沼津市議会の一般質問・議案/市の計画 沼津市政アーカイブ

沼津市議会の議事録を市民向けに構造化。
一般質問=議員が問うたこと/議案・議決=議会が決めたこと/市の計画=市が目指していることを、横断して見られます(第1回〜第12回定例会・2023.6–2026.2)。

計画第3次歯科口腔保健計画

医療・健康2026~2030年度

数値目標・施策の各論はAIが公式PDF本文から抽出した参考情報です。数値・名称は原文に基づきますが、抽出漏れや誤りを含む可能性があります。正確な内容は必ず公式PDFをご確認ください。図表・地図は公式PDFでご覧いただけます。

この計画はどんな計画か

市民が一生涯、むし歯や歯周病を防ぎながら、心身ともに健康で質の良い生活を送るための計画

市の目標むし歯や歯周病を予防し、高齢になっても健康な口を保つことです。加齢に伴う口の機能低下を防ぐことで、介護が必要になることを予防します。

数値目標・成果指標 40件

施策・取り組み

主要施策ライフコースアプローチによる支援むし歯・歯周病の予防オーラルフレイル予防と介護予防災害時歯科口腔保健対策
個別の事業をすべて見る(38件)
  • 妊婦歯科健診の実施
  • 妊婦への歯科健診受診勧奨
  • フッ化物利用によるむし歯予防指導
  • 仕上げ磨き指導
  • かかりつけ歯科医推奨
  • 定期的な歯科検診推奨
  • 歯間清掃用具の使用指導
  • むし歯予防教育
  • 歯周病予防教育
  • 学校歯科健康診断
  • 給食後の歯磨き推進
  • 規則正しい生活習慣の啓発
  • 望ましい食習慣の啓発
  • よく噛んで食べることの啓発
  • 禁煙支援
  • オーラルフレイル予防啓発
  • 口腔機能維持向上指導
  • 訪問歯科診療
  • 障がい者歯科相談
  • 災害時口腔ケア備蓄勧奨
  • 歯と口の健康週間イベント
  • 8020推進員活動
  • お口の健康手帳配布
  • 園歯科医・学校歯科医による健康管理
  • フッ化物に関する知識啓発と利用促進
  • 歯磨き・歯間清掃用具の使用方法の啓発
  • 定期的な歯科検診の受診勧奨
  • かかりつけ歯科医による定期的な健康管理支援
  • オーラルフレイル予防のための口腔機能維持啓発
  • 生活習慣病予防の観点からの歯周病対策
  • 禁煙を含めた歯周病対策の実施
  • 80/20推進員育成と研修会開催
  • 災害時口腔ケア用品の備蓄に関する情報提供
  • 規則正しい生活習慣・食習慣の啓発
  • よく噛むことの大切さの啓発
  • 妊婦・こどもへの喫煙影響の啓発
  • お口の健康手帳の配布
  • 災害時歯科口腔ケア・用品備蓄の啓発

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各章の内容をAIが市民向けに要約しています(公式PDFの本文に基づく参考情報)。図表・正確な原文は各章のPDFでご確認ください。

第3次沼津市歯科口腔保健計画PDF 1.9MB

沼津市では、歯と口の健康が全身の健康や介護予防に重要であることから、5年間の「第3次歯科口腔保健計画」を策定しました。この計画は、赤ちゃんから高齢者まで生涯にわたる歯と口の健康づくりを支援するもので、成人期の歯周病対策と高齢者の口腔機能の維持を重点としています。

背景成人の歯周病対策と高齢者の口腔機能維持が課題だったため。

  • 計画期間は令和8年度から令和12年度の5年間
  • 1歳6か月児むし歯有病率は県より低い(県0.6%対市0.3%)
  • 3歳児むし歯有病率は6.3%で県より高い
  • 学齢期でむし歯初期症状保有者が増加傾向
  • こどもの約48%が親のかかりつけ歯科医を持つ
  • 歯周病検診受診率は1%未満で課題

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-- 1 of 66 -- -- 2 of 66 -- はじめに 歯や口腔の健康は、食べる・話す・笑うといった日常生活を支え、心身の健康を守るために不 可欠であり、生涯にわたる健康づくりの重要な柱です。 近年では、歯や口腔の健康が糖尿病などの生活習慣病や認知症の予防に深く関連していること や、「オーラルフレイル(口の機能の衰え)」の予防が介護予防や社会参加を維持するうえで極め て重要であることが広く認識されるようになりました。

本市では、平成27年3月に歯科口腔保健計画を策定し、生涯を通じた歯と口腔の健康づくりを 推進してまいりました。その結果、こどものむし歯の減少など一定の成果が得られた一方で、成 人期の歯周病対策や、高齢期における口腔機能の維持・向上が課題となっています。 これらを踏まえ、このたび令和8年度から5年間を計画期間とする「第3次沼津市歯科口腔保 健計画」を策定いたしました。

本計画では、「生涯を通じた歯と口腔の健康づくり推進による健康寿命の延伸・生活の質の向 上」を基本理念に掲げ、新たに胎児期から高齢期までを切れ目なく支援する「ライフコースアプ ローチ」の視点や、災害時における歯科口腔保健の取組を盛り込みました。 これらの施策を着実に推進し、市民、地域、関係団体、行政が一体となって歯と口腔の健康づ くりに取り組むことで、市民の皆様の毎日の暮らしがより豊かで充実したものになるよう目指し てまいります。

終わりに、本計画の策定にあたり、貴重なご意見をいただきました委員の皆様をはじめ、ご協 力いただきました市民、関係者の皆様に心から感謝申し上げますとともに、計画推進に対して一 層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 令和8年3月 沼津市長 賴重 秀一 -- 3 of 66 -- -- 4 of 66 -- 目次 第1章 計画策定の基本的な考え方 ................................................... 1 第1節 計画策定の趣旨 ............................................................. 1 第2節 計画の位置づけ ............................................................. 2 第3節 計画の期間 ................................................................. 2 第4節 SDGsに対応した計画推進 ................................................. 3 第2章 歯科口腔保健を取り巻く環境 ................................................. 4 第1節 統計からみた本市の現状 ..................................................... 4 第2節 アンケート調査結果の分析 .................................................. 13 第3節 第2次沼津市歯科口腔保健計画の評価 ........................................ 21 第4節 歯科口腔保健をめぐる今後の課題 ............................................ 22 第3章 計画の基本的な考え方 ...................................................... 24 第1節 基本理念 .................................................................. 24 第2節 基本目標 .................................................................. 24 第3節 施策体系 .................................................................. 25 第4章 施策の展開 ................................................................ 26 1 ライフコースアプローチを踏まえた歯と口腔の健康づくり .......................... 27 2 ライフステージ別にみた歯科口腔保健対策 ........................................ 28 3 行政の取組一覧 ................................................................ 44 第5章 計画の推進と評価 .......................................................... 46 1 計画の推進体制 ................................................................ 46 2 評価指標一覧 .................................................................. 47 3 計画の進捗管理 ................................................................ 49 第6章 参考資料 .................................................................. 50 1 沼津市歯科口腔保健計画の策定体制 .............................................. 50 2 沼津市民健康増進会議条例 ...................................................... 51 3 沼津市民健康増進会議委員名簿 .................................................. 52 4 沼津市民の歯と口の健康づくり条例 .............................................. 53 5 沼津市民の歯と口の健康づくり会議規程 .......................................... 55 6 沼津市民の歯と口の健康づくり会議委員名簿 ...................................... 56 7 沼津市歯科口腔保健計画策定委員会設置要綱 ...................................... 57 -- 5 of 66 -- -- 6 of 66 -- 1 第1章 計画策定の基本的な考え方 第1節 計画策定の趣旨 本市では「歯科口腔保健の推進に関する法律(平成23年8月)」を踏まえ、「沼津市民の歯と口 の健康づくり条例(平成25年10月)」を施行し、また「「沼津市歯科口腔保健計画(平成27年度~令 和2年度)」 「第2次沼津市歯科口腔保健計画(令和3年度~令和7年度)」を策定し、歯科口腔保 健の向上に取り組んできました。

近年でも、歯と口腔の健康増進は、生活習慣病予防などの全身の健康につながるだけでなく、 歯と口腔機能の初期の衰え(以下「オーラルフレイル」という)を予防することにより、介護予 防やこころの健康、他者との関わりといった社会参加を維持「・向上するためにも重要と言われて います。 これらを踏まえ、本市では、う蝕(以下「むし歯」という)や歯周病を予防するだけでなく、 ライフステージごとの特性・個人のライフコースに沿った歯科口腔保健の推進に取り組み、市民 が生涯にわたって健康で豊かな生活を営むための「第3次沼津市歯科口腔保健計画」を策定しま す。

<国・県・市の歯科口腔保健計画策定状況> 令和 3年度 令和 4年度 令和 5年度 令和 6年度 令和 7年度 令和 8年度 令和 9年度 令和 10年度 令和 11年度 令和 12年度 令和 13年度 国 県 市 歯科口腔保健の推進に関する 基本的事項 第2次静岡県歯科保健計画 第3次静岡県歯科保健計画(令和17年度まで) 第3次沼津市歯科口腔保健計画 第4次 (予定) 歯・口腔の健康づくりプラン(令和17年度まで) 第2次沼津市歯科口腔保健計画 -- 7 of 66 -- 2 第2節 計画の位置づけ 本計画は、「「沼津市民の歯と口の健康づくり条例」に基づき定めるもので、「第5次沼津市総合 計画」を上位計画とし、本市が目指す健康づくりの基本的な方向性を示す「第3次沼津市健康増 進計画」の個別実施計画として、他の計画との整合性を図りながら取組を推進します。

第3節 計画の期間 本計画の期間は、令和8年度から令和12年度までの5か年とします。 ただし、国・県の行政施策の動向や社会情勢の変化に即し、必要に応じて見直しを行います。 沼 津 市 食 育 推 進 計 画 沼 津 市 教 育 基 本 構 想 沼 津 市 こ ど も 計 画 沼 津 市 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 沼 津 市 障 が い 者 計 画 関連 整合 第3次沼津市健康増進計画 整合 国 歯科口腔保健の推進に関する法律 歯・口腔の健康づくりプラン 県 静岡県民の歯や口の健康づくり条例 第3次静岡県歯科保健計画 第5次沼津市総合計画 沼津市民の歯と口の健康づくり条例 第3次沼津市歯科口腔保健計画 調整 -- 8 of 66 -- 3 第4節 SDGsに対応した計画推進 SDGs(Sustainable「Development「Goals「持持可可能な開発目標)とは、平成27年9月の国連 サミットで採択された「持可可能な開発のための2030アジェンダ」で示された、令和12年を期限 とする国際目標です。

SDGsの目指す「誰一人として取り残さない社会の実現」、「目標3.あらゆる年齢のすべて の人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」は、「 「沼津市歯科口腔保健計画」の方向性と共 通しています。 本計画では、SDGsの視点を考慮しながら、生涯にわたり切れ目のない歯科口腔保健の推進 に取り組み、市民の歯と口腔の健康づくりに取り組みます。

-- 9 of 66 -- 4 第2章 歯科口腔保健を取り巻く環境 第1節 統計からみた本市の現状 (1)人口と世帯数の推移 本市の総人口では、令和7年に184,156人となっており、令和3年以降減少し可けています。 年齢3区分別人口割合でみると、令和3年から令和7年までに0~14歳、15~64歳、65歳以上 とも減少傾向にありますが、高齢者の減少幅を総人口の減少幅が上回るため、高齢化率は上昇 しています。

また、本市の総人口は減少しているものの、世帯数は増加しています。このことから、単独 世帯や核家族が増加していると推察されます。 【沼津市総人口】 資料:沼津市住民基本台帳(各年10月1日現在) 【世帯数と平均世帯人員の推移】 資料:沼津市住民基本台帳(各年10月1日現在) 19,200 18,703 17,980 17,341 16,649 111,341 110,248 109,070 107,847 106,669 61,269 61,145 61,130 61,012 60,838 191,810 190,096 188,180 186,200 184,156 31.9 32.2 32.5 32.8 33.0 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 0人 50,000人 100,000人 150,000人 200,000人 250,000人 300,000人 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 令和7年 0~14歳 15~64歳 65歳以上 高齢化率 92,895 93,502 93,762 94,214 94,442 2.1 2.0 2.0 2.0 1.9 0.0人 0.5人 1.0人 1.5人 2.0人 2.5人 3.0人 0世帯 20,000世帯 40,000世帯 60,000世帯 80,000世帯 100,000世帯 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 令和7年 世帯数 平均世帯人員 -- 10 of 66 -- 5 (2)歯科健診結果 1歳6か月児のむし歯数では、令和6年に0.01本となっています。

有病者率では、令和5年 に本市は0.5%で、県より低くなっています。 3歳児のむし歯数では、令和6年に0.19本となっています。有病者率では、令和5年に本市 は6.3%で、県より高くなっています。 5歳児のむし歯数では、令和6年に0.70本となっています。有病者率では、令和6年に本市 は19.2%で、県より低くなっています。

中学1年生のDMFT指数では、令和6年に0.4本となっています。有病者率では、令和6年 に本市は17.5%で、県より高くなっています。 【有病者率・むし歯数の推移(1歳6か月児)】 資料:静岡県1歳6か月児・3歳児健康診査結果(歯科) 【有病者率・むし歯数の推移(2歳児)】 資料:沼津市健康づくり課調べ 0.01 0.02 0.01 0.01 0.01 0.02 0.02 0.02 0.02 0.5 0.8 0.5 0.5 0.3 0.9 0.5 0.6 0.6 0.0% 0.2% 0.4% 0.6% 0.8% 1.0% 0.00本 0.02本 0.04本 0.06本 0.08本 0.10本 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 むし歯数(沼津市) むし歯数(県) 有病者率(沼津市) 有病者率(県) 0.02 0.07 0.05 0.002 2.5 1.6 1.9 0.2 0.0% 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 0.000本 0.020本 0.040本 0.060本 0.080本 0.100本 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 むし歯数(沼津市) 有病者率(沼津市) -- 11 of 66 -- 6 【有病者率・むし歯数の推移(3歳児)】 資料:静岡県1歳6か月児・3歳児健康診査結果(歯科) 【有病者率・むし歯数の推移(5歳児)】 資料:静岡県5歳児歯科調査結果 0.24 0.24 0.16 0.23 0.19 0.32 0.23 0.21 0.19 7.0 6.1 4.9 6.3 4.8 9.4 7.3 6.4 5.9 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 0.00本 0.20本 0.40本 0.60本 0.80本 1.00本 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 むし歯数(沼津市) むし歯数(県) 有病者率(沼津市) 有病者率(県) 0.95 1.01 0.83 0.74 0.70 1.01 0.94 0.84 0.79 0.70 25.7 24.9 20.8 20.9 19.2 27.2 24.5 22.7 22.1 19.8 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 0.00本 0.50本 1.00本 1.50本 2.00本 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 むし歯数(沼津市) むし歯数(県) 有病者率(沼津市) 有病者率(県) -- 12 of 66 -- 7 【有病者率・DMFT指数の推移(中学1年生)】 ※DMFT指数:集団における永久歯列のむし歯罹患状態を表す指数。

集団の1人の平均値を表します。 資料:学校歯科保健調査結果(静岡県歯科医師会) 【学齢期のCO・GO・G保有者率】 CO持むし歯の初期症状が疑われる GO:歯肉に軽度の炎症症状を認める G :あきらかに歯肉に炎症症状を認める 資料:令和6年度学校歯科保健調査結果(静岡県歯科医師会) 0.5 0.5 0.4 0.4 0.4 0.5 0.5 0.4 0.4 0.4 20.6 21.4 17.7 20.2 17.5 21.1 19.8 17.8 17.8 16.9 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 0.0本 0.5本 1.0本 1.5本 2.0本 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 DMFT指数(沼津市) DMFT指数(県) 有病者率(沼津市) 有病者率(県) 1.4 3.6 5.3 7.0 8.1 8.9 12.1 12.7 13.8 5.7 9.6 11.6 14.9 14.4 14.0 17.1 20.4 19.0 0.7 1.7 1.0 2.8 2.7 3.2 2.6 3.5 2.5 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 小学校 1年生 小学校 2年生 小学校 3年生 小学校 4年生 小学校 5年生 小学校 6年生 中学校 1年生 中学校 2年生 中学校 3年生 CO GO G -- 13 of 66 -- 8 (3)幼児健診での歯科アンケート結果 本人が磨いたあと保護者が仕上げ磨きをしている児の割合は、3歳児で83.0%となっていま すが、デンタルフロスの使用は27.1%に留まっています。

こどものかかりつけ歯科医をもつ親は、3歳児で48.4%です。 【歯磨きをしていますか】 資料:沼津市健康づくり課調べ(令和6年度) 【デンタルフロスを使っていますか】 資料:沼津市健康づくり課調べ(令和6年度) 【こどものかかりつけ歯科医がいますか】 資料:沼津市健康づくり課調べ(令和6年度) 1歳6か月児 (n=879) 3歳児 (n=951) 70.2 83.0 25.9 15.8 3.3 0.9 0.6 0.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 本人が磨いたあと保護者が仕上げ磨き こどもが磨かず保護者だけで磨いている こどもだけで磨いている こどもも保護者も磨いていない 1歳6か月児 (n=880) 3歳児 (n=951) 10.2 27.1 89.7 72.9 0.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% はい いいえ 無回答 3歳児 (n=951) 48.4 51.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% あり なし -- 14 of 66 -- 9 (4)歯周病検診の結果 ①歯周病検診の受診状況・結果 歯周病検診の受診状況では、受診率は1%を下回っています。

受診結果については、受診者の約5割は精密検査が必要です。 【歯周病検診の受診状況・結果】 対象者数 (人) 受診者数 (人) ※【 】はうち妊婦 歯科検診受診者 受診率 (%) 結果 異常なし (人) 要指導(人) 要精検(人) 令和2年度 167,112 「545【353】 0.3 125 190 230 令和3年度 166,247 「795【399】 0.5 155 230 410 令和4年度 165,159 「942【354】 0.6 187 292 463 令和5年度 163,770 1,098【345】 0.7 189 292 617 令和6年度 162,588 1,034【274】 0.6 169 277 588 資料:沼津市健康づくり課調べ ②集団歯周病検診の年代別歯科疾患該当者の割合 歯周病有病率は、30代から増加し、70代以降の有病率は受診者の6割以上を占めています。

【年代別歯周病(歯周ポケット1以上)、未処置のむし歯該当者の割合】 受診者数 (人) CPI個人コード 歯周ポケット1以上 未処置のむし歯 有病数(人) 有病率(%) 有病数(人) 有病率(%) 20代 66 17 25.8 18 27.3 30代 132 56 42.4 43 32.6 40代 158 82 51.9 48 30.4 50代 142 79 55.6 35 24.6 60代 118 67 56.8 32 27.1 70代 102 62 60.8 25 24.5 80代以上 42 29 69.0 15 35.7 合計 760 392 51.6 216 28.4 ※CPIコード持CPI(Community「Periodontal「Index) ※歯周ポケット1以上は、深い歯周ポケットがあり、歯周病の治療が必要です。

資料:沼津市健康づくり課調べ(令和6年度) -- 15 of 66 -- 10 ③妊婦歯科健診の歯周病有病率 妊婦歯科健診における妊婦の歯周病有病率では、20代、40代の年代で6割を超えています。 歯周病検診を受診した女性と比べ、妊婦の歯周病有病率が高くなっています。 【妊婦の年代別歯周病有病率】 資料:沼津市健康づくり課調べ(令和6年度) ④集団歯周病検診の歯周病と喫煙の状況 歯周病のある人の割合を喫煙習慣別にみると、以前からたばこを吸わない人に比べて、以前 吸っていた人、吸っている人では歯周病がある人の割合が高くなっています。

【歯周病と喫煙の状況】 ※歯周病あり:歯周ポケットが深い人を「歯周病あり」としています。 資料:沼津市健康づくり課調べ(令和6年度) 20代 30代 40代 合 計 24.1 35.5 42.1 35.6 64.0 48.5 73.7 55.1 0% 20% 40% 60% 80% 歯周病検診を受診した女性 妊婦歯科健診を受診した妊婦 以前から吸わない 以前吸っていた 吸っている 49.6 45.9 42.9 50.4 54.1 57.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 歯周病なし 歯周病あり -- 16 of 66 -- 11 ⑤集団歯周病検診の喫煙者の歯周病有病状況 「歯周ポケット1以上」は、57.1%となっており、20代、60代以外で5割以上となっていま す。

「歯肉出血あり」は66.7%となっており、60代以外で6割を超えています。 【年代別歯周病有病状況(喫煙者)】 喫煙あり 受診者(人) 歯周ポケット1以上 歯肉出血あり 有病数(人) 有病率(%) 有病数(人) 有病率(%) 20代 3 1 33.3 2 66.7 30代 10 5 50.0 7 70.0 40代 21 14 66.7 16 76.2 50代 14 8 57.1 9 64.3 60代 11 5 45.5 5 45.5 70代 3 2 66.7 2 66.7 80代以上 1 1 100.0 1 100.0 合計 63 36 57.1 42 66.7 資料:沼津市健康づくり課調べ(令和6年度) (5)8020の達成状況 8020の達成状況では、本市は69.7%で、県より低くなっています。

【80歳で自分の歯が20本以上ある人の割合】 達成率(%) 市 69.7 県 72.1 資料:令和6年度後期高齢者歯科健診結果(静岡県後期高齢者医療広域連合) -- 17 of 66 -- 12 (6)高齢者の口腔の状況 口腔機能状況及び口腔機能の低下している高齢者の割合は、令和元年度と比較すると令和4 年度は、いずれの項目も高くなっています。

【口腔機能状況と口腔機能低下者の割合】 資料:令和元年度・令和4年度介護予防・日常生活圏域ニーズ調査(沼津市長寿福祉課調べ) (7)歯科診療所の状況 歯科診療所の状況では、本市では125か所となっています。人口10万人当たりの歯科診療所数 は、本市は66.4か所で、県よりも多くなっています。

【歯科診療所の状況】 歯科診療所数 人口10万人当たりの歯科診療所数 市 125 66.4 県 1,714 48.2 資料:令和5年度医療施設調査(厚生労働省) 半年前と比べて硬いものが 食べにくい お茶や汁物にむせる 口の渇きが気になる 口腔機能低下者 (上記2項目以上に該当) 36.3 31.8 33.0 31.3 37.7 35.0 33.3 32.6 0% 10% 20% 30% 40% 50% 令和元年度(n=1,699) 令和4年度(n=1,630) -- 18 of 66 -- 13 第2節 アンケート調査結果の分析 (1)令和6年度第51回市民意識調査 「第3次沼津市歯科口腔保健計画」の策定にあたり、市民の歯と口腔の健康への意識や日常 生活の状況を把握するため、歯と口腔の健康づくりについて、「令和6年度第51回市民意識調 査」を実施しました。

以下に抜粋を掲載します。 【アンケート調査の概要】 調査対象 満18歳以上の市民 抽出方法 住民基本台帳データより等間隔無作為抽出 調査方法 郵送及びインターネットによる回答 調査期間 令和6年6月18日(火)~7月5日(金) 発送数 2,150人(男1,075人・女1,075人)「配達不能数持5人 【回収結果】 回収数 1,041票(うち、インターネットによる回答 282票) 回収率 48.5% 【注意事項】 1.結果は百分率で表示しました。

数表の百分率は少数点以下第2位を四捨五入しました。 その結果、個々の比率の合計が100%にならないことがあります。 2.複数の回答をすることができる質問の場合は、回答数の合計を割った比率であり、そ の値は100%を超えます。 3.無回答及び無効回答を、あわせて無回答と表示しています。

-- 19 of 66 -- 14 ①定期的な歯の検診 問持あなたは予防のために1年に1回以上定期的な歯の検診を受けていますか。 (回答は1つ) 定期的な歯の検診を、「受けている」と回答した人が50.0%となっています。 年代別では、70代以上が57.9%と最も高く、40代で45.1%、50代で42.1%と低くなっていま す。

全 体 (n=1,041) 20代以下 (n= 88) 30代 (n= 85) 40代 (n=142) 50代 (n=228) 60代 (n=233) 70代以上 (n=259) 50.0 48.9 52.9 45.1 42.1 51.5 57.9 47.4 50.0 47.1 54.2 54.8 43.8 39.4 2.6 1.1 0.7 3.1 4.7 2.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 受けている 受けていない 無回答 CHコラム1 口腔ケアとは? 口腔ケアには2種類あります。

どちらか一方ではなく両方行うことが、生涯にわたる歯と口腔の健康づくりにつながります。 お口の中を清潔に保ち、病気を予防するケア <器質的口腔ケア> 歯磨きやうがいなどにより、歯や口腔粘膜、舌などの汚れを取り除く お口の働きを維持・向上させるケア <機能的口腔ケア> お口への刺激やマッサージ、よく噛んで食べる、発音練習や会話など -- 20 of 66 -- 15 ②歯間清掃用具使用 問持あなたはデンタルフロス(糸付ようじなど)や歯間ブラシを使っていますか。

(回答は1つ) デンタルフロスや歯間ブラシを「毎日使う」と「週1回以上使う」の回答を合わせると47.9% となり、習慣的に歯間清掃用具を使用している人は約5割となっています。 年代別では、20代以下で習慣的に使用したことのある割合が低く、年齢が高くなるにつれ、 高い傾向にあります。

全 体 (n=1,041) 20代以下 (n= 88) 30代 (n= 85) 40代 (n=142) 50代 (n=228) 60代 (n=233) 70代以上 (n=259) 32.4 20.5 16.5 25.4 28.9 37.8 44.0 15.5 13.6 24.7 21.8 14.9 12.4 12.7 34.2 46.6 45.9 38.7 39.5 30.0 22.8 15.4 17.0 12.9 13.4 13.6 15.5 17.8 0.2 1.1 0.7 2.4 1.1 3.1 4.3 2.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 毎日使う 週1回以上使う 使ったことがある 使ったことがない デンタルフロス(糸付ようじなど)や歯間ブラシを知らない 無回答 -- 21 of 66 -- 16 ③オーラルフレイル 問持あなたはオーラルフレイルを知っていますか。

(回答は1つ) オーラルフレイルについて「知っている」が17.8%、 「名前は聞いたことがある」と回答した 人が26.2%となっています。 年代別では、40代以下で「知らない」と回答した人は約7割となっています。 オーラルフレイルとは、「わずかなむせ」や「噛みにくい」などの、口のちょっとした衰え が身体や心の老化に繋がるという概念です。

全 体 (n=1,041) 20代以下 (n= 88) 30代 (n= 85) 40代 (n=142) 50代 (n=228) 60代 (n=233) 70代以上 (n=259) 17.8 12.5 10.6 14.1 18.0 17.2 24.3 26.2 14.8 22.4 19.7 25.4 28.8 33.6 53.3 71.6 67.1 65.5 53.5 50.2 38.6 2.7 1.1 0.7 3.1 3.9 3.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 知っている 名前は聞いたことがある 知らない 無回答 知ろう!気づこう!「オーラルフレイル」 CHコラム2 わずかなむせ 口の渇き 滑舌の低下 噛みづらさ これらの「口のささいな衰え」が 全身の衰え(フレイル)につながっていきます 機能低下への負の連鎖 噛めない やわらかいものを 食べる 噛む機能の低下 口腔機能の低下 心身機能の低下 要注意 当てはまるものはありませんか? -- 22 of 66 -- 17 ④噛んで食べる時の状態 問持あなたの噛んで食べる時の状態について、あてはまるものを教えてください。

(回答は1つ) 噛んで食べる時の状態について、 「何でも噛んで食べることができる」と回答した人が81.9% となっています。 年代別では、60代以上に、「一部噛めない食べ物がある」と「噛めない食べ物が多い」人が高 くなっています。 全 体 (n=1,041) 20代以下 (n= 88) 30代 (n= 85) 40代 (n=142) 50代 (n=228) 60代 (n=233) 70代以上 (n=259) 81.9 92.0 94.1 91.5 86.8 79.4 67.2 14.4 6.8 5.9 8.5 9.6 14.2 27.4 1.4 0.4 2.6 3.1 2.2 1.1 3.1 3.9 2.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 何でも噛んで食べることができる 一部噛めない食べ物がある 噛めない食べ物が多い 噛んで食べることはできない 無回答 -- 23 of 66 -- 18 ⑤歯ぐきの状態 問持あなたの歯ぐきの状態についてあてはまるものをそれぞれ教えてください。

「歯を磨いた時に血が出る」と回答した人は40代が28.2%と最も高く、次いで、20代以下が 25.0%となっています。 ア 歯ぐきが腫れている イ 歯を磨いた時に血が出る ウ 歯ぐきが下がって歯の根が出ている エ 歯ぐきを押すと膿が出る オ 歯がぐらぐらする カ 歯科医師に歯周病(歯槽膿漏)と言われ、 治療している キ 過去に歯科医師に歯周病(歯槽膿漏)と言われたことがある 全 体 n=1,041 20代以下 n= 88 30代 n= 85 40代 n=142 50代 n=228 60代 n=233 70代以上 n=259 全 体 20代以下 30代 40代 50代 60代 70代以上 10.2 10.2 5.9 10.6 10.1 9.9 11.6 0% 10% 20% 30% 40% 全 体 20代以下 30代 40代 50代 60代 70代以上 19.9 25.0 23.5 28.2 20.2 19.3 12.7 0% 10% 20% 30% 40% 全 体 20代以下 30代 40代 50代 60代 70代以上 24.5 2.3 11.8 14.8 23.2 33.0 34.7 0% 10% 20% 30% 40% 全 体 20代以下 30代 40代 50代 60代 70代以上 1.4 1.1 0.0 0.7 1.3 1.7 2.3 0% 10% 20% 30% 40% 全 体 20代以下 30代 40代 50代 60代 70代以上 7.3 2.3 0.0 1.4 5.3 10.7 13.1 0% 10% 20% 30% 40% 全 体 20代以下 30代 40代 50代 60代 70代以上 9.9 1.1 4.7 4.9 5.7 12.9 18.1 0% 10% 20% 30% 40% 全 体 20代以下 30代 40代 50代 60代 70代以上 23.8 3.4 12.9 16.2 18.4 30.9 36.7 0% 10% 20% 30% 40% -- 24 of 66 -- 19 (2)令和6年度沼津市民の健康に関するアンケート 「第2次沼津市歯科口腔保健計画」の評価と「第3次沼津市歯科口腔保健計画」の策定の資 料とするため、「令和6年度沼津市民の健康に関するアンケート」を実施しました。

【アンケート調査の概要】 調査対象 18歳から74歳の市民(令和6年8月1日時点) 抽出方法 住民基本台帳データより等間隔無作為抽出 調査方法 郵送及びインターネットによる回答 調査期間 令和6年8月30日(金)~令和6年9月13日(金) 発送数 1,900票 【回収結果】 回収数 698票(うち、インターネットによる 200票) 回収率 36.7% 【注意事項】 1.比率はすべて百分率で表し、小数点以下第2位を四捨五入して算出しました。

そのた め、比率の合計が100%にならないことがあります。 2.回答は各質問の回答者数(n)を基数とした百分率(%)で示しています。 3.1つの質問に2つ以上答えられる“複数回答可能”の場合は、回答比率の合計が100% を超える場合があります。 4.一部のグラフにおいて、回答者がいない項目は数値の掲載を省略しています。

5.クロス集計のグラフにおいては、表側の「無回答」は表示していません。ただし、全 体の件数には含めているので各項目分析事項の件数の合計が、全体の件数と一致しな い場合があります。 -- 25 of 66 -- 20 ①自分の歯の本数 問持自分の歯は何本ありますか。 ※親知らず、入れ歯、ブリッジ、インプラントは含みません。

さし歯は含みます。 ※親知らずを入れないと全部で28本ありますが、多かったり少なかったりする人もいます。 自分の歯が、「28本以上」ある人は、42.4%です。 年代別では、「 「28本以上」ある人は年齢が高くなるにつれて減少し、60代は24.2%となってい ます。50代以上で約半数の人が自分の歯を喪失しています。

全 体 (n=698) 20代以下 (n= 48) 30代 (n= 60) 40代 (n=100) 50代 (n=156) 60代 (n=198) 70代以上 (n=130) 11.6 2.1 2.0 3.2 17.2 30.0 11.5 5.0 3.0 8.3 14.6 23.1 30.1 10.4 16.7 22.0 35.9 39.4 30.0 42.4 83.3 76.7 71.0 45.5 24.2 13.8 4.4 4.2 1.7 2.0 7.1 4.5 3.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0~19本 20~23本 24~27本 28本以上 無回答 -- 26 of 66 -- 21 第3節 第2次沼津市歯科口腔保健計画の評価 目標値、基準値に対する現状値の比較の表し方 ◎持目標値を達成 ○「持目標値には達しないが改善傾向 △「持変化なし ×「持基準値より悪化 指標 基準値 (令和元年度) 現状値 (令和6年度) 目標値 達成状況 むし歯がない者の割合 3歳児 92.9% 95.2% 増加 ◎ むし歯がない者の割合 中学1年生 79.8% 82.5% 増加 ◎ 仕上げ磨きをする親の割合 3歳児 88.6% 83.0% 増加 × こどものかかりつけ歯科医をもつ 親の割合 3歳児 43.3% 48.4% 50.0% ○ 妊婦歯科健診の受診率 27.1% 30.3% 40.0% ○ 定期的に歯科検診を受けている者 の割合 成人 43.0% 50.0% 65.0% ○ 歯間清掃用具の使用割合 40代 43.4% 47.2% 60.0% ○ 60代 50.2% 70.0% ○ 歯肉に炎症を有する者の割合 20代 31.7% 33.3% 25.0% × 進行した歯周炎を有する者の割合 40代 36.5% 24.6% 25.0% ◎ 60代 52.8% 49.8% 45.0% ○ 40歳(35~44歳)で喪失歯のない者の割合 66.7% 80.0% 80.0% ◎ 60歳(55~64歳)で24本以上の自分の歯を 有する者の割合 66.4% 73.9% 80.0% ○ そしゃく良好者の割合 60代 76.4% 79.4% 80.0% ○ 歯周病検診受診者数(妊婦を除く) 707人 760人 800人 ○ 8020推進活動に関する研修会の実施 - 1回/年 1回/年 ◎ そしゃく良好者の割合 70代以上 67.7% 67.2% 増加 × 80歳(75~84歳)で自分の歯が20本以上ある人 の割合 41.0% 45.5%※ 47.3% ○ 訪問歯科診療を実施する歯科診療所数 27診療所 72診療所 増加 ◎ 障がい者(児)歯科相談を実施する歯科診療所数 102診療所 105診療所 増加 ◎ ※ 令和4年度介護予防・日常生活圏域ニーズ調査 上記指標の7項目で目標値を達成し、10項目で改善傾向にあります。

乳幼児期から学童期において、むし歯がない者の割合の増加がみられた一方で、歯肉に炎症 を有する者の若年化などに課題があります。 -- 27 of 66 -- 22 第4節 歯科口腔保健をめぐる今後の課題 (1)歯科疾患の予防 <課題> ●乳幼児期・学齢期でむし歯がない者の割合は増加していますが、学齢期でむし歯の初期 症状や歯肉に軽度の炎症を認める者の割合は年齢が上がるにつれて増加しているため、 科学的根拠のあるむし歯予防法であるフッ化物の応用と歯肉の炎症に対する予防啓発 活動を継可することが重要です。

●20代で歯肉に炎症を有する者の割合が増加しているため、歯周疾患について早期からの 知識の普及が必要です。 ●妊婦の歯周病有病率は妊婦以外の20~40代よりも高くなっているため、妊娠期の口腔ケ アの重要性や両親からこどもへむし歯菌が感染することなどの周知啓発を継可するこ とが重要です。

●定期的に歯科健診を受診している者の割合は、経年では増加しているが目標値には届い ていないため、かかりつけ歯科医をもち、口腔健康管理に努める必要があります。 (2)口腔機能の獲得・維持・向上 <課題> ●8020達成率が目標に届いておらず、県と比べて低い状況です。また、60歳で24本以 上の自分の歯を有する者は73.9%であり、目標値に達していません。

口腔機能の低下は、 身体機能・認知機能など様々な機能の低下につながるため、口腔機能の健全な育成と維 持・向上に努める必要があります。 ●40代以下の約7割がオーラルフレイルについて「知らない」と回答しているため、オー ラルフレイルに関する知識の普及啓発を継可することが重要です。 (3)歯と口腔の健康づくりによる生活習慣病予防 <課題> ●歯周病についての様々な研究により、糖尿病の方は歯周病を発症しやすいことや、循環 器疾患の発症リスクになることなど、歯科疾患(特に歯周病)は全身の健康と深く結び ついているとの結果が得られています。

また、本市では国と比べて脳血管疾患で死亡す る人が多い傾向があるため、歯と口腔の健康づくりから生活習慣病予防の普及啓発を促 進する必要があります。 ●喫煙は歯周病や口腔がんの発症と進行に悪影響を及ぼしますが、本市では喫煙習慣のあ る人が県より多いため、禁煙支援を促進する必要があります。

-- 28 of 66 -- 23 (4)定期的に歯科検診等を受けることが困難な者に対する歯科口腔保健 <課題> ●訪問歯科診療を実施する歯科診療所数は令和6年7月現在72診療所、障がい者(児)歯 科相談を実施する歯科診療所数は105診療所です。今後さらに高齢者人口が増加してい くこと、生涯にわたり切れ目のない歯科口腔保健を実現していくことを踏まえ、要介護 者や障がい者(児)などの要配慮者に対する歯科口腔保健の環境整備や歯科保健サービ スの提供を推進する必要があります。

(5)歯科口腔保健を推進するために必要な社会環境の整備 <課題> ●保健・医療・福祉・介護などにおける多職種が連携し、それぞれの機関・団体が特性を 活かし、社会全体で支える環境を整備していく必要があるため、理解を深めていくこと が重要です。また、8020推進員の活動を引き可き促進していく必要があります。

●将来起こりうる大規模災害に備え、災害時などにおける健康被害を可能な限り予防する ためには、市民に広く歯科口腔保健の重要性について啓発し、平時からその意識を高め ることが重要です。 CHコラム3 災害時の口腔ケアは「命を守るケア」 災害が起こると、歯磨きなどの口腔ケアは後回しになりがちです。

しかし、口腔ケアをな いがしろにすることは、災害後の二次的な健康被害を引き起こす要因の一つになります。 <口腔ケア不足による主な健康被害> ●誤嚥性肺炎「 ●むし歯・歯周病の悪化 「●栄養状態の悪化 ●口腔機能の低下「 ●全身の抵抗力低下 <日頃の備え> ●歯ブラシやデンタルフロスなどの口腔ケア用品を備蓄し、災害バッグに 入れておく。

●定期的に歯科検診を受け、口腔内の健康を保つ。 -- 29 of 66 -- 24 第3章 計画の基本的な考え方 第1節 基本理念 人口減少と高齢者人口がピークに達すると言われる2040年問題を見据えて、介護予防事業の推 進や介護サービスの充実といった取組は重要です。国の健康日本21「(第次次)のビジョン及び基 本的な方向でも、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)の 延伸、健康格差の縮小が取り上げられています。

健康寿命の延伸・健康格差の縮小において、歯 と口腔の健康が重要であることが認知され、日々の口腔ケアが全身の健康や生活習慣病の予防に もつながることが明らかになっています。 健康寿命の延伸を図るために、乳幼児期では口腔機能の獲得や望ましい口腔ケアの習得、成人 期では歯科疾患の予防をはじめとした歯と口腔の健康づくりの推進、高齢期ではオーラルフレイ ル予防などを行い、生涯を通じて「歯と口腔の健康づくり」に取り組むことが重要です。

本計画においては、「 「沼津市歯科口腔保健計画」「・「第2次沼津市歯科口腔保健計画」の流れを継 承しつつ、市民が健康で豊かな生活を営むために、基本理念を「生涯を通じた歯と口腔の健康づ くり推進による健康寿命の延伸・生活の質の向上」とし、前計画の理念を踏襲しながら歯科口腔 保健を適切かつ効果的に推進します。

生涯を通じた歯と口腔の健康づくり推進による 健康寿命の延伸・生活の質の向上 第2節 基本目標 基本理念を達成するために次の5つの目標を掲げ、現状分析をもとに課題を整理し、それぞれ の対策となる取組を進めます。 1.歯科疾患の予防 2.口腔機能の獲得・維持・向上 3.歯と口腔の健康づくりによる生活習慣病予防 4.定期的に歯科検診等を受けることが困難な者に対する歯科口腔保健 5.歯科口腔保健を推進するために必要な社会環境の整備 -- 30 of 66 -- 25 第3節 施策体系 ≪基本目標≫ ≪施策≫ 1.歯科疾患の予防 ①歯と口腔の健康づくりに資する知識の 普及啓発 ②むし歯及び歯周病等歯科疾患の予防対策 ③定期的な歯科検診の推奨 ④規則正しい生活習慣や望ましい食習慣の 習得 2.口腔機能の獲得・維持・向上 ①口腔機能の健全な育成 ②口腔機能の維持・向上による オーラルフレイル予防対策 3.歯と口腔の健康づくりによる 生活習慣病予防 ①歯と口腔の健康づくりの観点からの 生活習慣病の予防対策 4.定期的に歯科検診等を受ける ことが困難な者に対する 歯科口腔保健 ①要介護者や障がい者(児)等の要配慮者へ の歯科口腔保健の環境整備 5.歯科口腔保健を推進するために 必要な社会環境の整備 ①多職種連携に基づく環境整備 ②災害時等の歯科口腔保健対策 ≪ 基 本 理 念 ≫ 生 涯 を 通 じ た 歯 と 口 腔 の 健 康 づ く り 推 進 に よ る 健 康 寿 命 の 延 伸 ・ 生 活 の 質 の 向 上 -- 31 of 66 -- 26 第4章 施策の展開 今後、社会のさらなる多様化が見込まれることや人生100年時代の到来を踏まえれば、様々 なライフステージにおいて、生活習慣の改善や社会環境整備の各要素を享受できることがより重 要となることから、各ライフステージに特有な歯と口腔の健康づくりについて、引き可き取り組 む必要があります。

加えて、現在の歯と口腔の健康状態が、これまでの自らの生活習慣や社会環 境などの影響を受けている可能性があることや、次世代の健康にも影響を及ぼす可能性があるこ とを踏まえ、ライフコースの視点(妊娠期から高齢期に至るまでの人の生涯を経時的に捉えた歯 と口腔の健康づくり)からもアプローチしていくことが重要です。

フッ化物は、むし歯予防に有効な成分として、世界中で広く利用されています。 国内外の多くの専門機関(厚生労働省、日本歯科医師会、WHO「(世界保健機関)など)が フッ化物の利用を推奨しています。 <フッ化物の3つの働き> <フッ化物の利用方法> ●フッ化物入り歯磨き剤で歯磨きをする ●フッ化物洗口剤でうがいをする ●歯科医院でフッ化物を歯に塗ってもらう(フッ化物塗布) 「フッ化物」を利用しましょう CHコラム4 ①歯を強くする 歯の表面を強化し、むし歯になりにくくします ②歯の修復を助ける 初期のむし歯の修復(再石灰化)を促します ③むし歯菌の働きを弱める むし歯の原因菌の活動を抑えます -- 32 of 66 -- 27 歯磨き フッ化物を 利用する かかりつけ歯科 医への受診 食習慣 歯と口の健康の 意識醸成 口腔機能・ 舌機能 妊娠期・乳幼児期 学童・思春期 青年・壮年期 高齢期 歯磨き(仕上げ磨き) 口の状態にあった 歯磨きと歯間ブラシ、 デンタルフロスの 使用の習慣化 歯磨きと歯間ブラシ、デンタルフロスの 使用の習慣化 フッ化物の利用 かかりつけ歯科医師をもち、定期的な歯科検診の受診 望ましい食習慣の習得 栄養バランスの とれた食事 低栄養に注意 甘味、塩分、 アルコールに 注意 栄養バランスの とれた食事 甘味、塩分、 アルコールに注意 親のむし歯予防の 理解促進 むし歯予防の 理解促進 むし歯・歯周病予防 の理解促進 オーラルフレイル 予防の理解促進 口腔機能・舌機能の習得 口腔機能・舌機能の維持・向上 1 ライフコースアプローチを踏まえた歯と口腔の健康づくり 市民一人ひとりの現在の歯と口腔の健康状態は、これまでの生活習慣や社会的環境などの影響 を受けているものであり、自身の今後の健康やこどもなどの次世代の健康にも影響を及ぼすもの でもあります。

こどもの頃から望ましい歯磨き習慣の形成、フッ化物の利用、かかりつけ歯科医 への受診、適切な食習慣・生活習慣の習得を行うことなどは、むし歯や歯周病の予防、口腔機能 の維持・向上が図られ、その継可が、歯や口腔だけでなく全身の健康づくりも推進させます。 歯と口腔の健康を取り巻く状況は、ライフステージ(乳幼児期、青壮年期、高齢期などの人の 生涯における各段階)ごとに異なります。

妊娠期から高齢期にいたるまでの人の生涯を経時的に捉えたライフコースアプローチの観点 を取り入れ、個人の特性をより重視しつつ、歯と口腔の健康づくりを行うことが、健康寿命の延 伸につながります。 ●健康寿命の延伸につながる歯や口腔の健康に関するライフコースアプローチ● ●日々の口腔ケア ●むし歯、歯周病予防 ●かかりつけ歯科医師 による歯科検診受診 ●適切な食習慣・生活 習慣 ●歯の喪失の予防 適切な治療 ●オーラルフレイルの 予防 ●8020の達成 ●口腔機能低下者の 減少 ●オーラルフレイルの 人の減少 健 康 寿 命 の 延 伸 -- 33 of 66 -- 28 2 ライフステージ別にみた歯科口腔保健対策 各ライフステージにおける歯と口腔の健康に資する取組の主体を明確にし、目標に向かってそ れぞれが実践・協力していくため、【市民・家庭】、【地域・関係団体】、「【行政】の実施主体別に取 組事項を明記します。

ライフステージは、妊娠期、乳幼児期(0~5歳)、学童・思春期(6~18歳)、青年期(19~ 39歳)、壮年期(40~64歳)、高齢期(65歳以上)、特別な配慮を要する者(障がい者(児)・要介 護者)に区分します。 (1)妊娠期、乳幼児期、学童・思春期 <歯科的特徴> 妊娠期は、ホルモンバランスの変化や生活習慣の影響により、むし歯や歯周病が発生・進行 しやすくなります。

特に歯周病は低体重児の出産や流産・早産のリスクを高めることがあるた め、予防と早期治療が重要です。また、乳歯と永久歯の一部は胎児期から形成が始まるため、 妊娠中の口腔ケアは生まれてくるこどもの歯と口腔の健康を守る第一歩となります。 乳幼児期は味覚が育ち始め、将来の食生活の基盤が作られる重要な時期です。

乳歯は生後7 か月頃から生え始め、3歳頃にはほとんどの乳歯が生えそろいます。歯の成長とともに、食べ る力や話す力も発達します。この時期には、早寝早起きなどの規則正しい生活習慣や、望まし い食習慣の習得、毎食後の口腔ケアが重要であり、これらが歯と口腔の健康づくりの基礎とな ります。

乳幼児は自分で歯をきれいに磨くことが難しいため、大人が責任を持ってケアを行う 必要があります。仕上げ磨きや、口の中の状態を日々チェックする習慣を身につけることが大 切です。 学童・思春期は、乳歯から永久歯へと歯が生え変わる時期であり、生えたばかりの永久歯は まだ弱く、むし歯になりやすいのが特徴です。

また、歯の生え変わりによって歯並びが複雑に なりやすく、歯ぐきの炎症(歯肉炎)も起こりやすくなります。こうした問題を予防するため にも、家庭や学校での食事後に正しい歯磨きを行うなど、望ましい口腔ケアの習慣を身につけ ることが大切です。 -- 34 of 66 -- 29 <現状と課題> ●歯周病検診の結果では、妊婦は妊婦以外の20~40歳代に比べて有病率が高くなっています。

●むし歯の有病率は経年でみると減少傾向にありますが、年齢が上がるにつれて増加していま す。 ●本人が磨いた後に保護者が仕上げ磨きをしている割合は1歳6か月児で70.2%、3歳児で 83.0%となっています。デンタルフロス使用率は1歳6か月児10.2%、3歳児で27.1%とな っています。

各種健診などを利用し、仕上げ磨きや歯磨き以外の口腔ケア用品の使用の周知 啓発を継可することが重要です。 ●こどものかかりつけ歯科医をもつ親の割合は1歳6か月で27.8%、3歳児で48.4%となって います。 定期的な歯科検診のためにも、かかりつけ歯科医についての周知啓発の継可が重要です。

●学童期のむし歯の有病率は改善傾向にありますが、むし歯がある児童は一定数存在していま す。受診につながらない家庭への指導が大きな課題です。 妊娠期は、ホルモンバランスの変化や生活習慣の変化により、歯周病やむし歯のリスクが高ま る時期です。妊娠期の歯と口腔の健康管理の重要性を周知啓発する必要があります。

乳幼児期は親からの感染や食生活の変化により、むし歯になりやすい時期です。保護者による 口腔ケアが重要ですので、正しいケアの仕方や食生活の知識を保護者が学習し実践することが必 要です。歯磨き、仕上げ磨きだけでなく、デンタルフロスなどの歯間清掃用具の使用を周知啓発 していく必要があります。

乳幼児期から望ましい食習慣や生活習慣を習得できるように啓発する ことが重要です。 学童期からむし歯などの歯科疾患がある児童が増えてきます。家庭と教育機関が連携し、情報 共有を進め、学童期の歯科疾患の予防や早期発見・早期治療につなげることが重要です。予防や 治療は、青年期以降の健康課題にもつながるため、規則正しい生活習慣などの保健指導、フッ化 物の応用や歯磨きなどの口腔ケアの徹底、定期的な歯科検診受診による早期発見・早期治療を推 進し、歯と口腔の健康づくりに努めることが重要です。

-- 35 of 66 -- 30 <目標> 【妊娠期】 生まれてくる赤ちゃんのため両親が自分の生活習慣を見直すとともに、 自分の歯と口腔の健康を守り、歯の喪失を防止し、口腔内を清潔にして、 口から食べて活力を維持する ≪つわりなどでむし歯や歯肉炎にかかりやすい時期≫ ●妊娠性歯肉炎を予防する ●両親などからこどもにむし歯菌が感染することを理解する 【乳幼児期】 こどもの歯の健康を守り、食べる・話すなど口腔の機能を育てる ≪食べる機能を獲得、味覚形成の重要な時期≫ ●規則正しい生活習慣や歯磨き習慣を確立する ●望ましい食習慣の基本を確立する 【学童・思春期】 歯と口腔のケアの方法を身につけ、歯と口腔の健康づくりの基礎をつくる ≪生涯を通じた健康づくりを形成する重要な時期≫ ●自分の健康は自分で守る意識をもつ ●生えてくる永久歯のむし歯を予防する ●歯肉炎について理解し、予防を実践する -- 36 of 66 -- 31 <それぞれの取組> ●市民・家庭の取組 取組概要 基本目標 と施策 妊娠期のむし歯・歯周病予防のために、健診・治療を受けましょう。

1-② フッ化物の利用を心がけましょう。 1-② 正しい歯磨き・仕上げ磨きの習慣、歯間清掃用具の使用を身につけましょう。 1-② かかりつけ歯科医をもち、定期的に家族で受診をしましょう。 1-③ 妊娠中はバランスのよい食事を心がけ、胎児期の歯の形成を育みましょう。 1-④ 規則正しい生活習慣、食習慣、よく噛んで食べることを身につけましょう。

1-④ 乳幼児期のおやつは、食事の補いと考え、時間と量を決めて食べましょう。 1-④ 受動喫煙による妊婦やこどもへの健康被害の防止に努めましょう。 3-① 喫煙している妊婦とその家族は、妊娠を機に禁煙しましょう。 3-① 災害時の口腔ケアを学びつつ、災害時の備えとして口腔ケア用品の備蓄を行いましょう。

5-② ●地域・関係団体の取組 取組概要 基本目標 と施策 妊婦に対して、歯科健診の受診勧奨をするとともに妊娠中の歯と口腔の健康管理の重要 性や、胎児期からの歯の健康づくりについて、広く啓発を実施します。 1-① 歯と口の健康週間のイベントを実施し、市民の歯と口腔の健康意識の向上を図ります。

1-① 歯と口の健康週間に合わせて、子育て支援センターなどでむし歯予防の健康教育を行い ます。 1-① 8020推進員が、幼児・学童に向けて、むし歯予防、規則正しい生活習慣、食習慣の 大切さについて啓発を実施します。 1-① 歯科医療機関との連携を図り、妊婦歯科健診の受診勧奨を行います。

1-② フッ化物の利用によるむし歯予防の指導や啓発を実施します。 1-② 園歯科医・学校歯科医は、保育所(園)・認定こども園・幼稚園・学校でのこどもの歯 と口腔の健康について地域や関係機関と連携して取り組みます。 5-① 自治会や自主防災組織などと連携して、災害時の口腔ケアのやり方の周知、口腔ケア用 品の備蓄、災害バッグへの追加などを勧奨します。

5-② -- 37 of 66 -- 32 ●保育所(園)・認定こども園・幼稚園・学校の取組 取組概要 基本目標 と施策 担当課 「園だより」「季刊誌」「保健だより」などを通して、むし歯や歯周病予 防、よく噛むことの大切さについての啓発を実施します。「 1-① こども未来創造課 学校教育課 小中学校で給食後の歯磨きを推進します。

1-② 学校教育課 学校歯科健康診断後に必要と認められた児童生徒に、歯科医院の受診を 勧奨します。 1-② こども未来創造課 学校教育課 規則正しい生活習慣、望ましい食習慣の大切さについて啓発を実施しま す。 1-④ こども未来創造課 学校教育課 ●行政の取組 取組概要 基本目標 と施策 担当課 歯周病が妊娠・出産に及ぼす影響についての知識を普及します。

1-① 健康づくり課 フッ化物に関する正しい知識を啓発し、利用を促進します。 1-① 健康づくり課 こども未来創造課 学校教育課 母子健康手帳交付時に、妊婦に歯科健診受診を勧奨します。 1-② 健康づくり課 かかりつけ歯科医への定期受診を勧め、歯科保健指導の充実を図りま す。 1-③ 健康づくり課 規則正しい生活習慣、望ましい食習慣の大切さについて啓発を実施しま す。

1-④ 健康づくり課 栄養分野と連携を図り、よく噛んで食べることの大切さについて啓発を 実施します。 2-① 健康づくり課 喫煙が、妊婦やこどもの歯と口腔の健康に及ぼす影響について啓発を実 施します。 3-① 健康づくり課 乳幼児期の歯の健康を守る支援として「お口の健康手帳」を配布します。

5-① 健康づくり課 災害時の歯科口腔のケア及び口腔ケア用品の備蓄についての啓発を実 施します。 5-② 健康づくり課 こども未来創造課 学校教育課 -- 38 of 66 -- 33 <評価指標> 指標 現状値 (令和6年度) 目標値 備考 ①数値の根拠 ②目標値設定根拠 4本以上のむし歯を有する人 の割合(3歳児) 2.2% 1.5% ①沼津市健康づくり課調べ ②第3次静岡県歯科保健計画 むし歯がない人の割合 (中学1年生) 82.5% 増加 ①静岡県学校歯科保健調査結果 ②第3次静岡県歯科保健計画 仕上げ磨きをする親の割合 (3歳児) 83.6% 増加 ①沼津市健康づくり課調べ ②市が定めた目標値 こどものかかりつけ歯科医を もつ親の割合(3歳児) 48.5% 50.0% ①沼津市健康づくり課調べ ②市が定めた目標値 妊婦歯科健診の受診率 27.1% 40.0% ①沼津市健康づくり課調べ ②市が定めた目標値 歯肉に炎症所見(G+G0)を 有する割合(中学3年生) 21.5% 19.0% ①静岡県学校歯科保健調査 ②静岡県学校歯科保健調査 乳歯むし歯を経験した人の 割合(5歳児) 19.2% 15.0% ①静岡県5歳児歯科調査 ②静岡県5歳児歯科調査 よく噛むことには様々な効果があり、それらをまとめた標語が「 「ひみこの歯がいーぜ」です。

弥生時代の人は、現代人に比べて噛む回数が多かったとされています。 「ひみこの歯がいーぜ」(噛むことの効果) 一口30回噛んで食べましょう! CHコラム5 【ひ】 … 肥満予防:脳にある満腹中枢が刺激され、食べ過ぎや肥満を防ぎます。 【み】 … 味覚の発達:素材そのものの味がよくわかるようになり、味覚が発達します。

【こ】 … 言葉の発音がはっきり:口まわりの筋力が鍛えられ、しっかりとした発音になります。 【の】 … 脳の発達:脳細胞の働きが活発になり、こどもの知育や高齢者の認知症予防に役立ちます。 【は】 … 歯の病気を防ぐ:唾液の分泌量が増加し、むし歯や歯周病を防ぎます。 【が】 … ガンの予防:唾液によって、食べ物の中の発がん性物質や細菌が減少します。

【いー】… 胃腸の働きを促進:唾液に含まれる消化酵素が食べ物の消化を助けます。 【ぜ】 … 全身の体力向上と全力投球:よく噛むことで顎が発達し、歯並びがよくなります。 しっかりと歯をくいしばることができると、力を発揮しやすくなります。 -- 39 of 66 -- 34 (2)青年・壮年期 <歯科的特徴> 青年期から壮年期にかけては、大学や専門学校、就職などにおける歯科健診の実施が少なく、 さらに進学、就職、結婚、出産、子育てなどライフスタイルが変化し、歯と口腔の健康への関 心が低くなりがちです。

その結果、進行した歯周病のある人が増え始め、歯を失うリスクが年 齢とともに増加します。また、むし歯の治療をした歯が再びむし歯になる「二次う蝕」や未処 置のままのむし歯が放置されている状態もみられます。 歯周病は、歯の喪失の主な原因であり、近年では喫煙や糖尿病、循環器疾患などの生活習慣 病との関連性が指摘されています。

特に、歯周病予防の観点から、禁煙支援と緊密に連携した 対策に取り組む必要があります。 <現状と課題> ●定期的に歯科検診を受診している人の割合は50.0%で、改善傾向にありますが目標値に達し ていません。 ●歯間清掃用具を使用する人の割合は、40代47.2%、60代50.2%で、改善傾向にありますが目 標値に達していません。

●歯肉に炎症を有する人の割合は20代から高くなっています。また進行した歯周炎を有する人 の割合は、40代は24.6%と減少しましたが、60代は49.8%と約半数が該当しています。早期 発見・早期治療が重要です。 ●60歳で24本以上の自分の歯を有する人は73.9%で、6024運動を推進し8020運動へつ なげることが重要です。

●歯周病有病率は30代から増加しており、2人に1人は歯周病に罹患しています。 ●オーラルフレイルの周知に取り組んでいますが、その認知度は44.0%です。 むし歯や歯周病は歯を失う主な原因であり、これらを早期に発見して治療につなげるためには、 定期的に歯科検診を受診し、歯と口腔の健康管理を行うことが重要です。

あわせて、歯磨きや歯 間清掃用具の正しい使い方など、適切な口腔ケアについて周知することが必要です。 また、歯周病が糖尿病や循環器疾患など多くの全身疾患に影響を与えることや、喫煙と歯周病 が相互に関連していることについても広く伝える必要があります。 歯と口腔の健康を守り向上させるために、オーラルフレイルに関する知識を普及させ、青年・ 壮年期のオーラルフレイル予防を推進することが重要です。

-- 40 of 66 -- 35 <目標> 歯と口腔の機能を維持・向上させるとともに、歯科疾患を予防する ≪生活環境が大きく変化し、歯と口腔の適切な自己管理が必要な時期≫ ●歯と口腔機能の維持・向上させる(早期からのオーラルフレイル予防) ●歯科疾患の発症予防・重症化予防をする(むし歯、歯周病) ●歯と口腔の健康づくりによる生活習慣病を予防する(特に糖尿病、喫煙) <それぞれの取組> ●市民・家庭の取組 取組概要 基本目標 と施策 むし歯や歯周病の原因、オーラルフレイルについて正しく理解しましょう。

1-① フッ化物入り歯磨き剤を使い、毎食後の歯磨きと歯間清掃用具も使用したセルフケアを 身につけましょう。 1-② 定期的に歯科検診を受け、悪化する前に早めに治療しましょう。 1-③ 歯と口腔の相談ができるかかりつけ歯科医をもち、定期的に歯と口腔の健康管理(クリ ーニングなど)を受けましょう。

1-③ そしゃく・えん下機能を維持・向上させるための方法を実践し、口腔機能低下を防ぎま しょう。 2-② 喫煙(加熱式たばこなどを含む)が歯周病に及ぼす影響について理解しましょう。 3-① 8020推進員研修会に参加し、8020推進員として活動しましょう。 5-① 災害時の備えとして、口腔ケア用品(歯ブラシ、義歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフ ロスなど)を備蓄し、災害バッグなどに入れておきましょう。

5-② 歯周病検診ってどんな検査? CHコラム6 歯周病検診は、歯ぐきや歯を支える骨の健康状態を確 認し、歯周病の有無や進行状況を調べる検査です。 健康な状態では、歯と歯ぐきの間には1~3㎜程度の 溝があります。この部分に炎症を起こす菌が付いたまま だと歯肉に炎症が起こり、歯肉炎になります。

歯肉炎は丁 寧に歯磨きをすると治りますが、放っておくと、歯を支え る骨が溶け、歯周ポケットが出来ます。 歯周ポケットの深さが4㎜以上になると歯周病と判定 され、歯科医院での治療が必要になります。 【検査内容】 ●歯周ポケットの深さ、 出血の有無(炎症があるか) ●むし歯の有無 など -- 41 of 66 -- 36 ●地域・関係団体の取組 取組概要 基本目標 と施策 歯と口腔の健康づくりについて、学習する機会を設けます。

1-① かかりつけ歯科医として、定期的に歯と口腔の健康管理(クリーニングなど)を受けら れる環境を整えます。 1-③ 歯周病と全身疾患との関連や、喫煙が及ぼす影響について普及啓発を実施します。 3-① 事業所などが歯科検診や歯科保健指導を受けやすい環境を整えます。 5-① 8020推進員として、歯科検診の受診促進・オーラルフレイル予防の啓発活動を行い ます。

5-① 歯科医師会は、8020推進員の育成及び活動を支援します。 5-① 災害時の口腔ケアを普及させるとともに、口腔ケア用品(歯ブラシ、義歯ブラシ、歯間 ブラシ、デンタルフロスなど)の備蓄や災害バッグへの追加などを勧奨します。 5-② ●行政の取組 取組概要 基本目標 と施策 担当課 フッ化物に関する正しい知識を啓発し、利用を促進します。

1-① 健康づくり課 歯と口腔の健康について、歯磨き方法や歯間清掃用具の使用方法など、 正しい知識の普及啓発を実施します。 1-② 定期的な歯科検診の受診を勧奨します。 1-③ 歯周病検診後に必要と認められた人が、かかりつけ歯科医にて定期的 に歯と口腔の健康管理ができるよう支援します。

1-③ オーラルフレイル予防のために口腔機能の維持・向上の大切さについ て普及啓発を実施します「。 2-② 歯周病は糖尿病など全身疾患ともかかわりが深いため、生活習慣病予 防の観点からも歯周病対策を行います。 3-① 喫煙(加熱式たばこなどを含む)の生活習慣が歯周病の発症・重症化 と関連があることから、禁煙の視点も含めた歯周病対策を行います。

3-① 8020推進員を育成するとともに、推進員に対する研修会の開催や 8020推進員・市民と連携した健康づくりを促進します。 5-① 自治会や自主防災組織などと連携して、災害時の口腔ケア及び口腔ケ ア用品(歯ブラシ、義歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスなど) の備蓄などについて情報を提供します。

5-② -- 42 of 66 -- 37 <評価指標> 指標 現状値 (令和6年度) 目標値 備考 ①数値の根拠 ②目標値設定根拠 定期的に歯科検診を受けてい る人の割合(成人) 50.0% 70.0% ①市民意識調査 ②市が定めた目標値 (参考:第3次静岡県歯科保健計画) 40歳で未処置のむし歯を有す る人の割合 33.9% 10.0% ①沼津市健康づくり課調べ ②第3次静岡県歯科保健計画 50歳で未処置のむし歯を有す る人の割合 33.3% 10.0% ①沼津市健康づくり課調べ ②第3次静岡県歯科保健計画 60歳で未処置のむし歯を有す る人の割合 25.0% 10.0% ①沼津市健康づくり課調べ ②第3次静岡県歯科保健計画 歯肉に炎症を有する人の割合 (20代) 33.3% 20.0% ①市民意識調査 ②第3次静岡県歯科保健計画 40歳で歯周炎を有する人の 割合 54.8% 40.0% ①沼津市健康づくり課調べ ②市が定めた目標値 (参考:第3次静岡県歯科保健計画) 60歳で歯周炎を有する人の 割合 62.5% 50.0% ①沼津市健康づくり課調べ ②市が定めた目標値 (参考:第3次静岡県歯科保健計画) そしゃく良好者の割合(50代) 86.8% 90.0% ①市民意識調査 ②第3次静岡県歯科保健計画 歯周病検診受診率 (20,30,40,50,60,70歳) 1.1% 5.0% ①沼津市健康づくり課調べ ②市が定めた目標値 8020推進員の養成数 602人 増加 ①沼津市健康づくり課調べ ②市が定めた目標値 オーラルフレイルの認知度 44.0% 50.0% ①市民意識調査 ②第3次静岡県歯科保健計画 歯周病は、全身の健康にも影響します CHコラム7 歯周病になると、炎症を起こした歯ぐきから細菌や炎症物質が 血管内に入り、全身に影響を及ぼすと考えられています。

特に糖尿病とは、相互に影響し合う関係にあります。歯周病の 人は、糖尿病と診断されるリスクが3倍以上であると報告されて います。また、糖尿病の人が歯周病の治療を受けるとHbA1c「 (糖尿 病の指標)が低下すると言われています。 -- 43 of 66 -- 38 (3)高齢期 <歯科的特徴> 高齢期は進行した歯周病に罹る人が増加し、歯の喪失が急増する時期です。

この時期は義歯 (入れ歯)を使用する人の割合も高くなりますが、不適切な清掃により、義歯に細菌が付着し、 汚れがたまりやすくなり、むし歯や歯周病の原因になります。口腔機能を維持するために口腔 ケアの継可や見直しが必要です。 高齢期で起こるオーラルフレイルは、食事や会話に影響を与えるだけでなく、低栄養、認知 症、筋力低下といった全身の健康問題を引き起こす恐れがあり、結果的に生活の質の低下を招 く可能性があります。

さらに、唾液の分泌が減少し、噛む力や飲み込む力(そしゃく「・えん下機能)が弱くなるこ とで、口の中を清潔に保つ力(自浄作用)が低下し、誤えん性肺炎のリスクが高まります。 <現状と課題> ●8020達成率は、県と比較して、低い状況です。 ●80歳(75~84歳)で自分の歯が20本以上ある人の割合は、令和元年度が41.0%、令和4年度 が45.5%と微増し改善傾向にあります。

●口腔機能の低下している高齢者は、令和元年度が31.3%、令和4年度が32.6%と微増し、悪 化しています。 ●70歳代以降で定期的な歯科検診を受診している人は57.9%で、約4割の人が受診していませ ん。 高齢者にとって、そしゃく機能は栄養の摂取状態や体を動かす力と深く関係しており、食べる 喜び、話す楽しみなど生活の質に直結しています。

そのため、噛む力をはじめとする口腔機能を 維持・向上させることは非常に大切です。 80歳になっても自分の歯を20本以上保ち、しっかり噛める状態を維持するためには、日々の口 腔ケアや定期的な歯科検診受診などの、歯科疾患の予防や治療をすることが重要です。加齢によ る身体機能低下を防ぐためにも、オーラルフレイルを予防する取組が求められます。

<目標> 歯の喪失を防止し、口腔内を清潔にして、口から食べて活力を維持する ≪唾液の減少、歯の喪失などで誤嚥・窒息を起こしやすくなる時期≫ ●口腔内を清潔に保ち、誤えん性肺炎を予防する ●口腔機能を維持・向上させる ●オーラルフレイルを早期発見し、フレイル予防につなげる -- 44 of 66 -- 39 <それぞれの取組> ●市民・家庭の取組 取組概要 基本目標 と施策 フッ化物入り歯磨き剤を使用した歯磨きと歯間清掃用具の使用、義歯の手入れなどの正 しい口腔のケアを理解し、歯と口腔を清潔に保ちましょう。

1-② かかりつけ歯科医をもち定期的に歯科検診を受けましょう。 1-③ 飲み込む機能を維持・向上させるためのお口の体操やよく噛むこ

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