の見直しなど、多様なニーズや地 域の実情に対応した街路空間を創出していくため、整備済みの路線を含めた道路ネットワーク 全体において、街路空間の再構築を検討していきます。

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沼津市都市計画道路の整備に関する基本的な考え方(本編)PDF 3.2MB

社会情勢の変化により、過去に決めた都市計画道路の整備について改めて見直す必要が生じたため、基本的な考え方をまとめたもの。今後、どの道路を優先整備し、どの道路は見直すかなどを検証していく。

背景人口減少・少子高齢化・厳しい財政状況など社会経済情勢が大きく変わり、長期未整備の路線の必要性が変化したため。

  • 沼津市の都市計画道路は62路線約148km、約4割を整備済み
  • 人口減少と少子高齢化への対応が必要
  • 厳しい財政状況で、長期未整備路線の必要性を再検証
  • 上位計画との整合を図り、持続可能なまちづくりを実現
  • 有識者・庁内・市民意見を反映して検証を実施
  • 説明会やパブリックコメントで市民の意見を反映

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沼津市都市計画道路の整備に 関 す る 基 本 的 な 考 え 方 平成 30 年5月 沼 津 市 -- 1 of 54 -- -- 2 of 54 -- 目 次 序章 都市計画道路の整備に関する基本的な考え方について ................................ 1 1 はじめに ........................................................................ 1 2 都市計画道路の整備に関する基本的な考え方の位置付け .............................. 2 3 検討体制 ........................................................................ 3 第 1 章 都市計画道路の現状と課題 ...................................................... 4 1 道路整備を取り巻く社会情勢 ...................................................... 4 (1)人口の動向 .................................................................. 4 (2)市街地の状況 ................................................................ 5 (3)自動車交通の動向 ............................................................ 6 (4)防災・減災への備え .......................................................... 7 (5)環境への配慮 ................................................................ 8 (6)既存の街路空間を活用した取組み .............................................. 9 (7)自動運転実用化に向けた動き ................................................. 10 2 都市計画道路とは ............................................................... 11 (1)都市計画道路の定義と役割 ................................................... 11 (2)都市計画道路の種類 ......................................................... 12 (3)都市計画の決定権者 ......................................................... 13 3 都市計画道路の現状と課題 ....................................................... 14 (1)都市計画決定の状況 ......................................................... 14 (2)整備の進捗状況 ............................................................. 15 (3)年代別の整備状況 ........................................................... 17 (4)整備財源(道路整備費の推移) ............................................... 18 (5)都市計画道路の区域内における建築制限 ....................................... 19 第2章 道路整備の基本理念及び基本目標 ............................................... 20 1 沼津市が目指すべき将来都市像 ................................................... 20 (1)上位計画における将来都市像 ................................................. 20 (2)将来都市像実現のための都市計画道路のあり方 ................................. 23 2 道路整備の基本理念 ............................................................. 28 (1)沼津市の目指す将来都市像に資する道路整備 ................................... 28 (2)市民のニーズに対応した利用者・生活者の視点からの道路整備 ................... 28 (3)選択と集中による重点的かつ効率的な道路整備 ................................. 28 3 道路整備の基本目標 ............................................................. 30 第3章 都市計画道路の整備方針について ............................................... 31 1 都市計画道路の整備方針策定の流れ ............................................... 32 2 将来都市計画道路網の検証 ....................................................... 33 -- 3 of 54 -- (1)将来都市計画道路網の検証の考え方 ........................................... 33 (2)将来都市計画道路網の検証の進め方 ........................................... 35 3 優先整備路線の選定について ..................................................... 40 (1)優先整備路線の選定の考え方 ................................................. 40 (2)優先整備路線の選定の進め方 ................................................. 41 4 見直し候補路線の整理について ................................................... 42 (1)見直し候補路線の整理の考え方 ............................................... 42 (2)見直し候補路線の整理の進め方 ............................................... 43 第4章 都市計画道路の整備に向けて ................................................... 44 1 都市計画道路の整備方針策定について ............................................. 44 (1)優先性が高い路線・区間 ..................................................... 44 (2)優先性が低い路線・区間 ..................................................... 44 (3)変更路線・区間 ............................................................. 44 (4)廃止路線・区間 ............................................................. 44 2 市民との合意形成及び整備方針の決定 ............................................. 44 3 都市計画の手続き ............................................................... 44 4 見直しの時期 ................................................................... 44 第5章 今後の取組み ................................................................. 45 1 街路空間の再構築 ............................................................... 45 2 自動運転に対応した道路整備について ............................................. 45 資料編 用語一覧 ..................................................................... 46 -- 4 of 54 -- 1 序章 都市計画道路の整備に関する基本的な考え方について 1 はじめに 都市計画道路は、都市の骨格を形成し、円滑な都市交通と良好な都市環境を確保する上で重要な都 市施設*として、都市計画法*に基づいて定められた道路です。

本市の都市計画道路は、高度経済成長期*の人口増加や市街地の拡大に伴う自動車交通量の増大を 背景に、62 路線、約 148km が都市計画決定され、これまでに約4割の整備を進め、良好な市街地の 形成や産業・経済活動の活性化等、都市の発展の一翼を担ってきました。 しかし、人口減少・少子高齢化*の進展、厳しい財政状況により公共投資*が減少するなど、社会経 済情勢が大きく変化しており、都市計画決定後、長期間にわたり事業が実施されていない路線の中に は、時間の経過とともに当初決定の必要性等に変化が生じている可能性があることから、必要性等を 再検証する必要があります。

このような状況を踏まえ、本市の都市計画道路の必要性や役割等を再検証し、目指すべき将来都市 像*実現のための都市計画道路のあり方について検証するとともに、都市計画道路事業をより効率的・ 効果的に推進するため、「沼津市都市計画道路の整備に関する基本的な考え方」を策定します。 -- 5 of 54 -- 2 都市計画道路の整備に関する基本的な考え方 第2次沼津市都市計画 マ ス タ ー プ ラ ン 沼津市立地適正化計画 第 4 次 沼 津 市 総 合 計 画 東駿河湾広域都市計画都市計画区域 の 整 備 、 開 発 及 び 保 全 の 方 針 即す 整合・連携 関連する他の計画 ・沼津市中心市街地まちづくり計画 ・沼津市公共施設マネジメント計画 ・沼津市まちなか居住促進計画 ・沼津市景観計画 ・沼津市地域防災計画 ・沼津市自転車ネットワーク計画 即す 即す 即す 2 都市計画道路の整備に関する基本的な考え方の位置付け 本市では、様々な計画によってまちづくりが進められています。

その計画の中でも、本市の最上位 計画である「第4次沼津市総合計画*」において、コンパクトなまちづくり*に取り組んでいく必要が あると示されています。 また、 「第2次沼津市都市計画マスタープラン*」において、第4次沼津市総合計画*が目指すまちづ くりを実現するために、持続可能なまちづくり*に取り組むこととしています。

このことから、これらの上位・関連計画で示されている「将来都市像*」等との整合を図り、都市計 画道路のあり方を検証していきます。 表1 上位・関連計画 計画名 策定・改定年月日 第 4 次沼津市総合計画* 平成 23 年 3 月(平成 26 年 11 月一部追加修正) 東駿河湾広域都市計画 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針* 平成 29 年 3 月 第2次沼津市都市計画マスタープラン* 平成 29 年 1 月 沼津市立地適正化計画* 策定中 沼津市中心市街地まちづくり計画 平成 27 年 8 月 沼津市公共施設マネジメント計画 平成 29 年 3 月 沼津市まちなか居住促進計画 平成 27 年 8 月 沼津市景観計画 平成 22 年 12 月(平成 27 年 4 月改定) 沼津市地域防災計画 平成 28 年度修正 沼津市自転車ネットワーク計画 平成 29 年 11 月 図1 都市計画道路の整備に関する基本的な考え方の位置付け * * * * -- 6 of 54 -- 3 3 検討体制 「都市計画道路の整備に関する基本的な考え方」及び、優先整備路線・見直し候補路線を選定する 「都市計画道路の整備方針」の策定にあたっては、有識者から提言・助言を受け、庁内検討会で検討 するとともに、市民意見を反映するため、説明会やパブリックコメント*を実施します。

有 識 者 (アドバイザー) 市 民 意見 意見聴取 意見 庁 内 検 討 会 (庁 内 関 係 課) 事 務 局 (まちづくり政策課) 報告 検討 助言 説 明 会 パブリックコメント* 意見聴取 都 市 計 画 審 議 会 図2 検討体制図 国土交通省 静 岡 県 周 辺 市 町 -- 7 of 54 -- 4 第 1 章 都市計画道路の現状と課題 1 道路整備を取り巻く社会情勢 (1)人口の動向 本市の人口は、平成7年をピークに減少に転じ、平成 27 年の国勢調査*では、昭和 50 年以降、 維持してきた人口 20 万人を割り込み、今後も減少すると推計されています。

このため、人口減少に対応した将来都市像*を実現するための都市計画道路のあり方が必要に なっています。また、少子高齢化*社会に対応するため、これからの都市計画道路には、安全・安 心で快適で効率的な移動空間*の確保など、質の高い都市施設*としてのニーズが求められていま す。 図1-1-1 沼津市の人口推移 資料:国勢調査*、国立社会保障・人口問題研究所 資料:沼津市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン* -- 8 of 54 -- 5 (2)市街地の状況 本市の人口集中地区(DID)*の面積は、昭和 55 年から平成7年までは増加傾向にあり、平成 7年から平成 22 年までは横ばいに推移し、その後平成 27 年に増加しています。

一方、人口集中 地区の人口は、平成 7 年に増加のピークを迎え、年々減少しているため、人口密度は減少してい ます。 市街地が薄く広がりを見せる中で、市街地の無秩序な拡大*を抑制するため、都市計画道路の 役割の確認や効率的・効果的な整備が求められています。 図1-1-2 沼津市の人口集中地区(DID) *の推移 資料:国勢調査* -- 9 of 54 -- 6 (3)自動車交通の動向 東駿河湾都市圏パーソントリップ調査*の結果からトリップ数*をみると、平成3年から平成 27 年にかけて約5%減少しています。

また、本市の自動車保有台数の推移をみると、年々減少傾向 にあり、平成 19 年から平成 28 年にかけて約 6,000 台(約3%)減少しています。 これらのことから、将来の自動車交通の減少が予測され、需要に合った都市計画道路網の形成 が求められています。 資料:平成 29 年度 東駿河湾都市圏総合都市交通体系調査 中間報告 資料:静岡県自動車保有台数 図1-1-3 東駿河湾都市圏のトリップ数*の推移 図1-1-4 沼津市の自動車保有台数の推移 -- 10 of 54 -- 7 (4)防災・減災への備え 東日本大震災*(平成 23 年)、熊本地震*(平成 28 年)の発災や国内各地で頻発する大雨の状 況などから、災害発生時の都市の脆弱性が明らかになっています。

本市においても、静岡県第 4次地震被害想定*では、南海トラフ巨大地震*における地震の揺れや液状化、津波の想定のほ か、建物倒壊、延焼などによる被害が懸念されています。 これらのことから、地震をはじめとする自然災害に備えるため、市街地の脆弱性を改善する 災害に強いまちづくりが重要です。

そのため、緊急輸送路*や避難路あるいは延焼防止等の役割 を担う都市計画道路の整備が求められています。 図1-1-5 沼津市の緊急輸送路*図 資料:沼津市地域防災計画 資料編 1-7 輸送・交通関係 -- 11 of 54 -- 8 (5)環境への配慮 地球規模での温暖化をはじめとする環境問題が深刻化している中、温暖化の原因である温室 効果ガスのうち、大きな割合を占める二酸化炭素の排出が少ない社会の実現が求められていま す。

自動車からの二酸化炭素排出量は走行速度によって大きく変化するため、渋滞解消による二 酸化炭素排出量の削減が各地で取組まれています。しかし、本市においては、岡宮~下香貫間 等で渋滞が発生しています。 このため、CO2 削減の観点から交通渋滞解消に向けた、ボトルネック*対策等に寄与する都市 計画道路の整備が求められています。

また、街路樹等による、潤いのある沿道景観の形成や緑のネットワーク*の形成、大気汚染の 緩和等、環境へ配慮した道路整備も必要です。 図1-1-6 主要渋滞箇所 資料:「地域の主要渋滞箇所」の公表について 平成 25 年 1 月 箇所名 15 原木沼津線~町道 堂庭 ⑪ 口野放水路 (駿東郡清水町堂庭付近~沼津市市役所付近) 柿田 ⑭ 上石田南 香貫大橋西 ⑮ 東下石田 本郷町 ⑯ 静浦西小入口 沼津市役所前 ⑰ 東名岡の宮橋南 16 足高三枚橋線~国道414号 岡宮 ⑱ あまねガード南 (沼津市岡宮付近~沼津市下香貫付近) 共栄町 ⑲ 原踏切(JR・東海道本線) 杉崎町 ⑳ 原東町 三園橋 沼津市役所前 下香貫 17 国道1号 共栄町 (沼津市共栄町付近~沼津市西椎路付近) 江原公園 西椎路 18 富士清水線 三園橋 (沼津市三園町付近~沼津市西間門付近~沼津市三園町付近) 西間門 区間名 箇所 -- 12 of 54 -- 9 (6)既存の街路空間を活用した取組み 都市計画道路は、円滑に通行させる交通機能と都市の防災空間、緑化や景観形成等のための空 間機能を有しているほか、地域のコミュニティ空間*としても機能しており、地域活動の場や公 共・公益的な利用もされています。

近年では、官民連携による街路空間の新たな利活用の取組みがあり、街路空間の規制を緩和す ることにより、オープンカフェ*等のにぎわい創出の場としての利用や鉄道駅等の交通結節点*に おける街路空間の複合的な利用がされています。また、歴史・文化資産や景観等を活用した地域 振興の取組みも展開されています。

出典:国土交通省ホームページ (豊田市) (姫路市) -- 13 of 54 -- 10 (7)自動運転実用化に向けた動き 国は、多様な高度自動運転システムの社会実装に向けた「官民 ITS 構想・ロードマップ 2017」 を公表し、官民が連携した自動運転システムの実用化に向けた取組みを推進しています。

自動運転システムは、一般的に人間による運転よりも安全かつ円滑な運転を可能とするもので あり、この結果、渋滞の解消・緩和、交通事故の削減、環境負荷の軽減、高齢者等の移動支援など、 従来の道路交通社会の抱える課題解決に資するものとなることが考えられます。 また将来、自動運転が普及することにより、交通事故や渋滞の削減だけではなく、車道空間から 歩行空間への転換や、駐車場スペースを公園として活用するなど、都市空間の再構築を図ることに よる居心地のよい空間づくりも期待されます。

出典:国土交通省ホームページ -- 14 of 54 -- 11 2 都市計画道路とは (1)都市計画道路の定義と役割 都市計画は、都市内の限られた土地資源を有効に配分し、都市施設*、建築物及びみどりなど を適正に配置することにより、健康で文化的な都市生活及び機能的な都市活動を確保しようと するものです。

都市計画道路は、この都市計画に位置付けられる都市施設*であり、都市の健全な発展と秩序 ある整備を図るための基盤施設として、都市の骨格を形成し、都市の自動車交通体系の根幹と なるものです。このため、都市計画道路は、将来の都市の発展状況や交通需要に対応するよう 決定されています。 また、都市計画道路には、円滑な移動を確保するための「交通機能」だけでなく、下水道、 電気、電話などの収容空間や防災空地としての「空間機能」、都市構造を形成し街区を構成す る「市街地形成機能」といった多様な役割を有しており、市民の生活と都市活動に欠かせない 重要な施設となっています。

表1-2-1 都市内道路の機能 機能の区分 内 容 交 通 機 能 通行機能 人や物資の移動の通行空間としての機能 (トラフィック機能) 沿道利用機能 沿道の土地利用のための出入、自動車の駐停車、 貨物の積み降ろし等の沿道サービス機能 (アクセス機能) 空 間 機 能 都市環境機能 景観、日照等の都市環境保全のための機能 都市防災機能 避難・救援機能 災害発生時の避難経路や救援活動のための通路 としての機能 災害防止機能 火災等の拡大を遅延・防止するための空間機能 収容空間 公共交通のため の導入空間 地下鉄、都市モノレール、新交通システム、路面 電車、バス等の公共交通を導入するための空間 供給処理・通信 情報施設の空間 上水道、下水道、ガス、電気、電話、CATV等 の都市における供給処理および通信情報施設のた めの空間 道路付属物のため の空間 電柱、交通信号、案内板等のための空間 市 街 地 形 成 機 能 都市構造・土地利用の誘導形成 都市の骨格として都市の主軸を形成するととも に、その発展方向や土地利用の方向を規定する 街区形成機能 一定規模の宅地を区画する街区を形成する 生活空間 人々が集い、遊び、語らう日常生活のコミュニテ ィ空間* 出典:実務者のための新都市計画マニュアルⅡ -- 15 of 54 -- 12 (2)都市計画道路の種類 都市計画道路は、その機能に応じて、「自動車専用道路」、「幹線街路」、「区画街路」、 「特殊街路」の4種類に区分されています。

表1-2-2 都市計画道路の種類 出典:実務者のための新都市計画マニュアルⅡ 図1-2-1 都市計画道路の配置 自動車専用道路 都市間高速道路、都市高速道路、一般自動車道等の専ら自動車の交通の用に供 する道路で、広域交通を大量でかつ高速に処理する。 幹 線 街 路 主要幹線街路 都市の拠点間を連絡し、自動車専用道路と連携し都市に出入りする交通や都市 内の枢要な地域間相互の交通の用に供する道路で、特に高い走行機能と交通処理 機能を有する。

都市幹線街路 都市内の各地区又は主要な施設相互間の交通を集約して処理する道路で、居住 環境地区等の都市の骨格を形成する。 補助幹線街路 主要幹線街路又は都市幹線街路で囲まれた区域内において幹線街路を補完し、 区域内に発生集中する交通を効率的に集散させるための補助的な幹線街路であ る。

区 画 街 路 街区内の交通を集散させるとともに、宅地への出入交通を処理する。また街区 や宅地の外郭を形成する、日常生活に密着した道路である。 特 殊 街 路 自動車交通以外の特殊な交通の用に供する次の道路である。 ア.専ら歩行者、自転車又は自転車及び歩行者のそれぞれの交通の用に供する道路 イ.専ら都市モノレール等の交通の用に供する道路 ウ.主として路面電車の交通の用に供する道路 -- 16 of 54 -- 13 (3)都市計画の決定権者 都市計画を定める者については、都道府県が定めるものと市町村が定めるものに分類されま す。

(都市計画法*第15条) 本来、都市計画は都市行政上の基礎的な単位である市町村が主体的に定めるものです。一方 で、都市の広域化に対して、国又は都道府県からの広域的調整の必要性もあることから、広域 的な観点から定める施設及び根幹的な施設については、限定的に都道府県都市計画審議会*の議 を経て、都道府県が定めるものがあります。

また、市町村が定める都市計画は、市町村の都市計画審議会*の議を経て決定します。(都市 計画法*第19条) 表1-2-3 決定権者の区分 道路の種類 決定権者の区分 都道府県決定 市町村決定 一般国道 ○ 県 道 ○ その他の道路 自動車専用道路 ○ 自動車専用道路以外の道路 (市町村道) ○ -- 17 of 54 -- 14 3 都市計画道路の現状と課題 (1)都市計画決定の状況 本市では、自動車専用道路2路線、幹線街路 46 路線、区画街路 11 路線及び特殊街路3路線の 合計で 62 路線、延長約 148.0km が都市計画決定されています。

高度経済成長期*が終焉する時代までに都市計画決定された路線は 37 路線あり、本市の都市計 画道路の約 59.7%を占めており、都市計画決定から 40 年以上経過しています。 40 年以上経過している路線には、社会経済情勢の変化等により、現時点ではその必要性が低 下していたり、役割が変化している可能性もあります。

表1-3-1 沼津市の都市計画道路の決定状況 表1-3-2 沼津市の都市計画道路の当初決定年度 道路の区分 路線数 都市計画決定延長(m) 延長の割合(%) 自 動 車 専 用 道 路 2 17,200 11.6 幹 線 街 路 46 119,850 81.0 区 画 街 路 11 2,330 1.6 特 殊 街 路 3 8,610 5.8 合 計 62 147,990 100.0 当 初 決 定 年 度 S40 年度 まで S41~S50 年度まで S51~S60 年度まで S61~H7 年度まで H8~H17 年度まで H18 年度 以降 合計 ( 経 過 年 数 ) (50 年 以上) (40 年以上 50 年未満) (30 年以上 40 年未満) (20 年以上 30 年未満) (10 年以上 20 年未満) (10 年 未満) 路 線 数 32 5 3 9 11 2 62 割 合 ( % ) 51.6 8.1 4.8 14.5 17.7 3.2 100.0 平成 29 年 3 月 31 日現在 平成 29 年 3 月 31 日現在 図1-3-2 沼津市の当初決定時期の路線数の推移 図1-3-1 沼津市の都市計画道路の 区分別延長の割合 -- 18 of 54 -- 15 (2)整備の進捗状況 本市の都市計画道路の整備率は全体で約 44.5%、未着手延長は約 50.9km となっています。

また、都市計画道路の約 81.0%を占める幹線街路の整備率は約 43.8%であり、未着手延長は 約 40.9km です。区画街路(全体の約 1.6%)については、整備率が 11.6%、特殊街路(全体の 約 5.8%)については、整備率が 44.3%となっています。 なお、全国の都市計画道路(幹線街路)の整備率は約 64.0%(平成 28 年3月末)であり、本市 の整備率は全国に比べ低い状況です。

都市計画道路は都市全体を見据えて、その道路網を計画的 に形成していきますが、未着手区間によって、その道路網が途切れて、交通が円滑に流れていな い可能性があります。 表1-3-3 沼津市の都市計画道路の整備率 道路の区分 都市計画 決定延長 (m) 整備済 延長 (m) 概成済 延長※ (m) 未着手 延長※ (m) 事業中 延長 (m) 整備率 (%) 自 動 車 専 用 道 路 17,200 9,270 0 5,330 2,600 53.9 幹 線 街 路 119,850 52,467 8,332 40,873 18,178 43.8 区 画 街 路 2,330 270 0 450 1,610 11.6 特 殊 街 路 8,610 3,810 590 4,210 0 44.3 合 計 147,990 65,817 8,922 50,863 22,388 44.5 平成 29 年 3 月 31 日現在 ※概成済延長:整備済以外の区間のうち、路線として都市計画道路と同程度の機能を果たし得る現道(概ね 2/3 以上又は 4 車線以上の幅員がある道路)を有する区間で、現道に対応する都市計画道路延長 ※未着手延長=計画延長-(整備済延長+概成済延長+事業中延長) 図1-3-3 沼津市の整備状況 図1-3-4 沼津市の区分別の整備状況 -- 19 of 54 -- 16 図1-3-5 都市計画道路整備状況図 -- 20 of 54 -- 17 (3)年代別の整備状況 本市の都市計画道路の未着手区間のうち、都市計画決定後 20 年以上経過している道路延長は 約 50.4km であり、未着手の約 99.1%を占めています。

このような長期未着手の都市計画道路においては、地権者の土地活用や建て替え等の見通し が立たないなどの課題があげられます。 表1-3-4 沼津市の年代別整備状況 表1-3-5 未着手延長の年代別状況 決定経過 年 数 都市計画決定 整備済 事業中 概成済 未着手 区間 全区間 未着手 路線数 備 考 路線数 延長 (m) 延長 (m) 延長 (m) 延長 (m) 延長 (m) 50 年以上 32 107,750 49,302 17,170 7,595 33,683 3 S40年度まで 40~50 5 10,660 5,200 0 590 4,870 1 S41~50年度 30~40 3 4,260 1,470 160 410 2,220 1 S51~60年度 20~30 9 22,490 9,540 2,983 327 9,640 2 S61~H7年度 小 計 49 145,160 65,512 20,313 8,922 50,413 7 S40~H7年度まで 10~20 11 2,330 270 1,610 0 450 2 H8~H17年度 10 年未満 2 500 35 465 0 0 0 H18年度以降 合 計 62 147,990 65,817 22,388 8,922 50,863 9 決定経過 年 数 未着手 延長 (m) 年代別 割合(%) 50 年以上 33,683 66.2 40~50 4,870 9.6 30~40 2,220 4.4 20~30 9,640 19.0 小 計 50,413 99.1 10~20 450 0.9 10 年未満 0 0.0 合 計 50,863 100.0% 平成 29 年 3 月 31 日現在 図1-3-6 未着手延長の年代別割合 未着手区間の内、約 99.1%が都市計画決定から 20 年以上経過 -- 21 of 54 -- 18 (4)整備財源(道路整備費の推移) 今後、少子高齢化*の進展による社会保障関係費*の増大や老朽化に伴う社会資本の維持管理費 の増加など、社会経済情勢の大きな変化により、新たな道路整備については選択と集中による効 率的な整備が求められます。

本市の道路整備費は近年減少傾向となっていますが、平成 27 年度は新東名高速道路・駿河湾 沼津スマート IC 関連事業等により整備費は増加しており、目指すべき将来都市像*の実現に向け 必要な事業は着実に推進していくことが重要です。 道路維持費*については平成 19 年度からほぼ横ばいですが、今後維持管理が必要となる道路ス トックの増加が予想されるため、より効率的な取り組みが求められます。

図1-3-7 沼津市の道路整備費の推移 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0 18.0 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 道路整備費 道路維持費 (億円) (年度) -- 22 of 54 -- 19 (5)都市計画道路の区域内における建築制限 都市計画道路の区域内においては、将来における円滑な道路整備を図るため、区域内に建築物 を建築しようとする場合、一定の制限があり、都市計画法*第 53 条に基づく建築の許可が必要に なります。

本市では年間 20 件前後の許可がおりています。 許可基準は除却や移転が容易な建築物に限られますが、多くの建築物が建ち並んでしまうと 道路整備にかかる事業費が増加し、事業期間が長期になってしまうことが懸念されます。 表1-3-6 都市計画法*第 53 条に基づく許可状況 なお、許可の基準については、次のとおり都市計画法*第 54 条に定められています。

都市計画法*第 54 条第1項第3号(抜粋) 当該建築物が次に掲げる要件に該当し、かつ、容易に移転し、又は除却することが出来る ものであると認められること。 イ 階数が二以下で、かつ、地階を有しないこと。 ロ 主要構造部(建築基準法第二条第五号に定める主要構造部をいう。)が木造、鉄骨造、コ ンクリートブロック造その他これらに類する構造であること。

年度 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 件数 17 24 21 27 21 19 23 20 19 23 24 平成 29 年 3 月 31 日現在 -- 23 of 54 -- 20 第2章 道路整備の基本理念及び基本目標 1 沼津市が目指すべき将来都市像* (1)上位計画における将来都市像* 人口減少・少子高齢化*社会の到来、東日本大震災*等の大規模な地震災害の教訓を踏まえた自 然災害への対応などを踏まえ、上位計画である「東駿河湾広域都市計画都市計画区域の整備、開 発及び保全の方針*(H29.3)」、「第4次沼津市総合計画*(H26.11 一部改正)」、「第2次沼津市都 市計画マスタープラン*(H29.1)」が策定され、新しい将来都市像*が示されました。

これらの上位計画では、県東部地域の都市拠点*形成の観点から、都市機能*の充実を図り、骨 格道路*の整備を推進するとともに、持続可能なまちづくり*の観点から、拠点とネットワークの 構築や公共交通網の強化等、暮らしやすく魅力あるコンパクトなまちづくり*を目指しています。 特に、第2次沼津市都市計画マスタープラン*では、第4次沼津市総合計画*が目指す「人と環 境を大切にする県東部広域拠点都市・沼津」を実現していくために、 「4つの視点のまちづくり」 を戦略的に展開することとしています。

都市計画道路においても、この「4つの視点のまちづくり」に基づき、沼津市の目指すべき将 来都市像*の実現に必要な都市計画道路の整備を推進します。 ○県東部地域全体の発展に寄与する沼津市及び三島市の都市拠点*を中心に、豊かで活力ある 持続可能な都市の形成を総合的・戦略的に図るため、将来都市像*を「水と緑とともに、安全 で快適に暮らせる、活力あふれる健康交流都市圏」とし、都市づくりの基本理念を以下のよ うに設定しています。

① 地域の活力を活かした、人・もの・情報が交流する都市づくり ② 安全で安心できる快適な都市づくり ③ 豊かな自然と共生する、持続可能な都市つくり ④ 地域を元気にする、産学官の連携による都市づくり ⑤ 多様な主体の参加と協働による都市づくり ○県東部の中心地域として、拠点となる地区 においては都市基盤整備*等による高次都 市機能*の充実を図るとともに、骨格道路* の整備や面整備の推進、骨格緑地の保全、 富士山を背景とする良好な景観の創出によ り、快適で魅力ある市街地の形成を図るこ ととしています。

【東駿河湾広域都市計画都市計画区域の整備、開発及び保全の方針*】における将来都市像* 図2-1-1 将来市街地像図 -- 24 of 54 -- 21 中心核 地域核 図2-1-3 都市的居住圏*の まちづくりイメージ ○環境と共生を図りながら、多様な産業をバランスよく発展させていくとともに、本市の 中で、人がどこに住むようになるのか、どこに住みたいと思うかを考え、人口が減少し ても「コミュニティがくずれない、環境が守られる」都市づくりとして、コンパクトな まちづくり*を目指すとしています。

○沼津駅を中心に約3km の範囲には、駅との近接性や生活利便性から、人口の約6割が集 中しており、生活基盤が整う区域を「都市的居住圏*」と位置付け、交通利便性はもとよ り、住まう人や訪れる人、働く人が都市的サービスを享受できる便利な居住空間の創出 を目指すとしています。 ○本市が県東部地域の拠点都市としての役割を担いながら、「効率的な都市経営」と「環境 との共生」の両立を図る「環境共生型多核都市」構造の都市を形成しつつ、都市全体の 持続的な発展を目指すとしています。

【第4次沼津市総合計画*】における将来都市像* 図2-1-2 都市構造図 -- 25 of 54 -- 22 【第2次沼津市都市計画マスタープラン*】における将来都市像* <将来都市像*> 人と環境を大切にする県東部広域拠点都市・沼津 図2-1-5 4つの視点のまちづくりと将来都市像* 図2-1-4 将来都市構造 将来都市像*の実現 4つの視点のまちづくり 中心市街地と各拠点の連携 中心市街地*と各拠点をネットワークで繋ぎ、 人・モノ・情報の移動や交流を促すことで、拠 点ごとのまちづくりの効果を相乗的に高め、暮 らしやすく魅力のあるまちづくり 沼津駅周辺整備を中心とした 中心市街地のまちづくり 多様な都市機能*が複合する魅力的な都市空 間を創出し、まちなか居住の促進やにぎわい の向上を図ることで、沼津市だけでなく県東 部の都市拠点*としてふさわしい中心市街地*の 形成 新たな交通基盤を活かした まちづくり 交通基盤を活かした産業立地の促進により、 雇用の場を確保し、職住近接のまちづくりを目 指すとともに、交流人口を受け止め、新たな沼 津市発展の原動力となるまちづくり 安全・安心のまちづくり 山、川、海などの豊かな自然の魅力や利便 性の高い都市環境を活かしつつ、災害リスク を低減し、市民の日常生活を大切にした安 全・安心のまちづくり ○持続可能なまちづくり*を基本としつつ、こ れまでの都市構造を時代にあわせた「4つ の視点のまちづくり」を戦略的に展開する こととしています。

○戦略的な4つの視点のまちづくりは、「中 心市街地*と各拠点の連携」に位置付ける生 活圏のまちづくりをベースに、拠点とネッ トワークの構築により、「新たな交通基盤 を活かしたまちづくり」と「沼津駅周辺整 備を中心とした中心市街地* のまちづく り」、「安全・安心のまちづくり」を連動さ せ、相乗効果を高め、活力と魅力あるまち づくりを目指すとしています。

* * -- 26 of 54 -- 23 (2)将来都市像*実現のための都市計画道路のあり方 上位計画で掲げる将来都市像*の実現に向けて、第2次沼津市都市計画マスタープラン*での4 つの視点のまちづくりから都市計画道路のあり方を以下のように設定します。 【将来都市像*実現のための都市計画道路のあり方】 1 中心市街地と各拠点の連携 4つの視点のまちづくり 都市計画道路のあり方 4)防災機能を強化する防災ネットワークの形成 1)都市拠点*や地域拠点*等の連携に資する道路ネットワークの形成 2)誰もが歩いて楽しく、まちなか居住を促進する 快適な道路空間の形成 2 沼津駅周辺整備を中心とし た中心市街地のまちづくり 3 新たな交通基盤を活かした まちづくり 4 安全・安心のまちづくり 3)産業立地支援や観光振興に資する広域交通ネットワークの形成 図2-1-6 将来都市像実現のための都市計画道路のあり方 -- 27 of 54 -- 24 1)都市拠点*や地域拠点*等の連携に資する道路ネットワークの形成 本市では、沼津駅周辺地区の都市拠点*の他に 11 地区が地区の特性に応じたまちづくりの地 域拠点*等として位置付けられています。

沼津駅周辺地区は、拠点都市として質の高い都市機能*の集積、沼津港周辺地区は港の魅力 を高める観光や賑わい機能*の導入・強化など、それぞれの拠点の特性に応じた居住環境の向 上が求められています。併せて、それぞれの拠点の生活の利便性向上、魅力向上のために、人・ モノ・情報の交流を促進する拠点間のネットワークの整備が必要となります。

このために、拠点間のネットワークとして、幹線道路網の強化と公共交通網の走行性の向上 を図ります。 都市拠点*や地域拠点*等の連携に資する道路ネットワークの形成の考え方 ・拠点間の連携により拠点間の交流を促進し、まちを活性化させる道路ネットワークの形成 ・拠点間の公共交通の走行性の向上 図2-1-7 「中心市街地*と各拠点の連携」の方針図 出典:第2次沼津市都市計画マスタープラン* -- 28 of 54 -- 25 2)誰もが歩いて楽しく、まちなか居住を促進する快適な道路空間の形成 本市では、人口減少等の社会状況の変化にあっても、人々が毎日の暮らしで活動するエリア (生活圏)ごとのまちづくりを基本としています。

人々の活動や交流の中心となるエリアにおいて、人々の活動や交流を活発にし、誰もが暮ら しやすく、来訪者が歩きながらまちを楽しみ、居心地の良さを感じるまちづくりのために、市 民の日常生活における安全性の向上や、市民及び来訪者にやさしい交通環境の創出が必要と なります。 また、本市の将来都市像*として掲げられているコンパクトなまちづくり*を進める上でも、 快適で安心な住環境の創出の促進が必要となります。

このために、歩行者や自転車が安全・快適に利用できる道路空間の形成、住宅地への通過交 通流入の抑制を図ります。 誰もが歩いて楽しく、まちなか居住を促進する快適な道路空間の形成の考え方 ・自転車や歩行者が安全・快適に利用できる道路空間の形成 ・生活道路への通過交通流入の抑制 ・自転車ネットワークの形成 図2-1-8 中心市街地*まちづくり方針図 出典:第2次沼津市都市計画マスタープランをもとに作成 -- 29 of 54 -- 26 3)産業立地支援や観光振興に資する広域交通ネットワークの形成 本市では、新たな交通基盤の利便性を活かせる地区で、医療・福祉、商業等の複合拠点やフ ァルマバレープロジェクト*と連携を図る拠点において都市的土地利用を図るための取組が進 められています。

こうした広域交通網の利便性を活かすことができる地区においては、本市の新たな発展を 牽引する産業立地等を促進する必要があります。 また、沼津港周辺地区をはじめとする観光拠点では、首都圏をはじめとする広域から周辺市 町などからの集客性の向上を目指しています。 このために、これらの拠点機能の強化と拠点周辺の渋滞緩和のため、産業拠点や観光拠点か ら東名・新東名高速道路や東駿河湾環状線のインターチェンジへのアクセス道路*の整備を図 るとともに、周辺市町との連携が図られた道路整備についても検討していきます。

産業立地支援や観光振興に資する広域交通ネットワークの形成の考え方 ・新規の企業立地(産業・広域的商業)を促進する交通基盤の整備 ・観光拠点から広域交通網へのアクセス道路*の整備 ・広域観光を推進する周辺市町との連携 図2-1-9 「新たな交通基盤を活かしたまちづくり」における方針図 出典:第2次沼津市都市計画マスタープランをもとに作成 -- 30 of 54 -- 27 4)防災機能を強化する防災ネットワークの形成 本市では、広域的な被害が想定される南海トラフ巨大地震*に対応するため、災害の発生時 における応急復旧活動を展開する拠点や、被災地への支援物資輸送の中継地点として機能す るように、防災拠点機能の強化を促進しています。

防災拠点機能の強化のためには、救援支援活動や物資輸送活動等の緊急輸送を円滑に行う ことが重要です。 このために、防災拠点間のネットワークの整備、緊急輸送路*の整備及び救急医療施設への アクセス性向上を図ります。 防災機能を強化する防災ネットワークの形成の考え方 ・防災拠点間のネットワークの形成 ・緊急輸送路*の整備 ・救急医療施設へのアクセス性向上 図2-1-10 防災拠点とネットワーク図 出典:第2次沼津市都市計画マスタープラン -- 31 of 54 -- 28 2 道路整備の基本理念 道路整備を取り巻く社会情勢や将来都市像*実現のための都市計画道路のあり方を踏まえ、本 市における都市計画道路の整備を推進していく上での基本的な姿勢として、「基本理念」を以下 のように設定します。

(1)沼津市の目指す将来都市像*に資する道路整備 上位計画である「第4次沼津市総合計画*」、 「第2次沼津市都市計画マスタープラン*」に示さ れている、目指す将来都市像*の実現に必要な都市計画道路の整備を推進します。 (2)市民のニーズに対応した利用者・生活者の視点からの道路整備 少子高齢化*社会にあって、人々の意識・ニーズの多様化や高齢者の増加への対応など、利用 者・生活者の視点に立ち、その機能が有効に発揮・活用されるよう、使いやすく、かつ、質の 高い道路整備を推進します。

(3)選択と集中による重点的かつ効率的な道路整備 限られた財源の下、目指すべき将来都市像*の実現に向け、選択と集中による効率的な道路整 備を行うことが必要不可欠であり、長期的視点に立ち、地域特性を踏まえつつ、効果的な投資 としてふさわしい道路整備を優先的に取り組みます。 基本理念 -- 32 of 54 -- 29 -- 33 of 54 -- 30 3 道路整備の基本目標 都市計画道路整備の課題を解決し、本市が目指す将来都市像*の実現に向け、都市計画道路の 整備に関わる4つの「基本目標」を以下のように設定します。

○ 都市拠点や地域拠点等の連携に資する道路ネットワークの形成 ○ 誰もが歩いて楽しく、まちなか居住を促進する快適な道路空間の形成 ○ 産業立地支援や観光振興に資する広域交通ネットワークの形成 ○ 防災機能を強化する防災ネットワークの形成 都市計画道路のあり方 人と環境を大切にする県東部広域拠点都市・沼津 目指す将来都市像* ○都市計画決定の状況 都市計画決定から 40 年以上経過して いる路線の必要性の低下や役割の変化 ○整備の進捗状況 低い整備率(44.5%)によるネットワ ークとしての機能欠如 ○年代別の整備状況 長期未着手の都市計画道路による土地 活用や建築物の建て替えへの影響 ○整備財源 道路整備費の減少による整備の遅れ、 整備路線の選択と集中の必要性 ○都市計画道路の区域内における建築制限 区域内建築物の増加による事業費の増 大や事業の長期化 ○人口の動向 人口減少・少子高齢化* ○市街地の状況 市街地の広がり、人口密度の減少 ○自動車交通の動向 自動車保有台数の減少 ○防災・減災への備え 大規模地震・津波の懸念 ○環境への配慮 渋滞解消による CO2 削減 都市計画道路整備の現状・課題 道路整備を取り巻く社会情勢 -- 34 of 54 -- 31 図2-3-1 道路整備の基本目標 【基本目標1】 県東部地域の拠点都市の形成 ○拠点の形成 ○軸の形成 ○都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 【基本目標2】 快適な生活環境の創出 ○ 歩行者・自転車の走行空間の確保 ○ 住宅地の安全性向上 ○ 緑豊かな良好な景観の形成 ○ 公共交通走行環境の向上 【基本目標3】 広域交通ネットワークの形成 ○ 交通結節点*へのアクセス性向上 ○ 円滑な交通の流れの確保 【基本目標4】 防災機能の強化 ○ 緊急輸送路*の強化 ○ 救急医療施設へのアクセス性向上 基 本 目 標 ○ 沼津市の目指す将来都市像に資する道路整備 ○ 市民のニーズに対応した利用者・生活者の視点からの道路整備 ○ 選択と集中による重点的かつ効率的な道路整備 基 本 理 念 -- 35 of 54 -- 32 第3章 都市計画道路の整備方針について 1 都市計画道路の整備方針策定の流れ 都市計画道路の整備方針策定にあたり、道路整備の4つの基本目標を踏まえ、未着手の都市計 画道路(幹線街路、区画街路、特殊街路)を対象に、「将来都市計画道路網の検証」を実施しま す。

評価項目に該当する都市計画道路の中から、優先的に整備すべき路線として「優先整備路線」 を選定します。 また、評価項目に該当しない路線については「見直し候補路線」として位置付け、そのあり方 (変更、廃止)を検討していきます。 図3-1-1 都市計画道路の整備方針策定の流れ 評価項目に該当しない路線・区間 優先性が高い 路 線・区 間 優先性が低い 路 線・区 間 優先整備路線の選定<第3章3> 道路整備の4つの基本目標 将来都市計画道路網の検証<第3章2> (未着手の都市計画道路について必要性を確認) 見直し候補路線の整理<第3章4> 短 期 的 に 事 業 着 手 長 期 的 に 事 業 着 手 都市計画手続き 計画内容再検討 評価項目に該当する路線・区間 整 備 方 針 変 更 路線・区間 廃 止 路線・区間 計画廃止の検討 長 期 的 に 事 業 着 手 計 画 廃 止 都市計画手続き -- 36 of 54 -- 33 2 将来都市計画道路網の検証 (1)将来都市計画道路網の検証の考え方 今後の都市計画道路の整備にあたっては、上位計画に示されている将来都市像*を実現するこ とや、社会経済情勢の変化等への対応が必要なことから、都市計画道路の必要性を改めて確認 し、将来あるべき都市計画道路網を検証します。

将来都市計画道路網の検証は、未着手の路線・区間を有する「幹線街路」、「区画街路」及び 「特殊街路」を対象に必要性を確認します。 都市計画道路の整備に関して設定した4つの基本目標を掲げ、都市計画道路の果たす様々な 役割や機能を考慮し、基本目標の実現に向けて、今後も必要な都市計画道路はどのようなもの か、「都市構造からみた評価」と「都市計画道路の役割・機能からみた評価」の2つの観点から なる 11 の評価項目によって検証します。

図3-2-1 基本目標と評価項目 快 適 な 生活環境の創出 都市計画道路の役割・機能からみた評価 防災機能の強化 円滑な交通の流れの確保 救急医療施設へのアクセス性向上 県 東 部 地 域 の 拠点都市の形成 広 域 交 通 ネットワークの形成 基 本 目 標 軸の形成 都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 歩行者・自転車の走行空間の確保 住宅地の安全性向上 緑豊かな良好な景観の形成 交通結節点*へのアクセス性向上 拠点の形成 評 価 項 目 公共交通走行環境の向上 都市構造からみた評価 緊急輸送路*の強化 -- 37 of 54 -- 34 表3-2-1 評価項目の考え方 評価項目 考え方 都 市 構 造 か ら み た 評 価 拠点の形成 都市の拠点となる地区の都市機能*や居住環境 の向上の観点から、拠点の形成に資する路線を 評価します。

軸の形成 都市の拠点同士を繋ぐことによる都市機能*や 公共交通の利便性向上の観点から、拠点間を結 ぶ路線を評価します。 都市の骨格に資する道路ネットワーク の形成 都市の骨格を形成し、移動の快適性・安全性 を高めるため、広域交通や都市間交通を担う道 路ネットワークの形成に資する路線(将来的に も交通量の多い路線)を評価します。

都 市 計 画 道 路 の 役 割 ・ 機 能 か ら み た 評 価 歩行者・自転車の走行空間の確保 歩行者・自転車の利用者の安全性向上の観点 から、歩行者、自転車それぞれの安全・安心の 確保に寄与する路線を評価します。 住宅地の安全性向上 市民の日常生活における安全性向上の観点か ら、住宅地内の道路交通環境の向上に寄与する 道路や住宅地から通過交通を排除する機能をも つ道路を評価します。

緑豊かな良好な景観の形成 美しいまち並み景観の形成の観点から、景観 形成を図るべき地区に位置する路線を評価しま す。 公共交通走行環境の向上 快適な公共交通の走行空間の形成の観点か ら、バス路線など公共交通に大きく寄与する路 線を評価します。 交通結節点*へのアクセス性向上 公共交通の利便性向上や産業立地、観光振興 の観点から、沼津駅やインターチェンジ等の交 通結節点*へのアクセス道路*を評価します。

円滑な交通の流れの確保 渋滞解消による CO2 削減や円滑な交通の流れ の確保の観点から、ミッシングリンク*やボトル ネック*の解消に寄与する路線を評価します。 緊急輸送路*の強化 防災機能の強化の観点から、防災拠点間ネッ トワークの形成に資する緊急輸送路*を評価しま す。 救急医療施設へのアクセス性向上 短時間で適切な医療機関への移動、搬送によ る市民の安全性向上の観点から、救急医療施設 へのアクセス道路*を評価します。

-- 38 of 54 -- 35 (2)将来都市計画道路網の検証の進め方 将来都市計画道路網の検証は、次の3つのSTEPを経るものとします。 図3-2-2 将来都市計画道路網の検証フロー 該当あり ◯歩行者・自転車の走行空間の確保 ◯住宅地の安全性向上 ◯緑豊かな良好な景観の形成 ◯公共交通走行環境の向上 ◯交通結節点*へのアクセス性向上 ◯円滑な交通の流れの確保 ◯緊急輸送路*の強化 ◯救急医療施設へのアクセス性向上 STEP2-3:都市計画道路の役割・機能からみた評価 該当なし 該当なし 優先整備対象路線・区間 STEP1:検証路線・区間の抽出 STEP2:必要性の検証 STEP2-2:都市構造からみた評価 見直し対象路線・区間 優先整備路線の選定 見直し候補路線の整理 ◯拠点の形成 ◯軸の形成 ◯都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 ◯未着手の路線・区間 (幹線街路、区画街路、特殊街路が対象) STEP3:合理性の検証 ◯地形・地物との整合 ◯まちづくりとの整合 ◯道路構造令との整合 ◯他事業との整合 ◯機能代替の検証 合 理 性 あ り 合理性なし STEP2-1:都市計画決定当時の必要性、役割等の確認 該当あり -- 39 of 54 -- 36 1)検証路線・区間の抽出(STEP1) 「幹線街路」、「区画街路」及び「特殊街路」のうち未着手※1 の路線・区間※2 を検証路線・区間 として抽出します。

ただし、上位計画に位置付けられている事業に該当する路線・区間、または、事業実施に向 けた調査(測量設計等)に着手している路線・区間については、対象外とします。 ※1:整備状況の分類 ・整備済:都市計画道路決定どおりに完成している路線、または、用地が計画幅員どおり確 保されており、一般の通行の用に供している路線です。

・事業中:事業に着手している路線・区間です。ただし、事業認可を得ていても、20年以上 着手していない路線・区間は事業中とはしません。 ・未着手:整備済及び事業中以外の路線です。 ※2:区間割の考え方 未着手箇所について、国道・県道・都市計画道路の交差点毎に区間割を行います。 -- 40 of 54 -- 37 2)必要性の検証(STEP2) 必要性の検証は、都市計画決定当時の必要性、役割等の確認を行った後、「都市構造からみた 評価」及び「都市計画道路の役割・機能からみた評価」に基づき検証します。

① 都市計画決定当時の必要性、役割等の確認(STEP2-1) 都市計画道路は、交通実態調査等を踏まえ道路網としての必要性及びその役割を明確にした 上で定められています。そこで、都市計画決定当時にどのような必要性や役割を期待して定めら れたものなのか確認を行います。 ② 都市構造からみた評価(STEP2-2) 基本目標を踏まえ、都市構造の観点から路線を評価します。

【評価項目】 ○拠点の形成 都市の拠点となる都市拠点*の都市機能*の向上や各地区の特性に応じた拠点(地域拠点*、 産業交流拠点等)の拠点機能向上の観点から、それぞれの拠点の形成に資する路線を「必要 性あり」と評価します。 ○軸の形成 都市拠点*、地域拠点*等の拠点間を結ぶことによる都市機能*や公共交通の利便性向上の観 点から、拠点間を結ぶ路線を「必要性あり」と評価します。

○都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 都市の骨格を形成し、移動の快適性、安全性を高めるため、広域的交通や都市間交通を担 う道路ネットワークの形成に資する路線(将来的にも交通量の多い路線)は重要であること から「必要性あり」と評価します。 -- 41 of 54 -- 38 ③ 都市計画道路の役割・機能からみた評価(STEP2-3) 基本目標を踏まえ、都市計画道路に期待される役割・機能の観点から評価します。

【評価項目】 ○歩行者・自転車の走行空間の確保 歩行者・自転車の利用者の安全性向上のため、通学路、交通事故の多い箇所、自転車ネット ワーク路線*等は「必要性あり」と評価します。 ○住宅地の安全性向上 市民の日常生活における安全性向上のため、住宅地内の道路交通環境の向上に寄与する道路 や住宅地から通過交通を排除する機能をもつ道路は「必要性あり」と評価します。

○緑豊かな良好な景観の形成 美しいまち並み景観の形成及び周辺景観との調和による景観向上のため、景観形成を図るべ き地区(沼津駅周辺地区、沼津港周辺地区等)に位置する路線は「必要性あり」と評価しま す。 ○公共交通走行環境の向上 公共交通サービス向上のため、公共交通の走行速度、定時性の向上に寄与する路線は「必要 性あり」と評価します。

○交通結節点*へのアクセス性向上 交通ネットワーク(自動車、電車、バス等)の連携強化による利便性向上のため、交通結節 点*(沼津駅、沼津インターチェンジ等)へのアクセス道路*となる路線は「必要性あり」と評 価します。 ○円滑な交通の流れの確保 周辺道路の混雑や主要交差点の渋滞解消のため、未着手区間により、路線が分断された箇 所、幅員減少や車線減少により渋滞を起こしている箇所を含む路線は「必要性あり」と評価し ます。

○緊急輸送路*の強化 防災機能の強化のため、防災拠点間ネットワークの形成に資する緊急輸送路*は「必要性あ り」と評価します。 ○救急医療施設へのアクセス性向上 短時間で適切な医療機関への移動、搬送による市民の安全性向上のため、救急医療施設等 (沼津市立病院等)へのアクセス道路*は「必要性あり」と評価します。

-- 42 of 54 -- 39 3)合理性の検証(STEP3) 必要性の検証における評価項目に該当する路線・区間を対象に、検証時点において配置や機能 等について合理的な計画であるか検証します。 【検証項目】 ○地形・地物との整合 整備の支障となる地形・地物との制約内容(河川、鉄道、工場など)について検証します。

○まちづくりとの整合 史跡や文化財などの歴史的・文化的資産、多様な生物生息空間や豊かな環境を有する自然的 資産の区域と都市計画道路の区域の重複箇所について検証します。 ○道路構造令の整合 道路構造令に基づき、平面線形要素等の整合性について検証します。 ○他事業との整合 都市計画道路に重複する河川事業等を把握し、これらの事業との整合性について検証しま す。

○機能代替の検証 対象区間が有する機能について、代替できる道路の存在等を確認し、道路機能の代替性を検証 します。 -- 43 of 54 -- 40 3 優先整備路線の選定について (1)優先整備路線の選定の考え方 将来都市計画道路網の検証により抽出された優先整備対象路線について、市が目指すべき将 来都市像*の実現や市が抱える道路整備の課題解決に向け、優先的に整備すべき路線を選定しま す。

優先整備路線の選定を行い、優先性・実現性の高い路線を「優先性が高い路線・区間」、優先 性・実現性の低い路線を「優先性が低い路線・区間」として位置付けます。 STEP1:選定路線・区間の抽出 ○優先整備対象路線・区間 図3-3-1 優先整備路線の選定フロー ◯歩行者・自転車の走行空間の確保 ◯緑豊かな良好な景観の形成 ◯交通結節点*へのアクセス性向上 ◯緊急輸送路の強化 ◯住宅地の安全性向上 ◯公共交通走行環境の向上 ◯円滑な交通の流れの確保 ◯救急医療施設へのアクセス性向上 ◯施工性の検証 ◯事業の進捗率・継続性 ◯住民意見との整合性 優先性・実現性が高い 短期的に事業着手 長期的に事業着手 優先性が高い路線・区間 優先性が低い路線・区間 ◯拠点の形成 ◯軸の形成 ◯都市の骨格に資する道路ネットワークの形成 STEP2:優先整備路線の選定 都市計画道路の役割・機能からみた評価 都市構造からみた評価 STEP2-1:優先性の検証 STEP2-2:実現性の検証 優先性・実現性が低い -- 44 of 54 -- 41 (2)優先整備路線の選定の進め方 1)選定路線・区間の抽出(STEP1) 将来都市計画道路網の検証により抽出された優先整備対象路線・区間を対象とします。

2)優先整備路線の選定(STEP2) 優先整備路線の選定は、「優先性の検証」及び「実現性の検証」に基づいて行います。 ① 優先性の検証(STEP2-1) 優先性の検証は、「都市構造からみた評価」と「都市計画道路の役割・機能からみた評価」に ついて、市が目指すべき将来都市像*の実現や市が抱える道路整備の課題解決に向け、優先度を 考慮して行います。

② 実現性の検証(STEP2-2) 実現性の検証は、事業を行うにあたりどのような課題があるか考慮して行います。 実現性の検証項目は以下の3つの項目を設定します。 【検証項目】 ◯施工性の検証 道路整備の施工性について検証します。 ・大規模な構造物(橋梁やトンネル等)を含む計画の有無 ・軟弱地盤や強固な岩盤等の有無 等 ◯事業の進捗率・継続性 事業の進捗率・継続性を検証します。

・事業が概ね実施されている路線 ・事業が長年継続されている路線 ◯住民意見との整合性 道路整備に対する住民ニーズを検証します。 ・住民からの要望 -- 45 of 54 -- 42 4 見直し候補路線の整理について (1)見直し候補路線の整理の考え方 将来都市計画道路網の検証により抽出された見直し対象路線について、「見直し候補路線」と して検証します。

将来都市計画道路網の検証結果に基づき、変更候補路線・区間、廃止候補路線・区間を選定し、 適切な交通処理が実現されるか将来交通需要予測に基づき検証します。支障が生じない場合は、 「変更路線・区間」、「廃止路線・区間」として位置付けます。 「変更路線・区間」については、課題の解決に向けて検討し、道路線形等の方向性を定めた段 階で、都市計画の手続きや事業化に向けた準備を進めていきます。

また、「廃止路線・区間」については、関係機関との調整等を踏まえて検討し、計画廃止の方 針を定めた後、都市計画の手続きを進めていきます。 図3-4-1 見直し候補路線・区間の整理フロー ○見直し対象路線・区間(変更候補路線・区間 , 廃止候補路線・区間) STEP1:見直し候補路線・区間の抽出 ○将来交通量による将来道路ネットワークの確認 STEP2:変更・廃止による影響の検証 STEP3:見直し路線の整理 都市計画の手続き 長 期 的 に 事 業 着 手 都市計画の手続き 廃止路線・区間 変更路線・区間 計 画 廃 止 計画内容の再検討 計画廃止の検討 -- 46 of 54 -- 43 (2)見直し候補路線の整理の進め方 1)見直し候補路線・区間の抽出(STEP1) 将来都市計画道路網の検証により抽出された見直し対象路線・区間を対象とします。

将来都市計画道路網の検証結果に基づき、変更候補路線・区間、廃止候補路線・区間を選定し、 将来都市計画道路網(案)を設定します。 2)変更・廃止による影響の検証(STEP2) STEP1で定めた将来都市計画道路網(案)を踏まえた将来道路ネットワークにおいて、将 来交通量の配分を行い、他路線に著しい影響を及ぼさないか、検証します。

将来道路ネットワークにおいて、支障が生じない場合はSTEP1の結果を採用し、支障が生 じた場合は将来都市計画道路網(案)を見直し、再度将来交通量の配分を行います。併せて、優 先整備路線・区間においても将来交通量と計画内容の調整が必要な場合は計画内容の見直しを 行うとともに、再度将来交通量の配分を行い、将来道路ネットワークにおいて検証します。

3)見直し路線の整理(STEP3) STEP2の検証結果に基づき、「変更路線・区間」及び「廃止路線・区間」を整理します。 -- 47 of 54 -- 44 第4章 都市計画道路の整備に向けて 1 都市計画道路の整備方針策定について 第3章に基づき、「将来都市計画道路網の検証」・「優先整備路線の選定」・「見直し候補路線の 整理」を行い、(1)優先性が高い路線・区間、(2)優先性が低い路線・区間、(3)変更路線・ 区間、(4)廃止路線・区間の4種類に位置付けた、都市計画道路の整備方針を策定します。

(1)優先性が高い路線・区間 必要性が高く、優先性・実現性も高いことから優先的に整備を行うべき路線・区間です。 (2)優先性が低い路線・区間 必要性は確認できるが、長期的な視点で整備を進めていく路線・区間です。 (3)変更路線・区間 必要性は確認できるが合理性などが確認できず、変更の必要があると判断した路線・区間です。

現状の決定内容ではなく、ルートの変更、あるいは規模や構造の変更などにより合理的な計画 となるものは内容を変更します。 (4)廃止路線・区間 必要性が確認できず、廃止の必要があると判断した路線・区間です。 将来交通需要予測に基づき将来道路ネットワークを検証し、廃止に伴い他路線に著しい影響 を及ぼさない場合は廃止します。

2 市民との合意形成及び整備方針の決定 整備方針の策定にあたり検討した経緯や結果は、市民への説明会を開催するなど合意形成を 図るよう努め、最終的な整備方針を決定します。 市民の理解を得た上で、各路線・区間について、「優先整備・変更・廃止」の方針を決定しま す。 3 都市計画の手続き 「変更」・「廃止」となった都市計画道路については、都市計画の手続きを進めます。

4 見直しの時期 整備方針は概ね 10 年を目処に見直すほか、社会経済情勢の変化、まちづくりの各種制度の大 幅な変更、本市の上位計画の改訂があった場合等に、必要に応じて見直します。 -- 48 of 54 -- 45 第5章 今後の取組み 1 街路空間の再構築 近年の社会経済情勢の変化の中で、街路空間に求められる機能は大きく変化しており、自転車 走行空間の必要性、歩行者の安全な通行に配慮した歩行空間の必要性、にぎわいの創出の場とし ての役割などが求められています。

特に、都市内においては、自転車や歩行者の安全の確保のほか、人が集まり楽しく快適に過ご せる魅力的な空間づくり等、求められる機能も多岐にわたっています。 今後の取組みとして、魅力と活力ある都市形成に向けて、周辺道路のネットワーク構成を踏ま え、それぞれの道路の役割や位置付けを明確にした上で、都市内の公共空間の有効活用という視 点を持ち、多様なニーズや地域の実情に対応した街路空間を創出していくため、整備済の路線・ 区間も含めた道路ネットワーク全体において、街路空間の再構築を検討していきます。

2 自動運転に対応した道路整備について 現在自動運転は、技術革新が目覚ましく、自動車業界において積極的に研究・開発が行われる とともに、国も成長戦略の一環として自動運転実現に向けた取組みや推進を行っています。 自動運転の普及により、渋滞の解消・緩和や交通事故の削減、ドライバーの運転負荷を軽減し、 高齢者等の移動を支援するとともに、これまでにない新たなサービスが展開され、高効率で環境 にも優しく、安全な道路交通社会や多様な利用者が新たなサービスを享受できる環境が構築さ れていくことが期待されています。

しかし、自動運転については、運転者のみならず社会としてどのように受け止めていくべきか については、まだ十分な議論はなく、事故時の責任問題、非自動運転車との混在下での車両間の コミュニケーション、法制度など、検討すべき課題が多方面にわたり存在しています。 このことから、自動運転に対応した道路整備については、自動運転実現に向けた議論が進めら れ、実現性が高まった段階で検討していきます。

-- 49 of 54 -- 46 資料編 用語一覧 あ行 アクセス道路 (P.26、34、38) ある目的となる地点へ到達するための道路のこと。 移動空間 (P.4) 道路における自動車、自転車、歩行者が移動出来る機能を有する空間のこと。 オープンカフェ (P.9) 道路に対して、テラスのように開放的な構造にしたカフェやレストランのこと。

か行 緊急輸送路 (P.7、27、31、33、34、35、38、40) 大規模な地震等の災害が発生した場合に、救命活動や物資輸送等の緊急輸送を円滑に行うた めに、県や市町が指定した地域防災計画に定められた道路のこと。 熊本地震 (P.7) 平成 28 年(2016 年)4 月 14 日に発生した、熊本県熊本地方を震源とする大地震のこと。

マグ ニチュード 6.5 で、最大震度 7 を観測した。 公共投資 (P.1) 道路・港湾・上下水道・公営住宅・病院・学校など産業や生活の基盤となる社会資本の整備の ために行う投資のこと。 高次都市機能 (P.20) 都市機能*のうち日常生活の圏域を越えた広範な地域のたくさんの人々を対象にした、質の高 いサービスを提供する機能のこと。

交通結節点 (P.9、31、33、34、35、38、40) バスやタクシーが乗り入れる駅や、空港、港、インターチェンジなど複数あるいは異種の交通 手段の接続が行われる場所のこと。 高度経済成長期 (P.1、14) 日本経済が飛躍的に成長を遂げた昭和 29 年(1954 年)12 月から昭和 48 年(1973 年)11 月 までの約 19 年間のこと。

-- 50 of 54 -- 47 国勢調査 (P.4、5、48) 統計法に基づき、総務省統計局が主体となって行う、全国民参加の人口や世帯に関する調査の こと。 骨格道路 (P.20) 将来都市像*を実現するため、都市活動を支える基幹的な道路のこと。 コミュニティ空間 (P.9、11) 地域の住民が快適で豊かな暮らしを営むことができる生活空間のこと。

コンパクトなまちづくり (P.2、20、21、25) 環境との共生を図りながら、多様な産業をバランスよく発展させていくとともに、人がどこに 住むようになるのか、どこに住みたいと思うのかを考え、人口が減少しても「コミュニティがく

公式資料(PDF)

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