計画第10次高齢者保健福祉計画
この計画はどんな計画か
沼津市の高齢者が健康で安心して暮らせるようにするための、介護保険制度と高齢者支援施策をまとめた計画です。
市の目標高齢者が生きがいを持ち、安心して暮らせるまちづくりを進めることです。介護予防、地域支援、認知症対策など複数の取り組みを行います。
数値目標・成果指標 26件
- 配食サービス 令和6~8年度 340人
- 在宅生活支援用具購入等の支援 令和6~8年度 2件
- 重度要介護者通院支援事業 令和6~8年度 33回
- 家族介護者慰労事業 令和6~8年度 2人
- 介護マーク配布数 令和6~8年度 10枚
- 総合相談件数 令和8年度 5,200件
- 総合相談件数(基幹型) 令和8年度 550件
- 権利擁護相談件数 令和8年度 125件
- 権利擁護相談件数(基幹型) 令和8年度 50件
- 地域ケア個別会議 令和8年度 70回
- 地域ケア圏域会議 令和8年度 40回
- 地域ケア推進会議 令和8年度 2回
- 在宅生活応援サービス新規登録数 令和8年度 1件
- 在宅生活応援サービス累計登録数 令和8年度 9件
- 高齢者あんしんサポート店累計登録数 令和8年度 103件
- 高齢者あんしん見守りネットワーク協力事業所累計登録数 令和8年度 43件
- 高齢者向け体操教室 令和8年度 150人
- ノルディックウォーキングイベント 令和8年度 120人
- 口腔・栄養教育講座 令和8年度 170人
- 認知症予防講演会 令和8年度 120人
- 認知症集団検査 令和8年度 60人
- 認知症予防教室 令和8年度 420人
- 出前講座 令和8年度 300人
- 地域介護予防教室 令和8年度 6,600人
- 通いの場累計数 令和8年度 130か所
- 認知症カフェ累計数 令和8年度 20か所
施策・取り組み
個別の事業をすべて見る(60件)
- 介護予防事業の推進
- 介護サービスの充実
- 健康づくり
- 居場所づくり
- 認知症理解に関する普及啓発
- 生活支援の推進
- 地域包括支援センターの機能強化
- 老人クラブ支援
- 就労支援
- 健康診査
- 予防接種
- 配食サービス
- 粗大ごみの収集
- 介護用品の支給
- ユニバーサルデザインの推進
- 権利擁護に関する取組
- 地域ケア会議の実施
- 認知症サポーターの養成講座
- 認知症カフェ
- 認知症初期集中支援チーム
- 在宅医療の推進
- 医療と介護の連携
- 地域リハビリテーション提供体制構築
- 一般介護予防事業
- 保健事業と介護予防の一体的実施
- 介護予防・生活支援サービス事業
- 見守り体制の推進
- 医療資源・介護資源の情報提供
- 講座開催
- 就労支援事業
- 粗大ごみ収集支援
- 介護用品支給事業
- 在宅福祉サービス
- 生活環境整備
- ユニバーサルデザイン推進
- 権利擁護事業
- 地域包括支援センター設置・運営
- 地域ケア会議
- 見守り体制の構築
- 介護予防の取組
- 生活機能向上サービス
- 介護予防講座
- 在宅医療推進
- 医療・介護連携推進
- 認知症サポーター養成講座
- 千本プラザの運営
- 生涯学習の推進
- 敬老行事の実施
- 老人クラブへの支援
- ねんりんピック出場者への支援
- 就労への支援
- 沼津しごと応援事業
- 各種スポーツ教室の開催
- 健康診査の実施
- 各種がん検診の実施
- 予防接種の実施
- 歯の健康づくりへの取組
- 生活援助見守り型配食サービス
- 生活援助見守り型訪問介護サービス
- 紙おむつ等介護用品支給サービス
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この章は、沼津市が2024~2026年度に実施する高齢者保健福祉計画の概要を説明しています。日本の急速な高齢化と少子化に対応するため、市民が健康寿命を延ばし、介護が必要になっても安心して暮らせる地域づくりを目指しています。前の計画の実績評価も示しています。
背景日本の平均寿命が延びる一方で高齢者を支える人手が不足し、2025年に団塊世代全員が後期高齢者、2040年には高齢者が最多になるため対応が急務だからです。
- 沼津市の高齢化率は全国平均より高く、3人に1人が高齢者となる時期が近づいている
- 本計画は老人福祉計画と介護保険事業計画を一体のものとして策定されている
- 計画期間は令和6~8年度(2024~2026年度)の3年間である
- 前計画73事業のうちA評価43.8%、B評価49.3%、C評価6.8%であった
- 15歳未満の人口が総人口の約1割と非常に少なくなっている
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第 10 次 沼津市高齢者保健福祉計画 ≪第 10 次沼津市老人福祉計画・第9期沼津市介護保険事業計画≫ 【ぬまづ高齢者元気創造プラン】 (2024 年度~2026 年度) 令和6年3月 沼 津 市 -- 1 of 118 -- -- 2 of 118 -- はじめに WHO(世界保健機関)の発表によると、2023年版 の国別平均寿命(男女総合)のトップは、我が国であ るとのことです。
平均寿命が延伸している一方、我が 国では超高齢化と少子化の進行により、高齢者を支え る介護人材等の不足や医療・介護等における社会保障 費の増大等、多方面にわたる影響が生じてきておりま す。団塊世代全員が後期高齢者となる2025年問題、そ して、人口減少と高齢者人口がピークに達すると言わ れる2040年問題を見据えて、介護予防事業の推進や介 護サービスの充実といった取組は、地方公共団体において喫緊の課題となっています。
この課題を解決していくために、私たち一人ひとりが、健康でいきいきと暮らす期 間である「健康寿命」を延伸させることが特に重要となっております。そして、介護 や支援を必要とする状況になった際には、サービスを円滑に受けられる体制を整えて おくことが求められております。 本市ではこれまで、第9次沼津市高齢者保健福祉計画「ぬまづ高齢者元気創造プラ ン」の基本理念である「住み慣れた地域で、ともに支え合いながら、高齢者が自分ら しく、安心して暮らせるまち」の下、社会情勢の変化や高齢者のニーズを把握しなが ら積極的に高齢者施策を展開し、地域団体や医療、介護等の関係者によるネットワー ク構築を図ってまいりました。
第10次となる本計画では、この基本理念を継承して、引き続き健康づくりや居場所 づくり、認知症理解に関する普及啓発、介護予防と生活支援の推進を図るほか、関係 者間の更なる連携強化を図り、全ての世代が支え合いながら健康で心豊かに暮らせる 「地域共生社会」の実現を目指してまいります。
市民の皆様には、地域福祉の担い手 として、各種活動への積極的なご参加とご支援を賜りますようお願いいたします。 結びに、本計画の策定にあたり、貴重なご意見、ご提言をいただきました沼津市高 齢者保健福祉計画策定懇話会の委員の皆様と、実態調査としてアンケートにご協力い ただきました多くの市民の皆様に心よりお礼申し上げます。
令和6年3月 沼津市長 賴重 秀一 -- 3 of 118 -- -- 4 of 118 -- 目 次 第1章 計画の概要 ................................................. 1 1 計画の趣旨(背景と目的) .......................................... 2 2 計画の位置づけ .................................................... 3 3 計画の期間 ........................................................ 5 4 第9次沼津市高齢者保健福祉計画の評価 .............................. 6 第2章 高齢者の現状 ............................................... 9 1 統計からみる沼津市のすがた ....................................... 10 2 調査からみる沼津市のすがた ....................................... 17 第3章 日常生活圏域 .............................................. 27 1 日常生活圏域の設定 ............................................... 28 2 地域包括ケアシステムの基本的な考え方 ............................. 30 3 日常生活圏域カルテ ............................................... 32 第4章 基本理念・基本施策 ........................................ 41 1 基本理念 ......................................................... 42 2 基本施策 ......................................................... 42 3 施策の体系図 ..................................................... 44 第5章 計画各論 .................................................. 47 基本施策1 生きがいと健康づくりの推進 ............................... 48 基本施策2 安心して暮らせるまちづくり ............................... 53 基本施策3 地域における支援体制の整備 ............................... 60 基本施策4 自立支援と介護予防及び重度化防止 ......................... 66 基本施策5 在宅医療と介護連携の推進 ................................. 72 基本施策6 認知症施策の推進 ......................................... 74 第6章 介護保険サービス量等の見込みと保険料 ...................... 81 1 総人口及び高齢者人口の推計 ....................................... 82 2 要支援及び要介護認定者の推計 ..................................... 83 3 施設・居住系サービス利用者の推計 ................................. 84 4 居宅サービス対象者の推計 ......................................... 85 5 介護保険サービス量の見込み ....................................... 86 6 介護保険サービス事業費等の見込み ................................. 89 7 第1号被保険者の保険料 ........................................... 91 8 介護サービスの充実と円滑な利用 ................................... 93 第7章 計画推進のために .......................................... 97 1 計画の周知啓発 ................................................... 98 2 計画の進行管理及び評価・点検 ..................................... 98 資料編............................................................ 99 1 計画の策定体制及び策定までの経過 ................................ 100 2 介護保険サービス一覧 ............................................ 106 3 地域支援事業一覧 ................................................ 108 -- 5 of 118 -- -- 6 of 118 -- 1 第1章 計画の 概要 第1章 計画の概要 -- 7 of 118 -- 2 第1章 計画の概要 1 計画の趣旨(背景と目的) 日本では、平均寿命が延伸し、高齢化の進行による影響が多方面で出てきている一 方で、少子化も進行しており、高齢者が増加、若者が減少という傾向が顕著にみられ、 既に介護人材等の高齢者を支える人材が不足している状況にあります。
このまま少子 高齢化が進むことで、将来的に介護保険制度等の社会保障制度全般が存続できなくな ることも不安視されています。 そこで、現在できることは、一人ひとりが介護や支援を必要としない「健康長寿」と 言われている期間を延伸させること、また、介護や支援を必要とする状況になった時 に必要なサービスを受けられる体制を整えておくことです。
これらの実現のために、 以前より介護予防事業の推進や介護サービスの充実等の取組が進められてきており、 一定の成果がみられています。しかしながら、これから高齢者となる世代や元気な高 齢者にとって自身の介護はまだ先の話として、なかなか介護予防や介護サービスへの 関心が得られないという課題もあります。
また、団塊の世代が全員後期高齢者となる 令和7年を迎え、その 15 年程後には団塊ジュニア世代が高齢者になり、高齢者数がピ ークとなる時期を迎えることから、引き続き中長期的な視点で取組を進めていく必要 があります。 このような状況を想定し、国はこれまで3年ごとに介護保険法を改正し、来たるべ き高齢者増に備えた取組を段階的に進めてきました。
中でも、高齢者が介護を必要と する状態になったとしても可能な限り住み慣れた地域での生活を継続することができ るようにするための体制「地域包括ケアシステム」の構築・深化については、更なる充 実が求められています。また、この「地域包括ケアシステム」が地域共生社会の実現の ための中核的な基盤として位置づけられ、年齢や立場を問わず、多様な主体が介護予 防や日常生活支援の取組を推進することが定められました。
併せて、認知症高齢者へ の対応や医療と介護の連携、介護人材の確保等についても見直しが行われるとともに、 地域の実情に応じた施策を定めることの重要性が説かれました。 本市でも、国の基本指針に則り、3年ごとに老人福祉計画・介護保険事業計画を策 定し、本市の状況を鑑みた高齢者福祉サービスや介護サービスを提供してきました。
本市の高齢化率は全国平均よりもやや高く、3人に1人が高齢者となる日がすぐそこ まで迫ってきています。一方で、若い世代、特に本市の将来を担うであろう 15 歳未満 の人口は、総人口の約1割と非常に少なくなっています。これらの状況を踏まえて、 今後も持続可能なサービスを維持するためには、中長期的なニーズを正しく把握し、 計画的に介護サービス基盤を整備していくことが重要となります。
さらには、市民に も現状を周知し、介護に関する事柄を我が事として捉え、介護予防や各種サービス・ 支援について関心をもってもらうことが必要です。 このようなことから、本市では、高齢者の生活を包括的に支える高齢者福祉サービ スや健康づくり、まちづくり等の方向性を定めるとともに、今後必要になる介護サー ビス量を推計し、必要量の確保に努めるため、 「第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画(第 10 次沼津市老人福祉計画・第9期沼津市介護保険事業計画)」を策定します。
-- 8 of 118 -- 第1章 計画の概要 3 2 計画の位置づけ (1)法的根拠と他計画との関係 本計画は、老人福祉法第 20 条の8第1項・第7項及び介護保険法第 117 条第1項・第 6項に基づき、「老人福祉計画」と「介護保険事業計画」を一体のものとして策定するも のです。
また、沼津市の高齢者福祉に関する総合的計画として、本市の特性を踏まえるとともに、 第5次沼津市総合計画等の上位計画及び本市の関連する諸計画、並びに第 10 次静岡県長 寿社会保健福祉計画(静岡県老人福祉計画・静岡県介護保険事業計画)と整合を持たせた ものとします。 ①老人福祉計画とは 市町村で確保すべき老人福祉事業の量の目標、その量の確保のための方策、その他老人 福祉事業の供給体制の確保に関し必要な事項に、介護予防や健康維持の取組を計画的に推 進するための施策を加えた計画です。
②介護保険事業計画とは 介護保険サービス及び地域支援事業を円滑に実施するための計画で、必要なサービスの 内容や必要量を把握してサービス提供体制を整えること等を定めるものです。 介護保険法(平成9年法律第 123 号)第 117 条では、介護保険の保険者として位置づけ られている市町村に対して、3年を1期とする介護保険事業計画の策定が義務づけられて います。
<計画の関係図> 第5次沼津市総合計画 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 第 10 次沼津市老人福祉計画 第9期沼津市介護保険事業計画 第5次沼津市障がい者計画 第2次沼津市健康増進計画 第2次沼津市歯科口腔保健計画 等 関連計画 第4次沼津市地域福祉計画 第5次沼津市地域福祉活動計画(社協) 整合 整合 調和 整合 第 10 次静岡県長寿社会保健福祉計画 第9次静岡県保健医療計画 静岡県地域医療構想 介護保険事業に係る 保険給付の円滑な実施を確保するための 基本指針 〔国・静岡県〕 〔沼津市〕 -- 9 of 118 -- 4 (2)SDGsとの関連 平成 27(2015)年9月に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標) は、2030 年を目標年度とする持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことです。
この目標は、先進国を含むすべての国が達成に向けて努力するものであるとともに、 各国の地方自治体や企業、住民等にも行動を起こすことを求めています。 我が国では、SDGsの 17 のゴールを国内の状況に即した8つの優先課題に再構成 し、具体的な取組につなげています。また、都道府県や市区町村、企業や学校等でもS DGsの推進に向けた取組の実施を求めています。
本市でも、第5次沼津市総合計画では、SDGsの 17 の目標を基本計画、推進計画 のレベルで関連づけるとともに、各課所管の計画や事業においてSDGsの目標を常 に意識した取組を求めており、本計画においても、17 の目標のうち、各基本施策と下 記の8つの目標を関連づけ、取組を推進していきます。
あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。 極度の貧困にある人をなくし、貧困ラインを下回っている人を半減させます。 飢餓を終わらせ、食料安全保障および栄養改善を実現し、持続可能な農業を 促進する。 毎日、安全で栄養のある食事をとることができるようにします。 あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
適切な保健・医療・介護・福祉のサービス等を受けられるようにします。 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用 (ディーセント・ワーク)と働きがいのある人間らしい雇用を促進する。 すべての人々に生産的な完全雇用と働きがいのある人間らしい仕事の機会を提供します。
各国内及び各国間の不平等を是正する。 取り残される人がいなくなるよう、格差や差別の解消に取り組みます。 包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を 実現する。 イノベーションや雇用を刺激する形で、人間居住地の再生と計画を図ります。 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法 へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包 摂的な制度を構築する。
透明かつ効果的で責任ある制度に基づく平和で包括的な社会を目指します。 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップ を活性化する。 関係機関や民間企業等と連携を進め、効率的な高齢者支援を推進します。 -- 10 of 118 -- 第1章 計画の概要 5 3 計画の期間 本計画の期間は、令和6(2024)年度から令和8(2026)年度までの3年間です。
団塊 の世代全員が後期高齢者となる令和7(2025)年度及び団塊ジュニア世代が 65 歳以上 となり、現役世代の人々が急激に減少する令和 22(2040)年度を見据え、中長期的な視 点に立った施策の展開を図る期間となります。 令和3 (2021) 年度 令和4 (2022) 年度 令和5 (2023) 年度 令和6 (2024) 年度 令和7 (2025) 年度 令和8 (2026) 年度 令和9 (2027) 年度 総合計画 (計画期間:10年) 第5次沼津市総合計画 前期推進計画 (令和3年度~令和7年度) 後期推進計画 (令和8年度~令和12年度) 地域福祉計画 (計画期間:5年) 第4次 (令和3年度~令和7年度) 第5次 (令和8年度~令和12年度) 老人福祉計画・ 介護保険事業計画 (計画期間:3年) 第9次 (令和3年度~令和5年度) 第10次 (令和6年度~令和8年度) 第11次 (令和9年度~ 令和11年度) -- 11 of 118 -- 6 4 第9次沼津市高齢者保健福祉計画の評価 (1)全体の評価 各事業の取組状況について、関係各課において自己評価を行ったところ、全 73 事業 のうち、32 事業(43.8%)がA評価、36 事業(49.3%)がB評価となりました。
また、 C評価の事業は5事業(6.8%)となっています。全体として9割以上がAまたはB評 価となっており、高齢者の生きがいや健康づくり、介護予防、地域包括ケアシステム の整備等、概ね計画どおりに実施できたと考えています。 A:計画どおりにできた(目標を達成したもの) B:概ね計画どおりにできた(目標は達成しなかったが、数値的な成果として伸びがあり、前進があ ったと認められるもの等) C:計画どおりにできなかったまたは実施していない(事業内容は縮小されていないが、数値的な成 果として減少・後退したもの、事業として実施できなかったもの、事業内容や制度が縮小・廃止 して後退したもの等) 事業数 A B C 1 生きがいと健康づくりの推進 12 5 6 1 (1)生きがいづくりと社会参加の推進 6 5 1 0 (2)健康づくりの推進 6 0 5 1 2 安心して暮らせるまちづくり 21 11 9 1 (1)在宅福祉サービスの充実 9 5 3 1 (2)住まいの確保と生活環境の整備 5 2 3 0 (3)安全・安心対策の推進 3 3 0 0 (4)尊厳ある暮らしの確保 4 1 3 0 3 地域における支援体制の整備 10 5 5 0 (1)地域包括支援センターの機能強化 3 3 0 0 (2)生活支援体制の整備 2 1 1 0 (3)見守り体制の推進 5 1 4 0 (4)担い手となる人材の確保と育成 - - - - 4 自立支援と介護予防及び重度化防止 14 6 8 0 (1)介護予防・生活支援サービス事業 3 3 0 0 (2)保健事業と介護予防の一体的な実施 1 0 1 0 (3)一般介護予防事業 7 3 4 0 (4)地域リハビリテーション提供体制の構築 3 0 3 0 5 在宅医療と介護連携の推進 6 4 2 0 (1)資源の把握と課題の抽出 2 2 0 0 (2)在宅医療と介護の連携体制の推進 4 2 2 0 6 認知症施策の推進 10 1 6 3 (1)認知症への理解を深めるための普及啓発 4 0 2 2 (2)医療・ケア・介護サービス・介護者への支援 6 1 4 1 73 32 36 5 合 計 施 策 -- 12 of 118 -- 第1章 計画の概要 7 (2)要支援・要介護認定者への効果 第9次沼津市高齢者保健福祉計画において、令和5年 10 月1日現在の総人口を 188,511 人、65 歳以上の高齢者人口を 61,313 人、高齢化率 32.5%と推計していましたが、令和5 年 10 月1日現在の実績は、総人口 188,180 人、高齢者人口 61,130 人、高齢化率 32.5%と、 総人口・高齢者人口は推計をやや下回ったものの、ほぼ推計どおりとなっています。
このような中、要支援・要介護認定者の出現率は 16.1%と、第9次沼津市高齢者保健福 祉計画にて推計していた 16.5%を 0.4 ポイント下回る状況となっており、介護予防・重度 化防止事業に一定の効果があったものと考えます。 (3)基本施策ごとの評価と課題 ①生きがいと健康づくりの推進 高齢者が生きがいをもち、社会とのつながりを継続できるよう、また、健康を維持でき るよう、様々な講座の開催や老人クラブ支援、就労支援、健康診査や予防接種等を実施し ました。
計画期間が新型コロナウイルス感染症の拡大時期と重なったため計画どおりに実 施できない取組もありましたが、感染対策を講じた上での実施に努めました。一方、感染 リスクを避けるために高齢者自身が参加を見送るケースもみられました。今後は、このよ うな社会とのつながりが希薄となりつつある高齢者等が新たに(再び)参加することがで きるよう、取組に関する広報の充実や時代に応じたニーズの把握、取組内容の検討等を行 っていく必要があります。
また、健康づくりに関しては、健康診査やがん検診、歯周病検 診の受診率が依然として関連計画で定めた目標値に達していないことから、引き続き健診・ 検診の必要性を伝えながら受診勧奨を行っていきます。 ②安心して暮らせるまちづくり 高齢になり身体機能や認知機能等の低下がみられるようになると、日常生活における些 細なことでも負担や不安を感じるようになり、それが引きこもりや孤立、健康状態の悪化 等につながることがあります。
そこで、高齢者が地域で安心して生活することができるよ う、配食サービスや粗大ごみの収集、介護用品の支給等といった在宅福祉サービスや、住 まいや移動手段の確保、ユニバーサルデザインの推進等といった生活環境の整備に関する 取組を実施しました。他にも犯罪や事故、災害等の被害から高齢者を守る取組、高齢者の 尊厳を守るための権利擁護に関する取組等も実施しており、幅広く高齢者の安全・安心を 守れるよう、日々取り組んできました。
しかし、中には周知が十分できていない取組や効 果があまりみられていない取組もあり、今後の取組方法を検討する必要もあります。また、 国や県の制度を活用している取組については、引き続き国や県からの情報収集等に努め、 安定した事業運営にあたっていきます。 ③地域における支援体制の整備 可能な限り住み慣れた地域で安心した生活が継続できることを目的として、高齢者を包 括的に支援する機能をもつ地域包括支援センターが市内に 11 か所設置されています。
計 画期間を通して、センター同士の連携強化や、介護や医療といった関係機関との情報共有、 地域ケア会議の実施等を行うことで、地域包括支援センターがその機能を十分に発揮でき るように努めてきました。また、地域にある企業や事業所、店舗、地域住民等の協力のも と、高齢者の日常的な支援や見守りができる地域づくりにも取り組んできました。
高齢者 の些細な変化から異常に気がついたり、徘徊行動のある認知症の人の捜索に役立ったりす る等の効果に期待し、引き続き地域における様々な立場の人が高齢者を見守り支援できる 体制づくりに努めていきます。 -- 13 of 118 -- 8 ④自立支援と介護予防及び重度化防止 年齢を重ねることで身体機能や認知機能等が低下することは、多少なりとも誰もが経験 することです。
平均寿命の延伸に伴い、元気な高齢者は多数おられますが、介護サービス を受けるほどではないものの、身体機能等が衰えている高齢者も少なくありません。可能 な限り住み慣れた地域での生活を続けるためにも、高齢者自身が自分の身の回りのことを 行える状態を維持することは非常に大切なことです。
そこで、計画期間中は主に介護を必 要としていない高齢者を対象に介護予防の取組や、生活機能の向上を目的としたサービス の提供等を行ってきました。コロナ禍で定員を減らして実施した介護予防講座もありまし たが、今後は参加者や利用者の増加が見込まれます。また、医療機関や地域包括支援セン ター、ボランティア等、高齢者を支える立場の人とも連携することで、増加傾向にある高 齢者にも対応できるよう、引き続き取組を進めていきます。
⑤在宅医療と介護連携の推進 高齢化が進んだことで、自宅で医療を受けながら住み慣れた場所で家族との時間を過ご すことを希望する高齢者も増えてきました。国は以前より在宅医療を推進していましたが、 訪問診療に対応する医療機関の不足や医療と介護の連携が課題とされていました。計画期 間中は地域包括支援センターを中心として医療と介護の円滑な連携を推進していくととも に、地域課題の把握・解決や医療・介護関係者の資質向上に努めてきました。
また、医療 機関や介護施設に関する情報等を収集し、医療・介護関係者だけでなく、地域住民も円滑 に医療資源・介護資源を活用できるよう収集した情報の提供を行っています。今後はより 在宅医療のニーズが高まると考えられることから、地域の医療機関や介護施設と連携を密 にし、それぞれの立場から高齢者を支える体制整備に取り組んでいきます。
⑥認知症施策の推進 アンケート調査結果によると、主な介護者が不安に感じる介護として「認知症状への対 応」と回答する割合は3割以上に上り、最も多くなっています。認知症を患う方は 24 時間 目を離せないこともあり、介護者の負担は重くなる傾向にあります。また、介護者が目を 離した隙に徘徊行動をとり、行方不明となったり、事故や事件に巻き込まれたりすること も考えられます。
一方で、認知症を患っていても、周囲の支援や見守りがあれば日常生活 を継続できる方もいます。そこで大切なのは、認知症を正しく理解し、必要に応じた手助 けをすることができる人材を地域で育成することです。市では認知症サポーターの養成講 座を行っており、これまで3万人近くの人が受講しました。
他にも、認知症を患う方の社 会参加や、介護者の休息や負担軽減等を目的とした認知症カフェが市内で定期的に開催さ れています。また、これらの施策と並行して、「認知症初期集中支援チーム」を組織し、認 知症の早期発見・早期対応に努めてきました。今後も認知症を患う方は増加していくと見 込まれており、これらの取組が担う役割はより重要になると考えられます。
そのため、老 若男女問わず多くの人が認知症に関心をもち、正しい知識を得られるよう普及啓発に努め るとともに、認知症の早期発見・早期治療につなげる体制を強化していきます。 -- 14 of 118 -- 9 第2章 高齢 者の現 状と将 来推計 第2章 高齢者の現状 -- 15 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 10 第2章 高齢者の現状 1 統計からみる沼津市のすがた (1)人口・世帯 総人口・年齢3区分別人口 資料:「住民基本台帳(各年 10 月1日時点)」 総人口は減少傾向にあるが、「65歳以上」は令和3年まで増加傾向にあった 高齢化率の比較 資料:沼津市「住民基本台帳(各年 10 月1日時点)」、静岡県「静岡県年齢別人口推計(各年 10 月1日時点)」 全国「人口推計(各年 10 月1日時点)」※全国の令和5年は 10 月の概算値 静岡県や全国よりも高齢化率は高い水準で推移している 20,394 19,880 19,200 18,703 17,980 113,923 112,756 111,341 110,248 109,070 60,591 61,040 61,269 61,145 61,130 194,908 193,676 191,810 190,096 188,180 0人 60,000人 120,000人 180,000人 240,000人 令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 0~14歳 15~64歳 65歳以上 31.1 31.5 31.9 32.2 32.5 29.9 30.2 30.6 30.8 31.1 28.4 28.6 28.9 29.0 29.1 27% 29% 31% 33% 令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 沼津市 静岡県 全国 0% ~ ~ -- 16 of 118 -- 第2章 高齢者の現状 11 一般世帯数・高齢者世帯数(単身世帯含む)・1世帯あたり人員 ※ここでの高齢者とは「70 歳以上の人」を指します。
また、高齢者世帯とは、70 歳以上の単身世帯、70 歳以上 の夫婦世帯、70 歳以上の人を含む世帯を指します。 ※令和2年度・令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、調査を実施していません。 資料:「一人暮らし高齢者等実態調査(各年度9月1日時点)」、「人口と世帯 一覧表(各年度8月 31 日時点)」 一般世帯数・高齢者世帯数(単身世帯含む)は増加傾向 1世帯あたり人員は減少傾向 世帯構成別高齢者世帯数(単身世帯含む) ※ここでの高齢者とは「70 歳以上の人」を指します。
また、高齢者世帯とは、70 歳以上の単身世帯、70 歳以上 の夫婦世帯、70 歳以上の人を含む世帯を指します。 ※令和2年度・令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、調査を実施していません。 資料:「一人暮らし高齢者等実態調査(各年度9月1日時点)」 単身世帯の増加が大きく、5年間で1,008世帯増加している 91,509 92,079 93,483 93,786 11,736 12,011 13,089 13,232 2.15 2.12 2.03 2.01 0.0人 0.5人 1.0人 1.5人 2.0人 2.5人 0世帯 50,000世帯 100,000世帯 150,000世帯 平成30年度 令和元年度 令和4年度 令和5年度 一般世帯数 高齢者世帯数(単身世帯含む) 1世帯あたり人員 6,555 6,869 7,502 7,563 4,531 4,564 5,059 5,209 650 578 528 460 11,736 12,011 13,089 13,232 0世帯 5,000世帯 10,000世帯 15,000世帯 平成30年度 令和元年度 令和4年度 令和5年度 単身世帯 夫婦のみ世帯 その他の同居世帯 -- 17 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 12 日常生活圏域別高齢者世帯数(単身世帯含む) ※ここでの高齢者とは「70 歳以上の人」を指します。
また、高齢者世帯とは、70 歳以上の単身世帯、70 歳以上 の夫婦世帯、70 歳以上の人を含む世帯を指します。 ※令和2年度・令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、調査を実施していません。 資料:「一人暮らし高齢者等実態調査(各年度9月1日時点)」 全体的に増加傾向にあるが、西部での増加が大きい 日常生活圏域別高齢者単身世帯数 ※ここでの高齢者とは「70 歳以上の人」を指します。
※令和2年度・令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、調査を実施していません。 資料:「一人暮らし高齢者等実態調査(各年度9月1日時点)」 全体的に増加傾向にあるが、単身世帯も西部での増加が大きい 3,272 3,382 3,760 3,822 2,859 2,931 3,163 3,235 2,997 3,027 3,371 3,333 2,608 2,671 2,795 2,842 11,736 12,011 13,089 13,232 0世帯 5,000世帯 10,000世帯 15,000世帯 平成30年度 令和元年度 令和4年度 令和5年度 西部 北部 中央 南部 1,820 1,930 2,121 2,166 1,485 1,570 1,709 1,759 1,831 1,890 2,104 2,044 1,419 1,479 1,568 1,594 6,555 6,869 7,502 7,563 0世帯 3,000世帯 6,000世帯 9,000世帯 平成30年度 令和元年度 令和4年度 令和5年度 西部 北部 中央 南部 -- 18 of 118 -- 第2章 高齢者の現状 13 (2)介護 第1号被保険者の要介護度別要支援・要介護認定者数・認定率 資料:平成 30 年度~令和2年度「介護保険事業状況報告(年報)」 令和3年度~令和4年度「介護保険事業状況報告(3月月報)」 要支援・要介護認定者数は増加傾向、「中度」の増加が大きい 認定率は上昇傾向にある 年齢別第1号被保険者の認定率 資料:平成 30 年度~令和2年度「介護保険事業状況報告(年報)」 令和3年度~令和4年度「介護保険事業状況報告(3月月報)」 85歳以上で認定率の低下傾向がみられるものの、 2人に1人が認定を受けている状況が続いている 4,708 4,542 4,623 4,617 4,730 2,491 2,706 2,862 2,867 2,879 1,829 1,828 1,902 2,035 1,929 9,028 9,076 9,387 9,519 9,538 15.0 15.0 15.4 15.6 15.7 0% 6% 12% 18% 0人 4,000人 8,000人 12,000人 16,000人 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 軽度(要支援・要介護1) 中度(要介護2~3) 重度(要介護4~5) 認定率 3.4 3.3 3.4 3.5 3.5 14.8 14.4 14.6 14.2 13.7 51.9 51.1 51.3 51.2 50.6 0% 20% 40% 60% 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 前期高齢者 75~84歳 85歳以上 -- 19 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 14 第1号被保険者の認定率の比較 資料:平成 30 年度~令和2年度「介護保険事業状況報告(年報)」 令和3年度~令和4年度「介護保険事業状況報告(3月月報)」 静岡県や全国よりも認定率は低い水準で推移している 年齢別認知症高齢者数 (各年度4月1日時点) 認知症高齢者の大半が後期高齢者で、前期高齢者は少ない 高齢者の10人に1人以上が認知症 15.0 15.0 15.4 15.6 15.7 16.0 16.1 16.4 16.6 16.7 18.3 18.4 18.7 18.9 19.0 12% 14% 16% 18% 20% 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 沼津市 静岡県 全国 683 670 668 651 647 6,547 6,785 6,877 7,210 7,092 7,230 7,455 7,545 7,861 7,739 10.7 11.1 11.3 11.9 11.8 0% 4% 8% 12% 0人 4,000人 8,000人 12,000人 16,000人 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 前期高齢者 後期高齢者 高齢者人口に対する割合 0% ~ ~ -- 20 of 118 -- 第2章 高齢者の現状 15 程度別認知症高齢者数 (各年度4月1日時点) <認知症高齢者の日常生活自立度判断基準> ランク 判 定 基 準 Ⅰ 何らかの認知症を有するが、日常生活は家庭内及び社会的にほぼ自立している。
Ⅱ 日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さが多少見られて も、誰かが注意していれば自立できる。 Ⅱa 家庭外で上記Ⅱの状態が見られる。 Ⅱb 家庭内でも上記Ⅱの状態が見られる。 Ⅲ 日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さがときどき見ら れ、介護を必要とする。
Ⅲa 日中を中心として上記Ⅲの状態が見られる。 Ⅲb 夜間を中心として上記Ⅲの状態が見られる。 Ⅳ 日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さが頻繁に見ら れ、常に介護を必要とする。 M 著しい精神症状や問題行動あるいは重篤な身体疾患が見られ、専門医療を必 要とする。
認知症高齢者の半数以上がⅡa・Ⅱb (日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さが多少見られても、 誰かが注意していれば自立できるという評価) 1,855 1,860 1,793 1,864 1,953 4,007 4,181 4,278 4,460 4,326 1,185 1,209 1,274 1,329 1,261 183 203 199 207 199 0 2 1 1 0 7,230 7,455 7,545 7,861 7,739 0人 3,000人 6,000人 9,000人 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 Ⅰ Ⅱa・Ⅱb Ⅲa・Ⅲb Ⅳ M A -- 21 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 16 (3)就労 労働人口割合 資料:「国勢調査(令和2年 10 月1日時点)」 静岡県や全国と類似した傾向がみられ、 女性より男性、後期高齢者より前期高齢者で労働人口割合が高い 65 歳以上の就業者割合 資料:「国勢調査(令和2年 10 月1日時点)」 静岡県や全国と類似した傾向がみられ、 65歳以上でも約4人に1人が就業している 27.6 36.7 20.7 43.8 12.7 28.4 37.2 21.5 45.2 12.7 27.5 37.5 19.9 43.2 12.4 0% 10% 20% 30% 40% 50% 高齢者総数 男性 女性 前期高齢者 後期高齢者 沼津市 静岡県 全国 24.2 0.9 65.9 8.9 26.6 0.9 69.3 3.2 24.7 0.8 67.1 7.4 0% 20% 40% 60% 80% 就業者 完全失業者 非労働力人口 不詳 沼津市 静岡県 全国 -- 22 of 118 -- 第2章 高齢者の現状 17 2 調査からみる沼津市のすがた (1)調査概要 ①調査の方法 調査対象:高齢者一般調査 ・・・沼津市在住の 65 歳以上の男女 総合事業対象者調査 ・・・沼津市在住の総合事業対象認定を受けている男女 在宅要支援認定者調査・・・沼津市在住の要支援認定を受けている男女 在宅要介護認定者調査・・・沼津市在住の要介護認定を受けている男女 抽出方法:高齢者一般調査 ・・・1,500 人を無作為抽出 総合事業対象者調査 ・・・ 150 人を無作為抽出 在宅要支援認定者調査・・・ 800 人を無作為抽出 在宅要介護認定者調査・・・1,100 人を無作為抽出 調査方法:郵送配布 郵送回収 調査期間:令和4年 12 月7日~令和4年 12 月 23 日 ②回収状況 発送数 回収数 有効回収数 有効回収率 介護予防・ 日常生活圏域 ニーズ調査 高齢者一般調査 1,500通 1,001票 1,630票 1,001票 66.7% 総合事業対象者調査 150通 87票 87票 58.0% 在宅要支援認定者調査 800通 540票 540票 67.5% 在宅介護 実態調査 在宅要介護認定者調査 1,100通 617票 617票 56.1% ※有効回収数:回収票から全く回答がないもの(白票)や回答が少ないもの(無効票)を除いた数。
※対象者の振り分けのできない2票があったため高齢者一般・総合事業対象者・在宅要支援認定者の回収合計数 も示している。 ③注意事項 回答は各設問の回答者数(n)を基数とした百分率(%)で示してある。 百分率は小数点以下第2位を四捨五入して算出した。このため、百分率の合計が 100%にならないことがある。
1つの設問に2つ以上答えられる“複数回答可能”の場合は、回答比率の合計が 100%を超える場合がある。 スペースの関係上、一部設問、選択肢の文言を省略している箇所がある。 この調査結果は、傾向や特徴がある設問を中心に掲載している。 -- 23 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 18 (2)調査結果【介護予防・日常生活圏域ニーズ調査】 ■ 普段の生活で介護・介助が必要か(単数回答) 「必要ない」と答えた人がおよそ60% ■ 週あたりの外出頻度(単数回答) 要支援2では「ほとんど外出しない」と答えた人がおよそ30% 高齢一般 (n=1,001) 総合事業対象者 (n=87) 要支援1 (n=254) 要支援2 (n=286) 全体 (n=1,630) 対 象 種 別 89.7 48.3 22.4 10.1 6.1 20.7 22.4 19.2 2.5 24.1 53.1 65.7 1.7 6.9 2.0 4.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 必要ない 必要だが、受けていない 受けている 無回答 A 63.0 11.8 22.6 2.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 高齢一般 (n=1,001) 総合事業対象者 (n=87) 要支援1 (n=254) 要支援2 (n=286) 全体 (n=1,630) 対 象 種 別 7.2 10.3 19.3 30.4 12.6 23.0 28.3 24.5 42.2 44.8 37.8 35.7 36.7 16.1 11.0 5.2 1.4 5.7 3.5 4.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% ほとんど外出しない 週1回 週2~4回 週5回以上 無回答 A 13.3 17.7 40.6 26.0 2.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% -- 24 of 118 -- 第2章 高齢者の現状 19 ■ 認知症の症状があるまたは家族に認知症の症状がある人の有無(単数回答) 「いいえ」と答えた人がおよそ90% ■ 地域包括支援センターの役割の認知状況・利用状況(単数回答) 「知っているし、利用したことがある」と答えた人がおよそ30% 高齢一般 (n=1,001) 総合事業対象者 (n=87) 要支援1 (n=254) 要支援2 (n=286) 全体 (n=1,630) 対 象 種 別 9.0 9.2 13.4 17.5 88.4 87.4 82.3 78.0 2.6 3.4 4.3 4.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% はい いいえ 無回答 A 11.2 85.6 3.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 高齢一般 (n=1,001) 総合事業対象者 (n=87) 要支援1 (n=254) 要支援2 (n=286) 全体 (n=1,630) 対 象 種 別 10.6 50.6 50.8 52.8 37.8 27.6 15.0 18.2 45.3 13.8 20.1 12.9 1.2 1.1 7.5 5.9 5.2 6.9 6.7 10.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 知っているし、利用したことがある 知っているが、利用したことはない 知らないし、利用したこともない わからない 無回答 A 26.4 30.2 34.0 3.0 6.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% -- 25 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 20 ■ 健康について知りたいこと(複数回答可能:3つまで) 「認知症の予防」と答えた人がおよそ40% 認 知 症 の 予 防 望 ま し い 食 生 活 が ん や 生 活 習 慣 病 に な ら な い た め の 工 夫 寝 た き り や 介 護 の 予 防 運 動 の 方 法 健 康 診 断 ・ 各 種 検 診 の 内 容 や 受 け 方 な ど 歯 の 健 康 う つ 病 の 予 防 そ の 他 無 回 答 介護予防・日常生活圏域ニーズ調査(n=1,630) 37.4 33.3 30.7 23.9 18.8 11.3 7.6 7.4 3.5 17.1 0% 10% 20% 30% 40% 回 答 者 数 認 知 症 の 予 防 望 ま し い 食 生 活 が ん や 生 活 習 慣 病 に な ら な い た め の 工 夫 寝 た き り や 介 護 の 予 防 運 動 の 方 法 健 康 診 断 ・ 各 種 検 診 の 内 容 や 受 け 方 な ど 歯 の 健 康 う つ 病 の 予 防 そ の 他 無 回 答 対象種別 高齢一般 1,001 38.2 34.3 36.9 16.8 19.7 11.7 7.8 7.1 4.0 16.0 総合事業対象者 87 43.7 33.3 23.0 28.7 20.7 10.3 5.7 3.4 1.1 20.7 要支援1 254 35.0 31.1 24.0 34.6 15.7 11.8 4.7 9.8 3.9 18.1 要支援2 286 35.0 32.2 17.8 38.1 18.2 10.1 10.1 7.7 2.1 18.2 -- 26 of 118 -- 第2章 高齢者の現状 21 ■ 今後やってみたいと思うもの(複数回答可能) 「趣味の活動」、「健康づくりやスポーツ」と答えた人がおよそ30% 趣 味 の 活 動 健 康 づ く り や ス ポ ー ツ 学 習 や 教 養 を 高 め る た め の 活 動 働 く こ と 社 会 奉 仕 活 動 ( ボ ラ ン テ ィ ア な ど ) シ ニ ア ク ラ ブ ・ 老 人 ク ラ ブ 活 動 町 内 会 、 自 治 会 の 活 動 そ の 他 特 に な い 無 回 答 介護予防・日常生活圏域ニーズ調査(n=1,630) 29.5 25.4 13.1 11.9 4.8 3.8 3.2 2.4 38.0 8.9 0% 10% 20% 30% 40% 回 答 者 数 趣 味 の 活 動 健 康 づ く り や ス ポ ー ツ 学 習 や 教 養 を 高 め る た め の 活 動 働 く こ と 社 会 奉 仕 活 動 ( ボ ラ ン テ ィ ア な ど ) シ ニ ア ク ラ ブ ・ 老 人 ク ラ ブ 活 動 町 内 会 、 自 治 会 の 活 動 そ の 他 特 に な い 無 回 答 対象種別 高齢一般 1,001 34.6 29.0 14.6 14.2 6.1 2.5 3.3 2.4 31.8 8.1 総合事業対象者 87 26.4 27.6 12.6 10.3 4.6 6.9 1.1 1.1 33.3 14.9 要支援1 254 23.2 18.9 10.6 9.4 2.8 7.5 3.9 3.5 46.9 10.2 要支援2 286 18.2 18.2 10.5 6.6 2.4 4.2 2.8 1.7 53.5 8.7 -- 27 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 22 ■ 高齢者の身体機能の状況の分析 本市が実施した実態調査のうち、介護予防・日常生活圏域ニーズ調査では高齢者の 心身の状況等のリスクを分析するための調査項目が設定されています。
それらの調査項目から高齢者の身体機能の状況を評価しました。 (詳細な調査項目や 評価方法は次ページに掲載しています。) 認知機能の低下、うつ傾向の「リスクあり」の人がおよそ50% IADL*が「低い」人がおよそ20% * IADL:Instrumental Activities of Daily Living の略で、「手段的日常生活動作」という意味です。
ADLに定 義されている生活を送る上で最低限必要な動作(布団から起き上がる、着替える、食事を食べるなど)よ り、複雑で高度な判断を必要とする動作(献立を考え買い物をする、料理を作る、洗い物をするなど)を 指しています。 (n=1,579) 認知機能の低下 うつ傾向 (n=1,630) (n=1,630) (n=1,604) (n=1,630) 運動器機能の低下 (n=1,583) 転倒リスク 閉じこもり傾向 口腔機能の低下 32.1 39.3 31.0 32.6 48.0 47.5 67.9 59.0 66.6 67.4 48.7 52.5 0.0 1.7 2.5 0.0 3.4 0.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% リスクあり リスクなし 無回答 A IADLの状況 (n=1,543) 68.6 12.0 19.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 高い やや低い 低い A ※ ※ -- 28 of 118 -- 第2章 高齢者の現状 23 調査項目 選択肢 運 動 器 機 能 の 低 下 3問以上で 該当する選択肢を 回答した場合 階段を手すりや壁を伝わらずに昇れ るか 3 できない 椅子に座った状態から何もつかまら ずに立ち上がっているか 15分くらい続けて歩いているか 転倒経験(過去1年間) 1 何度もある 2 1度ある 転倒に対する不安 1 とても不安である 2 やや不安である 転倒 リスク 該当する選択肢を 回答した場合 転倒経験(過去1年間) 1 何度もある 2 1度ある 閉じ こもり 傾向 該当する選択肢を 回答した場合 外出頻度(週あたり) 1 ほとんど外出しない 2 週1回 口 腔 機 能 の 低 下 2問以上で 該当する選択肢を 回答した場合 固いものを食べにくくなったか 1 はい お茶や汁物等でむせることがあるか 口の渇きが気になるか 認知 機能の 低下 該当する選択肢を 回答した場合 物忘れが多いと感じるか 1 はい う つ 傾 向 いずれかの設問で 該当する選択肢を 回答した場合 気分が沈んだり、ゆううつな気持ち になったりすることがあるか 1 はい どうしても物事に興味がわかなくな ったか I A D L の 状 況 5問の合計点によ ってIADLの状 況を評価する。
・5点の場合 「高い」 ・4点の場合 「やや低い」 ・3点以下の場合 「低い」 バスや電車を使って1人で外出して いるか 1 できるし、している ⇒1点 2 できるけどしていない ⇒1点 3 できない ⇒0点 食品・日用品の買物をしているか 自分で食事の用意をしているか 請求書の支払いをしているか 預貯金の出し入れをしているか -- 29 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 24 (3)調査結果【在宅介護実態調査】 ■ 現時点の施設等への入所・入居の検討状況(単数回答) 「検討していない」と答えた人がおよそ60% ■ 主な介護者(単数回答) 「配偶者」と「子」とそれぞれ4割前後 ■ 地域包括支援センターの役割の認知状況・利用状況(単数回答) 「知っているし、利用したことがある」と答えた人がおよそ70% 全体 (n=617) 63.7 20.7 11.5 4.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 検討していない 検討している すでに申し込みをしている 無回答 全体 (n=493) 38.1 45.0 11.6 2.2 2.0 1.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 配偶者 子 子の配偶者 孫・兄弟・姉妹 その他 無回答 全体 (n=493) 65.9 21.3 8.7 0.8 3.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 知っているし、利用したことがある 知っているが、利用したことはない 知らないし、利用したこともない わからない 無回答 A -- 30 of 118 -- 第2章 高齢者の現状 25 ■ 現在の生活を継続していくにあたって、主な介護者が不安に感じる介護等 ※現状で行っているか否かは問わない (複数回答可能:3つまで) 「認知症状への対応」と答えた人がおよそ40% ■ 主な介護者が仕事と介護の両立に効果があると思う勤め先からの支援 ※働いている主な介護者のみ (複数回答可能:3つまで) 「介護休業・介護休暇等の制度の充実」と答えた人がおよそ30% 認 知 症 状 へ の 対 応 夜 間 の 排 泄 外 出 の 付 き 添 い 等 入 浴 ・ 洗 身 食 事 の 準 備 日 中 の 排 泄 服 薬 金 銭 管 理 や 諸 手 続 き そ の 他 の 家 事 衣 服 の 着 脱 屋 内 の 移 乗 ・ 移 動 食 事 の 介 助 身 だ し な み 医 療 面 で の 対 応 そ の 他 特 に な い わ か ら な い 無 回 答 在宅介護実態調査(n=493) 36.7 30.4 25.4 24.5 19.3 17.6 15.8 15.6 11.8 11.2 11.0 8.3 6.3 6.3 3.4 5.3 0.4 2.8 0% 10% 20% 30% 40% 介 護 休 業 ・ 介 護 休 暇 等 の 制 度 の 充 実 労 働 時 間 の 柔 軟 な 選 択 制 度 を 利 用 し や す い 職 場 づ く り 介 護 を し て い る 従 業 員 へ の 経 済 的 な 支 援 仕 事 と 介 護 の 両 立 に 関 す る 情 報 の 提 供 働 く 場 所 の 多 様 化 介 護 に 関 す る 相 談 窓 口 ・ 担 当 者 の 設 置 自 営 業 等 の た め 、 勤 め 先 は な い そ の 他 特 に な い わ か ら な い 無 回 答 在宅介護実態調査(n=198) 30.8 28.3 26.3 21.2 11.1 8.6 6.1 22.2 2.5 11.1 0.5 4.0 0% 10% 20% 30% 40% -- 31 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 26 -- 32 of 118 -- 27 第3章 日常 生活圏 域 第3章 日常生活圏域 -- 33 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 28 第3章 日常生活圏域 1 日常生活圏域の設定 日常生活圏域とは、高齢者が介護を必要とするようになっても住み慣れた地域での生活 を継続できるよう、地理的条件や人口、交通事情その他の社会的条件、介護サービス事業 所の整備状況等を総合的に勘案して定める区域のことです。
また、その区域は、高齢者の 住まいから 30 分以内に必要な介護サービスが提供される区域と定められています。 本計画においては、第9次計画と同様に、4つの圏域を設定します。各圏域に設置して いる地域包括支援センター(市内 11 か所)を核とした地域包括ケアシステムの推進を図 り、高齢者保健・福祉施策をさらに充実させていきます。
(1)日常生活圏域別高齢者人口 圏域名 総人口(人) 高齢者人口(人) 高齢化率 (%) 総数 65~74歳 75歳以上 西部 53,310 17,568 7,925 9,643 33.0 北部 59,531 16,333 7,418 8,915 27.4 中央 42,775 14,321 6,407 7,914 33.5 南部 32,997 12,761 5,504 7,257 38.7 全市計 188,613 60,983 27,254 33,729 32.3 資料:「住民基本台帳(令和5年3月末時点)」 (2)日常生活圏域別介護度別認定者数及び出現率 圏域名 要支援1 (人) 要支援2 (人) 要介護1 (人) 要介護2 (人) 要介護3 (人) 要介護4 (人) 要介護5 (人) 認定者計 (人) 出現率 (%) 西部 361 517 502 416 299 286 171 2,552 14.5 北部 306 480 492 410 317 268 155 2,428 14.9 中央 367 487 431 368 287 221 120 2,281 15.9 南部 323 480 388 335 257 241 137 2,161 16.9 全市計 1,357 1,964 1,813 1,529 1,160 1,016 583 9,422 15.5 (令和5年3月末時点) ≪参考≫ 圏域名 地区 圏域名 地区 西部 原・浮島・愛鷹・今沢・片浜 北部 金岡・大岡・門池 中央 第一・第二・第四・第五 南部 第三・大平・静浦・内浦・西浦・ 戸田 -- 34 of 118 -- 第3章 日常生活圏域 29 <日常生活圏域図> 西部 北部 中央 南部 はら 片浜・今沢 あしたか かなおか かどいけ 第五 千本 きせがわ かぬき 三浦・戸田 かぬき (第三支所) 千本(第四支所) 三浦・戸田 (戸田支所) 地域包括支援センター 日常生活圏域名 地域包括支援センター支所 -- 35 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 30 2 地域包括ケアシステムの基本的な考え方 地域包括ケアシステムとは、高齢者が住み慣れた地域で、安心して自分らしい暮らし を人生の最期まで続けるための包括的な支援体制のことです。
5つの要素「住まい」、 「医 療」、「介護」、「介護予防」、「生活支援」から構成されており、高齢者の生活を総合的に 支援する体制となっています。また、元気な高齢者への支援だけでなく、例え介護を必 要とする状態になったとしても、切れ目なく支援を継続できる体制となっており、今後 の高齢者の増加に対応するための重要な支援体制として位置づけられています。
地域包括ケアシステムは、地域包括支援センターを中心に、日常生活圏域ごとの地 域課題の解決に向けて対応することで、地域における高齢者の支援体制を充実させて いきます。また、地域包括ケアシステムの推進には、自助・互助・共助・公助の4つの 助が連携することが大切であり、高齢者の生活を支援する上で立場や状況に応じた対 応をすることが求められています。
さらに、この地域包括ケアシステムは、地域共生社会の実現に向けた中核的な基盤 としても位置づけられています。地域共生社会とは、地域におけるあらゆる主体(地 域住民や事業所、企業、学校等)が属性や立場を超えてつながり、支え合うことで一人 ひとりの生活や生きがい等をともに創っていく社会のことです。
地域包括ケアシステ ムが地域共生社会の実現に向けた中核的な基盤に位置づけられた背景には、今後さら に少子高齢化が進み、高齢者を支え続けるだけの人材の確保が難しくなることがあり ます。また、高齢者に限らず、困った時に支援を求めることができる体制の1つとし て、地域における支え合いの必要性は今後一層高まっていくと考えられています。
今後は、他の福祉分野との連携を図りながら、地域の特性と課題に対応した地域包 括ケアシステムをより深化させることで、高齢者だけでなく、障がいのある人や子ど も等、市内に住むすべての人が地域で支え合えることのできる地域共生社会の実現に 向けた取組を進めていきます。 <地域包括ケアシステムを支える4つの助> ※平成 25 年3月 厚生労働省 地域包括ケア研究会報告書 -- 36 of 118 -- 第3章 日常生活圏域 31 <地域包括ケアシステムのイメージ図> 資料:厚生労働省 -- 37 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 32 3 日常生活圏域カルテ 日常生活圏域の現況を整理し、地域の特性と課題を検証します。
【西部】 1 地域包括支援センターの名称 はら あしたか 片浜・今沢 計 2 人口の状況(令和5年3月末) (1)総人口(人) 23,428 15,234 14,648 53,310 (2)高齢者人口(人) 7,889 4,718 4,961 17,568 65 歳~74 歳(人) 3,637 2,145 2,143 7,925 75 歳以上(人) 4,252 2,573 2,818 9,643 (3)高齢化率(%) 33.7 31.0 33.9 33.0 (4)要支援・要介護認定者数(人) 1,120 631 801 2,552 (5)出現率(%) 14.2 13.4 16.1 14.5 【人口の推移と構成】 【要支援・要介護認定者数の推移と構成】 資料:「住民基本台帳(各年度3月末時点)」 (各年度3月末時点) 3 地域資源 (1)医療機関(か所) 病院・医科診療所 17 14 4 35 歯科診療所 12 5 6 23 (2)活動場所や通いの場(か所) 通いの場(登録高齢者サロン含む) 22 7 10 39 認知症カフェ 1 1 2 4 市老連加入老人クラブ 0 5 0 5 (3)見守り・安心(件) 高齢者あんしんサポート店 11 7 5 23 高齢者あんしん見守りネットワーク協力事業所 6 4 5 15 37,091 35,528 35,742 8,541 8,823 7,925 9,134 9,695 9,643 32.3 34.3 33.0 0% 10% 20% 30% 40% 0人 30,000人 60,000人 90,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 非高齢者 65~74歳 75歳以上 高齢化率 334 339 361 474 467 517 447 449 502 427 418 416 372 358 299 345 380 286 197 211 171 14.7 14.2 14.5 0% 5% 10% 15% 20% 0人 1,000人 2,000人 3,000人 4,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 出現率 -- 38 of 118 -- 第3章 日常生活圏域 33 【西部】 4 高齢者の健康状況等 【➀各種機能】 【②介護認定原因疾患<上位5位>】 【③生活習慣病リスク保有状況】 【④認知症高齢者数の推移】 資料:➀②「令和4年度沼津市高齢者の生活と意識に関する調査」 ③「令和4年度特定健康診査等の結果」 ④(各年度3月 31 日現在)(住所地特例該当者等を除く) 5 地域の特性と課題 (1)地域の特性 高齢者人口が最も多い地域です。
出現率は最も低いものの、要支援・要介護認定者 数は最も多く、軽度(要支援1~要介護1)と重度(要介護4~5)が多くなってい ます。介護認定原因疾患は、高齢による衰弱が 25.9%と多くなっています。 (2)地域の課題 高齢者人口が多いことに伴い、要介護等認定者も多くなっているため、介護ニーズ の急激な上昇を抑えるためには、介護予防の取組を広く浸透させる必要があります。
また、圏域内には交通の利便性が悪い地域があることから、外出支援・移動支援を充 実させて、高齢者の外出の機会創出に努めなければなりません。他にも、地域の担い 手も高齢者となり、これまでの活動が継続できなくなる可能性が高いことから、高齢 者サロン活動等の担い手の確保・育成が急がれます。
33.4 41.5 30.7 10.4 31.8 48.7 31.0 49.2 0% 20% 40% 60% 運 動 機 能 の 低 下 転 倒 リ ス ク 閉 じ こ も り 傾 向 低 栄 養 状 態 口 腔 機 能 の 低 下 認 知 機 能 の 低 下 I A D L の 低 下 う つ 傾 向 西部 沼津市 33.6 25.9 23.3 20.7 13.8 0% 10% 20% 30% 40% 認 知 症 高 齢 に よ る 衰 弱 骨 折 ・ 転 倒 脳 血 管 疾 患 糖 尿 病 12.5 21.4 9.5 16.9 5.5 10.8 0% 9% 18% 27% メタボ予備群 メタボ該当者 Ⅱ度高血圧 収縮期 160mmHg または 拡張期 100mmHg以上 中性脂肪 150mg/dl以上 HDL- コレステロール 40mg/dl未満 血糖 (HbA1c 6.5%以上) 西部(n=5,736) 沼津市(n=19,296) 485 527 502 508 496 488 723 786 726 311 305 292 50 55 59 47 50 46 0 1 0 63.1 64.6 63.1 0% 25% 50% 75% 0人 700人 1,400人 2,100人 2,800人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 Ⅰ Ⅱa Ⅱb Ⅲa Ⅲb Ⅳ M Ⅱa以上 -- 39 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 34 【北部】 1 地域包括支援センターの名称 かなおか かどいけ きせがわ 計 2 人口の状況(令和5年3月末) (1)総人口(人) 20,417 19,353 19,761 59,531 (2)高齢者人口(人) 5,984 5,096 5,253 16,333 65 歳~74 歳(人) 2,685 2,319 2,414 7,418 75 歳以上(人) 3,299 2,777 2,839 8,915 (3)高齢化率(%) 29.3 26.3 26.6 27.4 (4)要支援・要介護認定者数(人) 884 767 777 2,428 (5)出現率(%) 14.8 15.1 14.8 14.9 【人口の推移と構成】 【要支援・要介護認定者数の推移と構成】 資料:「住民基本台帳(各年度3月末時点)」 (各年度3月末時点) 3 地域資源 (1)医療機関(か所) 病院・医科診療所 19 12 14 45 歯科診療所 6 8 11 25 (2)活動場所や通いの場(か所) 通いの場(登録高齢者サロン含む) 18 3 4 25 認知症カフェ 2 1 1 4 市老連加入老人クラブ 0 4 0 4 (3)見守り・安心(件) 高齢者あんしんサポート店 7 3 5 15 高齢者あんしん見守りネットワーク協力事業所 2 5 6 13 43,486 42,363 43,198 7,843 8,291 7,418 8,216 8,774 8,915 27.0 28.7 27.4 0% 10% 20% 30% 40% 0人 30,000人 60,000人 90,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 非高齢者 65~74歳 75歳以上 高齢化率 293 281 306 386 419 480 437 439 492 374 401 410 346 355 317 300 329 268 165 175 155 14.3 14.1 14.9 0% 5% 10% 15% 20% 0人 1,000人 2,000人 3,000人 4,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 出現率 -- 40 of 118 -- 第3章 日常生活圏域 35 【北部】 4 高齢者の健康状況等 【➀各種機能】 【②介護認定原因疾患<上位5位>】 【③生活習慣病リスク保有状況】 【④認知症高齢者数の推移】 資料:➀②「令和4年度沼津市高齢者の生活と意識に関する調査」 ③「令和4年度特定健康診査等の結果」 ④(各年度3月 31 日現在)(住所地特例該当者等を除く) 5 地域の特性と課題 (1)地域の特性 総人口が最も多く、高齢化率が最も低い地域です。
しかし、令和2年度からの2年 間で後期高齢者人口が 699 人増加しています。また、要支援・要介護認定者も増加し ており、令和2年度からの2年間で 127 人増加しています。中でも、中度(要介護2 ~3)が最も多くなっています。さらに、要介護等認定者の中でも何らかの認知症の 症状がある方が最も多くなっています。
(2)地域の課題 現時点では高齢化率が低いものの、高齢者、特に後期高齢者が増加傾向にあること から、介護ニーズの上昇に対応できる体制を整える必要があります。また、比較的若 い世代が多いことから、介護予防の重要性を広く周知することで将来的な介護ニーズ の抑制にもつながると考えられます。
29.4 39.4 26.9 10.2 35.2 44.9 27.3 46.7 0% 20% 40% 60% 運 動 機 能 の 低 下 転 倒 リ ス ク 閉 じ こ も り 傾 向 低 栄 養 状 態 口 腔 機 能 の 低 下 認 知 機 能 の 低 下 I A D L の 低 下 う つ 傾 向 北部 沼津市 39.0 22.6 18.9 16.5 11.6 0% 10% 20% 30% 40% 認 知 症 骨 折 ・ 転 倒 高 齢 に よ る 衰 弱 脳 血 管 疾 患 心 疾 患 11.9 23.0 8.5 18.3 5.3 10.9 0% 9% 18% 27% メタボ予備群 メタボ該当者 Ⅱ度高血圧 収縮期 160mmHg または 拡張期 100mmHg以上 中性脂肪 150mg/dl以上 HDL- コレステロール 40mg/dl未満 血糖 (HbA1c 6.5%以上) 北部(n=5,271) 沼津市(n=19,296) 456 493 538 439 482 427 706 726 749 302 306 306 51 48 45 51 64 53 1 0 0 67.4 67.8 65.1 0% 25% 50% 75% 0人 700人 1,400人 2,100人 2,800人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 Ⅰ Ⅱa Ⅱb Ⅲa Ⅲb Ⅳ M Ⅱa以上 -- 41 of 118 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 36 【中央】 1 地域包括支援センターの名称 千本 第五 計 2 人口の状況(令和5年3月末) (1)総人口(人) 23,982 18,793 42,775 (2)高齢者人口(人) 8,364 5,957 14,321 65 歳~74 歳(人) 3,657 2,750 6,407 75 歳以上(人) 4,707 3,207 7,914 (3)高齢化率(%) 34.9 31.7 33.5 (4)要支援・要介護認定者数(人) 1,348 933 2,281 (5)出現率(%) 16.1 15.7 15.9 【人口の推移と構成】 【要支援・要介護認定者数の推移と構成】 資料:「住民基本台帳(各年度3月末時点)」 (各年度3月末時点) 3 地域資源 (1)医療機関(か所) 病院・医科診療所 39 23 62 歯科診療所 35 26 61 (2)活動場所や通いの場(か所) 通いの場(登録高齢者サロン含む) 13 12 25 認知症カフェ 1 1 2 市老連加入老人クラブ 4 4 8 (3)見守り・安心(件) 高齢者あんしんサポート店 31 11 42 高齢者あんしん見守りネットワーク協力事業所 20 7 27 28,826 28,781 28,454 6,696 6,405 6,407 7,521 7,193 7,914 33.0 32.1 33.5 0% 10% 20% 30% 40% 0人 30,000人 60,000人 90,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 非高齢者 65~74歳 75歳以上 高齢化率 348 322 367 437 422 487 410 412 431 322 354 368 333 320 287 279 309 221 134 141 120 15.9 16.8 15.9 0% 5% 10% 15% 20% 0人 1,000人 2,000人 3,000人 4,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要
第1章 計画の概要PDF 2.3MB
この章は、沼津市が高齢者を支援するための3年間の計画書の基本をまとめたものです。日本全体で高齢化が進む中、沼津市でも高齢者が急速に増えており、健康寿命を延ばしたり、介護が必要になった時にサービスを受けられる体制を作ったりすることが大切だと述べています。前の計画での成果をふまえて、新しく取り組む方向性を示しています。
背景高齢化が急速に進み、介護人材が不足し、社会保障制度の持続が危機的状況にある中で、沼津市も高齢化率が高まり、持続可能な介護サービス体制を整備する必要があるため。
- 沼津市:3人に1人が高齢者で全国平均より高い
- 令和7年に団塊世代全員が後期高齢者に
- 前期計画評価:全73事業中、9割以上が目標達成或いは進展
- 要介護認定率16.1%で予測16.5%を0.4ポイント下回る
- 地域包括支援センター11か所で地域包括ケアを推進
- 認知症サポーター養成講座で約3万人が受講
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1 第1章 計画の 概要 第1章 計画の概要 -- 1 of 8 -- 2 第1章 計画の概要 1 計画の趣旨(背景と目的) 日本では、平均寿命が延伸し、高齢化の進行による影響が多方面で出てきている一 方で、少子化も進行しており、高齢者が増加、若者が減少という傾向が顕著にみられ、 既に介護人材等の高齢者を支える人材が不足している状況にあります。
このまま少子 高齢化が進むことで、将来的に介護保険制度等の社会保障制度全般が存続できなくな ることも不安視されています。 そこで、現在できることは、一人ひとりが介護や支援を必要としない「健康長寿」と 言われている期間を延伸させること、また、介護や支援を必要とする状況になった時 に必要なサービスを受けられる体制を整えておくことです。
これらの実現のために、 以前より介護予防事業の推進や介護サービスの充実等の取組が進められてきており、 一定の成果がみられています。しかしながら、これから高齢者となる世代や元気な高 齢者にとって自身の介護はまだ先の話として、なかなか介護予防や介護サービスへの 関心が得られないという課題もあります。
また、団塊の世代が全員後期高齢者となる 令和7年を迎え、その 15 年程後には団塊ジュニア世代が高齢者になり、高齢者数がピ ークとなる時期を迎えることから、引き続き中長期的な視点で取組を進めていく必要 があります。 このような状況を想定し、国はこれまで3年ごとに介護保険法を改正し、来たるべ き高齢者増に備えた取組を段階的に進めてきました。
中でも、高齢者が介護を必要と する状態になったとしても可能な限り住み慣れた地域での生活を継続することができ るようにするための体制「地域包括ケアシステム」の構築・深化については、更なる充 実が求められています。また、この「地域包括ケアシステム」が地域共生社会の実現の ための中核的な基盤として位置づけられ、年齢や立場を問わず、多様な主体が介護予 防や日常生活支援の取組を推進することが定められました。
併せて、認知症高齢者へ の対応や医療と介護の連携、介護人材の確保等についても見直しが行われるとともに、 地域の実情に応じた施策を定めることの重要性が説かれました。 本市でも、国の基本指針に則り、3年ごとに老人福祉計画・介護保険事業計画を策 定し、本市の状況を鑑みた高齢者福祉サービスや介護サービスを提供してきました。
本市の高齢化率は全国平均よりもやや高く、3人に1人が高齢者となる日がすぐそこ まで迫ってきています。一方で、若い世代、特に本市の将来を担うであろう 15 歳未満 の人口は、総人口の約1割と非常に少なくなっています。これらの状況を踏まえて、 今後も持続可能なサービスを維持するためには、中長期的なニーズを正しく把握し、 計画的に介護サービス基盤を整備していくことが重要となります。
さらには、市民に も現状を周知し、介護に関する事柄を我が事として捉え、介護予防や各種サービス・ 支援について関心をもってもらうことが必要です。 このようなことから、本市では、高齢者の生活を包括的に支える高齢者福祉サービ スや健康づくり、まちづくり等の方向性を定めるとともに、今後必要になる介護サー ビス量を推計し、必要量の確保に努めるため、 「第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画(第 10 次沼津市老人福祉計画・第9期沼津市介護保険事業計画)」を策定します。
-- 2 of 8 -- 第1章 計画の概要 3 2 計画の位置づけ (1)法的根拠と他計画との関係 本計画は、老人福祉法第 20 条の8第1項・第7項及び介護保険法第 117 条第1項・第 6項に基づき、「老人福祉計画」と「介護保険事業計画」を一体のものとして策定するも のです。
また、沼津市の高齢者福祉に関する総合的計画として、本市の特性を踏まえるとともに、 第5次沼津市総合計画等の上位計画及び本市の関連する諸計画、並びに第 10 次静岡県長 寿社会保健福祉計画(静岡県老人福祉計画・静岡県介護保険事業計画)と整合を持たせた ものとします。 ①老人福祉計画とは 市町村で確保すべき老人福祉事業の量の目標、その量の確保のための方策、その他老人 福祉事業の供給体制の確保に関し必要な事項に、介護予防や健康維持の取組を計画的に推 進するための施策を加えた計画です。
②介護保険事業計画とは 介護保険サービス及び地域支援事業を円滑に実施するための計画で、必要なサービスの 内容や必要量を把握してサービス提供体制を整えること等を定めるものです。 介護保険法(平成9年法律第 123 号)第 117 条では、介護保険の保険者として位置づけ られている市町村に対して、3年を1期とする介護保険事業計画の策定が義務づけられて います。
<計画の関係図> 第5次沼津市総合計画 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 第 10 次沼津市老人福祉計画 第9期沼津市介護保険事業計画 第5次沼津市障がい者計画 第2次沼津市健康増進計画 第2次沼津市歯科口腔保健計画 等 関連計画 第4次沼津市地域福祉計画 第5次沼津市地域福祉活動計画(社協) 整合 整合 調和 整合 第 10 次静岡県長寿社会保健福祉計画 第9次静岡県保健医療計画 静岡県地域医療構想 介護保険事業に係る 保険給付の円滑な実施を確保するための 基本指針 〔国・静岡県〕 〔沼津市〕 -- 3 of 8 -- 4 (2)SDGsとの関連 平成 27(2015)年9月に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標) は、2030 年を目標年度とする持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことです。
この目標は、先進国を含むすべての国が達成に向けて努力するものであるとともに、 各国の地方自治体や企業、住民等にも行動を起こすことを求めています。 我が国では、SDGsの 17 のゴールを国内の状況に即した8つの優先課題に再構成 し、具体的な取組につなげています。また、都道府県や市区町村、企業や学校等でもS DGsの推進に向けた取組の実施を求めています。
本市でも、第5次沼津市総合計画では、SDGsの 17 の目標を基本計画、推進計画 のレベルで関連づけるとともに、各課所管の計画や事業においてSDGsの目標を常 に意識した取組を求めており、本計画においても、17 の目標のうち、各基本施策と下 記の8つの目標を関連づけ、取組を推進していきます。
あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。 極度の貧困にある人をなくし、貧困ラインを下回っている人を半減させます。 飢餓を終わらせ、食料安全保障および栄養改善を実現し、持続可能な農業を 促進する。 毎日、安全で栄養のある食事をとることができるようにします。 あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
適切な保健・医療・介護・福祉のサービス等を受けられるようにします。 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用 (ディーセント・ワーク)と働きがいのある人間らしい雇用を促進する。 すべての人々に生産的な完全雇用と働きがいのある人間らしい仕事の機会を提供します。
各国内及び各国間の不平等を是正する。 取り残される人がいなくなるよう、格差や差別の解消に取り組みます。 包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を 実現する。 イノベーションや雇用を刺激する形で、人間居住地の再生と計画を図ります。 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法 へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包 摂的な制度を構築する。
透明かつ効果的で責任ある制度に基づく平和で包括的な社会を目指します。 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップ を活性化する。 関係機関や民間企業等と連携を進め、効率的な高齢者支援を推進します。 -- 4 of 8 -- 第1章 計画の概要 5 3 計画の期間 本計画の期間は、令和6(2024)年度から令和8(2026)年度までの3年間です。
団塊 の世代全員が後期高齢者となる令和7(2025)年度及び団塊ジュニア世代が 65 歳以上 となり、現役世代の人々が急激に減少する令和 22(2040)年度を見据え、中長期的な視 点に立った施策の展開を図る期間となります。 令和3 (2021) 年度 令和4 (2022) 年度 令和5 (2023) 年度 令和6 (2024) 年度 令和7 (2025) 年度 令和8 (2026) 年度 令和9 (2027) 年度 総合計画 (計画期間:10年) 第5次沼津市総合計画 前期推進計画 (令和3年度~令和7年度) 後期推進計画 (令和8年度~令和12年度) 地域福祉計画 (計画期間:5年) 第4次 (令和3年度~令和7年度) 第5次 (令和8年度~令和12年度) 老人福祉計画・ 介護保険事業計画 (計画期間:3年) 第9次 (令和3年度~令和5年度) 第10次 (令和6年度~令和8年度) 第11次 (令和9年度~ 令和11年度) -- 5 of 8 -- 6 4 第9次沼津市高齢者保健福祉計画の評価 (1)全体の評価 各事業の取組状況について、関係各課において自己評価を行ったところ、全 73 事業 のうち、32 事業(43.8%)がA評価、36 事業(49.3%)がB評価となりました。
また、 C評価の事業は5事業(6.8%)となっています。全体として9割以上がAまたはB評 価となっており、高齢者の生きがいや健康づくり、介護予防、地域包括ケアシステム の整備等、概ね計画どおりに実施できたと考えています。 A:計画どおりにできた(目標を達成したもの) B:概ね計画どおりにできた(目標は達成しなかったが、数値的な成果として伸びがあり、前進があ ったと認められるもの等) C:計画どおりにできなかったまたは実施していない(事業内容は縮小されていないが、数値的な成 果として減少・後退したもの、事業として実施できなかったもの、事業内容や制度が縮小・廃止 して後退したもの等) 事業数 A B C 1 生きがいと健康づくりの推進 12 5 6 1 (1)生きがいづくりと社会参加の推進 6 5 1 0 (2)健康づくりの推進 6 0 5 1 2 安心して暮らせるまちづくり 21 11 9 1 (1)在宅福祉サービスの充実 9 5 3 1 (2)住まいの確保と生活環境の整備 5 2 3 0 (3)安全・安心対策の推進 3 3 0 0 (4)尊厳ある暮らしの確保 4 1 3 0 3 地域における支援体制の整備 10 5 5 0 (1)地域包括支援センターの機能強化 3 3 0 0 (2)生活支援体制の整備 2 1 1 0 (3)見守り体制の推進 5 1 4 0 (4)担い手となる人材の確保と育成 - - - - 4 自立支援と介護予防及び重度化防止 14 6 8 0 (1)介護予防・生活支援サービス事業 3 3 0 0 (2)保健事業と介護予防の一体的な実施 1 0 1 0 (3)一般介護予防事業 7 3 4 0 (4)地域リハビリテーション提供体制の構築 3 0 3 0 5 在宅医療と介護連携の推進 6 4 2 0 (1)資源の把握と課題の抽出 2 2 0 0 (2)在宅医療と介護の連携体制の推進 4 2 2 0 6 認知症施策の推進 10 1 6 3 (1)認知症への理解を深めるための普及啓発 4 0 2 2 (2)医療・ケア・介護サービス・介護者への支援 6 1 4 1 73 32 36 5 合 計 施 策 -- 6 of 8 -- 第1章 計画の概要 7 (2)要支援・要介護認定者への効果 第9次沼津市高齢者保健福祉計画において、令和5年 10 月1日現在の総人口を 188,511 人、65 歳以上の高齢者人口を 61,313 人、高齢化率 32.5%と推計していましたが、令和5 年 10 月1日現在の実績は、総人口 188,180 人、高齢者人口 61,130 人、高齢化率 32.5%と、 総人口・高齢者人口は推計をやや下回ったものの、ほぼ推計どおりとなっています。
このような中、要支援・要介護認定者の出現率は 16.1%と、第9次沼津市高齢者保健福 祉計画にて推計していた 16.5%を 0.4 ポイント下回る状況となっており、介護予防・重度 化防止事業に一定の効果があったものと考えます。 (3)基本施策ごとの評価と課題 ①生きがいと健康づくりの推進 高齢者が生きがいをもち、社会とのつながりを継続できるよう、また、健康を維持でき るよう、様々な講座の開催や老人クラブ支援、就労支援、健康診査や予防接種等を実施し ました。
計画期間が新型コロナウイルス感染症の拡大時期と重なったため計画どおりに実 施できない取組もありましたが、感染対策を講じた上での実施に努めました。一方、感染 リスクを避けるために高齢者自身が参加を見送るケースもみられました。今後は、このよ うな社会とのつながりが希薄となりつつある高齢者等が新たに(再び)参加することがで きるよう、取組に関する広報の充実や時代に応じたニーズの把握、取組内容の検討等を行 っていく必要があります。
また、健康づくりに関しては、健康診査やがん検診、歯周病検 診の受診率が依然として関連計画で定めた目標値に達していないことから、引き続き健診・ 検診の必要性を伝えながら受診勧奨を行っていきます。 ②安心して暮らせるまちづくり 高齢になり身体機能や認知機能等の低下がみられるようになると、日常生活における些 細なことでも負担や不安を感じるようになり、それが引きこもりや孤立、健康状態の悪化 等につながることがあります。
そこで、高齢者が地域で安心して生活することができるよ う、配食サービスや粗大ごみの収集、介護用品の支給等といった在宅福祉サービスや、住 まいや移動手段の確保、ユニバーサルデザインの推進等といった生活環境の整備に関する 取組を実施しました。他にも犯罪や事故、災害等の被害から高齢者を守る取組、高齢者の 尊厳を守るための権利擁護に関する取組等も実施しており、幅広く高齢者の安全・安心を 守れるよう、日々取り組んできました。
しかし、中には周知が十分できていない取組や効 果があまりみられていない取組もあり、今後の取組方法を検討する必要もあります。また、 国や県の制度を活用している取組については、引き続き国や県からの情報収集等に努め、 安定した事業運営にあたっていきます。 ③地域における支援体制の整備 可能な限り住み慣れた地域で安心した生活が継続できることを目的として、高齢者を包 括的に支援する機能をもつ地域包括支援センターが市内に 11 か所設置されています。
計 画期間を通して、センター同士の連携強化や、介護や医療といった関係機関との情報共有、 地域ケア会議の実施等を行うことで、地域包括支援センターがその機能を十分に発揮でき るように努めてきました。また、地域にある企業や事業所、店舗、地域住民等の協力のも と、高齢者の日常的な支援や見守りができる地域づくりにも取り組んできました。
高齢者 の些細な変化から異常に気がついたり、徘徊行動のある認知症の人の捜索に役立ったりす る等の効果に期待し、引き続き地域における様々な立場の人が高齢者を見守り支援できる 体制づくりに努めていきます。 -- 7 of 8 -- 8 ④自立支援と介護予防及び重度化防止 年齢を重ねることで身体機能や認知機能等が低下することは、多少なりとも誰もが経験 することです。
平均寿命の延伸に伴い、元気な高齢者は多数おられますが、介護サービス を受けるほどではないものの、身体機能等が衰えている高齢者も少なくありません。可能 な限り住み慣れた地域での生活を続けるためにも、高齢者自身が自分の身の回りのことを 行える状態を維持することは非常に大切なことです。
そこで、計画期間中は主に介護を必 要としていない高齢者を対象に介護予防の取組や、生活機能の向上を目的としたサービス の提供等を行ってきました。コロナ禍で定員を減らして実施した介護予防講座もありまし たが、今後は参加者や利用者の増加が見込まれます。また、医療機関や地域包括支援セン ター、ボランティア等、高齢者を支える立場の人とも連携することで、増加傾向にある高 齢者にも対応できるよう、引き続き取組を進めていきます。
⑤在宅医療と介護連携の推進 高齢化が進んだことで、自宅で医療を受けながら住み慣れた場所で家族との時間を過ご すことを希望する高齢者も増えてきました。国は以前より在宅医療を推進していましたが、 訪問診療に対応する医療機関の不足や医療と介護の連携が課題とされていました。計画期 間中は地域包括支援センターを中心として医療と介護の円滑な連携を推進していくととも に、地域課題の把握・解決や医療・介護関係者の資質向上に努めてきました。
また、医療 機関や介護施設に関する情報等を収集し、医療・介護関係者だけでなく、地域住民も円滑 に医療資源・介護資源を活用できるよう収集した情報の提供を行っています。今後はより 在宅医療のニーズが高まると考えられることから、地域の医療機関や介護施設と連携を密 にし、それぞれの立場から高齢者を支える体制整備に取り組んでいきます。
⑥認知症施策の推進 アンケート調査結果によると、主な介護者が不安に感じる介護として「認知症状への対 応」と回答する割合は3割以上に上り、最も多くなっています。認知症を患う方は 24 時間 目を離せないこともあり、介護者の負担は重くなる傾向にあります。また、介護者が目を 離した隙に徘徊行動をとり、行方不明となったり、事故や事件に巻き込まれたりすること も考えられます。
一方で、認知症を患っていても、周囲の支援や見守りがあれば日常生活 を継続できる方もいます。そこで大切なのは、認知症を正しく理解し、必要に応じた手助 けをすることができる人材を地域で育成することです。市では認知症サポーターの養成講 座を行っており、これまで3万人近くの人が受講しました。
他にも、認知症を患う方の社 会参加や、介護者の休息や負担軽減等を目的とした認知症カフェが市内で定期的に開催さ れています。また、これらの施策と並行して、「認知症初期集中支援チーム」を組織し、認 知症の早期発見・早期対応に努めてきました。今後も認知症を患う方は増加していくと見 込まれており、これらの取組が担う役割はより重要になると考えられます。
そのため、老 若男女問わず多くの人が認知症に関心をもち、正しい知識を得られるよう普及啓発に努め るとともに、認知症の早期発見・早期治療につなげる体制を強化していきます。 -- 8 of 8 --
第2章 高齢者の現状PDF 2.0MB
沼津市の総人口は減少していますが、65歳以上の高齢者は増え続けており、特に一人暮らしの高齢者や介護が必要な人が増えています。全国や静岡県よりも高齢化が進んでおり、認知症の高齢者も多くなっています。
- 総人口は減少(令和元年194,908人→令和5年188,180人)
- 高齢化率32.5%で、全国や静岡県より高い水準
- 一人暮らしの高齢者が5年間で1,008世帯増加
- 介護が必要な人は9,538人で増加傾向
- 認知症の高齢者は高齢者全体の11.8%(10人に1人以上)
- 65歳以上の約4人に1人が就業している
AIが抽出した原文を見る(読みづらい場合があります)
9 第2章 高齢 者の現 状と将 来推計 第2章 高齢者の現状 -- 1 of 17 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 10 第2章 高齢者の現状 1 統計からみる沼津市のすがた (1)人口・世帯 総人口・年齢3区分別人口 資料:「住民基本台帳(各年 10 月1日時点)」 総人口は減少傾向にあるが、「65歳以上」は令和3年まで増加傾向にあった 高齢化率の比較 資料:沼津市「住民基本台帳(各年 10 月1日時点)」、静岡県「静岡県年齢別人口推計(各年 10 月1日時点)」 全国「人口推計(各年 10 月1日時点)」※全国の令和5年は 10 月の概算値 静岡県や全国よりも高齢化率は高い水準で推移している 20,394 19,880 19,200 18,703 17,980 113,923 112,756 111,341 110,248 109,070 60,591 61,040 61,269 61,145 61,130 194,908 193,676 191,810 190,096 188,180 0人 60,000人 120,000人 180,000人 240,000人 令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 0~14歳 15~64歳 65歳以上 31.1 31.5 31.9 32.2 32.5 29.9 30.2 30.6 30.8 31.1 28.4 28.6 28.9 29.0 29.1 27% 29% 31% 33% 令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 沼津市 静岡県 全国 0% ~ ~ -- 2 of 17 -- 第2章 高齢者の現状 11 一般世帯数・高齢者世帯数(単身世帯含む)・1世帯あたり人員 ※ここでの高齢者とは「70 歳以上の人」を指します。
また、高齢者世帯とは、70 歳以上の単身世帯、70 歳以上 の夫婦世帯、70 歳以上の人を含む世帯を指します。 ※令和2年度・令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、調査を実施していません。 資料:「一人暮らし高齢者等実態調査(各年度9月1日時点)」、「人口と世帯 一覧表(各年度8月 31 日時点)」 一般世帯数・高齢者世帯数(単身世帯含む)は増加傾向 1世帯あたり人員は減少傾向 世帯構成別高齢者世帯数(単身世帯含む) ※ここでの高齢者とは「70 歳以上の人」を指します。
また、高齢者世帯とは、70 歳以上の単身世帯、70 歳以上 の夫婦世帯、70 歳以上の人を含む世帯を指します。 ※令和2年度・令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、調査を実施していません。 資料:「一人暮らし高齢者等実態調査(各年度9月1日時点)」 単身世帯の増加が大きく、5年間で1,008世帯増加している 91,509 92,079 93,483 93,786 11,736 12,011 13,089 13,232 2.15 2.12 2.03 2.01 0.0人 0.5人 1.0人 1.5人 2.0人 2.5人 0世帯 50,000世帯 100,000世帯 150,000世帯 平成30年度 令和元年度 令和4年度 令和5年度 一般世帯数 高齢者世帯数(単身世帯含む) 1世帯あたり人員 6,555 6,869 7,502 7,563 4,531 4,564 5,059 5,209 650 578 528 460 11,736 12,011 13,089 13,232 0世帯 5,000世帯 10,000世帯 15,000世帯 平成30年度 令和元年度 令和4年度 令和5年度 単身世帯 夫婦のみ世帯 その他の同居世帯 -- 3 of 17 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 12 日常生活圏域別高齢者世帯数(単身世帯含む) ※ここでの高齢者とは「70 歳以上の人」を指します。
また、高齢者世帯とは、70 歳以上の単身世帯、70 歳以上 の夫婦世帯、70 歳以上の人を含む世帯を指します。 ※令和2年度・令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、調査を実施していません。 資料:「一人暮らし高齢者等実態調査(各年度9月1日時点)」 全体的に増加傾向にあるが、西部での増加が大きい 日常生活圏域別高齢者単身世帯数 ※ここでの高齢者とは「70 歳以上の人」を指します。
※令和2年度・令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、調査を実施していません。 資料:「一人暮らし高齢者等実態調査(各年度9月1日時点)」 全体的に増加傾向にあるが、単身世帯も西部での増加が大きい 3,272 3,382 3,760 3,822 2,859 2,931 3,163 3,235 2,997 3,027 3,371 3,333 2,608 2,671 2,795 2,842 11,736 12,011 13,089 13,232 0世帯 5,000世帯 10,000世帯 15,000世帯 平成30年度 令和元年度 令和4年度 令和5年度 西部 北部 中央 南部 1,820 1,930 2,121 2,166 1,485 1,570 1,709 1,759 1,831 1,890 2,104 2,044 1,419 1,479 1,568 1,594 6,555 6,869 7,502 7,563 0世帯 3,000世帯 6,000世帯 9,000世帯 平成30年度 令和元年度 令和4年度 令和5年度 西部 北部 中央 南部 -- 4 of 17 -- 第2章 高齢者の現状 13 (2)介護 第1号被保険者の要介護度別要支援・要介護認定者数・認定率 資料:平成 30 年度~令和2年度「介護保険事業状況報告(年報)」 令和3年度~令和4年度「介護保険事業状況報告(3月月報)」 要支援・要介護認定者数は増加傾向、「中度」の増加が大きい 認定率は上昇傾向にある 年齢別第1号被保険者の認定率 資料:平成 30 年度~令和2年度「介護保険事業状況報告(年報)」 令和3年度~令和4年度「介護保険事業状況報告(3月月報)」 85歳以上で認定率の低下傾向がみられるものの、 2人に1人が認定を受けている状況が続いている 4,708 4,542 4,623 4,617 4,730 2,491 2,706 2,862 2,867 2,879 1,829 1,828 1,902 2,035 1,929 9,028 9,076 9,387 9,519 9,538 15.0 15.0 15.4 15.6 15.7 0% 6% 12% 18% 0人 4,000人 8,000人 12,000人 16,000人 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 軽度(要支援・要介護1) 中度(要介護2~3) 重度(要介護4~5) 認定率 3.4 3.3 3.4 3.5 3.5 14.8 14.4 14.6 14.2 13.7 51.9 51.1 51.3 51.2 50.6 0% 20% 40% 60% 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 前期高齢者 75~84歳 85歳以上 -- 5 of 17 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 14 第1号被保険者の認定率の比較 資料:平成 30 年度~令和2年度「介護保険事業状況報告(年報)」 令和3年度~令和4年度「介護保険事業状況報告(3月月報)」 静岡県や全国よりも認定率は低い水準で推移している 年齢別認知症高齢者数 (各年度4月1日時点) 認知症高齢者の大半が後期高齢者で、前期高齢者は少ない 高齢者の10人に1人以上が認知症 15.0 15.0 15.4 15.6 15.7 16.0 16.1 16.4 16.6 16.7 18.3 18.4 18.7 18.9 19.0 12% 14% 16% 18% 20% 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 沼津市 静岡県 全国 683 670 668 651 647 6,547 6,785 6,877 7,210 7,092 7,230 7,455 7,545 7,861 7,739 10.7 11.1 11.3 11.9 11.8 0% 4% 8% 12% 0人 4,000人 8,000人 12,000人 16,000人 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 前期高齢者 後期高齢者 高齢者人口に対する割合 0% ~ ~ -- 6 of 17 -- 第2章 高齢者の現状 15 程度別認知症高齢者数 (各年度4月1日時点) <認知症高齢者の日常生活自立度判断基準> ランク 判 定 基 準 Ⅰ 何らかの認知症を有するが、日常生活は家庭内及び社会的にほぼ自立している。
Ⅱ 日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さが多少見られて も、誰かが注意していれば自立できる。 Ⅱa 家庭外で上記Ⅱの状態が見られる。 Ⅱb 家庭内でも上記Ⅱの状態が見られる。 Ⅲ 日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さがときどき見ら れ、介護を必要とする。
Ⅲa 日中を中心として上記Ⅲの状態が見られる。 Ⅲb 夜間を中心として上記Ⅲの状態が見られる。 Ⅳ 日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さが頻繁に見ら れ、常に介護を必要とする。 M 著しい精神症状や問題行動あるいは重篤な身体疾患が見られ、専門医療を必 要とする。
認知症高齢者の半数以上がⅡa・Ⅱb (日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さが多少見られても、 誰かが注意していれば自立できるという評価) 1,855 1,860 1,793 1,864 1,953 4,007 4,181 4,278 4,460 4,326 1,185 1,209 1,274 1,329 1,261 183 203 199 207 199 0 2 1 1 0 7,230 7,455 7,545 7,861 7,739 0人 3,000人 6,000人 9,000人 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 Ⅰ Ⅱa・Ⅱb Ⅲa・Ⅲb Ⅳ M A -- 7 of 17 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 16 (3)就労 労働人口割合 資料:「国勢調査(令和2年 10 月1日時点)」 静岡県や全国と類似した傾向がみられ、 女性より男性、後期高齢者より前期高齢者で労働人口割合が高い 65 歳以上の就業者割合 資料:「国勢調査(令和2年 10 月1日時点)」 静岡県や全国と類似した傾向がみられ、 65歳以上でも約4人に1人が就業している 27.6 36.7 20.7 43.8 12.7 28.4 37.2 21.5 45.2 12.7 27.5 37.5 19.9 43.2 12.4 0% 10% 20% 30% 40% 50% 高齢者総数 男性 女性 前期高齢者 後期高齢者 沼津市 静岡県 全国 24.2 0.9 65.9 8.9 26.6 0.9 69.3 3.2 24.7 0.8 67.1 7.4 0% 20% 40% 60% 80% 就業者 完全失業者 非労働力人口 不詳 沼津市 静岡県 全国 -- 8 of 17 -- 第2章 高齢者の現状 17 2 調査からみる沼津市のすがた (1)調査概要 ①調査の方法 調査対象:高齢者一般調査 ・・・沼津市在住の 65 歳以上の男女 総合事業対象者調査 ・・・沼津市在住の総合事業対象認定を受けている男女 在宅要支援認定者調査・・・沼津市在住の要支援認定を受けている男女 在宅要介護認定者調査・・・沼津市在住の要介護認定を受けている男女 抽出方法:高齢者一般調査 ・・・1,500 人を無作為抽出 総合事業対象者調査 ・・・ 150 人を無作為抽出 在宅要支援認定者調査・・・ 800 人を無作為抽出 在宅要介護認定者調査・・・1,100 人を無作為抽出 調査方法:郵送配布 郵送回収 調査期間:令和4年 12 月7日~令和4年 12 月 23 日 ②回収状況 発送数 回収数 有効回収数 有効回収率 介護予防・ 日常生活圏域 ニーズ調査 高齢者一般調査 1,500通 1,001票 1,630票 1,001票 66.7% 総合事業対象者調査 150通 87票 87票 58.0% 在宅要支援認定者調査 800通 540票 540票 67.5% 在宅介護 実態調査 在宅要介護認定者調査 1,100通 617票 617票 56.1% ※有効回収数:回収票から全く回答がないもの(白票)や回答が少ないもの(無効票)を除いた数。
※対象者の振り分けのできない2票があったため高齢者一般・総合事業対象者・在宅要支援認定者の回収合計数 も示している。 ③注意事項 回答は各設問の回答者数(n)を基数とした百分率(%)で示してある。 百分率は小数点以下第2位を四捨五入して算出した。このため、百分率の合計が 100%にならないことがある。
1つの設問に2つ以上答えられる“複数回答可能”の場合は、回答比率の合計が 100%を超える場合がある。 スペースの関係上、一部設問、選択肢の文言を省略している箇所がある。 この調査結果は、傾向や特徴がある設問を中心に掲載している。 -- 9 of 17 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 18 (2)調査結果【介護予防・日常生活圏域ニーズ調査】 ■ 普段の生活で介護・介助が必要か(単数回答) 「必要ない」と答えた人がおよそ60% ■ 週あたりの外出頻度(単数回答) 要支援2では「ほとんど外出しない」と答えた人がおよそ30% 高齢一般 (n=1,001) 総合事業対象者 (n=87) 要支援1 (n=254) 要支援2 (n=286) 全体 (n=1,630) 対 象 種 別 89.7 48.3 22.4 10.1 6.1 20.7 22.4 19.2 2.5 24.1 53.1 65.7 1.7 6.9 2.0 4.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 必要ない 必要だが、受けていない 受けている 無回答 A 63.0 11.8 22.6 2.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 高齢一般 (n=1,001) 総合事業対象者 (n=87) 要支援1 (n=254) 要支援2 (n=286) 全体 (n=1,630) 対 象 種 別 7.2 10.3 19.3 30.4 12.6 23.0 28.3 24.5 42.2 44.8 37.8 35.7 36.7 16.1 11.0 5.2 1.4 5.7 3.5 4.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% ほとんど外出しない 週1回 週2~4回 週5回以上 無回答 A 13.3 17.7 40.6 26.0 2.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% -- 10 of 17 -- 第2章 高齢者の現状 19 ■ 認知症の症状があるまたは家族に認知症の症状がある人の有無(単数回答) 「いいえ」と答えた人がおよそ90% ■ 地域包括支援センターの役割の認知状況・利用状況(単数回答) 「知っているし、利用したことがある」と答えた人がおよそ30% 高齢一般 (n=1,001) 総合事業対象者 (n=87) 要支援1 (n=254) 要支援2 (n=286) 全体 (n=1,630) 対 象 種 別 9.0 9.2 13.4 17.5 88.4 87.4 82.3 78.0 2.6 3.4 4.3 4.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% はい いいえ 無回答 A 11.2 85.6 3.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 高齢一般 (n=1,001) 総合事業対象者 (n=87) 要支援1 (n=254) 要支援2 (n=286) 全体 (n=1,630) 対 象 種 別 10.6 50.6 50.8 52.8 37.8 27.6 15.0 18.2 45.3 13.8 20.1 12.9 1.2 1.1 7.5 5.9 5.2 6.9 6.7 10.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 知っているし、利用したことがある 知っているが、利用したことはない 知らないし、利用したこともない わからない 無回答 A 26.4 30.2 34.0 3.0 6.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% -- 11 of 17 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 20 ■ 健康について知りたいこと(複数回答可能:3つまで) 「認知症の予防」と答えた人がおよそ40% 認 知 症 の 予 防 望 ま し い 食 生 活 が ん や 生 活 習 慣 病 に な ら な い た め の 工 夫 寝 た き り や 介 護 の 予 防 運 動 の 方 法 健 康 診 断 ・ 各 種 検 診 の 内 容 や 受 け 方 な ど 歯 の 健 康 う つ 病 の 予 防 そ の 他 無 回 答 介護予防・日常生活圏域ニーズ調査(n=1,630) 37.4 33.3 30.7 23.9 18.8 11.3 7.6 7.4 3.5 17.1 0% 10% 20% 30% 40% 回 答 者 数 認 知 症 の 予 防 望 ま し い 食 生 活 が ん や 生 活 習 慣 病 に な ら な い た め の 工 夫 寝 た き り や 介 護 の 予 防 運 動 の 方 法 健 康 診 断 ・ 各 種 検 診 の 内 容 や 受 け 方 な ど 歯 の 健 康 う つ 病 の 予 防 そ の 他 無 回 答 対象種別 高齢一般 1,001 38.2 34.3 36.9 16.8 19.7 11.7 7.8 7.1 4.0 16.0 総合事業対象者 87 43.7 33.3 23.0 28.7 20.7 10.3 5.7 3.4 1.1 20.7 要支援1 254 35.0 31.1 24.0 34.6 15.7 11.8 4.7 9.8 3.9 18.1 要支援2 286 35.0 32.2 17.8 38.1 18.2 10.1 10.1 7.7 2.1 18.2 -- 12 of 17 -- 第2章 高齢者の現状 21 ■ 今後やってみたいと思うもの(複数回答可能) 「趣味の活動」、「健康づくりやスポーツ」と答えた人がおよそ30% 趣 味 の 活 動 健 康 づ く り や ス ポ ー ツ 学 習 や 教 養 を 高 め る た め の 活 動 働 く こ と 社 会 奉 仕 活 動 ( ボ ラ ン テ ィ ア な ど ) シ ニ ア ク ラ ブ ・ 老 人 ク ラ ブ 活 動 町 内 会 、 自 治 会 の 活 動 そ の 他 特 に な い 無 回 答 介護予防・日常生活圏域ニーズ調査(n=1,630) 29.5 25.4 13.1 11.9 4.8 3.8 3.2 2.4 38.0 8.9 0% 10% 20% 30% 40% 回 答 者 数 趣 味 の 活 動 健 康 づ く り や ス ポ ー ツ 学 習 や 教 養 を 高 め る た め の 活 動 働 く こ と 社 会 奉 仕 活 動 ( ボ ラ ン テ ィ ア な ど ) シ ニ ア ク ラ ブ ・ 老 人 ク ラ ブ 活 動 町 内 会 、 自 治 会 の 活 動 そ の 他 特 に な い 無 回 答 対象種別 高齢一般 1,001 34.6 29.0 14.6 14.2 6.1 2.5 3.3 2.4 31.8 8.1 総合事業対象者 87 26.4 27.6 12.6 10.3 4.6 6.9 1.1 1.1 33.3 14.9 要支援1 254 23.2 18.9 10.6 9.4 2.8 7.5 3.9 3.5 46.9 10.2 要支援2 286 18.2 18.2 10.5 6.6 2.4 4.2 2.8 1.7 53.5 8.7 -- 13 of 17 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 22 ■ 高齢者の身体機能の状況の分析 本市が実施した実態調査のうち、介護予防・日常生活圏域ニーズ調査では高齢者の 心身の状況等のリスクを分析するための調査項目が設定されています。
それらの調査項目から高齢者の身体機能の状況を評価しました。 (詳細な調査項目や 評価方法は次ページに掲載しています。) 認知機能の低下、うつ傾向の「リスクあり」の人がおよそ50% IADL*が「低い」人がおよそ20% * IADL:Instrumental Activities of Daily Living の略で、「手段的日常生活動作」という意味です。
ADLに定 義されている生活を送る上で最低限必要な動作(布団から起き上がる、着替える、食事を食べるなど)よ り、複雑で高度な判断を必要とする動作(献立を考え買い物をする、料理を作る、洗い物をするなど)を 指しています。 (n=1,579) 認知機能の低下 うつ傾向 (n=1,630) (n=1,630) (n=1,604) (n=1,630) 運動器機能の低下 (n=1,583) 転倒リスク 閉じこもり傾向 口腔機能の低下 32.1 39.3 31.0 32.6 48.0 47.5 67.9 59.0 66.6 67.4 48.7 52.5 0.0 1.7 2.5 0.0 3.4 0.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% リスクあり リスクなし 無回答 A IADLの状況 (n=1,543) 68.6 12.0 19.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 高い やや低い 低い A ※ ※ -- 14 of 17 -- 第2章 高齢者の現状 23 調査項目 選択肢 運 動 器 機 能 の 低 下 3問以上で 該当する選択肢を 回答した場合 階段を手すりや壁を伝わらずに昇れ るか 3 できない 椅子に座った状態から何もつかまら ずに立ち上がっているか 15分くらい続けて歩いているか 転倒経験(過去1年間) 1 何度もある 2 1度ある 転倒に対する不安 1 とても不安である 2 やや不安である 転倒 リスク 該当する選択肢を 回答した場合 転倒経験(過去1年間) 1 何度もある 2 1度ある 閉じ こもり 傾向 該当する選択肢を 回答した場合 外出頻度(週あたり) 1 ほとんど外出しない 2 週1回 口 腔 機 能 の 低 下 2問以上で 該当する選択肢を 回答した場合 固いものを食べにくくなったか 1 はい お茶や汁物等でむせることがあるか 口の渇きが気になるか 認知 機能の 低下 該当する選択肢を 回答した場合 物忘れが多いと感じるか 1 はい う つ 傾 向 いずれかの設問で 該当する選択肢を 回答した場合 気分が沈んだり、ゆううつな気持ち になったりすることがあるか 1 はい どうしても物事に興味がわかなくな ったか I A D L の 状 況 5問の合計点によ ってIADLの状 況を評価する。
・5点の場合 「高い」 ・4点の場合 「やや低い」 ・3点以下の場合 「低い」 バスや電車を使って1人で外出して いるか 1 できるし、している ⇒1点 2 できるけどしていない ⇒1点 3 できない ⇒0点 食品・日用品の買物をしているか 自分で食事の用意をしているか 請求書の支払いをしているか 預貯金の出し入れをしているか -- 15 of 17 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 24 (3)調査結果【在宅介護実態調査】 ■ 現時点の施設等への入所・入居の検討状況(単数回答) 「検討していない」と答えた人がおよそ60% ■ 主な介護者(単数回答) 「配偶者」と「子」とそれぞれ4割前後 ■ 地域包括支援センターの役割の認知状況・利用状況(単数回答) 「知っているし、利用したことがある」と答えた人がおよそ70% 全体 (n=617) 63.7 20.7 11.5 4.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 検討していない 検討している すでに申し込みをしている 無回答 全体 (n=493) 38.1 45.0 11.6 2.2 2.0 1.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 配偶者 子 子の配偶者 孫・兄弟・姉妹 その他 無回答 全体 (n=493) 65.9 21.3 8.7 0.8 3.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 知っているし、利用したことがある 知っているが、利用したことはない 知らないし、利用したこともない わからない 無回答 A -- 16 of 17 -- 第2章 高齢者の現状 25 ■ 現在の生活を継続していくにあたって、主な介護者が不安に感じる介護等 ※現状で行っているか否かは問わない (複数回答可能:3つまで) 「認知症状への対応」と答えた人がおよそ40% ■ 主な介護者が仕事と介護の両立に効果があると思う勤め先からの支援 ※働いている主な介護者のみ (複数回答可能:3つまで) 「介護休業・介護休暇等の制度の充実」と答えた人がおよそ30% 認 知 症 状 へ の 対 応 夜 間 の 排 泄 外 出 の 付 き 添 い 等 入 浴 ・ 洗 身 食 事 の 準 備 日 中 の 排 泄 服 薬 金 銭 管 理 や 諸 手 続 き そ の 他 の 家 事 衣 服 の 着 脱 屋 内 の 移 乗 ・ 移 動 食 事 の 介 助 身 だ し な み 医 療 面 で の 対 応 そ の 他 特 に な い わ か ら な い 無 回 答 在宅介護実態調査(n=493) 36.7 30.4 25.4 24.5 19.3 17.6 15.8 15.6 11.8 11.2 11.0 8.3 6.3 6.3 3.4 5.3 0.4 2.8 0% 10% 20% 30% 40% 介 護 休 業 ・ 介 護 休 暇 等 の 制 度 の 充 実 労 働 時 間 の 柔 軟 な 選 択 制 度 を 利 用 し や す い 職 場 づ く り 介 護 を し て い る 従 業 員 へ の 経 済 的 な 支 援 仕 事 と 介 護 の 両 立 に 関 す る 情 報 の 提 供 働 く 場 所 の 多 様 化 介 護 に 関 す る 相 談 窓 口 ・ 担 当 者 の 設 置 自 営 業 等 の た め 、 勤 め 先 は な い そ の 他 特 に な い わ か ら な い 無 回 答 在宅介護実態調査(n=198) 30.8 28.3 26.3 21.2 11.1 8.6 6.1 22.2 2.5 11.1 0.5 4.0 0% 10% 20% 30% 40% -- 17 of 17 --
第3章 日常生活圏域PDF 2.5MB
この章は、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるための取り組みについて説明しています。沼津市を4つの地域に分け、各地域の包括支援センターを中心に、医療・介護・予防などを含めた総合的な支援体制を整えることについて述べています。
背景高齢化が進む中で、高齢者が住み慣れた地域で継続して生活できる支援体制を構築する必要があるため。
- 沼津市を西部・北部・中央・南部の4圏域に分け支援
- 各圏域に地域包括支援センター(計11か所)を配置
- 地域包括ケアシステムは5つの要素(住まい、医療、介護、介護予防、生活支援)で構成
- 令和5年3月末時点で市全体の高齢化率32.3%、要介護認定者9,422人
- 西部地域が高齢者数最多(17,568人)、南部地域が高齢化率最高(38.7%)
- 各圏域で医療機関や高齢者サロンなど地域資源を活用した支援
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27 第3章 日常 生活圏 域 第3章 日常生活圏域 -- 1 of 13 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 28 第3章 日常生活圏域 1 日常生活圏域の設定 日常生活圏域とは、高齢者が介護を必要とするようになっても住み慣れた地域での生活 を継続できるよう、地理的条件や人口、交通事情その他の社会的条件、介護サービス事業 所の整備状況等を総合的に勘案して定める区域のことです。
また、その区域は、高齢者の 住まいから 30 分以内に必要な介護サービスが提供される区域と定められています。 本計画においては、第9次計画と同様に、4つの圏域を設定します。各圏域に設置して いる地域包括支援センター(市内 11 か所)を核とした地域包括ケアシステムの推進を図 り、高齢者保健・福祉施策をさらに充実させていきます。
(1)日常生活圏域別高齢者人口 圏域名 総人口(人) 高齢者人口(人) 高齢化率 (%) 総数 65~74歳 75歳以上 西部 53,310 17,568 7,925 9,643 33.0 北部 59,531 16,333 7,418 8,915 27.4 中央 42,775 14,321 6,407 7,914 33.5 南部 32,997 12,761 5,504 7,257 38.7 全市計 188,613 60,983 27,254 33,729 32.3 資料:「住民基本台帳(令和5年3月末時点)」 (2)日常生活圏域別介護度別認定者数及び出現率 圏域名 要支援1 (人) 要支援2 (人) 要介護1 (人) 要介護2 (人) 要介護3 (人) 要介護4 (人) 要介護5 (人) 認定者計 (人) 出現率 (%) 西部 361 517 502 416 299 286 171 2,552 14.5 北部 306 480 492 410 317 268 155 2,428 14.9 中央 367 487 431 368 287 221 120 2,281 15.9 南部 323 480 388 335 257 241 137 2,161 16.9 全市計 1,357 1,964 1,813 1,529 1,160 1,016 583 9,422 15.5 (令和5年3月末時点) ≪参考≫ 圏域名 地区 圏域名 地区 西部 原・浮島・愛鷹・今沢・片浜 北部 金岡・大岡・門池 中央 第一・第二・第四・第五 南部 第三・大平・静浦・内浦・西浦・ 戸田 -- 2 of 13 -- 第3章 日常生活圏域 29 <日常生活圏域図> 西部 北部 中央 南部 はら 片浜・今沢 あしたか かなおか かどいけ 第五 千本 きせがわ かぬき 三浦・戸田 かぬき (第三支所) 千本(第四支所) 三浦・戸田 (戸田支所) 地域包括支援センター 日常生活圏域名 地域包括支援センター支所 -- 3 of 13 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 30 2 地域包括ケアシステムの基本的な考え方 地域包括ケアシステムとは、高齢者が住み慣れた地域で、安心して自分らしい暮らし を人生の最期まで続けるための包括的な支援体制のことです。
5つの要素「住まい」、 「医 療」、「介護」、「介護予防」、「生活支援」から構成されており、高齢者の生活を総合的に 支援する体制となっています。また、元気な高齢者への支援だけでなく、例え介護を必 要とする状態になったとしても、切れ目なく支援を継続できる体制となっており、今後 の高齢者の増加に対応するための重要な支援体制として位置づけられています。
地域包括ケアシステムは、地域包括支援センターを中心に、日常生活圏域ごとの地 域課題の解決に向けて対応することで、地域における高齢者の支援体制を充実させて いきます。また、地域包括ケアシステムの推進には、自助・互助・共助・公助の4つの 助が連携することが大切であり、高齢者の生活を支援する上で立場や状況に応じた対 応をすることが求められています。
さらに、この地域包括ケアシステムは、地域共生社会の実現に向けた中核的な基盤 としても位置づけられています。地域共生社会とは、地域におけるあらゆる主体(地 域住民や事業所、企業、学校等)が属性や立場を超えてつながり、支え合うことで一人 ひとりの生活や生きがい等をともに創っていく社会のことです。
地域包括ケアシステ ムが地域共生社会の実現に向けた中核的な基盤に位置づけられた背景には、今後さら に少子高齢化が進み、高齢者を支え続けるだけの人材の確保が難しくなることがあり ます。また、高齢者に限らず、困った時に支援を求めることができる体制の1つとし て、地域における支え合いの必要性は今後一層高まっていくと考えられています。
今後は、他の福祉分野との連携を図りながら、地域の特性と課題に対応した地域包 括ケアシステムをより深化させることで、高齢者だけでなく、障がいのある人や子ど も等、市内に住むすべての人が地域で支え合えることのできる地域共生社会の実現に 向けた取組を進めていきます。 <地域包括ケアシステムを支える4つの助> ※平成 25 年3月 厚生労働省 地域包括ケア研究会報告書 -- 4 of 13 -- 第3章 日常生活圏域 31 <地域包括ケアシステムのイメージ図> 資料:厚生労働省 -- 5 of 13 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 32 3 日常生活圏域カルテ 日常生活圏域の現況を整理し、地域の特性と課題を検証します。
【西部】 1 地域包括支援センターの名称 はら あしたか 片浜・今沢 計 2 人口の状況(令和5年3月末) (1)総人口(人) 23,428 15,234 14,648 53,310 (2)高齢者人口(人) 7,889 4,718 4,961 17,568 65 歳~74 歳(人) 3,637 2,145 2,143 7,925 75 歳以上(人) 4,252 2,573 2,818 9,643 (3)高齢化率(%) 33.7 31.0 33.9 33.0 (4)要支援・要介護認定者数(人) 1,120 631 801 2,552 (5)出現率(%) 14.2 13.4 16.1 14.5 【人口の推移と構成】 【要支援・要介護認定者数の推移と構成】 資料:「住民基本台帳(各年度3月末時点)」 (各年度3月末時点) 3 地域資源 (1)医療機関(か所) 病院・医科診療所 17 14 4 35 歯科診療所 12 5 6 23 (2)活動場所や通いの場(か所) 通いの場(登録高齢者サロン含む) 22 7 10 39 認知症カフェ 1 1 2 4 市老連加入老人クラブ 0 5 0 5 (3)見守り・安心(件) 高齢者あんしんサポート店 11 7 5 23 高齢者あんしん見守りネットワーク協力事業所 6 4 5 15 37,091 35,528 35,742 8,541 8,823 7,925 9,134 9,695 9,643 32.3 34.3 33.0 0% 10% 20% 30% 40% 0人 30,000人 60,000人 90,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 非高齢者 65~74歳 75歳以上 高齢化率 334 339 361 474 467 517 447 449 502 427 418 416 372 358 299 345 380 286 197 211 171 14.7 14.2 14.5 0% 5% 10% 15% 20% 0人 1,000人 2,000人 3,000人 4,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 出現率 -- 6 of 13 -- 第3章 日常生活圏域 33 【西部】 4 高齢者の健康状況等 【➀各種機能】 【②介護認定原因疾患<上位5位>】 【③生活習慣病リスク保有状況】 【④認知症高齢者数の推移】 資料:➀②「令和4年度沼津市高齢者の生活と意識に関する調査」 ③「令和4年度特定健康診査等の結果」 ④(各年度3月 31 日現在)(住所地特例該当者等を除く) 5 地域の特性と課題 (1)地域の特性 高齢者人口が最も多い地域です。
出現率は最も低いものの、要支援・要介護認定者 数は最も多く、軽度(要支援1~要介護1)と重度(要介護4~5)が多くなってい ます。介護認定原因疾患は、高齢による衰弱が 25.9%と多くなっています。 (2)地域の課題 高齢者人口が多いことに伴い、要介護等認定者も多くなっているため、介護ニーズ の急激な上昇を抑えるためには、介護予防の取組を広く浸透させる必要があります。
また、圏域内には交通の利便性が悪い地域があることから、外出支援・移動支援を充 実させて、高齢者の外出の機会創出に努めなければなりません。他にも、地域の担い 手も高齢者となり、これまでの活動が継続できなくなる可能性が高いことから、高齢 者サロン活動等の担い手の確保・育成が急がれます。
33.4 41.5 30.7 10.4 31.8 48.7 31.0 49.2 0% 20% 40% 60% 運 動 機 能 の 低 下 転 倒 リ ス ク 閉 じ こ も り 傾 向 低 栄 養 状 態 口 腔 機 能 の 低 下 認 知 機 能 の 低 下 I A D L の 低 下 う つ 傾 向 西部 沼津市 33.6 25.9 23.3 20.7 13.8 0% 10% 20% 30% 40% 認 知 症 高 齢 に よ る 衰 弱 骨 折 ・ 転 倒 脳 血 管 疾 患 糖 尿 病 12.5 21.4 9.5 16.9 5.5 10.8 0% 9% 18% 27% メタボ予備群 メタボ該当者 Ⅱ度高血圧 収縮期 160mmHg または 拡張期 100mmHg以上 中性脂肪 150mg/dl以上 HDL- コレステロール 40mg/dl未満 血糖 (HbA1c 6.5%以上) 西部(n=5,736) 沼津市(n=19,296) 485 527 502 508 496 488 723 786 726 311 305 292 50 55 59 47 50 46 0 1 0 63.1 64.6 63.1 0% 25% 50% 75% 0人 700人 1,400人 2,100人 2,800人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 Ⅰ Ⅱa Ⅱb Ⅲa Ⅲb Ⅳ M Ⅱa以上 -- 7 of 13 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 34 【北部】 1 地域包括支援センターの名称 かなおか かどいけ きせがわ 計 2 人口の状況(令和5年3月末) (1)総人口(人) 20,417 19,353 19,761 59,531 (2)高齢者人口(人) 5,984 5,096 5,253 16,333 65 歳~74 歳(人) 2,685 2,319 2,414 7,418 75 歳以上(人) 3,299 2,777 2,839 8,915 (3)高齢化率(%) 29.3 26.3 26.6 27.4 (4)要支援・要介護認定者数(人) 884 767 777 2,428 (5)出現率(%) 14.8 15.1 14.8 14.9 【人口の推移と構成】 【要支援・要介護認定者数の推移と構成】 資料:「住民基本台帳(各年度3月末時点)」 (各年度3月末時点) 3 地域資源 (1)医療機関(か所) 病院・医科診療所 19 12 14 45 歯科診療所 6 8 11 25 (2)活動場所や通いの場(か所) 通いの場(登録高齢者サロン含む) 18 3 4 25 認知症カフェ 2 1 1 4 市老連加入老人クラブ 0 4 0 4 (3)見守り・安心(件) 高齢者あんしんサポート店 7 3 5 15 高齢者あんしん見守りネットワーク協力事業所 2 5 6 13 43,486 42,363 43,198 7,843 8,291 7,418 8,216 8,774 8,915 27.0 28.7 27.4 0% 10% 20% 30% 40% 0人 30,000人 60,000人 90,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 非高齢者 65~74歳 75歳以上 高齢化率 293 281 306 386 419 480 437 439 492 374 401 410 346 355 317 300 329 268 165 175 155 14.3 14.1 14.9 0% 5% 10% 15% 20% 0人 1,000人 2,000人 3,000人 4,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 出現率 -- 8 of 13 -- 第3章 日常生活圏域 35 【北部】 4 高齢者の健康状況等 【➀各種機能】 【②介護認定原因疾患<上位5位>】 【③生活習慣病リスク保有状況】 【④認知症高齢者数の推移】 資料:➀②「令和4年度沼津市高齢者の生活と意識に関する調査」 ③「令和4年度特定健康診査等の結果」 ④(各年度3月 31 日現在)(住所地特例該当者等を除く) 5 地域の特性と課題 (1)地域の特性 総人口が最も多く、高齢化率が最も低い地域です。
しかし、令和2年度からの2年 間で後期高齢者人口が 699 人増加しています。また、要支援・要介護認定者も増加し ており、令和2年度からの2年間で 127 人増加しています。中でも、中度(要介護2 ~3)が最も多くなっています。さらに、要介護等認定者の中でも何らかの認知症の 症状がある方が最も多くなっています。
(2)地域の課題 現時点では高齢化率が低いものの、高齢者、特に後期高齢者が増加傾向にあること から、介護ニーズの上昇に対応できる体制を整える必要があります。また、比較的若 い世代が多いことから、介護予防の重要性を広く周知することで将来的な介護ニーズ の抑制にもつながると考えられます。
29.4 39.4 26.9 10.2 35.2 44.9 27.3 46.7 0% 20% 40% 60% 運 動 機 能 の 低 下 転 倒 リ ス ク 閉 じ こ も り 傾 向 低 栄 養 状 態 口 腔 機 能 の 低 下 認 知 機 能 の 低 下 I A D L の 低 下 う つ 傾 向 北部 沼津市 39.0 22.6 18.9 16.5 11.6 0% 10% 20% 30% 40% 認 知 症 骨 折 ・ 転 倒 高 齢 に よ る 衰 弱 脳 血 管 疾 患 心 疾 患 11.9 23.0 8.5 18.3 5.3 10.9 0% 9% 18% 27% メタボ予備群 メタボ該当者 Ⅱ度高血圧 収縮期 160mmHg または 拡張期 100mmHg以上 中性脂肪 150mg/dl以上 HDL- コレステロール 40mg/dl未満 血糖 (HbA1c 6.5%以上) 北部(n=5,271) 沼津市(n=19,296) 456 493 538 439 482 427 706 726 749 302 306 306 51 48 45 51 64 53 1 0 0 67.4 67.8 65.1 0% 25% 50% 75% 0人 700人 1,400人 2,100人 2,800人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 Ⅰ Ⅱa Ⅱb Ⅲa Ⅲb Ⅳ M Ⅱa以上 -- 9 of 13 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 36 【中央】 1 地域包括支援センターの名称 千本 第五 計 2 人口の状況(令和5年3月末) (1)総人口(人) 23,982 18,793 42,775 (2)高齢者人口(人) 8,364 5,957 14,321 65 歳~74 歳(人) 3,657 2,750 6,407 75 歳以上(人) 4,707 3,207 7,914 (3)高齢化率(%) 34.9 31.7 33.5 (4)要支援・要介護認定者数(人) 1,348 933 2,281 (5)出現率(%) 16.1 15.7 15.9 【人口の推移と構成】 【要支援・要介護認定者数の推移と構成】 資料:「住民基本台帳(各年度3月末時点)」 (各年度3月末時点) 3 地域資源 (1)医療機関(か所) 病院・医科診療所 39 23 62 歯科診療所 35 26 61 (2)活動場所や通いの場(か所) 通いの場(登録高齢者サロン含む) 13 12 25 認知症カフェ 1 1 2 市老連加入老人クラブ 4 4 8 (3)見守り・安心(件) 高齢者あんしんサポート店 31 11 42 高齢者あんしん見守りネットワーク協力事業所 20 7 27 28,826 28,781 28,454 6,696 6,405 6,407 7,521 7,193 7,914 33.0 32.1 33.5 0% 10% 20% 30% 40% 0人 30,000人 60,000人 90,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 非高齢者 65~74歳 75歳以上 高齢化率 348 322 367 437 422 487 410 412 431 322 354 368 333 320 287 279 309 221 134 141 120 15.9 16.8 15.9 0% 5% 10% 15% 20% 0人 1,000人 2,000人 3,000人 4,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 出現率 -- 10 of 13 -- 第3章 日常生活圏域 37 【中央】 4 高齢者の健康状況等 【➀各種機能】 【②介護認定原因疾患<上位5位>】 【③生活習慣病リスク保有状況】 【④認知症高齢者数の推移】 資料:➀②「令和4年度沼津市高齢者の生活と意識に関する調査」 ③「令和4年度特定健康診査等の結果」 ④(各年度3月 31 日現在)(住所地特例該当者等を除く) 5 地域の特性と課題 (1)地域の特性 2番目に高齢化率が高い地域です。
要支援・要介護認定者の出現率も2番目に高く なっていますが、重度(要介護4~5)は最も少なくなっています。介護認定原因疾 患は、認知症が 44.5%と多くなっています。また、要介護等認定者で認知症の程度が Ⅱa以上の方の割合が、67.3%と最も高くなっています。 (2)地域の課題 介護認定原因疾患としての認知症が他圏域より多いことから、認知症高齢者や家族 介護者への支援に取り組む必要があります。
市内で最も医療機関が多いという特徴を 活かして、医療分野と連携した認知症の早期発見・早期対応にも期待がされます。ま た、旧住民とマンション居住者が混在する地域であるため、今後は住民や管理会社の 協力を含めた幅広い支援の検討が求められます。 33.4 39.5 29.3 10.5 31.0 48.2 33.0 47.3 0% 20% 40% 60% 運 動 機 能 の 低 下 転 倒 リ ス ク 閉 じ こ も り 傾 向 低 栄 養 状 態 口 腔 機 能 の 低 下 認 知 機 能 の 低 下 I A D L の 低 下 う つ 傾 向 中央 沼津市 44.5 19.9 19.9 18.8 12.9 0% 10% 20% 30% 40% 50% 認 知 症 骨 折 ・ 転 倒 高 齢 に よ る 衰 弱 脳 血 管 疾 患 糖 尿 病 13.1 22.5 9.2 16.6 5.1 10.4 0% 9% 18% 27% メタボ予備群 メタボ該当者 Ⅱ度高血圧 収縮期 160mmHg または 拡張期 100mmHg以上 中性脂肪 150mg/dl以上 HDL- コレステロール 40mg/dl未満 血糖 (HbA1c 6.5%以上) 中央(n=4,497) 沼津市(n=19,296) 456 495 520 390 423 453 642 670 701 266 308 287 42 51 32 46 56 61 0 0 0 61.2 66.1 67.3 0% 25% 50% 75% 0人 700人 1,400人 2,100人 2,800人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 Ⅰ Ⅱa Ⅱb Ⅲa Ⅲb Ⅳ M Ⅱa以上 -- 11 of 13 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 38 【南部】 1 地域包括支援センターの名称 かぬき 三浦・戸田 計 2 人口の状況(令和5年3月末) (1)総人口(人) 22,447 10,550 32,997 (2)高齢者人口(人) 7,783 4,978 12,761 65 歳~74 歳(人) 3,395 2,109 5,504 75 歳以上(人) 4,388 2,869 7,257 (3)高齢化率(%) 34.7 47.2 38.7 (4)要支援・要介護認定者数(人) 1,297 864 2,161 (5)出現率(%) 16.7 17.4 16.9 【人口の推移と構成】 【要支援・要介護認定者数の推移と構成】 資料:「住民基本台帳(各年度3月末時点)」 (各年度3月末時点) 3 地域資源 (1)医療機関(か所) 病院・医科診療所 16 7 23 歯科診療所 13 5 18 (2)活動場所や通いの場(か所) 通いの場(登録高齢者サロン含む) 12 5 17 認知症カフェ 2 1 3 市老連加入老人クラブ 17 12 29 (3)見守り・安心(件) 高齢者あんしんサポート店 10 9 19 高齢者あんしん見守りネットワーク協力事業所 4 5 9 22,092 22,754 20,236 6,055 5,540 5,504 7,140 6,270 7,257 37.4 34.2 38.7 0% 10% 20% 30% 40% 0人 30,000人 60,000人 90,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 非高齢者 65~74歳 75歳以上 高齢化率 302 278 323 403 441 480 361 357 388 327 358 335 327 296 257 240 288 241 168 173 137 16.1 18.6 16.9 0% 5% 10% 15% 20% 0人 1,000人 2,000人 3,000人 4,000人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 出現率 -- 12 of 13 -- 第3章 日常生活圏域 39 【南部】 4 高齢者の健康状況等 【➀各種機能】 【②介護認定原因疾患<上位5位>】 【③生活習慣病リスク保有状況】 【④認知症高齢者数の推移】 資料:➀②「令和4年度沼津市高齢者の生活と意識に関する調査」 ③「令和4年度特定健康診査等の結果」 ④(各年度3月 31 日現在)(住所地特例該当者等を除く) 5 地域の特性と課題 (1)地域の特性 総人口・高齢者人口が最も少なく、高齢化率・要介護等認定者の出現率が最も高い地 域です。
閉じこもり傾向・認知機能の低下・IADLの低下が見られます。介護認定原 因疾患は、脳血管疾患・高齢による衰弱が多く、骨折・転倒が少なくなっています。 (2)地域の課題 農業や漁業等の第一次産業に従事する高齢者が多く、体を動かす機会に恵まれてい る地域ですが、高齢化率・要介護等認定者の出現率が市内で最も高く、今後は更なる 介護ニーズの上昇が見込まれます。
一方で、若い世代や店舗等の資源が減少しており、 高齢者のニーズに応えるための支援体制の構築に不安が残ります。また、機能低下が 最もみられる地域でもあることから、高齢者の介護予防や居場所づくりに取り組む必 要があります。 32.8 37.5 51.5 11.0 32.1 55.9 36.7 47.4 0% 20% 40% 60% 運 動 機 能 の 低 下 転 倒 リ ス ク 閉 じ こ も り 傾 向 低 栄 養 状 態 口 腔 機 能 の 低 下 認 知 機 能 の 低 下 I A D L の 低 下 う つ 傾 向 南部 沼津市 31.6 26.3 26.3 15.8 12.3 0% 10% 20% 30% 40% 認 知 症 脳 血 管 疾 患 高 齢 に よ る 衰 弱 骨 折 ・ 転 倒 糖 尿 病 12.5 22.7 8.2 17.0 5.7 10.1 0% 9% 18% 27% メタボ予備群 メタボ該当者 Ⅱ度高血圧 収縮期 160mmHg または 拡張期 100mmHg以上 中性脂肪 150mg/dl以上 HDL- コレステロール 40mg/dl未満 血糖 (HbA1c 6.5%以上) 南部(n=3,792) 沼津市(n=19,296) 417 343 474 371 358 382 554 501 587 232 209 264 39 40 35 52 37 43 0 0 0 58.6 52.3 60.7 0% 25% 50% 75% 0人 700人 1,400人 2,100人 2,800人 令和2年度 令和3年度 令和4年度 Ⅰ Ⅱa Ⅱb Ⅲa Ⅲb Ⅳ M Ⅱa以上 -- 13 of 13 --
第4章 基本理念・基本施策PDF 1.5MB
この章は、高齢者がいつまでも自分らしく元気に暮らすための方針と具体的な取り組みを示しています。生きがいと健康づくり、安心した生活環境の確保、地域での支援体制、介護予防、医療と介護の連携、認知症対策といった6つの柱から構成されています。
背景高齢者が複合的な課題や疾患を抱えても安全に地域生活を営むことが求められているため。
- 趣味・学習・就労を通じた生きがいづくりと健康診査・スポーツで健康維持
- 在宅生活サービスと住環境整備で、安心した地域生活を実現
- 地域包括支援センターと見守りネットワークで地域全体が支える体制構築
- フレイル予防・運動・栄養改善で要介護状態の予防と重度化防止
- 医療機関と介護事業者が連携し、在宅で医療と介護を一体的に提供
- 認知症サポーターの養成と支援体制で、安心して生活できるようにする
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41 第4章 基本理 念・基 本施策 第4章 基本理念・基本施策 -- 1 of 5 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 42 第4章 基本理念・基本施策 1 基本理念 第5次沼津市総合計画(令和3年度から令和 12 年度)では、将来の都市像として 『人・まち・自然が調和し、躍動するまち~誇り高い沼津を目指して~』を掲げ、まち づくりの基本理念として「動き出す 創り出す」、「誇りとつながり」、「心も体も元気で 健康」の3つの理念を定めています。
第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画では、第5次沼津市総合計画や国・県の方針を踏 まえ、第9次沼津市高齢者保健福祉計画の基本理念である【住み慣れた地域で、とも に支え合いながら、高齢者が自分らしく、安心して暮らせるまち】を継承し、高齢者が いつまでも生きがいや役割をもって、地域社会とのつながりを大切にしながら、元気 に自分らしく暮らせるまちづくりを目指します。
2 基本施策 基本理念の実現に向けて、6つの基本施策と、施策の方針やその具体的な取組及び 目標値について設定します。 生涯元気で充実した生活を送ることができるよう、趣味の活動や学習機会の提供・就労 支援等を通じた高齢者の生きがいづくりの機会創出や社会参加の推進を図ります。 また、スポーツを活用した健康づくりの推進に取り組むほか、疾病の早期発見・早期治 療のため、健康診査や各種がん検診を実施し、高齢者の健康維持に取り組みます。
高齢者やその家族が、介護等により生活のあり方が変化しても、できる限り自宅や住み 慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、在宅生活を営む上で必要な福祉サービス等 の支援を行います。 また、高齢者が多様な課題を抱えたままでも地域生活を安全に営めるまちづくりが求め られていることから、高齢者の実情に合わせた住環境の整備や交通手段の確保、交通・防 犯対策等を講じるほか、自分らしく尊厳をもって生活していくための支援を行います。
住み慣れた地域で、ともに支え合いながら、 高齢者が自分らしく、安心して暮らせるまち 基本施策1 生きがいと健康づくりの推進 基本施策2 安心して暮らせるまちづくり -- 2 of 5 -- 第4章 基本理念・基本施策 43 保健・医療・福祉の関係者をはじめ、地域の各種団体や住民が連携し、サービスを一体 的に提供していく地域づくり・人づくりを実現するため、地域包括支援センターや地域ケ ア会議を通じた支援ネットワークの構築や地域課題の発見と地域資源の活用、地域活動の 担い手となる人材の確保・育成や新たなサービスの創出等、地域包括ケアシステムの深化・ 推進に取り組みます。
また、地域共生社会の実現を目指し、地域住民や多様な主体と市が協働して、地域生活 における課題の相談支援体制を整備します。 高齢者がいつまでも元気に生活し、できる限り要支援・要介護状態にならないよう、ま た、介護が必要となった場合でもその状態が重度化しないよう、フレイル予防をはじめ、 各種講座を実施するほか、通いの場等の充実を図ります。
また、多職種・多機関による連携と、様々な状況に合わせて切れ目なくリハビリテーシ ョンを提供する体制を整備し、地域における介護予防の取組の強化を進めます。 慢性疾患等により医療と介護の両方を必要とする高齢者の増加が見込まれることから、 住み慣れた地域で日常生活を継続できるよう、地域における医療・介護の関係機関と連携 し、包括的かつ継続的な在宅医療・介護を提供するための体制強化を図ります。
認知症に対する正しい理解の促進を図るため、ICTを活用した情報発信等、認知症に 関する知識の普及・啓発を図ります。 また、地域の関係機関との連携を強化し、認知症の早期発見・早期対応に努めるととも に、認知症になっても、できる限り住み慣れた地域において本人の意思が尊重された環境 で暮らし続けることができるよう、認知症の人やその家族のニーズに合わせ、切れ目のな いサービスの提供に努めます。
基本施策3 地域における支援体制の整備 基本施策4 自立支援と介護予防及び重度化防止 基本施策5 在宅医療と介護連携の推進 基本施策6 認知症施策の推進 -- 3 of 5 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 44 3 施策の体系図 基本施策1 生きがいと健康づくりの推進 (1)生きがいづくりと社会参加の推進 ①千本プラザの運営 ②生涯学習の推進 ③敬老行事の実施 ④老人クラブへの支援 ⑤ねんりんピック出場者への支援 ⑥就労への支援 ⑦沼津しごと応援事業 (2)健康づくりの推進 ①各種スポーツ教室の開催 ②健康診査の実施 ③各種がん検診の実施 ④予防接種の実施 ⑤歯の健康づくりへの取組 基本施策2 安心して暮らせるまちづくり (1)在宅福祉サービスの充実 ①市特別給付 ②在宅高齢者世帯等への支援 ③介護マークの普及・促進 ④利用者負担の軽減 (2)住まいの確保と生活環境の整備 ①高齢者等に対する賃貸住宅の確保 ②高齢者向け住宅設置に対する支援 ③家具転倒防止事業 ④ユニバーサルデザインによるまちづくり ⑤高齢者の移動手段の確保 (3)安全・安心対策の推進 ①犯罪被害の防止 ②交通安全の推進 ③感染症予防対策 ④災害時の支援と感染症流行時の支援 (4)尊厳ある暮らしの確保 ①消費生活相談の実施・消費者被害への対応 ②成年後見制度の活用 ③高齢者虐待への対応 ④養護老人ホームへの入所措置 基本理念 住み慣れた地域で、ともに支え合いながら、 高齢者が自分らしく、安心して暮らせるまち -- 4 of 5 -- 第4章 基本理念・基本施策 45 基本施策3 地域における支援体制の整備 (1)地域包括支援センターの機能強化 ①基幹型地域包括支援センターの運営 ②地域包括支援センターの運営 ③地域ケア会議の実施 ④地域包括支援センター運営協議会の開催 (2)生活支援体制の整備 ①生活支援コーディネーターの配置と協議体の設置 ②在宅生活応援サービス提供者の拡充 (3)見守り体制の推進 ①高齢者あんしんサポート店の拡充 ②高齢者あんしん見守りネットワーク協力事業所の拡充 ③見守り活動の連携の促進 ④徘徊高齢者探索サービスの提供 ⑤認知症高齢者見守りシールの普及 (4)担い手となる人材の確保と育成 基本施策4 自立支援と介護予防及び重度化防止 (1)介護予防・生活支援サービス事業 ①訪問型サービス ②通所型サービス ③多様な主体によるサービスの提供体制の構築 (2)保健事業と介護予防の一体的な実施 ①保健事業と介護予防事業の連携 (3)一般介護予防事業 ①フレイルチェック・予防 ②運動器の機能向上 ③口腔機能の向上・栄養改善 ④認知症の予防 ⑤各地域における講座等の開催 ⑥通いの場の構築支援 ⑦介護ボランティアの育成 (4)地域リハビリテーション提供体制の構築 ①地域リハビリテーション活動支援事業の実施 ②専門職への意識啓発及び連携強化 ③リハビリテーション指標の設定 基本施策5 在宅医療と介護連携の推進 (1)資源の把握と課題の抽出 ①地域の医療・介護の資源の把握 ②在宅医療・介護連携の課題抽出と対応策の検討 (2)在宅医療と介護の連携体制の推進 ①切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制の構築推進 ②在宅医療・介護連携に関する相談支援 ③医療・介護関係者の研修 ④地域住民への普及啓発 基本施策6 認知症施策の推進 (1)認知症への理解を深めるための普及啓発 ①認知症サポーターの養成とチームオレンジの設置 ②相談先の周知 ③認知症当事者からの発信支援 ④若年性認知症の人への支援 (2)医療・ケア・介護サービス・介護者への支援 ①認知症地域支援推進員の配置 ②認知症疾患医療センター等医療機関との連携の推進 ③認知症初期集中支援チームの配置 ④認知症初期集中支援チーム検討委員会の開催 ⑤医療従事者・介護従事者等の認知症対応力向上の促進 ⑥認知症の人の介護者の負担軽減の推進 -- 5 of 5 --
第5章 計画各論PDF 2.8MB
高齢者がいきいきとした生活を送り、安心して暮らすことができるよう、生きがいづくり・健康づくり・福祉サービス・住まい確保・安全対策など、生活全般にわたる支援を行う計画です。
背景高齢者の多くが定年退職や人間関係の変化で社会とのつながりが薄れたり、加齢に伴う身体・認知機能の低下への不安を抱えているため。
- 千本プラザの運営、生涯学習(万年青大学・寿大学)、老人クラブ支援
- 健康診査(特定健康診査)、各種がん検診、予防接種の実施
- 配食サービス、在宅生活支援用具購入補助、家族介護者慰労金
- 高齢者向け優良賃貸住宅の家賃補助、家具転倒防止事業
- 運転免許自主返納者へのバス・タクシー利用券交付(5000円分)
- 避難行動要支援者名簿の作成、個別避難計画の段階的展開
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47 第5章 計画各 論 第5章 計画各論 -- 1 of 33 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 48 第5章 計画各論 基本施策1 生きがいと健康づくりの推進 いきいきとした生活を送るうえで、健康な心身を保ち、打ち込める趣味や地域活動等があ ることは、非常に大切なことです。
高齢者は定年退職や大切な人との離別等を経験し、社会とのつながりが希薄となる傾向が あります。中には、自宅にこもりきりになることで身体機能や認知機能等が急激に低下し、 介護が必要な状態となる人もいます。そのため、地域活動等、社会の一員として活動する機 会に参加し、社会とのつながりを持ち続けることが重要となります。
また、これらの機会に おいて友人や地域住民等との良好な関係を構築することは、将来困った時に支援や相談につ ながりやすくなるというメリットもあります。 さらに、このような活動を行うためには、心身が健康であることが大前提です。加齢によ る心身の不調は多くの人が経験することから、高齢者一人ひとりが日々自分の健康状態を正 しく把握し、どのような活動をどのくらいの程度・頻度で行うことが適切かを判断できるこ とが、活動を長期間継続するための秘訣と言えます。
また、定期的に健康診査や検診等を受 診したり、適度な運動を日々の習慣として取り入れたりする等、積極的な健康づくりに努め る必要もあります。 (1)生きがいづくりと社会参加の推進 高齢者がいきいきとした生活を送ることができるよう、生きがいを感じるための各種講 座やイベント、社会とのつながりを維持する就労等に関する事業を行います。
① 千本プラザの運営 <長寿福祉課> 事業 内容 千本プラザを指定管理制度にて運営し、季節ごとの各種イベント、趣味の教室、 世代交流事業、展示事業を実施します。 取組 方針 高齢者のニーズを把握し、イベントや講座の内容を随時見直しながら運営してい きます。 ② 生涯学習の推進 <生涯学習課> 事業 内容 65 歳以上の高齢者を対象に、高齢者学級(万年青大学5学級と寿大学 16 学級) を開設し、高齢者の生き方、健康と食事、体操、歴史等の幅広いテーマで毎月1 回の講座等を実施します。
取組 方針 高齢者が安心して楽しく受講できる体制を維持するとともに、わかりやすくより 魅力的な講座を提供することで、学級生数の確保に努めます。 -- 2 of 33 -- 第5章 計画各論 49 ③ 敬老行事の実施 <長寿福祉課> 事業 内容 高齢者を敬愛し、長寿を祝うために、敬老の日に合わせて敬老行事を開催すると ともに、節目の年齢の高齢者に祝金・祝品を贈呈します。
取組 方針 社会情勢の変化や敬老対象者の増加を踏まえ、今後の敬老行事のあり方を検討し ながら、実施していきます。 ④ 老人クラブへの支援 <長寿福祉課> 事業 内容 高齢者による自主的な社会奉仕活動やスポーツ・趣味の活動を実施している地域 の老人クラブ及び沼津市老人クラブ連合会の活動を支援します。
また、地域の高 齢者の交流の場として老人クラブや自治会等が設置する「老人つどいの家」の整 備に対し、支援を行います。 取組 方針 高齢者が地域社会で交流・活動できるよう、沼津市老人クラブ連合会への運営支 援を行うとともに、老人つどいの家の整備支援を行っていきます。 趣味の教室 沼津市老人クラブ連合会 -- 3 of 33 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 50 ⑤ ねんりんピック出場者への支援 <長寿福祉課> 事業 内容 高齢者が生きがいをもち、健康に社会活動ができるよう、全国健康福祉祭(ねんり んピック)出場者を激励し、高齢者の生きがいづくり、健康づくりを支援します。
取組 方針 支援を継続していきます。 ⑥ 就労への支援 <長寿福祉課> 事業 内容 高齢者就業センターを指定管理制度にて運営し、就業に必要な情報収集及び提供 を行うとともに、就業・社会参加等に係る講座や講習会を実施します。また、沼 津市シルバー人材センターの事業運営を支援します。
取組 方針 高齢者就業センターを運営するとともに、沼津市シルバー人材センターへの支援 を継続していきます。 ⑦ 沼津しごと応援事業 【新規】 <商工振興課> 事業 内容 市内企業における多様な働き方の推進を支援するため、多様な人材活用を目的と したセミナーを開催するとともに、企業とのマッチングを目的とした面接会を開 催します。
取組 方針 参加企業の増加を図り、高齢者の就労における選択肢を増やすことに努めます。 高齢者就業センター シニア向けパソコン中級講習会 沼津しごと応援事業 高齢者向け面接会 -- 4 of 33 -- 第5章 計画各論 51 (2)健康づくりの推進 すべての人の生活の基本となる健康を維持・増進できるよう、健康体力づくりや病気の 早期発見、予防接種、オーラルフレイル予防等に関する事業を行います。
① 各種スポーツ教室の開催 <ウィズスポーツ課> 事業 内容 市民の健康体力づくりを目的に、地区センター等を会場とする地域体力づくり教 室や短期講座を実施します。 取組 方針 新たな市場を開拓し、市民の運動実施率の向上を図るため、運動を始めるきっか けづくりとなるような取り組みやすい教室・講座の充実を図ります。
地域体力づくり教室 ② 健康診査の実施 <健康づくり課> 事業 内容 高齢者の医療の確保に関する法律及び健康増進法に基づき、年に1度健康診査を 実施します。 ・特 定 健 康 診 査:40 歳以上の国民健康保険加入者 ・特 定 保 健 指 導:特定健康診査受診者でメタボリックシンドローム該当者 ・健 康 診 査:後期高齢者医療制度加入者等 取組 方針 「国民健康保険特定健康診査等実施計画」及び「静岡県後期高齢者医療広域連合 データヘルス計画」に沿って、目標値達成に向けて、高齢者の健康づくり推進に 取り組みます。
-- 5 of 33 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 52 ③ 各種がん検診の実施 <健康づくり課> 事業 内容 健康増進法に基づき、早期発見・早期治療のため、年に1度、がん等の検診を実 施します。 ・胃 が ん 検 診:35 歳以上の人 ・肺 が ん 検 診:40 歳以上の人 ・大 腸 が ん 検 診:40 歳以上の人 ・子 宮 頸 が ん 検 診:20 歳以上の女性 ・乳 が ん 検 診:40 歳以上の女性(2年に1回) ・前 立 腺 が ん 検 診:50 歳以上の男性 ・肝炎ウイルス検診:40 歳以上で過去に受けたことがない人 取組 方針 国の指針及びがん対策推進基本計画に沿って、がん検診の実施及び精度管理向上 に努めます。
④ 予防接種の実施 <健康づくり課> 事業 内容 予防接種法により、65 歳以上または 60 歳以上 65 歳未満の特定の疾患により日常 生活に障がいのある人に対するインフルエンザ予防接種を実施するほか、高齢者 肺炎球菌予防接種の費用の一部を助成します。 取組 方針 予防接種法に基づき、事業を継続します。
⑤ 歯の健康づくりへの取組 <健康づくり課> 事業 内容 20 歳以上の市民を対象に歯周病検診を実施します。また、出前講座や地域での講 座の開催により、オーラルフレイル予防の普及啓発を行います。 取組 方針 「沼津市歯科口腔保健計画」に沿って、目標値達成に向けて、高齢者の歯と口腔 の健康づくり推進に取り組みます。
-- 6 of 33 -- 第5章 計画各論 53 基本施策2 安心して暮らせるまちづくり 日々の生活を構成する要素は数多くありますが、その中でも安心して暮らすことができる 環境が整っていることは、多くの人にとって重要なことです。特に、高齢者は加齢による身 体機能や認知機能等の低下を実感することで、少しずつできないことが増えていくことへの 不安を抱えている人や将来の生活への不安を抱えている人が多くいます。
行政としてこのよ うな不安の解消に努めることが、安心して暮らすことができる環境への第一歩と考えます。 具体的な取組としては、増加傾向にある高齢者のみの世帯への支援をはじめ、家族介護者へ の支援や高齢者向け住まいの確保、ユニバーサルデザインの推進、移動手段の確保等、高齢 者の生活を支える取組を幅広く行っていきます。
また、高齢者が被害に遭いやすい詐欺等の犯罪や交通事故、災害等に対しても、日頃から 防犯・防災の取組を行うことで高齢者の意識向上を図り、高齢者の被害を最小限に留める必 要があります。他にも、不当な契約や虐待等、高齢者の権利が侵害される事例が全国的にみ られることから、生涯を通じて一人の人間としての権利が守られる体制を整えていかなけれ ばなりません。
(1)在宅福祉サービスの充実 高齢者が住み慣れた自宅での生活を継続できるよう、在宅生活の支援に関する事業を行い ます。 ① 市特別給付 <介護保険課> 事業 内容 市独自に保険利用できるようにした次のサービスを実施します。 ア 生活援助見守り型配食サービス イ 生活援助見守り型訪問介護サービス(見守り、外出支援) ウ 住宅改修上乗せ エ 紙おむつ等介護用品支給サービス(地域支援事業から移行) 取組 方針 アについては、物価高騰などの厳しい社会情勢の中、本事業の持続可能性を確保 するため、令和6年度からは、見直しを行った単価と低所得者層の負担増となら ない利用者負担額で実施するとともに、利用者負担のあり方については、引き続 き見直しの検討を進めていきます。
エについては、平成 27 年度以降は原則として地域支援事業における任意事業の 対象外であるため、市特別給付に移行して引き続き実施するものとします。 ※指標については、介護保険の給付となりますので、87 ページに介護保険サービス量の見込みとして記載しています。 -- 7 of 33 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 54 ② 在宅高齢者世帯等への支援 <介護保険課・クリーンセンター収集課> 事業 内容 ア 配 食 サ ー ビ ス : 要支援・要介護認定を受けていない調理困難な高齢 者世帯等を対象として、食事サービスを提供すると ともに、安否確認を行います。
イ 在宅生活支援用具購入等の支援 : 一定の要件を満たした単身高齢者等を対象に、電磁 調理器や防災警報器の購入等に対して、支援を行い ます。 ウ 重度要介護者通院支援事業 : 要介護4または5で、ストレッチャー対応により大 型車での移動を要する人を対象に、通院時の居宅と 医療機関との間の送迎を支援します。
エ 家 族 介 護 者 慰 労 事 業 : 要介護3以上の高齢者を在宅で、介護保険サービス を利用せずに介護している同居の家族を対象に慰 労金を支給します。 オ 高齢者世帯の粗大ごみ収集 : 70 歳以上の高齢者のみの世帯を対象として、大型 家具等の粗大ごみの収集を実施します。
取組 方針 アについては、物価高騰などの厳しい社会情勢の中、本事業の持続可能性を確保 するため、令和6年度からは、見直しを行った単価と低所得者層の負担増となら ない利用者負担額で実施するとともに、利用者負担のあり方については、引き続 き見直しの検討を進めていきます。 その他の事業については、在宅で暮らしている高齢者やその家族の実情等を踏ま え、必要に応じて見直しの検討を行います。
指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 配食サービス 人 282 330 340 340 340 340 在宅生活支援用具 購入等の支援 件 0 2 1 2 2 2 重度要介護者 通院支援事業 回 40.5 36 35 33 33 33 家族介護者慰労事業 人 2 2 2 2 2 2 -- 8 of 33 -- 第5章 計画各論 55 ③ 介護マークの普及・促進 <介護保険課・長寿福祉課・障がい福祉課> 事業 内容 介護している人が、周囲の人に介護中であることを知ってもらうために、県が作 成した介護マークを配布するとともに、その活用促進を実施します。
取組 方針 介護マーク利用者を増加させ、周囲の認知度を上昇させるよう、ポスターやチラ シ等で周知していきます。 指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 介護マーク配布数 枚 6 10 10 10 10 10 ④ 利用者負担の軽減 <介護保険課> 事業 内容 低所得者層を対象に次の事業を実施します。
ア 介護保険施設を利用する際の居住費や食費の負担軽減 イ 介護保険料の減免 ウ 災害等による保険料や利用者負担の軽減 取組 方針 制度改正等を注視しながら、低所得者層の負担を軽減する事業を実施します。 介護マーク -- 9 of 33 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 56 (2)住まいの確保と生活環境の整備 高齢者の自宅が安心して暮らせる場となるよう、また、外出時に不便と感じることがな いよう、住まいやユニバーサルデザイン、移動手段等に関する事業を行います。
① 高齢者等に対する賃貸住宅の確保 <住宅政策課・長寿福祉課> 事業 内容 「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律(住宅セーフテ ィネット法)」等に基づく情報提供や静岡県居住支援協議会への参加を通じ、高 齢者等に対する賃貸住宅の確保に努めます。 有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の整備状況について、県と情報共 有を図りながら、適切な助言・指導を行うとともに、開設後の運営状況について は、老人福祉法の目的を実現できるよう、法令及び指針に基づき適切に指導等を 行います。
取組 方針 指導等を行うとともに、需給バランスについての把握を行っていきます。 ② 高齢者向け住宅設置に対する支援 <住宅政策課・市街地整備課> 事業 内容 高齢者向け優良賃貸住宅の入居者が負担する家賃の一部を補助します。 高齢者等に対応する住宅の設置を行う事業者等への支援を検討します。
取組 方針 高齢者向け優良賃貸住宅の入居者が負担する家賃の一部を補助し、高齢者が安心 して居住できる住宅の確保を支援します。 市街地再開発事業が進展する中、高齢者等居住人口の拡大を目指します。 ③ 家具転倒防止事業 <危機管理課> 事業 内容 地震で家具が転倒することによる直接的な被害の軽減や、逃げ遅れを防ぐための 家庭内の対策として、特に配慮が必要となる高齢者、障がいのある人を含む世帯 等に対し、金具代も含めた家具の無料固定を実施します。
取組 方針 事業を継続していきます。 ④ ユニバーサルデザインによるまちづくり <政策企画課・障がい福祉課> 事業 内容 「沼津市ユニバーサルデザイン推進のための基本方針」に基づき、性別や年齢、 身体等の違いにかかわらず、様々な人が暮らしやすいまちづくりを推進します。 取組 方針 今後も「沼津市ユニバーサルデザイン推進のための基本方針」に基づき、性別や 年齢、身体等の違いにかかわらず、様々な人が暮らしやすいまちづくりを目指し、 障がいのある人も等しく行政情報を得ることができるように努めます。
-- 10 of 33 -- 第5章 計画各論 57 ⑤ 高齢者の移動手段の確保 <まちづくり政策課・長寿福祉課> 事業 内容 生活するために必要な通院や買い物が困難な高齢者のための支援として、生活支援 コーディネーターや交通事業者を中心に多様な主体による移動手段を検討します。
・自主運行バス、地域内フィーダー系統による運行維持 ・多様なニーズに対応したタクシーの活用 ・バリアフリー車両の導入推進 (ノンステップバスやユニバーサルデザインタクシーの導入推進) 取組 方針 地域の実情に合わせた移動支援の方法について検討を重ねていきます。 ノンステップバス(バリアフリー車両) 出典:バリアフリー整備ガイドライン(国土交通省) (3)安全・安心対策の推進 高齢者が心穏やかに生活を送ることができるよう、犯罪被害の防止や交通事故の予防、 災害時や緊急時における高齢者の支援等に関する事業を行います。
① 犯罪被害の防止 <生活安心課> 事業 内容 振込め詐欺等の特殊詐欺や悪質な勧誘等、電話を介した詐欺被害が多発しており、 被害の未然防止のため、悪質電話対策機器の利用を促進します。また、地区自治 会において設置するLED防犯灯や放送施設の設置及び維持管理を支援します。 取組 方針 高齢者やその家族が実施する特殊詐欺対策や地域ぐるみで実施する地域防犯活動 への支援や啓発に取り組んでいきます。
-- 11 of 33 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 58 ② 交通安全の推進 <生活安心課> 事業 内容 高齢運転者による事故防止を図るため、有効期間内の運転免許証を自主返納した 65 歳以上の市民を対象に、市内協力事業者で利用できるバス・タクシー利用券 5,000 円分(100 円券×50 枚)を交付します。
取組 方針 高齢運転者に起因する事故の防止対策として、運転免許の自主返納支援を継続す るとともに、交通事故防止に寄与する安全運転支援装置搭載自動車の普及に向け た情報提供に取り組んでいきます。 ③ 感染症予防対策 <健康づくり課> 事業 内容 感染症予防対策を実施するため、関係法令等に基づき、情報収集や情報提供を行 います。
取組 方針 関係法令等に基づき、国や県が発信する情報の収集や情報提供に努めます。 ④ 災害時の支援と感染症流行時の支援 <福祉企画課・危機管理課・健康づくり課・長寿福祉課> 事業 内容 「災害時要支援者避難支援計画」に基づき、避難行動要支援者名簿の作成や要援 護者の支援体制の整備、福祉避難所等との連携についての取組を進めます。
また、 様々な訓練や研修会への職員派遣など、地域支援を行うとともに、危機管理情報 の取得手段として、本市からの避難情報等を事前登録した電話番号に発信する「自 動架電システム」や同報無線の難聴・聞き逃しに対応するため、48 時間前までの 放送内容を確認できる「自動応答システムダイヤル」等について普及啓発を図り ます。
介護事業所に対しては、風水害等に備えるため、避難確保計画の策定や訓練の実 施を指導するとともに、地域包括支援センター等が地域と協働し、防災や感染症 予防について周知・啓発を行います。 情報収集や情報提供を行うとともに、災害等発生時には、地域と連携し、必要な 物資等の支援・応援体制を構築します。
取組 方針 継続して、「避難行動要支援者名簿」の作成を行うとともに、個別避難計画の作 成を市域に段階的に展開していきます。 また、関係法令等に基づき、国や県が発信する情報の収集や情報提供に努め、風 水害を始めとした自然災害が起こったとしても、要支援・要介護者に対する支援 を継続できるよう、取り組んでいきます。
-- 12 of 33 -- 第5章 計画各論 59 (4)尊厳ある暮らしの確保 認知機能や判断機能が低下したとしても高齢者一人ひとりの尊厳や権利が侵害されるこ とがないよう、消費者問題・権利問題や虐待防止、緊急時の住まい等に関する事業を行い ます。 ① 消費生活相談の実施・消費者被害への対応 <生活安心課・長寿福祉課> 事業 内容 消費生活に関する正確な知識や的確な判断力を身につけられるよう、出前講座に よる消費者教育や各種イベントでの啓発活動を実施します。
また、消費者安全確 保地域協議会を通じて地域包括支援センターと消費生活センターが連携し、消費 被害の早期発見・早期対応に努めます。 取組 方針 高齢者の消費者トラブル及び特殊詐欺被害を未然に防止することを目的として啓 発活動を実施するとともに、高齢者からの消費生活相談に対してはよりわかりやす い説明を心掛けます。
チラシ配布だけでなく、高齢者サロン等の通いの場での啓発をより一層行い、消 費者教育と早期予防・早期対応を実施していきます。 ② 成年後見制度の活用 <福祉企画課・長寿福祉課> 事業 内容 成年後見制度の利用促進を図るため、成年後見支援センターにおいて、市民に対 して制度の周知を図るとともに、市民後見人の養成や活動支援を行います。
判断能力が十分でない高齢者であって、日常生活を営むのに支障があると認めら れる者が、成年後見制度を利用する場合に、必要な支援を行います。 取組 方針 制度に関する周知や市民後見人の養成・活動支援を行います。 より多くの高齢者団体や介護関係職員に事業を活用していただけるよう、周知啓 発に努めます。
③ 高齢者虐待への対応 <長寿福祉課> 事業 内容 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づき、 虐待を受けた高齢者に対する保護のための措置、養護者の負担軽減を図ること等 により高齢者虐待の防止に資する措置等を行います。また、沼津市高齢者虐待防 止ネットワーク運営委員会において、高齢者虐待の防止に関する普及啓発や関係 機関相互の連絡調整などを協議し、高齢者の虐待防止及び早期発見、適切な支援 の提供を目指して、関係機関の連携強化を図ります。
取組 方針 虐待の早期発見や予防のための取組を進めていきます。 ④ 養護老人ホームへの入所措置 <長寿福祉課> 事業 内容 老人福祉法第 11 条により、65 歳以上の者であって、環境上の理由及び経済的理 由により居宅において養護を受けることが困難な者を養護老人ホームに入所委託 します。
取組 方針 今後も同様に実施します。 -- 13 of 33 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 60 基本施策3 地域における支援体制の整備 高齢者が介護を必要とする状態になっても住み慣れた地域での生活を継続するためには、 地域における地域包括ケアシステムが構築され、地域の状況に応じた充実が図られている必 要があります。
地域包括ケアシステムとは、住まい・医療・介護・介護予防・生活支援が地 域において一体的に提供される体制のことで、高齢化の進行に伴い全国的に推進されている 施策です。地域包括ケアシステムが充実することで、高齢者は住み慣れた地域で切れ目のな い支援を受け続けることができるようになります。
この地域包括ケアシステムの中核的な役割を担っているのは、高齢者の総合相談や包括 的・継続的ケアマネジメント支援業務等の機能を持つ地域包括支援センターです。また、属 性や世代を超えて相談できる包括的相談支援事業の介護分野の相談も受けつける等、高齢者 に関わる事柄に広く対応している地域包括支援センターの機能は更なる拡充が求められて います。
他にも、高齢者の支援体制の整備や高齢者を日常的に見守る地域ネットワーク、認知症の 人の徘徊への対応等、地域のあらゆる主体による協力体制や地域における高齢者の支援体制 の充実が求められています。 相談風景 協議体 -- 14 of 33 -- 第5章 計画各論 61 (1)地域包括支援センターの機能強化 地域包括ケアシステムの中核的な役割を担う地域包括支援センターがより充実するよう、 情報共有や関係機関との連携、地域ケア会議・運営協議会等に関する事業を行います。
① 基幹型地域包括支援センターの運営 <長寿福祉課> 事業 内容 市内 10 か所ある地域包括支援センターがその機能を十分に発揮できるよう、後 方支援や総合調整機能を担います。また、高齢者総合相談窓口及び 8050 問題※1や ヤングケアラー※2などの様々な課題に合わせた庁舎内、関係機関との連携体制を 構築します。
取組 方針 地域包括ケアシステムをより発展させていくために、各地域包括支援センターか ら情報収集をするとともに、関係機関との連携を図りながら、医療、介護、福祉、 生活支援等の様々な資源とネットワークの充実を図ります。また、個別ケースが 抱える問題が多様化してきていることから、地域包括支援センター全体のスキル アップを目指します。
② 地域包括支援センターの運営 <長寿福祉課> 事業 内容 高齢者等の地域住民の総合相談、権利擁護や地域の支援体制づくり、介護予防に 必要な援助などを行い、地域住民の保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支 援します。 取組 方針 高齢者等が住み慣れた地域で安心して過ごすことができるよう、「総合相談」「権 利擁護」「包括的・継続的ケアマネジメント」「介護予防」の4つの事業を通じ、 地域包括ケアを推進していきます。
指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 総合相談件数 件 4,719 4,662 4,700 4,800 5,000 5,200 うち 基幹型件数 件 492 432 500 500 520 550 指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 権利擁護相談件数 件 109 95 100 110 120 125 うち 基幹型件数 件 47 52 50 50 50 50 ※1 8050問題 :80代の親が自立していない50代の子どもの生活を支えることにより、経済的・身体的・精神的な 負担を抱えている状態のことです。
※2 ヤングケアラー:大人が担うことと考えられる家事や育児、介護等を日常的に行っている18歳未満の子どものこと です。 -- 15 of 33 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 62 ③ 地域ケア会議の実施 <長寿福祉課> 事業 内容 支援が必要な高齢者等への適切な支援を行うための検討を多様な関係者で行うと ともに、個別ケースの検討によって共有された地域課題を地域づくりや政策形成 に結びつけていくことで、地域包括ケアを推進していきます。
取組 方針 地域包括ケアシステムの更なる発展と高齢者個人に対する支援の充実のために地 域ケア会議を活用していきます。また、地域関係者等に向け、地域ケア会議の理 解促進のための取組を実施していきます。 <沼津市における地域ケア会議の体系> 指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 地域ケア個別会議 回 58 57 60 60 65 70 地域ケア圏域会議 回 23 22 30 30 35 40 地域ケア推進会議 回 2 1 2 2 2 2 ④ 地域包括支援センター運営協議会の開催 <長寿福祉課> 事業 内容 地域包括支援センターの適切、公正かつ中立的な運営を確保するため、医師をは じめとする医療関係者、介護サービス事業者、家族介護者、自治会、民生委員、 有識者等により運営協議会を設置します。
運営協議会では、地域包括支援センターの設置や変更に関する事項、包括的支援 事業の実施に関する事項等について協議します。 取組 方針 今後も同様に継続していきます。 -- 16 of 33 -- 第5章 計画各論 63 (2)生活支援体制の整備 高齢者の生活を支援するために必要な体制が整備されるよう、生活支援コーディネータ ーの配置や協議体の設置、サービス提供者の拡充等に関する事業を行います。
① 生活支援コーディネーターの配置と協議体の設置 <長寿福祉課> 事業 内容 地域において介護予防・生活支援サービスの提供体制の構築に向けたコーディネ ート機能を果たすために、「生活支援コーディネーター」を配置します。また、 生活支援コーディネーターと関係団体等の構成員が参画し、支え合いの地域づく りのための話し合いの場である「協議体」を設置することにより、多様な主体間 の情報共有及び連携・協働による資源開発等を推進します。
取組 方針 地域におけるニーズの把握に努め、支え合いの地域づくりを進めます。 生活支援コーディネーターの役割(イメージ) 高齢者スマホ講座 ② 在宅生活応援サービス提供者の拡充 <長寿福祉課> 事業 内容 高齢者に対するやさしい取組や高齢者の生活の支えとなる取組(配食、宅配、清 掃等)の提供者を「在宅生活応援サービス提供者」として登録します。
取組 方針 地域の高齢者が買い物に困っているから何とかして欲しいという声に対して、電 話スーパーや移動販売等の民間事業者によるサービス提供の拡充に努めます。 指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 新規登録数 件 0 0 1 1 1 1 登録累計数 件 5 5 6 7 8 9 -- 17 of 33 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 64 (3)見守り体制の推進 地域で高齢者を見守り、必要な時に手を差し伸べることができるよう、地域の店舗や事 業所等との連携や認知症の人の徘徊行動への対応等に関する事業を行います。
① 高齢者あんしんサポート店の拡充 <長寿福祉課> 事業 内容 高齢者や認知症の人に対して、やさしい店づくりや身の回りのちょっとしたサー ビスを積極的に行っている事業所や商店等を「高齢者あんしんサポート店」とし て登録します。 取組 方針 企業や事業所等の認知症サポーター養成講座の際に、高齢者あんしんサポート店 登録を推奨して協力店舗を増やし、より一層高齢者や認知症の人が安心して暮ら せるまちづくりを目指します。
指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 累計登録数 件 93 96 100 101 102 103 ② 高齢者あんしん見守りネットワーク協力事業所の拡充 <長寿福祉課> 事業 内容 高齢者の居宅を訪問する機会の多い事業所や商店等を、業務や活動等を通じて訪 問する高齢者を見守り、異変を発見した際は、市や地域包括支援センターに連絡 する「高齢者あんしん見守りネットワーク協力事業所」として登録します。
取組 方針 貢献していただいた際は、感謝状等の授与を行い、その都度メディアに取り上げ、 より多くの人に認知されることで、より一層高齢者や認知症の人々が安心して暮 らせるまちづくりを目指します。 指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 累計登録数 件 37 38 40 41 42 43 高齢者あんしんサポート店 登録店舗ステッカー -- 18 of 33 -- 第5章 計画各論 65 ③ 見守り活動の連携の促進 <長寿福祉課> 事業 内容 自発的な声かけ等による見守りや災害時の安否確認等の地域活動に対し、関係機 関との連携の促進や情報共有を行います。
取組 方針 見守り体制の構築・推進に向け関係機関との連携が図れるよう、取り組みます。 ④ 徘徊高齢者探索サービスの提供 <長寿福祉課> 事業 内容 徘徊行動により行方不明となった高齢者の探索を容易にする位置探索サービスの 活用を支援します。 取組 方針 徘徊の可能性のある高齢者や家族には、地域包括支援センターと連携しながら必 要な見守り事業を提案していきます。
⑤ 認知症高齢者見守りシールの普及 <長寿福祉課> 事業 内容 徘徊行動により身元不明となった高齢者を発見し保護した方と、高齢者の家族等 が安否情報等をインターネット上で共有し、引き渡しを円滑に行うための見守り シールの普及を推進します。 取組 方針 徘徊の可能性のある高齢者や家族には、地域包括支援センターと連携しながら必 要な見守り事業を提案していきます。
(4)担い手となる人材の確保と育成 少子高齢化が進行する中、介護や支援を必要とする高齢者の日常生活を支えるために、 従来の介護専門職による介護給付・予防給付のサービスだけでなく、高齢者の多様なニー ズに応じた支援を行うため、総合事業、インフォーマルサービスなどを担う人材の育成を 行います。
また、学校における福祉教育や職業体験における介護職場との連携を図ること で、児童・生徒・教員・保護者等の介護職場に対する正しい理解促進を図ります。 主 な 施 策 掲載ページ 多様な主体によるサービスの提供体制の構築 66 ページ 介護ボランティアの育成 69 ページ 認知症サポーターの養成とチームオレンジの設置 75 ページ 介護に携わる人材の確保・育成 94 ページ 介護の職場環境改善の推進 94 ページ 認知症高齢者 見守りシールの見本 -- 19 of 33 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 66 基本施策4 自立支援と介護予防及び重度化防止 加齢による身体機能や認知機能等の低下は、誰もが少なからず経験することです。
しかし、 その低下を軽度の状態で維持できるかどうかは、高齢者本人の努力によるところが大きいと 言えます。一度介護を必要とする状態となってしまうと大幅な改善は見込めないことから、元 気なうち、または、身体機能等の低下が軽度のうちに、介護予防の取組を実践すること、そし て、それを習慣づけることが重要です。
元気な高齢者の場合、将来自分が介護を必要とする状態になることを想像することは簡単 ではないと思います。しかしながら、元気な高齢者でも一度の転倒・骨折で寝たきりとなる可 能性があることを踏まえると、健康寿命(介護を必要としない期間)を延ばすことを目的に介 護予防に取り組むことは、将来的に高齢者本人のメリットにつながります。
また、介護予防の 取組を通じて他者と関わることは、認知機能に良い影響を与えると考えられています。 このため、高齢者が住み慣れた地域で介護予防の取組に参加するにあたり適切な指導を受 けることができるよう、行政として様々な教室・講座の実施や専門職の派遣等に努めます。 (1)介護予防・生活支援サービス事業 身体機能等の低下がみられる高齢者が介護を必要とする状態となることを防げるよう、 多様な主体による訪問・通所によるサービス等に関する事業を行います。
① 訪問型サービス <長寿福祉課> 事業 内容 支援を必要とする方々に対し、訪問介護員(ホームヘルパー)による食事・入浴・ 排せつ等の身体介護や、洗濯・掃除等の生活援助を行う「訪問型サービス」を提 供します。 また、状況を踏まえながら、事業者による訪問型サービスのみではなく、多様な サービスが利用できる支援策を検討します。
取組 方針 今後も同様に継続していきます。 ② 通所型サービス <長寿福祉課> 事業 内容 支援を必要とする方々に対し、生活機能の向上のための機能訓練を行う「通所型 サービス」を提供します。 また、利用者が主体的に介護予防の取組を実践できるよう、事業者による支援の ほか、住民やボランティアが運営する通いの場の提供を支援します。
取組 方針 今後も同様に継続していきます。 ③ 多様な主体によるサービスの提供体制の構築 <長寿福祉課> 事業 内容 高齢者の在宅生活を支えるため、ボランティア、NPO、民間企業、社会福祉法 人等の多様な事業主体による重層的な生活支援・介護予防サービスの提供体制の 構築を支援します。
取組 方針 今後も同様に継続していきます。 -- 20 of 33 -- 第5章 計画各論 67 (2)保健事業と介護予防の一体的な実施 高齢者への支援をより効果的・効率的に行うことができるよう、保健分野と介護分野の 事業を一体的に行います。 ① 保健事業と介護予防事業の連携 <国民健康保険課・健康づくり課・介護保険課・長寿福祉課> 事業 内容 高齢者ができる限り住み慣れた地域で健康的な生活ができるよう、フレイル等の 高齢者の心身の多様な課題に応じたきめ細やかな支援を実現するために、健康課 題に応じた保健事業と介護予防事業の一体的な取組を実施します。
取組 方針 健診・医療・介護データの横断的な分析から、本市の高齢者が抱える健康課題を 抽出し、関係各課及び関係機関と連携を図りながら、高齢者に対する個別的支援 (ハイリスクアプローチ)と通いの場等への積極的な関与(ポピュレーションア プローチ)を組み合わせた事業を推進します。 (3)一般介護予防事業 高齢者が元気なうちから介護予防に取り組み、健康寿命を延伸させることができるよう、 フレイルチェックや介護予防教室等に関する事業を行います。
① フレイルチェック・予防 <長寿福祉課> 事業 内容 高齢者が早期に自身のフレイル状態(高齢による心身の活力が低下した状態)を 自覚し、介護予防に取り組むことを目的にフレイルチェック及び専門職による講 話を実施するとともに、フレイル予防啓発の担い手となるフレイルサポーターを 養成します。
取組 方針 地域包括支援センターの圏域ごとにフレイルチェックが実施できる体制を順次整 備し、身近な地域でフレイル予防に取り組むことができるよう、普及啓発を図り ます。 ② 運動器の機能向上 <長寿福祉課> 事業 内容 筋力の低下に起因する転倒や骨折による身体能力と意欲の低下を防止するため、 習慣的な運動による介護予防を目的とした教室を開催します。
・高齢者向け体操教室(筋力パワーアップ教室) ・ノルディックウォーキングイベント 取組 方針 今後の開催にあたり、新規参加者の確保及び参加者の増加に向けて、開催方法や 募集方法等を検討し、当該事業の普及を図ります。 指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 高齢者向け体操教室 人 182 176 150 150 150 150 ノルディックウォーキングイベント 人 69 90 70 120 120 120 -- 21 of 33 -- 第 10 次沼津市高齢者保健福祉計画 68 ③ 口腔機能の向上・栄養改善 <長寿福祉課> 事業 内容 通いの場等において、専門職が、高齢期における栄養管理や口腔ケアに関する指 導を実施します。
取組 方針 より多くの高齢者に講座を活用していただけるよう、周知啓発に努めます。 指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 口腔・栄養教育講座 人 63 150 130 150 160 170 ④ 認知症の予防 <長寿福祉課> 事業 内容 医師による講演会を開催し、認知症になりにくい生活習慣や基礎知識について啓 発するとともに、認知症集団検査の実施や認知症予防教室の開催を行います。
取組 方針 より多くの高齢者に参加していただけるよう、周知啓発に努めます。 指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 認知症予防講演会 人 48 57 65 120 120 120 認知症集団検査 人 48 56 63 60 60 60 認知症予防教室 人 208 136 155 420 420 420 ⑤ 各地域における講座等の開催 <長寿福祉課> 事業 内容 高齢者団体からの依頼に基づく「出前講座」の開催や、各地域包括支援センター において「地域介護予防教室」を開催します。
取組 方針 より多くの高齢者に講座を活用していただけるよう、周知啓発に努めます。 指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 出前講座 人 259 315 280 300 300 300 地域介護予防教室 人 3,044 5,036 6,000 6,500 6,550 6,600 -- 22 of 33 -- 第5章 計画各論 69 ⑥ 通いの場の構築支援 <長寿福祉課> 事業 内容 年齢や心身の状況等によって分け隔てることなく、誰もが自由に参加できる市内 の拠点となる「通いの場」を整備します。
取組 方針 今まで行われてきた活動に加え、新規の活動内容を増やすことで、マンネリ化を 防ぎ、更なる高齢者の参加を促します。 指 標 単位 実績 見込 第 10 次計画 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度 令和7年度 令和8年度 通いの場累計数 か所 129 127 127 128 129 130 認知症カフェ累計数 か所 17 18 19 19 19 20 ⑦ 介護ボランティアの育成 <長寿福祉課> 事業 内容 地域において介護予防活動の支え手となる介護予防ボランティアを養成します。
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