沼津市議会の一般質問・議案/市の計画 沼津市政アーカイブ

沼津市議会の議事録を市民向けに構造化。
一般質問=議員が問うたこと/議案・議決=議会が決めたこと/市の計画=市が目指していることを、横断して見られます(第1回〜第12回定例会・2023.6–2026.2)。

計画まちなか居住促進計画

まちづくり・都市基盤

数値目標・施策の各論はAIが公式PDF本文から抽出した参考情報です。数値・名称は原文に基づきますが、抽出漏れや誤りを含む可能性があります。正確な内容は必ず公式PDFをご確認ください。図表・地図は公式PDFでご覧いただけます。

この計画はどんな計画か

沼津市の中心街に住む人を増やすための計画です。

市の目標定住人口を確保しながら、中心街を『住む場所』として強化することです。空きビルなども活用して進めます。

施策・取り組み

主要施策沼津駅周辺の総合整備と交通基盤改善町方町・通横町地区の市街地再開発新市民体育館の整備狩野川親水空間の活用促進建築物耐震化と津波避難施設整備公共交通の機能強化
個別の事業をすべて見る(44件)
  • 沼津駅周辺総合整備事業
  • 連続立体交差事業
  • 町方町・横通町地区市街地再開発事業
  • 新市民体育館の整備
  • 優良建築物等整備事業
  • リブワークモデル事業
  • 子育て便利帳
  • 津波避難ビル整備促進
  • 公共交通機能強化
  • 狩野川親水空間利活用推進
  • 防犯灯増設
  • 高齢者施設誘導促進
  • 空き店舗利用促進
  • 建築物リノベーション支援
  • 地域見守り活動
  • 一緒に建替えプロジェクト
  • みんなで居住促進プロジェクト
  • 子育て住まいるプロジェクト
  • 元気なシニアのいきいき住宅プロジェクト
  • 住環境の未来を考えるプロジェクト
  • 商店街に住む?!プロジェクト
  • みんなの居場所づくり事業
  • まちなか住宅融資制度
  • まちなか住情報提供事業
  • みんなで作る子育て住宅整備事業
  • ママサロン整備促進事業
  • 子育て住まいフェスタの開催
  • 子育て世帯の住み替え支援事業
  • 高沢公園生まれ変わりプロジェクト
  • 放課後子供教室
  • アダプトプログラム
  • みんなで作るシニア住宅事業
  • シニアサロン整備促進事業
  • サービス付き高齢者向け住宅整備促進事業
  • 沼津で楽しく暮らそうキャンペーン
  • 高齢者の住み替え支援事業
  • より良い住環境担い手育成事業
  • より良い住環境アドバイザー派遣事業
  • より良い住環境創出支援事業
  • まちなかリブワーク等モデル事業
  • 共同化等アドバイザー派遣事業
  • よろず相談窓口の設置
  • 住情報発信・情報交換
  • まちなか住宅取得補助・家賃補助事業

本編を章ごとに読む

各章の内容をAIが市民向けに要約しています(公式PDFの本文に基づく参考情報)。図表・正確な原文は各章のPDFでご確認ください。

1 はじめにPDF 0.5MB

沼津市は過去の繁栄から拠点性が低下し、中心市街地の空洞化と人口減少が進んでいます。この計画は、沼津駅周辺を中心に魅力的で暮らしやすいまちを形成し、人々がまちに住むことを促進することを目的としています。2015年度から10年間かけて、すべての世代が安心して暮らせる持続可能な都市を再構築します。

背景社会構造の変化と東日本大震災による沿岸部からの転出により、沼津市の人口が減少し、中心市街地の商店街が空洞化しているため、駅周辺のコンパクトな機能を強化して持続可能な都市を再構築する必要があります。

  • 人口が1994年の213,360人から2015年に199,152人へ減少
  • 中心市街地で空き店舗や駐車場、空き地が増加
  • 沼津駅を中心に概ね1km範囲の『まちなか』を対象
  • 計画期間は2015年度から10年間
  • 5年ごとに見直しを実施
  • すべての世代が安心して暮らせる環境を形成

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- 1 - 1-1 計画の目的 本市の成り立ちは、奈良から平安時代、狩野川河口付近に大きな集落が形成されたことにはじま り、江戸時代には東海道の宿場町として、また沼津城が築城されてからは城下町としても発展し、 その後の商業都市への礎が築かれました。 戦時中には、現在の沼津駅北部の広大な土地に海軍工廠が設置されていたこともあり、度重なる 戦災を受けましたが、戦後、本市の市街地はめざましい勢いで復興し、本通りにアーケード街がつ くられ、百貨店が進出するなど、沼津駅南口を中心に商店街の整備が進みました。

その後、沼津駅北口の開設やリコー通り商店街がつくられ、県東部地域の商業拠点として活況を 示すとともに、行政の出先機関が開所するなど行政機能の集約が進み、静岡県東部地域の拠点都市 として発展を続けました。 しかし近年、社会構造の変化や周辺の市町の発展に伴い、本市の拠点性は低下しています。

中心市街地の商店街では空き店舗、駐車場、空き地が増加し、空洞化の進行が見られます。また、 大規模店舗の撤退が相次いでいます。 総人口については、平成6年の213,360人(外国人除く)をピークに減少に転じており、少子高齢 化も顕著です。さらに、東日本大震災以降、沿岸部を中心に転出が急増しており、平成27年1月1 日現在、本市の人口は199,152人(外国人除く)となっています。

このような状況において、子どもから高齢者まですべての市民がいつまでも安心して心豊かに暮 らすことができるようにするためには、本市が持続可能な都市構造を再構築する必要があります。 つまり、居住と都市機能がコンパクトにまとまった本市の強みをより生かし、沼津駅を中心に、 誰もが自由に移動でき、より快適で便利な居住空間の形成を図らなければなりません。

本計画は、沼津駅を中心とした区域のうち、特にまちなか(範囲は次項)について、市民、事業 者と、将来のイメージを共有し、多様な世代の豊かなライフスタイルの基盤となる住宅や住環境の 将来像を明らかにし、これに基づく施策を提案し、もって魅力ある居住空間を構築し、まちなか居 住を促進することを目的としています。

1-2 計画の期間 計画期間は、平成27年度から10年間とします。 なお、概ね5年を目途に見直しを行うほか、上位計画、関連計画の改正や社会情勢の変化に応じ、 必要性を勘案したうえで見直すものとします。 1-3 計画の位置付け 本計画は、第4次沼津市総合計画を上位計画とし、中心市街地まちづくり計画の実施計画として 策定します。

1 はじめに -- 1 of 2 -- - 2 - ■計画の位置付け 1-4 まちなかの区域について まちなかの区域は、第4次沼津市総合計画における中心核(沼津駅を中心に概ね1kmの範囲)と し、具体な施策については都度対象エリアを検討していきます。 ■まちなかの区域 第 4 次沼津市総合計画 中心市街地まちづくり計画 沼津市まちなか居住促進計画 1km -- 2 of 2 --

2 まちなか居住に係る現状と課題PDF 4.1MB

この章は沼津市の駅周辺地区の現在の状況と課題を説明しています。生活に必要な施設や交通網は整っていますが、建物の老朽化や空き家の増加により、使われなくなった場所が増えていることが課題です。

  • 首都100km圏に位置し、富士山や沼津港など観光地が近い立地
  • 過去10年で空き家が30件から170件に増加、空洞化が進んでいる
  • 建物の約4割が1970年以前で老朽化、小規模なものが約8割
  • 駅により南北市街地が分断され、交通渋滞が慢性化している
  • 医院などは複数あるが、福祉の通所施設が少ない
  • 2000年以降、分譲マンション約1,100戸が供給された

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- 3 - 2-1 まちなかの立地特性 (位置) ・本市は首都100㎞に位置する静岡県東部地域に位置し、東駿河湾地域や伊豆方面への交通結節 点として有利な地理条件にあります。 ・まちなかからは、富士山や沼津アルプス、南アルプスなどが眺望でき、南部には一級河川であ る狩野川が流れています。

・狩野川右岸には中央公園が立地し、また、狩野川護岸等親水空間の整備が進められており、そ れらを活用した様々なイベントが行われています。 ・まちなかは、近年多くの観光客で賑わう沼津港にも近く、豊かな海産物を気軽に楽しむことが できます。 (都市基盤の整備状況) ・まちなかのほとんどの区域で戦災復興土地区画整理事業が実施されており、道路網等都市基盤 が既に整備されています。

沼津駅南口では大手町地区市街地再開発事業(イーラ de)が 2008 年に竣工、北口では 2014 年にプラサヴェルデが開業するなど、沼津駅周辺総合整備事業が進 められており、今後も鉄道の高架化による南北市街地の回遊性の向上や土地区画整理事業の実 施による住環境の向上が期待されます。

■用途地域図 2 まちなか居住に係る現状と課題 -- 1 of 18 -- - 4 - ・まちなかは大部分が商業系の用途地域です。沼津駅を中心に商業地域(容積率 400%、500%又 は 600%)、その周辺が近隣商業地域(容積率 200%又は 300%)に指定されているほか、一部 に住居系、工業系の用途地域が指定されています。

(まちなかと津波被害想定) ・2011 年に発生した東日本大震災により、駿河湾に面する本市でも防災意識が高まっています。 ・静岡県による第4次地震津波被害想定によると、まちなかの一部は津波浸水域となっています。 ・また、津波避難訓練対象区域は、津波浸水域より広域に指定されていますが、まちなかの一部 が含まれています。

■津波被害想定 -- 2 of 18 -- - 5 - 2-2 まちなか居住に係る現状 (1) 生活環境 (生活関連施設) ■市民交流施設等 ・市役所をはじめ、警察署や税務署、郵便局など の機関が集積しています。 ・図書館、文化センター、コンベンション施設(プ ラサヴェルデ)が立地しています。

■教育施設 ・教育機関が多く、特に小学校が各地区にバラン ス良く配置されています。一部の小中学校には 地区センターが併設されており、多様な世代の 活動の場となっています。 ■子育て支援施設 ・保育園・幼稚園については、まちなかとその周 辺に数件見られます。また、一時預かり保育や 育児相談の場として、沼津っ子ふれあいセンタ ーが沼津駅南口にあるほか、託児所が駅周辺に 数件あります。

■医療・福祉施設 ・医院・診察所が複数立地しています。福祉施設 は有料老人ホームやディサービスが一部に見 られますが、通所施設が少ない状況です。 ■商業施設 ・大型商業施設や複数の商店街が集積しています が、近年はいくつかの大型商業施設の撤退や空 き店舗の増加がみられます。 ■公園等 ・中央公園や蛇松緑道等の公園・緑地が点在して います。

公園や狩野川護岸ではバーベキュー、 スポーツなどが楽しめ、様々なニーズに対応し ていますが、大きな駐車場を持つ公園や遊具の 充実した公園については少ない状況です。 地区センターでの活動 プラサヴェルデ (左:外観、右:イベント) 蛇松緑道 商店街の様子 -- 3 of 18 -- - 6 - (公共交通) ・沼津駅は、JR東海道本線、御殿場 線の2路線が乗り入れ、鉄道交通 の要所となっている他、バス・タ クシーの発着の拠点であり、公共 交通のターミナル機能を有して います。

・一方で鉄道により南北市街地が分 断されており、沼津駅周辺総合整 備事業の推進による回遊性の向 上や慢性的な交通渋滞の解消が 待ち望まれています。 (文化・交流) ・狩野川の親水空間や中央公園等を利用した大小様々なイベントが頻繁に行われています。 また、若年層を中心に沼津の魅力的な”食”や”モノ”を通した交流や活動(情報発信やワー クショップの開催)が活発に行われており、新たな魅力の発見やにぎわいの創出につなが っています。

狩野川の利活用の促進等を通じ、今後も市民の活動・交流の場づくりが広ま ることが期待されます。 ・また、まちなかの周辺には、沼津港や沼津御用邸記念公園等の観光スポットがあり、まち なかとこれらの観光スポットの連携による効果が期待されます。 バス路線図 中央公園のイベント (沼津味自慢フェスタ) 狩野川でのイベント等 (左:狩野川ローカルマーケット、右:カヤック体験) -- 4 of 18 -- - 7 - ■まちなかの生活関連施設の分布図 -- 5 of 18 -- - 8 - (2) 土地利用状況 (土地利用の動向) ・住宅地図を利用し10年間のまちなかの土地利用状況の変化をみると、空地・駐車場化や空き家 化、いわゆる空洞化が進行していると思われます。

・市内の建設関連事業者へのヒアリングによると、敷地の細分化等が低調な開発状況の原因とな っているようです。 ■まちなかの最近10年間の土地利用の変化(住宅地図より) -- 6 of 18 -- - 9 - 【土地利用の変化のまとめ】 ・空地・駐車場から建物(新築)は140件(b)。

建物から空地・駐車場は約250件(c)、利用 のある建物から空き家は約140件(d)。 空地・駐車場や空き家への変化(c+d)/(b) が約2.8倍で空洞化が進んでいる。 ・空き家等は10年前の約30件(e)から約170 件(d+e)へ急増している。 ・空き地・駐車場は10年前の約670件(f+g) から約920件(c+f+g)へ増加している。

一度、空き地・駐車場になると以降継続 的にその状態が続き高度利用等されるケ ースは少ない。 【建設関連事業者の意見】 (1) 市内の不動産価格の低迷 ・津波被害の悪いイメージが原因と思われるが、海岸部から内陸部への移転が増えている。また、海岸 部では不動産の価格を下げても買い手がつかない。

・上記のような住民の動向があり、全体的に駅南は開発者側として積極的に事業を起こそうという状況 にない。ただし、駅南といっても駅から1km圏内であれば、分譲マンションを建設すれば売れるとい った状況にある。 (2) 中心市街地の衰退 ・施設の老朽化や景気動向が影響して買い手に銀行が融資しない。

また、借り手もない。駅南の物件は 古いものが多くアスベストが利用されているものもあり、その場合解体費用が高い。アスベスト等も 問題。 ・コインパーキングは事例としては良い方で、活用されていない土地もある。 ・土地が細分化されており、200坪以下の所有者は身動きが取れない状態。 (3) 開発に際してのネック ・土地の細分化を解消しようとしても、共同化は地権者の足並みがそろいにくい。

・事業所ビルの活用について、設備の古さによる初期投資費用や駐車場が無いことによる利便性の低さ などがネックとなっている。 ・土地所有者にバブル期の資産価値のイメージが残っており、買い手側・借り手側と折り合いがつかな いケースが多い。 (4) まちなか居住促進の条件 ・賃貸住宅建設の動機としては相続対策がほとんどである。

・共同住宅建設事業としては、1,000㎡くらいの敷地で事業化できるのが望ましい。現状、個々の敷地規 模は小さいので共同化等の仕掛けが必要である。 ・入居者確保のリスクを抑えるためにも商店街等に宣伝効果が高く集客力のある商店・施設が欲しい。 ・人口減少に併せ、病院等が郊外に移転する悪循環が起こっている。

■最近 10 年間の高度利用変化件数 沼津駅より1 lm 圏(件数) ①建替え、新築 401 ①-1 建替え(建物から建物)(a) 261 ①-2 駐車場から建物(新築)(b) 140 ②建物の滅失、空き家化 422 ②-1 建物から駐車場・空地(c) 250 ②-2 建物(居住あり)から空き家化(d) 139 ②-3 継続的な空き家(e) 33 ③駐車場、空地 668 ③-1 継続的な駐車場(f) 547 ③-2 継続的な空地(g) 121 -- 7 of 18 -- - 10 - (用途) ・まちなかでは、沼津駅南口の東 側を中心に商業系の利用が目立 ちますが、それ以外では住宅系 の利用が目立ちます。

(建物の特性) ・小規模かつ耐震性に劣る建物が多く、用途・構造から防耐火性に劣る建物も多いものと推測さ れます。 ■まちなかの建物の特性 (建物用途) (建物構造) (建築年次) (建築面積) 50.8 43.4 25.2 18.6 15.8 23.3 19.0 16.1 17.5 5.8 13.8 18.1 5.8 10.9 15.9 0 20 40 60 80 100 駅南1 駅南2 駅北 1970以前 1971~80 1981~90 1991~2000 2001以降 18.1 39.9 44.3 41.5 33.7 43.0 38.6 22.9 10.8 0 20 40 60 80 100 駅南1 駅南2 駅北 木造 鉄骨造 RC造 CB造 その他 27.5 49.4 3.3 6.3 51.6 45.4 26.3 4.9 3.5 28.9 7.2 5.1 6.9 5.8 8.5 3.8 0 20 40 60 80 100 駅南1 駅南2 駅北 専用住宅 共同住宅 併用住宅 併用共同住宅 店舗 事務所 工場・作業所等 公共公益施設 倉庫・車庫 (建物用途) (建物構造) (建築年次) (建築面積) 29.0 39.4 27.3 37.8 43.8 56.6 13.4 9.1 9.4 6.9 5.7 0 20 40 60 80 100 駅南1 駅南2 駅北 50㎡未満 50~100㎡ 100~150㎡ 150~200㎡ 200~300㎡ 300~400㎡ 400~500㎡ 500㎡以上 50.8 43.4 25.2 18.6 15.8 23.3 19.0 16.1 17.5 5.8 13.8 18.1 5.8 10.9 15.9 0 20 40 60 80 100 駅南1 駅南2 駅北 1970以前 1971~80 1981~90 1991~2000 2001以降 18.1 39.9 44.3 41.5 33.7 43.0 38.6 22.9 10.8 0 20 40 60 80 100 駅南1 駅南2 駅北 木造 鉄骨造 RC造 CB造 その他 27.5 49.4 3.3 6.3 51.6 45.4 26.3 4.9 3.5 28.9 7.2 5.1 6.9 5.8 8.5 3.8 0 20 40 60 80 100 駅南1 駅南2 駅北 専用住宅 共同住宅 併用住宅 併用共同住宅 店舗 事務所 工場・作業所等 公共公益施設 倉庫・車庫 ■まちなかの土地利用現況図(H23、都市計画基礎調査) ・建物の規模(建築面積)は100㎡未満が約8割、50㎡未満が約3割を占める。

・建築年次では1980年以前の新耐震以前の建物が約半数、さらに耐用年数を経過した1970年以前の ものが約4割と、小規模で老朽化した建物が多い。 -- 8 of 18 -- - 11 - (建物利用の現況) ・併用住宅の上階の未利用、共同住宅の空き室等が各所に見られます。 ■駅周辺街区の建物現況 ②駅南地区典型的な商店街街区の現況調査 ③駅南地区典型的な住宅街区の現況調査 ・東側が仲見世アーケード、西側が上本通り 商店街、アーケード側の商店街の2階以上 に空きが見られる。

・上本通り商店街は2~3階の併用住宅が中 心で、空きが少ない。 ・約30棟の街区に、戸建て住宅(緑)、併用住宅 (橙)、共同住宅(黄)が立地、併用住宅は倉庫 や廃業した店舗との併用。 ・駐車場が街区の1/3を占める。 ・戸建て、併用住宅の空き家はない、共同住 宅は4~6戸のうち1戸程度空きがある。

①駅周辺建物の建築年次 駅南1 駅南2 (前頁のグラフ の集計区分) 駅北 0 75 150 300m 町方町・横通町地区 市街地再開発事業 -- 9 of 18 -- - 12 - (3) 不動産供給状況 (地価・家賃の状況) ・まちなかの地価は、市内他地区、近隣市町と比べ相対的に高い状況にあります。

■地価の現況と推移 (共同住宅の建設状況) ・供給の多い地区は大岡・金岡地区ですが、 分譲マンションに関しては、まちなかが最 も多く、2000年以降約1,100戸(50棟)が供給 されています。 ■共同住宅の供給状況 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 住宅地 まちなか 大岡・金岡 北西部 第二三四 南部 三島 伊豆の国 清水 長泉 函南 住宅地平均 商業地 まちなか 大岡・金岡 北西部 第二三四 三島 伊豆の国 商業地平均 (公示地価、H25、円/㎡) -12,000 -10,000 -8,000 -6,000 -4,000 -2,000 0 2,000 4,000 6,000 住宅地 まちなか 大岡・金岡 北西部 第二三四 三島 伊豆の国 清水 長泉 函南 総計 商業地 まちなか 大岡・金岡 北西部 第二三四 三島 伊豆の国 総計 (公示地価の変化、H20~25、円/㎡) 北西部, 666, 9% 大岡・金岡, 2,537, 33% まちなか, 2,796, 36% 第二・三・四, 1,428, 18% 南部, 277, 4% 2000年以降 分譲マンション供給戸数 地区別構成比 17 27 18 21 17 14 16 14 7 7 3 3 1 2 15 30 18 27 24 17 18 23 13 10 6 5 1 6 6 8 8 10 6 3 8 4 7 5 4 13 10 16 13 12 8 6 13 7 6 3 3 2 1 2 1 1 1 2 1 0 20 40 60 80 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 北西部 大岡・金岡 まちなか 第二・三・四 南部 2000年以降 地区別共同住宅供給状況(棟数) 北西部, 165, 27% 大岡・金岡, 239, 40% まちなか, 78, 13% 第二・三・四, 112, 19% 南部, 9, 1% 2000年以降 共同住宅供給棟数 地区別構成比 17 27 18 21 17 14 16 14 7 7 3 3 1 2 15 30 18 27 24 17 18 23 13 10 6 5 1 6 6 8 8 10 6 3 8 4 7 5 4 13 10 16 13 12 8 6 13 7 6 3 3 2 1 2 1 1 1 2 1 0 20 40 60 80 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 北西部 大岡・金岡 まちなか 第二・三・四 南部 2000年以降 地区別共同住宅供給状況(棟数) 北西部, 165, 27% 大岡・金岡, 239, 40% まちなか, 78, 13% 第二・三・四, 112, 19% 南部, 9, 1% 2000年以降 共同住宅供給棟数 地区別構成比 -- 10 of 18 -- - 13 - (住宅の供給状況) ・まちなかの賃貸住宅の供給状況を見ると、郊外部に対して家賃が割高で、面積も狭い傾向にあ ります。

・新築マンションは他地区と比べ低廉なものが見られますが、新築一戸建ては割高な状況です。 ・中古の一戸建てやマンションは良質な物件が多く見られ、特にマンションは流通が多い状況で す。 ■賃貸住宅供給状況(民間不動産情報、CHINTAI 沼津市、三島市、長泉町、清水町の築5年以内の物件) 1K 1LDK 件数 件数構 成比(%) 家賃(万 円) 専用面 積(㎡) 家賃単 価(円/ ㎡) 件数 件数構 成比(%) 家賃(万 円) 専用面 積(㎡) 家賃単 価(円/ ㎡) まちなか 34 25.0 6.03 32.12 1,898.84 20 7.0 6.93 40.26 1,726.81 大岡・金岡 36 26.5 5.47 32.07 1,743.03 94 32.9 6.35 44.09 1,454.14 南部 3 2.2 5.40 28.53 1,922.22 79 27.6 6.79 43.70 1,563.59 その他市内 10 7.4 5.43 31.56 1,731.13 31 10.8 6.26 44.46 1,431.26 三島 39 28.7 6.37 31.46 2,035.54 13 4.5 6.19 43.42 1,433.18 清水 11 8.1 5.54 30.35 1,844.24 23 8.0 6.23 41.79 1,499.80 長泉 3 2.2 5.93 30.93 1,920.13 26 9.1 6.28 43.27 1,463.68 総計 136 100.0 5.88 31.63 1,881.04 286 100.0 6.48 43.46 1,504.55 2LDK 総計 件数 件数構 成比(%) 家賃(万 円) 専用面 積(㎡) 家賃単 価(円/ ㎡) 件数 件数構 成比(%) 家賃(万 円) 専用面 積(㎡) 家賃単 価(円/ ㎡) まちなか 4 2.8 7.75 48.56 1,595.96 64 10.5 6.61 37.45 1,799.23 大岡・金岡 39 27.7 7.45 57.85 1,299.17 176 28.9 6.48 45.23 1,476.36 南部 23 16.3 6.88 59.62 1,156.81 109 17.9 6.79 47.38 1,472.83 その他市内 27 19.1 7.12 60.33 1,177.61 77 12.6 6.37 48.28 1,362.75 三島 17 12.1 9.46 59.79 1,564.92 75 12.3 7.24 42.66 1,769.83 清水 12 8.5 7.36 57.40 1,281.92 48 7.9 6.34 43.14 1,518.42 長泉 19 13.5 7.62 57.73 1,324.20 60 9.9 7.95 54.43 1,465.00 総計 141 100.0 7.56 58.53 1,295.04 609 100.0 6.76 45.61 1,533.63 ■新築マンション 交通 所在地 価格 間取り 専有面積 構造 総戸数 1 「沼津」駅 徒歩11分 平町 2,000万円~ 2,700万円 2LDK ~ 4LDK 62㎡ ~ 81㎡ RC造 29戸 2 「沼津」駅 徒歩19分 大岡字相生町 2,900万円~ 5,400万円(予定) 3LDK、 3LDK+S、4LDK 71㎡ ~ 113㎡ RC造 68戸 ■新築戸建て、中古戸建て、中古マンション 新築一戸建て 中古一戸建て 中古マンション 件数 平均価 格 平均敷 地面積 (敷地 面積当 たり単 価) 件数 平均築 年数 平均価 格 平均敷 地面積 (敷地 面積当 たり単 価) 200㎡ に規模 補正 件数 平均築 年数 平均価 格 平均住 戸面積 (件) (万円) (㎡) (万円/㎡) (件) (年) (万円) (㎡) (万円/㎡) (万円) (件) (年) (万円) (㎡) まちなか 9 2,880 116 24.8 6 29.3 3,713 253 14.7 1,995 17 19.0 1,771 76.2 大岡・金岡 7 2,901 143 20.2 8 21.1 2,496 161 15.5 9 18.9 1,649 71.3 南部 4 2,403 114 21.1 8 22.3 2,739 257 10.7 7 24.9 1,481 105.2 西部 6 2,518 172 14.7 8 24.8 1,991 185 10.8 6 19.8 1,208 65.6 伊豆 4 27.0 1,332 170 7.8 5 25.8 1,178 70.3 全体 26 2,729 136 20.1 34 24.4 2,512 206 12.2 44 20.8 1,556 77.7 -- 11 of 18 -- - 14 - (4) 人口動態 (人口の推移) ・本市の人口は2010年には20.2万人でしたが、2030年には16.5万人となり、約20%減少すると推 計されています。

中心部※1は市平均を上回る減少が見込まれています。 ※1 本項でいう中心部は第一・第五地区の数値であり、まちなかよりやや広い範囲のものです。 (年齢別人口の増減率) ・コーホート図※2により5歳 階級別の人口の増減率を見 ると、中心部の20~24歳(新 卒層)の増加率は大岡・金 岡地区ほど高くないが、30 ~39歳(子育て層・住宅取 得層)については沼津市全 体や大岡・金岡地区と比べ やや高い傾向にあります。

※2コーホート図は、自然増減の影 響が少ない若年世代の社会増減 の状況を見るもので、2005年の 10歳が2010年には15歳になって いることに着目し(2010年の年 齢階層-2005の-5歳年齢階層) をグラフ化したものです。 -60.0% -50.0% -40.0% -30.0% -20.0% -10.0% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 0~ 4歳 5~ 9歳 10~14歳 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 大岡・金岡 沼津市 中心部 実績 推計 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 北西部 62,913 62,019 59,704 57,774 55,663 53,134 50,339 大岡・金岡 55,397 56,074 56,670 55,288 53,600 51,431 48,999 中心部(まちなか) 30,763 29,652 28,529 26,659 25,408 23,933 22,255 第二・三・四 41,810 40,660 39,194 36,476 34,646 32,596 30,449 南部 20,676 19,600 18,205 16,292 15,035 13,762 12,527 沼津市 211,559 208,005 202,302 192,489 184,352 174,856 164,569 65 70 75 80 85 90 95 100 105 110 115 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 (南部) (第二・三・四) (中心部) (沼津市) (北西部) (大岡・金岡) (2010年を100とする指数) ■地区別人口の推移と今後の推計 ■コーホート図(2010-2005 の増減率) -- 12 of 18 -- - 15 - (世帯と住宅のタイプ) ・地区別の世帯タイプの割合 をみると、中心部は単身世 帯の割合が高くなってい ます。

・住宅の建て方別の戸数割合 をみると、中心部は共同住 宅の割合が高いのが特徴 です。 (転出入の状況) ・2014年4~5月の転出入の 状況は、転出数が転入数の 約2倍となっています。転 出の理由は仕事の都合が 多く、転出先は首都圏が多 い状況です。 ・市内の移動は約80世帯で、 30代の家族世帯が多い状 況です。

転出入の理由は、 家を建てた、家賃が適切な 住宅があった等が多くあ げられています。 31.1 18.3 22.7 38.5 17.4 22.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 転入 (N=125) 転出 (N=256) 清水町 長泉町 三島市 富士市 裾野市 函南町 その他静岡県内 首都圏 その他 ■地区別 世帯・住宅の現況(2010 年、国勢調査) (世帯タイプ別割合) (住宅の建て方別割合) (住宅の所有関係別割合) 61.1 56.0 45.3 66.4 92.2 60.7 13.1 14.5 7.4 12.8 3.8 11.8 22.7 22.1 24.3 16.3 19.9 7.2 22.4 4.3 7.4 0 20 40 60 80 100 北西部 大岡・金岡 中心部 中心部南 南部 沼津市計 一戸建て 共同住宅1~2階建 共同住宅3~5階建 共同住宅5階建以上 その他 (%) 58.6 57.5 60.7 64.0 89.0 62.1 25.6 34.4 33.2 31.5 6.7 28.9 15.8 8.2 6.1 4.4 4.3 9.0 0 20 40 60 80 100 北西部 大岡・金岡 中心部 中心部南 南部 沼津市計 持ち家 民営借家 その他 (%) 26.5 28.8 36.7 27.7 22.5 28.6 20.4 20.8 19.8 20.4 22.5 20.6 28.0 29.0 23.0 26.8 22.6 26.8 25.1 21.5 20.5 25.1 32.4 23.9 0 20 40 60 80 100 北西部 大岡・金岡 中心部 中心部南 南部 沼津市計 単身世帯 夫婦のみ世帯 夫婦と子供世帯 その他の世帯 (%) ■転出入の現況(2014 年4~5月、該当数約 1,200、回答数 479) 年齢・世帯タイプ別転出入世帯数 転出入の理由 転出先・転入元 0 10 20 30 40 50 60 70 20代単身 20代単身以外 30代単身 30代単身以外 40代単身 40代単身以外 50代以上 転入 転出 市内移動 (世帯) 31.1 18.3 22.7 38.5 17.4 22.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 転入 (N=125) 転出 (N=256) 清水町 長泉町 三島市 富士市 裾野市 函南町 その他静岡県 首都圏 0 25 50 75 100 125 150 175 仕事の都合 子供の通学 結婚 親との同居 家賃が適当 家を建てた 生活サービス 地震や津波 その他 転入 転出 市内移動 (世帯) -- 13 of 18 -- - 16 - (5) 子育て世代のまちなかに対する意識 (子育て中の女性を対象とした座談会より) ■座談会の概要 ・子育て世代のニーズの把握を目的に、市内(及び周辺)に住む子育て中の20~40代女性(15名) に子育てや暮らしの視点からみたまちなかについて、自由に話をしてもらいました。

■座談会での意見 ①住まいについて ・新築戸建てが良いと言った意見の他、中古物件の購入、リノベーション物件の購入等に対す る前向きな意見もみられました。 ・利便性が高く、かつ川や緑の自然を感じられる場所に住みたいといった意見もみられました。 ②子育て・医療・福祉について ・子育て支援施設や制度を更に充実してほしいという意見や、今ある制度に関する行政の情報 発信が不足しているとの意見がみられました。

また、緊急時や仕事、自分の時間の確保のた めに子どもを預ける場所が欲しいといった意見も多くみられました。 ・公園について管理が行き届いていない、駐車場がない等の理由で利用を躊躇している様子が 見られました。近隣市町の公園(管理状況、水辺の使い方、遊具、イベント)を参考にする と良いのではという意見が多くみられました。

〈意見の抜粋〉 ・普段から中心部の子育て支援施設や車で各地区センターをまわっている子育てサービスを利用 している。 ・子育て施設と商業施設が併設されていると良い。医療機関(子ども向け)や幼稚園・児童館を 充実させてほしい。 ・色々な制度を沼津市が実施しているのはなんとなくわかるのだけれど、情報発信が足りない。

・近隣市町では、お母さん方を対象としたワークショップを通じ、利用者自ら公園を改善した事 例があり、そのように住民の意見が反映される仕組みは良いなと感じる。 〈意見の抜粋〉 ・まちなかでは「駅が近い」「川がみえる」「緑が多い」場所に住みたい。 ・戸建てに住みたい。土を感じたい。郊外の広いところに戸建てで住みたい。

・空き家のリフォームも選択肢の1つ。住宅を自分で直していくことに面白みを感じる。 -- 14 of 18 -- - 17 - ③買い物について ・休日は、多様な物品の買い物ができる郊外のショッピングモールを利用しているといった意 見が見られた他、まちなかには、子育て世代を意識したトイレ等の施設を充実してほしい、 散歩がてら様々な店舗を見られるような個店の多様性がほしいという意見がみられました。

④公共交通/駐車場等について ・子育て世代は公共交通より自家用車利用が多く、あらゆる施設、あらゆる行動において駐車 場の有無や料金設定が問題となるといった意見や、歩行者やベビーカーの通行を意識した道 路整備が必要といった意見がみられました。 ⑤その他 ・自分の生活を楽しめるような施設や場所(サイクリングをする場所の整備、憩いの場)、多 世代が触れ合える地域住民のコミュニティがあると良いといった意見がみられました。

・災害対策のより一層の充実を望むとの意見がありました。 〈意見の抜粋〉 ・子育て支援施設などの駐車代について、無料時間の延長や子育て割引があると良い。 ・自転車や歩行者、ベビーカーが通行しやすい道路/歩道橋/スロープ/を整備してほしい。 〈意見の抜粋〉 ・子どもを連れてあちこち移動するのは大変で、楽だからショッピングモールへ行く。

・中心部にウィンドウショピングが気軽にできる場所があると良い。自分の時間を楽しみたいと 思う時がある。 座談会の様子 -- 15 of 18 -- - 18 - 2-3 まちなか居住に係る現状のまとめと分析 1 立地特性 ○東京・横浜等の首都圏に近く、通勤・通学も可能。 ○まちなかには様々な都市機能が集積し、通勤や買い物に便利 ○遠景に富士山や沼津アルプス、近景にビル群等都市景観や狩野川周辺のライトア ップなど、沼津ならではの眺望に囲まれている。

○海水浴・山登り等のレジャーを日常生活の延長として気軽に楽しむことができ る。 ○海と山に囲まれた立地から、食材に恵まれ質の高い食を味わうことができる。 ○沼津港に近く、美味しい魚貝料理を気軽に楽しむことができる。 2 生活環境 【市民交流施設等】 ○市役所や警察署等の機関が集積している。

○サンウェルぬまづやプラサヴェルデ、図書館等、市民が集う公共空間が整備され ている。 【教育・子育て支援施設】 ○小学校、子育て施設等が集積している。特に小学校についてはバランスよく立地 している。 【医療・福祉施設】 ○医院・診察所が複数立地している。 ×通所型の福祉施設が少ない。

【商業施設】 ×近年は大規模物販店舗の撤退があり、商店街の空き店舗も目立つ。 ○駅の南北に伸びる中心軸に業務・商業等が集積しており、住宅地から歩いてアク セスできる。 ○商店街・個人店舗にはそれぞれ特色があり、気軽に外食・休憩のできる店舗があ る。 ○昔から変わらない味を提供し続ける老舗が残っている。

【公園等】 ○公園や緑地、狩野川など、様々なニーズに対応できる公園が点在している。 ×大きな駐車場を持つ公園や遊具の充実した公園が少ない。 【公共交通】 ○沼津駅には鉄道・バス等の公共交通の拠点があり、公共交通のターミナルとなっ ている。 【文化・交流】 ○小学校の体育館が地域に開放されており、活発な社会・体育活動が行われている。

○地区センターは様々な世代の交流の場・コミュニティ活動の拠点となっている。 ○夏祭り、よさこい東海道、中央公園での沼津自慢フェスタ等にぎわいのあるイベ ントが行われている。 ○狩野川の親水空間の活用によるレクリエーションやイベントが活発に行われて いる。 3 土地利用 状況 ×まちなかでは、低未利用地が増加し、いわゆる空洞化の傾向がみられる。

×狭小・不整形な敷地が多くみられる。 ×沼津駅南側において、老朽化し、規模も小さい建築ストックが多くみられる。 ○概ね基盤整備がなされており、郊外にはない安全な歩行空間が確保されている。 ・連続立体交差事業が進行しており、駅の南北の回遊性の改善が期待されている。 -- 16 of 18 -- - 19 - 4 不動産供 給状況 ・土地の取引価格については、公示地価ほど下落はみられない。

・分譲マンションの供給が多い一方、賃貸共同住宅の供給は単身者向けの1LDK が中心となっている。 ○中古マンションの流通が多い。 ○空き家が増加している一方、空き倉庫等をリノベーションした個性的な店舗もみ られる。 5 人口動態 ×全市の全年齢層において社会減が顕著。特に沿岸部を中心に転出が急増してい る。

×まちなかの人口は横ばいであるが、今後は減少が加速することが見込まれる。 ・まちなかの高齢化率はやや高く、単身世帯も多いことが特徴である。 ・住宅取得意向が強まる30代はわずかながら増加傾向にある。 6 市民の 意識 ○まちなかの居住者は、利便性の高さや富士山、狩野川などの眺望に沼津ならでは の良さを感じており、居住継続意向が高い。

・駅南口では津波を心配する声が多い。 ×子育て世代は店舗の多様性や取り扱う商品の内容、子育て支援施設等について要 望を持っている。 ×まちなか以外の居住者は、まちなか居住に対して、住宅の価格が高い、敷地が狭 い等の意識を持っている。 分 析 【活用すべき現状の利点及び地域資源】 ・活用可能な既存の建築ストック ・基盤整備がされ、学校等都市機能が集 約された都市構造 ・気軽に質の高い食やレジャーに親しめ る立地 ・まちにいながら歩いて親しめる狩野川 ・富士山を仰ぐまちなかならではの眺望 【課題】 ・住宅整備が難しい ・多様なニーズに応じた住宅 及び住環境を手頃な価格で 求めることが難しい ・魅力的なまちなか居住のイ メージが広がっていない 地域資源を最大限活用しつつ、課題に的確に対応し、住む場としての魅力 を高めることが必要 -- 17 of 18 -- - 20 - ■まちなかの土地利用特性 沼津駅から 1km -- 18 of 18 --

3-1 まちなかの将来像PDF 0.8MB

沼津市の中心市街地の将来像を描いた章です。富士山などの自然と都市の利便性を組み合わせ、安全で、人とのつながりがあり、歩いて楽しく過ごせるまちを目指しています。

背景空き店舗や防災・治安への不安、南北交通の不便さ、コミュニティ弱化などの課題に対応するため。

  • 沼津駅周辺整備と町方町地区再開発で、土地利用転換と都市軸を強化する
  • 新市民体育館の整備により、健康・文化・交流ゾーンを形成する
  • 空き店舗利用促進と建物更新で、生活利便機能を再集約する
  • 建築物耐震化と津波避難ビル整備で、防災機能を強化する
  • 鉄道高架事業で、駅の南北の行き来しやすい環境をつくる
  • 防犯灯増設と地域見守り活動で、治安を向上させる

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- 21 - 3-1 まちなかの将来像 (1) 中心市街地まちづくり計画の基本理念・将来像 中心市街地まちづくり計画の基本理念: 「行きたくなる 暮らしたくなる 誇りたくなるまち」 中心市街地まちづくり計画において、本市の中心市街地(=まちなか)は将来ともに静岡県東 部地域の社会・経済活動の拠点としての使命を果たしながら(交流人口の拡大)、生活に必要な 機能がそろいつつも恵まれた自然環境を身近に体験できる立地特性等、ポテンシャルを最大限生 かした居住の場であることが求められているものとされております。

(2) まちなかの将来像 ここでは、沼津駅周辺総合整備 事業による土地利用の転換と交通 基盤の改善、(仮称)町方町・通 横町地区第一種市街地再開発事業 による都市軸の強化、新市民体育 館の整備による健康・文化・交流 ゾーンの形成など今後の本市の取 り組みを念頭に、居住者の視点に 立って、将来像を設定します。

本市のまちなかは、温暖な気候の中、富士山や沼津アルプスの眺望と身近な狩野川のアクテ ィビティを楽しみながら都市ならではの利便性を享受できる区域となっています。 今後この恵まれた自然環境を守っていくと共に、新市民体育館の整備や狩野川の親水空間の 更なる利活用を促進し、本市ならではの眺望と共に、身近な自然に親しみ、スポーツや文化活 動を楽しむことができる環境の形成を目指します。

本市が県東部の拠点として発展してきた歴史から、沼津駅を中心に商業・業務・教育・医療・ 自然を感じながら暮らせるまちなか 3 まちなか居住の目標 ■中心市街地まちづくり計画におけるまちなか区域の概念図 便利で楽しいまちなか -- 1 of 2 -- - 22 - 福祉等生活利便施設が集約され、まちなかは都市ならではの利便性を享受できる区域となって いますが、近年では空き店舗の増加や業務機能の撤退等利便性の低下が懸念されています。

空き店舗利用の促進や、老朽建築物の更新に伴う生活利便施設の再構築等を通じ、生活利便 機能を再集約するとともに、沼津駅周辺総合整備事業を推進し、広域機能の拡充を図り、まち なかでしかできない、便利に暮らすことができる環境の形成を目指します。 本市のまちなかは、自然を感じつつ都市的利便性を享受し暮らすことができる素晴らしい環 境にある一方、南海トラフ巨大地震の想定震源域が近いことから、地震による建築物の倒壊や 津波被害等に対して不安を感じる市民がいます。

また、商店街が集約し、魅力的な個店が数多くある一方、治安に不安を抱える方もいます。 さらに、福祉、子育て機能が集約されている一方、既存のサービスでは市民の多様化する需 要に対応できない場合があります。 建築物の耐震化や津波避難ビルの整備の促進を通じた、まちなかのみならず、近隣エリアの 避難の受け皿としての防災機能の強化、防犯灯の増設や地域の見守り活動を通じた治安の向上、 子育て世帯や高齢者に対するきめ細やかなサービスの向上を通じ、だれもが将来に不安を感じ ることなく安心して暮らすことができる環境の形成を目指します。

本市のまちなかは、基盤整備が進み安全な歩行空間が確保されていますが、中央を横断する鉄 道により南北の行き来がしにくい状況にあります。また、沼津駅からは様々な公共交通機関を利 用することができますが、頻度、サービス等市民の要望に応えきれない状況も垣間見えます。 鉄道高架事業や関連する道路整備、公共交通の機能強化、居住者の目線に立った歩行空間の確 保などを通じ、歩いて楽しく、さまざまな公共交通が利用しやすい環境の形成を目指します。

本市のまちなかは、従前より発展してきた商業地や住宅地が広がっており、地域のコミュテ ニティ活動が活発に行われてきていますが、近年では単身赴任者や高齢単身者等、コミュニテ ィ活動に消極的な人も増えてきています。 住民主体のまちづくりの機運を高めるとともに、多様な世代の交流の場、居場所づくりを進 め、また、鉄道高架事業による新たな交流を促進し、誰もが楽しく、助け合いながら暮らすこ とができる環境の形成を目指します。

安心して暮らせるまちなか 歩いて楽しく、公共交通が使いやすいまちなか 人とのつながりを大切にするまちなか -- 2 of 2 --

3-2 まちなか居住の目標PDF 0.7MB

沼津のまちなか(中心部)に住む人それぞれが、自分らしい生き方ができるようにしようという目標です。子育て中の人、高齢者、若者など、どの立場の人でも安心しながら自分の時間や趣味を大切にし、充実した生活を送れるまちを目指しています。

  • 目標:「まちなかで、自分らしく暮らす」
  • 子育て世帯が、安心を感じながら自分の時間も楽しむ暮らし
  • 高齢者が、将来に安心し、自分の意志で生活を創る暮らし
  • 若者が、独創的に創り、地域に根差した暮らし
  • まちなかが、便利で楽しく、つながりと自然を感じられる場所

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- 23 - 3-2 まちなか居住の目標 前項のまちなかの将来像をもとに、まちなか居住の目標を次のとおりとします。 まちなか居住の目標: 「まちなかで、自分らしく暮らす」 まちなかの暮らしを支える要素 子育て世帯が様々な共感や安心 を得つつも、自分の時間を謳歌す る暮らし 元気な高齢者が将来に安心し つつ、自分の意志で自分の生活 を創り上げる暮らし 意欲あふれる若者が、独創的に 創り、育み、地域に根差してい く暮らし 子育てしながらも、 自分の時間を満喫で きると良いな 気の合う友人と趣味の 写真を楽しむサークル をたちあげたい 仕事の場、私生活を楽 しむ場がもっと増える と良いな 例えば安心して子育てしながらも、たまには自分の時間を満喫しているお母さん。

気の合う者同士のおし ゃべりを通じて、写真サークルを立ち上げたおばあちゃんなど、まちなかが、安心・便利な暮らしを提供す るだけでなく、感性に響く自然に囲まれ、積極的に人生を謳歌する人々の暮らしの舞台となるよう、本目標 を定めます。 便利で楽しい 歩く、交通 つながり 自然を感じる まちなかの暮らし 安心 -- 1 of 1 --

3-3 まちなかの各エリアの将来像PDF 6.6MB

沼津のまちなか(中心部)を4つのエリアに分けて、それぞれの現在の様子と将来像を紹介しています。各エリアで、緑、利便性、安心、歩きやすさ、人とのつながりを大事にしながら、商店街の活性化や新しい住まい方を進めて、魅力的な街にしようとしています。

  • 沼津のまちなかを4つのエリアに分けて、特性に応じた戦略を検討する
  • 緑、利便性、安心、歩きやすさ、つながりの5つの視点で現状と課題を整理
  • ワークショップで住民・商業者・企業が協力して将来像を策定する進め方
  • 建替えやリノベーション時に、居住機能や施設、空地を創出する取り組み
  • リブワークなど多様な暮らし方で、若い世代や起業者を誘導する方針
  • 空き店舗や空き建築物の活用による愛着ある住まいの創出

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- 24 - 3-3 まちなかの各エリアの将来像 (1) エリア区分 ここでは、まちなかの土地利用等の状況や、用途地域の指定状況に基づきエリアを区分し、各 特性に応じた将来像実現のための戦略や各エリアにおけるライフスタイルの将来像を整理しま す。 エリア エリアの概要 ① 駅南商業・業務エリア ・旧国道1号線やさんさん通り等を中心に県 東部の拠点事業所等の入る業務ビルが立地 しており、本市の業務の中心を形成してい る。

② 駅南北住商共存エリア ②-1 駅南住商共存エリア ・駅南に商店街を形成し、1階に店舗、その 上に関連施設や住宅からなる小規模な併用 ビルが中心となっている。 ②-2 駅北住商共存エリア ・駅北に商店街を形成し、店舗併用住宅が中 心となっています。広幅員道路の沿道では、 大規模店舗や比較的規模の大きい共同住宅 も見られる。

③ まちなか住宅エリア ③-1 緑あふれる住環境整備エリア (立地や地区特性に応じて6地 区) ・住商共存エリアを挟んで、戸建住宅と中低 層の共同住宅を中心とした住宅地となって いる。 ・それぞれ区域の中心には小学校や公園が立地 している。広幅員道路の沿道では中層共同住 宅や併用住宅も見られる。

③-2 住環境再生エリア ・小規模宅地に戸建て住宅の密集がみられる。 ③-3 狩野川眺望エリア ・旧国道1号線と狩野川にはさまれたエリア で、近年では、川に面した中高層の共同住 宅の建設が見られる。 ④ 中心拠点エリア ・沼津駅周辺総合整備事業が進められている エリアで、鉄道が高架化され南北市街地が一 体化し、土地区画整理事業や市街地再開発事 業によって、良好な都市環境が創出される。

今後も都市機能や利便施設の導入、公園整備 などにより、本市の中心的なエリアとして機 能向上が期待される。 -- 1 of 46 -- - 25 - 【エリア区分図】 (まちなか区域の主要な公共公益施設) 1km -- 2 of 46 -- - 26 - (2) 各エリアの将来像と戦略 ■エリアの現況 JR沼津駅南口に接し、バスターミナルが交通結節点となっているとともに、大規模商業施設 や商店街、銀行等の生活利便施設が立地しています。

① 駅南商業・業務エリア 駅南口付近の様子 中央公園のイベント 用途地域 自然を感じる 便利で楽しい 安心 歩く、交通 つながり -- 3 of 46 -- - 27 - ■今あるいいもの・新しくほしいものの例 今ある いいもの/いいこと/いいところ 新しくほしいもの/あったらいいもの/あったらいいこと 自 然 ―自然・景観― 中央公園 富士山の遠景 狩野川 ―活動― 緑化推進協議会による活動 ―住民・商業者・企業― ⇒・敷地内におけるうるおいある緑の創出 ―行政― ⇒・公園や広場等のハード整備 ・しくみづくり・更なる支援 ・魅力的な都市景観を創出し優れた遠景を守るための新た なルールづくり 便 利 で 楽 し い ―施設― 飲食店 商店街 銀行 各医院 ―活動― 沼津自慢フェスタを始めと する来街者で賑わうイベント ―住民― ⇒・新しいイベントの企画や参加 ―商業者・企業― ⇒・待合室や遊休空間の開放 ・来街者へのトイレ等の貸出 ・居住者向け機能の拡充 ・子育て世帯の駐車場利用への配慮 ―行政― ⇒・様々な取り組みのコーディネート・支援 安 心 ―施設(子育て)― 子育て施設ぽっぽ 民間の子供施設 ―施設(医療・福祉)― 各医院 訪問介護(ホームヘルプ) 通所リハビリテーション(デ イケア) ―住民・商業者・企業― ⇒・地域見守り活動の企画や参加 ・子育て世帯や高齢者にとって使い易い施設整備 ・空き建築物を子供の遊び場として開放 ・子育て世帯の積極的な情報交換 ―行政― ⇒・子育て便利帳(行政・民間の情報を網羅) ・子育て支援施設の拡充 ・高齢者施設の誘導 交 通 ―公共交通― 沼津駅 南口バスターミナル タクシーのりば ―道路― 広く整備された歩道 ―企業― ⇒・子育て世帯や高齢者が使い易い設備改修 ・時刻表や案内表示の設置 ・本数の拡充 ―行政― ⇒・公共交通に係る戦略の検討 ・歩行者が横断しやすい道路整備 つ な が り ―施設― さんさん通り 中央公園 あゆみ橋 飲食店 子育て施設ぽっぽ 民間の子供施設 バー ―活動― 日頃から行われている中央 公園や狩野川を活用したイベ ント ―住民・商業者・企業― ⇒・地域活動への参加 ―商業者・企業― ⇒・住民や来街者に向けた待合室や遊休空間の積極的開放 ・建替えに伴うオープンスペースの創出、 ―商業者・企業・行政― ⇒・休憩スペースやストリートファニチャーの設置 ・子供を安心して遊ばせることができ大人もひと息つける 場の提供 ―行政― ⇒・公園や広場等のハード整備 ・様々な取り組みのコーディネート・支援 -- 4 of 46 -- - 28 - ■将来像 ■戦略  住民等が主体となって進めるまちづくりに重点を置きます。

 商業・業務の広域的機能や高次都市機能を維持向上していくとともに、低未利用地や老朽ビ ルの建替えに併せて、居住機能や生活利便施設の導入を促します。  生活利便施設については、鉄道高架事業の進捗による回遊性の向上を視野に、まちなか全体 の居住を支えるものとします。  住む人、訪れる人、働く人が気持ちよく歩くことのできる歩行者空間や、それぞれにとって 快適な空地など居場所づくりを進めます。

 住む人、訪れる人、働く人等、様々な主体による交流を促進します。 ■まちづくりの進め方・居住像・誘導する住宅の例 【進め方】 ・自治会や商店街振興組合など多様な主体を対象としたワークショップを通じて課題を共有 ・専門家の意見を聞きながら住民自らの手によるまちなみや拡充すべき機能、空地の配置など将来 像の検討・策定 ・優良建築物等整備事業等により居住機能、生活利便施設、空地等を創出 ・空地の使い勝手等について継続して検討 【居住者像】 ・都市的な暮らしを志向する夫婦世帯 ・首都圏や静岡への通勤者世帯 ・郊外部から移転してきた高齢者世帯 ・まちなかへの通勤者 【業務機能を優先しつつ誘導する住宅タイプ】 ・低層部に店舗・業務機能、高層部を住宅とした都市型共同住宅 商業・業務機能と居住機能が複合した 利便性が高く、訪れる人、住む人の交流が生まれる都市型居住 -- 5 of 46 -- - 29 - ■(仮想)まちづくりのシナリオ 銀行とカフェと地元産の食材が買える店舗が1階に、2階以上に住居のある複合ビルがで きました。

このビルは、行政と地権者、商店街振興組合などが勉強会を重ねた結果、働く人 なども参加するみらいまち会議が行われるようになり、会議にて作成したまちの将来像に基 づいて出来上がったものです。みらいまち会議では今あるいいところやこれからつくったら いいと思うなどの意見が出し合われ、様々な内容を落とし込んだ地域資源マップをつくり、 これを基にまちの将来像を作成しました。

マップを作ってみると、「便利だけど散歩してゆったりする場所が足りないね」、「働いてい る人が天気の良い日に外でランチをする場所が足りないね」ということに気づいたため、新 しい複合ビルの公開空地には芝生が貼られ、休憩ができるストリートファニチャーも新たに 置かれています。近くの事業所では、待合室やロビーをもっと近隣の人に使ってもらうよう に地域開放を始めているところもあります。

その他にも、「このエリアはあまりゴミが落ちていなくきれいだね」という意見をきっかけ に、以前から市内企業によるまちのクリーン活動が行われていることをもっと広く紹介して いくことになりました。まずはバスの待合所に活動の様子を張ったところ、地元のために何 かしたいと思っていても1人ではなかなか行動できなかったという住民の方が興味を持ち、 今後はクリーン活動に参加したいという問い合わせが来るようになりました。

働いている人 と住民の間に交流が生まれ、あたたかい挨拶が行き交うようになりまちなかに新たな賑わい が生まれつつあります。 ■ 自分らしく暮らす ―ライフスタイルイメージ― 休憩できるストリ ートファニチャー 銀行に勤めるBさん(40 代男性)夫 婦は、転勤で沼津に住むことになり ました。

今は会社まで徒歩で通勤し ていて、満員電車から解放され快適 です。夫婦そろってお酒好きなの で、週末はまちなかのバーめぐりを しています。お店では意気投合した 友達と釣りに行く約束をしました。 Cさん(Bさんの奥さん)は最近、近 所で手に入る地元産の野菜や魚な どを使った料理をするのに凝って います。

時間があるときは、狩野川 沿いを歩いて港まで食材を買い求 めに行きます。狩野川の遊歩道から 富士山が見える景観が、このまちに 住んでいることの自慢の一つです。 Aさんは都内の会社に勤務してお り、新幹線で通勤しています。車が 好きで週末はよく箱根まで出かけ ています。都内は駐車場代が高く、 奥さんに嫌味を言われることもあ りましたが、今は夫婦そろって出か けることも多く、来週は石廊崎まで ドライブしようかと考えています。

芝生の 公開空地 広幅員道路沿いの オープンカフェ 手の届く緑 -- 6 of 46 -- - 30 - ■エリアの現況 仲見世や上土等の商店街を形成するとともに、町方町では市街地再開発事業が計画中であり、 都市軸の充実が期待される一方、近年では空き店舗、空き区画の増加がみられます。

併用住宅 特徴ある店舗(蔵のリノベーション) 用途地域 ②-1 駅南住商共存エリア 自然を感じる 便利で楽しい 安心 歩く、交通 つながり -- 7 of 46 -- - 31 - ■今あるいいもの・新しくほしいものの例 今ある いいもの/いいこと/いいところ 新しくほしいもの/あったらいいもの/あったらいいこと 自 然 ―自然・景観― 富士山の遠景 狩野川河川敷 ―活動― 緑化推進協議会による活動 ―住民・商業者・企業― ⇒・敷地内におけるうるおいある緑の創出 ―行政― ⇒・公園や広場等のハード整備 ・しくみづくり・さらなる支援 ・魅力的な都市景観を創出し優れた遠景を守るための新たなル ールづくり ・新しい居住者や事業者への沼津ぐらしの紹介や体験コーディ ネート 便 利 で 楽 し い ―施設― 個性的な商店や飲食店が建ち 並ぶ商店街 銀行 各医院 華やかな商店街の飾りつけ ―活動― 来街者で賑わうイベント ―住民― ⇒・新しいイベントの企画や参加 ―商業者・企業― ⇒・子育て世帯に向けた新しいイベント等の企画 ・待合室や遊休空間の開放 ・来街者へのトイレ等の貸出 ・道路の活用等新しい賑わいの創出 ―行政― ⇒・道路利用等規制緩和の検討 ・まちの将来像策定に係るコーディネート 安 心 ―施設― 通所介護施設 各医院 津波避難ビル ―活動― 通所介護施設での多世代交流 ―住民・商業者・企業― ⇒・地域見守り活動の企画や参加 ・津波避難施設の充実 ・子育て世帯や高齢者にとって使い易い施設整備 ・多世代交流の更なる充実 ―行政― ⇒・子育て便利帳(行政・民間の情報を網羅) ・津波避難ビルへの更なる支援・わかりやすい情報発信 ・気軽に立ち寄れる子育て支援施設 ・将来も住み続けられる安心感あるサービスの充実 ・高齢者施設の誘導促進 交 通 ―公共交通― 沼津駅 バス停(バスターミナルにも近 い) ―道路― アーケードのある歩行者専用 路 広く整備された歩道 ―企業― ⇒・子育て世帯や高齢者が使い易い設備改修 ・本数充実 ・時刻表や案内表示の設置・拡充 ・沼津港やプラサヴェルデなどと連携した案内標示 ―行政― ⇒・楽しくわかりやすい案内標示 つ な が り ―施設― 商店街、狩野川河川敷、飲食店、 バー ―活動― おかみさん会などさまざまな主 体の活発な活動 ―住民・商業者・企業― ⇒地域活動への参加、沼津暮らし体験プログラムの開発・コーデ ィネート・移住者への情報発信など ―商業者・企業― ⇒住民や来街者に向けた待合室や遊休空間の積極的開放、建替え に伴うオープンスペースの創出、 ―商業者・企業・行政― ⇒休憩スペースやストリートファニチャーの設置、子供を安心し て遊ばせることができ大人もひと息つける場の提供 ―行政― ⇒公園や広場等のハード整備、様々な取り組みのコーディネー ト・支援 -- 8 of 46 -- - 32 - ■将来像 ■戦略  住民等が主体となって進めるまちづくりに重点を置きます。

 老朽建築物の更新に併せ、居住機能や生活利便施設の導入を検討します。  老朽建築物のリノベーションにより、本市のまちなかでしか出来ない愛着の持てる住まいを 創出し、リブワーク等多様な暮らしを誘導します。  古いものと新しいもの、商店街の賑わいや良好な住環境などの調和を図るため、コミュニテ ィスペースや緑化等のうるおいを創出します。

■まちづくりの進め方・居住者像・誘導する住宅の例 【進め方】 ・商店街振興組合や自治会など多様な主体を対象としたワークショップを通して課題を共有 ・専門家の意見を聞きながら住民自らの手による将来像の検討・策定 ・リブワーク等新しい住まい方の検討、モデル事業の実施 ・モデル事業の検証、情報発信、新たな取り組みの検討 【居住者像】 ・利便性の高い暮らしを志向する子育て世帯・夫婦世帯・単身者 ・居住継続を望む商店主 ・起業者、クリエイターや新規商店を構える夫婦世帯・単身者 【誘導する住宅タイプ】 ・低層部に店舗や生活関連施設、高層部を住宅とした都市型共同住宅 ・中古の店舗をリノベーションするDIY住宅、仕事場兼住宅 「つくる、営む、住む」を生み出す多様性のある魅力的な居住空間 -- 9 of 46 -- - 33 - ■(仮想)まちづくりのシナリオ 商店街若手店主会の活動を知った行政の働きかけで、店主会、住民、行政による意見交換が始 まり、まちの活性化委員会が組織されました。

委員会は、これまでそれぞれが行ってきたけどな かなかうまくいかなかったことなどを整理し、得意分野で地域を盛り上げていこうという方針で 活動を行っています。 ホームページ作成が得意な店主は、まちなかにある空き店舗や空き家、中古住宅、まちの人を 紹介するホームページを作成したり、行政は空き店舗を活用したリブワークモデル事業を支援し たり、様々な活動が行われつつあります。

ものづくりをする人、自由に古い物件を改築しながら 便利に暮らしたい人が興味を持ち、このエリアへ引っ越す人も増え始めています。若い人が増え てきて、昔から商店を営む人たちの間では、新たに出店する人や住む人に対する受け入れ態勢に ついて活発に議論されています。新たにできたお店の1件は、旦那さんが家具を、奥さんがハン ドメイドのアクセサリーや子供服を作っているお店で、最近では近所の子育てママさんたちがグ ループで遊びに来る様子も見られます。

委員会では遊具のある無料休憩所や授乳室の設置、トイレマップの作成などを検討していて、 このエリアのあたらしいかたちがつくられ始めています。 ■自分らしく暮らす ―ライフスタイルイメージ― Cさん(20 代男性)は、最近、 沼津の特産品を扱うネット 通販を立ち上げました。店舗 2階の空きスペースを活用 して、事務所兼住宅に改修し て住んでいます。

近くの商店 主との会合にもよく出席す るようになり、商店街のイベ ントやオリジナル商品の企 画を任され、日々奮闘してい ます。 Aさんは結婚を機に沼津に来ました。ポスタ ーやホームページの情報から近くの上土商 店街に個性的なお店や稲荷市などのイベン トがあることを知って足を運ぶようになり、 そこで働く人や近隣に住む方とのコミュニ ケーションをとりながらの買い物や生活に 面白さを感じています。

Bさん(30代男性)はAさんの旦那さんで す。2 年前からまちなかで八百屋さんを営ん でいます。今の家は店舗(職場)に近くて便利 です。中央公園で行われている沼津自慢フェ スタでは、沼津の良さに気付くとともに、顔 見知りも増えました。最近は有志で野菜を使 った食育ワークショップを企画しています。

地域で管理し ている花壇 休憩用ベンチ 街路樹の充実 -- 10 of 46 -- - 34 - ■エリアの現況 駅北口のバスターミナルが交通結節点となっており、リコー通り商店街や大規模商業施設等が立 地しています。エリアの一部では比較的規模の大きな共同住宅の建設も進んでいます。

商店街の様子 規模の大きな共同住宅 用途地域 ②-2 駅北住商共存エリア 自然を感じる 便利で楽しい 安心 歩く、交通 つながり -- 11 of 46 -- - 35 - ■今あるいいもの・新しくほしいものの例 今ある いいもの/いいこと/いいところ 新しくほしいもの/あったらいいもの/あったらいいこと 自 然 ―自然・景観― 富士山の遠景 高沢公園 北高島公園 髙島公園 新宿公園 ―住民・商業者・企業― ⇒・敷地内におけるうるおいある緑の創出 ・アダプトプログラム等を通じた公園・緑地等への愛着 ・新しい居住者や事業者への沼津暮らしの紹介・体験コーデ ィネート ―行政― ⇒・公園や広場等のハード整備 ・しくみづくり・さらなる支援 ・魅力的な都市景観を創出し優れた遠景を守るための新たな ルールづくり 便 利 で 楽 し い ―施設― ショッピングセンター 商店街 銀行 各医院 ―住民― ⇒・新しいイベントの企画や参加 ―商業者・企業― ⇒・待合室や遊休空間の積極的開放 ・高校生の居場所づくり ・若者の情報交換の場づくり ―行政― ⇒・企業等の取り組みに対する積極的な支援 安 心 ―施設― 通所介護施設 各医院 人通りの多い道 高齢者施設 ―住民・商業者・企業― ⇒・地域見守り活動の企画や参加 ・子育て世帯や高齢者にとって使い易い施設整備 ・多国籍多文化交流の促進 ―行政― ⇒・子育て便利帳(行政・民間の情報を網羅) ・気軽に立ち寄れる子育て支援施設 ・将来も住み続けられる安心感あるサービスの充実 ・高齢者施設の誘導促進 ・防犯灯増設支援 交 通 ―公共交通― 沼津駅 東京への高速バス路線 バス停(バスターミナルにも 近い) ―道路― 広く整備された歩道 ―企業― ⇒・子育て世帯や高齢者が使い易い設備改修 ・本数拡充 ・沼津港やプラサヴェルデなどと連携した案内標示 ・時刻表や案内表示の設置・拡充 ―行政― ⇒・楽しくわかり易い案内標示 つ な が り 【施設】 商店街 高沢公園 バー プラサヴェルデ 高島公園 北高島公園 新宿公園 【住民・商業者・企業】 ⇒・地域活動への参加公共施設や公園の積極的利用 ・沼津暮らし体験プログラムの開発・コーディネート・移 住者への情報発信等 【商業者・企業】 ⇒・住民や来街者に向けた待合室や遊休空間の積極的開放 ・建替えに伴うオープンスペースの創出 【商業者・企業・行政】 ⇒・休憩スペースやストリートファニチャーの設置 ・子供を安心して遊ばせることができ大人もひと息つける場 の提供 【行政】 ⇒・様々な取り組みのコーディネート・支援 -- 12 of 46 -- - 36 - ■将来像 ■戦略  住民等が主体となって進めるまちづくりに重点を置きます。

 空き建築物や空き室のリノベーション、活用により、本市のまちなかでしか出来ない愛着の 持てる住まいを創出し、シェアハウス、DIY 賃貸等新しい住まい方を誘導します。  新しい住まい方や取り組みについては積極的に情報発信します。 ■まちづくりの進め方・居住者像・誘導する住宅の例 【進め方】 ・商店街振興組合や自治会など多様な主体を対象としたワークショップを通じて課題を共有 ・専門家の意見を聞きながら住民自らの手による将来像の検討・策定 ・空き店舗カルテの作成、活用コンペ等の実施 ・取り組みについて情報発信 【居住者像】 ・利便性の高い暮らしを志向する子育て世帯・夫婦世帯・単身者 ・居住継続を望む商店主 ・起業者または新規商店を構える夫婦世帯・単身者 【誘導する住宅タイプ】 ・低層部に店舗や生活関連施設、高層部を住宅とした都市型共同住宅 ・中古の店舗併用住宅等をリノベーションしたDIY住宅、仕事場兼住宅 愛着と多様性のある魅力的な居住空間 -- 13 of 46 -- - 37 - ■(仮想)まちづくりのシナリオ 行政と商工団体が地域のまちづくりについて考えようと広く呼びかけたところ、商店街の若 手有志や近隣の学生が集まり、みんなで話し合う場がつくられることになりました。

この話し合 いには専門家も加わっており、空き店舗や空きテナントが多く、これをなんとか活かせないかと 検討を重ね、どんな風に生まれ変わったら面白いか具体的な案を作成しました。 この案はショッピングセンターやプラサヴェルデに貼りだされ、これを見た不動産オーナー が興味を持ち、実際に利活用コンペが行われ、1つの既存ビルが新しく変わりました。

1階はリ ノベーションされたカフェ、その上は、住む人自ら内装等に手を加えることのできる賃貸住宅と なっています。カフェには高校生やショッピングセンターの利用者も寄るようになり、賃貸住宅 も愛着の持てる住まいとしてとても好評です。 このビルが生まれ変わっていく様子を紹介していこうという取り組みもあります。

また、カ フェのリノベーションを担当した建築士は、隣の空き物件やエリア全体のデザインにも興味を持 ち始め、他のオーナーへの働きかけにも積極的に動き出しています。さらに、地元工業高校建築 科では、空き店舗改修が夏休みの課題とされるなど、沼津中の人がこのエリアを面白く生まれ変 わらせようとしています。

■自分らしく暮らす ―ライフスタイルイメージ― 市内郊外に勤めるAさん(30 代男性)は、毎朝駅近くの幼稚 園に子供を預けてから、バスで 通勤しています。DIYで内装 を自由に変えられる賃貸住宅 に住んでいるので、週末は奥さ んと家の中を少しずつ改修し ながら、自分好みの空間づくり を楽しんでいます。

Bさんは、もともと東京都心 で暮らしていたため車の運転 は苦手で、普段は自家用車に 乗っていませんが、スーパー や公園、小学校に加え、映画 館や料理教室も徒歩圏内なの で、忙しいながらも充実した 毎日を送っています。 Cさんは、市内の高校に通っ ています。このカフェができ るときに内装づくりワークシ ョップに参加して、本棚づく りを担当しました。

色々な世 代の人と知り合えたことがう れしかったので、今でもこの カフェによく遊びに来ます。 -- 14 of 46 -- - 38 - ■エリアの現況 開北小学校を中心に、戸建住宅と小規模な共同住宅からなる住宅地となっています。北部保育 所や双葉町公園が立地し、比較的規模の大きな高沢公園が隣接しています。

子育て世帯にとって 利便性が高いエリアです 住宅地の様子 高沢公園 ③-1(1) 緑あふれる住環境整備エリア 開北小学校周辺 用途地域 自然を感じる 便利で楽しい 安心 歩く、交通 つながり -- 15 of 46 -- - 39 - ■今あるいいもの・新しくほしいものの例 今ある いいもの/いいこと/いいところ 新しくほしいもの/あったらいいもの/あったらいいこと 自 然 ―自然・景観― 富士山の遠景 高沢公園 双葉町公園 住宅の敷地内の緑 ―住民― ⇒・敷地内におけるうるおいある緑の創出 ・安心安全な公園 ・街路樹の充実 ―行政― ⇒・公園や広場等のハード整備 ・しくみづくり・さらなる支援 ・優れた取り組みの情報発信 便 利 で 楽 し い ―施設― ショッピングセンター 飲食店 銀行 各医院 ―商業者・企業― ⇒・待合室や遊休空間の積極的開放 ・主要道路沿いの生活利便施設の拡充 ・子育て支援施設の拡充 安 心 ―施設(教育)― 開北小学校 北部保育所 ―施設(医療・福祉)― 通所介護施設 各医院 高齢者施設 ―住民― ⇒・地域見守り活動の企画や参加 ―行政― ⇒・子育て便利帳(行政・民間の情報を網羅) ・街灯の整備 ・気軽に立ち寄れる小規模な子育て支援施設 ・高齢者施設の誘導 交 通 ―公共交通― バス停 ―道路― 生活道路中心の構成 ―行政― ⇒・子どもの歩行に配慮した歩道や交通整備 ・近隣バス停の時刻表情報 ・生活道路内における歩行者通行帯の確保 つ な が り ―施設― 高沢公園 開北小学校 北部保育所 双葉町公園 ―住民・行政― ⇒・地域活動への参加 ・公共施設や公園の積極的利用 ・新しい地域のイベント等の企画や参加 -- 16 of 46 -- - 40 - ■将来像 ■戦略  住民自らが地域の将来像を描くきっかけとしてアンケート等を実施し、地域の課題を皆で共 有します。

 保育所や小学校、公園など本エリアの資産を住民が愛着を持って活用できるような取り組み を検討します。  街路樹や敷地内の緑等うるおいのある住環境の実現に向け官民一体となって取り組みます。 ■まちづくりの進め方・居住者像・誘導する住宅の例 【進め方】 ・自らの地域のことを考えるきっかけとして住環境に関するアンケートを実施 ・アンケート結果を公表し課題を共有 ・専門家の意見を聞きながら住民自らの手による将来像の検討、策定 ・高沢公園改善案を策定、協議ののち、高沢公園生まれ変わりプロジェクトの開始 ・高沢公園生まれ変わりプロジェクトの検証、次期プロジェクトへの反映 【居住者像】 ・子育て世帯 ・親との近居を望む若い夫婦世帯 ・高齢者の居住継続 【誘導する住宅タイプ】 ・戸建て住宅・低層共同住宅 ・主要道路沿いについては中層共同住宅を誘導 便利で活気があり子育てのしやすい住宅地 -- 17 of 46 -- - 41 - ■(仮想)まちづくりのシナリオ 行政が行った子育て世代を対象とする意見交換会で、みんなで集えて安心して遊べる公園が 欲しいという声が多くでたことをきっかけに、高沢公園を舞台に、公園生まれ変わりプロジェ クトがはじまりました。

このプロジェクトには、市内の子育てママや近隣住民、まちづくりコーディネーター、行政 が参加し、 「子供を安心して遊ばせられるようにしたい」、 「車でも来やすいようにしたい」とい う意見をもとに、少しずつ改善が進んでいます。駐車場が整備されたことで、遠方から遊びに 来る親子も増え、明るい笑い声がこれまで以上に聞こえてくる賑やかな一角となっています。

プロジェクトの参加者は公園に愛着がわくようになり、更にこの場所を良くしていきたいと 考えており、子供たちが寝転がったり走り回れたりするような芝生コーナーをつくったり、み んなで芝刈りをしていく仕組みを作ったりすることが提案されています。また、駅やショッピ ングセンターから歩いてきたくなるような緑道の整備を提案する人も出てきています。

近くの 保育所や開北小学校の児童が安心して通学できるような見守り活動の見直しについても議論が 始まり、みんなが少しずつ力を合わせてまちを良くする取り組みが始まっています。 ■自分らしく暮らす ―ライフスタイルイメージ― Aさん(40代女性)は、毎日の買い物を自 宅から歩いてすぐの大型商業施設でして います。

高校生と5歳の子供がいますが、 それぞれ学校や保育所が近く、バスの本数 も多いため安心して通学できます。子供た ちを送り出したあと、仕事が休みの日には 市立体育館のジムに通っています。 Bさん(Aさんのお子さん)は市内 の高校に通う学生です。普段は自転 車で、雨の日は駅まで歩いてバスに 乗って通学しています。

部活が終わ るとプラザヴェルデの市民サロン で友人と一緒に勉強しています。 Cくん(Aさんのお子さん)は毎日、 北部保育所までお母さんと通って います。歩いて 5 分程度かかりま す。フクロウのように見える建物が お気に入りです。電車が大好きで高 沢公園のSLを見に行くことを楽 しみにしています。

庭の緑の創出 登 下 校 時 の 見守り 公 園 内 の 緑 の充実 隣 接 エ リ ア か ら も 多 く の 人 が集う公園 -- 18 of 46 -- - 42 - ■エリアの現況 第五小学校を中心に、戸建住宅と小規模な共同住宅からなる住宅地となっています。沼津駅に 近い区域では区画整理事業が行われ、特に良好な住環境が整備されています。

また、主要道路沿 いに商業施設が集積すると共に、第五小学校併設のデイサービスセンター、第五地区センター、 サンウェルぬまづのふれあい交流室などがあり、子育て世代、高齢者世代にとって利便性の高い エリアとなっています。 低層の共同住宅 サンウェルぬまづ ③-1(2) 緑あふれる住環境整備エリア 第五小学校周辺 自然を感じる 便利で楽しい 安心 歩く、交通 つながり 低 層 用途地域 -- 19 of 46 -- - 43 - ■今あるいいもの・新しくほしいものの例 今ある いいもの/いいこと/いいところ 新しくほしいもの/あったらいいもの/あったらいいこと 自 然 ―自然・景観― 米山公園 住宅の敷地内の緑 ―住民― ⇒・敷地内におけるうるおいある緑の創出 ・緑に親しめて安全な雰囲気の公園 ・街路樹の充実 ―行政― ⇒・公園や広場等のハード整備 ・仕組みづくり・更なる支援 ・優れた取り組みの情報発信 便 利 で 楽 し い ―施設― シネマコンプレックス ショッピングセンター 飲食店 銀行 各医院 ―商業者・企業― ⇒・子育て世帯や高齢者に対する待合室や遊休空間の積極的 開放 ・子育て世代・高齢者優待デー等居住者向けサービスの更 なる拡充 安 心 ―施設(子育て・教育)― 第五小学校 通所介護施設 子育て交流施設 ―施設(交流)― サンウェルぬまづ ―施設(医療・福祉)― 各医院 高齢者施設 ―住民― ⇒・地域見守り活動の企画や参加 ―行政― ⇒・子育て便利帳(行政・民間の情報を網羅) ・街灯の整備 ・気軽に立ち寄れる小規模な子育て支援施設 ・高齢者施設の誘導 ・街灯の整備 交 通 ―公共交通― バス停 ―道路― 整備された歩道 ―行政― ⇒・子どもの歩行に配慮した歩道や交通整備 ・近隣バス停の時刻表情報 ・整備状況の良くない歩道の改善 つ な が り ―施設・活動― 第五小学校 街区公園 サンウェルぬまづで行われ ている子育て世帯交流 ―住民・行政― ⇒・地域活動への参加 ・公共施設や公園の積極的利用 ・新しい地域のイベント等の企画や参加 -- 20 of 46 -- - 44 - ■将来像 ■戦略  住民自らが地域の将来像を描くきっかけとしてアンケート等を実施し、地域の課題を皆で共 有します。

 区画整理区域外においても敷地内の緑などのうるおいある住環境の実現に向けた取り組み について検討します。  子どもや高齢者が安心できる見守り活動等、安らぎのある住環境の実現に向け官民一体とな って取り組みます。 ■まちづくりの進め方・居住者像・誘導する住宅の例 【進め方】 ・自ら地域のことを考えるきっかけとして住環境に関するアンケートを実施 ・アンケート結果を公表し課題を共有 ・専門家の意見を聞きながら住民自らの手による将来像の検討、策定 ・敷地内緑化に関するガイドラインが完成。

行政は更なる支援策を用意 ・夜間の見守りパトロール活動の検討 【居住者像】 ・子育て世帯 ・親との近居を望む若い夫婦世帯 ・高齢者世帯 【誘導する住宅タイプ】 ・戸建て住宅・低層共同住宅 ・主要道路沿いについては中層共同住宅を誘導 多様な世代が高い利便性を享受でき、安心して暮らせる、 緑豊かなうるおいのある住宅地 -- 21 of 46 -- - 45 - ■(仮想)まちづくりのシナリオ 区画整理によって良好な住環境が生まれたこのエリアでは、周辺でもまちづくりに関する機運 が高まり、地域住民や行政による協議会が発足しました。

このあたりは学生も多いため、小学校 や高校、支援学校とも連携した協議会となっています。 協議会では季節や時間を変えてのまちあるきを重ねていて、子供目線で危ないところ、高齢者 目線で危ないところなどを挙げていき、それぞれの場所で整備が必要なのか、見守りなどの活動 が大切なのかを話し合っています。

この活動記録をサンウェルぬまづに貼りだしたり、市のホー ムページに掲載したりしたところ、ふれあい交流室を使っている子育てママがまちあるきに参加 するようになり、今度はベビーカーにやさしい道づくりを考えるまちあるき会が開催されること が決まりました。 まちあるきや協議の様子はとても楽しそうで、自分も活動に参加したいと考える地域住民が増 え、自らの手で緑の整備をし始める団体も生まれています。

また行政による自転車通行路の整備 も進んでおり、官民が一体となったうるおいと安らぎのある住環境づくりが広がっています。 ■自分らしく暮らす ―ライフスタイルイメージ― Aさんは、退職を機にこのエリアの共 同住宅に夫婦 2 人で引っ越してきまし た。以前はこの地区にあるゴルフショ ップに車で買い物に来ていましたが、 今は歩いて行けるので足繁く通ってい ます。

第五地区センターでは面白そう な教室が開かれているようなので、奥 さんと参加して友達を増やそうと考え ています。 Bくんは、第五小学校に通ってい ます。学校まで徒歩5分の距離にあ り、地域の人に見守られながら通学 しています。放課後はどんぐりクラ ブで友達と遊んでいます。お迎え は、いつも駅から歩いて帰ってくる お父さんです。

街路樹の充実 Cさんは、子供が生まれたばかり の新米ママで、今は育児休暇中で す。サンウェルぬまづや第五地区セ ンターが近くにあるので、子育て支 援交流会に参加して情報交換をし ています。今後、駅前に大きな公園 ができる計画もあるようなので、子 供が大きくなったら家族で遊びに 行きたいなと思っています。

-- 22 of 46 -- - 46 - 住宅地の様子 丸子公園 ■エリアの現況 戸建住宅、共同住宅、店舗・事務所等が混在しています。住宅地の敷地規模はやや余裕があり ますが、比較的古い建物が多い状況です。公園施設等は、丸子公園、西条公園、蛇松緑道があり ます。 第一中学校では体育館の地域開放が行われており、近くの第一地区センターとともに、様々な 世代の交流の場となっています。

③-1(3) 緑あふれる住環境整備エリア 第一中学校周辺 自然を感じる 便利で楽しい 安心 歩く、交通 つながり 用途地域 -- 23 of 46 -- - 47 - ■今あるいいもの・新しくほしいものの例 今ある いいもの/いいこと/いいところ 新しくほしいもの/あったらいいもの/あったらいいこと 自 然 ―自然・景観― 蛇松緑道 丸子公園 西条公園 住宅の敷地内の緑 ―住民― ⇒・敷地内におけるうるおいある緑の創出 ・緑に親しめて安全な雰囲気の街区公園 ・街路樹の充実 ―行政― ⇒・公園や広場等のハード整備 ・仕組みづくり・更なる支援 ・小学校や保育所における環境教育 便 利 で 楽 し い ―施設― 飲食店 各医院 ―商業者・企業― ⇒・子育て世帯や高齢者に対する待合室や遊休空間の積極的 開放 安 心 ―施設(教育)― 第一小学校 第一中学校 ―施設(医療・福祉)― 通所介護施設 各医院 高齢者施設 ―住民― ⇒・地域見守り活動の企画や参加 ―行政― ⇒・子育て便利帳(行政・民間の情報を網羅) ・街灯の整備 ・気軽に立ち寄れる小規模な子育て支援施設 ・高齢者施設の誘導 交 通 ―公共交通― バス停 ―道路― 整備された歩道 ―住民・行政― ⇒・子どもの歩行に配慮した歩道や交通整備 ・近隣バス停の時刻表情報 ・整備状況の良くない歩道の改善 つ な が り ―施設・活動― 第一中学校 街区公園 保健センターの子育て世代 向け講習 ―住民・行政― ⇒・地域活動への参加 ・公共施設や公園の積極的利用 ・新しい地域のイベント等の企画や参加 ・アダプトプログラム等愛着を持って公共施設を自ら育て る取り組み ―行政― ⇒・中古物件情報を得られるワンストップサービス -- 24 of 46 -- - 48 - ■将来像 ■戦略  住民自らが地域の将来像を描くきっかけとしてアンケート等を実施し、地域の課題を皆で共 有します。

 敷地内の緑など、うるおいのある住環境の実現に向けた取り組みについて検討します。  学校や公園等の利活用に関して、居住者の更なる楽しみが生まれるよう官民一体となって検 討します。 ■まちづくりの進め方・居住者像・誘導する住宅の例 【進め方】 ・自ら地域のことを考えるきっかけとして住環境に関するアンケートを実施 ・アンケート結果を公表し課題を共有 ・専門家の意見を聞きながら住民自らの手による将来像の検討、策定 ・公園の利活用に関するガイドラインを策定、地域住民によるアダプトプログラムの実施 ・学校施設の更なる地域開放に関して検討 【居住者像】 ・子育て世帯 ・親との近居を望む若い夫婦世帯 ・高齢者世帯 【誘導する住宅タイプ】 ・戸建て住宅・低層共同住宅 ・主要道路沿いについては中高層共同住宅を誘導 新旧の魅力が入り混じる住宅地 -- 25 of 46 -- - 49 - ■(仮想)まちづくりのシナリオ 駅南商店街の活性化委員会が立ち上げたホームページやシンポジウムをきっかけに、駅南商店 街に近いこのエリアでは、利便性が高く落ち着いた場所で広い一軒家を持ちたいという人や、リ ノベーションに興味がある人、親の近くに住み替えたいという人から問い合わせが増え、新しく 引っ越してくる人が増えています。

最近では、この地域で商売を営む人や、地域住民からのエリアの将来像に関する相談も増え、 行政も住環境についてのアンケートを実施して、住民との話し合いを頻繁に行うようになりまし た。その結果、小学生や中学生の遊ぶ場所を増やす取り組みが始まり、中学校のグラウンドが新 たなルールに基づき気軽に使えるようになりました。

また、駅南商店街に近い空き物件の一つの改修が進められていて、ここには新たに放課後子供 教室ができる予定です。小学校6年生まで通えて、商店街の人や地域の人、みんなで協力しあっ て運営する施設にしようと考えています。将来保育に携わりたいと考えている大学生や専門学生 たちにも、長期休暇に運営スタッフとして関わってもらってはどうかという提案もでていて、新 たな取り組みが地域、行政一丸となって進められています。

■自分らしく暮らす ―ライフスタイルイメージ― Bさんは中学校 1 年生で卓球部に 入りました。部活動だけでは飽き足 りず、週末の夜にはお父さん(Aさ ん)と、第一中学校の体育館で行わ れているクラブチームの練習にも 参加しています。高校では地元の強 豪高に入って全国大会に出場する のが目標です。

うるおいのある住宅 地の緑 地域に開かれた 街区公園 Aさん(30代男性)は、上本商店街の飲食 店経営をしています。以前は大岡から通っ ていましたが、子供の中学校入学を機に、 親の家が近い場所で住宅を求めて引っ越 しました。職場にも近く、親の様子も頻繁 に見に行けるようになりました。

周辺の商 店街には昔ながらの店もまだ残っており、 これらを休みの日に訪れています。 -- 26 of 46 -- - 50 - 蛇松緑道と住宅地 保健センター ■エリアの現況 戸建住宅が多いエリアとなっています。住宅地の敷地規模はやや余裕がありますが、建物の建 築年次は比較的古くなっています。

地区を縦断する蛇松緑道があります。 第一小学校にある第一地区センター、各種サークル活動を通じた、様々な世代の交流の場とな っています。保健センターでは、子育て教室や窓口相談が実施され、広く市内の子育て世帯の交 流の場となっています。 ③-1(4) 緑あふれる住環境整備エリア 第一小学校周辺 用途地域 自然を感じる 便利で楽しい 安心 歩く、交通 つながり -- 27 of 46 -- - 51 - ■今あるいいもの・新しくほしいものの例 今ある いいもの/いいこと/いいところ 新しくほしいもの/あったらいいもの/あったらいいこと 自 然 ―自然・景観― 蛇松緑道 市道公園 犬塚公園 山神道公園 浅間公園 生活道路に溢れる豊かな緑 ―住民― ⇒・緑に親しめて安全な雰囲気の街区公園 ・街路樹の充実 ―行政― ⇒・公園や広場等のハード整備 ・しくみづくり・更なる支援 ・小学校や中学校における環境教育 便 利 で 楽 し い ―施設― 飲食店 各医院 保健センター ―商業者・企業― ⇒・子育て世帯や高齢者に対する待合室や遊休空間の積極的 開放 安 心 ―施設(教育)― 第一小学校 第一中学校 幼稚園 ―施設(医療・福祉)― 通所介護施設 各医院 高齢者施設 ―住民― ⇒・地域見守り活動の企画や参加 ―行政― ⇒・子育て便利帳(行政・民間の情報を網羅) ・街灯の整備 ・気軽に立ち寄れる小規模な子育て支援施設 ・高齢者施設の誘導 交 通 ―公共交通― バス停 ―道路― 整備された歩道 ―住民・行政― ⇒・子どもの歩行に配慮した歩道や交通整備 ・近隣バス停の時刻表情報 つ な が り ―施設・活動― 第一小学校 第一中学校 市道公園 犬塚公園 山神道公園 浅間公園、 保健センターの子育て世代 向け講習 ―住民・行政― ⇒・地域活動への参加 ・公共施設や公園の積極的利用 ・新しい地域のイベント等の企画や参加 ・アダプトプログラム等愛着を持って公共施設を自ら育て る取り組み ―行政― ⇒・中古物件情報を得られるワンストップサービス -- 28 of 46 -- - 52 - ■将来像 ■戦略  住民自らが地域の将来像を描くきっかけとしてアンケート等を実施し、地域の課題を皆で共有 します。

 強みをより生かすような将来像を地域が主体となって検討、策定します。  利便性が高く、うるおいを感じられる住環境の更なる向上のため、住民一人一人が取り組みま す。  これら取り組みについては積極的な情報発信に努めます。 ■まちづくりの進め方・居住者像・誘導する住宅の例 【進め方】 ・自ら地域のことを考えるきっかけとして住環境に関するアンケートを実施 ・アンケート結果を公表し課題を共有 ・専門家の意見を聞きながら住民自らの手による将来像の検討、策定 ・蛇松緑道の景観等向上を目的としたガイドラインの検討 ・保健センターのさらなる利活用について検討 【居住者像】 ・子育て世帯 ・親との近居を望む若い夫婦世帯 ・高齢者世帯 ・中古住宅に抵抗のない若い夫婦世帯 【誘導する住宅タイプ】 ・戸建て住宅・低層共同住宅 ・主要道路沿いについては中層共同住宅を誘導 昔ながらの雰囲気に守られ人の温かさを感じながら暮らす、緑豊かな住宅地 -- 29 of 46 -- - 53 - ■(仮想)まちづくりのシナリオ まちづくり人材育成講座に参加して協働のまちづくりについて学んだ行政職員と地域住民が 意気投合し、自分たちの住む地域についてみんなで考えるまちづくりサロンを開催してみようと 一念発起しました。

このサロンには多くの地域住民が参加し、色々なアイディアが提案され、そ の結果が第一地区センターに貼りだされました。 このサロンがきっかけで、地域の課題やアイディアを皆で共有すると共に様々な人のつながり ができ、まちづくりサロンの様々な分科会が生まれました。分科会を重ねていくうちに、保健セ ンターの子育てイベントを蛇松緑道で行ったらいいのではないかというアイディアが膨らんで いき、「親子で緑と親しむイベント」が実現しました。

天気の良い日に、歩行者専用の安全な緑 道で行われたイベントはとても好評で、地域外の人にとっては蛇松緑道に親しんでもらう良いき っかけになり、地域住民にとっては地域資源の可能性を感じる機会になったようです。 これからは、まちなかでも緑のうるおいが感じられるモデル地区となるべく、専門家も参加し て地域の将来像をつくってみようと考えています。

■自分らしく暮らす ―ライフスタイルイメージ― Cさん(30代女性)は、夫と子供の 3 人暮らしです。朝は商店街に新し くできたマンションの 1 階の保育 園に子供を預けて電車で出勤して います。休日は保健センターの子育 て講習で仲良くなった家族と一緒 に近所にランチに出かけたり、買い 物をしたりして過ごしています。

Dさん(40代男性)は市内中心部にある 企業に勤めています。最近は子供も大き くなってきて、自分たち夫婦の健康につ いて考えるようになり、会社帰りに奥さ んと一緒に保健センターの健康教室に通 っています。 60代のAさんは最近犬を飼い始 めたので、奥さんと一緒に中央公 園や商店街を中心に散歩をする毎 日です。

自動車はほとんど使いま せん。朝早く沼津港まで蛇松緑道 を通って、食材を買いに行ったり、 総合病院にも歩いて通ったりして います。 地区計画による 緑の創出 Bさん(20代男性)は郊外から移 転してきました。築50年の一軒家 を購入し、自分で直しながら住んで います。庭が広いので、趣味のサー フボードを並べ、その横で家庭菜園 を始めました。

沼津銀座で飲んだ後 も歩いて帰ることができ便利です。 今後は同じ趣味の仲間を集めて共 同生活をするのも面白いなと考え ています。 -- 30 of 46 -- - 54 - 住宅地の様子 市立図書館 ■エリアの現況 戸建住宅と中低層の共同住宅が多いエリアですが、一部では低未利用地や空き家が目立ち始め ています。

一方、山王通り沿いに活気のある個人店や、落ち着いた雰囲気の飲食店が立ち並んで います。 市立図書館には通常の地域図書館としての機能のほか、市民向けの展示スペースや講座室が整 備され、様々な利用がなされています。また、山王公園と隣接する日枝神社は節分祭、秋の大祭 のほか、春の桜等、四季を通じて地域住民に親しまれています。

③-1(5) 緑あふれる住環境整備エリア 山王公園周辺 用途地域 自然を感じる 便利で楽しい 安心 歩く、交通 つながり -- 31 of 46 -- - 55 - ■今あるいいもの・新しくほしいものの例 今ある いいもの/いいこと/いいところ 新しくほしいもの/あったらいいもの/あったらいいこと 自 然 ―自然・景観― 山王公園 日枝神社 狩野川河川敷 ―住民― ⇒・緑に親しめて安全な雰囲気の街区公園 ―行政― ⇒・公園や広場等のハード整備 ・しくみづくり・更なる支援 便 利 で 楽 し い ―施設― 飲食店 大型スーパー 市立図書館 山王さん ―活動― イベントの開催 日枝神社のお祭り ―商業者・行政― ⇒・子育て世帯や高齢者に対する待合室や遊休空間の積極的 開放 ・新たなイベントの企画や参加 ・情報の発信 ・図書館の地域利用 安 心 ―施設(教育)― 幼稚園 ―施設(医療・福祉)― 通所介護施設 各医院 高齢者施設 ―住民― ⇒・地域見守り活動の企画や参加 ―行政― ⇒・子育て便利帳(行政・民間の情報を網羅) ・街灯の整備 ・気軽に立ち寄れる小規模な子育て支援施設 ・将来も住み続けられる安心感あるサービスの充実 ・高齢者施設の誘導 交 通 ―公共交通― バス停 ―道路― 整備された歩道 ―住民・行政― ⇒・子どもの歩行に配慮した歩道や交通整備 ・近隣バス停の時刻表情報 ・登下校時の見守り活動 つ な が り ―施設― 山王公園 日枝神社 市立図書館 ―住民・行政― ⇒・地域活動への参加 ・公共施設や公園の積極的利用 ・新しい地域のイベント等の企画や参加 ・空き家の子育て世帯や高齢者世帯の居場所としての利用 ―行政― ⇒・中古物件情報を得られるワンストップサービス -- 32 of 46 -- - 56 - ■将来像 ■戦略  生活道路の歩行環境や、鉄道高架事業用地近傍の空き家など、地域の課題をワークショプ等 を通じて共有します。

 先進事例等を通じ、地区の将来像や課題の解決方法を住民自らが検討します。  生活道路の歩道整備と併せて見守り活動が開始されるなど検討結果に基づくアクションを 実行します。  取り組みについては常に見直しを行い、新たな取り組みに生かします。 ■まちづくりの進め方・居住者像・誘導する住宅の例 【進め方】 ・自治会やこれによらない地域単位の会合など様々な機会を通じ地域の課題を共有 ・専門家の意見を聞きつつ、先進事例を通じ将来像や課題解決の手法を住民自ら検討 ・歩道整備、空き家活用など官民一体となった取り組み ・取り組みについては積極的に情報発信 【居住者像】 ・子育て世帯 ・親との近居を望む若い夫婦世帯 ・高齢者世帯 ・スローライフを志向する若い世帯、中古住宅に抵抗のない若い夫婦世帯 【誘導する住宅タイプ】 ・戸建て住宅・低層共同住宅 ・主要道路沿いについては中高層共同住宅を誘導 地域のお祭りや魅力ある個人店を満喫できる、 充実したコミュニティに支えられた住宅地 -- 33 of 46 -- - 57 - ■(仮想)まちづくりのシナリオ 最近山王通りでは、新しいお店も増え、街灯の整備も進み、歩きやすく楽しいまちの雰囲気が 生まれつつあります。

また、高沢公園改善プロジェクトに参加している子育てママさんたちの間 で、自分たちの住むエリアでも憩いの場を整備していこうという声があがり、行政と地域住民の 話し合いが定期的に設けられるようになりました。 最初は、市立図書館の講座室を借りて子育て教室などのイベントを開催しましたが、いつでも 使える場が欲しいねという意見が出てくるようになり、自治会や企業への声かけが始まり、今で は公会堂や企業の使われていない会議室、空き家の積極的な地域開放が始まっています。

これら取り組みは市のホームページで公開されており、近所に引っ越してきたばかりの子育て ママさんたちも、新たな交流を求めて集まってくるようになりました。コミュニティスペースで は、近所の高齢者が買い物の途中に休憩したり、話し込んだりしており、住む人の楽しみ、つな がりがますます広がっています。

■自分らしく暮らす ―ライフスタイルイメージ― Aさん(20代女性)は、市内中心部 の企業に自転車で通勤しています。 会社帰りには友人や同僚とよく外 食するので、周囲に飲食店が多い立 地が気に入っています。両親は当 初、一人暮らしを心配していました が、最近は街灯も整備されて安心し てくれているようです。

Bさん(40代男性)は3歳と1歳 の子供がいます。休みの日にはお父 さん自ら食事を作っており、おいし い魚やお惣菜がすぐ近くで買える ので助かっています。最近は地域の 活動にも参加し、四季のお祭りやイ ベントを通じて、子供たちが感受性 豊かに育ってくれることを願って います。 Cさん(Bさんの奥さん)は、子供た ちと幼稚園の帰りに桜のきれいな 山王神社によく立ち寄ります。

立ち 寄った後は山王通りの商店で野菜 を買ったり、喫茶店で休んだりして おり、子供たちと一緒にゆったりと した生活を楽しんでいます。 街灯の整備 1階が地域に開放されてい るコミュニティスペース -- 34 of 46 -- - 58 - 住宅地の様子 市民文化センター ■エリアの現況 文化センターでは各種催しが行われ、市民の文化活動の拠点になっています。

市民体育館の香 陵公園への移転が検討されています。また、香貫山が近く、ウォーキングやハイキングなど多く の市民に親しまれているとともに、狩野川左岸には、河口までアンダーパス(専用道)が整備さ れ、ジョギングやサイクリングを楽しむことができます。 エリアの一部が津波浸水区域に指定されています。

③-1(6) 緑あふれる住環境整備エリア 第四小学校周辺 自然を感じる 便利で楽しい 安心 歩く、交通 つながり 用途地域 -- 35 of 46 -- - 59 - ■今あるいいもの・新しくほしいものの例 今ある いいもの/いいこと/いいところ 新しくほしいもの/あったらいいもの/あったらいいこと 自 然 ―自然・景観― 香陵公園 香貫公園 香陵の道 狩野川左岸 ―住民― ⇒・緑に親しめて安全な雰囲気の街区公園 ・街路樹の充実 ―行政― ⇒・公園や広場等のハード整備 ・しくみづくり・更なる支援 便 利 で 楽 し い ―施設― 飲食店 新市立体育館 市民文化センター ―商業者・行政― ⇒・子育て世帯や高齢者に対する待合室や遊休空間の積極的 開放 ・体育館利用者やジョギングする人向けの新たなサービス の提供 ―商業者・住民・行政― ⇒・新たなイベントの企画や参加 ・情報の発信 安 心 ―施設(公共機関)― 市庁舎 ―施設(医療・福祉)― 各医院 ―住民― ⇒・地域見守り活動の企画や参加 ―行政― ⇒・子育て便利帳(行政・民間の情報を網羅) ・街灯の整備 ・気軽に立ち寄れる小規模な子育て支援施設 ・将来も住み続けられる安心感あるサービスの充実 ・高齢者施設の誘導 ・津波避難ビルの整備促進 ・津波避難経路のわかりやすい表示 交 通 ―公共交通― バス停 ―道路― 整備された歩道 ―住民・行政― ⇒・子どもの歩行に配慮した歩道や交通整備 ・近隣バス停の時刻表情報 ・来街者に向けたサイン等の整備 つ な が り ―施設― 香陵公園 街区公園 狩野川左岸 市民文化センター ―住民・行政― ⇒・地域活動への参加 ・公共施設や公園の積極的利用 ・新しい地域のイベント等の企画や参加 ・情報の発信 ―行政― ⇒・中古物件情報を得られるワンストップサービス -- 36 of 46 -- - 60 - ■将来像 ■戦略  市民体育館の移転を契機に、これを活かしたより良い住環境づくりに関して検討を進めます。

 課題解決の手法やエリアの将来像の検討は、行政の押しつけではなく、住民主体で行われるよ うにします。  検討結果に基づく取り組みは官民協働で進めます。 ■まちづくりの進め方・居住者像・誘導する住宅の例 【進め方】 ・自治会やこれらによらない地域単位の会合など様々な機会を通じ、地域の課題や体育館移設 の期待などについて共有 ・地域の将来像について住民自ら検討 ・文化センター周辺の地域住民による利用やアダプトプログラムの実施、津波避難看板の設置 など居住者視点の取り組みの実施 ・取り組みについては積極的に情報発信 【居住者像】 ・子育て世帯 ・親との近居を望む若い夫婦世帯/中古住宅に抵抗のない若い夫婦世帯 ・高齢者世帯 ・スポーツを楽しむアクティブ・健康なライフスタイルを志向する世帯 【誘導する住宅タイプ】 ・戸建て住宅・低層共同住宅 ・主要道路沿いについては中層共同住宅を誘導 文化に触れながら健やかに過ごす住宅地 身近にスポーツが楽しめる住宅地 -- 37 of 46 -- - 61 - ■(仮想)まちづくりのシナリオ まちの歴史や津波避難ビルへの道順などが示されたサインが設置されました。

このサインは、 これから新しく市民体育館ができ、来街者が増え、交通量も増えていく中で、自治会の方々から、 安全と暮らしやすさを維持したい、来る人にも快適さを感じて欲しいとの声が挙がり、行政と地 域の様々な人で地域の将来を話し合っていく過程で実現したものです。 サインのデザインは、第四小学校の生徒たちが担当することになり、子供たちも大人と一緒に なって自分たちの住むまちのこと、色やデザインについてたくさん研究してきました。

今では、 沼津らしさと地域の特徴がめいっぱい表現された良いサインにみんなが愛着を持っているよう です。 この活動を通じて住民間のコミュニケーションも増えたようで、子供たちも交えての話し合い では、狩野川護岸に鮎の一生を示した看板や新市民体育館のシャワー室の場所を示した看板も設 置したらどうかという意見も出てきています。

これら統一されたデザインの看板が、この地域の シンボルになっていくとうれしいよね、とみんなの夢が膨らんでいます。 ■自分らしく暮らす ―ライフスタイルイメージ― Bさん(50代女性)はAさんのお 母さんで、Aさんの家の近くに住 んでいます。朝は中央公園で地域 の人と自主的に行っているラジ オ体操に参加しています。

夕方は しゃぼんだまクラブまで孫を迎 えに行ってから、香貫山まで散歩 しています。今後、市民体育館が 移ってくるので、運動できる場所 が増えるのが楽しみです。 Aさん(30代女性)は、共働きで小学 3年生の子供がいます。大型犬を飼 っていて、休日に狩野川緑地を家族 3人で散歩しています。

これらは家 族でコミュニケーションを取る大切 な時間となっています。 街路樹の充実 Cさんは第四小学校に通っています。小 さいころからピアノを習っていて、音楽 が大好きです。市民文化センターでの発 表会に参加したこともあります。また、 有名な演奏者や高校生の演奏会があると きは両親にお願いして連れて行ってもら います。

-- 38 of 46 -- - 62 - 住宅地の様子 ■エリアの現況 各エリアの中で、小規模宅地に戸建住宅が密集しているエリアです。建築年次のやや古い住宅 や、空き家も見られます。 ③-2 住環境再生エリア 用途地域 用途地域 用途地域 自然を感じる 便利で楽しい 安心 歩く、交通 つながり -- 39 of 46 -- - 63 - ■今あるいいもの・新しくほしいものの例 今ある いいもの/いいこと/いいところ 新しくほしいもの/あったらいいもの/あったらいいこと 自 然 ―自然・景観― 高沢公園 街区公園 ―住民― ⇒・緑に親しめて安全な雰囲気の街区公園 ・敷地内の緑の充実 ―行政― ⇒・公園や広場等のハード整備 ・しくみづくり・更なる支援 便 利 で 楽 し い ―施設― 飲食店 ショッピングセンター ―商業者・行政― ⇒・子育て世帯や高齢者に対する待合室や遊休空間の積極的 開放 ―商業者・住民・行政― ⇒・新たなイベントの企画や参加 ・情報の発信 安 心 ―施設(医療・福祉)― 各医院 ―住民― ⇒・地域見守り活動の企画や参加 ―行政― ⇒・子育て便利帳(行政・民間の情報を網羅) ・街灯の整備 ・気軽に立ち寄れる小規模な子育て支援施設 ・高齢者施設の誘導 交 通 ―公共交通― バス停 ―道路― 整備された歩道 ―住民・行政― ⇒・子どもの歩行に配慮した歩道や交通整備 ・近隣バス停の時刻表情報 つ な が り ―施設― 香陵公園 街区公園 狩野川左岸 市民文化センター ―住民・行政― ⇒・地域活動への参加 ・公共施設や公園の積極的利用 ・新しい地域のイベント等の企画や参加 ・情報の発信 ・空き家の子育て世帯や高齢者世帯向けの居場所としての 利用 ―行政― ⇒・中古物件情報を得られるワンストップサービス -- 40 of 46 -- - 64 - ■将来像 ■戦略  建物の多くが更新時期を迎えつつある中、住民自らが地域の将来像を描くきっかけとしてア ンケート等を実施し、地域の課題を皆で共有します。

 専門家の意見を取り入れつつ、住民自らの手で将来像を検討します。  検討結果に基づき、良好な住環境の実現のためのルールづくり、支援策等官民協働で作り上 げます。  取り組みについては積極的に情報発信し、他の地域に波及するよう努めます。 ■まちづくりの進め方・居住者像・誘導する住宅の例 【進め方】 ・自らの地域を考えるきっかけとして住環境に関するアンケートを実施 ・アンケート結果を公表し課題を共有 ・専門家の意見を聞きながら住民自らの手による将来像の検討、策定 ・建替えに伴うルール等、官民一体となって検討 ・取り組み内容の情報発信 【居住者像】 ・親との近居/高齢者の居住継続 【誘導する住宅タイプ】 ・戸建て住宅・低層共同住宅 ・主要道路沿いについては中層共同住宅を誘導 周辺エリアの高い利便性を享受しつつ、質の高い暮らしを送ることができる住宅地 -- 41 of 46 -- - 65 - ■(仮想)まちづくりのシナリオ 行政による住環境アンケートが行われ、自治会定例会で結果が発表されました。

これを見 た住民の方々の間で、地域の将来のことを考えたいという声が挙がり、協議会が結成されま した。 参加者が話し合いを重ねていった結果、まずは空き家を使ってコミュニティサロンを整備 していこうということになりました。参加者たちは、行政主催のまちづくり勉強会にも参加 するようになり、そこで、他のまちづくり先進事例を通じ、自分たちの住環境を自分たちで 変えられる可能性があること、日当たりが良く心地よい住環境をつくるための方法として、 建築協定や地区計画があることも知りました。

自分たちで地域のルールをつくるために、今後は自分たちだけでなく、まちづくり専門家 派遣制度も利用していき、地域のいろんな可能性を引き出していきたいと考えています。ま た、みんなで話し合いを重ねていると、更に地域のいろんなところに気付くようになり、公 園の清掃活動が月に2度行われるようになるなど、自分たちの力による住環境づくりが広が っています。

■自分らしく暮らす ―ライフスタイルイメージ― 市内に勤めるBさん(40代女性) は、駅からバスで職場に向かいま す。駅前には保育所があり、帰り が少し遅くなる時でも預かっても らえるので安心です。子供とは普 段は近くの公園や市営球場で遊ん でいます。 Aさん(70代男性)の自宅の隣に、最近になっ て息子夫婦(40代)と孫が引っ越してきまし た。

庭がつながっているので毎日がにぎやかで す。庭で野菜を作るのが趣味で、息子夫婦や近 所にもおすそ分けしています。 -- 42 of 46 -- - 66 - 狩野川沿岸 沼津夏祭り ■エリアの現況 近年、川沿いの眺望を活かした中高層の共同住宅の建設がみられます。 狩野川の親水空間では、バーベキューやカヤック、子育てイベント等の利活用が進んでいます。

③-3 狩野川眺望エリア 用途地域 自然を感じる 便利で楽しい 安心 歩く、交通 つながり -- 43 of 46 -- - 67 - ■今あるいいもの・新しくほしいものの例 今ある いいもの/いいこと/いいところ 新しくほしいもの/あったらいいもの/あったらいいこと 自 然 ―自然・景観― 香陵公園 狩野川河川敷 ―住民― ⇒・緑に親しめて安全な雰囲気の街区公園 ―行政― ⇒・公園や広場等、狩野川の眺めを楽しめるスポット等のハ ード整備 ・しくみづくり・更なる支援 ・鮎の一生を描いた看板 便 利 で 楽 し い ―施設― 飲食店 新市立体育館 市民文化センター ―活動― 狩野川を活用したイベント ―商業者・行政― ⇒・子育て世帯や高齢者 ・狩野川の利用者に対する待合室や遊休空間の積極的開放 ・狩野川に開けた店舗利用の促進 ―商業者・住民・行政― ⇒・新たなイベントの企画や参加 ・狩野川護岸でイベントを行う ・情報の発信 ・住民が狩野川で親しむ際の自主的なルールづくり 安 心 ―施設(医療・福祉)― 各医院 ―住民― ⇒・地域見守り活動の企画や参加 ―行政― ⇒・子育て便利帳(行政・民間の情報を網羅) ・街灯の整備 ・気軽に立ち寄れる小規模な子育て支援施設 ・高齢者施設の誘導 交 通 ―公共交通― バス停 ―道路― 整備された歩道 ―住民・行政― ⇒・子どもの歩行に配慮した歩道や交通整備 ・近隣バス停の時刻表情報 ・来街者に向けたサイン等の整備 ・津波避難経路を示した看板 つ な が り ―施設― 香陵公園 街区公園 狩野川左岸 市民文化センター ―活動― 狩野川を活用したイベント ―住民・行政― ⇒・地域活動への参加 ・公共施設や公園の積極的利用 ・新しい地域のイベント等の企画や参加 ・情報の発信 ・マンションロビーで行われるサークル活動 ―行政― ⇒・中古物件情報を得られるワンストップサービス -- 44 of 46 -- - 68 - ■将来像 ■戦略  民間主導でマンション建設が進んだエリアであり、新たな利用が進む狩野川護岸に隣接する マンションも多くあります。

 これら住民の方がより楽しく暮らしていけるよう、住民アンケート等を契機に新たな取り組 みについて検討します。  これら取り組みを積極的に情報発信し、更なる民間投資や住民主体の取り組みを促します。 ■まちづくりの進め方・居住者像・誘導する住宅の例 【進め方】 ・狩野川風のテラスなど既に行われている利活用の取り組みに対して住民アンケート等を契機と して近隣住民の参加を促す ・住民目線での「あったらいいな」を多様な主体により検討し実践 ・新しい取り組みについては積極的に情報発信 【居住者像】 ・子育て世帯 ・元気な高齢者世帯 ・自然やスポーツを楽しむアクティブな世帯 【誘導する住宅タイプ】 ・まちなかならではの眺望を確保した日当たりのよい中高層住宅 富士山の遠景や都市景観、夏祭りの花火を望み、狩野川に親しむ 日当たりのよい高層住宅地 -- 45 of 46 -- - 69 - ■(仮想)まちづくりのシナリオ 水辺の活用を考える会が地域住民を招いてワークショップを行った際に出た提案が実現し、 狩野川護岸で、マンション住民によるバーベキュー大会が開催されました。

これをきっかけに、 同じマンションでも話したことがなかったという人たちの間でつながりができ、休日のお昼に 護岸でいろんな家族が集まってランチ会を開く様子が見られるようになっています。他にも、 マンションごとの夏祭りや子供会の活動も狩野川護岸を使ってみたらとても好評だったため、 これから恒例行事にもしていけたらいいなと考えている人たちも多くいるようです。

水辺の活用を考える会では、さらに色々な住民に使ってもらうために、利活用方法や連絡先、 ルールなどを示した看板を護岸に設置することとしました。狩野川の活用方法に関する議論が 活発になるにつれて今まで地元の商店街が中心となって行われてきた狩野川風のテラスやき つねの嫁入りなどに参加する住民が増えているようです。

このような動きが更にコミュニティ活動を活発化させ、マンションのロビーのサークル活 動も併せて行われるようになり、趣味を通じた楽しみが広がる地域になりつつあります。 ■自分らしく暮らす ―ライフスタイルイメージ― Cさんは駅前の保育所の保育士を しています。郊外から引っ越してき て通勤時間が減ったので、お遊戯会 やイベントについて考える時間が 増え、仕事がより楽しめるようにな りました。

休日は山登りサークルに 参加して全国各地の山に登ってい ます。今度の休みは他県の友達と沼 津アルプスに登ります。 Aさん(20代女性)は沼津市郊外の企業に勤 めており、通勤には自家用車を使っていま す。最近マラソンが趣味で、狩野川沿いをよ く走っています。温泉旅行や買い物に出かけ るのが大好きで、伊豆・箱根・東京など、ど こに行くにも便利な立地が気に入っていま す。

Bさんは30代の働き盛り、沼津 で生まれ育ち、現在も沼津駅徒歩5 分のマンションに住んでいます。勤 め先は新横浜にあり、通勤は1時間 かかりますが、新幹線通勤は快適で す。週末は家族だけでなく、地元の 友達家族も呼んで家で食事会をし ます。花火大会の日の部屋からの眺 めは最高です。

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4 まちなか居住促進施策PDF 1.1MB

沼津市のまちなかに住む人々の暮らしを支えるため、6つのプロジェクトを通じて、企業や地域との連携による施策を実施します。子育て世帯や高齢者への支援、商店街の空き店舗活用、住民主体の住環境づくりなど、多角的なアプローチでまちなか居住を促進する取り組みが示されています。

背景第3章で示した「自然を感じながら暮らせるまちなか」「便利で楽しいまちなか」などの将来像を実現するため。

  • 銀行の待合室など企業の協力で、居住者向けの居場所づくりを支援する
  • まちなかの住宅建設向けに低金利融資制度の開発を金融機関と検討する
  • 子育て世帯向けのガイドライン作成と、それに基づく建設・改修への補助金を実施する
  • ママサロン・シニアサロンなど、子育て世代と高齢者の交流場所づくりを支援する
  • 商店街の空き店舗をシェアオフィス・居住エリアに改修(前橋市例で月8千円の家賃補助)
  • よろず相談窓口を設置し、空き家マッチングなど居住全般のワンストップ相談を提供する

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- 70 - 4-1 施策の考え方 本章では、3章で述べた将 来像の実現のための施策案を提示します。 これら施策案は、まちなかに住むさまざまな人々のさまざまな活動をしっかりと支え、育むこと を目的としており、行政が確実に出来ることだけを提示するのではなく、「こんな施策があったら 良いな」というものを提示しており、すぐに実施できないものも少なくありません。

もちろん、これら施策の実施に向けた詳細検討を引き続き行うものでありますが、本計画をご覧 になった市民の皆様の間で活発な議論が巻き起こることさえもまちなか居住の促進に資するもの と考えております。 4 まちなか居住促進施策 一緒に建替えプロジェクト -老朽建築物の更新- みんなで居住促進プロジェクト -住民・企業・地域団体・行政の連携による居住促進- 子育て住まいるプロジェクト -子育て世帯の居住支援- 元気なシニアのいきいき住宅プロジェクト -高齢者の居住支援- 住環境の未来を考えるプロジェクト -地域のより良い住環境の創出- 商店街に住む?!プロジェクト -空き店舗・テナント活用による魅力の創出- その他まちなか居住に関する事業 まちなか居住促進施策案(プロジェクト) まちなかの将来像 自然を感じながら 暮らせるまちなか 便利で楽しい まちなか 安心して暮らせる まちなか 歩いて楽しく、 公共交通が使いやすい まちなか 人とのつながりを 大切にするまちなか -- 1 of 8 -- - 71 - 4-2 施策案 ■プロジェクトの概要 「銀行の待合室が高齢者の集いの場になっている!」、「まちなかに住宅を建てると低金利で建設資金を借 りられる!」、「まちなかの中古物件が一目でわかる!」など様々な企業・団体の方と一致協力してまちなか 居住を進めることができるよう、多様な取り組みについて検討します。

■事業案 ■商店街での居場所づくりの事例(鶴岡市山王商店街:もてなし空間ネットワーク事業) ○みんなの居場所づくり事業 (対象エリア:全エリア) ・銀行の待合室や店舗の一角の開放など、居住者の居場所づくりに協力いただける企業・事業者などに 対する改修費・運営費補助など、支援策を検討します。

【取り組みイメージ】 ・居住者の居場所づくりに協力いただける企業・事業者などを募集し、空き家・(空き)店舗、空地公共 空間等を活用した居場所づくりについて、子育て世帯や商店街・企業等と協議・WSを行う。 みんなで居住促進プロジェクト ○まちなか住宅融資制度 (対象エリア:全エリア) ・高齢者向けリバースモーゲージの開発やまちなかでの住宅建設への優遇金利など、金融機関との協定 締結、新商品開発について、先進事例を参考に検討を進めます。

○まちなか住情報提供事業 (対象エリア:全エリア) ・不動産関連団体と協定を締結し、まちなかの中古物件、賃貸物件等の照会に対して、ワンストップで 情報を提供できるような仕組みづくりについて検討します。 【取り組みイメージ】 (情報提供・相談例) ・住宅等情報の提供 ・住宅改修に関する情報の提供 ・(高齢者等の)住み替え等により空き家となる住宅を貸したい家主の住宅の登録 ・共同化や建替えに関する相談 ・地域の問題解決等に向けた相談 商店街の店主や地元建築士、工務店が話し合い、店先等のセミパブリ ック空間(各商店の私的空間と公的空間の中間領域)を歩行者・来街者 のための空間としてデザインの検討を行いました。

その他に、お祭りの際に空き店舗や店先を利用し、子どもから高齢者 まで様々な方のコミュニケーションの場づくりを行う等の活動が行わ れています。 店先での多世代交流 出典:だがしや楽校だがしや倶楽部 ※灰色部分は歩行者・ 来街者のための空間 -- 2 of 8 -- - 72 - ■事業案 ■子育て世帯向け住宅の誘導支援例(大阪市) 民間の新築マンションで“子育てに配慮した仕様”と“子育てを支援する環境”を備えた良質なものにつ いて、大阪市が『子育て安心マンション』に認定し、積極的にPRを行う仕組みです。

マンションの認定基準には、“快適で安心”、“便利で安心”、“安全で安心”、“楽しくて安心”、“い ろいろ安心”という 5 つの視点で、住戸専用部分、共用部分、周辺環境などに関する項目を定めています。 ○みんなで作る子育て住宅整備事業 (対象エリア:全エリア) ・本市ならではの子育て住宅ガイドラインを皆で作ります。

・その上で、ガイドラインに即した住宅建設に対する補助金交付などの支援策を検討します。 【取り組みイメージ】 子育てママさんを対象としたワークショップを開催。「まちなかにおける子育て住宅ってどんなも の?」「リフォームするならこうあるべき!」など、皆で検討し、まちなかならではの子育て住宅やリ フォームに関するガイドラインを創り上げます。

皆で作り上げたガイドラインに基づく住宅建設・改修に対する支援策を検討・実施します。 ○ママサロン整備促進事業 (対象エリア:全エリア) ・情報交換や新たな出会いの創出など、子育て世代の「住んでよかった!」を増やすため、これら子育 て世代の交流の場・居場所づくりに関する施策を検討します。

【取り組みイメージ】 「サークル活動の場が欲しい!」「いつでも手軽に集まれる場が欲しい!」など、居場所が欲しい子育 てママさん、サークルを募集します。 空き家や空きテナントなどを貸したいオーナーさんを募集します。 これらのマッチングを行います。改修や什器などに対する支援策を検討します。

○子育て住まいフェスタの開催 (対象エリア:全エリア) ・住宅関連事業者、不動産関連事業者、子育てサークルのお母さんなど、多様な方々と協力し、子育て 世帯向けの住情報が満載のイベントの開催について検討します。 出典:大阪市HP 認定マーク及び周知用リーフレット 住宅共用部・周辺環境に関する項目 【認定によるメリット】 ・認定物件について市HPや市内の保育園や幼稚園、 公共施設でPR(リーフレットの配架など) ・住宅ローン金利の引き下げ ・キッズルームや児童遊園を設置する物件の容積割増 子育て住まいるプロジェクト ○子育て世帯の住み替え支援事業 (対象エリア:全エリア) ・高齢者等が住んでいた戸建て住宅や空き家などに子育て世帯が住み替えるための情報提供や支援策に ついて検討します。

■プロジェクトの概要 次代の沼津を担う子供たちを安心して、かつ楽しみながら育てることができるまちなかの実現のため、子 育て世帯の居住について、多面的な施策の検討・実施を進めます。 -- 3 of 8 -- - 73 - ■事業案 ■サービス付き高齢者向け住宅の例 介護・医療と連携し、身体状況に応じ て必要なサービスの提供が受けられる高 齢者向けの住宅です。

居室の広さや設備、 バリアフリー等の条件を備えるとともに、 ケアの専門家による安否確認や生活相談 サービスを提供することなどにより、高 齢者が安心して暮らすことができます。 ○みんなで作るシニア住宅事業 (対象エリア:全エリア) ・本市ならではの元気な高齢者向け住宅ガイドラインを高齢者の皆様と協力して作ります。

・ガイドラインに即した住宅建設に対する補助金交付などの支援策を検討します。 【取り組みイメージ】 太極拳サークル等各種団体を対象としたワークショップを開催し、「シニアが楽しめる住宅ってどんな もの?」「リフォームするならこうあるべき!」など、皆で検討し、まちなかならではのシニア向け住 宅やリフォームの仕様などを作ります。

皆で作り上げたガイドラインに基づく住宅建設・改修に対する支援策を検討します。 ○シニアサロン整備促進事業 (対象エリア:全エリア) ・情報交換や新たな出会いの創出など、元気な高齢者が楽しくまちなかで暮らすことができるよう、交 流の場・居場所づくりに関する施策を検討します。 【取り組みイメージ】 ・高齢者のサークル活動の場が欲しい!いつでも手軽に集まれる場が欲しい!など、居場所が欲しい 団体・事業者を募集します。

・空き家や空きテナントなどを貸したいオーナーさんを募集します。 ・これらのマッチングを行います。 ・改修や什器などに対する支援策を検討します。 元気なシニアのいきいき住宅プロジェクト ○サービス付き高齢者向け住宅整備促進事業 (対象エリア:全エリア) ・サービス付き高齢者向け住宅のまちなかへの立地を促進するために、地域の医療・福祉・地縁組織などと の連携のあり方やまちなかに欲しいサービス、ターゲット層、本市独自の誘導施策等について検討します。

○沼津で楽しく暮らそうキャンペーン (対象エリア:全エリア) ・住宅関連事業者、不動産関連事業者、香貫山ツアーガイドの方々など、多様な方々と協力して元気な シニア向けの住情報、イベント情報、遊びの情報が満載のキャンペーンについて検討します。 ○高齢者の住み替え支援事業 (対象エリア:全エリア) ・サービス付き高齢者住宅や子どもの家への移転後の住宅の賃貸住宅としての運用など、高齢者が安心 して住み替えることができる支援策について検討します。

出典:サービス付き高齢者向け住宅の事業モデルと 情報提供に関する調査研究(高齢者住宅財団) 外観・内観 供用スペース(食堂) ■プロジェクトの概要 元気な高齢者が、より楽しくまちなかで暮らすことができるよう多面的な施策の検討を進めます。 -- 4 of 8 -- - 74 - ■住民主体の住環境づくりの支援例(練馬区) 練馬区では、まちづくりの専門家(練馬まちづくりセンター) の支援により、住民主体のまちづくりを行っています。

町内会の環境衛生部の方の「町内がお花のある素敵なまちにな るといいね」という思いのもと、商店、町会、住民の方たちで協 力して、お花育てや寄せ植えプランターの設置等を実施し、さら にまちなみ協定の作成、はるさん花壇プロジェクトの立ち上げな ど、活動を広げています。 住環境の未来を考えるプロジェクト ○より良い住環境担い手育成事業 対象エリア(③) ・行政の押しつけでは無く、自分たちの手で地域の住環境について考え、実行する担い手が増えていく ような取り組みや支援策について検討します。

【取り組みイメージ】 ①住民主体の住環境創出について興味のある方を募集します。 ②まちあるき、先行事例に関する検討会等に参加していただきます。 ③具体なエリアの課題分析、将来像の策定、予算化に向けた事業の企画立案・プレゼン等を行っていただきます。 ④予算運用をしつつ、モデル事業を実施していただきます。

⑤必要に応じてNPO法人化を目指すなど、自立運営を目指した取り組みを行っていただきます。 ○より良い住環境アドバイザー派遣事業 (対象エリア:③) ・各地区の住民の方々等に自分たちの地域の資産や課題について考えていただき、地域の将来像を描く 取組みや支援策について検討します。 【取り組みイメージ】 行政が住環境に関するアンケートを実施。

アンケート結果を公表。 解決策を検討したい!家の周りをもっと良くしたい!そんな要望をお持ちの自治会、地域のグループ に、将来像策定のためのアドバイザーを派遣。 ○より良い住環境創出支援事業 (対象エリア:③) ・地域の多様な主体が行う将来像実現のための取組みに対する補助金の交付やまちづくりファンドへの 支援について検討します。

【協定内容】「春日町、話し花咲くまちなみづくり協定」 (1)道路沿いで季節の花を育て、道行く人が楽しめて、会話のある明るいまちなみづくりを行います。 (2)参加者自身も楽しみながら、持続的に活動できるように助け合い、活動します。 (3)花を育てる輪が地域に広がるように工夫していきます。

(4)専門家のアドバイスを受け、町内会の協力を得ながら活動します。 はるさん花壇プロジェクト ■プロジェクトの概要 「今まで自由に使えなかった公共施設が地域に開放された!」 「空き家がママさん達の集う場になった!」 など、今までとは全く違う切り口で、自分たちの住環境について考え、実行してみませんか?地域のより良 い住環境の創出を総合的に支援する取組みについて検討します。

■事業案 -- 5 of 8 -- - 75 - ■商店街の空きビル活用の例(前橋市:シェアフラット馬場川) 地元商店主などが立ち上げた事業組合が主体となり、商店街の活性化、異世代交流などを目的として商店 街の空き店舗ストックを学生シェアハウス(1 階は店舗)に改修しました。中心市街地の空き店舗利用モデ ルの確立により、今まで活用が難しかった空きビルや、空きテナントなどの事業転換について水平展開され ています。

○まちなかリブワーク等モデル事業 (対象エリア:①、②) ・商店街への居住機能の導入に関する検証を目的として、多様なモデル事業の実施について検討します。 【取り組みイメージ】 【居住者・地域へのメリット】 ・居住者には、買い物や交通の利便性、祭りやイベントへの参加による地域の人とのつながりが期待されま す。

また、前橋市から各部屋、月額 8,000 円、年間 96,000 円の家賃補助を受けています。 ※助成金を受給する条件として、月10時間以上の「まちづくり活動」の実施と市への活動報告書の提 出が必要です(活動に対する相談窓口有り)。 ・地域の商店街には、若者の居住・まちづくり活動による賑わいの創出が期待されます。

①リブワーク(居住場所で仕事をする)モデル事業への参加者を広く募集します。 ②空き店舗の所有者と市が、現状復旧義務のない賃貸借契約を締結します。1階はシェアオフィス、2階以上は居住 エリアとします。 ③市と参加者が無償若しくは低廉な価格での賃貸借契約を締結します。 ④シェアオフィス部分の改修内容や什器の仕様をアドバイザーの意見を聞きながら参加者自ら検討します。

⑤市の発注によりシェアオフィスの改修工事を行います。また、居住エリアの最低限の改修も市の発注により行います。 ⑥参加者のリブワークが開始されます。参加者は、シェアオフィスの運営やその他まちなか居住に関する相談業務、 情報発信業務等市の委託業務を行います。 ⑦リフォーム支援団体等の協力により、居住者自らの手で居住エリアの改修(壁のペンキ等)を行います。

⑧その他居住者には、入居開始後一定期間、沼津暮らし体験プログラム(週末を利用して、まちなかロゲイニング、カ ヤック体験、香貫山登山、海釣り、カウンターで寿司食いねえ、バーめぐり等まちなかに住みながら体験できる遊び を、各分野のエキスパートの協力により案内)を受けていただきます。

改修のコンセプト 外観・内観 出典:シェアフラット馬場川HP 供用スペース(サロン) 商店街に住む?!プロジェクト ■プロジェクトの概要 まちなかの商店街には、今では見かけないファサードデザインの空き店舗や、お金をかけずに改修できる 空きテナントなど、隠れた資源がまだまだあります。

これら魅力的な空き店舗、空きテナントに、リノベーションを通じて新たな魅力、新たな楽しみを付け加 え、本市のまちなかでしか実現できないオンリーワンの住まいの創出について検討します。 ■事業案 ■プロジェクトの概要 まちなかの商店街には、今では見かけないファサードデザインの空き店舗や、お金をかけずに改修できる 空きテナントなど、隠れた資源がまだまだあります。

これら魅力的な空き店舗、空きテナントに、リノベーションを通じて新たな魅力、新たな楽しみを付け加 え、本市のまちなかでしか実現できないオンリーワンの住まいの創出について検討します。 ■事業案 -- 6 of 8 -- - 76 - ○より良い住環境アドバイザー派遣事業(再掲) (対象エリア:①、②) ・各地区の住民の方々等に自分たちの地域の資産や課題について考えていただき、地域の将来像を描く 取組みに対する支援策について検討します。

【取り組みイメージ】 行政が住環境に関するアンケートを実施。 アンケート結果を公表し、「解決策を検討したい!」「家の周りをもっと良くしたい!」そんな要望を お持ちのグループに、将来像策定のためのアドバイザーを派遣。 ○共同化等アドバイザー派遣事業 (対象エリア:①、②) ・個別の建替え案件に対して再開発プランナーや建築士、税理士等相談内容に応じた専門家を派遣します。

○優良建築物等整備事業 (対象エリア:①、②) ・敷地の共同化案件に関して、優良建築物等整備事業の実施を検討します。公共空地整備への上乗せ補 助など、エリアの実情に応じた支援策について検討します。 一緒に建替えプロジェクト ○より良い住環境担い手育成事業(再掲) 対象エリア(①、②) ・行政の押しつけでは無く、自分たちの手で人が住む商店街について考え、これを実行する担い手が増 えていくような取り組みや支援策について検討します。

【取り組みイメージ】 ①住民主体の住環境創出について興味のある方を募集します。 ②まちあるき、先行事例に関する検討会等に参加していただきます。 ③具体なエリアの課題分析、将来像の策定、予算化に向けた事業の企画立案・プレゼン等を行っていただきます。 ④予算運用をしつつ、モデル事業を実施していただきます。

⑤必要に応じてNPO法人化を目指すなど、自立運営を目指した取り組みを行っていただきます。 ■プロジェクトの概要 商店街やその周辺には魅力的な建物がまだまだある一方、建替えをしたくても敷地が狭小であったり不整 形であったりなど進めづらい状況があるのも事実です。 また、古いものと新しいもの、働く人と住む人など、一見相反する要素を取り込みながらより魅力的なまち として生まれ変わるためには、まちに関わる多様な主体が主体的に将来像を描き、取り組みを進めなければ ならず、これらに対する支援策について検討します。

■事業案 ■公共空地整備への上乗せ補助(案) 調査設計計画費 土地整備費(除却費、補償費) (専有部分) 共 同 施 設 整 備 費 こ の 部 分 の 費用の一部 が補助対象 です。 防災・省エネに寄 与 す る 場 合 は こ の部分 にも 補助 があります。 まちなか居住施設の事例(飯田市) -- 7 of 8 -- - 77 - ■事業案 ○よろず相談窓口の設置 (対象エリア:全エリア) ・まちなか居住に関するワンストップサービスの提供を目指して、空き家のマッチング、子育て世帯の居 場所づくり、共同化等アドバイザー派遣など、まちなかの居住に関する相談窓口の設置を検討します。

将来的には、よろず相談窓口で行うマッチング等のサービスが、NPO等多様な主体により運営される ことを目指します。 ○住情報発信・情報交換 (対象エリア:全エリア) ・まちなか居住に関する機運を高めることを目的に、ワークショップの開催情報や、開催結果、良い取 り組みなどについて、きめ細かく情報発信します。

・住民主体の住環境づくりを進めるため、まちなか居住者との定期的な情報交換の場の設置に向けた検 討を行います。 ■まちなか居住に関する情報発信事例 ■ワークショップ等の開催事例 ○まちなか住宅取得補助・家賃補助事業 (対象エリア:全エリア) ・まちなかに移り住む世帯を対象に、家賃や住宅取得に係る費用の一部を補助する制度の実施に向けた 検討を行います。

■富山市の家賃補助制度の例 ◯まちなか住 宅取得支援 事業 ・まちなか住宅・居住環境指針の特定項目(広さ等)に適合する住宅を購入又は建 設する者が対象で、借入金があることが条件。 ・戸建て住宅の購入または建設に関する助成 助成額50万円(限度額)/戸 ・共同住宅の購入に関する助成 助成額50万円(限度額)/戸 ◯まちなか住 宅家賃助成 事業 ・対象者は、まちなか以外からまちなかに転居する者 ・対象世帯の収入 所得月額445,000円以下(収入分位 65%以下) ・助成額1万円(限度額)/戸 ・助成期間3年間 その他まちなか居住に関する事業 中 古 住 宅 の 情 報 提 供 サ ー ビ ス 付 き 高 齢 者 住 宅 へ の 住 み 替 え 相 談 -- 8 of 8 --

5 まちなか居住促進に向けた体制PDF 0.7MB

まちなか居住を進めるには、住民・事業者・行政が力を合わせて取り組む必要があります。市は複数の部局が連携する体制を整えて、住民からの提案を素早く検討し応援します。

背景住宅整備は市民や事業者が主役となって取り組むことが基本となり、その活動を行政が支援する仕組みが必要である。

  • 市民・事業者・行政が一緒に協働してまちなか居住を進める。
  • ワークショップやシンポジウムなどを通じて『まちなか居住』を普及させる。
  • 茨城県土浦市では金融機関と協定を結んでまちなか居住施策を進めている。
  • 佐賀市では市有地でNPOと市民が芝生広場を作り、交流を創出している。
  • 自宅を担保にした融資(リバースモーゲージ)で住み替えを支援している。
  • 複数の市の部局が連携して、市民の提案に迅速かつ前向きに対応する。

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- 78 - 5-1 市民、事業者、行政の協働によるまちなか居住の推進 住宅の整備や身近な住環境改善は、基本的には市民や民間住宅事業者などが主役であります。従 って、本市民、事業者又はまちづくりに関わる市民団体やNPOなど様々な主体が協働しながら、 まちなか居住を進めていく必要があります。

そのため、住宅や住まい方に関する情報の集取や発信、市民とのワークショップやシンポジウム など様々な活動を通じて「まちなか居住」を普及し続けていくことが重要です。 ■市と民間事業者や市民が協働でまちなか居住推進に取り組んでいる事例 (例1)茨城県土浦市と金融機関(常陽銀行)が協定を結びまちなか居住施策を進めています。

(例2)市有地に市民と地域のNPOが芝生広場をつくり居住者の交流を創出(佐賀市) 5 まちなか居住促進に向けた体制 ・中心市街地への住み替えのため、住み替え前の住宅を賃貸 してローン返済に充てる「リバースモーゲージ(自宅を担 保とした金融商品)」を活用。市と金融機関の連携により、 まちなか居住を進めています。

・また、老後の生活資金を確保する制度や住宅取得に対する 低金利でのローンの優遇策を利用できる制度などがあり ます。 -- 1 of 2 -- - 79 - 5-2 横断的な庁内体制の構築 本計画の施策案は、行政の押しつけではなく、住民の方々自らが主役となって課題を分析し、将 来像を描き、実行することを想定したものがほとんどです。

このような住環境づくりを進めるにあたっては、住民の方々だけがんばるのではなく、行政もが んばる必要があります。 例えば、住民の方々からより良い住環境づくりのために、公共施設の今までになかった利用をし たいとの提案があった場合、これを迅速に、かつ前向きに検討するため、横断的な庁内体制を構築 し、市民、事業者と一体となってまちなか居住を進めてまいります。

■まちなか居住に関わる関係所管の連携 道路、河川 市街地整備 住 宅 都市計画 景観 子育て支援 教育 高齢者福祉 商業振興 観光交流 公園緑地 防災 市民協働 まちなか居住の推進 -- 2 of 2 --

資料PDF 0.5MB

この章は、沼津市が「まちなか居住促進計画」を作成するにあたり、どのように計画を進めたかを記録したものです。建築士や大学教授などの5人の専門家が、2014年8月から2015年1月にかけて3回の会議を開いて、まちなかに人が住むようにするための目標や具体的な施策を検討しました。

  • 策定委員会は建築士や大学教授など5人の専門家で構成
  • 2014年8月から2015年1月にかけて3回の委員会を開催
  • 第1回:現状と課題について検討(2014年8月)
  • 第2回:将来像とまちなか区域の分け方を検討(2014年11月)
  • 第3回:推進施策について検討し計画案をまとめた(2015年1月)

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- 80 - ●沼津市まちなか居住促進計画策定委員会 委員名簿 (敬称略、五十音順) 氏 名 現職など 井上 孝喜 東京特殊紡績株式会社不動産部トクボウ開発 静岡県宅建業協会東部支部役員 奥村 賢史 株式会社平成建設 設計部主任 一級建築士 小泉 秀樹 (委員長) 東京大学大学院工学系研究科教授 中山 勝 一般財団法人企業経営研究所常務理事 沼津市総合計画審議会委員 渡邉 雅昭 株式会社ダン建築事務所 沼津市開発審査会委員 ●開催経過 開催日時・会場 検討内容 第1回 沼津市まちなか居住 促進計画策定委員会 平成 26 年8月5日 市役所会議室 1.まちなか居住促進計画の作成にあたって (目的、計画の位置づけ、まちなかエリア について) 2.まちなか居住に係わる現状と課題 第2回 沼津市まちなか居住 促進計画策定委員会 平成26年11月12日 市役所会議室 1.まちなかの将来像(まちなか居住の目標、 将来像) 2.まちなか区域の区分と各エリアの将来像・ まちなか居住の進め方 第3回 沼津市まちなか居住 促進計画策定委員会 平成27年1月19日 プラサヴェルデ 1.まちなか居住推進施策について 2.まちなか居住促進計画案のとりまとめ (参考資料)検討の経過 -- 1 of 1 --

公式資料(PDF)

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