沼津市議会の一般質問・議案/市の計画 沼津市政アーカイブ

沼津市議会の議事録を市民向けに構造化。
一般質問=議員が問うたこと/議案・議決=議会が決めたこと/市の計画=市が目指していることを、横断して見られます(第1回〜第12回定例会・2023.6–2026.2)。

代表第12回定例会の代表質問

6会派 ・ 論点 39件 ・ 2026-02-26

代表質問とは代表質問は、議員個人ではなく会派を代表して行う質問です。会派として作成・調整した質問のため、個人の一般質問(各議員ページ)とは分けて扱っています。各論点の詳細・市の答弁は、登壇した議員のページでご確認いただけます。

志政会代表: 浅原和美議員のページ →渡邉博夫議員のページ →加藤明子議員のページ →小澤隆議員のページ →

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき、会派志政会を代表して質問をさせていただきます。

初めに、新年度における市政運営の基本的な考え方を伺います。

市長は施政方針の冒頭で、地域社会を取り巻く課題の一つとして、少子高齢化を掲げています。この課題は、本市のみならず、我が国全体の課題であり、従前の社会の在り方を抜本的に見直す必要性を認識させる課題でもあります。新年度予算を見ますと、小学校の給食費無償化などの学校給食公会計事業や乳児等の受入れを行う事業者へ給付を行う乳児等通園支援給付事業など、子育てを支援する事業が実施されます。しかし、これらは少子化への対症療法にすぎません。市長は施政方針で、前例やこれまでの常識にとらわれず、柔軟に対応していく必要があると述べられています。少子化対策は、本市におきましても喫緊の課題であります。従前の常識にとらわれない視点として、新年度にどのような少子化対策事業を実施し、その見込める効果をどのように想定されているのかお伺いいたします。

次に、若者や女性に選ばれるまちについてです。

施政方針では、若者や女性に選ばれるまちとして、ジェンダーギャップの解消に向けた取組、子育て世帯の負担軽減、保育サービスの充実などが掲げられています。若者を引きつけるためには、本市が大都市とは違った独自の魅力を持つまちでなければならないと考えます。市外の若者からも選ばれるために、新年度はどのような取組をされるのか伺います。また、女性に選ばれるまちとなるためには、子育て支援策だけでは十分と言えません。さらには、従前からの女性活躍・男女共同参画推進事業を継続するだけでも足りません。本市が女性に選ばれるまちとなるためには何が必要であると市長はお考えでしょうか。また、そのために新年度はどのような事業を実施されるのか伺います。

次に、ウェルビーイングの向上についてです。

施政方針で述べられているウェルビーイング、いわゆる身体的・精神的・社会的によい状態を一人一人の市民が向上させることは容易なことではありません。市長は国や県と連携し、この向上を図ると述べられていますが、単なるスローガンで終わりにしては効果がないものと考えます。新年度において、ウェルビーイングの向上を図るための具体的な予算や組織改正は見当たりません。ウェルビーイングの向上に向け、新年度にどのような制度をつくり、具体的な施策を展開されるのか伺います。

次に、鉄道高架について伺います。

私が現在委員長を務めさせていただいている沼津駅鉄道高架とまちづくり特別委員会は、その前身が昭和63年に発足し、現在まで40年近く続いております。この間私は一貫して、鉄道高架の推進を支援する立場で、可能な限りの尽力をさせていただいてきたものと自負しております。このような中、令和5年10月に新貨物ターミナル、また、令和6年11月に新車両基地について、それぞれ着工という節目を迎えました。私も昨年11月に新貨物ターミナルの施工状況を現地で拝見しましたが、将来に向けて変わりゆくまちの姿をイメージすることができました。新年度には、いよいよ鉄道高架本体工事に着手されます。高架本体の工事が始まることは、これまでの経緯を踏まえますと大変感慨深いものがあります。

そこで初めに、本体工事着手に至った市長の所感と新年度における事業推進について伺います。

鉄道高架事業は、多くの市民や事業者がその完成を待ち望んでいるものと考えております。町方町・通横町第一地区の再開発事業、西武百貨店跡地の活用、中央公園の再整備などのまちづくりのための事業が進展していることは承知いたしております。しかしながら、鉄道高架事業はその完成まで、今後15年もの時間を要します。市民の皆様が事業の完成により恩恵を受けることができるまでの間、この事業について継続した理解をいただくことが必要であると考えます。

そこで本事業をこれまで以上に市民の皆さんに理解していただくための取組について伺います。

次に、地域医療体制の強化について伺います。

初めに、沼津市及び駿東田方医療圏域の地域医療体制の強化について伺います。

本市の地域医療を取り巻く環境は、医師不足、診療科の偏在、患者数の減少、医療従事者の高齢化など、全国共通の課題に直面しており、さらに近隣には市立病院と同程度の規模の競合病院が存在しています。とりわけ、沼津市立病院は地域医療の最後のとりでとして重要な役割を果たしていますが、現状の延長線上での現状維持の対応では、市立病院のみならず、2次医療圏域全体の医療体制そのものが共倒れする可能性すらあると私たちは強い危機感を持っています。改善の方針が定まらないまま、時だけが過ぎ、累積債務や危機的要素が蓄積することを避けるべきだと思います。

そこで伺います。

医師不足や診療科の偏在、患者数の減少といった諸問題は、個々の病院の経営努力や体制整備だけで解決できる問題ではなく、2次医療圏全体に共通する構造的な課題であると考えますが、市の認識を伺います。また、この状況下で、圏域の医療体制の維持強化を責任を持って牽引するのは誰なのでしょうか。自治体の長なのか、県知事なのか、地域医療構想調整会議なのか、もしくはそれ以外のところから指示を待つのか、誰がイニシアチブを持つべきと考えるのかも併せて伺います。

次に、市立病院の利用実態を見ると、患者のおよそ4割が市外からの利用者であり、沼津市民のみならず、周辺自治体の医療需要を広く担っているのが実情です。医師をはじめとした医療従事者の確保も難しく、人口減少やコロナ後の受診控えもあり、通院・入院数ともに減少の一途です。加えて、築年数が30年を超えていますから、老朽化による施設の維持管理費は年々増加し、これに物価高騰も追い打ちをかけています。このことは、市立病院の果たすべき役割の大きさを示す一方で、市立病院に過度に沼津市の負担が集中する現在の医療提供体制が既に限界に近づいていると思います。市は2次医療圏における現状の役割、そして負担の大きさをどのように認識しているのか伺います。

また、2次医療圏における中核的な機能を全て担うのではなく、開業医、民間病院、ほかの公立病院との役割分担、すなわち圏域内での機能分化と地域連携の再構築が不可欠であると考えます。これについては本市のみの課題ではありませんが、聞くところによると周辺の中核的な競合病院も単独での経営状況は決していいとは言えず、多額の繰入金、累積赤字等、経営課題に悩んでいると仄聞しておりますから、同規模病院同士の地域連携、イコール、将来的な合併や統合も視野に入れて議論するタイミングが来ていると思います。いずれにせよ、医療行政を直接所管しない市町も含め、私たちの市立病院のほか、独立行政法人国立病院機構静岡医療センター、県立がんセンター、その他民間の中核病院のそれぞれが互いに連携して、地域医療体制を支える責任は重く、沼津市としては一定の関与というよりも、中核的な自治体としての強いリーダーシップが求められると考えます。圏域内連携における沼津市の関与の範囲や役割をどのように考えているのか伺います。さらに、そもそもこうした問題意識を踏まえ、今この段階で取り組むべき2次医療圏全体の医療体制強化について、具体的にどのような方向性を描いているのか市の考えを伺います。

最後に、夜間救急医療センターについて伺います。

沼津夜間救急医療センターは、周辺3市3町の住民の夜間救急医療に関する安心を支える重要な機能を担っていますが、運営体制や人材確保の面で厳しさが増しているのも事実のようです。今後は現体制の改善にとどまらず、組織改革や市立病院等の機能統合や吸収合併も含めた抜本的な見直しの検討を始めるべき時期に来ているのではないかと考えますが、市の現状の認識と今後の方策を伺い、私の質問を終わります。

市政運営の基本的な考え方について

行財政・行政運営

要旨志政会は少子化対策が対症療法にすぎないとして前例にとらわれない新施策を、また若者・女性に選ばれるまちづくりとウェルビーイング向上の具体的取組を求めた。市は結婚から子育てまでの切れ目のない支援充実、女性が働きやすい環境整備、市民満足度指標設定による総合的施策推進を答弁した。

背景全国共通の少子高齢化が本市でも進行し、現在の対症療法的な子育て支援事業だけでは不十分との認識から、より抜本的で革新的な対策の必要性が指摘されている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 少子化対策28番
  • 若者や女性に選ばれるまち浅 原 和 美
  • ウェルビーイングの向上
市長志政会、浅原和美議員の代表質問にお答えします。 初めに、少子化対策についてお答えします。 全国の地方自治体と同様に、本市においても少子化が進行していることから、少子化対策は議員御指摘のとおり、喫緊の課題と捉えております。このため、本市におい…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

志政会、浅原和美議員の代表質問にお答えします。

初めに、少子化対策についてお答えします。

全国の地方自治体と同様に、本市においても少子化が進行していることから、少子化対策は議員御指摘のとおり、喫緊の課題と捉えております。このため、本市においては、出会い・結婚から妊娠・出産、子育て期にわたり、切れ目のない支援を充実させ、安心して子どもを産み育てられる環境整備を推進することで、少子化の抑制を図っております。子育て期につきましては、新たに小学校給食費の無償化を実現するほか、中学校給食費につきましても、一部を市が公費で負担し、保護者負担額を据置きします。また、国の子育て応援手当2万円に、本市独自で1万円を上乗せするほか、県東部では先進的な取組として、新たに放課後児童クラブの指導料を第2子以降一律半額とするなど、子育て世帯の負担軽減を図ってまいります。妊娠・出産につきましては、新たに、プレコンセプションケアの促進及び周知・啓発を行うとともに、引き続き、不妊・不育症治療の医療費助成や妊産婦に関するサポート体制を整え、母子保健と児童福祉による一体的な支援を実施してまいります。出会い・結婚につきましては、新たに県及び県内市町から成る協議会が運営します、ふじのくに出会いサポートセンターの登録料の負担軽減を図るとともに、婚活イベントを開催するなど、結婚を希望する方への支援に努めてまいります。また、病児・病後児保育事業の補助を行うとともに、沼津っ子ふれあいセンター「ぽっぽ」について、子育て世帯のニーズに広く対応するための検討を進めるなど、子育て世帯にとって安心で魅力的なまちづくりを推進してまいります。今後とも様々な支援事業をさらに推進することにより、少子化の抑制に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

次に、若者や女性に選ばれるまちについてお答えいたします。

若者や女性に選ばれるまちとなるためには、ジェンダーギャップの解消など、誰もが暮らしやすく安心して子どもを産み育てられるまちの推進や、働く場の確保などの産業振興策が重要であると考えております。そのような視点から、女性活躍・男女共同参画の推進について、新たに女性に選ばれる地域づくりに向けたワークショップを開催するなど、女性が働きやすい環境づくりを推進してまいります。また本市では、民間まちづくり活動支援事業を活用した、静岡県立沼津商業高等学校の生徒の皆様によります、ビジネス発表会の開催をはじめ、若者が自らまちづくりに取り組む機運が醸成されており、今後も若者の力や声を生かしたまちづくりを推進してまいります。さらに、中央公園のリノベーションに取り組むとともに、沼津駅南口西武百貨店本館跡地の整備においては、女性の利用に配慮したトイレを設置するなど、女性や若者にとって魅力的かつ利便性の高い空間整備にも着実に取り組んでまいります。加えて、企業立地環境の整備や支援体制の充実、事業承継、起業創業支援、若者の就労支援など、産業振興施策にも積極的に取り組み、働く場の確保に努めてまいります。特に市内企業に特化した就職支援サイト、ぬまjobの運営や企業交流会の開催により、市内企業への就職を希望する学生・求職者とのマッチング支援を強化するとともに、奨学金返還支援制度による若者のU・I・Jターン就職の推進を図ってまいります。さらに、本市の充実した子育て支援施策の認知度向上を目指し、新たに、ぬまづプロモーション課を設置し、戦略的・効果的なプロモーションにより、本市の魅力発信を強化してまいります。このように、各種施策に総合的に取り組み、本市の魅力を高めていくことで、若者や女性に選ばれるまちを実現してまいります。

次に、ウェルビーイングの向上についてお答えいたします。

社会全体の不安感や不確実性が高まる中、物質的な豊かさに加え、安心して幸せを実感できるまちづくりを推進していくことが重要であり、県においても、県民の幸福度実感を重視するウェルビーイングの視点を取り入れた行政運営を行っていくこととしております。このため、第5次沼津市総合計画後期推進計画におきまして、市民満足度の指標を新たに設定し、各種施策や事業の立案・見直しに反映することで、ウェルビーイングの向上につなげてまいりたいと考えております。また、市民の皆様方が幸せを感じられるまちづくりを推進するためには、ハード・ソフト両面から総合的に施策を展開していくことが重要であると考えております。このため、ハード面においては、沼津駅周辺総合整備事業などの都市基盤整備を着実に進め、都市的魅力を高めるとともに、住みやすいまちづくりを推進してまいります。ソフト面については、男女共同参画をはじめ、多様性を認め合い、尊重し、自分らしいライフスタイルを実現できるまちを目指してまいります。また、スポーツや文化芸術に親しみ、健康づくりの支援や心のケアの充実を通じて、笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまちを実現してまいります。このように沼津市総合計画に掲げる施策に総合的に取り組み、本市の魅力を高めていくことで、市民一人一人のウェルビーイングの向上につなげてまいります。

次に、鉄道高架事業についてお答えします。

鉄道高架事業につきましては、昭和63年に当時の渡辺朗市長が、本市において事業を推進する旨を表明して以来、歴代の市長の下、関係者の皆様と共に、幾多の困難を乗り越えながら進めてまいりました。そして、先ほど議員からも御指摘いただいたように、いよいよ新年度には念願であります鉄道高架本体工事に着手いたします。これもひとえに、先人たちの御尽力並びに国・県等の関係者の皆様、市議会の皆様方、鉄道高架の実現のために、昭和63年に16万余りの署名を集め、県知事への陳情など、様々な活動をされた沼津駅の高架化を実現する市民の会の時代から、本事業を後押ししていただいている鉄道高架化とまちづくりを推進する会及び貨物駅の移転先となる原西部地域の発展のために御協力をいただいております三区JR貨物駅対策協議会などの市民の皆様方、そして何より、貴重な土地をお譲りいただいた地権者の皆様方の御理解と御協力によるものであり、改めて深く感謝申し上げます。私が市長に就任した当時、本事業は、新貨物ターミナル用地取得の最終段階を迎えており、土地収用法による35条調査の実施、静岡県収用委員会への裁決申請、裁決、そして行政代執行と様々な手続を踏み、また私自身も、地権者の皆様へ訪問し、御理解と御協力をいただいてまいりました。そして令和4年に新貨物ターミナルの造成工事に本市が着手し、令和5年3月に県と鉄道事業者による工事協定が私の立会いの下、本市役所において締結がなされ、10月に鉄道施設本体工事の第1弾となる新貨物ターミナルの工事に着手いたしました。一昨年には、第2弾となります新車両基地工事も始まり、新年度はいよいよ鉄道高架本体工事に着手となります。本事業は本市のみならず、県東部地域の発展に欠かすことのできない事業であり、まちづくりの根幹をなすものであります。長年の構想が具現化されることにより、鉄道高架事業の推進に御尽力いただいた浅原和美議員と同様に、大変感慨深いものがあるとともに、身が引き締まる思いであります。本事業に着手したことで、市民の皆様方や民間事業者の皆様方の期待が一段と高まり、中心市街地において、再開発など、まちの更新が加速しております。この流れを止めることなく、今後もこれまで以上に、国、県及び鉄道事業者との連携を強化し、市民の皆様方の御協力をいただきながら、一日も早く完成できるように、事業推進を図っていく覚悟であります。令和8年度は、新貨物ターミナルや新車両基地などの整備を進めるとともに、鉄道高架本体工事に着手、三芳町付近においては電気設備等の移転工事や踏切撤去工事、西間門付近においては高架構造物築造のための仮締切等の工事が予定されております。

次に、鉄道高架事業を市民に理解いただくための取組についてお答えいたします。

鉄道高架事業をはじめとする沼津駅周辺総合整備事業は、完成までに長い期間を要しますが、各段階における成果や変化を段階的に市民の皆様に実感していただくことが重要であると認識しております。原地区においては、新貨物ターミナルの完成により、地域の産業活動や物流機能の強化につながるほか、片浜地区においては、現貨物駅跡地の公園整備による憩い・交流の場が創出されるとともに、都市計画道路の整備により、道路ネットワークが強化されます。また中心市街地においては、東海道本線上り、御殿場線、東海道本線下りと線路が順次高架化されていくことから、踏切遮断時間が短縮されることで、渋滞緩和につながるなど、段階的に効果を発揮してまいります。このため事業の進捗に応じて、まちの姿が実際に変わっていく様子をホームページをはじめ、SNS、広報誌などを活用し、分かりやすい情報をお届けするとともに、説明の機会や対話の場を確保し、市民の皆様方の御意見を伺ってまいります。今後も引き続き、市民目線に立ったタイムリーで丁寧な情報発信と対話を重ね、市民の皆様方と将来の姿を共有しながら取り組んでまいります。

次に、2次医療圏域全体の課題に対する認識についてお答えします。

2次保健医療圏は静岡県が、入院・外来受療動向、保健医療資源の状況、交通事情、行政機関・関係団体等の管轄区域など、社会的条件を考慮して設定しており、入院に係る医療を提供する一体の区域と考えられるもので、本市は駿東田方保健医療圏に属しております。地域医療が直面している諸課題は、今後さらに厳しさを増すことが予想され、本市においても、市立病院などの単独の病院や一つの自治体の取組だけでは決して解決できるものではなく、駿東田方保健医療圏域全体として捉えるべきものであると考えております。また、これらの課題を解決していくためには、2次保健医療圏を設定している静岡県が中心かつ主導的な役割を担うべきですが、本市を含む医療圏域内の各市町や医師会などの関係団体が共通の方向性の下、相互に連携し、包括的に対応していくことが重要であると考えております。

次に、2次医療圏域における市立病院の役割についてお答えします。

市立病院は、2次保健医療圏域における基幹病院として、地域の急性期医療を基軸に、三次救急や小児・周産期医療などの行政的医療を担い、議員からも御指摘いただきましたように、患者さんの約4割が市外からの来院であることからも、周辺自治体を含めた広域的な医療需要を支えている状況にあります。こうした状況は、市立病院が地域医療において極めて重要な役割を果たしていることを示す一方で、医療を継続的に提供していくためには、人材の確保や施設の維持管理、医療機器の更新など、病院経営全体にわたる様々な負担が生じており、これらが病院の運営にも重く影響しているものと認識しております。そのため本市では、今年度、国及び県に対して、診療報酬の改定や医師不足、地域間偏在の解消に向けた財政措置等に関する要望を行うほか、本市を含む医療圏域内の市町を対象とした県主催の会議では、市立病院の厳しい経営状況について、情報共有を図るなどの取組を行っております。今後も持続可能な地域医療提供体制の維持に向けて、県や圏域内の市町と連携しながら検討していく必要があるものと考えております。

次に、本市の考える地域医療連携の在り方についてお答えします。

初めに、2次医療圏域内連携の推進に向けた本市の関与の範囲や役割についてですが、医療提供体制の構築は、主に静岡県が所管するものの、市立病院をはじめ複数の中核的医療機関が立地する自治体として、本市にも一定の役割があるものと認識しております。本市といたしましては、圏域内の市町や医療機関、医師会等と情報共有や意見交換を行いながら、圏域内で抱える課題について整理し、所管する静岡県に対して必要な働きかけを行っていきたいと考えております。

次に、圏域全体の医療体制強化の方向性についてですが、各医療機関が個別に対応する体制から、圏域全体で限られた医療資源を効率的に活用する体制へ転換していくことが必要であると考えております。そのため、市立病院が担うべき役割を明確にしつつ、開業医の皆様方や民間病院の皆様方、公立病院との機能分担を整理し、患者さんが適切な医療機関につながる仕組みづくりを進めていくことが重要であると考えております。また、圏域全体の将来的な医療提供体制の在り方につきましては、病院間の連携強化など、様々な課題について、圏域全体で議論していく必要があるものと考えております。本市といたしましては、静岡県が令和8年度に策定に着手いたします。地域医療構想との整合を図りながら、関係者との協議を重ね、将来を見据えた持続可能な医療提供体制の構築に努めてまいります。

次に、沼津夜間救急医療センターの今後についてお答えいたします。

初めに、本市の現状認識についてですが、沼津夜間救急医療センターは、本市を含む3市3町の広域にわたって夜間や休日の初期救急医療を提供し、地域医療を支える重要な役割を担っております。一方で、医療人材の不足や人口減少、少子高齢化に伴う医療需要の変化など、本センターを取り巻く様々な課題がさらに顕在化していくものと考えております。

次に、将来に向けた今後の方策につきましては、3市3町における夜間や休日の初期救急医療について、将来的にも安定した運営をしていくためには、本センターの現体制の強化のみならず、さらに一歩踏み込んだ改革を進めていく必要性も考えられますが、まずは、関係する3市3町3医師会の皆様方などとしっかり検討していくことが重要であると考えております。

鉄道高架事業について

まちづくり・都市基盤

要旨質問者は、昭和63年から約40年推進されてきた鉄道高架事業が新年度に本体工事に着手することについて、市長の所感と事業推進方針、および今後15年の長期事業で市民理解を得るための取組について伺った。市は沼津駅周辺総合整備事業など都市基盤整備を着実に進め、都市的魅力と住みやすいまちづくりを推進することを述べた。

背景鉄道高架事業は令和5年10月の新貨物ターミナル、令和6年11月の新車両基地着工を経て新年度に本体工事着手を控えており、完成まで今後15年を要する。市民が事業完成まで継続した理解を得ることが重要な課題とされている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 本体工事着手に係るの所感及び新年度の取組
  • 本事業について市民からの理解を得るための取組
市長志政会、浅原和美議員の代表質問にお答えします。 初めに、少子化対策についてお答えします。 全国の地方自治体と同様に、本市においても少子化が進行していることから、少子化対策は議員御指摘のとおり、喫緊の課題と捉えております。このため、本市におい…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

志政会、浅原和美議員の代表質問にお答えします。

初めに、少子化対策についてお答えします。

全国の地方自治体と同様に、本市においても少子化が進行していることから、少子化対策は議員御指摘のとおり、喫緊の課題と捉えております。このため、本市においては、出会い・結婚から妊娠・出産、子育て期にわたり、切れ目のない支援を充実させ、安心して子どもを産み育てられる環境整備を推進することで、少子化の抑制を図っております。子育て期につきましては、新たに小学校給食費の無償化を実現するほか、中学校給食費につきましても、一部を市が公費で負担し、保護者負担額を据置きします。また、国の子育て応援手当2万円に、本市独自で1万円を上乗せするほか、県東部では先進的な取組として、新たに放課後児童クラブの指導料を第2子以降一律半額とするなど、子育て世帯の負担軽減を図ってまいります。妊娠・出産につきましては、新たに、プレコンセプションケアの促進及び周知・啓発を行うとともに、引き続き、不妊・不育症治療の医療費助成や妊産婦に関するサポート体制を整え、母子保健と児童福祉による一体的な支援を実施してまいります。出会い・結婚につきましては、新たに県及び県内市町から成る協議会が運営します、ふじのくに出会いサポートセンターの登録料の負担軽減を図るとともに、婚活イベントを開催するなど、結婚を希望する方への支援に努めてまいります。また、病児・病後児保育事業の補助を行うとともに、沼津っ子ふれあいセンター「ぽっぽ」について、子育て世帯のニーズに広く対応するための検討を進めるなど、子育て世帯にとって安心で魅力的なまちづくりを推進してまいります。今後とも様々な支援事業をさらに推進することにより、少子化の抑制に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

次に、若者や女性に選ばれるまちについてお答えいたします。

若者や女性に選ばれるまちとなるためには、ジェンダーギャップの解消など、誰もが暮らしやすく安心して子どもを産み育てられるまちの推進や、働く場の確保などの産業振興策が重要であると考えております。そのような視点から、女性活躍・男女共同参画の推進について、新たに女性に選ばれる地域づくりに向けたワークショップを開催するなど、女性が働きやすい環境づくりを推進してまいります。また本市では、民間まちづくり活動支援事業を活用した、静岡県立沼津商業高等学校の生徒の皆様によります、ビジネス発表会の開催をはじめ、若者が自らまちづくりに取り組む機運が醸成されており、今後も若者の力や声を生かしたまちづくりを推進してまいります。さらに、中央公園のリノベーションに取り組むとともに、沼津駅南口西武百貨店本館跡地の整備においては、女性の利用に配慮したトイレを設置するなど、女性や若者にとって魅力的かつ利便性の高い空間整備にも着実に取り組んでまいります。加えて、企業立地環境の整備や支援体制の充実、事業承継、起業創業支援、若者の就労支援など、産業振興施策にも積極的に取り組み、働く場の確保に努めてまいります。特に市内企業に特化した就職支援サイト、ぬまjobの運営や企業交流会の開催により、市内企業への就職を希望する学生・求職者とのマッチング支援を強化するとともに、奨学金返還支援制度による若者のU・I・Jターン就職の推進を図ってまいります。さらに、本市の充実した子育て支援施策の認知度向上を目指し、新たに、ぬまづプロモーション課を設置し、戦略的・効果的なプロモーションにより、本市の魅力発信を強化してまいります。このように、各種施策に総合的に取り組み、本市の魅力を高めていくことで、若者や女性に選ばれるまちを実現してまいります。

次に、ウェルビーイングの向上についてお答えいたします。

社会全体の不安感や不確実性が高まる中、物質的な豊かさに加え、安心して幸せを実感できるまちづくりを推進していくことが重要であり、県においても、県民の幸福度実感を重視するウェルビーイングの視点を取り入れた行政運営を行っていくこととしております。このため、第5次沼津市総合計画後期推進計画におきまして、市民満足度の指標を新たに設定し、各種施策や事業の立案・見直しに反映することで、ウェルビーイングの向上につなげてまいりたいと考えております。また、市民の皆様方が幸せを感じられるまちづくりを推進するためには、ハード・ソフト両面から総合的に施策を展開していくことが重要であると考えております。このため、ハード面においては、沼津駅周辺総合整備事業などの都市基盤整備を着実に進め、都市的魅力を高めるとともに、住みやすいまちづくりを推進してまいります。ソフト面については、男女共同参画をはじめ、多様性を認め合い、尊重し、自分らしいライフスタイルを実現できるまちを目指してまいります。また、スポーツや文化芸術に親しみ、健康づくりの支援や心のケアの充実を通じて、笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまちを実現してまいります。このように沼津市総合計画に掲げる施策に総合的に取り組み、本市の魅力を高めていくことで、市民一人一人のウェルビーイングの向上につなげてまいります。

次に、鉄道高架事業についてお答えします。

鉄道高架事業につきましては、昭和63年に当時の渡辺朗市長が、本市において事業を推進する旨を表明して以来、歴代の市長の下、関係者の皆様と共に、幾多の困難を乗り越えながら進めてまいりました。そして、先ほど議員からも御指摘いただいたように、いよいよ新年度には念願であります鉄道高架本体工事に着手いたします。これもひとえに、先人たちの御尽力並びに国・県等の関係者の皆様、市議会の皆様方、鉄道高架の実現のために、昭和63年に16万余りの署名を集め、県知事への陳情など、様々な活動をされた沼津駅の高架化を実現する市民の会の時代から、本事業を後押ししていただいている鉄道高架化とまちづくりを推進する会及び貨物駅の移転先となる原西部地域の発展のために御協力をいただいております三区JR貨物駅対策協議会などの市民の皆様方、そして何より、貴重な土地をお譲りいただいた地権者の皆様方の御理解と御協力によるものであり、改めて深く感謝申し上げます。私が市長に就任した当時、本事業は、新貨物ターミナル用地取得の最終段階を迎えており、土地収用法による35条調査の実施、静岡県収用委員会への裁決申請、裁決、そして行政代執行と様々な手続を踏み、また私自身も、地権者の皆様へ訪問し、御理解と御協力をいただいてまいりました。そして令和4年に新貨物ターミナルの造成工事に本市が着手し、令和5年3月に県と鉄道事業者による工事協定が私の立会いの下、本市役所において締結がなされ、10月に鉄道施設本体工事の第1弾となる新貨物ターミナルの工事に着手いたしました。一昨年には、第2弾となります新車両基地工事も始まり、新年度はいよいよ鉄道高架本体工事に着手となります。本事業は本市のみならず、県東部地域の発展に欠かすことのできない事業であり、まちづくりの根幹をなすものであります。長年の構想が具現化されることにより、鉄道高架事業の推進に御尽力いただいた浅原和美議員と同様に、大変感慨深いものがあるとともに、身が引き締まる思いであります。本事業に着手したことで、市民の皆様方や民間事業者の皆様方の期待が一段と高まり、中心市街地において、再開発など、まちの更新が加速しております。この流れを止めることなく、今後もこれまで以上に、国、県及び鉄道事業者との連携を強化し、市民の皆様方の御協力をいただきながら、一日も早く完成できるように、事業推進を図っていく覚悟であります。令和8年度は、新貨物ターミナルや新車両基地などの整備を進めるとともに、鉄道高架本体工事に着手、三芳町付近においては電気設備等の移転工事や踏切撤去工事、西間門付近においては高架構造物築造のための仮締切等の工事が予定されております。

次に、鉄道高架事業を市民に理解いただくための取組についてお答えいたします。

鉄道高架事業をはじめとする沼津駅周辺総合整備事業は、完成までに長い期間を要しますが、各段階における成果や変化を段階的に市民の皆様に実感していただくことが重要であると認識しております。原地区においては、新貨物ターミナルの完成により、地域の産業活動や物流機能の強化につながるほか、片浜地区においては、現貨物駅跡地の公園整備による憩い・交流の場が創出されるとともに、都市計画道路の整備により、道路ネットワークが強化されます。また中心市街地においては、東海道本線上り、御殿場線、東海道本線下りと線路が順次高架化されていくことから、踏切遮断時間が短縮されることで、渋滞緩和につながるなど、段階的に効果を発揮してまいります。このため事業の進捗に応じて、まちの姿が実際に変わっていく様子をホームページをはじめ、SNS、広報誌などを活用し、分かりやすい情報をお届けするとともに、説明の機会や対話の場を確保し、市民の皆様方の御意見を伺ってまいります。今後も引き続き、市民目線に立ったタイムリーで丁寧な情報発信と対話を重ね、市民の皆様方と将来の姿を共有しながら取り組んでまいります。

次に、2次医療圏域全体の課題に対する認識についてお答えします。

2次保健医療圏は静岡県が、入院・外来受療動向、保健医療資源の状況、交通事情、行政機関・関係団体等の管轄区域など、社会的条件を考慮して設定しており、入院に係る医療を提供する一体の区域と考えられるもので、本市は駿東田方保健医療圏に属しております。地域医療が直面している諸課題は、今後さらに厳しさを増すことが予想され、本市においても、市立病院などの単独の病院や一つの自治体の取組だけでは決して解決できるものではなく、駿東田方保健医療圏域全体として捉えるべきものであると考えております。また、これらの課題を解決していくためには、2次保健医療圏を設定している静岡県が中心かつ主導的な役割を担うべきですが、本市を含む医療圏域内の各市町や医師会などの関係団体が共通の方向性の下、相互に連携し、包括的に対応していくことが重要であると考えております。

次に、2次医療圏域における市立病院の役割についてお答えします。

市立病院は、2次保健医療圏域における基幹病院として、地域の急性期医療を基軸に、三次救急や小児・周産期医療などの行政的医療を担い、議員からも御指摘いただきましたように、患者さんの約4割が市外からの来院であることからも、周辺自治体を含めた広域的な医療需要を支えている状況にあります。こうした状況は、市立病院が地域医療において極めて重要な役割を果たしていることを示す一方で、医療を継続的に提供していくためには、人材の確保や施設の維持管理、医療機器の更新など、病院経営全体にわたる様々な負担が生じており、これらが病院の運営にも重く影響しているものと認識しております。そのため本市では、今年度、国及び県に対して、診療報酬の改定や医師不足、地域間偏在の解消に向けた財政措置等に関する要望を行うほか、本市を含む医療圏域内の市町を対象とした県主催の会議では、市立病院の厳しい経営状況について、情報共有を図るなどの取組を行っております。今後も持続可能な地域医療提供体制の維持に向けて、県や圏域内の市町と連携しながら検討していく必要があるものと考えております。

次に、本市の考える地域医療連携の在り方についてお答えします。

初めに、2次医療圏域内連携の推進に向けた本市の関与の範囲や役割についてですが、医療提供体制の構築は、主に静岡県が所管するものの、市立病院をはじめ複数の中核的医療機関が立地する自治体として、本市にも一定の役割があるものと認識しております。本市といたしましては、圏域内の市町や医療機関、医師会等と情報共有や意見交換を行いながら、圏域内で抱える課題について整理し、所管する静岡県に対して必要な働きかけを行っていきたいと考えております。

次に、圏域全体の医療体制強化の方向性についてですが、各医療機関が個別に対応する体制から、圏域全体で限られた医療資源を効率的に活用する体制へ転換していくことが必要であると考えております。そのため、市立病院が担うべき役割を明確にしつつ、開業医の皆様方や民間病院の皆様方、公立病院との機能分担を整理し、患者さんが適切な医療機関につながる仕組みづくりを進めていくことが重要であると考えております。また、圏域全体の将来的な医療提供体制の在り方につきましては、病院間の連携強化など、様々な課題について、圏域全体で議論していく必要があるものと考えております。本市といたしましては、静岡県が令和8年度に策定に着手いたします。地域医療構想との整合を図りながら、関係者との協議を重ね、将来を見据えた持続可能な医療提供体制の構築に努めてまいります。

次に、沼津夜間救急医療センターの今後についてお答えいたします。

初めに、本市の現状認識についてですが、沼津夜間救急医療センターは、本市を含む3市3町の広域にわたって夜間や休日の初期救急医療を提供し、地域医療を支える重要な役割を担っております。一方で、医療人材の不足や人口減少、少子高齢化に伴う医療需要の変化など、本センターを取り巻く様々な課題がさらに顕在化していくものと考えております。

次に、将来に向けた今後の方策につきましては、3市3町における夜間や休日の初期救急医療について、将来的にも安定した運営をしていくためには、本センターの現体制の強化のみならず、さらに一歩踏み込んだ改革を進めていく必要性も考えられますが、まずは、関係する3市3町3医師会の皆様方などとしっかり検討していくことが重要であると考えております。

地域医療体制の強化について

医療・健康

要旨会派は医師不足・診療科偏在・患者数減少など地域医療の危機的課題に対して、市立病院の役割と地域医療連携の在り方を質問した。市側答弁は提供されたテキストで地域医療体制について記載されていない。

背景沼津市の地域医療は医師不足、患者数減少、医療従事者の高齢化に直面し、近隣に競合病院も存在している状況にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 二次医療圏域全体の課題に対する認識
  • 二次医療圏域における市立病院の役割
  • 本市の考える地域医療連携の在り方
  • 沼津夜間救急医療センターの今後
市長志政会、浅原和美議員の代表質問にお答えします。 初めに、少子化対策についてお答えします。 全国の地方自治体と同様に、本市においても少子化が進行していることから、少子化対策は議員御指摘のとおり、喫緊の課題と捉えております。このため、本市におい…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

志政会、浅原和美議員の代表質問にお答えします。

初めに、少子化対策についてお答えします。

全国の地方自治体と同様に、本市においても少子化が進行していることから、少子化対策は議員御指摘のとおり、喫緊の課題と捉えております。このため、本市においては、出会い・結婚から妊娠・出産、子育て期にわたり、切れ目のない支援を充実させ、安心して子どもを産み育てられる環境整備を推進することで、少子化の抑制を図っております。子育て期につきましては、新たに小学校給食費の無償化を実現するほか、中学校給食費につきましても、一部を市が公費で負担し、保護者負担額を据置きします。また、国の子育て応援手当2万円に、本市独自で1万円を上乗せするほか、県東部では先進的な取組として、新たに放課後児童クラブの指導料を第2子以降一律半額とするなど、子育て世帯の負担軽減を図ってまいります。妊娠・出産につきましては、新たに、プレコンセプションケアの促進及び周知・啓発を行うとともに、引き続き、不妊・不育症治療の医療費助成や妊産婦に関するサポート体制を整え、母子保健と児童福祉による一体的な支援を実施してまいります。出会い・結婚につきましては、新たに県及び県内市町から成る協議会が運営します、ふじのくに出会いサポートセンターの登録料の負担軽減を図るとともに、婚活イベントを開催するなど、結婚を希望する方への支援に努めてまいります。また、病児・病後児保育事業の補助を行うとともに、沼津っ子ふれあいセンター「ぽっぽ」について、子育て世帯のニーズに広く対応するための検討を進めるなど、子育て世帯にとって安心で魅力的なまちづくりを推進してまいります。今後とも様々な支援事業をさらに推進することにより、少子化の抑制に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

次に、若者や女性に選ばれるまちについてお答えいたします。

若者や女性に選ばれるまちとなるためには、ジェンダーギャップの解消など、誰もが暮らしやすく安心して子どもを産み育てられるまちの推進や、働く場の確保などの産業振興策が重要であると考えております。そのような視点から、女性活躍・男女共同参画の推進について、新たに女性に選ばれる地域づくりに向けたワークショップを開催するなど、女性が働きやすい環境づくりを推進してまいります。また本市では、民間まちづくり活動支援事業を活用した、静岡県立沼津商業高等学校の生徒の皆様によります、ビジネス発表会の開催をはじめ、若者が自らまちづくりに取り組む機運が醸成されており、今後も若者の力や声を生かしたまちづくりを推進してまいります。さらに、中央公園のリノベーションに取り組むとともに、沼津駅南口西武百貨店本館跡地の整備においては、女性の利用に配慮したトイレを設置するなど、女性や若者にとって魅力的かつ利便性の高い空間整備にも着実に取り組んでまいります。加えて、企業立地環境の整備や支援体制の充実、事業承継、起業創業支援、若者の就労支援など、産業振興施策にも積極的に取り組み、働く場の確保に努めてまいります。特に市内企業に特化した就職支援サイト、ぬまjobの運営や企業交流会の開催により、市内企業への就職を希望する学生・求職者とのマッチング支援を強化するとともに、奨学金返還支援制度による若者のU・I・Jターン就職の推進を図ってまいります。さらに、本市の充実した子育て支援施策の認知度向上を目指し、新たに、ぬまづプロモーション課を設置し、戦略的・効果的なプロモーションにより、本市の魅力発信を強化してまいります。このように、各種施策に総合的に取り組み、本市の魅力を高めていくことで、若者や女性に選ばれるまちを実現してまいります。

次に、ウェルビーイングの向上についてお答えいたします。

社会全体の不安感や不確実性が高まる中、物質的な豊かさに加え、安心して幸せを実感できるまちづくりを推進していくことが重要であり、県においても、県民の幸福度実感を重視するウェルビーイングの視点を取り入れた行政運営を行っていくこととしております。このため、第5次沼津市総合計画後期推進計画におきまして、市民満足度の指標を新たに設定し、各種施策や事業の立案・見直しに反映することで、ウェルビーイングの向上につなげてまいりたいと考えております。また、市民の皆様方が幸せを感じられるまちづくりを推進するためには、ハード・ソフト両面から総合的に施策を展開していくことが重要であると考えております。このため、ハード面においては、沼津駅周辺総合整備事業などの都市基盤整備を着実に進め、都市的魅力を高めるとともに、住みやすいまちづくりを推進してまいります。ソフト面については、男女共同参画をはじめ、多様性を認め合い、尊重し、自分らしいライフスタイルを実現できるまちを目指してまいります。また、スポーツや文化芸術に親しみ、健康づくりの支援や心のケアの充実を通じて、笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまちを実現してまいります。このように沼津市総合計画に掲げる施策に総合的に取り組み、本市の魅力を高めていくことで、市民一人一人のウェルビーイングの向上につなげてまいります。

次に、鉄道高架事業についてお答えします。

鉄道高架事業につきましては、昭和63年に当時の渡辺朗市長が、本市において事業を推進する旨を表明して以来、歴代の市長の下、関係者の皆様と共に、幾多の困難を乗り越えながら進めてまいりました。そして、先ほど議員からも御指摘いただいたように、いよいよ新年度には念願であります鉄道高架本体工事に着手いたします。これもひとえに、先人たちの御尽力並びに国・県等の関係者の皆様、市議会の皆様方、鉄道高架の実現のために、昭和63年に16万余りの署名を集め、県知事への陳情など、様々な活動をされた沼津駅の高架化を実現する市民の会の時代から、本事業を後押ししていただいている鉄道高架化とまちづくりを推進する会及び貨物駅の移転先となる原西部地域の発展のために御協力をいただいております三区JR貨物駅対策協議会などの市民の皆様方、そして何より、貴重な土地をお譲りいただいた地権者の皆様方の御理解と御協力によるものであり、改めて深く感謝申し上げます。私が市長に就任した当時、本事業は、新貨物ターミナル用地取得の最終段階を迎えており、土地収用法による35条調査の実施、静岡県収用委員会への裁決申請、裁決、そして行政代執行と様々な手続を踏み、また私自身も、地権者の皆様へ訪問し、御理解と御協力をいただいてまいりました。そして令和4年に新貨物ターミナルの造成工事に本市が着手し、令和5年3月に県と鉄道事業者による工事協定が私の立会いの下、本市役所において締結がなされ、10月に鉄道施設本体工事の第1弾となる新貨物ターミナルの工事に着手いたしました。一昨年には、第2弾となります新車両基地工事も始まり、新年度はいよいよ鉄道高架本体工事に着手となります。本事業は本市のみならず、県東部地域の発展に欠かすことのできない事業であり、まちづくりの根幹をなすものであります。長年の構想が具現化されることにより、鉄道高架事業の推進に御尽力いただいた浅原和美議員と同様に、大変感慨深いものがあるとともに、身が引き締まる思いであります。本事業に着手したことで、市民の皆様方や民間事業者の皆様方の期待が一段と高まり、中心市街地において、再開発など、まちの更新が加速しております。この流れを止めることなく、今後もこれまで以上に、国、県及び鉄道事業者との連携を強化し、市民の皆様方の御協力をいただきながら、一日も早く完成できるように、事業推進を図っていく覚悟であります。令和8年度は、新貨物ターミナルや新車両基地などの整備を進めるとともに、鉄道高架本体工事に着手、三芳町付近においては電気設備等の移転工事や踏切撤去工事、西間門付近においては高架構造物築造のための仮締切等の工事が予定されております。

次に、鉄道高架事業を市民に理解いただくための取組についてお答えいたします。

鉄道高架事業をはじめとする沼津駅周辺総合整備事業は、完成までに長い期間を要しますが、各段階における成果や変化を段階的に市民の皆様に実感していただくことが重要であると認識しております。原地区においては、新貨物ターミナルの完成により、地域の産業活動や物流機能の強化につながるほか、片浜地区においては、現貨物駅跡地の公園整備による憩い・交流の場が創出されるとともに、都市計画道路の整備により、道路ネットワークが強化されます。また中心市街地においては、東海道本線上り、御殿場線、東海道本線下りと線路が順次高架化されていくことから、踏切遮断時間が短縮されることで、渋滞緩和につながるなど、段階的に効果を発揮してまいります。このため事業の進捗に応じて、まちの姿が実際に変わっていく様子をホームページをはじめ、SNS、広報誌などを活用し、分かりやすい情報をお届けするとともに、説明の機会や対話の場を確保し、市民の皆様方の御意見を伺ってまいります。今後も引き続き、市民目線に立ったタイムリーで丁寧な情報発信と対話を重ね、市民の皆様方と将来の姿を共有しながら取り組んでまいります。

次に、2次医療圏域全体の課題に対する認識についてお答えします。

2次保健医療圏は静岡県が、入院・外来受療動向、保健医療資源の状況、交通事情、行政機関・関係団体等の管轄区域など、社会的条件を考慮して設定しており、入院に係る医療を提供する一体の区域と考えられるもので、本市は駿東田方保健医療圏に属しております。地域医療が直面している諸課題は、今後さらに厳しさを増すことが予想され、本市においても、市立病院などの単独の病院や一つの自治体の取組だけでは決して解決できるものではなく、駿東田方保健医療圏域全体として捉えるべきものであると考えております。また、これらの課題を解決していくためには、2次保健医療圏を設定している静岡県が中心かつ主導的な役割を担うべきですが、本市を含む医療圏域内の各市町や医師会などの関係団体が共通の方向性の下、相互に連携し、包括的に対応していくことが重要であると考えております。

次に、2次医療圏域における市立病院の役割についてお答えします。

市立病院は、2次保健医療圏域における基幹病院として、地域の急性期医療を基軸に、三次救急や小児・周産期医療などの行政的医療を担い、議員からも御指摘いただきましたように、患者さんの約4割が市外からの来院であることからも、周辺自治体を含めた広域的な医療需要を支えている状況にあります。こうした状況は、市立病院が地域医療において極めて重要な役割を果たしていることを示す一方で、医療を継続的に提供していくためには、人材の確保や施設の維持管理、医療機器の更新など、病院経営全体にわたる様々な負担が生じており、これらが病院の運営にも重く影響しているものと認識しております。そのため本市では、今年度、国及び県に対して、診療報酬の改定や医師不足、地域間偏在の解消に向けた財政措置等に関する要望を行うほか、本市を含む医療圏域内の市町を対象とした県主催の会議では、市立病院の厳しい経営状況について、情報共有を図るなどの取組を行っております。今後も持続可能な地域医療提供体制の維持に向けて、県や圏域内の市町と連携しながら検討していく必要があるものと考えております。

次に、本市の考える地域医療連携の在り方についてお答えします。

初めに、2次医療圏域内連携の推進に向けた本市の関与の範囲や役割についてですが、医療提供体制の構築は、主に静岡県が所管するものの、市立病院をはじめ複数の中核的医療機関が立地する自治体として、本市にも一定の役割があるものと認識しております。本市といたしましては、圏域内の市町や医療機関、医師会等と情報共有や意見交換を行いながら、圏域内で抱える課題について整理し、所管する静岡県に対して必要な働きかけを行っていきたいと考えております。

次に、圏域全体の医療体制強化の方向性についてですが、各医療機関が個別に対応する体制から、圏域全体で限られた医療資源を効率的に活用する体制へ転換していくことが必要であると考えております。そのため、市立病院が担うべき役割を明確にしつつ、開業医の皆様方や民間病院の皆様方、公立病院との機能分担を整理し、患者さんが適切な医療機関につながる仕組みづくりを進めていくことが重要であると考えております。また、圏域全体の将来的な医療提供体制の在り方につきましては、病院間の連携強化など、様々な課題について、圏域全体で議論していく必要があるものと考えております。本市といたしましては、静岡県が令和8年度に策定に着手いたします。地域医療構想との整合を図りながら、関係者との協議を重ね、将来を見据えた持続可能な医療提供体制の構築に努めてまいります。

次に、沼津夜間救急医療センターの今後についてお答えいたします。

初めに、本市の現状認識についてですが、沼津夜間救急医療センターは、本市を含む3市3町の広域にわたって夜間や休日の初期救急医療を提供し、地域医療を支える重要な役割を担っております。一方で、医療人材の不足や人口減少、少子高齢化に伴う医療需要の変化など、本センターを取り巻く様々な課題がさらに顕在化していくものと考えております。

次に、将来に向けた今後の方策につきましては、3市3町における夜間や休日の初期救急医療について、将来的にも安定した運営をしていくためには、本センターの現体制の強化のみならず、さらに一歩踏み込んだ改革を進めていく必要性も考えられますが、まずは、関係する3市3町3医師会の皆様方などとしっかり検討していくことが重要であると考えております。

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき、代表質問をいたします。

複合リスク時代における本市の全庁的リスクマネジメント体制について伺います。

近年私たちを取り巻く社会経済環境は大きく変化しており、かつてないほど不透明さを増しています。国際情勢の不安定化や地政学的リスクの高まり、エネルギー価格や物価の上昇を通じて、市民生活や地域経済に直接影響を及ぼしています。また、国内では、少子高齢化と人口減少に伴う労働力や地域コミュニティの脆弱化、財政制約の深刻化、社会保障制度の持続可能性といった課題が顕在化しています。加えて、物価高騰は市民の将来不安を一層強めております。さらに、気候変動に伴う自然災害の激甚化・頻発化、感染症リスクや急激なデジタル化、技術革新などの要因が複合的に絡み合い、行政運営の前提を大きく揺るがしています。これらは単独であらわれるものではなく、同時多発的・連鎖的に発生する複合リスクとして、市民生活と地域経済に直接的な影響を及ぼすものであり、従来の個別施策にとどまらない、市政全体を俯瞰した全庁的なリスクマネジメント体制がこれまで以上に重要になるものと考えます。さらに推進については、理念だけでは機能いたしません。制度や計画以上にトップの認識と判断が市政の質を左右いたします。市政にはこれまで以上に的確な状況認識と将来を見据えた持続可能な施策の展開が求められます。

そこで、令和8年度を将来リスクに備える年とする考えはおありでしょうか。施政方針に込めた市長の覚悟とともに、以下、分野別に伺ってまいります。

初めに、本市が複合リスク時代にどのような認識を持ち、どのような体制で市民の安全・安心を守ろうとしているのか、全庁的リスクマネジメント体制の位置づけについて伺います。

自然災害リスクについて伺います。

複合リスクの中で、市民の生命・財産に直結するのが自然災害リスクです。本市は地理的・地形的な条件から津波、河川氾濫など様々な災害リスクを抱えています。これらの災害リスクは単独で発生する場合もあれば、複合的に発生する場合もあるため、想定外を前提とした災害に対し、防災・減災・復旧体制を平時から整えることが重要と考えます。

まず、ハザードマップ及び避難計画についてお尋ねします。

これらは高齢者や要配慮者に限らず、全ての市民が自らの居住地や生活圏のリスクを理解し、主体的に避難行動を考えるための共通基盤であると考えます。国・県による被害想定の見直しや法改正が進む中で、ハザードマップや避難計画をどのように最新化し、市民の具体的な行動につながる形で活用していくかが大事であり、市のお考えをお聞かせください。また、災害対応の迅速化と的確化を図る上で、防災分野におけるデジタル技術の活用は重要な要素であります。本市が進めている防災DXについて、被災者支援や情報共有の分野において、どのような取組を進め、災害対応力の向上につなげているのか、その導入状況を伺います。

さらに、災害時には公助に限界があることを踏まえ、地域における自助・共助の力をいかに高めていくかが重要であります。自治会や自主防災組織、学校、関係団体と連携しながら、市民全体の防災意識と行動力を高めるために、本市がどのような取組を進めているのか伺います。

気候変動・環境リスクについて伺います。

近年の気候変動の影響により、台風や局所的な豪雨など、水災害が激甚化し、全国的に頻発しています。これらは市民生活への影響にとどまらず、インフラ・産業・財政運営にも深刻なリスクをもたらしています。こうした気候変動や環境リスクを都市インフラの視点でどのようなリスクとして認識し、今後対応していくのか伺います。

気候変動の影響が、私たちの生活を脅かし、環境リスクを高める一因として、温室効果ガスの排出があります。このリスクを回避するためには、温室効果ガスの削減すなわち脱炭素化の取組が不可欠であります。しかし一方で、地元企業にとっては、脱炭素化に伴う設備投資などの経費負担が経営上の重荷となっている現実があります。言わば、脱炭素化の推進そのものが、コスト面において地域経済へのリスクとなっている側面も否定できません。本市として、この温室効果ガス削減への対応と地域経済への影響という二つの課題について、リスクマネジメントの視点から、どのように捉え、両立していくのか伺います。

人口減少・財政リスクについて伺います。

全国的に少子高齢化・人口減少が進展する中、本市も例外なくその傾向が顕著になっています。人口は都市的活力の源であり、市歳入の根幹をなす市税収入の税収基盤を縮小させる要因ともなります。高齢化が進む中、社会保障費は右肩上がりの状況が続いており、これらは本市の財政運営において大きなリスクであると捉えているが、当局はどのように評価し、対応していくのか伺います。

限りある財源の中、市民サービスを維持し、持続可能な施設運営を行うためには、公共施設の適正な在り方を見直す取組を一層進展させていかなければなりません。本市においても、少子高齢化や人口減少が進む中、公共施設の利用状況や需要に見合った必要な施設の数や規模、機能の最適化についてどのように取り組んでいくのか。また最適化の取組による財政負担の縮減についての認識を併せて伺います。

複合リスクを要因としたニーズの変化に対応していくためには、常に各施策の有効性を評価するとともに、ニーズに合わせた見直しや新規施策によるリスク回避を迅速に行っていく事業経営が求められます。複合リスク時代において、どのような事業経営によりリスクに対応していくのか伺います。

医療・福祉・感染症リスクについて伺います。

まず、災害時における医療救護体制の強靱化について伺います。

地震や大雨などの大規模災害が発生した場合には、医療機関自体が被災する可能性がある中で、限られた医療資源を最大限に活用し、いかに迅速かつ効果的に医療救護体制を立ち上げ、市民の生命と健康を守るかが大きな課題となります。災害時においては、平時の医療提供体制とは異なる緊急かつ特別な対応が求められることから、本市と医師会をはじめとする関係機関との連携強化や、実践的な訓練の積み重ねが、医療救護体制の強靱化には不可欠であると考えます。そこで、本市では、大規模災害の発生を想定した医療救護体制についてどのような考え方で整備を進め、また実効性を高めるため平時からどのような取組を行っているのか、市の見解を伺います。

感染症拡大への対応について伺います。

新型コロナウイルス感染症への対応を通じて、感染症対策は単なる保健医療分野の課題にとどまらず、市民生活や地域経済、行政運営全体に影響を及ぼす重大なリスクであることが明らかになりました。今後も新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症の再流行や未知の感染症の発生が危惧される中、感染症拡大に対する危機管理の在り方が市のリスクマネジメントの観点から改めて問われていると考えます。そこで、感染症拡大を市のリスクとしてどのように捉え、発生初期から拡大期に至るまで、どのような考え方で対応していくのか、本市の基本的認識を伺います。

高齢化に伴う介護・地域包括ケア体制の維持強化への対応について伺います。

本市の高齢者を取り巻く環境は、2030年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、介護ニーズが増大する一方で、少子化の進行に伴う介護人材不足など、非常に大きな課題に直面しております。国においては、この少子高齢化による超高齢化社会を見据え、地域包括ケアシステムの推進や医療・介護の連携強化を政策の柱に据えています。

そこで伺います。

高齢化に伴うこのようなリスクに対し、本市においても介護提供体制や地域包括ケア体制の維持強化が必要と考えますが、市の認識を伺います。

デジタル化・サイバーセキュリティリスクについて伺います。

国が推進する自治体DXは、住民サービスの向上と業務効率化を目的としていますが、通信回線を介したサービス拡大や職員のデジタルリテラシー格差など、新たなリスクが生じています。本市は、沼津市情報化推進・官民データ活用推進計画に基づき、オンライン手続やRPA導入などを進めていますが、自治体DX推進に伴う新たなリスクに対し、どのような対策を講じているのか。通信回線を通じた技術的リスクへの具体的な対策と職務に応じた職員の育成・支援策について伺います。

行政サービス停止に伴うリスクについて伺います。

デジタル化により利便性は向上する一方、サイバー攻撃や停電、火災等で窓口、電話、オンラインを含む行政サービスが停止する懸念があります。自治体を標的とした攻撃、ランサムウエア被害も増加しており、個人情報漏えいや業務停止のリスクが現実化しています。本市はこうした物理的なリスクとサイバー攻撃の双方を想定して、どのような備えを整えているのか。特にサイバー攻撃については、技術的対策とランサムウエア対策、職員の意識向上の取組、今後の方針について具体的に伺います。

地域経済・産業リスクについて伺います。

本市は恵まれた交通アクセスを生かし、複数の工業団地が形成されているほか、市内各所には多種多様な工場や企業が立地し、雇用創出や地域経済の活性化に大きく貢献しております。豊かな自然環境と深海魚をはじめとする新鮮な海の幸、そしてラブライブ!サンシャイン!!の聖地巡礼といった独自の魅力により、観光地としても高い人気を誇っています。こうした産業が景気低迷に陥った場合、地域経済全体に与える影響は計り知れないことから、潜在的なリスクを的確に把握し、その影響を最小限に抑えるために実効性のあるリスクマネジメント体制を構築することが重要と考えます。そこで、物価高騰・円安・供給網分断による市内企業への影響分析について伺います。

月例経済報告では、景気は、米国の通商政策による影響が自動車産業を中心にみられるものの、緩やかに回復しているとの認識が示されているものの、日本経済はウクライナ情勢に端を発する資源価格の高騰、急速な円安、そして昨今はレアアースの供給網分断問題といった複合的かつ深刻な要因により依然として不安定な状況が続いています。これらの影響は大企業のみならず、本市に拠点を置く中小企業にとっても、その経営基盤を揺るがしかねない重大なリスクとなっていると認識しております。

ついては、これらのリスクが本市の企業、特に中小企業に与える影響についてどのように分析、認識されているのか、そして本市が市内企業に対して講じている支援策について伺います。

観光振興は、平時の交流人口の拡大による地域活性化はもとより、災害発生時においても、観光客の安全確保に加え、地域経済への影響を最小限に抑え、早期回復を可能にするよう、強靱な地域づくりの一環であるという認識を持って取り組むことが大事であります。観光と防災を両立させた持続可能な地域経営に向け、平時から受入れ体制を整備し、危機発生時には、安全確保と情報発信を迅速に行うことが必要と考えますが、観光振興と災害対応に対する認識とその取組を伺います。

市民生活・コミュニティのリスクについて伺います。

本市において、近年、市民が抱える孤独・孤立といった問題が、市民生活や地域コミュニティの維持・発展にとって、無視できないリスクとなりつつあるものと認識しております。本市の全世帯に占める単身世帯の割合は年々増加傾向にあり、令和2年の国勢調査では36.3%に達しました。これにより地域における日常的な人間関係や近所同士の助け合いといった、これまで地域コミュニティを支えてきた基盤が徐々に弱まっている懸念があります。特に高齢者世帯や若年単身者においては、社会的なつながりが稀薄になりやすく、孤立につながるリスクが高まっているものと認識しております。令和5年5月に孤独・孤立対策推進法が成立し、令和6年4月に施行されるなど、全国的に孤独・孤立リスクへの対応の機運が高まっているところであります。そこでこうした状況を踏まえ、本市における孤独・孤立リスクへの対応について、認識と対応に対する今後の取組を伺います。

子どもたちは、これからの社会、未来を担うかけがえのない存在であり、その成長過程において心身ともに健やかに、そして何よりも安全・安心に過ごせる環境を整えてあげることは、私たち大人にとって、そして行政に課せられた最も重要な責務であります。しかしながら、現代の子どもたちは毎日通う学校、その通学路においての交通事故や声かけ等の犯罪、毎日使うインターネットを介したSNSや消費者トラブルなど、様々なリスクにさらされています。こうしたことから子どもたちを守るためには、家庭だけではなく、学校、警察、市役所、教育委員会、さらには地域住民との緊密な連携と協働が不可欠であります。

そこで伺います。

子どもたちを取り巻く様々なリスク、とりわけ日々の生活に密接に関わる登下校時の交通事故、声かけ等の犯罪及びネットトラブルに対し、どのような対策を行っているのか伺います。

次に、共同親権に関する制度変更への対応について伺います。

本年4月から離婚後の親権について、従来の単独親権に加え、父母が共に親権を持つ共同親権を選択できるようになります。親権の決定は父母の協議を基本とし、合意できない場合は家庭裁判所が判断いたしますが、最大の基準は子どもの利益であり、DVや虐待のおそれがある場合には、共同親権は認められません。養育費や面会交流の実効性を高め、子どもが両親から安定した愛情を受けられる環境づくりが制度変更の大きな目的です。私は、単に制度改正に追いつくことが目的ではなく、こどもまんなかの視点で子どもの利益をどのように守るのかという理念をみんなで共有することこそが重要であると考えます。

そこで質問いたします。

家庭裁判所や国任せにするのではなく、相談体制の整備やDV、虐待リスクへの対応、子どもの意思表明の場の確保について、市としてどのようにこの法改正に取り組むのか伺います。

次に、学校・保育園・市役所での各種手続において、どこまでを父母双方の同意事項とするのかの線引きが難しくなります。転校、進学、予防接種、パスポート申請などで一方の同意だけで足りるのかという確認作業が増えるわけです。学校や福祉、各種受付や相談窓口等で現場に混乱が生じることも懸念されますが、その備えはあるのかそれぞれ伺います。また、情報提供、職員研修、関係機関連携について、具体的にどのような変化に対する対応を考えているのか伺います。

最後に、共同親権によって得られるとされる子どもの利益の考え方と制度の周知をどのように考えているのか伺い、私の質問を終わります。

複合リスク時代における本市の全庁的リスクマネジメント体制について

産業・経済・雇用

要旨議員は、物価高騰や人口減少、自然災害の激甚化など複合的なリスクに対し、市全体で統一的に対応するリスク管理体制の構築を求めた。市は危機管理監直下に防災幹を配置する組織強化、交付税制度による財政補填、公共施設最適化により対応すると答えた。

背景国際情勢の不安定化、物価高騰、少子高齢化・人口減少、気候変動による自然災害の激甚化が同時に発生し、市民生活と地域経済に影響を与えている。本市は津波・河川氾濫などの自然災害リスクに加え、人口減少に伴う税収減と社会保障費増加に直面している。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 自然災害リスク
  • ハザードマップ・避難計画の最新化
  • 防災DXの導入状況
  • 地域防災力の強化策
  • 気候変動・環境リスク
  • 都市インフラの適応策
  • 温室効果ガス削減への対応と地域経済への影響
  • 人口減少・財政リスク
  • 人口減少による税収減及び社会保障費増への対応
  • 公共施設の最適化と財政負担の縮減
  • 事業経営のリスク評価
  • 医療・福祉・感染症リスク
  • 災害時における医療救護体制の強靭化
  • 感染症拡大への対応
  • 高齢化に伴う介護・地域包括ケア体制の維持強化
  • デジタル化・サイバーセキュリティリスク
  • 自治体DX推進に伴うリスク対策
  • 行政サービス停止リスク対策
  • 地域経済・産業リスク
  • 物価高騰・円安・供給網分断による市内企業への影響分析
  • 観光振興と災害への対応と対策
  • 市民生活・コミュニティのリスク
  • 孤独・孤立リスクへの対応
  • 子どもを取り巻くリスクへの対策
市長志政会、渡邉博夫議員の代表質問に対してお答えします。 複合リスクマネジメントに対する認識についてお答えいたします。 地方自治体を取り巻く環境は、深刻な少子高齢化による人口減少、物価高騰、自然災害の激甚化など、刻一刻と変化し、変革と対応が求め…答弁の全文を読む

志政会、渡邉博夫議員の代表質問に対してお答えします。

複合リスクマネジメントに対する認識についてお答えいたします。

地方自治体を取り巻く環境は、深刻な少子高齢化による人口減少、物価高騰、自然災害の激甚化など、刻一刻と変化し、変革と対応が求められる時代となっております。このため、市政運営に当たっては、このような時代の変化や課題などを捉えた上で、複合リスクマネジメントの視点を持って対応していくことが必要であると認識しております。全庁的リスクマネジメントの体制の位置づけについてですが、社会経済情勢や市民ニーズ等を踏まえ、緊急性や重要性、費用対効果などを考慮した事業の選択と集中により、重点的かつ効率的な取組を進めていく必要があります。このため、第5次沼津市総合計画に示しました施策の推進に当たっては、プロセスマネジメントにより、進捗状況等を検証し、PDCAサイクルの徹底を図るとともに、組織体制などに反映していくこととしております。特に本市においては、災害に強いまちづくりを進めていく必要があり、様々な危機事象などにも即座に対応できる管理体制の充実が求められております。このため新年度においては、危機管理監直下に防災幹を置き、災害対応体制を強化し、組織全体の災害対応力の向上を目指してまいります。このように、時代の変化や課題を踏まえ、柔軟かつ組織横断的な視点を持って、事業の見直しや組織体制などに反映していくことで、複合リスクに対応してまいりたいと考えております。

次に、人口減少による税収減及び社会保障費増への対応についてお答えいたします。

市税収入は、経済情勢や税制改正による影響を強く受ける傾向にありますが、人口減少を長期的に見た場合、特に個人市民税においては、課税対象の減少となるなど、市税収入への影響が想定されているところであります。市税収入の減少に対しましては、普通交付税の算定において、基準財政収入額に反映され、また、税制改正による減少には地方特例交付金により国から補填される制度があるなど、直ちに本市の財政運営に大きな影響を与えるものではありませんが、その動向について注視してまいります。また、社会保障経費については、国の制度に基づく経費の4分の3は国・県の支出金が、残る地方負担についても普通交付税の需要に算入されるなど、本市の財政運営に直接的に大きな影響を与えるものではありません。高齢化の進行などによる社会保障経費の増加は全国的な課題でありますが、本市においては、これまでにフレイルや認知症予防等の施策に力を入れてきたところであり、引き続き市民の健康寿命の延伸に努めてまいります。また人口減少についても同様に、全国的な課題ではありますが、各産業分野に対する支援のほか、企業立地の促進や企業立地を誘導するための都市基盤整備などの施策により、就労の場をしっかりと確保するとともに、結婚を望む世代や子育て世帯への支援、移住定住施策にも取り組み、本市の人口減少の抑制に努めてまいります。

次に、公共施設の最適化と財政負担の縮減についてお答えいたします。

本市では、平成28年度に沼津市公共施設マネジメント計画を策定し、社会情勢の変化に合わせた公共施設の最適化に取り組んでいます。また、少子高齢化や人口減少の進展により、今まで以上に効率的な財政運営が求められる中、公共施設の最適化は、財政負担の縮減にもつながるものであり、加えて、最適化により未利用となる資産の売却や貸付けを進めることにより、財源の確保にもつながるものと認識しております。公共施設の最適化について、本市ではこれまで小中一貫学校化などの学校規模・学校配置の適正化、複数の体育館施設を統合した新総合体育館の整備、地区センターを中心とした施設の複合化など、様々な取組を進めてまいりました。あわせて本市では、デジタル技術を活用した市民サービスの新たな取組を進めているところであり、これら新技術の進展も踏まえ、引き続き、公共施設の質と量及びサービスの最適化に取り組んでまいります。

次に、事業経営のリスク評価についてお答えします。

本市では、プロセスマネジメントによる進捗管理や市民ニーズとの整合性等の確認を行うとともに、予算編成等に合わせ、事業効果の検証を行うなど常に施策の有効性を確認しながら、市政運営に努めております。これらの過程において、社会情勢や時代のニーズを踏まえ、事業の見直しを進めるとともに、新たな課題やニーズには新規事業を検討するなど、複合するリスクに対応した施策を推進してまいります。

次に、物価高騰などによる市内企業への影響分析についてお答えいたします。

沼津商工会議所が本年1月に公表した令和8年経済見通しアンケートによりますと、景気の見通しといたしまして、上向きが35%、不変が46%、下降が19%となっており、前年度と比較すると上向きの回答が13ポイント増加しております。また積極的に取り組むべき政策課題といたしましては、物価高騰対策が53%、少子高齢化への対応が39%、雇用対策が24%となっており、原材料費やエネルギーコストの高騰が収益を圧迫する状況が続いていることへの懸念や、少子化による労働力人口の減少による将来の人材確保に対する不安の高まりが表れていると捉えているところであります。これらの課題に対し、本市におきましては、各種利子補給や販路拡大等に係る資金面での支援のほか、沼津ビジネスサポート連絡会を通じ、沼津商工会議所などの各支援機関が強みを生かしたセミナーの開催や、専門のアドバイザー派遣など、各支援機関等との連携による支援に取り組んでまいります。そうした中、新年度におきましては、多様化する相談に迅速かつ的確に対応するため、新たに本市が運営を支援いたします、沼津地域中小企業支援センターの開所日を週3日から週5日に拡大し、相談体制の強化を図ることで、個々の企業に寄り添い、各企業の事業継続及び着実な成長を後押ししてまいります。

次に、観光振興と災害への対応と対策についてお答えします。

観光振興を図る上で、観光客や観光産業に大きな影響を及ぼす災害危機に備えることは重要な取組の一つであります。現在本市におきましては、観光客の安全確保に向け、観光施設でのハザードマップ等の掲示により、津波避難ビルや避難経路、避難地などをお示しするとともに、観光協会等と平時から連絡体制を確保するなど、緊急事態に備えているところであります。発災時においては、本市のBCP、これは業務継続計画でございますが、こちらに基づき、観光客に対し、まずは避難、安否確認を行い、安全に帰宅を促した上で、帰宅困難者に対しましては、一時滞在施設であります、プラサヴェルデの施設管理者と作成いたしました運営マニュアルに基づき、昨年4月にJR東海を交えた駅滞留旅客避難誘導訓練を行い、運営手順や役割について確認したところであります。昨年7月に発生しました、カムチャツカ半島付近の地震の際には、津波注意報の発令に伴い、直ちに全ての海水浴場を閉鎖し、遊泳者を退避させるとともに、沼津港においては、魚市場等の関係者への状況確認及び大型展望水門と陸閘を閉鎖し、不測の事態に備えたところであります。また、発災後の業務の継続と円滑な復旧を図るため、商工会議所等と連携し、観光事業者に対し、BCPの作成支援を行うなど、観光の強靱性を高め、災害危機に強い、誰もが安心して観光を楽しめる持続可能な観光都市づくりを進めてまいります。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

危機管理監自然災害リスクについてお答えします。 初めに、ハザードマップ・避難計画の最新化についてですが、本市は地形的な特性から、様々な災害リスクを抱えており、これらリスクを可視化することで、迅速な避難につなげ、被害を最小限に抑えるため、各種ハザードマ…答弁の全文を読む

自然災害リスクについてお答えします。

初めに、ハザードマップ・避難計画の最新化についてですが、本市は地形的な特性から、様々な災害リスクを抱えており、これらリスクを可視化することで、迅速な避難につなげ、被害を最小限に抑えるため、各種ハザードマップを作成しております。津波につきましては、静岡県が第5次地震被害想定を令和8年度中に策定することとしており、県が公表後、速やかに被害想定の比較分析やハザードマップの改訂を含む対策の見直しに着手してまいります。また、風水害につきましては、洪水や高潮の浸水想定区域が県により追加・新設されたことに伴い、令和8年度にハザードマップを更新・作成してまいります。こうしたハザードマップにつきましては、広報ぬまづや各種訓練等を通じて、市民への周知・啓発を図っており、引き続き、わたしの避難計画やマイ・タイムラインの更新を支援しながら、市民一人一人の具体的な避難行動につなげてまいります。

次に、防災DXの導入状況についてお答えします。

本市では、令和4年度に被災者支援業務の効率化を図るため、被災者生活再建支援システムを導入するとともに、令和7年度には、被害状況や対応状況を庁内でリアルタイムに共有できる、災害情報共有システムの運用を開始し、本年1月には、このシステムを初めて活用し、県市合同で災害対策本部運営訓練を実施いたしました。防災DXの活用は、災害時だけでなく、事前防災や発災後の復旧復興にも有効であるため、全庁的な連携を図りながら、災害対応力の向上に努めてまいります。

次に、地域防災力の強化策についてお答えします。

大規模災害の発生時には、公助による支援が十分に行き届かないことも想定されるため、自助、共助の取組が重要であると認識しております。このため、地域や学校での出前講座や防災指導員を通じて、市民の防災意識の向上や防災リーダーの育成に取り組んでおります。また、自主防災組織が中心となって実施する防災訓練では、救護所の開設や避難所運営など、災害時を想定した訓練に取り組む地域も増えていることから、こうした取組を他地域に共有し、市全体の防災力向上につながるよう支援してまいります。近年の自然災害は激甚化・頻発化し、複合的な災害リスクが高まっていることを踏まえ、平時から地域や防災関係機関との連携を深め、地域防災力の強化に取り組んでまいります。

建設部長都市インフラの適応策についてお答えします。 近年の気候変動による台風や局所的豪雨は各地で甚大な水災害を引き起こし、市民の暮らしや経済の安全・安心に対する脅威を拡大しているものと認識しております。市民の安全・安心を確保することは、インフラの重…答弁の全文を読む

都市インフラの適応策についてお答えします。

近年の気候変動による台風や局所的豪雨は各地で甚大な水災害を引き起こし、市民の暮らしや経済の安全・安心に対する脅威を拡大しているものと認識しております。市民の安全・安心を確保することは、インフラの重要な使命であり、特に河川と道路においては、ハード面・ソフト面を適切に組み合わせて、災害が起こる前に、被災時の人的・経済的被害を最小限にするよう、総合的な対策を講ずる必要があります。河川においては、流域全体のあらゆる関係者が主体的に取り組む、流域治水を計画的に推進しています。そのうち、ハード対策は引き続き、常襲浸水地域の大平江川排水機場、沼川・高橋川流域の井戸川及び中尾川の雨水貯留池の整備を進めるとともに、河川のしゅんせつを計画的に行うなど、浸水被害の軽減を図ってまいります。ソフト対策は、水防法の改正により、洪水浸水想定区域の指定河川が拡大したことから、狩野川・黄瀬川、沼川・高橋川、市内南部の各地域の内水及び洪水ハザードマップを更新し、周辺住民に積極的に周知し、防災意識の向上に取り組んでまいります。

次に、道路インフラにおいては、頻繁に道路冠水が発生する三つ目ガードの対策として、狢川の浸水対策事業に着手するとともに、市内各地に浸水センサーを設置し、リアルタイムに浸水状況を把握でき、迅速な交通規制や情報周知に努めてまいります。

生活環境部長温室効果ガス削減への対応と地域経済への影響についてお答えします。 本市では、市民、事業者、行政が一体となり、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするゼロカーボンシティNUMAZU2050を掲げ、再生可能エネルギーを導入するため、…答弁の全文を読む

温室効果ガス削減への対応と地域経済への影響についてお答えします。

本市では、市民、事業者、行政が一体となり、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするゼロカーボンシティNUMAZU2050を掲げ、再生可能エネルギーを導入するため、衛生プラントや南部浄化センターに太陽光発電設備を設置し、また事業者に対しては、その設置費を補助するなど、脱炭素化に向けた様々な取組を進めております。このような中で、特に市内中小企業の事業者においては、脱炭素化への取組が多額な設備投資などの負担となり、経営上のリスクとして挙げております。その一方で、脱炭素化を推進することは、エネルギーコストの削減による経営基盤の強化や環境配慮型企業としての信用獲得による競争力の向上、エネルギーの地産地消による地域経済の活性化などにつながるものと考えております。このため、再生可能エネルギーや省エネルギー設備の導入補助を継続して実施していくほか、事業活動における消費エネルギーの可視化を行う、事業者向け省エネルギー講習会の開催やX-Tech NUMAZU環境・エネルギー部会及び商工会議所の脱炭素推進特別委員会と協働した再生可能エネルギーの普及に取り組んでまいります。また、県が進める金融機関や大学、行政機関等で構成する、しずおかカーボンニュートラル金融コンソーシアムに参画し、事業者のCO₂排出量を可視化する指標、カーボンフットプリントの算定・表示の支援などを行い、中小企業の脱炭素化の取組を促進してまいります。

市民福祉部長災害時における医療救護体制の強靱化についてお答えします。 災害時における医療救護体制の確保は、市民の生命を守る上で極めて重要であり、通常の医療提供体制の維持が難しくなる中、発災直後は直ちに医療救護活動を開始することが求められます。本市では、…答弁の全文を読む

災害時における医療救護体制の強靱化についてお答えします。

災害時における医療救護体制の確保は、市民の生命を守る上で極めて重要であり、通常の医療提供体制の維持が難しくなる中、発災直後は直ちに医療救護活動を開始することが求められます。本市では、大規模災害の発生に備え、沼津市地域防災計画に基づき、医師会をはじめとする関係機関と連携し、平時から救護所の設置や運営を想定した医療救護体制の強化に取り組んでおります。具体的には、医師会等の関係機関と医療救護体制に関する意見交換や情報共有を行うため、災害医療対策会議を定期的に開催し、災害発生時に想定される課題や対応について検討しております。さらに、昨年11月には、保健センター、第三地区センター及び金岡地区センターを会場として、医師会等と連携した救護所運営訓練を実施し、医療従事者や関係職員が実際の災害時を想定した役割分担や連携手順を確認することで、実践的な対応力の向上を図っております。今後も関係機関との会議や訓練を継続的に実施し、さらなる連携を図ることで、より迅速かつ的確な医療救護を提供できる体制の強化に努めてまいります。

次に、感染症拡大への対応についてお答えします。

感染症の拡大は、市民の生命や健康に直接的な影響を及ぼすとともに、市民生活や地域経済、行政運営全体に広範な影響を及ぼす重大なリスクであると考えております。本市では、こうした感染症リスクに対応するため、平成26年度に沼津市新型インフルエンザ等対策行動計画を策定し、感染症対策を進めてきましたが、新型コロナウイルス感染症への対応を通じて、平時の備えや発生初期における体制、関係機関との連携の在り方など、様々な課題が浮き彫りになりました。このため、現在改定作業中の同行動計画では、新型インフルエンザや新型コロナウイルスに限らず、未知の感染症も含めた幅広い感染症リスクを念頭に置き、準備期・初動期・対応期の各段階に応じた対応を整理するとともに、平時の備えを充実させることで、実効性の高い計画といたします。今後は改定した行動計画に基づき、平時からの訓練や検証を重ねることで、感染症拡大時においても、迅速かつ的確に対応できる体制づくりを進めてまいります。

福祉事務所長高齢化に伴う介護・地域包括ケア体制の維持強化についてお答えします。 介護提供体制について、本市では、今後予想される介護ニーズの増加や公平で適正なサービスに対応するため、近隣自治体に先駆けて、全ての地域包括支援センターにAIによるケアプラン作…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

高齢化に伴う介護・地域包括ケア体制の維持強化についてお答えします。

介護提供体制について、本市では、今後予想される介護ニーズの増加や公平で適正なサービスに対応するため、近隣自治体に先駆けて、全ての地域包括支援センターにAIによるケアプラン作成支援システムを導入済みであり、ケアマネジメントの体制強化を図っているところです。また、人材不足という課題に対しては、介護業務の大切さや魅力を担い手となる世代に伝える取組として、これまでも小中高等学校や大学等への出前講座や現場研修等の支援を行ってまいりましたが、本年度は、より多くの方々に発信すべく、大型商業施設において、市内の高校生と医療・介護従事者が福祉について語り合うイベントを開催し、日頃関わることのない医療・介護業務の一端を知ることができたなど、御好評をいただいたところです。新年度では、参加団体を拡大させるとともに、より多くの皆様に関心を持っていただける企画・内容となるよう検討してまいります。さらに、介護現場の環境改善のため、国は従来からICT技術や機械化による生産性向上を進めており、新年度には介護報酬の臨時改定も予定されております。そのため本市としましては、管内の事業所に対し、情報提供等を適切に行ってまいります。地域包括ケア体制につきましては、引き続き、実際の支援業務を通して、関係機関相互の連携を図るとともに、重層的支援体制整備事業を新年度から本格実施することで、複雑な課題を抱えた方への相談支援体制も一層手厚くしてまいります。さらに、健康寿命を延ばし、介護を受ける期間を短くする視点も重要なことから、本市が推進しているフレイルや認知症対策等についても、より若い世代にも広めてまいります。これらの施策を着実に進め、介護提供体制並びに地域包括ケア体制の維持強化を図ってまいります。

次に、市民生活・コミュニティのリスクについてお答えします。

孤独・孤立リスクに対する当局の認識についてでありますが、今日の単身世帯の増加をはじめ、インターネットの普及や働き方の多様化等により、社会構造が大きく変化し、人とのつながりが希薄となり、孤独・孤立の問題がより深刻化しております。また、議員御指摘のとおり、この問題は、心身の健康の保持やコミュニティ活動の推進等を阻害するものであります。このため、今年度策定する第5次地域福祉計画では、孤独・孤立対策の推進体制の構築を明記し、その取組を進めることとしております。具体的には、来年度から本格的に実施する重層的支援体制整備事業において、関係機関による情報交換・支援方針を検討するための会議の開催、自宅等を訪問し、相談や支援を行うアウトリーチの実施、世代や属性を超えて交流できる場・居場所づくりの推進等により、孤独・孤立の解消に向け取り組んでまいります。

次に、共同親権に関する制度変更に対する取組についてお答えします。

法改正により、離婚後の親権に関する制度が変わることに対し、市としましても、市民が適切な情報や支援を得られる体制の整備が重要であると考えております。このため、離婚や親権、DVに関する相談は、引き続き、ひとり親家庭専用相談窓口、こども家庭センター、女性相談窓口において制度説明や支援を行うほか、スクールカウンセラー等との連携により、子どもが安心して相談できる環境の維持に努めてまいります。また、市民相談センター等の弁護士による法律相談の活用案内や、法テラス、県のひとり親サポートセンターの紹介などにも努めてまいります。さらに、離婚後のひとり親家庭の生活の安定と自立を促進するために、国庫補助金を活用し、新年度から養育費の取決めや支払い履行確保に対する支援を実施してまいります。

次に、本制度改正に関わる窓口等での備えについてお答えします。

現時点では、国の関係省庁から、学校・保育所等における対応についての詳細は示されておりませんが、法務省が行政手続等の基本的な対応を解説した資料を公表しております。その資料には、共同親権下における申請等の手続や提出書類の構成は、子どもの最善の利益や実務の負担を考慮して行うべきものであるとの考え方などが示されていることから、今後の国の通知等も注視しながら、窓口等で混乱が生じないよう努めてまいります。情報提供、職員研修、関係機関連携につきましては、保育施設・学校・福祉・市民課窓口等において、共同親権制度に係る資料や国の通知等を共有し、制度の趣旨や留意点に対する職員の理解を深めてまいります。また、児童相談所や警察、支援団体等と連携するなど、子どもの最善の利益が損なわれることのないよう対応してまいります。

次に、新たな子どもの利益の考え方と新制度の趣旨についてお答えします。

今回の法改正の目的は、親の離婚が子の養育や成長に大きな影響を与える中、子どもの心身の健全な発達を図るために、子どもの人格を尊重しつつ、親権や婚姻関係の有無にかかわらず、共同で子どもの養育に責任を果たし、子どもの利益につなげることと認識しております。現在、市民課窓口で未成年の子を持つ親が離婚届を取りに来た際、法改正に関するパンフレットも併せてお渡ししております。今後は、市ホームページや広報ぬまづ、相談窓口において制度概要や注意点を分かりやすく説明するなど、制度の周知に努めてまいります。

政策推進部長デジタル化・サイバーセキュリティリスクについてお答えします。 初めに、自治体DX推進に伴うリスク対策についてですが、通信回線を介した技術的リスクにつきましては、静岡県自治体情報セキュリティクラウドを活用し、県と市町でインターネット接続口を集…答弁の全文を読む

デジタル化・サイバーセキュリティリスクについてお答えします。

初めに、自治体DX推進に伴うリスク対策についてですが、通信回線を介した技術的リスクにつきましては、静岡県自治体情報セキュリティクラウドを活用し、県と市町でインターネット接続口を集約することで、侵入防止、スパム対策、メール無害化等の対策をより高度なレベルで行うとともに、リアルタイム監視体制を講じており、通信回線を通じた侵入や情報漏えいのリスクを低減させております。職務に応じた職員の育成・支援策につきましては、一般職員にはデジタルリテラシー向上や情報セキュリティの研修を実施し、ICT推進課職員には、より高度な専門知識や技術を習得するための専門研修を行うなど、職務内容や習熟度に応じ、段階的な人材育成を進めております。今後も県等と緊密に連携し、最新の知見を共有しながら、リスクの最小化と市民サービスの向上を両立させるDXを推進してまいります。

次に、行政サービス停止リスク対策についてですが、物理的リスクへの対策につきましては、BCPに基づき、初動対応、関係部署・委託先との連絡体制、復旧手順等を整理し、窓口業務の一部は手作業受付や後日処理などの代替手段を確保し、影響の最小化に努めております。さらに新年度には、庁内ネットワークのサーバーや保存装置を仮想化基盤により構築し、今後、段階的に集約管理を図ってまいります。このことにより、ハードウェア障害発生時の迅速な復旧や、障害の影響範囲を限定することが可能となり、止まりにくく、復旧しやすい基盤を導入することで、行政サービスの継続性を確保してまいります。委託先やクラウド利用に際しては、障害時の連絡・報告、復旧目標、バックアップ、セキュリティ要件等を契約・運用で明確化し、定期的な点検を実施することで、予防と影響の最小化に努めております。サイバー攻撃リスクへの対策につきましては、技術的対策としては、静岡県自治体情報セキュリティクラウドにより、不正サイト遮断、メールのウイルスチェックと無害化、不正アクセスの検知・遮断を24時間365日実施しております。また、個人情報を扱うネットワークと一般事務系ネットワークを物理的・論理的に分離し、ファイアウオールやアクセス制御を複数配置する多層防御を構築しており、外部からの不正アクセスや内部からの意図しない情報漏えいを防ぐ体制を構築しております。ランサムウエア対策としては、クラウド化されていないデータは定期バックアップを行い、本庁舎とは別の場所に保管しており、万が一、ランサムウエア攻撃によりデータが暗号化された場合でも、被害前の状態への迅速な復旧と早期のサービス再開が可能な体制を整えております。さらに、主要なシステムについては、クラウド化を推進し、外部データセンターの活用により、安定稼働と事業継続性の向上を図っております。職員の意識向上としては、全職員に対し、標的型攻撃メールへの対応方法や不審なメール・URLへの注意喚起を継続的に実施しております。ICT推進課職員には、サイバー攻撃の最新動向や有事発生時の迅速かつ的確な対応能力を強化するための専門研修を実施しており、組織全体の対応力を向上させております。今後も国の地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインを参考に、最新の技術動向や攻撃手法に対応した対策を継続的に取り入れ、技術的・人的両面から対策を徹底し、個人情報保護の徹底と市民の皆様への安定した行政サービス提供に努めてまいります。

教育次長子どもを取り巻くリスクへの対策についてお答えします。 まず、登下校時の交通事故のリスクに対しては、本市では、警察や道路管理者等から成る沼津市子供の移動経路安全推進協議会を設置しており、危険箇所の抽出や対策を検討し、グリーンベルトや歩道と車道…答弁の全文を読む

子どもを取り巻くリスクへの対策についてお答えします。

まず、登下校時の交通事故のリスクに対しては、本市では、警察や道路管理者等から成る沼津市子供の移動経路安全推進協議会を設置しており、危険箇所の抽出や対策を検討し、グリーンベルトや歩道と車道の分離のためのコーン等を設置するなど、交通事故防止を図っております。不審者による声かけ等の犯罪のリスクに対しては、毎日の登下校時において、各地区の交通指導員や交通安全地区委員、地域安全推進員の皆様をはじめ、様々な団体に見守り活動を行っていただいていることに加え、防犯灯や防犯カメラも設置するなど、多角的に子どもたちを見守る体制を構築しております。また、ハード面での安全対策のみならず、各学校では、交通安全教室や交通安全リーダーと語る会等において、警察や地域の方々から、交通安全について学び、子どもたち自身の交通安全意識の向上に努めております。

次に、ネットトラブルのリスクへの対策についてですが、各学校においては、SNS等、インターネットを介したトラブルに子どもたちが巻き込まれないために、情報活用能力を育むことはもとより、警察の担当者を招いて、ケータイスマホ教室を開催したり、学級担任等が情報モラル教材を用いた授業を行ったりするなど、子どもたちの発達段階に応じた内容で実施しております。また、ネットを介した子どもの消費者トラブルも増加していることから、消費者教育を授業で扱うなど、消費者としての意識の醸成も図っております。こうした取組は学校だけではなく、家庭においても重要であると考えていることから、保護者に対し、子どもの指導・見守り等について、改めて働きかけし、地域全体で子どもたちを様々なリスクから守るよう努めてまいります。

共同親権に関する制度変更について

子育て・教育

要旨会派は民法改正による共同親権制度の導入に対し、市民への情報提供、相談体制の整備、窓口対応、関係機関との連携をどのように進めるかを質問した。市は相談窓口・法律相談の案内、養育費支援、職員研修、関係機関との連携を通じて市民支援と子どもの最善の利益確保に取り組むと答弁した。

背景民法改正により離婚後の親権に関する制度が変わることで、市民の生活や子どもの養育に直接的な影響が生じるため、市の適切な対応体制が求められている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 民法改正に対する市の取組
  • 本制度改正に関わる市の現場対応や他組織との連携
  • 新たな子どもの利益の考え方と新制度の周知
福祉事務所長高齢化に伴う介護・地域包括ケア体制の維持強化についてお答えします。 介護提供体制について、本市では、今後予想される介護ニーズの増加や公平で適正なサービスに対応するため、近隣自治体に先駆けて、全ての地域包括支援センターにAIによるケアプラン作…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

高齢化に伴う介護・地域包括ケア体制の維持強化についてお答えします。

介護提供体制について、本市では、今後予想される介護ニーズの増加や公平で適正なサービスに対応するため、近隣自治体に先駆けて、全ての地域包括支援センターにAIによるケアプラン作成支援システムを導入済みであり、ケアマネジメントの体制強化を図っているところです。また、人材不足という課題に対しては、介護業務の大切さや魅力を担い手となる世代に伝える取組として、これまでも小中高等学校や大学等への出前講座や現場研修等の支援を行ってまいりましたが、本年度は、より多くの方々に発信すべく、大型商業施設において、市内の高校生と医療・介護従事者が福祉について語り合うイベントを開催し、日頃関わることのない医療・介護業務の一端を知ることができたなど、御好評をいただいたところです。新年度では、参加団体を拡大させるとともに、より多くの皆様に関心を持っていただける企画・内容となるよう検討してまいります。さらに、介護現場の環境改善のため、国は従来からICT技術や機械化による生産性向上を進めており、新年度には介護報酬の臨時改定も予定されております。そのため本市としましては、管内の事業所に対し、情報提供等を適切に行ってまいります。地域包括ケア体制につきましては、引き続き、実際の支援業務を通して、関係機関相互の連携を図るとともに、重層的支援体制整備事業を新年度から本格実施することで、複雑な課題を抱えた方への相談支援体制も一層手厚くしてまいります。さらに、健康寿命を延ばし、介護を受ける期間を短くする視点も重要なことから、本市が推進しているフレイルや認知症対策等についても、より若い世代にも広めてまいります。これらの施策を着実に進め、介護提供体制並びに地域包括ケア体制の維持強化を図ってまいります。

次に、市民生活・コミュニティのリスクについてお答えします。

孤独・孤立リスクに対する当局の認識についてでありますが、今日の単身世帯の増加をはじめ、インターネットの普及や働き方の多様化等により、社会構造が大きく変化し、人とのつながりが希薄となり、孤独・孤立の問題がより深刻化しております。また、議員御指摘のとおり、この問題は、心身の健康の保持やコミュニティ活動の推進等を阻害するものであります。このため、今年度策定する第5次地域福祉計画では、孤独・孤立対策の推進体制の構築を明記し、その取組を進めることとしております。具体的には、来年度から本格的に実施する重層的支援体制整備事業において、関係機関による情報交換・支援方針を検討するための会議の開催、自宅等を訪問し、相談や支援を行うアウトリーチの実施、世代や属性を超えて交流できる場・居場所づくりの推進等により、孤独・孤立の解消に向け取り組んでまいります。

次に、共同親権に関する制度変更に対する取組についてお答えします。

法改正により、離婚後の親権に関する制度が変わることに対し、市としましても、市民が適切な情報や支援を得られる体制の整備が重要であると考えております。このため、離婚や親権、DVに関する相談は、引き続き、ひとり親家庭専用相談窓口、こども家庭センター、女性相談窓口において制度説明や支援を行うほか、スクールカウンセラー等との連携により、子どもが安心して相談できる環境の維持に努めてまいります。また、市民相談センター等の弁護士による法律相談の活用案内や、法テラス、県のひとり親サポートセンターの紹介などにも努めてまいります。さらに、離婚後のひとり親家庭の生活の安定と自立を促進するために、国庫補助金を活用し、新年度から養育費の取決めや支払い履行確保に対する支援を実施してまいります。

次に、本制度改正に関わる窓口等での備えについてお答えします。

現時点では、国の関係省庁から、学校・保育所等における対応についての詳細は示されておりませんが、法務省が行政手続等の基本的な対応を解説した資料を公表しております。その資料には、共同親権下における申請等の手続や提出書類の構成は、子どもの最善の利益や実務の負担を考慮して行うべきものであるとの考え方などが示されていることから、今後の国の通知等も注視しながら、窓口等で混乱が生じないよう努めてまいります。情報提供、職員研修、関係機関連携につきましては、保育施設・学校・福祉・市民課窓口等において、共同親権制度に係る資料や国の通知等を共有し、制度の趣旨や留意点に対する職員の理解を深めてまいります。また、児童相談所や警察、支援団体等と連携するなど、子どもの最善の利益が損なわれることのないよう対応してまいります。

次に、新たな子どもの利益の考え方と新制度の趣旨についてお答えします。

今回の法改正の目的は、親の離婚が子の養育や成長に大きな影響を与える中、子どもの心身の健全な発達を図るために、子どもの人格を尊重しつつ、親権や婚姻関係の有無にかかわらず、共同で子どもの養育に責任を果たし、子どもの利益につなげることと認識しております。現在、市民課窓口で未成年の子を持つ親が離婚届を取りに来た際、法改正に関するパンフレットも併せてお渡ししております。今後は、市ホームページや広報ぬまづ、相談窓口において制度概要や注意点を分かりやすく説明するなど、制度の周知に努めてまいります。

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づきまして、代表質問いたします。

まず、沼津っ子ふれあいセンター「ぽっぽ」の在り方、子育て世代のニーズに対応した施設にするための検討と今後の方向性について質問します。

沼津っ子ふれあいセンターぽっぽは、親子が気軽に集い、交流しながら子育てに関する相談や支援を受けることができる拠点として、本市の子育て施策の中で一定の役割を担ってきたものと認識しております。一方で、2つの公立の子育て支援センターが閉館する状況にあり、本市の子育て支援体制も転換期を迎えているものと考えます。加えて、共働き世帯の増加や子育て世帯の生活様式の変化などを踏まえれば、ぽっぽに期待される機能や役割も開設当初とは異なってきていると思います。

そこで伺います。

施政方針においても触れられておりますが、子育て支援センターぽっぽについて、今後どのような役割を担う施設として位置づけ、どのような方向性で検討を進めていくお考えなのか伺います。これまでの利用実態や子育て世代を取り巻く環境の変化を踏まえ、施設の機能や立地の在り方について、市としてどのような課題認識を持ち、令和8年度にどのような検討を行っていく予定なのか、市の基本的な考えをお聞きします。

次に、駅北口イオンタウンを生かしたまちづくりについてです。

施政方針では、沼津駅周辺総合整備事業が着実に進む中、来年度は駅北口イオンタウン整備、駅南口のNUMAZU JAMS、中央公園整備、町方町・通横町第一地区再開発といった本市の都市構造を大きく転換する重要なプロジェクトが同時に進むことが示されております。駅北エリアでは、交流拠点としてにぎわってきた旧イシバシプラザ撤退から約4年6か月が経過する中、買物困窮者の増加やにぎわいの低下が続いています。このような状況の中で、イオンタウンによる商業施設の整備が具体化したことは、駅北エリアに新たな再生に向けた大きな契機であると受け止めています。

そこで質問していきます。

まず、施設概要の認識についてです。イオンタウンは民間施設であることは重々承知しておりますが、商業施設の開業時期、敷地規模、延床面積、想定される店舗構成や外観イメージなどについて、現時点で本市が把握している概要を伺います。

次に、駅北口の拠点としての位置づけについてです。

本市として、イオンタウンの商業施設を駅北エリアのどのような拠点として位置づけ、北口のまちづくりにおいてどのような役割を期待しているのか、本市の認識を伺います。

次に、本市との連携です。

イオンタウンは民間事業ではありますが、駅周辺の活性化を図る上では、市との連携が重要であると考えます。公共空間の活用、イベントの連携、交通動線の整備、防犯対策などを含め、市としてどのような連携を図っていく考えなのか伺います。特に安全対策についてですが、旧イシバシプラザ前のリコー通り沿いの歩道は、高校生をはじめ、多くの学生や通勤者が日常的に利用する重要な動線です。しかし夜間は街灯がなく、真っ暗で安全とは言えない状況です。事業者が防音壁に簡易的なソーラーパネル式ライトを設置してくださっていますが、十分とは言えません。イオンタウンがオープンすれば解決するかもしれませんが、完成までの間の安全対策も重要です。

そこで、イオンタウン整備に関連し、事業者とどのような調整や連携が進められているのか伺います。

次に、隣接する旧体育館跡地の活用について伺います。

2023年2月28日に閉館しました旧体育館は、現在工事が進んでいるイオンタウンや静岡県東部総合庁舎に隣接し、商業・行政機能が集積する重要なエリアに位置しています。この旧体育館跡地の活用は、駅北エリアのみならず、駅周辺全体の将来像を完成させる上でも重要なピースになると考えます。

そこで伺います。

旧体育館跡地について、現在どのような活用の検討が進められているのか。また、市としてどのような方向性で土地の利用を図っていくのか、考えをお伺いします。またあわせて、関係機関との調整を含めた今後のスケジュールについて、現時点での見通しを伺います。

次に、駅南口との回遊性の向上について伺います。

駅南エリアでは、NUMAZU JAMS、中央公園整備、町方町・通横町第一地区再開発などの事業が進められています。これらを個々の事業にとどめず、駅周辺全体の一体化と回遊性向上につなげることが重要であると考えます。

そこで伺います。

歩行者動線や空間整備などのハード施策とイベント連携やエリアマネジメントといったソフト施策をどのように組み合わせ、駅周辺全体の価値向上につなげていく方向性を、どのように描いているのか市の見解を伺います。

次に、施政方針の笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまちに関連しまして、重層的支援体制整備事業の今後の展開について質問いたします。

本市では、複雑化・複合化した課題を抱え、既存制度だけでは対応が難しい世帯に対して、包括的な支援を行うため、令和7年度から重層的支援体制整備事業に取り組んでいます。令和7年度には、支援につながりにくい方への働きかけを行うアウトリーチや、社会とのつながりを支える参加支援などを通じて、支援のつなぎ方や関係機関との連携の在り方について、実践を重ねてきたものと認識しております。こうした取組を踏まえ、令和8年度の施政方針では、新たに専門知識を持ったアドバイザーを導入し、体制の強化を図る方針が示されました。

そこで伺います。

新たに専門知識を持ったアドバイザーの導入を行うこととされておりますが、このアドバイザーはどのような専門性や役割を想定し、どのように現場の支援に関わっていくのか伺います。またアドバイザーの導入によって、どのような効果を期待しているのか、本市の考えを伺います。

重層的支援体制を実効性のあるものとするためには、福祉関係部署だけではなく、庁内横断的な連携が不可欠だと考えます。令和7年度の取組を通じて見えてきた課題も踏まえ、今後、庁内での共通理解の醸成や横断的な連携体制をどのように具体化していくのか、見解を伺います。

次に、24時間営業コンビニエンスストアへのAED設置について質問します。

昨年、沼津市議会では、請願・陳情をオンラインで提出できる仕組みが導入されました。これに合わせ、昨年2月の定例会では、沼津中央高等学校と沼津市立沼津高等学校の生徒たちが、自ら地域の課題を考え、請願書を沼津市議会に提出しました。沼津中央高等学校の生徒による請願は、24時間使用可能なAEDの普及・啓発を求める内容で、この請願のおかげで、来年度から市内のコンビニエンスストアへのAEDの設置が実現いたします。私自身も過去に質問してきた内容であったことから、高校生の請願を契機に、本施策が施政方針に反映されたことは大変喜ばしく、若者の声が政策につながる具体例として意義深く受け止めています。そこでこの施策が方針にとどまることなく、市民の命を守る実効性のある仕組みとして、どのように具体化されていくのかについて伺っていきます。

まず、コンビニエンスストアへのAED設置の概要について質問します。

沼津市内にはコンビニエンスストアが数多く点在しており、24時間利用できる拠点として、AED設置の効果は大きいものと考えます。その上で、設置対象は市内の全店舗を想定しているのか、あるいは地域性などを踏まえて段階的に進めていくのか、設置数や範囲、実施方法やスケジュールについて基本的な考えを伺います。また、新たに設置されるAEDについて、管理主体をどのように整理し、誰がどのような役割分担の下で管理・運用していくのかお伺いします。

次に、市民への周知についてです。

お隣の三島市では、平成22年7月から、市内のコンビニエンスストア42か所にAEDを設置し、コンビニに行けばAEDがあるという認識が市民の間に定着しています。本市でも設置するだけではなく、市民一人一人がAEDの存在を認識し、いざというときに行動につなげることが大事です。

そこで周知についてどのように取り組んでいくのか、市の見解をお伺いします。

これまで本市では、公共施設に設置されたAEDの情報をオープンデータとして提供しています。新たにコンビニエンスストアに設置されるAEDについても、位置情報を含めて、オープンデータとして提供することが市民の安全確保につながると考えます。この点について市の見解をお伺いします。

次に、ごみの分別方法・出し方の見直しについて質問をしていきます。

家庭ごみの分別や出し方は、市民の日常生活に直結する重要なサービスであり、分かりやすさや負担の少なさは、市民満足度に大きく影響します。また、ごみの分別のしやすさは、本市への移住・定住を判断する際の重要な要素にもなります。本市では、沼津方式として、細かいごみの分別が求められ、環境への配慮という面では評価される一方、市民からは、分かりにくさや手間の多さを指摘する声が多く、特に若い世代や子育て世代、外国人住民にとっては日常生活の負担となっています。こうした課題を踏まえますと、お隣の三島市や富士市では、一定のプラスチック類を燃やすごみとして処理する方法が取られております。本市より分別の手間が少なく、市民にとって分かりやすい、利用しやすい環境となっています。沼津方式は、50年にわたる長い取組で、市の誇りであることは理解をしております。しかし、市民にとって重要なのは、評価や誇りだけではなく、日々の生活のしやすさや幸福度への結びつきです。そのため、時代や暮らしの変化に合わせ、市民の生活に寄り添った形で見直すことが、今まさに必要だと考えます。

そこで質問します。

現行の沼津方式に対する市の評価と課題について、どのように考えているのかお伺いします。

また、本市では新中間処理施設について、令和12年1月の供用開始に向けて整備を進めています。新施設では処理できるごみの種類の拡大やごみ焼却の際に生じる熱の有効活用による発電など、これまでと異なる条件でのごみの処理等が可能となります。新中間処理施設の誕生は、ごみ分別の在り方を改めて検討する絶好のチャンスだと捉えています。市民もごみの分別の見直しに大いに期待していると思います。将来を見据えつつも、先送りせず市民負担軽減につながるごみの分別方法や出し方の見直しについて、本市の見解をお伺いします。

次に、庁内横断による新たな文化芸術施策とまちづくりについて質問します。

施政方針では、スポーツ・文化を生かしたまちづくりに関する施策を一体的に推進するため、文化に関する事務を教育委員会から市長部局に移管し、産業振興部に文化政策課を、同課に文化芸術政策係を新設するとしています。これは、文化芸術を教育分野にとどめるのではなく、産業や観光、まちづくりと結びつけ、市全体の活力につなげる非常に画期的な取組であります。文化芸術は、特別な人のためのものではなく、市民の日常の中にあり、生活やまちづくりの一部です。人が集い、誇りを持ち、沼津に住み続けたい、訪れたいと思うための大切な要素であり、その意味で、産業振興部への移管に私は大きな期待を寄せております。一方で、文化芸術には、子どもたちの感性を育み、創造力や表現力を担う教育的な側面も欠かせません。

そこで伺います。

新たな体制の下で、文化芸術をまちづくりや産業振興にどのように具体的な施策として落とし込むのか。また、教育的な視点をどのように担保し、教育委員会とも連携しながら、庁内横断的に取り組んでいくのか、市の考えをお聞かせください。

以上で1回目の質問を終わりにします。

発言 2 / 2

それでは、2回目の質問をしていきます。

まず最初に、沼津っ子ふれあいセンター「ぽっぽ」の在り方について質問をしていきます。

1回目の答弁では、ぽっぽに対して求められる機能や設備等の変化も考えられることから、改めて利用実態や、市民ニーズ、施設の課題等を業務委託により整理しながら進めていくという答弁をいただきました。しかしながら、ぽっぽの在り方については、これまで、日常の運営を通じて、利用者のニーズや施設の課題は十分に把握されているのではないかと思います。子育て支援は、利用者の安心に直結する施策であり、スピードと決断が重要だと考えます。本来であれば判断を外部に委ねるのではなく、市長をはじめとします執行部と担当部局が、主体的に方向性を示すべきだと考えます。

そこでお伺いいたします。

業務委託、民間コンサルタントを使うと思いますが、そういった民間事業者に委ねる必要性をどのように考えているのか、また市として、いつ頃までにどのような判断を行うのか、当局の見解を伺います。

次に、24時間営業コンビニエンスストアへのAEDの設置について、2回目の質問をいたします。

コンビニエンスストアへのAED設置については、セブンイレブン全店舗への設置や令和8年7月からの運用開始を目指すなど具体的な方向性が示されました。非常に楽しみにしております。今回の取組は高校生の請願をきっかけとして実現したものですが、目的は24時間使用可能なAEDの普及・啓発であると考えます。コンビニエンスストアへの設置は有効な手段の一つでありますが、重要なのは24時間いつでも市民が気兼ねなくアクセスできる場所にAEDが確保されていることであり、24時間体制の確保という目的そのものをどこまで広げていけるかが問われていると考えます。

そこで質問いたします。

今回は、包括連携協定のあるセブンイレブンが対象とのことですが、市内にはセブンイレブンが立地していない地域も存在しております。コンビニエンスストアへの設置だけでは、24時間使用可能なAEDが確保されない地域があります。このような地域について、市民がいざというときにためらうことなく、AEDを取りに行ける体制をどのように補完・拡充していくのか、市の見解をお伺いします。

次に、ごみの分別方法・出し方の見直しについて、2回目の質問をいたします。

先ほどの答弁ではごみの分別の方法の見直しに向けた検討を加速化させていくという前向きな答弁をいただきました。しかし具体的にはどのような内容を、どのようなスケジュールで進めていくかについては明確ではありませんでした。何度も言いますがごみの分別や出し方は、市民の日常生活に直結する重要な行政サービスです。最近だと分別の厳しさから、地域のごみの集積場所では、赤い札が貼られたごみが多く、その対応を自治会長をはじめとする地域の役員の負担につながっている、そういった指摘もあります。4年後の新中間処理施設の完成後のごみの分別の見直しだけではなくて、段階的に見直しを進めていくことも必要だと考えます。

そこで伺います。

自治会の負担増とならないことを前提に、分別ルールの一部簡素化や判断に迷いやすい品目の整理、情報提供の強化、さらには、例えば缶や瓶、ペットボトルなどの資源物の回収の頻度を増やす、見直しするなどについて、今できる取組を試行的・段階的に進めていく考えはないのか、市長の見解をお伺いします。

以上で質問を終わります。

沼津っ子ふれあいセンター「ぽっぽ」の在り方について

子育て・教育

要旨会派は、公立子育て支援センター2施設の閉館と子育て世帯のニーズ変化を踏まえ、開設20年以上のぽっぽについて今後の役割と施設機能・立地の在り方を質問した。市は、市民アンケートや有識者意見を踏まえ、中心市街地での活性化も視野に入れながら令和9年度予算要求に向けて検討方向を定めると答弁した。

背景公立子育て支援センター2施設が閉館する中、共働き世帯の増加や生活様式の変化により、開設当初から20年以上経過したぽっぽに求められる機能が変わってきている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

福祉事務所長沼津っ子ふれあいセンター「ぽっぽ」の在り方の検討についてお答えします。 沼津っ子ふれあいセンターぽっぽは、安心して子どもを遊ばせ、親同士が交流できる場所として、また、子育ての孤独感等に寄り添う支援や、育児相談のできる場所として重要な施設であ…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

沼津っ子ふれあいセンター「ぽっぽ」の在り方の検討についてお答えします。

沼津っ子ふれあいセンターぽっぽは、安心して子どもを遊ばせ、親同士が交流できる場所として、また、子育ての孤独感等に寄り添う支援や、育児相談のできる場所として重要な施設であると認識しております。検討の方向性につきましては、公立の子育て支援センター2施設が昨年度及び本年度で閉館するとともに、社会状況や子育て世代のライフスタイルの変化等により、開設から20年以上が経過したぽっぽに対して求められる機能や設備等の変化も考えられることから、改めて利用実態や市民ニーズ、施設の課題等を業務委託により整理しながら進めてまいります。施設の機能については、本年1月から市民等を対象に実施しているアンケートでは、駐車場と施設の一体化、大型遊具や飲食スペースの設置などを求める御意見が多数を占めており、市民の声でも同様の御意見をいただいております。また、立地につきましても、中心市街地に唯一ある公立の子育て支援センターとして、アクセス等の利用者の利便性や本市が進めるまちづくりの観点から、どの場所にあるのがふさわしいかなど、様々な点を考慮した検討が重要であると認識しております。新年度においては、現在実施しているアンケート調査や、子育て関係者や有識者から構成される子ども・子育て会議の意見なども踏まえながら、子育て世帯のニーズに対応し、皆様に喜ばれる施設となるよう、在り方を検討してまいります。

次に、重層的支援体制整備事業の今後の展開についてお答えします。

まず、導入するアドバイザーの専門性と役割についてですが、新年度からの重層的支援体制整備事業の本格的実施に当たり、アドバイザーには、市民の方が抱える複雑化・複合化した課題に対応できる、幅広い専門性の発揮を期待しております。具体的には、支援会議での事例検討の際の助言、職員等への研修を想定しております。加えて、地域の実情に応じた効果的な支援プログラムについて、アドバイザーから提案いただくことで、支援の質の向上と支援に関わる者のスキル向上につながると考えております。

次に、重層的支援体制をより効果的にするための庁内を横断した連携についてですが、本年度は、福祉部局内の連携強化と支援方針の検討を目的とした連絡会議を定期的に開催してまいりました。その結果、市民と接する機会の多い福祉以外の部署との連携を強化し、相談内容を早期に把握し、適切な支援につなげることが重要であると考えております。このため、関係部局職員の会議への参加や職員向け研修会等を開催することで、各部局の役割についての共通認識を深めるとともに、相談内容を記載する庁内共通の連絡票を作成し、福祉部局へつなぐ体制を構築するなど、要支援者の早期発見と、よりきめ細やかな支援へとつなげてまいります。

市長沼津っ子ふれあいセンター「ぽっぽ」の在り方の検討についてお答えします。 御案内のとおり、沼津駅周辺におきましては、中心市街地まちづくり戦略に基づく様々な施策が現在進行形で進められておるところでございます。このような中、ヒト中心の公共空間の整…答弁の全文を読む

沼津っ子ふれあいセンター「ぽっぽ」の在り方の検討についてお答えします。

御案内のとおり、沼津駅周辺におきましては、中心市街地まちづくり戦略に基づく様々な施策が現在進行形で進められておるところでございます。このような中、ヒト中心の公共空間の整備が今まさに形となって現れ始めていると考えています。そのような中、ぽっぽにつきましても、子育て世代の方々が望まれる施設となるよう検討することはもちろん、施設単体として捉えるのではなく、まちの動きと連動して、中心市街地での子育ての魅力向上であったり、まちのにぎわいにどのように寄与することができるかという観点も重要であると認識しているところであります。このため、利用者等の意向のほか、各種法令規制の遵守、施設の先進事例なども踏まえた導入機能、移転・改修・運営等に要する概算費用、まちづくりへの波及効果などを多角的に比較検討しながら、市として判断していくに当たり、これらの整理において、高い専門性を有する民間コンサルタントの知見等を活用したいと考えているところであります。検討スケジュールにつきましては、令和9年度の予算要求に向けて、移転の要否や改修等の方向性を定め、子ども・子育て会議等において、透明性を担保する中で、最終的に判断してまいります。その後検討を踏まえた施設イメージを作成し、新年度末には広く市民の皆様へ周知していきたいと考えています。

次に、負担軽減につながるごみの分別方法の見直しの考えについてお答えいたします。

先ほど来、議員からも御指摘いただいているように、沼津方式は、本市市民が先人たちと共に、長年にわたり築き上げてきた誇るべき財産であり、その趣旨は今後とも尊重していかなければならないと考えております。しかしながら、今私たち行政に求められていることは、将来を見据え、本市に住まう方々だけではなく、本市に移住・定住を考える方々や外国から来た方々にとっても、分かりやすい分別方法を検討し、実施していくことであると考えております。そのためにも、持続可能な社会の実現を念頭に、リサイクルの後退を伴うことのないよう配慮しつつ、誰もが分かりやすい分別方法を再構築していく一方で、段階的に分別を変更した場合に生ずる混乱や市民の負担増を避ける必要があります。

以上を踏まえ、私自らが先頭に立って、新年度にごみの分別方法の見直しの検討に着手し、できるだけ早期に市民の皆様に新たな分別方法及び移行時期をお示ししていきたいと考えております。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

駅北口イオンタウンを生かしたまちづくりについて

まちづくり・都市基盤

要旨会派は、駅北口イオンタウンの施設概要・位置づけ、旧体育館跡地の活用、駅南口との回遊性向上など、駅周辺全体の一体化を図るまちづくり方針について質問した。市は、イオンタウンを生活利便性とにぎわいの拠点と位置づけ、地域交流イベント等で連携していくこと、旧体育館跡地は令和9年度の土地引渡しを目指して調整中であることを答弁した。

背景旧イシバシプラザ撤退から約4年6か月が経過し、駅北エリアで買物困窮者の増加やにぎわいの低下が続く中、イオンタウン整備が具体化し、駅周辺全体でイオンタウン、NUMAZU JAMS、中央公園整備、再開発などの重要プロジェクトが同時に進むことになったため。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 施設概要の認識
  • 駅北口の拠点としての位置づけ
  • 本市との連携
  • 隣接する旧体育館跡地の活用
  • 具体的な活用方法
  • スケジュール
  • 駅南口との回遊性の向上について
  • ハード整備とソフト施策の方向性
市長志政会、加藤明子議員の代表質問にお答えします。 駅北口イオンタウンを生かしたまちづくりについてお答えします。 初めに、施設概要の認識についてお答えいたします。 施設については、敷地面積約3万2000平方メートルの土地に、スーパーマーケットや…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

志政会、加藤明子議員の代表質問にお答えします。

駅北口イオンタウンを生かしたまちづくりについてお答えします。

初めに、施設概要の認識についてお答えいたします。

施設については、敷地面積約3万2000平方メートルの土地に、スーパーマーケットや飲食店、食の専門店をはじめ、生活の利便性を高める物販・サービス店のほか、地域医療の充実に寄与するクリニックなど様々なサービスを提供する店舗が出店し、駐車場は約500台を整備する予定と聞いております。また、ユニバーサルデザインに配慮した施設とするとともに、敷地内には来場者の憩いの場となる広場や、景観にも配慮した植樹を行うなど、自然と調和したにぎわいあふれる空間デザインを採用していくとのことであります。スケジュールにつきましては、既に本年1月から草刈りや仮囲いの撤去などの準備工を実施しているところであり、5月末頃から本格的な建築工事に着手し、開業は、令和9年夏頃を予定しているとのことです。なお、工事期間中の安全対策として、歩道沿いに仮設照明などを設置し、夜間の歩行者の安全確保に努めていくと聞いております。

次に、駅北口の拠点としての位置づけについてお答えします。

中心市街地にある沼津駅北口の空白であった広大な一団の土地に地域住民の暮らしやにぎわいの拠点となるイオンタウンが誕生することは、新たなまちの活力向上につながる大きな契機になるものであると捉えております。

次に、本市との連携についてお答えします。

イオンタウンは、生活の利便性が高い地域づくり、コミュニケーションのある安全・安心な地域づくりなどをコンセプトに掲げており、地域特性に合わせた持続可能で、地域住民に愛されるショッピングセンターとなるよう本市と連携していきたいとの意向を伺っております。具体的な内容につきましては、今後の協議において、地域住民の皆様方や行政、学校などと連携した地域交流イベントの企画・開催など地域貢献に資する連携ができるように努めてまいります。

次に、隣接する旧体育館跡地の活用についてお答えいたします。

旧市民体育館跡地につきましては、駅北エリア全体の魅力を高める上で重要な土地であると認識しております。現在、公的機関等から活用に関する相談を受け、調整を進めているところであります。引き続き、本市のまちづくりに資するよう、適切な土地活用を図ってまいります。スケジュールにつきましては、相手方の都合もあり、現時点で確実なことは申し上げられませんが、新年度中に相手方と調整し、令和9年度の土地の引渡しを目指してまいります。

次に、市長部局への文化芸術事務移管による今後の取組についてお答えいたします。

現在、新たな映画祭の開催など、文化芸術に係る機運が高まっている状況は、本市にとっても、さらなる活力向上につながる大きなチャンスと捉えております。このため、市長部局に文化政策課を新設し、私が先頭に立って文化芸術の振興に加え、観光や地域振興などの視点も踏まえた施策を一体的に展開してまいります。新年度におきましては、未来の担い手である子どもたちに多様な文化芸術に触れる機会を提供する芸術イベント・体験事業などを開催するとともに、西武百貨店本館跡地におけるメディアアートを活用した取組など、よりまちと連携した施策の展開により、市民が気軽に文化芸術に触れる機会の創出に取り組んでまいります。また、本市における文化の殿堂であります市民文化センター及び令和5年に開館いたしました総合体育館を含む一帯のエリアは、文化芸術とスポーツの一大拠点であると捉えております。この拠点を活用し、文化芸術とスポーツの相乗的な事業の展開を図ることで、本市のにぎわいづくりにつなげてまいりたいと考えております。さらに文化芸術活動に携わる数多くの団体や、議員にもその実現のために多大な御尽力をいただきました、カベヌマ・プロジェクトの関係者をはじめとするアーティスト、デジタルアートの先駆者などと連携した施策の展開を図ってまいりたいと考えております。このように、文化芸術を生かしたまちづくりの推進に当たっては、広い視点を持って組織横断的に取り組むことで、さらなるまちの活力向上につなげてまいります。

次に、教育的な視点の担保につきましては、教育は次世代を担う人材を育む重要な基盤であり、地域の活力を生み出すものと認識しております。そのため本市では、教育を通じた人づくりをまちづくりと一体的に推進すべきものとして、地域全体で子どもたちの成長を支え、学びを深める場の充実に取り組んでおります。文化芸術の振興に当たっても、市長部局と教育委員会が共通認識を持ち、まちづくりの観点及び教育の観点の双方を大事にして、互いに連携して取組を進めてまいりたいと考えております。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

都市計画部長駅南口との回遊性の向上についてお答えします。 鉄道高架事業による南北市街地の一体化が本格展開を迎える中、沼津駅周辺を利便性の高い、にぎわいのあるヒト中心のまちにするための取組を段階的に進めております。そのような中、沼津駅南口においては、西武…答弁の全文を読む

駅南口との回遊性の向上についてお答えします。

鉄道高架事業による南北市街地の一体化が本格展開を迎える中、沼津駅周辺を利便性の高い、にぎわいのあるヒト中心のまちにするための取組を段階的に進めております。そのような中、沼津駅南口においては、西武百貨店本館跡地に官民連携による新たなにぎわいの拠点を整備するほか、中央公園におきましては、これまで以上に市民が利用しやすい、また、イベント等を開催しやすい空間を目指し、リニューアル工事を進めており、どちらも来年度完了予定であります。また、組合による市街地再開発事業や来年度から本格的に動き出す優良建築物等整備事業により、まちなか居住が促進され、まちなかを歩く人、買物をする人が増え、中心市街地の活性化が期待できます。さらに北口では、イオンタウンの出店や高沢公園の再整備など官民によるまちの更新、にぎわいの創出が確実に進んでいるところであります。一方で、南北市街地が一体となったにぎわいを創出するためには、鉄道高架事業により、南北市街地の回遊性を向上させる必要がありますが、本事業は長期間を要することから、まずは、官民で整備された空間や既存の空間を効果的に活用し、にぎわいを拡大していくことが重要であり、沼津が変わっていく姿を見せることで、さらなる民間投資を呼び込む連鎖が期待できると考えております。官民で進む施設整備等を好機と捉え、引き続き商店街や様々な民間プレーヤーなどと連携しながら、人が集い、回遊するような取組を行ってまいります。また市民の皆様が参加し、まちづくりに関する意見を双方向に発信することができるウェブ上のプラットフォームである、ぬまぷらを活用し、まちづくりに関する意見交換や情報発信を積極的に行い、まちづくりに対する関心や期待感を高めながら、市民の皆様と共に、まちなかのにぎわい創出に努めてまいります。

重層的支援体制整備事業の今後の展開について

福祉・高齢者・障がい

要旨会派は、複合化した市民課題に対応する重層的支援体制について、導入するアドバイザーの専門性・役割と庁内を横断した連携の在り方を問いました。市は、幅広い専門性を持つアドバイザーによる支援会議での助言・職員研修と、福祉以外の部局との連携強化・庁内共通連絡票の作成で支援体制を構築する方針を答えました。

背景社会状況の変化により、市民が抱える課題が複雑化・複合化しており、福祉部局単独での対応では限界があるため、庁内全体で相談内容を共有し早期に支援につなぐ体制整備が必要という認識からの質問です。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 導入するアドバイザーの専門性と役割
  • 重層的支援体制をより効果的にするための庁内を横断した連携
福祉事務所長沼津っ子ふれあいセンター「ぽっぽ」の在り方の検討についてお答えします。 沼津っ子ふれあいセンターぽっぽは、安心して子どもを遊ばせ、親同士が交流できる場所として、また、子育ての孤独感等に寄り添う支援や、育児相談のできる場所として重要な施設であ…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

沼津っ子ふれあいセンター「ぽっぽ」の在り方の検討についてお答えします。

沼津っ子ふれあいセンターぽっぽは、安心して子どもを遊ばせ、親同士が交流できる場所として、また、子育ての孤独感等に寄り添う支援や、育児相談のできる場所として重要な施設であると認識しております。検討の方向性につきましては、公立の子育て支援センター2施設が昨年度及び本年度で閉館するとともに、社会状況や子育て世代のライフスタイルの変化等により、開設から20年以上が経過したぽっぽに対して求められる機能や設備等の変化も考えられることから、改めて利用実態や市民ニーズ、施設の課題等を業務委託により整理しながら進めてまいります。施設の機能については、本年1月から市民等を対象に実施しているアンケートでは、駐車場と施設の一体化、大型遊具や飲食スペースの設置などを求める御意見が多数を占めており、市民の声でも同様の御意見をいただいております。また、立地につきましても、中心市街地に唯一ある公立の子育て支援センターとして、アクセス等の利用者の利便性や本市が進めるまちづくりの観点から、どの場所にあるのがふさわしいかなど、様々な点を考慮した検討が重要であると認識しております。新年度においては、現在実施しているアンケート調査や、子育て関係者や有識者から構成される子ども・子育て会議の意見なども踏まえながら、子育て世帯のニーズに対応し、皆様に喜ばれる施設となるよう、在り方を検討してまいります。

次に、重層的支援体制整備事業の今後の展開についてお答えします。

まず、導入するアドバイザーの専門性と役割についてですが、新年度からの重層的支援体制整備事業の本格的実施に当たり、アドバイザーには、市民の方が抱える複雑化・複合化した課題に対応できる、幅広い専門性の発揮を期待しております。具体的には、支援会議での事例検討の際の助言、職員等への研修を想定しております。加えて、地域の実情に応じた効果的な支援プログラムについて、アドバイザーから提案いただくことで、支援の質の向上と支援に関わる者のスキル向上につながると考えております。

次に、重層的支援体制をより効果的にするための庁内を横断した連携についてですが、本年度は、福祉部局内の連携強化と支援方針の検討を目的とした連絡会議を定期的に開催してまいりました。その結果、市民と接する機会の多い福祉以外の部署との連携を強化し、相談内容を早期に把握し、適切な支援につなげることが重要であると考えております。このため、関係部局職員の会議への参加や職員向け研修会等を開催することで、各部局の役割についての共通認識を深めるとともに、相談内容を記載する庁内共通の連絡票を作成し、福祉部局へつなぐ体制を構築するなど、要支援者の早期発見と、よりきめ細やかな支援へとつなげてまいります。

24時間営業コンビニエンスストアへのAED設置について

デジタル・DX

要旨議員は、市内コンビニへのAED設置概要、市民への周知方法、設置情報のオープンデータ化について質問した。市は、セブンイレブン全49店舗へ49台のAED設置、令和8年7月運用開始、マップ・広報・啓発ポスターによる周知、及びオープンデータカタログへの掲載を実施する旨答弁した。

背景令和7年2月定例会で採択された「24時間利用可能なAED設置増加」の請願を受けたもので、市民の安全・安心向上を図る取組である。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 設置の概要
  • 市民への周知
  • 新たに設置するAEDの情報をオープンデータ化する考え
市民福祉部長AEDの設置概要についてお答えします。 コンビニエンスストアへのAED設置につきましては、令和7年2月定例会で採択された請願を受け、請願内容の一つである、市内に24時間利用可能なAEDの設置を増やすことを実施することで、市民の安全・安心の向…答弁の全文を読む

AEDの設置概要についてお答えします。

コンビニエンスストアへのAED設置につきましては、令和7年2月定例会で採択された請願を受け、請願内容の一つである、市内に24時間利用可能なAEDの設置を増やすことを実施することで、市民の安全・安心の向上を図るものでございます。まず、AEDの設置数や範囲、実施方法についてですが、本市では、株式会社セブンイレブン・ジャパンと締結している包括連携協定に基づき、市内のセブンイレブン全店舗に当たる49店舗に1台ずつ、合計49台を設置いたします。今後、各店舗との協議や機器調達に関する入札執行など、必要な手続を進め、令和8年7月から市内全店舗での運用開始を目指してまいります。

次に、AEDの管理・運用方法についてですが、点検や消耗品の交換、故障時の修理など、機器の維持管理は市が行います。また、各店舗にはAEDの設置場所の提供や設置を示す案内表示の掲示を行っていただくとともに、周辺で傷病者が発生し、現場に居合わせた市民等が速やかに救命措置を行えるよう、AEDの円滑な受渡しに御協力いただきます。

次に、市民への周知についてお答えいたします。

新たに設置するAEDにつきましては、現在、市ホームページに掲載している地図上で視覚的に、位置や住所を把握できるAED設置場所マップへ反映するとともに、広報紙やSNS等など各種媒体を有効活用しながら、情報発信を行ってまいります。さらに、より多くの方が使い方を理解し、緊急時に迅速かつ確実に対応できるよう、使用方法について分かりやすく示した啓発用ポスターを作成し、各店舗や公共施設など、市民の目に触れやすい場所に掲示いたします。これらの取組を通じて、市民一人一人が日常の中で、コンビニエンスストアへのAED設置を認識し、いざというときに迷うことなく、行動できる意識の醸成に努めてまいります。

次に、新たに設置するAED情報のオープンデータ化についてお答えします。

AEDの設置情報につきましては、市ホームページに掲載しておりますが、さらにオープンデータとして提供することは、市民の安全確保に資するだけでなく、民間事業者による2次利用を可能とし、情報の利活用の幅を広げる有意義な取組であります。現在、本市では公共施設に設置されているAEDの位置情報等を静岡県のふじのくにオープンデータカタログに掲載し、誰もが自由に取得できる形で提供しております。今後、新たにコンビニエンスストアに設置されるAEDにつきましても、オープンデータとして公開し、本市が保有する情報を活用できる機会の創出を図ってまいります。

ごみの分別方法・出し方の見直しについて

環境・エネルギー

要旨議員は沼津方式のごみ分別について、現行の評価と課題、および市民の負担軽減に向けた見直しを質問。市は同方式を市民の環境意識の高さの表れと評価しつつ、複雑さが市民と移住希望者の負担になっていることが課題と答え、新中間処理施設稼働に伴い沼津方式を踏襲しながら分別方法を簡素化する検討を加速させると述べた。

背景昭和50年から続く『沼津方式』は市民の高い環境意識を示す一方で、複雑さが市民の日常的負担になるとともに、移住・定住を検討する人にとってのハードルになっている。新中間処理施設の稼働を機に、高齢者や外国人居住者への対応、自治会の負担軽減を含め、分別方法の見直しが急務となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 現行の「沼津方式」に対する市の評価と課題
  • 負担軽減につながるごみの分別方法の見直しの考え
生活環境部長ごみの分別方法・出し方の見直しについてお答えします。 初めに、現行の沼津方式に対する市の評価と課題についてですが、本市では、昭和50年、市民の皆様の協力の下、全国に先駆け、沼津方式と呼ばれるごみの分別を開始し、現在まで着実にごみの減量や資源…答弁の全文を読む

ごみの分別方法・出し方の見直しについてお答えします。

初めに、現行の沼津方式に対する市の評価と課題についてですが、本市では、昭和50年、市民の皆様の協力の下、全国に先駆け、沼津方式と呼ばれるごみの分別を開始し、現在まで着実にごみの減量や資源化に取り組んでまいりました。このことは、市民の環境に対する意識が高いことの表れであり、ぬまづの宝100選にも選定されるなど、市民が誇るべき実績であると考えております。しかしながら、現在のごみの分別方法は複雑で難しいことなどから、市民の皆様の負担になっていること、また、移住・定住先を検討されている方々にとって、本市を選択する際のハードルとなっていることなどが課題であると認識しております。

次に、負担軽減につながるごみの分別方法の見直しの考えについてですが、ごみの分別方法の見直しにつきましては、新中間処理施設の稼働に伴い、焼却炉の性能向上による燃やすごみの対象品目の拡大やプラスチック製品の水平リサイクルなどを見据え、現在の沼津方式を踏襲しつつ、分別方法の簡素化や分別区分の見直しを図る方針で検討を進めてまいりました。しかしながら、高齢者や外国人居住者への対応、ごみ集積場所を管理していただいている自治会の負担軽減、移住・定住の促進を図る観点から、その見直しが急務になっていると考えております。このことから、現在想定している分別方法の見直しについて、その移行時期を含め、検討を加速させてまいります。

庁内横断による新たな文化芸術政策とまちづくりについて

観光・文化・スポーツ

要旨会派は、駅北口イオンタウン(令和9年夏開業予定)の施設概要・駅北拠点としての位置づけ・市との連携・旧体育館跡地活用・駅南口との回遊性向上、および文化芸術事務の市長部局移管による組織横断的な施策展開について質問した。市は、イオンタウンによる地域活力向上と市との連携、旧体育館跡地の令和9年度引渡し予定、文化政策課新設による子ども向け芸術体験やメディアアート活用などの施策展開を答弁した。

背景旧イシバシプラザ撤退から約4年6ヶ月が経過し、駅北エリアの買物困窮者増加とにぎわい低下が続いており、また公立子育て支援センター2施設の閉館と共働き世帯の増加に伴い、子育て支援体制が転換期を迎えている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 部局への文化芸術事務移管による今後の取組
市長志政会、加藤明子議員の代表質問にお答えします。 駅北口イオンタウンを生かしたまちづくりについてお答えします。 初めに、施設概要の認識についてお答えいたします。 施設については、敷地面積約3万2000平方メートルの土地に、スーパーマーケットや…答弁の全文を読む確認済対応一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

志政会、加藤明子議員の代表質問にお答えします。

駅北口イオンタウンを生かしたまちづくりについてお答えします。

初めに、施設概要の認識についてお答えいたします。

施設については、敷地面積約3万2000平方メートルの土地に、スーパーマーケットや飲食店、食の専門店をはじめ、生活の利便性を高める物販・サービス店のほか、地域医療の充実に寄与するクリニックなど様々なサービスを提供する店舗が出店し、駐車場は約500台を整備する予定と聞いております。また、ユニバーサルデザインに配慮した施設とするとともに、敷地内には来場者の憩いの場となる広場や、景観にも配慮した植樹を行うなど、自然と調和したにぎわいあふれる空間デザインを採用していくとのことであります。スケジュールにつきましては、既に本年1月から草刈りや仮囲いの撤去などの準備工を実施しているところであり、5月末頃から本格的な建築工事に着手し、開業は、令和9年夏頃を予定しているとのことです。なお、工事期間中の安全対策として、歩道沿いに仮設照明などを設置し、夜間の歩行者の安全確保に努めていくと聞いております。

次に、駅北口の拠点としての位置づけについてお答えします。

中心市街地にある沼津駅北口の空白であった広大な一団の土地に地域住民の暮らしやにぎわいの拠点となるイオンタウンが誕生することは、新たなまちの活力向上につながる大きな契機になるものであると捉えております。

次に、本市との連携についてお答えします。

イオンタウンは、生活の利便性が高い地域づくり、コミュニケーションのある安全・安心な地域づくりなどをコンセプトに掲げており、地域特性に合わせた持続可能で、地域住民に愛されるショッピングセンターとなるよう本市と連携していきたいとの意向を伺っております。具体的な内容につきましては、今後の協議において、地域住民の皆様方や行政、学校などと連携した地域交流イベントの企画・開催など地域貢献に資する連携ができるように努めてまいります。

次に、隣接する旧体育館跡地の活用についてお答えいたします。

旧市民体育館跡地につきましては、駅北エリア全体の魅力を高める上で重要な土地であると認識しております。現在、公的機関等から活用に関する相談を受け、調整を進めているところであります。引き続き、本市のまちづくりに資するよう、適切な土地活用を図ってまいります。スケジュールにつきましては、相手方の都合もあり、現時点で確実なことは申し上げられませんが、新年度中に相手方と調整し、令和9年度の土地の引渡しを目指してまいります。

次に、市長部局への文化芸術事務移管による今後の取組についてお答えいたします。

現在、新たな映画祭の開催など、文化芸術に係る機運が高まっている状況は、本市にとっても、さらなる活力向上につながる大きなチャンスと捉えております。このため、市長部局に文化政策課を新設し、私が先頭に立って文化芸術の振興に加え、観光や地域振興などの視点も踏まえた施策を一体的に展開してまいります。新年度におきましては、未来の担い手である子どもたちに多様な文化芸術に触れる機会を提供する芸術イベント・体験事業などを開催するとともに、西武百貨店本館跡地におけるメディアアートを活用した取組など、よりまちと連携した施策の展開により、市民が気軽に文化芸術に触れる機会の創出に取り組んでまいります。また、本市における文化の殿堂であります市民文化センター及び令和5年に開館いたしました総合体育館を含む一帯のエリアは、文化芸術とスポーツの一大拠点であると捉えております。この拠点を活用し、文化芸術とスポーツの相乗的な事業の展開を図ることで、本市のにぎわいづくりにつなげてまいりたいと考えております。さらに文化芸術活動に携わる数多くの団体や、議員にもその実現のために多大な御尽力をいただきました、カベヌマ・プロジェクトの関係者をはじめとするアーティスト、デジタルアートの先駆者などと連携した施策の展開を図ってまいりたいと考えております。このように、文化芸術を生かしたまちづくりの推進に当たっては、広い視点を持って組織横断的に取り組むことで、さらなるまちの活力向上につなげてまいります。

次に、教育的な視点の担保につきましては、教育は次世代を担う人材を育む重要な基盤であり、地域の活力を生み出すものと認識しております。そのため本市では、教育を通じた人づくりをまちづくりと一体的に推進すべきものとして、地域全体で子どもたちの成長を支え、学びを深める場の充実に取り組んでおります。文化芸術の振興に当たっても、市長部局と教育委員会が共通認識を持ち、まちづくりの観点及び教育の観点の双方を大事にして、互いに連携して取組を進めてまいりたいと考えております。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

引き続き、会派志政会を代表して質問いたします。

まず、インバウンド施策についてお尋ねします。

本市は、施政方針に記されているとおり、台湾の高雄市とは観光交流促進協定を締結しています。しかし過去の質問の際、私から述べたとおり、高雄市は世界の多くの地域と姉妹都市、友好都市関係等を築いており、本市はそのような中で高雄市に対して強い存在感を示していく必要があります。現地PRは、現地の方々の心をつかむためにどのように取り組んでいかれるのでしょうか。また、相互広告はどのように行うのか伺います。

次に、ぬまづふるさとファンミーティングについて伺います。

こちらについては、いわゆる推し活をされている方々にとっては非常に刺さる名称だと感じておりまして、沼津が好きな方々にとっては期待が膨らむものであると思います。本市が沼津ファンの方々と積極的にお付き合いを続けることで、関係人口の維持、移住への関心度合いの向上が期待できるのではないかと思いますが、どのような内容で取り組んでいかれるのか伺います。

次に、コンテンツツーリズムについて伺います。

令和4年12月にも質問をいたしましたが、多くの映画、テレビドラマ、漫画において、沼津でロケが行われたり舞台となったりしています。しかし、3年がたち、ラブライブ!サンシャイン!!以外の舞台についてはあまり耳にすることはありません。作品の質そのものが高く評価されているケースは少なくありませんので、さらに積極的な情報発信を行い、コンテンツツーリズムを誘発してはどうかと考えますが、当局のお考えはいかがでしょうか。

次の質問です。

ラブライブ!サンシャイン!!以外のラブライブ!シリーズにおいても、沼津に関わる要素があり、メディアミックスコンテンツ、イキヅライブ!LOVELIVE!BLUEBIRDには、沼津出身のキャラクター五桐玲が登場します。Xの五桐玲のキャラクターアカウントでもしばしば、沼津に関する話題がポストされています。また、過去に劇場公開もされたラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会NEXTSKYには、短い時間ではありますが、のっぽパン、みかんどら焼、ひものサブレ、愛鷹山麓のぬまづ茶、寿太郎みかんジュースなどが登場するシーンがあります。さらに、市長は、牛久市長と交流されたと仄聞しておりますが、これはラブライブ!スーパースター!!のキャラクターである鬼塚夏実、鬼塚冬毬がうしく広報大使に就任していることが関係していることと思います。これらに対する認識も踏まえた上で、今後の施策を展開するべきではないかと考えますが、当局の認識はいかがかお伺いいたします。

次に、「海業」の展開と港や海のにぎわい創出について伺います。

本市は申すまでもなく、海があるまちであります。今後は、海を使いこなすまちへ転換していくことが必要ではないでしょうか。また、今、海業という概念も生まれてきています。そもそも海をキーワードに考えると、観光地としての沼津港や千本・三津・大瀬・戸田等のほか、マリンスポーツ、マリンレジャー、水産物の6次産業化、海洋教育、環境教育、防災教育など多様な切り口があるわけですが、それぞれの取りまとめができていないと感じます。

そこでお聞きします。

まず、市役所内部では、海に関する観光、漁業、環境、防災といった分野が、縦割りになって弊害となっていないか、包括的に海の利活用を考えられているのか伺います。あわせて、海の利活用に関する施策について、市民の理解が得られているとお考えなのか市の認識を伺います。

次に、近年、温暖化対策と海を生かしたまちづくりを同時に進める方策として、海草藻場等による二酸化炭素吸収を評価するブルーカーボンが、国や自治体、企業から注目を集めています。あわせて、小中学生向けの海洋教育による次世代人材の育成や、沼津市の海辺を市民や来訪者が日常的に利用できる公共空間として活用する取組など、従来の漁業や観光の枠を超えた新たな海業の可能性が広がっているように感じます。こうした取組は、多方面に関与する海業として、環境、産業振興、教育、防災、交流人口の拡大など、他分野に波及させることができるテーマであり、市が明確な方針と役割を示し、関係機関や民間事業者、団体等と連携しながら、実証的な取組や人材育成、制度設計による包括的な関与を積極的に行っていくべきと考えますが、市の認識はいかがか伺います。

次に、沼津市と千葉県館山市のみにおいて養殖されている世界初のハイブリッド養殖魚夢あじについて伺います。

夢あじはミシュラン星付のすし職人からも、唯一無二の脂乗りと高く評価されている養殖魚であり、養殖アジの生産量並びにアジの干物の生産量において、日本一を誇る本市にとって、さらなる飛躍を実現する可能性を秘めた存在であります。先日、会派志政会として、館山市にある研究施設まで足を運び、現地視察をさせていただきました。ここで研究開発に取り組まれている株式会社さかなドリームは、世界一旨い魚を作り、届けることを目標に掲げる水産スタートアップ企業であり、世界最高水準の技術、最新の設備、そしてスタッフの皆様の熱意に強い印象を受けました。現場からは、本市に対し、地元水産事業者との橋渡し役や夢あじ情報の発信面での支援を期待する声も伺っております。今年春には、東京豊洲市場での流通も予定されているとのことで、有名な大分県の関あじにも負けない高級魚として評価される可能性も高いとのことです。期待は高まるばかりです。ちなみにウェブ上では、夢あじを一尾約2,500円で購入したような報告もございました。新たな沼津ブランドの創出に向け、夢あじの養殖やプロモーションを本市としてどのように支援していくお考えなのか、当局の見解を伺います。

次に、沼津駅舎、駅前広場、沼津駅周辺のデザインについて伺います。

昨年11月には、鉄道高架後の沼津駅舎・駅前広場のデザインイメージ案が公表されました。この内容については、配置や動線といった要素を明確に示した一方で、意匠や、いかに美しくするかといった考え方は見られませんでした。テーマ、モチーフ、コンセプトをどうするのか、そのためにはどのような建築様式を参考にし、看板、街灯、手すり、扉などをどのようにデザインし、素材や色彩は何を選ぶのかなど、意匠に関するデザインは、庁内で案を検討するお考えはないのでしょうか。デザイン検討会議という会議体は存在するにせよ、沼津駅周辺総合整備事業の効果を大きく引き上げるのは、意匠や景観デザインがあってこそではないかと考えます。あくまでもデザイン検討会議に任せるのか、当局として明確な意思を持って進めていくのか、ぜひお考えをお聞かせください。

次に、若者の意見を反映する考えについて伺います。

これらの構造物を長く利用していくのは当然若者であります。デザインに関して、若者の意見を反映するための取組についてはどのように考えておられるか、伺います。

次に、行財政運営について伺いますが、まず、防災幹の能力と役割について伺います。

防災幹の採用に当たっては、どのような能力、資格、経歴等を求めていくのでしょうか。さらに、その専門性を生かして、どのように業務に生かし、これまでの業務におけるどのような点を変えていきたいとお考えなのか伺います。

次に、シティプロモーションの目的について伺います。

広報課及び移住定住推進室を廃止し、ぬまづプロモーション課を新設するとのことです。この組織図の変更から感じられるものは、単に情報発信をするのではなく、その明確な目的があるのではないかということを感じるものであります。情報を出すだけではなく、受け取った人を感化させ、実際の行動に結びつけていく、それがプロモーションという言葉の持つ一つの意味なのではないでしょうか。では、ぬまづプロモーション課の目的とは何でしょうか。移住定住推進室を廃止していますので、移住に関する目的があることは想像できますが、ほかにも関係人口の増加、シビックプライドや郷土愛の醸成、認知度の向上、観光客の増加など様々なパターンが考えられますが、どのような目的を持って業務を行っていくのか、お尋ねいたします。

次に、デジタル関連施策でございますが、CIO補佐官採用の目的及び役割についてお伺いいたします。

私は令和元年9月に、最高情報責任者CIO及びCIO補佐官の設置についてお考えを尋ねる質問をしておりますが、その際は国や県のアドバイザー派遣制度等を活用して、助言を得る旨の答弁をいただいておりました。当時はまだChatGPTもなく、高い対話能力を有する生成AIはありませんでした。このように、急速にデジタル環境が変化する時代でありますので、CIO補佐官を採用することは理にかなっていると考えます。しかし、単に人事を変えるだけでなく、現在の市役所におけるデジタル環境に関する課題等をしっかりと把握した上で業務を進めていくことが肝要です。CIO補佐官の目的や役割についてはどのように考えておられるのでしょうか。

次に、量子計算機時代到来に向けた対応案の検討について伺います。

量子計算機の概要については、難解で十分な説明はここではいたしませんけれども、旧来のデジタルコンピューター、いわゆるノイマン型コンピューターとは異なり、量子ビットはゼロか1が確定していない、いわゆる重ね合わせの状態などを利用し、これまでできなかった計算を可能にするものであります。今回、通告書にはデジタル関連施策と書いておりますが、量子計算機では、アナログを利用してデジタルを処理するという状態になっており、すなわちデジタルと呼ばれるものは、間もなく過去のものになってしまうのかもしれません。そして、現在使われている公開鍵暗号は、量子コンピューターの発展とともに解析されてしまうだろうと言われています。すぐに危険な状態となるわけではありませんが、暗号の置き換えには、システムの更新や調達等を含め、年単位の時間がかかります。既に国内でも稼働している量子コンピューターがあり、これから大きな産業革命が起こるとともに、インターネット全体のセキュリティーの常識が大きく変わります。5年後から10年後には、暗号の世界がどうなっているかは想像を超えたものになっている可能性もあります。量子コンピューターが普及すれば、生成AIの普及とは比較にならないほどの大きな変化の波が起こると考えられ、それは数年後に迫っています。これに対して現在できることは多くはありませんが、まずは暗号を使用しているデータのリストアップやどの暗号技術がどこに使われているかという暗号の棚卸しが必要になると思います。無理なくできることから始めてはどうかと思いますが、新年度における当局のお考えをお聞かせください。

次に、財政について伺います。このたびの質問は、令和9年度以降に向けて政策的経費をしっかり確保していくことについてのお尋ねであります。

まず、本市において義務的経費は、これまでどのように推移してきたか、その傾向をお尋ねいたします。

次に、枠配分予算方式の検討について伺います。

申すまでもなく、義務的経費を削減することは基本的にはできません。政策的経費を確保していくためには、政策の優先順位を決め、スクラップ・アンド・ビルドを行って、財政の最適化を目指していく必要があるのではないでしょうか。そのための一つの方法としては、各部署へ配分する予算を財政課で調整し、どの事業に幾らの予算をつけるかは各部署で検討していくという、いわゆる枠配分予算方式があります。枠配分予算のメリットとしては、財政が厳しいという状況を各部署で実感できるようになり、各部署の自主性、自立性、コスト意識などが高まること、必要なものが明確になりやすいことなどが挙げられます。さらには、収入を得るための知恵も出てきやすくなり、ネーミングライツの活用、その他の広告収入、協賛金、寄附金、使用料の徴収などによる収入増のアイデアが各部署で出てくる可能性も高まるのではないでしょうか。また、財政課と各部署で対立するのではなく、これまでよりも相互理解につながるきっかけにもなり得ます。決算で生じた黒字、つまり不用額などの一部を翌年度額に上乗せできるようなインセンティブ制度の仕掛けをつくる自治体もあります。これは年度末の使い切りの圧力を弱めることにもつながります。もちろん、枠配分予算方式は簡単にうまくいくものではなく、円滑な対話が必要で、時間をかけて意識改革をしていく必要もあるかとは思いますが、検討の余地はあるのではないでしょうか。令和9年度以降の政策的経費確保のために、枠配分予算方式を用いて予算編成を行うことの検討について、新年度における市長のお考えをお聞かせください。

1回目の質問を終わります。

発言 2 / 2

2回目の質問をいたします。

シティプロモーションの目的について、子育て支援施策充実自治体としての認知度向上、関係人口数の増加並びにふるさと住民登録推進、そして移住者数の増加を狙っていく意図があると受け止めました。これらについての目標、KPIまたはKGIについてはどのように考えておられるのか、お尋ねをいたします。また、沼津市の内側に対して、すなわち市民満足度の向上についても、シティプロモーションにおいて非常に重要かと思いますが、それについていかがお考えなのか、お伺いをいたします。

もう1点、UGCこれはUserGenerated Contentの略でございますが、UGCの誘発については、どう考えておられるでしょうか。UGCという言葉を御存じない方にとっても難しい話ではなく、一般的には、地方自治体は自らの土地や特性について、悪く発信することはありませんし、情報の受け手も自然にそのようなものとして認識していることと思います。したがって、地方自治体が直接的に自らその魅力を発信することも大事ではありますが、それよりも一般の方々が自然に、沼津の魅力について、SNSなどで発信していくことのほうがより生の声として効果があります。市民や沼津が好きな市外の方々による発信を誘発していく仕掛けについても、お考えがあればお聞かせください。

次に、CIO補佐官について再度お尋ねいたします。

CIO補佐官を採用することにより、どのように本市の行政運営を改善していきたいとお考えでしょうか。例えば、ベンダーとのやり取りに専門的視点を導入し、仕様の精度向上やRFP、提案依頼書の高度化を図ること、職員のITリテラシーの向上やRPA・ノーコードツールを活用したことによる業務効率化、KPI設計やEBPMの強化を通じた事業評価の高度化、こうしたことが考えられますが、当局としてはCIO補佐官に期待する具体的役割はどのようなものでしょうか。CIO補佐官に主体的で自由な視点を持って行政運営に関する提案をいただくことも必要かと思います。一方で、具体的な役割について、現時点で当局が明確に希望を持つことで、CIO補佐官の価値が大きく上がると思います。当局のお考えはいかがか伺いまして、質問を終わります。

地域の宝を活かすまちについて

観光・文化・スポーツ

要旨会派は、沼津市が舞台となった映画やアニメ「ラブライブ!」などのコンテンツ、海業、特産品など地域資源を戦略的に活用した観光振興・関係人口増加施策の強化を求めた。市は、高雄市との相互PR、ファンミーティング開催、コンテンツツーリズム推進、ぬまづプロモーション課設置など、多方面での取組を展開することで応じた。

背景沼津市は海や特産品、ラブライブ!などのコンテンツという「地域の宝」を持ちながら、これらの活用が十分でなく、また観光・漁業・環境といった分野が縦割りになっている課題があることから、より戦略的かつ包括的な施策展開が必要という認識の下で質問がなされた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • インバウンド施策16番
  • ぬまづふるさとファンミーティング小 澤 隆
  • コンテンツツーリズムについて
  • 本市が舞台となった映画、TVドラマ等に関する情報発信
  • ラブライブ!シリーズに対する認識
市長志政会、小澤隆議員の代表質問に対してお答えいたします。 インバウンド施策についてお答えします。 昨年11月、私自ら高雄市に赴き実施させていただきました、高雄メトロの幹部の皆様方との会談において、新年度、連携して相互に広告を発出し、互いの魅力…答弁の全文を読む

志政会、小澤隆議員の代表質問に対してお答えいたします。

インバウンド施策についてお答えします。

昨年11月、私自ら高雄市に赴き実施させていただきました、高雄メトロの幹部の皆様方との会談において、新年度、連携して相互に広告を発出し、互いの魅力をPRすることで合意したところでございます。この合意を受け高雄メトロの公式キャラクターで、本市の特産品でもあります、みかんと名づけられた、実在するネコ駅長の人気、発信力の高さを本市のPRに活用させていただき、その愛らしい姿で高雄の方々の心をつかみたいと考えているところでございます。具体的には、猫の蜜柑駅長と本市のコンテンツや風景を組み合わせ、統一したデザインでパネル・ポスターを作成し、高雄メトロの各駅や、本市においては公共施設、商業施設、台湾企画展での展示など、高雄市・沼津市双方で掲出し、連携して発信することで、訴求力を高めてまいりたいと考えています。

次に、ぬまづふるさとファンミーティングについてお答えいたします。

ぬまづふるさとファンミーティングは、新年度の新たな取組といたしまして、首都圏在住者を対象に、年3回程度、沼津にゆかりのある都内の飲食店等での開催を予定しております。本イベントでは、本市の豊かな自然環境や魅力的な特産品の紹介や本年度作成いたしました沼津ふるさと納税返礼品レシピにより調理されました特産品の試食のほか、返礼品提供事業者や職員とのワークショップなどの実施を予定しております。ワークショップ等でいただいた御意見を参考にさせていただき、皆様方に喜んでいただける返礼品の開発に取り組むとともに、参加者の皆様方に、沼津市ならではの魅力を知っていただき、本市への関心を高めていただくことで、持続的な寄附の促進を図ってまいります。

次に、コンテンツツーリズムについてお答えいたします。

本市が舞台となった映画、テレビドラマ等に関する情報発信ですが、現在、市の観光ポータルサイトやフィルムコミッションサイト等で発信するほか、ハリプロ映像協会と連携をさせていただき、沼津を舞台にした映画の上映会の開催、ロケ情報誌・ロケ地マップの発行などに取り組んでおります。そのような中、さらなるコンテンツを通じた沼津の魅力発信、誘客を図るため、観光協会であったり、観光事業者との連携をさらに深めさせていただき、ロケ誘致を積極的に進めるとともに、SNSや首都圏向けプロモーション等の多様な媒体も活用し、発信を強化してまいります。

次に、ラブライブ!シリーズに対する認識ですが、ラブライブシリーズは、先ほど議員にも御指摘いただいたところでございますが、数多くの作品が展開される人気コンテンツでありまして、沼津の自然、風景、物産等が多数登場しているところでございます。しかも大変美しく描写されているところが話題になっているところであります。私自身も大学での講演であったり、例えばメディアであったり、大学のサークルの皆様方のインタビューを受けると、さらに全国市長会等でこの沼津市の取組などが取り上げられるなど、いろいろなことで大変お世話になっているという意味においては、ラブライブ!サンシャイン!!の存在を本当にありがたく感じているところでございます。今後もラブライブ!ファンの心に寄り添いつつ、市民や商店街をはじめとする地元事業者と連携した、おもてなしなどに努めるとともに、制作会社とも連携し、沼津が登場するラブライブ!シリーズの作品活用による様々なにぎわい施策を検討してまいります。

次に、シティプロモーションの目的についてお答えいたします。

令和8年度においては、市の魅力発信と移住定住推進を戦略的・一体的に展開するため、広報課と移住定住推進室を統合し、ぬまづプロモーション課を設置いたします。これにより、効果的なプロモーションと移住・定住支援の連携を図るとともに、特に子育て支援施策が充実しているまちとしての認知度向上を目指し、関係人口及び移住者数の増加に向け、各種施策を総合的に実施してまいります。関係人口につきましては、国において、ふるさと住民登録制度が令和8年度内に開始予定であることを踏まえさせていただき、私ども沼津市といたしましても、県外在住の本市出身者や、アニメファン等が集まる東京でのイベントへの参加、関係課との横断的な連携を通じて、本市へのふるさと住民登録を推進してまいります。加えて、移住・定住のInstagramアカウントをより若者・女性向けに運用させていただくほか、TikTokアカウントの効果的な活用、移住・定住ポータルサイトのブラッシュアップ及びProudNUMAZU kosodateとの連携による情報発信等を通じて、子育て支援策が充実したまちとして、その認知度向上を図ってまいります。また引き続き、婚活・結婚支援も実施させていただき、出会いから結婚、子育てまでの各ライフステージに即した支援を行うことで、若者・女性から選ばれるまちを目指し、移住者数の増加に努めてまいります。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

「海業」の展開と港や海のにぎわい創出について

産業・経済・雇用

要旨志政会代表は、沼津市の海に関する施策が観光・漁業・環境・防災で縦割りになっていないか、またブルーカーボン・海洋教育など新たな「海業」への包括的な取組と世界初のハイブリッド魚「夢あじ」の支援を求めた。市は海のポテンシャルを生かすため包括的施策と連携が必要と認識し、漁港活用推進計画で進める一方、「夢あじ」については養殖体制の整備補助とプロモーション支援を実施する方針を示した。

背景沼津は64kmの海岸線を有する海のまちだが、これまで観光・漁業・環境・防災などの施策が分野ごとに実施されており、統合的な活用ができていない。一方で、ブルーカーボンや海洋教育といった新しい海の利活用の可能性が広がり、「夢あじ」という世界初のハイブリッド養殖魚も誕生し、沼津の水産業発展の可能性が生まれている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 包括的な体制作り
  • 「海業」に対する積極的な取組
  • 世界初のハイブリッド魚「夢あじ」養殖に対する支援
産業振興部長「海業」の展開と港や海のにぎわい創出についてお答えいたします。 まず、包括的な体制づくりについてですが、本市は64キロメートルもの海岸線を有しており、そのうち約3分の1を市が管理し、約3分の2を県及び一部直轄で国が管理をしている状況にありま…答弁の全文を読む

「海業」の展開と港や海のにぎわい創出についてお答えいたします。

まず、包括的な体制づくりについてですが、本市は64キロメートルもの海岸線を有しており、そのうち約3分の1を市が管理し、約3分の2を県及び一部直轄で国が管理をしている状況にあります。そのような中、海に関する観光、漁業、環境、防災といった各分野の施策については、それぞれの管理者及び組織内の各部局が、所掌事務に基づき実施をしている状況にあり、沼津の海のポテンシャルをより生かすためには、包括的な施策の展開や組織内外と連携した取組が必要であると認識をしております。こうしたことを踏まえ、漁港区域内での取組として、現在策定中の内浦・西浦地区の漁港活用推進計画では、庁内関係部局との情報共有や意見交換など連携しながら進めております。また沼津港については、港湾管理者である県と連携し、みなとまちづくり推進計画の実現とさらなるにぎわい創出に努めているところでございます。市民理解につきましては、漁港活用推進計画策定に当たり、関係者へのヒアリングや観光客等へのアンケート調査を実施しておりますが、今後、市民参加によるワークショップやパブリックコメント等により、市民への理解を深めながら取り組んでまいります。

次に、「海業」に対する積極的な取組についてお答えします。

海業につきましては、飲食、宿泊、マリンレジャーにとどまらず、議員御指摘のブルーカーボンなどの環境分野をはじめ、海洋教育、海辺の公共空間活用など、従来の漁業や観光の枠を超えた幅広く他分野に波及する重要なテーマであると認識をしております。現在策定中の漁港活用推進計画においては、水産業の発展と水産物の安定供給に資する漁港施設等活用事業から段階的に取り組むこととしておりますが、市内で行われているサンゴ礁保存に係る海洋環境教育や、官民連携海岸清掃といった様々な活動と有機的に連携し、海業による地域の活力向上、地域の創生に注力してまいります。

次に世界初のハイブリッド魚「夢あじ」養殖に対する支援についてお答えします。

夢あじは本市と千葉県館山市のみで養殖されている世界初のハイブリッド魚であり、著名な料理人等から高い品質評価を受けており、本市にとって新たな水産ブランドとして大きな可能性を有していると認識しております。この新たなブランド化の芽吹きを着実なものとするため、内浦漁業協同組合が実施する養殖生けすの整備に対し補助金を交付し、養殖体制の整備・強化を支援しているところであります。今後は、実販売に向けたプロモーションや情報発信について、権利を有する株式会社さかなドリームや内浦漁協と連携しながら、効果的な実施に努めるとともに、夢あじが地域の漁業者の所得向上と本市水産業の発展につながるよう、事業拡大に向けて必要に応じ、継続的に支援してまいります。

ヒト中心で都市的魅力にあふれるまちについて

まちづくり・都市基盤

要旨会派は、鉄道高架により生まれ変わる沼津駅舎・駅前広場の意匠や景観デザイン、特に若者の意見反映について質問した。市は、デザイン検討会議の設置と高校生向けワークショップの実施により、沼津らしさが息づく魅力的な駅前空間を実現していくと答弁した。

背景沼津駅舎・駅前広場は鉄道高架によって大規模に生まれ変わる市の重要な玄関口であり、将来世代が愛着を持って利用できる空間にするため、デザイン方針と若者の関与が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 沼津駅舎、駅前広場、沼津駅周辺のデザインについて
  • 意匠や景観デザイン
  • 若者の意見を反映する考え
沼津駅周辺整備部長沼津駅舎、駅前広場、沼津駅周辺のデザインについてお答えします。 初めに、意匠や景観デザインについてですが、沼津駅周辺は本市の玄関口であり、沼津を印象づけるまちの顔となるエリアです。鉄道高架によって生まれ変わる沼津駅舎・駅前広場は、まさに10…答弁の全文を読む

沼津駅舎、駅前広場、沼津駅周辺のデザインについてお答えします。

初めに、意匠や景観デザインについてですが、沼津駅周辺は本市の玄関口であり、沼津を印象づけるまちの顔となるエリアです。鉄道高架によって生まれ変わる沼津駅舎・駅前広場は、まさに100年の計を築く、将来世代へ誇りを持って引き継ぐべき都市の資産であります。このことから、建築、都市景観、ランドスケープ等を専門とする有識者や行政などで組織するデザイン検討会議を設置し、本市が主体となって検討を進めております。これまでデザインコンセプトを検討するとともに、駅前空間の骨格となる施設配置や歩行者動線など、機能面を丁寧に議論してきたところであり、その状況を市民の皆様と共有し、御意見をいただくために、デザインイメージ案をお示ししたところです。今後、駅舎や駅前広場のデザインをはじめ、公共空間の設計に豊富な実績を有する建築家などをデザイン検討会議に加えた新たな体制の下で、駅舎の外観や駅前広場のシェルター・舗装・照明・植栽などの形状・素材・色彩を検討し、商工会議所や交通事業者、市民の代表などで組織している沼津市中心市街地まちづくり戦略会議に、お諮りした上で、デザインを検討してまいります。沼津駅舎や駅前広場等は、本市の未来を象徴する空間として、多くの方々に長く愛され、日々の暮らしとまちのにぎわいを支える舞台となるよう、機能とデザインを両立させ、沼津らしさが息づく魅力的な駅前空間の実現に向けて取り組んでまいります。

次に、若者の意見を反映する考えについてお答えします。

駅舎・駅前広場のデザイン検討に当たりましては、幅広い世代の声を丁寧に受け止め、反映していくことが不可欠であると認識しております。とりわけ、未来を担う若い世代が駅周辺を自分たちの場として、愛着を持って利用できる魅力あふれる空間としていくことは、都市の活力を高めていく上で欠かせない視点であります。このため、若者が多く集まる図書館やイーラde、プラサヴェルデなど沼津駅周辺施設において、通学や通勤、買物等の合間にも立ち寄ることができるオープンハウスを実施し、多くの意見を聴取してまいりました。今後につきましては、高校生を対象に、模型やVRなどを用い、将来の駅前広場での過ごし方、アクティビティ等を議論するワークショップを実施するほか、出前講座やまちかどトークを通じ、ニーズや趣向を的確に捉え、将来にわたり親しまれる駅前空間の実現に向けて検討を進めてまいります。

行財政運営について

行財政・行政運営

要旨会派志政会はシティプロモーション(台湾高雄市との観光交流強化、コンテンツツーリズム、海業推進など)と市の行財政運営の在り方について質問し、市側は防災幹の新設、CIO補佐官によるDX推進、健全な財政運営について答弁しました。

背景本市は豊富な観光資源やコンテンツ(映画・ドラマ・アニメ等)を有しながら十分に活かしきれていないこと、同時に近年の災害の激甚化・頻発化やデジタル技術の急速な進化に対応する必要があることが背景にあります。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 防災幹の能力と役割
  • シティプロモーションの目的
  • デジタル関連施策について
  • CIO補佐官採用の目的及び役割
  • 量子計算機時代到来に向けた対応策の検討
  • 財政について
  • 義務的経費の推移
  • 枠配分予算方式の検討
危機管理監防災幹の能力と役割についてお答えします。 防災幹は、近年の自然災害の激甚化・頻発化を踏まえ、本市の防災対策を専門的かつ総合的に強化するために新設する専門職であります。求める能力につきましては、災害対応や防災業務に関する一定の専門的知識と実務…答弁の全文を読む

防災幹の能力と役割についてお答えします。

防災幹は、近年の自然災害の激甚化・頻発化を踏まえ、本市の防災対策を専門的かつ総合的に強化するために新設する専門職であります。求める能力につきましては、災害対応や防災業務に関する一定の専門的知識と実務経験を有し、庁内各課や関係機関と連携しながら、防災施策を円滑に進めていくための調整力を備えていることを基本としており、自衛隊、警察、消防等での経験を有する方を想定しております。役割といたしましては、平時は防災計画の策定・更新、訓練や住民啓発を主導し、有事には関係機関との連携や現場対応の調整等を担っていただきます。危機管理監の直下に配置することにより、平時の備えと有事の対応を一体的に進める体制を強化し、防災業務の実効性を高めてまいります。

政策推進部長デジタル関連施策についてお答えします。 初めに、CIO補佐官採用の目的及び役割についてお答えします。 本市のデジタル関連施策は、DXの司令塔であるCIOに副市長を充て統括しておりますが、CIO補佐官は、新たに策定する沼津市DX推進計画の推進…答弁の全文を読む

デジタル関連施策についてお答えします。

初めに、CIO補佐官採用の目的及び役割についてお答えします。

本市のデジタル関連施策は、DXの司令塔であるCIOに副市長を充て統括しておりますが、CIO補佐官は、新たに策定する沼津市DX推進計画の推進体制において、CIOの直下に置くものであります。CIO補佐官は、業務委託により専門人材を確保するもので、日々進化するデジタル技術を効果的に活用することを目的とし、デジタル技術の高度な専門知識や経験を生かし、CIOをサポートするとともに、新たな組織であるデジタル戦略課が本市に最適な施策を展開していくための役割を果たすものです。また、他自治体の先進事例や、最新のデジタル技術の動向を踏まえた助言や提案を行い、市民サービスのさらなる向上と行政運営の効率化の実現に寄与することを考えております。

次に、量子計算機時代到来に向けた対応策の検討についてお答えします。

現在国において令和7年11月の政府機関等における耐量子計算機暗号(PQC)への移行について(中間とりまとめ)の中で、2035年を目標とした耐量子計算機暗号への移行方針を示しており、さらに具体的な移行ステップを示す工程表につきましては、令和8年度に策定される予定となっております。本市といたしましては、国が今後示す予定の工程表や具体的な技術ガイドラインの動向を注視してまいります。

財務部長財政についてお答えします。 まず、義務的経費の推移についてですが、令和2年度から6年度における人件費、扶助費、公債費の合計である義務的経費が一般会計の決算総額に占める割合は、37%から49%であります。このうち、最小値37%の令和2年度は、…答弁の全文を読む

財政についてお答えします。

まず、義務的経費の推移についてですが、令和2年度から6年度における人件費、扶助費、公債費の合計である義務的経費が一般会計の決算総額に占める割合は、37%から49%であります。このうち、最小値37%の令和2年度は、補助費として定額給付金を約195億円執行するなど、ほかの性質の決算額が増加したことが主な要因であります。また、最大値49%の令和3年度は、子育て世帯臨時交付金約22億4000万円、福祉臨時特別交付金約18億6000万円など、扶助費が増加したことが主な要因であります。最小値、最大値ともに国の臨時的な政策による特殊要因によるものであり、また、決算総額に占める義務的経費の割合は、普通建設事業の進捗等による義務的経費以外の増減に影響を受けるものでありますが、駿東伊豆消防組合に移行した平成28年度以降では、おおむね45%程度で推移しております。決算総額に対する割合に大きな変動はありませんが、義務的経費の決算額は、平成28年度と直近の令和6年度を比較すると、国の制度改正などによる扶助費や人件費の増によって、約77億円増加しておりますので、引き続きその動向を注視し、健全な財政運営に努めてまいります。

次に、枠配分予算方式の検討についてお答えします。

枠配分予算方式については、本市においても、20年ほど前、各部署に枠配分予算を定め、編成を進めたことがありましたが、結果、各部署において既存事業のスクラップが進まず、予算の硬直化が見られるとともに、配分枠内での調整ができていないなど、想定していた導入効果が得られなかったことから、2年間で枠配分予算方式をやめております。現在本市では、優先的に進めるべき重要施策は、予算編成に先立ち、各種事業の進捗や新年度の事業内容等を確認し、別枠として予算要求を認めることで、重要施策の予算を確保しております。また、その他の事業費については、前年度一般財源の範囲内など一定の枠内において予算要求する仕組みとし、各部署においては、事業効果を踏まえたスクラップ・アンド・ビルドや新たな財源の確保など、枠内で予算を編成するための歳入歳出両面での見直しを行うことで、枠配分予算方式と同等の効果が発揮されているものと考えております。枠配分予算方式を取り入れる県内の地方公共団体においては、本市と同様の課題を持つ市町も多い中、予算の一部を枠配分として担当部署に一任し、機能している例もあることから、引き続き、他市事例なども注視し、より効率性かつ実効性のある予算編成となるよう研究してまいります。

政策推進部長お答えします。 初めに、関係人口数の増加、ふるさと住民登録推進の目標につきましては、令和8年度から令和12年度までの5年間で、各年度2万人、合計10万人を目指しております。具体的には、本市へのふるさと納税者に送る寄附金受領証明書にふるさと住…答弁の全文を読む

お答えします。

初めに、関係人口数の増加、ふるさと住民登録推進の目標につきましては、令和8年度から令和12年度までの5年間で、各年度2万人、合計10万人を目指しております。具体的には、本市へのふるさと納税者に送る寄附金受領証明書にふるさと住民登録を促すQRコードを記載することや、県外在住の本市出身者が集まるイベント等に積極的に参加することにより、ふるさと住民登録者の獲得に努めてまいります。移住者数の増加の目標につきましては、現在の移住者数を維持することとし、令和8年度から令和12年度までの5年間で1,950人を目指しております。具体的には、東京での相談会に年6回の出展、アニメコンテンツを活用した市内での相談会などを行い、移住者数の増加に努めてまいります。子育て支援施策充実自治体としての認知度向上につきましては、令和6年度の子育て環境に関するアンケートにおける、子育てしやすい環境にあると感じている市民の割合79.3%を参考指標として、若者・女性を主なターゲットとした情報発信等を通じた認知度向上を図ってまいります。

次に、市民満足度の向上におけるシティプロモーションの重要性についてお答えします。

本市といたしましても、市民満足度の向上は、市民が本市に愛着を持ち、市民自らが、本市の魅力を発信する契機となることから、シティプロモーションに資するものと認識をしております。

次に、UGCの誘発についてお答えします。

市の情報発信において、市民等が自発的に発信する情報であるUGCを誘発することは重要であると認識しております。現在、XやInstagram、TikTokなど、情報発信チャンネルのマルチ化とともに、Instagram内において、ぬまづ暮らし、numa_1(ヌマワン)というハッシュタグを用いて、UGCの誘発に努めております。ハッシュタグを用いたUGCの誘発につきましては、さらなる周知を図り、Instagramのみならず、他のSNSでの投稿数の増加にもつなげる必要があると認識しております。そのため、SNSや広報ぬまづを用いてハッシュタグの存在を知らせるための周知を定期的に行う等、ハッシュタグの認知度拡大に努めてまいります。また、ユーザーが行った投稿に対するリポスト等を市が積極的に行うことで、UGCのさらなる誘発にも努めてまいります。さらに、市民の郷土愛やシビックプライドの醸成もUGCの誘発に大きく寄与すると考えているため、ぬまづの宝100選の周知や広報ぬまづの見やすさの向上など、市民向けの魅力発信の強化にも努めてまいります。

次に、CIO補佐官の具体的役割についてお答えします。

CIO補佐官は、業務の抜本的な見直しや、情報システムの最適化等に関する助言や提案を行うこととし、具体的には生成AI等の本市が所有するツールを活用した業務効率化や、情報システムの高度化に関する助言、デジタル人材育成の支援等を考えております。これらのほか、全体最適化の視点を持って、本市のDXの推進に向け、様々な提言をいただけるものと考えております。

公明党代表: 小泉宣子議員のページ →片岡章一議員のページ →

質問の全文を読む全2発言

発言 1 / 2

通告に基づき、会派公明党の代表質問を行います。

安心して子どもを産み育てられるまちについて、結婚を望む方への支援について質問いたします。

まず、出会いの機会創出に対する考え方について伺います。

施政方針に、結婚を望む方への支援として、本市も参画する県広域マッチングシステムふじのくに出会いサポートセンターの登録料の負担を軽減することで、さらなる出会いの機会を創出していくとあります。昨年9月定例会で、若者の結婚支援の中で民間のマッチングアプリと比較して行政主体のマッチングシステムには一定の信用性や安心感がある、かつ、民間の結婚相談所は費用がかさみ利用できる人とできない人との格差が生まれる。そのような懸念を背景に、行政が結婚支援にもっと積極的に支援していくべきとの趣旨の質問をさせていただきました。このふじのくに出会いサポートセンターの登録料の負担を軽減する取組は、行政として若者の結婚支援を積極的に支援する姿勢が感じられ、大いに期待するところであります。

そこで質問いたします。

ふじのくに出会いサポートセンターの登録料の負担軽減をすることで、出会いの機会を創出することに至った考え方について伺います。

次に、目的と効果に対する認識について質問いたします。

先ほどの9月定例会の質問の答弁の中で、本市でもふじのくに出会いサポートセンターを通じて成婚に至る方がいることが確認されていますが、この事業の実施によりそのような傾向がさらに増えることが期待されます。今後、何もしなければ少子化は加速度的に進むことが考えられます。人口減少は当たり前と何もせずに、ただ手をこまねいているだけでは日本の将来は危ういものになってしまうかもしれません。私たちに今できることは何かを問われているときなのかもしれないと痛切に感じます。そんな思いを抱く中、沼津市が若者の結婚を後押しすることはとても重要なことだと感じます。若い方が結婚したいという願望をかなえられるように、多くの方に参加していただきたいと思います。

そこで質問いたします。

出会いの機会を創出することの目的とそれにより得られる効果についてどのように認識しているのか伺います。

次に、安心で魅力的なまちづくりについて質問いたします。

施政方針に、保護者を支える子育て支援サービスの充実につきましては、新たに市中心部において、病児・病後児保育事業を実施する保育施設などに対して補助を行うとあります。私の経験から、働きながら子育てをしていると、どうしても子どもの体調不良により仕事を休まざるを得なくなることがあります。特に子どもが保育園に通園し、兄弟姉妹がいることで、さらに風邪などに感染しやすくなるからです。そのたびに仕事を休まなければならず、職場でも肩身の狭い思いをすることが何回もありました。両親などがいて子どもの面倒を見てもらえる環境下にある人は頼れますが、必ずしもそのような環境下にある人ばかりではありません。そのようなときに、子どもを預ける場所があることは子育てをする保護者にとって安心を担保し、仕事と子育ての両立を図ることができると考えます。加えて、市が補助を行うことでそのような保育施設が増加する可能性もあり、相互に相乗効果を生むことが考えられます。

そこで質問いたします。

病児・病後児保育を行う保育施設への補助に対する考え方について伺います。

次に、多様な学習支援体制について質問いたします。

施政方針には、未来を担う人づくりについて、学校や教室に行くことが困難な児童に対して、学校に安心できる居場所をつくるため、各小学校にフリースペースを設置し、多様な学習支援体制を整えていくとあります。令和4年第15回定例会で茨城県つくば市の例を挙げ、学校内の空き教室を利用して子どもたちが自由に過ごせる居場所となるフリースクール的な場所を設置することを提案させていただきました。昨年11月定例会で会派の同僚議員からも質問がありました。今年度、実証実験を行い、効果を得られた上で、来年度、校内にフリースペースが設置されます。これにより不登校対策が一歩前進し、少し光が見えてきたように感じます。このことにより、家から出られない子どもたちが学校のフリースペースに足が向くことを願いたいと思います。フリースペースについては、先ほど市民クラブの代表質問で質問していますので、私からはそのような居場所ができたと知っても家から出られないようなひきこもりの状態にある子どもたちへの支援について、改めてお聞きしたいと思います。教室に行けなくても学校には行ける子どもたちへの支援とそのような場所があってもなお、学校に行けない子どもたちへの支援は両輪で進めることが必要であると考えます。家から外に出られる子どもたちは社会とのつながりが持てますが、家から外に出られない子どもたちは人知れず不安や孤独を感じていると思います。家族も一緒にいる子どもと共に、不安や孤独を感じていると推察いたします。

そこで質問いたします。

そのような児童に対して改めてどのように取り組んでいくのか、児童生徒の学習環境の支援に対する取組について伺います。

次に、学校給食について質問いたします。

まず、物価高騰における質の向上への取組について伺います。

御案内のとおり、学校給食は学校給食法により食材の購入費は保護者が負担することになっています。近年は物価高騰の影響を受け食材も値上がりしており、学校給食の提供も苦慮されていることと思います。そのような中、沼津市ではこれまで賄材料費の高騰分を公費負担として、保護者負担分は据え置かれてきました。児童生徒の成長期に欠かせない栄養バランスを考慮された給食の提供において、質の確保ということは大変重要なことだと考えています。保護者から給食のメニューを見ると少し物足りなさを感じるといった声もあり、物価高騰が続く中での対応が急務であると感じます。

そこで質問いたします。

物価高騰における質の向上への取組について伺います。

次に、本市独自の支援に対する考え方について質問いたします。

今年の4月から公立小学校の児童を対象に保護者が負担してきた給食費を国の支援によって軽減し、子育て世帯の経済的負担を和らげることを目的とした制度として給食の無償化が実施されます。あわせて自治体間で生じてきた給食費負担の差を是正し、どこに住んでいても、一定の教育環境を確保することが狙いとされています。公明党としても、学校給食の無償化の実現に向けて取り組んできましたが、国の支援により、ようやく給食の無償化が実現します。ただ、この制度は学校給食費を全て公費で賄う完全な無償化を前提とするものではありません。自治体の財政や給食の質に配慮しつつ、保護者負担の抜本的な軽減を図る取組である点が制度の前提となります。児童1人当たりの月額5,200円が基準とされ、この金額は令和5年の実態調査における平均給食費に近年の物価動向を加味して設定されています。年々上がり続ける食材を購入して作られる給食の値段が基準額の5,200円では、なかなか質を確保した給食の提供は難しいと推察します。そのような中、本市では小学校においては、4月から国補助基準額の超過分を追加支援し、実質無償化が実現すると聞いています。保護者からは喜びの声が聞こえてきそうです。また中学校においては、公費負担を増額し、保護者負担分は据え置かれるとのことです。また、会派公明党としても市長要望に際して何回も要望しており、その声に応えていただけたことに深く敬意を表したいと思います。

そこで質問いたします。

学校給食における本市独自の支援に対する考え方について伺います。

次に、ひとり親家庭の自立支援について質問いたします。

まず、自立支援と生活の安定に対する取組と目的について伺います。

来年度、ひとり親家庭の親を対象に就職に役立つ資格取得に要する経費や修業中の生活費を補助するなど、ひとり親の自立を支援し、生活の安定と向上を図ることが示されています。現在、先ほどの支援として主に自立支援訓練給付金と高等職業訓練促進給付金があります。自立支援訓練給付金とは、ひとり親家庭の親が就職に有利な資格取得を目指し、指定された教育訓練講座を修了した場合に、受講費用の最大85%が支給される制度です。また、高等職業訓練促進給付金とは、ひとり親家庭の方が就職の際に有利となる資格の取得を目指して、養成機関で就業する期間の生活費を支援する制度です。これらは、ひとり親になることで仕事をしながら子育てする生活の不安を解決する一助になる施策だと思います。また、専門的な職業への就職を促進する作用もあります。

そこで質問いたします。

これらの支援はひとり親の方たちの生活の安定には必要不可欠であると認識していますが、ひとり親支援に関する市の取組内容とその目的について伺います。

次に、養育費の取決め等に対する支援の内容と目的について質問いたします。

両親の離婚は少なからず子どもに深刻な影響を与え、子どもの養育の在り方についても多様化していると言われます。ただ、両親の離婚が子どもに影響を与えると分かっていても、離婚を選択しなければならない状況もあり、家庭によっては離婚したほうがお互いによい影響をもたらす場合もあります。問題は親権を持つ親の経済状況ではないかと思います。これまで、離婚時に養育費について取決めがない場合、合意できるまで養育費を請求できませんでしたが、今年の4月から離婚時に取決めがなくても子ども1人当たり月額2万円を請求することが可能になると聞いています。離婚した友人・知人などから養育費を最初はもらっていたが、いつの間にか途絶えてしまったという声はよく聞きます。養育費は、本来は子どもが経済的に自立するまで支払われるものですが、全国ひとり親世帯等調査によると、養育費の不払いがひとり親世帯の困窮を招いていることが分かっています。そのような状況を背景に、公明党は離婚時に養育費の取決めがなくても請求できる法定養育費の創設に向けて取り組んできました。

そこで質問いたします。

国の法改正も行われる中、市においても離婚の際の養育費の取決め等の支援が行われますが、支援の内容と目的について伺います。

次に、こども誰でも通園制度について質問いたします。

この制度は、親の就労を問わず生後6か月から2歳の未就園児を対象に、保育施設を一定時間利用できる制度で、2025年度に制度化されたと認識しています。保育施設を利用するには、原則共働き家庭や親が病気などの場合に限られてきましたが、この制度により家庭とは異なる生育環境で同世代の子どもと関わる機会に恵まれ、健やかな成長につながることが期待されます。また、この年齢期の子育ては親にとっては大変労力を要する期間で、親の精神的な支えが必要な時期でもあります。この制度により、子育ての負担を軽減し社会全体で子育てをしていく機運が醸成されることに期待したいと思います。

そこで質問いたします。

こども誰でも通園制度が本格実施されることとなりますが、本市の取組内容と同制度の目的について伺います。

次に、モデル事業実施により期待される効果について質問いたします。

御案内のとおり、本市はこども誰でも通園制度の制度化に伴い、2年間、同事業のモデル事業に手挙げし、近隣市町に先んじて事業を展開してきました。実際に取り組んだことで分かったこともあると思います。

そこで質問いたします。

モデル事業実施による効果に対する認識について伺います。

次に、本格的な事業実施により期待される効果について質問いたします。

4月から同制度が本格的に実施されます。モデル事業で得られた実績を基に、利用ニーズに対する受皿を確保しながら本格実施に向けて事業展開をしていくことになります。

そこで質問いたします。

事業実施により期待される効果に対する認識について伺います。

次に、笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまちについて、重層的支援体制について質問いたします。

施政方針には、地域住民の複雑化・複合化したニーズに対する包括的な支援を行うと示されています。改めて、重層的支援体制整備事業とは地域住民が抱える複雑な課題に対し、市区町村が包括的な支援体制を構築する事業です。御案内のとおり、2021年4月に施行された社会福祉法の改正に伴い創設され、相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援を一体的に行います。本市では、今年度できるところから重層的支援体制整備事業が行われていると認識していますが、実際に取り組んでみて支援の在り方や課題などについて、見えてきた部分もあるかと思います。

そこで質問いたします。

包括的な支援を行うための体制とはどのようなものと市は認識しているのか。また、その具体的な取組について伺います。

次に、地域全体で支え合う福祉活動について質問いたします。

施政方針に、重層的な支援に取り組むことで地域全体で支え合う福祉活動を推進していくとあります。今最も不足していると言われている地域コミュニティ、いわゆる地域の方々とのつながりですが、そのつながりを持ち、困ったときは助け合うことが改めて大切だと感じます。また、不安や悩み等ちょっとした相談事ができる場や地域との交流、人間関係を築くことが求められているとも感じます。加えて、高齢者や障がいのある人やひきこもりなどを抱えた方たちの日常生活を地域の身近な方々で支え合ったり、助け合ったりすることで、地域共生社会を築くことだと認識しています。

そこで質問いたします。

地域全体で支え合う福祉活動とはどのようなものと市は認識しているのか。また、その具体的な取組について伺います。

次に、市立病院の安定経営について質問いたします。

これまで市立病院は三次救急として、いわゆる最後のとりでとして、市民の安心と安全を担うために、静岡県東部地区、とりわけ駿東田方圏域の基幹病院として地域医療を支えてきました。市立病院の経営については、数年前から経営が厳しい状況が続いていたと認識しており、昨年、私たち議員も市立病院の安定経営のために地域医療体制の強化に係る研究会を立ち上げて勉強会を行ってきました。市立病院の経営をどうしたら安定的に維持できるのか共に考え、医療提供体制強化に向けた要望書も提出させていただきました。施政方針に、市立病院の安定経営につきましては、経営強化プラン及び昨年11月に策定した経営改善実行計画に基づき、収入増加・確保対策などを進めると示されています。経営強化プランは令和6年2月に策定され、既に取組が進められているところです。経営改善実行計画は、令和7年からの6年間で新たに設けられた病院事業債(経営改善推進事業)を活用し、また、プラン以上に強力かつ迅速に経営改善の取組を進め、経営状況の健全化を図ることを目的にしていると認識しています。

そこで質問いたします。

経営強化プラン及び経営改善実行計画に基づき、収入増加・確保対策を行うとありますが、どのように進めていくのか市の見解を伺います。

次に、関係機関への多面的な働きかけへの取組について質問いたします。

施政方針に、国や県をはじめとする関係機関に対し、安定した医療提供体制の維持に向けた働きかけを行うなど多面的な取組に努めるとあります。総務省の発表によると、自治体が運営する全国678の公立病院事業全体の経常収支は過去最大の3,952億円の赤字で、赤字となった病院の割合も過去最大の83.3%となったことが分かっています。職員給与費の増加や材料費の高騰により医業収支が悪化している現状です。もはや市単体の問題ではなく、周辺地域との連携や県、国に対しての要望活動などを強化していくことが迫られていると認識しております。今年度議会としても、議長、副議長が市長と共に国への要望活動に同行していることは既に承知のとおりです。

そこで質問いたします。

国や県をはじめとする関係機関に対し、安定した医療提供体制の維持に向けた働きかけを行うなど多面的な取組に努めるとのことですが、今年度の取組を踏まえ、どのように行っていくのか市の見解を伺います。

以上で1回目の質問を終わります。

発言 2 / 2

ひとり親家庭の自立支援について2回目の質問をさせていただきます。

答弁を伺い、子育てや仕事を1人で担う負担を軽減するための支援やひとり親の生活の安定に向けた支援がなされることが分かりました。令和3年第11回定例会でひとり親支援の相談体制として、寄り添った支援を一元的に行うためのワンストップ相談窓口の必要性について質問させていただきました。現在、ワンストップ相談窓口についてはさらなる充実した相談体制が取られているようです。ただ、このような支援がひとり親の方たちへ伝わらなければ、十分な活用に至らないという課題も指摘されているところです。自立支援訓練給付金や高等職業訓練促進給付金、新たな養育費の取決めや支払い履行確保などの支援をひとり親家庭に知らせるために、分かりやすい情報提供が必要と考えます。

そこで質問いたします。

このような支援をひとり親の方たちへ確実に知らせるために、どのように届けるのか具体的な取組について伺います。

次に、こども誰でも通園制度について質問いたします。

答弁を伺い、同制度の本格実施に伴い、未就園の子どもの社会性や成長発達を育み育児をする保護者の孤立感や不安感を払拭し、その後のスムーズな就園等につながる効果が期待されることが分かりました。子育て世帯に十分に認知され、同制度の活用がなされ、子育ての孤立感や不安感がなくなり、子育てが楽しいと思えるような社会となることを願いたいと思います。ただ、社会全体として挙げられている保育士不足などの課題や参入する保育施設の拡大も必要と考えます。

そこで質問いたします。

そのような課題も想定されると考えますが、2年間のモデル事業を踏まえ、市として今後どのように取り組んでいくのか伺い、私の質問を終わります。

安心して子どもを産み育てられるまちについて

子育て・教育

要旨会派(公明党)は、少子化対策として出会いの機会創出、病児・病後児保育、学習支援体制、ひとり親支援など包括的な子育て支援施策について市の考え方を問うた。市は、マッチングシステム登録料補助、中心部での病児保育施設支援、養育費取決め手数料補助などで、「安心して子どもを産み育てられるまち」実現を目指すと答えた。

背景少子化・人口減少が加速する中、18~34歳未婚者の約8割が結婚を希望しながらも出会いの機会不足に直面していることや、働きながら子育てをする保護者が病児保育、学校対応、経済的負担などの課題に直面している状況が質問の背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 結婚を望む方への支援について9番
  • 出会いの機会創出に対する考え方 病 院 長小 泉 宣 子
  • 目的と効果に対する認識
  • 安心で魅力的なまちづくりについて
  • 病児・病後児保育を行う保育施設への補助に対する考え方
  • 多様な学習支援体制
  • 児童生徒の学習環境の支援に対する取組
  • 学校給食
  • 物価高騰における質の向上への取組
  • 本市独自の支援に対する考え方
  • ひとり親家庭の自立支援について
  • 自立支援と生活の安定に対する取組と目的
  • 養育費の取決め等に対する支援の内容と目的
  • こども誰でも通園制度について
  • 事業内容と目的
  • モデル事業実施による効果に対する認識
  • 事業実施により期待される効果
政策推進部長出会いの機会創出に対する考え方についてお答えします。 ふじのくに出会いサポートセンターは、静岡県と本市を含む35市町で構成されるふじのくに結婚応援協議会が運営し、マッチング、結婚相談、イベントやセミナーの開催等を行っております。そのような活…答弁の全文を読む

出会いの機会創出に対する考え方についてお答えします。

ふじのくに出会いサポートセンターは、静岡県と本市を含む35市町で構成されるふじのくに結婚応援協議会が運営し、マッチング、結婚相談、イベントやセミナーの開催等を行っております。そのような活動の一環として、本センターはしずおかマリッジという名称で、結婚を望む方に対して、AIによるビッグデータ分析を用いたマッチングサービスを提供しております。このサービスは、より広域的かつ効率的に出会いの機会を提供できるものであることや令和6年度にこども家庭庁が実施した調査において、既婚者の25.1%が現在の配偶者と出会った場所・機会として、マッチングアプリを回答しているといった時代の流れも踏まえ、その効果が高いものと考えていることから、登録料の負担軽減によりさらなる出会いの機会を創出する支援を行うものです。

次に、目的と効果に対する認識についてお答えします。

国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、18歳から34歳の未婚者の約8割が結婚を希望しており、また25歳から34歳の未婚者が独身でいる理由として、適当な相手にめぐり会わないが最も多いことから、これらのニーズに沿った対策として、出会いの機会を創出することが必要であると考えております。そのため、結婚を希望しているが出会いの機会が少ないと感じている方に対して出会いの機会を創出することで、本市の若者の未婚化・晩婚化傾向に歯止めをかけることを目的としております。また、得られる効果といたしましては、結婚したい方の希望をかなえつつ、我が国においては結婚と出産に強い相関が見られることを踏まえ、少子化の抑制にも寄与するものと考えております。今後とも、結婚を望んでいる方が人生のパートナー探しに向けた第一歩目を踏み出すための後押しとなるよう取り組んでまいります。

福祉事務所長病児・病後児保育を行う保育施設への補助に対する考え方についてお答えします。 本市では、病児保育施設が3施設、病後児保育施設が1施設あり、市西部地域に偏っていることから、市中心部における開設が求められています。また、未就学児童の保護者に実施し…答弁の全文を読む

病児・病後児保育を行う保育施設への補助に対する考え方についてお答えします。

本市では、病児保育施設が3施設、病後児保育施設が1施設あり、市西部地域に偏っていることから、市中心部における開設が求められています。また、未就学児童の保護者に実施したアンケート調査では、子どもの傷病時には、母親が仕事を休んだと8割以上の方が回答され、そのうちの約半数ができれば病児・病後児保育を利用したいと回答されました。このような状況の中、現在沼津駅の南北での事業実施に向け、複数の民間事業者と事前協議を進めているところです。正式に事業実施が決定した際には、その運営費に対して補助金を交付することで子育て支援サービスの充実を図り、子育てしやすいまち沼津の実現につなげてまいります。

次に、ひとり親家庭の自立支援と生活の安定に対する取組と目的についてお答えします。

ひとり親家庭は、子育てを1人で担う負担が大きいことから、生活の安定や自立の促進に向けて、就労状況の改善や経済的支援を行うことが、子どもの健やかな成長に資するものと考えております。このためひとり親家庭に対し、就職に役立つ資格や技能取得などの講座受講に要する費用の補助や修業期間中の生活費の支援を引き続き行い、就業やキャリアアップ等を支援してまいります。

次に、新年度から実施する養育費の取決め等に対する支援の内容と目的ですが、民法等の改正により、子の養育に関する父母の責務が明確化され、法定養育費の制度が創設されることにより、離婚時に取決めがなくとも一定額の養育費の請求が可能となります。しかしながら、これは取決めがまとまるまでの暫定的・補充的なものであり、子どもの健やかな成長を支えるためには、家庭の状況を踏まえた養育費の取決めと、相手の事情にかかわらず確実に養育費を受け取れる体制が必要であると考えております。このため、新年度から公正証書による養育費の取決めや家庭裁判所への調停申立て等に要する手数料の支援を行うとともに、取決めを行った人が履行確保のための保証契約を結ぶ際の費用に対しても支援を行うことで、ひとり親家庭の生活の安定につなげてまいります。

次に、こども誰でも通園制度につきまして、事業内容と目的についてお答えします。

保護者の就労状況に関係なく、ゼロ歳6か月から3歳未満の未就園児の誰もが、認可を受けた保育施設等で過ごせる機会を設けることで、子どもの育ちを応援し、親の負担軽減等につなげることを目的にこども誰でも通園制度が新年度から全国一律で実施されることとなりました。本市では既に沼津っ子ふれあいセンターぽっぽで実施しておりますが、民間1施設が新年度中の事業実施を計画しており、利用希望者は給付認定を受けた後、月10時間までの利用が可能となります。

次に、モデル事業実施による効果に対する認識についてですが、沼津っ子ふれあいセンターぽっぽにおける市民の利用実績は、令和6年度の1月末時点では延べ530人、本年度の1月末時点では延べ605人で増加傾向となっております。制度の利用者からは、家庭以外での保育により子どもの育ちを感じるとともに、安心して預けられることで子育ての負担が軽減されたとの声をいただいております。また、現場職員からは、これまでつながりのなかった子育て世帯が利用することで、育児相談や支援へとつながったとの報告を受けており、一定の効果が生まれているものと認識しております。

次に、事業実施により期待される効果についてですが、子どもにとっては家庭以外での経験や家族以外の人と関わる機会が得られること、同年代の子ども同士の触れ合いや体験を通じて、興味や関心が広がること、社会性の発達が期待できることなどが挙げられます。保護者にとっては、保育士等とつながりを持ち、相談や支援を受けられることで子育ての孤立感や不安感の軽減やその後の円滑な就園につながるなどの効果も期待できるものであります。

教育長児童生徒の学習環境の支援に対する取組についてお答えします。 本市の不登校の状況につきましては、全国と同様に学校に行くことができない児童生徒が増加傾向にあり、中でも小学校3年生までの低学年において増加が目立っております。要因としましては様々な…答弁の全文を読む

児童生徒の学習環境の支援に対する取組についてお答えします。

本市の不登校の状況につきましては、全国と同様に学校に行くことができない児童生徒が増加傾向にあり、中でも小学校3年生までの低学年において増加が目立っております。要因としましては様々なものが考えられることから、一つの視点だけではなく、多角的な視点を持って分析し、適切な支援につなげていくことが重要であると考えております。そのため、家庭環境が要因であれば、スクールソーシャルワーカー等を活用して関係機関につなぎ、学業の不安が要因であれば、1人1台端末を活用したオンライン学習を実施するなど児童生徒に応じた支援を行っております。小学校入学後の環境の変化に対しましては、スムーズに小学校生活に移行できるように、幼稚園や保育園、こども園との連携を深め、情報共有や支援の連続性を意図した取組を行っているところであります。また、保護者に対しましても、学校を通して困り感を傾聴し、関係機関の窓口等を案内するなど、保護者が悩みを抱え込まないように寄り添った対応に努めております。特に、家から外に出られない、様々な関係機関ともつながっていない、このような児童生徒に対しましては、校内フリースペース等が社会的な自立の契機となるよう、保護者を通じて周知を図ってまいりたいと考えております。教育委員会といたしましては、今後におきましても様々な取組を継続しながら、全ての児童生徒にとって、自分が安心できる居場所を見つけられるよう努めるとともに、青少年教育センターをはじめとした関係機関とも連携して、多様な居場所づくりや学びの場の確保に努めてまいります。

教育次長学校給食についてお答えします。 初めに、物価高騰における質の向上への取組についてであります。 各学校の給食調理場では、創意工夫を凝らし、できる限り様々な食材を取り入れ、新たな献立に取り組むなど安全で安心できるおいしい給食の提供と食育に努めて…答弁の全文を読む

学校給食についてお答えします。

初めに、物価高騰における質の向上への取組についてであります。

各学校の給食調理場では、創意工夫を凝らし、できる限り様々な食材を取り入れ、新たな献立に取り組むなど安全で安心できるおいしい給食の提供と食育に努めております。しかしながら、物価高騰が長引く中で、職員の工夫や努力だけでは給食の質を維持することが困難な状況になりつつあります。このため、令和8年度はさらに給食費の単価を増額し、給食の質の維持向上に努めてまいります。

次に、本市独自の支援に対する考え方についてであります。

本市におきましては、これまでも子育て世帯の負担軽減を図るため、給食費の全部または一部を公費負担とする経済的支援を行っております。また、国は子育て世帯への支援を強化する観点から、令和8年度に小学校給食費の抜本的な負担軽減を実施することとしております。しかしながら、国の支援だけでは本市の小学校給食費を無償化することができません。このため、令和8年度は不足分を市が公費で負担し、小学校給食費の無償化を実現いたします。また、中学校給食費につきましても一部を市が公費で負担し、市独自の支援を行うことで、保護者負担額を令和7年度と同額に維持してまいります。今後も学校給食費の保護者負担の軽減を図り、子育て世帯に対する支援を継続してまいります。

福祉事務所長ひとり親家庭に対する支援内容の周知についてお答えします。 本市では、こども未来創造課にひとり親家庭専用相談窓口を設置し、生活相談のほか、ひとり親家庭のしおり等を配布して、家庭の状況に応じた助成制度や関連部署を案内するなど、相談者に寄り添った…答弁の全文を読む

ひとり親家庭に対する支援内容の周知についてお答えします。

本市では、こども未来創造課にひとり親家庭専用相談窓口を設置し、生活相談のほか、ひとり親家庭のしおり等を配布して、家庭の状況に応じた助成制度や関連部署を案内するなど、相談者に寄り添った支援に努めております。相談内容は就労や教育、収入など多岐にわたるため、ハローワークや社会福祉協議会等とも連携し、互いの情報提供に努めております。支援内容の周知につきましては、引き続き相談窓口での的確な情報提供のほか、離婚手続時のチラシ配布や関係窓口の案内などの庁内連携、広報ぬまづ、市ホームページやSNS、沼津市ひとり親会等を通じて、継続的に情報を発信してまいります。

次に、こども誰でも通園制度に対する今後の取組についてお答えします。

これまでも民間保育施設に制度内容やモデル事業の運営状況、認可手続等を説明し実施意向を調査してまいりました。新年度は沼津っ子ふれあいセンターぽっぽのほか、市西部地域の民間1施設での実施を予定しておりますが、市内全域においてバランスよくサービスを受けられる場を提供したいと考えております。このため今後の利用ニーズ等も把握しながら、実施施設の拡大を図り、子育てを社会全体で支えていく体制を整えてまいります。

笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまちについて

医療・健康

要旨会派は少子化・人口減少への対応として、結婚支援(出会いサポートセンター登録料負担軽減)、子育て支援(病児・病後児保育補助)、不登校対策(フリースペース設置)の充実を求めました。市は各種支援施策の実施のほか、市立病院について医師確保と経営改善対策に取り組むと答弁しました。

背景日本の少子化と人口減少が加速度的に進む中で、若者の結婚・出産・子育て支援が重要課題となっています。同時に市立病院は患者数減少と人件費・物価高騰による経営悪化が深刻化しており、地域医療の確保が危機的状況にあります。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 重層的支援体制について
  • 包括的な支援を行うための体制
  • 地域全体で支え合う福祉活動
  • 市立病院の安定経営について
  • 経営改善計画に基づいた収入増加・確保対策
  • 関係機関への多面的な働きかけ
市長公明党、小泉宣子議員の代表質問に対しお答えいたします。 重層的支援体制についてお答えいたします。 包括的な支援を行うための体制につきましては、属性や世代を問わずに相談を受けることや多機関が連携・協働して対応することなどが重要であると考えてお…答弁の全文を読む

公明党、小泉宣子議員の代表質問に対しお答えいたします。

重層的支援体制についてお答えいたします。

包括的な支援を行うための体制につきましては、属性や世代を問わずに相談を受けることや多機関が連携・協働して対応することなどが重要であると考えております。その取組として、断らない相談体制の構築、アウトリーチの実施や地域・社会とのつながりをつくるための支援を行ってまいります。また、自治会、民生委員のほか、介護支援専門員等の専門職団体などと地域課題を共有し、協働で行える支援策を実施してまいります。

次に、地域全体で支え合う福祉活動についてですが、地域住民や民間企業など多様な主体が連携・協力して支え合う地域共生社会の実現を目指す活動であると認識しております。今年度策定いたします第5次沼津市地域福祉計画では、お互いさまをキーワードに、人づくり、地域づくり等を推進するほか、重層的支援体制整備事業を重点推進項目として位置づけております。重層的支援体制整備事業をはじめ、研修や様々な立場の人たちとの相互理解を図るワークショップ等の開催を通じて、誰もが地域で支えられる存在であるとともに、地域を支える一員であるというお互いさまの心を育みながら、地域共生社会の実現を目指してまいります。

次に、市立病院の安定経営についてお答えいたします。

初めに、経営改善実行計画に基づいた収入増加・確保対策についてですが、市立病院は静岡県東部地域における基幹的な医療機関として、地域医療の確保のための重要な役割を担っております。しかしながら、近年は人口減少や少子高齢化による医療需要の変化などを理由とした患者数の減少による収益の減少、人件費や物価の高騰による費用の増加を背景に、非常に厳しい経営状況にあります。そこで市立病院では、令和6年2月に沼津市立病院経営強化プランを、また、令和7年11月には沼津市立病院経営改善実行計画を策定し、経営強化・経営改善に取り組み、今年度は個室に係る診療報酬の取扱いの見直しなどを行ったところであります。令和8年度におきましては、経営改善実行計画で定めた収入増加・確保対策のうち、救急不応需・紹介不応需削減の取組として、救急科医師を確保し、病床稼働率等の向上を目指してまいります。また、保険適用外診療等の強化の取組といたしまして、人間ドックの新たなメニューの追加や令和7年に実施いたしました出張インフルエンザワクチン接種の拡大を図ってまいります。さらに、本年2月に導入いたしました施設基準管理システムを活用し、令和8年度診療報酬改定による新たな診療報酬の確保を進めてまいります。

次に、国や県をはじめとする関係機関への多面的な働きかけへの取組についてですが、今年度は県の市長会議、東部市長会議、県知事訪問のほか、先ほど議員からも御指摘いただいたように、議長、副議長にも御同行いただいた厚生労働省訪問の場で、財政的支援の要望等を行ってまいりました。このような取組の結果、国の令和7年12月の補正予算において、賃上げ・物価上昇に対する支援事業等が実施され、本市におきましては約1億7000万円の補助金が交付されることになったものであります。また、令和8年度診療報酬改定につきましても、賃上げ・物価上昇などを踏まえ、主に医療従事者の技術料や人件費に当たる本体部分は3.09%の引上げ改定とされました。令和8年度におきましても、引き続き国や県をはじめとする関係機関への多面的な働きかけを行い、市立病院の安定的な経営を図ってまいります。

残余につきましては、教育長等から答弁いたします。

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき、引き続き会派公明党を代表して質問します。

基本的な考え方について、物価高騰対策について質問します。

現在も物価上昇は続いており、食料品、エネルギー価格、日用品、さらにはサービス分野に至るまで、幅広い分野で価格上昇が見られます。特に子育て世帯、高齢者世帯、年金生活者、中小事業者の皆様にとっては、日々の生活や経営を直撃する深刻な状況が続いております。実質賃金が伸び悩む中で、生活必需品の値上がりは家計に大きな負担となり、将来への不安を一層強めております。物価高騰は一時的な現象ではなく、エネルギー価格の変動、国際情勢の不安定化、円安基調など、構造的要因が複合的に絡み合う長期的課題となりつつあります。こうした状況の下、国においても様々な対策が講じられておりますが、市民の暮らしを最も身近で支える責任を担うのは基礎自治体である本市であります。これまでも本市は、施政方針にもありますとおり、重点支援地方交付金などを活用し、迅速に支援策を実施してこられました。その対応については評価をいたします。さらに、今後求められているのは、これまで以上に機動的で切れ目のない対応であると考えます。生活困窮に陥る前の予防的支援、中小事業者への経営持続と雇用維持の支援、子育て世代への継続的な負担軽減、地域経済の循環を高める施策といった総合的な対策を迅速かつ戦略的に講じていく必要があります。物価高騰は、市民生活の基盤そのものを揺るがしかねない重大な課題であります。だからこそ、本市としても国の施策を的確に活用するとともに、市独自の視点を加えながら、さらなる対応を迅速に行う必要があると考えます。

そこで伺います。

物価高騰対策として、本市において新年度はどのような事業を考えているのか見解を伺います。

続いて、静岡東部拠点第二地区整備事業について質問します。

本地区の整備は沼津市の将来を左右する重要な都市基盤整備事業であります。しかしながら、この事業は長年にわたり構想が示されながらも、具体的な進捗が見えにくい時期が続いてきました。地域の皆様からは本当に進むのだろうか、自分たちの世代で完成を見ることができるのだろうかといった不安や戸惑いの声も少なくありませんでした。土地利用の制約や将来像の不透明さの中で、長い年月を過ごしてこられた地権者や住民の皆様の心情は決して軽いものではなかったと受け止めております。賴重市長就任後、目に見える形で事業が進み始めたことは地域にとって大きな意味を持つものであります。本地区は都市機能の集積、経済活性化の拠点形成、防災機能の強化、交通機能の向上など多面的な役割を担うエリアであります。特に人口減少社会においては、拠点の強化は都市の競争力そのものにつながると考えます。一方で、事業は長期にわたるものであり、地権者調整、事業費の確保、社会情勢の変化への対応など、様々な課題も想定されます。長期にわたる事業であるからこそ、これからも住民の理解と信頼の積み重ねが何より重要であります。

そこで伺います。

これまでの進捗状況と今後の取組を伺います。

第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価について質問します。

第5次沼津市総合計画は本市の最上位計画であり、市政運営の羅針盤であります。施策の方向性、財源配分の優先順位、事業の選択と集中、その全ての基礎となるものであります。前期推進計画の期間中は、新型コロナウイルス感染症への対応、物価高騰、社会構造の変化など、想定を超える環境変化の中で進められた期間でありました。その困難な状況下で市政運営を担われてきた努力に敬意を表します。計画は策定することが目的ではなく、実行し、検証し、改善することに意義があります。とりわけ現在は人口減少・財政制約が進む中で、限られた資源をどこに重点的に投入するのかが問われる時代であります。前期推進計画の成果と課題を客観的に整理し、何を伸ばし、何を見直すのかを明確にする必要があります。評価を通じて初めて、後期推進計画は実効性を持ちます。

そこで伺います。

前期推進計画全体をどのように総括しているのか。成果として評価できる点、また今後に課題として引き継ぐべき点について市長の見解をお示しください。

続きまして、ウェルビーイングの向上についてです。

近年、ウェルビーイングという言葉が多く用いられるようになりました。単なる経済的豊かさではなく、心身の健康、人とのつながり、社会参加、安心感など、総合的な幸福の実感を高めていくという考え方であると認識しております。ウェルビーイングとは単なる理念ではありません。市民一人一人が沼津で暮らしていてよかった、ここで子どもを育てたい、安心して年を重ねられると実感できる状態をつくることにほかなりません。これにつきましては、28番議員の質問に対し丁寧な答弁がありました。特に、市民満足度指標を新たに設定し、データを政策立案に反映するとのことでありましたので、着実に実行していただきますよう要望し、ウェルビーイングの向上についての質問は割愛いたします。

次に、自分らしいライフスタイルを実現できるまちについて、市民への情報発信について伺います。

新年度から広報ぬまづが月2回発行から月1回発行へと変更されると伺っております。自治会の皆様の配布負担軽減という観点からは、一定の意義があると理解しており現場の声に配慮した見直しであることは評価をいたします。一方で、広報紙を主な情報源としている市民の皆様、とりわけ高齢者層にとっては情報取得機会が減少する可能性もあります。広報ぬまづに掲載されている救急協力医をはじめ、市のイベント情報、また行政情報は防災・福祉・子育て支援・制度変更など、市民生活に直結する重要な内容が多く、タイムリーな発信が不可欠であります。月1回の発行への移行に当たり、情報量の確保、速報性の担保が必要です。特に広報ぬまづを主な情報源としている方に向けて配慮や工夫が必要と考えます。どのような対応をしていくのか見解を伺います。

ヒト中心で都市的魅力にあふれるまちについて、空き家対策について伺います。

本市においては空き家の増加が大きな課題となっております。管理不全空き家の問題、防災・防犯上の懸念、景観への影響など地域社会への影響は年々深刻化しております。空き家対策は、単なる除却や管理指導にとどまるものではありません。人口減少社会においては、空き家は負の遺産であると同時に地域資源でもあります。視点といたしましては、発生抑制、適正管理、利活用促進、官民連携などが重要です。特に重要なのは利活用の促進であります。空き家バンクの充実、民間事業者との連携強化、ワンストップ相談体制の構築など、より実効性のある仕組みが求められていると考えます。本年度内に第2次沼津市空家等対策計画が策定されると伺っております。その計画を含めて、新年度は空き家対策をどのように進めていくのか見解を伺います。

地域の宝を活かすまちについて、ふるさと納税について質問します。

ふるさと納税制度は本市にとって貴重な自主財源であると同時に、全国へ沼津の魅力を発信する重要な手段でもあります。これまでの取組により、一定の成果が上がっていることは評価をいたします。一方で、制度は毎年のように見直しが行われ、返礼品基準の厳格化、経費率の制限、ポータルサイト間競争の激化など、自治体間競争は一層激しさを増しております。そのような中、今全国的にも注目されているのが寄附の使い道の見える化であります。昨年11月、全国の自治体がふるさと納税を通じて実現してきた取組を称えるふるさと納税未来創造AWARDが初めて開催され、本市も参加されたと伺っております。寄附金がどのように地域で生かされ、人々の暮らしを支えているのか。その成果を広く発信することで、制度の本質を伝え、共感による寄附を広げていくという動きであります。今や寄附者は返礼品だけでなく、その寄附がどのように生かされたのか、どのような成果が生まれたのか、地域にどんな変化があったのかを寄附者にお伝えする必要もあると考えます。

そこでお尋ねします。

こうした状況を踏まえ、今後どのように寄附額の確保・拡大を図っていくのか、ふるさと納税寄附額の確保に向けた今後の取組を伺います。

続きまして、安全・安心のまちについて、災害に強いまちづくり、津波孤立予想地区の対策強化について質問します。

本市は長い海岸線を有しており、大規模地震や津波災害が発生した場合、孤立地域が生じることが想定されております。特に、津波孤立予想地域地区においては、物資供給の確保、医療体制の維持、通信手段の確保、避難経路の確保など、事前の備えが極めて重要であります。令和6年の能登半島地震では、マグニチュード7.6という強い地震とその後の津波により、広範囲で甚大な被害が発生しました。津波による浸水に加え、道路の寸断や地盤変動により主要な道路が遮断され、沿岸部や山間部の複数の集落が孤立する事態となりました。これにより、救援物資や支援隊の到達が遅れた地域が生じ、最初の72時間という生存のタイムラインにおける対応の重要性が改めて浮き彫りになっています。また、孤立した集落では住民自身が避難生活を維持することや自主的な避難所の創設が進みましたが、医療・看護などの専門職が常駐できない状況も確認されました。災害直後の運送路寸断やインフラの長期復旧期間において、自治体や住民が連携して初動対応を行う必要性が明確となっています。能登半島地震の教訓は想定内の被害だけでは十分でない、交通網寸断を前提とした備えが必要、孤立を前提とした物資・通信体制が求められるという点であります。本市においても、津波孤立予想地区では実際に機能する体制として整備しなければなりません。

そこで伺います。

津波孤立予想地区に対して、現在どのような具体的な対策を講じているのか伺います。また、今後どのように強化していくのか、市の見解を伺います。

強靱な地域づくり、道路施設及び上下水道施設の対応について質問します。

インフラの老朽化は全国的な課題であり、本市においても例外ではありません。近年、全国各地でインフラ老朽化による事故や機能停止が相次いでおります。例えば、埼玉県八潮市では老朽化した下水道管の破損により道路陥没が発生し、市民生活に大きな影響を与えました。高度経済成長期に集中的に整備されたインフラは、今後一斉に更新時期を迎えます。道路・橋梁・上下水道の施設はふだんは目立たない存在ですが、市民生活を支える見えない基盤であります。更新需要が増大する中、優先順位の考え方、財源確保、長寿命化計画の進捗、耐震化状況を正確に把握する必要があり、計画的に着実に進めていく必要があります。施政方針には、道路施設や上下水道施設の維持管理を適切に実施、計画的な更新に取り組み、長寿命化を図っていくとありますが、どのように取り組んでいくのか伺います。

続きまして、市民の安全・安心の確保という観点から、自転車の交通反則通告制度の周知について質問します。

令和8年4月1日から自転車の交通違反に対する交通反則通告制度、いわゆる青切符が導入されます。自転車は身近な移動手段であり、子どもから高齢者まで幅広く利用されています。制度導入に伴い、どのような違反が対象となるのか、罰則の内容、安全運転の重要性について、市民への十分な周知が必要であると考えます。市としてこの周知をどのように行っていくのか伺います。

続きまして、環境と共生する持続可能なまちについて、環境への負荷軽減、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組について質問します。

令和4年2月定例会において、本市はゼロカーボンシティNUMAZU2050を表明し、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを宣言いたしました。あれから4年目を迎えます。再生可能エネルギー導入拡大、公共施設の省エネ化、企業との連携、家庭部門への支援策など、実効性ある施策を進めてきたと認識しております。今後もゼロカーボンの取組を行政主導だけではなく、市民参加型へどう広げていくかが重要であり、学校教育・地域活動・事業者との協働など、さらに進めていかなくてはならないと考えます。

そこで伺います。

施政方針には、着実に推進とありますが、これまでの進捗状況とそれを踏まえての今後の取組を伺います。

次に、資源循環型のまちづくり、リユースの推進について伺います。

近年、地球温暖化対策や資源価格の高騰を背景に、つくる・使う・捨てるという一方向型の社会から循環させる社会への転換が強く求められております。ごみの削減は単なる清掃行政の課題ではなく、環境負荷の軽減、焼却コストの抑制、最終処分場の延命、市民の環境意識の向上など、持続可能な都市経営そのものに直結する重要な課題であります。その中でも、リユースの推進は極めて重要であります。リサイクルは一度分解して再資源化するのに対し、リユースはそのまま再使用することであり、環境負荷がより小さく、経済的効果も高い取組であります。本市ではメルカリShopsやおいくらを活用し、ごみ減量とリユース推進を図っていると承知しております。これまでの具体的な成果をどのように分析しているのか、これまでの効果を伺います。また、今後はリユースの意識醸成・リユース拠点の整備・地域循環経済の構築・事業者とのさらなる連携へと発展させていく必要があると考えます。民間企業と連携したリユースの推進を今後どのように進めていくのか見解を伺います。

最後に、行財政運営、クリーンセンターの新設について質問します。

このたび、クリーンセンター管理課とクリーンセンター収集課を廃止し、新たにクリーンセンターを設置するとのことであります。組織再編は単なる名称変更ではなく、行政運営の質を左右する重要な判断であります。組織統合によって、業務の重複解消、コスト削減、人材配置の最適化など、具体的にどのような改善が見込まれるのかは推察できますが、さらに重要なのは市民サービスの向上につながるかどうかであります。ごみ収集や施設管理は、市民生活に直結する基礎的なサービスであります。また、令和11年度供用開始予定の新中間処理施設完成まで、まだ時間がかかり新年度のごみ収集や施設管理は、基本従来どおりのままであると認識しております。なぜ今のタイミングなのでしょうか。

そこで伺います。

クリーンセンター管理課とクリーンセンター収集課を廃止し、クリーンセンターを新設する目的や狙い、効果について伺います。

以上で、私の一般質問を終わります。

基本的な考え方について

産業・経済・雇用

要旨会派は物価高騰対策、都市基盤整備の進捗、総合計画の評価、ウェルビーイング向上について市の基本的な考え方を問い、市は既存の生活支援給付金の上乗せ継続、国の推奨事業メニュー活用による新年度対策、温室効果ガス削減目標の上方修正などで応答した。

背景物価上昇が子育て世帯や高齢者の生活を直撃する中、人口減少と財政制約が進む状況で、限られた資源をどこに重点投入し、市民の実感できる幸福をどう向上させるかが課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 物価高騰対策19番
  • 静岡東部拠点第二地区の進捗と今後の取組片 岡 章 一
  • 第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価
  • ウェルビーイングの向上
市長公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。 物価高騰対策についてお答えいたします。 本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。

物価高騰対策についてお答えいたします。

本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減免や学校給食費の増額分の公費負担などを行ってまいりました。また、国の令和7年度補正予算による配分額を活用し、食料品の物価高騰に対する特別加算額に、市独自で3,000円を上乗せし、市民1人につき6,000円を生活支援給付金として支給するとともに、国の子育て応援手当2万円に加え、市独自で1万円の上乗せ支給を行っております。本交付金の活用につきましては、新年度においても、国から示されます推奨事業メニューや他自治体における事例等を参考にしつつ、本市の実情を踏まえた生活者支援や事業者支援につながる効果的な事業を実施してまいりたいと考えております。

次に、市民への情報発信についてお答えいたします。

広報ぬまづにつきましては、議員からも御指摘いただいたとおり、本年4月号から全面リニューアルするとともに、自治会の負担軽減に配慮し、発行回数を月1回といたします。リニューアルに当たっては、引き続き年代ごとの特性に配慮しつつ、若年層向けのお知らせはウェブへのリンクを活用するなど、簡単な情報掲載に努め、ページ数を精査しながら分かりやすい情報発信を行ってまいります。あわせてLINEをはじめとしたSNSによるタイムリーな情報の配信や詳細な情報が掲載できるホームページへの誘導など、デジタルコンテンツとの連携を強化してまいります。

次に、ふるさと納税寄附金確保に向けた取組についてお答えします。

本市では、これまでストリートスポーツパークの整備や多様な保育サービス、総合的な治水対策など、様々な事業に対し多くの方々の沼津を応援したいという温かい思いにより集まったふるさと納税寄附金を活用し、市民サービスの向上を図ってきたところです。こうした中、今後におきましても本市の目指すまちづくりを推進するため、積極的な寄附金の確保が必要であると認識しております。そのため、返礼品提供事業者を対象とした研修会の開催や個別の事業者との返礼品検討など、既存の返礼品のブラッシュアップに努めるとともに、沼津市の魅力的な特産品を生かした返礼品や本市の豊かな自然や文化を体感できる体験型返礼品など、沼津ならではの特色ある返礼品の開発に引き続き力を入れて取り組んでまいります。また、ホームページやSNSなどでの情報発信に加え、情報発信力のある方々で構成された沼津ふるさと応援隊による返礼品の紹介やふるさとチョイス大感謝祭、アスルクラロホーム戦といった市内外で開催されるイベントへの出展などにより、さらに効果的なPRに努めてまいります。自治体間競争の激化や国の制度改正など、今後もふるさと納税を取り巻く環境の変化が見込まれますが、適正な制度運用に努めるとともに、寄附金確保に向け、積極的な取組を続けてまいります。

次に、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組についてお答えします。

これまでの主な取組といたしましては、再生可能エネルギーの導入促進として、衛生プラントなどの公共施設への太陽光発電設備設置や事業者向けの設置補助、エネルギー収支が実質ゼロとなる住宅建設補助などを行うほか、省エネルギー設備の導入促進といたしまして、高効率空調設備や住宅断熱改修、電気自動車購入に対する補助などを進めてまいりました。その結果、令和6年度の本市の温室効果ガス排出量は、基準年の平成25年度比で、当初の目標値18%削減を上回る約27%削減を達成できたものと推計しております。このことから、今年度見直しを行った沼津市環境基本計画において、令和12年度の本市の温室効果ガス排出量を国の目標と同じ46%削減を目指すことといたしました。

次に、今後の取組についてですが目標を達成するために、これまでの実施してきた様々な取組を継続していくことに加え、二酸化炭素の排出量等を売買できるJ-クレジットの普及・啓発、道路・都市空間整備へのグリーンインフラの考え方を踏まえた取組の推進、熱中症を防ぐためのクーリングシェルターの普及・強化などを進めてまいります。また現在、民間活力を活用したPFI手法による市公共施設のLED化に取り組んでおり、これらの取組を踏まえ、市民や事業者に対し、省エネ化への更新や再エネ導入を併せて促していきたいと考えております。今後も本市の恵み豊かな自然環境を守っていくため市民・事業者・行政が一体となり、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進してまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

沼津駅周辺整備部長静岡東部拠点第二地区土地区画整理事業の進捗と今後の取組についてお答えします。 静岡東部拠点第二地区土地区画整理事業は、令和4年に現在の土地に換えて、新たに使用できる土地を指定する第1回目の仮換地指定を行い、富士見町地内にあるJR官舎の取壊し…答弁の全文を読む

静岡東部拠点第二地区土地区画整理事業の進捗と今後の取組についてお答えします。

静岡東部拠点第二地区土地区画整理事業は、令和4年に現在の土地に換えて、新たに使用できる土地を指定する第1回目の仮換地指定を行い、富士見町地内にあるJR官舎の取壊しに着手いたしました。今年度7棟あった建物の最後の1棟が解体され、更地化される予定であります。現在、更地化されていた杉崎町の土地とJR官舎が撤去された一部の土地におきまして、道路や宅地の整備により街区形成を進め、今年度初めて一般地権者の家が建ち、既に5件の新しい住宅において生活が始まっております。進捗状況につきましては、区域内の全236区画地中76画地の仮換地指定を行っており、令和7年度末の進捗率は事業費ベースで35.9%を見込んでおります。令和8年度につきましては、引き続き地権者等に丁寧な説明と情報提供を行いながら鉄道高架本体用地に係る箇所を中心に、9件の物件移転補償と道路築造や宅地造成工事等を実施し、新たな街区形成を行い事業の推進を図ってまいります。

政策推進部長第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価についてお答えします。 前期推進計画に位置づけた主要事業の事務事業評価につきましては、完了及び計画以上の進捗、ほぼ計画どおりの評価が8割を超えているため、着実な事業進捗が図られているものと考えております…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価についてお答えします。

前期推進計画に位置づけた主要事業の事務事業評価につきましては、完了及び計画以上の進捗、ほぼ計画どおりの評価が8割を超えているため、着実な事業進捗が図られているものと考えております。また、政策評価であるまちづくり指標におきましても、33指標中22指標が基準値に比べ良化しているため、本市のまちづくりの進捗が指標に現れているものと認識しております。現在まちづくりの中核をなす沼津駅周辺総合整備事業においては、鉄道施設の本体工事が進み、将来に向けたまちの礎が着実に築かれてきております。その動きに合わせて、再開発事業やイオンタウンの進出など、多くの民間開発の動きも活発化するなど、本市のまちづくりは加速度的に進んでおり、本市が掲げる基本理念の一つである、動き出す・創り出すが形となって現れ、躍動あるまちづくりが進んでおります。また、スポーツやアニメコンテンツなどを活用したまちづくりなど、地域資源を活用したにぎわいの創出にも取り組み、着実に成果を上げてきております。これらのことから、総合計画の前期推進計画の期間において、計画的・総合的に事業進捗を図ったことにより、本市が目指すまちの将来像、人・まち・自然が調和し、躍動するまちの実現に向けて、着実にその歩みが進んでいるものと評価しております。課題といたしましては、全国的にも人口減少が進む中で、本市においては社会動態が改善している一方、自然動態は減少していることから、引き続き沼津市総合計画に掲げる主要事業をはじめ、様々な施策に総合的に取り組むことで、人口減少を可能な限り抑制し、持続可能なまちづくりを進めていく必要があると考えております。

次に、自転車の交通反則通告制度の周知についてお答えします。

令和8年4月1日からの本制度の導入は、自転車を運転される方にとって大きな制度改正であると認識しております。このことから、制度導入前から市ホームページ、公式SNSでの情報発信を行うとともに、市民の皆様に対しまして、市内駐輪場における周知や静岡県交通安全協会が実施している交通安全教室の際に、法改正の内容等の周知・啓発を行っております。特に高校生に対しましては、高校生自転車マナー向上委員会と連携し、通学時の街頭指導の際に、定期的に周知・啓発を行っております。制度導入後におきましても、引き続き、沼津警察署、静岡県、交通安全協会等と連携した街頭指導等を継続するとともに、様々な媒体により児童生徒・高齢者・外国人など、市民各層への丁寧な広報・周知を行い、市民の安全・安心の確保を図ってまいります。

次に、クリーンセンターの新設についてお答えします。

クリーンセンターの新設は組織のスリム化と業務の効率化を目的とするもので、コストの削減のほか、組織の一元化により、ごみ処理行政に関する意思決定の迅速化や業務効率化の推進につながるものと考えております。

自分らしいライフスタイルを実現できるまちについて

行財政・行政運営

要旨会派公明党は市民への情報発信の充実について質問し、市は広報紙「広報ぬまづ」の全面リニューアル(4月号から月1回発行)とLINE等SNS・ホームページとの連携強化により、年代ごとに配慮した分かりやすい情報発信体制を整備することを答弁した。

背景人口減少社会において市民一人一人が沼津で暮らしていてよかった、自分らしいライフスタイルを実現できると実感できるまちづくりを推進する必要があり、そのためには効果的で分かりやすい市民への情報発信が重要と認識されている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 市民への情報発信
市長公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。 物価高騰対策についてお答えいたします。 本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減…答弁の全文を読む確認済対応一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。

物価高騰対策についてお答えいたします。

本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減免や学校給食費の増額分の公費負担などを行ってまいりました。また、国の令和7年度補正予算による配分額を活用し、食料品の物価高騰に対する特別加算額に、市独自で3,000円を上乗せし、市民1人につき6,000円を生活支援給付金として支給するとともに、国の子育て応援手当2万円に加え、市独自で1万円の上乗せ支給を行っております。本交付金の活用につきましては、新年度においても、国から示されます推奨事業メニューや他自治体における事例等を参考にしつつ、本市の実情を踏まえた生活者支援や事業者支援につながる効果的な事業を実施してまいりたいと考えております。

次に、市民への情報発信についてお答えいたします。

広報ぬまづにつきましては、議員からも御指摘いただいたとおり、本年4月号から全面リニューアルするとともに、自治会の負担軽減に配慮し、発行回数を月1回といたします。リニューアルに当たっては、引き続き年代ごとの特性に配慮しつつ、若年層向けのお知らせはウェブへのリンクを活用するなど、簡単な情報掲載に努め、ページ数を精査しながら分かりやすい情報発信を行ってまいります。あわせてLINEをはじめとしたSNSによるタイムリーな情報の配信や詳細な情報が掲載できるホームページへの誘導など、デジタルコンテンツとの連携を強化してまいります。

次に、ふるさと納税寄附金確保に向けた取組についてお答えします。

本市では、これまでストリートスポーツパークの整備や多様な保育サービス、総合的な治水対策など、様々な事業に対し多くの方々の沼津を応援したいという温かい思いにより集まったふるさと納税寄附金を活用し、市民サービスの向上を図ってきたところです。こうした中、今後におきましても本市の目指すまちづくりを推進するため、積極的な寄附金の確保が必要であると認識しております。そのため、返礼品提供事業者を対象とした研修会の開催や個別の事業者との返礼品検討など、既存の返礼品のブラッシュアップに努めるとともに、沼津市の魅力的な特産品を生かした返礼品や本市の豊かな自然や文化を体感できる体験型返礼品など、沼津ならではの特色ある返礼品の開発に引き続き力を入れて取り組んでまいります。また、ホームページやSNSなどでの情報発信に加え、情報発信力のある方々で構成された沼津ふるさと応援隊による返礼品の紹介やふるさとチョイス大感謝祭、アスルクラロホーム戦といった市内外で開催されるイベントへの出展などにより、さらに効果的なPRに努めてまいります。自治体間競争の激化や国の制度改正など、今後もふるさと納税を取り巻く環境の変化が見込まれますが、適正な制度運用に努めるとともに、寄附金確保に向け、積極的な取組を続けてまいります。

次に、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組についてお答えします。

これまでの主な取組といたしましては、再生可能エネルギーの導入促進として、衛生プラントなどの公共施設への太陽光発電設備設置や事業者向けの設置補助、エネルギー収支が実質ゼロとなる住宅建設補助などを行うほか、省エネルギー設備の導入促進といたしまして、高効率空調設備や住宅断熱改修、電気自動車購入に対する補助などを進めてまいりました。その結果、令和6年度の本市の温室効果ガス排出量は、基準年の平成25年度比で、当初の目標値18%削減を上回る約27%削減を達成できたものと推計しております。このことから、今年度見直しを行った沼津市環境基本計画において、令和12年度の本市の温室効果ガス排出量を国の目標と同じ46%削減を目指すことといたしました。

次に、今後の取組についてですが目標を達成するために、これまでの実施してきた様々な取組を継続していくことに加え、二酸化炭素の排出量等を売買できるJ-クレジットの普及・啓発、道路・都市空間整備へのグリーンインフラの考え方を踏まえた取組の推進、熱中症を防ぐためのクーリングシェルターの普及・強化などを進めてまいります。また現在、民間活力を活用したPFI手法による市公共施設のLED化に取り組んでおり、これらの取組を踏まえ、市民や事業者に対し、省エネ化への更新や再エネ導入を併せて促していきたいと考えております。今後も本市の恵み豊かな自然環境を守っていくため市民・事業者・行政が一体となり、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進してまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

ヒト中心で都市的魅力にあふれるまちについて

まちづくり・都市基盤

要旨会派は空き家対策についての新年度の取組を質問し、市は令和8年度から第2次空家等対策計画に基づき、官民連携の強化、相続登記費用や残地物処分費用の補助制度などを実施する総合的な対策を答弁した。

背景全国的な人口減少、少子高齢化、生活様式の多様化により空き家が増加している。沼津市では現計画の期間終了に伴い、これまでの取組の検証と社会情勢の変化への対応が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 空き家対策
都市計画部長空き家対策についてお答えします。 本市では、全国的な人口減少や少子高齢化、生活様式の多様化などを背景に増加する空き家問題に対応するため、令和元年度に沼津市空家等対策計画を策定し、空き家対策に取り組んでおります。現計画が本年度で期間終了となる…答弁の全文を読む

空き家対策についてお答えします。

本市では、全国的な人口減少や少子高齢化、生活様式の多様化などを背景に増加する空き家問題に対応するため、令和元年度に沼津市空家等対策計画を策定し、空き家対策に取り組んでおります。現計画が本年度で期間終了となることから、社会情勢の変化やこれまでの取組の検証を踏まえ、新たに第2次沼津市空家等対策計画を策定し、令和8年度からはこの計画に基づき、総合的な対策をより一層加速させてまいります。具体的な新たな取組としましては、まず、官民連携の強化として、空き家の管理や活用に取り組むNPO法人や民間企業等を空家等管理活用支援法人として指定し、所有者への相談体制など、民間活力を生かしたきめ細やかな支援の構築を検討してまいります。

次に、空き家の発生予防と解消に向けた所有者支援として、空き家が放置される要因の一つである相続登記の未了を解消するため、相続登記に要する費用の一部を補助する新制度の創設を予定しており、所有者の明確化と権利関係の整備を促進してまいります。さらに空き家の利活用や除却の大きな障壁となっている家財道具等の残地物の処分についても、その費用の一部を補助するなど、空き家の取扱いに苦慮している所有者に対する支援制度を整理してまいります。このように様々な支援策を講じることで、空き家の発生予防から、流通・活用の促進、そして管理不全な空き家の解消まで切れ目のない対策を推し進めてまいります。

地域の宝を活かすまちについて

観光・文化・スポーツ

要旨会派は、地域の特産品や文化を活かしたふるさと納税の寄附金確保が重要だと指摘し、今後の取組を質問。市は、返礼品開発の強化とSNS・イベント出展などを通じたPR活動により、寄附金確保に積極的に取り組むと答弁した。

背景自治体間でのふるさと納税競争が激化し、国の制度改正も見込まれる中で、人口減少・財政制約が進む本市が限られた財源で市民サービスを維持・充実させるために、寄附金確保が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • ふるさと納税
  • 寄附額確保に向けた今後の取組
市長公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。 物価高騰対策についてお答えいたします。 本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。

物価高騰対策についてお答えいたします。

本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減免や学校給食費の増額分の公費負担などを行ってまいりました。また、国の令和7年度補正予算による配分額を活用し、食料品の物価高騰に対する特別加算額に、市独自で3,000円を上乗せし、市民1人につき6,000円を生活支援給付金として支給するとともに、国の子育て応援手当2万円に加え、市独自で1万円の上乗せ支給を行っております。本交付金の活用につきましては、新年度においても、国から示されます推奨事業メニューや他自治体における事例等を参考にしつつ、本市の実情を踏まえた生活者支援や事業者支援につながる効果的な事業を実施してまいりたいと考えております。

次に、市民への情報発信についてお答えいたします。

広報ぬまづにつきましては、議員からも御指摘いただいたとおり、本年4月号から全面リニューアルするとともに、自治会の負担軽減に配慮し、発行回数を月1回といたします。リニューアルに当たっては、引き続き年代ごとの特性に配慮しつつ、若年層向けのお知らせはウェブへのリンクを活用するなど、簡単な情報掲載に努め、ページ数を精査しながら分かりやすい情報発信を行ってまいります。あわせてLINEをはじめとしたSNSによるタイムリーな情報の配信や詳細な情報が掲載できるホームページへの誘導など、デジタルコンテンツとの連携を強化してまいります。

次に、ふるさと納税寄附金確保に向けた取組についてお答えします。

本市では、これまでストリートスポーツパークの整備や多様な保育サービス、総合的な治水対策など、様々な事業に対し多くの方々の沼津を応援したいという温かい思いにより集まったふるさと納税寄附金を活用し、市民サービスの向上を図ってきたところです。こうした中、今後におきましても本市の目指すまちづくりを推進するため、積極的な寄附金の確保が必要であると認識しております。そのため、返礼品提供事業者を対象とした研修会の開催や個別の事業者との返礼品検討など、既存の返礼品のブラッシュアップに努めるとともに、沼津市の魅力的な特産品を生かした返礼品や本市の豊かな自然や文化を体感できる体験型返礼品など、沼津ならではの特色ある返礼品の開発に引き続き力を入れて取り組んでまいります。また、ホームページやSNSなどでの情報発信に加え、情報発信力のある方々で構成された沼津ふるさと応援隊による返礼品の紹介やふるさとチョイス大感謝祭、アスルクラロホーム戦といった市内外で開催されるイベントへの出展などにより、さらに効果的なPRに努めてまいります。自治体間競争の激化や国の制度改正など、今後もふるさと納税を取り巻く環境の変化が見込まれますが、適正な制度運用に努めるとともに、寄附金確保に向け、積極的な取組を続けてまいります。

次に、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組についてお答えします。

これまでの主な取組といたしましては、再生可能エネルギーの導入促進として、衛生プラントなどの公共施設への太陽光発電設備設置や事業者向けの設置補助、エネルギー収支が実質ゼロとなる住宅建設補助などを行うほか、省エネルギー設備の導入促進といたしまして、高効率空調設備や住宅断熱改修、電気自動車購入に対する補助などを進めてまいりました。その結果、令和6年度の本市の温室効果ガス排出量は、基準年の平成25年度比で、当初の目標値18%削減を上回る約27%削減を達成できたものと推計しております。このことから、今年度見直しを行った沼津市環境基本計画において、令和12年度の本市の温室効果ガス排出量を国の目標と同じ46%削減を目指すことといたしました。

次に、今後の取組についてですが目標を達成するために、これまでの実施してきた様々な取組を継続していくことに加え、二酸化炭素の排出量等を売買できるJ-クレジットの普及・啓発、道路・都市空間整備へのグリーンインフラの考え方を踏まえた取組の推進、熱中症を防ぐためのクーリングシェルターの普及・強化などを進めてまいります。また現在、民間活力を活用したPFI手法による市公共施設のLED化に取り組んでおり、これらの取組を踏まえ、市民や事業者に対し、省エネ化への更新や再エネ導入を併せて促していきたいと考えております。今後も本市の恵み豊かな自然環境を守っていくため市民・事業者・行政が一体となり、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進してまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

安全・安心のまちについて

まちづくり・都市基盤

要旨会派は災害に強いまちづくり、津波孤立地区の対策強化、道路・上下水道施設の維持管理、自転車交通安全など、市民の安全・安心確保のための具体的な施策を質問した。市は防災施設の高台移転、防災倉庫の備蓄拡充、計画に基づいた施設維持管理、交通安全の周知啓発に取り組むと答弁した。

背景南海トラフ地震による津波リスク下で孤立地域への対応が課題であり、老朽化するインフラの計画的な維持管理が求められている。また令和8年4月からの自転車交通反則通告制度導入を控え、市民への周知が重要となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 災害に強いまちづくり
  • 津波孤立予想地区の対策強化
  • 強靭な地域づくり
  • 道路施設及び上下水道施設の対応
  • 市民の安全・安心の確保
  • 自転車の交通反則通告制度の周知
政策推進部長第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価についてお答えします。 前期推進計画に位置づけた主要事業の事務事業評価につきましては、完了及び計画以上の進捗、ほぼ計画どおりの評価が8割を超えているため、着実な事業進捗が図られているものと考えております…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価についてお答えします。

前期推進計画に位置づけた主要事業の事務事業評価につきましては、完了及び計画以上の進捗、ほぼ計画どおりの評価が8割を超えているため、着実な事業進捗が図られているものと考えております。また、政策評価であるまちづくり指標におきましても、33指標中22指標が基準値に比べ良化しているため、本市のまちづくりの進捗が指標に現れているものと認識しております。現在まちづくりの中核をなす沼津駅周辺総合整備事業においては、鉄道施設の本体工事が進み、将来に向けたまちの礎が着実に築かれてきております。その動きに合わせて、再開発事業やイオンタウンの進出など、多くの民間開発の動きも活発化するなど、本市のまちづくりは加速度的に進んでおり、本市が掲げる基本理念の一つである、動き出す・創り出すが形となって現れ、躍動あるまちづくりが進んでおります。また、スポーツやアニメコンテンツなどを活用したまちづくりなど、地域資源を活用したにぎわいの創出にも取り組み、着実に成果を上げてきております。これらのことから、総合計画の前期推進計画の期間において、計画的・総合的に事業進捗を図ったことにより、本市が目指すまちの将来像、人・まち・自然が調和し、躍動するまちの実現に向けて、着実にその歩みが進んでいるものと評価しております。課題といたしましては、全国的にも人口減少が進む中で、本市においては社会動態が改善している一方、自然動態は減少していることから、引き続き沼津市総合計画に掲げる主要事業をはじめ、様々な施策に総合的に取り組むことで、人口減少を可能な限り抑制し、持続可能なまちづくりを進めていく必要があると考えております。

次に、自転車の交通反則通告制度の周知についてお答えします。

令和8年4月1日からの本制度の導入は、自転車を運転される方にとって大きな制度改正であると認識しております。このことから、制度導入前から市ホームページ、公式SNSでの情報発信を行うとともに、市民の皆様に対しまして、市内駐輪場における周知や静岡県交通安全協会が実施している交通安全教室の際に、法改正の内容等の周知・啓発を行っております。特に高校生に対しましては、高校生自転車マナー向上委員会と連携し、通学時の街頭指導の際に、定期的に周知・啓発を行っております。制度導入後におきましても、引き続き、沼津警察署、静岡県、交通安全協会等と連携した街頭指導等を継続するとともに、様々な媒体により児童生徒・高齢者・外国人など、市民各層への丁寧な広報・周知を行い、市民の安全・安心の確保を図ってまいります。

次に、クリーンセンターの新設についてお答えします。

クリーンセンターの新設は組織のスリム化と業務の効率化を目的とするもので、コストの削減のほか、組織の一元化により、ごみ処理行政に関する意思決定の迅速化や業務効率化の推進につながるものと考えております。

危機管理監津波孤立予想地区の対策強化についてお答えします。 孤立地域への対応として、発災直後は状況把握や通信手段の確保、生存環境を維持するための対策が必要となります。そのため、本市では衛星携帯電話による通信手段の確保や孤立地域用防災倉庫を設置するほか…答弁の全文を読む

津波孤立予想地区の対策強化についてお答えします。

孤立地域への対応として、発災直後は状況把握や通信手段の確保、生存環境を維持するための対策が必要となります。そのため、本市では衛星携帯電話による通信手段の確保や孤立地域用防災倉庫を設置するほか、自衛隊等の派遣要請など的確な運用が図られるよう、平時から国、県との連携強化に努めているところです。また、西浦地区センターの更新整備に合わせ、常備消防や消防団、防災センターなどの防災施設の高台移転を進めております。今後におきましては、孤立地域用防災倉庫に食料や水などの備蓄品を拡充するとともに、災害協定先も含めた迅速な救助・救援体制の確立を図ることで、孤立予想地区へのさらなる支援体制の強化に努めてまいります。

建設部長道路施設及び上下水道施設の対応についてお答えします。 本市ではこれまで、安全・安心のまち、強靱な地域づくりとして、施設の更新・長寿命化を計画的に進めてまいりました。道路施設においては、沼津市舗装維持管理計画や沼津市橋梁長寿命化計画など、個別…答弁の全文を読む

道路施設及び上下水道施設の対応についてお答えします。

本市ではこれまで、安全・安心のまち、強靱な地域づくりとして、施設の更新・長寿命化を計画的に進めてまいりました。道路施設においては、沼津市舗装維持管理計画や沼津市橋梁長寿命化計画など、個別施設計画に基づき、維持管理に努めてまいりました。舗装維持管理計画においては、緊急輸送路や交通量の多い道路など重要な路線の損傷状況や将来予測などを踏まえ、優先順位をつけ実施しております。また、橋梁長寿命化計画では、点検・調査結果に基づき、補修・修繕を行い、施設の予防保全と長寿命化を実施しております。今後も計画に基づき、事業費の平準化を図りながら、持続可能な道路管理を進めてまいります。

環境と共生する持続可能なまちについて

環境・エネルギー

要旨会派は、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の実現と資源循環型のまちづくり、リユース推進について質問した。市は、温室効果ガス排出量を27%削減し、令和12年度に46%削減を目指す取組と、省エネ化・再エネ導入、グリーンインフラの推進を進めると答弁した。

背景環境負荷軽減と持続可能な社会構造への転換が求められる中で、市の環境対策の具体的な進捗と今後の方針確認が必要とされた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 環境への負荷軽減
  • ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組
  • 資源循環型のまちづくり
  • リユースの推進
市長公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。 物価高騰対策についてお答えいたします。 本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

公明党、片岡章一議員の代表質問にお答えします。

物価高騰対策についてお答えいたします。

本市では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける市民の皆様や事業者の皆様方の支援に取り組んでおり、水道の基本料金の減免や学校給食費の増額分の公費負担などを行ってまいりました。また、国の令和7年度補正予算による配分額を活用し、食料品の物価高騰に対する特別加算額に、市独自で3,000円を上乗せし、市民1人につき6,000円を生活支援給付金として支給するとともに、国の子育て応援手当2万円に加え、市独自で1万円の上乗せ支給を行っております。本交付金の活用につきましては、新年度においても、国から示されます推奨事業メニューや他自治体における事例等を参考にしつつ、本市の実情を踏まえた生活者支援や事業者支援につながる効果的な事業を実施してまいりたいと考えております。

次に、市民への情報発信についてお答えいたします。

広報ぬまづにつきましては、議員からも御指摘いただいたとおり、本年4月号から全面リニューアルするとともに、自治会の負担軽減に配慮し、発行回数を月1回といたします。リニューアルに当たっては、引き続き年代ごとの特性に配慮しつつ、若年層向けのお知らせはウェブへのリンクを活用するなど、簡単な情報掲載に努め、ページ数を精査しながら分かりやすい情報発信を行ってまいります。あわせてLINEをはじめとしたSNSによるタイムリーな情報の配信や詳細な情報が掲載できるホームページへの誘導など、デジタルコンテンツとの連携を強化してまいります。

次に、ふるさと納税寄附金確保に向けた取組についてお答えします。

本市では、これまでストリートスポーツパークの整備や多様な保育サービス、総合的な治水対策など、様々な事業に対し多くの方々の沼津を応援したいという温かい思いにより集まったふるさと納税寄附金を活用し、市民サービスの向上を図ってきたところです。こうした中、今後におきましても本市の目指すまちづくりを推進するため、積極的な寄附金の確保が必要であると認識しております。そのため、返礼品提供事業者を対象とした研修会の開催や個別の事業者との返礼品検討など、既存の返礼品のブラッシュアップに努めるとともに、沼津市の魅力的な特産品を生かした返礼品や本市の豊かな自然や文化を体感できる体験型返礼品など、沼津ならではの特色ある返礼品の開発に引き続き力を入れて取り組んでまいります。また、ホームページやSNSなどでの情報発信に加え、情報発信力のある方々で構成された沼津ふるさと応援隊による返礼品の紹介やふるさとチョイス大感謝祭、アスルクラロホーム戦といった市内外で開催されるイベントへの出展などにより、さらに効果的なPRに努めてまいります。自治体間競争の激化や国の制度改正など、今後もふるさと納税を取り巻く環境の変化が見込まれますが、適正な制度運用に努めるとともに、寄附金確保に向け、積極的な取組を続けてまいります。

次に、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の取組についてお答えします。

これまでの主な取組といたしましては、再生可能エネルギーの導入促進として、衛生プラントなどの公共施設への太陽光発電設備設置や事業者向けの設置補助、エネルギー収支が実質ゼロとなる住宅建設補助などを行うほか、省エネルギー設備の導入促進といたしまして、高効率空調設備や住宅断熱改修、電気自動車購入に対する補助などを進めてまいりました。その結果、令和6年度の本市の温室効果ガス排出量は、基準年の平成25年度比で、当初の目標値18%削減を上回る約27%削減を達成できたものと推計しております。このことから、今年度見直しを行った沼津市環境基本計画において、令和12年度の本市の温室効果ガス排出量を国の目標と同じ46%削減を目指すことといたしました。

次に、今後の取組についてですが目標を達成するために、これまでの実施してきた様々な取組を継続していくことに加え、二酸化炭素の排出量等を売買できるJ-クレジットの普及・啓発、道路・都市空間整備へのグリーンインフラの考え方を踏まえた取組の推進、熱中症を防ぐためのクーリングシェルターの普及・強化などを進めてまいります。また現在、民間活力を活用したPFI手法による市公共施設のLED化に取り組んでおり、これらの取組を踏まえ、市民や事業者に対し、省エネ化への更新や再エネ導入を併せて促していきたいと考えております。今後も本市の恵み豊かな自然環境を守っていくため市民・事業者・行政が一体となり、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進してまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

生活環境部長リユースの推進についてお答えします。 初めに、リユースのこれまでの効果についてですが、本市では市民の皆様にリユースに対する意識を高め、その取組を実践していただくことを目的に、現在2つの民間事業者が運営するリユースのプラットフォームと連携して…答弁の全文を読む

リユースの推進についてお答えします。

初めに、リユースのこれまでの効果についてですが、本市では市民の皆様にリユースに対する意識を高め、その取組を実践していただくことを目的に、現在2つの民間事業者が運営するリユースのプラットフォームと連携しております。このうち、メルカリShopsは清掃プラントに自己搬入されたごみの中から、まだ利用価値のあるものを職員が選別し、市が開設した専用ショップを通じて販売を行うもので、開設から半年で出品数は168品、フォロワー数は約1,200人となっております。また、おいくらは不要品の一括査定により、搬出・運搬の手間を軽減し、売却の手助けを行うもので、開設から1年で依頼商品数は900を超えており、どちらの取組も利便性が高く、捨てる前にリユースを検討するという市民の皆様の行動変容につながってきているものと考えております。

次に、民間事業者との連携についてですが、市が新たに施設やシステムを構築するのではなく、既に多くの方が利用している民間プラットフォームを活用することで、新たな市費の投入を最小限に抑えつつ、ごみ減量とリユース促進の効果を得られることが特徴であり、循環型社会の形成を進める上で、官民連携の有効性を示すものであると認識しております。今後も新たな事業者との連携を模索し、市民の皆様がよりリユースしやすくなるよう選択肢を拡大していくなど、ごみ減量とリユース意識の醸成に取り組んでまいります。

行財政運営について

行財政・行政運営

要旨会派がクリーンセンター新設について質問し、市側は組織のスリム化と業務効率化を目的とし、コスト削減と意思決定の迅速化につながると答弁した。

背景市の行財政運営改善に関連して、クリーンセンター新設が質問項目として取り上げられた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • クリーンセンターの新設
政策推進部長第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価についてお答えします。 前期推進計画に位置づけた主要事業の事務事業評価につきましては、完了及び計画以上の進捗、ほぼ計画どおりの評価が8割を超えているため、着実な事業進捗が図られているものと考えております…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

第5次沼津市総合計画前期推進計画の評価についてお答えします。

前期推進計画に位置づけた主要事業の事務事業評価につきましては、完了及び計画以上の進捗、ほぼ計画どおりの評価が8割を超えているため、着実な事業進捗が図られているものと考えております。また、政策評価であるまちづくり指標におきましても、33指標中22指標が基準値に比べ良化しているため、本市のまちづくりの進捗が指標に現れているものと認識しております。現在まちづくりの中核をなす沼津駅周辺総合整備事業においては、鉄道施設の本体工事が進み、将来に向けたまちの礎が着実に築かれてきております。その動きに合わせて、再開発事業やイオンタウンの進出など、多くの民間開発の動きも活発化するなど、本市のまちづくりは加速度的に進んでおり、本市が掲げる基本理念の一つである、動き出す・創り出すが形となって現れ、躍動あるまちづくりが進んでおります。また、スポーツやアニメコンテンツなどを活用したまちづくりなど、地域資源を活用したにぎわいの創出にも取り組み、着実に成果を上げてきております。これらのことから、総合計画の前期推進計画の期間において、計画的・総合的に事業進捗を図ったことにより、本市が目指すまちの将来像、人・まち・自然が調和し、躍動するまちの実現に向けて、着実にその歩みが進んでいるものと評価しております。課題といたしましては、全国的にも人口減少が進む中で、本市においては社会動態が改善している一方、自然動態は減少していることから、引き続き沼津市総合計画に掲げる主要事業をはじめ、様々な施策に総合的に取り組むことで、人口減少を可能な限り抑制し、持続可能なまちづくりを進めていく必要があると考えております。

次に、自転車の交通反則通告制度の周知についてお答えします。

令和8年4月1日からの本制度の導入は、自転車を運転される方にとって大きな制度改正であると認識しております。このことから、制度導入前から市ホームページ、公式SNSでの情報発信を行うとともに、市民の皆様に対しまして、市内駐輪場における周知や静岡県交通安全協会が実施している交通安全教室の際に、法改正の内容等の周知・啓発を行っております。特に高校生に対しましては、高校生自転車マナー向上委員会と連携し、通学時の街頭指導の際に、定期的に周知・啓発を行っております。制度導入後におきましても、引き続き、沼津警察署、静岡県、交通安全協会等と連携した街頭指導等を継続するとともに、様々な媒体により児童生徒・高齢者・外国人など、市民各層への丁寧な広報・周知を行い、市民の安全・安心の確保を図ってまいります。

次に、クリーンセンターの新設についてお答えします。

クリーンセンターの新設は組織のスリム化と業務の効率化を目的とするもので、コストの削減のほか、組織の一元化により、ごみ処理行政に関する意思決定の迅速化や業務効率化の推進につながるものと考えております。

沼津志帥会代表: 浅田美重子議員のページ →

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき、沼津志帥会を代表し質問をいたします。

昨年の10月には、憲政史上初となる女性の総理大臣が誕生し、ガラスの天井がついに打ち破られたと大きな話題になりました。性別にかかわらず、誰もが活躍できる社会の実現を願う1人として大変うれしく思いますし、この歴史的な出来事を契機に、沼津市においても女性がより一層活躍できる環境整備を進めていきたいと考えております。そのような中、施政方針の基本的な考え方に若者や女性に選ばれるまちとしての視点が重要と掲げられました。また、柱1においては、多様性を認め合い尊重するまちづくりを掲げる中で、女性に選ばれるまちに向けた取組を進めると示されております。女性の活躍推進や安全・安心の確保、子育て支援の充実などは、本市の持続的発展にとって重要な視点であり、施政方針にこのように具体に示されたことは、環境整備への大きな一歩と捉えております。一方で、本市においては、全ての男女(ひと)が性別にかかわらず個性と能力を発揮し、男女が対等な関係で協力し合い、共に責任を担って、心豊かに暮らしていくことのできる男女共同参画社会の実現を目指して、平成20年4月1日から沼津市男女共同参画推進条例を施行しております。この条例の理念は、特定の性別のみを対象とするものではなく、市、市民、事業者、市民団体が協働して、多様な生き方や働き方を尊重し合う社会の形成を推進することにあると理解しております。また、これまで本市は、同条例に基づいて施策を展開し、誰一人取り残すことなく、性別に関わりなく個性と能力を十分に発揮し、自分らしく心豊かに生活することができる環境整備に努めてきたと認識しております。こうした経緯を踏まえ、今回の施政方針において、女性を明確にターゲットとした理由を伺います。また、第6次沼津市男女共同参画基本計画が来年度からスタートしますが、施政方針の考え方はどのように反映されているのでしょうか。

次に、女性に選ばれるまちに向けた取組について伺います。

一般に、女性は出産や育児、家事、さらには場合によっては介護など、家庭において中心的な役割を担うことが多い現状があります。性別による身体的な違いから代替できない役割があることは事実ですが、性別役割分業の意識が根強く残っていると感じております。女性が社会で活躍していくためには、女性が働きやすい企業風土や職場環境づくりが重要であると考えますが、それとあわせて、男性の理解と協力が不可欠であり、同時に、男性が家庭への関心をより一層高め、積極的に参画していくことが重要であると考えます。女性の社会進出と男性の家庭参画は、言わば両輪の関係にあるのではないでしょうか。もちろん、女性が家庭を中心に担い、男性が社会で活躍するという家庭の在り方を否定するものではありません。それぞれの価値観や家庭像が尊重されるべきであると考えます。しかしながら、女性が社会で活躍したいと望んだときにそれがかなう、女性が実際に働きやすいと思える環境づくりとその選択が現実的に可能になる家庭の環境を整えていくことこそ行政の重要な役割ではないでしょうか。女性に選ばれるまちとしていくためには、制度の整備だけではなく、沼津に住まう人々の意識そのものをアップデートしていくことが必要であると考えます。ジェンダーギャップの解消と女性が暮らしやすいまちを目指すと施政方針にありますが、本市としてどのような具体的取組を進めていくのか、考えをお聞かせください。

次に、CIO補佐官について質問いたします。

役割や目的、活用については既に答弁済みですので、私からはCIO補佐官における情報の取扱いに対する考え方について伺います。なお、情報の取扱いについても、さきの質問でも触れられておりますので、CIO補佐官に限定してお聞きいたします。

先ほどの答弁では、CIO補佐官はCIO直下に置き、DXの司令塔として、デジタル戦略課が庁内の各部署と連携しながら、本市に最適な施策を展開していくための役割を果たすとのことでした。CIO補佐官は、市民サービスの向上を図る上で重要な役割であり、これからの活用を大いに期待しているところです。一方で、庁内の各部署と連携するための司令塔という性質上、機微な情報に接する機会も想定されます。情報の適正な取扱いについては、組織として万全の体制を整えておくことが不可欠であり、情報管理については厳格であるべきと考えますが、CIO補佐官に対してどのようなルールや統制の下で情報の取扱いを行っているのか、また、どのように担保していくのか、当局の考えをお示しください。

次に、地域の宝を活かすまちについて質問いたします。

施政方針に、柱4、地域の宝を活かすまちが示されています。その中で、本市ならではのまちの強みや地域資源を活かし、多くの方々が訪れたい、関わりたい、住みたい、住み続けたいと思っていただけるまちを目指すとあります。また、インバウンド需要の取り込みを強化したいともあります。第三・第四地区におきましては、世界かんがい施設遺産に登録されている香貫用水、いわゆる内膳堀と香貫山という地域の宝があり、中心市街地からの回遊性向上を図ることが、本市の魅力向上につながると考えます。そこで、中心市街地から、これら地域資源を活用した魅力あるまちづくりを実現させるための具体的な施策につきまして、内膳堀周辺の整備等の計画概要や現状、令和8年度の取組内容について伺います。

次に、笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまちについて質問いたします。

施政方針では、誰もが心身ともに健康で明るく元気に生活できるよう、スポーツや芸術文化の振興、健康づくりを推進し、誰一人取り残さない地域共生社会の実現を目指すとされています。スポーツは単なる競技振興にとどまらず、健康寿命の延伸や地域のつながりづくり、さらにはまちの活性化にも寄与する重要な分野であると考えます。本市では、フェンシングやサッカー、サイクルツーリズムなど、多様な取組が進められてきました。特に中心市街地に整備された総合体育館、香陵アリーナの開館以降、市民が日常的に運動する姿がまちなかで見られるようになり、スポーツを目的に、人が集い、交流が生まれる光景は、中心市街地のにぎわい創出にもつながっているものと受け止めています。これはまさに、沼津市長が就任時に掲げられたスポーツのまちという理念を体現する象徴的な変化の一つであると感じております。一方で、高齢者や子ども向けの取組状況については課題もあると認識しております。各地域で行われているスポーツ活動は、参加者の固定化や担い手の高齢化が進んでいるとの声も聞かれます。高齢化が進む中、健康寿命の延伸や将来的な医療・介護負担の軽減という観点からも、実施率向上に向けた取組の強化は重要であります。本市として、現行のスポーツ振興施策の成果と課題をどのように分析し、今後どのような方向性で進めていくお考えか伺います。

次に、スポーツ人口の減少対策について伺います。

少子化や生活様式の変化、部活動の地域展開等により、子どもたちが日常的に運動やスポーツに親しむ機会が減少していることが指摘されております。特に、部活動の地域展開は、子どもたちのスポーツ環境にとって大きな転換期であり、保護者からは、費用負担や指導体制への不安の声も聞かれます。こうした状況の中にあっても、子どもたちが安心して継続的にスポーツに親しめる環境を確保していくことは極めて重要であり、成長期における基礎体力の形成や健全な心身の発達という観点からも、子どものスポーツ機会の確保は、地域の将来を支える重要な基盤であります。本市においては、スポーツ少年団への支援やトップアスリート教室の開催など、子どもの参加機会の拡充に取り組まれていると承知しておりますが、今後、地域クラブ活動の仕組みづくりを含め、スポーツ人口の減少という課題にどのように対応し、持続可能なスポーツ環境を構築していく考えであるのか、市の見解をお伺いいたします。

次に、地域共生社会の実現に向けたスポーツの在り方について伺います。

スポーツは単なる競技ではなく、心身の健康を支え、明るく元気な生活を送るために欠かせないものであり、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、誰もが参加できる社会であるべきと考えます。近年、ボッチャをはじめとするパラスポーツの普及により、障がいのある方がスポーツに触れる機会は着実に広がっております。しかしながら、既存の地域スポーツ団体や学校、社会体育のクラブ活動においては、受入れ体制や指導者の理解、設備面の課題などから、障がいのある方が参加するには、依然として高いハードルがあるのが現状ではないでしょうか。単に参加できると掲げるだけでなく、既存のスポーツ環境そのものを包摂的なものへと転換していくことこそが、真の地域共生社会の実現につながるものと考えます。

そこで、本市として、障がいのある方や高齢者を含め、誰もが、既存のスポーツ団体やクラブ活動にも自然に参加できる環境整備を今後どのように進めていくお考えか伺います。

続きまして、ヒト中心で都市的魅力にあふれるまちについて伺います。

新貨物ターミナルや新車両基地の工事が進展し、新年度には念願の鉄道高架本体工事に着手するとのことで、沼津市が目に見える形で生まれ変わっていくことに大きな期待を寄せています。市民の皆様が、その変化を実感し、喜びを共有できることが、まちへの誇りと愛着を育み、ひいては沼津市のさらなる活性化につながっていくものと考えます。特に、市民の皆様が関心を寄せているのが、駅舎や駅前広場等を含む駅周辺のデザインについてではないでしょうか。意匠や景観デザインについては、同僚議員が質問しておりますので、違った視点で質問いたします。

施政方針では、駅舎や駅前広場を含む駅周辺の将来像を具体化し、デザインの基本的な考え方や設計の指針を示すデザイン基本計画を来年度中に策定するとされています。駅舎や駅前広場は、これまで同様、市民のみならず、本市を訪れる多くの方々が利用する本市の顔であり、玄関口となる極めて大切な空間です。本市が居心地がよく、快適で暮らしやすいまちであると感じていただくためには、子どもや高齢者、障がいのある方をはじめ、誰もが安心して利用できる空間として整備していくことが不可欠であると考えます。そのためには、多様な利用者のニーズを単なる意匠やデザインの工夫にとどめるのではなく、設計の基本理念や方針にしっかり反映させていくことが重要ではないでしょうか。

そこで伺います。

駅舎や駅前広場等の計画に当たり、子どもや高齢者、障がいのある方を含む多様な立場の声を聴取し、計画に反映すべきと考えますが、その認識について伺います。

次に、公園整備について伺います。

子どもたちが安全・安心に遊べる公園の有無は、子育て世代にとって、まちの魅力を判断する重要な要素の一つであると考えます。沼津市には、門池公園や千本浜公園、せせらぎ公園、大岡公園、愛鷹公園等自然を生かした特色ある公園が市内各所にあります。一方で、子育て世代の方々とお話しする中では、近隣市町と比べて魅力が薄いと感じるという残念な声もあります。私自身も子どもが幼い頃には、市内の公園に物足りなさを感じ、週末ごとに近隣市町の公園へ足を運んでいた経験があります。また、子育て世代の方からは、より魅力的な公園を期待する声も多く寄せられています。具体的には、駐車場の整備、真夏でも遊べる日陰の設置、障がいのある子どもも遊べる遊具の導入、多様な遊具の設置、清潔で使いやすいトイレの整備などです。これらのニーズは、子育て世代だけではなく、高齢者を含む多様な利用者のニーズとも重なるところがあるのではないでしょうか。近隣市町において、設備の整った大規模な公園の整備が進む中、移住・定住者を促進していく本市としましても、誰もが安心して遊べる公園として公園の魅力を高めていく必要があると考えます。施政方針には、中央公園などの再整備が掲げられており、大いに期待しているところですが、市民ニーズを踏まえ、どのような基本的な考え方の下で整備を進めていくのかお考えをお聞かせください。また、公園は多様な市民が利用する憩いの場であり、安全性の担保も重要であります。門池公園で痛ましい事故が起きたこともあり、安全確保策については、市民の関心も高いものと思われます。

そこで、公園における事故や事件を未然に防ぐ取組についてお聞かせください。

快適な公園利用のためには、公園利用者がルールを守ることが重要です。決して差別をするつもりはありませんが、外国人の方の文化や考え方の違いやルールの周知不足などから、トラブルに発展するケースもあると耳にします。また、東京都内の自治体が管理する公園などで、手持ち花火を解禁する動きが広がっているようです。県内では、富士市、富士宮市などで手持ち花火が楽しめる公園が試行的に解禁されるなど、利用者ニーズに応えた工夫も見られます。こうした状況を踏まえ、公園利用に関するルールはどのように決められ、周知されているのでしょうか。また、利用者ニーズにどのように応えていくのか伺います。

次に、安心して子どもを産み育てられるまちについて伺います。

子どもは、本市の将来を担うかけがえのない存在であることは言うまでもありません。しかしながら、沼津市の合計特殊出生率は1.33と、依然として厳しい状況にあります。令和3年度に本市で生まれた子どもの数が1,000人を下回ったことは大きな衝撃であり、少子化に歯止めがかかっていない現状を重く受け止める必要があります。これは本市に限らず、全国的な課題ではありますが、核家族化の進展や共働き世帯の増加などにより、子育て世帯の負担が増していることも背景にあるのではないかと考えます。その結果、子どもを産み育てることに踏み切れない家庭が増えているとすれば、看過できない問題です。こういった状況を打破していくためにも、これまで以上に、社会全体で子育て世帯を支える体制を強力に推進していくことが不可欠であると考えます。施政方針においても、子育て世帯の負担軽減に向けた取組が掲げられておりますが、これまでの取組状況と今後に対する市としての考えをお聞かせください。また、子育てと言ってもひとくくりにできません。障がいのある子どもを育てる家庭やひとり親家庭など、それぞれに置かれた状況は様々です。こうした多様な環境にある子どもとその保護者を支える体制を整えることが重要であると考えます。切れ目のない支援を充実させ、安心して子どもを産み育てられる環境の整備を推進すると施政方針にも掲げられております。そのような中、多胎児を育てるひとり親の方から、本市の支援制度について、切実な声が寄せられております。一定の所得があることにより、各種助成の対象にならないということで、働きながら多胎児の子育てをする苦労に加え、経済的な負担が重くのしかかっていて、生活が逼迫しているという悲痛な叫びでした。我々の想像以上に、多胎児の養育に伴う経済的・身体的負担は大きいものと受け止めました。

そこで、ひとり親支援の対象から外れている多胎児世帯への支援について、市としてどのように考えているのか、見解をお聞かせください。

次に、環境と共生する持続可能なまちについて伺います。

家庭ごみ分別の見直しへの考え方につきましては、答弁済みなので割愛いたします。市長が先頭に立って、ごみ分別方法の見直しを検討していくということで、市民ニーズに応えた対応を期待しております。一方で、長年にわたり、沼津方式として定着してきた家庭ごみの分別方法は、プラスチックごみの区分見直し以降、20年以上大きな変更がないと承知しております。浸透している分別方法から新たな方法に切り替えるには、混乱を生じさせないためにも、利用者への丁寧な周知が不可欠であると考えます。どのように周知を図っていくのか、その具体的な方策について伺います。さらに、家庭ごみの総量削減については、沼津市一般廃棄物処理基本計画の数値目標を達成したことから、中間見直しがされたことは承知しているところです。今後もごみの総量を削減していることが重要であると考えますが、どのような取組を展開していくのか、市の見解を伺います。

次に、投票率向上のための環境整備について伺います。

近年、全国的に投票率の低下が課題とされる中、本市においても市民の政治参加を促進するための環境整備が重要であると考えます。当会派においては、これまで複数の議員が、県知事選挙や市長選挙、市議会議員選挙などにおける投票率の状況を踏まえ、本市が県内において低位に位置してきた実態を指摘し、その要因分析や投票環境の改善、主権者教育の充実などについて、継続的に提言してまいりました。政治への信頼や関心は、行政の取組のみならず、我々議会人の姿勢も問われるものであり、その責任を自覚しながら取り組んでいく必要があると考えております。そのような中、直近では衆議院議員総選挙が執行され、自民党所属の議員で構成する当会派においては、積極的に選挙活動に取り組みました。本市においては、投票率の状況について、前回選挙との比較や県内における位置づけを含め、どのように認識しているのか伺います。

次に、投票機会の確保について伺います。

本市においても高齢化が進展しており、身体的な理由や移動手段の確保が困難であることから、投票所に行きたくても行けない方が一定数おられるのではないかと考えます。とりわけ、市として高齢者の運転免許証の自主返納を推進している中、移動手段を失った高齢者の投票機会をどのように確保していくのかが重要な視点であります。これまでも、移動式期日前投票所の導入や各地区センターへの期日前投票所の設置による投票機会の確保について議論が重ねられてきました。本市では、政令市を除き、県内最多となる期日前投票所を設置するなど、環境整備に努められてきたと承知しております。さらなる環境整備に向け、移動式期日前投票所の導入や各地区センターへの期日前投票所の設置について、どのような方向性で検討を進めていくのか伺います。さらに、若年層をはじめとする幅広い世代の政治参加を促すためには、主権者教育の充実や投票への心理的ハードルを下げる工夫も重要であると考えます。本市では、これまで選挙広報誌白ばらの発行など、紙媒体による啓発にも取り組んできたところでありますが、情報取得の手段が多様化する中、とりわけ若年層に対しては、従来の紙媒体だけでは十分に関心喚起につながりにくい側面もあるのではないかと考えます。そうした中、投票証明書の工夫など、新たな取組も行われているところでありますが、これらも含め、今後、若年層をはじめとする幅広い世代の投票率向上に向けてどのような施策を展開していくのか、市の考えを伺います。

次に、行財政運営について伺います。

施政方針においては、今後の行政課題に的確に対応していくため、組織体制の見直しを行う旨が示されております。人口減少や少子高齢化の進行、行政ニーズの多様化・複雑化が進む中で、従来の枠組みにとらわれない、時代に即した柔軟で機動的な組織体制を構築していくことが、極めて重要であると認識しております。また、新たに重点的に取り組む施策を着実に推進していくためには、それを支える執行体制が十分に機能することが不可欠であり、組織の再編や役割分担の整理を通じて、施策の実効性を高めていく視点が求められるものと考えます。

そこで伺います。

今回の組織体制の見直しは、どのような考え方に基づいて行われ、どのような効果を期待しているのでしょうか。課の新設に伴う財政的コストも含めてお答えください。また新年度における組織再編を通じた市民サービス向上への取組について伺います。

施政方針には様々な新規事業や重点施策が掲げられており、これらは市民生活の質の向上やまちの活性化に資するものであり、大いに期待するところです。しかしながら、これらを一過性の取組に終わらせることなく、持続的に推進していくためには、安定的かつ戦略的な財源確保が不可欠です。人口減少や少子高齢化の進行などにより、財政運営がより厳しさを増す中、新規事業も加えた新年度予算案は、どのような考えの下、編成したのか。また、持続可能な財政運営を図る観点から、安定的な財源確保に向けた取組について伺います。

次に、本市において、沼津駅周辺総合整備事業、沼津南一色線の橋梁工事、東駿河湾環状道路の西区間の整備の推進等のインフラ整備は民間投資まちづくりにおいて重要であり、防災・減災の観点からも積極的に進めていくべきと考えます。これらの取組を着実に進めていくためには、国や県との強固な連携の下、必要な財源を確保していくことが極めて重要であります。実際にこれまでの要望活動の積み重ねにより、補助制度の活用や財政措置の獲得につながった事例もあり、こうした働きかけの重要性は明らかであります。沼津志帥会としても、地元選出の国会議員や県会議員、市議会の仲間と緊密に連携しながら、国や県に対する要望活動を重ねてまいりました。今後も引き続きこうした取組を強化していく考えでありますが、市としても、どのように主体的に国、県と歩調を合わせ、将来を見据えた戦略的な財源確保に取り組んでいくのか伺います。

本市が掲げる未来に向けたまちづくりを着実に前進させていくためには、施策を打ち出すだけでなく、それを支える確かな財政基盤を築いていく実行力が求められます。市と議会が同じ方向を見据え、国や県とも連携しながら、将来世代に責任を果たす、持続可能な行財政運営を力強く推進していくことを期待し、沼津志帥会の質問を終わります。

自分らしいライフスタイルを実現できるまちについて 7番

デジタル・DX

要旨会派は、施政方針で女性を明確にターゲットとした理由、女性社会進出と男性の家庭参画の両立策、CIO補佐官による機微情報の管理体制を質問しました。市は、若い女性の流出課題に対応して企業向けワークショップと男性対象の家事シェアセミナーを実施し、CIO補佐官の情報管理は業務委託による質の確保とセキュリティ対策基準で担保すると答えました。

背景全国的に若い女性の地方流出が進み、本市でも転出理由が仕事の都合である実態と、共働き家庭増加に伴い家事等の負担が女性に偏っている実態が背景にあります。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • CIO補佐官の設置による行政DXの推進
  • CIO補佐官の役割と目的
  • CIO補佐官の活用
  • 情報の扱い方に対する考え方
政策推進部長男女共同参画の推進についてお答えします。 本市では、全ての人が性別に関わりなく、一人一人の人権が尊重され、個性と能力を十分に発揮できる、男女共同参画社会の実現に向け、家庭・職場・教育・地域の4つの主要分野において取組を推進しております。近年…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

男女共同参画の推進についてお答えします。

本市では、全ての人が性別に関わりなく、一人一人の人権が尊重され、個性と能力を十分に発揮できる、男女共同参画社会の実現に向け、家庭・職場・教育・地域の4つの主要分野において取組を推進しております。近年若者、特に女性の地方からの流出が全国的な課題となっておりますが、本市においても、高校卒業後に転出し、本市に戻ってくる若い女性の割合が少ない実情があります。また、転出者を対象に、過去に実施したアンケートでは、全体の5割以上が仕事の都合を転出の理由として挙げております。これらのことから、能力を発揮し、働ける職場があれば、女性が本市にとどまり、その能力を発揮できるものと認識しております。さらに令和6年度に実施した男女共同参画に関する市民アンケートにおいては、女性が職場でもっと活躍するために必要なことが何かを問う設問を新たに設けたところ、性別ではなく能力に応じて昇進・配属を決めることと回答した市民の割合が最も多く、資格取得や仕事のスキル向上のための学習機会が充実することという回答が次に多い結果が得られました。このことから、市内の職場では、性別で職務を分けられるなどの理由により、女性が個人の能力を十分に発揮できておらず、キャリア形成の機会が十分とは言えない現状がうかがえます。こうしたことから、第6次沼津市男女共同参画基本計画においては、特に職場の分野に注力し、重点取組の一つとして、性別にかかわらず、全ての人にとって働きやすく、働きがいのある環境づくりの一層の推進に取り組むこととしております。

次に、女性に選ばれるまちに向けた取組についてお答えします。

近年共働き家庭が増加し、結婚や出産を経てもキャリアを継続する女性が増えている一方で、男女共同参画に関する市民アンケート結果から、家事等の負担は依然として女性に偏っており、男性は仕事、女性は仕事に加えて家事・育児も中心的になっている実態が浮き彫りになりました。女性に選ばれるまちに向けては、職場において女性が働きやすく、働きがいのある環境づくりに取り組むとともに、家庭において、男性がより主体性を持って家事や育児等に参加することにより、女性が多様な生き方を自由に選択できる社会の実現に向けて取り組んでいくことが特に重要であると認識しております。そのため新年度におきましては、市内企業や事業所の従業員等を対象にしたワークショップを開催し、男女共同参画の視点で職場環境や働き方について考える機会を創出してまいります。また、実際に働く女性等の声を聞き、職場におけるジェンダーギャップなどの実態を把握することで、女性が働きやすく、働きがいある環境づくりの今後の取組に生かしてまいります。あわせて、男性を対象とした家事シェア応援セミナーの開催等にも引き続き取り組むなど、職場や家庭をはじめとするあらゆる場面において、ジェンダーギャップの解消に努め、全ての人が暮らしやすいまちを目指してまいります。

次に、CIO補佐官の情報の扱い方に対する考え方についてお答えします。

CIO補佐官は、業務委託により専門知識を有する事業者が人材を確保・管理するものであります。これにより、人材の質を担保しつつ、業務委託契約等における沼津市情報セキュリティ対策基準に基づく特記事項等により、情報の扱い方やセキュリティの確保などの情報管理体制についても担保できるものと考えております。

次に、組織体制についてお答えします。

初めに、組織再編の目的と効果についてですが、本市では、市民ニーズの複雑化・多様化及び喫緊の課題への対応などを考慮し、市民サービスの質の向上と行政運営の効率化を図るため、組織改正を行っております。課の新設に伴うコストといたしましては、課の表示板や庁舎内のレイアウト変更に係る費用などがあり、令和8年度の組織改正に係るこれらの費用は約240万円を見込んでおります。

次に、市民サービス向上への取組についてですが、令和8年度の組織改正においては、文化政策課の新設により、文化に関する新規施策の立案や施策変更の意思決定を市長の政策判断に基づいて迅速に行うことで、文化事業をより戦略的に展開し、市民の生きがいづくりや交流のさらなる促進につなげてまいります。また、ぬまづプロモーション課の新設により、効果的なプロモーションと定住支援を戦略的・一体的に展開することで、より質の高い情報発信を行うとともに、定住人口・交流人口の創出と地域の活性化につなげてまいります。今後も市民サービスと行政機能の向上を目指し、市民ニーズや課題に的確に対応していくための組織改正を検討してまいります。

地域の宝を活かすまちについて

観光・文化・スポーツ

要旨議員は、世界かんがい施設遺産である内膳堀周辺を、地域資源として市民や来訪者に親しまれる歩行空間としてどう整備していくかを問い、市は住民ワークショップで課題抽出した上で、令和8年度完成予定で景観調和した歩行空間を整備し、香貫山やウォーキングイベント等を通じた交流人口拡大を目指すと答弁した。

背景施政方針で「柱4:地域の宝を活かすまち」が掲げられ、中心市街地周辺の地域資源を磨き上げることが求められている。内膳堀は世界かんがい施設遺産として価値を持ちながら、その認知度向上と活用が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 内膳堀周辺の整備
市長沼津志帥会、浅田美重子議員の代表質問にお答えいたします。 内膳堀周辺の整備について、お答えいたします。 中心市街地まちづくり戦略に基づき、中心市街地と周辺地域資源の連携を進めるため、香貫山へのアクセス道となる、市民文化センター東側の内膳堀周…答弁の全文を読む確認済対応一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

沼津志帥会、浅田美重子議員の代表質問にお答えいたします。

内膳堀周辺の整備について、お答えいたします。

中心市街地まちづくり戦略に基づき、中心市街地と周辺地域資源の連携を進めるため、香貫山へのアクセス道となる、市民文化センター東側の内膳堀周辺について、世界かんがい施設遺産ならではの景観を生かした歩行空間の整備に取り組んでおります。本整備に当たっては、令和4年度より住民の皆様方の望む地域の姿や内膳堀の歴史的価値について、ワークショップ等を開催し、景観有識者の大学教授や学生の協力を得まして、周辺住民の皆様と意見交換を行いました。その結果、主に道路の安全対策、内膳堀の親水性や管理、世界かんがい施設遺産のPRが課題に上がり、高質空間の形成に向けて、本年度、周辺の景観と調和した転落防止柵などを選定し、整備に着手いたしました。令和8年度は、引き続き歩行空間の整備を進めるとともに、住民の皆様と来訪者が内膳掘に親しめる空間と世界かんがい施設遺産の認知度向上や情報発信について、住民の皆様と意見を交換していく予定であります。また、狩野川から内膳堀へと取水しています香貫揚水機場のポンプ更新につきましては、国土交通省所管の沼津狩野川かわまちづくり計画に盛り込み、国庫補助を活用して工事に着手するほか、香貫山については、来訪者が安全かつ快適に利用できるよう、ハイキングコースの階段等の修繕、危険木の撤去を引き続き実施してまいります。こうした取組により、中心市街地周辺の地域資源を磨き上げ、快適な回遊ネットワークの充実を図り、内膳堀や香貫山を中心としたウォーキングイベントの開催や、狩野川や中央公園といったほかの地域資源とつなげた沼津ならではのまち歩きとして情報発信することで、まちの魅力向上、交流人口の拡大につなげてまいります。

次に、スポーツ振興の現状についてお答えいたします。

本市では、沼津市スポーツ推進基本計画に掲げる、暮らしの中にスポーツを、スポーツでつながるコミュニティ、スポーツでまちに活力を、これら3つの基本方針に基づき、スポーツ振興に取り組んでおります。まずは暮らしの中にスポーツについては、市民の皆さんに気軽にスポーツを楽しんでいただけるよう、香陵アリーナや市営野球場、大岡公園内運動場や愛鷹運動公園テニスコートといったスポーツ施設の適切な管理運営に努めるとともに、沼津市スポーツ祭をはじめ、町別ソフトボール大会やバレーボール大会、千本浜ファミリーマラソン大会、沼津市駅伝競走大会など様々な競技イベントを開催し、多くの方々に参加していただいております。次に、スポーツでつながるコミュニティでは、学校施設開放といった地域に身近なスポーツ環境を整えるとともに、市主催によります地区センターでの年齢・体力に応じた地域体力づくり教室の開催や地域のスポーツコーディネーターであるスポーツ推進委員の各種活動を支援しております。またスポーツでまちに活力では、市民の皆様方とともに進めるフェンシングのまち沼津のほか、地域資源を生かしたサイクルツーリズムやサッカー、野球、卓球、バレーボール、バスケットボールといったプロスポーツとの連携によるスポーツ交流の推進に取り組んでおります。こうした取組により、学校及び市スポーツ施設を合わせ、年間80万人を超える方々に御利用いただくとともに、令和6年度の週1回以上のスポーツ実施率は55%と過去5年で10ポイント余り上昇するといった成果がある一方、1年間全くスポーツを行っていない人も2割程度存在するというアンケート結果もあり、市民の日常にスポーツをより一層浸透させるためのさらなる施策展開が必要であると考えております。

次に、スポーツ人口減少の対策についてお答えします。

少子化に加え、生活様式の変化やスマートフォン等の普及、部活動の地域展開といった子どもを取り巻くスポーツ環境が変化する中、子どもがスポーツから離れないよう跳び箱・マット運動などの小学生体育教室をはじめ、スポーツ少年団への支援や各種トップアスリート教室の開催など、子どものスポーツの機会の確保に取り組んでまいります。また学校部活動の地域展開におきましては、社会体育施設の有効活用や地域指導者の発掘・育成を進めさせていただき、学校部活動に代わり、子どもの新たな活動の場となる地域クラブ活動、ヌマカツ及び競技志向型などのヌマカツプラスの創設・運営支援により、子どもの皆様が希望するスポーツを実施できる環境づくりに取り組んでおります。

次に、地域共生社会のスポーツの在り方についてお答えします。

スポーツを振興するに当たり、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、全ての方が気軽にスポーツに触れ、楽しむ環境づくりが重要であると認識しております。体力が衰え、スポーツから離れがちな高齢者の皆様方につきましては、現在、ヨガや体操といった地域体力づくり教室であったり、スポーツ推進委員の皆様と連携し、ウォーキングや軽い運動を日常生活に取り入れる活動を展開しておりますが、年齢や体力差に関係なく楽しめ、近年人気の高まりを見せております、モルックやファミリーバドミントンなどのニュースポーツの普及にも力を入れております。障がいのある方のスポーツにつきましては、現在香陵アリーナにおいて、モニターを活用した耳の聞こえない方の柔道や車椅子ラグビーの練習を実施しており、徐々にではありますが、スポーツの場の確保が進んでいるところであります。今後においては、県が令和8年度に開設を予定しております、障害者スポーツセンターと連携をさせていただき、障がい者スポーツ指導員などの専門人材の育成や県内パラスポーツ施設情報の提供など、参加機会の拡充を図ってまいります。今後も関係団体や地域の皆様と連携をさせていただきながら、全ての市民が生涯にわたり日常的にスポーツに親しむことができる環境づくりを着実に進めてまいります。

次に、誰もが安心して遊べる公園整備に対する考え方についてお答えいたします。

市民ニーズを踏まえた整備といたしましては、今年度、門池公園におきまして、駐車場を増設しておりますほか、来年度は千本浜公園児童遊園エリアのトイレを誰でも利用できるバリアフリートイレに改修する予定としております。中央公園につきましては、広い芝生広場の整備であったり、バリアフリートイレの設置、また障がいのある子どもも遊べるインクルーシブ遊具を複数設置することで、全ての子どもたちが安全に遊べる空間を確保します。また民間飲食店や大屋根を設置することで、暑い日であったり、降雨時の休憩スペースが創出されるなど、1年を通して子どもから御高齢の皆様方まで、全ての方々が利用しやすい環境を目指し、再整備を進めており、令和8年度末の全面供用開始を目指しております。また、現貨物駅の跡地に計画されております公園では、地元住民の皆様方や中高生、子育て世代の皆様方とワークショップを開催するなど、多様な世代の方々のニーズを踏まえ、大規模な芝生広場や大型駐車場、多様な遊具などの設置や、雨や夏の暑いときでも子どもが遊べる屋内施設の導入を検討しているところであります。今後も多様な方の意見を伺いながら、誰でも安全・安心に利用できる魅力ある公園整備を進めてまいります。

次に、公園における事故や事件を未然に防ぐ取組についてお答えいたします。

公園利用者の安全を確保するためには、施設の適切な維持管理が必要であり、遊具等の不具合や損傷などを早期発見するため、職員や専門業者による定期的な施設点検を実施しているほか、利用者から速やかに情報提供をいただくためのLINE通報システムを今年度から導入しておるところであります。門池公園においては、通報システムの二次元バーコードを表示した看板を設置したところであり、今後も危険箇所等の早期発見、早期改善に努め、適切な公園の維持管理を図ることで、事故や事件の未然防止に努めてまいります。

次に、公園利用に関するルールについてお答えします。

本市では市民が公園を快適に利用できるよう、一般的なマナーのほか、各公園の利用状況や周辺環境を考慮した独自ルールを踏まえた看板を公園内に適宜設置するなど、公園のルールを周知しているところであります。また、生活習慣の異なる外国人の皆様方に対しても、外国人向けに発行している沼津市生活ガイドブックに、公園のルールを分かりやすく掲載するほか、公園内に多言語看板を設置するなど、広く周知を図っております。

次に、花火などの利用者ニーズへの対応についてですが、公園のルールを見直す際には、地元自治会や都市公園等愛護会などと連携するとともに、夜間の騒音であったり、ごみの不法投棄など、周辺住民への影響が考えられる場合においては、他自治体の事例や取扱いルールなどを参考にさせていただきながら、対応の可否について検討する必要があるものと考えております。今後も多様化する利用者ニーズを踏まえながら、安全・安心な公園利用ができるよう、各公園に即したルールづくりに努めてまいります。

次に、環境と共生する持続可能なまちについてお答えいたします。

初めに、見直し後の分別方法の周知についてですが、新たな分別方法は、現在の沼津方式を踏襲しつつ、簡素化や見直しを図っていく予定であります。また他市町と比較し、本市の分別方法が市民の皆様に過度な負担とならないことを丁寧に説明していくことが必要であるとも考えております。このようなことを踏まえさせていただき、周知方法といたしましては、改定版ごみの分別減量ガイドブックの全戸配布、希望する自治会等への出前講座開催、市ホームページや分別アプリの更新、SNSを活用した、より分かりやすく、多言語にも対応できるような動画配信等、様々な方法により効果的な周知を図っていきたいと考えております。

次に、家庭ごみの総量を減らしていくための方策についてですが、本市では、これまでごみの減量と循環型社会の形成を目指すために、リデュース・リユース・リサイクルの3Rを推進し、食品ロス削減や小型家電の拠点回収、民間事業者の運営するリユースプラットフォームと連携した不用品の再利用、ペットボトルの水平サイクルなど、様々な取組を実施し、市民の皆様方に御理解と御協力をいただいてまいりました。このことから、令和6年度の家庭系ごみ1人1日当たりの排出量は、一般廃棄物処理基本計画において、536グラムとした目標を大きく達成し、480グラムとなりました。今後も引き続き、ごみの減量化を進めていくため、これまでの取組を着実に継続していくとともに、新年度におきましては、5年ぶりにごみ減量標語を募集させていただき、選出された優秀作品をポスターにして、自治会等に配布することで、市民の皆様方のごみの減量に対する意識をのさらなる向上を図ってまいります。

次に、予算編成の考え方についてお答えいたします。

新年度予算案について、物価高騰等の影響が見込まれる中においても、健全な財政と充実した市民福祉の両立を図りつつ、誰もが安全・安心を実感できる明るい未来の実現に向け、力強く取り組んでいくことを予算編成方針として打ち出し、編成をスタートいたしました。また、予算要求に際しましては、限られた財源の中、社会の潮流を的確に捉えつつ、緊急性や重要性を考慮し、事業効果を検証した中で、スクラップ・アンド・ビルドを行い、持続可能な地域社会の実現に向け、各施策を計画的に進められるよう指示しているところであります。加えて、要望活動の実施により、国や県からの補助金の確保や、ふるさと納税のさらなる推進、また、物価高騰等の情勢を踏まえ、特に市民利用以外の使用料を適正料金に見直すなど、財源の確保に努めております。このような考え方に基づく新年度当初予算案は、子育て世代の支援となる各種事業のほか、中心市街地のまちづくりや都市基盤整備、災害対策など、ぬまづの魅力を磨きあげ、未来へつなげるまちづくりをさらに加速させるための各種施策を盛り込む過去最大の予算としております。予算の執行に当たりましては、自主財源の根幹となる市税等の収入率の向上であったり、遊休資産の活用など、今ある資源を最大限に活用することはもちろんのこと、雇用創出を図る企業立地促進事業であったり、沼津駅周辺総合整備事業などの都市基盤整備、地方創生に基づく子育て支援施策など、人口減少を抑制しつつ、将来の税収の涵養となる各種施策を展開していくことが、持続可能な財政運営を進めていくために大変重要であります。新年度予算案にも計上したこれらの将来に向けた投資となる各施策にしっかりと取り組み、持続可能な未来へつなげるまちづくりをさらに加速化させてまいります。

次に、財源確保のための方策についてお答えさせていただきます。

沼津駅周辺総合整備事業による都市基盤整備や沼津南一色線、東駿河湾環状道路西区間の道路整備は、本市の道路ネットワークの骨格を構築する重要な事業であります。特に高規格道路の整備は、広域の通過交通が処理され、市内の生活交通が円滑になることで、市民生活の利便性が向上します。加えて、災害時には物資の輸送や住民の避難路として大いに機能するものとなります。また、インフラ整備の進捗は、周辺の土地利用などの民間投資を生み出し、地域活動が活性化することで、本市の経済活動に大きく寄与するものと考えます。このような本市の道路ネットワークの整備を着実に進めるためには、議員からも御指摘いただいたように、予算確保に向けた国や県への積極的な要望活動が大変重要であります。また東駿河湾環状道路については、事業主体であります国に対して、整備を推進させるための予算を確保してもらう必要があります。市議会の皆様には、今年度も数多くの要望活動に御参加いただきました。特に、昨年10月の国土交通省と財務省に対しましては、国会議員の皆様方や市議会の皆様方、経済界から沼津商工会議所及び沼津市商工会の皆様、そして地元の連合自治会の皆様方にも御同行いただき、地域の課題解決に向けた事業の推進や、緊急性・必要性から、安定的な予算確保に向けて、数々の御発言をいただいたところでございます。改めて心から感謝申し上げます。先ほど来、議員からも力強く御発言いただいているところでございますが、今後も国や県に対し、直接地域の声を届け、事業が推進していくよう、国、県、市の議員の皆様方をはじめ、経済界及び地元の皆様には、より一層の御協力をいただき、官民一体となって要望活動に取り組んでまいりたいと考えています。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

笑顔があふれ健康で心豊かに暮らせるまちについて

医療・健康

要旨会派は沼津市のスポーツ振興の現状、少子化・生活様式変化に伴うスポーツ人口減少への対策、地域共生社会の観点からのスポーツの在り方について質問した。市は3つの基本方針に基づき年間80万人以上がスポーツ施設を利用する一方、全くスポーツをしない市民が2割程度いるため、年齢・性別・障がい有無を問わず全ての人が気軽にスポーツを楽しめる環境づくりに取り組んでいると答弁した。

背景少子化に加え、スマートフォン普及など生活様式の急速な変化により、子どもを含む市民のスポーツ環境が変わっている。市民の健康と心身の豊かさを支援するため、スポーツ振興と誰もが参加しやすい環境整備が課題となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 沼津市におけるスポーツ振興の現状
  • スポーツ人口減少への対策
  • 地域共生社会の実現という観点からのスポーツの在り方
市長沼津志帥会、浅田美重子議員の代表質問にお答えいたします。 内膳堀周辺の整備について、お答えいたします。 中心市街地まちづくり戦略に基づき、中心市街地と周辺地域資源の連携を進めるため、香貫山へのアクセス道となる、市民文化センター東側の内膳堀周…答弁の全文を読む確認済対応一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

沼津志帥会、浅田美重子議員の代表質問にお答えいたします。

内膳堀周辺の整備について、お答えいたします。

中心市街地まちづくり戦略に基づき、中心市街地と周辺地域資源の連携を進めるため、香貫山へのアクセス道となる、市民文化センター東側の内膳堀周辺について、世界かんがい施設遺産ならではの景観を生かした歩行空間の整備に取り組んでおります。本整備に当たっては、令和4年度より住民の皆様方の望む地域の姿や内膳堀の歴史的価値について、ワークショップ等を開催し、景観有識者の大学教授や学生の協力を得まして、周辺住民の皆様と意見交換を行いました。その結果、主に道路の安全対策、内膳堀の親水性や管理、世界かんがい施設遺産のPRが課題に上がり、高質空間の形成に向けて、本年度、周辺の景観と調和した転落防止柵などを選定し、整備に着手いたしました。令和8年度は、引き続き歩行空間の整備を進めるとともに、住民の皆様と来訪者が内膳掘に親しめる空間と世界かんがい施設遺産の認知度向上や情報発信について、住民の皆様と意見を交換していく予定であります。また、狩野川から内膳堀へと取水しています香貫揚水機場のポンプ更新につきましては、国土交通省所管の沼津狩野川かわまちづくり計画に盛り込み、国庫補助を活用して工事に着手するほか、香貫山については、来訪者が安全かつ快適に利用できるよう、ハイキングコースの階段等の修繕、危険木の撤去を引き続き実施してまいります。こうした取組により、中心市街地周辺の地域資源を磨き上げ、快適な回遊ネットワークの充実を図り、内膳堀や香貫山を中心としたウォーキングイベントの開催や、狩野川や中央公園といったほかの地域資源とつなげた沼津ならではのまち歩きとして情報発信することで、まちの魅力向上、交流人口の拡大につなげてまいります。

次に、スポーツ振興の現状についてお答えいたします。

本市では、沼津市スポーツ推進基本計画に掲げる、暮らしの中にスポーツを、スポーツでつながるコミュニティ、スポーツでまちに活力を、これら3つの基本方針に基づき、スポーツ振興に取り組んでおります。まずは暮らしの中にスポーツについては、市民の皆さんに気軽にスポーツを楽しんでいただけるよう、香陵アリーナや市営野球場、大岡公園内運動場や愛鷹運動公園テニスコートといったスポーツ施設の適切な管理運営に努めるとともに、沼津市スポーツ祭をはじめ、町別ソフトボール大会やバレーボール大会、千本浜ファミリーマラソン大会、沼津市駅伝競走大会など様々な競技イベントを開催し、多くの方々に参加していただいております。次に、スポーツでつながるコミュニティでは、学校施設開放といった地域に身近なスポーツ環境を整えるとともに、市主催によります地区センターでの年齢・体力に応じた地域体力づくり教室の開催や地域のスポーツコーディネーターであるスポーツ推進委員の各種活動を支援しております。またスポーツでまちに活力では、市民の皆様方とともに進めるフェンシングのまち沼津のほか、地域資源を生かしたサイクルツーリズムやサッカー、野球、卓球、バレーボール、バスケットボールといったプロスポーツとの連携によるスポーツ交流の推進に取り組んでおります。こうした取組により、学校及び市スポーツ施設を合わせ、年間80万人を超える方々に御利用いただくとともに、令和6年度の週1回以上のスポーツ実施率は55%と過去5年で10ポイント余り上昇するといった成果がある一方、1年間全くスポーツを行っていない人も2割程度存在するというアンケート結果もあり、市民の日常にスポーツをより一層浸透させるためのさらなる施策展開が必要であると考えております。

次に、スポーツ人口減少の対策についてお答えします。

少子化に加え、生活様式の変化やスマートフォン等の普及、部活動の地域展開といった子どもを取り巻くスポーツ環境が変化する中、子どもがスポーツから離れないよう跳び箱・マット運動などの小学生体育教室をはじめ、スポーツ少年団への支援や各種トップアスリート教室の開催など、子どものスポーツの機会の確保に取り組んでまいります。また学校部活動の地域展開におきましては、社会体育施設の有効活用や地域指導者の発掘・育成を進めさせていただき、学校部活動に代わり、子どもの新たな活動の場となる地域クラブ活動、ヌマカツ及び競技志向型などのヌマカツプラスの創設・運営支援により、子どもの皆様が希望するスポーツを実施できる環境づくりに取り組んでおります。

次に、地域共生社会のスポーツの在り方についてお答えします。

スポーツを振興するに当たり、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、全ての方が気軽にスポーツに触れ、楽しむ環境づくりが重要であると認識しております。体力が衰え、スポーツから離れがちな高齢者の皆様方につきましては、現在、ヨガや体操といった地域体力づくり教室であったり、スポーツ推進委員の皆様と連携し、ウォーキングや軽い運動を日常生活に取り入れる活動を展開しておりますが、年齢や体力差に関係なく楽しめ、近年人気の高まりを見せております、モルックやファミリーバドミントンなどのニュースポーツの普及にも力を入れております。障がいのある方のスポーツにつきましては、現在香陵アリーナにおいて、モニターを活用した耳の聞こえない方の柔道や車椅子ラグビーの練習を実施しており、徐々にではありますが、スポーツの場の確保が進んでいるところであります。今後においては、県が令和8年度に開設を予定しております、障害者スポーツセンターと連携をさせていただき、障がい者スポーツ指導員などの専門人材の育成や県内パラスポーツ施設情報の提供など、参加機会の拡充を図ってまいります。今後も関係団体や地域の皆様と連携をさせていただきながら、全ての市民が生涯にわたり日常的にスポーツに親しむことができる環境づくりを着実に進めてまいります。

次に、誰もが安心して遊べる公園整備に対する考え方についてお答えいたします。

市民ニーズを踏まえた整備といたしましては、今年度、門池公園におきまして、駐車場を増設しておりますほか、来年度は千本浜公園児童遊園エリアのトイレを誰でも利用できるバリアフリートイレに改修する予定としております。中央公園につきましては、広い芝生広場の整備であったり、バリアフリートイレの設置、また障がいのある子どもも遊べるインクルーシブ遊具を複数設置することで、全ての子どもたちが安全に遊べる空間を確保します。また民間飲食店や大屋根を設置することで、暑い日であったり、降雨時の休憩スペースが創出されるなど、1年を通して子どもから御高齢の皆様方まで、全ての方々が利用しやすい環境を目指し、再整備を進めており、令和8年度末の全面供用開始を目指しております。また、現貨物駅の跡地に計画されております公園では、地元住民の皆様方や中高生、子育て世代の皆様方とワークショップを開催するなど、多様な世代の方々のニーズを踏まえ、大規模な芝生広場や大型駐車場、多様な遊具などの設置や、雨や夏の暑いときでも子どもが遊べる屋内施設の導入を検討しているところであります。今後も多様な方の意見を伺いながら、誰でも安全・安心に利用できる魅力ある公園整備を進めてまいります。

次に、公園における事故や事件を未然に防ぐ取組についてお答えいたします。

公園利用者の安全を確保するためには、施設の適切な維持管理が必要であり、遊具等の不具合や損傷などを早期発見するため、職員や専門業者による定期的な施設点検を実施しているほか、利用者から速やかに情報提供をいただくためのLINE通報システムを今年度から導入しておるところであります。門池公園においては、通報システムの二次元バーコードを表示した看板を設置したところであり、今後も危険箇所等の早期発見、早期改善に努め、適切な公園の維持管理を図ることで、事故や事件の未然防止に努めてまいります。

次に、公園利用に関するルールについてお答えします。

本市では市民が公園を快適に利用できるよう、一般的なマナーのほか、各公園の利用状況や周辺環境を考慮した独自ルールを踏まえた看板を公園内に適宜設置するなど、公園のルールを周知しているところであります。また、生活習慣の異なる外国人の皆様方に対しても、外国人向けに発行している沼津市生活ガイドブックに、公園のルールを分かりやすく掲載するほか、公園内に多言語看板を設置するなど、広く周知を図っております。

次に、花火などの利用者ニーズへの対応についてですが、公園のルールを見直す際には、地元自治会や都市公園等愛護会などと連携するとともに、夜間の騒音であったり、ごみの不法投棄など、周辺住民への影響が考えられる場合においては、他自治体の事例や取扱いルールなどを参考にさせていただきながら、対応の可否について検討する必要があるものと考えております。今後も多様化する利用者ニーズを踏まえながら、安全・安心な公園利用ができるよう、各公園に即したルールづくりに努めてまいります。

次に、環境と共生する持続可能なまちについてお答えいたします。

初めに、見直し後の分別方法の周知についてですが、新たな分別方法は、現在の沼津方式を踏襲しつつ、簡素化や見直しを図っていく予定であります。また他市町と比較し、本市の分別方法が市民の皆様に過度な負担とならないことを丁寧に説明していくことが必要であるとも考えております。このようなことを踏まえさせていただき、周知方法といたしましては、改定版ごみの分別減量ガイドブックの全戸配布、希望する自治会等への出前講座開催、市ホームページや分別アプリの更新、SNSを活用した、より分かりやすく、多言語にも対応できるような動画配信等、様々な方法により効果的な周知を図っていきたいと考えております。

次に、家庭ごみの総量を減らしていくための方策についてですが、本市では、これまでごみの減量と循環型社会の形成を目指すために、リデュース・リユース・リサイクルの3Rを推進し、食品ロス削減や小型家電の拠点回収、民間事業者の運営するリユースプラットフォームと連携した不用品の再利用、ペットボトルの水平サイクルなど、様々な取組を実施し、市民の皆様方に御理解と御協力をいただいてまいりました。このことから、令和6年度の家庭系ごみ1人1日当たりの排出量は、一般廃棄物処理基本計画において、536グラムとした目標を大きく達成し、480グラムとなりました。今後も引き続き、ごみの減量化を進めていくため、これまでの取組を着実に継続していくとともに、新年度におきましては、5年ぶりにごみ減量標語を募集させていただき、選出された優秀作品をポスターにして、自治会等に配布することで、市民の皆様方のごみの減量に対する意識をのさらなる向上を図ってまいります。

次に、予算編成の考え方についてお答えいたします。

新年度予算案について、物価高騰等の影響が見込まれる中においても、健全な財政と充実した市民福祉の両立を図りつつ、誰もが安全・安心を実感できる明るい未来の実現に向け、力強く取り組んでいくことを予算編成方針として打ち出し、編成をスタートいたしました。また、予算要求に際しましては、限られた財源の中、社会の潮流を的確に捉えつつ、緊急性や重要性を考慮し、事業効果を検証した中で、スクラップ・アンド・ビルドを行い、持続可能な地域社会の実現に向け、各施策を計画的に進められるよう指示しているところであります。加えて、要望活動の実施により、国や県からの補助金の確保や、ふるさと納税のさらなる推進、また、物価高騰等の情勢を踏まえ、特に市民利用以外の使用料を適正料金に見直すなど、財源の確保に努めております。このような考え方に基づく新年度当初予算案は、子育て世代の支援となる各種事業のほか、中心市街地のまちづくりや都市基盤整備、災害対策など、ぬまづの魅力を磨きあげ、未来へつなげるまちづくりをさらに加速させるための各種施策を盛り込む過去最大の予算としております。予算の執行に当たりましては、自主財源の根幹となる市税等の収入率の向上であったり、遊休資産の活用など、今ある資源を最大限に活用することはもちろんのこと、雇用創出を図る企業立地促進事業であったり、沼津駅周辺総合整備事業などの都市基盤整備、地方創生に基づく子育て支援施策など、人口減少を抑制しつつ、将来の税収の涵養となる各種施策を展開していくことが、持続可能な財政運営を進めていくために大変重要であります。新年度予算案にも計上したこれらの将来に向けた投資となる各施策にしっかりと取り組み、持続可能な未来へつなげるまちづくりをさらに加速化させてまいります。

次に、財源確保のための方策についてお答えさせていただきます。

沼津駅周辺総合整備事業による都市基盤整備や沼津南一色線、東駿河湾環状道路西区間の道路整備は、本市の道路ネットワークの骨格を構築する重要な事業であります。特に高規格道路の整備は、広域の通過交通が処理され、市内の生活交通が円滑になることで、市民生活の利便性が向上します。加えて、災害時には物資の輸送や住民の避難路として大いに機能するものとなります。また、インフラ整備の進捗は、周辺の土地利用などの民間投資を生み出し、地域活動が活性化することで、本市の経済活動に大きく寄与するものと考えます。このような本市の道路ネットワークの整備を着実に進めるためには、議員からも御指摘いただいたように、予算確保に向けた国や県への積極的な要望活動が大変重要であります。また東駿河湾環状道路については、事業主体であります国に対して、整備を推進させるための予算を確保してもらう必要があります。市議会の皆様には、今年度も数多くの要望活動に御参加いただきました。特に、昨年10月の国土交通省と財務省に対しましては、国会議員の皆様方や市議会の皆様方、経済界から沼津商工会議所及び沼津市商工会の皆様、そして地元の連合自治会の皆様方にも御同行いただき、地域の課題解決に向けた事業の推進や、緊急性・必要性から、安定的な予算確保に向けて、数々の御発言をいただいたところでございます。改めて心から感謝申し上げます。先ほど来、議員からも力強く御発言いただいているところでございますが、今後も国や県に対し、直接地域の声を届け、事業が推進していくよう、国、県、市の議員の皆様方をはじめ、経済界及び地元の皆様には、より一層の御協力をいただき、官民一体となって要望活動に取り組んでまいりたいと考えています。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

ヒト中心で都市的魅力にあふれるまちについて

まちづくり・都市基盤

要旨議員は沼津駅舎・駅前広場について、子どもから高齢者・障がい者まで誰もが安全で快適に利用できるユニバーサルデザイン配慮を求めた。市は段差のない動線や天候対応などを含め、全ての人にとって安全性・快適性が備わるよう検討を進め、多様な立場の方々の声を聞いて基本計画を策定すると答弁した。

背景沼津駅舎・駅前広場は市の玄関口として、多様な属性を持つ全ての利用者にとって安全で快適な空間設計が求められている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 沼津駅舎・駅前広場等の設計に対する考え方
  • 誰もが安心して遊べる公園整備に対する考え方
沼津駅周辺整備部長沼津駅舎・駅前広場等の設計に対する考え方についてお答えします。 沼津駅舎及び駅前広場は、本市の玄関口として、子どもから高齢者、障がいのある方を含め、誰もが安全で、快適に利用できる空間であることが重要であると認識しております。このため、現在検…答弁の全文を読む

沼津駅舎・駅前広場等の設計に対する考え方についてお答えします。

沼津駅舎及び駅前広場は、本市の玄関口として、子どもから高齢者、障がいのある方を含め、誰もが安全で、快適に利用できる空間であることが重要であると認識しております。このため、現在検討を進めているデザイン基本計画におきましては、機能やデザインに加え、駅舎から駅前広場、周辺市街地への移動について、段差のない連続した動線のほか、強い日差しや雨天時においても、移動・滞在ができる環境の確保や、自動車と歩行者動線との交錯の抑制など、全ての人にとって、安全性・快適性が備わるよう、ユニバーサルデザインにも配慮し、検討を進めております。その中で、子どもから高齢者、障がいのある方などとの対話の機会を設け、多様な立場の方々の声を聞くことにより、課題やニーズを的確に捉え、誰もが利用しやすい駅舎・駅前広場となるよう、基本計画の策定に向け、取り組んでまいります。

安心して子どもを産み育てられるまちについて

子育て・教育

要旨会派は、女性が社会で活躍しやすい環境整備の重要性を踏まえ、子育て世帯の負担軽減と特に多胎児世帯への経済的支援の拡充を求めた。市は、保育料軽減・給食費公費負担・子育て応援手当などの既存施策に加え、放課後児童クラブ指導料の多子世帯向け軽減など新規施策で対応していると答えた。

背景女性総理大臣の誕生を契機に「女性に選ばれるまち」が施政方針に掲げられ、女性の社会進出と男性の家庭参画の両立を図るため、子育て支援環境の整備が急務とされた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 子育て世帯の負担軽減に向けた取組
  • 切れ目のない支援について
  • ひとり親支援の対象から外れる多胎児に対する支援
福祉事務所長子育て世帯の負担軽減に向けた取組についてお答えします。 本市では、これまで、子育て中の皆さんからいただく声に耳を傾けながら、高校3年生相当年齢までの医療費の無償化をはじめ、市内保育施設での使用済み紙おむつの持ち帰り廃止、公立保育所での主食提…答弁の全文を読む

子育て世帯の負担軽減に向けた取組についてお答えします。

本市では、これまで、子育て中の皆さんからいただく声に耳を傾けながら、高校3年生相当年齢までの医療費の無償化をはじめ、市内保育施設での使用済み紙おむつの持ち帰り廃止、公立保育所での主食提供など、子育て世帯の負担の軽減に取り組んでまいりました。本年度は、保育料の軽減対象の拡大や放課後児童クラブの利用時間等のサービス拡充、沼津っ子ふれあいセンターぽっぽでのこども誰でも通園制度、休日保育の実施、公立保育施設でのおむつのサブスクの導入、国の手当に1万円を上乗せした物価高対応子育て応援手当の支給など、子育て支援の充実に努めております。新年度におきましても、小中学校給食費の公費負担や放課後児童クラブ指導料の軽減対象の拡大、病児・病後児保育事業及び誰でも通園の実施施設の拡大など、本市独自の支援に力を入れて取り組み、引き続き子育て世帯の負担軽減を図ってまいります。

次に、多胎児世帯に対する支援についてですが、これまで妊婦健康診査の受診回数増加や産後ケア事業の助産師派遣による訪問型育児支援利用回数の拡大、ヘルパー派遣による家事・育児支援などを実施しております。また、こども計画策定時に実施した保護者アンケートでの2人以上の子どもを望んでいる子育て世帯の多さや多子世帯への経済的負担の軽減を求める声などに応え、本年度は、保育料の第二子半額、第三子以降無償化を実現いたしました。新年度は、県東部地域で先進的な取組となる放課後児童クラブ指導料の第二子以降の一律半額実施を予定しており、所得状況に関わらない、多子世帯に対する経済的支援の拡充を図ってまいります。今後も様々な状況にある子育て世帯が安心して子どもを産み育てられるよう、子育てしやすいまちづくりを積極的に推進してまいります。

環境と共生する持続可能なまちについて

環境・エネルギー

要旨沼津志帥会の浅田美重子議員は、女性の活躍推進とジェンダーギャップ解消、内膳堀周辺の整備、スポーツ振興などについて質問し、市側が施政方針への考え方と具体的な施策内容(ワークショップ による地域との協働、スポーツ施設の利用促進、地域共生社会への対応)を答えた。

背景女性総理大臣の誕生による男女共同参画への社会的関心の高まりと、市の持続的発展に向けた地域資源の活用やスポーツ振興の重要性が認識されている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 家庭ごみ分別の見直しに対する考え方
  • 見直し後の分別方法の周知
  • 家庭ごみの総量を減らしていくための方策
市長沼津志帥会、浅田美重子議員の代表質問にお答えいたします。 内膳堀周辺の整備について、お答えいたします。 中心市街地まちづくり戦略に基づき、中心市街地と周辺地域資源の連携を進めるため、香貫山へのアクセス道となる、市民文化センター東側の内膳堀周…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

沼津志帥会、浅田美重子議員の代表質問にお答えいたします。

内膳堀周辺の整備について、お答えいたします。

中心市街地まちづくり戦略に基づき、中心市街地と周辺地域資源の連携を進めるため、香貫山へのアクセス道となる、市民文化センター東側の内膳堀周辺について、世界かんがい施設遺産ならではの景観を生かした歩行空間の整備に取り組んでおります。本整備に当たっては、令和4年度より住民の皆様方の望む地域の姿や内膳堀の歴史的価値について、ワークショップ等を開催し、景観有識者の大学教授や学生の協力を得まして、周辺住民の皆様と意見交換を行いました。その結果、主に道路の安全対策、内膳堀の親水性や管理、世界かんがい施設遺産のPRが課題に上がり、高質空間の形成に向けて、本年度、周辺の景観と調和した転落防止柵などを選定し、整備に着手いたしました。令和8年度は、引き続き歩行空間の整備を進めるとともに、住民の皆様と来訪者が内膳掘に親しめる空間と世界かんがい施設遺産の認知度向上や情報発信について、住民の皆様と意見を交換していく予定であります。また、狩野川から内膳堀へと取水しています香貫揚水機場のポンプ更新につきましては、国土交通省所管の沼津狩野川かわまちづくり計画に盛り込み、国庫補助を活用して工事に着手するほか、香貫山については、来訪者が安全かつ快適に利用できるよう、ハイキングコースの階段等の修繕、危険木の撤去を引き続き実施してまいります。こうした取組により、中心市街地周辺の地域資源を磨き上げ、快適な回遊ネットワークの充実を図り、内膳堀や香貫山を中心としたウォーキングイベントの開催や、狩野川や中央公園といったほかの地域資源とつなげた沼津ならではのまち歩きとして情報発信することで、まちの魅力向上、交流人口の拡大につなげてまいります。

次に、スポーツ振興の現状についてお答えいたします。

本市では、沼津市スポーツ推進基本計画に掲げる、暮らしの中にスポーツを、スポーツでつながるコミュニティ、スポーツでまちに活力を、これら3つの基本方針に基づき、スポーツ振興に取り組んでおります。まずは暮らしの中にスポーツについては、市民の皆さんに気軽にスポーツを楽しんでいただけるよう、香陵アリーナや市営野球場、大岡公園内運動場や愛鷹運動公園テニスコートといったスポーツ施設の適切な管理運営に努めるとともに、沼津市スポーツ祭をはじめ、町別ソフトボール大会やバレーボール大会、千本浜ファミリーマラソン大会、沼津市駅伝競走大会など様々な競技イベントを開催し、多くの方々に参加していただいております。次に、スポーツでつながるコミュニティでは、学校施設開放といった地域に身近なスポーツ環境を整えるとともに、市主催によります地区センターでの年齢・体力に応じた地域体力づくり教室の開催や地域のスポーツコーディネーターであるスポーツ推進委員の各種活動を支援しております。またスポーツでまちに活力では、市民の皆様方とともに進めるフェンシングのまち沼津のほか、地域資源を生かしたサイクルツーリズムやサッカー、野球、卓球、バレーボール、バスケットボールといったプロスポーツとの連携によるスポーツ交流の推進に取り組んでおります。こうした取組により、学校及び市スポーツ施設を合わせ、年間80万人を超える方々に御利用いただくとともに、令和6年度の週1回以上のスポーツ実施率は55%と過去5年で10ポイント余り上昇するといった成果がある一方、1年間全くスポーツを行っていない人も2割程度存在するというアンケート結果もあり、市民の日常にスポーツをより一層浸透させるためのさらなる施策展開が必要であると考えております。

次に、スポーツ人口減少の対策についてお答えします。

少子化に加え、生活様式の変化やスマートフォン等の普及、部活動の地域展開といった子どもを取り巻くスポーツ環境が変化する中、子どもがスポーツから離れないよう跳び箱・マット運動などの小学生体育教室をはじめ、スポーツ少年団への支援や各種トップアスリート教室の開催など、子どものスポーツの機会の確保に取り組んでまいります。また学校部活動の地域展開におきましては、社会体育施設の有効活用や地域指導者の発掘・育成を進めさせていただき、学校部活動に代わり、子どもの新たな活動の場となる地域クラブ活動、ヌマカツ及び競技志向型などのヌマカツプラスの創設・運営支援により、子どもの皆様が希望するスポーツを実施できる環境づくりに取り組んでおります。

次に、地域共生社会のスポーツの在り方についてお答えします。

スポーツを振興するに当たり、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、全ての方が気軽にスポーツに触れ、楽しむ環境づくりが重要であると認識しております。体力が衰え、スポーツから離れがちな高齢者の皆様方につきましては、現在、ヨガや体操といった地域体力づくり教室であったり、スポーツ推進委員の皆様と連携し、ウォーキングや軽い運動を日常生活に取り入れる活動を展開しておりますが、年齢や体力差に関係なく楽しめ、近年人気の高まりを見せております、モルックやファミリーバドミントンなどのニュースポーツの普及にも力を入れております。障がいのある方のスポーツにつきましては、現在香陵アリーナにおいて、モニターを活用した耳の聞こえない方の柔道や車椅子ラグビーの練習を実施しており、徐々にではありますが、スポーツの場の確保が進んでいるところであります。今後においては、県が令和8年度に開設を予定しております、障害者スポーツセンターと連携をさせていただき、障がい者スポーツ指導員などの専門人材の育成や県内パラスポーツ施設情報の提供など、参加機会の拡充を図ってまいります。今後も関係団体や地域の皆様と連携をさせていただきながら、全ての市民が生涯にわたり日常的にスポーツに親しむことができる環境づくりを着実に進めてまいります。

次に、誰もが安心して遊べる公園整備に対する考え方についてお答えいたします。

市民ニーズを踏まえた整備といたしましては、今年度、門池公園におきまして、駐車場を増設しておりますほか、来年度は千本浜公園児童遊園エリアのトイレを誰でも利用できるバリアフリートイレに改修する予定としております。中央公園につきましては、広い芝生広場の整備であったり、バリアフリートイレの設置、また障がいのある子どもも遊べるインクルーシブ遊具を複数設置することで、全ての子どもたちが安全に遊べる空間を確保します。また民間飲食店や大屋根を設置することで、暑い日であったり、降雨時の休憩スペースが創出されるなど、1年を通して子どもから御高齢の皆様方まで、全ての方々が利用しやすい環境を目指し、再整備を進めており、令和8年度末の全面供用開始を目指しております。また、現貨物駅の跡地に計画されております公園では、地元住民の皆様方や中高生、子育て世代の皆様方とワークショップを開催するなど、多様な世代の方々のニーズを踏まえ、大規模な芝生広場や大型駐車場、多様な遊具などの設置や、雨や夏の暑いときでも子どもが遊べる屋内施設の導入を検討しているところであります。今後も多様な方の意見を伺いながら、誰でも安全・安心に利用できる魅力ある公園整備を進めてまいります。

次に、公園における事故や事件を未然に防ぐ取組についてお答えいたします。

公園利用者の安全を確保するためには、施設の適切な維持管理が必要であり、遊具等の不具合や損傷などを早期発見するため、職員や専門業者による定期的な施設点検を実施しているほか、利用者から速やかに情報提供をいただくためのLINE通報システムを今年度から導入しておるところであります。門池公園においては、通報システムの二次元バーコードを表示した看板を設置したところであり、今後も危険箇所等の早期発見、早期改善に努め、適切な公園の維持管理を図ることで、事故や事件の未然防止に努めてまいります。

次に、公園利用に関するルールについてお答えします。

本市では市民が公園を快適に利用できるよう、一般的なマナーのほか、各公園の利用状況や周辺環境を考慮した独自ルールを踏まえた看板を公園内に適宜設置するなど、公園のルールを周知しているところであります。また、生活習慣の異なる外国人の皆様方に対しても、外国人向けに発行している沼津市生活ガイドブックに、公園のルールを分かりやすく掲載するほか、公園内に多言語看板を設置するなど、広く周知を図っております。

次に、花火などの利用者ニーズへの対応についてですが、公園のルールを見直す際には、地元自治会や都市公園等愛護会などと連携するとともに、夜間の騒音であったり、ごみの不法投棄など、周辺住民への影響が考えられる場合においては、他自治体の事例や取扱いルールなどを参考にさせていただきながら、対応の可否について検討する必要があるものと考えております。今後も多様化する利用者ニーズを踏まえながら、安全・安心な公園利用ができるよう、各公園に即したルールづくりに努めてまいります。

次に、環境と共生する持続可能なまちについてお答えいたします。

初めに、見直し後の分別方法の周知についてですが、新たな分別方法は、現在の沼津方式を踏襲しつつ、簡素化や見直しを図っていく予定であります。また他市町と比較し、本市の分別方法が市民の皆様に過度な負担とならないことを丁寧に説明していくことが必要であるとも考えております。このようなことを踏まえさせていただき、周知方法といたしましては、改定版ごみの分別減量ガイドブックの全戸配布、希望する自治会等への出前講座開催、市ホームページや分別アプリの更新、SNSを活用した、より分かりやすく、多言語にも対応できるような動画配信等、様々な方法により効果的な周知を図っていきたいと考えております。

次に、家庭ごみの総量を減らしていくための方策についてですが、本市では、これまでごみの減量と循環型社会の形成を目指すために、リデュース・リユース・リサイクルの3Rを推進し、食品ロス削減や小型家電の拠点回収、民間事業者の運営するリユースプラットフォームと連携した不用品の再利用、ペットボトルの水平サイクルなど、様々な取組を実施し、市民の皆様方に御理解と御協力をいただいてまいりました。このことから、令和6年度の家庭系ごみ1人1日当たりの排出量は、一般廃棄物処理基本計画において、536グラムとした目標を大きく達成し、480グラムとなりました。今後も引き続き、ごみの減量化を進めていくため、これまでの取組を着実に継続していくとともに、新年度におきましては、5年ぶりにごみ減量標語を募集させていただき、選出された優秀作品をポスターにして、自治会等に配布することで、市民の皆様方のごみの減量に対する意識をのさらなる向上を図ってまいります。

次に、予算編成の考え方についてお答えいたします。

新年度予算案について、物価高騰等の影響が見込まれる中においても、健全な財政と充実した市民福祉の両立を図りつつ、誰もが安全・安心を実感できる明るい未来の実現に向け、力強く取り組んでいくことを予算編成方針として打ち出し、編成をスタートいたしました。また、予算要求に際しましては、限られた財源の中、社会の潮流を的確に捉えつつ、緊急性や重要性を考慮し、事業効果を検証した中で、スクラップ・アンド・ビルドを行い、持続可能な地域社会の実現に向け、各施策を計画的に進められるよう指示しているところであります。加えて、要望活動の実施により、国や県からの補助金の確保や、ふるさと納税のさらなる推進、また、物価高騰等の情勢を踏まえ、特に市民利用以外の使用料を適正料金に見直すなど、財源の確保に努めております。このような考え方に基づく新年度当初予算案は、子育て世代の支援となる各種事業のほか、中心市街地のまちづくりや都市基盤整備、災害対策など、ぬまづの魅力を磨きあげ、未来へつなげるまちづくりをさらに加速させるための各種施策を盛り込む過去最大の予算としております。予算の執行に当たりましては、自主財源の根幹となる市税等の収入率の向上であったり、遊休資産の活用など、今ある資源を最大限に活用することはもちろんのこと、雇用創出を図る企業立地促進事業であったり、沼津駅周辺総合整備事業などの都市基盤整備、地方創生に基づく子育て支援施策など、人口減少を抑制しつつ、将来の税収の涵養となる各種施策を展開していくことが、持続可能な財政運営を進めていくために大変重要であります。新年度予算案にも計上したこれらの将来に向けた投資となる各施策にしっかりと取り組み、持続可能な未来へつなげるまちづくりをさらに加速化させてまいります。

次に、財源確保のための方策についてお答えさせていただきます。

沼津駅周辺総合整備事業による都市基盤整備や沼津南一色線、東駿河湾環状道路西区間の道路整備は、本市の道路ネットワークの骨格を構築する重要な事業であります。特に高規格道路の整備は、広域の通過交通が処理され、市内の生活交通が円滑になることで、市民生活の利便性が向上します。加えて、災害時には物資の輸送や住民の避難路として大いに機能するものとなります。また、インフラ整備の進捗は、周辺の土地利用などの民間投資を生み出し、地域活動が活性化することで、本市の経済活動に大きく寄与するものと考えます。このような本市の道路ネットワークの整備を着実に進めるためには、議員からも御指摘いただいたように、予算確保に向けた国や県への積極的な要望活動が大変重要であります。また東駿河湾環状道路については、事業主体であります国に対して、整備を推進させるための予算を確保してもらう必要があります。市議会の皆様には、今年度も数多くの要望活動に御参加いただきました。特に、昨年10月の国土交通省と財務省に対しましては、国会議員の皆様方や市議会の皆様方、経済界から沼津商工会議所及び沼津市商工会の皆様、そして地元の連合自治会の皆様方にも御同行いただき、地域の課題解決に向けた事業の推進や、緊急性・必要性から、安定的な予算確保に向けて、数々の御発言をいただいたところでございます。改めて心から感謝申し上げます。先ほど来、議員からも力強く御発言いただいているところでございますが、今後も国や県に対し、直接地域の声を届け、事業が推進していくよう、国、県、市の議員の皆様方をはじめ、経済界及び地元の皆様には、より一層の御協力をいただき、官民一体となって要望活動に取り組んでまいりたいと考えています。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

投票率向上のための環境整備について

環境・エネルギー

要旨議員は投票率向上に向けた環境整備について、本市の投票率認識、移動式投票所や期日前投票所の拡充に関する市の考え方を質問しました。市は前回比3.57ポイントの投票率上昇を報告しつつ、移動式投票所は費用対効果を踏まえて調査研究を進め、商業施設への期日前投票所設置に取り組むと答えました。

背景本市の投票率は県内41開票区中32番目と低位にあり、投票所までの移動が困難な有権者への対応が課題となっています。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 本市の投票率に対する認識
  • 移動式投票所や期日前投票所に対する考え方
  • 投票率向上に対する考え方
選挙管理委員会委員長職務代理者投票率向上のための環境整備についてお答えします。 まず、本市投票率に対する認識ですが、2月8日に執行された衆議院議員総選挙における本市の投票率は、小選挙区で56.28%であり、当日は大雪に見舞われるという悪条件にありながら、前回の令和6年1…答弁の全文を読む

投票率向上のための環境整備についてお答えします。

まず、本市投票率に対する認識ですが、2月8日に執行された衆議院議員総選挙における本市の投票率は、小選挙区で56.28%であり、当日は大雪に見舞われるという悪条件にありながら、前回の令和6年10月の同選挙と比較して、県平均を上回る3.57ポイントの上昇となりました。このことは、継続的に実施している啓発活動、政令市を除く県内最多である7か所の期日前投票所の設置やラブライブ!サンシャイン!!の投票証明書発行などの成果のあらわれと認識しています。一方で、県内41開票区中32番目と引き続き低位の投票率であることから、投票率のさらなる向上に向け、継続的に取り組んでまいります。

次に、移動式期日前投票所や期日前投票所に対する考え方についてですが、投票所までの移動が困難な有権者がいることについては、課題の一つであると認識しており、令和6年の県知事選挙より投票所を戸田地区センターに統合した井田地区・舟山地区において、日時限定で期日前投票所を設置するなど、対応を行っているところです。移動式期日前投票所については、導入に伴う人員確保、バス等の大型車を使う場合の借り上げや人件費に伴う経費の増加、また二重投票防止のための専用回線によるネットワーク構築など、様々な課題が想定されるため、他自治体の事例等を参考にしつつ、費用対効果等を含めて調査研究を進めてまいります。また、地区センターへの期日前投票所の拡充については、二重投票を防止するため、既に有線の専用回線が敷設されている市民窓口事務所を併設した地区センターが設置の候補となると考えています。しかしながら、令和7年の参議院議員通常選挙での経費を参考にすると1か所増設するに当たり、人員が延べ36人、人件費等経費として、約370万円が必要となるため、拡充については、期日前投票者数の状況を踏まえながら、有効性や費用対効果等を見極めた上で検討を進めてまいります。

次に、投票率向上に向けた取組についてですが、民主主義の根幹をなす選挙制度において、政治参加への関心を高め、投票しやすい環境を整備することは重要であると認識しています。このため、現在、関係者と協議を進めている若者をはじめとした多くの方が利用する商業施設への期日前投票所の設置に引き続き取り組むほか、他市町の先進事例について調査研究するとともに、新たな視点や柔軟な発想を取り入れた啓発活動を検討するなど、投票率のさらなる向上に向け、取り組んでまいります。

行財政運営について

行財政・行政運営

要旨会派は、施政方針で掲げた『女性に選ばれるまち』という政策目標の理由と、女性の活躍推進・ジェンダーギャップ解消に向けた具体的取組を質問した。市は、若い女性の転出が課題であり、職場での働きやすさと男性の家庭参画が両輪として重要と認識し、ワークショップやセミナーの開催、組織再編(文化政策課・ぬまづプロモーション課新設)で対応すると答弁した。

背景全国的に若い女性の地方流出が課題となっており、沼津市でも高卒後に転出した女性の帰還率が低く、転出理由の多くが『仕事の都合』である。市民アンケートでは、女性の職場活躍には能力に基づく配置や学習機会の充実が必要とされている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 組織体制について
  • 組織再編の目的と効果
  • 市民サービス向上への取組
  • 新年度予算編成について
  • 予算編成の考え方
  • 財源確保のための方策
政策推進部長男女共同参画の推進についてお答えします。 本市では、全ての人が性別に関わりなく、一人一人の人権が尊重され、個性と能力を十分に発揮できる、男女共同参画社会の実現に向け、家庭・職場・教育・地域の4つの主要分野において取組を推進しております。近年…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

男女共同参画の推進についてお答えします。

本市では、全ての人が性別に関わりなく、一人一人の人権が尊重され、個性と能力を十分に発揮できる、男女共同参画社会の実現に向け、家庭・職場・教育・地域の4つの主要分野において取組を推進しております。近年若者、特に女性の地方からの流出が全国的な課題となっておりますが、本市においても、高校卒業後に転出し、本市に戻ってくる若い女性の割合が少ない実情があります。また、転出者を対象に、過去に実施したアンケートでは、全体の5割以上が仕事の都合を転出の理由として挙げております。これらのことから、能力を発揮し、働ける職場があれば、女性が本市にとどまり、その能力を発揮できるものと認識しております。さらに令和6年度に実施した男女共同参画に関する市民アンケートにおいては、女性が職場でもっと活躍するために必要なことが何かを問う設問を新たに設けたところ、性別ではなく能力に応じて昇進・配属を決めることと回答した市民の割合が最も多く、資格取得や仕事のスキル向上のための学習機会が充実することという回答が次に多い結果が得られました。このことから、市内の職場では、性別で職務を分けられるなどの理由により、女性が個人の能力を十分に発揮できておらず、キャリア形成の機会が十分とは言えない現状がうかがえます。こうしたことから、第6次沼津市男女共同参画基本計画においては、特に職場の分野に注力し、重点取組の一つとして、性別にかかわらず、全ての人にとって働きやすく、働きがいのある環境づくりの一層の推進に取り組むこととしております。

次に、女性に選ばれるまちに向けた取組についてお答えします。

近年共働き家庭が増加し、結婚や出産を経てもキャリアを継続する女性が増えている一方で、男女共同参画に関する市民アンケート結果から、家事等の負担は依然として女性に偏っており、男性は仕事、女性は仕事に加えて家事・育児も中心的になっている実態が浮き彫りになりました。女性に選ばれるまちに向けては、職場において女性が働きやすく、働きがいのある環境づくりに取り組むとともに、家庭において、男性がより主体性を持って家事や育児等に参加することにより、女性が多様な生き方を自由に選択できる社会の実現に向けて取り組んでいくことが特に重要であると認識しております。そのため新年度におきましては、市内企業や事業所の従業員等を対象にしたワークショップを開催し、男女共同参画の視点で職場環境や働き方について考える機会を創出してまいります。また、実際に働く女性等の声を聞き、職場におけるジェンダーギャップなどの実態を把握することで、女性が働きやすく、働きがいある環境づくりの今後の取組に生かしてまいります。あわせて、男性を対象とした家事シェア応援セミナーの開催等にも引き続き取り組むなど、職場や家庭をはじめとするあらゆる場面において、ジェンダーギャップの解消に努め、全ての人が暮らしやすいまちを目指してまいります。

次に、CIO補佐官の情報の扱い方に対する考え方についてお答えします。

CIO補佐官は、業務委託により専門知識を有する事業者が人材を確保・管理するものであります。これにより、人材の質を担保しつつ、業務委託契約等における沼津市情報セキュリティ対策基準に基づく特記事項等により、情報の扱い方やセキュリティの確保などの情報管理体制についても担保できるものと考えております。

次に、組織体制についてお答えします。

初めに、組織再編の目的と効果についてですが、本市では、市民ニーズの複雑化・多様化及び喫緊の課題への対応などを考慮し、市民サービスの質の向上と行政運営の効率化を図るため、組織改正を行っております。課の新設に伴うコストといたしましては、課の表示板や庁舎内のレイアウト変更に係る費用などがあり、令和8年度の組織改正に係るこれらの費用は約240万円を見込んでおります。

次に、市民サービス向上への取組についてですが、令和8年度の組織改正においては、文化政策課の新設により、文化に関する新規施策の立案や施策変更の意思決定を市長の政策判断に基づいて迅速に行うことで、文化事業をより戦略的に展開し、市民の生きがいづくりや交流のさらなる促進につなげてまいります。また、ぬまづプロモーション課の新設により、効果的なプロモーションと定住支援を戦略的・一体的に展開することで、より質の高い情報発信を行うとともに、定住人口・交流人口の創出と地域の活性化につなげてまいります。今後も市民サービスと行政機能の向上を目指し、市民ニーズや課題に的確に対応していくための組織改正を検討してまいります。

市民クラブ代表: 佐藤健一郎議員のページ →大草満議員のページ →深田昇議員のページ →

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき、会派市民クラブを代表して質問させていただきます。

私たち市民クラブは、様々な産業で働く勤労者や生活者の目線に立ち、いただいた要望や意見について市政に反映すべく取組を進めています。市民クラブとして、今までの要望や意見を踏まえた上で質問をいたします。

にぎわいと安心を育むまちの未来づくりとして、私からは7問質問させていただきます。

最初に、本市の認知度拡大のための情報発信の推進について伺います。

ぬまづ応援推進事業においては、ふるさと納税の返礼品を活用し、地域特産品のPRやポータルサイトにおける地域の魅力発信、SNSなどを活用した広域PRなど、寄附募集と同時に本市のブランド力向上、リピーターの獲得による沼津ファンの育成、さらには地域ブランドの磨き上げなど市内産業と一体となった魅力発信や財源確保につながる施策であると認識しています。

そこで質問します。

ぬまづ応援推進事業における様々なシティプロモーション、ふるさと納税を通じて、現状の認知度についてどのような認識をしているかを伺います。

次に、昨日も代表質問で取り上げられましたが、令和8年度より新規で行うぬまづふるさとファンミーティングについて視点を変えて伺います。

ぬまづふるさとファンミーティングについては、新たな応援者の創出や継続的な応援者の獲得をすることを目的として開催されるものと認識しています。また、本市への関心や魅力を持っていただくことは重要であると認識しています。

そこで質問します。

ぬまづふるさとファンミーティングを開催するとのことであるが、認知度拡大としての効果について伺います。

続いて、本市への誘客促進に向けた魅力発信について伺います。

施政方針では、本市の魅力発信については、AIなどの最新技術を活用して観光ポータルサイトをリニューアルすると述べられています。観光ポータルサイトについては本市が運営する情報サイトであり、現状は観光スポット紹介、イベント情報、飲食・宿泊情報、体験型観光プランを提案する内容となっており、映像やAIを用いているサイトとなっています。観光ポータルサイトは、ポータルサイト利用者の利便性向上を図ることは大切なことであり、観光客の誘致や市内経済活性化を推進する上で必要なことであると認識しています。

そこで質問します。

観光ポータルサイトのリニューアルする経緯と具体的にどのように変更していくのか、リニューアルの内容について伺います。また、リニューアルする上で、利用者の意見をどのように観光ポータルサイトに反映させていくのかを伺います。

続いて、一般河川の整備による冠水対策について伺います。

施政方針では、災害に強いまちづくりとして、常襲浸水地域における浸水被害のさらなる低減に向けた治水対策を進めると述べられており、大平江川排水機場については、令和6年度に排水機本体工事に着手し、令和8年度は排水機場の供用開始を目指し進めています。沼川・高橋川の井戸川・中尾川雨水貯留池についても、井戸川については令和7年度雨水貯留池本体工事に着手、令和8年度供用開始、中尾川については令和7年度に整備計画協議を行い、事業を進めており、浸水被害のおおむね解消に向け事業を進めてきています。また、河川の水量確保のため、しゅんせつや雨水貯留池の機能確保のための土砂撤去も併せて実施することにより、浸水被害の防止対策として沼津市の水災害の対策として有効であると認識しております。一方で、沼津駅周辺地区においては、大雨による道路冠水の影響で三ツ目ガードの通行止めが令和6年6月、11月、令和7年8月、9月と繰り返し通行止めとなっていると記憶しています。駅周辺は本市の交通都市機能の中心であり、狢川の浸水対策事業として内水対策を実施することは、交通機関の確保や都市機能の維持が図られる対策であると考えます。

そこで質問をします。

沼津駅周辺地区の浸水対策として狢川に係る測量設計について、具体的な内容及び浸水対策を実施することにより、どのくらいの効果が得られるのか伺います。また、今後の具体的なスケジュールについても併せて伺います。

続いて、プロジェクトTOUKAI-0⁺と連携した耐震化の推進について伺います。

静岡県の木造住宅耐震化プロジェクトTOUKAI-0は令和7年度に終了することで進めていましたが、静岡県全体での耐震補強または新築による耐震化率は目標である95%に届かなかったことから、令和8年度から5年間、プロジェクトTOUKAI-0⁺を策定、再取組を行い、静岡県としては耐震化未実施の物件をおおむね解消することを目標に取り組んでいくと伺っています。沼津市においても、令和7年度までの目標95%と同様に95%必達を目指していくものと認識しています。過去の一般質問において、会派の同僚議員が継続的に取組強化や取組延長を行ってきた課題であり、静岡県及び沼津市が市民の命と暮らしを守り切るとの強い意志を感じられる取組ではないかと受け止めています。

そこで質問します。

当初予算のあらまし記載の既存建築物耐震化促進事業、わが家の専門家診断事業、木造住宅耐震補強事業について伺います。

次に、静岡県の次期計画であるプロジェクトTOUKAI-0⁺と連携し、引き続き、耐震診断を実施、基準を満たしていない木造住宅の耐震補強や除却経費に対する補助、ブロック塀等の撤去、建て替え経費に対する補助などを実施するとの記載がありますが、これまでの取組との差異はあるのか、取組に対するKPI(数値目標)はどう考えているのかを伺います。

続いて、新規事業であるリバースモーゲージ型住宅ローン利用者に対する補助について伺います。

リバースモーゲージ型住宅ローン利用者に対する補助については、三島市が三島信用金庫と提携、令和7年度からスタートした取組であり、本市にも三島信用金庫の支店が複数あることから、令和8年度より本市においても三島信用金庫様と提携、シニア世代の住宅改築への意識啓発につなげていきたいと聞いています。

そこで質問します。

新規事業として記載されているリバースモーゲージ型住宅ローン利用者に対する補助とは、どのような経緯で取り組むことになったのか、補助対象件数は何件程度見込んでいるのか、見解を伺います。

続いて、安全な地域づくりの推進について伺います。

東日本大震災では、停電が復旧した際の再通電時に出火する通電火災が多数発生し、火災の原因が特定されたもののうち、過半数が電気に起因したものであると言われています。静岡県では南海トラフ地震発生の可能性が言われています。災害から安全・安心を守るために、効率的に災害対応を行うための一環として、停電が復旧した際の再通電時に出火する通電火災を防止する感震ブレーカー設置を進めるため、令和6年度より沼津市感震ブレーカー設置補助事業を導入し、約2年が経過しようとしています。その間、避難所への避難に加え、在宅避難の考え方も出てきており、通電火災から家を守る重要性も出てきています。特に2024年1月の能登半島地震の記憶も残っていると思います。その際にも、在宅での避難をされた方も見受けられ、自宅で避難をする可能性も高くなってきていると認識しています。

そこで質問します。

地震時の火災対策を推進するため、沼津市感震ブレーカー設置補助事業を令和6年度から実施していますが、これまでの申込み状況及び申請において、新築住宅または既存住宅の状況についての傾向も伺います。また、感震ブレーカー設置補助について、来年度以降の展開についてどのように考えているか伺います。

次に、津波対策に関する海岸の整備について伺います。

南海トラフ地震などにより大規模地震などで津波が発生した際に、市の西部に位置する沿岸地域では、避難場所・避難ルートなどを記載した津波避難マップや津波を想定した定期的な避難訓練で防災意識の向上など、現在地域ごとに取組を進めており、浸水による逃げ遅れなどの人的被害をなくす取組としては必要不可欠であると認識しています。また、漁港・海岸沿いの浸水軽減として、防波堤や護岸の強化、津波タワー、高台の整備など、地域の状況に応じた避難施設の整備なども必要となってきています。

そこで質問します。

井田地区の津波対策についての経緯及び方針について伺います。また、施設整備内容とスケジュールについても伺います。

次に、ゼロカーボンシティNUMAZU2050の推進について伺います。

ゼロカーボンシティNUMAZU2050については、令和4年2月沼津市議会定例会において2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティNUMAZU2050を表明し、再生可能エネルギーの普及推進、環境教育・環境学習の推進、省エネルギーの推進など、取組を行ってきています。具体的には公立小中学校や公共施設への太陽光設備の導入、ごみの資源化、これから工事を行う公共施設への照明器具のLED化、市民文化センター空調設備の高効率、ヒートポンプの採用による更新など率先した取組を行ってきています。しかしながら、市民がふだん目にするところでの取組として、次世代自動車である電気自動車の推進に対する取組が進んでいないと感じられます。企業においても電気自動車の取組を進めてきている企業もあることから、本市として率先して取り組んでいくべきであると感じています。

そこで質問します。

ゼロカーボンシティNUMAZU2050推進事業の一環として取組を行う必要がある公用車への電気自動車の環境性能が高い車両の導入について、本市の公用車の現状と認識について伺います。

次に、公用車の保有方法について伺います。

現在市役所に保有されている車両については、買取りが大半であり一部の車両についてはリースも導入されていると聞いています。

そこで質問します。

公用車に電気自動車を導入する際、買取りもしくはリースとなると思いますが、保有方法についてどのような考えか認識を伺い、私の質問を終わります。

にぎわいと安心を育むまちの未来づくり

観光・文化・スポーツ

要旨会派が観光ポータルサイトのリニューアル、沼津駅周辺の狢川浸水対策、耐震化プロジェクトの継続について質問したのに対し、市はAI活用による官民連携型サイト実装、バイパス管整備による三ツ目ガード冠水対策(令和9年度工事着手)、TOUKAI-0⁺事業との連携による耐震化率95%達成を答弁した。

背景沼津市は観光振興による地域ブランド力向上、大雨による駅周辺の度重なる冠水被害への交通機能確保、および旧耐震基準住宅の耐震化促進が課題である。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 本市の認知度拡大のための情報発信の推進5番
  • シティプロモーション佐 藤 健 一 郎
  • ぬまづふるさとファンミーティング
  • 本市への誘客促進に向けた魅力発信
  • 観光ポータルサイトのリニューアル
  • 一般河川の整備による冠水対策
  • 沼津駅周辺地区の浸水対策として実施する狢川の整備
  • プロジェクト「TOUKAI-0⁺」と連携した耐震化の促進
  • プロジェクト「TOUKAI-0」と連携した取組との差異
  • それぞれの事業に対するKPI
  • リバースモーゲージ型住宅ローン利用者に対する補助事業の内容と補助対象件数の見込み
  • 安全な地域づくりの推進
  • 沼津市感震ブレーカー設置補助事業の今後の展開
  • 津波対策としての海岸整備
  • 井田地区津波対策施設の整備
  • ゼロカーボンシティNUMAZU2050の推進
  • 公用車として電気自動車を導入する考え
市長市民クラブ、佐藤健一郎議員の代表質問にお答えいたします。 観光ポータルサイトのリニューアルについてお答えいたします。 現在の観光ポータルサイトは平成29年度に構築されたもので、近年のウェブサイトで求められる処理速度や情報量の増加に対応し切れ…答弁の全文を読む

市民クラブ、佐藤健一郎議員の代表質問にお答えいたします。

観光ポータルサイトのリニューアルについてお答えいたします。

現在の観光ポータルサイトは平成29年度に構築されたもので、近年のウェブサイトで求められる処理速度や情報量の増加に対応し切れず、最新技術の活用が難しい状況にあります。このため、観光ポータルサイトのリニューアルに当たっては、サーバースペックの向上によるこれらの改善やセキュリティー対策の拡充に加え、新たに最新技術である生成AIを活用し、モデルコースの作成、利用者のニーズに応じたおすすめ周辺スポットの紹介、より正確な多言語翻訳といった先進的な機能の実装を想定するとともに、民間事業者等が持つ独自の旬な情報をリアルタイムで更新できる官民連携型サイトに変更する予定となっております。

次に、利用者意見の反映についてでございますが、これまで観光ポータルサイト上のお問合せフォームを通じていただいた利用者からの御意見等を参考にするとともに、観光振興ビジョン評価委員会や専門家などからも御助言をいただきながら、より一層見やすく、使いやすくアクセスしていただける魅力的な観光ポータルサイトの提供に努め、沼津の魅力を国内外に発信してまいります。

次に、沼津駅周辺地区の浸水対策の整備についてお答えいたします。

現在、狢川は市立図書館付近の三枚橋町交差点から下流にかけて、一部区間で断面不足により、流下能力が不足しているため、三ツ目ガード付近から冠水が発生している状況であります。しかしながら、この区間は家屋やビルが密集していることから、河川断面の拡幅などの改修が困難であるため、国道414号にバイパス管を整備し、流下能力を確保することを基本方針としております。バイパス管の位置及び断面は、令和8年度に実施する測量設計業務で検討の上、決定していきます。また、バイパス管整備による効果といたしましては、断面不足が解消されることで、議員からも先ほど来、大雨によりまして度々報道等されている三ツ目ガード付近の冠水をおおむね解消できると考えております。今後のスケジュールとしては、国道414号にバイパス管を整備することから、道路管理者や道路占用者などの関係機関と協議を進め、令和9年度の工事着手を目指してまいります。

次に、プロジェクトTOUKAI-0⁺と連携した耐震化の促進についてお答えします。

まず、プロジェクトTOUKAI-0と連携した取組との差異についてですが、TOUKAI-0は静岡県が実施する東海地震による家屋の倒壊等による死者をゼロにすることを目標に、旧耐震基準の木造住宅等の耐震化を促すための事業であります。本市ではこれまで沼津市耐震改修促進計画に基づき、TOUKAI-0事業を活用させていただき耐震化率の向上に努めてまいりました。この事業は、本年度をもって終了予定となっていましたが、本市といたしましては、切れ目のない支援が必要であるとの思いから私自ら県知事に対して直接要望するなど、様々な機会を通じて事業の継続と支援の拡充を要望してまいりました。各自治体の要望やこれまでの取組の進捗、評価を踏まえ、新たに5年間を期間といたしますプロジェクトTOUKAI-0⁺事業が創設されたことから、これまでと同様に県と連携させていただき、建築物の耐震化の支援を継続してまいります。本市では新たに、第4期沼津市耐震改修促進計画を策定し、引き続き取組を強化するものとし、これまでの取組に加え、資金面での耐震補強をためらわれていた方々への支援といたしまして、金融機関と連携した新たな耐震補強制度の活用促進や申請者が実際の工事費と補助金の差額分のみを用意すれば済む代理受領制度の導入の検討など、旧プロジェクトに比べ、申請者の経済的負担の軽減に通ずる多種多様なメニューをそろえ、耐震化率の向上に努めてまいります。

次に、それぞれの事業に対するKPIですが、耐震化への取組を総合的に推進した結果として達成すべき耐震化率を目標指標として定めております。現計画では、本年度末までに95%を目標に取り組んできた結果、着実に耐震化は進んでいるものの目標達成は厳しい状況であります。次期計画では、国の基本方針や県の次期計画を踏まえ、また、令和5年度末における本市の耐震化率91.9%という状況から、引き続き令和12年度末までに耐震化率95%とすることを目標としております。これまでの実績を考慮すると、達成までにはさらなる周知や市民の皆様方の御理解が必要でありますが、新たな取組等、工夫を重ねながらこれまで以上に積極的に推進してまいります。

次に、リバースモーゲージ型住宅ローン利用者に対する補助制度についてですが、本事業は高齢化が進む中、自己資金が少なく耐震改修を諦めていた高齢者世帯を支援することを目的に、新たに導入するものであります。申請者は自宅を担保に融資を受け、元金は亡くなられた際に自宅を売却するなどして返済することとなりますが、存命中に支払う利息の全部または一部の補助を受けることができ、月々の支払い負担を抑えられるメリットがあることから対象者の意欲を促すものであります。補助対象件数の見込みにつきましては、全国的にも制度創設から間もないという状況であるため、多くの件数は見込んでおりませんが、新たな支払い方法の選択肢の一つとして有効なものであるため、広く周知し制度活用に努めてまいります。

次に、井田地区津波対策施設の整備についてお答えいたします。

静岡県内の津波対策は御案内のとおり、静岡方式と称せられ、各地域の特性を踏まえた最もふさわしいソフトとハードを組み合わせた対策を県・市・地域が協働で検討し、地区ごとの方針を定め、防災・減災対策を実施するものであります。井田地区におきましても、この静岡方式により平成28年度に地元自治会と県、市で沼津市津波対策井田地区協議会を組織し、地区としての最良であると考えられる津波対策の検討を重ね、令和7年9月に沼津市井田地区の津波対策の方針を策定いたしました。方針の中でソフト対策については、あらゆる可能性を考慮した1000年に1度の最大クラス、レベル2の津波に対し、住民や観光客等の迅速かつ主体的な避難について対策を推進することとしております。ハード対策については、比較的発生頻度が高い100年に1度のレベル1の津波に対し、津波対策施設を整備することとし、既存の防潮堤のかさ上げや陸閘の整備等の実施を予定しております。令和8年度におきましては、津波のシミュレーション等により、津波防護対策エリアの検討及び概略設計を行い、具体的な施設整備の内容を決定する予定であります。施設整備の全体スケジュールにつきましては、令和8年度の概略設計を基に事業計画を策定し、令和9年度以降、基本設計及び詳細設計を行った後に工事着手となり、整備完了までには数年を要しますが、一刻も早い整備完了を目指し取り組んでまいります。

次に、公用車として電気自動車を導入する考えについてお答えいたします。

まず、本市の公用車の現状と認識についてですが、これまで公用車の更新については使用年数10年以上、走行距離10万キロメートル以上を基準とし、費用・環境性能・使用条件などから車種を選定する中、公用車として電気自動車2台、ハイブリッド車4台を導入しております。電気自動車の導入に当たっては、同型のガソリン車と比べて車両価格が補助金を受けたとしても依然高額であり、バッテリーの耐用年数や急速充電器をはじめとする充電設備の整備状況など費用面・運用面での課題がある一方で、災害時には動く蓄電池として機能し、防災力の強化に活用できるものと考えております。このようなことから、今後も単なる移動手段だけではなく、ゼロカーボンシティを目指す中、CO₂の削減に寄与するとともに、多目的な価値を見いだす視点も持ちながら、電気自動車等の環境性能が高い車両のさらなる導入を検討してまいります。

次に、公用車の保有方法についての認識ですが、リースに比べ、買取りのほうが長期間使用する場合には、総費用の面では有利と判断しております。しかしながら、電気自動車の場合には、導入費用の負担が大きく、またバッテリーの劣化に伴う性能低下のリスクがあることから、リースにすることで導入費用を平準化できるほか、バッテリー性能などの急速な進歩に対応し、最新技術を導入した車両への計画的な入替えが可能となります。このようなことから、保有方法につきましては、電気自動車などの技術革新が著しい車種はリースのほうが有利なことも考えられるため、充電設備の状況などを踏まえながら、費用面も含め検討してまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

産業振興部長認知度拡大のための情報発信の推進についてお答えいたします。 ぬまづ応援推進事業におけるシティプロモーションの取組につきましては、日本最大級のふるさと納税イベントふるさとチョイス大感謝祭やラブライブ!ファンでにぎわう地元愛物産展などのイベント…答弁の全文を読む

認知度拡大のための情報発信の推進についてお答えいたします。

ぬまづ応援推進事業におけるシティプロモーションの取組につきましては、日本最大級のふるさと納税イベントふるさとチョイス大感謝祭やラブライブ!ファンでにぎわう地元愛物産展などのイベント出展のほか、令和6年度に発足した沼津ふるさと応援隊の各隊員の個性を生かしたインスタグラムやYouTubeによる返礼品の紹介など、本市の魅力発信に力を入れているところです。こうした取組の結果、令和6年度においてふるさと納税寄附件数は35万9697件となり、5年前の令和元年度の寄附件数1万5963件の約23倍に増加するとともに、複数の返礼品が寄附サイトにおいて人気ランキング上位に位置するなど、本市の認知度は大きく向上していると認識をしております。

次に、ぬまづふるさとファンミーティングですが、首都圏在住者を対象に、本市の特産品や観光情報の紹介に加え、ふるさと納税返礼品などへの御意見をいただくため都内で開催するものです。このイベントでいただいた御意見を踏まえ、返礼品のブラッシュアップに取り組むとともに、参加者が本市への関心や愛着を深め、魅力を発信していただくことで、沼津のファンを増やし、ふるさと納税の促進を図ってまいりたいと考えております。

危機管理監沼津市感震ブレーカー設置補助事業の今後の展開についてお答えします。 感震ブレーカーは、地震発生後の停電復旧時における通電火災を防止する有効な対策であるため、本市では令和6年度から住宅への感震ブレーカー設置に対する補助制度を開始しております。…答弁の全文を読む

沼津市感震ブレーカー設置補助事業の今後の展開についてお答えします。

感震ブレーカーは、地震発生後の停電復旧時における通電火災を防止する有効な対策であるため、本市では令和6年度から住宅への感震ブレーカー設置に対する補助制度を開始しております。その実績といたしましては、本年1月末現在において310件を超える補助制度の申請があり、そのうち約9割は既存住宅への設置補助となっております。本市といたしましては、新年度も補助制度を継続し、通電火災対策の一層の推進を図ってまいります。

質問の全文を読む全1発言

発言 1

引き続き、通告に基づきまして会派市民クラブから市民サービスを支える暮らしの基盤整備と教育の充実について代表質問をさせていただきます。

施政方針に市民の目線に立ったまちづくりとして、新公共施設予約システムや公立保育所等へのキャッシュレス決済端末、さらなる市民の皆様の利便性の向上を図るとともに、DX推進本部に高度な専門知識や経験を有するCIO補佐官を置き、日々進化するデジタル技術を効果的に活用し、柔軟に各施策に取り組めるよう、迅速にDXを推進すると提起されています。このうち、CIO補佐官の役割・目的・活用等については、志政会及び沼津志帥会の代表質問で触れられていますので、違う視点から3点質問します。

予算のあらましにも記載のある窓口手続の効率化に向けた検討、キャッシュレス決済に対応した新公共施設予約システムの導入、シンクライアントシステム及び無線LAN環境の運用開始、BPR手法による業務改善等について、それぞれの事業のこれまでの課題認識について、事業の狙いについて、さらに期待する効果等について伺います。

同じく施政方針、市民の目線に立ったまちづくりのページに、マイナンバーカード手続におけるオンライン窓口や申請書作成システムの導入など、さらなる市民の皆様の利便性の向上を図るとの記載があります。一方で、市民の皆様方の手元には、マイナンバーカード・電子証明書の有効期限通知書が届いている方が多く存在します。一昨年に実施されたマイナンバーカードの取得者増を目指したマイナポイントプレゼント企画の際は、駆け込み申込者が大量に市役所へ訪れ、市民課窓口に長蛇の列ができる日々が続いたことは記憶に新しいところです。新年度は多くの市民がマイナンバーカードの更新時期を迎える中で、大混乱が予測できますことから、それらの窓口負担や市民感情を和らげられる施策でなければならないものと認識しています。

そこでマイナンバーカード手続の改善について3点質問します。

新規事業のマイナンバーカードオンライン窓口やマイナンバーカード関連申請書自動作成システムを導入するとの記載がありますが、それぞれの事業はどのような事業内容か伺います。また、本事業が未適用の場合にどのような事態を懸念されているのか伺います。また、本事業を導入し、どのような効果・成果を期待しているのか伺います。

同じく施政方針、市民の目線に立ったまちづくりについてです。さらに、働きやすく生産性の高い執務環境を試験的に具現化するパイロットオフィスを整備し、職員の働きやすさの改善を図り、市民サービスの向上につなげたい。併せて、当初予算のあらましでは、新規事業として市庁舎5階一部のパイロットオフィス改修工事と記載されています。一見すると、市役所内部に閉じた施策のように感じますが、本施策を遂行することにより、職員の働きやすさの改善を図り、市民サービスの向上につなげていきたいとの記載もあります。

そこで3点質問します。

本施策はどのような狙いで、どのような効果を期待し、その結果どのような市民サービスの向上につながるのか伺います。

次に、沼津の魅力を高めるための公園整備の推進について質問します。

まず、中央公園の再整備です。施政方針に、中心市街地に位置する中央公園のさらなる魅力増進を図るため、令和8年度末の全面供用開始に向け、広場空間の確保や民間飲食店舗などの機能強化をはじめとした再整備を進めると示されています。中央公園はまさしく市の中心部に位置し、中心市街地再開発の大きな柱とも言えます。再整備は市民からの期待も大きいと推測されます。現在整備が進められていますが、整備着工前は週末等のイベント等にも活用され、大いににぎわいを見せていました。一方、イベント開催時以外の活用はあまりされていないことが多いかと思います。再整備は日常の市民の憩いの場としての活用とイベント時の活用、双方に配慮した整備が必要だと思います。また、中央公園は三枚橋城、沼津城の本丸跡であり、城主は武田氏から水野氏と歴史的にも有名な主が務めています。その後、沼津兵学校寄宿寮が立地するなど、時代の移り変わりとともに、重要な場所として利用されてきました。このような歴史を生かした公園づくりは、歴史と文化のまち沼津としては重要な取組と思います。

そこで中央公園の再整備の取組について3点質問します。

まず、イベント時及び市民が日常的に活用する公園としての整備計画について伺います。また、歴史を生かす中央公園再整備の取組内容について伺います。さらに、令和8年度末に全面供用開始を目指した工事の進捗状況及び今後のスケジュールについて伺います。

次に、公園施設の整備について質問します。

令和8年度当初予算のあらましに、より多くの市民が快適に公園を利用できるよう施設の整備・改修を行うと示されています。都市公園は、子育て、防災、健康、運動、社会参加などの市民ニーズに対し、重要な役割を果たしています。市民の意識調査からも公園の整備充実を求める声が多いことが分かります。そこで公園施設の整備に関して2点質問します。

まず、当初予算のあらましに記載されている高沢公園の再整備計画の内容について伺います。また、経済的な整備という視点から、都市公園におけるライフサイクルコスト低減の方針について伺います。

次に、沼津御用邸記念公園の整備について質問します。

令和8年度当初予算のあらましに、国の名勝に指定されている旧沼津御用邸苑地について、文化財としての保存活用を進め、景観改善及び安全対策を行うと示されています。沼津御用邸記念公園は、四季折々の花々が咲き誇り、市内外から多くの人が訪れる公園です。市観光施設として一般公開され、散策や歴史学習の場としても親しまれています。歴史的文化財としてだけではなく、地元住民や観光客の憩いの場としての役割も担っており、沼津市にとって重要な公園と言えます。一方、園内に階段だけではなくスロープ等が設置されると、より幅広い人たちを受け入れられ、より魅力的な公園になるという声を耳にします。

そこで、沼津御用邸記念公園の整備について3点質問します。

まず、御用邸記念公園の保存活用事業の内容について伺います。また、御用邸記念公園における自然と歴史の調和への取組について伺います。さらに、御用邸記念公園におけるユニバーサルデザインへの取組について伺います。

次に、移住就業支援事業について質問します。

施政方針に東京圏から本市に移住し就業・起業する方々の支援を継続していくと記載されています。本市は富士山と海の両方を望む風光明媚な環境を有しています。また、県東部の中核都市として発展し、製造業を中心とした工業、港を生かした観光、そして、中心市街地の商業が調和した多様な産業構造を形成しています。気候も温暖であり、四季を通じて穏やかに過ごせる住みやすい環境も有し、首都圏からの交通の利便性もあります。人口減少が進む中、沼津市のよさをアピールした移住・就業を継続的に進めることは、非常に重要な取組であると認識しています。また、政府は東京一極集中の是正を進める方針を打ち出し、地方においては、この方針に対しての期待が高まっています。それゆえ、地方自治体は経済的な支援を打ち出し、移住・定住を進めています。つまり、多くの自治体で経済的な支援を行っていることになります。そのような中、本市への移住・定住を進めるには経済支援以外の優位性が重要だということになります。特に、本市の特徴を生かした移住・定住策が重要になると思います。

そこで移住就業支援事業の推進について2点質問します。

まず、本事業のこれまでの成果と課題に対する認識について伺います。

次に、本市の特徴を生かした経済的な支援以外の取組について伺います。

次に、市内全小学校における校内フリースペースの設置について質問します。

施政方針に学校や教室に行くことが困難な児童に対して、学校に安心できる居場所をつくるため、各小学校にフリースペースを設置するなど、多様な学習支援体制を整えていくと記載があります。多様な個性や特性を有する子どもが在籍している実態が顕在化している現代は、多様性を包摂し、一人一人の意欲を高め、可能性を開花させる教育の実現が喫緊の課題と言えます。本市における校内フリースペースの取組は、不登校や登校渋りの児童にとって居場所をつくることになり、多様性を包摂し、誰1人取り残さない教育の実現につながるものと認識しています。

そこで、市内全小学校における校内フリースペースの設置について3点質問します。

最初に、配置する支援員の専門性の確保について伺います。また、フリースペースならではの環境を整備するための予算の内容について伺います。さらに、教職員間及び保護者間の共通認識を図る方策について伺います。

次に、生涯学習の推進について質問します。

施政方針には、地域を支える人づくりとして、市民の皆様に選ばれる学習機会を創出することを目的に、沼津市民大学を沼津市民カレッジへリニューアルする。そして、本市の産業や歴史、文化のほか、これからのまちづくりや地域課題といった様々な視点から本市の魅力を再発見することを目的に、ProudNUMAZUコースを新設するなど、市民の皆様に選ばれる学習機会を創出していくとの記載があります。人生100年時代、超スマート社会に向けて、社会が大きな転換点を迎える中にあって、生涯学習の重要性は一層高まっていると言えます。本事業は、一人一人が生涯を通して学ぶことのできる環境の整備、多様な学習機会の提供、学習したことを生かして様々な分野で活動できるように進めるための事業だと推察します。

そこで本市における生涯学習の推進について3点質問します。

沼津市民カレッジの概要について伺います。また、沼津市民カレッジに期待する効果について伺います。さらに、本市における生涯学習の推進により目指す姿について伺います。

次に、市内小中学校の統廃合について質問します。

令和8年度予算のあらましに、第一・第二中学校区の統合に伴い、令和9年4月に開校する集明中学校に係る準備・協議を引き続き行うとともに、浮島中学校、大平中学校においても、よりよい教育環境の整備に向けた準備・協議を行うと記載されています。沼津市は、学校の適正規模・適正配置の方針に基づき、子どものよりよい教育環境の整備に努めています。令和8年度は集明小学校の開校、令和9年度は集明中学校の開校が予定されています。また、今後も統合が予定されている校区もあります。何よりも優先すべきは子どもにとってよりよい教育環境の実現であり、そのための適正規模・適正配置であると認識しています。

そこで、市内小中学校の統廃合について4点質問します。

まず、集明小学校・集明中学校への開校後、開校前の支援内容について伺います。また、浮島中学校における計画と保護者、地域の方々の理解について伺います。さらに、大平中学校区における保護者アンケートの内容と評価について伺います。最後に、他校区における今後の見通しについて伺います。

次に、市内全小中学校の端末の更新について質問します。

令和8年度予算のあらましに、子どもたちの情報活用能力を育成するため、市内小中学校のICT環境の充実を図ると記載されています。本市では、1人1台パソコン端末をはじめとする小中学校のICT環境を学校教育のあらゆる場面で活用することで、全ての児童生徒の可能性を引き出す、個別最適な学び、協働的な学び及び学びの継続を実現し、学習の基盤となる資質・能力としての情報活用能力、問題発見・解決能力等を育成することにより、Society5.0時代や先行き不透明な時代を生きる中で様々な課題に柔軟に対応できる人づくりを目指しています。端末が導入され5年が経過しました。令和7年度は市内全小学校、全小中一貫学校、令和8年度は市内全中学校の端末が更新されます。

そこで、令和8年度における市内全小中学校の端末更新について3点質問します。

まず、GIGA第1期で実施した端末設置の評価について伺います。また、端末のさらなる活用方法について伺います。さらに、端末活用を推進するための学校支援について伺います。

次に、時代の変化に合わせた市内小中学校施設の整備の在り方について質問します。

令和8年度予算のあらましに、個別実施計画に基づき、小中学校施設の建て替えや長寿命化改修等を計画的に実施することで、子どもの学びを支える教育環境の充実を図ると記載されています。未来を担う子どもたちの教育の質の充実を図るために、学習環境の充実や安心して学べる環境づくりが非常に重要です。また、学習環境の充実や安心して学べる環境は、地域社会の発展にも寄与します。

そこで市内小中学校施設の建て替えや長寿命化について3点質問します。

まず、児童生徒数の減少を見通した校舎整備の在り方について伺います。また、教育内容等の変化に対応した校舎整備の在り方について伺います。さらに、校舎の老朽化への対応に対する当局の考えについて伺います。

次に、介護予防活動の推進について2点質問します。

令和8年度予算のあらましに、年齢や心身の状況等によって、高齢者を分け隔てることなく、誰でも一緒に参加することができる介護予防活動の地域展開を目指して、住民主体の通いの場等の活動を地域の実情に応じて効果的かつ効率的に支援すると記載されています。介護予防活動は、本人の健康維持だけではなく周辺の人たちの快適な生活にも影響します。また、介護給付抑制という視点からも重要な取組であると認識しています。沼津市では、市民が住み慣れた地域で生き生きとした生活を送れることを願い、健康づくりや介護予防のための各種教室などを継続して開催しています。また、市の事業とは別に、地域住民が主体的にストレッチ教室やヨガ講座等を開いています。これらの活動は、ただ単に健康づくりだけではなく、健康高齢者の居場所づくりにもなっています。このような住民独自の教室や講座の多くは自分たちで会場や講師を見つけ、講師料等の経費を会費制で賄い、活動を続けています。年金生活を送る高齢者からは、経済的な市の支援を求める声も聞きます。

そこで、本市における介護予防活動の推進について2点質問します。

まず、本市における介護予防活動の現状と課題について伺います。

次に、本市として住民が主体的に取り組む活動への支援について伺い、私の質問を終わります。

市民サービスを支える暮らしの基盤整備と教育の充実6番

子育て・教育

要旨会派は、市民サービス向上のためのパイロットオフィス整備や公園再整備について、それぞれの狙いと期待される効果を問うた。市は、事務効率化による市民対応の質向上やイベント・日常利用の両立した公園利用の実現、既存公園の長寿命化計画に基づく対応を答弁した。

背景過去のマイナポイント企画時に市役所窓口が混乱した経験があり、市内公園の約半数が開設から40年以上経過して老朽化が進行している。中央公園も市の中心部に位置しながらイベント時以外の日常利用が限定的という現状がある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • キャッシュレス決済に対応した新公共施設予約システムの導入に対する課題認識と狙い
  • シンクライアントシステム及び無線LAN環境の運用開始に係る課題と狙い
  • BPR手法による業務改善の課題と狙い
  • マイナンバーカード手続の改善
  • マイナンバーカードオンライン窓口・マイナンバーカード関連申請書自動作成システム導入の内容
  • マイナンバー関連事務等窓口改善事業が未適用の場合に起こり得る懸念事項
  • マイナンバー関連事務等窓口改善事業導入により期待される効果
  • 執務環境改善による市民サービスの向上
  • パイロットオフィスを整備する狙い
  • パイロットオフィスを整備することで期待される効果
  • パイロットオフィスを整備することで向上が見込まれる市民サービス
  • 本市の魅力を高めるための公園整備の推進
  • 中央公園の整備
  • 公園施設の整備
  • 沼津御用邸記念公園の整備
  • 移住就業支援事業の推進
  • 本事業のこれまでの成果と課題に対する認識
  • 本市の特徴を生かした経済的な支援以外の取組
  • 市内全小学校への校内フリースペースの設置
  • 配置する支援員の専門性の確保
  • 環境を整備するための予算の内容
  • 教職員間及び保護者間の共通認識を図る方策
  • 生涯学習の推進
  • 沼津市民カレッジの概要
  • 沼津市民カレッジに期待する効果
  • 生涯学習の推進により目指す姿
  • 市内小中学校の統廃合
  • 集明小学校・集明中学校への支援内容
  • 浮島中学校区における計画と保護者、地域のの方々への理解
  • 大平中学校区における保護者アンケートの内容と評価
  • 他校区における今後の見通し
  • 市内小中学校の学習用端末の更新
  • GIGA第1期で実施した端末設置の評価
  • さらなる活用方法
  • 端末活用を推進するための学校支援
  • ⑽ 時代の変化に合わせた市内小中学校施設の整備の在り方
  • 児童生徒数の減少を見通した校舎整備の在り方
  • 教育内容等の変化に対応した校舎整備の在り方
  • 校舎の老朽化への対応に関する当局の考え⑾ 介護予防活動の推進
  • 地域における介護予防活動
  • 住民が主体的に取り組む活動への支援
市長市民クラブ、大草満議員の代表質問にお答えいたします。 執務環境改善による市民サービスの向上についてお答えいたします。 初めに、パイロットオフィスの整備する狙いについてですが、パイロットオフィスは、特定の部門で試験的に導入することで、運用にお…答弁の全文を読む

市民クラブ、大草満議員の代表質問にお答えいたします。

執務環境改善による市民サービスの向上についてお答えいたします。

初めに、パイロットオフィスの整備する狙いについてですが、パイロットオフィスは、特定の部門で試験的に導入することで、運用における効果や課題などを検証し、今後の組織全体の執務環境の改善や他部署への転換に活用することを目的としております。

次に、パイロットオフィスを整備することで期待される効果につきましては、庁舎内にパイロットオフィスを整備することにより、将来的な執務環境を職員がイメージしやすくなるとともに、職員のモチベーションアップや全庁的な取組のさらなる推進につながるものと考えております。また、パイロットオフィスを導入する産業振興部の3課につきましては、市民や事業者の訪問が多い部署であり、対外的にも高いPR効果を見込んでおります。

次に、パイロットオフィスを整備することで向上が見込まれる市民サービスにつきましては、事務作業の効率化により生まれる時間を活用し、これまで以上に市民に寄り添った対応や部署間連携の強化による複合的な視点を生かした効果的な施策の展開などが見込まれます。また、市役所内部での効果にとどまらず、市民ニーズに適合した質の高い市民サービスの提供や市民の利便性向上につながるものと考えております。

次に、中央公園の再整備についてお答えいたします。

まず、整備計画ですが、これまで広場を分断していた園路やトイレの位置を変更し、広い芝生広場を整備するほか、段差によって分断されていた南側広場を大階段でつなぎ、今までにない一体的な利用を可能とすることで、日常の多様なシーンとイベント時の使い勝手を両立する利便性の高い公園を目指しております。また、新たな公園のシンボルといたしまして、民間による飲食店の設置、店舗とトイレをつなぐ大屋根を整備することで、天候に左右されず、1年を通して利用しやすい居心地のよい空間が創出されるなど、まちなかの貴重な憩いの場としての価値を高めてまいります。

次に、歴史を生かす再整備の取組内容についてですが、議員からも御指摘いただいたように、中央公園はかつての三枚橋城、沼津城の本丸跡地であることから、歴史を後世に受け継ぐ重要な場であると認識しております。そのため、園名サインに三枚橋城で実際に使われていた石を活用するとともに、中央公園という名称のほかに、三枚橋城・沼津城本丸跡と併記するほか、新たに分かりやすい解説サインを設置するなど、歴史を生かした整備に取り組んでまいります。

次に、工事の進捗状況及び今後のスケジュールについてですが、今年度は主に芝生広場や園路、西側エリアの整備に着手しております。また、2月より民間事業者による飲食店の工事が始まっており、6月には芝生広場などの一部を供用開始する予定であります。令和8年度はトイレや大屋根の建築、大階段等の整備を行い、令和8年度末の全面供用開始を目指しております。

次に、公園施設の整備についてお答えいたします。

まず、高沢公園の再整備計画の内容についてですが、さらなる活用が望まれている南東エリアを中心に再整備を行い、利便性や魅力の向上を図ってまいります。今年度は地域住民等を対象としたシンポジウムやワークショップを開催し、その中で出された意見や景観等の専門家からのアドバイスを取り入れ、再整備基本方針を策定しているところであります。令和8年度は基本方針を基に、多世代の公園利用者などから幅広い意見を聞き取り、具体的な整備内容を検討するほか、民間活力の導入検討などを行い、再整備基本計画を策定いたします。

次に、都市公園におけるライフサイクルコストの低減方針についてですが、本市の都市公園は153か所あります。そのうちの約半数が開設から40年以上経過しており、施設の老朽化が進行するとともに、ライフサイクルコストの増加が課題であると認識しております。そのような中、施設の安全性の確保や機能保全を図りつつ、ライフサイクルコストの低減を実現するため、沼津市公園施設長寿命化計画を策定しており、当計画に基づき、定期的な施設の点検や健全度調査等を行いながら施設の改築等を実施しております。また、施設を新設する際には、耐久性や維持管理性を考慮した材料選定などを行うなど、ランニングコストを重視することで、ライフサイクルコストの低減に努めております。さらに新技術の導入も有効な手段であることから、引き続き先端技術の動向を注視してまいります。

次に、沼津御用邸記念公園の整備についてお答えいたします。

まず沼津御用邸記念公園の保存活用事業の内容についてですが、名勝としてふさわしい保存と活用を図るため、保存活用計画と整備基本計画を策定し、これらに基づき、令和2年度から黒松林の景観改善や西附属邸の耐震診断、解説サインの整備など、各種文化財整備事業を実施してまいりました。令和8年度の主な事業内容につきましては、過年度に実施した耐震診断の結果から、西附属邸の耐震対策が必要となったことから、建物の安全性を確保するため、耐震対策工事に着手いたします。

次に、自然と歴史の調和への取組についてですが、旧沼津御用邸苑地は、松林などの豊かな自然環境と御用邸時代の建物等の歴史的・文化的な遺産が共存し、互いに引き立て合うことで美しい景観を形成していることから、自然を保全する整備と建造物等を保存する整備を並行して実施しております。整備に当たっては、庭園、宮廷建築、景観等の学識経験者を中心に設置いたしました整備委員会を年3回程度開催し、専門的なアドバイスを整備内容に反映させるなど、自然と歴史の調和する景観の保全に取り組んでおります。

次に、ユニバーサルデザインへの取組についてですが、沼津御用邸記念公園は市内外から多くの来園者が訪れることから、年齢や性別、国籍などの違いにかかわらず、誰もが利用しやすいような環境を整える必要があるものと考えております。そのため解説サインを多言語表記としたほか、海岸沿いの展望地には手すり付のスロープを設置しております。また、現在旧本邸エリアで改修中のトイレにつきましては、バリアフリートイレを導入しており、今後もユニバーサルデザインを取り入れた整備に努めてまいります。

残余につきましては、教育長等から答弁いたします。

政策推進部長行政DXの推進についてお答えします。 初めに、窓口手続の効率化に向けた課題に対する認識と事業の狙いについてですが、手続に来庁される市民の皆様にとって、長い待ち時間や複雑な手続、必要書類や所要時間が分からないなどの課題があり、窓口業務の抜本的…答弁の全文を読む

行政DXの推進についてお答えします。

初めに、窓口手続の効率化に向けた課題に対する認識と事業の狙いについてですが、手続に来庁される市民の皆様にとって、長い待ち時間や複雑な手続、必要書類や所要時間が分からないなどの課題があり、窓口業務の抜本的な改革が必要であると認識しております。このため、まずは市民の皆様の利用頻度が高い市民課とこども未来創造課の本庁1階窓口を対象に、業務の現状把握と可視化を行ってまいります。その上で、サービスデザインの観点から業務プロセスを抜本的に見直し、フロントヤード及びバックヤード業務の最適な改善方針を策定いたします。これによりシステム導入の要否も含め、デジタル技術やアウトソーシング等の活用を柔軟に検討し、書かない・待たない・行かない窓口を実現することで、市民負担の最小化を図ってまいります。

次に、キャッシュレス決済に対応した新公共施設予約システムの導入に対する課題認識と狙いについてですが、現行のシステムでは使用料の支払いは窓口での現金納付が必要であり、利用者にとって手続がオンライン上で完結しないほか、窓口での職員による予約対応、現金管理に伴う職員の事務負担やリスク管理も課題であると認識しております。このため、予約から支払いまでをオンライン上で完結できるシステムを新たに導入し、市民の皆様の利便性を向上させるとともに、窓口対応時間や現金取扱業務の削減による職員の負担軽減等を図ってまいります。

次に、シンクライアントシステム及び無線LAN環境の運用開始に係る課題と狙いについてですが、現在、職員が使用している端末は情報漏えい防止の観点から、自席にセキュリティーワイヤーで固定され、通信も有線LANに限られていることから、端末を持ち運んでの業務や柔軟な席移動は物理的に不可能であり、効率的な業務環境に向けての課題となっております。このため、端末にデータを保存せず、サーバー上で処理を行う仕組みであるシンクライアントシステムを導入することで、セキュリティーワイヤーを廃止し、庁内外のどこでも安全に業務ができる環境を実現することで、効率的な業務環境を実現してまいります。これにより、場所を選ばない柔軟な働き方が可能となり、窓口や現場における即時対応により処理スピードが向上することや災害時・緊急時における行政機能の継続、急な会議の開催等の実現により、業務の効率化と市民サービスのさらなる向上を図ってまいります。

次に、BPR手法による業務改善の課題と狙いについてですが、市の業務は近年増加傾向にあるとともに、職員の確保も困難になることが見込まれます。この状況においても持続可能な行政運営を行うためには、既存の業務プロセスそのものを見直す必要があると考えております。このため、新たにBPRの手法を用い、専門家の視点を取り入れながら既存業務をゼロベースで見直してまいります。この見直しは単なるデジタル化にとどまらず、業務フローの最適化や不要なプロセスの廃止も徹底的に行うことで、持続可能で生産性の高い行政運営を実現してまいります。

次に、移住就業支援事業の推進についてお答えします。

初めに、本事業のこれまでの成果と課題に対する認識についてですが、本事業の移住・就業支援金を活用し、本市に移住された方は令和5年度が30件70人、令和6年度が20件49人、令和7年度は21件53人で3年間で計71件172人となっております。課題につきましては、大学生等の移住を促すため、沼津市就職学生支援金のさらなる周知が必要であると認識しております。今後は大学等への周知やSNS等、学生の目に触れる媒体での情報発信を強化するとともに、保護者に情報を届ける手段として広報ぬまづへの掲載等による周知に努め、移住者の増加を図ってまいります。

次に、本市の特徴を生かした経済的な支援以外の取組についてですが、本市への移住に関する特徴として、本市の風土を好む方が多く、移住した方や移住希望者からは、何度か沼津を訪れていたら住みたくなったとの声を伺っているため、移住のきっかけとして沼津を訪れていただくための支援を実施しております。具体的には、住環境を確認するための移住体験バスツアーの開催、お試し移住補助金による支援、市内無料タクシー案内の実施などに取り組んでおります。今後も本市の魅力を広く伝えるため、東京での相談会や電話、窓口、オンライン相談の充実に努めるとともに、本市の風土に直接触れていただくための取組や支援を新たな組織体制の下、継続して実施し、都市的魅力と海・山・川の豊かな自然を兼ね備えたぬまづ暮らしを多くの方に認識していただくことにより、さらなる移住者の確保に努めてまいります。

市民福祉部長マイナンバーカード手続の改善についてお答えします。 初めに、マイナンバーカードオンライン窓口及びマイナンバーカード関連申請書自動作成システムの内容についてですが、マイナンバーカードオンライン窓口は、ビデオ通話を通じて専用オペレーターが遠隔で…答弁の全文を読む

マイナンバーカード手続の改善についてお答えします。

初めに、マイナンバーカードオンライン窓口及びマイナンバーカード関連申請書自動作成システムの内容についてですが、マイナンバーカードオンライン窓口は、ビデオ通話を通じて専用オペレーターが遠隔で手続の支援を行うもので、主に新規申請または10年目の更新を迎える方のカード交付申請に係る支援のほか、マイナポータルの各種手続支援を行うものです。また、マイナンバーカード関連申請書自動作成システムは、マイナンバーカードから基本情報を読み取り、電子証明書の更新手続や暗証番号の再設定などの各種手続に係る申請書を自動で作成するものです。

次に、マイナンバーカード関連事務等窓口改善事業を行わなかった場合に起こり得る懸念事項についてお答えします。

来年度以降、カードまたは電子証明書の有効期限を迎える方が急増すると見込まれることから、窓口のさらなる混雑が懸念されます。

次に、本事業により期待される効果についてお答えします。

マイナンバーカードオンライン窓口につきましては、新たな申請窓口の設置により混雑が緩和されるとともに、保険証のひもづけなど、目的に応じた各種手続窓口とすることで、市民の利便性の向上が期待されます。また、マイナンバーカード関連申請書自動作成システムでは、手続ごとに発生する手書きの負担軽減及び待ち時間の短縮により窓口の混雑解消を期待するものです。

教育長市内全小学校への校内フリースペースの設置についてお答えします。 初めに、配置する支援員の専門性の確保についてであります。校内フリースペースに配置する支援員は、既に学校現場において児童生徒支援員として勤務していた経験豊かな支援員を配置するほか…答弁の全文を読む

市内全小学校への校内フリースペースの設置についてお答えします。

初めに、配置する支援員の専門性の確保についてであります。校内フリースペースに配置する支援員は、既に学校現場において児童生徒支援員として勤務していた経験豊かな支援員を配置するほか、改めて校内フリースペースの設置目的や活用方法等を理解するための研修も実施してまいります。また、校内フリースペースの運営は、教職員との連携も大変重要であることから、教職員に対しても同様の研修等を実施し、学校全体で子どもにとって安心できるよりよい居場所となるよう努めてまいります。

次に、環境整備についてお答えします。

校内フリースペースは、様々な事情を抱え自分のクラスに入ることができない子どもにとって、安心できる居場所となることが最も肝要であります。そのため、子どもが自身で決めた学習計画に沿って、自分のペースで学習できるスペースを確保するなど、通常の教室とは違う環境とするものです。令和8年度の予算につきましては、フロアマットやパーテーションなど居場所づくりに必要な備品を購入するための費用であります。

次に、教職員間及び保護者間の共通認識を図る方策についてお答えします。

校内フリースペースにつきましては、学習内容によっては遊んでいるのではないか、学びにつながっていないのではないかなど、勘違いされやすいことが課題であると認識しております。このため、教職員や周りの児童、保護者も含め、学校、家庭全体で校内フリースペースの設置目的や多様な子どもへの理解等が進むよう、研修や学校だより等において周知に努めてまいります。

次に、市内小中学校の統廃合について、最初に、集明小学校・集明中学校への支援内容についてであります。

令和7年2月の統合方針決定後、新しい学校づくり推進委員会を設置し、令和8年4月の小学校、令和9年4月の中学校の開校に向けて準備を進めております。小学校につきましては、新たな校名や校章を決定したほか、教室空調やプール解体に伴う駐車場等の施設整備に取り組んでおり、着々と開校準備が進んでおります。令和8年度は中学校開校に向けて推進委員会を継続開催するほか、教室や駐輪場等の施設整備に取り組んでまいります。また、人的支援として小中学校ともに統合に伴う教職員の加配措置を活用することで、円滑な開校につなげてまいります。

次に、浮島中学校区における計画と保護者、地域の方々への理解についてであります。

令和5年度に保護者や地域住民等で組織する学校の未来を考える会を設置し、意見交換を重ねてきております。令和6年11月の適正化方針決定後、令和12年4月の施設一体型小中一貫校開校を目指し、新しい学校づくり推進委員会を設置し、学校運営や校歌、制服などの検討を始めております。今後は推進委員会を定期開催するほか、コミュニティ・スクールの場で、学校や保護者、地域が中心となった話合いを促し、統合に向けた理解の浸透に努めてまいります。

次に、大平中学校区における保護者アンケートの内容と評価についてであります。

本年2月の教育委員会定例会におきまして、場所を大平小学校とした施設一体型小中一貫校の開校を令和11年4月に目指す方針を決定いたしました。方針決定に先立ち、説明会を開いた上で、保護者を対象としたアンケートを実施し、子どもにとって望ましい教育環境や適正化で重視したいこと、心配なことなどを確認しました。その結果、児童生徒一人一人にきめ細やかな指導が行われることや通学の安全性の確保など、特に重視されることが確認できました。施設一体型小中一貫校化は、教職員の配置人数が増えることできめ細やかな指導が可能となり、通学に関しても影響が少ないことから、アンケート結果に沿ったものであると認識しております。

次に、他校区における今後の見通しについてであります。

令和3年4月に小中一貫校化した長井崎中学校区において、複式学級の編制が見込まれたため、保護者向け説明会及びアンケートを実施した上で、本年2月に教育委員会定例会で現状維持の方針を決定いたしました。しかしながら、今後、複式学級のさらなる広がりが予想されるため、引き続き隣接校との統合に向けた取組についても進めてまいります。

次に、端末設置の評価についてお答えします。

端末導入後の授業では、インターネット等の活用により効率的な調べ学習や大型モニターを活用したグループ学習が可能となり、学習の質の向上が図られてきたと認識しております。また、やむを得ず登校できない児童生徒には端末を活用したオンライン授業を配信し、学びの継続や学びの保障を実現するための取組も行っております。この5年間で端末は、児童生徒にとって特別なツールではなく、文房具と同じように学習に欠かせないものになっていると考えております。

次に、端末のさらなる活用方法についてお答えします。

端末を日常的に活用する環境が整い、今後はAIドリルやデジタル教科書等のさらなる活用により、児童生徒一人一人の理解度に応じた学習の充実を図ってまいります。あわせて調べ学習や意見の共有、共同編集を通じ、探求的な学習や発表活動など児童生徒が自ら考え、表現するアウトプット型の学びを充実させ、一人一人に合った学びの質の向上につなげてまいります。また、新たな学習ツールの手段とされている生成AIにつきましても、適切な運用を図りながら文書の下書きや要約、発想の整理、振り返りの支援など、学習を補助する用途として、子どもたちの思考力・表現力・判断力の育成につながる活用を進めてまいります。

次に、端末活用を推進するための学校支援についてお答えします。

端末活用を推進するためには、様々な授業の中において、日常的に使用していく必要があると認識しております。このため、アドバイザーが各学校へ出向き、ICTを活用した授業づくり講座やアプリ活用実践研修など、要望に沿った研修を実施しております。今後も学びを実感する子ども主体の授業を目指し、個別最適な学びと協働的な学びを充実させ、ICT機器の活用を推進してまいります。

教育次長生涯学習の推進についてお答えします。 初めに、沼津市民カレッジの概要につきましては、これまでの沼津市民大学を来年度から著名な講師による多彩な教養講座のリベラルアーツコースと、本市が誇る産業や歴史をはじめ、直面している地域課題などを様々な視点…答弁の全文を読む

生涯学習の推進についてお答えします。

初めに、沼津市民カレッジの概要につきましては、これまでの沼津市民大学を来年度から著名な講師による多彩な教養講座のリベラルアーツコースと、本市が誇る産業や歴史をはじめ、直面している地域課題などを様々な視点から学ぶふるさと講座のProudNUMAZUコースにリニューアルします。また、現状の万年青大学と寿大学を高齢者向け学習講座のいきいきコースに組み入れるなど、既存の事業を生かしたコース制を設け、幅広い年代に対応した生涯学習講座として一体的に推進していきます。

次に、沼津市民カレッジに期待する効果についてであります。

コース制の導入により、受講者のニーズに合った学びの機会を提供することで、より参加しやすくなることが挙げられます。また、学びの楽しさや大切さに触れることで、生涯にわたって興味・関心を持って学び続ける市民が増えていくものと考えております。特にProudNUMAZUコースでは、若者世代が本市のよさや魅力を改めて感じ取り、将来を考える機会とすることで、本市で活躍する人材育成につながるものと考えております。

次に、生涯学習の推進により目指す姿につきましては、多様化するニーズに応じた幅広い学習機会を提供することで、市民一人一人が生涯を通じて学ぶことに喜びを感じ、人生100年時代を楽しみながら過ごすことであると考えております。

次に、時代の変化に合わせた市内小中学校施設の整備の在り方についてお答えします。

初めに、児童生徒数の減少を見通した校舎整備の在り方についてであります。

少子化が進行する中、今後、建て替えを行う校舎や長寿命化改修を行う校舎におきましては、児童生徒数に応じた適正規模の整備を行うことが非常に重要であると考えております。

次に、教育内容等の変化に対応した校舎整備の在り方についてであります。

これまでも校内フリースペース、LGBTQへの配慮、GIGAスクールや激甚化する災害への備えなど、多様に変化する教育ニーズに合わせ整備を行ってまいりました。今後も変化する新たな教育ニーズに対応した整備を着実に進めてまいります。

次に、校舎の老朽化への対応に関する本市の考えについてであります。

児童生徒の安全・安心な教育環境を維持するため、校舎の築年数や耐力度診断の結果、学校適正規模・適正配置の進捗状況などを総合的に勘案して、校舎の建て替え、または長寿命化改修を順次進めてまいります。

福祉事務所長介護予防活動の推進についてお答えします。 まず、地域における介護予防活動ですが、本市では市内各所において、地域に根差した活動組織を立ち上げるための伴走支援やボランティアの育成等を進めるとともに、定年退職後の充実した生活を考える講座の開催等に…答弁の全文を読む

介護予防活動の推進についてお答えします。

まず、地域における介護予防活動ですが、本市では市内各所において、地域に根差した活動組織を立ち上げるための伴走支援やボランティアの育成等を進めるとともに、定年退職後の充実した生活を考える講座の開催等により、地域の交流と生きがいづくりを促進しております。また、講座等に参加された方の御意見を丁寧に伺い、魅力的な内容となるよう改善に努めております。課題としましては、介護予防活動の重要性や必要性を分かりやすく周知し、理解を促すことに加え、具体的な行動や実践につなげていくことにあると考えております。そのため、新年度は屋内にいながら、テレビモニターに映し出された全国の名所を歩く気分が味わえる、足踏み運動を支援する機器、テレさんぽを導入し、市のサービス事業所等で効果を確認し、介護予防活動の活性化に取り組んでまいります。

次に、住民が主体的に取り組む活動への支援ですが、市内には通いの場など、介護予防を目的とした団体が数多くあることから、本市ではこうした場に講師として理学療法士等を無料で派遣するなど、その活動を手厚く支援しております。議員御提案の助成金による支援につきましては、他市町の事例等も参考に調査研究してまいります。

今後も市民の皆様が主体的・継続的に介護予防活動に取り組めるよう、きめ細やかな環境整備に努めてまいります。

質問の全文を読む全1発言

発言 1

会派市民クラブの代表質問として、地域の力と都市基盤を生かした産業・子育て・スポーツの活性化について伺っていきます。

まず、民間まちづくり活動の支援について。

施政方針では、市民や事業者の皆様が行う民間まちづくり活動について支援を強化する旨が示されています。ここで言う民間まちづくり活動の支援は、助成を受けた事業が自立・自走することを目指しており、市のホームページにも将来にわたって持続的な効果が期待できる活動や施設整備に係る経費の一部を支援すると明記されています。

本事業について4点伺います。

1点目。支援を受けた事業の自立・自走の状況や近年の継続率の推移、それを踏まえた自立・自走促進策について伺います。また、同一人物・団体による連続応募の実態とそうした実態が制度の趣旨である自立・自走の促進とどのように関わると認識しているのか伺います。

2点目。新年度にはNUMAZU JAMSを会場として、マチカツシンポジウムを開催するとのこと。予算のあらましでは、新たなプレーヤーの発掘や相互交流を促進する旨が示されています。このシンポジウムが新規で参加する市民や事業者の入り口となるのか、また相互交流が自立・自走につながる仕組みとなるのか伺います。

3点目。将来沼津のまちづくりを担うことになる学生の皆様が提案者である学生チャレンジ型事業の成果と学生主体のまちづくりへと広げていくための支援強化の考え方を伺います。

4点目。中心市街地での活動を促すマチナカチャレンジの成果及び駅周辺の整備が進む中で、中心市街地のにぎわい創出や回遊性向上とどのように連携するのかについて伺います。

次に、スマートシティの推進について。

市民生活の質の向上を図るために、市内大手企業と連携して取り組んでいるX-Tech NUMAZUについて3点伺います。

1点目。市民生活の質の向上を目的とする以上、市民が主体的に関わり、日常の課題やニーズを共有しながら進めることが不可欠です。これまでシンポジウムやイベント出展、SNSの活用など、周知と参画の機会提供に取り組んでいることは承知しています。しかしながら、アンケート結果では認知度の低さが指摘されており、参画につながるまでの基盤づくりには課題があります。市民の認知や参画の状況から見える課題は何か。また、市民参画をどのように深めていくのか伺います。

2点目。専門部会における企業や教育機関の参画、そして産学官民の多様な知見の結集はプロジェクトの質を高める重要な基盤です。地元企業4社が各専門部会のユニットリーダーを担い、著名な有識者の支援を受けながら、高等専門学校や高校との連携が進んでいることは承知しておりますが、今後はさらに新たな主体の参画や横連携を広げていくことが必要です。専門部会や協議会への参画をさらに拡大するための取組及び産学官民の連携を強化する取組について伺います。

3点目。これまでスマート窓口や電子申請、自動運転の実証、ドローンを活用した農薬散布など、多様な実証プロジェクトが行われてきました。こうした実証は新たなサービスの社会実装や他分野への横展開につなげていくために非常に重要です。これまでの実証プロジェクトの成果と課題をどのように認識しているのか。また、それらを踏まえた社会実装や横展開に向けた取組について伺います。

次に、都市計画道路沼津南一色線の整備について。

沼津南一色線は、東名・新東名のインターチェンジ及び国道246号と中心市街地をつなぐ極めて重要な幹線道路です。この路線が整備されることにより、国道1号をはじめとする周辺道路における慢性的な渋滞が解消され、生活道路へ流入する通過交通の減少や通学路の安全性向上など、暮らしの安心にも大きく寄与するため、早期の開通が求められます。

2点伺います。

1点目。施政方針では、昨年7月の橋梁工事着手について触れ、早期供用開始に向けて取り組むとあります。現地での工事は鋭意進んでいると認識しています。市は令和4年4月に、全体完成は令和10年代前半頃との見込みを公表してきました。昨年度までの進捗を踏まえた具体的な事業内容と進捗について伺います。

2点目。本路線の橋梁工事では、高尾山古墳への影響を避けるため、張り出し架設工法を採用するなど、難易度の高い施工となることを承知しています。高尾山古墳は貴重な文化財であり、市内外からも注目されています。文化財保護に十分配慮した工事が求められます。そこで、文化財への影響を避けるための配慮とこれに伴う工期・工程への影響について伺います。また、長期間にわたる大規模工事となることから、周辺住民の皆様への影響も想定されます。これまでの地域への説明の状況、寄せられた声への対応、そして新年度における影響軽減策について伺います。

次に、地域産業の活力向上について。

人口減少や人手不足が続く中で、地域経済を支える基盤を強く保つためには、企業の立地、人材の確保、そして新たな挑戦を生む起業・創業支援が欠かせません。本市としても、地域に新たな投資を呼び込み、働く場を生み、次の担い手を育てるという産業の循環を安定的に築いていくことが重要です。

3点伺います。

1点目。企業が地域に根づき雇用が生まれることは、地域経済を支える重要な基盤です。本市は、交通利便性や多様な産業集積など強みを有していますが、企業が求める事業用地の確保や積極的な情報発信が今後ますます重要になります。新たな企業の進出が地域に活力をもたらす契機となることから、企業立地の環境整備は市の将来に直結する重要な政策課題です。企業立地促進事業の実績と課題及び今後の取組を伺います。

2点目。全国的に人手不足が深刻化する中、企業の成長や事業継続を支える人材確保は大きな課題です。本市でも、多様な働き手と市内企業をつなぐ支援の充実が求められています。特に、若年層の採用競争が激化する中で、地域として魅力的な働き方やキャリア形成を提示できるかどうかが、人口の定着にも大きく影響します。沼津しごと応援事業の実績と課題及び今後の取組を伺います。

3点目。地域に新しい価値を生み、雇用を生むためには、起業・創業の裾野を広げ、事業の継続を支える環境整備が不可欠です。変化の速い時代に合わせ、支援内容のさらなる進化が求められます。起業や新事業の創出は、地域経済の新陳代謝を促し、地域の多様な課題解決にもつながる重要な取組であり、将来の地域経済の厚みにつながります。起業・創業支援事業の実績と課題及び今後の取組を伺います。

次に、スポーツによる交流人口拡大と地域活力の向上について。

スポーツは健康づくりや青少年育成、地域の一体感の醸成に直結するだけでなく、交流人口の拡大や地域経済の活性化にも大きな役割を果たします。本市でもプロスポーツをはじめ、多様なスポーツ大会の開催や合宿の受入れが進み、にぎわい創出につながってきました。

3点伺います。

1点目。施政方針では、多様なスポーツの大規模大会・合宿誘致の継続が示されています。成果や課題をどのように認識しているのか、また新年度は何をやるのか、どの分野競技を重点として誘致を進めるかなどの取組を伺います。

2点目。予算のあらましでは、トップアスリート教室の開催が示されています。参加人数、種目、学校や地域への効果などを含む開催実績と実施を通じて見えている課題及びそれらを踏まえた取組を伺います。

3点目。本市をホームタウンとするアスルクラロ沼津についてです。2013年の一般質問では、Jリーグ参入に不可欠なホームタウン認定に向け、市としての支援を求め、当時の市長から支援方針が示されました。その後クラブは実際にJリーグ参入を果たし、私としても大変思い入れの強いチームです。昨シーズンは成績が振るわず、JFLに戻りましたが、クラブは2026年度のJリーグ再参入を目指していると承知しています。そこで、これまでの市の支援の成果と課題をどのように認識しているのか。また、2026年度の再挑戦に向けてどのような支援方針で臨むのか伺います。

次に、放課後児童クラブにおける子育て世帯の負担軽減について。

共働き世帯の増加や子育てと仕事の両立が進む中で、放課後児童クラブの役割がますます重要になっています。とりわけ、多子世帯にとっては、クラブの利用料が家計に占める割合が大きく、兄弟同時利用の負担が利用継続の可否にも影響するとの声もあります。こうした状況の中で、新年度の取組として、同一生計内第2子以降の指導料を一律半額とする新規の軽減策が示されたことは、子育てしやすい環境づくりに向けた大きな一歩と受け止めています。

そこでまず、本制度を導入する背景や狙いについて伺います。あわせて、対象となる範囲や具体的な適用内容、制度によってどのような効果を期待しているのかについて伺います。さらに、こうした負担軽減策が利用者に確実に届くよう、どのように周知、情報発信を行っていくのか。加えて、本市の今回の取組は県東部でも先進的な内容であると受け止めていますが、移住促進の観点から市外に向けた情報発信をどのように進めていくのかについても伺います。

次に、中学校部活動の地域展開に向けた環境整備について。

地域展開を円滑に進めるためには、指導者の体制整備、活動場所の確保、平日・休日の活動の在り方など、多面的な課題を丁寧に対応し、生徒が参加しやすい環境を整える必要があります。先日の民生病院教育委員会でも多くの論点が示されましたが、それを踏まえ3点伺います。

1点目。独自の研修プログラムが3月に運用開始予定と聞いていますが、研修の実施だけでなく終了後のフォローアップ、登録制度の運用など、地域で指導者が持続的に活動できる仕組みづくりが不可欠です。指導者の確保について取組を伺います。

2点目。地域展開が進む中では学校施設に加え、社会教育施設や民間施設など、多様な場を柔軟に活用できる体制づくりが求められます。土日に利用希望が集中することも見込まれ、従来の学校単位での調整では十分に対応できない場合も出てきます。活動場所の確保について取組を伺います。

3点目。地域展開は全ての生徒に活動機会を保障する観点から進めていく必要がありますが、経済的負担、移動や送迎、障がいのある生徒への配慮、居住地による参加しづらさなど、参加へのハードルは様々です。平日活動については、令和7年度からのマルチ活動など多様な取組による改善の可能性も示されています。こうした様々な取組を組み合わせながら環境を整えていくことが重要です。誰もが無理なく参加できる環境づくりに向けた取組を伺います。

次に、防犯体制の強化について。

地域の安全を守るためには、地域全体で取り組む防犯活動の充実が欠かせません。本市でも、ながら見守り活動の登録制度を進めるなど、地域防犯活動の推進に取り組んでいるところです。また、昨年2月に私が紹介議員となって行った請願では、地域の防犯力を高めるための取組として、一戸一灯運動や、地域・学校・警察による見守りや声かけの強化などの具体的な提案が示されました。地域の防犯力向上には、市民の継続した参加と地域組織との連携が重要です。地域防犯活動の充実に向けたこれまでの取組内容と課題認識、そしてこれらを踏まえた新年度の取組を伺います。

地域の力と都市基盤を生かした産業・子育て・スポーツの活性化

子育て・教育

要旨会派は民間まちづくり活動の自立・自走、スマートシティの市民参画、都市基盤整備、産業振興、スポーツ・子育て分野での課題と支援強化について質問し、市は企業誘致20件・雇用173人、スポーツ大会誘致などの成果を報告する一方、人材確保と市民参画の深化が課題であることを示しました。

背景地域経済の活性化と市民生活の質の向上を目指す中で、助成事業の自立化促進、スマートシティ推進における市民認知度の低さ、市内企業の人手不足の慢性化、都市基盤整備による地域活力向上が急務となっています。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • ア 支援を受けた事業の自立・自走
  • イ マチカツシンポジウム
  • ウ 学生チャレンジ型事業エ マチナカチャレンジ
  • スマートシティの推進
  • X-Tech NUMAZU
  • ア 市民の参画
  • イ 専門部会の参画状況と産学官民の連携強化策
  • ウ 実証プロジェクト
  • 都市計画道路沼津南一色線の整備
  • 令和8年度の事業内容と進捗状況
  • 高尾山古墳への影響回避と周辺住民への対応
  • 地域産業の活力向上
  • 企業立地の促進
  • 人材確保策
  • 起業・創業と事業継続の支援
  • スポーツによる交流人口拡大と地域活力の向上
  • 大規模スポーツ大会・合宿誘致
  • トップアスリート教室
  • アスルクラロ沼津
  • 放課後児童クラブにおける子育て世帯の負担軽減
  • 同一生計内第2子以降の指導料の一律半額
  • 中学校部活動の地域展開に向けた環境整備
  • 指導者の確保
  • 活動場所の確保
  • 誰もが参加できるための支援
  • 防犯体制の強化
  • 地域防犯活動のさらなる充実
市長市民クラブ、深田昇議員の代表質問にお答えいたします。 企業立地の促進についてお答えします。 新たな企業を誘致していくためには、企業が求める事業用地の確保が最大の課題となります。そのため、交通の利便性が高く大規模な用地確保の可能性が高い片浜池…答弁の全文を読む

市民クラブ、深田昇議員の代表質問にお答えいたします。

企業立地の促進についてお答えします。

新たな企業を誘致していくためには、企業が求める事業用地の確保が最大の課題となります。そのため、交通の利便性が高く大規模な用地確保の可能性が高い片浜池田線沿道ゾーンにおいて、市街化調整区域における開発行為等の審査基準を改正するなど、新たな事業用地確保に向け、環境整備を進めてまいりました。また、県が主催するTECH BEAT Shizuokaやふじのくに医療・介護福祉機器展といった各種イベントへの出展のほか、企業訪問などにより年間で平均150件を超える相談に対応した結果、直近5年間で本市補助金制度を活用し、20件の新たな立地と沼津市民173人の雇用増を実現しました。今後におきましても、引き続き地元金融機関やディベロッパーとの情報交換や静岡県と連携した東京、大阪などの大都市への企業訪問、県内外で開催される産業関連イベントへの出展、効果的なトップセールスなどを通じて、支援制度や本市の強みを積極的にPRしてまいります。課題となる事業用地確保につきましては、静岡県宅地建物取引業協会と連携した事業用地の情報提供に加え、新たな事業用地確保に向け、進出検討企業の業種や特徴、意向等を踏まえながら、周辺環境に配慮した土地利用の検討を進めてまいります。こうした取組に加え、補助金による資金援助や企業の個々の事情に寄り添った伴走型支援により、1社でも多くの企業立地が実現するよう取り組んでまいります。

次に、人材確保策についてお答えいたします。

本市では、これまで働きやすい職場環境の整備に向けたセミナーをはじめ、合同就職面接会や企業交流会、奨学金の返還支援などにより、市内企業の人材確保及び学生の市内企業への就労、市内への定住促進に取り組んでまいりました。こうした取組による実績といたしましては、直近5年間で奨学金返還支援による12人を含め129人が市内企業への就職を果たしております。そのような中、課題といたしましては市内企業の人手不足は慢性的な状況であり、新卒採用者の定着率向上や製造業における技術職不足など、経営者からは人材確保に対する要望が多く寄せられているところであります。こうした状況を踏まえ、新年度は引き続き市内企業の働きやすい職場環境の整備に努めるとともに、新たに近隣市町と合同による広域での就職面接会の開催を予定しております。具体的には、広域によるスケールメリットを生かし、新卒・既卒者や障がいのある方、外国人、移住希望者など幅広い層の求職者と自身のスキルや適性に合った多種多様な企業とのマッチングの機会の拡大を図ることとしております。

次に、起業・創業と事業継続の支援についてお答えいたします。

本市では、これまで起業・創業支援といたしまして、各支援機関等と連携し、高校生の起業マインドの育成をはじめ、起業を志す女性向けセミナーであったり、創業後の成長に向けた個別相談などに取り組むとともに、沼津地域中小企業支援センターでは、専任のコーディネーターが起業から事業継続に係る年間370件を超える相談に対応をしております。こうした取組により、令和6年度の起業実績は80件で、直近5年間の平均72件を上回る水準となっております。そのような中、課題といたしましてはAI技術の進展やカスタマーハラスメント対策など、最新の社会経済情勢や産業界の動向に的確に対応する必要があり、さらなる人材の掘り起こしや起業を志す方々の多様なニーズへのきめ細かな対応が求められております。このため新年度は、革新的な技術やアイデアを用いたビジネスモデルで成長を目指すスタートアップの要素を含めたセミナーや対象を中学生まで拡大し、将来的な市内就職・市内起業を意識したキャリア形成に向けたセミナーを開催する予定です。加えて、増加する多様なニーズに的確に対応するため、沼津市地域中小企業支援センター業務の拡充を支援するなど、引き続き起業マインドの創出をはじめ、起業しやすい環境づくりや起業後の事業継続支援に取り組み、地域経済の底上げ、活性化を図ってまいります。

次に、大規模スポーツ大会・合宿誘致についてお答えいたします。

本市では、これまでスポーツを通じた交流人口の拡大と地域のにぎわい創出を目的に、大会等の誘致に取り組み、その結果として全国レベルでは全日本フェンシング選手権大会や全日本学生柔道男女混合団体大会などを誘致するほか、プロスポーツではアスルクラロ沼津をはじめ、東レアローズ静岡やベルテックス静岡、ハヤテベンチャーズ静岡、さらに本年度は新たに卓球の静岡ジェードのホームゲームが開催されたところであります。また、合宿につきましては、フェンシング日本代表をはじめ、高校サッカーや少年野球など、様々なレベル・世代の多様なスポーツ合宿が行われております。こうした大会・合宿の開催において、例を挙げると、東レアローズ静岡のホームゲームでは、毎試合2,000人を超える観客が会場を訪れるとともに、全日本学生柔道男女混合団体大会では、2日間で延べ3,000人を超える選手・関係者等が全国から集まり、宿泊や飲食などを通じて、地域経済の活性化に大きく寄与したものと考えております。誘致を進めるに当たり、大会・合宿はチーム事情等により全国各地での開催となっておりますが、一度きりの誘致で終わらせることなく、複数年にわたる継続開催や新たな競技の大会・合宿誘致に向け、情報収集に努めるとともに沼津の魅力の発信やチーム関係者へのアプローチ等、積極的な誘致活動に取り組んでまいります。新年度につきましては、全日本学生柔道男女混合団体大会や東レアローズ静岡、静岡ジェードのホームゲームといった本年度開催された大会に加え、新たに全国に広がりつつあるクロスミントンのアジア大会やアメリカを中心に全世代で爆発的な人気を誇る、ピックルボールの全国大会の開催が予定されており、これらのニュースポーツの誘致にも積極的に取り組み、交流人口の拡大、地域のにぎわい創出を図ってまいります。

次に、トップアスリート教室についてお答えします。

まず、これまでの実績についてですが平成30年度から本年度までに、サッカー・バスケットボール・ラグビーなど12種目を延べ24回開催し、約1,600人が参加しております。子どもたちがトップアスリートから直接指導を受けることで、競技における知識や技術の向上が図られるとともに、競技人口の拡大や新たな才能の発掘にもつながっているものと考えております。教室の開催には、各チームのスケジュールや選手のコンディション等により、日程や参加選手の調整を要することが課題となっておりますが、新年度においても各チームの事情を踏まえ、サッカー・バスケットボール・バレーボール・ラグビー教室を開催する方向で調整を進めております。

次に、アスルクラロ沼津についてお答えいたします。

これまでアスルクラロ沼津に対し、マッチデースポンサーとして沼津マッチの開催や小中学生が1シーズン、全ホームゲームに無料入場できるアスポートへの協賛、ホームゲーム開催週の金曜日などにチームカラーの青いシャツを着て応援の機運を高めるオールブループロジェクト等を実施してまいりました。これらの取組により、2025年シーズンホームゲームの平均入場者数が過去最高の約3,500人となり、スタジアム内をサポーターの青一色で埋め尽くし選手を後押ししたほか、まちなかの至るところで、アスル関連の応援装飾が見られるようになるなど、クラブの裾野が広がり、地域に根差したチームとして市民に受け入れられているものと考えております。そのような中、先ほども議員から御指摘がありましたように、今シーズンはJFLでの戦いとなりますが、市民の皆様方の気持ちがアスルクラロ沼津から離れてしまわないよう、これまで築き上げてきたアスルクラロ沼津への熱を維持・発展させるために、オール沼津体制で盛り上げていく必要があるものと考えております。アスルクラロ沼津は、本市を拠点するスポーツクラブとして、子どもたちへのサッカー教室といったスポーツ分野にとどまらず、環境美化、防災活動、部活動の地域移行等の学校教育との連携など、幅広い分野において地域に根差しており、こうした点からも、クラブの意義と存在価値はカテゴリーの変動があったとしても変わらないものと認識しております。本市といたしましては、クラブの2026年度の再挑戦をしっかりと後押しするため、これまで実施してまいりました沼津マッチの支援やアスポートへの協賛、オールブループロジェクトによる機運醸成などといった取組を継続し、クラブ・関連企業団体・市民の皆様と連携しながら、Jリーグ復帰に向けて引き続き全力で支援してまいりたいと考えております。

次に、放課後児童クラブにおける同一生計内第2子以降の指導料一律半額についてお答えいたします。

背景と狙いにつきましては、国が公表した資料によりますと、本市の出生順位別出生率は、第1子は県内35市町中15番目ですが、第2子以降では25番目となっており、第2子以降の出産のハードルが高いと感じている世帯が多い傾向がうかがえます。このため、第2子以降に対する経済的負担の軽減に着目した支援を行うことで、より子育てしやすい環境づくりに努めるものであります。支援対象の範囲と適用内容につきましては、各家庭において御負担いただく指導料とおやつ代のうち、第2子以降の指導料を半額にするもので、県東部地域では先進的な内容となっております。期待する効果といたしましては、本年度から実施しております第2子保育料の一律半額と本件とを合わせた多子世帯の経済的負担に対する支援により、沼津は子育てしやすい環境であることを力強く発信することで、少子化対策や移住・定住の促進につなげるものであります。情報発信の方法や周知の工夫につきましては、沼津市子育てポータルサイトや市公式SNS等において、本市の特徴的な取組を分かりやすく発信してまいります。また、子育て情報を発信している民間事業者と連携協定を締結し、冊子へ情報を掲載するほか、子育てイベント、移住相談会など、あらゆる媒体や機会を活用して、市内外へ幅広く、子育てしやすいまち沼津を積極的に周知してまいります。

残余につきましては、教育長等から答弁いたします。

政策推進部長民間まちづくり活動の支援についてお答えします。 初めに、支援を受けた事業の自立・自走についてですが、本年度実施したアンケートでは、支援事業を開始した平成28年度から令和6年度の9年間に採択された事業者のうち、約2割が現在も事業を継続しており…答弁の全文を読む

民間まちづくり活動の支援についてお答えします。

初めに、支援を受けた事業の自立・自走についてですが、本年度実施したアンケートでは、支援事業を開始した平成28年度から令和6年度の9年間に採択された事業者のうち、約2割が現在も事業を継続しております。そのうち、令和2年度から令和6年度の5年間に採択された事業者は約3割、令和4年度から令和6年度の3年間に採択された事業者は約4割が現在も事業を継続しております。まちづくり活動を一過性のものとしないためには、事業者の自立・自走が重要であると認識しております。このため活動に賛同し、参加する市民等を増やし、事業者の活動を活発化させることを目的として、令和7年1月に新たに開設したウェブ上の沼津まちづくりプラットフォームぬまぷらに事業を掲載し、広く周知しております。また、新年度の選定からは、新たにぬまぷらに掲載した事業に対する市民等のリアクション数を審査における参考資料として取り入れ、市民にとってより開かれ、かつ自立・自走が期待できる事業を支援できるよう努めてまいります。また、同一人物・団体による連続応募の実態と自立・自走の促進との関わりについてですが、同一主体が内容の異なる新たなまちづくり活動に取り組むケースがございます。これは事業者が自立・自走へと進む中で、これまでの内容を見直した創意工夫や新展開であり、さらに次の新たなまちづくり活動へと波及していくものと認識しております。本支援事業は、市民等のまちづくりへの参画の第一歩となり、市民等の自由な発想によるまちづくり活動の循環を生むことが目的であり、その効果が将来にわたって持続的に発揮されることが求められます。このため、事業者の自立・自走が重要であることから、引き続き同一の事業者及び事業内容による要望に対して、財政的支援に年数の上限を設定し、交付要綱に基づき、公平・公正な審査を実施するとともに、沼津まちづくりプラットフォーム、ぬまぷらを活用するなど支援を強化してまいります。

次に、マチカツシンポジウムについてですが、西武百貨店跡地の新たなにぎわい拠点を会場とし、基調講演やパネルディスカッション、本年度及び新年度の事業者による活動報告会並びにパネル展示の実施を予定しております。沼津駅南口の新たなにぎわい拠点を会場とすることにより、市民がまちづくり活動に触れるきっかけとなり、まちづくりへの興味・関心を喚起するものと考えております。これにより新たなまちづくり活動及びプレーヤーの発掘につながるとともに、事業者同士の交流の場になることで、自立・自走に係る課題や取組を共有する機会となるものと認識しております。本シンポジウムが変わりゆくまちを多くの市民が実感するものとなり、ヒト中心で都市的魅力にあふれるまちづくりにも貢献するものと考えております。

次に、学生チャレンジ型事業についてですが、学生の視点やアイデアをまちづくりに取り入れるとともに、学生がまちづくり活動に携わるきっかけづくりとなることを目的として、令和6年度に新設したものです。これまでの成果といたしましては、令和6年度は4件、本年度は令和8年1月末現在で2件の事業を採択しております。事業の内容といたしましては、市内高校の学校の垣根を越えた学園祭や運動会の開催、外国にルーツのある児童生徒を対象に学生が指導者となって学習指導を行う寺子屋の開設、商業高校の生徒によるビジネスプランの発表会など、学生ならではの柔軟な発想を生かした個性的な取組が多く見られます。事業の継続状況についてですが、令和6年度の採択事業でもある高校生による運動会は、本年度においても本支援事業の財政的支援に頼らず、自立・自走して開催されております。このように卒業等によるメンバーの変動がある中でも、事業が継続している例もあることから、今後も学生から学生へとまちづくり活動のバトンがつながれるよう、伴走支援に努めてまいります。なお、本年度につきましては、教育委員会の所管事業である高校生しゃべり場inぬまづを通じて伴走支援を実施し、市内高校の垣根を越えた文化祭を開催するというアイデアが本支援事業の採択につながっております。新年度におきましては、本市の将来のまちづくりの主体となる人材育成の観点からも関係各課及び関係団体等と連携しながら、学生による取組を引き続き支援してまいります。

次に、マチナカチャレンジについてですが、中心市街地におけるまちなかの魅力づくりに寄与するまちづくり活動に対して、補助額及び補助率においてインセンティブを付与するもので、本年度の採択事業のうち、約4割がマチナカチャレンジの対象となっております。沼津駅北口のコンベンション施設屋上を利用した音楽祭、商店街での多文化共生イベント、移住者と地元住民をつなぐワークショップの開催など、多種多様な活動が行われ、まちなかのにぎわい創出や回遊性の向上に大きく貢献したものと認識しております。沼津駅周辺総合整備事業の進展は、さらに多くのマチナカチャレンジを誘発する可能性があることから、沼津駅周辺の整備と中心市街地におけるまちづくり活動の好循環が生まれるよう、ぬまぷらや西武百貨店跡地の新たなにぎわい拠点を活用し、中心市街地のまちづくりとの連携に努め、引き続きマチナカチャレンジへの応募を促し、支援してまいります。

次に、スマートシティの推進についてお答えします。

初めに、市民の参画についてですが、市民の認知は高まりつつあるものの、さらに認知を進めていく必要があることが課題であると考えております。そのため、本年度はX-Tech NUMAZUの公式SNSを開設したほか、ららぽーと沼津でのLOVE NUMAZU2025へのブース出展や一般社団法人富士・箱根・伊豆国際学会主催の2025FHIXフォーラムin沼津における講演など、様々な機会を捉えて、X-Tech NUMAZUの認知度向上に努めてまいりました。市民の参画を深める取組につきましては、これまでの取組に加え、市役所本庁舎でのPR、公園等への横断幕・のぼり旗の掲示など、市民の皆様の身近な場所での地道な周知も実施し、さらなる認知度向上を図るとともに、SNS等を活用し、各プロジェクトの進捗状況を随時発信していくことで、プロジェクトへの関心を高め、市民の皆様が主体的に参加できる機会を創出してまいります。

次に、専門部会の参画状況と産学官民の連携強化策についてですが、本年度参加した2025FHIXフォーラムin沼津において、地元高校生や高専生の学生起業家など、若者との様々な対話を通じて、今後のまちづくりにおける新たな可能性や革新的なアプローチなど、多くの情報を得ることができました。今後は教育機関とのつながりを深め、スマートシティの具体的な取組における連携を検討してまいります。産学官民の連携強化策につきましては、各専門部会が目指すスマートシティサービスの市民への提供に向け、現状の課題や必要な技術の整理・分析を進めるとともに、部会間の情報共有及び横連携を進めることや学生起業家及びスタートアップ企業の着想を得るなど、柔軟な姿勢により連携を図っていくことでプロジェクトを推進してまいります。

次に、実証プロジェクトについてですが、市役所手続における、書かない・待たない・迷わないスマート窓口の導入やキャッシュレス決済の拡充、RPAの活用など、市民の利便性の向上及び行政運営の効率化を進めるとともに、沼津駅・沼津港間の自動運転バス実証運行、公共交通と観光情報の一元化アプリの実装など、交通事業者と連携した交通DXを推進しております。さらに、ドローンを活用したミカン園地における農薬散布など、スマート農業の促進を図るとともに、脱炭素量算出アプリによる環境価値の可視化など、多岐にわたる分野で着実に成果を上げてまいりました。しかしながら、近年AIをはじめとするデジタル技術の革新が急速に進む中で、その動向を的確に捉え、迅速に対応していく必要があると考えております。今後におきましては、電子申請の拡充やフロントヤード改革の推進、バスのリアルタイム運行情報表示システムの一元化、民生委員活動へのICT導入、園地台帳のデジタル化など、市民生活のあらゆる場面における利便性向上を図ってまいります。また、これらのプロジェクトの実証から実装に至るまでの段階を明確にするロードマップの作成や各プロジェクトにおける継続的な改善サイクルを確立することで、市民生活の質の向上を図り、沼津版スマートシティの実現を目指してまいります。

次に、地域防犯活動のさらなる充実についてお答えします。

本市では地域防犯力を向上させるため、自治会が行う防犯灯・通学路防犯カメラ等の設置に係る費用等を補助するなど地域の防犯設備の整備に対する支援を行っております。また、街頭での呼びかけや広報ぬまづ、公式SNS等による啓発、注意喚起等を行うとともに、市民及び市内事業者にお勤めの皆様による、ながら見守り活動の推進に努めているところです。また、現在各家庭の玄関灯や門灯を夜間点灯し続けることにより、まち全体を明るくし、街頭犯罪を抑止する効果が期待される一戸一灯運動を第五地区東連合自治会及び岡宮自治会において実施していただいております。これらの取組を今後も持続的に推進するためには、市、警察、防犯関係団体、市内事業所のみならず、市民の皆様の主体的な参加と自治会等の地域組織との連携強化が不可欠であると認識しております。引き続き新年度におきましても、警察や関係団体等との連携による防犯活動の強化はもとより、地域の皆様と協働して取り組む、ながら見守り活動及び一戸一灯運動の普及拡大により、地域総ぐるみで安全・安心のまちづくりを推進してまいります。

建設部長都市計画道路沼津南一色線の令和8年度における事業内容と進捗状況についてお答えします。 昨年、技術提案・交渉方式の入札において、優先交渉権者として決定した三井住友・大藤特定建設共同企業体と橋梁架設工事の契約を締結し、現在は橋梁の下部工事を進め…答弁の全文を読む

都市計画道路沼津南一色線の令和8年度における事業内容と進捗状況についてお答えします。

昨年、技術提案・交渉方式の入札において、優先交渉権者として決定した三井住友・大藤特定建設共同企業体と橋梁架設工事の契約を締結し、現在は橋梁の下部工事を進めているところであります。令和8年度は、下部工事の進捗に合わせて、上部工事の契約を行うとともに、橋梁以外では、引き続き道路改良工事や電線共同溝整備工事を進めてまいります。本橋梁は他に類例のない難易度の高い工事であることから、現在、上部の構造計算について有識者の見解を再確認しながら進めるとともに、工期短縮も含めた施工方法の検討を行っているところであります。まずは、橋梁を利用した2車線の道路として供用ができるよう、一日も早い完成を目指して進めてまいります。

次に、高尾山古墳への影響回避と周辺住民への対応についてお答えします。

古墳への影響回避につきましては、橋梁工事の施工方法に張り出し架設工法を採用することで、古墳の国史跡指定区域内への重機等が立ち入ることがなく、古墳を毀損せず、確実に施工を行うこととしております。周辺住民への影響の対応についてですが、工事の周知につきましては、主に沿線の自治会等を対象に施工工程に応じ、その都度説明をさせていただいているところであります。地域住民の皆様からは、大きな苦情もなく工事に対して御理解と御協力をいただいていると認識をしております。また、今後の工事進捗や道路の供用に応じて懸念される交通規制、騒音対策等については、より丁寧な周知や必要に応じた対策を講じていくなど、市民生活への影響に配慮しながら取り組んでまいります。

教育長中学校部活動の地域展開に向けた環境整備についてお答えします。 初めに、指導者の確保についてであります。 国の新たなガイドラインで指導体制の整備が求められたことを踏まえ、本市教育委員会では、独自の指導者研修プログラムを構築することとし、本市と…答弁の全文を読む

中学校部活動の地域展開に向けた環境整備についてお答えします。

初めに、指導者の確保についてであります。

国の新たなガイドラインで指導体制の整備が求められたことを踏まえ、本市教育委員会では、独自の指導者研修プログラムを構築することとし、本市と教育分野を含めた連携協定を結ぶ沼津工業高等専門学校の協力を得て、3月中に運用を開始する予定でおります。本研修プログラムの普及に努めるとともに、指導者に対しては様々な課題や要望に対応できるよう、沼津市スポーツ協会に委託し本年度設置しましたヌマカツ推進事務局を生かして、継続的に支援してまいります。

次に、活動場所の確保についてであります。

地域クラブ活動へ移行した後、従来の学校部活動と同様に学校施設を有効活用できる環境整備が重要であると考えております。既に学校施設開放の制度見直しに着手しており、令和10年夏を予定している休日活動の移行終了までには、単一校区に限らず市内全域で予約の確認や申込み等が容易に行える新たな仕組みを構築できるよう取り組んでまいります。また、香陵アリーナや市民文化センターなど公共の社会教育施設につきましては、優先予約や減免適用の調整を関係部署と進めるほか、民間施設につきましては、ヌマカツ推進事務局が中心となって情報把握や地域クラブへの紹介などに取り組んでいくことを考えております。

次に、誰もが参加できるための支援についてであります。経済的負担につきましては、国が生活困窮世帯や地域クラブ向けの支援制度を創設予定であることを受け、これらの制度を活用して、会費等の負担軽減につながる仕組みの構築に向けて調査研究を進めてまいります。移動手段につきましては、保護者による送迎に加えて、自転車利用が中心になることが想定されることから、静岡県交通安全協会の協力の下、生徒向け自転車講習を新たに開催するなど、安全・安心に移動できる環境を整えてまいります。障がいのある生徒につきましては、各地域クラブの活動内容や体制を把握しマッチングを行うほか、指導者研修等を通じて、理解や対応・指導方法の習得を促し、指導者の資質・能力の向上を図ってまいります。また、本年度から試行を開始したマルチ活動につきましては、今後も様々な実証事業に取り組む中で状況やニーズに応じた活動を検討してまいります。こうした取組により、全ての生徒が無理なく参加できる環境整備に努めてまいります。

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質問の全文を読む全1発言

発言 1

日本共産党沼津市議団として、令和8年度施政方針に基づき、本市の取組について質問いたします。

沼津市の最大の問題は人口減少です。人口減少社会において、どのようなまちづくりを行っていくのかは、非常に重要な課題となっております。人口を大幅に増やすということは、既に難しい状況にあり、人口を維持もしくは減少するペースをどれだけ抑えていくのかが今問われています。また、人口が減少した状態を基に本市の将来像を考え、今から備えていくことも必要ではないでしょうか。減少した人口に即した施策を行えているのか、経済規模が縮小した状態での施策、まちづくりの在り方とはどのようなものなのか、市長にはそうした視点を持って市政に取り組んでいただきたいと思います。令和7年度の本市の人口は、直近1月末で18万3510人。このうち日本人の人口は17万7371人、外国人は6,139人です。前年同月末の人口は18万5494人、このうち日本人は17万9782人、外国人は5,712人でした。この1年間で本市の人口の増減を見てみると、全体では1,984人の減少、このうち日本人の人口の比較では2,411人の減少、外国人は427人の増加という状況になっております。ここ数年の人口の推移を見ると、外国人人口は増えていますが、日本人人口は大幅に減少をしています。将来的には、さらに人口が減少することが予測されております。それにより市税収入も減り、多様な施策が展開できない状況も危惧されます。住民サービスが低下するような事態は、本市の活力低下にもつながり、あってはなりません。こうした問題は全国的なものでもありますが、令和8年度本市がどのような認識を持って施策に取り組まれていくのか伺ってまいりたいと思います。人口を維持していくに当たり、移住・定住の促進、出産や子育て支援は大変重要なものになっています。また、これらの取組を成功させるためには、現役世代への支援も重要なものです。

最初の質問です。

移住・定住を促進していく上で、沼津の魅力発信はもとより、暮らしやすさなども移住希望者にアピールしていかなくてはなりません。令和8年度の行財政運営において、組織横断的シティプロモーションを推進するため、広報課と政策企画課の移住定住推進室を廃止し、ぬまづプロモーション課プロモーション戦略室が新設されますが、新たに組織改編するのは、これまでの組織体制では取組を進めていくに当たり、不足があると判断をされたのだと思います。これまでの取組に対する効果と評価をどのように認識されているのか伺います。

施政方針の柱4、地域の宝を活かすまちで語られている移住・定住の考えでは、観光プロモーションの意味合いが強い印象を受けます。そうした取組も重要ですが、市外からの移住者にとって必要なものに雇用や住居の確保が挙げられます。住居などは空き家対策と組み合わせた施策展開が求められますし、また福祉サービスの充実で、セカンドライフを迎えた方が心配なく本市で暮らしていただける環境づくりも必要です。本市の魅力発信だけではなく、本市に住むための取組や住んでからの取組の充実こそが必要と考えますが、本市の認識を伺います。

次です。移住・定住を推進していく中で、冒頭述べたように、今、沼津市には外国籍の方が増加しています。外国籍の方の受入れを本市はどのように認識されているのでしょうか。言葉の壁や生活スタイルの違い、子育ての環境など本市での生活に苦労をする場面も多いと推察されます。一口に多文化共生といっても、いろいろな取組が考えられます。本市のルールを守っていただくことも快適に暮らしていただくために必要ですし、我々側も外国文化を理解する必要があります。令和8年度はお互いを理解し合う施策展開がなされているのでしょうか。また、今、インターネットをはじめ、外国籍の方を対象に差別や分断をあおるような言論が多く存在します。その多くは、事実と異なった内容や間違った認識を基にした印象操作というような内容になっています。こうした言論に対して、正しい内容の発信はもちろん、差別や分断を容認しない毅然とした態度表明は重要です。本市として、外国籍の方をどのように認識されておられるのか。また、外国籍の子どもたちへの対応を含め、本市の中での位置づけやその対応の状況を伺います。

次の質問です。

人口減少に対応する取組では、移住・定住と同時に出産・子育て支援の位置づけは重要です。本市でも様々な取組をされておられると承知をしておりますが、子育てというと近隣市町である長泉町の取組が有名になっております。しかし、本市では子どもの医療費無償化をはじめ、来年度からは小学校の学校給食無償化も取り組まれるなど、子育て支援策は他市町に決して引けは取らないとの自負も当局にはあると思います。さらなる取組の充実や他市町を先駆けての取組など、安心して子どもを産み育てられるまち沼津を打ち出す施策展開が必要ではないでしょうか。本市独自の取組や取組の押し出し方などをどのように認識されているのか伺いたいと思います。

次です。今、地域を見ると子ども会がなくなるなど、地域コミュニティが衰退しています。昔ながらの交流が希薄になり、地域での子どもたちの学びや成長、社会性を育むことが困難になっていると感じます。地域で子どもを育てることが困難になっている中、学校での教育がますます重要になってくると考えます。教育委員会では学校と地域で子どもたちの学びや成長を支えるために、コミュニティ・スクールを設置しています。コミュニティ・スクールは地域の声を生かし、地域との協働で学校運営を地域とともにある学校へ転換する施策であると認識しています。このコミュニティ・スクールにより、特色ある学校運営ができているのでしょうか。現在までのコミュニティ・スクールの運営状況や設置の成果を伺います。

移住・定住、出産・子育ての主役は生産年齢人口である現役世代になります。現役世代は労働力の中核として、経済に活力を生み出し、社会保障を支えています。定義としては15歳から64歳までを指しますが、この世代が力を発揮し活躍することで本市に活力が生まれます。本市に住み、働き、生み、育てていく人たちを増やしていくには、現役世代への支援を充実させなければなりません。その支援は生活や雇用の安定、安心できる出産・育児、住みやすい環境インフラの整備など、本市を選んでいただくためにも快適な暮らしを提供しなくてはなりません。また、給付金などをはじめ、税金や社会保険料の軽減など、可処分所得を増やすような支援も重要であると考えます。令和8年度、本市は現役世代へどのような支援を行っていくのか伺いたいと思います。

質問を続けます。昭和の高度経済成長期は、道路をはじめとする社会インフラや公共施設などの建設事業に力を入れることで、住民サービスの向上や地域経済の活性化、また雇用の確保などが行われてきました。しかし、時代は変わり、人口減少社会においては、社会インフラや公共施設などの建設事業に注力することは、維持管理コストが増大して、住民サービスが低下をするおそれがあります。少子高齢化の人口減少社会では建設事業に代わって、地域経済の活性化や雇用の確保などは、社会保障・社会福祉が担っていくものと考えます。社会保障は経済成長と社会の安定に寄与し、雇用を創出するとされています。医療・介護・子育てなどの福祉サービスを充実させていくことで、本市は選ばれる自治体となるのではないでしょうか。今後、社会インフラや公共施設などは新規建設よりも今あるものをいかに維持・更新していくかが問われていると考えます。人口減少社会におけるまちづくりでは、コンパクトシティという考え方は重要であります。これは、都市機能の集約・効率化などを促します。将来を見据え、人口が減少した状態に合わせて、今から少しずつ都市機能を集約・効率化していくことが求められると考えますが、本市としてコンパクトシティへの認識と令和8年度の取組を伺います。

続けます。本市の中心施策として、沼津駅周辺総合整備事業が進められてきていますが、令和8年度には鉄道高架本体工事が着手されます。令和8年度の予算のあらましを確認すると、沼津駅周辺総合整備事業は鉄道高架事業をはじめ、鉄道施設移転事業、静岡東部拠点土地区画整理事業、道路新設改良事業などが挙げられ、その予算は31億7360万円とされています。昨今の物価高騰の影響を受けて、事業費の高騰が懸念されますが、令和8年度の事業費だけではなく、公表されている事業完成までの事業費自体も示されている金額より増大しているのではないかと危惧いたします。また、人口減少社会において、現計画の内容が人口規模や財政状況に対して過大なものになっているのではないか、人口減少による財源の縮小、建設に係る市債の償還など、将来に多大な負担を押しつけることになるのではないか、こうした点も心配されます。鉄道高架本体工事の主体は静岡県ではありますが、静岡県の財政は危機的状況にあり、昨年10月には令和8年度の当初予算が640億円の財源不足だと発表されております。沼津市の財政は今のところ問題ないとされていますが、静岡県の状況もあり、このまま事業を進めてしまっては財政状況が悪化するかもしれません。そして、1番の心配は医療・介護・子育てなど、福祉サービスにかけるべき予算が削られてしまうのではないかという点です。

以上のことから、沼津駅周辺総合整備事業の費用対効果の検証や事業費の再試算が必要であると考えます。これらを本市独自で行うこと、また静岡県にも事業の費用対効果の検証や事業費の再試算を促すことを求めたいと思います。本市の認識をお答えください。

次です。中心市街地まちづくり戦略は沼津駅周辺総合整備事業による南北交通の環境変化に合わせ、沼津駅周辺の中心市街地に新たな公共空間をつくり出す事業であり、沼津駅周辺を車中心からヒト中心の場に変え、多くの市民や来街者が交流し、住まい、回遊する都市の顔として再構築することが目的とされています。こうした新たな公共空間ができることは魅力的ですが、それが中心市街地に集う目的となり得るかは疑問を感じます。にぎわいをつくり出すには、高架下に生まれる新たな土地の活用やまちなか居住をいかに進めるかにかかっていると考えますが現段階では具体的には見通すことができません。中心市街地ににぎわいをつくり出し、新たな公共空間の活用を成功させるためには、市役所庁舎や市立病院なども沼津駅周辺中心市街地に移転させるなどコンパクトシティ、都市機能の集約も同時に考えなければなりません。昨年は沼津駅南口交差点の地上横断化が行われました。こうして進められている中心市街地まちづくり戦略ですが、その事業効果をどう計っていくのか、取組の成否を計る指標などがあるのか、事業効果及びその評価に対する認識を伺います。

令和8年度より、第2次沼津市地域公共交通計画がスタートします。バス路線の維持は大変重要ですが、本市郊外部はそれだけでは十分な手当てができているとは言えず、別な方法での市民の足の確保を考える必要があります。第2次沼津市地域公共交通計画の中に、地域主体による外出支援体制の構築に向けた施策パッケージの提供というものがあります。今回こうした取組が盛り込まれたことは、日頃外出に困難を抱えている市民にとって、とても心強いものです。しかし、単純にパッケージ化された施策を提供して終わりでは問題を解決することはできません。交通不便地域における移動の実態や需要の把握、地域住民との協働を具体的にどう進めていくのか、本市の認識を伺い私の質問を終わります。

令和8年度の主な取組について沼津市議団

まちづくり・都市基盤

要旨会派は人口減少を沼津市最大の課題として、移住・定住促進や子育て支援、外国籍の方への多文化共生対応の充実を求めた。市は、移住者数の増加実績と仕事・住居などの総合的なサポート、外国籍の方への生活支援・相互理解の取組、子育てしやすいまちの施策展開を述べた。

背景沼津市は直近1年間で約2000人の人口減少(日本人は2411人減、外国人は427人増)を経験し、将来の市税収入や住民サービスの低下を懸念している。定住人口の確保と減少ペースの抑制が、地域の活力維持のため急務となっている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 移住・定住への取組1番 ア これまでの取組の効果と評価川 口 慶 イ 今後の取組
  • ウ 外国籍の方への対応
  • 出産・子育て支援
  • ア 本市の強みを活かした取組
  • イ 地域での取組
  • 現役世代に対する支援
  • コンパクトシティに対する認識
  • 鉄道高架化事業に対する認識
  • 中心市街地まちづくり戦略における事業効果及び評価に対する認識
  • 地域公共交通に対する考え
市長日本共産党沼津市議団、川口慶議員の代表質問にお答えします。 人口減少社会におけるまちづくりについてお答えします。 初めに、これまでの取組の効果と評価についてですが、定住人口の確保は、まちの活力を支える上で重要な課題であると認識しております。…答弁の全文を読む

日本共産党沼津市議団、川口慶議員の代表質問にお答えします。

人口減少社会におけるまちづくりについてお答えします。

初めに、これまでの取組の効果と評価についてですが、定住人口の確保は、まちの活力を支える上で重要な課題であると認識しております。本市では豊かな自然と都市的魅力を兼ね備えたぬまづ暮らしを広く発信するとともに、移住・定住施策を推進してまいりました。具体的には、移住希望者が住環境を実際に確認できるお試し移住補助金の新設や移住に要した交通費を補助する移住者支援交通費補助金の対象拡大など、移住希望者のニーズに即した支援を実施しております。その結果、静岡県発表の移住者数は、令和4年度は253人、令和5年度は378人、令和6年度は386人と増加しており、県内の順位は常に3位以内となるなど移住先として多くの方に選ばれております。また、移住後の定住支援といたしましては、市職員も参加する移住者交流会を開催し、情報交換の場を提供するとともに、移住後の悩みの解消にも努めております。参加者は交流会後にLINEグループに登録するなど、継続的な情報交換のネットワークが形成されており、実施したアンケートでも参加者の満足度は高い結果となっております。今後も本市の魅力発信と定住支援を実施し、さらなる移住者の確保と定住推進に努めてまいります。

次に、今後の取組についてですが、移住希望者からの相談は仕事と住居に関するものが多く寄せられています。このため、移住に関する支援を行っているぬまづ暮らしオススメ隊の皆様と連携し、移住希望者の仕事探しや住居探しをサポートするとともに、仕事面では沼津しごと応援サイトぬまjobや沼津市キャリアデザイン相談センターなどを紹介し、移住後の暮らしの安定を図っております。また、ぬまづ暮らしオススメ隊の中には、空き家を賃貸住宅として貸し出し、一定期間経過後に入居者のマイホームとなるプランを提供する事業者もあり、空き家を生かした住まいのマッチングも推進しております。なお、セカンドライフを迎えた後のお住まいなどの御心配につきましては、必要に応じて本市の長寿福祉施策を御紹介するなど、不安の解消に努めてまいります。

外国籍の方への対応についてお答えいたします。

本市では、地域に暮らす在住外国人を含む全ての人が、国籍や文化等の違いなどにかかわらず、お互いの人権を尊重し、個性を認め合いながら安心して暮らすことができるよう差別なく一人一人を大切にする、多文化共生のまちづくりを進めることが重要であると考えております。在住外国人への対応といたしましては、外国人相談窓口や日本語教室の運営等、様々な支援を行っておりますが、特に近年、外国にルーツを持つ子どもの皆さんが増加していることから、親子を対象とした日本語教室を運営するほか、小中学校におけるボランティアによる日本語支援など、教育委員会と連携した取組も進めております。また、在住外国人に地域のルールや日本の習慣などを正しく理解していただくことにより、よりよい共生社会が実現できるものと考えております。このため、ごみの出し方をはじめとした地域のルールなどを、本市に編入する外国人に案内する沼津市生活ガイドブックをより視覚的にも分かりやすいものに本年1月にリニューアルしました。あわせて、転入手続の待ち時間を利用しまして、出入国在留管理庁の生活オリエンテーション動画の視聴を促すなどの取組も進めております。また、このような取組を日本人住民の皆様方に知っていただくことが相互理解につながることから、これらの取組を広報ぬまづに特集記事として掲載し、広く市民への周知を図るとともに、在住外国人と隣人として接する機会の多い自治会の方々を対象に、本市の取組に係る講座を本年2月に開催したところであります。新年度においては、在住外国人への支援や周知を継続するとともに、外国の文化及び日本文化を紹介する多文化共生イベントを開催することにより、在住外国人と日本人住民が互いに地域の仲間として捉えるための取組を引き続き進めてまいります。

次に、本市の強みを生かした取組についてお答えします。

本市ではこれまで保育料の第2子半額、第3子以降無償化をはじめ、こども誰でも通園制度の実施、本市独自の1万円を上乗せした物価高騰対応子育て応援手当の支給など、積極的に子育て支援施策の充実に取り組んでまいりました。また、新年度からは、県東部地域では先進的な取組内容といたしまして、放課後児童クラブ指導料の第2子以降半額や養育費の履行確保のための保証契約締結費用に対する支援を実施する予定であります。子育てしやすいまち沼津の発信につきましては、沼津市子育てポータルサイトや市公式SNSでの発信を実施しているところであります。また、子育てイベントなども開催させていただいていますが、私自ら絵本の読み聞かせを実施させていただいており、さらに私もSNSを活用させていただいていますので、そのような取組の中において市の取組を発信するなど、様々な媒体や機会を活用し、幅広く市内外に向けて情報発信を行っております。新年度はこれらに加え、民間事業者との連携協定による情報誌への子育て施策の掲載であったり、本市に愛着を持つ市民等による市民目線での発信を実施し、本市での子育ての魅力をより多くの方々に伝えてまいります。

残余につきましては、教育長等から答弁いたします。

都市計画部長コンパクトシティに対する認識についてお答えします。 本市では、人口減少や少子高齢化の中でも、市民の暮らしを守り、本市全体の活力を高め、持続的に発展していくためには、都市機能や居住の適正な誘導を図ることが必要であると考え、平成31年3月に沼津…答弁の全文を読む

コンパクトシティに対する認識についてお答えします。

本市では、人口減少や少子高齢化の中でも、市民の暮らしを守り、本市全体の活力を高め、持続的に発展していくためには、都市機能や居住の適正な誘導を図ることが必要であると考え、平成31年3月に沼津市立地適正化計画を策定し、各種取組を進めております。そのような中、まちなか居住を促進するため、組合による市街地再開発事業への支援を行うとともに、空き店舗や空きスペースの活用に向け、アドバイザーの派遣や居住トライアルの実施など、まちの再生に努めてまいりました。令和8年度においては、大手町三丁目七番地区において、優良建築物等整備事業の第1号案件として、中心市街地における高齢者向け住宅の供給、地域医療の維持を目的とした民間再開発に対し、事業費の一部を補助金として支援してまいります。また、将来の都市像の実現に向け、地域にとって望ましい公共交通ネットワークの形成を目指すため、これまでの取組の結果や課題について協議した内容を踏まえ、第2次沼津市地域公共交通計画を策定し、引き続き地域公共交通の確保、維持、改善を図ってまいります。

次に、中心市街地まちづくり戦略における事業効果及び評価に対する認識についてお答えします。

本市では、西武百貨店本館跡地や中央公園、三枚橋錦町線などの公共空間の利活用を通じ、中心市街地におけるヒト中心のまちづくりを段階的に進めております。これらのポテンシャルの高い箇所を整備するとともに、それらを結ぶ動線を段階的に整備することで、点から線、線から面へと広がるまちづくりを目指しております。事業効果につきましては、昨年の沼津駅南口交差点の地上横断化の実現により、平日・休日ともに駅前を南北に移動した歩行者数は整備前の約1.5倍に増加しており、そのうち約8割の方が横断歩道を利用し、新たな動線として御認識いただいております。また休日において、さんさん通りを南進し、仲見世商店街を北進する新たな回遊性が生まれていることが歩行者通行量調査により確認できました。今後、西武百貨店本館跡地や中央公園の整備が来年度完了することにより、さらなる変化が現れてくるものと考えております。また、リノベーションまちづくりの推進により、既存の商店街やまちなかの遊休地に新たなまちづくりプレーヤーが参入し、これまでに82件のリノベーションが行われるなど、まちの活性化が進んでおります。さらに公共空間を活用した民間主導によるイベント開催などの動きも見られ、官民によるにぎわいの創出へもつながってきております。これらの動きから着実に回遊性向上やにぎわいの創出に効果が現れていると認識しておりますが、本戦略に基づく取組は長期にわたり、様々な取組を重ねながら進めていくものであることから、施策の進捗状況に併せ中心市街地における歩行者通行量やまちなか居住者数の変化を注視しながら、今後もこれらの取組を通じて、ヒト中心のまちづくりを着実に推進してまいります。

次に、地域公共交通に対する考えについてお答えします。

公共交通は市民生活を支える重要な移動手段であることから、路線バスの運行経費の補助や地域の実情に合わせた運行形態の導入など市民の皆様が安心して快適に生活できるよう、移動手段の確保に努めてまいりました。一方で、運転士不足等による路線バスの減便や廃止などにより、一部地域において公共交通サービスが十分に行き届きにくくなっていることも認識しております。今年度策定している第2次沼津市地域公共交通計画において、交通不便地域における公共交通の役割として、新たに地域主体による持続可能な外出支援体制の構築に向けた施策パッケージの提供をプロジェクトとして位置づけております。これは、地域協議会の運営支援や活動に合う人材の育成、運行に向けて必要な有識者の派遣、必要に応じた財政的支援などを想定しております。地域の公共交通につきましては、それぞれの地域ごとにニーズや課題が異なることから、地域協議会の場などにおいて地域の皆様との連携を密にしながら、地域の実情に合わせた公共交通体制の構築に向け取り組んでまいります。

沼津駅周辺整備部長次に、鉄道高架化事業に対する認識についてお答えします。 本市では、今後の人口減少社会を見据え、効率的な都市経営が可能となるコンパクトなまちづくりを進めており、その中核をなすのが鉄道高架事業であります。鉄道高架事業により南北市街地が一体化する…答弁の全文を読む

次に、鉄道高架化事業に対する認識についてお答えします。

本市では、今後の人口減少社会を見据え、効率的な都市経営が可能となるコンパクトなまちづくりを進めており、その中核をなすのが鉄道高架事業であります。鉄道高架事業により南北市街地が一体化することで回遊性が向上するほか、生み出される鉄道施設跡地を活用し、多様な都市機能を導入することが可能となり、民間投資による開発などが活発化されるなど、拠点性や利便性が向上し、都市的魅力が高まり、雇用の促進や定住人口の確保が図られます。また、交通環境の改善により、東名・新東名高速道路から沼津港など、豊かな地域資源へのアクセス性が飛躍的に高まり、交流人口が拡大することで、経済活動が活発化し、本市の魅力・価値が高まり、ひいては税収増にもつながるものと考えております。このように本市の魅力と価値を高める鉄道高架事業は、人口減少社会においても有効な都市基盤整備であり、過大なものではありません。また、鉄道高架は将来に引き継ぐ重要な都市基盤であり、交通渋滞の緩和、防災機能の強化、地域経済・交流の活性化など、長期にわたり市民に便益をもたらすものであるため、市債につきましては、世代間の公平な負担という観点から、将来世代にもお願いするものであります。事業の費用対効果の検証や事業費の試算につきましては、事業主体であります静岡県におきまして、公共事業再評価制度に基づき、5年ごとに実施しており、近年の社会経済情勢の変化を踏まえた検証が行われるものと考えております。

質問の全文を読む全3発言

発言 1 / 3

日本共産党沼津市議団の代表質問を続けます。

私からは市政運営に対する基本的な考え方から、新しい時代を切り開くために職員に求められる能力と意識及び育成についてと安心して子どもを産み育てられるまちから、人生のパートナー探し応援事業について伺います。

まず、新しい時代を切り開くために、職員に求められる能力と意識及び育成について、市長は施政方針において、地域社会を取り巻く環境が大きく、かつ急激に変化する中、時代の変化や課題を的確に捉え、前例やこれまでの常識にとらわれず、柔軟に対応していく必要があると述べ、求められる職員像を示されました。こうした市政運営を実現するためには、それを担う職員一人一人をどのように育て、どのように大切にしていくか、そういう視点が極めて重要であると考えます。職員の資質向上は、単に研修を実施し、知識を身につけることにとどまらず、物事を多角的に捉える視点や感性を養い、挑戦を支え、失敗からも学び、試行錯誤を含めた成長の過程を組織として辛抱強く支えていくことが必要です。また、職員一人一人が自ら考え、学び、成長していく力を育むためには、職場内の研修に限らず、社会貢献活動や地域活動など、多様な経験を積む機会を人材育成の一環として位置づけていくことも重要であると考えます。

そこで伺います。

時代の変化や課題に対応できる職員を育成するため、当局はどのような能力や意識を重視し、職員の能力や意識の醸成に係る研修やフォローアップ体制を構築しているのでしょうか。そして、人を育て、人を大切にするという視点に立った市政運営を進めるために、今後どのような取組を進めていくお考えなのかお聞きします。また、職員が業務や研修、地域活動などを通じて得た知識や経験は市にとって重要な知的資源であると考えます。こうした職員の知的資源を個人にとどめることなく、組織全体で共有し、市政運営に生かしていくため、現在どのような仕組みを整えているのか。また、今後それらをどのように充実させていく考えなのか、併せてお尋ねします。

次に、安心して子どもを産み育てられるまちから、人生のパートナー探し応援事業について伺います。

昨年の代表質問において、婚活事業が安心して子どもを産み育てるための支援の中に位置づけられていることに対し、日本共産党沼津市議団として違和感をお伝えしました。これに対し当局からは、多様な価値観や家族像が認められる社会である一方、我が国では結婚と出産に相関関係があることから、婚活支援は人口減少対策として効果があること、また結婚を希望する方への支援が重要であるとの答弁をいただきました。少子化対策の必要性や出会いの機会の創出については私も理解をしております。しかし、その上で改めて問い直してみたいことがあります。なぜ結婚が人口減少対策の入り口として位置づけられるのでしょうか。結婚は本来極めて個人的な問題であって、誰とするか、あるいはしないか、どのような関係性を築くかという多様な生き方の選択です。にもかかわらず、本市の結婚支援事業は第5次沼津市総合計画において、安心して子どもを産み育てられるまちの一環として位置づけられ、個人の生き方の選択という側面よりも出産や人口減少対策の手段としての意味合いが前面に出ているように感じます。令和8年度実施予定の出会いサポートセンター登録料の補助は、結婚を希望する個人に対する出会いの機会への経済的支援であり、その直接的効果は出会いの促進にとどまるものと考えます。それを安心して子どもを産み育てるための支援と位置づけた理由と目的について改めてお尋ねします。結婚や出産は希望する方にとって大切な選択である一方で、結婚をしない、あるいは子どもを持たないという選択も同様に尊重されるべき生き方であります。結婚と出産の相関関係を政策の根拠とすることが、結果として結婚し、子どもを持つことを標準的あるいは望ましい人生モデルとして示すメッセージになっていないか。かつて一般的とされた家父長な価値観や結婚して家庭を持つことが当たり前、このような前提が無意識のうちに施策や発信に入り込んでいないかについても、丁寧な点検・検証が求められると考えます。多様な価値観や生き方とジェンダー平等の視点が、施策の分類や目的の設定、情報発信の中でどのように保たれているのか当局の認識を伺い、1回目の質問を終わります。

発言 2 / 3

2回目の質問です。

新しい時代を切り開くために、職員に求められる能力と意識及び育成については、様々な研修やフォローアップ体制が整備されていること、また、研修の結果として基礎力や実務力の向上が図られているとの認識を伺いました。デジタル活用や政策立案能力の向上など、時代の変化や課題に対応した能力と意識を育成するため、効果的な研修とフォローアップに取り組んでいくとの御答弁でした。しかし、重要なのは制度として整っていることにとどまらず、研修が職員一人一人の成長実感や働きがいにつながり、その力が最終的に住民サービスと質の向上へと結びついているかどうかであると考えます。変化の激しい時代においては、職員が安心して挑戦でき、自らの成長と仕事の意義を実感し、幸せに働いているという状態をどのようにつくっていくのかが大事だと考えます。

そこで伺います。

3つの柱を基準とした職員研修の受講率及び修了率はそれぞれどの程度で、研修の実行後の基礎力や実務力の向上が業務改善や行動変容につながっているかをどのように検証し、どのような評価の基準を設定して行っているのか。全職員のうち、どの程度の職員が体系的な研修機会を得ているのか。また、時代の変化や課題に対応した能力と意識を育成するための効果的な研修とフォローアップとは、具体的にどのような内容なのかをお示しください。

安心して子どもを産み育てられるまちについて2回目の質問をします。

基本的な方向性については理解いたしました。しかし、改めて考えたいのは切れ目ない支援として、出会い・結婚から妊娠・出産・子育てまでを一体的に整理する必要性です。出会いを求める方が必ずしも結婚や出産を前提しているとは限りません。結婚を望まない人もいますし、結婚という形を取らずに出産や子育てを選ぶ人もいます。多様な価値観が現実に存在する中で、これらを一つの流れとして、安心して子どもを産み育てられるまちに位置づけることは本当に適切なのでしょうか。その整理の仕方が、出会いや結婚を出産の前段として位置づけるメッセージになっていないか、また、多様な生き方を望む方々の選択肢を無意識のうちに狭めていないか、そのような観点からの検証は行われたのでしょうか。本事業を安心して子どもを産み育てられるまちとして整備することの妥当性について、その整理に至る議論や検討の経過・経緯を具体的にお示しください。

2回目の質問を終わりにします。

発言 3 / 3

安心して子どもを産み育てられるまちについて3回目の質問です。

出会い支援は、出産の有無にかかわらず、一人一人の人生の選択を支えること自体に価値がある施策であると私は考えます。結婚や出産はその人が選び取る人生の形です。行政はその選択を支える立場であって、一定の人生の流れを前提に示す立場ではないはずです。今回、出会い・結婚から妊娠・出産・子育てまでを一体的な流れとして整理し、安心して子どもを産み育てられるまちに位置づけたことは、単なる事業の分類ではありません。それは、出会いは結婚へ、結婚は出産へと続くという一つの流れを政策の基本形として想定していないかという問題ではないでしょうか。つまり、行政がどの生き方を標準として描いているのかという問いです。出会い支援を出産支援と同じ枠組みの中に置き続けることが多様な生き方を選ぶ人にとって、静かな圧力となってはいないでしょうか。行政の政策の位置づけは、社会へのメッセージそのものです。より多様な生き方を尊重する社会を目指すのであれば、本事業の位置づけを改めて整理し直す考えはあるのか、当局の認識を伺い、質問を終わりにいたします。

市政運営に対する基本的な考え方について沼津市議団

行財政・行政運営

要旨会派は、職員が研修や地域活動で得た知識・経験を個人にとどめず組織全体で共有し、市政運営に生かす仕組みの構築を問いました。市は、職員研修と人事評価制度を連動させることで、知的資源の組織的共有と活用に取り組むと答えました。

背景市長が施政方針で時代の変化への対応と職員育成の重要性を掲げたことから、職員の知識や経験といった知的資源を組織全体で活かすための仕組み構築が課題とされている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 職員の知的資源を組織として活かすための仕組み
市長日本共産党沼津市議団、髙橋秀子議員の代表質問に対しお答えいたします。 新しい時代を切り開くために職員に求められる能力と意識及びその育成についてお答えいたします。 初めに、能力や意識の醸成に向けた研修及びフォローアップ体制についてですが、本市…答弁の全文を読む

日本共産党沼津市議団、髙橋秀子議員の代表質問に対しお答えいたします。

新しい時代を切り開くために職員に求められる能力と意識及びその育成についてお答えいたします。

初めに、能力や意識の醸成に向けた研修及びフォローアップ体制についてですが、本市においては、多様化する市民ニーズやデジタル化、さらに少子高齢化、自然災害の頻発といった時代の趨勢を踏まえ、課題解決能力と変化に柔軟に対応し、果敢に挑戦する姿勢を持った職員が求められております。こうした能力と意識を有する職員を育成するため、本市では自己啓発、職場研修及び職員研修所研修、これら3つの柱を基本とした職員研修とその補完・定着を図る職場や職員研修所のフォローアップによる人材育成を行っております。自己啓発におきましては、通信教育や自主研究グループへの補助に加え、今年度から勤務しながら職員大学院修学支援金交付制度で自律的な学びを支援しております。また、職場研修では新規採用者の受入れ・指導マニュアル整備や所属ごとの研修支援を通じて実務力と協働力を高めております。加えて、職員研修所研修では職階に応じた基礎知識や時代に即したスキル等を学ぶ集合研修のほか、高度で専門的な知識・技能等の取得を目的とする派遣研修を実施しております。さらに、若手職員から成る市役所新時代創造プロジェクト、これらの活動があるわけですが、このような皆様方からの提案により、職員のモチベーションアップにつながるキャリアデザイン研修にも取り組んでおります。これらの取組により、職員の基礎力・実務力の向上が図られていると認識しており、デジタルの活用や政策立案能力の向上など、今後も時代の変化や課題に対応した能力と意識を育成するための効果的な研修とそのフォローアップに取り組んでまいります。

次に、職員の知的資源を組織として生かすための仕組みについてでございますが、まず、職員の知的資源を高める方策といたしまして、職員個々の専門性や分析力を養うため、教育支援や階層別・専門別の体系的知識と倫理を習得させるための研修、外的刺激により職員の知的資源をより豊かにする派遣研修を実施しております。これらで得られた職員の知的資源につきましては、人事評価制度を活用することで、自己研さんや研修で得た知識・経験を実務に取り入れた結果のPDCAによる検証やその成果を職員の勤務成績に反映させることにより、職場や組織全体での共有に取り組んでおります。今後も職員の知的資源を市政運営に確実に活用するため、人事評価制度の連動を強化するとともに職員の能動的な挑戦姿勢の定着や業務改善を図り、市民サービスの向上につなげてまいります。

残余につきましては、担当部長から答弁いたします。

安心して子どもを産み育てられるまちについて

子育て・教育

要旨日本共産党沼津市議団は、結婚支援事業を「安心して子どもを産み育てられるまち」に位置づけることで、結婚・出産を人生の標準的で望ましいモデルとして無意識に示していないか、また多様な価値観やジェンダー平等の視点が施策に保たれているかを問い直した。市は、結婚と出産の相関関係から少子化対策として必要であり、あくまで結婚を希望する方への後押しであると答弁し、施策の体系として整理したものであって人生の標準的形を示したものではないとした。

背景少子化対策として市が結婚支援事業を推進する一方で、結婚しない・子どもを持たない選択も尊重されるべき多様な生き方として認識する必要があるという議論が生じている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 人生のパートナー探し応援事業について
  • 結婚支援事業を「安心して子どもを産み育てられるまち」に位置づけた理由とその目的
  • 結婚や出産に対する多様な価値観・生き方への認識
政策推進部長結婚支援事業を安心して子どもを産み育てられるまちに位置づけた理由とその目的についてお答えします。 結婚支援事業については、我が国において結婚と出産に強い相関が見られることから、結婚を希望する方への支援の充実を図ることで、その希望をかなえつつ…答弁の全文を読む

結婚支援事業を安心して子どもを産み育てられるまちに位置づけた理由とその目的についてお答えします。

結婚支援事業については、我が国において結婚と出産に強い相関が見られることから、結婚を希望する方への支援の充実を図ることで、その希望をかなえつつ、少子化の抑制にもつなげていきたいと考えております。総合計画におきましては、安心して子どもを産み育てられるまちを柱の一つとして掲げ、出会い・結婚・妊娠・出産・子育てを切れ目なく支援していくため、結婚支援事業をその柱に位置づけております。

次に、結婚や出産に対する多様な価値観、生き方への認識についてお答えします。

家族の在り方は多様化しており、結婚や出産については、個人の価値観に基づいて決定されるべきものであると認識しております。市といたしましては、結婚や出産を希望する方への後押しとして施策を推進しており、結婚・出産は、各個人が持つ多様な選択肢の一つであることから、それらを希望する方に対し、必要な支援を届けられるよう引き続き取り組んでまいります。

政策推進部長結婚支援事業についてお答えします。 第5次沼津市総合計画の策定に当たっては、市民アンケートやパブリックコメントなどで幅広く市民の御意見を伺うとともに、まちづくり会議及び地域デザインワークショップにおいては、参加者のうち39歳以下の若者は3割…答弁の全文を読む

結婚支援事業についてお答えします。

第5次沼津市総合計画の策定に当たっては、市民アンケートやパブリックコメントなどで幅広く市民の御意見を伺うとともに、まちづくり会議及び地域デザインワークショップにおいては、参加者のうち39歳以下の若者は3割、女性は4割を超えており、若者、女性の御意見も計画に反映しております。また、3割を超える女性が委員となっている総合計画審議会における御意見等を踏まえ、行政課題に的確に対応できるよう、体系的に施策の整理を行い、結婚支援事業を安心して子どもを産み育てられるまちの柱に位置づけております。市といたしましては、結婚や出産は各個人が持つ多様な選択肢の一つであるという基本的な認識の下、あくまでも結婚を希望する方への後押しとして施策を推進してまいります。

政策推進部長結婚支援事業の位置づけについてお答えします。 第5次沼津市総合計画における結婚支援事業の位置づけは、あくまでも施策の体系として整理したものであり、人生の標準的な形を示したものではありません。結婚支援事業は、結婚したい方の希望をかなえつつ、少…答弁の全文を読む

結婚支援事業の位置づけについてお答えします。

第5次沼津市総合計画における結婚支援事業の位置づけは、あくまでも施策の体系として整理したものであり、人生の標準的な形を示したものではありません。結婚支援事業は、結婚したい方の希望をかなえつつ、少子化の抑制にもつなげていくことを目的に実施している事業であり、総合計画における位置づけを見直す考えはありません。

無所属代表: 平野謙議員のページ →

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づいて質問をさせていただきます。

昨日までの2日間、各会派の皆さんから代表質問が行われました。その中で、多くの会派から出されていた質問の内容です。本市の人口減少について、昨日までいろいろな形で、質問・答弁されましたので、そこを踏まえて質問させていただきます。

市長は施政方針の中で、住みたい、そして住み続けたいと思えるまちづくりを進めていく決意を述べられました。その背景には、止まらない本市の人口減少に対する危機感があるものと拝察いたします。御承知のように、本市の人口は1995年の21万2000人をピークに減少を続け、5年前の2020年の国勢調査の数字では19万人を割り込みました。2025年の数字は間もなく明らかになると承知していますけれども、さらなる減少は避けられない見通しです。本市に限らず、多くの地方都市では人口減少の課題に直面していますが、本市の減少率はほかの市町と比べて、とても深刻な状況だと私は思っています。市長はこのような状況に対する危機感をどのように感じておられるのでしょうか。また、人口減少が本市の将来に与える影響について、どのように認識されているのかお伺いしたいと思います。また、年齢別の人口構成からして、今後自然増は期待しにくいと思います。社会増によって一定の人口規模を維持していく努力が必要ですけれども、一方で人口減少を前提としたまちづくりを進めていく段階に入っているんだと思います。それらに対しての市長の認識をまずお伺いいたします。

2点目として、住み続けたいと思えるまちづくりの具体的方策についてお伺いいたします。

人口減少の原因は、広範な要素から成り立っていると思いますけれども、その中で私は、住んでもらえるまちづくりという視点で伺わせていただきたいと思います。

国は、大都市圏から地方都市への人口移動を促すために、様々な政策を進めております。本市でも取組をされていますし、またその取組が一定の成果を上げていることも評価いたします。ただ、昨日もありましたけれども、大都市から地方に移住する際の一番のネックは、仕事先の確保という声をよく聞きます。その意味では雇用の創出、あるいは産業の振興は大事だと思いますけれども、相手のあることですので、なかなか一朝一夕には難しいのではないかなと。そこで近隣市町との転入・転出数を比較してみますと、2024年の数字で近隣3市2町との転入出の数字を比較すると、本市は残念ながら転出超過の状態にあります。その意味では、大都市圏からの人口流入を促す取組とは別に、近隣の市町への人口流出を防ぐことも大事な視点だと思います。この静岡県東部のエリアだけで言えば、人口減少の幅はそこまで大きくはないと思っています。地方で人口のパイを奪い合う状況が正しいかどうかは、少し議論があるところだと思いますが、言葉は悪いですけれども、これだけの沼津の一人負けの状態であれば、あまりそこを悠長に言っている段階でもないのかなと。その意味では、近隣自治体との差別化は大事な視点だと思っています。周辺自治体への沼津からの人口移動がどのような視点で食い止められるのかを少し考えてみると、そこに住むということは、初日の加藤議員の質問にもありましたけれども、ごみの分別が沼津市はどうなのか。それは一つですけれども、ここに住む、沼津に住むと、どんな生活ができるのかというのは、市民にとっては大きな選択肢になると思います。その意味では、私は沼津は非常に住みやすいまちだと思っていますけれども、そう思ってもらえるための、伝えるための取組、あるいは住民サービスの向上の取組をこれまでどのように進めてきたのかをお伺いしたいと思っています。特に福祉サービスという視点で沼津市が取り組んできたことをぜひお伺いしたいと思っています。

先ほど3市2町との転出入の比較を申し上げましたけれども、例えば結婚を機に新しい住居を構えるという選択があります。仕事はそのままだけれども、例えば富士から沼津に住所を移す、長泉町から三島に住所を移す、そういったことは仕事は変わらなくてもあると思います。その意味でいうと、ある方からの相談の事例で申しますと、結婚してその方は裾野に住んでいました。仕事は沼津でやっていました。結婚して子どもが生まれるから住むところを探していると言うので、沼津にしなよと言ったんですけれども、奥さんが周りに相談すると、子どもが生まれるなら長泉がいいよと言われた。沼津と長泉にそんなに子育てサービスの違いはないんだよと言いましたけれども、やはりそういったブランディングというか、印象というのは非常に強いんだなと。それを打ち消すような情報発信が必要だと思うんですけれども、本市の情報発信の在り方についてお伺いします。

大きな2点目として、公助に対する市長のお考えを伺いたいと思います。

自助・共助・公助とよく言いますけれども、昭和の時代から平成、令和ときて、家族の形が大分変わってきました。3世代同居が当たり前の時代から核家族になり、今では、本市の人口でいうと3分の1が単身世帯、高齢者の2人世帯を含めると半分近くが単身あるいは高齢の夫婦2人という世帯です。そうすると家族の中での助け合いというのはなかなか難しい状況になっているんだろうなと。それでも一方で、自分のことは自分でやらなければいけないという意識は意外と多いと思うんですね。私はそこに非常に危機感を感じています。あるいは自治会の活動が活発な地域がありますけれども、お祭りだとか子ども会の話を聞いても、地域の機能はだんだん弱くなってしまっている。そういった状況を考えると、公助の役割は非常に大きくなると思っています。そういう空気感だからこそ、市民生活にとって身近な行政機関である本市が果たすべき公助の役割について、市長のお考えをお伺いしたいと思います。

最後に、公助に取り組むという認識を前提として、それを担うのは、私は市の職員の皆さんだと考えるんです。様々な業務があるんですけれども、先ほど言ったように地域や家族の力が弱まってくると行政に期待する部分が非常に増えてきている。一方で人口は減っても、市の業務そのものが減るわけではないわけですから、人口が減ったから市の職員も減らしていいんだということには私はならないと思っています。しかしながら、世の中ではいわゆる身を切る改革だとか、行政のスリム化がもてはやされる状況というのは、一方であると思います。私はその状況に非常に懸念、不安、危機感を感じているわけですけれども、そういったことをちょっと前提にしながら、本市の職員配置の体制、特にサービスを提供する上での職員の状況についてお伺いします。

恐らく、日常業務については今の職員体制で回っていくと思うんですけれども、例えばコロナ以降の給付金だとか、今回もありますよね。臨時の給付金が国から来る。あるいは、災害の対応もそうだと思います。市長の方針もあって、本市の男性職員の育休の取得率は非常に高いと思うんですが、そのこと自体は私は非常に評価します。ただ、それによって業務、あるいは現場へのしわ寄せが本当に来ていないのかは考えなければいけないのかなと。職員を減らせば、合理化を進められた優秀なリーダーだというのは私は間違っていると思っているわけですけれども、それは職員のためだけではなくて、十分な体制がないと住民サービスは十分行えないという視点も、私は特に市民の皆さんには訴えたいと思っています。災害のときに、職員の手が足りないから、そこまではできませんよというのはやはり住民にとっては不安だと思います。例えば警察・消防はそうですよね。普段は暇かもしれないけれども、暇だから人を減らしていいという感じにならない。私は行政サービスはそうあるべきだと思っています。そういう意味で言うと、市の職員は頑張って働いてくれていますけれども、定員の確保だとか、あるいは働き方・処遇の改善だとか、そういったことが決して職員のためだけではなくて、行政サービスを充実させるために必要なんだということに対して、市長がどのように御認識されているのか、市民サービス向上のための職員配置の取組について、市長のお考えをお伺いして、私の質問を終わらせていただきたいと思います。

基本的な考え方について

行財政・行政運営

要旨会派は沼津市の深刻な人口減少(1995年21万2000人→2020年19万人割れ)と近隣市町への転出防止、市民サービス向上が急務であることを質問しました。市は人口減少への適応策、情報発信によるシビックプライド醸成、人員確保による質の高い行政サービス提供に取り組む方針を述べました。

背景沼津市は他市町と比べて特に減少率が深刻で、他地域との競争以前に、富士市や長泉町といった隣接自治体への転出が多く、地域内での人口流出を防ぐことが喫緊の課題になっています。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 「住み続けたいと思えるまちづくり」について11番
  • 本市の人口減少に対するの認識平 野 謙
  • 具体的な方策※ 会 派 「 沼 津 志 帥 会 」 の
  • 本市の取組の発信発 言 時 間 を 使 用 2 行財政運営について
  • 自治体の果たすべき役割について
  • 公助に対するの認識
  • 市民サービス向上のための取組13
市長平野謙議員の代表質問にお答えします。 公助に対する認識についてお答えします。 近年、御指摘いただいたように、人口減少や少子高齢化の進行による労働力の減少及び地域経済の縮小といった社会構造の変化や核家族化、単身世帯化の進行による地域での日常的…答弁の全文を読む

平野謙議員の代表質問にお答えします。

公助に対する認識についてお答えします。

近年、御指摘いただいたように、人口減少や少子高齢化の進行による労働力の減少及び地域経済の縮小といった社会構造の変化や核家族化、単身世帯化の進行による地域での日常的な相互扶助の希薄化などといった地域の変化に伴い、自助・共助だけでは対処し切れない課題が浮き彫りになっているものと考えております。このような状況下において、自助・共助は依然として重要な役割を担っているものの、御指摘いただいたように、公助に期待される役割は、なお大きく、行政には以前にも増して、市民への安定的かつ質の高いサービスの提供が求められているものと認識しております。

次に、市民サービス向上のための取組についてお答えします。

社会構造や地域の変化に適切に対応していくためには、市民生活にとって最も身近な行政機関である市役所が果たすべき役割は大変重要であると認識しているところでございます。このため本市では、市民への安定的かつ質の高いサービスの提供に向け、市民サービスを支える人材の安定的かつ計画的な確保と適正な配置に取り組んでまいります。また、人口減少や市民ニーズの多様化などによる業務負担の増加に対応するため、新規事業を始めるための既存事業の見直しであったり、選択と集中、行政需要の変化に応じた人員の内部での再配分を行うとともに、多様な価値観や時間制約のある職員をより一層受容する組織風土をつくり、柔軟な働き方を可能とする環境を整備するなど、職員の業務負担軽減と処遇改善に努めてまいります。本市における職員数は、人口減少や少子高齢化、市民ニーズの多様化などを考慮し、類似規模の他自治体と同程度の水準を基本として設定しておりますが、過度な人員削減によって、行政サービスの低下を招くことがないよう、計画的な人材確保と適正な人事配置に努め、貴重な人的資源を有効に活用させていただき、市民の負託に応える質の高い行政を推進してまいりたいと考えています。

残余につきましては、担当部長等から答弁いたします。

政策推進部長本市の人口減少に対する認識についてお答えします。 人口減少とそれに伴う高齢化は、本市の将来にわたる生活基盤や地域経済、地域コミュニティの持続性などに影響を及ぼす可能性があると認識しております。このため、本市のまちづくりの推進に当たっては、可…答弁の全文を読む

本市の人口減少に対する認識についてお答えします。

人口減少とそれに伴う高齢化は、本市の将来にわたる生活基盤や地域経済、地域コミュニティの持続性などに影響を及ぼす可能性があると認識しております。このため、本市のまちづくりの推進に当たっては、可能な限り人口減少を抑制していくことが必要であり、総合計画に掲げる主要事業をはじめ、様々な施策を総合的に実施していくことで、将来にわたり本市の活力を維持・向上できるよう努めてまいりたいと考えております。一方で、人口減少は避けられない状況にあることから、国が示した地方創生2.0基本構想においても、人口減少が続く事態を受け止めた上で、社会・経済が機能する適応策を講じていく必要性を挙げており、本市といたしましても、その視点を持ったまちづくりを進めていく必要があると考えております。

次に、本市の取組の発信についてお答えします。

本市から近隣市町への転出の状況につきましては、富士市と長泉町に対しての転出者が多く、転出抑制のための情報発信は重要であると考えております。自らの居住地の魅力は実感しづらい傾向があることを踏まえ、海・山・川の豊かな自然環境と生活利便施設が充実した、まちなか居住が可能な環境を併せ持ち、さらに充実した子育て支援施策も有する本市の魅力について、広報ぬまづをはじめ多様な媒体により、本市の魅力を市民にお伝えしてまいります。今後、より一層情報発信に力を入れて取り組むことにより、シビックプライドの醸成を図り、近隣市町への転出抑制につなげてまいります。

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