沼津市議会の一般質問・議案/市の計画 沼津市政アーカイブ

沼津市議会の議事録を市民向けに構造化。
一般質問=議員が問うたこと/議案・議決=議会が決めたこと/市の計画=市が目指していることを、横断して見られます(第1回〜第12回定例会・2023.6–2026.2)。

片岡章一 議員

議員片岡章一

公明党4期沼北町地区

所属委員会: 建設水道危機管理委員会・一般会計予算決算委員会

登壇 5回 ・ 論点 13件 ・ 質問細目 75件 ・ 代表質問 2回

副議長

令和6年5月27日〜令和7年6月5日

第5〜8回定例会は副議長職のため、一般質問に登壇できませんでした。

選挙公報の公約を見る若さ!実績!沼津の未来を創る!

掲載名: 片岡しょういち / 公明党公認

次の100年へ!片岡しょういちのまちづくりビジョン!

  • 地域コミュニティによる、支えあうまちづくりの推進
  • 生命と財産を守る、防災・減災・防犯まちづくりの推進
  • 少子化対策として、子育て応援トータルプランの実現
  • 沼津駅周辺整備事業と周辺主要道路の着実な整備

一人ひとりの声を形に!片岡しょういちの主な実績!

  • 防犯カメラ設置助成制度の創設
  • 骨髄バンクドナー助成制度の創設
  • 高齢者運転免許証自主返納支援
  • 小中学校給食の無償化(R4.10~R5.3)

昭和53年生まれ。市議3期・沼津市監査委員。金岡中・御殿場南高卒。防災士。

※ この内容は2023年4月23日執行 沼津市議会議員選挙の選挙公報(沼津市選挙管理委員会発行・画像PDF)をAIが文字起こししたものです。情報提供を目的とした掲載で、候補者間の比較・評価のためではありません。誤読や省略の可能性があるため、正確な内容は沼津市選挙管理委員会の選挙公報(2ページ目・公式サイトのPDF。新しいタブで開きます)↗でご確認ください。

質問一覧(13件)

第2回2023-09-25

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づきまして一般質問させていただきます。

高齢者の生活を守る支援について伺います。

市民の皆様の声を伺いますと、バス路線が廃止または減便され、非常に不便になった。買物や病院に行くのにタクシーを使うので経済的に負担がかかる。自動車の運転に自信がなくなってきたが、運転免許証を返納してしまうと生活ができないなど、高齢者の皆様にとって、日常生活を送る移動手段に不安を抱えている多くの声をお聞きしております。さらに、高齢化社会の進展により、時とともに、その声はますます大きくなっていると感じております。第5次沼津市総合計画の施策、安全で快適な交通社会の中で高齢者の交通事故防止対策として、運転技能の確保や運転免許証返納後の支援などを推進しますとの方向性が示されているのを踏まえ、当局に対し、高齢者の日常生活を送る移動手段に関するさらなる対応を求めるものであります。

交通安全対策、運転免許証自主返納支援について質問します。

2022年の65歳以上の高齢ドライバーによる事故の割合は16.3%から24.4%に増えています。アクセルとブレーキを踏み間違える事故をはじめ、高齢ドライバーによる事故が後を絶ちません。事故を起こして後悔する前に運転免許証を自主返納できる環境づくりをさらに推し進めていかなければならないと考えます。高齢者の交通安全対策としての運転免許証自主返納支援のこれまでの現状に対する認識について伺います。また、1回限り5,000円のこの支援は、平成26年9月議会の一般質問で提案させていただき、支援が始まって以来、支援内容は変わっていません。自主返納の一層の推進のためには、利用額の増額等の支援策の拡充が有効と考えますが、今後の取組について併せて伺います。

安全運転支援装置への補助について質問します。

高齢者が自主的に運転免許証を返納していただくことが理想でありますが、移動手段が限定される本市において高齢者が生活していくためには、安全に車を運転できる環境の整備も必要と考えます。衝突被害軽減ブレーキのほか、ペダル踏み間違い急発進抑制装置などを搭載した安全運転を支援する車、サポートカーに買い換えるのが理想ですが、年金生活で新たな車を購入できないとの声を伺っております。令和元年11月議会の一般質問において安全運転支援装置の設置補助について質問した際、国が高齢者を対象とした導入費用助成について検討しているところであり、国等の動向に注視しつつ、高齢者に対するより効果的な安全運転支援について調査研究していく旨の答弁がありましたが、その後の検討状況について伺います。

続きまして、移動支援、必要性の認識と取組状況について質問いたします。

モータリゼーションに伴い、自動車は多くの人にとって生活必需品であります。そのような中、もし車を運転できなくなった場合、移動など日常生活に大きな影響があることは言うまでもありません。高齢に伴い、運転免許証を自主返納した方や、高齢者のみの世帯などで移動手段が限られた方は、外出の機会が大幅に縮小され、また、居住する地域によっては路線バスの減便やタクシー事業者の営業規模などによって不自由な思いをしている高齢者も少なくないと認識しております。私は、高齢化に伴う移動手段の不足という高齢者の課題に対し、実態を把握し、交通費の助成や公共交通網再形成を含め、課題解決に向けた取組を積極的に行っていただきたいと考えます。

そこで質問いたします。

高齢になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けていくためには、行政として移動に対する具体的支援を打ち出していく必要があると考えますが、当局の認識と取組状況を伺います。

次に、デジタル社会に対応した支援について質問します。

インターネットやスマートフォンの普及により、日常生活において、ネット申込みや電子決済など、デジタル化が浸透しております。しかしながら、内閣府の世論調査では、60歳代の25.7%、70歳代以上の57.8%が、スマートフォンなどの情報通信機器を利用できていないという結果が出ており、多くの高齢者は現在も対応しきれていないのが現状であると認識しておりますので、きめ細やかな支援が必要だと考えます。

そこで質問いたします。

本市における高齢者のデジタル社会への対応力向上に向けた支援の状況について伺います。また、今後、インターネットを用いた手続が増えるなど、進化・拡充していくデジタル社会の中、高齢者の対応力については、高齢者一人一人の個人差が生じていくものと考えますが、高齢者一人一人の対応力に応じた支援について併せて伺います。

続きまして、安心して子供を産み育てられるまちについて質問いたします。

2023年上半期の出生数は37万1052人で、前年同期と比べて1万3890人減少、過去最少となっており、危機的状況であると認識しております。本市においても、少子化対策に向けたさらなる取組を積極的に行うべきだと考えます。

新しい命を授かる前のヘルスケア、プレコンセプションケアの推進について質問します。

プレコンセプションケアとは、女性やカップルを対象として、将来の妊娠のための健康管理を促す取組とされ、若い世代の健康を増進し、より質の高い生活を実現してもらうこと、より健全な妊娠・出産のチャンスを増やし、次世代の子供たちをより健康にすることを目的としています。本市では、このプレコンセプションケアという新しい考え方に関わる事業として、これまでに若年者の望まない妊娠を防ぎ、これからのライフプランを考えられるよう、正しい知識を啓発することを目的として、高校生を対象に命の大切さや妊娠可能な年齢などについて学ぶ、命のカラダ ライフプラン講座を実施しております。この命のカラダ ライフプラン講座の実績と評価について当局の見解を伺います。また、安心・安全で健やかな妊娠、出産、産後の健康管理を支援するため、ライフプラン講座をはじめ、今後はプレコンセプションケアの考え方を含めた支援の在り方が求められていると考えますが、当局の見解を伺います。

続きまして、不妊・不育症治療費助成事業について質問いたします。

妊娠・出産を希望する世帯に対して、さらなるできる限りの支援をすることは、危機的状況にある少子化対策として確かな効果があると認識しておりますので、早急に手を打っていただきたいと考えます。国は、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、高額の医療費がかかる体外受精、顕微受精などの不妊治療の費用に対する助成を行うとともに、安全性が確認され効果が明らかな治療には広く保険適用がなされることで、支援を拡充してまいりました。本市でも一般不妊治療・生殖補助医療・男性不妊治療・不育症治療などについて助成をしています。これまでの実績と評価について、当局の見解を伺います。

私は、同世代の不妊治療に関する精神的な辛さ、特に高額な医療費による経済的負担の声を聞いてまいりました。さきに述べた支援により、負担軽減につながっていると認識しておりますが、内容によっては高額な医療費を自己負担する例もあり、さらなる支援の拡充が必要であると感じております。私たち会派公明党は、茨城県常陸大宮市の不妊治療助成事業について視察をしてまいりました。保険適用の自己負担3割や、保険適用外の治療の自己負担10割を全て助成している取組でありました。身体的な辛さはありますが、精神的にも経済的にも楽になりました。経済面で諦めないで治療することができました。今回、妊娠できたのは、全額助成があったおかげですとの申請者の声があったようです。また、転入者の増加にもつながっていることをお聞きしました。

そこで質問いたします。

高額な不妊治療を受ける家庭を経済的に支援する妊娠前からの手厚いサポートをさらに推進していくべきだと考えますが、不妊・不育症治療費助成事業拡充の考え方について伺います。

続きまして、生活困窮者を対象とした学習支援事業について質問します。

子供の将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、また、貧困が世代を超えて連鎖することのないよう、教育の支援、生活の支援、保護者に対する就労の支援、経済的支援を4つの重点施策とする沼津市子どもの貧困対策推進計画を策定し、子育てしやすい環境づくりや子供たちの健やかな成長のための子育て支援施策の充実に取り組んでいると認識しています。その施策の一つとして、沼津学習支援センターという名称で、生活困窮者を対象とした学習支援事業を行っておりますが、運営方法及びこれまでの実績と評価について、当局の見解を伺います。

子供の貧困に対して、内閣府の調査では、保護者の経済的状況が子供の学習環境に大きく影響しており、この状況を放置しておけば、経済的に豊かな保護者の子供は学習環境にも恵まれ、貧困層世帯の子供は、学習環境に恵まれず、進学の機会も狭められると分析されております。主に支援対象者となる経済的な困難を抱えた世帯の子供をどのように把握しているのか、また、その対象者一人一人に沼津学習支援センターがあるということを直接周知することが大切だと考えます。支援対象者の把握と周知についてどのように行っているのか伺います。

本事業の目的を達成するには、学習支援のみならず、学習環境、家庭環境や通学環境など、利用者一人一人の状況を考慮した支援が不可欠であると考えます。このように様々な課題を抱えている対象者に対してどのような個人支援の取組を行っているのか伺います。

以上で、1回目の質問を終わりにします。

発言 2 / 2

高齢者の移動支援について2回目の質問をいたします。

1回目の答弁で、コロナ禍における交通事業者支援及び高齢者等の移動支援を目的として、令和2年度から4年度にかけてバス・タクシー共通利用券を給付したとの御答弁をいただきました。令和2年度高齢者バス・タクシー利用促進事業では、満65歳以上の対象者6万1064人のうち、利用率は55.3%、令和3年度同様の事業では、対象者6万3772人に対し、利用率は66.62%、全世帯を対象とした令和4年度一般世帯バス・タクシー利用促進事業では、対象者世帯9万2734世帯のうち、利用率は62.04%、とりわけ高齢者世帯利用率は70.14%、一般世帯利用率は54.82%であったと伺っております。また、先ほど質問いたしました高齢者運転免許証自主返納支援につきましては、利用期間が2年間ありますが、令和3年度配付した券の利用率は87.1%と伺っております。これらの状況から、高齢者の皆様に有効に利用いただいた一方、移動手段に困難を抱えた高齢者が少なからず存在し、今後も増加していくと考えられますので、高齢者向けバス・タクシー料金助成のニーズはさらに高まっていくものと認識しております。さらに、富士市は運転免許証を返納してから5回まで5,000円、三島市では利用制限があるものの、70歳以上に毎年3,000円の助成を例に、バス・タクシーを利用する高齢者に対し、継続的に助成券を交付している近隣市町がほとんどであります。忘れてはならないのが、助成券による移動支援策は高齢者への支援だけにとどまらず、公共交通利用者数の底上げによる地域公共交通の維持にも寄与することです。

以上を踏まえ、本市も継続的な高齢者向けバス・タクシー助成事業を行うべきだと考えますが、当局の見解を伺います。

移動が困難な高齢者に対する支援については、既存公共交通事業者の運行形態の見直しによる支援や市の自主運行バスによる路線の確保、民間団体による有償旅客運送の拡大、ボランティアによる移動支援サービスの提供などによる支援などが考えられ、状況に応じて官民連携の取組も必要と考えます。先ほどは支援策の検討が必要との旨の答弁でしたが、高齢化に伴う移動手段の不足は、高齢者の皆様にとって喫緊の課題であり、具体的な施策を速やかに示していかなくてはなりません。また、このように複合的な課題解決に即した施策については、まず、市当局も関係部局を横断した連携により対応していくべきだと考えます。

そこで質問いたします。

移動手段に困難を抱えた高齢者に対する具体的な支援施策に関して、他都市の施策も踏まえた部局横断的な今後の取組について当局の見解を伺います。

生活困窮者を対象とした学習支援事業について、2回目の質問をします。

令和4年度の実績と周知方法を御答弁いただきました。この実績と周知方法を伺いますと、支援対象者がどれだけいるのか、全体数の把握も必要であると同時に、支援対象者一人一人に対して生活環境を配慮した確実な周知が必要と考えます。関係機関と連携し、さらなる周知を図るべきだと考えますが、当局の見解を伺います。

さらに、もう一つ質問をいたします。先ほどの答弁で、運営は1年ごとに受託者を選定し、委託事業として実施しているとありました。福祉分野や生活に関わる事業は継続性を考慮すべきであると私は考えます。支援対象者への正確な周知や一人一人の状況を考慮した学習支援を行っていく上で、運営機関が1年で変わる可能性があるのは運営側にとっても利用者にとってもメリットを感じません。ぜひ改善をしていただきたいと思います。よりよい学習支援を行うためには、一人一人の生徒に対し継続的な支援が必要と考えますが、当局の見解を伺います。

以上で、私の一般質問を終わりにします。

高齢者の生活を守る支援について

福祉・高齢者・障がい

要旨議員は、高齢者の運転免許証自主返納支援の充実(現在1回限り5,000円で平成26年から変わらず)、移動手段の確保、デジタル社会への対応支援を求めた。市は、自主返納支援の申請環境改善、安全運転支援装置の情報提供、地域資源を活用した持続可能な移動支援、スマートフォン教室によるデジタル対応支援を行うと答えた。

背景高齢ドライバーによる事故の割合が16.3%から24.4%に増加し、同時にバス路線の廃止・減便により高齢者の移動手段が限定されている。また、60歳代の25.7%、70歳代以上の57.8%がスマートフォンなど情報通信機器を利用できていないという状況がある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 交通安全対策
  • 運転免許証自主返納支援
  • 移動支援
  • 必要性の認識と取組状況
  • デジタル社会に対応した支援
政策推進部長交通安全対策についてお答えします。 初めに、運転免許証自主返納支援についてですが、本市では、高齢者による交通事故の減少を図るため、運転免許証を自主返納した65歳以上の方を対象に、バス・タクシー利用券5,000円分を1回交付し、公共交通機関の…答弁の全文を読む

交通安全対策についてお答えします。

初めに、運転免許証自主返納支援についてですが、本市では、高齢者による交通事故の減少を図るため、運転免許証を自主返納した65歳以上の方を対象に、バス・タクシー利用券5,000円分を1回交付し、公共交通機関の利用へのスムーズな移行を促進しております。令和4年度における申請者数は875人で、本支援制度を開始した平成27年度の618人と比較すると約1.4倍となっておりますが、令和2年度の1,013人をピークに減少傾向にあることから、さらなる制度の周知とともに申請しやすい環境づくりが必要であると考えております。そのため本市では、本支援制度について、高齢者交通安全教室等におけるチラシの配布や広報ぬまづへの掲載等により周知を図るとともに、警察署での免許返納手続と同時に申請ができるワンストップサービスを実施しており、さらに本年度からは、市民窓口事務所における申請受付を開始するなど、申請に係る負担軽減にも積極的に取り組んでおります。また、本支援制度は運転免許証自主返納の動機づけとして実施しているものであり、交付回数の増加や利用可能額の増額は考えておりませんが、引き続き、他自治体の動向等を注視しつつ、制度の周知や申請に係る負担軽減に取り組んでまいります。

次に、安全運転支援装置への補助についてですが、国土交通省による自動車に対する衝突被害軽減ブレーキの段階的な搭載義務化等を背景に、安全運転支援装置を搭載した自動車の普及が進んできております。こうしたことから本市では、高齢者交通安全教室等を通じて安全運転支援装置を搭載した自動車に関する情報提供や試乗体験等を実施しており、引き続き、免許返納に向けた意識づけ等も併せ、これらの取組を推進してまいりたいと考えております。

福祉事務所長高齢者の移動支援の必要性に対する認識と取組状況についてお答えします。 移動手段に困難を抱える高齢者は、運転免許証の返納のほか、高齢者のみの世帯や単身世帯の増加等により、今後さらに増えていくものと考えられます。また、高齢者の移動に対するニーズ…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

高齢者の移動支援の必要性に対する認識と取組状況についてお答えします。

移動手段に困難を抱える高齢者は、運転免許証の返納のほか、高齢者のみの世帯や単身世帯の増加等により、今後さらに増えていくものと考えられます。また、高齢者の移動に対するニーズは用務により様々であることから、公共交通という広域的な枠組みのほか、民間団体等の身近な地域資源を活用して利用時間や用務先の自由度を確保するなどの地域や利用者の状況を踏まえたきめ細やかな枠組みで、持続可能な支援策の検討が必要と考えております。このような中、市では、コロナ禍における交通事業者支援及び高齢者等の移動支援を目的として、令和2年度から令和4年度にかけてバス・タクシー共通利用券を給付したほか、高齢者が住み慣れた地域での生活を続けられるよう、官民が連携して生活支援体制の整備を推進する中で、高齢者の移動支援に向けた取組の検討を行っております。

次に、デジタル社会に対応した支援についてお答えします。

高齢者のデジタル社会への対応力向上に向けた支援の状況ですが、現在、本市においては、スマートフォン操作の未経験者や初心者を対象とした高齢者向けスマートフォン教室を開催しております。本教室は、スマートフォン操作のみならず、インターネットの基礎的な知識の習得を図るなど、高齢者がデジタル社会を安心して暮らしていくための後押しとなる支援を行っております。

次に、高齢者一人一人の対応力に応じた支援ですが、行政を含めたサービス提供者が個々の状況に応じた配慮を行う必要があるものと考えております。市といたしましては、高齢者をはじめとするデジタル社会における弱者になる方に対するきめ細やかな配慮がなされるよう、職員の資質向上に取り組むほか、市内の高齢者へのサービス提供者に向けて周知・啓発を行ってまいります。

次に、生活困窮者を対象とした学習支援事業についてお答えします。

初めに、運営方法につきましては、1年ごとに受託者を選定し、委託事業として実施しております。生活保護受給世帯及び生活困窮世帯の中学生や高校生等とその保護者を対象に、当該世帯の自立促進を図ることを目的に、参加者の希望に合わせて平日2回と土曜日1回、学習支援教室を設置しております。また、教室への参加が難しい生徒に対しましては、タブレットを用いたオンラインでの学習支援を実施しております。令和4年度の実績といたしましては、中高生等28人に支援を行い、うち中学3年生については、全員が高等学校に進学することができたことから、自立に向けて一定の効果があったものと考えております。

次に、支援対象者の把握と周知につきましては、生活保護受給世帯のほか、沼津市自立相談支援センターへの相談者で、中高生等のいる世帯を中心に把握に努めております。周知方法といたしましては、本センターへ相談に訪れた中高生等を持つ世帯へ直接案内を行うとともに、生活保護受給世帯に対しましては、担当ケースワーカーを通じて案内を行っております。また、市ホームページに事業の概要や申込み方法等を掲載するほか、チラシを作成して相談窓口等に配架しております。

次に、個別の状況に応じた支援の取組につきましては、本事業の受託者は、過去に他市を含め実績を有している事業者から選定しており、学習支援のみならず生活環境に関する助言等を行うことを受託者に求めております。生徒が学習到達度に対して達成感が持てるよう、また、保護者に対しては、子供との接し方や学習の障害となるものが少なくなるよう、教育支援員が面接や家庭訪問により、個別の状況に応じた進学相談及び教育相談を行っております。

安心して子どもを産み育てられるまちについて

子育て・教育

要旨議員は、プレコンセプションケアの推進、ライフプラン講座の充実、不妊・不育症治療費助成事業の拡充を求めた。市は、ライフプラン講座の内容充実とプレコンセプションケアの先進的取組の調査・検証を進める方針を答弁した。

背景2023年上半期の出生数が37万1052人で前年同期比1万3890人減少、過去最少となるなど、急速な少子化が進行している中、安心して子どもを産み育てられるまちづくりが急務となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 新しい命を授かる前のヘルスケア「プレコンセプションケア」の推進
  • 命のカラダ ライフプラン講座の実績と評価
  • 今後の考え方
  • 不妊・不育症治療費助成事業
  • これまでの実績と評価
  • 助成事業拡充の考え方
  • 生活困窮者を対象とした学習支援事業
  • 運営方法及びこれまでの実績と評価
  • 支援対象者の把握と周知
  • 個人支援の取組
福祉事務所長高齢者の移動支援の必要性に対する認識と取組状況についてお答えします。 移動手段に困難を抱える高齢者は、運転免許証の返納のほか、高齢者のみの世帯や単身世帯の増加等により、今後さらに増えていくものと考えられます。また、高齢者の移動に対するニーズ…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

高齢者の移動支援の必要性に対する認識と取組状況についてお答えします。

移動手段に困難を抱える高齢者は、運転免許証の返納のほか、高齢者のみの世帯や単身世帯の増加等により、今後さらに増えていくものと考えられます。また、高齢者の移動に対するニーズは用務により様々であることから、公共交通という広域的な枠組みのほか、民間団体等の身近な地域資源を活用して利用時間や用務先の自由度を確保するなどの地域や利用者の状況を踏まえたきめ細やかな枠組みで、持続可能な支援策の検討が必要と考えております。このような中、市では、コロナ禍における交通事業者支援及び高齢者等の移動支援を目的として、令和2年度から令和4年度にかけてバス・タクシー共通利用券を給付したほか、高齢者が住み慣れた地域での生活を続けられるよう、官民が連携して生活支援体制の整備を推進する中で、高齢者の移動支援に向けた取組の検討を行っております。

次に、デジタル社会に対応した支援についてお答えします。

高齢者のデジタル社会への対応力向上に向けた支援の状況ですが、現在、本市においては、スマートフォン操作の未経験者や初心者を対象とした高齢者向けスマートフォン教室を開催しております。本教室は、スマートフォン操作のみならず、インターネットの基礎的な知識の習得を図るなど、高齢者がデジタル社会を安心して暮らしていくための後押しとなる支援を行っております。

次に、高齢者一人一人の対応力に応じた支援ですが、行政を含めたサービス提供者が個々の状況に応じた配慮を行う必要があるものと考えております。市といたしましては、高齢者をはじめとするデジタル社会における弱者になる方に対するきめ細やかな配慮がなされるよう、職員の資質向上に取り組むほか、市内の高齢者へのサービス提供者に向けて周知・啓発を行ってまいります。

次に、生活困窮者を対象とした学習支援事業についてお答えします。

初めに、運営方法につきましては、1年ごとに受託者を選定し、委託事業として実施しております。生活保護受給世帯及び生活困窮世帯の中学生や高校生等とその保護者を対象に、当該世帯の自立促進を図ることを目的に、参加者の希望に合わせて平日2回と土曜日1回、学習支援教室を設置しております。また、教室への参加が難しい生徒に対しましては、タブレットを用いたオンラインでの学習支援を実施しております。令和4年度の実績といたしましては、中高生等28人に支援を行い、うち中学3年生については、全員が高等学校に進学することができたことから、自立に向けて一定の効果があったものと考えております。

次に、支援対象者の把握と周知につきましては、生活保護受給世帯のほか、沼津市自立相談支援センターへの相談者で、中高生等のいる世帯を中心に把握に努めております。周知方法といたしましては、本センターへ相談に訪れた中高生等を持つ世帯へ直接案内を行うとともに、生活保護受給世帯に対しましては、担当ケースワーカーを通じて案内を行っております。また、市ホームページに事業の概要や申込み方法等を掲載するほか、チラシを作成して相談窓口等に配架しております。

次に、個別の状況に応じた支援の取組につきましては、本事業の受託者は、過去に他市を含め実績を有している事業者から選定しており、学習支援のみならず生活環境に関する助言等を行うことを受託者に求めております。生徒が学習到達度に対して達成感が持てるよう、また、保護者に対しては、子供との接し方や学習の障害となるものが少なくなるよう、教育支援員が面接や家庭訪問により、個別の状況に応じた進学相談及び教育相談を行っております。

市民福祉部長命のカラダ ライフプラン講座の実績と評価についてお答えします。 本講座は、命の大切さと妊娠に関する知識の普及・啓発などを目的として、市内高校生を対象に実施しております。令和4年度は市内の高校3校において講座を開催し、計1,198名が受講して…答弁の全文を読む

命のカラダ ライフプラン講座の実績と評価についてお答えします。

本講座は、命の大切さと妊娠に関する知識の普及・啓発などを目的として、市内高校生を対象に実施しております。令和4年度は市内の高校3校において講座を開催し、計1,198名が受講しております。本講座により妊娠についての知識を深めるとともに、親となることについて考えるなど、自身のライフプランを思い描く貴重な機会になっていると考えております。

次に、今後の考え方についてお答えします。

本講座を受講した高校生に行ったアンケート調査結果を参考にするとともに、将来、子供を持つ世代の健康増進や生活の質の向上を目指す内容となるよう、取組のさらなる充実を図ってまいります。また、プレコンセプションケアにつきましては、妊娠等に向けた健康の維持や増進のためのヘルスケアの取組としてまだ新しい分野であることから、他市町における先進的な取組やその効果などを調査・検証する中で、今後の取組について検討してまいります。

次に、不妊・不育症治療費助成事業のこれまでの実績と評価についてお答えします。

本事業の令和4年度の助成申請者数は179人、助成金額は合計で約2,895万円になっております。助成を受けられた方のうち、妊娠に結びつき母子健康手帳交付まで至った方は74人になっております。本事業につきましては、令和4年度の不妊治療への保険適用拡大により助成事業の廃止や縮小を行う自治体も見られましたが、本市では、治療費負担の軽減を図ることが少子化対策の観点からも重要と考え、子供を産み育てたいという夫婦を支援するため、引き続き、助成事業を実施しているところであります。

次に、助成事業の拡充の考え方についてお答えします。

本市では、これまでも不妊治療における助成対象となる治療法の追加や所得制限の撤廃など、事業の拡充を実施してきたところであります。さらに、令和5年度からは、助成対象に事実婚の夫婦を追加するとともに、第3子以降も助成対象とする拡充を図っております。今後も、先進事例となる取組や効果など調査研究をしてまいります。

福祉事務所長継続的なバス・タクシー助成事業の実施についてお答えします。 高齢者を対象としたバス・タクシー共通利用券の配付については、移動支援の有効な方法の一つであると認識しております。継続的な事業実施については、高齢化率の上昇に伴う対象者の増加などの課…答弁の全文を読む

継続的なバス・タクシー助成事業の実施についてお答えします。

高齢者を対象としたバス・タクシー共通利用券の配付については、移動支援の有効な方法の一つであると認識しております。継続的な事業実施については、高齢化率の上昇に伴う対象者の増加などの課題があることから、現在の社会状況に合った支援の在り方について、引き続き調査研究してまいります。

次に、高齢者の移動支援に係る部局横断的な取組についてですが、本市では、高齢者の移動支援に関連して第5次沼津市総合計画をはじめ、沼津市地域公共交通計画、第9次沼津市高齢者保健福祉計画といった各計画において施策の方向性を定め、関係部局間で定期的な進捗確認を行い、連携を図っているところでございます。高齢者の移動支援は大きな課題であることから、他市町の施策等を調査研究する中で庁内関係課と連携し、具体的な支援について検討を進めてまいります。

次に、生活困窮者を対象とした学習支援事業についてお答えします。

本事業は、経済的な問題だけではなく生活環境など様々な問題を抱える世帯の中高生等を対象としておりますので、個々の状況に配慮しつつ教育委員会等関係機関と連携し、さらなる周知に努めてまいります。また、高等学校進学において中学3年生からでは進学する高等学校の選択肢が狭まるため、中学3年生以前から継続的に学習支援に取り組むことが効果的であると考えております。一方で、生活困窮世帯の中には、人間関係につまずき学校に通えていない学習習慣が乏しい子供がおります。同じ教育支援員が継続的に支援することで信頼関係を築き、生徒の多様なニーズを細やかに把握し、対応できるものと考えられることから、継続した支援が可能となるよう運営方法について検討してまいります。

第3回2023-12-04

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づきまして一般質問させていただきます。

帯状疱疹ワクチン接種、ワクチン接種の意義について質問いたします。

御案内のとおり帯状疱疹は非常に強い痛みを伴う疾患であることに加え、合併症や後遺症のリスクがあります。原因として、加齢、疲労、ストレスにより免疫力が低下したときに発症し、日本人では50代から帯状疱疹の発症率が高くなります。患者全体のうち約7割が50歳以上で、50代、60代、70代と発症率は増加し、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。なお、帯状疱疹発症率は年々増加しており、例えば60歳以上の年齢層では、1997年から2017年までの21年間で発症率が約1.5倍に増加しているデータもあり、後遺症などを含めた医療費は、1人当たり平均10万円以上とも言われております。また近年、新しいワクチンが認可され、医療機関の現場などではワクチン接種を進めています。

そこで質問いたします。

帯状疱疹ワクチン接種の意義について当局の認識を伺います。

帯状疱疹ワクチン接種は、種類によっては2回接種で四、五万円以上の費用がかかると伺っております。ワクチン接種の有効性は分かっていても費用が高いので接種するのをためらってしまう市民も多いのではないかと考えます。実際に市民の皆様からは、ワクチン接種の金銭的負担を軽減できないかとの声を伺っております。全国の自治体の状況を調べますと、接種費用の一部助成を実施している自治体が増えてきております。

そこで質問いたします。

助成の実施を視野に入れた今後の取組について当局の見解を伺います。

続きまして、多様な悩みを抱える子ども・保護者への支援について質問いたします。

今日子供を取り巻く環境は、少子化や核家族化、デジタル化、価値観の多様化など社会的な背景によって大きく変化しております。また、近年は子供の不登校や虐待、自殺が増加傾向にあると認識しております。子供を取り巻く環境がますます困難な状況である今こそ、世界中の全ての子供たちが持つ人権・権利を定めた子どもの権利条約の考えに基づき、さらなる施策を丁寧に推進していくべきだと考えます。子供の権利とは、全ての子供が基本的人権の下、差別されることなく、教育や医療、福祉などの機会を均等に与えられるという考え方です。子供の権利の保障を明記したこども基本法が2023年の4月より施行されております。

ヤングケアラーへの支援について質問します。

ヤングケアラーの問題は、子供の権利に照らし合わせて考えると、子供が子供らしく育つこと、子供の意思が尊重されることなどに抵触し、子供の権利が守られていない可能性があるということです。令和4年9月議会で同僚議員が行っている一般質問を踏まえまして、現在の支援の進捗状況について質問してまいります。

学校現場での実態把握の状況と現状認識について質問いたします。

子供の学業や学校生活への影響、場合によっては不登校・虐待にも発展することから、ヤングケアラーの把握や支援は教育現場での役割が重要と認識しております。現在の課題として、ヤングケアラー本人が無自覚、表面化しにくい、支援体制がまだまだ整っていない、関係機関での認知不足などが挙げられると考えます。これらの課題について対応するには、まず、学校現場においての児童生徒一人一人の実態把握が重要であると考えます。学校現場での実態把握の状況と現状認識について教育長の見解を伺います。

令和4年9月議会の答弁では、教職員間の情報共有や理解、児童生徒への県の相談窓口への周知、児童生徒自身が認知できるよう必要な情報発信、スクールソーシャルワーカーや民生児童委員との連携を挙げられていました。その後の進捗も踏まえ、学校現場での対応・支援について見解を伺います。

支援の状況について質問します。

学校現場においての対応・支援について質問しましたが、福祉部局においても、令和4年9月議会の一般質問で、連携や情報共有が重要であるとともに、要保護児童対策地域協議会での情報共有、ヤングケアラーをテーマとした講演会による周知啓発、当事者同士の交流、助言が行える相談の場の設置などの対策を検討してまいりたいとの具体的な取組が示されております。

そこで質問いたします。

福祉部門における現在の取組状況を伺います。

ヤングケアラーの問題には児童虐待とつながっているケースもあり、重大化する可能性や一般的な認知度が低いのが現状であることから、これまでの進捗状況を踏まえ、さらなる具体的な取組が必要と考えますが、当局の見解を伺います。

続きまして、児童虐待防止への取組について質問いたします。

令和4年度の全国の児童相談所における児童虐待相談対応件数は21万9170件、静岡県は3,708件であり、全国的には増加傾向、静岡県では高止まりの状況にあることから、子供、その保護者、家庭を取り巻く環境はさらに厳しいものになっていると考えます。まず、本市における児童虐待に関しての現状認識を伺います。

また、子育てに困難を抱える世帯がこれまで以上に顕在化してきている状況等を踏まえ、児童等に対する家庭及び養育環境の支援を強化し、児童の権利の擁護が図られた児童福祉施策を推進するため、児童福祉法等の一部を改正する法律が令和4年6月8日に成立いたしました。この児童福祉法等の一部改正をする法律の趣旨を踏まえ、子育て世帯に対する包括的な支援の今後の取組について当局の見解を伺います。

続きまして、避難所に指定されている公共施設の下水道接続後の浄化槽の活用について質問します。

御案内のとおり、ここ市役所をはじめ市民文化センター、新総合体育館などの公共施設は、近い将来、下水道の整備が予定されております。これらの公共施設の下水道整備後は、当然下水道に接続し、それに伴い浄化槽は撤去されることになりますが、施設によっては、新しく数百人の汚水処理ができる合併浄化槽をそのまま撤去するには忍びなく、活用することができないかと考えております。その活用方法としては災害時に考えられます。避難所における災害時のトイレ・衛生対策や公共トイレを含めた総合的な災害時トイレの対応の在り方を整理し、備えることは重要であり、下水道が使えなくなった場合も考え、仮設トイレ、携帯簡易トイレなどを合わせ、多角的に整備が必要です。その中で地震などの災害に強い構造になっている浄化槽は、災害時のトイレとして大きな役割を果たすものと考えます。平成29年3月23日の災害時に設ける合併処理浄化槽等の建築基準法上の取扱いについてという国土交通省の通知には、災害時の利用を想定しつつ、通常時には公共下水道に放流することを前提に、下水道処理区域内の避難所等の建築物にあらかじめ合併処理浄化槽を設けることも可能である旨の通知がなされていると伺っています。以上のことから、今後、浄化槽から下水道へ移行する新総合体育館、地区センター及び小中学校の避難所に指定されているそれぞれの公共施設について、下水道への移行後、災害時においての浄化槽の活用を検討していただきたいと考えますが、見解を伺います。

以上で、1回目の質問を終わりにします。

発言 2 / 2

帯状疱疹ワクチン接種につきまして、市長より接種費用の助成を含め、前向きな答弁を伺いました。これまでたくさんの声を伺っておりますので、期待する市民の皆様は多いと思います。推進のほど何とぞよろしくお願い申し上げます。

災害時における浄化槽の活用につきましては、それぞれの公共施設によって状況が異なり、その可能性やコストパフォーマンスなど研究する内容が多岐にわたると推察いたしますが、下水道へ接続するときのタイミングではこの議論はできないと思います。今回の質問は、それぞれの公共施設で、しかるべきタイミングで研究・検討をお願いしたいとの趣旨ですので、今後研究を重ねていただきますようお願いいたします。

多様な悩みを抱える子ども、保護者への支援について2回目の質問をいたします。

まず、ヤングケアラーの学校現場での支援についてです。

御答弁を伺い、児童生徒のヤングケアラーの認識は浸透しておらず、家庭環境のことなので表面化しにくいのも相まって、教育現場では御苦労されていると改めて認識いたしました。御答弁の中で児童生徒に寄り添った対応ができる教職員の研修等の実施とありました。まずは、教職員間で児童生徒の変化を見逃さない体制を築いていただきますようお願いいたします。今後、児童生徒が認識を深めていくに当たり、教職員の対応が増えていくことも予想されます。学校における働き方改革が言われている中、教員の負担についてもさらなる配慮が必要であると考えます。先ほどの答弁で、スクールソーシャルワーカーについてありました。本年度も1名増員したと伺っておりますが、具体的な取組として、スクールソーシャルワーカーのさらなる確保が必要と考えますが、見解を伺います。

児童福祉法の一部改正により、母子保健と児童福祉の機能を一体化し、相談支援の強化をするため設置が努力義務化されたこども家庭センターの設置の検討も含め、切れ目のない支援体制の充実を目指していきたいと考えているとの答弁でした。児童福祉法等の一部改正の概要を鑑みますと、ヤングケアラー支援や児童虐待防止の取組につきましても、御答弁いただいたこども家庭センターの設置に伴う相談支援等の充実がまず大切だと認識しております。困ったときにすぐ相談でき、連絡先も分かりやすくするよう、相談窓口の一本化も必要ではないでしょうか。包括的な相談支援体制の拡充について当局の見解を伺います。

また、関係機関・団体等との連携をより一層深め、ケースごとの丁寧な対応が重要であると考えているとの答弁がありました。そのためには、関係機関の正確できめ細やかな情報共有が必要だと考えます。今後、設置検討しているこども家庭センターでの支援を要する子供や妊産婦等への支援計画、サポートプランの作成がさらに重要になると考えますので、児童福祉法の一部改正の趣旨に沿った体制の強化を検討していただきますようお願いいたします。

最後に、児童福祉法の一部改正の概要に、子育て世帯に対する包括的な支援のための事業の拡充として、訪問による家事支援が挙げられております。先ほどの答弁で、本市においては、令和5年度から18歳未満の子供のいる家庭に対象年齢を拡充し、家事・育児等に対して不安や負担を抱える子育て家庭や妊婦のいる家庭を対象に沼津市子育て世帯訪問支援事業を行っているとありましたが、その利用状況と今後の展開をお伺いし、私の一般質問を終了いたします。

帯状疱疹ワクチン接種について

医療・健康

要旨議員は、帯状疱疹ワクチン接種の予防効果と、接種費用助成の実施を求めた。市は発症・後遺症予防の意義を認め、情報提供と費用助成を含めた環境整備を進めると答弁した。

背景帯状疱疹は50歳以上で高い発症率を持ち、強い痛みと後遺症による医療費が問題となっており、新しいワクチンが認可されたものの接種費用の高さ(4~5万円以上)から市民が接種をためらっている状況にある。全国で助成を実施する自治体が増加している。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • ワクチン接種の意義
  • 今後の取組
市長帯状疱疹ワクチン接種の意義についてお答えします。 現在、帯状疱疹の予防を目的としたワクチンとして、2種類が国から認可されております。いずれも予防接種法に基づく定期の予防接種には位置づけられておらず、原則50歳以上の希望する方が任意で接種する…答弁の全文を読む

帯状疱疹ワクチン接種の意義についてお答えします。

現在、帯状疱疹の予防を目的としたワクチンとして、2種類が国から認可されております。いずれも予防接種法に基づく定期の予防接種には位置づけられておらず、原則50歳以上の希望する方が任意で接種するものとなっております。本ワクチンの接種につきましては、接種により免疫力が高められ、帯状疱疹の発症を完全に防ぐまでには至らないものの、発症してから軽症で済み、例えばこの帯状疱疹というのは、長期にわたる発症部位のところが神経痛で悩まされる、苦しむ、このようなことが後遺症と言われているところでございますが、そのようなものを防ぐことから、予防対策としての意義は大きいものと考えております。また、市民の声に御意見が寄せられるなど、市民の関心も高まっており、沼津医師会からは、接種費用の助成に関する要望も提出されております。自治体における費用助成の動きが広がりつつある中、現在国では定期接種化の検討も進められており、その動向にも注視しているところであります。今後の取組といたしましては、ワクチン接種に関する情報提供を広く行うとともに、接種費用の助成を含め、希望する方が安心して接種できる環境を整えてまいりたいと考えています。

残余につきましては、教育長等から答弁いたさせます。

多様な悩みを抱える子ども・保護者への支援について

子育て・教育

要旨議員は、ヤングケアラーへの支援と児童虐待防止について、学校現場での実態把握と関係機関の連携強化を求めました。市は、教職員の認識共有、児童生徒への情報発信、福祉と教育の包括的支援体制の強化に取り組むと答弁しました。

背景子どもの不登校や虐待、自殺が増加傾向にあり、子どもの権利条約とこども基本法に基づいた施策推進が求められているため、ヤングケアラーへの支援と児童虐待防止についての進捗確認と今後の取組が質問されました。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • ヤングケアラーへの支援
  • 学校現場での実態把握の状況と現状認識
  • 学校現場での対応と支援
  • 取組の状況
  • 今後の取組
  • 児童虐待防止への取組
  • 現状認識
  • 今後の取組
教育長ヤングケアラーへの支援についてお答えします。 初めに、学校現場での実態把握の状況と現状認識についてですが、ヤングケアラーは早期に把握し、迅速な支援につなげていくことが、児童生徒における学習環境の充実に向けては大変重要なことであると考えており…答弁の全文を読む

ヤングケアラーへの支援についてお答えします。

初めに、学校現場での実態把握の状況と現状認識についてですが、ヤングケアラーは早期に把握し、迅速な支援につなげていくことが、児童生徒における学習環境の充実に向けては大変重要なことであると考えております。そのためには、教職員自身がヤングケアラーに対する認識を共有し、児童生徒が悩みを打ち明けることができる体制をつくることが不可欠であると捉えております。各学校におきましては、いじめや不登校、家庭環境で苦しむ児童生徒同様、教職員やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどによる教育相談等を継続して実施し、その実態把握に努めているところであります。しかしながら、ヤングケアラーは家庭内でのデリケートな問題を含んでいる場合がほとんどであり、支援が必要であっても表面化しにくいものと認識しております。学校生活の中において、児童生徒のささいな変化まで見逃さないよう教職員も注意して観察し、その把握に努めているところですが、現状、全ての実態把握は困難な状況と考えております。

次に、学校現場での対応と支援についてですが、まず児童生徒に対し、自らがヤングケアラーであることが認知できるよう、必要な情報を発信、周知していくことが肝要であります。そのため、児童生徒にはヤングケアラーの定義や状況などを理解できるよう、発達段階に応じた説明やポスター掲示などの啓発を行っております。また、児童生徒一人一人の情報端末において、いつでも悩みや不安を相談できる機能を設け、その兆候を察知した教職員は関係機関等と迅速に情報共有することができるよう努めております。今後も引き続き、地域の民生委員など関係機関との連携に加え、児童生徒に寄り添った対応ができる教職員の研修等の実施に努めてまいります。

次に、避難所に指定されている小中学校施設における下水道接続後の浄化槽の活用についてお答えします。

現在、地域防災計画において避難所へと指定されている小中学校のうち、下水道計画区域内であるものの供用されておらず浄化槽により排水処理を行っている学校は、第四小学校、大岡小学校及び大岡中学校の3校であります。これらの3校において、今後、下水道が供用された場合には順次接続してまいりますが、接続後の浄化槽につきましては、被災時の排水処理施設としての活用の可能性について調査研究をしてまいります。

福祉事務所長ヤングケアラーへの支援についてお答えします。 初めに、取組の状況につきましては、昨年11月に子育てSOS講演会としてヤングケアラーの当事者であった方による講演会を開催し、要保護児童対策地域協議会の関係者を中心に約130人の市民の皆様に御参加…答弁の全文を読む

ヤングケアラーへの支援についてお答えします。

初めに、取組の状況につきましては、昨年11月に子育てSOS講演会としてヤングケアラーの当事者であった方による講演会を開催し、要保護児童対策地域協議会の関係者を中心に約130人の市民の皆様に御参加いただきました。また、当事者が交流したり相談できる場の設置につきましては、静岡県が当事者同士が話し合ったり、支援員に相談できるヤングケアラーの居場所の開設や電話及びSNSでの相談を実施しております。市といたしましては、当該事業の周知等を行うなど、県と連携・協力して取り組んでまいります。さらに、家事・育児等に不安や負担を抱えている家庭に訪問し、家事支援を行う子育て世帯訪問支援事業の対象年齢を今年度から18歳未満に拡充し、ヤングケアラーの支援に活用できるようにいたしました。

次に、今後の取組につきましては、引き続き要保護児童対策地域協議会などの関係者を対象とした講演会等を開催し、ヤングケアラーに対する理解を深める事業などに取り組んでまいります。あわせて、ヤングケアラーとなる要因がケースごとに異なることから、福祉と教育が連携し、包括的に支援する体制の強化を図ってまいります。

次に、児童虐待防止への取組についてお答えします。

初めに、現状認識につきましては、本市の児童虐待の件数は、新規の通告件数が令和元年度をピークに減少しているものの、既存のケースなどを合わせた相談対応の延べ件数につきましては横ばいであります。相談内容の複雑化や多様化により、長期化しているケースが増えているものと考えております。

次に、今後の取組につきましては、児童虐待の早期発見、防止のために、引き続き、要保護児童対策地域協議会の構成員である児童相談所や警察、民生委員児童委員協議会などの関係機関等との連携を深め、ケースに応じた適切な対応に努めてまいります。あわせて、児童福祉法の一部改正により母子保健と児童福祉の機能を一体化し、相談支援を強化するために設置が努力義務化されましたこども家庭センターの設置の検討も含め、切れ目のない支援体制の充実を目指してまいります。

福祉事務所長多様な悩みを抱える子ども・保護者への支援についてお答えします。 現在、児童虐待やヤングケアラーなど子供や子育てに関する相談については、こども家庭課こども相談係が窓口となっております。また、妊産婦や産後の子育て相談などについては、健康づくり課…答弁の全文を読む

多様な悩みを抱える子ども・保護者への支援についてお答えします。

現在、児童虐待やヤングケアラーなど子供や子育てに関する相談については、こども家庭課こども相談係が窓口となっております。また、妊産婦や産後の子育て相談などについては、健康づくり課母子保健係が窓口となっており、それぞれの窓口で受け付けた案件について、相談内容によって関係所属と連携・協力して支援に当たっております。市民の皆様が今よりもさらに相談しやすくなるよう、相談窓口の一本化を含めた支援体制の強化を検討してまいります。

次に、子育て世帯訪問支援事業の利用状況と今後の展開につきましては、利用世帯数は今年度11月末現在で17世帯の利用となっております。支援内容は、乳幼児を抱えた世帯等における食事の支度や掃除等の家事サービスの提供が主なものとなっております。今後、特に対象年齢の拡大により新たに利用対象となった子供のいる世帯に対し、同事業の周知を強化し利用の拡大を図ってまいります。

避難所に指定されている公共施設の下水道接続後の浄化槽の活用について

防災・減災

要旨議員は避難所に指定されている公共施設(新総合体育館、地区センター)が下水道に接続された後、現在設置されている合併浄化槽をどのように活用できるかを質問。市は各施設の状況を踏まえながら浄化槽の活用可能性について調査研究する方針を答弁。

背景下水道整備が進む中で、避難所に指定された公共施設が下水道に接続される際に、既存の合併浄化槽の有効活用をどうするかが課題となっている。特に災害時のトイレ機能を含めた施設の機能継続を検討する必要がある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 新総合体育館
  • 地区センター
  • 小中学校
産業振興部長避難所に指定されている公共施設の下水道接続後の浄化槽の活用についてお答えします。 新総合体育館は現在600人槽の合併浄化槽が設置されており、災害時には屋外トイレとしての利用が可能となるよう、6基のマンホールトイレが設置できる仕様となっており…答弁の全文を読む

避難所に指定されている公共施設の下水道接続後の浄化槽の活用についてお答えします。

新総合体育館は現在600人槽の合併浄化槽が設置されており、災害時には屋外トイレとしての利用が可能となるよう、6基のマンホールトイレが設置できる仕様となっております。下水道接続後の合併浄化槽につきましては、現機能を踏まえた上で、活用の可能性について調査研究してまいります。

政策推進部長次に、地区センターについてお答えします。 本市の地区センターのうち避難所に指定されているのは、戸田地区センター及び愛鷹地区センターであり、このうち戸田地区センターは建設時に下水道に接続しているため、浄化槽がありません。愛鷹地区センターにつき…答弁の全文を読む

次に、地区センターについてお答えします。

本市の地区センターのうち避難所に指定されているのは、戸田地区センター及び愛鷹地区センターであり、このうち戸田地区センターは建設時に下水道に接続しているため、浄化槽がありません。愛鷹地区センターにつきましては、今後、更新に向けた設計業務等を行ってまいりますが、下水道への接続が可能となる時期が明確になっていないことから、更新の際には合併浄化槽の設置が見込まれます。更新後の本地区センターにおける下水道接続後の合併浄化槽の活用につきましては、将来的な下水道への接続を見込む中で、その可能性について調査研究してまいります。

第9回2025-06-16

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき一般質問させていただきます。

物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金について質問します。

私たち公明党は、地域住民の声を身近に受け止め、住民の切実な声を国に届け、迅速かつ柔軟な支援が行き届くように取り組んできました。具体的な対策として、物価高やエネルギー価格の高騰に対する課題に向き合う生活者・事業者を支えるために、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金は極めて重要な政策手段であると考えております。令和7年5月、政府は全国的な物価高騰に対応するため、予備費を使って1,000億円の重点支援地方交付金を追加いたしました。本市の交付金は約6,000万円と伺っております。この交付金は、電気・ガス代や食料品の値上がりにより生活が厳しくなっている家庭や、経営に打撃を受けている事業者を支えるために、自治体が地域の事情に合わせて柔軟に使える予算です。今回の交付金で特に重視されているのは次のような支援です。生活者への支援としては、低所得世帯への光熱費・食費支援、子育て家庭への学校給食費などの補助、プレミアム商品券やマイナポイントによる消費の後押しなどであり、事業者への支援としては、医療介護施設や学校、公衆浴場などへの電気・食材費支援、農業・漁業・林業における飼料や肥料、電気代高騰への対策などであります。また、この交付金は水道料金の減免や自治体が行う公共工事などにおける賃金の引上げの支援にも使うことができます。思い起こせば、地方創生臨時交付金は、新型コロナウイルスの感染拡大の防止や、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活の支援等を行うために創設されました。不測の事態が起きたとき、最前線で住民を支えるのは自治体です。地方創生臨時交付金は、自治体が自由度高く使える財源として、まさに現場力を支える存在であります。本市においても、沼津の活力応援サポート事業やキャッシュレス決済推進事業、貨物自動車運送事業者支援など、この交付金を活用し、国難を乗り越えてきた背景があると思います。今、お米をはじめとする物価高騰やアメリカの相互関税による影響が懸念される中、本市においてもこの交付金を活用し、地域の実情に応じてきめ細やかに必要な事業を実施すべきであると考えます。

そこで質問します。

物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金のこれまでの活用状況及び効果と今後の考え方を伺います。

続きまして、空き家対策について質問してまいります。

令和5年に行われた総務省の住宅・土地統計調査によりますと、全国の空き家は約900万戸に達し、空き家率は13.8%と過去最高を更新。中でも管理不全や放置が懸念される空き家が全体の約4割を占め、深刻な社会課題となっています。沼津市においても、国勢調査に基づく平成30年住宅・土地統計調査では、空き家率は15.8%と全国平均を上回り、特に沿岸部では高齢化と重なり、空き家の増加が顕著であると認識しております。空き家対策は地域社会全体にとって重要であり、空き家を放置すると近隣住民への迷惑、建物劣化、治安悪化、火災リスクなど、様々な問題が発生する可能性があります。そのため、空き家の適切な管理・活用・解体など、具体的な対策を講じることが求められます。本市においては、令和2年に策定された空家等対策計画が最終年度を迎え、次期計画の準備に入っているものと推察いたします。

まず、本市における空き家の現状認識を伺います。

また、令和6年度に実態調査を行ったと伺いました。これまで住宅・土地統計調査も行っていると思いますので、これらの実態調査の結果を受けての当局の認識を伺います。

行政指導等の状況について質問します。

空家法に基づく特定空家や管理不全空家への対応として、勧告や命令、代執行などがあり、場合によっては、空家法による固定資産税の住宅用地特例を解除する状況もあるかもしれません。また、相続未登記や所有者不明の空き家に対して、どのような実務上の対応を行っているのでしょうか。これらを踏まえまして、行政指導等の状況についてお答えください。

空き家バンクの現状認識について質問します。

空き家バンクについては、登録件数・成約件数が限られており、制度としての活用が進んでいない現状と認識しています。さらに、県が直接運営したふじのくに空き家バンクは今年の3月31日で廃止されたと伺っております。しかしながら、市町単位での空き家バンク制度は、古くて流通しにくい、また相続等で権利関係が複雑な空き家は民間不動市場になかなか上がらない現状を鑑み、空き家バンクはそうした物件のセーフティーネットとなり、行政の信頼の下でマッチングを支援するなどの役割を考えますと、ますます重要になると考えます。その役割を果たすには、空き家の所有者や利用希望者に対する情報提供や支援体制の強化を図るべきだと考えます。

そこで質問します。

空き家バンクの現状認識を伺います。

法改正を踏まえた対策の強化について伺います。

御案内のとおり、令和5年に空き家対策特別措置法が改正され、空き家の管理不全状態でも指導や勧告が可能となり、利活用促進の仕組みも強化されました。さらに、令和6年4月からは、不動産の相続登記が義務化され、相続から3年以内に登記しない場合は過料の対象となります。これにより、所有者不明や放置空き家の抑制と利活用の促進が本格化していくと考えます。市民の皆様にとって影響があると思いますが、本市としてどのような対応を検討しているのか伺います。

相談窓口の強化について質問します。

これまで空き家の現状や法改正等に触れさせていただきました。これまで以上に、高齢の所有者や遠方在住の相続人などからの相談が増えることが予想されます。また、法改正により何が変わり、何を相談してよいのかも含め、お困りの方もいらっしゃることでしょう。これらのニーズに応えるため、これまで以上の相談体制づくりが必要となるのではないでしょうか。

そこで質問します。

市民が安心して相談できる体制の強化について当局の見解を伺います。

官民連携の推進について質問します。

空き家対策のさらなる推進には、行政だけではなく、民間や地域団体との官民連携が不可欠であると考えます。なぜなら、空き家は所有者の事情が多様であり、現地調査・相談対応・利活用提案・契約支援など、一つの主体だけでは対応し切れない課題が多いためであります。また、空き家の見守りには自治会などの地域団体の協力が欠かせません。空き家を地域の負債から未来の資源へと転換するためには、官民が役割を分担し、連携する体制づくりが必要になると考えます。

そこで質問します。

官民連携の推進について、当局の見解を伺います。

空き家を活用した定住促進について質問します。

空き家を活用した施策として、定住促進につなげることが挙げられます。定住促進に向けて、例えば住まいと仕事を結びつけた空き家利活用支援策の強化が求められます。本市では、市外からの移住者を対象に、空き家のリフォームや取得費の一部を助成する制度がありますが、その効果をどのように認識しているのか伺います。さらなる制度の拡大も考えられると思いますが、見解を伺います。

続きまして、サンウェルぬまづの利便性の向上について質問します。

サンウェルぬまづは平成19年の供用開始から18年が経過しており、市民に親しまれる施設として定着しており、多くの市民・団体が利用する地域福祉を支える重要な拠点施設であると認識しております。多くの市民・団体が利用することから、常に施設の利便性の向上に努める必要があると考えますが、利便性の向上に対する当局の認識を伺います。

利用者に寄り添う具体的な対応について質問します。

昨年、静岡県東部視覚障害者協会の皆様からサンウェルぬまづを利用する際、施設入り口が分かりにくいので改善してもらいたい、入り口付近の案内の改善やエレベーターまでの移動の対応改善、施設周辺の点字ブロックの設置をしていただきたいなどの要望に立ち会わさせていただきました。このような要望を一つの例として、当施設を利用する方々は、高齢者や障がい者など配慮が必要な方も多いと推察いたします。

そこで質問いたします。

利用者ニーズはどのように把握しているのか、利用されている方々の声に対して、どのような対応を取っているのか伺います。

地域福祉と健康づくりの拠点施設としての利活用について質問します。

先日もサンウェルに伺いました。5階にあるふれあい交流室はよい使われ方をしていると感じますが、3階につきましては一部は活用されているものの、大半のスペースはコロナ禍のときに利用制限があった状況から変わっていないように思われるくらい利用されていない状況が続いていると感じました。1階の西側はパーティションで塞がれ、物が置かれている状況でした。学園通りに面し立地条件がよく、何かしらの活用ができると思われますが、活用ができていない状況が続いていると推察いたします。これは以前に同僚議員が質問し指摘しておりますが、改善が見られていないように思います。大分時間が経過しております。今指摘させていただいた1階及び3階の活用はどのようになるのか、明確にお答えください。

サンウェルぬまづは、地域福祉と健康づくりの拠点として設置されました。近年では、沼津市自立相談支援センターや沼津市成年後見支援センターも配置され、その役割はますます重要になっていると感じます。今後も引き続き市民に愛され、親しまれる施設として運営していくために、どのような利活用を検討しているのか伺います。

以上で、1回目の質問を終わります。

発言 2 / 2

空き家対策について2回目の質問をいたします。

丁寧な御答弁を伺いました。御答弁を伺いますと、法に基づいて確実に取組を進めていることが確認できましたが、今後は空き家が増える上、課題が深刻化・複雑化される空き家問題に対し、人的配置など行政の対応は限界を迎えているとの印象を受けました。先ほどもお話ししましたとおり、空き家対策は行政の取組にとどまらず、さらなる地域・民間・市民との共創による協働体制の構築が鍵を握ると考えます。具体的には、行政は制度設計や支援制度を整備し、民間は専門性やフットワークを生かして実務を担うことで、より迅速かつ実効性のある空き家対策が実現できると考えます。先ほどの質問と答弁のやり取りを踏まえまして、そのような視点を次期空家等対策計画に盛り込んでいただきたいと考えます。今後は空き家を地域の未来資源と捉えた活用戦略を積極的に進め、市民相談支援体制の強化、人材と地域力の活用、官民連携の推進を通じて総合的な対策を進めることが大切だと考えますが、当局の見解を伺います。

以上で、私の一般質問を終わりにします。

物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金について

産業・経済・雇用

要旨議員は、本市に約6,000万円配分された物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金について、これまでの活用状況、効果、今後の考え方を質問した。市は、令和5年度の商品券配付、令和6年度の給食費補助と水道基本料金減免を実施し、市民・事業者の経済的負担軽減につながっていると答弁し、今後も推奨事業メニューや他自治体事例を参考にしながら効果的に取り組むとした。

背景政府が令和7年5月に1,000億円の重点支援地方交付金を追加し、電気・ガス代や食料品の値上がり、お米価格の高騰やアメリカの相互関税の影響が懸念される中、本市でも地域の実情に応じた支援事業の実施が求められている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 活用状況及び効果と今後の考え方
市長物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金についてお答えいたします。 本市における本交付金を活用した物価高騰対策のこれまでの状況といたしましては、令和5年度に3,000円のカード式商品券を市内全世帯に対して配付する事業を実施するとともに、本年度…答弁の全文を読む

物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金についてお答えいたします。

本市における本交付金を活用した物価高騰対策のこれまでの状況といたしましては、令和5年度に3,000円のカード式商品券を市内全世帯に対して配付する事業を実施するとともに、本年度においては、小学校・中学校給食費の食材料費高騰に伴う増額分を公費負担する事業のほか、市内全ての世帯及び事業者等の2か月分の水道基本料金を減免する事業を実施してまいりました。このように時宜を捉えた物価高騰対策の取組により、物価高騰の影響を受ける市民や事業者の経済的負担の軽減や子育て世帯の支援につながっているものと認識しております。今後につきましても本交付金を活用し、国から示されました推奨事業メニューや他自治体における事例等を参考にしつつ、本市の実情に合わせ効果的な事業を実施することにより、物価高騰対策に積極的に取り組んでまいります。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

空き家対策について

まちづくり・都市基盤

要旨議員は、沼津市の空き家率が全国平均を上回る深刻な状況(17.2%)を背景に、実態調査結果や法改正への対応、空き家バンクの機能強化など具体的な対策の充実を求めた。市は、令和6年度の実態調査で640棟を確認し、令和5年の空家法改正により管理不全空家への指導体制を拡充する予定であることを答弁した。

背景沼津市の空き家は約900万戸の全国的な課題の中で、空き家率が平成30年の15.8%から17.2%に上昇し、特に沿岸部では高齢化と重なり増加が顕著である。放置された空き家による周辺への悪影響(治安悪化、火災リスク、建物劣化)が深刻な社会課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 現状認識と実態調査の結果
  • 行政指導等の実施状況
  • 空き家バンクに対する現状認識
  • 法改正を踏まえた対策の強化
  • 相談窓口の強化
  • 官民連携の推進
  • 空き家を活用した定住促進
都市計画部長空き家対策についてお答えします。 初めに、現状認識と実態調査の結果についてですが、本市におきましても人口減少や少子高齢化、生活様式の多様化など社会情勢の変化により空き家が増加し、長年放置された空き家による周辺地域への悪影響が問題となっており…答弁の全文を読む

空き家対策についてお答えします。

初めに、現状認識と実態調査の結果についてですが、本市におきましても人口減少や少子高齢化、生活様式の多様化など社会情勢の変化により空き家が増加し、長年放置された空き家による周辺地域への悪影響が問題となっております。令和5年に行われた住宅・土地統計調査によると、本市の集合住宅等も含めた総住宅戸数に占める空き住戸の割合は17.2%となっており、前回、平成30年の調査時から1.4ポイント増加しております。これは全国や静岡県の平均よりやや高い数値となっております。

次に、昨年度実施した実態調査では、水道の閉栓情報等を基に空き家候補の住宅約2,200棟を選定し、調査員が直接現地調査を行いました。その結果、640棟を空き家と確認し、所有者に対して今後の活用意向についてアンケート調査を実施しております。この回答内容を含めた実態調査の結果につきましては、今年度策定する次期空家等対策計画に反映させてまいります。統計調査と実態調査では空き家の定義が異なり、単純な比較はできませんが、両調査ともに空き家が増加傾向にあり、その中でも特に、適切な管理がされておらず周囲に悪影響を与える空き家についての対策は急務であると認識しております。

次に、行政指導等の実施状況についてお答えします。

倒壊の危険のある空き家などに対し、行政が法的に指導・勧告等を行うためには、空家等対策の推進に関する特別措置法、いわゆる空家法に基づき、特定空家等または管理不全空家等として認定する必要があります。本市では特定空家等の認定に当たり、静岡県内で統一した判定基準を活用しており、これまでに基準に該当した6件の空き家を特定空家等と認定し対応を図ってまいりました。このうち、市の空家等除却事業費補助金を活用して、所有者自ら除却を行った事例が2件、所有者不存在のため市が略式代執行にて除却した事例が1件、同じく略式代執行で修繕を行った結果、安全性が確保され認定を解除した事例が1件、合計4件の特定空家等が解消されております。残る2件につきましては、所有者不存在であるため指導・勧告を行うことができず、現在対応策を検討中であります。一方で、令和5年の空家法改正により、特定空家等に準ずる管理不全空家等についても、認定を行った上で指導・勧告ができるようになりました。現在その判定基準について県内で統一したものとするため、各自治体間で協議を行っているところであります。相続未登記の空き家につきましては、空家法に基づき、推定される相続人を調査し文書を送付するなど、適正な管理を促す対応を実施しております。相続人調査の結果、所有者不明である空き家につきましては、相続財産管理人制度の活用を検討し、土地売却等により解決の可能性のある空き家について、これまでに相続財産清算人の申立てを4件実施しております。

次に、空き家バンクに対する現状認識についてお答えします。

空き家の有効活用による管理不全な空き家の発生予防及び地域の活性化を図るため、本市では、令和2年度から全国版空き家バンクを活用し、市内の空き家の利活用や流通促進に取り組んでおります。本市の空き家バンクは、南部地域など不動産業者の仲介が少ない地域において、物件の流通を促すことを目的としているため、登録可能な物件は不動産媒介契約を締結していないものに限定しております。本市における空き家バンクの現在の物件登録数は、売却用が2件、賃貸用が2件であり、利用者登録数は31名となっております。これまでの活用実績につきましては、売却用物件が9件のうち7件成約されました。賃貸用物件につきましては5件のうち1件が成約、2件が取下げとなっており、不動産業者が少ない地域における空き家の流通について数は少ないものの、一定の効果を上げているものと考えております。一方で、空き家の減少にはさらなる活用促進が必要であることから、戸田地区においては、沼津市商工会と連携した取組を行っているほか、本市の空き家バンクのホームページでは、宅地建物取引業協会及び全日本不動産協会のポータルサイトへのリンクを設け、空き家バンクに登録している物件以外の空き家情報も入手できる体制を整えております。

次に、法改正を踏まえた対策の強化についてお答えします。

国は人口減少が進む中、今後も増加していくと見込まれる空き家への対策について、特定空家等に対する措置の円滑化や、事態を悪化させないため特定空家等になる前の段階から管理の確保を図る必要があるとして、令和5年に空家法を改正しました。この法改正は空き家所有者の管理責任をより強化することを目的に、活用拡大、管理の確保、特定空家の除却等を3本の柱とした内容となっており、主な改正内容としては、放置すれば特定空家等に至る状態の空き家を管理不全空家として認定することで、所有者に対し指導・勧告できることになりました。管理不全空家等の認定基準につきましては、現在、県内自治体の協議により統一的な基準を策定しているところであり、本市におきましては基準にのっとった認定事務を行う予定であります。また、勧告を受けた特定空家等や管理不全空家等につきましては、固定資産税の住宅用地特例が解除されることから、税部局とも連携し取り組んでまいります。このほか不動産登記法の改正により、相続登記が義務化され空き家所有者の特定が容易となる一方で、相続を放棄する事例が増え所有者不存在の空き家が増加する懸念もあることから、相続発生前に家族間で遺産となる不動産について考えていただく機会を設ける取組も検討してまいります。

次に、相談窓口の強化についてお答えします。

空き家問題の相談は不動産や相続の問題だけでなく、廃棄物や害虫対策、道路交通や防犯などその内容は広範囲になることから、多岐にわたる相談をワンストップで受け付ける窓口を住宅政策課内の空き家・耐震対策係に設け、今年度から増員の上、鋭意取り組んでおります。相談窓口には年間60件以上の新規相談があり、問題となっている空き家を中心にこれまでに延べ600件を超える相談を受けてきました。相続や売却等、専門的な知識を必要とする相談に関しては、職員だけでは対応に限界があることから、静岡県司法書士会や静岡県弁護士会等の関係団体との協力体制を設けております。また、司法書士・税理士・建築士・宅地建物取引士といった各分野の専門家を一堂に集め、一日で所有者が抱える様々な問題を相談できる空き家ワンストップ相談会を令和2年度から開催しております。相談会は所有者にとって様々な専門相談を無料で行うことができる貴重な場であることから、今後も継続して開催してまいりたいと考えております。相談窓口の周知につきましては、市ホームページや広報紙のほか、空き家所有者に送付する指導文書や啓発チラシ、さらには市が配布するエンディングノートへの掲載など、幅広く取り組んでいるところであります。空き家に関わる問題は所有者だけで抱え込まず、まずは第三者に相談することが重要であると認識しており、市や専門家に安心して気軽に相談できるよう、引き続き周知や体制の強化に努めてまいります。

次に、官民連携の推進についてお答えします。

先ほど御答弁しましたとおり、空き家問題の相談はより専門的な知見が必要であることから、司法書士会や弁護士会と連携協定を締結しているほか、適正管理の分野では沼津市シルバー人材センターが実施する、遠方に住んでいる等の理由で管理することが難しい空き家所有者向けの空き家見守りサービスの周知等の取組を進めております。また、各自治会に対し、地域の空き家情報に関するアンケート調査を定期的に実施しているほか、問題となっている空き家に関する相談を随時受け付けるなど自治会との連携も引き続き図ってまいります。

次に、空き家を活用した定住促進についてお答えします。

相談を受ける空き家には、まだ十分に居住可能な物件も多く、管理不全な状態になる前に、利活用により適正な管理につなげていくことが必要であると考えております。このため本市においては、市外からの移住者等を対象に空き家のリフォームや取得費の一部を助成する制度を令和2年度に新設し、これまでに13世帯が利用してきました。また、本制度は空き家の解消と移住定住支援の双方に有効であることから、さらなる活用促進のためホームページやSNSを活用した広報のほか、首都圏でインターネットを利用し移住に関する検索を行った方に対し広告を配信するなど、周知に取り組んでまいりました。今年度はこれまでの取組に加え、利用者がより見やすい制度の紹介ページを新たに作成するなど、より一層の周知を図り移住定住の促進につなげてまいります。

サンウェルぬまづの利便性の向上について

福祉・高齢者・障がい

要旨議員はサンウェルぬまづの現状認識、利用者に寄り添う具体的な対応、地域福祉と健康づくりの拠点としての利活用について質問し、市は利用者数の減少傾向を認識しながらアンケート実施、点字ブロック設置、フリースペース利用時間延長などの利便性向上施策とSNS等による情報発信強化を答弁した。

背景サンウェルぬまづの利用者数がコロナ禍前に回復していないため、多くの市民や団体に利用してもらうための利便性向上が課題になっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 現状認識
  • 利用者に寄り添う具体的な対応
  • 地域福祉と健康づくりの拠点施設としての利活用
福祉事務所長サンウェルぬまづの利便性の向上についてお答えします。 初めに、現状認識についてですが、令和6年度のサンウェルぬまづの利用者数は約5万4000人、利用団体数は約5,000団体となっております。コロナ禍後と比較しますと、会議やイベントの運営形態…答弁の全文を読む

サンウェルぬまづの利便性の向上についてお答えします。

初めに、現状認識についてですが、令和6年度のサンウェルぬまづの利用者数は約5万4000人、利用団体数は約5,000団体となっております。コロナ禍後と比較しますと、会議やイベントの運営形態が変容し、利用回数は横ばいでありますが、1団体当たりの利用者数は減少傾向にあります。今後、多くの市民や団体の方々に利用していただくためには、常に市民目線に立った利便性の向上に努めることが必要であると認識しております。

次に、利用者に寄り添う具体的な対応についてお答えします。

サンウェルぬまづでは、多くの方が参加される会議やイベントにおいてアンケートを実施し、利用者ニーズの把握とその反映に努めております。また、高齢者や障がい者など配慮が必要な利用者の利便性向上を目的とした対応につきましては、今年度に行う点字ブロックの追加設置の際には、配慮が必要な利用者の意見を伺うなど、利用者に寄り添いながら対応してまいります。

次に、地域福祉と健康づくりの拠点施設としての利活用についてお答えします。

1階及び3階の活用についてですが、1階につきましては、緊急時に災害ボランティアセンターとして使用することから、スポット的に活用したいと考えており、今年度は沼津市社会福祉協議会が主催する災害ボランティア養成講座や小学生の福祉体験講座等の開催を予定しております。3階につきましては、フリースペースの利用を2時間までとしておりましたが、さらに2時間延長し、利用者の利便性の向上を図りました。

次に、愛され親しまれる施設として運営するための利活用についてですが、本施設は、会議室の貸出しをはじめ、生活や結婚、健康相談等総合的な福祉相談を行っております。また、ふれあい交流室での多彩なイベントの開催、健康増進ルーム等での各種教室の実施など、子どもから大人まで多くの方々に御利用いただき、地域福祉の向上に欠かせない施設となっております。しかしながら、現在コロナ禍前の利用者数に回復していないことから、魅力的なイベントの実施や施設の情報の発信力を高める必要があると考えております。今後も引き続き利用者の皆様の声を重視した運営を行い、施設の利便性向上に努めるとともにSNS等による情報発信を積極的に行い、より愛され親しまれる施設を目指してまいります。

第10回2025-09-25

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

本市の自治体DXの推進について質問いたします。

去る9月5日、沼津市議会会派志政会、沼津志帥会、市民クラブ、公明党は、第5次沼津市総合計画の後期推進計画等に係る要望書を賴重市長に提出させていただきました。その要望の中の一つに、DXの推進により、市民生活の利便性を向上させるとともに、行政の効率化を図ること。そのために、デジタル行政手続の拡充、地域課題の可視化、市民参加型の政策づくり、事務的作業の効率化、個別避難計画の策定を図ることと要望させていただいております。本市においては、本年度までの5か年を計画期間とする沼津市情報化推進・官民データ活用推進計画を策定し、最終年度を迎え、来年度からはDX推進計画として、現在策定を進めていると伺っております。

まず初めに、沼津市情報化推進・官民データ活用推進計画に係る各種施策の進捗状況について、当局の見解を伺います。

市民サービスの向上に資する取組について質問します。

市民一人一人の暮らしに寄り添い、安心と利便性を高めていくことは、行政の最も基本的な使命であります。近年、生活様式や価値観が大きく変化する中で、市民サービスに対する期待はますます多様化・高度化しており、従来の仕組みだけでは十分に応えることが難しくなっています。こうした状況において、行政にはデジタル技術の活用や窓口対応の改善など、時代に即した新たな工夫が求められています。

そこで質問します。

現状に対する認識と市民サービスの向上に資する今後の取組について、当局の見解を伺います。

業務効率化に資する取組について質問します。

行政運営を取り巻く環境は少子高齢化の進展や人材不足、そして先ほど述べましたとおり、市民ニーズの多様化・高度化など、かつてない変化に直面しています。こうした中、限られた職員体制や財源の中で、質の高い行政サービスを持続的に提供していくためには、業務の効率化は不可欠であります。

そこで質問いたします。

現在の取組状況と課題に対する認識を伺います。

その具体的な解決策の一つとして注目されているのが、RPA(Robotic Process Automation)であります。RPAは、定型的で繰り返し行われる事務作業を自動化することにより、職員の業務時間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを防ぐ効果も期待できます。本市においても、RPAの活用は不可欠であると考えます。RPAの導入状況について伺います。

RPAの積極的な導入をはじめ、さらなる業務効率化に資する取組が必要と考えます。業務の効率化に資する今後の取組についての当局の見解を伺います。

市民ニーズを把握した政策立案について質問します。

限られた行政資源を効果的に活用し、真に求められる施策を実現していくためには、市民ニーズを正確に捉え、それを的確に政策に反映させる仕組みづくりが必要です。本市のまちづくりの政策立案に市民の声を反映する仕組みとして、まちづくりデジタルプラットフォームぬまぷらによる活動紹介や意見募集が行われています。

そこで質問します。

ぬまぷらの活用状況と今後の展開をお聞かせください。

市民の生活実感に寄り添いながら、データに裏づけられた政策を展開することが市政に対する信頼を深め、持続可能なまちづくりにつながると認識しています。まちづくり以外でも、気軽に意見を言うことができる、このぬまぷらの仕組みを全庁的な政策立案の基盤として活用していくことも可能と考えますが、市政全体への展開についての考えを伺います。

防災分野におけるDXの推進について質問します。

全国各地で地震や豪雨災害が頻発し、災害が甚大化する中で、迅速かつ的確な情報共有と避難行動の支援は、自治体に課せられた最重要課題の一つとなっています。9月7日に行われた総合防災訓練では、沼津市防災アプリと運用を開始したポータルサイトの周知をさせていただいたところです。本市においても、防災DXを積極的に取り入れることで、市民の命と生活を守る体制を強化しているところであります。防災分野におけるDXはどのように推進しているのか、具体的な施策について現状に対する認識を伺います。

要支援者支援への活用について質問します。

防災DXの中でも、特に今後力を入れていかなくてはならないのが要支援者支援への活用です。ここで私なりに課題を整理させていただきますと、要支援者名簿はあっても実際の居住状況や支援ニーズの変化に追いついていないことが多く、更新・共有が不十分であり、名簿と実態の乖離がある点。2021年5月に災害対策基本法が改正され、本市においても避難行動要支援者に対して個別避難計画の作成を推進しておりますが、個別避難計画の策定率は全国においても低く、多くの市町村で取組が進んでいない点。発災時には共助に頼らざるを得ませんが、誰が助けに行くのか、明確になっていなく、実際には自治会や民生委員、消防団などで構成した支援体制が必要な点。災害のあった地域では、障がい者、高齢者などへの情報伝達が災害時に届かず、避難行動が遅れる事例が多数あり、災害弱者と呼ばれる方々の情報伝達の障壁が存在している点が挙げられます。

そこで質問します。

これらの課題解決に向けて、要支援者支援へのDXの活用は必須であると考えますが、当局の見解を伺います。

消防団への活用について質問します。

地域の安全・安心を支える消防団を取り巻く環境は大きく変化しております。団員数の減少や高齢化、平時からの訓練・活動における負担の増加など持続可能な組織運営に向けた課題が顕在化しています。こうした中で注目されるのが消防団活動におけるDXの推進であります。デジタル技術を活用することで、災害時の出動指令や現場情報の即時共有、訓練や資機材管理の効率化、さらには団員の出動管理の効率化を図ることができ、それをまとめる当局側の業務の効率化にもつながると考えます。消防団におけるDXの推進について当局の見解を伺います。

さらなる自治体DXの推進に対する考えについて質問します。

これまで様々な角度から、自治体DXについて質問をさせていただきました。DXを単なるデジタル化にとどめるのではなく、業務改革や市民目線のサービス向上につなげていくことこそ、持続可能な市政運営の基盤になると考えます。さらに、これらのDX化はもとより、扱える人材も重要であると考えます。現在策定中の次期DX推進計画に反映していただきたいと思います。

以上を踏まえ、さらなる自治体DXの推進に対する考えについて当局の見解を伺います。

続きまして、市民参加型健康増進の取組について質問します。

誰もがいつまでも心身ともに健康で長生きしてほしい。これは行政にとっても共通の願いであります。現在、本市では市民の健康づくりを推進するために、ぬまづ健康マイレージ事業を実施しております。ぬまづ健康マイレージ事業の取組状況と評価を伺います。

近年、予防医療が注目されております。病気を未然に防ぐことを目的とした医療であり、健康寿命を延ばすための重要な取組です。これには、市民意識の醸成が鍵になると認識しております。ぬまづ健康マイレージ事業の説明の中に、気軽に健康づくりにチャレンジして、健康とお得を手に入れましょうとあります。市民参加の意欲、市民意識の醸成を高める、よい事業でありますが、仕組みとして改善が必要です。そこで、デジタル化を推進することで利便性向上や本来の目的に資する仕組みづくりができるのではないかと考えます。例えば、スマートフォンアプリとの連携により、日常的な活動データから自動的にポイントを付与する仕組みを導入したり、健診受診や健康イベント参加についても、QRコードやマイナンバーカードを活用した簡易な記録方法を検討したり、たまったポイントを市内商店街やスーパーなどで利用できるようにすることで、地域経済の活性化にもつなげられたり、電子地域通貨やキャッシュレス決済との連携の可能性もあるのかもしれません。言うなれば、ポイ活のような仕組みであります。

そこで質問します。

この事業の目的の達成と多くの市民の皆様に参加していただくためには、デジタル化を念頭に仕組みを改善する必要があると考えますが、そのデジタル化の考え方を踏まえた今後の展開を伺います。

続きまして、本市の公園について、都市公園の整備状況について質問します。

市民から、特に子育て世代から公園をもっと増やしてほしいとの声をお聞きします。さらに、公園の利便性や本来の目的を考えますと、駐車場の整備やトイレの環境、そして子どもたちにとって魅力ある遊具の設置など、市民の皆様が利用しやすいさらなる環境の整備が必要と考えます。都市公園の整備状況は、他市町と比べてどうなのかを含め、公園整備に対する認識を伺うとともに、中央公園の整備の内容や取組について、これから貨物駅跡地に整備する予定の都市公園や高沢公園について現在の状況を伺います。

暑さ対策について質問します。

現在も残暑が続いております。思い起こせば、夏休みに入った子どもたちをどこかへ連れていこうとしても、この危険な暑さの中、どこへ行こうか、行き先に非常に困りました。パパ友、ママ友とも情報交換しておりますが、公園はなかなか選択肢に入りません。キッズパークと呼ばれる屋内施設は、混雑や利用制限、費用面を考えなくてはならないため、安心して気軽に子どもを遊ばせられる場所が本当に限られているというもどかしさを強く感じております。公園の本来の目的から酷暑を想定した公園の整備の在り方を考え、市民の皆さんに安心して利用していただけるよう整備を進めていく必要があると考えます。

そこで質問します。

公園の暑さ対策についての当局の見解を伺います。

防災機能の充実について質問します。

公園は防災機能を担う重要なインフラでもあります。避難場所や一時滞在機能、簡易トイレや水源の確保などを含めた防災機能の充実について、今後の整備方針をお聞かせください。

続きまして、公園利用のマナー向上の取組について質問してまいります。

近年、特に外国人による深夜における騒音、飲酒、ごみの放置、喫煙などが地域課題として顕在化しています。とりわけ、真夜中に公園で宴会のような騒ぎが行われ、近隣住民の生活環境に深刻な影響を与えているという声も届いております。実際、周辺住民の方が様子を撮影した動画を拝見したり、当局と警察のパトロールに同行させていただいたり、翌朝のごみの散乱状況を確認し、周辺地域の皆様とごみ拾いを行ったりしております。このような課題をどのように認識し、現在どのような対策を講じているのか伺います。

このような状況が数年続いていると伺っております。9月20日の朝もお酒の缶が含まれているごみがまとめて放置されているところを確認しております。マナー啓発や単発的な市や警察などの巡回では限界があり、まずマナーやルールを明確化し、一定の行為を規制する条例の整備が必要ではないかと強く感じるところです。条例改正の必要性について、当局の見解を伺います。

一刻も早い解決を図っていくために、防犯カメラの設置や深夜の巡回体制の強化、警察・地域住民・行政の連携体制なども含めて今後の取組を伺います。

以上で、1回目の質問を終わりにします。

発言 2 / 2

2回目の質問をいたします。

防災分野におけるDXの推進、要支援者支援の活用について質問します。

今後、デジタル技術を活用した取組が必要であるものと認識しているとの答弁でした。今からでも、準備を進めていただきたいと思います。富士市では、個別避難計画の効果的・効率的な作成手法を構築するため、モデル事業を実施しております。紙からオンラインへ移行し、業務負荷を軽減することや常に新しい情報の更新体制を構築することに効果があります。加えて、要支援者のニーズに応える支援者とのマッチングに寄与し、共助体制の構築につなげていることが確認され、災害時の直接の安否確認体制の構築にも寄与しているとのことです。

そこで質問します。

他市町では、要支援者名簿や個別避難計画の管理システムが導入されております。ぜひ本市でも導入していただきたいと考えますが、当局の見解を伺います。

ぬまづ健康マイレージについて質問します。

ただいまの御答弁では、健康マイレージのデジタル化について、まずはポイントシートの電子メール提出を可能とするとの方向性を示していただきました。一方で、導入費用やランニングコストが課題であるとの御答弁もありました。確かに財政負担の観点は重要ではありますが、健康増進や市民の参加拡大といった効果を考えれば、長期的には医療費をはじめ、社会保障費の削減や市民の健康寿命延伸につながる投資とも言えるのではないでしょうか。

そこで質問します。

デジタル化に向けては、他市町の事例を参考に国の交付金などを活用し、市の財政負担を抑えながら取り組むことも可能と考えます。本市として、そのような財源の活用を視野に入れながら、前向きに検討を進めていただきたいと考えますが、見解を伺います。

公園の暑さ対策について質問します。

再整備などにより、既存の公園の質を向上させることが重要であるとの認識が示されました。暑さに強い公園の整備は質の向上に寄与し、子育て支援や居場所づくりにも直結する大事な視点と考えます。今後の整備や再整備に当たっては、エアコンのある建物、休憩スペースが必須であると考えます。長泉町では、鮎壺公園において、子どもたちが暑さを気にせず遊べる空間整備が実現されています。このような先進事例を参考にしつつ、今後整備する公園については、計画段階からエアコンのある休憩スペースを視野に入れた暑さを前提とした公園設計をしていただきたいと考えますが、当局の見解を伺います。

以上で、私の一般質問を終わります。

本市の自治体DXの推進について

デジタル・DX

要旨議員は沼津市の自治体DX推進計画の進捗・市民サービス向上・業務効率化・防災DX等について包括的に問い、市は38施策中30項目の指標達成、生成AI・RPA(年間2,184時間削減)・電子申請拡充等の取組状況を示し、今後も市民利便性向上と職員能力向上を進めると答えた。

背景少子高齢化・人材不足・市民ニーズの多様化に加え、全国的な災害頻発や要支援者支援の課題が山積する中、本年度が現行情報化推進計画の最終年度にあたり、次期DX推進計画の策定を控えているタイミングで質問された。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 沼津市情報化推進・官民データ活用推進計画に係る各種施策の進捗状況
  • 現状に対する認識
  • 利便性の向上に向けた今後の取組
  • 業務の効率化に資する取組
  • 現在の取組状況と課題に対する認識
  • RPAの導入状況
  • 業務の効率化に資する今後の取組
  • 市民ニーズを把握した政策立案
  • ぬまぷらの活用状況と今後の展開
  • 市政全体に展開する考え
  • 防災分野におけるDXの推進
  • 現状に対する認識
  • 要支援者支援への活用
  • 消防団への活用
  • さらなる自治体DXの推進に対する考え
市長さらなる自治体DXの推進に対する考えについてお答えいたします。 現計画を策定した令和2年度と比較し、スマートフォンが広く普及し、SNSや電子決済など、多くの分野でデジタル技術が身近に利用されるようになっております。このような中、自治体職員に…答弁の全文を読む

さらなる自治体DXの推進に対する考えについてお答えいたします。

現計画を策定した令和2年度と比較し、スマートフォンが広く普及し、SNSや電子決済など、多くの分野でデジタル技術が身近に利用されるようになっております。このような中、自治体職員においても、デジタルツール等を活用するリテラシーを確保するとともに、職責に応じ、全体最適化の視点を持ちつつ、DX推進を図る意識を持つことが重要となっているところであります。私ども沼津市におきましても、令和6年度から生成AI、ChatGPTも活用させていただいているところでございます。このようなことによりまして、例えば文章の作成であったり、アイデア出しに活用させていただいているところでございますが、議員からも御指摘がありますように、これらは業務の効率化を図るということで、AIを活用した行政運営を進めさせていただいているところです。このようなAIを活用した分野において、例えばですが、時間がそのことで浮いた場合に、福祉施策のようなものに関しては、なかなかAI等を活用するというだけでは済まない部分がございます。やはりフェース・トゥー・フェースで対応しなければならない。こういうことに時間を割くなど、例えば市民サービス、行政サービスの向上にもつながるのかなと。そのような意識を持ってして、現在いろいろな取組を進めさせていただきます。今後のDX推進については、職責や役割に応じた研修の実施などにより、職員の能力向上を図るとともに、市民の利便性向上に向けたDX推進に向けた取組を着実に進めさせていただき、市民の期待に応える行政運営を推進してまいります。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

政策推進部長本市の自治体DXの推進についてお答えします。 初めに、沼津市情報化推進・官民データ活用推進計画に係る各種施策の進捗状況についてお答えします。 本計画に定めるオンライン申請の拡充、RPAによる業務の効率化、キャッシュレス決済の導入等の全38項…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

本市の自治体DXの推進についてお答えします。

初めに、沼津市情報化推進・官民データ活用推進計画に係る各種施策の進捗状況についてお答えします。

本計画に定めるオンライン申請の拡充、RPAによる業務の効率化、キャッシュレス決済の導入等の全38項目の取組のうち、令和6年度末において設定した評価指標を達成しているものは30項目となっております。本年度は、計画の最終年度に当たることから、引き続き計画の進捗に努めてまいります。

次に、市民サービスの向上に資する取組についてお答えします。

初めに、現状に対する認識についてですが、本市では転出入などの住民異動届の提出の際にタブレット端末を活用し、申請書が自動作成されるスマート窓口システムを令和5年度に導入しているほか、キャッシュレス決済については、令和3年度に市県民税等が口座から直接支払い可能となるペイジーに対応したことをはじめ、令和6年度には、PayPayによるキャッシュレス決済にも対応する等、順次拡充しております。また電子申請については、国のマイナポータルぴったりサービスを活用した電子申請の拡充を行っており、令和6年度末で140の手続で1万1245件の利用がありました。これらの取組により、市民サービスの向上が図られたものと認識しております。

次に、利便性の向上に向けた今後の取組についてですが、これらの取組をさらに周知し、より多くの方々に御利用いただけるよう努めるとともに、電子申請やキャッシュレス決済のさらなる拡充など市民にとってより利便性の高いサービスの提供に努めてまいります。

次に、業務の効率化に資する取組についてお答えします。

初めに、現在の取組状況と課題に対する認識についてですが、本市では、令和6年度から生成AIを本格導入し、議事録の要約や施策の検討等に活用しております。ペーパーレス会議システムについては、市議会本会議、全体部長会議及び定例記者会見などに活用し、令和6年度に導入したモバイル端末については、場所にとらわれず業務を実施できるなど、業務の効率化を進めております。またRPAについては、令和6年度は照会した内容の入力作業の自動化など12の業務に適用し、年間で42件の利用があり、手作業による処理と比べ2,184時間の削減効果がありました。今後におきましては、より多くの職員が利用するよう庁内メールや研修を通じて利用を促進するとともに、全ての職員がデジタル技術により、多様な働き方を実現できる環境整備を推進することで、さらなる業務の効率化を図ってまいります。

市政全体に展開する考えについてお答えします。

市民の皆様から寄せられる御意見や御提言などは、市政を運営していく上で重要であることから、本市では市民の声システムを導入し、寄せられた声は、市長、副市長及び担当部署が確認し、その内容を検討・対応していくことで、市政運営に生かしております。また、毎年市民意識調査を実施し、市民生活の現状や市民意識、行政に対する要望や関心度を把握することで、今後の市政運営に当たっての基礎データとし、政策立案等に反映しております。さらに、各種計画の策定や政策の立案に当たっては、市民等へのアンケート調査をはじめ、有識者、関係団体、市民の代表などから成る委員から意見を聴取するなど、幅広い市民ニーズを政策立案等に反映できるよう努めております。このように市民ニーズの把握に努めているところでありますが、市民からの声をより的確に収集分析し、政策立案等に反映できるよう、全庁的な仕組みづくりに取り組んでまいります。

都市計画部長ぬまぷらの活用状況と、今後の展開についてお答えします。 ぬまぷらは、ヒト中心のまちづくりに向けて、中心市街地で行われる様々な活動や取組などの情報を発信するとともに、市民の皆様が参加し、まちづくりに関する意見を双方向に発信することができるウェ…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

ぬまぷらの活用状況と、今後の展開についてお答えします。

ぬまぷらは、ヒト中心のまちづくりに向けて、中心市街地で行われる様々な活動や取組などの情報を発信するとともに、市民の皆様が参加し、まちづくりに関する意見を双方向に発信することができるウェブ上のプラットフォームとして、本年1月に運用を開始しました。今までは、FacebookやInstagramなど、一方向による情報発信であったものが双方向になるとともに、気軽にまちづくりに関する意見交換が可能となることで、若い世代やこれまでまちづくりにあまり参加していなかった方も、当事者としてまちづくりに関わっていただくことを目的に導入したものであります。これまでの活用としましては、イベントの紹介やインタビュー記事の掲載、テーマに沿ったまちに対する意見募集などを行うとともに、まち歩きツアーと企画連携し、実際にまちなかをめぐり、感じたことを参加者の声として投稿いただいております。今後につきましては、鉄道高架事業や民間まちづくり活動支援事業など、まちづくり関係部署とも連携しながら、様々なワークショップ等と連動した企画を定期的に開催し、取組の継続を図るとともに、多くの方にぬまぷらのさらなる周知を図り、気軽にまちづくりに参加していただくことで、市民の皆様のまちづくりに対する関心や期待感を高めてまいりたいと考えております。

次に、都市公園の整備状況についてお答えします。

まず、現状認識と今後予定している整備の内容、取組についてですが、本市では全153か所、136.93ヘクタールの都市公園を開設し、市民1人当たりの公園面積は7.42平方メートルとなり、政令指定都市を除く、県内平均の10.3平方メートルと比べ、少ない状況となっております。公園の整備については、近年、市民の価値観やライフスタイルの多様化などに伴い、都市公園に求める市民ニーズも変化していることから、再整備などにより、既存の公園の質を向上させることが重要であると認識しております。そのような中、今年度着工する中央公園におきましては、トイレなどの老朽化した施設を改修するとともに、新たに芝生広場や遊具などを設置するほか、民間事業者が飲食店舗を整備するなど、公園の機能強化及び中心市街地の公園にふさわしい利活用促進を目的とした整備を進めてまいります。また、高沢公園におきましては、現在、地元自治会等と意見交換をしながら、利便性や魅力の向上を図るための再整備に向けた基本方針の策定を進めているほか、現貨物駅移転後の跡地におきましては、地元住民、中高生、子育て世代の皆様とのワークショップを開催するなど、多様な世代の方々のニーズを踏まえ、昨年度、基本計画を策定したところであり、今年度中の都市計画決定を目指し、手続を進めております。

次に、暑さ対策についてお答えします。

近年の地球温暖化の影響を受け、日差しの強い暑い季節が長期化する中、公園を快適に利用する上では、暑さ対策は重要であると認識しております。具体的な取組としまして、今年度、門池公園ほか3公園において、日よけを設置したほか、中央公園におきましては新たに大屋根等を整備してまいります。

次に、防災機能の充実についてお答えします。

都市公園の防災力のさらなる向上を図るため、これまでも防災パーゴラやかまどベンチなど、防災機能を有する施設を門池公園や片浜北公園などに設置し、防災機能の充実に努めてまいりました。都市公園は、都市における貴重なオープンスペースとして、災害発生時には一時的な避難地となるなど生命を守る重要な役割を果たしております。現貨物駅の跡地に計画されている公園や今後再整備する公園などにつきましても、周辺の避難地整備状況等、地域の防災力を考慮しながら、防災機能の導入を進めてまいります。

次に、公園利用のマナー向上への取組についてお答えします。

まず現状の認識と取組状況についてですが、現在、沼津駅周辺の公園におきましては、繁華街が近いため多人数の飲酒による深夜の騒音やごみの不法投棄など、マナーを守らない行為が発生しております。そのため、地元自治会や沼津警察署と情報の共有を図るとともに、沼津警察署に対して、深夜パトロールの強化を要請したほか、昨年12月から計4回、警察と市の共同で深夜パトロールを実施しております。そのパトロールにおいて、近隣の日本語学校の生徒による多人数での利用が複数回見受けられたことから、その場で公園利用のマナーを説明するなどの注意喚起を行っております。また後日、職員が当該日本語学校など3校を訪問し、公園利用のマナーを周知するチラシの配布や学校内への掲示を依頼したほか、そのうちの1校においては、約280名の生徒に対し、直接説明するなどの周知活動に取り組んでいるところであります。その成果もあり、地元自治会等からはマナー違反が減少傾向にあるという声も伺っております。

次に、条例改正の必要性についてお答えします。

本市では、沼津市都市公園条例第3条に公園内における禁止行為を規定しておりますが、罰則規定は設けておりません。公園ルールの遵守を徹底させるためには、公園内における禁止行為のより一層の明確化や罰則規定を条例に追加することも有効な手段の一つでありますが、現段階では、現在の取組を継続し、必要に応じて対策を強化することにより、公園利用のマナー向上を図っていくことを第一と捉えております。今後その取組を実施する中で、改善が見られない場合には他都市の事例を参考に条例改正の必要性を検討してまいります。

次に、今後の取組についてお答えします。

外国人に対しては、庁内関係各課と連携し、国際イベントにおけるチラシの配布やSNSの活用、公園への多言語看板の設置など、広くマナーが周知されるよう努めてまいります。また、現在マナーが守られていない公園におきましては、今後も地元自治会や沼津警察署と密に情報共有を図るとともに、さらに近隣の日本語学校等と連携した体制を構築し、公園利用のマナー向上に取り組んでまいります。

危機管理監防災分野におけるDXの推進についてお答えします。 南海トラフ巨大地震や近年頻発化かつ激甚化している風水害などの自然災害に対し、本市においてもデジタル技術を活用し、適正かつ効率的な情報共有や災害対応を図ることが重要であると認識しております。こ…答弁の全文を読む

防災分野におけるDXの推進についてお答えします。

南海トラフ巨大地震や近年頻発化かつ激甚化している風水害などの自然災害に対し、本市においてもデジタル技術を活用し、適正かつ効率的な情報共有や災害対応を図ることが重要であると認識しております。このため、本市では、災害時における建物被害認定調査から罹災証明書交付、被災者台帳の作成・管理までの業務を一元的に行うための被災者生活再建支援システムを令和4年度に導入し、運用を行っております。また、令和6年度には、庁内で被害状況や対応状況をリアルタイムで共有できる災害情報共有システムを構築し、現在は、本システムと防災ポータルサイトの連携により、市民の皆様への分かりやすい情報発信にも努めております。さらに、本年度からは、情報収集体制の強化と対応の迅速化のため、SNSに投稿された災害情報をAIにより収集・分析できるシステムの活用も行っております。今後も、事前の防災・減災対策に加え、発災後の復旧・生活再建など、様々な防災分野におけるDXを推進することで、災害対応力の向上に努めてまいります。

次に、消防団の活動に係るDXの推進についてお答えします。

消防団は、自らの地域は自らで守るという郷土愛護の精神に基づき、火災現場における消火活動をはじめ、地震や風水害といった大規模災害時の救出や避難誘導、災害防御を行うなど、地域防災力の中核を担う存在となっています。また、災害発生時以外でも、応急手当ての普及指導や火災予防啓発など幅広い活動を行っているところです。このような活動をサポートするため、本市では出動時に必要となる情報伝達については、メール配信システムを活用するなどデジタル化を進めております。一方で、各種報告や申請手続は、ファクス等でやり取りしているものもあり、デジタル化の導入により、団員・職員双方の作業効率の向上や情報の一元化が可能になるものと考えております。防災DXの先進的な取組として、消防団専用アプリを導入している自治体もあることから、その運用状況や有効性について調査研究を進めるなど、防災DXのさらなる推進に努めてまいります。

福祉事務所長本市の防災分野における要支援者支援へのDXの活用についてお答えします。 現在本市では、避難行動要支援者名簿の作成のほか、要支援者の避難をより実効性の高いものとするための個別避難計画作成の推進に取り組んでいるところです。要支援者名簿等は、リア…答弁の全文を読む

本市の防災分野における要支援者支援へのDXの活用についてお答えします。

現在本市では、避難行動要支援者名簿の作成のほか、要支援者の避難をより実効性の高いものとするための個別避難計画作成の推進に取り組んでいるところです。要支援者名簿等は、リアルタイムでの情報更新や支援者等に対する情報のネットワーク化がなされておらず、今後事務の効率化や情報共有の体制整備に向け、デジタル技術を活用した取組が必要であるものと認識しております。

市民参加型健康増進の取組について

医療・健康

要旨議員は「ぬまづ健康マイレージ」の参加者数が伸び悩んでいる現状を踏まえ、取組状況と評価、デジタル化を見据えた今後の展開を質問した。市は毎年800人前後で推移していること・紙媒体運用が課題であることを認め、当面はポイントシートのメール提出を可能にしつつ、他市事例や国の補助制度を参考にデジタル化の方法を検討していくと答えた。

背景健康増進への主体的な参加を促す同事業は紙媒体を中心に運営されており、若年層を中心に参加実績が低迷していることが課題となっていた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • ぬまづ健康マイレージ
  • 取組状況と評価
  • デジタル化の考えを踏まえた今後の展開
市民福祉部長ぬまづ健康マイレージの取組状況と評価についてお答えします。 初めに、取組状況ですが、所定のポイントに達した方に交付するふじのくに健康いきいきカードの交付者数は、過去3年間では、令和4年度818人、令和5年度840人、令和6年度791人であり…答弁の全文を読む

ぬまづ健康マイレージの取組状況と評価についてお答えします。

初めに、取組状況ですが、所定のポイントに達した方に交付するふじのくに健康いきいきカードの交付者数は、過去3年間では、令和4年度818人、令和5年度840人、令和6年度791人であり、毎年800人前後で推移しております。評価につきましては、参加者からは、健康を意識するきっかけになった。毎日目標を達成する楽しさを感じるなどの肯定的な意見をいただいており、主体的な健康づくりに取り組む動機づけの一助になっていると考えております。一方で、課題として、健康いきいきカードの交付数が伸び悩んでいることがあり、より多くの皆様に取り組んでいただくため、現在の紙媒体による運用から新たな仕組みの導入などの工夫が必要であると考えております。

次に、デジタル化の考えを踏まえた今後の展開についてお答えします。

ぬまづ健康マイレージ事業の現在の運用は、取組に当たり紙媒体のポイントシートを関係各所に配布するほか、市ホームページにポイントシートのデータを添付しておりますが、所定のポイントに達した方は、紙媒体のポイントシートを提出することとしております。デジタル化の仕組みとしましては、議員御指摘のとおり、スマートフォンアプリとの連携やマイナンバーカードの活用、キャッシュレス決済との連携などが考えられ、参加実績の低い若年層の取組拡大が期待できます。しかし、導入費用やランニングコストに相当な金額がかかると考えられることから、費用対効果を慎重に検討する必要があります。今後、デジタル化については他市町の事例を情報収集し、メリット・デメリットを見極めながら、本市としてどのような方法がよいか検討するとともに、まずは利便性向上の一つとして、ポイントシートの電子メールでの提出を可能とするよう進めてまいります。

市民福祉部長国などの特定財源を活用したデジタル化の展開についてお答えします。 既にデジタル化を進めている自治体の中には、一定の成果を上げているところもあることから、今後の検討においては、他市町の事例について国の新しい地方経済・生活環境創生交付金などの補…答弁の全文を読む

国などの特定財源を活用したデジタル化の展開についてお答えします。

既にデジタル化を進めている自治体の中には、一定の成果を上げているところもあることから、今後の検討においては、他市町の事例について国の新しい地方経済・生活環境創生交付金などの補助制度の検討対象とし、本市の財政負担の軽減も考慮しながら最適な方法を模索してまいります。

本市の公園について

まちづくり・都市基盤

要旨議員は、市の情報化推進計画38項目の進捗・市民サービス向上策(スマート窓口・電子申請・キャッシュレス)・RPA等による業務効率化・ぬまぷらの活用・防災DXの現状と課題を問い、市は計画30項目達成・RPA導入で年間2,184時間削減・ぬまぷら本年1月運用開始等の現状を説明した上で、全庁的な市民ニーズ把握と業務効率化のさらなる推進を図ると答弁した。

背景市は令和6年度を最終年度とする情報化推進計画を推進中であり、複数会派が市長へDX推進を求める要望書を提出したことを受け、計画の達成状況と次期DX推進計画に向けた取組の進捗確認が求められた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 都市公園の整備状況について
  • 現状認識と今後予定している整備の内容、取組
  • 暑さ対策
  • 防災機能の充実
  • 公園利用のマナー向上への取組について
  • 現状認識と取組状況
  • 条例改正の必要性
  • 今後の取組
政策推進部長本市の自治体DXの推進についてお答えします。 初めに、沼津市情報化推進・官民データ活用推進計画に係る各種施策の進捗状況についてお答えします。 本計画に定めるオンライン申請の拡充、RPAによる業務の効率化、キャッシュレス決済の導入等の全38項…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

本市の自治体DXの推進についてお答えします。

初めに、沼津市情報化推進・官民データ活用推進計画に係る各種施策の進捗状況についてお答えします。

本計画に定めるオンライン申請の拡充、RPAによる業務の効率化、キャッシュレス決済の導入等の全38項目の取組のうち、令和6年度末において設定した評価指標を達成しているものは30項目となっております。本年度は、計画の最終年度に当たることから、引き続き計画の進捗に努めてまいります。

次に、市民サービスの向上に資する取組についてお答えします。

初めに、現状に対する認識についてですが、本市では転出入などの住民異動届の提出の際にタブレット端末を活用し、申請書が自動作成されるスマート窓口システムを令和5年度に導入しているほか、キャッシュレス決済については、令和3年度に市県民税等が口座から直接支払い可能となるペイジーに対応したことをはじめ、令和6年度には、PayPayによるキャッシュレス決済にも対応する等、順次拡充しております。また電子申請については、国のマイナポータルぴったりサービスを活用した電子申請の拡充を行っており、令和6年度末で140の手続で1万1245件の利用がありました。これらの取組により、市民サービスの向上が図られたものと認識しております。

次に、利便性の向上に向けた今後の取組についてですが、これらの取組をさらに周知し、より多くの方々に御利用いただけるよう努めるとともに、電子申請やキャッシュレス決済のさらなる拡充など市民にとってより利便性の高いサービスの提供に努めてまいります。

次に、業務の効率化に資する取組についてお答えします。

初めに、現在の取組状況と課題に対する認識についてですが、本市では、令和6年度から生成AIを本格導入し、議事録の要約や施策の検討等に活用しております。ペーパーレス会議システムについては、市議会本会議、全体部長会議及び定例記者会見などに活用し、令和6年度に導入したモバイル端末については、場所にとらわれず業務を実施できるなど、業務の効率化を進めております。またRPAについては、令和6年度は照会した内容の入力作業の自動化など12の業務に適用し、年間で42件の利用があり、手作業による処理と比べ2,184時間の削減効果がありました。今後におきましては、より多くの職員が利用するよう庁内メールや研修を通じて利用を促進するとともに、全ての職員がデジタル技術により、多様な働き方を実現できる環境整備を推進することで、さらなる業務の効率化を図ってまいります。

市政全体に展開する考えについてお答えします。

市民の皆様から寄せられる御意見や御提言などは、市政を運営していく上で重要であることから、本市では市民の声システムを導入し、寄せられた声は、市長、副市長及び担当部署が確認し、その内容を検討・対応していくことで、市政運営に生かしております。また、毎年市民意識調査を実施し、市民生活の現状や市民意識、行政に対する要望や関心度を把握することで、今後の市政運営に当たっての基礎データとし、政策立案等に反映しております。さらに、各種計画の策定や政策の立案に当たっては、市民等へのアンケート調査をはじめ、有識者、関係団体、市民の代表などから成る委員から意見を聴取するなど、幅広い市民ニーズを政策立案等に反映できるよう努めております。このように市民ニーズの把握に努めているところでありますが、市民からの声をより的確に収集分析し、政策立案等に反映できるよう、全庁的な仕組みづくりに取り組んでまいります。

都市計画部長ぬまぷらの活用状況と、今後の展開についてお答えします。 ぬまぷらは、ヒト中心のまちづくりに向けて、中心市街地で行われる様々な活動や取組などの情報を発信するとともに、市民の皆様が参加し、まちづくりに関する意見を双方向に発信することができるウェ…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

ぬまぷらの活用状況と、今後の展開についてお答えします。

ぬまぷらは、ヒト中心のまちづくりに向けて、中心市街地で行われる様々な活動や取組などの情報を発信するとともに、市民の皆様が参加し、まちづくりに関する意見を双方向に発信することができるウェブ上のプラットフォームとして、本年1月に運用を開始しました。今までは、FacebookやInstagramなど、一方向による情報発信であったものが双方向になるとともに、気軽にまちづくりに関する意見交換が可能となることで、若い世代やこれまでまちづくりにあまり参加していなかった方も、当事者としてまちづくりに関わっていただくことを目的に導入したものであります。これまでの活用としましては、イベントの紹介やインタビュー記事の掲載、テーマに沿ったまちに対する意見募集などを行うとともに、まち歩きツアーと企画連携し、実際にまちなかをめぐり、感じたことを参加者の声として投稿いただいております。今後につきましては、鉄道高架事業や民間まちづくり活動支援事業など、まちづくり関係部署とも連携しながら、様々なワークショップ等と連動した企画を定期的に開催し、取組の継続を図るとともに、多くの方にぬまぷらのさらなる周知を図り、気軽にまちづくりに参加していただくことで、市民の皆様のまちづくりに対する関心や期待感を高めてまいりたいと考えております。

次に、都市公園の整備状況についてお答えします。

まず、現状認識と今後予定している整備の内容、取組についてですが、本市では全153か所、136.93ヘクタールの都市公園を開設し、市民1人当たりの公園面積は7.42平方メートルとなり、政令指定都市を除く、県内平均の10.3平方メートルと比べ、少ない状況となっております。公園の整備については、近年、市民の価値観やライフスタイルの多様化などに伴い、都市公園に求める市民ニーズも変化していることから、再整備などにより、既存の公園の質を向上させることが重要であると認識しております。そのような中、今年度着工する中央公園におきましては、トイレなどの老朽化した施設を改修するとともに、新たに芝生広場や遊具などを設置するほか、民間事業者が飲食店舗を整備するなど、公園の機能強化及び中心市街地の公園にふさわしい利活用促進を目的とした整備を進めてまいります。また、高沢公園におきましては、現在、地元自治会等と意見交換をしながら、利便性や魅力の向上を図るための再整備に向けた基本方針の策定を進めているほか、現貨物駅移転後の跡地におきましては、地元住民、中高生、子育て世代の皆様とのワークショップを開催するなど、多様な世代の方々のニーズを踏まえ、昨年度、基本計画を策定したところであり、今年度中の都市計画決定を目指し、手続を進めております。

次に、暑さ対策についてお答えします。

近年の地球温暖化の影響を受け、日差しの強い暑い季節が長期化する中、公園を快適に利用する上では、暑さ対策は重要であると認識しております。具体的な取組としまして、今年度、門池公園ほか3公園において、日よけを設置したほか、中央公園におきましては新たに大屋根等を整備してまいります。

次に、防災機能の充実についてお答えします。

都市公園の防災力のさらなる向上を図るため、これまでも防災パーゴラやかまどベンチなど、防災機能を有する施設を門池公園や片浜北公園などに設置し、防災機能の充実に努めてまいりました。都市公園は、都市における貴重なオープンスペースとして、災害発生時には一時的な避難地となるなど生命を守る重要な役割を果たしております。現貨物駅の跡地に計画されている公園や今後再整備する公園などにつきましても、周辺の避難地整備状況等、地域の防災力を考慮しながら、防災機能の導入を進めてまいります。

次に、公園利用のマナー向上への取組についてお答えします。

まず現状の認識と取組状況についてですが、現在、沼津駅周辺の公園におきましては、繁華街が近いため多人数の飲酒による深夜の騒音やごみの不法投棄など、マナーを守らない行為が発生しております。そのため、地元自治会や沼津警察署と情報の共有を図るとともに、沼津警察署に対して、深夜パトロールの強化を要請したほか、昨年12月から計4回、警察と市の共同で深夜パトロールを実施しております。そのパトロールにおいて、近隣の日本語学校の生徒による多人数での利用が複数回見受けられたことから、その場で公園利用のマナーを説明するなどの注意喚起を行っております。また後日、職員が当該日本語学校など3校を訪問し、公園利用のマナーを周知するチラシの配布や学校内への掲示を依頼したほか、そのうちの1校においては、約280名の生徒に対し、直接説明するなどの周知活動に取り組んでいるところであります。その成果もあり、地元自治会等からはマナー違反が減少傾向にあるという声も伺っております。

次に、条例改正の必要性についてお答えします。

本市では、沼津市都市公園条例第3条に公園内における禁止行為を規定しておりますが、罰則規定は設けておりません。公園ルールの遵守を徹底させるためには、公園内における禁止行為のより一層の明確化や罰則規定を条例に追加することも有効な手段の一つでありますが、現段階では、現在の取組を継続し、必要に応じて対策を強化することにより、公園利用のマナー向上を図っていくことを第一と捉えております。今後その取組を実施する中で、改善が見られない場合には他都市の事例を参考に条例改正の必要性を検討してまいります。

次に、今後の取組についてお答えします。

外国人に対しては、庁内関係各課と連携し、国際イベントにおけるチラシの配布やSNSの活用、公園への多言語看板の設置など、広くマナーが周知されるよう努めてまいります。また、現在マナーが守られていない公園におきましては、今後も地元自治会や沼津警察署と密に情報共有を図るとともに、さらに近隣の日本語学校等と連携した体制を構築し、公園利用のマナー向上に取り組んでまいります。

第11回2025-12-01

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

地域共生社会の実現に向けた本市の取組について質問します。

賴重市長も11月26日発信のSNSにおいて、地域共生社会について触れられておりますが、地域共生社会は、これからの沼津の地域づくりにとって欠かせない視点です。少子高齢化、人口減少、孤独・孤立、生活困窮など、これらの課題は分野をまたぎ、従来の縦割りでは解決し切れない状況が生まれています。国・県においても、地域共生社会は重点施策として位置づけられており、本市としても避けては通れないテーマです。

初めに、地域共生社会に対する基本的ビジョンについて伺います。

地域共生社会とは、子ども・障がい・高齢・生活困窮といったカテゴリーに分けるのではなく、困ったときに、誰もが相談でき、支え合える地域をつくるという理念です。また、理念を実現する具体的な事業としては、社会福祉法第106条の4にあります重層的支援体制整備事業となります。市内では、高齢化・人口減少が急速に進んでいます。人口が減り、担い手が少なくなるほど地域共生社会の仕組みは、より必要になると認識しております。

そこで伺います。

本市として、地域共生社会をどのように定義し、どのような姿を最終目標として描いているのか。また、高齢化・人口減少が進む地域において、地域共生社会が果たす役割をどのように認識しているのか、当局の見解を伺います。

次に、重層的支援体制を含む分野横断型の相談支援体制の整備について質問します。

現在、生活困窮、子育て、高齢者、障がいなどの支援の窓口は分かれていますが、実際の相談は複数の課題が同時に起きるケースが増加しています。特に、制度のはざまに落ちるケースや多問題ケースは孤独・孤立、精神的問題、経済的困窮、家族関係、就労課題などが複雑に絡み合います。

そこで伺います。

本市に寄せられる相談内容の現状と課題をどのように把握しているのか伺います。また、こうした複合的課題に対応するには、部局の壁を越える必要があります。制度のはざまや多問題ケースへの支援をどのように強化していくのか、見解を伺います。さらに、地域包括支援センター、子育て世代包括支援センターや生活困窮相談窓口など、既存の相談機関の横連携は不可欠です。この連携体制の現状と改善に向けた方針を伺います。

もう一つお聞きします。

地域共生社会の実現は、福祉部局だけの仕事ではありません。防災・まちづくり・教育・交通政策・空き家対策など多分野が密接に関わります。福祉部局に限らず、全庁的にどのように取り組んでいくのか、見解を伺います。

続きまして、地域の参加支援(居場所づくり・活動参加・社会参加)の推進について質問します。

高齢者の閉じこもり、孤独・孤立、若者のひきこもり、子どもの居場所不足など、年齢を問わず、つながりの弱さが問題となっています。多世代を対象とした居場所づくりは、地域の孤独・孤立を防ぎ、人と人とのつながりを生み出すために極めて重要です。年代ごとに課題は異なりますが、根底には、社会とのつながりの希薄さがあります。世代を超えて集い、学び、支え合える場をつくることで、地域に安心感と活力が生まれ、誰もが役割を持ちながら暮らせる地域共生社会の実現につながります。

そこで伺います。

多世代を対象とした居場所づくりについて、本市の整備方針を伺います。

地域には既に自治会・社会福祉協議会・地区社協・民生委員・民間団体・NPOなど、多くのプレーヤーがいます。これらの主体が動きやすい環境を整えることが市の大きな役割であると考えます。これら団体との連携をどのように深めていくのか伺います。

参加支援は、地域共生社会の柱であると考えます。参加支援とは、居場所・社会参加・ボランティア・就労準備などを通じて、本人が自ら社会とのつながりを取り戻していけるよう、段階的に支援していく取組を指します。単に相談や一時的な援助にとどまるのではなく、自分も地域の一員として役割を持てる、誰かの役に立てるという実感を育むことが真の意味での自立や社会的包摂につながると考えられています。とりわけ、地域共生社会の実現に向けては、支援される側と支援する側とを固定せず、誰もが必要なときに支え合い、役割を担える地域づくりが重要です。参加支援は、多世代、多様な背景の人々が集い、つながるための居場所と機会の創出が不可欠です。したがって、今後は、個別支援と併せて、地域に根差した参加支援の仕組みをいかに構築していくかが自治体にとっても重要な政策課題であると考えます。本市として、参加支援をどのようなメニューで進めていくのか、その方向性を伺います。

続きまして、地域づくりに向けたネットワーク構築・協働体制について質問します。

地域課題は複雑化し、一つの団体では解決できない問題も多くなっています。そのため、課題を共有し、協働する仕組みづくりが不可欠です。地域課題を共有し、協働を進める場である地域包括連携会議などをどのように充実・強化していくのか、見解を伺います。

続きまして、住民参加による支え合いの仕組みと多様な担い手育成について質問します。

地域共生社会の根幹は、住民参加による支え合いです。先ほども申し上げましたとおり、地域には多様な人材が活躍しています。しかしながら、無限にあるものではなく、むしろ担い手が不足している状況だと認識しております。さらに、現在担っている団体の負担の大きさが担い手不足に拍車をかけていると認識しており、今ある団体が持続的にその目的が果たせるよう、効率的な運用も考えていかなくてはなりません。本市として、これらの多様な担い手の役割をどのように整理し、地域に位置づけていくのか、当局の見解を伺います。

また、参加したい方が気軽に関われる仕組みとして、ボランティアバンクが重要であると考えます。ボランティアバンクとは、地域で手伝いたい人と支援を必要とする人をつなぐ仕組みです。特技や時間に応じた登録制とすることで、無理のない関わり方ができ、地域の支え合いを広げる効果があります。自治会や福祉団体、行政などが情報を共有することで、多様な人材が活躍しやすくなり、地域共生社会の基盤づくりに役立つ仕組みです。こうした仕組みをどのように整備していくのか、当局の見解を伺います。

最後に、今後の取組について質問します。

地域共生社会を実現するために、重層的支援体制整備事業は国の重要施策であり、本市としても今後進めていかなくてはならない重要施策だと認識しております。地域共生は、福祉の分野に限らず、まちづくり全体のテーマです。誰一人取り残さない地域共生社会を実現していくためには、まず、今ある地域資源を最大限に生かすことが重要です。地域には、自治会・社会福祉協議会・各種団体・民間事業者など、行政に関連しては、地域包括支援センター・生活困窮者自立相談支援センター・民生委員など多様な主体が既に活動しています。こうした既存の力を生かしながら、それぞれの組織のスリム化・効率化・負担軽減を図り、市民・地域・行政が一体となって取り組むことが必要であり、連携と協働によって、支え合いの基盤を強化し、誰もが安心して暮らせる地域共生社会を共につくっていくべきだと考えます。本市では、試行的な運用を行い、今後、本格実施に向けて準備を進めていると伺っております。重層的支援体制整備事業をどのように本格実施し、地域共生社会の基盤として生かしていくのか、今後の進め方について見解を伺います。

続きまして、小中学校の不登校対策について質問します。

全国でも、県内でも不登校は増え続けています。文部科学省の調査では、全国の不登校児童生徒は過去最多となり、今や小中学生の26人に1人が不登校という深刻な状況です。不登校は怠けではありません。本人の意思の問題でもありません。心理的ストレス、対人関係の悩み、家庭環境、発達特性、学習のつまずきなど複合的な要因が重なり合う教育・福祉の課題です。私は今回、不登校の長期化にどう向き合い、子どもの学ぶ権利をどう守るのかというテーマの下、質問したいと考えております。

本市の現状と課題認識について質問します。

近年、全国・県内において不登校が増加傾向にありますが、本市における直近の不登校の状況をどのように把握しているのか伺います。

また、不登校の要因としては、心理的な不安、人間関係の悩み、家庭の事情、特性理解の不足など、複数の要因が重なっていると言われています。教育委員会としてどのような要因が課題と捉えているのか、見解を伺います。

次に、本年度よりパイロット校4校で開始された校内フリースペースについて質問します。

この取組は、不登校や登校渋りの児童生徒にとって、もう一つの居場所をつくるもので、今、不登校に苦しんでいる子どもたちに寄り添った大変重要な取組であると認識しています。パイロット校の理念につきましては、令和7年沼津市教育委員会第6回定例会で示された4つのフリーが大変重要だと考えています。時間のフリー。自分のペースで登校し、体調や気持ちに合わせて過ごす時間を選べる。場所のフリー。教室という枠に縛られず、安心できる場所で学べる。内容のフリー。個別学習、オンライン教材、相談など、子どもが選択できる。対応のフリー。一人一人に合わせて、画一的な指導ではなく、柔軟に応援していく。従来の教室に戻すことを目標にする支援とは違い、子どもを中心にした支援にかじを切ることは、現代の不登校支援において、非常に重要な視点であると考えます。

そこでお尋ねします。

パイロット校での取組内容と現時点での課題について、当局の見解を伺います。

今後の展開について伺います。

私は先日、パイロット校の現場を訪問させていただきました。そこで伺ったお話は、大変印象的でした。昨年度不登校であった児童が、フリースペースなら行けると登校できるようになった。利用している児童たちが自分たちで係をつくり、表をつくり、小さな自治が生まれている。子どもが笑顔を取り戻し、自己決定、自己肯定感が高まっている。保護者からは、本当に救われていますとの声が寄せられている。この成果は、数字だけでは測れない子どもの心の変化が生まれている証拠であり、校内フリースペースの理念をおおむね形にできていると認識しており、本市として大きな希望を持てる取組であると感じました。今や不登校は、どの学校にも存在する身近な課題です。子どもが安心して過ごせる場所を学校内に確保することは、その子の未来の選択肢を守り、不登校の長期化を防ぐための大きな支えになります。

そこでお尋ねします。

校内フリースペースの意義とパイロット校の取組を踏まえ、私はより多くの学校に取組を広げるべきであると考えますが、今後校内フリースペースをどのように展開するのか、見解を伺います。

以上で1回目の質問を終わりにします。

発言 2 / 2

小中学校の不登校対策、校内フリースペースについて2回目の質問をいたします。

校内フリースペースについては、全ての小学校での設置を視野に入れて検討していくとの答弁でした。私が調べている限り、少なくとも周辺市町ではまだ行われていない本市独自の真に子どもを中心とした不登校に対する支援であると認識しておりますので、ぜひ来年度で形にしていただきたいと願っております。校内フリースペースを広げていくに当たり、その実効性を高めるための体制整備が不可欠と考えます。現場に伺った際に感じた実施に向けての課題について、当局の見解を伺いたいと思います。

まず感じたことは、支援体制についてです。校内フリースペースを安定的に運営するため、何よりも子どもたちに安心して通ってもらうには、児童生徒支援員の確保・育成、そして教職員との役割分担や連携体制の整備が重要になります。パイロット校では、支援員の配置時間が決められており、運営が午前中だけであったり、級外の先生が対応しておりました。また、これまで行ってきたフリースペース以外の支援員の業務内容や役割に影響を与えてはならないと感じます。さらに、子どもの接し方にも今以上のスキルが必要になると感じました。

次に、環境整備についてです。さきの熱中症対策や、落ち着いて過ごせる静かな環境づくりなどフリースペースの機能を十分に発揮するためには、エアコンをはじめとした環境整備が不可欠です。さらに、子どもの状況によっては、学校からフリースペースまでの距離がハードルになる場合もあると思います。ハード面でも、いかに子どもたちが校内フリースペースに来やすい環境、過ごしやすい環境をつくることが重要です。こうした課題について、どのように対応していくのか、当局の見解を伺います。

以上で私の一般質問を終わりにします。

地域共生社会の実現に向けた本市の取組について

平和・人権・共生

要旨議員は、少子高齢化・孤独孤立等の複合課題に対応するため、地域共生社会の基本ビジョン・重層的支援体制・居場所づくり・担い手育成など全庁的な取組方針を問い、市は第4次地域福祉計画を基盤に重層的支援会議の設置・相談窓口の横連携・アウトリーチ支援を進め、分野横断の一体的運用で誰一人取り残さない社会を目指すと答えた。

背景市内では高齢化・人口減少が急速に進み、健康・生活困窮・虐待等が絡む多問題ケースが年々増加するなど、従来の縦割り行政では対応しきれない複合的な地域課題が顕在化している。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 基本的なビジョン
  • 分野横断型の相談支援体制(重層的支援体制を
  • 地域の参加支援(居場所づくり・活動参加・社会参加)の推進
  • 地域づくりに向けたネットワークと協働体制の構築
  • 住民参加による支え合いの仕組みづくりと、多様な担い手育成
  • 今後の取組
市長地域共生社会の実現に向けた本市の取組についてお答えします。 最初に、私の地域共生社会の実現に向けてのSNSの発信について触れていただきましたこと、心から感謝申し上げます。さて、基本的ビジョンについてですが、国では地域共生社会について、地域住…答弁の全文を読む

地域共生社会の実現に向けた本市の取組についてお答えします。

最初に、私の地域共生社会の実現に向けてのSNSの発信について触れていただきましたこと、心から感謝申し上げます。さて、基本的ビジョンについてですが、国では地域共生社会について、地域住民や地域の多様な主体が我が事として参画し、人や資源が世代や分野を超えて丸ごとつながることで、住民一人一人の暮らしと生きがい、地域を共につくっていく社会と定義づけております。これを受けて、本市では第4次沼津市地域福祉計画の基本目標において、共に支え合い、誰もが安心して元気にいきいき暮らせるまち、~育む、関わる、思いやる、「お互い様」の心でつなげる地域の福祉(しあわせ)~が、こちらが目指す姿であるとしております。また、果たすべき役割につきましては、健康や福祉の充実等による市民生活の満足度の向上であると考えております。

残余につきましては、教育長等から答弁いたします。

福祉事務所長分野横断型の相談支援体制の整備についてお答えします。 相談内容の現状につきましては、健康・生活・困窮・虐待等の問題が絡む多問題ケースが年々増加傾向にあります。多問題ケースは、福祉や医療などの複数の制度にまたがるため、情報共有と支援の迅速化が…答弁の全文を読む

分野横断型の相談支援体制の整備についてお答えします。

相談内容の現状につきましては、健康・生活・困窮・虐待等の問題が絡む多問題ケースが年々増加傾向にあります。多問題ケースは、福祉や医療などの複数の制度にまたがるため、情報共有と支援の迅速化が課題であります。そのため本市では、多問題ケースへ迅速に対応することを目的に、重層的支援体制の整備を進めております。具体的には、重層的支援会議等を設け、全体像の把握や専門職等による支援計画の作成、関係機関との調整を行っており、多問題ケースだけではなく、ひきこもりなど、制度のはざまに置かれたケースへの対応力の強化も目指すものです。また、既存の相談窓口の連携につきましては、昨年度から定期的に連絡会議を開催しております。本年度は、重層的支援会議等を開催し、さらなる情報の共有を図っております。福祉部門以外との庁内連携に対する取組としましては、まずは市民と密接に関わりのある部署を中心に、問題を抱える方を福祉部門につなげるための研修会等を今年度実施してまいります。

次に、地域の参加支援の推進についてお答えします。

居場所の整備方針につきましては、既存の居場所や活動の場での受入れ対象の拡大を図るほか、新たな活動の場等の整備について、関係機関とともに検討してまいります。また、居場所づくりにおいては、市社会福祉協議会や自治会等の協力が欠かせないことから、これら団体に対し、参加支援等の周知・啓発を進めるほか、高齢者支援としての地域ケア会議や重層的支援会議等に参加していただくなど連携を深めてまいります。参加支援の内容につきましては、居場所等の提供をはじめ、見守り等の伴走支援、本人の意思や身体状況に応じた就労支援などが主なものと考えております。

次に、地域づくりに向けたネットワークと協働体制の構築についてお答えします。

現在市では、高齢者や子どもといった各分野に様々な協議体等を設置しております。これらの組織を活用して、分野を超えた地域課題の明確化と共有化を進めることで、ネットワークの拡充と地域課題への対応力向上を図ってまいります。

次に、住民参加による支え合いの仕組みづくりと、多様な担い手育成についてお答えします。

地域共生の推進に当たり、多様な担い手はそれぞれのスキルに応じて支援内容等が異なることから、身近で日常を支える層、課題に応じて資源をつなぎ整える層、そして、高い専門性で安全・安心を守る層といった整理を行い、適切な支援体制を構築してまいります。併せて、役割の可視化、相談窓口の明確化や手順の標準化などを進め、現場での着実な運用が図られるよう取り組んでまいります。また、ボランティアの育成及びその登録・管理につきましては、本市と市社会福祉協議会が取り組んでおりますが、今後は分野を超えた一体的な活用が可能となるよう地域ボランティアの研修内容の充実や活用のための体制整備を行ってまいります。

次に、今後の取組についてお答えします。

今年度から実施している支援が届いていない方などに対するアウトリーチ等を通じた支援や社会とのつながりをつくる支援について、さらなる対象者の把握や支援が必要なことから、市民や支援機関に対する周知に努めてまいります。市といたしましては、今後は相談や参加、地域づくりをそれぞれの支援において、各分野の支援機関がこれまで培ってきた経験等を生かし、分野を超えた一体的な運用を進め、誰一人取り残さない社会の実現に向け、取り組んでまいります。

小中学校の不登校対策について

子育て・教育

要旨議員は小中学校における不登校の現状・課題と、安心して過ごせる校内フリースペースの取組内容・今後の展開を問い、市は令和6年度の不登校児童生徒数が前年度比で減少した一方、低学年化の傾向や対応の複雑化が課題と答えるとともに、今年度から小学校4校で試行中の校内フリースペースを全校展開に向け検討していくと答弁した。

背景近年、不登校の要因が家庭問題・人間関係・学業・身体不調など多様化・複雑化しており、小学校低学年での不登校増加や「無理に登校しなくてよい」と考える保護者の存在が新たな課題として浮上している。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 現状と課題認識
  • 校内フリースペース
  • パイロット校での取組内容と課題
  • 今後の展開
教育長小中学校の不登校対策についてお答えします。 初めに、不登校児童生徒の現状ですが、令和6年度の不登校児童生徒数は、小学校は260人、中学校は306人で、令和5年度に比べ、小学校は3.3%、中学校は11.6%、それぞれ減少しております。近年の傾…答弁の全文を読む

小中学校の不登校対策についてお答えします。

初めに、不登校児童生徒の現状ですが、令和6年度の不登校児童生徒数は、小学校は260人、中学校は306人で、令和5年度に比べ、小学校は3.3%、中学校は11.6%、それぞれ減少しております。近年の傾向としましては、小学校3年生までの低学年における不登校が増加しており、従来に比べ、低年齢化しているものと言えます。課題につきましては、要因として、家庭で抱える問題や学校生活における人間関係、学業のつまずき、身体の不調など様々なものが挙げられます。また近年では、無理に学校に行かなくてもよいと考える保護者が見られるなど、対応の複雑化や困難化が課題であります。

次に、校内フリースペースについてお答えします。

本市の児童生徒の中には、学校に行くことはできても、自分の教室には入れない子どももいます。中学校では、そのような生徒に対し、以前より相談室を設置し、対応しております。しかしながら小学校では、保健室や校長室、職員室等での対応になっていたことから、今年度より、児童が安心できる居場所をつくるため、余裕教室を活用して試行的に校内フリースペースを設置しているものです。取組の内容ですが、校内フリースペースでは支援員を配置し、児童が自身で決めた学習計画に沿って、自分のペースで学習することに対し、支援員がサポートする体制を取っております。所属学級での生活に不安を持っている児童が安心して自分のペースで学習を進めたり、生活のリズムを整えたりするなど、不安なく学校生活を送ることができる居場所となるよう努めております。課題としましては、学習内容によっては、周りから遊んでいると勘違いされやすいことや、支援員、利用児童と担任教諭との情報共有や打合せの時間が容易につくれないことなどがあります。教育委員会としましては、教職員や周りの児童も含め、学校全体で校内フリースペースの設置目的や多様な児童生徒への理解等が重要であると感じております。

次に、今後の展開ですが、現在、試行的に設置している4校による利用状況を基に、定期的に児童のあらわれや運営上の課題等について協議しているところです。それらを踏まえ、全ての小学校への設置を視野に入れ、検討してまいります。

代表質問(会派代表として登壇)

以下は会派を代表して行った代表質問です。個人の一般質問とは異なり、会派として作成・調整した質問です。要旨・背景・答弁は一般質問と同じ形式で掲載しています。

第4回2024-02-29公明党を代表

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づきまして、会派公明党を代表して質問させていただきます。

基本的な考え方について質問いたします。

令和5年は市制施行100周年を迎え、本市にとって記念すべき1年でありました。記念事業に参加させていただき、皆様がまちを楽しみ、誇りと愛着を深める姿を拝見することができ、大変感慨深く思うと市長が述べられていることに私も共感いたします。そこで、改めまして市制施行100周年記念事業の総括を伺います。

また、大々的に行った記念事業を後世までよい影響を及ぼすこと、いわゆるレガシーを残すことが重要であり、本市や市民が、次の100年に向けてよい影響を残していくことがこれから大切であると考えます。市制施行100周年記念事業のレガシーについて、市長の見解を伺います。

都市機能の更新によるまちの魅力向上について質問します。

沼津駅周辺総合整備事業の着実な推進によって、まちが動き始めたと感じております。施政方針では、大手町五丁目第一地区の市街地再開発事業や町方町・通横町第一地区第一種市街地再開発事業での民間開発の支援が挙げられていますが、今後さらに増えていく可能性があります。また、鉄道跡地の利用を検討していくことや公共施設である市役所や市立病院などの在り方を検討するに当たって、都市機能の更新によるまちづくりは必要不可欠と考えます。

そこで質問します。

都市機能の更新についての全体的なビジョンと、それにより、まちの魅力向上をどのように図っていくのか市長の見解を伺います。

行政サービスのさらなる向上について質問いたします。

本市においても、行政サービスの重要性やニーズがますます高まる中、今後、行政サービスの担い手である職員の不足が懸念されます。行政サービスを維持するには、職員の適正配置はもちろんのこと、市民のニーズに合った行政サービスを提供していくために必要な改革を計画・実行していかなければならないと考えます。また、行政サービスは様々ありますが、何より市民の利便性を第一に考えることが今なお必要であると考えます。市長は、市民の利便性の向上と業務効率化による行政サービスのさらなる向上を実現する市役所のDXを推進してまいりますと述べられておりますが、そこで質問いたします。

市役所のDXの推進、また市民の利便性の向上と業務効率化による行政サービスのさらなる向上をどのように図っていくのか、市長の見解を伺います。

続きまして、ヒト中心で都市的魅力にあふれるまちについて、沼津市中心市街地まちづくり戦略の推進について質問します。

OPEN NUMAZUは公共空間を広く活用し、ヒト中心でにぎわいにあふれるまちなかの日常風景を創出していくプロジェクトでありますが、このOPEN NUMAZUのこれまでの評価・認識と今後の取組の方針について伺います。

本市は令和6年1月26日に、独立行政法人都市再生機構URと沼津市中心市街地まちづくり戦略の推進に関する協定を新たに締結しました。沼津駅周辺総合整備事業の進展により、沼津駅南口の旧西武沼津店本館跡地の活用が可能になるなど、新たな施策展開を図っていく段階となることから、戦略の実現に向けて協働の下、着実にまちづくりを推進していくためと伺っております。UR都市機構保有地の整備と同地前交差点の南北地上横断化の事業目的、概要、スケジュールを伺います。あわせて、この2つの事業とともに、沼津駅周辺総合整備事業完成までの市長のおっしゃる、まちなかで新たな活動を見いだす、誰もが立ち寄りやすい広場としての機能を果たすと考えますが、これらの取組を併せて行っていくことで、どのような効果が期待できるのか伺います。

次に、公共交通ネットワークの形成について質問いたします。

人口減少、少子高齢化が進展する中、本市においても公共交通機関の輸送人員の減少により、公共交通ネットワークの縮小やサービス水準の一層の低下が懸念されており、バス路線の減便など、目に見えて市民生活に影響を及ぼしております。地域公共交通は、特に自動車を運転できない高齢者や学生などにとって必要不可欠な存在であり、地域公共交通の再生・活性化を図ることが重要であります。そのような中、施政方針では、市街地の主要な駐車場情報や公共交通の運行状況の一元化を図っていく趣旨を述べられておりますが、情報の一元化をどのように図っていくのか伺うとともに、その効果をどのように認識しているのか伺います。

また、交通DXを推進することで、移動の利便性の向上を図っていくとありますが、どのように図っていくのか伺います。

力強い産業を牽引するまちについて伺います。

様々な施策により産業の強化や雇用の創出を行い、力強い産業を牽引することは本市にとって大切なことであります。

商工業の振興について伺います。

昨年11月2日、3日に行われた市制100周年記念沼津産業フェア、ぬまづ未来博2023につきましては、地元企業が一堂に会し、市内産業の魅力を肌で感じ、あわせて、未来の沼津の産業のポテンシャルを感じることができ、とてもよかったと評価しております。企業からも、これまで学生さんとお会いすることがなかなかできなかったが、沼津産業フェアでは多くの学生さんとお会いすることができたなどと評価する声をいただいております。沼津の産業の未来のために、このような雇用のマッチングにつながる支援は継続的に行っていくべきだと考えます。

そこで質問いたします。

沼津産業フェアに対する評価と今後の展開や取組を伺います。

市長は施政方針の中で、創立100周年を迎える沼津商工会議所の記念行事を支援するなど、さらなる地域産業の活性化と未来につなぐ新たな企業活動の創造を目指しますとありますが、沼津商工会議所への具体的な支援や目標と効果を伺います。

次に、新たな産業の創出、女性の起業に係る伴走支援について質問いたします。

近年では、社会で活躍する女性が増えてきておりますが、女性の起業となると、まだ男性よりも少ない印象を受けます。施政方針に、起業者のニーズに沿ったセミナーやワークショップの開催を通じて、起業の促進と事業活動の継続を一体的に支援することで、女性の起業を支援していくと示されています。このような支援をすることで、新たな産業の位置づけも含め、女性の活躍の場を広げることにつながるのではないかと期待しております。

そこで質問いたします。

今回新たな産業の創出として、女性の起業に係る伴走支援を実施する理由と、どのように伴走支援をしていくのか市長のお考えを伺います。

続きまして、安心して子どもを産み育てられるまち、相談体制の強化、妊産婦や子ども、子育て家庭に対する支援について質問します。

私は現在4歳、5歳の娘がおり、子育ての最中でございます。様々ある子育ての悩みを夫婦だけでなく、家族や認定こども園の先生、場合によっては行政の専門的なアドバイスを求めるようにしています。そうすることで、子育てに対する不安が和らぎ、解決方法を知り、親が悩みの解決に向け前向きに行動ができると感じております。市長は、全ての妊産婦及び子育て世代の悩み、不安、負担に関する相談体制を強化するため、新たにこども家庭センターを開設するとありました。専門的知識を踏まえ、職員の適正配置はもとより、的確なアドバイスができる体制の整備と、そして、全ての妊産婦及び子育て世代、誰もが相談しやすい環境を整えていただきたいと切に願うものであります。

そこで質問いたします。

こども家庭センターの目的、概要、効果を伺うとともに、妊産婦や子供、子育て家庭に対する、より一層の支援の拡充をどのように考えているのか伺います。

次に、安全・安心な出産への支援について質問します。

現在、妊婦健康診査について、母子健康手帳交付後は最大14回まで助成が受けられるものと認識しております。施政方針に、出産予定日以降の妊婦健康診査の拡充を図ると示されていますが、これにより、予定日より出産が遅れても、母親が経済的な不安がなく産婦人科を受診することができるのではないかと推察いたします。

そこで質問いたします。

このような支援に至った目的と、どのように妊婦健康診査の拡充を図るのか、市長のお考えを伺います。

また、低所得の妊婦に対する初回産科受診の費用を助成することも示されています。近年、ゼロ歳児の虐待死が社会問題化しており、昨年沼津市内で発生した遺棄事件も記憶に新しいところであり、今年に入りましても、赤ちゃんの遺棄事件の報道がなされております。本当に心が痛みます。厚労省の検証結果によりますと、そのうちの87%の方が病院に行っていないことが分かっており、生活困窮や予期せぬ妊娠から母親が病院を受診できず孤立してしまうケースが多いことが起因しているようです。母親を社会から孤立させず、まず安心して受診していただくことが何よりも重要です。そのような施策を後押しし、沼津市を安心して子どもを産み育てられるまちにしたいという市長のお気持ちが感じられます。

そこで質問いたします。

低所得の妊婦に対する初回産科受診の費用を助成する制度を導入した目的と概要について伺います。

続きまして、笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまち、健康長寿の推進について質問いたします。

帯状疱疹ワクチン接種費用の助成につきましては、公明党としてこれまで要望してまいりましたが、令和5年11月議会で質問させていただき、多くの市民の皆様から反響をいただいているところでございます。今回、新規事業として施政方針に触れられていますが、帯状疱疹ワクチン接種費用の助成の目的、内容、効果を伺います。

また、健康寿命の延伸は、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現を目指す上で必要不可欠であると考えます。この帯状疱疹ワクチン接種費用の助成を含めて、市民の皆様が元気に活躍できる健康長寿の推進をどのように図っていくのか、市長のお考えを伺います。

次に、高齢者に優しいまちづくり、補聴器購入費用の助成について伺います。

施政方針に認知症やフレイル状態の予防を図るため、軽度・中等度の難聴高齢者に対する補聴器購入費用の助成を開始するとありました。補聴器を必要としているが、高額でなかなか購入に至らないケースがあると伺っております。助成をすることで、家族が勧めやすくなる環境になり、本人の購入の後押しにつながることになると考えます。加えて、難聴になることで認知症を早める可能性があるとの話も聞いておりますので、補聴器をつけることで認知症予防につながると考えます。

そこで質問いたします。

補聴器購入費用の助成を開始することで、どのように認知症やフレイルの予防に効果があるのか伺います。

また、施政方針にフレイル対策をはじめとする介護予防の取組を拡大することで、住み慣れた地域で共に支え合いながら、高齢者が自分らしく安心して暮らせるまちの実現を目指してまいりますとありますが、どのように介護予防の取組を拡大していくのか、市長のお考えを伺います。

次に、歯周病検診について質問します。

御案内のとおり、オーラルフレイルとは、2014年に体の衰えのサインとして提唱された概念です。口腔機能の虚弱のことで、健康な状態と障がいのある状態の中間的な口腔機能の状態を指します。具体的に滑舌が悪くなる、食事の際の食べこぼしや僅かなむせが見られる、かめない食品が増えるといった、口腔機能が低下した状態のことです。オーラルフレイルが進行すると、その人が抱える病気の数や薬の種類が増えることにつながり、心身機能の低下につながるとされています。いつまでも健康で暮らしていくためには口腔内のケアが欠かせません。

そこで質問いたします。

オーラルフレイルを早期に予防するために、歯周病検診の受診勧奨を40歳を対象に継続していくことが示されていますが、この取組の継続を実施していくこととした市長のお考えについて伺います。

続きまして、安全・安心について伺います。

近年の自然災害の頻発化・激甚化は今までに経験のないほどに私たちの暮らしに影響を及ぼし、昨日まであった日常が一瞬で非日常となり、苦悩と困難を私たちに突きつけております。本年1月1日の能登半島地震の巨大な自然のエネルギーは、時を選ばず、傍若無人にも北陸地方の皆様ののどかな元日の団らんを破壊し、2月22日現在、災害関連死を含め、241名の命を奪い、発災から2か月がたとうとした現在でも、1万2000人以上の方々が避難所に身を寄せ、不自由な生活をしております。地震による被害の全容は今なお分かっておりませんが、報道等では今回の能登半島地震の被害の特徴は、地震の揺れによる家屋の倒壊や津波にとどまらず、火災・断水・停電といった様々な被害をもたらしており、中でも被災地の広い範囲で発生した液状化現象は、被災地の住宅やインフラに深刻なダメージを与えていると言われています。今後も能登半島で被災された皆様のために私たちができることを考え、行動したいと思います。改めまして、一日も早い復旧・復興を御祈念申し上げます。私たちの静岡県東部の伊豆半島は能登半島と似た地形的特徴を持つと言われており、他人事とは思えません。市長は、いかにして様々な自然災害から市民の命、そして生活を守り抜こうとしているのか、そのお考えを伺いたく安全・安心のまちについて質問してまいります。

災害に強いまちづくり、災害情報共有システムについて伺います。

災害情報共有システムにつきましては、これまでも同様の取組は行われていたと認識しておりますので、その状況及び課題について伺うとともに、今回構築する新たな災害情報共有システムとの違いや目的、期待する効果、具体的施策を伺います。

次に、強靱な地域づくり、令和6年能登半島地震について伺います。

先ほども述べましたが、能登半島地震は大きな地震による建物の倒壊や津波、そして火災や断水、停電及び液状化現象等による甚大な被害があり、長期間にわたり、ライフラインが寸断されております。当局としての能登半島地震における被害状況をどのように認識しているのか伺うとともに、本市として備えなければならない対策について市長の考えを伺います。加えて、建物の倒壊対策としてこれまでも行われてきた木造住宅の耐震補強工事の補助施策による現在までの耐震補強住宅の進捗と、未施工住宅への耐震化を進める具体的施策を伺います。

次に、防災力の向上、消防庁舎及び消防団詰所の移転について質問します。

施政方針では、西浦地区センターの再整備に併せて、沼津南消防署の西浦出張所と内浦出張所を統合した消防庁舎及び消防団第17分団詰所を高台移転するとありました。

そこで質問いたします。

沼津南消防署の西浦出張所及び内浦出張所を統合した消防庁舎整備の課題及び統合の効果を伺います。あわせて、消防団第17分団詰所の高台移転の目的と設置について伺います。

次に、避難所に配備する資機材の整備について伺います。

能登半島地震発災から2か月がたとうとしておりますが、1万2000人以上の方々が、いまだに避難所で不自由な生活を送っております。本市としても、避難所での生活が長期間にわたることを想定し、避難所の資機材の配備や整備をしておく必要があると思います。

そこで質問いたします。

本市として、避難所の資機材の重点整備と災害対応力の強化の方策を伺います。

次に、市民の安全・安心の確保、消費者安全確保地域協議会の設置について伺います。

県警察本部によりますと、昨年1年間に県内で確認された特殊詐欺の被害額は約7億5900万円となっており、被害額が大きい状況は変わっておりません。また、2022年度に全国の消費生活センター等に寄せられた相談件数は89万5606件であり、2021年度に比べ約5万件増加していると伺っております。年代別に若年層の消費者トラブルも高止まりの状況であり、認知症の方を含め、高齢者などを中心に消費者トラブルの増加、悪質化、深刻化を踏まえ、消費生活上特に配慮を要する消費者に対する取組が必要だと認識しております。市長は、被害を未然に防止するとともに、発生した被害に迅速に対応するため、消費者安全確保地域協議会を設置いたしますと述べられております。

そこで質問いたします。

消費者安全確保地域協議会の目的、概要を伺います。

また、この協議会設置により、市民の安全・安心の確保にどのようにつながっていくのか伺います。

以上で、1回目の質問を終わります。

発言 2 / 2

市長、本当に丁寧な答弁をいただききまして、ありがとうございます。本当に沼津市民にとっての安全・安心なまちづくりや生活のための令和6年度予算が組まれたということを確認させていただきました。ありがとうございます。

それでは、2回目の質問をさせていただきます。

ヒト中心で都市的魅力にあふれるまち、公共交通ネットワークの形成について、2回目の質問をいたします。

御答弁に自動運転バスの社会実装のお話がありました。先日、自動運転車両の乗車体験をさせていただきました。実験を重ねるごとに進化し、将来的に移動の利便性の向上に期待できると感じたところであります。今後とも進めていただきたいと思います。しかしながら、実用化するとなると、もう少し時間がかかるかと思います。地域公共交通は、コロナ禍以前から人口減少などの影響により輸送需要の縮小、運転手不足等の厳しい経営環境に置かれており、地域公共交通の維持・再生の取組は待ったなしであると認識しております。

そこで質問いたします。

特に、いまだ厳しい環境にあるバス、タクシーなどの公共交通の状況を踏まえ、どのように公共交通のネットワークの形成を図っていくのか、市長のお考えを伺います。

以上で、会派公明党の代表質問を終わります。

基本的な考え方について

行財政・行政運営

要旨公明党会派は市制100周年のレガシー継承、駅周辺の都市機能更新によるまちづくり、行政DXによるサービス向上について質問した。市は記念事業による市民協働の強化、中心市街地戦略による魅力向上、デジタルガバメント推進による利便性向上を答弁した。

背景市制100周年を契機に次の100年に向けたまちづくり戦略を構築する中、沼津駅周辺整備の進展と少子高齢化に対応した行政サービスの充実が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 市制施行100周年記念事業の総括19番
  • 都市機能の更新によるまちの魅力向上片 岡 章 一
  • 行政サービスのさらなる向上
市長市制施行100周年記念事業の総括についてお答えいたします。 市制100周年記念事業では、先人たちへの感謝と敬意、誇りと愛着、市民との協働、次の100年への新たな一歩、この4つを基本的な考え方として取り組んでまいりました。主な取組といたしまし…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

市制施行100周年記念事業の総括についてお答えいたします。

市制100周年記念事業では、先人たちへの感謝と敬意、誇りと愛着、市民との協働、次の100年への新たな一歩、この4つを基本的な考え方として取り組んでまいりました。主な取組といたしましては、市制記念日までのカウントダウンや一般団体及び学生団体が自ら企画する市制100周年記念市民提案事業等により、本市を愛する幅広い世代の皆様に御参画いただく機会を創出してまいりました。また、小中学生を対象とした子供絵画コンテストや市内の小中学校に御協力いただいたモザイクアートボードの製作などについては、次の100年を担う子供たちに郷土に対する思いを深めていただく取組になったと考えております。また、本市の成り立ちを振り返る記念誌の発行、本市発展の礎となった先人たちへの功績をたたえる企画展を開催するとともに、本市の魅力あるコンテンツを最大限に盛り込んだ市制100周年記念イベント、市内外から約12万5000人の来場者があったSea級グルメ全国大会in沼津や、地方都市で初となるフェンシング全日本選手権大会を開催してまいりました。さらに昭和30年に制定された沼津市歌の編曲では、本市において音楽活動をする方々の御協力の下、新たな音源等を製作し、市民が親しみを持って歌いつないでいく環境を整えてまいりました。このように市制100周年記念事業では、地域・産業・観光・芸術・文化・スポーツや教育など様々な分野において、本市の誇る魅力を最大限に発信し、大きなシティプロモーションの効果を上げることができたほか、各種イベントにおいては、まちに大きなにぎわいを創出することができたと考えております。また、多くの市民をはじめ関係する皆様とともに各種の記念事業にも取り組んだことは、今まで培ってまいりました市民・企業や団体などとの協働がより強固なものとなり、市民一人一人が能動的に市政に関わる土壌を形成したことが、市制100周年記念事業のレガシーとなるものと考えております。次の100年に向けては、このレガシーを礎に誇り高い沼津を次世代に継承するよう未来に向けたまちづくりに邁進してまいります。

次に、都市機能の更新によるまちの魅力の向上についてお答えいたします。

沼津駅周辺総合整備事業の進展に伴い、民間事業者においては、開発機運の高まりから老朽化した建物の更新に関して市街地再開発事業や優良建築物等整備事業補助制度の活用などの相談件数が増加傾向にあります。本市においては、沼津市立地適正化計画により、沼津駅周辺に商業・業務など、広域から人・物・事の動きを引き込み、都市機能の誘導を図ることといたしております。また、中心市街地まちづくり戦略において戦略の柱として、ヒト中心の公共空間の創出、拠点機能の立地促進、まちなか居住の促進と市街地環境の向上を掲げ、沼津駅周辺総合整備事業と併せて取り組むべき中心市街地におけるまちづくりの施策の方向性を示しております。そのような中で、鉄道施設跡地や高架下利用につきましては、庁内検討や鉄道事業者との協議を進めているところであり、市民の皆様方のニーズなども捉えながら、誘導施設等を決定してまいりたいと考えております。また、ヒト中心の公共空間の再編と合わせた町並みづくりを推進していくための指針として、都市空間デザインガイドラインを定め、魅力的な都市空間にふさわしい町並みイメージを示していることから、都市機能の更新に当たっては、これらに基づき、壁面後退による歩行者空間の拡大や緑地空間の確保、まちに開いたオープンスペースの確保などを推進し、官民で連携しながら、まちの魅力の向上につなげてまいります。

次に、行政サービスのさらなる向上についてお答えいたします。

DXは、生活の様々な面にデジタル技術を浸透させることで、より利便性の高い社会を実現していくことであります。自治体においては、デジタル技術の活用により、住民の利便性を向上させるとともに、業務の効率化を図ることが求められております。本市におきましては、新年度に新たに設置するデジタルガバメント推進担当が自治体DXの牽引役として、各部署におけるデジタル技術の積極的な活用を推進し、行政手続のオンライン化やキャッシュレス決済の拡充などにより、市民の利便性の向上を図るとともに、AIやRPAなどの活用により業務の効率化をすることで、さらなる行政サービスの向上を努めてまいります。

次に、沼津市中心市街地まちづくり戦略の推進についてお答えいたします。

初めに、OPEN NUMAZUのこれまでの評価認識と今後の取組方針についてですが、OPEN NUMAZUは将来のヒト中心のまちなかを見据えて公共空間を広く活用し、まちなかで過ごす日常風景を生み出すプロジェクトで、令和4年度からイーラde前と仲見世商店街において実施しております。取組の成果といたしましては、歩行者交通量や滞留者数、滞在時間などの増加や、読書や仲間との時間を過ごす姿などの行動変容が見受けられるとともに、出店等への参画事業者数も増加しております。継続的な実施により認知度が高まり、商店街からも今後の滞留空間設置について前向きな声をいただいており、三枚橋錦町線においては、交通への影響も検証した上で、今年度、一車線減少して滞留空間を設置する暫定整備を行いました。引き続き、様々な人の参画を促しながら、まちなかに訪れるきっかけづくりに取り組んでまいります。

次に、UR都市機構保有地の整備と同地前交差点の南北地上横断化についてですが、現在の駅南口には休憩場所がないことから、将来の駅前広場整備も見据えて、様々な過ごし方や活動ができる空間として、まちなか実践広場を年内に暫定整備します。また、これとあわせて、同地前の南北地上横断化を年内に実現することで、沼津駅と今後再整備が予定されております中央公園や大規模スポーツイベントなどが開催される香陵アリーナとを通りとしてつなぎ、余韻を楽しみながら駅に帰る人の流れを受け止めるとともに、まちを訪れる高齢者等の移動の円滑化を図りたいと考えております。これらの取組につきましては、住む人・訪れる人が楽しいと思える町並みを形成し、箇所ごとの取組を面としてつなぐことで、人の回遊や滞留時間の増加を生み出し、商店街を含むエリアに魅力やにぎわい、経済の波及を生み出すものとして、商店街や民間事業者と一体となって取組を展開していきたいと考えております。

次に、公共交通ネットワークの形成に向けた情報の一元化及び移動の利便性についてお答えいたします。

本市は、移動が快適で住みやすく、訪れたくなるまちを目指すX-Tech NUMAZUモビリティ部会において、交通DXに取り組んでおります。情報の一元化につきましては、まちなかにおけるシームレスな移動を実現するため、既存の公共交通の乗換え案内アプリを活用し、通常の乗換え情報に加え、市内の駐車場の利用状況、観光案内、イベント情報、市内の人気スポットや飲食店の情報などを一元化することで、市民や観光客にとって利用しやすく便利なサービスを提供するものであります。これにより、公共交通の利用者をはじめ自家用車を利用する方にとっても、駐車場利用の分散化や渋滞の回避により、滞在時間を最大限に生かすことができ、来訪の満足度向上に寄与するものと期待しております。移動の利便性の向上につきましては、沼津駅・沼津港間において自動運転バスの社会実装を見据え、利用者の多い路線であることから、輸送力のあるバス車両での実証運行に取り組むなど、交通事業者と共に検証を進めてまいります。また、バスドライバーの労働時間の厳格化に起因して、最終バスの運行時間が早まることから、路線バスを補完する夜間の乗り合いタクシーの実証運行にも取り組み、運行時間の拡大に努めるなど、移動の利便性の向上を図ってまいります。

次に、沼津産業フェアに対する評価と今後の展開や取組についてお答えいたします。

沼津産業フェアフェアは、本市産業の魅力を広く市民に発信し、地元企業への愛着を深めるとともに、学生等の地元就職に対する意識啓発を図ることを目的として開催いたしました。11月2日、3日の両日で約6,000人が訪れ、多くの方に、地元企業の特色ある製品や最新技術に触れていただくとともに、会場内で企業の魅力発見ツアーを開催し、市内の高校生など83名の求職者が企業ブースを訪問するなど、企業の採用活動を後押しできたものと考えております。今後につきましては、人手不足が懸念される社会状況において市内企業を就職先として選択していただけるよう、市内外の求職者に向け、企業活動を広くPRできる機会を設けるなど、U・I・Jターン就職を推進してまいりたいと考えております。

次に、沼津商工会議所の記念事業に対する具体的支援内容と目標及び効果についてお答えいたします。

沼津商工会議所は中小企業に対する経営改善や経営指導体制の拡充強化、情報交換や調査研究などを通じて、地域経済の成長と発展に取り組む本市の重要な地域総合経済団体であり、令和7年1月17日に創立100周年を迎えます。具体的な支援内容といたしましては、記念式典や各界の専門家を講師としたリレー講演会の開催のほか、本市を支える産業振興に向けたビジョンの作成などに要する経費を補助していく予定であります。目標と効果につきましては、本年度の沼津産業フェアの開催に引き続き、沼津商工会議所の創立100周年記念事業を支援していくことで、関係機関、団体及び各企業間における連携をさらに深めるとともに、今後の産業振興に向けた市民や企業の意識醸成及び情報交流が図られることで、人材確保から製造・開発・販路拡大まで幅広い企業活動の活性化が期待できるものと考えております。

次に、女性の起業に係る伴走支援についてお答えいたします。

女性の働き方については、育児や家庭、家事などとの両立や趣味や特技を仕事につなげることができることなどから、起業を志す女性が多くなっており、多彩な人材が求められる社会状況において、より一層の社会進出が期待されております。本市ではこれまで、女性向けの起業応援スクール等において、実務セミナーの開催やネットワーク構築などに取り組んできたところであり、新年度においては、さらなる女性起業者の創出を図るため、沼津商工会議所や女性起業者などと連携し、新たに女性起業家育成プログラムとして、起業までをフォローする伴走支援に取り組む予定であります。具体的な内容といたしましては、起業に必要な事業計画や資金計画の具体化、販路開拓に向けたチャレンジ出店など、一人一人に寄り添った伴走支援を実施することにより、女性起業の後押しを進めていきたいと考えております。

次に、安心して子どもを産み育てられるまちについてお答えいたします。

初めに、妊産婦や子供、子育て家庭に対する支援についてですが、こども家庭センターは、全ての妊産婦、子供及び子育て家庭に対し、一体的に相談支援を行うために開設するものであります。本市では現在、こども家庭課にある子育ての困り事や児童虐待などの相談支援機能、健康づくり課にある妊娠や産後の相談支援機能及び子育て支援課にある子育て全般の相談機能を一体化したものとなります。こども家庭センターの開設により、これまで以上に、妊産婦や乳幼児の健康保持・増進、子育て家庭の福祉に関する包括的な支援を一つの組織として切れ目なく提供できる体制となります。また、こども家庭センターでは、個々の課題、ニーズに応えるために必要なサービスや地域資源を有機的に組み合わせた支援計画を作成し、関係機関のコーディネートと継続的なマネジメントを行うこととなるため、さらなる支援の充実が図られるものと考えております。

次に、安全・安心な出産への支援についてお答えします。

最初に、妊婦健康診査につきましては、妊婦の健康状態と胎児の発育状態を確認するための検査について、14回までの費用助成を行っております。しかしながら、出産が予定より遅れることで、14回を超えて健診が必要となる場合もあることから、新たに出産予定日以降に行う健診費用を2回まで助成するものであります。

次に、低所得の妊婦に対する初回産科受診の費用助成につきましては、妊娠を自覚したものの、経済的理由から産科への受診をためらうことがないよう、初回の産科受診費用の助成を新たに開始するものであります。妊婦の経済的負担の軽減を図るとともに、適切に受診できる体制を充実させ、妊娠初期から妊婦に寄り添い、出産や育児に対する不安への相談支援や保健指導を行うことで、安全・安心な出産に向けた支援を図ってまいります。

次に、帯状疱疹ワクチン接種費用の助成についてお答えいたします。

帯状疱疹は、実は私も体験しているところでございまして、罹患すると強い痛みを起こすことに加え、合併症や後遺症を発症するリスクもあることから、ワクチン接種による帯状疱疹の発症率の減少と重症化の予防を目的に、発症しやすくなるとされる50歳以上の市民に対し接種費用の助成を実施するものであります。帯状疱疹ワクチンは1回接種の生ワクチンと2回の接種が必要な不活化ワクチンの2種類があり、希望により選択ができます。接種費用の助成は、生ワクチンの場合は4,000円、不活化ワクチンの場合は2回分2万円を助成するものであります。費用助成による効果といたしましては、接種率が高まり、帯状疱疹罹患者及び重症者が減ることで、医療費の削減や後遺症の防止等に寄与するものと考えております。こうした予防接種による疾病の予防と併せ、がん等の検診が受診しやすい環境整備を進め、受診率の向上を図り、疾病の早期発見による早期対応につなげることで、健康長寿を推進してまいります。

次に、補聴器購入費用の助成についてお答えいたします。

人生100年時代と言われますが、このような状況において、多くの高齢者に見られる聴力の衰えは、他人の声が聞きづらくなることでコミュニケーションの低下につながり、社会参加の減少や人付き合いの希薄化など、日常的な活動の縮小を招きます。国立長寿医療センターにおいては、難聴による外部情報の減少が認知能力を低下させる可能性が指摘されております。また、諸外国と比べ、我が国の補聴器装着率は低調であるとの報告も見られます。このようなことから、障害者手帳に該当しない軽度及び中等度難聴高齢者の補聴器使用を促進する助成制度を設けることで、聞く力の確保と社会的孤立の防止を図り、要介護状態の前段階であるフレイルの改善や認知症予防につながるものと考えております。

次に、介護予防の取組の拡大についてですが、本市では、市内10か所の地域包括圏域において、フレイル対策や認知症理解に主体的に取り組む市民サポーターの養成等を進めております。今後も各地域包括圏域を拠点として様々な施策を展開することで、介護予防の取組拡大に努めてまいります。

次に、歯周病検診についてお答えします。

本市では、20歳以上の市民を対象に無料の歯周病検診を実施しております。40歳を迎えると、食べこぼしやかめない食品が増えるといった食べる力の衰えであるオーラルフレイルの兆候が現れ出すと言われているため、この年齢の市民を対象に受診勧奨を行っております。引き続き受診勧奨を行うことで、オーラルフレイルの早期予防や意識の醸成を図るとともに、歯と口に関する疾患の早期発見や治療を促し、健康寿命の延伸に寄与できるよう取り組んでまいります。

次に、災害に強いまちづくりについてお答えいたします。

近年激甚化・頻発化する風水害や南海トラフ巨大地震から市民の安全・安心を守るためには、災害時の迅速かつ正確な情報の収集・共有・発信が重要であると認識しております。このため、令和6年度においては、災害時に備え、気象情報・被害状況・避難所運営等を地図情報を基に一元管理するため、新たに災害情報共有システムの構築を図ってまいります。期待される効果といたしましては、風水害時の気象状況の把握に当たっては、気象庁のキキクル等の活用により、15時間経過後までの雨雲の動きを10分単位で地図上に表示すると同時に、累積雨量のグラフ化により、洪水や土砂災害の危険度に応じて、地域の状況に見合った避難情報の発令が迅速に行えることとなります。また、被害状況の収集においては、職員や関係機関から災害現場の写真や動画による被害報告が可能となり、その対応状況が図示されるため、被害状況の全体像の把握と本部からの迅速な指示にも役立てられるものと考えております。避難所運営におきましても、避難者数や備蓄品の在庫数が自動集計されるため、避難所からの要請を待たずに本部が把握することが可能となるなど、様々な効果が期待できるものと認識しております。さらに、本システムの活用により、市民への情報伝達が迅速化するとともに、その使用に当たっては、静岡県や消防本部をはじめとする関係機関との連携を図ることにより、即時に被害状況や物資の在庫状況も情報共有されます。本市に見合ったシステムの構築により、地域防災力の強化に向け積極的に取り組んでまいります。

次に、令和6年能登半島地震についてお答えいたします。

能登半島地震では、最大震度7の揺れを観測し、これに伴い建物の倒壊や津波の被害に加え、消火活動の困難さによる大規模火災の発生、さらには液状化による住宅被害は、石川・富山・新潟の3県に及ぶなど、甚大な被害が発生しました。現段階においても被害状況は日々変化しておりますが、この地震に伴う土砂崩れや液状化による道路、上下水道等インフラの損壊、7万棟を超える住家被害などの報告があります。また、道路網の寸断等の影響により、被災地支援や復旧が遅れ、避難生活の長期化による被災者の健康状態など、多くの問題が見受けられております。このため本市では、能登半島地震を教訓に庁内検討会を開催し、緊急輸送路や漁港施設といった、発災時に維持すべきインフラ、停電、断水時のトイレ処理など、多くの課題について協議しました。今後におきましても、この検討会を通じて出された課題を関係機関等に共有し、課題解決に努める中で、地域防災力の強化に向け積極的に取り組んでまいります。

次に、木造住宅の耐震補強工事費用の補助についてお答えいたします。

能登半島地震の建物被害は、古い木造住宅の倒壊等の被害が顕著であり、その原因として、昭和56年5月31日以前に建てられた住宅が多いことによる耐震化率の低さが指摘されております。南海トラフ地震への備えが必要な本市において、人命や財産を守る上で建築物の耐震化は極めて重要であり、引き続き県が進めるプロジェクトTOUKAI-0と連携した耐震化支援が必要であると認識しております。本市における木造住宅耐震化の取組といたしましては、耐震基準を満たしていない住宅を対象とした補強工事への費用補助を平成14年度から実施しております。補助額の上限は、一般世帯は100万円、高齢者世帯は120万円で、令和4年度末までの実績は延べ1,400件になります。また耐震診断の結果、補強せず解体する場合にも上限20万円の補助を行っており、平成29年度から令和4年度末までの実績は延べ235件になります。今後も大規模地震による建築物の倒壊等の被害から市民の命を守るため、いまだ木造住宅の耐震化を行っていない方へのダイレクトメールや広報紙、公式SNSを活用した補助制度の周知及び補強工事の補助件数の拡充などにより、木造住宅の耐震化をより一層促進してまいります。

次に、消防庁舎及び消防団詰所についてお答えいたします。

地震、津波発生時においても迅速かつ的確な対応を図るため、消防庁舎の移転は必要不可欠であります。西浦・内浦出張所及び第17分団詰所は、津波浸水想定区域内にあることから旧西浦小学校跡地に高台移転し、火災対応や救急活動に加え、地震及び風水害等における防災拠点としての機能向上を図るものであります。庁舎整備に当たっては現在設計を進めており、通信機器の更新による機能向上や、出動時における動線経路の工夫による対応の迅速化など、緊急時における対応力の強化が図られるものと考えております。また、出張所機能の統合により、駿東伊豆消防本部の所管エリアにおける地域ごとの消防需要に応じた職員と緊急車両の再配置による業務の効率化が図られます。西浦・内浦地区においては、高齢化が進行していることから、救急救命士の重点配置など、地域の実情に応じた救急体制の強化にもつながると認識しております。さらに第17分団詰所の移転に伴い、消防職員と団員との連携により、さらなる公助、共助の強化や様々な訓練も合同実施が可能となることから、地域消防力の向上につながるものと考えております。

次に、避難所に配備する資機材の整備についてお答えいたします。

本市では、国からのプッシュ型支援が届くまでの災害発生後3日間に必要な非常食や毛布などの支援物資のほか、発電機などの避難所用資機材についても、備蓄計画に基づき毎年適切な整備更新を進め、想定される避難者数に応じた備蓄数は確保されております。また、令和6年度においても能登半島地震を教訓とし、在宅避難者等への非常食の備蓄に加え、避難所のトイレ状況も課題になったことから、処理セットや組立て式トイレなど備蓄の強化により、避難所の衛生環境の保持にも取り組んでおります。さらに災害対応力の強化を図るため、想定を上回る避難者数等への対策として、他市町との応援協定や民間企業との災害協定により、避難生活に必要な物資が不足した場合に円滑に調達が可能となる体制を整備するなど、引き続き被災者への支援強化に努めてまいります。

次に、消費者安全確保地域協議会の設置についてお答えいたします。

消費者安全確保地域協議会は、消費者安全法に基づき消費者安全確保のための取組を効果的に行うため、地方公共団体や警察、福祉関係団体等により構成される組織であります。高齢者や障がい者の中には、消費生活に関するトラブルや被害の事例に関する情報を取得しにくい方、契約等の理解に支援が必要な方がおり、トラブルや被害が深刻化しやすい上、ヘルパー等の支援者・団体がトラブルや被害に気づいた後も個人情報の共有について本人同意が得られず、消費生活センターにつなぎにくい等の課題があります。こうした中、本協議会の設置により、本人の同意が得られない場合であっても、協議会の構成員間において、個人情報を共有し消費生活センターの消費生活相談員が本人に代わり事業者と交渉するあっせんにつなげるなど、トラブル解決や被害回復に向けた迅速な対応が可能になります。また、構成員間でトラブルや被害事例等の情報共有が図られ、被害の拡大防止や未然防止にも大きな効果を上げるものと考えております。本市においては、これまでにも、消費者がトラブルや被害に遭わないための消費者教育、相談窓口としての消費生活センターの運営等に取り組んでまいりましたが、これらの取組に加え、新年度における本協議会の設置により、消費者安全の確保に向けた取組を強化し、より安全で安心な市民生活の実現を目指してまいります。

ヒト中心で都市的魅力にあふれるまちについて

まちづくり・都市基盤

要旨会派公明党の代表は、市制100周年を経て、ヒト中心のまちづくりを推進するため、記念事業のレガシー活用、都市機能の更新、行政DX推進、中心市街地戦略(OPEN NUMAZU含む)、公共交通ネットワーク再生について市長の見解を質問した。市長は、市民との協働を強化し、沼津駅周辺整備と連携した都市機能誘導、デジタルガバメント推進部門の新設による市民利便性向上、公共空間活用によるにぎわい創出などを推進する旨を答えた。

背景沼津市は令和5年に市制100周年を迎え、同時期に沼津駅周辺の再開発が進展している。人口減少・少子高齢化に伴う公共交通ネットワーク縮小やサービス低下、行政サービス提供体制の課題に対応した持続可能なまちづくりが急務であった。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 沼津市中心市街地まちづくり戦略の推進
  • OPEN NUMAZU
  • UR都市機構保有地の整備と同地前交差点の南北地上横断化
  • 公共交通ネットワークの形成
  • 情報の一元化
  • 移動の利便性の向上
市長市制施行100周年記念事業の総括についてお答えいたします。 市制100周年記念事業では、先人たちへの感謝と敬意、誇りと愛着、市民との協働、次の100年への新たな一歩、この4つを基本的な考え方として取り組んでまいりました。主な取組といたしまし…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

市制施行100周年記念事業の総括についてお答えいたします。

市制100周年記念事業では、先人たちへの感謝と敬意、誇りと愛着、市民との協働、次の100年への新たな一歩、この4つを基本的な考え方として取り組んでまいりました。主な取組といたしましては、市制記念日までのカウントダウンや一般団体及び学生団体が自ら企画する市制100周年記念市民提案事業等により、本市を愛する幅広い世代の皆様に御参画いただく機会を創出してまいりました。また、小中学生を対象とした子供絵画コンテストや市内の小中学校に御協力いただいたモザイクアートボードの製作などについては、次の100年を担う子供たちに郷土に対する思いを深めていただく取組になったと考えております。また、本市の成り立ちを振り返る記念誌の発行、本市発展の礎となった先人たちへの功績をたたえる企画展を開催するとともに、本市の魅力あるコンテンツを最大限に盛り込んだ市制100周年記念イベント、市内外から約12万5000人の来場者があったSea級グルメ全国大会in沼津や、地方都市で初となるフェンシング全日本選手権大会を開催してまいりました。さらに昭和30年に制定された沼津市歌の編曲では、本市において音楽活動をする方々の御協力の下、新たな音源等を製作し、市民が親しみを持って歌いつないでいく環境を整えてまいりました。このように市制100周年記念事業では、地域・産業・観光・芸術・文化・スポーツや教育など様々な分野において、本市の誇る魅力を最大限に発信し、大きなシティプロモーションの効果を上げることができたほか、各種イベントにおいては、まちに大きなにぎわいを創出することができたと考えております。また、多くの市民をはじめ関係する皆様とともに各種の記念事業にも取り組んだことは、今まで培ってまいりました市民・企業や団体などとの協働がより強固なものとなり、市民一人一人が能動的に市政に関わる土壌を形成したことが、市制100周年記念事業のレガシーとなるものと考えております。次の100年に向けては、このレガシーを礎に誇り高い沼津を次世代に継承するよう未来に向けたまちづくりに邁進してまいります。

次に、都市機能の更新によるまちの魅力の向上についてお答えいたします。

沼津駅周辺総合整備事業の進展に伴い、民間事業者においては、開発機運の高まりから老朽化した建物の更新に関して市街地再開発事業や優良建築物等整備事業補助制度の活用などの相談件数が増加傾向にあります。本市においては、沼津市立地適正化計画により、沼津駅周辺に商業・業務など、広域から人・物・事の動きを引き込み、都市機能の誘導を図ることといたしております。また、中心市街地まちづくり戦略において戦略の柱として、ヒト中心の公共空間の創出、拠点機能の立地促進、まちなか居住の促進と市街地環境の向上を掲げ、沼津駅周辺総合整備事業と併せて取り組むべき中心市街地におけるまちづくりの施策の方向性を示しております。そのような中で、鉄道施設跡地や高架下利用につきましては、庁内検討や鉄道事業者との協議を進めているところであり、市民の皆様方のニーズなども捉えながら、誘導施設等を決定してまいりたいと考えております。また、ヒト中心の公共空間の再編と合わせた町並みづくりを推進していくための指針として、都市空間デザインガイドラインを定め、魅力的な都市空間にふさわしい町並みイメージを示していることから、都市機能の更新に当たっては、これらに基づき、壁面後退による歩行者空間の拡大や緑地空間の確保、まちに開いたオープンスペースの確保などを推進し、官民で連携しながら、まちの魅力の向上につなげてまいります。

次に、行政サービスのさらなる向上についてお答えいたします。

DXは、生活の様々な面にデジタル技術を浸透させることで、より利便性の高い社会を実現していくことであります。自治体においては、デジタル技術の活用により、住民の利便性を向上させるとともに、業務の効率化を図ることが求められております。本市におきましては、新年度に新たに設置するデジタルガバメント推進担当が自治体DXの牽引役として、各部署におけるデジタル技術の積極的な活用を推進し、行政手続のオンライン化やキャッシュレス決済の拡充などにより、市民の利便性の向上を図るとともに、AIやRPAなどの活用により業務の効率化をすることで、さらなる行政サービスの向上を努めてまいります。

次に、沼津市中心市街地まちづくり戦略の推進についてお答えいたします。

初めに、OPEN NUMAZUのこれまでの評価認識と今後の取組方針についてですが、OPEN NUMAZUは将来のヒト中心のまちなかを見据えて公共空間を広く活用し、まちなかで過ごす日常風景を生み出すプロジェクトで、令和4年度からイーラde前と仲見世商店街において実施しております。取組の成果といたしましては、歩行者交通量や滞留者数、滞在時間などの増加や、読書や仲間との時間を過ごす姿などの行動変容が見受けられるとともに、出店等への参画事業者数も増加しております。継続的な実施により認知度が高まり、商店街からも今後の滞留空間設置について前向きな声をいただいており、三枚橋錦町線においては、交通への影響も検証した上で、今年度、一車線減少して滞留空間を設置する暫定整備を行いました。引き続き、様々な人の参画を促しながら、まちなかに訪れるきっかけづくりに取り組んでまいります。

次に、UR都市機構保有地の整備と同地前交差点の南北地上横断化についてですが、現在の駅南口には休憩場所がないことから、将来の駅前広場整備も見据えて、様々な過ごし方や活動ができる空間として、まちなか実践広場を年内に暫定整備します。また、これとあわせて、同地前の南北地上横断化を年内に実現することで、沼津駅と今後再整備が予定されております中央公園や大規模スポーツイベントなどが開催される香陵アリーナとを通りとしてつなぎ、余韻を楽しみながら駅に帰る人の流れを受け止めるとともに、まちを訪れる高齢者等の移動の円滑化を図りたいと考えております。これらの取組につきましては、住む人・訪れる人が楽しいと思える町並みを形成し、箇所ごとの取組を面としてつなぐことで、人の回遊や滞留時間の増加を生み出し、商店街を含むエリアに魅力やにぎわい、経済の波及を生み出すものとして、商店街や民間事業者と一体となって取組を展開していきたいと考えております。

次に、公共交通ネットワークの形成に向けた情報の一元化及び移動の利便性についてお答えいたします。

本市は、移動が快適で住みやすく、訪れたくなるまちを目指すX-Tech NUMAZUモビリティ部会において、交通DXに取り組んでおります。情報の一元化につきましては、まちなかにおけるシームレスな移動を実現するため、既存の公共交通の乗換え案内アプリを活用し、通常の乗換え情報に加え、市内の駐車場の利用状況、観光案内、イベント情報、市内の人気スポットや飲食店の情報などを一元化することで、市民や観光客にとって利用しやすく便利なサービスを提供するものであります。これにより、公共交通の利用者をはじめ自家用車を利用する方にとっても、駐車場利用の分散化や渋滞の回避により、滞在時間を最大限に生かすことができ、来訪の満足度向上に寄与するものと期待しております。移動の利便性の向上につきましては、沼津駅・沼津港間において自動運転バスの社会実装を見据え、利用者の多い路線であることから、輸送力のあるバス車両での実証運行に取り組むなど、交通事業者と共に検証を進めてまいります。また、バスドライバーの労働時間の厳格化に起因して、最終バスの運行時間が早まることから、路線バスを補完する夜間の乗り合いタクシーの実証運行にも取り組み、運行時間の拡大に努めるなど、移動の利便性の向上を図ってまいります。

次に、沼津産業フェアに対する評価と今後の展開や取組についてお答えいたします。

沼津産業フェアフェアは、本市産業の魅力を広く市民に発信し、地元企業への愛着を深めるとともに、学生等の地元就職に対する意識啓発を図ることを目的として開催いたしました。11月2日、3日の両日で約6,000人が訪れ、多くの方に、地元企業の特色ある製品や最新技術に触れていただくとともに、会場内で企業の魅力発見ツアーを開催し、市内の高校生など83名の求職者が企業ブースを訪問するなど、企業の採用活動を後押しできたものと考えております。今後につきましては、人手不足が懸念される社会状況において市内企業を就職先として選択していただけるよう、市内外の求職者に向け、企業活動を広くPRできる機会を設けるなど、U・I・Jターン就職を推進してまいりたいと考えております。

次に、沼津商工会議所の記念事業に対する具体的支援内容と目標及び効果についてお答えいたします。

沼津商工会議所は中小企業に対する経営改善や経営指導体制の拡充強化、情報交換や調査研究などを通じて、地域経済の成長と発展に取り組む本市の重要な地域総合経済団体であり、令和7年1月17日に創立100周年を迎えます。具体的な支援内容といたしましては、記念式典や各界の専門家を講師としたリレー講演会の開催のほか、本市を支える産業振興に向けたビジョンの作成などに要する経費を補助していく予定であります。目標と効果につきましては、本年度の沼津産業フェアの開催に引き続き、沼津商工会議所の創立100周年記念事業を支援していくことで、関係機関、団体及び各企業間における連携をさらに深めるとともに、今後の産業振興に向けた市民や企業の意識醸成及び情報交流が図られることで、人材確保から製造・開発・販路拡大まで幅広い企業活動の活性化が期待できるものと考えております。

次に、女性の起業に係る伴走支援についてお答えいたします。

女性の働き方については、育児や家庭、家事などとの両立や趣味や特技を仕事につなげることができることなどから、起業を志す女性が多くなっており、多彩な人材が求められる社会状況において、より一層の社会進出が期待されております。本市ではこれまで、女性向けの起業応援スクール等において、実務セミナーの開催やネットワーク構築などに取り組んできたところであり、新年度においては、さらなる女性起業者の創出を図るため、沼津商工会議所や女性起業者などと連携し、新たに女性起業家育成プログラムとして、起業までをフォローする伴走支援に取り組む予定であります。具体的な内容といたしましては、起業に必要な事業計画や資金計画の具体化、販路開拓に向けたチャレンジ出店など、一人一人に寄り添った伴走支援を実施することにより、女性起業の後押しを進めていきたいと考えております。

次に、安心して子どもを産み育てられるまちについてお答えいたします。

初めに、妊産婦や子供、子育て家庭に対する支援についてですが、こども家庭センターは、全ての妊産婦、子供及び子育て家庭に対し、一体的に相談支援を行うために開設するものであります。本市では現在、こども家庭課にある子育ての困り事や児童虐待などの相談支援機能、健康づくり課にある妊娠や産後の相談支援機能及び子育て支援課にある子育て全般の相談機能を一体化したものとなります。こども家庭センターの開設により、これまで以上に、妊産婦や乳幼児の健康保持・増進、子育て家庭の福祉に関する包括的な支援を一つの組織として切れ目なく提供できる体制となります。また、こども家庭センターでは、個々の課題、ニーズに応えるために必要なサービスや地域資源を有機的に組み合わせた支援計画を作成し、関係機関のコーディネートと継続的なマネジメントを行うこととなるため、さらなる支援の充実が図られるものと考えております。

次に、安全・安心な出産への支援についてお答えします。

最初に、妊婦健康診査につきましては、妊婦の健康状態と胎児の発育状態を確認するための検査について、14回までの費用助成を行っております。しかしながら、出産が予定より遅れることで、14回を超えて健診が必要となる場合もあることから、新たに出産予定日以降に行う健診費用を2回まで助成するものであります。

次に、低所得の妊婦に対する初回産科受診の費用助成につきましては、妊娠を自覚したものの、経済的理由から産科への受診をためらうことがないよう、初回の産科受診費用の助成を新たに開始するものであります。妊婦の経済的負担の軽減を図るとともに、適切に受診できる体制を充実させ、妊娠初期から妊婦に寄り添い、出産や育児に対する不安への相談支援や保健指導を行うことで、安全・安心な出産に向けた支援を図ってまいります。

次に、帯状疱疹ワクチン接種費用の助成についてお答えいたします。

帯状疱疹は、実は私も体験しているところでございまして、罹患すると強い痛みを起こすことに加え、合併症や後遺症を発症するリスクもあることから、ワクチン接種による帯状疱疹の発症率の減少と重症化の予防を目的に、発症しやすくなるとされる50歳以上の市民に対し接種費用の助成を実施するものであります。帯状疱疹ワクチンは1回接種の生ワクチンと2回の接種が必要な不活化ワクチンの2種類があり、希望により選択ができます。接種費用の助成は、生ワクチンの場合は4,000円、不活化ワクチンの場合は2回分2万円を助成するものであります。費用助成による効果といたしましては、接種率が高まり、帯状疱疹罹患者及び重症者が減ることで、医療費の削減や後遺症の防止等に寄与するものと考えております。こうした予防接種による疾病の予防と併せ、がん等の検診が受診しやすい環境整備を進め、受診率の向上を図り、疾病の早期発見による早期対応につなげることで、健康長寿を推進してまいります。

次に、補聴器購入費用の助成についてお答えいたします。

人生100年時代と言われますが、このような状況において、多くの高齢者に見られる聴力の衰えは、他人の声が聞きづらくなることでコミュニケーションの低下につながり、社会参加の減少や人付き合いの希薄化など、日常的な活動の縮小を招きます。国立長寿医療センターにおいては、難聴による外部情報の減少が認知能力を低下させる可能性が指摘されております。また、諸外国と比べ、我が国の補聴器装着率は低調であるとの報告も見られます。このようなことから、障害者手帳に該当しない軽度及び中等度難聴高齢者の補聴器使用を促進する助成制度を設けることで、聞く力の確保と社会的孤立の防止を図り、要介護状態の前段階であるフレイルの改善や認知症予防につながるものと考えております。

次に、介護予防の取組の拡大についてですが、本市では、市内10か所の地域包括圏域において、フレイル対策や認知症理解に主体的に取り組む市民サポーターの養成等を進めております。今後も各地域包括圏域を拠点として様々な施策を展開することで、介護予防の取組拡大に努めてまいります。

次に、歯周病検診についてお答えします。

本市では、20歳以上の市民を対象に無料の歯周病検診を実施しております。40歳を迎えると、食べこぼしやかめない食品が増えるといった食べる力の衰えであるオーラルフレイルの兆候が現れ出すと言われているため、この年齢の市民を対象に受診勧奨を行っております。引き続き受診勧奨を行うことで、オーラルフレイルの早期予防や意識の醸成を図るとともに、歯と口に関する疾患の早期発見や治療を促し、健康寿命の延伸に寄与できるよう取り組んでまいります。

次に、災害に強いまちづくりについてお答えいたします。

近年激甚化・頻発化する風水害や南海トラフ巨大地震から市民の安全・安心を守るためには、災害時の迅速かつ正確な情報の収集・共有・発信が重要であると認識しております。このため、令和6年度においては、災害時に備え、気象情報・被害状況・避難所運営等を地図情報を基に一元管理するため、新たに災害情報共有システムの構築を図ってまいります。期待される効果といたしましては、風水害時の気象状況の把握に当たっては、気象庁のキキクル等の活用により、15時間経過後までの雨雲の動きを10分単位で地図上に表示すると同時に、累積雨量のグラフ化により、洪水や土砂災害の危険度に応じて、地域の状況に見合った避難情報の発令が迅速に行えることとなります。また、被害状況の収集においては、職員や関係機関から災害現場の写真や動画による被害報告が可能となり、その対応状況が図示されるため、被害状況の全体像の把握と本部からの迅速な指示にも役立てられるものと考えております。避難所運営におきましても、避難者数や備蓄品の在庫数が自動集計されるため、避難所からの要請を待たずに本部が把握することが可能となるなど、様々な効果が期待できるものと認識しております。さらに、本システムの活用により、市民への情報伝達が迅速化するとともに、その使用に当たっては、静岡県や消防本部をはじめとする関係機関との連携を図ることにより、即時に被害状況や物資の在庫状況も情報共有されます。本市に見合ったシステムの構築により、地域防災力の強化に向け積極的に取り組んでまいります。

次に、令和6年能登半島地震についてお答えいたします。

能登半島地震では、最大震度7の揺れを観測し、これに伴い建物の倒壊や津波の被害に加え、消火活動の困難さによる大規模火災の発生、さらには液状化による住宅被害は、石川・富山・新潟の3県に及ぶなど、甚大な被害が発生しました。現段階においても被害状況は日々変化しておりますが、この地震に伴う土砂崩れや液状化による道路、上下水道等インフラの損壊、7万棟を超える住家被害などの報告があります。また、道路網の寸断等の影響により、被災地支援や復旧が遅れ、避難生活の長期化による被災者の健康状態など、多くの問題が見受けられております。このため本市では、能登半島地震を教訓に庁内検討会を開催し、緊急輸送路や漁港施設といった、発災時に維持すべきインフラ、停電、断水時のトイレ処理など、多くの課題について協議しました。今後におきましても、この検討会を通じて出された課題を関係機関等に共有し、課題解決に努める中で、地域防災力の強化に向け積極的に取り組んでまいります。

次に、木造住宅の耐震補強工事費用の補助についてお答えいたします。

能登半島地震の建物被害は、古い木造住宅の倒壊等の被害が顕著であり、その原因として、昭和56年5月31日以前に建てられた住宅が多いことによる耐震化率の低さが指摘されております。南海トラフ地震への備えが必要な本市において、人命や財産を守る上で建築物の耐震化は極めて重要であり、引き続き県が進めるプロジェクトTOUKAI-0と連携した耐震化支援が必要であると認識しております。本市における木造住宅耐震化の取組といたしましては、耐震基準を満たしていない住宅を対象とした補強工事への費用補助を平成14年度から実施しております。補助額の上限は、一般世帯は100万円、高齢者世帯は120万円で、令和4年度末までの実績は延べ1,400件になります。また耐震診断の結果、補強せず解体する場合にも上限20万円の補助を行っており、平成29年度から令和4年度末までの実績は延べ235件になります。今後も大規模地震による建築物の倒壊等の被害から市民の命を守るため、いまだ木造住宅の耐震化を行っていない方へのダイレクトメールや広報紙、公式SNSを活用した補助制度の周知及び補強工事の補助件数の拡充などにより、木造住宅の耐震化をより一層促進してまいります。

次に、消防庁舎及び消防団詰所についてお答えいたします。

地震、津波発生時においても迅速かつ的確な対応を図るため、消防庁舎の移転は必要不可欠であります。西浦・内浦出張所及び第17分団詰所は、津波浸水想定区域内にあることから旧西浦小学校跡地に高台移転し、火災対応や救急活動に加え、地震及び風水害等における防災拠点としての機能向上を図るものであります。庁舎整備に当たっては現在設計を進めており、通信機器の更新による機能向上や、出動時における動線経路の工夫による対応の迅速化など、緊急時における対応力の強化が図られるものと考えております。また、出張所機能の統合により、駿東伊豆消防本部の所管エリアにおける地域ごとの消防需要に応じた職員と緊急車両の再配置による業務の効率化が図られます。西浦・内浦地区においては、高齢化が進行していることから、救急救命士の重点配置など、地域の実情に応じた救急体制の強化にもつながると認識しております。さらに第17分団詰所の移転に伴い、消防職員と団員との連携により、さらなる公助、共助の強化や様々な訓練も合同実施が可能となることから、地域消防力の向上につながるものと考えております。

次に、避難所に配備する資機材の整備についてお答えいたします。

本市では、国からのプッシュ型支援が届くまでの災害発生後3日間に必要な非常食や毛布などの支援物資のほか、発電機などの避難所用資機材についても、備蓄計画に基づき毎年適切な整備更新を進め、想定される避難者数に応じた備蓄数は確保されております。また、令和6年度においても能登半島地震を教訓とし、在宅避難者等への非常食の備蓄に加え、避難所のトイレ状況も課題になったことから、処理セットや組立て式トイレなど備蓄の強化により、避難所の衛生環境の保持にも取り組んでおります。さらに災害対応力の強化を図るため、想定を上回る避難者数等への対策として、他市町との応援協定や民間企業との災害協定により、避難生活に必要な物資が不足した場合に円滑に調達が可能となる体制を整備するなど、引き続き被災者への支援強化に努めてまいります。

次に、消費者安全確保地域協議会の設置についてお答えいたします。

消費者安全確保地域協議会は、消費者安全法に基づき消費者安全確保のための取組を効果的に行うため、地方公共団体や警察、福祉関係団体等により構成される組織であります。高齢者や障がい者の中には、消費生活に関するトラブルや被害の事例に関する情報を取得しにくい方、契約等の理解に支援が必要な方がおり、トラブルや被害が深刻化しやすい上、ヘルパー等の支援者・団体がトラブルや被害に気づいた後も個人情報の共有について本人同意が得られず、消費生活センターにつなぎにくい等の課題があります。こうした中、本協議会の設置により、本人の同意が得られない場合であっても、協議会の構成員間において、個人情報を共有し消費生活センターの消費生活相談員が本人に代わり事業者と交渉するあっせんにつなげるなど、トラブル解決や被害回復に向けた迅速な対応が可能になります。また、構成員間でトラブルや被害事例等の情報共有が図られ、被害の拡大防止や未然防止にも大きな効果を上げるものと考えております。本市においては、これまでにも、消費者がトラブルや被害に遭わないための消費者教育、相談窓口としての消費生活センターの運営等に取り組んでまいりましたが、これらの取組に加え、新年度における本協議会の設置により、消費者安全の確保に向けた取組を強化し、より安全で安心な市民生活の実現を目指してまいります。

市長公共交通ネットワークの形成についてお答えいたします。 議員からも御指摘がありましたように、バス・タクシー事業者を取り巻く環境は、観光需要が戻りつつあるものの、テレワークなどの新たな生活様式の定着により、コロナ禍以前の状況には回復しておりませ…答弁の全文を読む

公共交通ネットワークの形成についてお答えいたします。

議員からも御指摘がありましたように、バス・タクシー事業者を取り巻く環境は、観光需要が戻りつつあるものの、テレワークなどの新たな生活様式の定着により、コロナ禍以前の状況には回復しておりません。また、離職者の増加や労働時間の厳格化に起因するドライバー不足により、従来のような運行サービスの提供は困難な状況にあります。しかしながら、本市ではコンパクト・プラス・ネットワークのまちづくりを推進しており、公共交通の維持・確保が重要であることから、新たに路線バスへの運行支援を行うとともに、路線再編やダイヤ調整による効率的な運行に向け、事業者と協議・調整を行ってまいります。また、ドライバーの確保につきましては、事業者が実施する職業体験会や移住者を対象としたセミナーなどに募集情報の提供を行うなど、担い手確保の取組に協力してまいります。今後、本市の公共交通を維持可能なものとするためには、利用者を増加させていくことが必要不可欠であることから、公共交通の利用しやすい環境整備や、楽しくお出かけしたくなるような利用促進と併せて交通DXを推進し、様々な施策を複合的に展開することで、誰もが安心して移動できる公共交通ネットワークの構築に取り組んでまいります。

力強い産業を牽引するまちについて

産業・経済・雇用

要旨公明党は市制100周年のレガシー、都市機能更新によるまちづくり、行政DX推進、中心市街地戦略、公共交通ネットワーク、産業振興など複数の課題について質問し、市は各施策について官民連携、デジタルガバメント推進担当の設置、UR都市機構との協働などにより、次の100年に向けた包括的なまちづくりを推進すると答弁した。

背景市制施行100周年を迎え次の100年への指針が求められる中、人口減少・少子高齢化による公共交通利用の減少や職員不足が懸念され、沼津駅周辺総合整備事業の進展により都市機能更新の好機が到来している。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 商工業の振興
  • 沼津産業フェア
  • 沼津商工会議所の記念事業
  • 新たな産業の創出
  • 女性の起業に係る伴走支援
市長市制施行100周年記念事業の総括についてお答えいたします。 市制100周年記念事業では、先人たちへの感謝と敬意、誇りと愛着、市民との協働、次の100年への新たな一歩、この4つを基本的な考え方として取り組んでまいりました。主な取組といたしまし…答弁の全文を読む確認済対応一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

市制施行100周年記念事業の総括についてお答えいたします。

市制100周年記念事業では、先人たちへの感謝と敬意、誇りと愛着、市民との協働、次の100年への新たな一歩、この4つを基本的な考え方として取り組んでまいりました。主な取組といたしましては、市制記念日までのカウントダウンや一般団体及び学生団体が自ら企画する市制100周年記念市民提案事業等により、本市を愛する幅広い世代の皆様に御参画いただく機会を創出してまいりました。また、小中学生を対象とした子供絵画コンテストや市内の小中学校に御協力いただいたモザイクアートボードの製作などについては、次の100年を担う子供たちに郷土に対する思いを深めていただく取組になったと考えております。また、本市の成り立ちを振り返る記念誌の発行、本市発展の礎となった先人たちへの功績をたたえる企画展を開催するとともに、本市の魅力あるコンテンツを最大限に盛り込んだ市制100周年記念イベント、市内外から約12万5000人の来場者があったSea級グルメ全国大会in沼津や、地方都市で初となるフェンシング全日本選手権大会を開催してまいりました。さらに昭和30年に制定された沼津市歌の編曲では、本市において音楽活動をする方々の御協力の下、新たな音源等を製作し、市民が親しみを持って歌いつないでいく環境を整えてまいりました。このように市制100周年記念事業では、地域・産業・観光・芸術・文化・スポーツや教育など様々な分野において、本市の誇る魅力を最大限に発信し、大きなシティプロモーションの効果を上げることができたほか、各種イベントにおいては、まちに大きなにぎわいを創出することができたと考えております。また、多くの市民をはじめ関係する皆様とともに各種の記念事業にも取り組んだことは、今まで培ってまいりました市民・企業や団体などとの協働がより強固なものとなり、市民一人一人が能動的に市政に関わる土壌を形成したことが、市制100周年記念事業のレガシーとなるものと考えております。次の100年に向けては、このレガシーを礎に誇り高い沼津を次世代に継承するよう未来に向けたまちづくりに邁進してまいります。

次に、都市機能の更新によるまちの魅力の向上についてお答えいたします。

沼津駅周辺総合整備事業の進展に伴い、民間事業者においては、開発機運の高まりから老朽化した建物の更新に関して市街地再開発事業や優良建築物等整備事業補助制度の活用などの相談件数が増加傾向にあります。本市においては、沼津市立地適正化計画により、沼津駅周辺に商業・業務など、広域から人・物・事の動きを引き込み、都市機能の誘導を図ることといたしております。また、中心市街地まちづくり戦略において戦略の柱として、ヒト中心の公共空間の創出、拠点機能の立地促進、まちなか居住の促進と市街地環境の向上を掲げ、沼津駅周辺総合整備事業と併せて取り組むべき中心市街地におけるまちづくりの施策の方向性を示しております。そのような中で、鉄道施設跡地や高架下利用につきましては、庁内検討や鉄道事業者との協議を進めているところであり、市民の皆様方のニーズなども捉えながら、誘導施設等を決定してまいりたいと考えております。また、ヒト中心の公共空間の再編と合わせた町並みづくりを推進していくための指針として、都市空間デザインガイドラインを定め、魅力的な都市空間にふさわしい町並みイメージを示していることから、都市機能の更新に当たっては、これらに基づき、壁面後退による歩行者空間の拡大や緑地空間の確保、まちに開いたオープンスペースの確保などを推進し、官民で連携しながら、まちの魅力の向上につなげてまいります。

次に、行政サービスのさらなる向上についてお答えいたします。

DXは、生活の様々な面にデジタル技術を浸透させることで、より利便性の高い社会を実現していくことであります。自治体においては、デジタル技術の活用により、住民の利便性を向上させるとともに、業務の効率化を図ることが求められております。本市におきましては、新年度に新たに設置するデジタルガバメント推進担当が自治体DXの牽引役として、各部署におけるデジタル技術の積極的な活用を推進し、行政手続のオンライン化やキャッシュレス決済の拡充などにより、市民の利便性の向上を図るとともに、AIやRPAなどの活用により業務の効率化をすることで、さらなる行政サービスの向上を努めてまいります。

次に、沼津市中心市街地まちづくり戦略の推進についてお答えいたします。

初めに、OPEN NUMAZUのこれまでの評価認識と今後の取組方針についてですが、OPEN NUMAZUは将来のヒト中心のまちなかを見据えて公共空間を広く活用し、まちなかで過ごす日常風景を生み出すプロジェクトで、令和4年度からイーラde前と仲見世商店街において実施しております。取組の成果といたしましては、歩行者交通量や滞留者数、滞在時間などの増加や、読書や仲間との時間を過ごす姿などの行動変容が見受けられるとともに、出店等への参画事業者数も増加しております。継続的な実施により認知度が高まり、商店街からも今後の滞留空間設置について前向きな声をいただいており、三枚橋錦町線においては、交通への影響も検証した上で、今年度、一車線減少して滞留空間を設置する暫定整備を行いました。引き続き、様々な人の参画を促しながら、まちなかに訪れるきっかけづくりに取り組んでまいります。

次に、UR都市機構保有地の整備と同地前交差点の南北地上横断化についてですが、現在の駅南口には休憩場所がないことから、将来の駅前広場整備も見据えて、様々な過ごし方や活動ができる空間として、まちなか実践広場を年内に暫定整備します。また、これとあわせて、同地前の南北地上横断化を年内に実現することで、沼津駅と今後再整備が予定されております中央公園や大規模スポーツイベントなどが開催される香陵アリーナとを通りとしてつなぎ、余韻を楽しみながら駅に帰る人の流れを受け止めるとともに、まちを訪れる高齢者等の移動の円滑化を図りたいと考えております。これらの取組につきましては、住む人・訪れる人が楽しいと思える町並みを形成し、箇所ごとの取組を面としてつなぐことで、人の回遊や滞留時間の増加を生み出し、商店街を含むエリアに魅力やにぎわい、経済の波及を生み出すものとして、商店街や民間事業者と一体となって取組を展開していきたいと考えております。

次に、公共交通ネットワークの形成に向けた情報の一元化及び移動の利便性についてお答えいたします。

本市は、移動が快適で住みやすく、訪れたくなるまちを目指すX-Tech NUMAZUモビリティ部会において、交通DXに取り組んでおります。情報の一元化につきましては、まちなかにおけるシームレスな移動を実現するため、既存の公共交通の乗換え案内アプリを活用し、通常の乗換え情報に加え、市内の駐車場の利用状況、観光案内、イベント情報、市内の人気スポットや飲食店の情報などを一元化することで、市民や観光客にとって利用しやすく便利なサービスを提供するものであります。これにより、公共交通の利用者をはじめ自家用車を利用する方にとっても、駐車場利用の分散化や渋滞の回避により、滞在時間を最大限に生かすことができ、来訪の満足度向上に寄与するものと期待しております。移動の利便性の向上につきましては、沼津駅・沼津港間において自動運転バスの社会実装を見据え、利用者の多い路線であることから、輸送力のあるバス車両での実証運行に取り組むなど、交通事業者と共に検証を進めてまいります。また、バスドライバーの労働時間の厳格化に起因して、最終バスの運行時間が早まることから、路線バスを補完する夜間の乗り合いタクシーの実証運行にも取り組み、運行時間の拡大に努めるなど、移動の利便性の向上を図ってまいります。

次に、沼津産業フェアに対する評価と今後の展開や取組についてお答えいたします。

沼津産業フェアフェアは、本市産業の魅力を広く市民に発信し、地元企業への愛着を深めるとともに、学生等の地元就職に対する意識啓発を図ることを目的として開催いたしました。11月2日、3日の両日で約6,000人が訪れ、多くの方に、地元企業の特色ある製品や最新技術に触れていただくとともに、会場内で企業の魅力発見ツアーを開催し、市内の高校生など83名の求職者が企業ブースを訪問するなど、企業の採用活動を後押しできたものと考えております。今後につきましては、人手不足が懸念される社会状況において市内企業を就職先として選択していただけるよう、市内外の求職者に向け、企業活動を広くPRできる機会を設けるなど、U・I・Jターン就職を推進してまいりたいと考えております。

次に、沼津商工会議所の記念事業に対する具体的支援内容と目標及び効果についてお答えいたします。

沼津商工会議所は中小企業に対する経営改善や経営指導体制の拡充強化、情報交換や調査研究などを通じて、地域経済の成長と発展に取り組む本市の重要な地域総合経済団体であり、令和7年1月17日に創立100周年を迎えます。具体的な支援内容といたしましては、記念式典や各界の専門家を講師としたリレー講演会の開催のほか、本市を支える産業振興に向けたビジョンの作成などに要する経費を補助していく予定であります。目標と効果につきましては、本年度の沼津産業フェアの開催に引き続き、沼津商工会議所の創立100周年記念事業を支援していくことで、関係機関、団体及び各企業間における連携をさらに深めるとともに、今後の産業振興に向けた市民や企業の意識醸成及び情報交流が図られることで、人材確保から製造・開発・販路拡大まで幅広い企業活動の活性化が期待できるものと考えております。

次に、女性の起業に係る伴走支援についてお答えいたします。

女性の働き方については、育児や家庭、家事などとの両立や趣味や特技を仕事につなげることができることなどから、起業を志す女性が多くなっており、多彩な人材が求められる社会状況において、より一層の社会進出が期待されております。本市ではこれまで、女性向けの起業応援スクール等において、実務セミナーの開催やネットワーク構築などに取り組んできたところであり、新年度においては、さらなる女性起業者の創出を図るため、沼津商工会議所や女性起業者などと連携し、新たに女性起業家育成プログラムとして、起業までをフォローする伴走支援に取り組む予定であります。具体的な内容といたしましては、起業に必要な事業計画や資金計画の具体化、販路開拓に向けたチャレンジ出店など、一人一人に寄り添った伴走支援を実施することにより、女性起業の後押しを進めていきたいと考えております。

次に、安心して子どもを産み育てられるまちについてお答えいたします。

初めに、妊産婦や子供、子育て家庭に対する支援についてですが、こども家庭センターは、全ての妊産婦、子供及び子育て家庭に対し、一体的に相談支援を行うために開設するものであります。本市では現在、こども家庭課にある子育ての困り事や児童虐待などの相談支援機能、健康づくり課にある妊娠や産後の相談支援機能及び子育て支援課にある子育て全般の相談機能を一体化したものとなります。こども家庭センターの開設により、これまで以上に、妊産婦や乳幼児の健康保持・増進、子育て家庭の福祉に関する包括的な支援を一つの組織として切れ目なく提供できる体制となります。また、こども家庭センターでは、個々の課題、ニーズに応えるために必要なサービスや地域資源を有機的に組み合わせた支援計画を作成し、関係機関のコーディネートと継続的なマネジメントを行うこととなるため、さらなる支援の充実が図られるものと考えております。

次に、安全・安心な出産への支援についてお答えします。

最初に、妊婦健康診査につきましては、妊婦の健康状態と胎児の発育状態を確認するための検査について、14回までの費用助成を行っております。しかしながら、出産が予定より遅れることで、14回を超えて健診が必要となる場合もあることから、新たに出産予定日以降に行う健診費用を2回まで助成するものであります。

次に、低所得の妊婦に対する初回産科受診の費用助成につきましては、妊娠を自覚したものの、経済的理由から産科への受診をためらうことがないよう、初回の産科受診費用の助成を新たに開始するものであります。妊婦の経済的負担の軽減を図るとともに、適切に受診できる体制を充実させ、妊娠初期から妊婦に寄り添い、出産や育児に対する不安への相談支援や保健指導を行うことで、安全・安心な出産に向けた支援を図ってまいります。

次に、帯状疱疹ワクチン接種費用の助成についてお答えいたします。

帯状疱疹は、実は私も体験しているところでございまして、罹患すると強い痛みを起こすことに加え、合併症や後遺症を発症するリスクもあることから、ワクチン接種による帯状疱疹の発症率の減少と重症化の予防を目的に、発症しやすくなるとされる50歳以上の市民に対し接種費用の助成を実施するものであります。帯状疱疹ワクチンは1回接種の生ワクチンと2回の接種が必要な不活化ワクチンの2種類があり、希望により選択ができます。接種費用の助成は、生ワクチンの場合は4,000円、不活化ワクチンの場合は2回分2万円を助成するものであります。費用助成による効果といたしましては、接種率が高まり、帯状疱疹罹患者及び重症者が減ることで、医療費の削減や後遺症の防止等に寄与するものと考えております。こうした予防接種による疾病の予防と併せ、がん等の検診が受診しやすい環境整備を進め、受診率の向上を図り、疾病の早期発見による早期対応につなげることで、健康長寿を推進してまいります。

次に、補聴器購入費用の助成についてお答えいたします。

人生100年時代と言われますが、このような状況において、多くの高齢者に見られる聴力の衰えは、他人の声が聞きづらくなることでコミュニケーションの低下につながり、社会参加の減少や人付き合いの希薄化など、日常的な活動の縮小を招きます。国立長寿医療センターにおいては、難聴による外部情報の減少が認知能力を低下させる可能性が指摘されております。また、諸外国と比べ、我が国の補聴器装着率は低調であるとの報告も見られます。このようなことから、障害者手帳に該当しない軽度及び中等度難聴高齢者の補聴器使用を促進する助成制度を設けることで、聞く力の確保と社会的孤立の防止を図り、要介護状態の前段階であるフレイルの改善や認知症予防につながるものと考えております。

次に、介護予防の取組の拡大についてですが、本市では、市内10か所の地域包括圏域において、フレイル対策や認知症理解に主体的に取り組む市民サポーターの養成等を進めております。今後も各地域包括圏域を拠点として様々な施策を展開することで、介護予防の取組拡大に努めてまいります。

次に、歯周病検診についてお答えします。

本市では、20歳以上の市民を対象に無料の歯周病検診を実施しております。40歳を迎えると、食べこぼしやかめない食品が増えるといった食べる力の衰えであるオーラルフレイルの兆候が現れ出すと言われているため、この年齢の市民を対象に受診勧奨を行っております。引き続き受診勧奨を行うことで、オーラルフレイルの早期予防や意識の醸成を図るとともに、歯と口に関する疾患の早期発見や治療を促し、健康寿命の延伸に寄与できるよう取り組んでまいります。

次に、災害に強いまちづくりについてお答えいたします。

近年激甚化・頻発化する風水害や南海トラフ巨大地震から市民の安全・安心を守るためには、災害時の迅速かつ正確な情報の収集・共有・発信が重要であると認識しております。このため、令和6年度においては、災害時に備え、気象情報・被害状況・避難所運営等を地図情報を基に一元管理するため、新たに災害情報共有システムの構築を図ってまいります。期待される効果といたしましては、風水害時の気象状況の把握に当たっては、気象庁のキキクル等の活用により、15時間経過後までの雨雲の動きを10分単位で地図上に表示すると同時に、累積雨量のグラフ化により、洪水や土砂災害の危険度に応じて、地域の状況に見合った避難情報の発令が迅速に行えることとなります。また、被害状況の収集においては、職員や関係機関から災害現場の写真や動画による被害報告が可能となり、その対応状況が図示されるため、被害状況の全体像の把握と本部からの迅速な指示にも役立てられるものと考えております。避難所運営におきましても、避難者数や備蓄品の在庫数が自動集計されるため、避難所からの要請を待たずに本部が把握することが可能となるなど、様々な効果が期待できるものと認識しております。さらに、本システムの活用により、市民への情報伝達が迅速化するとともに、その使用に当たっては、静岡県や消防本部をはじめとする関係機関との連携を図ることにより、即時に被害状況や物資の在庫状況も情報共有されます。本市に見合ったシステムの構築により、地域防災力の強化に向け積極的に取り組んでまいります。

次に、令和6年能登半島地震についてお答えいたします。

能登半島地震では、最大震度7の揺れを観測し、これに伴い建物の倒壊や津波の被害に加え、消火活動の困難さによる大規模火災の発生、さらには液状化による住宅被害は、石川・富山・新潟の3県に及ぶなど、甚大な被害が発生しました。現段階においても被害状況は日々変化しておりますが、この地震に伴う土砂崩れや液状化による道路、上下水道等インフラの損壊、7万棟を超える住家被害などの報告があります。また、道路網の寸断等の影響により、被災地支援や復旧が遅れ、避難生活の長期化による被災者の健康状態など、多くの問題が見受けられております。このため本市では、能登半島地震を教訓に庁内検討会を開催し、緊急輸送路や漁港施設といった、発災時に維持すべきインフラ、停電、断水時のトイレ処理など、多くの課題について協議しました。今後におきましても、この検討会を通じて出された課題を関係機関等に共有し、課題解決に努める中で、地域防災力の強化に向け積極的に取り組んでまいります。

次に、木造住宅の耐震補強工事費用の補助についてお答えいたします。

能登半島地震の建物被害は、古い木造住宅の倒壊等の被害が顕著であり、その原因として、昭和56年5月31日以前に建てられた住宅が多いことによる耐震化率の低さが指摘されております。南海トラフ地震への備えが必要な本市において、人命や財産を守る上で建築物の耐震化は極めて重要であり、引き続き県が進めるプロジェクトTOUKAI-0と連携した耐震化支援が必要であると認識しております。本市における木造住宅耐震化の取組といたしましては、耐震基準を満たしていない住宅を対象とした補強工事への費用補助を平成14年度から実施しております。補助額の上限は、一般世帯は100万円、高齢者世帯は120万円で、令和4年度末までの実績は延べ1,400件になります。また耐震診断の結果、補強せず解体する場合にも上限20万円の補助を行っており、平成29年度から令和4年度末までの実績は延べ235件になります。今後も大規模地震による建築物の倒壊等の被害から市民の命を守るため、いまだ木造住宅の耐震化を行っていない方へのダイレクトメールや広報紙、公式SNSを活用した補助制度の周知及び補強工事の補助件数の拡充などにより、木造住宅の耐震化をより一層促進してまいります。

次に、消防庁舎及び消防団詰所についてお答えいたします。

地震、津波発生時においても迅速かつ的確な対応を図るため、消防庁舎の移転は必要不可欠であります。西浦・内浦出張所及び第17分団詰所は、津波浸水想定区域内にあることから旧西浦小学校跡地に高台移転し、火災対応や救急活動に加え、地震及び風水害等における防災拠点としての機能向上を図るものであります。庁舎整備に当たっては現在設計を進めており、通信機器の更新による機能向上や、出動時における動線経路の工夫による対応の迅速化など、緊急時における対応力の強化が図られるものと考えております。また、出張所機能の統合により、駿東伊豆消防本部の所管エリアにおける地域ごとの消防需要に応じた職員と緊急車両の再配置による業務の効率化が図られます。西浦・内浦地区においては、高齢化が進行していることから、救急救命士の重点配置など、地域の実情に応じた救急体制の強化にもつながると認識しております。さらに第17分団詰所の移転に伴い、消防職員と団員との連携により、さらなる公助、共助の強化や様々な訓練も合同実施が可能となることから、地域消防力の向上につながるものと考えております。

次に、避難所に配備する資機材の整備についてお答えいたします。

本市では、国からのプッシュ型支援が届くまでの災害発生後3日間に必要な非常食や毛布などの支援物資のほか、発電機などの避難所用資機材についても、備蓄計画に基づき毎年適切な整備更新を進め、想定される避難者数に応じた備蓄数は確保されております。また、令和6年度においても能登半島地震を教訓とし、在宅避難者等への非常食の備蓄に加え、避難所のトイレ状況も課題になったことから、処理セットや組立て式トイレなど備蓄の強化により、避難所の衛生環境の保持にも取り組んでおります。さらに災害対応力の強化を図るため、想定を上回る避難者数等への対策として、他市町との応援協定や民間企業との災害協定により、避難生活に必要な物資が不足した場合に円滑に調達が可能となる体制を整備するなど、引き続き被災者への支援強化に努めてまいります。

次に、消費者安全確保地域協議会の設置についてお答えいたします。

消費者安全確保地域協議会は、消費者安全法に基づき消費者安全確保のための取組を効果的に行うため、地方公共団体や警察、福祉関係団体等により構成される組織であります。高齢者や障がい者の中には、消費生活に関するトラブルや被害の事例に関する情報を取得しにくい方、契約等の理解に支援が必要な方がおり、トラブルや被害が深刻化しやすい上、ヘルパー等の支援者・団体がトラブルや被害に気づいた後も個人情報の共有について本人同意が得られず、消費生活センターにつなぎにくい等の課題があります。こうした中、本協議会の設置により、本人の同意が得られない場合であっても、協議会の構成員間において、個人情報を共有し消費生活センターの消費生活相談員が本人に代わり事業者と交渉するあっせんにつなげるなど、トラブル解決や被害回復に向けた迅速な対応が可能になります。また、構成員間でトラブルや被害事例等の情報共有が図られ、被害の拡大防止や未然防止にも大きな効果を上げるものと考えております。本市においては、これまでにも、消費者がトラブルや被害に遭わないための消費者教育、相談窓口としての消費生活センターの運営等に取り組んでまいりましたが、これらの取組に加え、新年度における本協議会の設置により、消費者安全の確保に向けた取組を強化し、より安全で安心な市民生活の実現を目指してまいります。

安心して子どもを産み育てられるまちについて

子育て・教育
  • 相談体制の強化
  • 妊産婦や子ども、子育て家庭に対する支援
  • 安心して産み育てるための支援
  • 安全・安心な出産への支援
市長市制施行100周年記念事業の総括についてお答えいたします。 市制100周年記念事業では、先人たちへの感謝と敬意、誇りと愛着、市民との協働、次の100年への新たな一歩、この4つを基本的な考え方として取り組んでまいりました。主な取組といたしまし…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

市制施行100周年記念事業の総括についてお答えいたします。

市制100周年記念事業では、先人たちへの感謝と敬意、誇りと愛着、市民との協働、次の100年への新たな一歩、この4つを基本的な考え方として取り組んでまいりました。主な取組といたしましては、市制記念日までのカウントダウンや一般団体及び学生団体が自ら企画する市制100周年記念市民提案事業等により、本市を愛する幅広い世代の皆様に御参画いただく機会を創出してまいりました。また、小中学生を対象とした子供絵画コンテストや市内の小中学校に御協力いただいたモザイクアートボードの製作などについては、次の100年を担う子供たちに郷土に対する思いを深めていただく取組になったと考えております。また、本市の成り立ちを振り返る記念誌の発行、本市発展の礎となった先人たちへの功績をたたえる企画展を開催するとともに、本市の魅力あるコンテンツを最大限に盛り込んだ市制100周年記念イベント、市内外から約12万5000人の来場者があったSea級グルメ全国大会in沼津や、地方都市で初となるフェンシング全日本選手権大会を開催してまいりました。さらに昭和30年に制定された沼津市歌の編曲では、本市において音楽活動をする方々の御協力の下、新たな音源等を製作し、市民が親しみを持って歌いつないでいく環境を整えてまいりました。このように市制100周年記念事業では、地域・産業・観光・芸術・文化・スポーツや教育など様々な分野において、本市の誇る魅力を最大限に発信し、大きなシティプロモーションの効果を上げることができたほか、各種イベントにおいては、まちに大きなにぎわいを創出することができたと考えております。また、多くの市民をはじめ関係する皆様とともに各種の記念事業にも取り組んだことは、今まで培ってまいりました市民・企業や団体などとの協働がより強固なものとなり、市民一人一人が能動的に市政に関わる土壌を形成したことが、市制100周年記念事業のレガシーとなるものと考えております。次の100年に向けては、このレガシーを礎に誇り高い沼津を次世代に継承するよう未来に向けたまちづくりに邁進してまいります。

次に、都市機能の更新によるまちの魅力の向上についてお答えいたします。

沼津駅周辺総合整備事業の進展に伴い、民間事業者においては、開発機運の高まりから老朽化した建物の更新に関して市街地再開発事業や優良建築物等整備事業補助制度の活用などの相談件数が増加傾向にあります。本市においては、沼津市立地適正化計画により、沼津駅周辺に商業・業務など、広域から人・物・事の動きを引き込み、都市機能の誘導を図ることといたしております。また、中心市街地まちづくり戦略において戦略の柱として、ヒト中心の公共空間の創出、拠点機能の立地促進、まちなか居住の促進と市街地環境の向上を掲げ、沼津駅周辺総合整備事業と併せて取り組むべき中心市街地におけるまちづくりの施策の方向性を示しております。そのような中で、鉄道施設跡地や高架下利用につきましては、庁内検討や鉄道事業者との協議を進めているところであり、市民の皆様方のニーズなども捉えながら、誘導施設等を決定してまいりたいと考えております。また、ヒト中心の公共空間の再編と合わせた町並みづくりを推進していくための指針として、都市空間デザインガイドラインを定め、魅力的な都市空間にふさわしい町並みイメージを示していることから、都市機能の更新に当たっては、これらに基づき、壁面後退による歩行者空間の拡大や緑地空間の確保、まちに開いたオープンスペースの確保などを推進し、官民で連携しながら、まちの魅力の向上につなげてまいります。

次に、行政サービスのさらなる向上についてお答えいたします。

DXは、生活の様々な面にデジタル技術を浸透させることで、より利便性の高い社会を実現していくことであります。自治体においては、デジタル技術の活用により、住民の利便性を向上させるとともに、業務の効率化を図ることが求められております。本市におきましては、新年度に新たに設置するデジタルガバメント推進担当が自治体DXの牽引役として、各部署におけるデジタル技術の積極的な活用を推進し、行政手続のオンライン化やキャッシュレス決済の拡充などにより、市民の利便性の向上を図るとともに、AIやRPAなどの活用により業務の効率化をすることで、さらなる行政サービスの向上を努めてまいります。

次に、沼津市中心市街地まちづくり戦略の推進についてお答えいたします。

初めに、OPEN NUMAZUのこれまでの評価認識と今後の取組方針についてですが、OPEN NUMAZUは将来のヒト中心のまちなかを見据えて公共空間を広く活用し、まちなかで過ごす日常風景を生み出すプロジェクトで、令和4年度からイーラde前と仲見世商店街において実施しております。取組の成果といたしましては、歩行者交通量や滞留者数、滞在時間などの増加や、読書や仲間との時間を過ごす姿などの行動変容が見受けられるとともに、出店等への参画事業者数も増加しております。継続的な実施により認知度が高まり、商店街からも今後の滞留空間設置について前向きな声をいただいており、三枚橋錦町線においては、交通への影響も検証した上で、今年度、一車線減少して滞留空間を設置する暫定整備を行いました。引き続き、様々な人の参画を促しながら、まちなかに訪れるきっかけづくりに取り組んでまいります。

次に、UR都市機構保有地の整備と同地前交差点の南北地上横断化についてですが、現在の駅南口には休憩場所がないことから、将来の駅前広場整備も見据えて、様々な過ごし方や活動ができる空間として、まちなか実践広場を年内に暫定整備します。また、これとあわせて、同地前の南北地上横断化を年内に実現することで、沼津駅と今後再整備が予定されております中央公園や大規模スポーツイベントなどが開催される香陵アリーナとを通りとしてつなぎ、余韻を楽しみながら駅に帰る人の流れを受け止めるとともに、まちを訪れる高齢者等の移動の円滑化を図りたいと考えております。これらの取組につきましては、住む人・訪れる人が楽しいと思える町並みを形成し、箇所ごとの取組を面としてつなぐことで、人の回遊や滞留時間の増加を生み出し、商店街を含むエリアに魅力やにぎわい、経済の波及を生み出すものとして、商店街や民間事業者と一体となって取組を展開していきたいと考えております。

次に、公共交通ネットワークの形成に向けた情報の一元化及び移動の利便性についてお答えいたします。

本市は、移動が快適で住みやすく、訪れたくなるまちを目指すX-Tech NUMAZUモビリティ部会において、交通DXに取り組んでおります。情報の一元化につきましては、まちなかにおけるシームレスな移動を実現するため、既存の公共交通の乗換え案内アプリを活用し、通常の乗換え情報に加え、市内の駐車場の利用状況、観光案内、イベント情報、市内の人気スポットや飲食店の情報などを一元化することで、市民や観光客にとって利用しやすく便利なサービスを提供するものであります。これにより、公共交通の利用者をはじめ自家用車を利用する方にとっても、駐車場利用の分散化や渋滞の回避により、滞在時間を最大限に生かすことができ、来訪の満足度向上に寄与するものと期待しております。移動の利便性の向上につきましては、沼津駅・沼津港間において自動運転バスの社会実装を見据え、利用者の多い路線であることから、輸送力のあるバス車両での実証運行に取り組むなど、交通事業者と共に検証を進めてまいります。また、バスドライバーの労働時間の厳格化に起因して、最終バスの運行時間が早まることから、路線バスを補完する夜間の乗り合いタクシーの実証運行にも取り組み、運行時間の拡大に努めるなど、移動の利便性の向上を図ってまいります。

次に、沼津産業フェアに対する評価と今後の展開や取組についてお答えいたします。

沼津産業フェアフェアは、本市産業の魅力を広く市民に発信し、地元企業への愛着を深めるとともに、学生等の地元就職に対する意識啓発を図ることを目的として開催いたしました。11月2日、3日の両日で約6,000人が訪れ、多くの方に、地元企業の特色ある製品や最新技術に触れていただくとともに、会場内で企業の魅力発見ツアーを開催し、市内の高校生など83名の求職者が企業ブースを訪問するなど、企業の採用活動を後押しできたものと考えております。今後につきましては、人手不足が懸念される社会状況において市内企業を就職先として選択していただけるよう、市内外の求職者に向け、企業活動を広くPRできる機会を設けるなど、U・I・Jターン就職を推進してまいりたいと考えております。

次に、沼津商工会議所の記念事業に対する具体的支援内容と目標及び効果についてお答えいたします。

沼津商工会議所は中小企業に対する経営改善や経営指導体制の拡充強化、情報交換や調査研究などを通じて、地域経済の成長と発展に取り組む本市の重要な地域総合経済団体であり、令和7年1月17日に創立100周年を迎えます。具体的な支援内容といたしましては、記念式典や各界の専門家を講師としたリレー講演会の開催のほか、本市を支える産業振興に向けたビジョンの作成などに要する経費を補助していく予定であります。目標と効果につきましては、本年度の沼津産業フェアの開催に引き続き、沼津商工会議所の創立100周年記念事業を支援していくことで、関係機関、団体及び各企業間における連携をさらに深めるとともに、今後の産業振興に向けた市民や企業の意識醸成及び情報交流が図られることで、人材確保から製造・開発・販路拡大まで幅広い企業活動の活性化が期待できるものと考えております。

次に、女性の起業に係る伴走支援についてお答えいたします。

女性の働き方については、育児や家庭、家事などとの両立や趣味や特技を仕事につなげることができることなどから、起業を志す女性が多くなっており、多彩な人材が求められる社会状況において、より一層の社会進出が期待されております。本市ではこれまで、女性向けの起業応援スクール等において、実務セミナーの開催やネットワーク構築などに取り組んできたところであり、新年度においては、さらなる女性起業者の創出を図るため、沼津商工会議所や女性起業者などと連携し、新たに女性起業家育成プログラムとして、起業までをフォローする伴走支援に取り組む予定であります。具体的な内容といたしましては、起業に必要な事業計画や資金計画の具体化、販路開拓に向けたチャレンジ出店など、一人一人に寄り添った伴走支援を実施することにより、女性起業の後押しを進めていきたいと考えております。

次に、安心して子どもを産み育てられるまちについてお答えいたします。

初めに、妊産婦や子供、子育て家庭に対する支援についてですが、こども家庭センターは、全ての妊産婦、子供及び子育て家庭に対し、一体的に相談支援を行うために開設するものであります。本市では現在、こども家庭課にある子育ての困り事や児童虐待などの相談支援機能、健康づくり課にある妊娠や産後の相談支援機能及び子育て支援課にある子育て全般の相談機能を一体化したものとなります。こども家庭センターの開設により、これまで以上に、妊産婦や乳幼児の健康保持・増進、子育て家庭の福祉に関する包括的な支援を一つの組織として切れ目なく提供できる体制となります。また、こども家庭センターでは、個々の課題、ニーズに応えるために必要なサービスや地域資源を有機的に組み合わせた支援計画を作成し、関係機関のコーディネートと継続的なマネジメントを行うこととなるため、さらなる支援の充実が図られるものと考えております。

次に、安全・安心な出産への支援についてお答えします。

最初に、妊婦健康診査につきましては、妊婦の健康状態と胎児の発育状態を確認するための検査について、14回までの費用助成を行っております。しかしながら、出産が予定より遅れることで、14回を超えて健診が必要となる場合もあることから、新たに出産予定日以降に行う健診費用を2回まで助成するものであります。

次に、低所得の妊婦に対する初回産科受診の費用助成につきましては、妊娠を自覚したものの、経済的理由から産科への受診をためらうことがないよう、初回の産科受診費用の助成を新たに開始するものであります。妊婦の経済的負担の軽減を図るとともに、適切に受診できる体制を充実させ、妊娠初期から妊婦に寄り添い、出産や育児に対する不安への相談支援や保健指導を行うことで、安全・安心な出産に向けた支援を図ってまいります。

次に、帯状疱疹ワクチン接種費用の助成についてお答えいたします。

帯状疱疹は、実は私も体験しているところでございまして、罹患すると強い痛みを起こすことに加え、合併症や後遺症を発症するリスクもあることから、ワクチン接種による帯状疱疹の発症率の減少と重症化の予防を目的に、発症しやすくなるとされる50歳以上の市民に対し接種費用の助成を実施するものであります。帯状疱疹ワクチンは1回接種の生ワクチンと2回の接種が必要な不活化ワクチンの2種類があり、希望により選択ができます。接種費用の助成は、生ワクチンの場合は4,000円、不活化ワクチンの場合は2回分2万円を助成するものであります。費用助成による効果といたしましては、接種率が高まり、帯状疱疹罹患者及び重症者が減ることで、医療費の削減や後遺症の防止等に寄与するものと考えております。こうした予防接種による疾病の予防と併せ、がん等の検診が受診しやすい環境整備を進め、受診率の向上を図り、疾病の早期発見による早期対応につなげることで、健康長寿を推進してまいります。

次に、補聴器購入費用の助成についてお答えいたします。

人生100年時代と言われますが、このような状況において、多くの高齢者に見られる聴力の衰えは、他人の声が聞きづらくなることでコミュニケーションの低下につながり、社会参加の減少や人付き合いの希薄化など、日常的な活動の縮小を招きます。国立長寿医療センターにおいては、難聴による外部情報の減少が認知能力を低下させる可能性が指摘されております。また、諸外国と比べ、我が国の補聴器装着率は低調であるとの報告も見られます。このようなことから、障害者手帳に該当しない軽度及び中等度難聴高齢者の補聴器使用を促進する助成制度を設けることで、聞く力の確保と社会的孤立の防止を図り、要介護状態の前段階であるフレイルの改善や認知症予防につながるものと考えております。

次に、介護予防の取組の拡大についてですが、本市では、市内10か所の地域包括圏域において、フレイル対策や認知症理解に主体的に取り組む市民サポーターの養成等を進めております。今後も各地域包括圏域を拠点として様々な施策を展開することで、介護予防の取組拡大に努めてまいります。

次に、歯周病検診についてお答えします。

本市では、20歳以上の市民を対象に無料の歯周病検診を実施しております。40歳を迎えると、食べこぼしやかめない食品が増えるといった食べる力の衰えであるオーラルフレイルの兆候が現れ出すと言われているため、この年齢の市民を対象に受診勧奨を行っております。引き続き受診勧奨を行うことで、オーラルフレイルの早期予防や意識の醸成を図るとともに、歯と口に関する疾患の早期発見や治療を促し、健康寿命の延伸に寄与できるよう取り組んでまいります。

次に、災害に強いまちづくりについてお答えいたします。

近年激甚化・頻発化する風水害や南海トラフ巨大地震から市民の安全・安心を守るためには、災害時の迅速かつ正確な情報の収集・共有・発信が重要であると認識しております。このため、令和6年度においては、災害時に備え、気象情報・被害状況・避難所運営等を地図情報を基に一元管理するため、新たに災害情報共有システムの構築を図ってまいります。期待される効果といたしましては、風水害時の気象状況の把握に当たっては、気象庁のキキクル等の活用により、15時間経過後までの雨雲の動きを10分単位で地図上に表示すると同時に、累積雨量のグラフ化により、洪水や土砂災害の危険度に応じて、地域の状況に見合った避難情報の発令が迅速に行えることとなります。また、被害状況の収集においては、職員や関係機関から災害現場の写真や動画による被害報告が可能となり、その対応状況が図示されるため、被害状況の全体像の把握と本部からの迅速な指示にも役立てられるものと考えております。避難所運営におきましても、避難者数や備蓄品の在庫数が自動集計されるため、避難所からの要請を待たずに本部が把握することが可能となるなど、様々な効果が期待できるものと認識しております。さらに、本システムの活用により、市民への情報伝達が迅速化するとともに、その使用に当たっては、静岡県や消防本部をはじめとする関係機関との連携を図ることにより、即時に被害状況や物資の在庫状況も情報共有されます。本市に見合ったシステムの構築により、地域防災力の強化に向け積極的に取り組んでまいります。

次に、令和6年能登半島地震についてお答えいたします。

能登半島地震では、最大震度7の揺れを観測し、これに伴い建物の倒壊や津波の被害に加え、消火活動の困難さによる大規模火災の発生、さらには液状化による住宅被害は、石川・富山・新潟の3県に及ぶなど、甚大な被害が発生しました。現段階においても被害状況は日々変化しておりますが、この地震に伴う土砂崩れや液状化による道路、上下水道等インフラの損壊、7万棟を超える住家被害などの報告があります。また、道路網の寸断等の影響により、被災地支援や復旧が遅れ、避難生活の長期化による被災者の健康状態など、多くの問題が見受けられております。このため本市では、能登半島地震を教訓に庁内検討会を開催し、緊急輸送路や漁港施設といった、発災時に維持すべきインフラ、停電、断水時のトイレ処理など、多くの課題について協議しました。今後におきましても、この検討会を通じて出された課題を関係機関等に共有し、課題解決に努める中で、地域防災力の強化に向け積極的に取り組んでまいります。

次に、木造住宅の耐震補強工事費用の補助についてお答えいたします。

能登半島地震の建物被害は、古い木造住宅の倒壊等の被害が顕著であり、その原因として、昭和56年5月31日以前に建てられた住宅が多いことによる耐震化率の低さが指摘されております。南海トラフ地震への備えが必要な本市において、人命や財産を守る上で建築物の耐震化は極めて重要であり、引き続き県が進めるプロジェクトTOUKAI-0と連携した耐震化支援が必要であると認識しております。本市における木造住宅耐震化の取組といたしましては、耐震基準を満たしていない住宅を対象とした補強工事への費用補助を平成14年度から実施しております。補助額の上限は、一般世帯は100万円、高齢者世帯は120万円で、令和4年度末までの実績は延べ1,400件になります。また耐震診断の結果、補強せず解体する場合にも上限20万円の補助を行っており、平成29年度から令和4年度末までの実績は延べ235件になります。今後も大規模地震による建築物の倒壊等の被害から市民の命を守るため、いまだ木造住宅の耐震化を行っていない方へのダイレクトメールや広報紙、公式SNSを活用した補助制度の周知及び補強工事の補助件数の拡充などにより、木造住宅の耐震化をより一層促進してまいります。

次に、消防庁舎及び消防団詰所についてお答えいたします。

地震、津波発生時においても迅速かつ的確な対応を図るため、消防庁舎の移転は必要不可欠であります。西浦・内浦出張所及び第17分団詰所は、津波浸水想定区域内にあることから旧西浦小学校跡地に高台移転し、火災対応や救急活動に加え、地震及び風水害等における防災拠点としての機能向上を図るものであります。庁舎整備に当たっては現在設計を進めており、通信機器の更新による機能向上や、出動時における動線経路の工夫による対応の迅速化など、緊急時における対応力の強化が図られるものと考えております。また、出張所機能の統合により、駿東伊豆消防本部の所管エリアにおける地域ごとの消防需要に応じた職員と緊急車両の再配置による業務の効率化が図られます。西浦・内浦地区においては、高齢化が進行していることから、救急救命士の重点配置など、地域の実情に応じた救急体制の強化にもつながると認識しております。さらに第17分団詰所の移転に伴い、消防職員と団員との連携により、さらなる公助、共助の強化や様々な訓練も合同実施が可能となることから、地域消防力の向上につながるものと考えております。

次に、避難所に配備する資機材の整備についてお答えいたします。

本市では、国からのプッシュ型支援が届くまでの災害発生後3日間に必要な非常食や毛布などの支援物資のほか、発電機などの避難所用資機材についても、備蓄計画に基づき毎年適切な整備更新を進め、想定される避難者数に応じた備蓄数は確保されております。また、令和6年度においても能登半島地震を教訓とし、在宅避難者等への非常食の備蓄に加え、避難所のトイレ状況も課題になったことから、処理セットや組立て式トイレなど備蓄の強化により、避難所の衛生環境の保持にも取り組んでおります。さらに災害対応力の強化を図るため、想定を上回る避難者数等への対策として、他市町との応援協定や民間企業との災害協定により、避難生活に必要な物資が不足した場合に円滑に調達が可能となる体制を整備するなど、引き続き被災者への支援強化に努めてまいります。

次に、消費者安全確保地域協議会の設置についてお答えいたします。

消費者安全確保地域協議会は、消費者安全法に基づき消費者安全確保のための取組を効果的に行うため、地方公共団体や警察、福祉関係団体等により構成される組織であります。高齢者や障がい者の中には、消費生活に関するトラブルや被害の事例に関する情報を取得しにくい方、契約等の理解に支援が必要な方がおり、トラブルや被害が深刻化しやすい上、ヘルパー等の支援者・団体がトラブルや被害に気づいた後も個人情報の共有について本人同意が得られず、消費生活センターにつなぎにくい等の課題があります。こうした中、本協議会の設置により、本人の同意が得られない場合であっても、協議会の構成員間において、個人情報を共有し消費生活センターの消費生活相談員が本人に代わり事業者と交渉するあっせんにつなげるなど、トラブル解決や被害回復に向けた迅速な対応が可能になります。また、構成員間でトラブルや被害事例等の情報共有が図られ、被害の拡大防止や未然防止にも大きな効果を上げるものと考えております。本市においては、これまでにも、消費者がトラブルや被害に遭わないための消費者教育、相談窓口としての消費生活センターの運営等に取り組んでまいりましたが、これらの取組に加え、新年度における本協議会の設置により、消費者安全の確保に向けた取組を強化し、より安全で安心な市民生活の実現を目指してまいります。

笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまちについて

医療・健康

要旨会派は市制100周年のレガシー、都市機能更新、市役所DX推進、中心市街地戦略などについて市長の見解を質問した。市は市民参加と協働を100周年のレガシーとしつつ、立地適正化計画と中心市街地戦略に基づく都市機能更新とデジタルガバメント推進担当によるDX推進を答えた。

背景市制施行100周年を経た次の100年に向けたまちづくりの方向性確認と、駅周辺整備事業の進展に伴う都市機能更新、人口減少に伴う公共交通利用者減少や行政サービスの担い手不足といった課題への対応が必要とされている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 健康長寿の推進
  • 帯状疱疹ワクチン接種費用の助成
  • 高齢者に優しいまちづくり
  • 補聴器購入費用の助成
  • 歯周病検診
市長市制施行100周年記念事業の総括についてお答えいたします。 市制100周年記念事業では、先人たちへの感謝と敬意、誇りと愛着、市民との協働、次の100年への新たな一歩、この4つを基本的な考え方として取り組んでまいりました。主な取組といたしまし…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

市制施行100周年記念事業の総括についてお答えいたします。

市制100周年記念事業では、先人たちへの感謝と敬意、誇りと愛着、市民との協働、次の100年への新たな一歩、この4つを基本的な考え方として取り組んでまいりました。主な取組といたしましては、市制記念日までのカウントダウンや一般団体及び学生団体が自ら企画する市制100周年記念市民提案事業等により、本市を愛する幅広い世代の皆様に御参画いただく機会を創出してまいりました。また、小中学生を対象とした子供絵画コンテストや市内の小中学校に御協力いただいたモザイクアートボードの製作などについては、次の100年を担う子供たちに郷土に対する思いを深めていただく取組になったと考えております。また、本市の成り立ちを振り返る記念誌の発行、本市発展の礎となった先人たちへの功績をたたえる企画展を開催するとともに、本市の魅力あるコンテンツを最大限に盛り込んだ市制100周年記念イベント、市内外から約12万5000人の来場者があったSea級グルメ全国大会in沼津や、地方都市で初となるフェンシング全日本選手権大会を開催してまいりました。さらに昭和30年に制定された沼津市歌の編曲では、本市において音楽活動をする方々の御協力の下、新たな音源等を製作し、市民が親しみを持って歌いつないでいく環境を整えてまいりました。このように市制100周年記念事業では、地域・産業・観光・芸術・文化・スポーツや教育など様々な分野において、本市の誇る魅力を最大限に発信し、大きなシティプロモーションの効果を上げることができたほか、各種イベントにおいては、まちに大きなにぎわいを創出することができたと考えております。また、多くの市民をはじめ関係する皆様とともに各種の記念事業にも取り組んだことは、今まで培ってまいりました市民・企業や団体などとの協働がより強固なものとなり、市民一人一人が能動的に市政に関わる土壌を形成したことが、市制100周年記念事業のレガシーとなるものと考えております。次の100年に向けては、このレガシーを礎に誇り高い沼津を次世代に継承するよう未来に向けたまちづくりに邁進してまいります。

次に、都市機能の更新によるまちの魅力の向上についてお答えいたします。

沼津駅周辺総合整備事業の進展に伴い、民間事業者においては、開発機運の高まりから老朽化した建物の更新に関して市街地再開発事業や優良建築物等整備事業補助制度の活用などの相談件数が増加傾向にあります。本市においては、沼津市立地適正化計画により、沼津駅周辺に商業・業務など、広域から人・物・事の動きを引き込み、都市機能の誘導を図ることといたしております。また、中心市街地まちづくり戦略において戦略の柱として、ヒト中心の公共空間の創出、拠点機能の立地促進、まちなか居住の促進と市街地環境の向上を掲げ、沼津駅周辺総合整備事業と併せて取り組むべき中心市街地におけるまちづくりの施策の方向性を示しております。そのような中で、鉄道施設跡地や高架下利用につきましては、庁内検討や鉄道事業者との協議を進めているところであり、市民の皆様方のニーズなども捉えながら、誘導施設等を決定してまいりたいと考えております。また、ヒト中心の公共空間の再編と合わせた町並みづくりを推進していくための指針として、都市空間デザインガイドラインを定め、魅力的な都市空間にふさわしい町並みイメージを示していることから、都市機能の更新に当たっては、これらに基づき、壁面後退による歩行者空間の拡大や緑地空間の確保、まちに開いたオープンスペースの確保などを推進し、官民で連携しながら、まちの魅力の向上につなげてまいります。

次に、行政サービスのさらなる向上についてお答えいたします。

DXは、生活の様々な面にデジタル技術を浸透させることで、より利便性の高い社会を実現していくことであります。自治体においては、デジタル技術の活用により、住民の利便性を向上させるとともに、業務の効率化を図ることが求められております。本市におきましては、新年度に新たに設置するデジタルガバメント推進担当が自治体DXの牽引役として、各部署におけるデジタル技術の積極的な活用を推進し、行政手続のオンライン化やキャッシュレス決済の拡充などにより、市民の利便性の向上を図るとともに、AIやRPAなどの活用により業務の効率化をすることで、さらなる行政サービスの向上を努めてまいります。

次に、沼津市中心市街地まちづくり戦略の推進についてお答えいたします。

初めに、OPEN NUMAZUのこれまでの評価認識と今後の取組方針についてですが、OPEN NUMAZUは将来のヒト中心のまちなかを見据えて公共空間を広く活用し、まちなかで過ごす日常風景を生み出すプロジェクトで、令和4年度からイーラde前と仲見世商店街において実施しております。取組の成果といたしましては、歩行者交通量や滞留者数、滞在時間などの増加や、読書や仲間との時間を過ごす姿などの行動変容が見受けられるとともに、出店等への参画事業者数も増加しております。継続的な実施により認知度が高まり、商店街からも今後の滞留空間設置について前向きな声をいただいており、三枚橋錦町線においては、交通への影響も検証した上で、今年度、一車線減少して滞留空間を設置する暫定整備を行いました。引き続き、様々な人の参画を促しながら、まちなかに訪れるきっかけづくりに取り組んでまいります。

次に、UR都市機構保有地の整備と同地前交差点の南北地上横断化についてですが、現在の駅南口には休憩場所がないことから、将来の駅前広場整備も見据えて、様々な過ごし方や活動ができる空間として、まちなか実践広場を年内に暫定整備します。また、これとあわせて、同地前の南北地上横断化を年内に実現することで、沼津駅と今後再整備が予定されております中央公園や大規模スポーツイベントなどが開催される香陵アリーナとを通りとしてつなぎ、余韻を楽しみながら駅に帰る人の流れを受け止めるとともに、まちを訪れる高齢者等の移動の円滑化を図りたいと考えております。これらの取組につきましては、住む人・訪れる人が楽しいと思える町並みを形成し、箇所ごとの取組を面としてつなぐことで、人の回遊や滞留時間の増加を生み出し、商店街を含むエリアに魅力やにぎわい、経済の波及を生み出すものとして、商店街や民間事業者と一体となって取組を展開していきたいと考えております。

次に、公共交通ネットワークの形成に向けた情報の一元化及び移動の利便性についてお答えいたします。

本市は、移動が快適で住みやすく、訪れたくなるまちを目指すX-Tech NUMAZUモビリティ部会において、交通DXに取り組んでおります。情報の一元化につきましては、まちなかにおけるシームレスな移動を実現するため、既存の公共交通の乗換え案内アプリを活用し、通常の乗換え情報に加え、市内の駐車場の利用状況、観光案内、イベント情報、市内の人気スポットや飲食店の情報などを一元化することで、市民や観光客にとって利用しやすく便利なサービスを提供するものであります。これにより、公共交通の利用者をはじめ自家用車を利用する方にとっても、駐車場利用の分散化や渋滞の回避により、滞在時間を最大限に生かすことができ、来訪の満足度向上に寄与するものと期待しております。移動の利便性の向上につきましては、沼津駅・沼津港間において自動運転バスの社会実装を見据え、利用者の多い路線であることから、輸送力のあるバス車両での実証運行に取り組むなど、交通事業者と共に検証を進めてまいります。また、バスドライバーの労働時間の厳格化に起因して、最終バスの運行時間が早まることから、路線バスを補完する夜間の乗り合いタクシーの実証運行にも取り組み、運行時間の拡大に努めるなど、移動の利便性の向上を図ってまいります。

次に、沼津産業フェアに対する評価と今後の展開や取組についてお答えいたします。

沼津産業フェアフェアは、本市産業の魅力を広く市民に発信し、地元企業への愛着を深めるとともに、学生等の地元就職に対する意識啓発を図ることを目的として開催いたしました。11月2日、3日の両日で約6,000人が訪れ、多くの方に、地元企業の特色ある製品や最新技術に触れていただくとともに、会場内で企業の魅力発見ツアーを開催し、市内の高校生など83名の求職者が企業ブースを訪問するなど、企業の採用活動を後押しできたものと考えております。今後につきましては、人手不足が懸念される社会状況において市内企業を就職先として選択していただけるよう、市内外の求職者に向け、企業活動を広くPRできる機会を設けるなど、U・I・Jターン就職を推進してまいりたいと考えております。

次に、沼津商工会議所の記念事業に対する具体的支援内容と目標及び効果についてお答えいたします。

沼津商工会議所は中小企業に対する経営改善や経営指導体制の拡充強化、情報交換や調査研究などを通じて、地域経済の成長と発展に取り組む本市の重要な地域総合経済団体であり、令和7年1月17日に創立100周年を迎えます。具体的な支援内容といたしましては、記念式典や各界の専門家を講師としたリレー講演会の開催のほか、本市を支える産業振興に向けたビジョンの作成などに要する経費を補助していく予定であります。目標と効果につきましては、本年度の沼津産業フェアの開催に引き続き、沼津商工会議所の創立100周年記念事業を支援していくことで、関係機関、団体及び各企業間における連携をさらに深めるとともに、今後の産業振興に向けた市民や企業の意識醸成及び情報交流が図られることで、人材確保から製造・開発・販路拡大まで幅広い企業活動の活性化が期待できるものと考えております。

次に、女性の起業に係る伴走支援についてお答えいたします。

女性の働き方については、育児や家庭、家事などとの両立や趣味や特技を仕事につなげることができることなどから、起業を志す女性が多くなっており、多彩な人材が求められる社会状況において、より一層の社会進出が期待されております。本市ではこれまで、女性向けの起業応援スクール等において、実務セミナーの開催やネットワーク構築などに取り組んできたところであり、新年度においては、さらなる女性起業者の創出を図るため、沼津商工会議所や女性起業者などと連携し、新たに女性起業家育成プログラムとして、起業までをフォローする伴走支援に取り組む予定であります。具体的な内容といたしましては、起業に必要な事業計画や資金計画の具体化、販路開拓に向けたチャレンジ出店など、一人一人に寄り添った伴走支援を実施することにより、女性起業の後押しを進めていきたいと考えております。

次に、安心して子どもを産み育てられるまちについてお答えいたします。

初めに、妊産婦や子供、子育て家庭に対する支援についてですが、こども家庭センターは、全ての妊産婦、子供及び子育て家庭に対し、一体的に相談支援を行うために開設するものであります。本市では現在、こども家庭課にある子育ての困り事や児童虐待などの相談支援機能、健康づくり課にある妊娠や産後の相談支援機能及び子育て支援課にある子育て全般の相談機能を一体化したものとなります。こども家庭センターの開設により、これまで以上に、妊産婦や乳幼児の健康保持・増進、子育て家庭の福祉に関する包括的な支援を一つの組織として切れ目なく提供できる体制となります。また、こども家庭センターでは、個々の課題、ニーズに応えるために必要なサービスや地域資源を有機的に組み合わせた支援計画を作成し、関係機関のコーディネートと継続的なマネジメントを行うこととなるため、さらなる支援の充実が図られるものと考えております。

次に、安全・安心な出産への支援についてお答えします。

最初に、妊婦健康診査につきましては、妊婦の健康状態と胎児の発育状態を確認するための検査について、14回までの費用助成を行っております。しかしながら、出産が予定より遅れることで、14回を超えて健診が必要となる場合もあることから、新たに出産予定日以降に行う健診費用を2回まで助成するものであります。

次に、低所得の妊婦に対する初回産科受診の費用助成につきましては、妊娠を自覚したものの、経済的理由から産科への受診をためらうことがないよう、初回の産科受診費用の助成を新たに開始するものであります。妊婦の経済的負担の軽減を図るとともに、適切に受診できる体制を充実させ、妊娠初期から妊婦に寄り添い、出産や育児に対する不安への相談支援や保健指導を行うことで、安全・安心な出産に向けた支援を図ってまいります。

次に、帯状疱疹ワクチン接種費用の助成についてお答えいたします。

帯状疱疹は、実は私も体験しているところでございまして、罹患すると強い痛みを起こすことに加え、合併症や後遺症を発症するリスクもあることから、ワクチン接種による帯状疱疹の発症率の減少と重症化の予防を目的に、発症しやすくなるとされる50歳以上の市民に対し接種費用の助成を実施するものであります。帯状疱疹ワクチンは1回接種の生ワクチンと2回の接種が必要な不活化ワクチンの2種類があり、希望により選択ができます。接種費用の助成は、生ワクチンの場合は4,000円、不活化ワクチンの場合は2回分2万円を助成するものであります。費用助成による効果といたしましては、接種率が高まり、帯状疱疹罹患者及び重症者が減ることで、医療費の削減や後遺症の防止等に寄与するものと考えております。こうした予防接種による疾病の予防と併せ、がん等の検診が受診しやすい環境整備を進め、受診率の向上を図り、疾病の早期発見による早期対応につなげることで、健康長寿を推進してまいります。

次に、補聴器購入費用の助成についてお答えいたします。

人生100年時代と言われますが、このような状況において、多くの高齢者に見られる聴力の衰えは、他人の声が聞きづらくなることでコミュニケーションの低下につながり、社会参加の減少や人付き合いの希薄化など、日常的な活動の縮小を招きます。国立長寿医療センターにおいては、難聴による外部情報の減少が認知能力を低下させる可能性が指摘されております。また、諸外国と比べ、我が国の補聴器装着率は低調であるとの報告も見られます。このようなことから、障害者手帳に該当しない軽度及び中等度難聴高齢者の補聴器使用を促進する助成制度を設けることで、聞く力の確保と社会的孤立の防止を図り、要介護状態の前段階であるフレイルの改善や認知症予防につながるものと考えております。

次に、介護予防の取組の拡大についてですが、本市では、市内10か所の地域包括圏域において、フレイル対策や認知症理解に主体的に取り組む市民サポーターの養成等を進めております。今後も各地域包括圏域を拠点として様々な施策を展開することで、介護予防の取組拡大に努めてまいります。

次に、歯周病検診についてお答えします。

本市では、20歳以上の市民を対象に無料の歯周病検診を実施しております。40歳を迎えると、食べこぼしやかめない食品が増えるといった食べる力の衰えであるオーラルフレイルの兆候が現れ出すと言われているため、この年齢の市民を対象に受診勧奨を行っております。引き続き受診勧奨を行うことで、オーラルフレイルの早期予防や意識の醸成を図るとともに、歯と口に関する疾患の早期発見や治療を促し、健康寿命の延伸に寄与できるよう取り組んでまいります。

次に、災害に強いまちづくりについてお答えいたします。

近年激甚化・頻発化する風水害や南海トラフ巨大地震から市民の安全・安心を守るためには、災害時の迅速かつ正確な情報の収集・共有・発信が重要であると認識しております。このため、令和6年度においては、災害時に備え、気象情報・被害状況・避難所運営等を地図情報を基に一元管理するため、新たに災害情報共有システムの構築を図ってまいります。期待される効果といたしましては、風水害時の気象状況の把握に当たっては、気象庁のキキクル等の活用により、15時間経過後までの雨雲の動きを10分単位で地図上に表示すると同時に、累積雨量のグラフ化により、洪水や土砂災害の危険度に応じて、地域の状況に見合った避難情報の発令が迅速に行えることとなります。また、被害状況の収集においては、職員や関係機関から災害現場の写真や動画による被害報告が可能となり、その対応状況が図示されるため、被害状況の全体像の把握と本部からの迅速な指示にも役立てられるものと考えております。避難所運営におきましても、避難者数や備蓄品の在庫数が自動集計されるため、避難所からの要請を待たずに本部が把握することが可能となるなど、様々な効果が期待できるものと認識しております。さらに、本システムの活用により、市民への情報伝達が迅速化するとともに、その使用に当たっては、静岡県や消防本部をはじめとする関係機関との連携を図ることにより、即時に被害状況や物資の在庫状況も情報共有されます。本市に見合ったシステムの構築により、地域防災力の強化に向け積極的に取り組んでまいります。

次に、令和6年能登半島地震についてお答えいたします。

能登半島地震では、最大震度7の揺れを観測し、これに伴い建物の倒壊や津波の被害に加え、消火活動の困難さによる大規模火災の発生、さらには液状化による住宅被害は、石川・富山・新潟の3県に及ぶなど、甚大な被害が発生しました。現段階においても被害状況は日々変化しておりますが、この地震に伴う土砂崩れや液状化による道路、上下水道等インフラの損壊、7万棟を超える住家被害などの報告があります。また、道路網の寸断等の影響により、被災地支援や復旧が遅れ、避難生活の長期化による被災者の健康状態など、多くの問題が見受けられております。このため本市では、能登半島地震を教訓に庁内検討会を開催し、緊急輸送路や漁港施設といった、発災時に維持すべきインフラ、停電、断水時のトイレ処理など、多くの課題について協議しました。今後におきましても、この検討会を通じて出された課題を関係機関等に共有し、課題解決に努める中で、地域防災力の強化に向け積極的に取り組んでまいります。

次に、木造住宅の耐震補強工事費用の補助についてお答えいたします。

能登半島地震の建物被害は、古い木造住宅の倒壊等の被害が顕著であり、その原因として、昭和56年5月31日以前に建てられた住宅が多いことによる耐震化率の低さが指摘されております。南海トラフ地震への備えが必要な本市において、人命や財産を守る上で建築物の耐震化は極めて重要であり、引き続き県が進めるプロジェクトTOUKAI-0と連携した耐震化支援が必要であると認識しております。本市における木造住宅耐震化の取組といたしましては、耐震基準を満たしていない住宅を対象とした補強工事への費用補助を平成14年度から実施しております。補助額の上限は、一般世帯は100万円、高齢者世帯は120万円で、令和4年度末までの実績は延べ1,400件になります。また耐震診断の結果、補強せず解体する場合にも上限20万円の補助を行っており、平成29年度から令和4年度末までの実績は延べ235件になります。今後も大規模地震による建築物の倒壊等の被害から市民の命を守るため、いまだ木造住宅の耐震化を行っていない方へのダイレクトメールや広報紙、公式SNSを活用した補助制度の周知及び補強工事の補助件数の拡充などにより、木造住宅の耐震化をより一層促進してまいります。

次に、消防庁舎及び消防団詰所についてお答えいたします。

地震、津波発生時においても迅速かつ的確な対応を図るため、消防庁舎の移転は必要不可欠であります。西浦・内浦出張所及び第17分団詰所は、津波浸水想定区域内にあることから旧西浦小学校跡地に高台移転し、火災対応や救急活動に加え、地震及び風水害等における防災拠点としての機能向上を図るものであります。庁舎整備に当たっては現在設計を進めており、通信機器の更新による機能向上や、出動時における動線経路の工夫による対応の迅速化など、緊急時における対応力の強化が図られるものと考えております。また、出張所機能の統合により、駿東伊豆消防本部の所管エリアにおける地域ごとの消防需要に応じた職員と緊急車両の再配置による業務の効率化が図られます。西浦・内浦地区においては、高齢化が進行していることから、救急救命士の重点配置など、地域の実情に応じた救急体制の強化にもつながると認識しております。さらに第17分団詰所の移転に伴い、消防職員と団員との連携により、さらなる公助、共助の強化や様々な訓練も合同実施が可能となることから、地域消防力の向上につながるものと考えております。

次に、避難所に配備する資機材の整備についてお答えいたします。

本市では、国からのプッシュ型支援が届くまでの災害発生後3日間に必要な非常食や毛布などの支援物資のほか、発電機などの避難所用資機材についても、備蓄計画に基づき毎年適切な整備更新を進め、想定される避難者数に応じた備蓄数は確保されております。また、令和6年度においても能登半島地震を教訓とし、在宅避難者等への非常食の備蓄に加え、避難所のトイレ状況も課題になったことから、処理セットや組立て式トイレなど備蓄の強化により、避難所の衛生環境の保持にも取り組んでおります。さらに災害対応力の強化を図るため、想定を上回る避難者数等への対策として、他市町との応援協定や民間企業との災害協定により、避難生活に必要な物資が不足した場合に円滑に調達が可能となる体制を整備するなど、引き続き被災者への支援強化に努めてまいります。

次に、消費者安全確保地域協議会の設置についてお答えいたします。

消費者安全確保地域協議会は、消費者安全法に基づき消費者安全確保のための取組を効果的に行うため、地方公共団体や警察、福祉関係団体等により構成される組織であります。高齢者や障がい者の中には、消費生活に関するトラブルや被害の事例に関する情報を取得しにくい方、契約等の理解に支援が必要な方がおり、トラブルや被害が深刻化しやすい上、ヘルパー等の支援者・団体がトラブルや被害に気づいた後も個人情報の共有について本人同意が得られず、消費生活センターにつなぎにくい等の課題があります。こうした中、本協議会の設置により、本人の同意が得られない場合であっても、協議会の構成員間において、個人情報を共有し消費生活センターの消費生活相談員が本人に代わり事業者と交渉するあっせんにつなげるなど、トラブル解決や被害回復に向けた迅速な対応が可能になります。また、構成員間でトラブルや被害事例等の情報共有が図られ、被害の拡大防止や未然防止にも大きな効果を上げるものと考えております。本市においては、これまでにも、消費者がトラブルや被害に遭わないための消費者教育、相談窓口としての消費生活センターの運営等に取り組んでまいりましたが、これらの取組に加え、新年度における本協議会の設置により、消費者安全の確保に向けた取組を強化し、より安全で安心な市民生活の実現を目指してまいります。

安全・安心のまちについて

防災・減災

要旨会派公明党は市制100周年のレガシー、都市機能の更新、行政DX推進、中心市街地戦略、公共交通ネットワークについて質問し、市は沼津駅周辺整備の推進、デジタルガバメント推進担当の新設、OPEN NUMAZUの展開などを答弁した。

背景人口減少・少子高齢化が進展する中で、市は次の100年に向けた持続可能なまちづくりと、公共交通サービス低下への対応、市民利便性向上と業務効率化が課題として直面している。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 災害に強いまちづくり
  • 災害情報共有システム
  • 強靭な地域づくり
  • 令和6年能登半島地震
  • 木造住宅の耐震補強工事費用の補助
  • 防災力の向上
  • 消防庁舎及び消防団詰所
  • 避難所に配備する資機材の整備
  • 市民の安全・安心の確保
  • 消費者安全確保地域協議会の設置
市長市制施行100周年記念事業の総括についてお答えいたします。 市制100周年記念事業では、先人たちへの感謝と敬意、誇りと愛着、市民との協働、次の100年への新たな一歩、この4つを基本的な考え方として取り組んでまいりました。主な取組といたしまし…答弁の全文を読む確認済対応一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

市制施行100周年記念事業の総括についてお答えいたします。

市制100周年記念事業では、先人たちへの感謝と敬意、誇りと愛着、市民との協働、次の100年への新たな一歩、この4つを基本的な考え方として取り組んでまいりました。主な取組といたしましては、市制記念日までのカウントダウンや一般団体及び学生団体が自ら企画する市制100周年記念市民提案事業等により、本市を愛する幅広い世代の皆様に御参画いただく機会を創出してまいりました。また、小中学生を対象とした子供絵画コンテストや市内の小中学校に御協力いただいたモザイクアートボードの製作などについては、次の100年を担う子供たちに郷土に対する思いを深めていただく取組になったと考えております。また、本市の成り立ちを振り返る記念誌の発行、本市発展の礎となった先人たちへの功績をたたえる企画展を開催するとともに、本市の魅力あるコンテンツを最大限に盛り込んだ市制100周年記念イベント、市内外から約12万5000人の来場者があったSea級グルメ全国大会in沼津や、地方都市で初となるフェンシング全日本選手権大会を開催してまいりました。さらに昭和30年に制定された沼津市歌の編曲では、本市において音楽活動をする方々の御協力の下、新たな音源等を製作し、市民が親しみを持って歌いつないでいく環境を整えてまいりました。このように市制100周年記念事業では、地域・産業・観光・芸術・文化・スポーツや教育など様々な分野において、本市の誇る魅力を最大限に発信し、大きなシティプロモーションの効果を上げることができたほか、各種イベントにおいては、まちに大きなにぎわいを創出することができたと考えております。また、多くの市民をはじめ関係する皆様とともに各種の記念事業にも取り組んだことは、今まで培ってまいりました市民・企業や団体などとの協働がより強固なものとなり、市民一人一人が能動的に市政に関わる土壌を形成したことが、市制100周年記念事業のレガシーとなるものと考えております。次の100年に向けては、このレガシーを礎に誇り高い沼津を次世代に継承するよう未来に向けたまちづくりに邁進してまいります。

次に、都市機能の更新によるまちの魅力の向上についてお答えいたします。

沼津駅周辺総合整備事業の進展に伴い、民間事業者においては、開発機運の高まりから老朽化した建物の更新に関して市街地再開発事業や優良建築物等整備事業補助制度の活用などの相談件数が増加傾向にあります。本市においては、沼津市立地適正化計画により、沼津駅周辺に商業・業務など、広域から人・物・事の動きを引き込み、都市機能の誘導を図ることといたしております。また、中心市街地まちづくり戦略において戦略の柱として、ヒト中心の公共空間の創出、拠点機能の立地促進、まちなか居住の促進と市街地環境の向上を掲げ、沼津駅周辺総合整備事業と併せて取り組むべき中心市街地におけるまちづくりの施策の方向性を示しております。そのような中で、鉄道施設跡地や高架下利用につきましては、庁内検討や鉄道事業者との協議を進めているところであり、市民の皆様方のニーズなども捉えながら、誘導施設等を決定してまいりたいと考えております。また、ヒト中心の公共空間の再編と合わせた町並みづくりを推進していくための指針として、都市空間デザインガイドラインを定め、魅力的な都市空間にふさわしい町並みイメージを示していることから、都市機能の更新に当たっては、これらに基づき、壁面後退による歩行者空間の拡大や緑地空間の確保、まちに開いたオープンスペースの確保などを推進し、官民で連携しながら、まちの魅力の向上につなげてまいります。

次に、行政サービスのさらなる向上についてお答えいたします。

DXは、生活の様々な面にデジタル技術を浸透させることで、より利便性の高い社会を実現していくことであります。自治体においては、デジタル技術の活用により、住民の利便性を向上させるとともに、業務の効率化を図ることが求められております。本市におきましては、新年度に新たに設置するデジタルガバメント推進担当が自治体DXの牽引役として、各部署におけるデジタル技術の積極的な活用を推進し、行政手続のオンライン化やキャッシュレス決済の拡充などにより、市民の利便性の向上を図るとともに、AIやRPAなどの活用により業務の効率化をすることで、さらなる行政サービスの向上を努めてまいります。

次に、沼津市中心市街地まちづくり戦略の推進についてお答えいたします。

初めに、OPEN NUMAZUのこれまでの評価認識と今後の取組方針についてですが、OPEN NUMAZUは将来のヒト中心のまちなかを見据えて公共空間を広く活用し、まちなかで過ごす日常風景を生み出すプロジェクトで、令和4年度からイーラde前と仲見世商店街において実施しております。取組の成果といたしましては、歩行者交通量や滞留者数、滞在時間などの増加や、読書や仲間との時間を過ごす姿などの行動変容が見受けられるとともに、出店等への参画事業者数も増加しております。継続的な実施により認知度が高まり、商店街からも今後の滞留空間設置について前向きな声をいただいており、三枚橋錦町線においては、交通への影響も検証した上で、今年度、一車線減少して滞留空間を設置する暫定整備を行いました。引き続き、様々な人の参画を促しながら、まちなかに訪れるきっかけづくりに取り組んでまいります。

次に、UR都市機構保有地の整備と同地前交差点の南北地上横断化についてですが、現在の駅南口には休憩場所がないことから、将来の駅前広場整備も見据えて、様々な過ごし方や活動ができる空間として、まちなか実践広場を年内に暫定整備します。また、これとあわせて、同地前の南北地上横断化を年内に実現することで、沼津駅と今後再整備が予定されております中央公園や大規模スポーツイベントなどが開催される香陵アリーナとを通りとしてつなぎ、余韻を楽しみながら駅に帰る人の流れを受け止めるとともに、まちを訪れる高齢者等の移動の円滑化を図りたいと考えております。これらの取組につきましては、住む人・訪れる人が楽しいと思える町並みを形成し、箇所ごとの取組を面としてつなぐことで、人の回遊や滞留時間の増加を生み出し、商店街を含むエリアに魅力やにぎわい、経済の波及を生み出すものとして、商店街や民間事業者と一体となって取組を展開していきたいと考えております。

次に、公共交通ネットワークの形成に向けた情報の一元化及び移動の利便性についてお答えいたします。

本市は、移動が快適で住みやすく、訪れたくなるまちを目指すX-Tech NUMAZUモビリティ部会において、交通DXに取り組んでおります。情報の一元化につきましては、まちなかにおけるシームレスな移動を実現するため、既存の公共交通の乗換え案内アプリを活用し、通常の乗換え情報に加え、市内の駐車場の利用状況、観光案内、イベント情報、市内の人気スポットや飲食店の情報などを一元化することで、市民や観光客にとって利用しやすく便利なサービスを提供するものであります。これにより、公共交通の利用者をはじめ自家用車を利用する方にとっても、駐車場利用の分散化や渋滞の回避により、滞在時間を最大限に生かすことができ、来訪の満足度向上に寄与するものと期待しております。移動の利便性の向上につきましては、沼津駅・沼津港間において自動運転バスの社会実装を見据え、利用者の多い路線であることから、輸送力のあるバス車両での実証運行に取り組むなど、交通事業者と共に検証を進めてまいります。また、バスドライバーの労働時間の厳格化に起因して、最終バスの運行時間が早まることから、路線バスを補完する夜間の乗り合いタクシーの実証運行にも取り組み、運行時間の拡大に努めるなど、移動の利便性の向上を図ってまいります。

次に、沼津産業フェアに対する評価と今後の展開や取組についてお答えいたします。

沼津産業フェアフェアは、本市産業の魅力を広く市民に発信し、地元企業への愛着を深めるとともに、学生等の地元就職に対する意識啓発を図ることを目的として開催いたしました。11月2日、3日の両日で約6,000人が訪れ、多くの方に、地元企業の特色ある製品や最新技術に触れていただくとともに、会場内で企業の魅力発見ツアーを開催し、市内の高校生など83名の求職者が企業ブースを訪問するなど、企業の採用活動を後押しできたものと考えております。今後につきましては、人手不足が懸念される社会状況において市内企業を就職先として選択していただけるよう、市内外の求職者に向け、企業活動を広くPRできる機会を設けるなど、U・I・Jターン就職を推進してまいりたいと考えております。

次に、沼津商工会議所の記念事業に対する具体的支援内容と目標及び効果についてお答えいたします。

沼津商工会議所は中小企業に対する経営改善や経営指導体制の拡充強化、情報交換や調査研究などを通じて、地域経済の成長と発展に取り組む本市の重要な地域総合経済団体であり、令和7年1月17日に創立100周年を迎えます。具体的な支援内容といたしましては、記念式典や各界の専門家を講師としたリレー講演会の開催のほか、本市を支える産業振興に向けたビジョンの作成などに要する経費を補助していく予定であります。目標と効果につきましては、本年度の沼津産業フェアの開催に引き続き、沼津商工会議所の創立100周年記念事業を支援していくことで、関係機関、団体及び各企業間における連携をさらに深めるとともに、今後の産業振興に向けた市民や企業の意識醸成及び情報交流が図られることで、人材確保から製造・開発・販路拡大まで幅広い企業活動の活性化が期待できるものと考えております。

次に、女性の起業に係る伴走支援についてお答えいたします。

女性の働き方については、育児や家庭、家事などとの両立や趣味や特技を仕事につなげることができることなどから、起業を志す女性が多くなっており、多彩な人材が求められる社会状況において、より一層の社会進出が期待されております。本市ではこれまで、女性向けの起業応援スクール等において、実務セミナーの開催やネットワーク構築などに取り組んできたところであり、新年度においては、さらなる女性起業者の創出を図るため、沼津商工会議所や女性起業者などと連携し、新たに女性起業家育成プログラムとして、起業までをフォローする伴走支援に取り組む予定であります。具体的な内容といたしましては、起業に必要な事業計画や資金計画の具体化、販路開拓に向けたチャレンジ出店など、一人一人に寄り添った伴走支援を実施することにより、女性起業の後押しを進めていきたいと考えております。

次に、安心して子どもを産み育てられるまちについてお答えいたします。

初めに、妊産婦や子供、子育て家庭に対する支援についてですが、こども家庭センターは、全ての妊産婦、子供及び子育て家庭に対し、一体的に相談支援を行うために開設するものであります。本市では現在、こども家庭課にある子育ての困り事や児童虐待などの相談支援機能、健康づくり課にある妊娠や産後の相談支援機能及び子育て支援課にある子育て全般の相談機能を一体化したものとなります。こども家庭センターの開設により、これまで以上に、妊産婦や乳幼児の健康保持・増進、子育て家庭の福祉に関する包括的な支援を一つの組織として切れ目なく提供できる体制となります。また、こども家庭センターでは、個々の課題、ニーズに応えるために必要なサービスや地域資源を有機的に組み合わせた支援計画を作成し、関係機関のコーディネートと継続的なマネジメントを行うこととなるため、さらなる支援の充実が図られるものと考えております。

次に、安全・安心な出産への支援についてお答えします。

最初に、妊婦健康診査につきましては、妊婦の健康状態と胎児の発育状態を確認するための検査について、14回までの費用助成を行っております。しかしながら、出産が予定より遅れることで、14回を超えて健診が必要となる場合もあることから、新たに出産予定日以降に行う健診費用を2回まで助成するものであります。

次に、低所得の妊婦に対する初回産科受診の費用助成につきましては、妊娠を自覚したものの、経済的理由から産科への受診をためらうことがないよう、初回の産科受診費用の助成を新たに開始するものであります。妊婦の経済的負担の軽減を図るとともに、適切に受診できる体制を充実させ、妊娠初期から妊婦に寄り添い、出産や育児に対する不安への相談支援や保健指導を行うことで、安全・安心な出産に向けた支援を図ってまいります。

次に、帯状疱疹ワクチン接種費用の助成についてお答えいたします。

帯状疱疹は、実は私も体験しているところでございまして、罹患すると強い痛みを起こすことに加え、合併症や後遺症を発症するリスクもあることから、ワクチン接種による帯状疱疹の発症率の減少と重症化の予防を目的に、発症しやすくなるとされる50歳以上の市民に対し接種費用の助成を実施するものであります。帯状疱疹ワクチンは1回接種の生ワクチンと2回の接種が必要な不活化ワクチンの2種類があり、希望により選択ができます。接種費用の助成は、生ワクチンの場合は4,000円、不活化ワクチンの場合は2回分2万円を助成するものであります。費用助成による効果といたしましては、接種率が高まり、帯状疱疹罹患者及び重症者が減ることで、医療費の削減や後遺症の防止等に寄与するものと考えております。こうした予防接種による疾病の予防と併せ、がん等の検診が受診しやすい環境整備を進め、受診率の向上を図り、疾病の早期発見による早期対応につなげることで、健康長寿を推進してまいります。

次に、補聴器購入費用の助成についてお答えいたします。

人生100年時代と言われますが、このような状況において、多くの高齢者に見られる聴力の衰えは、他人の声が聞きづらくなることでコミュニケーションの低下につながり、社会参加の減少や人付き合いの希薄化など、日常的な活動の縮小を招きます。国立長寿医療センターにおいては、難聴による外部情報の減少が認知能力を低下させる可能性が指摘されております。また、諸外国と比べ、我が国の補聴器装着率は低調であるとの報告も見られます。このようなことから、障害者手帳に該当しない軽度及び中等度難聴高齢者の補聴器使用を促進する助成制度を設けることで、聞く力の確保と社会的孤立の防止を図り、要介護状態の前段階であるフレイルの改善や認知症予防につながるものと考えております。

次に、介護予防の取組の拡大についてですが、本市では、市内10か所の地域包括圏域において、フレイル対策や認知症理解に主体的に取り組む市民サポーターの養成等を進めております。今後も各地域包括圏域を拠点として様々な施策を展開することで、介護予防の取組拡大に努めてまいります。

次に、歯周病検診についてお答えします。

本市では、20歳以上の市民を対象に無料の歯周病検診を実施しております。40歳を迎えると、食べこぼしやかめない食品が増えるといった食べる力の衰えであるオーラルフレイルの兆候が現れ出すと言われているため、この年齢の市民を対象に受診勧奨を行っております。引き続き受診勧奨を行うことで、オーラルフレイルの早期予防や意識の醸成を図るとともに、歯と口に関する疾患の早期発見や治療を促し、健康寿命の延伸に寄与できるよう取り組んでまいります。

次に、災害に強いまちづくりについてお答えいたします。

近年激甚化・頻発化する風水害や南海トラフ巨大地震から市民の安全・安心を守るためには、災害時の迅速かつ正確な情報の収集・共有・発信が重要であると認識しております。このため、令和6年度においては、災害時に備え、気象情報・被害状況・避難所運営等を地図情報を基に一元管理するため、新たに災害情報共有システムの構築を図ってまいります。期待される効果といたしましては、風水害時の気象状況の把握に当たっては、気象庁のキキクル等の活用により、15時間経過後までの雨雲の動きを10分単位で地図上に表示すると同時に、累積雨量のグラフ化により、洪水や土砂災害の危険度に応じて、地域の状況に見合った避難情報の発令が迅速に行えることとなります。また、被害状況の収集においては、職員や関係機関から災害現場の写真や動画による被害報告が可能となり、その対応状況が図示されるため、被害状況の全体像の把握と本部からの迅速な指示にも役立てられるものと考えております。避難所運営におきましても、避難者数や備蓄品の在庫数が自動集計されるため、避難所からの要請を待たずに本部が把握することが可能となるなど、様々な効果が期待できるものと認識しております。さらに、本システムの活用により、市民への情報伝達が迅速化するとともに、その使用に当たっては、静岡県や消防本部をはじめとする関係機関との連携を図ることにより、即時に被害状況や物資の在庫状況も情報共有されます。本市に見合ったシステムの構築により、地域防災力の強化に向け積極的に取り組んでまいります。

次に、令和6年能登半島地震についてお答えいたします。

能登半島地震では、最大震度7の揺れを観測し、これに伴い建物の倒壊や津波の被害に加え、消火活動の困難さによる大規模火災の発生、さらには液状化による住宅被害は、石川・富山・新潟の3県に及ぶなど、甚大な被害が発生しました。現段階においても被害状況は日々変化しておりますが、この地震に伴う土砂崩れや液状化による道路、上下水道等インフラの損壊、7万棟を超える住家被害などの報告があります。また、道路網の寸断等の影響により、被災地支援や復旧が遅れ、避難生活の長期化による被災者の健康状態など、多くの問題が見受けられております。このため本市では、能登半島地震を教訓に庁内検討会を開催し、緊急輸送路や漁港施設といった、発災時に維持すべきインフラ、停電、断水時のトイレ処理など、多くの課題について協議しました。今後におきましても、この検討会を通じて出された課題を関係機関等に共有し、課題解決に努める中で、地域防災力の強化に向け積極的に取り組んでまいります。

次に、木造住宅の耐震補強工事費用の補助についてお答えいたします。

能登半島地震の建物被害は、古い木造住宅の倒壊等の被害が顕著であり、その原因として、昭和56年5月31日以前に建てられた住宅が多いことによる耐震化率の低さが指摘されております。南海トラフ地震への備えが必要な本市において、人命や財産を守る上で建築物の耐震化は極めて重要であり、引き続き県が進めるプロジェクトTOUKAI-0と連携した耐震化支援が必要であると認識しております。本市における木造住宅耐震化の取組といたしましては、耐震基準を満たしていない住宅を対象とした補強工事への費用補助を平成14年度から実施しております。補助額の上限は、一般世帯は100万円、高齢者世帯は120万円で、令和4年度末までの実績は延べ1,400件になります。また耐震診断の結果、補強せず解体する場合にも上限20万円の補助を行っており、平成29年度から令和4年度末までの実績は延べ235件になります。今後も大規模地震による建築物の倒壊等の被害から市民の命を守るため、いまだ木造住宅の耐震化を行っていない方へのダイレクトメールや広報紙、公式SNSを活用した補助制度の周知及び補強工事の補助件数の拡充などにより、木造住宅の耐震化をより一層促進してまいります。

次に、消防庁舎及び消防団詰所についてお答えいたします。

地震、津波発生時においても迅速かつ的確な対応を図るため、消防庁舎の移転は必要不可欠であります。西浦・内浦出張所及び第17分団詰所は、津波浸水想定区域内にあることから旧西浦小学校跡地に高台移転し、火災対応や救急活動に加え、地震及び風水害等における防災拠点としての機能向上を図るものであります。庁舎整備に当たっては現在設計を進めており、通信機器の更新による機能向上や、出動時における動線経路の工夫による対応の迅速化など、緊急時における対応力の強化が図られるものと考えております。また、出張所機能の統合により、駿東伊豆消防本部の所管エリアにおける地域ごとの消防需要に応じた職員と緊急車両の再配置による業務の効率化が図られます。西浦・内浦地区においては、高齢化が進行していることから、救急救命士の重点配置など、地域の実情に応じた救急体制の強化にもつながると認識しております。さらに第17分団詰所の移転に伴い、消防職員と団員との連携により、さらなる公助、共助の強化や様々な訓練も合同実施が可能となることから、地域消防力の向上につながるものと考えております。

次に、避難所に配備する資機材の整備についてお答えいたします。

本市では、国からのプッシュ型支援が届くまでの災害発生後3日間に必要な非常食や毛布などの支援物資のほか、発電機などの避難所用資機材についても、備蓄計画に基づき毎年適切な整備更新を進め、想定される避難者数に応じた備蓄数は確保されております。また、令和6年度においても能登半島地震を教訓とし、在宅避難者等への非常食の備蓄に加え、避難所のトイレ状況も課題になったことから、処理セットや組立て式トイレなど備蓄の強化により、避難所の衛生環境の保持にも取り組んでおります。さらに災害対応力の強化を図るため、想定を上回る避難者数等への対策として、他市町との応援協定や民間企業との災害協定により、避難生活に必要な物資が不足した場合に円滑に調達が可能となる体制を整備するなど、引き続き被災者への支援強化に努めてまいります。

次に、消費者安全確保地域協議会の設置についてお答えいたします。

消費者安全確保地域協議会は、消費者安全法に基づき消費者安全確保のための取組を効果的に行うため、地方公共団体や警察、福祉関係団体等により構成される組織であります。高齢者や障がい者の中には、消費生活に関するトラブルや被害の事例に関する情報を取得しにくい方、契約等の理解に支援が必要な方がおり、トラブルや被害が深刻化しやすい上、ヘルパー等の支援者・団体がトラブルや被害に気づいた後も個人情報の共有について本人同意が得られず、消費生活センターにつなぎにくい等の課題があります。こうした中、本協議会の設置により、本人の同意が得られない場合であっても、協議会の構成員間において、個人情報を共有し消費生活センターの消費生活相談員が本人に代わり事業者と交渉するあっせんにつなげるなど、トラブル解決や被害回復に向けた迅速な対応が可能になります。また、構成員間でトラブルや被害事例等の情報共有が図られ、被害の拡大防止や未然防止にも大きな効果を上げるものと考えております。本市においては、これまでにも、消費者がトラブルや被害に遭わないための消費者教育、相談窓口としての消費生活センターの運営等に取り組んでまいりましたが、これらの取組に加え、新年度における本協議会の設置により、消費者安全の確保に向けた取組を強化し、より安全で安心な市民生活の実現を目指してまいります。

市長予想される巨大地震や激甚化する風水害への備えについてお答えします。 まず、避難所につきましては、現在本市において、学校施設や地区センターなど公共施設の49か所を避難所として位置づけており、災害の種別や規模、発災の場所に応じ、安全な避難所を指…答弁の全文を読む確認済対応一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

予想される巨大地震や激甚化する風水害への備えについてお答えします。

まず、避難所につきましては、現在本市において、学校施設や地区センターなど公共施設の49か所を避難所として位置づけており、災害の種別や規模、発災の場所に応じ、安全な避難所を指定し開設する計画となっています。避難所の大半は、災害時に数多くの避難者を受け入れることが可能となる学校施設であり、教育施設としての機能を維持しつつ、災害時に備え、資機材の整備により避難所としての環境整備に取り組んでおります。なお、今後の公共施設の整備に当たっては、避難所に指定しております愛鷹地区センター及び西浦地区センターについて双方の施設が消防施設の合築となることから、災害対応力の向上に加え、避難所としての利活用も踏まえた施設計画となるよう、機能強化にも努めてまいります。

次に、避難計画の作成と自治会との連携についてお答えします。

本市では、地域防災計画に基づき、災害の種別・規模に応じ、避難情報の発令や避難所開設などの体制整備に努めております。昨今、南海トラフ巨大地震の発生の切迫性が激甚化・頻発化する風水害に備えて自治体が作成する避難計画と地域の実情に見合った個別の避難計画の連携により、人的・物的被害の最小化に努めることが重要であると認識しております。このため、本市の地震・津波や風水害時の避難計画に加え、住民一人一人が自らの意思で計画的な避難行動が取れるよう、風水害時における個別計画となるマイ・タイムラインや、地震・津波に対応したわたしの避難計画の普及や作成支援を進めております。今後も各自治会と連携し、両計画のさらなる周知に努めるとともに、より実行性の高い計画となるよう、訓練結果に基づき必要な見直しを図ってまいります。

次に、災害情報共有システムの構築についてお答えします。

本システムは、デジタル技術を活用し、災害時に備え気象情報・被害状況・避難所運営等を地図情報を基に一元化し、災害対応の進捗管理が可能となるほか、危機情報を市ホームページ上に自動集約し、迅速に情報発信できる機能を有しております。スマートフォンやタブレット端末の普及により情報格差が生じている現状を踏まえ、議員からも御指摘いただいたように、デジタル機器に不慣れな高齢者等に対する情報発信についても十分配慮しなければならないと考えております。このため、情報弱者を災害弱者とさせないよう、同報無線や自動架電システムなどの様々な情報伝達手段を活用し、市民全体に情報が届く体制構築に引き続き取り組んでまいります。

次に、鉄道高架事業による本市の将来像についてお答えいたします。

第5次沼津市総合計画における10年後の主要指標として、定住人口の社会動態や観光交流客数、中心市街地歩行者数、事業所数の増加や交通事故発生件数の減少を掲げております。沼津駅周辺総合整備事業は、南北市街地を一体化し、沼津駅周辺の回遊性を向上させるほか、新たに生まれる広大な鉄道施設跡地や高架下空間等に市民の皆様方が求める多様な都市機能を集約することで、利便性が高く、効率的でコンパクトなまちづくりを図ることができるほか、民間の商業施設や企業の進出が期待できます。また、御指摘いただいたように踏切が13か所撤去されるほか、道路環境も改善され多くの公園が設置されるなど、災害に強い安全・安心な住環境の創出が図られます。さらに、中心市街地の交通の円滑化とともに、郊外で整備を進めている幹線道路とのネットワークが構築されることで、広域アクセスの優れた都市構造が形成され、観光などの地域資源との結びつきがより強固なものになります。

以上のようなことから、本事業により、多様な世代が暮らしやすく、訪れる方にも利便性の高い環境を整えることで、定住人口や交流人口の確保、にぎわいの創出、安全・安心のまちづくりが図られ、第5次沼津市総合計画において定めている様々な指標の向上に資するものであります。

次に、フェンシングのまちづくりの現状と今後の目標についてお答えさせていただきます。

平成31年2月の日本フェンシング協会との全国初の包括連携協定締結をきっかけに始まったフェンシングのまち沼津推進事業、官民連携の協議会であるフェンシングのまち沼津推進協議会の実施主体として、様々な取組を進めてきているところであります。令和3年6月には、まちなかにフェンシングの拠点施設でありますF3BASEを開設し、シンボルフェンサーの育成と日本代表や首都圏にある大学の合宿を受け入れるとともに、柔らかい剣を使ってフェンシングの疑似体験ができる、先ほども御紹介いただきましたスマートフェンシングの体験会や学校訪問を実施するなど、競技者・支援者の拡大を図っているところであります。新年度には競技人口の増加に伴い、指導者の確保が急務となっているため市内企業に指導者資格を持つ人材確保を働きかける取組を進めてまいります。また、昨年9月には、国内最高峰の大会である全日本選手権大会を香陵アリーナで開催することができ、地元企業に所属する選手の活躍もあって、大いに盛り上がったところであります。大会期間中、選手、関係者、観客を含め1,000人以上の方が本市を訪れたことにより、宿泊、飲食業を中心とした経済の活性化にも大きく寄与したものであります。先ほど議員から、フェンシングの聖地化をしたらどうだというようなお話もいただいたところでございますが、今後におきましても、沼津からオリンピアンを輩出する。そして、スポーツツーリズムの推進による交流人口のさらなる拡大を目指してまいります。

次に、高齢者の健康づくりに対する支援についてお答えします。

高齢者が健康に人生を生き生きと過ごすためには、生涯の中で、介護を必要とする期間をできる限り短くすることが重要であります。自身の健康状態の維持や要介護状態の手前として位置づけられているフレイルを予防・改善するため、持続性のある運動習慣を身につけていただくことは、健康寿命を延ばすことにつながるものと考えております。また、スポーツを通して他者との交流機会が増えることは、社会的な孤立や引きこもりを予防し、心身ともによい効果をもたらすものと考えております。このため、市では介護予防・日常生活支援総合事業において、高齢者向け体操教室やボッチャ教室、ノルディック・ウオーキング教室など、体力や身体の状況に合わせて参加できる各種講座を開催しております。また、沼津市老人クラブ連合会等が主催する各種シニア向けスポーツ大会の開催支援や、後援なども行っております。今後も引き続き、スポーツを活用した高齢者の健康づくりに対する支援を行ってまいります。

次に、広報アドバイザー導入の経緯と職員の育成に対する認識と取組についてお答えします。

初めに、広報アドバイザー導入の経緯についてですが、本市では、市政に関する情報や市の魅力などを分かりやすく的確にお届けするため、様々な広報媒体を活用し、効果的な情報発信に努めているところであります。しかしながら、広報の手法や技術などにおいて、近年の情報技術の発展や広報媒体の多様化に応じた広報を行っていく必要があります。このため、広報アドバイザーを導入し専門的な見地からのアドバイスを受けることで、より効果的に情報を届ける広報の実現を図るものであります。

次に、職員の育成に対する認識と取組についてでございますが、本市では、これまでも各部署に置く広報連絡主任や広報推進員を対象とした研修を行うなど、職員のスキル向上に取り組んでおります。さらに新年度においては、広報アドバイザーによる研修や広報業務に対するアドバイスを通じ、職員が最新の広報手法や技術を吸収するとともに、情報発信に対する意識を高めてまいります。こうした取組によって職員の育成が図られ、本市全体の広報力強化につながるものと考えております。

次に、子育て支援についてお答えします。

核家族化や地域社会の変容等により、妊産婦や子供、子育て家庭に関する相談支援は複雑化・多様化し、長期化しているところであります。そのため、妊産婦や子供を対象とした相談支援につきましては、これまで以上に切れ目なく一体的に対応する体制となるこども家庭センターを開設することは、本市といたしましても、妊産婦や子供、子育て家庭のさらなる支援の充実が図られるものであり、必要性の高いものであると考えております。

次に、こども未来創造化のメリット・デメリット及び新たな試みの目標と指標についてお答えいたします。

こども未来創造課を新設することにより、子供と子育てに関する支援を1つの課に統合し、市民の皆様にとって担当部署が分かりやすくなるほか、係間の業務の連携も一層図られるものと考えております。一方で、所属人数及び出先機関が増えることから、全体を管理する所属長の的確な指揮管理能力が現在よりも求められることになりますが、係間や出先機関との連携・情報共有を強化し、職場での風通しをよくするなど、効率的に業務が行える職場環境となるよう努めてまいります。こども未来創造課とこども家庭センターの設置による担当部署の一体化及び相談窓口の一本化により、子育て支援のさらなる充実を図り、市民の皆様に、子育ての相談がしやすくなったと実感していただけるよう取組を進めてまいります。また、新設するこども未来創造課におきましては、本市の子供、若者及び子育てに関する施策を統合的・一体的に進めるため、沼津市こども計画を策定することといたしております。現状、組織改正に伴う新たな指標の設定は予定しておりませんが、相談窓口の一本化やこども計画の策定などが沼津の子育てに関する施策の充実につながり、第5次沼津市総合計画の指標であります、子育てしやすい環境にあると感じている市民の割合にプラスの影響を与えることができるものと考えております。

次に、福祉業務における包括的支援強化についてお答えいたします。

初めに、組織改正の必要性に対する認識につきましては、本市ではこれまで、高齢者、障がい者、子供等に係る専門的な相談支援を充実させる体制を整えてまいりました。このような中、地域社会の変化や人々の意識の変化により、孤立、孤独、ひきこもり、生活困窮などの課題が増加するとともに、それぞれの相談ケースが抱える課題が複雑化・複合化しております。今後、多様な支援ニーズへの対応が求められることから、これらに対応するため、組織改正を行うものであります。

次に、包括的支援の具体的な内容と目標についてお答えします。

具体的な内容といたしましては、社会的孤立やダブルケア、いわゆる8050問題など複合的な課題を有するケースに対応するため、高齢者、障がい者、子供等の分野別の相談窓口に連携推進員を配置し、各分野が連携した包括的な相談支援を強化してまいります。市民の誰もがニーズに合った支援を受けることができる体制を充実させ、地域共生社会の実現を目指してまいります。

第12回2026-02-26公明党を代表

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき、引き続き会派公明党を代表して質問します。

基本的な考え方について、物価高騰対策について質問します。

現在も物価上昇は続いており、食料品、エネルギー価格、日用品、さらにはサービス分野に至るまで、幅広い分野で価格上昇が見られます。特に子育て世帯、高齢者世帯、年金生活者、中小事業者の皆様にとっては、日々の生活や経営を直撃する深刻な状況が続いております。実質賃金が伸び悩む中で、生活必需品の値上がりは家計に大きな負担となり、将来への不安を一層強めております。物価高騰は一時的な現象ではなく、エネルギー価格の変動、国際情勢の不安定化、円安基調など、構造的要因が複合的に絡み合う長期的課題となりつつあります。こうした状況の下、国においても様々な対策が講じられておりますが、市民の暮らしを最も身近で支える責任を担うのは基礎自治体である本市であります。これまでも本市は、施政方針にもありますとおり、重点支援地方交付金などを活用し、迅速に支援策を実施してこられました。その対応については評価をいたします。さらに、今後求められているのは、これまで以上に機動的で切れ目のない対応であると考えます。生活困窮に陥る前の予防的支援、中小事業者への経営持続と雇用維持の支援、子育て世代への継続的な負担軽減、地域経済の循環を高める施策といった総合的な対策を迅速かつ戦略的に講じていく必要があります。物価高騰は、市民生活の基盤そのものを揺るがしかねない重大な課題であります。だからこそ、本市としても国の施策を的確に活用するとともに、市独自の視点を加えながら、さらなる対応を迅速に行う必要があると考えます。

そこで伺います。

物価高騰対策として、本市において新年度はどのような事業を考えているのか見解を伺います。

続いて、静岡東部拠点第二地区整備事業について質問します。

本地区の整備は沼津市の将来を左右する重要な都市基盤整備事業であります。しかしながら、この事業は長年にわたり構想が示されながらも、具体的な進捗が見えにくい時期が続いてきました。地域の皆様からは本当に進むのだろうか、自分たちの世代で完成を見ることができるのだろうかといった不安や戸惑いの声も少なくありませんでした。土地利用の制約や将来像の不透明さの中で、長い年月を過ごしてこられた地権者や住民の皆様の心情は決して軽いものではなかったと受け止めております。賴重市長就任後、目に見える形で事業が進み始めたことは地域にとって大きな意味を持つものであります。本地区は都市機能の集積、経済活性化の拠点形成、防災機能の強化、交通機能の向上など多面的な役割を担うエリアであります。特に人口減少社会においては、拠点の強化は都市の競争力そのものにつながると考えます。一方で、事業は長期にわたるものであり、地権者調整、事業費の確保、社会情勢の変化への対応など、様々な課題も想定されます。長期にわたる事業であるからこそ、これからも住民の理解と信頼の積み重ねが何より重要であります。

そこで伺います。

これまでの進捗状況と今後の取組を伺います。

第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価について質問します。

第5次沼津市総合計画は本市の最上位計画であり、市政運営の羅針盤であります。施策の方向性、財源配分の優先順位、事業の選択と集中、その全ての基礎となるものであります。前期推進計画の期間中は、新型コロナウイルス感染症への対応、物価高騰、社会構造の変化など、想定を超える環境変化の中で進められた期間でありました。その困難な状況下で市政運営を担われてきた努力に敬意を表します。計画は策定することが目的ではなく、実行し、検証し、改善することに意義があります。とりわけ現在は人口減少・財政制約が進む中で、限られた資源をどこに重点的に投入するのかが問われる時代であります。前期推進計画の成果と課題を客観的に整理し、何を伸ばし、何を見直すのかを明確にする必要があります。評価を通じて初めて、後期推進計画は実効性を持ちます。

そこで伺います。

前期推進計画全体をどのように総括しているのか。成果として評価できる点、また今後に課題として引き継ぐべき点について市長の見解をお示しください。

続きまして、ウェルビーイングの向上についてです。

近年、ウェルビーイングという言葉が多く用いられるようになりました。単なる経済的豊かさではなく、心身の健康、人とのつながり、社会参加、安心感など、総合的な幸福の実感を高めていくという考え方であると認識しております。ウェルビーイングとは単なる理念ではありません。市民一人一人が沼津で暮らしていてよかった、ここで子どもを育てたい、安心して年を重ねられると実感できる状態をつくることにほかなりません。これにつきましては、28番議員の質問に対し丁寧な答弁がありました。特に、市民満足度指標を新たに設定し、データを政策立案に反映するとのことでありましたので、着実に実行していただきますよう要望し、ウェルビーイングの向上についての質問は割愛いたします。

次に、自分らしいライフスタイルを実現できるまちについて、市民への情報発信について伺います。

新年度から広報ぬまづが月2回発行から月1回発行へと変更されると伺っております。自治会の皆様の配布負担軽減という観点からは、一定の意義があると理解しており現場の声に配慮した見直しであることは評価をいたします。一方で、広報紙を主な情報源としている市民の皆様、とりわけ高齢者層にとっては情報取得機会が減少する可能性もあります。広報ぬまづに掲載されている救急協力医をはじめ、市のイベント情報、また行政情報は防災・福祉・子育て支援・制度変更など、市民生活に直結する重要な内容が多く、タイムリーな発信が不可欠であります。月1回の発行への移行に当たり、情報量の確保、速報性の担保が必要です。特に広報ぬまづを主な情報源としている方に向けて配慮や工夫が必要と考えます。どのような対応をしていくのか見解を伺います。

ヒト中心で都市的魅力にあふれるまちについて、空き家対策について伺います。

本市においては空き家の増加が大きな課題となっております。管理不全空き家の問題、防災・防犯上の懸念、景観への影響など地域社会への影響は年々深刻化しております。空き家対策は、単なる除却や管理指導にとどまるものではありません。人口減少社会においては、空き家は負の遺産であると同時に地域資源でもあります。視点といたしましては、発生抑制、適正管理、利活用促進、官民連携などが重要です。特に重要なのは利活用の促進であります。空き家バンクの充実、民間事業者との連携強化、ワンストップ相談体制の構築など、より実効性のある仕組みが求められていると考えます。本年度内に第2次沼津市空家等対策計画が策定されると伺っております。その計画を含めて、新年度は空き家対策をどのように進めていくのか見解を伺います。

地域の宝を活かすまちについて、ふるさと納税について質問します。

ふるさと納税制度は本市にとって貴重な自主財源であると同時に、全国へ沼津の魅力を発信する重要な手段でもあります。これまでの取組により、一定の成果が上がっていることは評価をいたします。一方で、制度は毎年のように見直しが行われ、返礼品基準の厳格化、経費率の制限、ポータルサイト間競争の激化など、自治体間競争は一層激しさを増しております。そのような中、今全国的にも注目されているのが寄附の使い道の見える化であります。昨年11月、全国の自治体がふるさと納税を通じて実現してきた取組を称えるふるさと納税未来創造AWARDが初めて開催され、本市も参加されたと伺っております。寄附金がどのように地域で生かされ、人々の暮らしを支えているのか。その成果を広く発信することで、制度の本質を伝え、共感による寄附を広げていくという動きであります。今や寄附者は返礼品だけでなく、その寄附がどのように生かされたのか、どのような成果が生まれたのか、地域にどんな変化があったのかを寄附者にお伝えする必要もあると考えます。

そこでお尋ねします。

こうした状況を踏まえ、今後どのように寄附額の確保・拡大を図っていくのか、ふるさと納税寄附額の確保に向けた今後の取組を伺います。

続きまして、安全・安心のまちについて、災害に強いまちづくり、津波孤立予想地区の対策強化について質問します。

本市は長い海岸線を有しており、大規模地震や津波災害が発生した場合、孤立地域が生じることが想定されております。特に、津波孤立予想地域地区においては、物資供給の確保、医療体制の維持、通信手段の確保、避難経路の確保など、事前の備えが極めて重要であります。令和6年の能登半島地震では、マグニチュード7.6という強い地震とその後の津波により、広範囲で甚大な被害が発生しました。津波による浸水に加え、道路の寸断や地盤変動により主要な道路が遮断され、沿岸部や山間部の複数の集落が孤立する事態となりました。これにより、救援物資や支援隊の到達が遅れた地域が生じ、最初の72時間という生存のタイムラインにおける対応の重要性が改めて浮き彫りになっています。また、孤立した集落では住民自身が避難生活を維持することや自主的な避難所の創設が進みましたが、医療・看護などの専門職が常駐できない状況も確認されました。災害直後の運送路寸断やインフラの長期復旧期間において、自治体や住民が連携して初動対応を行う必要性が明確となっています。能登半島地震の教訓は想定内の被害だけでは十分でない、交通網寸断を前提とした備えが必要、孤立を前提とした物資・通信体制が求められるという点であります。本市においても、津波孤立予想地区では実際に機能する体制として整備しなければなりません。

そこで伺います。

津波孤立予想地区に対して、現在どのような具体的な対策を講じているのか伺います。また、今後どのように強化していくのか、市の見解を伺います。

強靱な地域づくり、道路施設及び上下水道施設の対応について質問します。

インフラの老朽化は全国的な課題であり、本市においても例外ではありません。近年、全国各地でインフラ老朽化による事故や機能停止が相次いでおります。例えば、埼玉県八潮市では老朽化した下水道管の破損により道路陥没が発生し、市民生活に大きな影響を与えました。高度経済成長期に集中的に整備されたインフラは、今後一斉に更新時期を迎えます。道路・橋梁・上下水道の施設はふだんは目立たない存在ですが、市民生活を支える見えない基盤であります。更新需要が増大する中、優先順位の考え方、財源確保、長寿命化計画の進捗、耐震化状況を正確に把握する必要があり、計画的に着実に進めていく必要があります。施政方針には、道路施設や上下水道施設の維持管理を適切に実施、計画的な更新に取り組み、長寿命化を図っていくとありますが、どのように取り組んでいくのか伺います。

続きまして、市民の安全・安心の確保という観点から、自転車の交通反則通告制度の周知について質問します。

令和8年4月1日から自転車の交通違反に対する交通反則通告制度、いわゆる青切符が導入されます。自転車は身近な移動手段であり、子どもから高齢者まで幅広く利用されています。制度導入に伴い、どのような違反が対象となるのか、罰則の内容、安全運転の重要性について、市民への十分な周知が必要であると考えます。市としてこの周知をどのように行っていくのか伺います。

続きまして、環境と共生する持続可能なまちについて、環境への負荷軽減、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組について質問します。

令和4年2月定例会において、本市はゼロカーボンシティNUMAZU2050を表明し、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを宣言いたしました。あれから4年目を迎えます。再生可能エネルギー導入拡大、公共施設の省エネ化、企業との連携、家庭部門への支援策など、実効性ある施策を進めてきたと認識しております。今後もゼロカーボンの取組を行政主導だけではなく、市民参加型へどう広げていくかが重要であり、学校教育・地域活動・事業者との協働など、さらに進めていかなくてはならないと考えます。

そこで伺います。

施政方針には、着実に推進とありますが、これまでの進捗状況とそれを踏まえての今後の取組を伺います。

次に、資源循環型のまちづくり、リユースの推進について伺います。

近年、地球温暖化対策や資源価格の高騰を背景に、つくる・使う・捨てるという一方向型の社会から循環させる社会への転換が強く求められております。ごみの削減は単なる清掃行政の課題ではなく、環境負荷の軽減、焼却コストの抑制、最終処分場の延命、市民の環境意識の向上など、持続可能な都市経営そのものに直結する重要な課題であります。その中でも、リユースの推進は極めて重要であります。リサイクルは一度分解して再資源化するのに対し、リユースはそのまま再使用することであり、環境負荷がより小さく、経済的効果も高い取組であります。本市ではメルカリShopsやおいくらを活用し、ごみ減量とリユース推進を図っていると承知しております。これまでの具体的な成果をどのように分析しているのか、これまでの効果を伺います。また、今後はリユースの意識醸成・リユース拠点の整備・地域循環経済の構築・事業者とのさらなる連携へと発展させていく必要があると考えます。民間企業と連携したリユースの推進を今後どのように進めていくのか見解を伺います。

最後に、行財政運営、クリーンセンターの新設について質問します。

このたび、クリーンセンター管理課とクリーンセンター収集課を廃止し、新たにクリーンセンターを設置するとのことであります。組織再編は単なる名称変更ではなく、行政運営の質を左右する重要な判断であります。組織統合によって、業務の重複解消、コスト削減、人材配置の最適化など、具体的にどのような改善が見込まれるのかは推察できますが、さらに重要なのは市民サービスの向上につながるかどうかであります。ごみ収集や施設管理は、市民生活に直結する基礎的なサービスであります。また、令和11年度供用開始予定の新中間処理施設完成まで、まだ時間がかかり新年度のごみ収集や施設管理は、基本従来どおりのままであると認識しております。なぜ今のタイミングなのでしょうか。

そこで伺います。

クリーンセンター管理課とクリーンセンター収集課を廃止し、クリーンセンターを新設する目的や狙い、効果について伺います。

以上で、私の一般質問を終わります。

基本的な考え方について

産業・経済・雇用

要旨会派は物価高騰対策、都市基盤整備の進捗、総合計画の評価、ウェルビーイング向上について市の基本的な考え方を問い、市は既存の生活支援給付金の上乗せ継続、国の推奨事業メニュー活用による新年度対策、温室効果ガス削減目標の上方修正などで応答した。

背景物価上昇が子育て世帯や高齢者の生活を直撃する中、人口減少と財政制約が進む状況で、限られた資源をどこに重点投入し、市民の実感できる幸福をどう向上させるかが課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 物価高騰対策19番
  • 静岡東部拠点第二地区の進捗と今後の取組片 岡 章 一
  • 第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価
  • ウェルビーイングの向上
市長公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。 物価高騰対策についてお答えいたします。 本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。

物価高騰対策についてお答えいたします。

本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減免や学校給食費の増額分の公費負担などを行ってまいりました。また、国の令和7年度補正予算による配分額を活用し、食料品の物価高騰に対する特別加算額に、市独自で3,000円を上乗せし、市民1人につき6,000円を生活支援給付金として支給するとともに、国の子育て応援手当2万円に加え、市独自で1万円の上乗せ支給を行っております。本交付金の活用につきましては、新年度においても、国から示されます推奨事業メニューや他自治体における事例等を参考にしつつ、本市の実情を踏まえた生活者支援や事業者支援につながる効果的な事業を実施してまいりたいと考えております。

次に、市民への情報発信についてお答えいたします。

広報ぬまづにつきましては、議員からも御指摘いただいたとおり、本年4月号から全面リニューアルするとともに、自治会の負担軽減に配慮し、発行回数を月1回といたします。リニューアルに当たっては、引き続き年代ごとの特性に配慮しつつ、若年層向けのお知らせはウェブへのリンクを活用するなど、簡単な情報掲載に努め、ページ数を精査しながら分かりやすい情報発信を行ってまいります。あわせてLINEをはじめとしたSNSによるタイムリーな情報の配信や詳細な情報が掲載できるホームページへの誘導など、デジタルコンテンツとの連携を強化してまいります。

次に、ふるさと納税寄附金確保に向けた取組についてお答えします。

本市では、これまでストリートスポーツパークの整備や多様な保育サービス、総合的な治水対策など、様々な事業に対し多くの方々の沼津を応援したいという温かい思いにより集まったふるさと納税寄附金を活用し、市民サービスの向上を図ってきたところです。こうした中、今後におきましても本市の目指すまちづくりを推進するため、積極的な寄附金の確保が必要であると認識しております。そのため、返礼品提供事業者を対象とした研修会の開催や個別の事業者との返礼品検討など、既存の返礼品のブラッシュアップに努めるとともに、沼津市の魅力的な特産品を生かした返礼品や本市の豊かな自然や文化を体感できる体験型返礼品など、沼津ならではの特色ある返礼品の開発に引き続き力を入れて取り組んでまいります。また、ホームページやSNSなどでの情報発信に加え、情報発信力のある方々で構成された沼津ふるさと応援隊による返礼品の紹介やふるさとチョイス大感謝祭、アスルクラロホーム戦といった市内外で開催されるイベントへの出展などにより、さらに効果的なPRに努めてまいります。自治体間競争の激化や国の制度改正など、今後もふるさと納税を取り巻く環境の変化が見込まれますが、適正な制度運用に努めるとともに、寄附金確保に向け、積極的な取組を続けてまいります。

次に、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組についてお答えします。

これまでの主な取組といたしましては、再生可能エネルギーの導入促進として、衛生プラントなどの公共施設への太陽光発電設備設置や事業者向けの設置補助、エネルギー収支が実質ゼロとなる住宅建設補助などを行うほか、省エネルギー設備の導入促進といたしまして、高効率空調設備や住宅断熱改修、電気自動車購入に対する補助などを進めてまいりました。その結果、令和6年度の本市の温室効果ガス排出量は、基準年の平成25年度比で、当初の目標値18%削減を上回る約27%削減を達成できたものと推計しております。このことから、今年度見直しを行った沼津市環境基本計画において、令和12年度の本市の温室効果ガス排出量を国の目標と同じ46%削減を目指すことといたしました。

次に、今後の取組についてですが目標を達成するために、これまでの実施してきた様々な取組を継続していくことに加え、二酸化炭素の排出量等を売買できるJ-クレジットの普及・啓発、道路・都市空間整備へのグリーンインフラの考え方を踏まえた取組の推進、熱中症を防ぐためのクーリングシェルターの普及・強化などを進めてまいります。また現在、民間活力を活用したPFI手法による市公共施設のLED化に取り組んでおり、これらの取組を踏まえ、市民や事業者に対し、省エネ化への更新や再エネ導入を併せて促していきたいと考えております。今後も本市の恵み豊かな自然環境を守っていくため市民・事業者・行政が一体となり、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進してまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

沼津駅周辺整備部長静岡東部拠点第二地区土地区画整理事業の進捗と今後の取組についてお答えします。 静岡東部拠点第二地区土地区画整理事業は、令和4年に現在の土地に換えて、新たに使用できる土地を指定する第1回目の仮換地指定を行い、富士見町地内にあるJR官舎の取壊し…答弁の全文を読む

静岡東部拠点第二地区土地区画整理事業の進捗と今後の取組についてお答えします。

静岡東部拠点第二地区土地区画整理事業は、令和4年に現在の土地に換えて、新たに使用できる土地を指定する第1回目の仮換地指定を行い、富士見町地内にあるJR官舎の取壊しに着手いたしました。今年度7棟あった建物の最後の1棟が解体され、更地化される予定であります。現在、更地化されていた杉崎町の土地とJR官舎が撤去された一部の土地におきまして、道路や宅地の整備により街区形成を進め、今年度初めて一般地権者の家が建ち、既に5件の新しい住宅において生活が始まっております。進捗状況につきましては、区域内の全236区画地中76画地の仮換地指定を行っており、令和7年度末の進捗率は事業費ベースで35.9%を見込んでおります。令和8年度につきましては、引き続き地権者等に丁寧な説明と情報提供を行いながら鉄道高架本体用地に係る箇所を中心に、9件の物件移転補償と道路築造や宅地造成工事等を実施し、新たな街区形成を行い事業の推進を図ってまいります。

政策推進部長第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価についてお答えします。 前期推進計画に位置づけた主要事業の事務事業評価につきましては、完了及び計画以上の進捗、ほぼ計画どおりの評価が8割を超えているため、着実な事業進捗が図られているものと考えております…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価についてお答えします。

前期推進計画に位置づけた主要事業の事務事業評価につきましては、完了及び計画以上の進捗、ほぼ計画どおりの評価が8割を超えているため、着実な事業進捗が図られているものと考えております。また、政策評価であるまちづくり指標におきましても、33指標中22指標が基準値に比べ良化しているため、本市のまちづくりの進捗が指標に現れているものと認識しております。現在まちづくりの中核をなす沼津駅周辺総合整備事業においては、鉄道施設の本体工事が進み、将来に向けたまちの礎が着実に築かれてきております。その動きに合わせて、再開発事業やイオンタウンの進出など、多くの民間開発の動きも活発化するなど、本市のまちづくりは加速度的に進んでおり、本市が掲げる基本理念の一つである、動き出す・創り出すが形となって現れ、躍動あるまちづくりが進んでおります。また、スポーツやアニメコンテンツなどを活用したまちづくりなど、地域資源を活用したにぎわいの創出にも取り組み、着実に成果を上げてきております。これらのことから、総合計画の前期推進計画の期間において、計画的・総合的に事業進捗を図ったことにより、本市が目指すまちの将来像、人・まち・自然が調和し、躍動するまちの実現に向けて、着実にその歩みが進んでいるものと評価しております。課題といたしましては、全国的にも人口減少が進む中で、本市においては社会動態が改善している一方、自然動態は減少していることから、引き続き沼津市総合計画に掲げる主要事業をはじめ、様々な施策に総合的に取り組むことで、人口減少を可能な限り抑制し、持続可能なまちづくりを進めていく必要があると考えております。

次に、自転車の交通反則通告制度の周知についてお答えします。

令和8年4月1日からの本制度の導入は、自転車を運転される方にとって大きな制度改正であると認識しております。このことから、制度導入前から市ホームページ、公式SNSでの情報発信を行うとともに、市民の皆様に対しまして、市内駐輪場における周知や静岡県交通安全協会が実施している交通安全教室の際に、法改正の内容等の周知・啓発を行っております。特に高校生に対しましては、高校生自転車マナー向上委員会と連携し、通学時の街頭指導の際に、定期的に周知・啓発を行っております。制度導入後におきましても、引き続き、沼津警察署、静岡県、交通安全協会等と連携した街頭指導等を継続するとともに、様々な媒体により児童生徒・高齢者・外国人など、市民各層への丁寧な広報・周知を行い、市民の安全・安心の確保を図ってまいります。

次に、クリーンセンターの新設についてお答えします。

クリーンセンターの新設は組織のスリム化と業務の効率化を目的とするもので、コストの削減のほか、組織の一元化により、ごみ処理行政に関する意思決定の迅速化や業務効率化の推進につながるものと考えております。

自分らしいライフスタイルを実現できるまちについて

行財政・行政運営

要旨会派公明党は市民への情報発信の充実について質問し、市は広報紙「広報ぬまづ」の全面リニューアル(4月号から月1回発行)とLINE等SNS・ホームページとの連携強化により、年代ごとに配慮した分かりやすい情報発信体制を整備することを答弁した。

背景人口減少社会において市民一人一人が沼津で暮らしていてよかった、自分らしいライフスタイルを実現できると実感できるまちづくりを推進する必要があり、そのためには効果的で分かりやすい市民への情報発信が重要と認識されている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 市民への情報発信
市長公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。 物価高騰対策についてお答えいたします。 本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減…答弁の全文を読む確認済対応一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。

物価高騰対策についてお答えいたします。

本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減免や学校給食費の増額分の公費負担などを行ってまいりました。また、国の令和7年度補正予算による配分額を活用し、食料品の物価高騰に対する特別加算額に、市独自で3,000円を上乗せし、市民1人につき6,000円を生活支援給付金として支給するとともに、国の子育て応援手当2万円に加え、市独自で1万円の上乗せ支給を行っております。本交付金の活用につきましては、新年度においても、国から示されます推奨事業メニューや他自治体における事例等を参考にしつつ、本市の実情を踏まえた生活者支援や事業者支援につながる効果的な事業を実施してまいりたいと考えております。

次に、市民への情報発信についてお答えいたします。

広報ぬまづにつきましては、議員からも御指摘いただいたとおり、本年4月号から全面リニューアルするとともに、自治会の負担軽減に配慮し、発行回数を月1回といたします。リニューアルに当たっては、引き続き年代ごとの特性に配慮しつつ、若年層向けのお知らせはウェブへのリンクを活用するなど、簡単な情報掲載に努め、ページ数を精査しながら分かりやすい情報発信を行ってまいります。あわせてLINEをはじめとしたSNSによるタイムリーな情報の配信や詳細な情報が掲載できるホームページへの誘導など、デジタルコンテンツとの連携を強化してまいります。

次に、ふるさと納税寄附金確保に向けた取組についてお答えします。

本市では、これまでストリートスポーツパークの整備や多様な保育サービス、総合的な治水対策など、様々な事業に対し多くの方々の沼津を応援したいという温かい思いにより集まったふるさと納税寄附金を活用し、市民サービスの向上を図ってきたところです。こうした中、今後におきましても本市の目指すまちづくりを推進するため、積極的な寄附金の確保が必要であると認識しております。そのため、返礼品提供事業者を対象とした研修会の開催や個別の事業者との返礼品検討など、既存の返礼品のブラッシュアップに努めるとともに、沼津市の魅力的な特産品を生かした返礼品や本市の豊かな自然や文化を体感できる体験型返礼品など、沼津ならではの特色ある返礼品の開発に引き続き力を入れて取り組んでまいります。また、ホームページやSNSなどでの情報発信に加え、情報発信力のある方々で構成された沼津ふるさと応援隊による返礼品の紹介やふるさとチョイス大感謝祭、アスルクラロホーム戦といった市内外で開催されるイベントへの出展などにより、さらに効果的なPRに努めてまいります。自治体間競争の激化や国の制度改正など、今後もふるさと納税を取り巻く環境の変化が見込まれますが、適正な制度運用に努めるとともに、寄附金確保に向け、積極的な取組を続けてまいります。

次に、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組についてお答えします。

これまでの主な取組といたしましては、再生可能エネルギーの導入促進として、衛生プラントなどの公共施設への太陽光発電設備設置や事業者向けの設置補助、エネルギー収支が実質ゼロとなる住宅建設補助などを行うほか、省エネルギー設備の導入促進といたしまして、高効率空調設備や住宅断熱改修、電気自動車購入に対する補助などを進めてまいりました。その結果、令和6年度の本市の温室効果ガス排出量は、基準年の平成25年度比で、当初の目標値18%削減を上回る約27%削減を達成できたものと推計しております。このことから、今年度見直しを行った沼津市環境基本計画において、令和12年度の本市の温室効果ガス排出量を国の目標と同じ46%削減を目指すことといたしました。

次に、今後の取組についてですが目標を達成するために、これまでの実施してきた様々な取組を継続していくことに加え、二酸化炭素の排出量等を売買できるJ-クレジットの普及・啓発、道路・都市空間整備へのグリーンインフラの考え方を踏まえた取組の推進、熱中症を防ぐためのクーリングシェルターの普及・強化などを進めてまいります。また現在、民間活力を活用したPFI手法による市公共施設のLED化に取り組んでおり、これらの取組を踏まえ、市民や事業者に対し、省エネ化への更新や再エネ導入を併せて促していきたいと考えております。今後も本市の恵み豊かな自然環境を守っていくため市民・事業者・行政が一体となり、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進してまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

ヒト中心で都市的魅力にあふれるまちについて

まちづくり・都市基盤

要旨会派は空き家対策についての新年度の取組を質問し、市は令和8年度から第2次空家等対策計画に基づき、官民連携の強化、相続登記費用や残地物処分費用の補助制度などを実施する総合的な対策を答弁した。

背景全国的な人口減少、少子高齢化、生活様式の多様化により空き家が増加している。沼津市では現計画の期間終了に伴い、これまでの取組の検証と社会情勢の変化への対応が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 空き家対策
都市計画部長空き家対策についてお答えします。 本市では、全国的な人口減少や少子高齢化、生活様式の多様化などを背景に増加する空き家問題に対応するため、令和元年度に沼津市空家等対策計画を策定し、空き家対策に取り組んでおります。現計画が本年度で期間終了となる…答弁の全文を読む

空き家対策についてお答えします。

本市では、全国的な人口減少や少子高齢化、生活様式の多様化などを背景に増加する空き家問題に対応するため、令和元年度に沼津市空家等対策計画を策定し、空き家対策に取り組んでおります。現計画が本年度で期間終了となることから、社会情勢の変化やこれまでの取組の検証を踏まえ、新たに第2次沼津市空家等対策計画を策定し、令和8年度からはこの計画に基づき、総合的な対策をより一層加速させてまいります。具体的な新たな取組としましては、まず、官民連携の強化として、空き家の管理や活用に取り組むNPO法人や民間企業等を空家等管理活用支援法人として指定し、所有者への相談体制など、民間活力を生かしたきめ細やかな支援の構築を検討してまいります。

次に、空き家の発生予防と解消に向けた所有者支援として、空き家が放置される要因の一つである相続登記の未了を解消するため、相続登記に要する費用の一部を補助する新制度の創設を予定しており、所有者の明確化と権利関係の整備を促進してまいります。さらに空き家の利活用や除却の大きな障壁となっている家財道具等の残地物の処分についても、その費用の一部を補助するなど、空き家の取扱いに苦慮している所有者に対する支援制度を整理してまいります。このように様々な支援策を講じることで、空き家の発生予防から、流通・活用の促進、そして管理不全な空き家の解消まで切れ目のない対策を推し進めてまいります。

地域の宝を活かすまちについて

観光・文化・スポーツ

要旨会派は、地域の特産品や文化を活かしたふるさと納税の寄附金確保が重要だと指摘し、今後の取組を質問。市は、返礼品開発の強化とSNS・イベント出展などを通じたPR活動により、寄附金確保に積極的に取り組むと答弁した。

背景自治体間でのふるさと納税競争が激化し、国の制度改正も見込まれる中で、人口減少・財政制約が進む本市が限られた財源で市民サービスを維持・充実させるために、寄附金確保が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • ふるさと納税
  • 寄附額確保に向けた今後の取組
市長公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。 物価高騰対策についてお答えいたします。 本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。

物価高騰対策についてお答えいたします。

本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減免や学校給食費の増額分の公費負担などを行ってまいりました。また、国の令和7年度補正予算による配分額を活用し、食料品の物価高騰に対する特別加算額に、市独自で3,000円を上乗せし、市民1人につき6,000円を生活支援給付金として支給するとともに、国の子育て応援手当2万円に加え、市独自で1万円の上乗せ支給を行っております。本交付金の活用につきましては、新年度においても、国から示されます推奨事業メニューや他自治体における事例等を参考にしつつ、本市の実情を踏まえた生活者支援や事業者支援につながる効果的な事業を実施してまいりたいと考えております。

次に、市民への情報発信についてお答えいたします。

広報ぬまづにつきましては、議員からも御指摘いただいたとおり、本年4月号から全面リニューアルするとともに、自治会の負担軽減に配慮し、発行回数を月1回といたします。リニューアルに当たっては、引き続き年代ごとの特性に配慮しつつ、若年層向けのお知らせはウェブへのリンクを活用するなど、簡単な情報掲載に努め、ページ数を精査しながら分かりやすい情報発信を行ってまいります。あわせてLINEをはじめとしたSNSによるタイムリーな情報の配信や詳細な情報が掲載できるホームページへの誘導など、デジタルコンテンツとの連携を強化してまいります。

次に、ふるさと納税寄附金確保に向けた取組についてお答えします。

本市では、これまでストリートスポーツパークの整備や多様な保育サービス、総合的な治水対策など、様々な事業に対し多くの方々の沼津を応援したいという温かい思いにより集まったふるさと納税寄附金を活用し、市民サービスの向上を図ってきたところです。こうした中、今後におきましても本市の目指すまちづくりを推進するため、積極的な寄附金の確保が必要であると認識しております。そのため、返礼品提供事業者を対象とした研修会の開催や個別の事業者との返礼品検討など、既存の返礼品のブラッシュアップに努めるとともに、沼津市の魅力的な特産品を生かした返礼品や本市の豊かな自然や文化を体感できる体験型返礼品など、沼津ならではの特色ある返礼品の開発に引き続き力を入れて取り組んでまいります。また、ホームページやSNSなどでの情報発信に加え、情報発信力のある方々で構成された沼津ふるさと応援隊による返礼品の紹介やふるさとチョイス大感謝祭、アスルクラロホーム戦といった市内外で開催されるイベントへの出展などにより、さらに効果的なPRに努めてまいります。自治体間競争の激化や国の制度改正など、今後もふるさと納税を取り巻く環境の変化が見込まれますが、適正な制度運用に努めるとともに、寄附金確保に向け、積極的な取組を続けてまいります。

次に、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組についてお答えします。

これまでの主な取組といたしましては、再生可能エネルギーの導入促進として、衛生プラントなどの公共施設への太陽光発電設備設置や事業者向けの設置補助、エネルギー収支が実質ゼロとなる住宅建設補助などを行うほか、省エネルギー設備の導入促進といたしまして、高効率空調設備や住宅断熱改修、電気自動車購入に対する補助などを進めてまいりました。その結果、令和6年度の本市の温室効果ガス排出量は、基準年の平成25年度比で、当初の目標値18%削減を上回る約27%削減を達成できたものと推計しております。このことから、今年度見直しを行った沼津市環境基本計画において、令和12年度の本市の温室効果ガス排出量を国の目標と同じ46%削減を目指すことといたしました。

次に、今後の取組についてですが目標を達成するために、これまでの実施してきた様々な取組を継続していくことに加え、二酸化炭素の排出量等を売買できるJ-クレジットの普及・啓発、道路・都市空間整備へのグリーンインフラの考え方を踏まえた取組の推進、熱中症を防ぐためのクーリングシェルターの普及・強化などを進めてまいります。また現在、民間活力を活用したPFI手法による市公共施設のLED化に取り組んでおり、これらの取組を踏まえ、市民や事業者に対し、省エネ化への更新や再エネ導入を併せて促していきたいと考えております。今後も本市の恵み豊かな自然環境を守っていくため市民・事業者・行政が一体となり、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進してまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

安全・安心のまちについて

まちづくり・都市基盤

要旨会派は災害に強いまちづくり、津波孤立地区の対策強化、道路・上下水道施設の維持管理、自転車交通安全など、市民の安全・安心確保のための具体的な施策を質問した。市は防災施設の高台移転、防災倉庫の備蓄拡充、計画に基づいた施設維持管理、交通安全の周知啓発に取り組むと答弁した。

背景南海トラフ地震による津波リスク下で孤立地域への対応が課題であり、老朽化するインフラの計画的な維持管理が求められている。また令和8年4月からの自転車交通反則通告制度導入を控え、市民への周知が重要となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 災害に強いまちづくり
  • 津波孤立予想地区の対策強化
  • 強靭な地域づくり
  • 道路施設及び上下水道施設の対応
  • 市民の安全・安心の確保
  • 自転車の交通反則通告制度の周知
政策推進部長第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価についてお答えします。 前期推進計画に位置づけた主要事業の事務事業評価につきましては、完了及び計画以上の進捗、ほぼ計画どおりの評価が8割を超えているため、着実な事業進捗が図られているものと考えております…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価についてお答えします。

前期推進計画に位置づけた主要事業の事務事業評価につきましては、完了及び計画以上の進捗、ほぼ計画どおりの評価が8割を超えているため、着実な事業進捗が図られているものと考えております。また、政策評価であるまちづくり指標におきましても、33指標中22指標が基準値に比べ良化しているため、本市のまちづくりの進捗が指標に現れているものと認識しております。現在まちづくりの中核をなす沼津駅周辺総合整備事業においては、鉄道施設の本体工事が進み、将来に向けたまちの礎が着実に築かれてきております。その動きに合わせて、再開発事業やイオンタウンの進出など、多くの民間開発の動きも活発化するなど、本市のまちづくりは加速度的に進んでおり、本市が掲げる基本理念の一つである、動き出す・創り出すが形となって現れ、躍動あるまちづくりが進んでおります。また、スポーツやアニメコンテンツなどを活用したまちづくりなど、地域資源を活用したにぎわいの創出にも取り組み、着実に成果を上げてきております。これらのことから、総合計画の前期推進計画の期間において、計画的・総合的に事業進捗を図ったことにより、本市が目指すまちの将来像、人・まち・自然が調和し、躍動するまちの実現に向けて、着実にその歩みが進んでいるものと評価しております。課題といたしましては、全国的にも人口減少が進む中で、本市においては社会動態が改善している一方、自然動態は減少していることから、引き続き沼津市総合計画に掲げる主要事業をはじめ、様々な施策に総合的に取り組むことで、人口減少を可能な限り抑制し、持続可能なまちづくりを進めていく必要があると考えております。

次に、自転車の交通反則通告制度の周知についてお答えします。

令和8年4月1日からの本制度の導入は、自転車を運転される方にとって大きな制度改正であると認識しております。このことから、制度導入前から市ホームページ、公式SNSでの情報発信を行うとともに、市民の皆様に対しまして、市内駐輪場における周知や静岡県交通安全協会が実施している交通安全教室の際に、法改正の内容等の周知・啓発を行っております。特に高校生に対しましては、高校生自転車マナー向上委員会と連携し、通学時の街頭指導の際に、定期的に周知・啓発を行っております。制度導入後におきましても、引き続き、沼津警察署、静岡県、交通安全協会等と連携した街頭指導等を継続するとともに、様々な媒体により児童生徒・高齢者・外国人など、市民各層への丁寧な広報・周知を行い、市民の安全・安心の確保を図ってまいります。

次に、クリーンセンターの新設についてお答えします。

クリーンセンターの新設は組織のスリム化と業務の効率化を目的とするもので、コストの削減のほか、組織の一元化により、ごみ処理行政に関する意思決定の迅速化や業務効率化の推進につながるものと考えております。

危機管理監津波孤立予想地区の対策強化についてお答えします。 孤立地域への対応として、発災直後は状況把握や通信手段の確保、生存環境を維持するための対策が必要となります。そのため、本市では衛星携帯電話による通信手段の確保や孤立地域用防災倉庫を設置するほか…答弁の全文を読む

津波孤立予想地区の対策強化についてお答えします。

孤立地域への対応として、発災直後は状況把握や通信手段の確保、生存環境を維持するための対策が必要となります。そのため、本市では衛星携帯電話による通信手段の確保や孤立地域用防災倉庫を設置するほか、自衛隊等の派遣要請など的確な運用が図られるよう、平時から国、県との連携強化に努めているところです。また、西浦地区センターの更新整備に合わせ、常備消防や消防団、防災センターなどの防災施設の高台移転を進めております。今後におきましては、孤立地域用防災倉庫に食料や水などの備蓄品を拡充するとともに、災害協定先も含めた迅速な救助・救援体制の確立を図ることで、孤立予想地区へのさらなる支援体制の強化に努めてまいります。

建設部長道路施設及び上下水道施設の対応についてお答えします。 本市ではこれまで、安全・安心のまち、強靱な地域づくりとして、施設の更新・長寿命化を計画的に進めてまいりました。道路施設においては、沼津市舗装維持管理計画や沼津市橋梁長寿命化計画など、個別…答弁の全文を読む

道路施設及び上下水道施設の対応についてお答えします。

本市ではこれまで、安全・安心のまち、強靱な地域づくりとして、施設の更新・長寿命化を計画的に進めてまいりました。道路施設においては、沼津市舗装維持管理計画や沼津市橋梁長寿命化計画など、個別施設計画に基づき、維持管理に努めてまいりました。舗装維持管理計画においては、緊急輸送路や交通量の多い道路など重要な路線の損傷状況や将来予測などを踏まえ、優先順位をつけ実施しております。また、橋梁長寿命化計画では、点検・調査結果に基づき、補修・修繕を行い、施設の予防保全と長寿命化を実施しております。今後も計画に基づき、事業費の平準化を図りながら、持続可能な道路管理を進めてまいります。

環境と共生する持続可能なまちについて

環境・エネルギー

要旨会派は、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の実現と資源循環型のまちづくり、リユース推進について質問した。市は、温室効果ガス排出量を27%削減し、令和12年度に46%削減を目指す取組と、省エネ化・再エネ導入、グリーンインフラの推進を進めると答弁した。

背景環境負荷軽減と持続可能な社会構造への転換が求められる中で、市の環境対策の具体的な進捗と今後の方針確認が必要とされた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 環境への負荷軽減
  • ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組
  • 資源循環型のまちづくり
  • リユースの推進
市長公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。 物価高騰対策についてお答えいたします。 本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。

物価高騰対策についてお答えいたします。

本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減免や学校給食費の増額分の公費負担などを行ってまいりました。また、国の令和7年度補正予算による配分額を活用し、食料品の物価高騰に対する特別加算額に、市独自で3,000円を上乗せし、市民1人につき6,000円を生活支援給付金として支給するとともに、国の子育て応援手当2万円に加え、市独自で1万円の上乗せ支給を行っております。本交付金の活用につきましては、新年度においても、国から示されます推奨事業メニューや他自治体における事例等を参考にしつつ、本市の実情を踏まえた生活者支援や事業者支援につながる効果的な事業を実施してまいりたいと考えております。

次に、市民への情報発信についてお答えいたします。

広報ぬまづにつきましては、議員からも御指摘いただいたとおり、本年4月号から全面リニューアルするとともに、自治会の負担軽減に配慮し、発行回数を月1回といたします。リニューアルに当たっては、引き続き年代ごとの特性に配慮しつつ、若年層向けのお知らせはウェブへのリンクを活用するなど、簡単な情報掲載に努め、ページ数を精査しながら分かりやすい情報発信を行ってまいります。あわせてLINEをはじめとしたSNSによるタイムリーな情報の配信や詳細な情報が掲載できるホームページへの誘導など、デジタルコンテンツとの連携を強化してまいります。

次に、ふるさと納税寄附金確保に向けた取組についてお答えします。

本市では、これまでストリートスポーツパークの整備や多様な保育サービス、総合的な治水対策など、様々な事業に対し多くの方々の沼津を応援したいという温かい思いにより集まったふるさと納税寄附金を活用し、市民サービスの向上を図ってきたところです。こうした中、今後におきましても本市の目指すまちづくりを推進するため、積極的な寄附金の確保が必要であると認識しております。そのため、返礼品提供事業者を対象とした研修会の開催や個別の事業者との返礼品検討など、既存の返礼品のブラッシュアップに努めるとともに、沼津市の魅力的な特産品を生かした返礼品や本市の豊かな自然や文化を体感できる体験型返礼品など、沼津ならではの特色ある返礼品の開発に引き続き力を入れて取り組んでまいります。また、ホームページやSNSなどでの情報発信に加え、情報発信力のある方々で構成された沼津ふるさと応援隊による返礼品の紹介やふるさとチョイス大感謝祭、アスルクラロホーム戦といった市内外で開催されるイベントへの出展などにより、さらに効果的なPRに努めてまいります。自治体間競争の激化や国の制度改正など、今後もふるさと納税を取り巻く環境の変化が見込まれますが、適正な制度運用に努めるとともに、寄附金確保に向け、積極的な取組を続けてまいります。

次に、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組についてお答えします。

これまでの主な取組といたしましては、再生可能エネルギーの導入促進として、衛生プラントなどの公共施設への太陽光発電設備設置や事業者向けの設置補助、エネルギー収支が実質ゼロとなる住宅建設補助などを行うほか、省エネルギー設備の導入促進といたしまして、高効率空調設備や住宅断熱改修、電気自動車購入に対する補助などを進めてまいりました。その結果、令和6年度の本市の温室効果ガス排出量は、基準年の平成25年度比で、当初の目標値18%削減を上回る約27%削減を達成できたものと推計しております。このことから、今年度見直しを行った沼津市環境基本計画において、令和12年度の本市の温室効果ガス排出量を国の目標と同じ46%削減を目指すことといたしました。

次に、今後の取組についてですが目標を達成するために、これまでの実施してきた様々な取組を継続していくことに加え、二酸化炭素の排出量等を売買できるJ-クレジットの普及・啓発、道路・都市空間整備へのグリーンインフラの考え方を踏まえた取組の推進、熱中症を防ぐためのクーリングシェルターの普及・強化などを進めてまいります。また現在、民間活力を活用したPFI手法による市公共施設のLED化に取り組んでおり、これらの取組を踏まえ、市民や事業者に対し、省エネ化への更新や再エネ導入を併せて促していきたいと考えております。今後も本市の恵み豊かな自然環境を守っていくため市民・事業者・行政が一体となり、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進してまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

生活環境部長リユースの推進についてお答えします。 初めに、リユースのこれまでの効果についてですが、本市では市民の皆様にリユースに対する意識を高め、その取組を実践していただくことを目的に、現在2つの民間事業者が運営するリユースのプラットフォームと連携して…答弁の全文を読む

リユースの推進についてお答えします。

初めに、リユースのこれまでの効果についてですが、本市では市民の皆様にリユースに対する意識を高め、その取組を実践していただくことを目的に、現在2つの民間事業者が運営するリユースのプラットフォームと連携しております。このうち、メルカリShopsは清掃プラントに自己搬入されたごみの中から、まだ利用価値のあるものを職員が選別し、市が開設した専用ショップを通じて販売を行うもので、開設から半年で出品数は168品、フォロワー数は約1,200人となっております。また、おいくらは不要品の一括査定により、搬出・運搬の手間を軽減し、売却の手助けを行うもので、開設から1年で依頼商品数は900を超えており、どちらの取組も利便性が高く、捨てる前にリユースを検討するという市民の皆様の行動変容につながってきているものと考えております。

次に、民間事業者との連携についてですが、市が新たに施設やシステムを構築するのではなく、既に多くの方が利用している民間プラットフォームを活用することで、新たな市費の投入を最小限に抑えつつ、ごみ減量とリユース促進の効果を得られることが特徴であり、循環型社会の形成を進める上で、官民連携の有効性を示すものであると認識しております。今後も新たな事業者との連携を模索し、市民の皆様がよりリユースしやすくなるよう選択肢を拡大していくなど、ごみ減量とリユース意識の醸成に取り組んでまいります。

行財政運営について

行財政・行政運営

要旨会派がクリーンセンター新設について質問し、市側は組織のスリム化と業務効率化を目的とし、コスト削減と意思決定の迅速化につながると答弁した。

背景市の行財政運営改善に関連して、クリーンセンター新設が質問項目として取り上げられた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • クリーンセンターの新設
政策推進部長第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価についてお答えします。 前期推進計画に位置づけた主要事業の事務事業評価につきましては、完了及び計画以上の進捗、ほぼ計画どおりの評価が8割を超えているため、着実な事業進捗が図られているものと考えております…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価についてお答えします。

前期推進計画に位置づけた主要事業の事務事業評価につきましては、完了及び計画以上の進捗、ほぼ計画どおりの評価が8割を超えているため、着実な事業進捗が図られているものと考えております。また、政策評価であるまちづくり指標におきましても、33指標中22指標が基準値に比べ良化しているため、本市のまちづくりの進捗が指標に現れているものと認識しております。現在まちづくりの中核をなす沼津駅周辺総合整備事業においては、鉄道施設の本体工事が進み、将来に向けたまちの礎が着実に築かれてきております。その動きに合わせて、再開発事業やイオンタウンの進出など、多くの民間開発の動きも活発化するなど、本市のまちづくりは加速度的に進んでおり、本市が掲げる基本理念の一つである、動き出す・創り出すが形となって現れ、躍動あるまちづくりが進んでおります。また、スポーツやアニメコンテンツなどを活用したまちづくりなど、地域資源を活用したにぎわいの創出にも取り組み、着実に成果を上げてきております。これらのことから、総合計画の前期推進計画の期間において、計画的・総合的に事業進捗を図ったことにより、本市が目指すまちの将来像、人・まち・自然が調和し、躍動するまちの実現に向けて、着実にその歩みが進んでいるものと評価しております。課題といたしましては、全国的にも人口減少が進む中で、本市においては社会動態が改善している一方、自然動態は減少していることから、引き続き沼津市総合計画に掲げる主要事業をはじめ、様々な施策に総合的に取り組むことで、人口減少を可能な限り抑制し、持続可能なまちづくりを進めていく必要があると考えております。

次に、自転車の交通反則通告制度の周知についてお答えします。

令和8年4月1日からの本制度の導入は、自転車を運転される方にとって大きな制度改正であると認識しております。このことから、制度導入前から市ホームページ、公式SNSでの情報発信を行うとともに、市民の皆様に対しまして、市内駐輪場における周知や静岡県交通安全協会が実施している交通安全教室の際に、法改正の内容等の周知・啓発を行っております。特に高校生に対しましては、高校生自転車マナー向上委員会と連携し、通学時の街頭指導の際に、定期的に周知・啓発を行っております。制度導入後におきましても、引き続き、沼津警察署、静岡県、交通安全協会等と連携した街頭指導等を継続するとともに、様々な媒体により児童生徒・高齢者・外国人など、市民各層への丁寧な広報・周知を行い、市民の安全・安心の確保を図ってまいります。

次に、クリーンセンターの新設についてお答えします。

クリーンセンターの新設は組織のスリム化と業務の効率化を目的とするもので、コストの削減のほか、組織の一元化により、ごみ処理行政に関する意思決定の迅速化や業務効率化の推進につながるものと考えております。