沼津市議会の一般質問・議案/市の計画 沼津市政アーカイブ

沼津市議会の議事録を市民向けに構造化。
一般質問=議員が問うたこと/議案・議決=議会が決めたこと/市の計画=市が目指していることを、横断して見られます(第1回〜第12回定例会・2023.6–2026.2)。

計画スポーツ推進基本計画

観光・文化・スポーツ

数値目標・施策の各論はAIが公式PDF本文から抽出した参考情報です。数値・名称は原文に基づきますが、抽出漏れや誤りを含む可能性があります。正確な内容は必ず公式PDFをご確認ください。図表・地図は公式PDFでご覧いただけます。

この計画はどんな計画か

沼津市が、市民がスポーツに親しめるようにするための計画

市の目標スポーツ施設、大会、教室、学校開放などを通じて、市民のスポーツ活動を推進する。

数値目標・成果指標 24件

施策・取り組み

主要施策スポーツ情報の発信スポーツ教室の開催スポーツ指導者育成とボランティア育成スポーツ施設の維持・整備・適正配置学校運動部活動の地域移行推進
個別の事業をすべて見る(53件)
  • 健康・文化・交流ゾーンの形成
  • 中心市街地と総合体育館の有機的連携による交流の場創出
  • スポーツによるオンリーワンブランドの形成
  • アスルクラロ沼津へのホームタウン支援
  • フェンシングのまち沼津ブランド確立
  • フェンシング大会・合宿の恒常的開催
  • 地域資源を活用したツーリズムの推進
  • サイクリング・フェンシング等による誘客
  • ライフステージに応じたスポーツ活動推進
  • 運動のきっかけづくりと継続支援
  • 気軽に運動を取り入れられる環境整備
  • 年齢・障がい関わらずスポーツに親しめる環境
  • 指導者・ボランティアの育成と活動支援
  • 競技スポーツ大会の支援・開催
  • 民間スポーツクラブとの連携
  • トップアスリートとの交流推進
  • 誰もが親しめるスポーツ施設の整備
  • 市民交流の場となる施設整備
  • 公民連携によるスポーツ施設整備
  • 運動継続のための機会提供
  • フェンシングのまち沼津推進事業
  • アスルクラロ沼津ホームタウン推進事業
  • 沼津サイクルツーリズム推進事業
  • スポーツ指導者バンク
  • 学校体育施設開放
  • 香陵アリーナの整備・開館
  • スポーツ広場整備
  • トップアスリート教室
  • 体力づくり教室
  • 総合型地域スポーツクラブの育成
  • 市民スポーツ大会開催
  • スポーツ情報提供体制の充実
  • スポーツ推進委員の活動支援
  • 学校開放施設の有効活用
  • スポーツ広場の整備
  • スポーツ教室の開催
  • パラスポーツの推進
  • 学校運動部活動の地域移行
  • スポーツボランティアの育成
  • 香陵アリーナの活用
  • スポーツ情報の発信
  • アーバンスポーツの普及啓発
  • ニュースポーツの普及啓発
  • 地域スポーツ教室の開催
  • 地区体育協会の活動支援
  • スポーツを通じたSDGs貢献の啓発
  • 新たな活動環境の構築
  • 各種団体・総合型地域スポーツクラブとの連携
  • フェンシングのまち沼津の推進
  • サイクルツーリズムの推進
  • 地域資源を活かしたスポーツ交流の促進
  • アスルクラロ沼津との連携
  • 様々な競技のチームとの連携

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スポーツは心身の健康や生活の充実に必要なものとして、市民全体がスポーツに親しめる環境を作ることを目指しています。前の計画が2023年度で終わるため、新しく2024~2033年度の10年間の計画を策定しました。

背景前計画の終了と、人口減少・高齢化などの地域課題への対応のため。

  • スポーツは心身健全な発達、健康体力増進に不可欠と位置付け
  • 計画期間は2024~2033年度(前期・後期に分割)
  • 本市人口:1995年をピークに25年間で12.9%減少
  • 将来推計:2020~2035年で7.9~16.5%の減少見込み
  • 東京2020大会でフェンシング加代表チームの事前キャンプ受け入れ

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-- 1 of 62 -- 目 次 第1章 計画策定にあたって 1 計画策定の趣旨............................................................................................................................................................................ 2 2 計画の枠組み ................................................................................................................................................................................ 3 第2章 計画の背景 1 本市の現況 ..................................................................................................................................................................................... 6 2 第5次沼津市総合計画の方針 .............................................................................................................................................. 8 3 スポーツの動向と国・静岡県の施策方針 ................................................................................................................... 11 第3章 本市スポーツの現状と課題 1 スポーツ施設 ............................................................................................................................................................................. 18 2 市民スポーツ大会 .................................................................................................................................................................... 21 3 市民向け教室 ............................................................................................................................................................................. 22 4 学校開放 ....................................................................................................................................................................................... 23 5 スポーツ交流資源 .................................................................................................................................................................... 24 6 市民アンケート結果から見た現状.................................................................................................................................. 25 7 従前計画の進捗状況 ............................................................................................................................................................... 30 8 スポーツ推進の課題 ............................................................................................................................................................... 34 第4章 計画の基本的な考え方 1 目指す姿 ....................................................................................................................................................................................... 38 2 計画の視点 .................................................................................................................................................................................. 39 3 基本理念 ....................................................................................................................................................................................... 40 4 基本方針 ....................................................................................................................................................................................... 41 5 施策の体系 .................................................................................................................................................................................. 44 第5章 施策展開の方向性 1 基本方針【1】......................................................................................................................................................................... 46 2 基本方針【2】......................................................................................................................................................................... 49 3 基本方針【3】......................................................................................................................................................................... 51 資料編 (1)沼津市スポーツ推進基本計画策定の経過...............................................................................................................54 (2)沼津市スポーツ推進審議会委員名簿.........................................................................................................................55 (3)沼津市スポーツ推進基本計画策定委員会設置条例............................................................................................56 (4)沼津市スポーツ施設一覧.................................................................................................................................................57 (5)国のスポーツ基本計画(第 3 期)における 12 の施策と施策目標.........................................................58 -- 2 of 62 -- 第1章 計画策定にあたって 第1章 計画策定にあたって -- 3 of 62 -- 2 第1章 計画策定にあたって 1 計画策定の趣旨 2011(平成23)年に制定されたスポーツ基本法の前文では、「スポーツは、世界共通の人類 の文化である」との認識のもと、その概念と基本的な役割を以下のとおりとしている。

スポーツは、心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、 自律心その他の精神の涵養等のために個人又は集団で行われる運動競技その他の身体活 動であり、今日、国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で不可欠 のものとなっている。スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の 権利であり、全ての国民がその自発性の下に、各々の関心、適性等に応じて、安全かつ 公正な環境の下で日常的にスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、又はスポーツを支え る活動に参画することのできる機会が確保されなければならない。

本市は、このスポーツ基本法を基盤とする国の方針や市民ニーズなどを踏まえ、2014(平成 26)年3月に「沼津市スポーツ推進基本計画」(以下、「従前計画」と略記)を策定し、「するス ポーツ・みるスポーツ・ささえるスポーツ ~市民ひとり1スポーツの推進~」を基本理念に、市 民一人ひとりが生涯にわたってスポーツに親しむことができる環境の実現に向けてスポーツ施 策を推進してきた。

従前計画の期間中、静岡県においては、2019(令和元)年に「ラグビーワールドカップTM2019 日本大会」、2021(令和3)年に「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」 (以下、 「東京2020大会」と略記)の自転車競技が開催された。本市においても、東京2020大会のフ ェンシングカナダ代表チームの事前キャンプを受け入れるなど、市民が国際水準のトップスポー ツに触れる機会となった。

また、2020(令和2)年に発生した新型コロナウイルスのパンデミック(感染爆発)によっ て多くのスポーツ活動は自粛や規模縮小などを余儀なくされたが、一方で、そのことが、多様な 人が集い、交流し、楽しみや感動を分かち合うことのできるスポーツの価値を再認識することに もつながった。

本市は、2021(令和3)年3月に、2021(令和3)年度から2030(令和12)年度までの10 年間のまちづくりの方針を示す、第5次沼津市総合計画を策定した。同計画の推進にあたっては、 人口減少・高齢化の進行、持続可能な社会や共生社会実現への要請、地域の産業や中心市街地の 活力低下など、様々な地域・社会課題が顕在化する中、スポーツの持つ多様な力を活かしてそれ らの課題解決を図っていくことに対する期待も高まっている。

本計画は、このような流れの中で、2023(令和5)年度で従前計画の計画年度が終了するこ とから、その後継計画として、時代の潮流や、本市の課題、市民意識・ニーズの変化などを踏ま え、今後の10年間を展望しつつ、計画的、体系的に本市のスポーツ施策を推進するため、その指 針を示すものとなる。

-- 4 of 62 -- 3 第1章 計画策定にあたって 2 計画の枠組み (1)目的 第5次沼津市総合計画で本市が目指す将来都市像「人・まち・自然が調和し、躍動するまち~ 誇り高い沼津を目指して~」の実現に向けて、今後10年間の本市スポーツ分野の施策を推進す る上での基本的な考え方と指針を明らかにする。

(2)計画の位置づけ スポーツ基本法では、各地方公共団体は国のスポーツ基本計画を参酌して、 「地方スポーツ推進計画」を定めるよう努めるものとされている(第 10 条)。 本計画は、この規定に基づく「地方スポーツ推進計画」となる。 「沼津市スポーツ推進基本計画」(平成 26 年 3 月策定)及び「同後期推進 計画」(平成 31 年 3 月策定)の計画期間が令和 5 年度で終了することから、 計画策定後の国や静岡県の関連政策動向、従前計画の進捗状況及び環境や市民 ニーズの変化を踏まえて、令和 6 年度からの 10 年間を計画期間とする新たな スポーツ推進基本計画を策定する。

■ 新たなスポーツ推進計画策定の背景と位置づけ 1 スポーツ基本法に基づく「地方スポーツ推進計画」 2 平成 26 年策定の「沼津市スポーツ推進基本計画」の後継計画 スポーツ推進基本計画 (従前計画) (2014~2023) 後期推進計画 (2019~2023) 新たな スポーツ推進基本計画 (2024~2033) 国・県の動向・現計画の進捗状況 時代環境・市民ニーズなどの変化 -- 5 of 62 -- 4 第1章 計画策定にあたって 新たな 沼津市スポーツ推進基本計画 (2024~2033) 【関連計画】 沼津市健康増進計画 沼津市子ども・子育て支援事業計画 沼津市教育基本構想 沼津市高齢者保健福祉計画 (ぬまづ高齢者元気創造プラン) 沼津市障がい者計画 沼津市公共施設マネジメント計画 沼津市まち・ひと・しごと創生総合戦略 沼津市観光振興ビジョン 沼津市自転車活用推進計画 沼津市中心市街地まちづくり戦略 (3)計画の期間 本計画の期間は、2024(令和6)年度から2033(令和15)年度までの10年間とする。

この期間を前期と後期に分け、本基本計画に沿った実施計画を定め、具体的な推進を図る。 前期計画:2024(令和6) 年度~2028(令和10)年度 後期計画:2029(令和11)年度~2033(令和15)年度 (4)上位計画と関連計画 第5次沼津市総合計画の方針を踏まえるとともに、国のスポーツ基本計画及び静岡県のスポー ツ推進計画を参酌しながら、本市の関連計画の運動・スポーツに関する施策方針と整合を図りつ つ計画を策定する。

■ 上位計画等及び関連計画との関係図 スポーツ基本法 〔2011(平成23)年8月24日施行〕 第5次沼津市総合計画 (目指す将来都市像) ひと・まち・自然が調和し、躍動するまち 【国】 第3期スポーツ基本計画 (2022~2026) 【静岡県】 静岡県スポーツ推進計画 (2022-2025) -- 6 of 62 -- 第2章 計画の背景 第2章 計画の背景 -- 7 of 62 -- 6 第2章 計画の背景 1 本市の現況 1.1 人口・世帯数の状況 (1)人口の推移と将来予測 本市の人口は、1995(平成7)年をピークに減少に転じ、2020(令和2)年には 189,680 人と、25年間で 28,176人、12.9%減少している。

■ 人口推移 出所:「住民基本台帳」各年 4 月 1 日現在、日本人住民数値 (注)1990 年から 2000 年は旧戸田村の人口を含む。 今後の人口推移については、国立社会保障・人口問題研究所(以下、「社人研」と略記)、及び 本市の予測値は下図のとおりとなっている。市推計は、まちの活力を保つため可能な限り人口減 少を抑えることを前提とした推計値である。

2020(令和2)年から2035(令和17)年までに、 社人研推計で16.5%、市推計で7.9%減少すると推計されている。 ■ 将来人口推計 出所:「沼津市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」(2021 年 3 月) 217,696 217,856 214,063 211,244 207,835 198,296 189,680 175,000 180,000 185,000 190,000 195,000 200,000 205,000 210,000 215,000 220,000 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 187,027 177,377 166,985 156,164 190,819 185,170 178,958 175,703 150,000 155,000 160,000 165,000 170,000 175,000 180,000 185,000 190,000 195,000 2020 2025 2030 2035 社人研推計 市推計 (単位:人) (単位:人) -- 8 of 62 -- 7 第2章 計画の背景 (2)社人研推計による世代別人口推移 前項の社人研推計について、2020(令和2)年と2035(令和17)年の世代別人口の変化を 下のグラフに示す。

後期高齢者(75歳以上)が1割強増加するのに対して、10代は約5,600人 減少し、2020年の約6割になると推計されている。 ■ 2020 年と 2035 年推計値の比較(社人研推計) 出所:社人研「日本の地域別将来推計人口(2018 年推計)」 1.2 世帯数 2020(令和2)年の国勢調査では、本市の世帯数は83,438世帯となっている。

総人口が減少 している中で世帯数は微増傾向である。また、1人世帯数の推移をみると、1995(平成7)年か ら2020(令和2)年までの25年間で約1.6倍に増加している。 ■ 世帯数の推移 出所:国勢調査 (単位:世帯) 74,001 76,204 79,151 79,616 80,798 83,438 18,428 19,834 21,549 22,775 25,730 30,215 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 1995 2000 2005 2010 2015 2020 総数 1人世帯 11,871 15,057 15,326 45,515 39,015 28,625 31,618 8,385 9,499 10,897 31,985 35,017 24,382 35,999 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 10歳未満 10代 20代 30~40代 50~64歳 65~74歳 75歳以上 2020年 2035年 (単位:人) -- 9 of 62 -- 8 第2章 計画の背景 2 第5次沼津市総合計画の方針 2.1 本市の主要課題 本市まちづくり施策の基盤となる第5次沼津市総合計画(以下、「総合計画」と略記)では、本 市のまちづくりの主要課題として、次の4点をあげている。

■定住人口の確保 少子化、人口減少の流れの中で、若者世代が安心して子育てしやすい環境の整備や、都市的魅 力や利便性を向上させ、外国人を含む子どもから高齢者までのあらゆる人々が暮らしやすいまち づくりの推進が求められている。 ■交流人口の拡大 来訪者の安全を確保しつつ、スポーツツーリズムや周辺市町との広域連携、地域資源の活用な ど、本市ならではの特色を活かした観光振興施策の推進が求められている。

■産業の振興 労働力人口の減少や産業構造の変化も見据えながら、企業誘致や起業支援などによる雇用の創 出や、革新技術の導入による業務の効率化などを推進し、人が集まる、産業が元気なまちを目指 していく必要がある。 ■安全・安心の確保 災害に強いまちづくりを進めるとともに、少子高齢化の進展等により顕在化してきた新たな社 会問題に対して適切な対策を講じ、誰もが安全・安心のもとで暮らせるまちづくりを推進してい く必要がある。

まちづくりに対する市民ニーズ 総合計画策定のために、2018(平成 30)年に実施された市民アンケートでは、本市が 取り組むべき事項として、回答者の 4 割以上が「中心市街地の活性化」をあげ、最も多く なっており、まちの活力を創出するための施策が市民に期待されていることがうかがえる 結果となっている。

■ 本市が取り組むべき事項(市民アンケート結果) 出所:第 5 次沼津市総合計画(調査期間:2018 年 9 月~10 月) -- 10 of 62 -- 9 第2章 計画の背景 人・まち・自然が調和し、躍動するまち ~誇り高い沼津を目指して~ 2.2 目指す将来都市像 まちづくりの主要課題を踏まえ、総合計画では、目指す将来都市像を次のとおり設定している。

総合計画では、将来都市像の実現に向けて8つのまちづくりの柱を設定している。 スポーツについては、「2 ヒト中心で都市的魅力にあふれるまち」、「4 地域の宝を活かすま ち」、「6 笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまち」の3つの柱において施策方針が示されて おり、本計画はこれを踏まえたものとなる。

分野別のまちづくりの柱におけるスポーツ関連施策の位置づけは、以下のとおりである。 〇まちづくりの柱2 ヒト中心で都市的魅力にあふれるまち 〔2-5〕居心地よく質の高い都市空間づくり 健康・文化・交流ゾーンの形成 ⚫ 中心市街地と、総合体育館、市民文化センターの有機的連携による多様な交流の場の創出 〇まちづくりの柱4 地域の宝を活かすまち 〔4-1〕沼津の魅力の発信 スポーツによるオンリーワンブランドの形成 ⚫ 「アスルクラロ沼津」に対するホームタウンとしての活動支援 ⚫ 「フェンシングのまち沼津」のブランドを確立し、大会や合宿を恒常的に開催 〔4-3〕 沼津ならではの観光の提供 地域資源を活用したツーリズムの推進 ⚫ サイクリングやフェンシング、地域に根ざしたJリーグなどによる誘客 【目指す将来都市像】 🄫azul claro -- 11 of 62 -- 10 第2章 計画の背景 〇まちづくりの柱6 笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまち ■重点項目 ⚫ ライフステージに応じたスポーツ活動に取り組める環境の整備によるスポーツの普及促進 〔6-1〕スポーツ・芸術文化の振興 豊かなライフステージを支えるスポーツの推進 ⚫ スポーツ環境の整備とライフステージに応じたスポーツ活動の推進 ⚫ 運動のきっかけづくりの提供と運動継続のための支援 ⚫ 生活の中に気軽に運動を取り入れ、健康・体力の保持増進ができる環境の整備 ⚫ 年齢や障がいの有無等を問わずスポーツに親しみ、楽しみながらスポーツ活動を継続する ことができるスポーツ環境の整備 ⚫ 指導者やボランティア等の運動に関わる人材の確保・育成とその活動の場の充実 ■競技スポーツへの支援 ⚫ 各種競技スポーツ大会の支援・イベントの開催などを通じた競技スポーツ人口の拡大 ⚫ 民間スポーツクラブ等との連携 ⚫ トップアスリートとの交流などにより、市民のスポーツへの興味・関心を向上 ■市民の交流の場ともなるスポーツ施設の充実 ⚫ 誰もが気軽にスポーツやレクリエーションに親しめるスポーツ施設の整備 ⚫ 市民一人ひとりの健康増進や交流の促進の場ともなる施設の整備 ⚫ 民間事業者のアイデアやノウハウを活かした公民連携の推進 〔6-2〕 健康長寿の推進 ■健康づくりの支援 ⚫ 運動のきっかけづくりとその継続のための機会の提供 -- 12 of 62 -- 11 第2章 計画の背景 3 スポーツの動向と国・静岡県の施策方針 3.1 スポーツの動向 我が国では明治の初期に西洋のスポーツが学校教育に導入され、それ以降、体育の授業と学校 部活動を中心にスポーツが推進されてきた。

また、戦後の経済成長期には企業が従業員の福利厚 生や企業内の一体感の醸成などを目的にスポーツ活動を支援する取組が拡がり、1964(昭和39) 年の東京オリンピックを契機にスポーツ振興が加速する中で、企業(実業団)スポーツが日本の スポーツにおいて重要な位置を占めてきた。 しかし現在、少子化の進行や国内産業の国際競争力の低下などの社会背景の下、学校スポーツ と企業スポーツを両輪に発展、推移してきたこれまでのスポーツの構図は大きくゆらいでいる。

また、生活者の意識や生活様式が変化することで、スポーツの享受スタイル、社会における役割 も変化しつつある。 本市のこれからの10年を見据えたスポーツのあり方を展望する前提として、その動向を、地 域化、多様化、手段化の3視点から概観する。 (1)地域化するスポーツ バブル経済崩壊以降の不況の中で、親企業の業績不振などを理由に多くの企業チーム、クラブ が休廃部を余儀なくされた。

また、近年、少子化やそれに伴う学校の小規模化、教員数の減少な どに伴い学校部活動でも休廃部が増加し、青少年のスポーツ活動基盤の脆弱化が進んでいる。 このように企業スポーツ、学校スポーツがともにスポーツ推進の牽引力を失いつつある中で、 スポーツの担い手として「地域」の役割が重要視されるようになってきた。

■総合型地域スポーツクラブ この背景の下、文部科学省は、1995(平成7)年度から、地域住民が自主的・主体的に運営 するスポーツクラブである「総合型地域スポーツクラブ」1の育成を開始した。その結果、2022 (令和4)年7月時点で、準備中を含め3,584クラブが各地域に創設されている2。

また、スポー ツ庁は、学校部活動の衰退、学校教員の働き方改革などを背景に、2018(平成30)年に「運動 部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を、さらに2022(令和4)年12月には「学校 部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」を公表し、運動部 活動の地域移行施策を推進しており、総合型地域スポーツクラブがその受け皿の一つとして期待 されている。

しかし、現状では、多くのクラブにおいて受益者負担による財政的自立、運営人材 の世代交代・後継者確保が課題となっている実態も報告されている3。 ■地域密着型プロスポーツ 一方、1993(平成5)年に発足したJリーグは、「Jリーグ百年構想~スポーツで、もっと、 幸せな国へ。」というスローガンを掲げて、単にプロサッカーの興行だけでなく、スポーツ文化の 振興に取り組むことで地域におけるプロスポーツクラブの可能性を提示し、地域密着型のプロス ポーツクラブ設立の動きが全国的に拡大する契機となった4。

そして、その動きはサッカーだけに とどまらず、プロ野球、バスケットボール(Bリーグ)、ラグビー(リーグワン)、卓球(Tリーグ) など、多様な競技で「地域密着」を掲げて地域に根づいた活動を行う動きが拡がっている。 1 総合型地域スポーツクラブ:子供から高齢者まで(多世代)、様々なスポーツを愛好する人々が(多種目)、初心者か らトップレベルまで、それぞれの志向・レベルに合わせて参加できる(多志向)、という特徴を持ったスポーツクラ ブ。

2 出所:スポーツ庁ホームページ 3 スポーツ庁「令和 2 年度総合型地域スポーツクラブに関する実態調査」〔2021(令和 3)年 7 月〕では、「受益者負担 による財源確保」が課題のクラブは 45.2%、「クラブ運営を担う人材の世代交代・後継者確保」が 70.6%となってい る。

4 J リーグ所属クラブ数:1993(平成 5)年の発足当初は 10 チームであったが、2023(令和 5)年シーズンでは、J1 が 18、J2 が 22、J3 が 20 の計 60 チームにまで拡大している。 -- 13 of 62 -- 12 第2章 計画の背景 バレーボールのVリーグは、2024-25シーズンから現行のリーグの上に2030年までに世界 最高峰のリーグを目指す「S-V.LEAGUE」を新設する構想を公表しているが、新リーグ、Vリー グとも「ホームタウンとの共生・連携に重点をおき、クラブが社会課題の解決に貢献することで 地域社会からの信頼を得ることを目指す。

」としている5。 (2)多様化するスポーツ 社会環境や市民の意識、生活様式が変化する中で、これまでのスポーツの枠に収まらない新し いスポーツの動きが拡がっている。 ■アーバンスポーツ6 東京2020大会では、追加競技として一般的にはあまり知名度 のなかったスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンが 採用され、各競技で若い世代の日本選手が活躍した。

さらに、 2024パリオリンピックでブレイクダンス(ブレイキン)が追加競 技に採用されたこともあって、アーバンスポーツと呼ばれるこれ らの新しいスポーツの動きに注目が集まっている7。 アーバンスポーツは、音楽やファッションなどの周辺分野も取 り込み、勝利を目指すだけでなく、各自が自由にオリジナリティを表現する新しいスポーツの楽 しみ方を提示することで、スポーツ離れが進んでいるといわれる若い世代の支持を集めている。

■eスポーツ8 2021(令和3)3月の国際オリンピック委員会(IOC)の総会において採択された今後の取組 に対する提言「オリンピック・アジェンダ2020+5」で「バーチャルスポーツの発展を促し、 ビデオゲームコミュニティとの関わりを深める」方針が示され、2023(令和5)年6月には、IOC 主催の「第1回オリンピックeスポーツウイーク」がシンガポールで開催されるなど、デジタル技 術が生み出したeスポーツが、従来のスポーツ概念を拡張する新しいスポーツとして捉えられる ようになってきている。

5 出所:(一社)日本バレーボールリーグ機構「V.LEAGUE REBORN~世界最高峰のリーグを目指して~」 6 アーバンスポーツ:都心の公園や道路などでの若者たちの自発的な活動から生まれた都市型スポーツ、ストリートス ポーツの総称で、スケートボード、自転車BMX、3人制バスケットボール(3×3)、パルクール、ブレイクダンス (ブレイキン)、ボルダリングなど多様な競技がある。

7 2028 ロサンゼルスオリンピックでは、野球・ソフトボール、クリケット、フラッグフットボール、ラクロス、スカッ シュが追加競技に採用され、ブレイクダンスは対象外となった(スケートボード、スポーツクライミング、サーフィ ンは実施)。 8 e スポーツ:エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)の略で、バーチャルスポーツとも称される。

▲アスルクラロ沼津 社会貢献事業 ▲東レアローズ トップアスリート事業 🄫azul claro -- 14 of 62 -- 13 第2章 計画の背景 eスポーツは、コンピュータが創り出す仮想空間上で勝敗を 競ったり身体活動を行うもので、コンピュータゲームを使用し た対戦の他、身体の動きをセンサーなどで感知し、ネットワー クを介してその結果を競うフィジカルeスポーツと呼ばれる分 野の競技大会やイベントも開催されている。

eスポーツの大会は、若い世代を中心に高い集客力を持つよ うになってきている。また、障がいのある人や高齢者も平等に 競技に参加できる可能性があり、楽しみながら実践できることなどから、今後の地域におけるス ポーツ推進において一定の役割を果たすことが期待される。 (3)手段化するスポーツ 2011(平成23)年に新たにスポーツ基本法が制定され、その推進母体としてスポーツ庁が発 足〔2015(平成27)年〕して以降のスポーツ政策の流れの中で、地域の活性化やまちづくりの 手段としてスポーツを活用する「スポーツの手段化」の側面がより明確になってきている。

2013 (平成25)年に東京2020大会の開催が決定し、スポーツで社会を変革し活力ある未来を創造し ようという機運が高まったこと、地域の課題が複雑化・多様化する中で、課題解決の手段として スポーツに期待される役割が大きくなってきた事がその背景にある。 ■スポーツによる地域の活性化 スポーツ庁は、 「スポーツを通じた地域・経済活性化」を施策方針のひとつとして掲げ、スポー ツと観光の融合によって新たな市場を創出するスポーツツーリズムの振興や、スポーツで地域を 活性化するための組織であるスポーツコミッションに対する支援などの取組を推進している。

また、スポーツ関連産業の振興によって「スポーツの成長産業化」を図り、関連市場を拡大さ せていこうとする政策も打ち出されている。国の成長戦略の方向性を示す「日本再興戦略2016」 〔日本経済再生本部・2016(平成28)年6月〕では、スポーツ関連産業の振興によって、その 市場規模を2015(平成27)年の5.5兆円を2025(令和7)年に15兆円にまで拡大することが 目標とされている。

■地域課題解決のためのスポーツ スポーツを通じて地域の課題解決を図るねらいを持ったスポーツ活動も盛んになってきてい る。たとえば、Jリーグが推進する「シャレン活動9」、マリンスポーツ団体によるスポーツ活動 を通じた環境保護の啓発、防災訓練や環境美化を兼ねたスポーツ競技の普及などの取組がその例 としてあげられる。

また、障がい者スポーツの分野においても、障がい者と健常者がともに参加できる「ユニバー サルスポーツ」、身体能力や年齢・障がいの有無に応じてルールや用具を工夫し、それぞれの人に 適応したスポーツを創出する「アダプテッド(適応)スポーツ」、スポーツを通じて共生社会を創 出することを目指す「インクルーシブスポーツ」が提唱されるなど、障がいの有無にかかわらず、 生き生きと暮らすことのできる共生社会を実現する手段としてスポーツを捉える動きが活発に なっている。

また、 「障がい者スポーツ」に代わる言葉として提唱された「パラスポーツ10」も「障 がいのある人もない人も共に実践して楽しめるスポーツ」という概念を含むものとされている。 9 シャレン活動:社会連携活動の略。J リーグ及び所属クラブが、地域の人・企業や団体・自治体・学校などと連携し て、社会課題や地域の共通テーマに取り組む活動のこと。

10 パラスポーツ:(公財) 日本障がい者スポーツ協会(JPSA)は、「障がいのある人のために考案されたスポーツ」や 「一般に行われているスポーツを障がいの種類や程度に応じてルールや用具を工夫しているスポーツ」という障がい 者スポーツの特徴に加え、障がいのある人もない人も共に実践して楽しめるスポーツとして発展していく可能性も含 む言葉として「パラスポーツ」という呼称を使用するとしている。

(JPSA「2030 年ビジョン」〔2021(令和 3)年 3 月〕より) -- 15 of 62 -- 14 第2章 計画の背景 3.2 国の第3期スポーツ基本計画の概要 我が国のスポーツ政策の基本方針を定めた第3期スポーツ基本計画の骨子を以下に示す。 第3期スポーツ基本計画(令和 4 年 3 月策定) 計画期間:2022(令和 4)年度~2026(令和 8)年度〔5 年間〕 (1)我が国における今後のスポーツ政策の方向性 第2期計画の総括として計画期間中の新型コロナウイルス感染症の影響と東京2020大会の 開催を通じて、喜びや楽しさが得られるなどの「スポーツそのものが有する価値」と、 「スポーツ が社会活性化等に寄与する価値」の2つのスポーツの価値が再確認された。

第3期スポーツ基本 計画では、さらにその価値を高める施策を推進する。 ■第2期計画期間中の総括 (2)東京 2020 大会のレガシーの継承と発展のための重点項目 東京2020大会のレガシーの継承と発展のため、以下を重点施策として推進する。 ・東京大会の成果を一過性のものとしない持続可能な国際競技力の向上 ・安全・安心に大規模大会を開催できる運営ノウハウの継承 ・東京大会を契機とした共生社会の実現や多様な主体によるスポーツ参画の促進 ・東京大会で高まった地域住民等のスポーツへの関心の高まりを活かした地方創生・まちづくり ・東京大会に向けて培われた官民ネットワーク等を活用したスポーツを通じた国際交流・ 貢献 ・東京大会の開催時に生じたスポーツを実施する者の心身の安全・安心確保に関する課題 を踏まえた取組の実施 (3)新たな視点 スポーツを取り巻く環境や社会状況の変化を踏まえ、中⾧期的な基本方針を踏襲しつつ、施策 の方向性として、次の新たな3つの視点を導入する。

■スポーツを「つくる/ はぐくむ」 社会の変化や状況に応じて、既存の仕組みにとらわれずに柔軟に見直し、最適な手法・ルール を考えて作り出す。 スポーツそのものが有する価値 (Well-being) スポーツが社会活性化等に 寄与する価値 この2つの価値をさらに高める施策を展開 -- 16 of 62 -- 15 第2章 計画の背景 ■スポーツで「あつまり、ともに、つながる」 様々な立場・背景・特性を有した人・組織があつまり、ともに課題に対応し、つながりを感じ てスポーツを行う。

■スポーツに「誰もがアクセスできる」 性別や年齢、障がい、経済・地域事情等の違い等によって、スポーツの取組に差が生じない社 会を実現し、機運を醸成。 (4)施策体系 第3期スポーツ基本計画では、次の12の施策を総合的かつ計画的に展開する。 ① 多様な主体におけるスポーツの機会創出 ② スポーツ界におけるDXの推進 ③ 国際競技力の向上 ④ スポーツの国際交流・協力 ⑤ スポーツによる健康増進 ⑥ スポーツの成長産業化 ⑦ スポーツによる地方創生、まちづくり ⑧ スポーツを通じた共生社会の実現 ⑨ 担い手となるスポーツ団体のガバナンス改革・経営力強化 ⑩ スポーツの推進に不可欠な「ハード」「ソフト」「人材」 ⑪ スポーツを実施する者の安全・安心の確保 ⑫ スポーツ・インテグリティ11の確保 11 スポーツ・インテグリティ:インテグリティとは、高潔さ、品位、完全性などの意味。

スポーツ・インテグリティと は、ドーピングや八百長、スポーツ指導における暴力、ハラスメント、ガバナンスの欠如など、様々な問題に影響を 受けることなく、その価値を完全に保持すること。 -- 17 of 62 -- 16 第2章 計画の背景 3.3 静岡県スポーツ推進計画(2022-2025)の概要 静岡県スポーツ推進計画(2022-2025)の基本理念と基本方針は、以下のとおりである。

【基本理念】 スポーツの聖地づくり 【基本方針】 ●“スポーツ・レクリエーション”から“競技”まで、それぞれの志向に応じ運動を楽 しむことができる。 ●「する」「みる」「支える」など、様々なアプローチを通じて日常生活にスポーツを取 り入れることができる。 ●性別、年齢、障がいの有無、経済状況等の区別無く、ささえあいながら、ともにスポ ーツに関わることができる。

●トップアスリートの活躍が子供たちに夢を与え、スポーツを通して人間性や多様な 能力を育むことができる。 ●地域の特色あるスポーツの取組や歴史に誇りを持つことができる。 ●適正な対価によるサービスとして様々なスポーツを楽しめる環境があり、スポーツ 施設等への投資が促進され、スポーツにより地域や経済が活性化される。

-- 18 of 62 -- 第3章 本市スポーツの現状と課題 第3章 本市スポーツの現状と課題 -- 19 of 62 -- 18 第3章 本市スポーツの現状と課題 1 スポーツ施設 1.1 施設の概況 本市の公共スポーツ施設の現況は下表のとおりである。2023(令和5)年3月に総合体育館 (以下、「香陵アリーナ」と表記)がオープンした一方で、従前計画の期間中に市民体育館、勤労 者体育センター、香陵武道場、香陵運動場、屋内温水プールが閉鎖となっている。

また、既存施設、及び一般開放されている学校体育施設の多くは老朽化が進んでいる。 ■ 市関連スポーツ施設位置図 ※各施設の概要は、巻末の資料編参照 No. 施設名 所在地 ① 香陵アリーナ 御幸町 15-1 ② 市営野球場 泉町 2-1 ③ 大岡公園内運動場 大岡字末広 1298-1 ④ 西部市民運動場 東椎路 1749-1 ⑤ 中瀬市民運動場 上香貫 2399-5 ⑥ 戸田テニスコート 戸田 2053 ⑦ 戸田 B&G 海洋センター 戸田 2053 ⑧ 大岡公園テニスコート 大岡字末広 1305-5 ⑨ 愛鷹運動公園テニスコート 足高 201-1 ⑩ F3BASE 大手町 1-1-5 ⑪ 愛鷹広域公園 足高 202 -- 20 of 62 -- 19 第3章 本市スポーツの現状と課題 1.2 施設利用者数の推移 本市の公共屋内体育施設の利用者数推移を下図に示す。

香陵アリーナの開館に伴い閉鎖となっ た市民体育館は、ピーク時には年間20万人程度の利用があったが2020(令和2)年度からコロ ナ禍の影響で大きく落ち込んだ。 ■ 市民体育館 2019(令和3)年度で閉鎖となった屋内温水プールは、年間5万人前後の利用があったが近年 は減少傾向であった。

その他の施設は、コロナ禍の影響を除くと概ね横ばいかやや減少傾向にあ る。 ■ その他の屋内施設 ※勤労者体育センター:2023(令和 5)年 2 月 28 日廃止、香陵武道場:2023(令和 5)年 2 月 28 日廃止 屋内温水プール:2021(令和 3)年 3 月 31 日廃止 ※2023(令和 5)年 2 月 28 日廃止 (単位:人) (単位:人) -- 21 of 62 -- 20 第3章 本市スポーツの現状と課題 屋外スポーツ施設については、大岡公園内運動場は年によって増減があるものの増加基調にあ る。

その他の施設は、概ね横ばいで推移している。 ■ 屋外運動場・野球場 ■ テニスコート (単位:人) ※香陵運動場:2015(平成 27)年 10 月 31 日廃止、中瀬市民運動場:2015(平成 27)年 11 月 1 日新設 (単位:人) -- 22 of 62 -- 21 第3章 本市スポーツの現状と課題 2 市民スポーツ大会 市内で恒例開催されている主要な市民スポーツ大会の参加数の推移を下図で示す。

コロナ禍の影響を受ける前から、全体的に参加者数が減少傾向にある。 ■ 町別大会参加チーム数 ■ 千本浜ファミリーマラソン ■ 駅伝競走大会参加チーム数 年度 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 チーム数 136 134 137 101 85 72 82 0 63 0 ※2015(平成 27)年度は荒天のため、2020(令和 2)年度 はコロナ禍のため中止 ※2021(令和 3)年度以降は競走の部廃止 ※ソフトボール 2020(令和 2)年度、 バレーボール 2020(令和 2)、2021(令和 3)年度中止 ※2020(令和 2)、2022(令和 4)年度はコロナ禍のため 中止 (単位:人) -- 23 of 62 -- 22 第3章 本市スポーツの現状と課題 3 市民向け教室 地域別に開催されている地域体力づくり教室及び沼津市スポーツ協会主催教室12の延べ参加 人数の推移は、下図のとおりである。

コロナ禍の影響を除くと、地域体力づくり教室はほぼ横ばいで、年間1万6千~7千人程度の参 加がある。市スポーツ協会主催教室は、2017(平成29)年度までは地域体力づくり教室とほぼ 同水準であったが、それ以降は市民体育館利用者数と同様、減少傾向となっている。 ■ 地域体力づくり教室・スポーツ協会教室参加者数 12 沼津市スポーツ協会主催教室:2021(令和 3)年 7 月に「NPO 法人沼津市体育協会」から「NPO 法人沼津市スポーツ協 会」に名称変更。

それ以前は「沼津市体育協会主催教室」 (単位:人) -- 24 of 62 -- 23 第3章 本市スポーツの現状と課題 4 学校開放 4.1 概況 学校開放施設の年間延べ利用者数は下図のとおりで、コロナ禍以前の2018(平成30)年度で 約40万人、2022(令和4)年度は約3割減の約29万人となっている。

施設・時間帯別にみると、夜間の体育館が最も多く、次いで昼間の運動場となっている。 ■ 学校開放施設利用者数 4.2 地区別の利用状況 2022(令和4)年度の地区別(学校施設別)の夜間の体育館の年間延べ利用人数は、下図の とおりである。千人以下の施設から9千人近くまで、地区によってかなりの差がある。

■ 学校施設別利用者数〔体育館(夜間)・2022 年度〕 (小学校) (単位:人) (中学校) (単位:人) 32,454 106,579 161,688 101,372 50,173 56,795 146,490 36,120 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000 運動場(夜間) 運動場(昼間) 体育館(夜間) 体育館(昼間) 2018年度 2022年度 2197 5242 7055 8786 6543 3004 4319 3287 1744 3215 4211 731 3105 4936 0 2000 4000 6000 8000 10000 第一 第二 第三 第四 第五 片浜 金岡 大岡 愛鷹 大平 原 浮島 門池 今沢 2,514 3,720 2,017 7,181 3,318 3,173 2,926 2,758 8,831 4,822 6,689 2,190 4,445 2,975 2,792 5,733 1,217 3,102 4,120 6,411 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 第一 第二 第三 第四 第五 開北 千本 片浜 金岡 大岡 愛鷹 大平 原 浮島 香貫 門池 今沢 沢田 原東 大岡南 (単位:人) -- 25 of 62 -- 24 第3章 本市スポーツの現状と課題 5 スポーツ交流資源 本市の特徴として、海・山・川の豊かな自然に恵まれ、各種スポーツ施設のほかに、サイクリ ング、ハイキング、トレッキングなどアウトドアを楽しめるエリアや、カヌー、SUPなどのウォ ータースポーツを気軽に楽しめるスポーツエリアを有していることがあげられる。

その全体図を 下図に示す。 ■ 本市のスポーツ交流エリア -- 26 of 62 -- 25 第3章 本市スポーツの現状と課題 6 市民アンケート結果から見た現状 6.1 調査の概要 市民のスポーツに関する意識やスポーツ施設の利用状況などからスポーツを取り巻く現状を 把握するとともに、課題や問題点を分析するために、2022(令和4)年度に実施したアンケー ト調査の実施概要を以下に示す。

■ 調査の概要 ※市民アンケートの対象は、18 歳以上(10 代の回答者は 11 名/1.8%) 6.2 アンケート結果の概要 (1)スポーツ実施の状況と健康意識 ■スポーツ実施率(n=609) 51.6% 24.0% 20.7% 3.7% 週1回以上 週1回未満 非実施 その他・無回答 いつも実施層 (週 1 回以上) たまに実施層 (週 1 回未満) 非実施層 (運動しない) ⚫ 回答者の半数(全体 51.6%、成人 52.2%)が週1回以上運動・スポーツをしており、 スポーツ庁の全国調査結果 52.3%とほぼ同水準 ⚫ 実施している種目は、ウォーキングをはじめ、体操やストレッチなどの日常生活の中 で意識的に体を動かす比較的強度の低い身体活動が中心で、 「今後、やってみたい種目」 も同様の傾向 ⚫ 自身が健康と感じている市民が8割以上 〔大いに健康 11.0% + まあまあ健康 70.0%〕 ⚫ 一方で、運動不足を感じている市民も 8 割以上〔大いに 36.1%+ある程度 44.0%〕 -- 27 of 62 -- 26 第3章 本市スポーツの現状と課題 (2)スポーツをしない層(非実施層)について 【スポーツ非実施層】 ■ 非実施層の性別構成(市民アンケート) ■ 年代別の運動スポーツ非実施率(市民アンケート) (n=126) (n=609) (3)運動・スポーツをする動機 スポーツ実施層13の「運動・スポーツをする目的」の質問に対する回答結果をもとに、統 計的手法14を用いて回答者をグループ分けした ⚫ 美容・ダイエット・リフレッシュを主目的にするウエルネス志向(3割強) ⚫ 健康の維持・増進を主目的にするヘルスケア志向(3割弱) ⚫ 仲間との交流を主目的にするレクリエーション競技志向(4割) 13 スポーツ実施層:この1年間に「運動・スポーツを年 1 回以上行った人」(「いつも実施層」+「たまに実施層」) 14 分析手法:回答結果から運動・スポーツをする要因を抽出(因子分析)して、そのパターンから回答者を分類する (クラスター分析)手法 34.1% 64.3% 1.6% 男性 女性 無回答 18.2% 13.2% 16.9% 18.9% 22.1% 24.8% 14.5% 32.9% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代以上 ⚫ この1年間まったく運動・スポーツを行っていない人は全体の約2割 ⚫ 男性よりも女性の方がその率が高く、ほぼ4人に1人 ⚫ しない理由の一位は「時間がない」(29.4%)、次いで「きっかけ・機会がない」 (27.8%) 31.8% 26.8% 41.4% 「健康づくり」が主な要因だが、癒 しやリフレッシュ、美容・ダイエット などの要因も併せ持っている層 健康・リフレッシュ 志向 競技・交流 志向 健康づくりよりも、競技としてのス ポーツや友人・仲間との交流を楽 しむことを目的としている層 健康増進志向 健康の維持・増進が動機となって おり、交流やリフレッシュ、癒しな どにはあまり関心がない層 ■ 実施層の目的・志向別構成比 (n=440) ※ 数字は、各年代の「運動・スポーツをしない人」の割合 -- 28 of 62 -- 27 第3章 本市スポーツの現状と課題 (4)「する」・「みる」・「ささえる」の関係 15 (5)学校部活動について 15 クラメール連関係数:アンケート結果から異なる 2 変数(「する/しない」と「みる/みない」など)を掛け合わせた 集計結果をもとに算出される項目間の関係の強さを表す指標で、0~1 の範囲を取り、0.1 以上で関連があり、1に近 づくほど強い関連があると認められる。

⚫ 過去1年間の直接スポーツ観戦率は 29.6%、テレビやインターネットでの観戦率 は 85.7% ⚫ スポーツボランティアの参加率(2.0%)が全国平均(9.9%)よりかなり低い ⚫ 「スポーツをする」ことと「みること」には一定の相関関係があり、 「みるスポーツ」 を推進することが「スポーツをする人」のすそ野を広げることにもつながる可能性 がある ⚫ 「する」だけでなく、「みる」、「ささえる」など、多様なスポーツのかかわり方を 経験することがより本人の主観的な健康度を高める可能性がある 「する」 「みる」 直接観戦 「みる」 媒体観戦 V=0.22 V=0.16 V=0.11 V=0.20 数値(V)はクラメール連関係数 は、媒体観戦と直接観戦の両方観戦と「する」の関係(v=0.20)を表したもの 全体平均:81.0% 主観的健康度 91.5 84.9 82.4 65.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 「する」「みる」「ささえる」関与者 「する」「みる」関与者 「する」のみ 「みる」のみ ■ スポーツ関与タイプ別主観的健康度 ■「する」「みる」行動間の関係の強さ (n=535) 15 ⚫ 公立中学校の生徒の運動部活動への参加率は約 7 割(69.2%)で全国平均(71.4%) とほぼ同水準 ⚫ 地域のスポーツクラブへの参加率は 24.6%、うち、部活動にも所属する率は 14.6% ⚫ 部活動の地域移行に対して、保護者は賛成 23.5%、反対 21.0% と拮抗、教員は 72.5% が賛成 「両方所属」 (14.6%) 「地域のスポーツクラブ」 のみ(10.1%) 「運動・スポーツ部活動」 のみ(54.6%) ■ 運動部活動・地域スポーツクラブへの所属割合 (n=1,883) -- 29 of 62 -- 28 第3章 本市スポーツの現状と課題 ■ 部活動の地域移行に対する意見 (保護者・n=925) (教員・n=240) (6)学校体育施設の開放について 【利用団体】 ⚫ 小学生から成人までの多様な世代が利用 ⚫ 週 1 回の利用が 6 割(59.0%) ⚫ 多くの団体が、会員減少と高齢化を今後の活動の課題としてあげている ⚫ 利用料金の徴収について「徴収しないほうがよい」が 42.3%、「やむをえない」 が 38.4% 【非利用者】 ⚫ 学校体育施設を利用したことがない人の理由は「運動・スポーツをしないから」が 43.2%で最も高い ⚫ 「利用できることを知らなかったから」(22.0%)「利用方法がわからなかったか ら」(14.1%)と、情報不足に起因する理由も上位 43.2 22.0 14.1 10.7 8.6 8.4 1.0 13.2 0% 10% 20% 30% 40% 50% 運動・スポーツをしないから 利用できることを知らなかったから 利用方法がわからなかったから 他施設を利用しているため 必要ないから 個人利用ができないから 利用手続きが面倒だから 希望する学校体育施設が 空いていなかったから その他 ■ 学校体育施設を利用していない理由(市民アンケート) (n=523) ※賛成:「地域移行するべき」と「できれば地域移行し てほしい」のいずれかを選択した人の計 反対:「地域移行するべきでない」と「できれば地域 移行してほしくない」のいずれかを選択した人の計 ※賛成:「ぜひ地域移行してほしい」と「できれば地域 移行してほしい」のいずれかを選択した人の計 反対:「自身が指導したいため、地域移行してほしく ない」と選択した人の計 23.5% 29.6% 21.0% 8.0% 17.2% 0.8% 賛成 どちらでもいい 反対 その他 わからない 無回答 72.5% 7.9% 4.6% 9.6% 5.4% 賛成 どちらでもいい 反対 その他 わからない -- 30 of 62 -- 29 第3章 本市スポーツの現状と課題 (7)スポーツ合宿・大会誘致について スポーツ合宿・大会誘致に関する市内宿泊事業者のアンケート結果は、回収率が3割弱(27.4%) にとどまっており、受入れに対する関心の低さがうかがえる。

結果の概要は以下のとおりである。  回答事業者のうち、約 6 割(60.5%)で利用実績、3 分の 2 で「問合せ」実績がある  合宿・大会で利用されているジャンル(複数回答)は、「野球・ソフトボール」が最も多く 11 軒、その他、球技、マリンスポーツ・レジャー、フェンシングなど、多様な種目で利用されて いる  合宿などの誘致にあたっての本市の強みは「マリンスポーツのできる海」がもっとも多く、次 いで「首都圏からのアクセス」  行政への期待は「スポーツ施設の充実」と「誘致の補助」が上位 ■ 合宿・大会関連宿泊の問合せ ■ 合宿・大会関連宿泊利用の実績66.7% 28.9% 4.4% ある ない 不明 27.9% 32.6% 37.2% 2.3% よく利用されている 利用されたことはある ない 不明 利用有(60.5%) (n=43) (n=45) ■ イベント・合宿誘致にあたっての本市の強み (回答数〔複数回答〕 n=40) (回答数〔単一回答〕 n=32) ■ 行政にもっとも期待すること ■ 合宿・大会関連宿泊の問合せ ■ 合宿・大会関連宿泊利用の実績 9 8 7 5 3 0 2 4 6 8 10 スポーツ施設の充実 スポーツ合宿誘致補助 スポーツ合宿・イベント情報の一元化 受け入れ窓口の設置 スポーツイベント誘致補助 31 23 12 10 9 6 5 6 0 5 10 15 20 25 30 35 マリンスポーツのできる海 首都圏からのアクセス 愛鷹山や香貫山などの自然 愛鷹広域公園 (多目的競技場・テニスコート等) 建設されている新総合体育館 狩野川の河川環境 その他スポーツ施設 その他 -- 31 of 62 -- 30 第3章 本市スポーツの現状と課題 7 従前計画の進捗状況 7.1 計画目標の達成度 従前計画は、以下の2点を目標指標としている。

指標 1:成人の週一回以上の運動・スポーツ実施率が「3 人に 2 人(65%程度)」 指標 2:小・中学生の新体力測定の結果が静岡県の平均以上 指標1については、2022(令和4)年の市民アンケート結果では目標値には達していない。 ■指標1の達成度 指標2は、2022(令和4)年の小・中学生の新体力テストの結果をみると、小学生の一部の種 目を除いて静岡県の平均以下であり、目標未達となっている。

また、全体的に従前計画策定前年 の2012(平成24)年よりも低下傾向にある。 ■指標 2 の達成度 成人の週一回以上の運動・スポーツ実施率 (※)2022(令和 4)年市民アンケート 目標値 (3人に2人) 65% 程度 現状 52.2% > 小中学生の新体力テストの結果 【計画目標】 静岡県の平均以上 【現状】 小学生の一部の種目を除いて静岡県平均以下 (全体的に従前計画策定時よりも低下傾向) -- 32 of 62 -- 31 第3章 本市スポーツの現状と課題 ■ 小学 5 年生の新体力テスト測定結果 〔2022(令和 4)年度〕 ■ 中学 2 年生の新体力テスト測定結果〔2022(令和 4)年度〕 (全国平均・静岡県平均より下:黒太字) (全国平均・静岡県平均より上:赤太字(下線)、下:黒太字) 性別 区分 握力 (kg) 上体 起こし (回) 長座 体前屈 (㎝) 反復 横とび (回) 20m シャトルラン (点) 50m走 (秒) 立ち幅 とび (㎝) ボール 投げ (m) 沼津市 15.67 18.40 31.86 40.84 42.23 9.61 153.09 19.95 静岡県 16.24 19.05 32.85 41.11 48.45 9.42 152.63 20.21 全国 16.21 18.86 33.80 40.37 45.93 9.53 150.86 20.31 沼津市 16.04 17.50 36.08 39.53 34.40 9.71 147.12 14.06 静岡県 16.26 17.86 37.20 39.61 39.72 9.61 146.46 13.74 全国 16.10 17.97 38.20 38.67 36.98 9.70 144.59 13.16 男子 女子 性別 区分 握力 (kg) 上体 起こし (回) 長座 体前屈 (㎝) 反復 横とび (回) 20m シャトルラン (点) 持久走 (秒) 50m走 (秒) 立ち幅と び (㎝) ボール 投げ (m) 沼津市 29.41 26.36 42.70 51.38 72.11 434.08 7.96 199.73 20.31 静岡県 30.00 27.35 46.88 53.51 81.60 393.43 7.81 205.27 21.64 全国 28.95 25.64 43.76 51.02 77.69 410.92 8.06 196.82 20.20 沼津市 23.28 22.66 44.21 46.81 50.13 319.69 8.83 170.51 13.28 静岡県 23.93 23.10 49.29 47.88 55.43 290.66 8.75 175.11 13.68 全国 23.17 21.58 46.05 45.81 51.34 303.96 8.97 166.89 12.38 男子 女子 -- 33 of 62 -- 32 第3章 本市スポーツの現状と課題 7.2 施策方針別の進捗状況 年度ごとに作成している事業評価シートから、従前計画の施策方針別の進捗状況を下表にまと めた。

■ 施策方針別の進捗状況 基本方針 施策の方向性 進捗状況 1 生涯スポーツの 推進 ライフステージ等に応じた スポーツ活動の推進 ・コロナ禍においても感染対策の工夫によりほと んどの事業を継続して実施した ・公共施設の利用者数、教室参加者数は、全体的に みてやや減少傾向にある ・市と連携協定を結んでいるプロ、トップチームと 連携しトップアスリート教室を開催 ・体力づくり教室は、2023(令和5)年度から香 陵アリーナの指定管理者に移管 地域スポーツ活動の推進 ・コロナ禍で利用制限を行いながら学校開放は継 続 ・利用団体のアンケートでは、利用種目は、バレー ボールなどの屋内競技が多い ・利用団体の高齢化、会員減少が進んでいる 競技スポーツの推進 ・コロナ禍で中止、縮小される大会が多くあった が、2022(令和 4)年度は回復の兆しがみられ ている 2 スポーツ環境の 整備 新市民体育館(香陵アリー ナ)の整備 ・2023(令和 5)年 3 月開館 既存施設の機能強化と 活用促進 ・スポーツ広場の整備箇所 39 か所 ・施設の老朽化などに対応した修繕対応を継続し て実施 総合型地域スポーツクラブ の育成 ・前期から登録 2 団体のままで推移している 3 スポーツ活動を 支える仕組みの 充実 スポーツ活動を支える人材 の育成・活用 ・2021(令和 3)年度から関連事業を統合して「ス ポーツ指導者バンク」を創設し、市民の健康づく り活動を支援(登録者数・66 名) スポーツに関する情報提供 体制の充実 ・広報ぬまづの他、市ホームページや SNS での発 信、学校へのポスター・チラシ配布、報道機関へ の情報提供などでの広報活動を実施 関係機関・団体との 連携強化 ・スポーツ協会への支援を継続的に実施 -- 34 of 62 -- 33 第3章 本市スポーツの現状と課題 7.3 スポーツ交流事業 スポーツ交流について、従前計画の策定以降に以下の取組を推進している。

(1)フェンシングのまち沼津推進事業 本市は、2019(令和元)年2月、競技振興の地方拠点を 設けたいという意向を有する日本フェンシング協会と全国 で初めて包括連携協定を締結し、「フェンシングのまちづく り」を推進している。 2020(令和2)年6月には、官民連携の事業推進母体であ る「フェンシングのまち沼津推進協議会」が設立され、以後 同協議会を中心に、学校訪問事業や各種体験会の実施等による競技の裾野拡大やシンボルフェン サーの育成等に取り組み、年代別の日本代表に選出される選手を輩出するなどの成果を生んでい る。

また、2021(令和3)年6月に開設された拠点施設「F3 BASE」における日本代表チーム 等の合宿誘致、市内での全国規模の大会開催など、フェンシングを通じた交流人口の拡大を図っ ている。 (2)「アスルクラロ沼津ホームタウン推進事業」とトップチームとの連携 県東部地域で唯一のJリーグクラブであるアスルクラロ沼 津を支援し、同クラブと連携したまちづくりを推進している。

(主な支援内容) ⚫ 同クラブのライセンス保持に必要な愛鷹競技場照明改 修の資金調達プロジェクト支援 ⚫ クラブの応援機運を醸成する「オールブループロジェ クト」などによる市民・市内事業者への浸透支援 ⚫ 沼津マッチの開催や無料観戦チケット等への協賛など また、香陵アリーナのこけら落としイベントとして、静岡県を拠点とする「東レアローズ」 (男 子バレーボールVリーグ)、「ベルテックス静岡」(バスケットボールBリーグ)の公式戦を誘致・ 開催。

その後も香陵アリーナを拠点に市民がトップレベルの競技に触れる機会を提供するなど、 みるスポーツを振興するとともにスポーツを通じた地域の活性化を図っている。 (3)沼津サイクルツーリズム推進事業 本市が有する海・山・川の恵まれた自然を活かしてサイク ルツーリズム事業を展開しており、持続可能なサイクルツー リズムの推進に向けて、民間事業者との連携や新たな担い手 の発掘・育成などに取り組んでいる。

(主な推進施策) ⚫ 海越しに富士山が眺望できる海岸線などを活かしたサイクルルートの整備、PR ⚫ レンタサイクル、バイシクルピットの整備 ⚫ 地域振興と市民の健康増進を目的とした市内周遊型サイクルキャンペーン ⚫ 地域の歴史資源とサイクリングを組み合わせた観光プラン造成と誘客プロモーション ⚫ 廃校を活用して拠点施設「NUMAZU サイクルステーション静浦東」を整備 ⚫ 愛鷹運動公園内に民間活力を導入したマウンテンバイク体験施設「MTB パーク」を整備 -- 35 of 62 -- 34 第3章 本市スポーツの現状と課題 8 スポーツ推進の課題 8.1 市民スポーツの推進課題 2022(令和4)年度に実施した市民アンケートでは、従前計画の策定時に比べて「成人の週 1回以上のスポーツ実施率」は上昇しているものの計画目標(65%程度)には達していない。

また、過去1年間で何らかのスポーツ活動を行った市民が約8割である一方、「運動不足」と感 じている16市民も約8割となっている。 約2割の市民が1年間にスポーツ活動をしていないが、そのうちの約7割が「気軽に参加できる」、 「スポーツ以外の要素との組み合わせ」などの条件を満たせばスポーツイベントに参加したいと 回答している。

また、女性のスポーツ参加率が相対的に低く、4人に1人が1年間スポーツを行っていない。健 康づくりの視点からも、働き盛り世代、子育て世代に運動の課題が多くなっている17。 高齢者については、全国平均に比べ、60代の週1回以上のスポーツ実施率が低い。 小中学生については、生活様式の変化やスマートフォン、ゲームの普及を背景に、外遊び機会 が減少していることなどから全般的に体力低下の傾向が続いており、コロナ禍の影響もあって、 近年はその傾向が顕著となっている。

従前計画の目標である「新体力テストの結果が静岡県の平 均以上」も未達であり、国の学校部活動の地域移行施策の方針も踏まえながら、小中学生世代の スポーツ環境を再編していくことが求められている。 このような現状から見て、市民の日常にスポーツをより一層浸透させるためにはこれまでの取 組だけでは不十分であり、市民にとってスポーツがより身近になり、それぞれが自主的にスポー ツ活動を継続できるためのきめ細かな施策が求められる。

このため、個別事業のねらいや対象層の明確化、市民の多様化するニーズへの対応、新しいス ポーツスタイルの導入、事業成果の評価とフィードバック方法の確立などに取り組んでいく必要 がある。 これらの点を整理した市民スポーツの推進課題として、次の項目があげられる。 ■ 市民スポーツの推進課題 16「運動不足と感じている」:「大いに感じている」と「ある程度感じている」の計 17 出所:「第 2 次沼津市健康増進計画」〔2021(令和 3)年 3 月〕 P39 スポーツ実施率向上のための取組強化 (無関心層・低頻度実施層への対応など) 市民主体の継続的な活動の場の確保 (学校開放の仕組み充実、公園・遊休地活用など) 子どものスポーツ環境の再編・充実 (学校部活動のあり方検討、地域クラブ育成など) -- 36 of 62 -- 35 第3章 本市スポーツの現状と課題 8.2 スポーツまちづくりを推進するための課題 多様化、複雑化する社会課題を解決し、地域の個性を活かした地方創生を実現するため、スポ ーツのもつ「社会活性化に寄与する価値」を活かしていくことが国の施策方針となっている。

本市の総合計画においても、少子高齢化・人口減少が進行する中で、交流人口・定住人口を維 持・拡大するために、スポーツを通じた本市の魅力の発信やスポーツツーリズムの推進などが施 策方針として掲げられている。 総合計画策定のために、2018(平成30)年に実施した市民アンケートでは、本市が取り組む べき事項の第一位は「中心市街地の活性化」で回答率が4割以上となっており、まちの活力を創 出する施策が市民に期待されている。

また、地域においては、共生社会の実現やSDGsへの貢献、 子育て支援、障がい者の社会参加、独居高齢者の孤立対策や介護・認知症予防など多様な課題が 顕在化している。 地域の課題解決のためにスポーツは有効な資源となりうることから、今後、スポーツを通じて 地域の課題を解決する、まちづくり視点でのスポーツ施策の推進も求められる。

この背景の下、これまでのスポーツ交流事業の成果を踏まえ、従来のスポーツ推進施策に「地 域課題の解決」という視点を取り入れるとともに、香陵アリーナなどのスポーツ施設や恵まれた 自然環境など、本市の強みを活かしたスポーツまちづくりをさらに充実させていく必要がある。 これらの点を踏まえ、スポーツを通じたまちづくり施策の課題を以下のように整理する。

■ スポーツまちづくりの推進課題 スポーツを通じたまちの活力づくり (大会・イベント誘致、スポーツツーリズムなど) スポ

第1章 計画策定にあたってPDF 0.7MB

スポーツを通じた健康や交流を大事にするため、沼津市が今後10年間に取り組むスポーツ施策の方針を定めるものです。少子高齢化や地域課題に対し、スポーツの力を活かして解決を図ります。

背景従前計画の期間終了と、人口減少・高齢化、地域課題の増加に対応するため

  • スポーツは健康のため、全ての人が安全で公正な環境で楽しむことが重要。
  • 市は2014年から『する・みる・ささえるスポーツ』の推進を開始。
  • 東京2020大会でフェンシング代表チームの事前キャンプを受け入れ。
  • COVID-19を通じてスポーツの交流・感動の価値が改めて認識された。
  • 計画期間は2024~2033年度で、前期・後期に分けて推進。
  • 人口減少・高齢化の課題解決にスポーツの力を活かすことに期待。

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第1章 計画策定にあたって 第1章 計画策定にあたって -- 1 of 4 -- 2 第1章 計画策定にあたって 1 計画策定の趣旨 2011(平成23)年に制定されたスポーツ基本法の前文では、「スポーツは、世界共通の人類 の文化である」との認識のもと、その概念と基本的な役割を以下のとおりとしている。

スポーツは、心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、 自律心その他の精神の涵養等のために個人又は集団で行われる運動競技その他の身体活 動であり、今日、国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で不可欠 のものとなっている。スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の 権利であり、全ての国民がその自発性の下に、各々の関心、適性等に応じて、安全かつ 公正な環境の下で日常的にスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、又はスポーツを支え る活動に参画することのできる機会が確保されなければならない。

本市は、このスポーツ基本法を基盤とする国の方針や市民ニーズなどを踏まえ、2014(平成 26)年3月に「沼津市スポーツ推進基本計画」(以下、「従前計画」と略記)を策定し、「するス ポーツ・みるスポーツ・ささえるスポーツ ~市民ひとり1スポーツの推進~」を基本理念に、市 民一人ひとりが生涯にわたってスポーツに親しむことができる環境の実現に向けてスポーツ施 策を推進してきた。

従前計画の期間中、静岡県においては、2019(令和元)年に「ラグビーワールドカップTM2019 日本大会」、2021(令和3)年に「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」 (以下、 「東京2020大会」と略記)の自転車競技が開催された。本市においても、東京2020大会のフ ェンシングカナダ代表チームの事前キャンプを受け入れるなど、市民が国際水準のトップスポー ツに触れる機会となった。

また、2020(令和2)年に発生した新型コロナウイルスのパンデミック(感染爆発)によっ て多くのスポーツ活動は自粛や規模縮小などを余儀なくされたが、一方で、そのことが、多様な 人が集い、交流し、楽しみや感動を分かち合うことのできるスポーツの価値を再認識することに もつながった。

本市は、2021(令和3)年3月に、2021(令和3)年度から2030(令和12)年度までの10 年間のまちづくりの方針を示す、第5次沼津市総合計画を策定した。同計画の推進にあたっては、 人口減少・高齢化の進行、持続可能な社会や共生社会実現への要請、地域の産業や中心市街地の 活力低下など、様々な地域・社会課題が顕在化する中、スポーツの持つ多様な力を活かしてそれ らの課題解決を図っていくことに対する期待も高まっている。

本計画は、このような流れの中で、2023(令和5)年度で従前計画の計画年度が終了するこ とから、その後継計画として、時代の潮流や、本市の課題、市民意識・ニーズの変化などを踏ま え、今後の10年間を展望しつつ、計画的、体系的に本市のスポーツ施策を推進するため、その指 針を示すものとなる。

-- 2 of 4 -- 3 第1章 計画策定にあたって 2 計画の枠組み (1)目的 第5次沼津市総合計画で本市が目指す将来都市像「人・まち・自然が調和し、躍動するまち~ 誇り高い沼津を目指して~」の実現に向けて、今後10年間の本市スポーツ分野の施策を推進す る上での基本的な考え方と指針を明らかにする。

(2)計画の位置づけ スポーツ基本法では、各地方公共団体は国のスポーツ基本計画を参酌して、 「地方スポーツ推進計画」を定めるよう努めるものとされている(第 10 条)。 本計画は、この規定に基づく「地方スポーツ推進計画」となる。 「沼津市スポーツ推進基本計画」(平成 26 年 3 月策定)及び「同後期推進 計画」(平成 31 年 3 月策定)の計画期間が令和 5 年度で終了することから、 計画策定後の国や静岡県の関連政策動向、従前計画の進捗状況及び環境や市民 ニーズの変化を踏まえて、令和 6 年度からの 10 年間を計画期間とする新たな スポーツ推進基本計画を策定する。

■ 新たなスポーツ推進計画策定の背景と位置づけ 1 スポーツ基本法に基づく「地方スポーツ推進計画」 2 平成 26 年策定の「沼津市スポーツ推進基本計画」の後継計画 スポーツ推進基本計画 (従前計画) (2014~2023) 後期推進計画 (2019~2023) 新たな スポーツ推進基本計画 (2024~2033) 国・県の動向・現計画の進捗状況 時代環境・市民ニーズなどの変化 -- 3 of 4 -- 4 第1章 計画策定にあたって 新たな 沼津市スポーツ推進基本計画 (2024~2033) 【関連計画】 沼津市健康増進計画 沼津市子ども・子育て支援事業計画 沼津市教育基本構想 沼津市高齢者保健福祉計画 (ぬまづ高齢者元気創造プラン) 沼津市障がい者計画 沼津市公共施設マネジメント計画 沼津市まち・ひと・しごと創生総合戦略 沼津市観光振興ビジョン 沼津市自転車活用推進計画 沼津市中心市街地まちづくり戦略 (3)計画の期間 本計画の期間は、2024(令和6)年度から2033(令和15)年度までの10年間とする。

この期間を前期と後期に分け、本基本計画に沿った実施計画を定め、具体的な推進を図る。 前期計画:2024(令和6) 年度~2028(令和10)年度 後期計画:2029(令和11)年度~2033(令和15)年度 (4)上位計画と関連計画 第5次沼津市総合計画の方針を踏まえるとともに、国のスポーツ基本計画及び静岡県のスポー ツ推進計画を参酌しながら、本市の関連計画の運動・スポーツに関する施策方針と整合を図りつ つ計画を策定する。

■ 上位計画等及び関連計画との関係図 スポーツ基本法 〔2011(平成23)年8月24日施行〕 第5次沼津市総合計画 (目指す将来都市像) ひと・まち・自然が調和し、躍動するまち 【国】 第3期スポーツ基本計画 (2022~2026) 【静岡県】 静岡県スポーツ推進計画 (2022-2025) -- 4 of 4 --

第2章 計画の背景PDF 1.6MB

この章は、沼津市の人口減少と高齢化という課題を背景に、総合計画で掲げた目標を踏まえ、現代のスポーツが地域化・多様化・手段化していく中でスポーツ推進を行うための基本方針を示しています。

背景少子化による人口減少と社会構造の変化により、企業スポーツや学校スポーツが衰退する一方で、地域やまちづくりにおけるスポーツの役割が大きくなっているため。

  • 沼津市の人口は1995年がピーク、2020年までに28,176人(12.9%)減少している
  • 2020~2035年は社人研推計で16.5%、市推計で7.9%の人口減を予測している
  • 後期高齢者が1割強増加する一方、10代は約5,600人減少予測となっている
  • 1人世帯数が1995~2020年の25年間で約1.6倍に増加している
  • 総合型地域スポーツクラブは2022年7月時点で3,584クラブ創設されている
  • スポーツ関連産業の市場規模を2015年5.5兆円から2025年15兆円への拡大を目標としている

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第2章 計画の背景 第2章 計画の背景 -- 1 of 12 -- 6 第2章 計画の背景 1 本市の現況 1.1 人口・世帯数の状況 (1)人口の推移と将来予測 本市の人口は、1995(平成7)年をピークに減少に転じ、2020(令和2)年には 189,680 人と、25年間で 28,176人、12.9%減少している。

■ 人口推移 出所:「住民基本台帳」各年 4 月 1 日現在、日本人住民数値 (注)1990 年から 2000 年は旧戸田村の人口を含む。 今後の人口推移については、国立社会保障・人口問題研究所(以下、「社人研」と略記)、及び 本市の予測値は下図のとおりとなっている。市推計は、まちの活力を保つため可能な限り人口減 少を抑えることを前提とした推計値である。

2020(令和2)年から2035(令和17)年までに、 社人研推計で16.5%、市推計で7.9%減少すると推計されている。 ■ 将来人口推計 出所:「沼津市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」(2021 年 3 月) 217,696 217,856 214,063 211,244 207,835 198,296 189,680 175,000 180,000 185,000 190,000 195,000 200,000 205,000 210,000 215,000 220,000 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 187,027 177,377 166,985 156,164 190,819 185,170 178,958 175,703 150,000 155,000 160,000 165,000 170,000 175,000 180,000 185,000 190,000 195,000 2020 2025 2030 2035 社人研推計 市推計 (単位:人) (単位:人) -- 2 of 12 -- 7 第2章 計画の背景 (2)社人研推計による世代別人口推移 前項の社人研推計について、2020(令和2)年と2035(令和17)年の世代別人口の変化を 下のグラフに示す。

後期高齢者(75歳以上)が1割強増加するのに対して、10代は約5,600人 減少し、2020年の約6割になると推計されている。 ■ 2020 年と 2035 年推計値の比較(社人研推計) 出所:社人研「日本の地域別将来推計人口(2018 年推計)」 1.2 世帯数 2020(令和2)年の国勢調査では、本市の世帯数は83,438世帯となっている。

総人口が減少 している中で世帯数は微増傾向である。また、1人世帯数の推移をみると、1995(平成7)年か ら2020(令和2)年までの25年間で約1.6倍に増加している。 ■ 世帯数の推移 出所:国勢調査 (単位:世帯) 74,001 76,204 79,151 79,616 80,798 83,438 18,428 19,834 21,549 22,775 25,730 30,215 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 1995 2000 2005 2010 2015 2020 総数 1人世帯 11,871 15,057 15,326 45,515 39,015 28,625 31,618 8,385 9,499 10,897 31,985 35,017 24,382 35,999 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 10歳未満 10代 20代 30~40代 50~64歳 65~74歳 75歳以上 2020年 2035年 (単位:人) -- 3 of 12 -- 8 第2章 計画の背景 2 第5次沼津市総合計画の方針 2.1 本市の主要課題 本市まちづくり施策の基盤となる第5次沼津市総合計画(以下、「総合計画」と略記)では、本 市のまちづくりの主要課題として、次の4点をあげている。

■定住人口の確保 少子化、人口減少の流れの中で、若者世代が安心して子育てしやすい環境の整備や、都市的魅 力や利便性を向上させ、外国人を含む子どもから高齢者までのあらゆる人々が暮らしやすいまち づくりの推進が求められている。 ■交流人口の拡大 来訪者の安全を確保しつつ、スポーツツーリズムや周辺市町との広域連携、地域資源の活用な ど、本市ならではの特色を活かした観光振興施策の推進が求められている。

■産業の振興 労働力人口の減少や産業構造の変化も見据えながら、企業誘致や起業支援などによる雇用の創 出や、革新技術の導入による業務の効率化などを推進し、人が集まる、産業が元気なまちを目指 していく必要がある。 ■安全・安心の確保 災害に強いまちづくりを進めるとともに、少子高齢化の進展等により顕在化してきた新たな社 会問題に対して適切な対策を講じ、誰もが安全・安心のもとで暮らせるまちづくりを推進してい く必要がある。

まちづくりに対する市民ニーズ 総合計画策定のために、2018(平成 30)年に実施された市民アンケートでは、本市が 取り組むべき事項として、回答者の 4 割以上が「中心市街地の活性化」をあげ、最も多く なっており、まちの活力を創出するための施策が市民に期待されていることがうかがえる 結果となっている。

■ 本市が取り組むべき事項(市民アンケート結果) 出所:第 5 次沼津市総合計画(調査期間:2018 年 9 月~10 月) -- 4 of 12 -- 9 第2章 計画の背景 人・まち・自然が調和し、躍動するまち ~誇り高い沼津を目指して~ 2.2 目指す将来都市像 まちづくりの主要課題を踏まえ、総合計画では、目指す将来都市像を次のとおり設定している。

総合計画では、将来都市像の実現に向けて8つのまちづくりの柱を設定している。 スポーツについては、「2 ヒト中心で都市的魅力にあふれるまち」、「4 地域の宝を活かすま ち」、「6 笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまち」の3つの柱において施策方針が示されて おり、本計画はこれを踏まえたものとなる。

分野別のまちづくりの柱におけるスポーツ関連施策の位置づけは、以下のとおりである。 〇まちづくりの柱2 ヒト中心で都市的魅力にあふれるまち 〔2-5〕居心地よく質の高い都市空間づくり 健康・文化・交流ゾーンの形成 ⚫ 中心市街地と、総合体育館、市民文化センターの有機的連携による多様な交流の場の創出 〇まちづくりの柱4 地域の宝を活かすまち 〔4-1〕沼津の魅力の発信 スポーツによるオンリーワンブランドの形成 ⚫ 「アスルクラロ沼津」に対するホームタウンとしての活動支援 ⚫ 「フェンシングのまち沼津」のブランドを確立し、大会や合宿を恒常的に開催 〔4-3〕 沼津ならではの観光の提供 地域資源を活用したツーリズムの推進 ⚫ サイクリングやフェンシング、地域に根ざしたJリーグなどによる誘客 【目指す将来都市像】 🄫azul claro -- 5 of 12 -- 10 第2章 計画の背景 〇まちづくりの柱6 笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまち ■重点項目 ⚫ ライフステージに応じたスポーツ活動に取り組める環境の整備によるスポーツの普及促進 〔6-1〕スポーツ・芸術文化の振興 豊かなライフステージを支えるスポーツの推進 ⚫ スポーツ環境の整備とライフステージに応じたスポーツ活動の推進 ⚫ 運動のきっかけづくりの提供と運動継続のための支援 ⚫ 生活の中に気軽に運動を取り入れ、健康・体力の保持増進ができる環境の整備 ⚫ 年齢や障がいの有無等を問わずスポーツに親しみ、楽しみながらスポーツ活動を継続する ことができるスポーツ環境の整備 ⚫ 指導者やボランティア等の運動に関わる人材の確保・育成とその活動の場の充実 ■競技スポーツへの支援 ⚫ 各種競技スポーツ大会の支援・イベントの開催などを通じた競技スポーツ人口の拡大 ⚫ 民間スポーツクラブ等との連携 ⚫ トップアスリートとの交流などにより、市民のスポーツへの興味・関心を向上 ■市民の交流の場ともなるスポーツ施設の充実 ⚫ 誰もが気軽にスポーツやレクリエーションに親しめるスポーツ施設の整備 ⚫ 市民一人ひとりの健康増進や交流の促進の場ともなる施設の整備 ⚫ 民間事業者のアイデアやノウハウを活かした公民連携の推進 〔6-2〕 健康長寿の推進 ■健康づくりの支援 ⚫ 運動のきっかけづくりとその継続のための機会の提供 -- 6 of 12 -- 11 第2章 計画の背景 3 スポーツの動向と国・静岡県の施策方針 3.1 スポーツの動向 我が国では明治の初期に西洋のスポーツが学校教育に導入され、それ以降、体育の授業と学校 部活動を中心にスポーツが推進されてきた。

また、戦後の経済成長期には企業が従業員の福利厚 生や企業内の一体感の醸成などを目的にスポーツ活動を支援する取組が拡がり、1964(昭和39) 年の東京オリンピックを契機にスポーツ振興が加速する中で、企業(実業団)スポーツが日本の スポーツにおいて重要な位置を占めてきた。 しかし現在、少子化の進行や国内産業の国際競争力の低下などの社会背景の下、学校スポーツ と企業スポーツを両輪に発展、推移してきたこれまでのスポーツの構図は大きくゆらいでいる。

また、生活者の意識や生活様式が変化することで、スポーツの享受スタイル、社会における役割 も変化しつつある。 本市のこれからの10年を見据えたスポーツのあり方を展望する前提として、その動向を、地 域化、多様化、手段化の3視点から概観する。 (1)地域化するスポーツ バブル経済崩壊以降の不況の中で、親企業の業績不振などを理由に多くの企業チーム、クラブ が休廃部を余儀なくされた。

また、近年、少子化やそれに伴う学校の小規模化、教員数の減少な どに伴い学校部活動でも休廃部が増加し、青少年のスポーツ活動基盤の脆弱化が進んでいる。 このように企業スポーツ、学校スポーツがともにスポーツ推進の牽引力を失いつつある中で、 スポーツの担い手として「地域」の役割が重要視されるようになってきた。

■総合型地域スポーツクラブ この背景の下、文部科学省は、1995(平成7)年度から、地域住民が自主的・主体的に運営 するスポーツクラブである「総合型地域スポーツクラブ」1の育成を開始した。その結果、2022 (令和4)年7月時点で、準備中を含め3,584クラブが各地域に創設されている2。

また、スポー ツ庁は、学校部活動の衰退、学校教員の働き方改革などを背景に、2018(平成30)年に「運動 部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を、さらに2022(令和4)年12月には「学校 部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」を公表し、運動部 活動の地域移行施策を推進しており、総合型地域スポーツクラブがその受け皿の一つとして期待 されている。

しかし、現状では、多くのクラブにおいて受益者負担による財政的自立、運営人材 の世代交代・後継者確保が課題となっている実態も報告されている3。 ■地域密着型プロスポーツ 一方、1993(平成5)年に発足したJリーグは、「Jリーグ百年構想~スポーツで、もっと、 幸せな国へ。」というスローガンを掲げて、単にプロサッカーの興行だけでなく、スポーツ文化の 振興に取り組むことで地域におけるプロスポーツクラブの可能性を提示し、地域密着型のプロス ポーツクラブ設立の動きが全国的に拡大する契機となった4。

そして、その動きはサッカーだけに とどまらず、プロ野球、バスケットボール(Bリーグ)、ラグビー(リーグワン)、卓球(Tリーグ) など、多様な競技で「地域密着」を掲げて地域に根づいた活動を行う動きが拡がっている。 1 総合型地域スポーツクラブ:子供から高齢者まで(多世代)、様々なスポーツを愛好する人々が(多種目)、初心者か らトップレベルまで、それぞれの志向・レベルに合わせて参加できる(多志向)、という特徴を持ったスポーツクラ ブ。

2 出所:スポーツ庁ホームページ 3 スポーツ庁「令和 2 年度総合型地域スポーツクラブに関する実態調査」〔2021(令和 3)年 7 月〕では、「受益者負担 による財源確保」が課題のクラブは 45.2%、「クラブ運営を担う人材の世代交代・後継者確保」が 70.6%となってい る。

4 J リーグ所属クラブ数:1993(平成 5)年の発足当初は 10 チームであったが、2023(令和 5)年シーズンでは、J1 が 18、J2 が 22、J3 が 20 の計 60 チームにまで拡大している。 -- 7 of 12 -- 12 第2章 計画の背景 バレーボールのVリーグは、2024-25シーズンから現行のリーグの上に2030年までに世界 最高峰のリーグを目指す「S-V.LEAGUE」を新設する構想を公表しているが、新リーグ、Vリー グとも「ホームタウンとの共生・連携に重点をおき、クラブが社会課題の解決に貢献することで 地域社会からの信頼を得ることを目指す。

」としている5。 (2)多様化するスポーツ 社会環境や市民の意識、生活様式が変化する中で、これまでのスポーツの枠に収まらない新し いスポーツの動きが拡がっている。 ■アーバンスポーツ6 東京2020大会では、追加競技として一般的にはあまり知名度 のなかったスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンが 採用され、各競技で若い世代の日本選手が活躍した。

さらに、 2024パリオリンピックでブレイクダンス(ブレイキン)が追加競 技に採用されたこともあって、アーバンスポーツと呼ばれるこれ らの新しいスポーツの動きに注目が集まっている7。 アーバンスポーツは、音楽やファッションなどの周辺分野も取 り込み、勝利を目指すだけでなく、各自が自由にオリジナリティを表現する新しいスポーツの楽 しみ方を提示することで、スポーツ離れが進んでいるといわれる若い世代の支持を集めている。

■eスポーツ8 2021(令和3)3月の国際オリンピック委員会(IOC)の総会において採択された今後の取組 に対する提言「オリンピック・アジェンダ2020+5」で「バーチャルスポーツの発展を促し、 ビデオゲームコミュニティとの関わりを深める」方針が示され、2023(令和5)年6月には、IOC 主催の「第1回オリンピックeスポーツウイーク」がシンガポールで開催されるなど、デジタル技 術が生み出したeスポーツが、従来のスポーツ概念を拡張する新しいスポーツとして捉えられる ようになってきている。

5 出所:(一社)日本バレーボールリーグ機構「V.LEAGUE REBORN~世界最高峰のリーグを目指して~」 6 アーバンスポーツ:都心の公園や道路などでの若者たちの自発的な活動から生まれた都市型スポーツ、ストリートス ポーツの総称で、スケートボード、自転車BMX、3人制バスケットボール(3×3)、パルクール、ブレイクダンス (ブレイキン)、ボルダリングなど多様な競技がある。

7 2028 ロサンゼルスオリンピックでは、野球・ソフトボール、クリケット、フラッグフットボール、ラクロス、スカッ シュが追加競技に採用され、ブレイクダンスは対象外となった(スケートボード、スポーツクライミング、サーフィ ンは実施)。 8 e スポーツ:エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)の略で、バーチャルスポーツとも称される。

▲アスルクラロ沼津 社会貢献事業 ▲東レアローズ トップアスリート事業 🄫azul claro -- 8 of 12 -- 13 第2章 計画の背景 eスポーツは、コンピュータが創り出す仮想空間上で勝敗を 競ったり身体活動を行うもので、コンピュータゲームを使用し た対戦の他、身体の動きをセンサーなどで感知し、ネットワー クを介してその結果を競うフィジカルeスポーツと呼ばれる分 野の競技大会やイベントも開催されている。

eスポーツの大会は、若い世代を中心に高い集客力を持つよ うになってきている。また、障がいのある人や高齢者も平等に 競技に参加できる可能性があり、楽しみながら実践できることなどから、今後の地域におけるス ポーツ推進において一定の役割を果たすことが期待される。 (3)手段化するスポーツ 2011(平成23)年に新たにスポーツ基本法が制定され、その推進母体としてスポーツ庁が発 足〔2015(平成27)年〕して以降のスポーツ政策の流れの中で、地域の活性化やまちづくりの 手段としてスポーツを活用する「スポーツの手段化」の側面がより明確になってきている。

2013 (平成25)年に東京2020大会の開催が決定し、スポーツで社会を変革し活力ある未来を創造し ようという機運が高まったこと、地域の課題が複雑化・多様化する中で、課題解決の手段として スポーツに期待される役割が大きくなってきた事がその背景にある。 ■スポーツによる地域の活性化 スポーツ庁は、 「スポーツを通じた地域・経済活性化」を施策方針のひとつとして掲げ、スポー ツと観光の融合によって新たな市場を創出するスポーツツーリズムの振興や、スポーツで地域を 活性化するための組織であるスポーツコミッションに対する支援などの取組を推進している。

また、スポーツ関連産業の振興によって「スポーツの成長産業化」を図り、関連市場を拡大さ せていこうとする政策も打ち出されている。国の成長戦略の方向性を示す「日本再興戦略2016」 〔日本経済再生本部・2016(平成28)年6月〕では、スポーツ関連産業の振興によって、その 市場規模を2015(平成27)年の5.5兆円を2025(令和7)年に15兆円にまで拡大することが 目標とされている。

■地域課題解決のためのスポーツ スポーツを通じて地域の課題解決を図るねらいを持ったスポーツ活動も盛んになってきてい る。たとえば、Jリーグが推進する「シャレン活動9」、マリンスポーツ団体によるスポーツ活動 を通じた環境保護の啓発、防災訓練や環境美化を兼ねたスポーツ競技の普及などの取組がその例 としてあげられる。

また、障がい者スポーツの分野においても、障がい者と健常者がともに参加できる「ユニバー サルスポーツ」、身体能力や年齢・障がいの有無に応じてルールや用具を工夫し、それぞれの人に 適応したスポーツを創出する「アダプテッド(適応)スポーツ」、スポーツを通じて共生社会を創 出することを目指す「インクルーシブスポーツ」が提唱されるなど、障がいの有無にかかわらず、 生き生きと暮らすことのできる共生社会を実現する手段としてスポーツを捉える動きが活発に なっている。

また、 「障がい者スポーツ」に代わる言葉として提唱された「パラスポーツ10」も「障 がいのある人もない人も共に実践して楽しめるスポーツ」という概念を含むものとされている。 9 シャレン活動:社会連携活動の略。J リーグ及び所属クラブが、地域の人・企業や団体・自治体・学校などと連携し て、社会課題や地域の共通テーマに取り組む活動のこと。

10 パラスポーツ:(公財) 日本障がい者スポーツ協会(JPSA)は、「障がいのある人のために考案されたスポーツ」や 「一般に行われているスポーツを障がいの種類や程度に応じてルールや用具を工夫しているスポーツ」という障がい 者スポーツの特徴に加え、障がいのある人もない人も共に実践して楽しめるスポーツとして発展していく可能性も含 む言葉として「パラスポーツ」という呼称を使用するとしている。

(JPSA「2030 年ビジョン」〔2021(令和 3)年 3 月〕より) -- 9 of 12 -- 14 第2章 計画の背景 3.2 国の第3期スポーツ基本計画の概要 我が国のスポーツ政策の基本方針を定めた第3期スポーツ基本計画の骨子を以下に示す。 第3期スポーツ基本計画(令和 4 年 3 月策定) 計画期間:2022(令和 4)年度~2026(令和 8)年度〔5 年間〕 (1)我が国における今後のスポーツ政策の方向性 第2期計画の総括として計画期間中の新型コロナウイルス感染症の影響と東京2020大会の 開催を通じて、喜びや楽しさが得られるなどの「スポーツそのものが有する価値」と、 「スポーツ が社会活性化等に寄与する価値」の2つのスポーツの価値が再確認された。

第3期スポーツ基本 計画では、さらにその価値を高める施策を推進する。 ■第2期計画期間中の総括 (2)東京 2020 大会のレガシーの継承と発展のための重点項目 東京2020大会のレガシーの継承と発展のため、以下を重点施策として推進する。 ・東京大会の成果を一過性のものとしない持続可能な国際競技力の向上 ・安全・安心に大規模大会を開催できる運営ノウハウの継承 ・東京大会を契機とした共生社会の実現や多様な主体によるスポーツ参画の促進 ・東京大会で高まった地域住民等のスポーツへの関心の高まりを活かした地方創生・まちづくり ・東京大会に向けて培われた官民ネットワーク等を活用したスポーツを通じた国際交流・ 貢献 ・東京大会の開催時に生じたスポーツを実施する者の心身の安全・安心確保に関する課題 を踏まえた取組の実施 (3)新たな視点 スポーツを取り巻く環境や社会状況の変化を踏まえ、中⾧期的な基本方針を踏襲しつつ、施策 の方向性として、次の新たな3つの視点を導入する。

■スポーツを「つくる/ はぐくむ」 社会の変化や状況に応じて、既存の仕組みにとらわれずに柔軟に見直し、最適な手法・ルール を考えて作り出す。 スポーツそのものが有する価値 (Well-being) スポーツが社会活性化等に 寄与する価値 この2つの価値をさらに高める施策を展開 -- 10 of 12 -- 15 第2章 計画の背景 ■スポーツで「あつまり、ともに、つながる」 様々な立場・背景・特性を有した人・組織があつまり、ともに課題に対応し、つながりを感じ てスポーツを行う。

■スポーツに「誰もがアクセスできる」 性別や年齢、障がい、経済・地域事情等の違い等によって、スポーツの取組に差が生じない社 会を実現し、機運を醸成。 (4)施策体系 第3期スポーツ基本計画では、次の12の施策を総合的かつ計画的に展開する。 ① 多様な主体におけるスポーツの機会創出 ② スポーツ界におけるDXの推進 ③ 国際競技力の向上 ④ スポーツの国際交流・協力 ⑤ スポーツによる健康増進 ⑥ スポーツの成長産業化 ⑦ スポーツによる地方創生、まちづくり ⑧ スポーツを通じた共生社会の実現 ⑨ 担い手となるスポーツ団体のガバナンス改革・経営力強化 ⑩ スポーツの推進に不可欠な「ハード」「ソフト」「人材」 ⑪ スポーツを実施する者の安全・安心の確保 ⑫ スポーツ・インテグリティ11の確保 11 スポーツ・インテグリティ:インテグリティとは、高潔さ、品位、完全性などの意味。

スポーツ・インテグリティと は、ドーピングや八百長、スポーツ指導における暴力、ハラスメント、ガバナンスの欠如など、様々な問題に影響を 受けることなく、その価値を完全に保持すること。 -- 11 of 12 -- 16 第2章 計画の背景 3.3 静岡県スポーツ推進計画(2022-2025)の概要 静岡県スポーツ推進計画(2022-2025)の基本理念と基本方針は、以下のとおりである。

【基本理念】 スポーツの聖地づくり 【基本方針】 ●“スポーツ・レクリエーション”から“競技”まで、それぞれの志向に応じ運動を楽 しむことができる。 ●「する」「みる」「支える」など、様々なアプローチを通じて日常生活にスポーツを取 り入れることができる。 ●性別、年齢、障がいの有無、経済状況等の区別無く、ささえあいながら、ともにスポ ーツに関わることができる。

●トップアスリートの活躍が子供たちに夢を与え、スポーツを通して人間性や多様な 能力を育むことができる。 ●地域の特色あるスポーツの取組や歴史に誇りを持つことができる。 ●適正な対価によるサービスとして様々なスポーツを楽しめる環境があり、スポーツ 施設等への投資が促進され、スポーツにより地域や経済が活性化される。

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第3章 本市スポーツの現状と課題PDF 2.7MB

沼津市のスポーツ施設の現状、市民の運動・スポーツ実施状況、学校体育活動など、データとアンケート調査に基づいて分析した内容です。施設の変化や市民の運動習慣、子どもの体力などの現状と課題が明らかになっています。

背景市民のスポーツに関する意識やスポーツ施設の利用状況からスポーツを取り巻く現状を把握するとともに、課題や問題点を分析するため。

  • 2023年、新総合体育館がオープンする一方で複数の既存施設が閉鎖となった
  • 市民の約51.6%が週1回以上の運動・スポーツを実施している
  • スポーツをしない理由は『時間がない』が29.4%で最多
  • 学校開放施設の利用者は2018年約40万人から2022年約3割減
  • 目標値は成人週1回以上運動実施率65%だが現状は52.2%
  • 小・中学生の体力測定結果が県平均以下の傾向

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第3章 本市スポーツの現状と課題 第3章 本市スポーツの現状と課題 -- 1 of 19 -- 18 第3章 本市スポーツの現状と課題 1 スポーツ施設 1.1 施設の概況 本市の公共スポーツ施設の現況は下表のとおりである。2023(令和5)年3月に総合体育館 (以下、「香陵アリーナ」と表記)がオープンした一方で、従前計画の期間中に市民体育館、勤労 者体育センター、香陵武道場、香陵運動場、屋内温水プールが閉鎖となっている。

また、既存施設、及び一般開放されている学校体育施設の多くは老朽化が進んでいる。 ■ 市関連スポーツ施設位置図 ※各施設の概要は、巻末の資料編参照 No. 施設名 所在地 ① 香陵アリーナ 御幸町 15-1 ② 市営野球場 泉町 2-1 ③ 大岡公園内運動場 大岡字末広 1298-1 ④ 西部市民運動場 東椎路 1749-1 ⑤ 中瀬市民運動場 上香貫 2399-5 ⑥ 戸田テニスコート 戸田 2053 ⑦ 戸田 B&G 海洋センター 戸田 2053 ⑧ 大岡公園テニスコート 大岡字末広 1305-5 ⑨ 愛鷹運動公園テニスコート 足高 201-1 ⑩ F3BASE 大手町 1-1-5 ⑪ 愛鷹広域公園 足高 202 -- 2 of 19 -- 19 第3章 本市スポーツの現状と課題 1.2 施設利用者数の推移 本市の公共屋内体育施設の利用者数推移を下図に示す。

香陵アリーナの開館に伴い閉鎖となっ た市民体育館は、ピーク時には年間20万人程度の利用があったが2020(令和2)年度からコロ ナ禍の影響で大きく落ち込んだ。 ■ 市民体育館 2019(令和3)年度で閉鎖となった屋内温水プールは、年間5万人前後の利用があったが近年 は減少傾向であった。

その他の施設は、コロナ禍の影響を除くと概ね横ばいかやや減少傾向にあ る。 ■ その他の屋内施設 ※勤労者体育センター:2023(令和 5)年 2 月 28 日廃止、香陵武道場:2023(令和 5)年 2 月 28 日廃止 屋内温水プール:2021(令和 3)年 3 月 31 日廃止 ※2023(令和 5)年 2 月 28 日廃止 (単位:人) (単位:人) -- 3 of 19 -- 20 第3章 本市スポーツの現状と課題 屋外スポーツ施設については、大岡公園内運動場は年によって増減があるものの増加基調にあ る。

その他の施設は、概ね横ばいで推移している。 ■ 屋外運動場・野球場 ■ テニスコート (単位:人) ※香陵運動場:2015(平成 27)年 10 月 31 日廃止、中瀬市民運動場:2015(平成 27)年 11 月 1 日新設 (単位:人) -- 4 of 19 -- 21 第3章 本市スポーツの現状と課題 2 市民スポーツ大会 市内で恒例開催されている主要な市民スポーツ大会の参加数の推移を下図で示す。

コロナ禍の影響を受ける前から、全体的に参加者数が減少傾向にある。 ■ 町別大会参加チーム数 ■ 千本浜ファミリーマラソン ■ 駅伝競走大会参加チーム数 年度 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 チーム数 136 134 137 101 85 72 82 0 63 0 ※2015(平成 27)年度は荒天のため、2020(令和 2)年度 はコロナ禍のため中止 ※2021(令和 3)年度以降は競走の部廃止 ※ソフトボール 2020(令和 2)年度、 バレーボール 2020(令和 2)、2021(令和 3)年度中止 ※2020(令和 2)、2022(令和 4)年度はコロナ禍のため 中止 (単位:人) -- 5 of 19 -- 22 第3章 本市スポーツの現状と課題 3 市民向け教室 地域別に開催されている地域体力づくり教室及び沼津市スポーツ協会主催教室12の延べ参加 人数の推移は、下図のとおりである。

コロナ禍の影響を除くと、地域体力づくり教室はほぼ横ばいで、年間1万6千~7千人程度の参 加がある。市スポーツ協会主催教室は、2017(平成29)年度までは地域体力づくり教室とほぼ 同水準であったが、それ以降は市民体育館利用者数と同様、減少傾向となっている。 ■ 地域体力づくり教室・スポーツ協会教室参加者数 12 沼津市スポーツ協会主催教室:2021(令和 3)年 7 月に「NPO 法人沼津市体育協会」から「NPO 法人沼津市スポーツ協 会」に名称変更。

それ以前は「沼津市体育協会主催教室」 (単位:人) -- 6 of 19 -- 23 第3章 本市スポーツの現状と課題 4 学校開放 4.1 概況 学校開放施設の年間延べ利用者数は下図のとおりで、コロナ禍以前の2018(平成30)年度で 約40万人、2022(令和4)年度は約3割減の約29万人となっている。

施設・時間帯別にみると、夜間の体育館が最も多く、次いで昼間の運動場となっている。 ■ 学校開放施設利用者数 4.2 地区別の利用状況 2022(令和4)年度の地区別(学校施設別)の夜間の体育館の年間延べ利用人数は、下図の とおりである。千人以下の施設から9千人近くまで、地区によってかなりの差がある。

■ 学校施設別利用者数〔体育館(夜間)・2022 年度〕 (小学校) (単位:人) (中学校) (単位:人) 32,454 106,579 161,688 101,372 50,173 56,795 146,490 36,120 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000 運動場(夜間) 運動場(昼間) 体育館(夜間) 体育館(昼間) 2018年度 2022年度 2197 5242 7055 8786 6543 3004 4319 3287 1744 3215 4211 731 3105 4936 0 2000 4000 6000 8000 10000 第一 第二 第三 第四 第五 片浜 金岡 大岡 愛鷹 大平 原 浮島 門池 今沢 2,514 3,720 2,017 7,181 3,318 3,173 2,926 2,758 8,831 4,822 6,689 2,190 4,445 2,975 2,792 5,733 1,217 3,102 4,120 6,411 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 第一 第二 第三 第四 第五 開北 千本 片浜 金岡 大岡 愛鷹 大平 原 浮島 香貫 門池 今沢 沢田 原東 大岡南 (単位:人) -- 7 of 19 -- 24 第3章 本市スポーツの現状と課題 5 スポーツ交流資源 本市の特徴として、海・山・川の豊かな自然に恵まれ、各種スポーツ施設のほかに、サイクリ ング、ハイキング、トレッキングなどアウトドアを楽しめるエリアや、カヌー、SUPなどのウォ ータースポーツを気軽に楽しめるスポーツエリアを有していることがあげられる。

その全体図を 下図に示す。 ■ 本市のスポーツ交流エリア -- 8 of 19 -- 25 第3章 本市スポーツの現状と課題 6 市民アンケート結果から見た現状 6.1 調査の概要 市民のスポーツに関する意識やスポーツ施設の利用状況などからスポーツを取り巻く現状を 把握するとともに、課題や問題点を分析するために、2022(令和4)年度に実施したアンケー ト調査の実施概要を以下に示す。

■ 調査の概要 ※市民アンケートの対象は、18 歳以上(10 代の回答者は 11 名/1.8%) 6.2 アンケート結果の概要 (1)スポーツ実施の状況と健康意識 ■スポーツ実施率(n=609) 51.6% 24.0% 20.7% 3.7% 週1回以上 週1回未満 非実施 その他・無回答 いつも実施層 (週 1 回以上) たまに実施層 (週 1 回未満) 非実施層 (運動しない) ⚫ 回答者の半数(全体 51.6%、成人 52.2%)が週1回以上運動・スポーツをしており、 スポーツ庁の全国調査結果 52.3%とほぼ同水準 ⚫ 実施している種目は、ウォーキングをはじめ、体操やストレッチなどの日常生活の中 で意識的に体を動かす比較的強度の低い身体活動が中心で、 「今後、やってみたい種目」 も同様の傾向 ⚫ 自身が健康と感じている市民が8割以上 〔大いに健康 11.0% + まあまあ健康 70.0%〕 ⚫ 一方で、運動不足を感じている市民も 8 割以上〔大いに 36.1%+ある程度 44.0%〕 -- 9 of 19 -- 26 第3章 本市スポーツの現状と課題 (2)スポーツをしない層(非実施層)について 【スポーツ非実施層】 ■ 非実施層の性別構成(市民アンケート) ■ 年代別の運動スポーツ非実施率(市民アンケート) (n=126) (n=609) (3)運動・スポーツをする動機 スポーツ実施層13の「運動・スポーツをする目的」の質問に対する回答結果をもとに、統 計的手法14を用いて回答者をグループ分けした ⚫ 美容・ダイエット・リフレッシュを主目的にするウエルネス志向(3割強) ⚫ 健康の維持・増進を主目的にするヘルスケア志向(3割弱) ⚫ 仲間との交流を主目的にするレクリエーション競技志向(4割) 13 スポーツ実施層:この1年間に「運動・スポーツを年 1 回以上行った人」(「いつも実施層」+「たまに実施層」) 14 分析手法:回答結果から運動・スポーツをする要因を抽出(因子分析)して、そのパターンから回答者を分類する (クラスター分析)手法 34.1% 64.3% 1.6% 男性 女性 無回答 18.2% 13.2% 16.9% 18.9% 22.1% 24.8% 14.5% 32.9% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代以上 ⚫ この1年間まったく運動・スポーツを行っていない人は全体の約2割 ⚫ 男性よりも女性の方がその率が高く、ほぼ4人に1人 ⚫ しない理由の一位は「時間がない」(29.4%)、次いで「きっかけ・機会がない」 (27.8%) 31.8% 26.8% 41.4% 「健康づくり」が主な要因だが、癒 しやリフレッシュ、美容・ダイエット などの要因も併せ持っている層 健康・リフレッシュ 志向 競技・交流 志向 健康づくりよりも、競技としてのス ポーツや友人・仲間との交流を楽 しむことを目的としている層 健康増進志向 健康の維持・増進が動機となって おり、交流やリフレッシュ、癒しな どにはあまり関心がない層 ■ 実施層の目的・志向別構成比 (n=440) ※ 数字は、各年代の「運動・スポーツをしない人」の割合 -- 10 of 19 -- 27 第3章 本市スポーツの現状と課題 (4)「する」・「みる」・「ささえる」の関係 15 (5)学校部活動について 15 クラメール連関係数:アンケート結果から異なる 2 変数(「する/しない」と「みる/みない」など)を掛け合わせた 集計結果をもとに算出される項目間の関係の強さを表す指標で、0~1 の範囲を取り、0.1 以上で関連があり、1に近 づくほど強い関連があると認められる。

⚫ 過去1年間の直接スポーツ観戦率は 29.6%、テレビやインターネットでの観戦率 は 85.7% ⚫ スポーツボランティアの参加率(2.0%)が全国平均(9.9%)よりかなり低い ⚫ 「スポーツをする」ことと「みること」には一定の相関関係があり、 「みるスポーツ」 を推進することが「スポーツをする人」のすそ野を広げることにもつながる可能性 がある ⚫ 「する」だけでなく、「みる」、「ささえる」など、多様なスポーツのかかわり方を 経験することがより本人の主観的な健康度を高める可能性がある 「する」 「みる」 直接観戦 「みる」 媒体観戦 V=0.22 V=0.16 V=0.11 V=0.20 数値(V)はクラメール連関係数 は、媒体観戦と直接観戦の両方観戦と「する」の関係(v=0.20)を表したもの 全体平均:81.0% 主観的健康度 91.5 84.9 82.4 65.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 「する」「みる」「ささえる」関与者 「する」「みる」関与者 「する」のみ 「みる」のみ ■ スポーツ関与タイプ別主観的健康度 ■「する」「みる」行動間の関係の強さ (n=535) 15 ⚫ 公立中学校の生徒の運動部活動への参加率は約 7 割(69.2%)で全国平均(71.4%) とほぼ同水準 ⚫ 地域のスポーツクラブへの参加率は 24.6%、うち、部活動にも所属する率は 14.6% ⚫ 部活動の地域移行に対して、保護者は賛成 23.5%、反対 21.0% と拮抗、教員は 72.5% が賛成 「両方所属」 (14.6%) 「地域のスポーツクラブ」 のみ(10.1%) 「運動・スポーツ部活動」 のみ(54.6%) ■ 運動部活動・地域スポーツクラブへの所属割合 (n=1,883) -- 11 of 19 -- 28 第3章 本市スポーツの現状と課題 ■ 部活動の地域移行に対する意見 (保護者・n=925) (教員・n=240) (6)学校体育施設の開放について 【利用団体】 ⚫ 小学生から成人までの多様な世代が利用 ⚫ 週 1 回の利用が 6 割(59.0%) ⚫ 多くの団体が、会員減少と高齢化を今後の活動の課題としてあげている ⚫ 利用料金の徴収について「徴収しないほうがよい」が 42.3%、「やむをえない」 が 38.4% 【非利用者】 ⚫ 学校体育施設を利用したことがない人の理由は「運動・スポーツをしないから」が 43.2%で最も高い ⚫ 「利用できることを知らなかったから」(22.0%)「利用方法がわからなかったか ら」(14.1%)と、情報不足に起因する理由も上位 43.2 22.0 14.1 10.7 8.6 8.4 1.0 13.2 0% 10% 20% 30% 40% 50% 運動・スポーツをしないから 利用できることを知らなかったから 利用方法がわからなかったから 他施設を利用しているため 必要ないから 個人利用ができないから 利用手続きが面倒だから 希望する学校体育施設が 空いていなかったから その他 ■ 学校体育施設を利用していない理由(市民アンケート) (n=523) ※賛成:「地域移行するべき」と「できれば地域移行し てほしい」のいずれかを選択した人の計 反対:「地域移行するべきでない」と「できれば地域 移行してほしくない」のいずれかを選択した人の計 ※賛成:「ぜひ地域移行してほしい」と「できれば地域 移行してほしい」のいずれかを選択した人の計 反対:「自身が指導したいため、地域移行してほしく ない」と選択した人の計 23.5% 29.6% 21.0% 8.0% 17.2% 0.8% 賛成 どちらでもいい 反対 その他 わからない 無回答 72.5% 7.9% 4.6% 9.6% 5.4% 賛成 どちらでもいい 反対 その他 わからない -- 12 of 19 -- 29 第3章 本市スポーツの現状と課題 (7)スポーツ合宿・大会誘致について スポーツ合宿・大会誘致に関する市内宿泊事業者のアンケート結果は、回収率が3割弱(27.4%) にとどまっており、受入れに対する関心の低さがうかがえる。

結果の概要は以下のとおりである。  回答事業者のうち、約 6 割(60.5%)で利用実績、3 分の 2 で「問合せ」実績がある  合宿・大会で利用されているジャンル(複数回答)は、「野球・ソフトボール」が最も多く 11 軒、その他、球技、マリンスポーツ・レジャー、フェンシングなど、多様な種目で利用されて いる  合宿などの誘致にあたっての本市の強みは「マリンスポーツのできる海」がもっとも多く、次 いで「首都圏からのアクセス」  行政への期待は「スポーツ施設の充実」と「誘致の補助」が上位 ■ 合宿・大会関連宿泊の問合せ ■ 合宿・大会関連宿泊利用の実績66.7% 28.9% 4.4% ある ない 不明 27.9% 32.6% 37.2% 2.3% よく利用されている 利用されたことはある ない 不明 利用有(60.5%) (n=43) (n=45) ■ イベント・合宿誘致にあたっての本市の強み (回答数〔複数回答〕 n=40) (回答数〔単一回答〕 n=32) ■ 行政にもっとも期待すること ■ 合宿・大会関連宿泊の問合せ ■ 合宿・大会関連宿泊利用の実績 9 8 7 5 3 0 2 4 6 8 10 スポーツ施設の充実 スポーツ合宿誘致補助 スポーツ合宿・イベント情報の一元化 受け入れ窓口の設置 スポーツイベント誘致補助 31 23 12 10 9 6 5 6 0 5 10 15 20 25 30 35 マリンスポーツのできる海 首都圏からのアクセス 愛鷹山や香貫山などの自然 愛鷹広域公園 (多目的競技場・テニスコート等) 建設されている新総合体育館 狩野川の河川環境 その他スポーツ施設 その他 -- 13 of 19 -- 30 第3章 本市スポーツの現状と課題 7 従前計画の進捗状況 7.1 計画目標の達成度 従前計画は、以下の2点を目標指標としている。

指標 1:成人の週一回以上の運動・スポーツ実施率が「3 人に 2 人(65%程度)」 指標 2:小・中学生の新体力測定の結果が静岡県の平均以上 指標1については、2022(令和4)年の市民アンケート結果では目標値には達していない。 ■指標1の達成度 指標2は、2022(令和4)年の小・中学生の新体力テストの結果をみると、小学生の一部の種 目を除いて静岡県の平均以下であり、目標未達となっている。

また、全体的に従前計画策定前年 の2012(平成24)年よりも低下傾向にある。 ■指標 2 の達成度 成人の週一回以上の運動・スポーツ実施率 (※)2022(令和 4)年市民アンケート 目標値 (3人に2人) 65% 程度 現状 52.2% > 小中学生の新体力テストの結果 【計画目標】 静岡県の平均以上 【現状】 小学生の一部の種目を除いて静岡県平均以下 (全体的に従前計画策定時よりも低下傾向) -- 14 of 19 -- 31 第3章 本市スポーツの現状と課題 ■ 小学 5 年生の新体力テスト測定結果 〔2022(令和 4)年度〕 ■ 中学 2 年生の新体力テスト測定結果〔2022(令和 4)年度〕 (全国平均・静岡県平均より下:黒太字) (全国平均・静岡県平均より上:赤太字(下線)、下:黒太字) 性別 区分 握力 (kg) 上体 起こし (回) 長座 体前屈 (㎝) 反復 横とび (回) 20m シャトルラン (点) 50m走 (秒) 立ち幅 とび (㎝) ボール 投げ (m) 沼津市 15.67 18.40 31.86 40.84 42.23 9.61 153.09 19.95 静岡県 16.24 19.05 32.85 41.11 48.45 9.42 152.63 20.21 全国 16.21 18.86 33.80 40.37 45.93 9.53 150.86 20.31 沼津市 16.04 17.50 36.08 39.53 34.40 9.71 147.12 14.06 静岡県 16.26 17.86 37.20 39.61 39.72 9.61 146.46 13.74 全国 16.10 17.97 38.20 38.67 36.98 9.70 144.59 13.16 男子 女子 性別 区分 握力 (kg) 上体 起こし (回) 長座 体前屈 (㎝) 反復 横とび (回) 20m シャトルラン (点) 持久走 (秒) 50m走 (秒) 立ち幅と び (㎝) ボール 投げ (m) 沼津市 29.41 26.36 42.70 51.38 72.11 434.08 7.96 199.73 20.31 静岡県 30.00 27.35 46.88 53.51 81.60 393.43 7.81 205.27 21.64 全国 28.95 25.64 43.76 51.02 77.69 410.92 8.06 196.82 20.20 沼津市 23.28 22.66 44.21 46.81 50.13 319.69 8.83 170.51 13.28 静岡県 23.93 23.10 49.29 47.88 55.43 290.66 8.75 175.11 13.68 全国 23.17 21.58 46.05 45.81 51.34 303.96 8.97 166.89 12.38 男子 女子 -- 15 of 19 -- 32 第3章 本市スポーツの現状と課題 7.2 施策方針別の進捗状況 年度ごとに作成している事業評価シートから、従前計画の施策方針別の進捗状況を下表にまと めた。

■ 施策方針別の進捗状況 基本方針 施策の方向性 進捗状況 1 生涯スポーツの 推進 ライフステージ等に応じた スポーツ活動の推進 ・コロナ禍においても感染対策の工夫によりほと んどの事業を継続して実施した ・公共施設の利用者数、教室参加者数は、全体的に みてやや減少傾向にある ・市と連携協定を結んでいるプロ、トップチームと 連携しトップアスリート教室を開催 ・体力づくり教室は、2023(令和5)年度から香 陵アリーナの指定管理者に移管 地域スポーツ活動の推進 ・コロナ禍で利用制限を行いながら学校開放は継 続 ・利用団体のアンケートでは、利用種目は、バレー ボールなどの屋内競技が多い ・利用団体の高齢化、会員減少が進んでいる 競技スポーツの推進 ・コロナ禍で中止、縮小される大会が多くあった が、2022(令和 4)年度は回復の兆しがみられ ている 2 スポーツ環境の 整備 新市民体育館(香陵アリー ナ)の整備 ・2023(令和 5)年 3 月開館 既存施設の機能強化と 活用促進 ・スポーツ広場の整備箇所 39 か所 ・施設の老朽化などに対応した修繕対応を継続し て実施 総合型地域スポーツクラブ の育成 ・前期から登録 2 団体のままで推移している 3 スポーツ活動を 支える仕組みの 充実 スポーツ活動を支える人材 の育成・活用 ・2021(令和 3)年度から関連事業を統合して「ス ポーツ指導者バンク」を創設し、市民の健康づく り活動を支援(登録者数・66 名) スポーツに関する情報提供 体制の充実 ・広報ぬまづの他、市ホームページや SNS での発 信、学校へのポスター・チラシ配布、報道機関へ の情報提供などでの広報活動を実施 関係機関・団体との 連携強化 ・スポーツ協会への支援を継続的に実施 -- 16 of 19 -- 33 第3章 本市スポーツの現状と課題 7.3 スポーツ交流事業 スポーツ交流について、従前計画の策定以降に以下の取組を推進している。

(1)フェンシングのまち沼津推進事業 本市は、2019(令和元)年2月、競技振興の地方拠点を 設けたいという意向を有する日本フェンシング協会と全国 で初めて包括連携協定を締結し、「フェンシングのまちづく り」を推進している。 2020(令和2)年6月には、官民連携の事業推進母体であ る「フェンシングのまち沼津推進協議会」が設立され、以後 同協議会を中心に、学校訪問事業や各種体験会の実施等による競技の裾野拡大やシンボルフェン サーの育成等に取り組み、年代別の日本代表に選出される選手を輩出するなどの成果を生んでい る。

また、2021(令和3)年6月に開設された拠点施設「F3 BASE」における日本代表チーム 等の合宿誘致、市内での全国規模の大会開催など、フェンシングを通じた交流人口の拡大を図っ ている。 (2)「アスルクラロ沼津ホームタウン推進事業」とトップチームとの連携 県東部地域で唯一のJリーグクラブであるアスルクラロ沼 津を支援し、同クラブと連携したまちづくりを推進している。

(主な支援内容) ⚫ 同クラブのライセンス保持に必要な愛鷹競技場照明改 修の資金調達プロジェクト支援 ⚫ クラブの応援機運を醸成する「オールブループロジェ クト」などによる市民・市内事業者への浸透支援 ⚫ 沼津マッチの開催や無料観戦チケット等への協賛など また、香陵アリーナのこけら落としイベントとして、静岡県を拠点とする「東レアローズ」 (男 子バレーボールVリーグ)、「ベルテックス静岡」(バスケットボールBリーグ)の公式戦を誘致・ 開催。

その後も香陵アリーナを拠点に市民がトップレベルの競技に触れる機会を提供するなど、 みるスポーツを振興するとともにスポーツを通じた地域の活性化を図っている。 (3)沼津サイクルツーリズム推進事業 本市が有する海・山・川の恵まれた自然を活かしてサイク ルツーリズム事業を展開しており、持続可能なサイクルツー リズムの推進に向けて、民間事業者との連携や新たな担い手 の発掘・育成などに取り組んでいる。

(主な推進施策) ⚫ 海越しに富士山が眺望できる海岸線などを活かしたサイクルルートの整備、PR ⚫ レンタサイクル、バイシクルピットの整備 ⚫ 地域振興と市民の健康増進を目的とした市内周遊型サイクルキャンペーン ⚫ 地域の歴史資源とサイクリングを組み合わせた観光プラン造成と誘客プロモーション ⚫ 廃校を活用して拠点施設「NUMAZU サイクルステーション静浦東」を整備 ⚫ 愛鷹運動公園内に民間活力を導入したマウンテンバイク体験施設「MTB パーク」を整備 -- 17 of 19 -- 34 第3章 本市スポーツの現状と課題 8 スポーツ推進の課題 8.1 市民スポーツの推進課題 2022(令和4)年度に実施した市民アンケートでは、従前計画の策定時に比べて「成人の週 1回以上のスポーツ実施率」は上昇しているものの計画目標(65%程度)には達していない。

また、過去1年間で何らかのスポーツ活動を行った市民が約8割である一方、「運動不足」と感 じている16市民も約8割となっている。 約2割の市民が1年間にスポーツ活動をしていないが、そのうちの約7割が「気軽に参加できる」、 「スポーツ以外の要素との組み合わせ」などの条件を満たせばスポーツイベントに参加したいと 回答している。

また、女性のスポーツ参加率が相対的に低く、4人に1人が1年間スポーツを行っていない。健 康づくりの視点からも、働き盛り世代、子育て世代に運動の課題が多くなっている17。 高齢者については、全国平均に比べ、60代の週1回以上のスポーツ実施率が低い。 小中学生については、生活様式の変化やスマートフォン、ゲームの普及を背景に、外遊び機会 が減少していることなどから全般的に体力低下の傾向が続いており、コロナ禍の影響もあって、 近年はその傾向が顕著となっている。

従前計画の目標である「新体力テストの結果が静岡県の平 均以上」も未達であり、国の学校部活動の地域移行施策の方針も踏まえながら、小中学生世代の スポーツ環境を再編していくことが求められている。 このような現状から見て、市民の日常にスポーツをより一層浸透させるためにはこれまでの取 組だけでは不十分であり、市民にとってスポーツがより身近になり、それぞれが自主的にスポー ツ活動を継続できるためのきめ細かな施策が求められる。

このため、個別事業のねらいや対象層の明確化、市民の多様化するニーズへの対応、新しいス ポーツスタイルの導入、事業成果の評価とフィードバック方法の確立などに取り組んでいく必要 がある。 これらの点を整理した市民スポーツの推進課題として、次の項目があげられる。 ■ 市民スポーツの推進課題 16「運動不足と感じている」:「大いに感じている」と「ある程度感じている」の計 17 出所:「第 2 次沼津市健康増進計画」〔2021(令和 3)年 3 月〕 P39 スポーツ実施率向上のための取組強化 (無関心層・低頻度実施層への対応など) 市民主体の継続的な活動の場の確保 (学校開放の仕組み充実、公園・遊休地活用など) 子どものスポーツ環境の再編・充実 (学校部活動のあり方検討、地域クラブ育成など) -- 18 of 19 -- 35 第3章 本市スポーツの現状と課題 8.2 スポーツまちづくりを推進するための課題 多様化、複雑化する社会課題を解決し、地域の個性を活かした地方創生を実現するため、スポ ーツのもつ「社会活性化に寄与する価値」を活かしていくことが国の施策方針となっている。

本市の総合計画においても、少子高齢化・人口減少が進行する中で、交流人口・定住人口を維 持・拡大するために、スポーツを通じた本市の魅力の発信やスポーツツーリズムの推進などが施 策方針として掲げられている。 総合計画策定のために、2018(平成30)年に実施した市民アンケートでは、本市が取り組む べき事項の第一位は「中心市街地の活性化」で回答率が4割以上となっており、まちの活力を創 出する施策が市民に期待されている。

また、地域においては、共生社会の実現やSDGsへの貢献、 子育て支援、障がい者の社会参加、独居高齢者の孤立対策や介護・認知症予防など多様な課題が 顕在化している。 地域の課題解決のためにスポーツは有効な資源となりうることから、今後、スポーツを通じて 地域の課題を解決する、まちづくり視点でのスポーツ施策の推進も求められる。

この背景の下、これまでのスポーツ交流事業の成果を踏まえ、従来のスポーツ推進施策に「地 域課題の解決」という視点を取り入れるとともに、香陵アリーナなどのスポーツ施設や恵まれた 自然環境など、本市の強みを活かしたスポーツまちづくりをさらに充実させていく必要がある。 これらの点を踏まえ、スポーツを通じたまちづくり施策の課題を以下のように整理する。

■ スポーツまちづくりの推進課題 スポーツを通じたまちの活力づくり (大会・イベント誘致、スポーツツーリズムなど) スポーツによる地域課題の解決促進 (多文化共生社会、コミュニティの絆づくりなど) 豊かな自然・環境資源の有効活用 (サイクリング、ウォータースポーツなど) -- 19 of 19 --

第4章 計画の基本的な考え方PDF 1.5MB

この章は、沼津市がスポーツを通じて実現したい都市像と、そのための3つの基本方針を示しています。スポーツを競技に限らず、ジョギングや散歩といった身体活動全般として捉え、市民の日常生活に浸透させながら、地域のつながりを深め、まちを活性化することを目指しています。

背景市民のスポーツ実施率向上、地域コミュニティの形成、経済活性化など、本市が抱える様々な課題に対応するため。

  • スポーツを競技だけでなく、ジョギング・散歩・体操などの身体活動全般と定義
  • 成人の週1回以上のスポーツ実施率を52.2%から70.0%(2033年度)に向上させる
  • スポーツを「する」「みる」「ささえる」の3つの活動として位置付け
  • 子どもからお年寄りまで多様性を認め合うコミュニティづくり
  • 海・山・川の自然を活かし、大会・合宿の誘致で交流人口を拡大

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第4章 計画の基本的な考え方 第4章 計画の基本的な考え方 -- 1 of 8 -- 38 第4章 計画の基本的な考え方 1 目指す姿 1.1 スポーツの定義 従前計画は、スポーツを競技スポーツだけでなく、「目的を持った身体活動のすべて」、と定義 し、「する」だけでなく「みる」、「ささえる」スポーツ活動も含めて計画対象としている。

市民のスポーツ活動やそのニーズが多様化し、スポーツに求められる社会的な役割も拡がる中 で、本計画には、幅広い視野でスポーツの可能性を捉え、本市におけるスポーツの将来的なビジ ョンを描くことが求められる。この点を踏まえ、本計画においても従前計画のスポーツの定義を 踏襲する。 1.2 目指す都市像 スポーツは、 「する」 「みる」 「ささえる」の自発的な活動を通じて、多くの人と「楽しさ」や「感 動」を分かち合える本質的な価値を有している。

また、スポーツ活動が活発化することで、心身 の健康増進、人や地域とのつながりや交流の創出、多様性に対する理解の促進、地域への経済波 及効果など、地域や社会の課題を解決し、新たな活力を生み出す社会的効果も期待できる。18 本計画の目指す姿は、この2つのスポーツの価値を最大限に享受し、まちづくりに活かしてい る、スポーツとともにある「人・まち・自然が調和し、躍動するまち」である。

(目指す都市像) 18 参照:第3期スポーツ基本計画『スポーツ基本計画における「スポーツ」の捉え方』 【【本計画におけるスポーツ】  競技スポーツに限らず、ジョギング、ウォーキング・散歩、体操などの軽い運動やレ クリエーションなど、目的を持った身体活動のすべてをスポーツとして捉える  スポーツを「する」以外に、スポーツを「みる」、スポーツ活動を「ささえる」活動 も、本計画の対象とする。

くらし いきいきと、心豊かに スポーツ ~する・みる・ささえる~ まち 活力・にぎわいと市民の誇り コミュニティ 多様性への理解・支え合う絆 スポーツとともにある 「人・まち・自然が調和し、躍動するまち」  すべての市民が日常的にスポーツを楽しみ、いきいきと、健康で心豊かに暮らしている  スポーツを通じて、多様性に理解があり、互いに支え合うコミュニティが形成されている  スポーツがまちの活力やにぎわいの源泉であり、市民の誇りとなっている -- 2 of 8 -- 39 第4章 計画の基本的な考え方 2 計画の視点 目指す都市像の実現に向けて、先述の課題に対応した次の2つの視点から今後の10年間を視野 に入れ、体系的、計画的にスポーツ施策を推進していく。

(1)市民スポーツの推進 ■これまで以上に、スポーツを市民生活に浸透させる 子どもや若年層のスポーツ離れ、働き盛り世代の健康管理、高齢者の健康寿命の延伸などが課 題となる中で、今後、市民のスポーツ実施率向上のための効果的な施策がより一層重要になる。 このため、市民一人ひとりが生涯にわたってスポーツに親しむことができる環境の実現に向けス ポーツ推進を図ってきた従前計画の取組を継承するとともに、さらにスポーツが市民生活に浸透 し、多くの市民が心身ともに健康で、活動的な生活スタイルを身につけることのできる新たな施 策の導入を図る。

(2)スポーツまちづくりの推進 ■スポーツで地域の課題を解決する 移住・定住の促進や交流・関係人口拡大のためのまちの魅力づくり、地域の産業や中心市街地 の活性化、SDGsへの貢献、多様性に配慮した共生社会の実現など、本市が抱える様々な社会や 地域の課題に対して、スポーツが有する多様な社会的価値を活かしてその解決に取り組む「スポ ーツまちづくり」を推進していく。

■スポーツを通じたSDGsへの貢献 2015(平成27)年9月の国際連合サミットで採択された「持続可能な開発のための2030ア ジェンダ宣言」は、持続可能な地球環境や社会の実現に向けた国際的な共通目標であるSDGs19 を発信したことで知られているが、その文書では、スポーツが社会の進歩に果たす役割の可能性 について次のように述べており、スポーツが、本市が抱える多様な地域課題の解決にとって有効 な手段となりうることを示唆している。

「スポーツもまた、持続可能な開発における重要な鍵となるものである。我々は、ス ポーツが寛容性と尊厳を促進することによる、開発および平和への寄与、また、健康、 教育、社会包摂的目標への貢献と同様、女性や若者、個人やコミュニティの能力強化に 寄与することを認識する。」20 この認識を踏まえ、本計画において、スポーツを通じた地域課題の解決に取り組むことで、持 続可能な社会の実現に向けてSDGsの目標達成に資することを目指す。

▲ SDGs で設定された 17 の目標 19 SDGs:「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015(平成 27)年 9 月の国連サミットで 採択された、持続的な地球環境や社会を実現するための 2030(令和 12)年まで達成すべき国際社会の共通目標。

17 の目標と 169 のターゲット(取り組み内容と達成指標)から構成されている。 20 出所:国際連合広報センターホームページ「スポーツと持続可能な開発(SDGs)」 -- 3 of 8 -- 40 第4章 計画の基本的な考え方 3 基本理念 これまで述べた考え方を踏まえ、本計画の基本理念を以下のとおり設定する。

ス ポ ー ツ ま ち づ く り の 推 進 市 民 ス ポ ー ツ の 推 進 スポーツが、日々の暮らしとともにあるまち そこでは、誰もが違いを認め合える 優しいコミュニティがスポーツで育まれ スポーツでまちがにぎわい、市民の誇りとなっている その将来像に向けて 市民、スポーツ関係者、行政、民間事業者が連携し スポーツとともに歩んでいく 「スポーツとともにある暮らし」をもっと豊かにするために (基本理念) With Sports City 沼津 ~「スポーツとともにある暮らし」をもっと豊かに~ With:「…と」 、「…とともに」、「…と一体となって」、「…を使って」の意味 -- 4 of 8 -- 41 第4章 計画の基本的な考え方 4 基本方針 計画の視点と基本理念を踏まえ、下記の基本方針に沿ってスポーツ施策を推進する。

(対応課題) ・スポーツ実施率向上のための取組強化 ・市民主体の継続的な活動の場の確保 (目指す姿) すべての市民が日常的にスポーツを楽しみ、いきいきと、健康で心豊かに暮らしている (方向性) それぞれの体力や生活スタイル、スポーツに求める志向など市民一人ひとりの個性・ニーズに 応じたスポーツの機会や活動の場が身近にあることで、充実した毎日を過ごせ、日々の暮らしが 「スポーツとともにある」(With Sports)と実感できる環境や仕組みづくりを行っていく。

■ 関連する SDGs目標 【計画目標】 指標 現状 目標値 (2033 年度) 成人の週一回以上の スポーツ実施率 2022(令和 4)年度:52.2% 70.0% 世界大会・全国大会 出場者数 2022(令和 4)年度:40 件 50 件 社会体育施設 年間利用者数 2022(令和 4)年度:337,198 人 450,000 人 基本方針 【1】 With Sports 暮らしの中にスポーツを -- 5 of 8 -- 42 第4章 計画の基本的な考え方 (対応課題) ・スポーツによる地域課題の解決促進 ・子どものスポーツ環境の再編・充実 (目指す姿) スポーツを通じて、多様性に理解があり、互いに支え合う地域コミュニティが形成されている (方向性) 子どもからお年寄りまで、また障がいの有無や様々な違いを互いに認め合い、ともに笑顔でス ポーツを通じたコミュニティに参加することができ、その活動を通じて地域の絆がより強くなる ことを目指した取組を進め、様々な地域課題の解決につなげる。

■ 関連する SDGs目標 【計画目標】 指標 現状 目標値 (2033 年度) 学校開放施設 年間利用者数 2022(令和 4)年度:289,578 人 400,000 人 各地域における スポーツ活動件数 2022(令和 4)年度:160 件 220 件 運動・スポーツが好き な児童・生徒の割合 2022(令和 4)年度:86.4% 90.0% 基本方針 【2】 With Sports スポーツでつながるコミュニティ -- 6 of 8 -- 43 第4章 計画の基本的な考え方 (対応課題) ・スポーツを通じたまちの活力づくり ・豊かな自然・環境資源の有効活用 (目指す姿) スポーツがまちの活力やにぎわいの源泉であり、市民の誇りとなっている (方向性) 本市の特性である海・山・川の豊かな自然や市内に点在する各種スポーツ施設を、プロスポー ツチームや民間事業者、各種団体と連携することでより有効に活用し、大会・合宿誘致などスポ ーツツーリズムの取組を強化する。

スポーツをする人、みる人、ささえる人が立場の違いを超え てスポーツをきっかけに集まり、交流する、活気あるスポーツのまちの実現を目指す。 ■ 関連する SDGs目標 【計画目標】 指標 現状 目標値 (2033 年度) 大会・合宿誘致 (開催)件数 2022(令和 4)年度:20 件 30 件 スポーツ交流人口 (大会・イベント参加者数等) 2022(令和 4)年度:11,828 人 13,000 人 スポーツ交流人口 (プロスポーツ) 2022(令和 4)年度:36,803 人 60,000 人 基本方針 【3】 With Sports スポーツでまちに活力を -- 7 of 8 -- 44 第4章 計画の基本的な考え方 5 施策の体系 基本方針 施策の方向性 基本施策 1 暮らしの 中に スポーツを (1) 生涯スポーツ活動の 推進 ① スポーツ情報の発信 ② スポーツ教室の開催 ③ 多様なスポーツの楽しみ方の啓発・ 普及 (2) 競技スポーツ活動の 推進 ① 競技スポーツ活動の支援 ② 競技スポーツ団体の支援と連携 (3) スポーツ活動を支える 人材の育成 ① 質の高いスポーツ指導環境の整備 ② スポーツボランティアの育成と活躍 の場の創出 (4) スポーツを楽しむ 場の充実 ① 既存施設の適切な維持・運営管理 ② スポーツ施設以外の既存施設等の有 効活用 ③ 施設の適正配置の検討 2 スポーツで つながる コミュニティ (1) 地域スポーツ活動の 推進 ① 身近なスポーツ環境の充実 ② スポーツ推進委員の活動支援 ③ 市民主体のスポーツ活動の支援 ④ パラスポーツの推進 (2) 地域の課題解決につなが るスポーツの推進 ① 地域コミュニティ活動におけるスポ ーツ活用の促進 ② スポーツを通じた子育て支援 ③ スポーツを通じた SDGs 貢献の啓発 (3) 学校運動部活動の 地域移行の推進 ① 新たな活動環境の構築 ② 各種団体・総合型地域スポーツクラ ブとの連携 3 スポーツで まちに 活力を (1) スポーツ交流の推進 ① フェンシングのまち沼津の推進 ② サイクルツーリズムの推進 ③ 地域資源を活かしたスポーツ交流の 促進 (2) プロ・トップスポーツ との連携 ① アスルクラロ沼津との連携 ② 様々な競技のチームとの連携 【基本理念】 With Sports City 沼津 ~「スポーツとともにある暮らし」をもっと豊かに~ -- 8 of 8 --

第5章 施策展開の方向性PDF 2.0MB

この章は、スポーツを日常生活に広げながら、地域をつなぎ、まちに活気をもたらすための具体的な施策を述べています。スポーツ教室やイベント、施設整備から、地域の活動支援、有名選手やプロチームとの交流まで、様々な取り組みを計画しています。

背景少子化による会員減少や施設老朽化など、地域スポーツの基盤が課題に直面している。

  • スポーツをしない・低頻度の人への働きかけと、多様なスポーツ情報・教室の提供
  • 競技スポーツの選手・団体への支援(賞賜金交付など)
  • 質の高い指導環境の整備と、スポーツボランティアの育成
  • スポーツ施設の維持管理・LED化や、公園・学校施設の活用
  • 総合型地域スポーツクラブの育成と、学校部活動の地域移行推進
  • フェンシング・サイクルツーリズム・プロチーム連携によるスポーツツーリズムの推進

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第5章 施策展開の方向性 第5章 施策展開の方向性 -- 1 of 8 -- 46 第5章 施策展開の方向性 1 基本方針【1】 With Sports 暮らしの中にスポーツを 1.1 生涯スポーツ活動の推進 従前計画の「市民ひとり1スポーツの推進」方針を継承するとともに、市民の日常生活にさら にスポーツを浸透させるため、以下の考え方に沿った施策を展開する。

⚫ スポーツ非実施層や低頻度実施層への働きかけなどによってスポーツの実施率の向上を図る。 ⚫ 世代別やスポーツに取り組む目的別など、対象層を明確にするなどの工夫により、スポーツ 実施の質(実施頻度や内容)の向上を図る施策を効果的に推進する。 また、アーバンスポーツなどの新しいスポーツの動向を見据え、多様なスポーツの楽しみ方を 市民に発信し、市民とスポーツの関係をより豊かなものとしていく。

【基本施策】 (1)スポーツ情報の発信 ⚫ デジタルメディアを活用したスポーツ広報の充実 ⚫ 生活の多様な接点でのスポーツ情報提供 ⚫ 本市スポーツ施策に対する理解、共感促進のための広報展開 ⚫ 健康増進の観点からのスポーツの重要性の発信 (2)スポーツ教室の開催 ⚫ 既存の市民向け教室の充実、より効果的な実施方法の検討 ⚫ 香陵アリーナを拠点としたスポーツ教室、講座の継続開催 ⚫ 市民の暮らしに近い多様な場でのスポーツ体験機会の提供 ⚫ 各地域での開催、短期講座の開催など、より多くの市民が参加しやすい教室・講座の開催 (3)多様なスポーツの楽しみ方の啓発・普及 ⚫ 市民の継続的なスポーツ活動のきっかけづくり ⚫ ニュースポーツ、アーバンスポーツなど、新しいスポーツの動向把握、普及啓発 ⚫ 健康視点からのスポーツ促進(健康づくりや関連事業者、研究機関との連携など) ⚫ 民間のスポーツ資源(スポーツクラブ、ショップ、企業の保有施設、人材など)の活用、連 携 -- 2 of 8 -- 47 第5章 施策展開の方向性 1.2 競技スポーツ活動の推進 多くの競技団体において、会員の高齢化や少子化に伴う会員減少の問題が顕在化する中、市民 が仲間とともに、楽しく競技スポーツに取り組めるための支援を行う。

また、記録向上や大会で のより上位の成績を目指して日々、研鑽を積んでいる市民やチームに対してその活動を支援し、 全国、さらには国際レベルで活躍する本市ゆかりの選手の輩出を目指す。 【基本施策】 (1)競技スポーツ活動の支援 ⚫ スポーツ振興に顕著な功績のあったものへのスポーツ賞の授与 ⚫ 各種競技における全国大会などに出場する個人、団体に対して賞賜金交付 (2)競技スポーツ団体の支援と連携 ⚫ スポーツ協会等と連携した競技スポーツ大会の開催 ⚫ 各種競技団体の活動支援 1.3 スポーツ活動を支える人材の育成 様々なスポーツ活動を支える人材の確保と指導者の資質の向上は、「With Sports City 沼津」 を形成するために不可欠の要素である。

このため、質の高い指導が受けられる環境の整備やスポ ーツ活動を様々な面で支えるスポーツボランティア育成や活用に取り組む。 【基本施策】 (1)質の高いスポーツ指導環境の整備 ⚫ 指導者研修の役割や内容の見直し、指導者への情報提供 ⚫ 「スポーツ指導者バンク」による市民や地域団体のニーズと指導人材のマッチング ⚫ 幼児スポーツ、障がい者スポーツ指導員など分野別専 門指導者の育成 (2)スポーツボランティアの育成と活躍の場の創出 ⚫ ふじのくにスポーツボランティア(静岡県)との連携 ⚫ 市民が多様な形でスポーツ活動を支える場や機会の 開発 ▲指導者研修会 -- 3 of 8 -- 48 第5章 施策展開の方向性 1.4 スポーツを楽しむ場の充実 市内の公共スポーツ施設の多くは老朽化が進んでいることから、公共施設マネジメント計画を 踏まえ、適正な施設の整備、維持管理に取り組む。

また、官民連携によるスポーツ施設整備方策 の研究等を通じて、市民ニーズや市の財政状況を踏まえた市民スポーツ施設の適正配置のあり方 を検討する。加えて、ハイキングコース、ジョギングコース、海水浴場等、自然フィールドで身 体を動かせる環境の維持管理も行う。 【基本施策】 (1)既存施設の適切な維持・運営管理 ⚫ 利用者の安全確保、快適利用のための維持管理 ⚫ 公共施設マネジメント計画に沿った長寿命化 ⚫ スポーツ施設のユニバーサル化の推進 (2)スポーツ施設以外の既存施設等の有効活用 ⚫ スポーツの活動フィールドの拡充(公園・空き地・未活用海岸など) ⚫ ハイキングコース、ジョギングコース、海水浴場等の維持管理 ⚫ 学校施設の有効活用 (3)施設の適正配置の検討 ⚫ 屋外夜間照明の LED 化及びそれに伴う適正配置の検討 ⚫ 新屋内温水プールのあり方検討 ▲香陵アリーナの市民利用(卓球場) ▲香陵アリーナスポーツ教室(スポーツアリーナ) -- 4 of 8 -- 49 第5章 施策展開の方向性 2 基本方針【2】 With Sports スポーツでつながるコミュニティ 2.1 地域スポーツ活動の推進 従前計画では、地区センターなどを活用した地域体力づくり教室や地域のスポーツ広場の整備、 地域への学校施設の開放など、地域のスポーツ環境・サービスの充実に取り組んできた。

これらの実績を、人と人、人と地域をつなぐスポーツの観点から再編成するとともに、さらな る内容の充実を図り、スポーツを通じた、多様性に理解があり、互いに支え合う地域コミュニテ ィの形成につなげていく。 【基本施策】 (1)身近なスポーツ環境の充実 ⚫ スポーツ広場の活用促進 ⚫ 学校開放のより効果的な推進 ⚫ 公園や遊休地、休日の幼児施設などを活用したスポーツ(体操や軽運動、運動遊び等)の 普及 (2)スポーツ推進委員の活動支援 ⚫ スポーツコーディネーターとしての役割の明確化と人材発掘、育成施策の充実 (3)市民主体のスポーツ活動の支援 ⚫ 総合型地域スポーツクラブの育成、活動の充実支援 ⚫ 市民サークルや同好会、クラブなどの活動の場の拡充 ⚫ 地域団体と連携した地域スポーツ教室のあり方の再編成 (4)パラスポーツの推進 ⚫ 特別支援学校や障がい者団体・支援施設と連携した障がい者のスポーツ機会の拡充 ⚫ 既存のイベントや市民向け事業におけるパラスポーツ体験機会の提供 -- 5 of 8 -- 50 第5章 施策展開の方向性 2.2 地域の課題解決につながるスポーツの推進 地域にスポーツが根づき、活動が盛んになることで、人と人との交流促進、地域の一体感や活 力醸成、共生社会の実現、地域経済の活性化など、様々な社会効果が期待できる。

この視点から、 地域や市民の様々なコミュニティ活動とスポーツを結び付けることで、スポーツを通じた地域の 課題の解決に取り組む。 【基本施策】 (1)地域コミュニティ活動におけるスポーツ活用の促進 ⚫ 地区体育協会の活動支援 ⚫ スポーツを通じた地域コミュニティの絆づくり ⚫ スポーツを通じた独居高齢者などの社会参加支援 (通いの場の活用など) (2)スポーツを通じた子育て支援 ⚫ 子どもの遊び場確保による運動機会の提供 ⚫ 幼児期・学童期からスポーツに触れる機会の確保 ⚫ 若年層・親世代がスポーツを楽しめる環境整備 (親子教室、託児付スポーツ教室の機会拡大 など) (3)スポーツを通じたSDGs貢献の啓発 ⚫ スポーツ活動における SDGs貢献に関する取組の推進 ⚫ スポーツ大会、イベントの場を利用した、参加者への SDGsの 啓発 2.3 学校運動部活動の地域移行の推進 少子化及びそれに伴う学校の小規模化により部活動の運営が困難になる中、未来を担う子ども たちの体験、学びの場を維持・継続するため、スポーツ庁の学校部活動の地域移行・地域連携方 針を踏まえ、本市の地域特性に合致した沼津型の地域クラブ活動モデルを創出する。

【基本施策】 (1)新たな活動環境の構築 ⚫子どもが希望する活動や体験、学びの機会の維持・ 継続 ⚫ 部活動改革を契機とした子どもと地域のつながり、 多世代と交わる機会の構築 (2)各種団体・総合型地域スポーツクラブとの連携 ⚫ 地域の指導者の発掘・活躍の場創出 ⚫ 競技団体、地域コミュニティ、民間事業者などへの 連携・協力の働きかけ ⚫ 地域スポーツ推進施策との連動 など -- 6 of 8 -- 51 第5章 施策展開の方向性 3 基本方針【3】 With Sports スポーツでまちに活力を 3.1 スポーツ交流の推進 本市では、これまで、スポーツを活用したまちづくりを進めるため、 「フェンシングのまち沼津 推進事業」、「アスルクラロ沼津ホームタウン推進事業」、「沼津サイクルツーリズム推進事業」の 3事業を中心にスポーツ交流を推進してきた。

今後も、官民連携によってこれらの事業のより一 層の拡充を図るとともに、本市の強みである豊かな自然や本市のスポーツ拠点施設である香陵ア リーナなどの活用によって、スポーツツーリズムなど、さらなるスポーツ交流を推進していく。 【基本施策】 (1)フェンシングのまち沼津の推進 ⚫ 裾野拡大/シンボルフェンサーの育成/大会・合宿の 誘致/環境整備 ⚫ フェンシングを契機とした交流人口の拡大 ⚫ フェンシングを通じた国際交流の推進 ⚫ 活動基盤の強化(フェンシングのまち推進協議会へ の企業・市民の参画促進など) (2)サイクルツーリズムの推進 ⚫ サイクルツーリズム拠点・サイクリスト受入環境の 整備 ⚫ 広域連携関係の強化・推進 ⚫ 民間事業者の連携、新たな担い手の育成・発掘 (3)地域資源を活かしたスポーツ交流の促進 ⚫ 香陵アリーナなどを活用した「みるスポーツ」の機会創出 ⚫ スポーツ合宿・大会・イベントの誘致 ⚫ 宿泊施設、商店街など地域の民間事業者・団体と連携したスポーツツーリズムの受け皿づ くり(スポーツコミッション) ⚫ 自然を活かしたスポーツツーリズムの推進 ▲「フェンシングのまち」拠点施設 F3 BASE 🄫booth oroshidanchi -- 7 of 8 -- 52 第5章 施策展開の方向性 3.2 プロ・トップスポーツとの連携 本市及び静岡県に拠点をもつプロ・トップチームなどとの連携を強化し、市民が「する・みる・ ささえる」の多様な形態で当該チームとの接点を持つことで豊かなスポーツライフを享受できる ように支援するとともに、チームとのパートナーシップによるスポーツまちづくりを推進する。

【基本施策】 (1)アスルクラロ沼津との連携 ⚫ ホームタウンとしての支援(応援機運の醸成、社会連携活動「シャレン」活動支援) ⚫ 市民に対するスポーツ参画機会の提供 (2)様々な競技のチームとの連携 ⚫ 東レアローズ、ベルテックス静岡、レバンテフジ静岡、静岡ブルーレヴズ、くふうハヤテベ ンチャーズ静岡などとの連携によるにぎわいづくり ⚫ 公式戦・プレシーズンマッチ等の誘致によるトップスポーツに触れる機会の充実 ⚫ 異なる競技のチーム間連携コーディネート 🄫azul claro -- 8 of 8 --

沼津市スポーツ推進基本計画(概要版)PDF 2.1MB

この章は、沼津市が2024年度から2033年度の10年間で進めるスポーツ推進計画の基本方針や施策を説明しています。市民がスポーツを日常生活に取り入れ、スポーツを通じてコミュニティが深まり、まちに活力が生まれることを目指しています。

背景前計画が2023年度で終了し、国・県の関連政策動向や市民ニーズの変化を踏まえて新規策定した。

  • 成人の週1回以上のスポーツ実施率を現状52.2%から70%に向上させる
  • 市民が「する・みる・ささえる」で参加するスポーツ環境の構築
  • 3つの基本方針で市民の暮らし・地域・まちの活力を支える
  • フェンシングやサイクルツーリズムでまちを活性化
  • 学校運動部活動を地域へ移行し子どもの運動機会確保

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-- 1 of 12 -- 1 計画の枠組み (1)目的 第5次沼津市総合計画で本市が目指す将来都市像「人・まち・自然が調和し、躍動するまち ~誇り高い沼津を目指して~」の実現に向けて、今後10年間の本市スポーツ分野の施策を推進 する上での基本的な考え方と指針を明らかにする。 (2)計画の位置づけ スポーツ基本法では、各地方公共団体は国のスポーツ基本計画を参酌して、 「地方スポーツ推進計画」を定めるよう努めるものとされている(第 10 条)。

本計画は、この規定に基づく「地方スポーツ推進計画」となる。 「沼津市スポーツ推進基本計画」 (平成 26 年 3 月策定) (以下、 「従前計画」 と略記)及び「同後期推進計画」(平成 31 年 3 月策定)の計画期間が令和 5 年度で終了することから、計画策定後の国や静岡県の関連政策動向、従前計画 の進捗状況及び環境や市民ニーズの変化を踏まえて、令和 6 年度からの 10 年 間を計画期間とする新たなスポーツ推進基本計画を策定する。

(3)計画の期間 本計画の期間は、2024(令和6)年度から2033(令和15)年度までの10年間とする.。 この期間を前期と後期に分け、本基本計画に沿った実施計画を定め、具体的な推進を図る。 前期計画:2024(令和 6)年度~2028(令和10)年度 後期計画:2029(令和11)年度~2033(令和15)年度 (4)上位計画と関連計画 第5次沼津市総合計画の方針を踏まえるとともに、国のスポーツ基本計画及び静岡県のスポ ーツ推進計画を参酌しながら、本市の関連計画の運動・スポーツに関する施策方針と整合を図 りつつ計画を策定する。

1 スポーツ基本法に基づく「地方スポーツ推進計画」 2 平成 26 年策定の「沼津市スポーツ推進基本計画」の後継計画 1 -- 2 of 12 -- 2 従前計画の進捗状況 2.1 計画目標の達成度 2.2 施策方針別の進捗状況 基本方針 施策の方向性 進捗状況 1 生涯スポーツの 推進 ライフステージ等に応じた スポーツ活動の推進 ・コロナ禍においても感染対策の工夫によりほとんどの 事業を継続して実施した ・公共施設の利用者数、教室参加者数は、全体的にみてや や減少傾向にある ・市と連携協定を結んでいるプロ、トップチームと連携し トップアスリート教室を開催 ・体力づくり教室は、2023(令和5)年度から香陵アリ ーナの指定管理者に移管 地域スポーツ活動の推進 ・コロナ禍で利用制限を行いながら学校開放は継続 ・利用団体のアンケートでは、利用種目は、バレーボール などの屋内競技が多い ・利用団体の高齢化、会員減少が進んでいる 競技スポーツの推進 ・コロナ禍で中止、縮小される大会が多くあったが、 2022(令和 4)年度は回復の兆しがみられている 2 スポーツ環境の 整備 新市民体育館の整備 ・2023(令和 5)年 3 月開館 既存施設の機能強化と 活用促進 ・スポーツ広場の整備箇所 39 か所 ・施設の老朽化などに対応した修繕対応を継続して実施 総合型地域スポーツクラブ の育成 ・前期から登録 2 団体のままで推移している 3 スポーツ活動を 支える仕組みの 充実 スポーツ活動を支える人材 の育成・活用 ・2021(令和 3)年度から関連事業を統合して「スポー ツ指導者バンク」を創設し、市民の健康づくり活動を支 援(登録者数・66 名) スポーツに関する情報提供 体制の充実 ・広報ぬまづの他、市ホームページや SNS での発信、学 校へのポスター・チラシ配布、報道機関への情報提供な どでの広報活動を実施 関係機関・団体との 連携強化 ・スポーツ協会への支援を継続的に実施 スポーツ交流 事業 スポーツ交流事業の推進 ・フェンシングのまち沼津推進事業 ・アスルクラロ沼津ホームタウン推進事業 ・沼津サイクルツーリズム推進事業 計画目標1 成人の週一回以上の運動・スポーツ実施率 3人に2人(65%程度) (現状) 52.2% 〔令和 4 年市民アンケート〕 計画目標2 小中学生の新体力テストの結果が 静岡県の平均以上 (現状) 小学生の一部の種目を除いて静岡県平均以下 (全体的に現行計画策定時よりも低下傾向) 2 -- 3 of 12 -- 3 スポーツ推進の課題 3.1 市民スポーツの推進課題 市民の日常にスポーツをより一層浸透させる(参加率、実施頻度の向上)ためにはこれまでの 取組だけでは不十分であり、よりきめ細かな施策が求められる。

このため、個別事業のねらいや対象層の明確化、市民の多様化するニーズへの対応、新しいス ポーツスタイルの導入、事業成果の評価とフィードバック方法の確立などに取り組んでいく必要 がある。 3.2 スポーツまちづくりを推進するための課題 少子高齢化・人口減少が進行する中で、交流人口・定住人口の維持・拡大のために、今後、人 を惹きつける都市の魅力やブランド力を強化していくことがこれまで以上に重要となる。

そのた めにスポーツは有効な資源となりうることから、これまでのスポーツ交流事業の成果を踏まえ、 香陵アリーナ(市民総合体育館)や恵まれた自然環境など、本市の強みを活かしたスポーツまち づくりをさらに充実させていく必要がある。 スポーツを通じたまちの活力づくり (大会・イベント誘致、スポーツツーリズムなど) スポーツによる地域課題の解決促進 (多文化共生社会、コミュニティの絆づくりなど) 豊かな自然・環境資源の有効活用 (サイクリング、ウォータースポーツなど) スポーツ実施率向上のための取組強化 (無関心層・低頻度実施層への対応など) 市民主体の継続的な活動の場の確保 (学校開放の仕組み充実、公園・遊休地活用など) 子どものスポーツ環境の再編・充実 (学校部活動のあり方検討、地域クラブ育成など) 3 -- 4 of 12 -- 4 基本的な考え方 4.1 本計画におけるスポーツの定義 4.2 目指す都市像 スポーツは、 「する」 「みる」 「ささえる」の自発的な活動を通じて、多くの人と「楽しさ」や「感 動」を分かち合える本質的な価値を有している。

また、スポーツ活動が活発化することで、心身 の健康増進、人や地域とのつながりや交流の創出、多様性に対する理解の促進、地域への経済波 及効果など、地域や社会の課題を解決し、新たな活力を生み出す社会的効果も期待できる。1 本計画のめざす姿は、この2つのスポーツの価値を最大限に享受し、まちづくりに活かしてい る、スポーツとともにある「人・まち・自然が調和し、躍動するまち」である。

(目指す都市像) 1 参照:第 3 期スポーツ基本計画『スポーツ基本計画における「スポーツ」の捉え方』 【【本計画におけるスポーツ】  競技スポーツに限らず、ジョギング、ウォーキング・散歩、体操などの軽い運動やレ クリエーションなど、目的を持った身体活動のすべてをスポーツとして捉える  スポーツを「する」以外に、スポーツを「みる」、スポーツ活動を「ささえる」活動 も、本計画の対象とする スポーツ ~する・みる・ささえる~ くらし いきいきと、心豊かに コミュニティ 多様性への理解・支え合う絆 まち 活力・にぎわいと市民の誇り スポーツとともにある 「人・まち・自然が調和し、躍動するまち」  すべての市民が日常的にスポーツを楽しみ、いきいきと、健康で心豊かに暮らしている  スポーツを通じて、多様性に理解があり、互いに支え合うコミュニティが形成されている  スポーツがまちの活力やにぎわいの源泉であり、市民の誇りとなっている 4 -- 5 of 12 -- 4.3 基本理念 これまで述べた考え方を踏まえ、本計画の基本理念を以下のとおり設定する。

ス ポ ー ツ ま ち づ く り の 推 進 市 民 ス ポ ー ツ の 推 進 スポーツが、日々の暮らしとともにあるまち そこでは、誰もが違いを認め合える 優しいコミュニティがスポーツで育まれ スポーツでまちがにぎわい、市民の誇りとなっている その将来像に向けて 市民、スポーツ関係者、行政、民間事業者が連携し スポーツとともに歩んでいく 「スポーツとともにある暮らし」をもっと豊かにするために (基本理念) With Sports City 沼津 ~「スポーツとともにある暮らし」をもっと豊かに~ With:「…と」 、「…とともに」、「…と一体となって」、「…を使って」の意味 5 -- 6 of 12 -- 4.4 基本方針 (対応課題) ・スポーツ実施率向上のための取組強化 ・市民主体の継続的な活動の場の確保 (目指す姿) すべての市民が日常的にスポーツを楽しみ、いきいきと、健康で心豊かに暮らしている (方向性) それぞれの体力や生活スタイル、スポーツに求める志向など市民一人ひとりの個性・ニーズ に応じたスポーツの機会や活動の場が身近にあることで、充実した毎日を過ごせ、日々の暮ら しが「スポーツとともにある」 (With Sports)と実感できる環境や仕組みづくりを行っていく。

(対応課題) ・スポーツによる地域課題の解決促進 ・子どものスポーツ環境の再編・充実 (目指す姿) スポーツを通じて、多様性に理解があり、互いに支え合う地域コミュニティが形成されている (方向性) 子どもからお年寄りまで、また障がいの有無や様々な違いを互いに認め合い、ともに笑顔で スポーツを通じたコミュニティに参加することができ、その活動を通じて地域の絆がより強く なることを目指した取組を進め、様々な地域課題の解決につなげる。

(対応課題) ・スポーツを通じたまちの活力づくり ・豊かな自然・環境資源の有効活用 (目指す姿) スポーツがまちの活力やにぎわいの源泉であり、市民の誇りとなっている (方向性) 本市の特性である海・山・川の豊かな自然や市内に点在する各種スポーツ施設を、プロスポ ーツチームや民間事業者、各種団体と連携することでより有効に活用し、大会・合宿誘致やス ポーツツーリズムなどの取組を強化する。

スポーツをする人、みる人、ささえる人が立場の違 いを超えてスポーツをきっかけに集まり、交流する、活気あるスポーツのまちの実現を目指す。 基本方針 【1】 With Sports 暮らしの中にスポーツを 基本方針 【2】 With Sports スポーツでつながるコミュニティ 基本方針 【3】 With Sports スポーツでまちに活力を 6 -- 7 of 12 -- 4.5 施策体系 基本方針 施策の方向性 基本施策 1 暮らしの 中に スポーツを (1) 生涯スポーツ活動の 推進 ① スポーツ情報の発信 ② スポーツ教室の開催 ③ 多様なスポーツの楽しみ方の啓発・ 普及 (2) 競技スポーツ活動の 推進 ① 競技スポーツ活動の支援 ② 競技スポーツ団体の支援と連携 (3) スポーツ活動を支える 人材の育成 ① 質の高いスポーツ指導環境の整備 ② スポーツボランティアの育成と活躍 の場の創出 (4) スポーツを楽しむ 場の充実 ① 既存施設の適切な維持・運営管理 ② スポーツ施設以外の既存施設等の有 効活用 ③ 施設の適正配置の検討 2 スポーツで つながる コミュニティ (1) 地域スポーツ活動の 推進 ① 身近なスポーツ環境の充実 ② スポーツ推進委員の活動支援 ③ 市民主体のスポーツ活動の支援 ④ パラスポーツの推進 (2) 地域の課題解決につなが るスポーツの推進 ① 地域コミュニティ活動におけるスポ ーツ活用の促進 ② スポーツを通じた子育て支援 ③ スポーツを通じた SDGs 貢献の啓発 (3) 学校運動部活動の 地域移行の推進 ① 新たな活動環境の構築 ② 各種団体・総合型地域スポーツクラ ブとの連携 3 スポーツで まちに 活力を (1) スポーツ交流の推進 ① フェンシングのまち沼津の推進 ② サイクルツーリズムの推進 ③ 地域資源を活かしたスポーツ交流の 促進 (2) プロ・トップスポーツ との連携 ① アスルクラロ沼津との連携 ② 様々な競技のチームとの連携 【基本理念】 With Sports City 沼津 ~「スポーツとともにある暮らし」をもっと豊かに~ 7 -- 8 of 12 -- 5 施策の方向性 5.1 基本方針【1】 (1)生涯スポーツ活動の推進 従前計画の「市民1人1スポーツの推進」方針を継承するとともに、市民の日常生活にさらにス ポーツを浸透させるため、以下の考え方に沿った施策を展開する。

・スポーツ非実施層や低頻度実施層への働きかけなどによってスポーツの実施率の向上を図る。 ・世代別やスポーツに取り組む目的別など、対象層を明確にするなどの工夫により、スポーツ実 施の質(実施頻度や内容)の向上を図る施策を効果的に推進する。 また、アーバンスポーツなどの新しいスポーツの動向を見据え、多様なスポーツの楽しみ方を 市民に発信し、市民とスポーツの関係をより豊かなものとしていく。

【基本施策】 ⚫ スポーツ情報の発信 ⚫ スポーツ教室の開催 ⚫ 多様なスポーツの楽しみ方の啓発・普及 (2)競技スポーツ活動の推進 多くの競技団体において、会員の高齢化や少子化に伴う会員減少の問題が顕在化する中、市民 が仲間とともに、楽しく競技スポーツに取り組めるための支援を行う。

また、記録向上や大会で のより上位の成績を目指して日々、研鑽を積んでいる市民やチームに対してその活動を支援し、 全国、さらには国際レベルで活躍する本市ゆかりの選手の輩出を目指す。 【基本施策】 ⚫ 競技スポーツ活動の支援 ⚫ 競技スポーツ団体の支援と連携 (3)スポーツ活動を支える人材の育成 様々なスポーツ活動を支える人材の確保と指導者の資質の向上は、「With Sports City 沼津」 を形成するために不可欠の要素である。

このため、質の高い指導が受けられる環境の整備やス ポーツ活動を様々な面で支えるスポーツボランティア育成や活用に取り組んでいく。 【基本施策】 ⚫ 質の高いスポーツ指導環境の整備 ⚫ スポーツボランティアの育成と活躍の場の創出 (4)スポーツを楽しむ場の充実 市内の公共スポーツ施設の多くは老朽化が進ん でいることから、公共施設マネジメント計画を踏ま え、適正な施設の整備、維持管理に取り組む。

また、 官民連携によるスポーツ施設整備方策の研究等を 通じて、市民ニーズや市の財政状況を踏まえた市民 スポーツ施設の適正配置のあり方を検討する。 【基本施策】 ⚫ 既存施設の適切な維持・運営管理 ⚫ スポーツ施設以外の既存施設等の有効活用 ⚫ 施設の適正配置の検討 With Sports 暮らしの中にスポーツを 8 -- 9 of 12 -- 5.2 基本方針【2】 (1)地域スポーツ活動の推進 従前計画では、地区センターなどを活用した地域体力づくり教室や地域のスポーツ広場の整備、 地域への学校施設の開放など、地域のスポーツ環境・サービスの充実に取り組んできた。

これら の実績を、人と人、人と地域をつなぐスポーツの 観点から再編成するとともに、さらなる内容の充 実を図り、スポーツを通じた、多様性に理解があ り、互いに支え合う地域コミュニティの形成につ なげていく。 【基本施策】 ⚫ 身近なスポーツ環境の充実 ⚫ スポーツ推進委員の活動支援 ⚫ 市民主体のスポーツ活動の支援 ⚫ パラスポーツの推進 (2)地域の課題解決につながるスポーツの推進 地域にスポーツが根づき、活動が盛んになることで、人と人との交流促進、地域の一体感や活 力醸成、共生社会の実現、地域経済の活性化など、様々な社会効果が期待できる。

この視点から、 地域や市民の様々なコミュニティ活動とスポーツを結び付けることで、スポーツを通じた地域の 課題の解決に取り組む。 【基本施策】 ⚫ 地域コミュニティ活動におけるスポーツ活用の促進 ⚫ スポーツを通じた子育て支援 ⚫ スポーツを通じた SDGs 貢献の啓発 (3)学校運動部活動の地域移行の推進 少子化及びそれに伴う学校の小規模化により 部活動の運営が困難になる中、未来を担う子ども たちの体験、学びの場を維持・継続するため、ス ポーツ庁の学校部活動の地域移行方針を踏まえ、 本市の地域特性に合致した沼津型の地域クラブ 活動モデルを創出する。

【基本施策】 ⚫ 新たな活動環境の構築 ⚫ 各種団体・総合型地域スポーツクラブとの連携 With Sports スポーツでつながるコミュニティ 9 -- 10 of 12 -- 5.3 基本方針【3】 (1)スポーツ交流の推進 本市では、これまで、スポーツを活用したまちづくりを進 めるため、「フェンシングのまち沼津推進事業」、「アスルク ラロ沼津ホームタウン推進事業」、「沼津サイクルツーリズ ム推進事業」の3事業を中心にスポーツ交流を推進してき た。

今後も、官民連携によってこれらの事業のより一層の拡 充を図るとともに、本市の強みである豊かな自然や本市の スポーツ拠点施設である香陵アリーナなどの活用によっ て、スポーツツーリズムなど、さらなるスポーツ交流を推進 していく。 【基本施策】 ⚫ フェンシングのまち沼津の推進 ⚫ サイクルツーリズムの推進 ⚫ 地域資源を活かしたスポーツ交流の促進 (2)プロ・トップスポーツとの連携 本市及び静岡県に拠点をもつプロ・トップチームなどとの連携を強化し、市民が「する・みる・ ささえる」の多様な形態で当該チームとの接点を持つことで豊かなスポーツライフを享受できる ように支援するとともに、チームとのパートナーシップによるスポーツまちづくりを推進する。

【基本施策】 ⚫ アスルクラロ沼津との連携 ⚫ 様々な競技のチームとの連携 (東レアローズ、ベルテックス静岡、レバンテフジ静岡、静岡ブルーレヴズ、くふうはや てベンチャーズ静岡など) ©azul claro With Sports スポーツでまちに活力を 10 -- 11 of 12 -- 【計画目標】 基本方針 指標 現状 目標値 (2033 年度) 1 暮らしの 中に スポーツを 成人の週一回以上の スポーツ実施率 2022(令和4)年度 52.2% 70.0% 世界大会・全国大会 出場者数 2022(令和4)年度 40 件 50 件 社会体育施設 年間利用者数 2022(令和4)年度 337,198 人 450,000 人 2 スポーツで つながる コミュニティ 学校開放施設 年間利用者数 2022(令和4)年度 289,578 人 400,000 人 各地域における スポーツ活動件数 2022(令和4)年度 160 件 220 件 運動・スポーツが好きな 児童・生徒の割合 2022(令和4)年度 86.4% 90.0% 3 スポーツで まちに 活力を 大会・合宿誘致 (開催)件数 2022(令和4)年度 20 件 30 件 スポーツ交流人口 (大会・イベント参加 者数等) 2022(令和4)年度 11,828 人 13,000 人 スポーツ交流人口 (プロスポーツ) 2022(令和4)年度 36,803 人 60,000 人 沼津市スポーツ推進基本計画 2024 年度~2033 年度 【概要版】 2024 年 3 月 発行 沼津市役所産業振興部 ウィズスポーツ課 11 -- 12 of 12 --

公式資料(PDF)

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